JP2017504173A - 高性能電流式複数段切換可能なledコントローラ - Google Patents

高性能電流式複数段切換可能なledコントローラ Download PDF

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Abstract

高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラは、入力整流部と、電圧サンプリング部と、論理制御部と、電流サンプリング部と、定電流制御部と、スイッチアレイと、コンデンサと、抵抗と、LEDユニットからなるLEDストリングと、を含む。論理制御部は、電圧サンプリング部及び電流サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号及び電流信号に基づいて、スイッチアレイに制御信号を送信することにより、LEDストリングを直列関係から並列関係に3段又は4段切換わるように制御するとともに、定電流制御部に制御信号を送信することにより、定電流制御部の電流値を調整する。本発明は、リップルがなく、低EMI、高効率、単一電圧入力範囲を実現可能、PF値が比較的に高く、小型化、集積化及び低コストという効果がある。直列コンデンサによる分圧法は、入力電圧変動への適応性、及びシステムの効率を向上させるとともに、LEDに強力なフィルタリング、電力を提供することが可能である。革新的な電流モニタのセルフロックスイッチは、システムの効率を大幅に向上させるとともに、システムのサイズを小さくし、システムのコストを低減することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、LED駆動技術に関し、特に、高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラに関する。
従来のLED駆動技術は、次の3つの技術がある。第1の技術は、RC回路であり、低コスト、95%の高効率、適度なサイズを有している。しかし、定電流の精度が高くなく、5W以下にしか適用することができないという欠点がある。しかも、信頼性が低いので、マシン全体のバーンアウトが発生しやすいという問題があった。第2の技術は、スイッチング電源であり、定電流の精度が高く、広い範囲で動作可能、高効率を有している。しかし、高コスト、EMIの問題が深刻、リップルが大きく、サイズが大きいという問題があった。第3の技術は、区分線形であり、定電流の精度が高く、中程度のコスト、リップルが小さいものである。しかし、RC回路と同様に一定の電圧範囲内で動作するには適用することができず、低効率、ランプの利用率が低いという問題があった。
要するに、従来技術は、複数段切換方式を採用していないため、低効率、PF値が低く、直列コンデンサを有しておらず、狭い入力電圧の変化に対応不能であり、リップルが大きいという問題があった。また、電圧法により判断するのは、入力電圧の変化に対応することができない。
本発明は、上記従来技術の欠点を解決するために為されたもので、リップルがなく、低EMI、高効率、単一電圧入力範囲を実現することができ、PF値が比較的に高く、小型化、集積化、低コストの高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラは、入力整流部と、電圧サンプリング部と、論理制御部と、電流サンプリング部と、定電流制御部と、スイッチアレイと、コンデンサと、抵抗と、LEDユニットからなるLEDストリングと、を含み、前記LEDストリングは、先頭部が前記入力整流部の出力端子に電気的に接続され、前記末尾部が前記定電流制御部に電気的に接続され、前記定電流制御部の他端には、前記コンデンサと前記抵抗とが順に直列接続され、前記抵抗の他端は、アースに接続され、隣接する2つの前記LEDユニットの間、及び前記末尾部の前記LEDユニットには、ダイオードが直列接続され、隣接する2つの前記LEDユニットの間に直列接続される前記ダイオードは、アノードが隣接するLEDユニットのカソードに接続され、カソードが隣接するLEDユニットのアノードに接続され、前記末尾部のLEDユニットに直列接続される前記ダイオードのカソードと、先頭部のLEDユニットのアノードとの間には、他のダイオードが直列接続され、当該ダイオードのカソードは、前記先頭部のLEDユニットのアノードに接続され、前記電流サンプリング部は、一端が前記論理制御部に電気的に接続され、他端が前記コンデンサのアースに近い一端に接続され、前記LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDであり、前記入力整流部の出力端子は、前記電圧サンプリング部に電気的に接続され、前記電圧サンプリング部の出力は、前記論理制御部に電気的に接続され、前記電圧サンプリング部は、前記入力整流部により整流された入力電圧をサンプリングし、前記電流サンプリング部は、前記LEDストリングに流れる電流をサンプリングし、前記スイッチアレイは、前記LEDストリングの直並列関係を制御し、前記論理制御部は、前記電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、前記電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、前記スイッチアレイに制御信号を送信し、前記スイッチアレイにより、前記LEDストリングを直列関係から並列関係に3段又は4段切換わるように制御し、前記電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、前記電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、前記定電流制御部に制御信号を送信することにより、前記定電流制御部の電流値を調整する。
本発明の更なる特徴として、前記定電流制御部は、オペアンプ、基準電圧源、MOSFET又はトランジスタにより構成されるネガティブフィードバックからなり、或いは、単一の定電流ダイオード又は並列接続される定電流ダイオードからなり、前記基準電圧源の電圧値を変更する、又は前記定電流ダイオードの並列個数をスイッチ切換することにより、電流値を変調する。
本発明の更なる特徴として、前記論理制御部と、前記スイッチアレイとが1つのチップに集積されている。
本発明の更なる特徴として、前記論理制御部と、前記スイッチアレイと、前記定電流制御部と、前記LEDストリングとが1つのチップに集積されている。
本発明の更なる特徴として、前記論理制御部、前記スイッチアレイ、前記電圧サンプリング部、前記電流サンプリング部。
本発明の更なる特徴として、前記論理制御部と、前記スイッチアレイと、前記電圧サンプリング部と、前記電流サンプリング部と、前記定電流制御部と、前記LEDストリングとが1つのチップに集積されている。
本発明の更なる特徴として、前記LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDである。
本発明は、直列関係から並列関係に切換可能とともに直列接続された1つのコンデンサを有し、複数段階の直列関係から並列関係に切換える方式の採用、及び電流検出手段の採用などといった3つの大きな改良を行うことにより、従来の技術常識を打破することに成功した。これにより、本発明の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラの性能を大幅に向上させることができ、また、リニアドライバの性能が良くないといったLED業界の認識を一新することができる。直列コンデンサによる分圧法は、入力電圧変動への適応性、及びシステムの効率を向上させるとともに、LEDに強力なフィルタリング、電力を提供することが可能である。革新的な電流モニタのセルフロックスイッチは、システムの効率を大幅に向上させるとともに、システムのサイズを小さくし、システムのコストを低減することができる。本発明の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラは、産業界が求める、リップルがなく、低EMI、高効率、単一電圧入力範囲を実現可能、PF値が比較的に高く、小型化、集積化、低コストという効果をすべて有することができる。
実施例1における3段切換を示す原理ブロック図である。 実施例1における3段切換のディスクリート回路の一部を集積化した回路を示す原理ブロック図である。 実施例1における3段切換の一部の回路とLEDとが集積された回路を示す原理ブロック図である。 実施例1における3段切換のディスクリート回路を全集積化した回路を示す原理ブロック図である。 実施例1における3段切換の全回路とLEDとが集積された回路を示す原理ブロック図である。 実施例2における4段切換を示す原理ブロック図である。 実施例2における4段切換のディスクリート回路の一部を集積化した回路を示す原理ブロック図である。 実施例2における4段切換の一部の回路とLEDとが集積された回路を示す原理ブロック図である。 実施例2における4段切換のディスクリート回路を全集積化した回路を示す原理ブロック図である。 実施例2における4段切換の全回路とLEDとが集積された回路を示す原理ブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照して詳述する。
(実施例1)
図1に示すように、本発明の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラは、入力整流部と、電圧サンプリング部と、論理制御部と、電流サンプリング部と、定電流制御部と、スイッチアレイと、コンデンサと、抵抗と、LEDユニットからなるLEDストリングと、を含んでいる。LEDストリングは、先頭部が入力整流部の出力端子に電気的に接続され、末尾部が定電流制御部に電気的に接続され、定電流制御部の他端には、コンデンサと抵抗とが順に直列接続されている。抵抗の他端は、アースに接続されている。隣接する2つのLEDユニットの間、及び末尾部のLEDユニットには、ダイオードが直列接続されている。隣接する2つのLEDユニットの間に直列接続されるダイオードは、アノードが隣接するLEDユニットのカソードに接続され、カソードが隣接するLEDユニットのアノードに接続されている。末尾部のLEDユニットに直列接続されるダイオードのカソードと、先頭部のLEDユニットのアノードとの間には、他のダイオードが直列接続され、当該ダイオードのカソードは、先頭部のLEDユニットのアノードに接続されている。電流サンプリング部は、一端が論理制御部に電気的に接続され、他端がコンデンサのアースに近い(アース側に位置する)一端に接続されている。LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDである。入力整流部の出力端子は、電圧サンプリング部に電気的に接続され、電圧サンプリング部の出力は、論理制御部に電気的に接続されている。電圧サンプリング部は、入力整流部により整流された入力電圧をサンプリングする。電流サンプリング部は、LEDストリングに流れる電流をサンプリングする。スイッチアレイは、LEDストリングの直並列関係を制御する。論理制御部は、電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、スイッチアレイに制御信号を送信し、スイッチアレイにより、LEDストリングを直列関係から並列関係に3段又は4段切換わるように制御し、電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、定電流制御部に制御信号を送信することにより、定電流制御部の電流値を調整する。また、スイッチアレイは、スイッチK101,K102,K201,K202,K203,K204,K401を含んでいる。
また、本発明において、定電流制御部は、オペアンプ、基準電圧源、MOSFET又はトランジスタにより構成されるネガティブフィードバックからなり、或いは、単一の定電流ダイオード又は並列接続される定電流ダイオードからなるものであることが好ましい。定電流制御部は、基準電圧源の電圧値を変更する、又は定電流ダイオードの並列個数をスイッチ切換することにより、電流値を変調するように用いられている。
さらに、図2に示すように、論理制御部と、スイッチアレイとが1つのチップに集積されてもよい。図3に示すように、論理制御部と、スイッチアレイと、定電流制御部と、LEDストリングとが1つのチップに集積されてもよい。図4に示すように、論理制御部と、スイッチアレイと、電圧サンプリング部と、電流サンプリング部とが1つのチップに集積されてもよい。或いは、図5に示すように、論理制御部と、スイッチアレイと、電圧サンプリング部と、電流サンプリング部と、定電流制御部と、LEDストリングとが1つのチップに集積されてもよい。なお、スイッチの切換速度を遅くすることにより、EMIの問題を軽減することが可能である。LEDの両端にコンデンサを並列接続することにより、切換時に出力電流が短時間で降下することに起因する低周波数のちらつきを補償することができる。さらに、コンデンサの電圧をサンプリングすることにより、切換点をより正確に制御することができる。また、LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDであってよい。
本実施例における3段切換の原理について、以下のように説明する。入力電圧Vinのピーク電圧をVpとし、LED電圧VLEDを4/5×Vpとし、コンデンサの定常状態の初期電圧をVaとし、単一なLEDストリングが出力された電流をIとする。制御は、入力電圧Vinがピーク電圧Vpから0まで降下する第1段階と、入力電圧Vinが0からピーク電圧Vpまで上昇する第2段階の2段階に分けられている。
<第1段階>
ステップA:入力電圧Vinが降下すると同時に、LEDストリング全体を介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vb+LED電圧4/5×Vp=Vint1である場合、電流が0まで降下し、1回目の充電が終了する。電流信号を検出し、単一のLEDストリングから並列接続された2つのLEDストリングになるとともに、定電流部がIoから2×Ioになるように制御する。
ステップB:入力電圧Vinが降下し続けると同時に、並列接続された2つのLEDストリングを介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vc+LED電圧2/5×Vp=Vint2である場合、電流が再び0まで降下し、2回目の充電が終了する。電流信号を検出し、並列接続された2つのLEDストリングから並列接続された4つのLEDストリングになるとともに、定電流部が2×Ioから4×Ioになるように制御する。
ステップC:入力電圧Vinが降下し続けると同時に、並列接続された4つのLEDストリングを介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vd+LED電圧1/5×Vp=Vint3である場合、電流が0まで3回目降下し、3回目の充電が終了する。電流信号を検出し、スイッチK401がオンするように制御し、コンデンサにより電力を供給することに切換えるとともに、定電流部を4×Ioに維持し、その後、入力がエネルギーを提供しなくなる。この時、コンデンサ電圧とLED電圧の差及びLEDランプの個数に応じて、並列接続された3つのLEDストリング及び3×Ioに切換えることを選択してもよく、又は他のより適切な直並列及び電流関係を選択してもよい。
<第2段階>
ステップA:入力電圧Vinが0から上昇し、入力がエネルギーを提供せず、コンデンサによりLEDに電力を供給し、コンデンサ電圧が降下する。この時、第1段階における最後の直並列及び電流関係を維持する。
ステップB:入力電圧Vinがコンデンサ電圧Ve(Veが1/5×Vpより大きい)よりも大きく上昇すると、入力により電力が供給されるように自動的に変更する。ここで、コンデンサの容量が比較的に小さい場合、コンデンサ電圧の上昇勾配が入力電圧Vinの上昇勾配より大きくなり、その後、出力状態は、スイッチK401がオフし、入力電圧Vinにより充電→電流が0まで降下し、スイッチK401がオン→電圧検出、スイッチK401がオフで循環し続ける。出力の構成は、第1段階における最後の直並列及び電流関係を常時維持する。
入力電圧Vinがピーク電圧Vpまで上昇すると、上記循環が終了する。この時、コンデンサの残った電圧は、Vaであり、1/5×Vpより小さいはずである。しかし、コンデンサが小さすぎる場合、コンデンサの残った電圧はVaより大きくなると、第1段階のバランスが破壊され、全体の効率が低下してしまう。
一方、コンデンサの容量が比較的に大きい場合、コンデンサ電圧の上昇勾配が入力電圧Vinの上昇勾配より小さくなると、以下のステップを実行する。
ステップC:入力電圧Vinが2/5×Vp+Vfまで上昇する場合、検出電圧信号により並列接続された4つのLEDストリングから並列接続された2つのLEDストリングになるとともに、定電流部が4×Ioから2×Ioになるように制御する。
ステップD:入力電圧Vinが4/5×Vp+Vgまで上昇する場合、検出電圧信号により並列接続された2つのLEDストリングから単一のLEDストリングになるとともに、定電流部が2×IoからIoになるように制御する。
ステップE:入力電圧VinがVpまで上昇する場合、コンデンサ電圧はVaである。ちなみに、Vaに1回目に充電された電圧を足しても、その電圧は、1/5×Vpよりも小さくなければならない。これは、コンデンサの容量値を選択する際に考慮すべき要素の1つでる。
(実施例2)
図6を参照する。実施例1との相違点は、実施例2においてスイッチアレイを介して8つのLEDユニットを制御することにより、4段切換を実現することができる。スイッチアレイは、スイッチK103,K104,K205,K206,K207,K208,K301をさらに含んでいる。本実施例2の他の部分は、実施例1と同じであるため、その説明を省略する。
本実施例2における4段切換の原理について、図7、図8、図9及び図10を参照しながら、以下のように説明する。入力電圧Vinのピーク電圧をVpとし、LED電圧VLEDを4/5×Vpとし、コンデンサの定常状態の初期電圧をVaとし、単一なLEDストリングが出力された電流をIとする。制御は、入力電圧Vinがピーク電圧Vpから0まで降下する第1段階と、入力電圧Vinが0からピーク電圧Vpまで上昇する第2段階の2段階に分けられている。
<第1段階>
ステップA:入力電圧Vinが降下すると同時に、LEDストリング全体を介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vb+LED電圧8/9×Vp=Vint1である場合、電流が0まで降下し、1回目の充電が終了する。電流信号を検出し、単一のLEDストリングから並列接続された2つのLEDストリングになるとともに、定電流部がIoから2×Ioになるように制御する。
ステップB:入力電圧Vinが降下し続けると同時に、並列接続された2つのLEDストリングを介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vc+LED電圧4/9×Vp=Vint2である場合、電流が再び0まで降下し、2回目の充電が終了する。電流信号を検出し、並列接続された2つのLEDストリングから並列接続された4つのLEDストリングになるとともに、定電流部が2×Ioから4×Ioになるように制御する。
ステップC:入力電圧Vinが降下し続けると同時に、並列接続された4つのLEDストリングを介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Vd+LED電圧2/9×Vp=Vint2である場合、電流が0まで3回目降下し、3回目の充電が終了する。電流信号を検出し、並列接続された4つのLEDストリングから並列接続された8つのLEDストリングになるとともに、定電流部が4×Ioから8×Ioになるように制御する。
ステップD:入力電圧Vinが降下し続けると同時に、並列接続された8つのLEDストリングを介してコンデンサに充電する。コンデンサ電圧Ve+LED電圧1/9×Vp=Vint3である場合、電流が0まで4回目降下し、4回目の充電が終了する。電流信号を検出し、によりスイッチK401がオンするように制御し、コンデンサにより電力を供給することに切換えるとともに、定電流部を8×Ioに維持し、その後、入力がエネルギーを提供しなくなる。この時、コンデンサ電圧とLED電圧の差及びLEDランプの個数に応じて、並列接続された7つ又は6つのLEDストリング及び7×Io又は6×Ioに切換えることを選択してもよく、又は他のより適切な直並列及び電流関係を選択してもよい。
<第2段階>
ステップA:入力電圧Vinが0から上昇し、入力がエネルギーを提供せず、コンデンサによりLEDに電力を供給し、コンデンサ電圧が降下する。この時、第1段階における最後の直並列及び電流関係を維持する。
ステップB:入力電圧Vinがコンデンサ電圧Vf(Vfが1/9×Vpより大きい)よりも大きく上昇すると、入力により電力が供給されるように自動的に変更する。ここで、コンデンサの容量が比較的に小さい場合、コンデンサ電圧の上昇勾配が入力電圧Vinの上昇勾配より大きくなり、その後、出力状態は、スイッチK401がオフし、入力電圧Vinにより充電→電流が0まで降下し、スイッチK401がオン→電圧検出、スイッチK401がオフで循環し続ける。出力の構成は、第1段階における最後の直並列及び電流関係を常時維持する。
入力電圧Vinがピーク電圧Vpまで上昇すると、上記循環が終了する。この時、コンデンサの残った電圧は、Vaであり、1/9×Vpより小さいはずである。しかし、コンデンサが小さすぎる場合、コンデンサの残った電圧はVaより大きくなると、第1段階のバランスが破壊され、全体の効率が低下してしまう。
一方、コンデンサの容量が比較的に大きい場合、コンデンサ電圧の上昇勾配が入力電圧Vinの上昇勾配より小さくなると、以下のステップを実行する。
ステップC:入力電圧Vinが2/9×Vp+Vgまで上昇する場合、検出電圧信号により並列接続された8つのLEDストリングから並列接続された4つのLEDストリングになるとともに、定電流部が8×Ioから4×Ioになるように制御する。
ステップD:入力電圧Vinが4/9×Vp+Vhまで上昇する場合、検出電圧信号により並列接続された4つのLEDストリングから並列接続された2つのLEDストリングになるとともに、定電流部が4×Ioから2×Ioになるように制御する。
ステップE:入力電圧Vinが8/9×Vp+Viまで上昇する場合、検出電圧信号により並列接続された2つのLEDストリングから単一のLEDストリングになるとともに、定電流部が2×IoからIoになるように制御する。
ステップF:入力電圧VinがVpまで上昇する場合、コンデンサ電圧はVaである。ちなみに、Vaに1回目に充電された電圧を足しても、その電圧は、1/9×Vpよりも小さくなければならない。これは、コンデンサの容量値を選択する際に考慮すべき要素の1つでる。
K101〜K104,K201〜K208,K301,K401 スイッチ

Claims (7)

  1. 入力整流部と、電圧サンプリング部と、論理制御部と、電流サンプリング部と、定電流制御部と、スイッチアレイと、コンデンサと、抵抗と、LEDユニットからなるLEDストリングと、を含み、
    前記LEDストリングは、先頭部が前記入力整流部の出力端子に電気的に接続され、末尾部が前記定電流制御部に電気的に接続され、
    前記定電流制御部の他端には、前記コンデンサと前記抵抗とが順に直列接続され、
    前記抵抗の他端は、アースに接続され、
    隣接する2つの前記LEDユニットの間、及び前記末尾部の前記LEDユニットには、ダイオードが直列接続され、
    前記隣接する2つの前記LEDユニットの間に直列接続されるダイオードは、アノードが隣接するLEDユニットのカソードに接続され、カソードが隣接するLEDユニットのアノードに接続され、
    前記末尾部の前記LEDユニットに直列接続されるダイオードのカソードと、先頭部のLEDユニットのアノードとの間には、他のダイオードが直列接続され、当該ダイオードのカソードは、前記先頭部のLEDユニットのアノードに接続され、
    前記電流サンプリング部は、一端が前記論理制御部に電気的に接続され、他端が前記コンデンサのアースに近い一端に接続され、
    前記LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDであり、
    前記入力整流部の出力端子は、前記電圧サンプリング部に電気的に接続され、
    前記電圧サンプリング部の出力は、前記論理制御部に電気的に接続され、
    前記電圧サンプリング部は、前記入力整流部により整流された入力電圧をサンプリングし、
    前記電流サンプリング部は、前記LEDストリングに流れる電流をサンプリングし、
    前記スイッチアレイは、前記LEDストリングの直並列関係を制御し、
    前記論理制御部は、
    前記電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、前記電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、前記スイッチアレイに制御信号を送信し、前記スイッチアレイにより、前記LEDストリングを直列関係から並列関係に3段又は4段切換わるように制御し、
    前記電圧サンプリング部によりサンプリングされた電圧信号と、前記電流サンプリング部によりサンプリングされた電流信号とに基づいて、前記定電流制御部に制御信号を送信することにより、前記定電流制御部の電流値を調整することを特徴とする高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  2. 前記定電流制御部は、
    オペアンプ、基準電圧源、MOSFET又はトランジスタにより構成されるネガティブフィードバックからなり、或いは、単一の定電流ダイオード又は並列接続される定電流ダイオードからなり、
    前記基準電圧源の電圧値を変更する、又は前記定電流ダイオードの並列個数をスイッチ切換することにより、電流値を変調することを特徴とする請求項1に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  3. 前記論理制御部と、前記スイッチアレイとが1つのチップに集積されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  4. 前記論理制御部と、前記スイッチアレイと、前記定電流制御部と、前記LEDストリングとが1つのチップに集積されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  5. 前記論理制御部、前記スイッチアレイ、前記電圧サンプリング部、前記電流サンプリング部を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  6. 前記論理制御部と、前記スイッチアレイと、前記電圧サンプリング部と、前記電流サンプリング部と、前記定電流制御部と、前記LEDストリングとが1つのチップに集積されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
  7. 前記LEDユニットは、単一のLEDランプ、LEDストリング、又は直列と並列とを組み合わせたLEDであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高性能電流式複数段切換可能なLEDコントローラ。
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