JP2017500832A - Rat間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びueにおける通信方法 - Google Patents

Rat間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びueにおける通信方法 Download PDF

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Abstract

RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びUEにおける通信方法が提供される。この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信するステップとを含む。本発明は、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐことができる。

Description

本発明は通信分野に関連しており、特に、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びUEにおける通信方法に関連している。
グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(global system for mobile communications,GSM)及びロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)ネットワークのシナリオ、又はLTE及びユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)ネットワークのシナリオ、又はGSM、LTE、及びUMTSネットワークのシナリオにおいて、無線アクセス技術(RAT)のアクセスネットワーク側のサービス負荷が相対的に重くなった場合、共同でカバーされている別のRATのネットワークにユーザ機器(User Equipment,UE)を移動するために、通常は負荷移動アルゴリズムが開始されてサービスポリシーを調整する。接続された(Connected)UEは現在測定可能な負荷であり、アイドル状態(IDLE)のUEは潜在的な負荷であり、IDLE UEは、データ量が相対的に大きいサービスを近い将来開始することができる。負荷移動アルゴリズムは、移動されるUEのカテゴリに従って、接続されたアルゴリズムとIDLEアルゴリズムに分類される。IDLE UEの移動動作は、主にセルブロードキャストメッセージによって制御される。
従来技術において、IDLE負荷移動の処理は、具体的には次のようになる。サービス負荷が重くなったネットワークは、ネットワークによってブロードキャストされるシステムメッセージを変更し、そのネットワークの周波数を使用するIDLEセルの再選択優先度をより低いレベルに調整し、共同でカバーされている別のRATのネットワーク上にあり、より軽い負荷を持つ検出されたIDLEセルの再選択優先度をより高いレベルに調整して、より多くのUEが別のRATのネットワークを再選択するようにする。
従来技術におけるIDLE負荷移動の処理に存在する主な問題は、異なるRATのネットワークの再選択優先度を調整できないということである。通常、ネットワークの初期構成時に、さまざまなRATのネットワークの周波数再選択優先度は一致している。RAT内ネットワークが一方的に優先度を調整する場合、ブロードキャストメッセージの内容は、さまざまなRATのネットワーク間で調整されず、負荷移動の効果が低くなる。例えば、LTEの負荷が重すぎる場合、LTEはUMTSの周波数の優先度が高いというメッセージをブロードキャストし、UEはUMTSを再選択する。UEがUMTSを再選択した後、UMTSネットワークのシステムブロードキャストメッセージの内容が、UMTSの周波数の優先度が低いということを示すようになる場合がある。その場合、UEがLTEを再び選択する可能性が非常に高く、その結果、ピンポン再選択が発生する。
本発明の実施形態は、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びUEにおいて、異なるRATのネットワーク間でブロードキャストメッセージが一致することを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐことができる通信方法を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、RAT間ネットワークにおける通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法は、ソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信するステップと
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成する前に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによってサービングセルの負荷を検出するステップであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、ステップと、
サービングセルの負荷が第1負荷しきい値を超えた場合にソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を検出するステップと、
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値を超えた場合に一時的優先順位リストを生成するステップを起動するステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
ソースアクセスネットワークデバイスによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された後に、一時的優先順位リストを生成するステップを起動する前に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信するステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信するステップと、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索するステップと、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する方法は、具体的には、
ソースアクセスネットワークデバイスによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信した後に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を引き続き検出するステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、ソースアクセスネットワークデバイスによってRIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップ、又は
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、ソースアクセスネットワークデバイスによって第2の情報をマスタ制御ノードに送信するステップであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、RAT間ネットワークにおいて別の通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法はソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ターゲットアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信するステップと
を含む。
本発明の実施形態の第2の態様に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第3の態様は、RAT間ネットワークにおいて別の通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法は、ソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
UEによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
UEによって一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するステップと、
UEがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するステップであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと
を含む。
本発明の実施形態の第3の態様に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度はターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第4の態様は、アクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニットであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニットと、
一時的優先リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成された送信ユニットであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスし、一時的優先順位リストをUEに送信できるようにするデバイスである、送信ユニットと
を含む。
本発明の実施形態の第4の態様に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度はターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法では、アクセスネットワークデバイスは、
サービングセルの負荷を検出することであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、検出することと、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出することと、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に優先順位リスト生成ユニットを起動して一時的優先順位リストを生成することとを行うように構成された負荷検出ユニットをさらに含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第3の実装方法では、負荷検出ユニットによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
負荷検出ユニットによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
負荷検出ユニットによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された後に、優先順位リスト生成ユニットを起動して一時的優先順位リストを生成する前に、負荷検出ユニットが、
負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第5の実装方法では、送信ユニットによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
送信ユニットによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、送信ユニットによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第6の実装方法では、負荷検出ユニットは、
送信ユニットが一時的優先順位リストをUEに送信した後にソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
送信ユニットは、
負荷検出ユニットがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
負荷検出ユニットがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも少ないことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信することであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第5の態様は、別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、一時優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
一時優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニットと
を含む。
本発明の実施形態の第5の態様に関連して、本発明の実施形態の第5の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第6の態様はユーザ機器UEを提供し、ユーザ機器UEは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、一時優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたネットワーク再選択ユニットと
を含み、
受信ユニットは、ネットワーク再選択ユニットがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
本発明の実施形態の第6の態様に関連して、本発明の実施形態の第6の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第7の態様は、別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
一時的優先順位リストを生成するように構成されたプロセッサであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、プロセッサと、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成されたトランスミッタであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスして一時的優先順位リストをUEに送信できるようにするデバイスである、トランスミッタと
を含む。
本発明の実施形態の第7の態様に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第7の態様又は第7の態様の第1の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第2の実装方法では、プロセッサは、
サービングセルの負荷を検出することであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、検出することと、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出することと、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に生成ユニットによって一時的優先順位リストを生成することとを行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第7の態様の第2の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第3の実装方法では、プロセッサによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
プロセッサによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
プロセッサによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第7の態様の第2の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した後に、一時的優先順位リストを生成する前に、プロセッサが、
負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第7の態様又は第7の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第5の実装方法では、トランスミッタによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
トランスミッタによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、トランスミッタによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第7の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第6の実装方法では、プロセッサは、
トランスミッタが一時的優先順位リストをUEに送信した後にソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
トランスミッタは、
プロセッサがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
プロセッサがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信することであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第8の態様は別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するよう構成されたレシーバであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
一時的優先順位リストをUEに送信するように構成されたトランスミッタと
を含む。
本発明の実施形態の第8の態様に関連して、本発明の実施形態の第8の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第9の態様は別のユーザ機器UEを提供し、ユーザ機器UEは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成されたレシーバであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたプロセッサと
を含み、
レシーバは、
プロセッサがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
本発明の実施形態の第9の態様に関連して、本発明の実施形態の第9の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
前述の技術的解決策から、本発明の実施形態には以下の利点があることを知ることができる。
本発明の実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成し、ここで、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。本発明の実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスが、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信できるようにする。つまり、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証される。UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付の図面について簡単に説明する。以下で説明される添付の図面は、単に本発明の一部の実施形態を示しており、一般的な当業者が創造的な努力を行うことなくこれらの添付の図面からさらに他の図面を導くことができるということは明らかである。
本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたユーザ機器の一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたユーザ機器の別の実施形態の概略図である。
以下では、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態での技術的解決策について説明する。説明される実施形態が、本発明のすべての実施形態ではなく、一部にすぎないということは明らかである。本発明の実施形態に基づいて、創造的な努力を行うことなく一般的な当業者によって取得された他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態は、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びユーザ機器において、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐことができる通信方法を提供する。
図1を参照すると、図1は、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法の一実施形態を示している。この実施形態では、RAT間ネットワークにおける通信方法は、ソースアクセスネットワークデバイスの視点から説明される。この実施形態における方法は、以下を含む。
101.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成する。
この実施形態におけるRAT間ネットワークは、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この実施形態における方法は、ソースネットワーク内のUEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
ソースアクセスネットワークデバイスは一時的優先順位リストを生成し、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。
102.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
103.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信した後に、UEが一時的優先順位リストに従ってネットワーク再選択を実行するように、一時的優先順位リストをUEに送信する。一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
UEがターゲットネットワークを再選択した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスから受信した一時的優先順位リストをUEに送信する。したがって、UEがソースネットワーク又はターゲットネットワークのどちらに存在するかに関わらず、UEは同じネットワークブロードキャストメッセージを受信する。
この実施形態におけるソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ノードB(NodeB)、進化型ノードB(evolved NodeB,eNB)、ホーム基地局(Home NodeB,HNB)/(Home eNodeB,HeNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller,RNC)、基地局コントローラ(Base Station Controller,BSC)、及び基地局(Base Transceiver Station,BTS)を含むが、これらに限定されない。さらに、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、同じ種類のデバイス(例えば、同じ基地局内の異なるベースバンドボード、同じベースバンドボード上の異なるプロセッサ、又は同様のもの)にすることができ、異なるデバイスにすることもできる。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信できるように、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。これにより、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することを保証する。したがって、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
理解を容易にするために、以下では、具体的な例を用いて本発明の一実施形態でのRAT間ネットワークにおける通信方法について説明する。図2を参照すると、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態は、以下を含む。
201.ソースアクセスネットワークデバイスが、サービングセルの負荷を検出する。
RAT間ネットワークのネットワークのシナリオでは、UEの電源が投入された後に、UEがネットワークに登録され、この登録が成功した後に、UEがそのネットワークによってカバーされるセル上にキャンプする。ここで、UEが現在存在するネットワークをソースネットワークと呼び、UEがソースネットワーク内でキャンプするセルをサービングセルと呼ぶ。UEがサービングセル上にキャンプした後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルのリソース使用状況又はサービングセルにアクセスしているユーザの数を検出することによって、サービングセルの負荷を検出する。ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
202.サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷を検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルの負荷容量に従って、サービングセルの負荷しきい値(つまり、第1負荷しきい値)を事前に設定できる。サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
サービングセルの負荷が重すぎる場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、さらにソースネットワーク内の別のセルの負荷を検出する必要がある。ソースネットワーク内の別のセルの負荷が重くない場合は、UEをソースネットワーク内の別のセルに移動することができる。ソースネットワーク内の他のすべてのセルの負荷が重すぎる場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の移動先になることができるターゲットネットワークを検索する必要がある。
つまり、サービングセルの負荷が重すぎる場合、ターゲットネットワークを検索する必要があるかどうかは、ソースネットワークの負荷によって決まる。
ソースネットワークが周波数内ネットワーク内にあり、ソースネットワーク内で負荷分散ポリシーが有効化されている(つまり、ソースネットワーク内のセルの負荷が同じ瞬間にほぼ同じになる)場合、ソースアクセスネットワークデバイスによって検出されたサービングセルの負荷に従って、ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を推定できる。ソースネットワークが周波数間ネットワーク内にある場合、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷に従って、ソースネットワークの負荷を共同で決定する必要がある。その場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、次にソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷を合計して、ソースネットワークの負荷を取得できる。
203.ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の移動先になるターゲットネットワークを検索する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークのネットワーク容量に従って、ソースネットワークの第2負荷しきい値を事前に設定できる。ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した場合、それは、ソースネットワーク内のすべてのセルが負荷制限に達し、それ以上多くのUEにサービスを提供できないということを示している。
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合、それは、UEのサービングセルが負荷制限に達し、負荷の移動先になることができるセルがソースネットワーク内に存在しないということを示している。ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の転送先になるターゲットネットワークを検索する必要がある。ターゲットネットワークを検索する具体的な処理は、次のとおりである。
ソースアクセスネットワークデバイスが、負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在するかどうかを決定する。ここで、第3負荷しきい値は、異なるRATの別のネットワークの負荷容量に従って、ソースアクセスネットワークデバイスによって事前に設定できるか、又は異なるRATの別のネットワークによって事前に設定できる。
異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在する場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを、負荷の移動先になるターゲットネットワークとして使用する。
204.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置を調整し、一時的優先順位リストを生成する。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。一時的優先順位リストを生成するための具体的な方法は、次のようにすることができる。
方法1:
元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置が再割り当てされ、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークがLTEであり、ソースネットワークに唯一の周波数L1が存在し、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークにU2及びU3という2つの周波数が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、U2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、U2(Priority 3)、及びU3(Priority 5)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、U3(P2)、及びU2(P3)である。
ソースネットワークの周波数の優先度は、より低いレベルに調整され、ターゲットネットワークの周波数の優先度は、より高いレベルに調整され、ターゲットネットワークの複数の周波数の優先度間の元の相対的に高い/低い関係は維持される必要がある。調整後の一時的優先順位リスト内の周波数の優先度は、それぞれ
L1(Priority 3)、U2(Priority 5)、及びU3(Priority 7)である。
それに応じて、3つの周波数の位置が調整され、調整後に生成された一時的優先順位リスト内の3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P3)、U2(P2)、及びU3(P1)である。
この場合、周波数U3が最高の優先度を持ち、UEを、周波数U3に対応するセルに移動することができる。
方法2:
ソースネットワーク内のより高い負荷を持つ一部の周波数は直接無視され、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークが引き続きLTEであり、ソースネットワークに2つの周波数L1及びL2が存在し、UEが現在キャンプしているサービングセルの周波数がL1であり、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークに1つの周波数U3が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、L2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、L2(Priority 6)、及びU3(Priority 2)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、L2(P2)、及びU3(P3)である。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワーク内のより優先度の低い周波数L2を直接無視し、残りの周波数の優先度及び位置を調整する。調整後に生成された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度及び位置は、それぞれ
L1(Priority 2)、U3(Priority 7)、及びL1(P3)、U3(P1)である。UEは、一時的優先順位リストに含められない周波数L2が最低の優先度を持つということを、デフォルトで自動的に考慮する。
前述の方法2は、ソースネットワーク内に複数の周波数が存在する状況(つまり、周波数間ネットワークの状況)にのみ適用される。前述の方法1は、ソースネットワーク及びターゲットネットワークの周波数の数に関する要件をもたらすことがなく、任意の状況に適用される。
205.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。一時的優先順位リストを送信する具体的な方法は、次のようにすることができる。
方法1:
一時的優先順位リストは、無線アクセスネットワーク情報管理(Radio Access Network Information Management,RIM)手順を使用してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストを、RIM情報であり、システム間再選択に関連しているシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)に配置できる。元の優先順位リストは、一時的優先順位リストに置き換えられる。例えば、一時的優先順位リストは、UMTS地上波無線アクセスネットワークの隣接するセルのSIB 6構造に配置され、ターゲットネットワークに送信される。
ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リスト(つまり、一時的優先順位リスト)を受信した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リストをUEに送信すること、又はソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するときに、ソースアクセスネットワークデバイスが情報要素フィールドを追加することに事前に合意できる。この情報要素フィールドは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、一時的優先順位リストを受信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する必要があるということを示す。
加えて、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する際に、一時的優先順位リストの有効期間を識別する別の情報要素フィールドをさらに追加できる。一時的優先順位リストのブロードキャスト時間が識別された有効期間を超えた場合、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が元の優先順位リストをUEに送信する。
方法2:
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストがマスタ制御ノードに送信される。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷調整要求をマスタ制御ノードに送信し、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストの有効期間にマークを付けた後に、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信する。これにより、マスタ制御ノードが一時的優先順位リスト及び有効期間をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するようにする。マスタ制御ノードは、運用支援システム(operation supporting system,OSS)ネットワーク要素又はマスタ制御機能を備える別のノードにすることができる。
ソースアクセスネットワークデバイスは、前述の2つの方法のいずれか1つを使用して、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。これにより、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。
206.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する。一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
207.ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
208.ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した(つまり、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さい)かどうかを検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。つまり、システム間再選択SIBを含まないRIMメッセージをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。ここで、このメッセージは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
あるいは、ソースアクセスネットワークデバイスは、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信する。ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルの負荷を検出し、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に一時的優先順位リストを生成し、その一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをユーザ機器UEに送信できるようにする。この実施形態では、サービングセルの負荷が過剰に重く、ソースネットワーク内に負荷の移動先になることができる他のセルが存在しない場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される優先順位リストが、両方とも一時的優先順位リストになるようにする。加えて、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するための情報を送信する。これにより、UEによって異なるRATのネットワークから取得された優先順位リストが同じになることを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐ。
前述の2つの実施形態では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法は、ソースアクセスネットワークデバイスの視点から説明されている。以下の実施形態では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法について、ターゲットアクセスネットワークデバイスの視点から説明する。図3を参照すると、この実施形態における方法は、以下を含む。
301.ターゲットアクセスネットワークデバイスが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、RIM手順を使用して、又はマスタ制御ノード介してソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
302.ターゲットアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ブロードキャストを用いて一時的優先順位リストをUEに送信できる。
加えて、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、ターゲットアクセスネットワークデバイスは元の優先順位リストをUEに送信する。
この実施形態では、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、一時的優先順位リストをUEに送信する。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、元の優先順位リストをUEに送信する。これにより、異なるRATのネットワークのブロードキャストメッセージが一致することが保証されるため、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、取得される優先順位リストが同じになり、UEのピンポン再選択を防ぐ。
以下では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法について、ユーザ機器UEの視点から説明する。図4を参照すると、この実施形態における方法は、以下を含む。
401.UEが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
この実施形態におけるRAT間ネットワークは、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
UEによって受信された一時的優先順位リストは、ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
402.UEが、一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行する。
UEは、一時的優先順位リストから最も優先度の高い周波数を検索し、最も優先度の高い周波数に対応するネットワーク(つまり、ターゲットネットワーク)を再選択する。
403.UEがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合、UEは、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
UEは、ターゲットネットワークにおいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。ターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される一時的優先順位リストは、ソースアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される一時的優先順位リストと同じである。
この実施形態では、UEがソースネットワーク内に存在する場合、UEはソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信し、UEがターゲットネットワーク内に存在する場合、UEはターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。言い換えると、RAT間ネットワークにおいて、UEがどのネットワーク内に存在するかに関わらず、受信される優先順位リストが同じになるため、ピンポン再選択を事実上防ぐことができる。
以下では、本発明の一実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて説明する。図5を参照すると、この実施形態での、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイス(つまり、ソースアクセスネットワークデバイス)が説明されている。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス500は、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニット501であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニット501と、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット502とを含む。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスの優先順位リスト生成ユニットは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスの両方の送信ユニットが一時的優先順位リストをUEに送信できるようにする。つまり、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証される。したがって、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
理解を容易にするために、以下では、本発明の一実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて、具体的な実施形態を使用して説明する。図6を参照すると、この実施形態で説明されるアクセスネットワークデバイス600は、引き続きソースアクセスネットワークデバイスである。アクセスネットワークデバイス600は、
サービングセルの負荷を検出し、サービングセルはソースネットワークのセルであり、このセル上に現在UEがキャンプしており、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用し、優先順位リスト生成ユニット602を起動して一時的優先順位リストを生成するように構成された負荷検出ユニット601と、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニット602であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニット602と、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット603とを含む。
理解を容易にするために、以下では、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス600のユニット間の相互作用方法について、適用シナリオを使用して説明する。
RAT間ネットワークのネットワークのシナリオでは、UEの電源が投入された後に、UEがネットワークに登録され、この登録が成功した後に、UEがそのネットワークによってカバーされるセル上にキャンプする。ここで、UEが現在存在するネットワークをソースネットワークと呼び、UEがソースネットワーク内でキャンプするセルをサービングセルと呼ぶ。UEがサービングセル上にキャンプした後に、ソースアクセスネットワークデバイスの負荷検出ユニット601は、サービングセルのリソース使用状況又はサービングセルにアクセスしているユーザの数を検出することによって、サービングセルの負荷を検出する。
負荷検出ユニット601は、サービングセルの負荷容量に従って、サービングセルの負荷しきい値(つまり、第1負荷しきい値)を事前に設定できる。サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、負荷検出ユニット601は、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
サービングセルの負荷が重すぎる場合、負荷検出ユニット601は、さらにソースネットワーク内の別のセルの負荷を検出する必要がある。ソースネットワーク内の別のセルの負荷が重くない場合は、UEをソースネットワーク内の別のセルに移動することができる。ソースネットワーク内の他のすべてのセルの負荷が重すぎる場合、負荷検出ユニット601は、負荷の移動先になることができるターゲットネットワークを検索する必要がある。
つまり、サービングセルの負荷が重すぎる場合、ターゲットネットワークを検索する必要があるかどうかは、ソースネットワークの負荷によって決まる。
ソースネットワークが周波数内ネットワーク内にあり、ソースネットワーク内で負荷分散ポリシーが有効化されている(つまり、ソースネットワーク内のセルの負荷が同じ瞬間にほぼ同じになる)場合、負荷検出ユニット601は、サービングセルの検出された負荷に従って、ソースネットワークの負荷を推定できる。ソースネットワークが周波数間ネットワーク内にある場合、負荷検出ユニット601は、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、次にソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷を合計してソースネットワークの負荷を取得できる。
負荷検出ユニット601は、ソースネットワークのネットワーク容量に従って、ソースネットワークの第2負荷しきい値を事前に設定できる。ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、それは、ソースネットワーク内のすべてのセルが負荷制限に達し、それ以上多くのUEにサービスを提供できないということを示している。
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合、それは、負荷の移動先になることができるセルがソースネットワーク内に存在しないということを示している。その場合、負荷検出ユニット601は、負荷の移動先になるターゲットネットワークを検索する必要がある。
具体的には、負荷検出ユニット601は、負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在するかどうかを決定する。ここで、第3負荷しきい値は、異なるRATの別のネットワークの負荷容量に従って、負荷検出ユニット601によって事前に設定できるか、又は異なるRATの別のネットワークによって事前に設定できる。
異なるRATの他のネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在する場合、負荷検出ユニット601は、異なるRATのそのネットワークを、負荷の移動先になるターゲットネットワークとして使用する。
負荷検出ユニット601がターゲットネットワークを取得した後に、優先順位リスト生成ユニットは、元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置を調整し、一時的優先順位リストを生成する必要がある。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。優先順位リスト生成ユニット602によって一時的優先順位リストを生成するための具体的方法は、次のようにすることができる。
方法1:
元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置が再割り当てされ、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークがLTEであり、ソースネットワークに唯一の周波数L1が存在し、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークにU2及びU3という2つの周波数が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、U2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、U2(Priority 3)、及びU3(Priority 5)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、U3(P2)、及びU2(P3)である。
優先順位リスト生成ユニット602は、ソースネットワークの周波数の優先度をより低いレベルに調整し、ターゲットネットワークの周波数の優先度をより高いレベルに調整する。ターゲットネットワークの複数の周波数の優先度間の元の相対的に高い/低い関係は維持される必要がある。調整後の一時的優先順位リスト内の周波数の優先度は、それぞれ
L1(Priority 3)、U2(Priority 5)、及びU3(Priority 7)である。
それに応じて、3つの周波数の位置が調整され、調整後に生成された一時的優先順位リスト内の3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P3)、U2(P2)、及びU3(P1)である。
方法2:
ソースネットワーク内のより高い負荷を持つ一部の周波数は直接無視され、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークが引き続きLTEであり、ソースネットワークに2つの周波数L1及びL2が存在し、UEが現在キャンプしているサービングセルの周波数がL1であり、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークに1つの周波数U3が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、L2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、L2(Priority 6)、及びU3(Priority 2)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、L2(P2)、及びU3(P3)である。
優先順位リスト生成ユニット602は、ソースネットワーク内のより優先度の低い周波数L2を直接無視し、残りの周波数の優先度及び位置を調整する。調整後に生成された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度及び位置は、それぞれ
L1(Priority 2)、U3(Priority 7)、及びL1(P3)、U3(P1)である。UEは、一時的優先順位リストに含められない周波数L2が最低の優先度を持つということを、デフォルトで自動的に考慮する。
前述の方法2は、ソースネットワーク内に複数の周波数が存在する状況にのみ適用される。前述の方法1は、ソースネットワーク及びターゲットネットワークの周波数の数に関する要件をもたらすことがなく、任意の状況に適用される。
一時的優先順位リストが生成された後に、送信ユニット603は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。送信ユニット603によって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する具体的方法は、次のとおりである。
方法1:
一時的優先順位リストは、無線アクセスネットワーク情報管理(Radio Access Network Information Management,RIM)手順を使用してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
具体的には、送信ユニット603は、一時的優先順位リストを、RIM情報であり、システム間再選択に関連しているシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)に配置できる。元の優先順位リストは、一時的優先順位リストに置き換えられる。例えば、一時的優先順位リストは、UMTS地上波無線アクセスネットワークの隣接するセルのSIB 6構造に配置され、ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リスト(つまり、一時的優先順位リスト)を受信した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リストをUEに送信すること、又は送信ユニット603が一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するときに、送信ユニット603が情報要素フィールドを追加することに事前に合意できる。この情報要素フィールドは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、一時的優先順位リストを受信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する必要があるということを示す。
加えて、送信ユニット603は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する際に、一時的優先順位リストの有効期間を識別する別の情報要素フィールドをさらに追加できる。一時的優先順位リストのブロードキャスト時間が識別された有効期間を超えた場合、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が元の優先順位リストをUEに送信する。
方法2:
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストがマスタ制御ノードに送信される。
具体的には、送信ユニット603は、負荷調整要求をマスタ制御ノードに送信し、送信ユニット603は、一時的優先順位リストの有効期間にマークを付けた後に、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信する。これにより、マスタ制御ノードが一時的優先順位リスト及び有効期間をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するようにする。マスタ制御ノードは、OSSネットワーク要素又はマスタ制御ノード機能を備える別のノードにすることができる。
送信ユニット603は、前述の2つの方法のいずれか1つを使用して、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。これにより、ソースネットワークの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合に、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。送信ユニット603によって一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
送信ユニット603が一時的優先順位リストをUEに送信した後に、負荷検出ユニット601はソースネットワークの負荷を引き続き検出する。ソースネットワークが正常なレベルに回復した(つまり、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さい)ことが検出された場合、送信ユニット603は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
それに応じて、送信ユニット603は、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。つまり、システム間再選択SIBを含まないRIMメッセージをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。ここで、このメッセージは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
あるいは、送信ユニット603は、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信する。ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
この実施形態では、負荷検出ユニットがサービングセルの負荷を検出し、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に優先順位リスト生成ユニットが一時的優先順位リストを生成し、送信ユニットがその一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。この実施形態では、サービングセルの負荷が過剰に重く、ソースネットワーク内に負荷の移動先になることができる負荷の軽いセルが存在しない場合、送信ユニットは、優先順位リスト生成ユニットによって生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される優先順位リストが、両方とも一時的優先順位リストになるようにする。加えて、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した場合、送信ユニットは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するための情報を送信する。これにより、UEによって異なるRATのネットワークから取得された優先順位リストが同じになることを保証し、ピンポン再選択を防ぐ。
この実施形態における送信ユニットを、アクセスネットワークデバイスのトランスミッタ(例えば、基地局)にするか、又はアクセスネットワークデバイスのトランシーバにすることができるということに注意する必要がある。優先順位リスト生成ユニットは、独立して設定されたプロセッサにするか、又はアクセスネットワークデバイスのプロセッサに組み込んで実装することができる。加えて、優先順位リスト生成ユニットは、プログラムコードの形態でアクセスネットワークデバイスのメモリに格納できる。優先順位リスト生成ユニットの機能は、アクセスネットワークデバイスのプロセッサによって呼び出され、実行される。負荷検出ユニットの実装は優先順位リスト生成ユニットの実装と同じであり、負荷検出ユニットを、優先順位リスト生成ユニットと統合するか、又は独立して実装することができる。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
前述の2つの実施形態は、ソースアクセスネットワークデバイスについて説明しており、以下の実施形態は、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ターゲットアクセスネットワークデバイスについて説明している。図7を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス700は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニット701であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニット701と、
一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット702とを含む。
この実施形態では、受信ユニット701は、RIM手順を使用して、又はマスタ制御ノードを介してソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信できる。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
送信ユニット702は、受信ユニット701によって受信された一時的優先順位リストを、ブロードキャストを用いてUEに送信できる。
加えて、受信ユニット701が、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、送信ユニット702は元の優先順位リストをUEに送信する。
この実施形態では、受信ユニットがソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信した後に、送信ユニットが、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、一時的優先順位リストをUEに送信する。受信ユニットが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、送信ユニットは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、元の優先順位リストをUEに送信する。これにより、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証されるため、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、取得される優先順位リストが同じになり、UEのピンポン再選択を防ぐ。
この実施形態における受信ユニットをアクセスネットワークデバイスのレシーバにすることができ、送信ユニットをアクセスネットワークデバイスのトランスミッタにすることができるということに、注意する必要がある。加えて、受信ユニット及び送信ユニットを統合して、アクセスネットワークデバイスのトランシーバを形成できる。受信データを処理するためにプロセッサに送信するか、又はプロセッサによって処理されたデータを送信するために、受信ユニット及び送信ユニットをアクセスネットワークデバイスのプロセッサに接続できる。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
以下では、本発明の一実施形態におけるUEについて説明する。図8を参照すると、この実施形態におけるUE800は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニット801であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニット801と、
受信ユニット801によって受信された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたネットワーク再選択ユニット802とを含む。
受信ユニット801はさらに、ネットワーク再選択ユニット802がターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信する一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
この実施形態では、UEがソースネットワーク内に存在する場合、受信ユニットはソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信し、ネットワーク再選択ユニットはその一時的優先順位リストに従ってターゲットネットワークを再選択し、UEがターゲットネットワーク内に存在する場合、受信ユニットはターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。言い換えると、RAT間ネットワークにおいて、UEがどのネットワーク内に存在するかに関わらず、受信される優先順位リストが同じになるため、ピンポン再選択を事実上防ぐことができる。
この実施形態における受信ユニットをUEのレシーバにするか、又はUEのトランシーバにすることができるということに注意する必要がある。ネットワーク再選択ユニットは、独立して設定されたプロセッサにするか、又はUEのプロセッサに組み込んで実装することができる。加えて、ネットワーク再選択ユニットを、プログラムコードの形態でUEのメモリに格納することもできる。ネットワーク再選択ユニットの機能は、UEのプロセッサによって呼び出されて実行される。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
以下では、本発明の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて詳細に説明する。図9を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ソースアクセスネットワークデバイスである。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス900は、
レシーバ901、トランスミッタ902、メモリ903、及びプロセッサ904を含む。ここで、レシーバ901、トランスミッタ902、及びメモリ903は、すべてプロセッサ904に(例えばバスを介して)接続される。当然、基地局は、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ901及びトランスミッタ902を統合してトランシーバを形成できる。
メモリ903は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ903は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ904は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
プロセッサ904は、一時的優先順位リストを生成するように構成される。ここで、一時的優先順位リストは、ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。
トランスミッタ902は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成される。
前述の一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
プロセッサ904はさらに、サービングセルの負荷を検出し、ここで、サービングセルはソースネットワークのセルであり、このセル上に現在UEがキャンプしており、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用し、一時的優先順位リストを生成するように構成される。
プロセッサ904によってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
サービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
トランスミッタ902によって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
トランスミッタ902が一時的優先順位リストをUEに送信した後に、プロセッサ904はソースネットワークの負荷を引き続き検出する。プロセッサ904が、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、トランスミッタ902はRIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ここで、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。又は、
プロセッサ904が、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、トランスミッタ902は、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信し、ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
以下では、本発明の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて詳細に説明する。図10を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ターゲットアクセスネットワークデバイスである。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス1000は、
レシーバ1001、トランスミッタ1002、メモリ1003、及びプロセッサ1004を含む。ここで、レシーバ1001、トランスミッタ1002、及びメモリ1003は、すべてプロセッサ1004に(例えばバスを使用して)接続される。当然、基地局は、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ1001及びトランスミッタ1002を統合してトランシーバを形成することができる。
メモリ1003は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ1003は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ1004は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
プロセッサ1004は、メモリ1003に格納された実行可能プログラムコードを実行するように構成される。
レシーバ1001は、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
トランスミッタ1002は、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成される。
一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
以下では、本発明の一実施形態におけるUEについて詳細に説明する。図11を参照すると、この実施形態におけるUE1100は、
レシーバ1101、トランスミッタ1102、メモリ1103、及びプロセッサ1104を含む。ここで、レシーバ1101、トランスミッタ1102、及びメモリ1103は、すべてプロセッサ1104に(例えばバスを使用して)接続される。当然、基地局は、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ1101及びトランスミッタ1102を統合してトランシーバを形成することができる。
メモリ1103は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ1103は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ1104は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
レシーバ1101は、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
プロセッサ1104は、一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成される。
レシーバ1101はさらに、プロセッサ1104がターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
加えて、説明された機器の実施形態が単なる例であるということに注意する必要がある。別々の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれていても分かれていなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に存在するか、又は複数のネットワークユニット上で分散されることが可能である。実際の必要性に応じてユニットの一部又は全部を選択し、実施形態の解決策の目的を達成することができる。加えて、本発明で提供された機器の実施形態に関する添付の図面において、ユニット間の接続関係は、各ユニットが相互通信接続を備えていることを示している。それらの通信接続は、1つ又は複数の通信バス又は信号ケーブルとして具体的に実装できる。一般的な当業者は、創造的な努力を行うことなく、本発明の実施形態を理解して実装することができる。
各実施形態の前述の説明に基づいて、当業者は、必要な汎用ハードウェアにソフトウェアを加えることによって、又は専用ハードウェア(専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用コンポーネントなどを含む)のみによって、本発明を実装できるということを明確に理解できる。通常、コンピュータプログラムによって実行できる任意の機能は、対応するハードウェアを使用して容易に実装できる。さらに、同じ機能を実現するために使用される特定のハードウェア構造は、さまざまな形態(例えば、アナログ回路、デジタル回路、専用回路、又は同様の形態)にすることができる。ただし、本発明に関しては、ほとんどの場合、ソフトウェアプログラムによる実装が、より適切な実装形態である。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決策の本質的部分又は従来技術に貢献する部分を、ソフトウェア製品の形態で実装できる。ソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピーディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの読み取り可能記憶媒体に格納され、本発明の実施形態で説明された方法を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどにすることができる)に指示するための複数の命令を含む。
本明細書では、本発明の実施形態で提供される、RAT間ネットワークにおけるブロードキャストメッセージ及びアクセスネットワークデバイスを調整するための方法について詳細に説明した。一般的な当業者は、本発明のアイデアに従って、特定の実装方法及び適用範囲に対して変更を行うことができる。したがって、本明細書の内容を、本発明に対する制限と解釈してはならない。
本発明は通信分野に関連しており、特に、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びUEにおける通信方法に関連している。
グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(global system for mobile communications,GSM)及びロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)ネットワークのシナリオ、又はLTE及びユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)ネットワークのシナリオ、又はGSM、LTE、及びUMTSネットワークのシナリオにおいて、無線アクセス技術(RAT)のアクセスネットワーク側のサービス負荷が相対的に重くなった場合、共同でカバーされている別のRATのネットワークにユーザ機器(User Equipment,UE)を移動するために、通常は負荷移動アルゴリズムが開始されてサービスポリシーを調整する。接続された(Connected)UEは現在測定可能な負荷であり、アイドル状態(IDLE)のUEは潜在的な負荷であり、IDLE UEは、データ量が相対的に大きいサービスを近い将来開始することができる。負荷移動アルゴリズムは、移動されるUEのカテゴリに従って、接続されたアルゴリズムとIDLEアルゴリズムに分類される。IDLE UEの移動動作は、主にセルブロードキャストメッセージによって制御される。
従来技術において、IDLE負荷移動の処理は、具体的には次のようになる。サービス負荷が重くなったネットワークは、ネットワークによってブロードキャストされるシステムメッセージを変更し、そのネットワークの周波数を使用するIDLEセルの再選択優先度をより低いレベルに調整し、共同でカバーされている別のRATのネットワーク上にあり、より軽い負荷を持つ検出されたIDLEセルの再選択優先度をより高いレベルに調整して、より多くのUEが別のRATのネットワークを再選択するようにする。
従来技術におけるIDLE負荷移動の処理に存在する主な問題は、異なるRATのネットワークの再選択優先度を調整できないということである。通常、ネットワークの初期構成時に、さまざまなRATのネットワークの周波数再選択優先度は一致している。RAT内ネットワークが一方的に優先度を調整する場合、ブロードキャストメッセージの内容は、さまざまなRATのネットワーク間で調整されず、負荷移動の効果が低くなる。例えば、LTEの負荷が重すぎる場合、LTEはUMTSの周波数の優先度が高いというメッセージをブロードキャストし、UEはUMTSを再選択する。UEがUMTSを再選択した後、UMTSネットワークのシステムブロードキャストメッセージの内容が、UMTSの周波数の優先度が低いということを示すようになる場合がある。その場合、UEがLTEを再び選択する可能性が非常に高く、その結果、ピンポン再選択が発生する。
本発明の実施形態は、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びUEにおいて、異なるRATのネットワーク間でブロードキャストメッセージが一致することを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐことができる通信方法を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、RAT間ネットワークにおける通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法は、ソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信するステップと
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成する前に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによってサービングセルの負荷を検出するステップであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、ステップと、
サービングセルの負荷が第1負荷しきい値を超えた場合にソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を検出するステップと、
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値を超えた場合に一時的優先順位リストを生成するステップを起動するステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
ソースアクセスネットワークデバイスによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された後に、一時的優先順位リストを生成するステップを起動する前に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信するステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスによって、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信するステップと、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索するステップと、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する方法は、具体的には、
ソースアクセスネットワークデバイスによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実装方法では、ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信した後に、この方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を引き続き検出するステップと、
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、ソースアクセスネットワークデバイスによってRIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップ、又は
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、ソースアクセスネットワークデバイスによって第2の情報をマスタ制御ノードに送信するステップであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップと
をさらに含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、RAT間ネットワークにおいて別の通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法はソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
ターゲットアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストをUEに送信するステップと
を含む。
本発明の実施形態の第2の態様に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第3の態様は、RAT間ネットワークにおいて別の通信方法を提供し、RAT間ネットワークは第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この方法は、ソースネットワーク内のユーザ機器UEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、この方法は、
UEによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
UEによって一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するステップと、
UEがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するステップであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと
を含む。
本発明の実施形態の第3の態様に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度はターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第4の態様は、アクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニットであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニットと、
一時的優先リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成された送信ユニットであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスし、一時的優先順位リストをUEに送信できるようにするデバイスである、送信ユニットと
を含む。
本発明の実施形態の第4の態様に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度はターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法では、アクセスネットワークデバイスは、
サービングセルの負荷を検出することであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、検出することと、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出することと、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に優先順位リスト生成ユニットを起動して一時的優先順位リストを生成することとを行うように構成された負荷検出ユニットをさらに含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第3の実装方法では、負荷検出ユニットによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
負荷検出ユニットによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
負荷検出ユニットによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第2の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された後に、優先順位リスト生成ユニットを起動して一時的優先順位リストを生成する前に、負荷検出ユニットが、
負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第5の実装方法では、送信ユニットによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
送信ユニットによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、送信ユニットによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第6の実装方法では、負荷検出ユニットは、
送信ユニットが一時的優先順位リストをUEに送信した後にソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
送信ユニットは、
負荷検出ユニットがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
負荷検出ユニットがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも少ないことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信することであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第5の態様は、別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、一時優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
一時優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニットと
を含む。
本発明の実施形態の第5の態様に関連して、本発明の実施形態の第5の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第6の態様はユーザ機器UEを提供し、ユーザ機器UEは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、一時優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたネットワーク再選択ユニットと
を含み、
受信ユニットは、ネットワーク再選択ユニットがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
本発明の実施形態の第6の態様に関連して、本発明の実施形態の第6の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第7の態様は、別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
一時的優先順位リストを生成するように構成されたプロセッサであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、プロセッサと、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成されたトランスミッタであって、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスして一時的優先順位リストをUEに送信できるようにするデバイスである、トランスミッタと
を含む。
本発明の実施形態の第7の態様に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第7の態様又は第7の態様の第1の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第2の実装方法では、プロセッサは、
サービングセルの負荷を検出することであって、サービングセルはソースネットワークのセルであり、そのセル上に現在UEがキャンプしている、検出することと、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出することと、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に生成ユニットによって一時的優先順位リストを生成することとを行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第7の態様の第2の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第3の実装方法では、プロセッサによってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
プロセッサによってサービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
プロセッサによってソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
本発明の実施形態の第7の態様の第2の実施方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第4の実装方法では、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した後に、一時的優先順位リストを生成する前に、プロセッサが、
負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第7の態様又は第7の態様の第1の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第5の実装方法では、トランスミッタによって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
トランスミッタによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、トランスミッタによって一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第7の態様の第5の実装方法に関連して、本発明の実施形態の第7の態様の第6の実装方法では、プロセッサは、
トランスミッタが一時的優先順位リストをUEに送信した後にソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
トランスミッタは、
プロセッサがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
プロセッサがソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信することであって、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態の第8の態様は別のアクセスネットワークデバイスを提供し、アクセスネットワークデバイスはユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、アクセスネットワークデバイスは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するよう構成されたレシーバであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
一時的優先順位リストをUEに送信するように構成されたトランスミッタと
を含む。
本発明の実施形態の第8の態様に関連して、本発明の実施形態の第8の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
本発明の実施形態の第9の態様は別のユーザ機器UEを提供し、ユーザ機器UEは、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成されたレシーバであって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたプロセッサと
を含み、
レシーバは、
プロセッサがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
本発明の実施形態の第9の態様に関連して、本発明の実施形態の第9の態様の第1の実装方法では、一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
前述の技術的解決策から、本発明の実施形態には以下の利点があることを知ることができる。
本発明の実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成し、ここで、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。本発明の実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスが、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信できるようにする。つまり、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証される。UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付の図面について簡単に説明する。以下で説明される添付の図面は、単に本発明の一部の実施形態を示しており、一般的な当業者が創造的な努力を行うことなくこれらの添付の図面からさらに他の図面を導くことができるということは明らかである。
本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたユーザ機器の一実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたアクセスネットワークデバイスの別の実施形態の概略図である。 本発明に記載されたユーザ機器の別の実施形態の概略図である。
以下では、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態での技術的解決策について説明する。説明される実施形態が、本発明のすべての実施形態ではなく、一部にすぎないということは明らかである。本発明の実施形態に基づいて、創造的な努力を行うことなく一般的な当業者によって取得された他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態は、RAT間ネットワーク、アクセスネットワークデバイス、及びユーザ機器において、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐことができる通信方法を提供する。
図1を参照すると、図1は、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法の一実施形態を示している。この実施形態では、RAT間ネットワークにおける通信方法は、ソースアクセスネットワークデバイスの視点から説明される。この実施形態における方法は、以下を含む。
101.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成する。
この実施形態におけるRAT間ネットワークは、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、この実施形態における方法は、ソースネットワーク内のUEがターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
ソースアクセスネットワークデバイスは一時的優先順位リストを生成し、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。
102.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
103.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信した後に、UEが一時的優先順位リストに従ってネットワーク再選択を実行するように、一時的優先順位リストをUEに送信する。一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
UEがターゲットネットワークを再選択した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスから受信した一時的優先順位リストをUEに送信する。したがって、UEがソースネットワーク又はターゲットネットワークのどちらに存在するかに関わらず、UEは同じネットワークブロードキャストメッセージを受信する。
この実施形態におけるソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ノードB(NodeB)、進化型ノードB(evolved NodeB,eNB)、ホーム基地局(Home NodeB,HNB)/(Home eNodeB,HeNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller,RNC)、基地局コントローラ(Base Station Controller,BSC)、及び基地局(Base Transceiver Station,BTS)を含むが、これらに限定されない。さらに、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、同じ種類のデバイス(例えば、同じ基地局内の異なるベースバンドボード、同じベースバンドボード上の異なるプロセッサ、又は同様のもの)にすることができ、異なるデバイスにすることもできる。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信できるように、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。これにより、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することを保証する。したがって、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
理解を容易にするために、以下では、具体的な例を用いて本発明の一実施形態でのRAT間ネットワークにおける通信方法について説明する。図2を参照すると、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法の別の実施形態は、以下を含む。
201.ソースアクセスネットワークデバイスが、サービングセルの負荷を検出する。
RAT間ネットワークのネットワークのシナリオでは、UEの電源が投入された後に、UEがネットワークに登録され、この登録が成功した後に、UEがそのネットワークによってカバーされるセル上にキャンプする。ここで、UEが現在存在するネットワークをソースネットワークと呼び、UEがソースネットワーク内でキャンプするセルをサービングセルと呼ぶ。UEがサービングセル上にキャンプした後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルのリソース使用状況又はサービングセルにアクセスしているユーザの数を検出することによって、サービングセルの負荷を検出する。ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
202.サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷を検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルの負荷容量に従って、サービングセルの負荷しきい値(つまり、第1負荷しきい値)を事前に設定できる。サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
サービングセルの負荷が重すぎる場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、さらにソースネットワーク内の別のセルの負荷を検出する必要がある。ソースネットワーク内の別のセルの負荷が重くない場合は、UEをソースネットワーク内の別のセルに移動することができる。ソースネットワーク内の他のすべてのセルの負荷が重すぎる場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の移動先になることができるターゲットネットワークを検索する必要がある。
つまり、サービングセルの負荷が重すぎる場合、ターゲットネットワークを検索する必要があるかどうかは、ソースネットワークの負荷によって決まる。
ソースネットワークが周波数内ネットワーク内にあり、ソースネットワーク内で負荷分散ポリシーが有効化されている(つまり、ソースネットワーク内のセルの負荷が同じ瞬間にほぼ同じになる)場合、ソースアクセスネットワークデバイスによって検出されたサービングセルの負荷に従って、ソースアクセスネットワークデバイスによってソースネットワークの負荷を推定できる。ソースネットワークが周波数間ネットワーク内にある場合、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷に従って、ソースネットワークの負荷を共同で決定する必要がある。その場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、次にソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷を合計して、ソースネットワークの負荷を取得できる。
203.ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の移動先になるターゲットネットワークを検索する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークのネットワーク容量に従って、ソースネットワークの第2負荷しきい値を事前に設定できる。ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した場合、それは、ソースネットワーク内のすべてのセルが負荷制限に達し、それ以上多くのUEにサービスを提供できないということを示している。
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合、それは、UEのサービングセルが負荷制限に達し、負荷の移動先になることができるセルがソースネットワーク内に存在しないということを示している。ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷の転送先になるターゲットネットワークを検索する必要がある。ターゲットネットワークを検索する具体的な処理は、次のとおりである。
ソースアクセスネットワークデバイスが、負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在するかどうかを決定する。ここで、第3負荷しきい値は、異なるRATの別のネットワークの負荷容量に従って、ソースアクセスネットワークデバイスによって事前に設定できるか、又は異なるRATの別のネットワークによって事前に設定できる。
異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在する場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを、負荷の移動先になるターゲットネットワークとして使用する。
204.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストを生成する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置を調整し、一時的優先順位リストを生成する。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。一時的優先順位リストを生成するための具体的な方法は、次のようにすることができる。
方法1:
元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置が再割り当てされ、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークがLTEであり、ソースネットワークに唯一の周波数L1が存在し、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークにU2及びU3という2つの周波数が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、U2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、U2(Priority 3)、及びU3(Priority 5)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、U3(P2)、及びU2(P3)である。
ソースネットワークの周波数の優先度は、より低いレベルに調整され、ターゲットネットワークの周波数の優先度は、より高いレベルに調整され、ターゲットネットワークの複数の周波数の優先度間の元の相対的に高い/低い関係は維持される必要がある。調整後の一時的優先順位リスト内の周波数の優先度は、それぞれ
L1(Priority 3)、U2(Priority 5)、及びU3(Priority 7)である。
それに応じて、3つの周波数の位置が調整され、調整後に生成された一時的優先順位リスト内の3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P3)、U2(P2)、及びU3(P1)である。
この場合、周波数U3が最高の優先度を持ち、UEを、周波数U3に対応するセルに移動することができる。
方法2:
ソースネットワーク内のより高い負荷を持つ一部の周波数は直接無視され、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークが引き続きLTEであり、ソースネットワークに2つの周波数L1及びL2が存在し、UEが現在キャンプしているサービングセルの周波数がL1であり、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークに1つの周波数U3が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、L2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、L2(Priority 6)、及びU3(Priority 2)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、L2(P2)、及びU3(P3)である。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワーク内のより優先度の低い周波数L2を直接無視し、残りの周波数の優先度及び位置を調整する。調整後に生成された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度及び位置は、それぞれ
L1(Priority 2)、U3(Priority 7)、及びL1(P3)、U3(P1)である。UEは、一時的優先順位リストに含められない周波数L2が最低の優先度を持つということを、デフォルトで自動的に考慮する。
前述の方法2は、ソースネットワーク内に複数の周波数が存在する状況(つまり、周波数間ネットワークの状況)にのみ適用される。前述の方法1は、ソースネットワーク及びターゲットネットワークの周波数の数に関する要件をもたらすことがなく、任意の状況に適用される。
205.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。一時的優先順位リストを送信する具体的な方法は、次のようにすることができる。
方法1:
一時的優先順位リストは、無線アクセスネットワーク情報管理(Radio Access Network Information Management,RIM)手順を使用してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストを、RIM情報であり、システム間再選択に関連しているシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)に配置できる。元の優先順位リストは、一時的優先順位リストに置き換えられる。例えば、一時的優先順位リストは、UMTS地上波無線アクセスネットワークの隣接するセルのSIB 6構造に配置され、ターゲットネットワークに送信される。
ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リスト(つまり、一時的優先順位リスト)を受信した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リストをUEに送信すること、又はソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するときに、ソースアクセスネットワークデバイスが情報要素フィールドを追加することに事前に合意できる。この情報要素フィールドは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、一時的優先順位リストを受信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する必要があるということを示す。
加えて、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する際に、一時的優先順位リストの有効期間を識別する別の情報要素フィールドをさらに追加できる。一時的優先順位リストのブロードキャスト時間が識別された有効期間を超えた場合、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が元の優先順位リストをUEに送信する。
方法2:
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストがマスタ制御ノードに送信される。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、負荷調整要求をマスタ制御ノードに送信し、ソースアクセスネットワークデバイスは、一時的優先順位リストの有効期間にマークを付けた後に、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信する。これにより、マスタ制御ノードが一時的優先順位リスト及び有効期間をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するようにする。マスタ制御ノードは、運用支援システム(operation supporting system,OSS)ネットワーク要素又はマスタ制御機能を備える別のノードにすることができる。
ソースアクセスネットワークデバイスは、前述の2つの方法のいずれか1つを使用して、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。これにより、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。
206.ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する。一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
207.ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
208.ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことが検出された場合、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した(つまり、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さい)かどうかを検出する。
ソースアクセスネットワークデバイスが、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
具体的には、ソースアクセスネットワークデバイスは、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。つまり、システム間再選択SIBを含まないRIMメッセージをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。ここで、このメッセージは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
あるいは、ソースアクセスネットワークデバイスは、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信する。ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスは、サービングセルの負荷を検出し、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に一時的優先順位リストを生成し、その一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをユーザ機器UEに送信できるようにする。この実施形態では、サービングセルの負荷が過剰に重く、ソースネットワーク内に負荷の移動先になることができる他のセルが存在しない場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される優先順位リストが、両方とも一時的優先順位リストになるようにする。加えて、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した場合、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するための情報を送信する。これにより、UEによって異なるRATのネットワークから取得された優先順位リストが同じになることを保証し、UEのピンポン再選択を防ぐ。
前述の2つの実施形態では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法は、ソースアクセスネットワークデバイスの視点から説明されている。以下の実施形態では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法について、ターゲットアクセスネットワークデバイスの視点から説明する。図3を参照すると、この実施形態における方法は、以下を含む。
301.ターゲットアクセスネットワークデバイスが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、RIM手順を使用して、又はマスタ制御ノード介してソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
302.ターゲットアクセスネットワークデバイスが一時的優先順位リストをUEに送信する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ブロードキャストを用いて一時的優先順位リストをUEに送信できる。
加えて、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、ターゲットアクセスネットワークデバイスは元の優先順位リストをUEに送信する。
この実施形態では、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、一時的優先順位リストをUEに送信する。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、元の優先順位リストをUEに送信する。これにより、異なるRATのネットワークのブロードキャストメッセージが一致することが保証されるため、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、取得される優先順位リストが同じになり、UEのピンポン再選択を防ぐ。
以下では、本発明のRAT間ネットワークにおける通信方法について、ユーザ機器UEの視点から説明する。図4を参照すると、この実施形態における方法は、以下を含む。
401.UEが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
この実施形態におけるRAT間ネットワークは、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを含み、ソースアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
UEによって受信された一時的優先順位リストは、ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
402.UEが、一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行する。
UEは、一時的優先順位リストから最も優先度の高い周波数を検索し、最も優先度の高い周波数に対応するネットワーク(つまり、ターゲットネットワーク)を再選択する。
403.UEがターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合、UEは、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。
UEは、ターゲットネットワークにおいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。ターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される一時的優先順位リストは、ソースアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される一時的優先順位リストと同じである。
この実施形態では、UEがソースネットワーク内に存在する場合、UEはソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信し、UEがターゲットネットワーク内に存在する場合、UEはターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。言い換えると、RAT間ネットワークにおいて、UEがどのネットワーク内に存在するかに関わらず、受信される優先順位リストが同じになるため、ピンポン再選択を事実上防ぐことができる。
以下では、本発明の一実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて説明する。図5を参照すると、この実施形態での、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイス(つまり、ソースアクセスネットワークデバイス)が説明されている。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス500は、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニット501であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニット501と、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット502とを含む。
この実施形態では、ソースアクセスネットワークデバイスの優先順位リスト生成ユニットは、生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスの両方の送信ユニットが一時的優先順位リストをUEに送信できるようにする。つまり、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証される。したがって、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、UEは常に最も優先度の高い一意の周波数を、ネットワークによってブロードキャストされた優先順位リストから選択することができ、それによって、その周波数に対応するセルを再選択し、ピンポン再選択を防ぐ。
理解を容易にするために、以下では、本発明の一実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて、具体的な実施形態を使用して説明する。図6を参照すると、この実施形態で説明されるアクセスネットワークデバイス600は、引き続きソースアクセスネットワークデバイスである。アクセスネットワークデバイス600は、
サービングセルの負荷を検出し、サービングセルはソースネットワークのセルであり、このセル上に現在UEがキャンプしており、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用し、優先順位リスト生成ユニット602を起動して一時的優先順位リストを生成するように構成された負荷検出ユニット601と、
一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニット602であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニット602と、
一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット603とを含む。
理解を容易にするために、以下では、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス600のユニット間の相互作用方法について、適用シナリオを使用して説明する。
RAT間ネットワークのネットワークのシナリオでは、UEの電源が投入された後に、UEがネットワークに登録され、この登録が成功した後に、UEがそのネットワークによってカバーされるセル上にキャンプする。ここで、UEが現在存在するネットワークをソースネットワークと呼び、UEがソースネットワーク内でキャンプするセルをサービングセルと呼ぶ。UEがサービングセル上にキャンプした後に、ソースアクセスネットワークデバイスの負荷検出ユニット601は、サービングセルのリソース使用状況又はサービングセルにアクセスしているユーザの数を検出することによって、サービングセルの負荷を検出する。
負荷検出ユニット601は、サービングセルの負荷容量に従って、サービングセルの負荷しきい値(つまり、第1負荷しきい値)を事前に設定できる。サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、負荷検出ユニット601は、ソースネットワークの負荷を引き続き検出する。
サービングセルの負荷が重すぎる場合、負荷検出ユニット601は、さらにソースネットワーク内の別のセルの負荷を検出する必要がある。ソースネットワーク内の別のセルの負荷が重くない場合は、UEをソースネットワーク内の別のセルに移動することができる。ソースネットワーク内の他のすべてのセルの負荷が重すぎる場合、負荷検出ユニット601は、負荷の移動先になることができるターゲットネットワークを検索する必要がある。
つまり、サービングセルの負荷が重すぎる場合、ターゲットネットワークを検索する必要があるかどうかは、ソースネットワークの負荷によって決まる。
ソースネットワークが周波数内ネットワーク内にあり、ソースネットワーク内で負荷分散ポリシーが有効化されている(つまり、ソースネットワーク内のセルの負荷が同じ瞬間にほぼ同じになる)場合、負荷検出ユニット601は、サービングセルの検出された負荷に従って、ソースネットワークの負荷を推定できる。ソースネットワークが周波数間ネットワーク内にある場合、負荷検出ユニット601は、ソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、次にソースネットワーク内のさまざまな周波数を使用するセルの負荷を合計してソースネットワークの負荷を取得できる。
負荷検出ユニット601は、ソースネットワークのネットワーク容量に従って、ソースネットワークの第2負荷しきい値を事前に設定できる。ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された場合、それは、ソースネットワーク内のすべてのセルが負荷制限に達し、それ以上多くのUEにサービスを提供できないということを示している。
ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合、それは、負荷の移動先になることができるセルがソースネットワーク内に存在しないということを示している。その場合、負荷検出ユニット601は、負荷の移動先になるターゲットネットワークを検索する必要がある。
具体的には、負荷検出ユニット601は、負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、異なるRATのネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在するかどうかを決定する。ここで、第3負荷しきい値は、異なるRATの別のネットワークの負荷容量に従って、負荷検出ユニット601によって事前に設定できるか、又は異なるRATの別のネットワークによって事前に設定できる。
異なるRATの他のネットワークであり、異なるRATの他のネットワーク内の第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークが存在する場合、負荷検出ユニット601は、異なるRATのそのネットワークを、負荷の移動先になるターゲットネットワークとして使用する。
負荷検出ユニット601がターゲットネットワークを取得した後に、優先順位リスト生成ユニットは、元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置を調整し、一時的優先順位リストを生成する必要がある。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。優先順位リスト生成ユニット602によって一時的優先順位リストを生成するための具体的方法は、次のようにすることができる。
方法1:
元の優先順位リスト内のソースネットワーク及びターゲットネットワークの各周波数の優先度及び位置が再割り当てされ、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークがLTEであり、ソースネットワークに唯一の周波数L1が存在し、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークにU2及びU3という2つの周波数が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、U2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、U2(Priority 3)、及びU3(Priority 5)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、U3(P2)、及びU2(P3)である。
優先順位リスト生成ユニット602は、ソースネットワークの周波数の優先度をより低いレベルに調整し、ターゲットネットワークの周波数の優先度をより高いレベルに調整する。ターゲットネットワークの複数の周波数の優先度間の元の相対的に高い/低い関係は維持される必要がある。調整後の一時的優先順位リスト内の周波数の優先度は、それぞれ
L1(Priority 3)、U2(Priority 5)、及びU3(Priority 7)である。
それに応じて、3つの周波数の位置が調整され、調整後に生成された一時的優先順位リスト内の3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P3)、U2(P2)、及びU3(P1)である。
方法2:
ソースネットワーク内のより高い負荷を持つ一部の周波数は直接無視され、一時的優先順位リストが生成される。
ソースネットワークが引き続きLTEであり、ソースネットワークに2つの周波数L1及びL2が存在し、UEが現在キャンプしているサービングセルの周波数がL1であり、ターゲットネットワークがUMTSであり、ターゲットネットワークに1つの周波数U3が存在すると仮定する。元の優先順位リスト内の周波数L1、L2、及びU3の優先度は、それぞれ
L1(Priority 7)、L2(Priority 6)、及びU3(Priority 2)である。
元の優先順位リストに記録されている3つの周波数の位置は、それぞれ
L1(P1)、L2(P2)、及びU3(P3)である。
優先順位リスト生成ユニット602は、ソースネットワーク内のより優先度の低い周波数L2を直接無視し、残りの周波数の優先度及び位置を調整する。調整後に生成された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度及び位置は、それぞれ
L1(Priority 2)、U3(Priority 7)、及びL1(P3)、U3(P1)である。UEは、一時的優先順位リストに含められない周波数L2が最低の優先度を持つということを、デフォルトで自動的に考慮する。
前述の方法2は、ソースネットワーク内に複数の周波数が存在する状況にのみ適用される。前述の方法1は、ソースネットワーク及びターゲットネットワークの周波数の数に関する要件をもたらすことがなく、任意の状況に適用される。
一時的優先順位リストが生成された後に、送信ユニット603は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。送信ユニット603によって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する具体的方法は、次のとおりである。
方法1:
一時的優先順位リストは、無線アクセスネットワーク情報管理(Radio Access Network Information Management,RIM)手順を使用してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
具体的には、送信ユニット603は、一時的優先順位リストを、RIM情報であり、システム間再選択に関連しているシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)に配置できる。元の優先順位リストは、一時的優先順位リストに置き換えられる。例えば、一時的優先順位リストは、UMTS地上波無線アクセスネットワークの隣接するセルのSIB 6構造に配置され、ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信される。
ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リスト(つまり、一時的優先順位リスト)を受信した後に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが新しい優先順位リストをUEに送信すること、又は送信ユニット603が一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するときに、送信ユニット603が情報要素フィールドを追加することに事前に合意できる。この情報要素フィールドは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、一時的優先順位リストを受信した後に、一時的優先順位リストをUEに送信する必要があるということを示す。
加えて、送信ユニット603は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する際に、一時的優先順位リストの有効期間を識別する別の情報要素フィールドをさらに追加できる。一時的優先順位リストのブロードキャスト時間が識別された有効期間を超えた場合、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が元の優先順位リストをUEに送信する。
方法2:
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストがマスタ制御ノードに送信される。
具体的には、送信ユニット603は、負荷調整要求をマスタ制御ノードに送信し、送信ユニット603は、一時的優先順位リストの有効期間にマークを付けた後に、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信する。これにより、マスタ制御ノードが一時的優先順位リスト及び有効期間をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するようにする。マスタ制御ノードは、OSSネットワーク要素又はマスタ制御ノード機能を備える別のノードにすることができる。
送信ユニット603は、前述の2つの方法のいずれか1つを使用して、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。これにより、ソースネットワークの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合に、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。送信ユニット603によって一時的優先順位リストをUEに送信する具体的な方法は、ブロードキャストにすることができる。
送信ユニット603が一時的優先順位リストをUEに送信した後に、負荷検出ユニット601はソースネットワークの負荷を引き続き検出する。ソースネットワークが正常なレベルに回復した(つまり、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さい)ことが検出された場合、送信ユニット603は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために、情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信する。
それに応じて、送信ユニット603は、RIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。つまり、システム間再選択SIBを含まないRIMメッセージをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信できる。ここで、このメッセージは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
あるいは、送信ユニット603は、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信する。ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
この実施形態では、負荷検出ユニットがサービングセルの負荷を検出し、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に優先順位リスト生成ユニットが一時的優先順位リストを生成し、送信ユニットがその一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が一時的優先順位リストをUEに送信するようにする。この実施形態では、サービングセルの負荷が過剰に重く、ソースネットワーク内に負荷の移動先になることができる負荷の軽いセルが存在しない場合、送信ユニットは、優先順位リスト生成ユニットによって生成された一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信して、ソースアクセスネットワークデバイス及びターゲットアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される優先順位リストが、両方とも一時的優先順位リストになるようにする。加えて、ソースネットワークの負荷が正常なレベルに回復した場合、送信ユニットは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するための情報を送信する。これにより、UEによって異なるRATのネットワークから取得された優先順位リストが同じになることを保証し、ピンポン再選択を防ぐ。
この実施形態における送信ユニットを、アクセスネットワークデバイスのトランスミッタ(例えば、基地局)にするか、又はアクセスネットワークデバイスのトランシーバにすることができるということに注意する必要がある。優先順位リスト生成ユニットは、独立して設定されたプロセッサにするか、又はアクセスネットワークデバイスのプロセッサに組み込んで実装することができる。加えて、優先順位リスト生成ユニットは、プログラムコードの形態でアクセスネットワークデバイスのメモリに格納できる。優先順位リスト生成ユニットの機能は、アクセスネットワークデバイスのプロセッサによって呼び出され、実行される。負荷検出ユニットの実装は優先順位リスト生成ユニットの実装と同じであり、負荷検出ユニットを、優先順位リスト生成ユニットと統合するか、又は独立して実装することができる。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
前述の2つの実施形態は、ソースアクセスネットワークデバイスについて説明しており、以下の実施形態は、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ターゲットアクセスネットワークデバイスについて説明している。図7を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス700は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニット701であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニット701と、
一時的優先順位リストをUEに送信するように構成された送信ユニット702とを含む。
この実施形態では、受信ユニット701は、RIM手順を使用して、又はマスタ制御ノードを介してソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信できる。一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
送信ユニット702は、受信ユニット701によって受信された一時的優先順位リストを、ブロードキャストを用いてUEに送信できる。
加えて、受信ユニット701が、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、送信ユニット702は元の優先順位リストをUEに送信する。
この実施形態では、受信ユニットがソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信した後に、送信ユニットが、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、一時的優先順位リストをUEに送信する。受信ユニットが、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信され、元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される情報を受信した場合、送信ユニットは、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に、元の優先順位リストをUEに送信する。これにより、異なるRATのネットワーク内のブロードキャストメッセージが一致することが保証されるため、UEがどのネットワークに存在するかに関わらず、取得される優先順位リストが同じになり、UEのピンポン再選択を防ぐ。
この実施形態における受信ユニットをアクセスネットワークデバイスのレシーバにすることができ、送信ユニットをアクセスネットワークデバイスのトランスミッタにすることができるということに、注意する必要がある。加えて、受信ユニット及び送信ユニットを統合して、アクセスネットワークデバイスのトランシーバを形成できる。受信データを処理するためにプロセッサに送信するか、又はプロセッサによって処理されたデータを送信するために、受信ユニット及び送信ユニットをアクセスネットワークデバイスのプロセッサに接続できる。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
以下では、本発明の一実施形態におけるUEについて説明する。図8を参照すると、この実施形態におけるUE800は、
ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニット801であって、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニット801と、
受信ユニット801によって受信された一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたネットワーク再選択ユニット802とを含む。
受信ユニット801はさらに、ネットワーク再選択ユニット802がターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信する一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
この実施形態では、UEがソースネットワーク内に存在する場合、受信ユニットはソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信し、ネットワーク再選択ユニットはその一時的優先順位リストに従ってターゲットネットワークを再選択し、UEがターゲットネットワーク内に存在する場合、受信ユニットはターゲットアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信する。言い換えると、RAT間ネットワークにおいて、UEがどのネットワーク内に存在するかに関わらず、受信される優先順位リストが同じになるため、ピンポン再選択を事実上防ぐことができる。
この実施形態における受信ユニットをUEのレシーバにするか、又はUEのトランシーバにすることができるということに注意する必要がある。ネットワーク再選択ユニットは、独立して設定されたプロセッサにするか、又はUEのプロセッサに組み込んで実装することができる。加えて、ネットワーク再選択ユニットを、プログラムコードの形態でUEのメモリに格納することもできる。ネットワーク再選択ユニットの機能は、UEのプロセッサによって呼び出されて実行される。本明細書におけるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
以下では、本発明の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて詳細に説明する。図9を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイスは、UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ソースアクセスネットワークデバイスである。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス900は、
レシーバ901、トランスミッタ902、メモリ903、及びプロセッサ904を含む。ここで、レシーバ901、トランスミッタ902、及びメモリ903は、すべてプロセッサ904に(例えばバスを介して)接続される。当然、基地局は、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ901及びトランスミッタ902を統合してトランシーバを形成できる。
メモリ903は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ903は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ904は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
プロセッサ904は、一時的優先順位リストを生成するように構成される。ここで、一時的優先順位リストは、ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含む。
トランスミッタ902は、一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ターゲットアクセスネットワークデバイスはUEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成される。
前述の一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
プロセッサ904はさらに、サービングセルの負荷を検出し、ここで、サービングセルはソースネットワークのセルであり、このセル上に現在UEがキャンプしており、サービングセルの負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合にソースネットワークの負荷を検出し、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、その負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークをターゲットネットワークとして使用し、一時的優先順位リストを生成するように構成される。
プロセッサ904によってソースネットワークの負荷を検出するための方法は、具体的には、
サービングセルの検出済み負荷に従ってソースネットワークの負荷を推定するステップ、又は
ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷を合計するステップを含む。
トランスミッタ902によって一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法は、具体的には、
無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
一時的優先順位リストをマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、一時的優先順位リストをマスタ制御ノードに送信するステップを含む。
トランスミッタ902が一時的優先順位リストをUEに送信した後に、プロセッサ904はソースネットワークの負荷を引き続き検出する。プロセッサ904が、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、トランスミッタ902はRIM手順を使用して第1の情報をターゲットアクセスネットワークデバイスに送信し、ここで、第1の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。又は、
プロセッサ904が、ソースネットワークの負荷が第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合、トランスミッタ902は、第2の情報をマスタ制御ノードを介してターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、第2の情報をマスタ制御ノードに送信し、ここで、第2の情報は、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストをUEに送信するようにターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される。
以下では、本発明の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスについて詳細に説明する。図10を参照すると、この実施形態におけるアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイス、つまり、ターゲットアクセスネットワークデバイスである。この実施形態におけるアクセスネットワークデバイス1000は、
レシーバ1001、トランスミッタ1002、メモリ1003、及びプロセッサ1004を含む。ここで、レシーバ1001、トランスミッタ1002、及びメモリ1003は、すべてプロセッサ1004に(例えばバスを使用して)接続される。当然、基地局は、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ1001及びトランスミッタ1002を統合してトランシーバを形成することができる。
メモリ1003は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ1003は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ1004は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
プロセッサ1004は、メモリ1003に格納された実行可能プログラムコードを実行するように構成される。
レシーバ1001は、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
トランスミッタ1002は、一時的優先順位リストをUEに送信するように構成される。
一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
以下では、本発明の一実施形態におけるUEについて詳細に説明する。図11を参照すると、この実施形態におけるUE1100は、
レシーバ1101、トランスミッタ1102、メモリ1103、及びプロセッサ1104を含む。ここで、レシーバ1101、トランスミッタ1102、及びメモリ1103は、すべてプロセッサ1104に(例えばバスを使用して)接続される。当然、UEは、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間周波数及び無線周波数処理コンポーネント、並びに入出力装置などの一般的なコンポーネントを含むことができる。本発明のこの実施形態は、本発明に対する制限を設定しない。
レシーバ1101及びトランスミッタ1102を統合してトランシーバを形成することができる。
メモリ1103は、実行可能プログラムコードを格納するように構成される。ここで、このプログラムコードはコンピュータ操作命令を含む。メモリ1103は、高速RAMメモリを含むか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)(例えば、少なくとも1つのディスクメモリ)を含むことができる。
プロセッサ1104は、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)にするか、又は本発明の実施形態を実装する1つ若しくは複数の集積回路として構成することができる。
レシーバ1101は、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、一時的優先順位リストはソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、ソースネットワークの周波数の優先度、及びターゲットネットワークの周波数の優先度を含み、ソースアクセスネットワークデバイスはUEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
プロセッサ1104は、一時的優先順位リスト内の周波数の優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成される。
レシーバ1101はさらに、プロセッサ1104がターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、ターゲットアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイスから受信してUEに送信した一時的優先順位リストを受信するように構成される。ここで、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである。
一時的優先順位リストにおいて、ソースネットワークの周波数の優先度は、ターゲットネットワークの周波数の優先度よりも低い。
加えて、説明された機器の実施形態が単なる例であるということに注意する必要がある。別々の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれていても分かれていなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に存在するか、又は複数のネットワークユニット上で分散されることが可能である。実際の必要性に応じてユニットの一部又は全部を選択し、実施形態の解決策の目的を達成することができる。加えて、本発明で提供された機器の実施形態に関する添付の図面において、ユニット間の接続関係は、各ユニットが相互通信接続を備えていることを示している。それらの通信接続は、1つ又は複数の通信バス又は信号ケーブルとして具体的に実装できる。一般的な当業者は、創造的な努力を行うことなく、本発明の実施形態を理解して実装することができる。
各実施形態の前述の説明に基づいて、当業者は、必要な汎用ハードウェアにソフトウェアを加えることによって、又は専用ハードウェア(専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用コンポーネントなどを含む)のみによって、本発明を実装できるということを明確に理解できる。通常、コンピュータプログラムによって実行できる任意の機能は、対応するハードウェアを使用して容易に実装できる。さらに、同じ機能を実現するために使用される特定のハードウェア構造は、さまざまな形態(例えば、アナログ回路、デジタル回路、専用回路、又は同様の形態)にすることができる。ただし、本発明に関しては、ほとんどの場合、ソフトウェアプログラムによる実装が、より適切な実装形態である。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決策の本質的部分又は従来技術に貢献する部分を、ソフトウェア製品の形態で実装できる。ソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピーディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの読み取り可能記憶媒体に格納され、本発明の実施形態で説明された方法を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどにすることができる)に指示するための複数の命令を含む。
本明細書では、本発明の実施形態で提供される、RAT間ネットワークにおけるブロードキャストメッセージ及びアクセスネットワークデバイスを調整するための方法について詳細に説明した。一般的な当業者は、本発明のアイデアに従って、特定の実装方法及び適用範囲に対して変更を行うことができる。したがって、本明細書の内容を、本発明に対する制限と解釈してはならない。

Claims (33)

  1. RAT間ネットワークにおける通信方法であって、前記RAT間ネットワークが、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを備え、前記方法が、前記ソースネットワーク内のユーザ機器UEが前記ターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、前記方法が、
    ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成するステップであって、前記一時的優先順位リストが前記ソースネットワークの周波数、前記ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を含み、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストを前記UEに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項1に記載の方法。
  3. ソースアクセスネットワークデバイスによって一時的優先順位リストを生成する前に、前記方法が、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによってサービングセルの負荷を検出するステップであって、前記サービングセルが前記ソースネットワークのセルであり、前記セル上に現在前記UEがキャンプしている、ステップと、
    前記サービングセルの前記負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合に前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記ソースネットワークの負荷を検出するステップと、
    前記ソースネットワークの前記負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に前記一時的優先順位リストを生成する前記ステップを起動するステップと
    をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記ソースネットワークの負荷を検出するための方法が、具体的には、
    前記サービングセルの検出済み前記負荷に従って前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記ソースネットワークの前記負荷を推定するステップ、又は
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、前記ソースネットワーク内のすべての周波数を使用する前記セルの前記負荷を合計するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも大きいことが検出された後に、前記一時的優先順位リストを生成する前記ステップを起動する前に、前記方法が、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信するステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、異なるRATの前記別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信するステップと、前記負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索するステップと、異なるRATのネットワークであり、前記第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つ前記ネットワークを前記ターゲットネットワークとして使用するステップと
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法が、具体的には、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して前記一時的優先順位リストを前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
    前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードに送信するステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  7. 前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストを前記UEに送信した後に、前記方法が、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記ソースネットワークの負荷を引き続き検出するステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記RIM手順を使用して第1の情報を前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップであって、前記第1の情報が、前記ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップ、又は
    前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報を前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記ソースアクセスネットワークデバイスによって前記第2の情報を前記マスタ制御ノードに送信するステップであって、前記第2の情報が、前記ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、ステップと
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. RAT間ネットワークにおける通信方法であって、前記RAT間ネットワークが、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを備え、前記方法が、前記ソースネットワーク内のユーザ機器UEが前記ターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、前記方法が、
    ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、前記一時的優先順位リストが前記ソースネットワークの周波数、前記ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって前記一時的優先順位リストを前記UEに送信するステップと
    を含む方法。
  9. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項8に記載の方法。
  10. RAT間ネットワークにおける通信方法であって、前記RAT間ネットワークが、第1RATのソースネットワーク及び第2RATのターゲットネットワークを備え、前記方法が、前記ソースネットワーク内のユーザ機器UEが前記ターゲットネットワークを再選択する処理に適用され、前記方法が、
    前記UEによって、ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するステップであって、前記一時的優先順位リストが前記ソースネットワークの周波数、前記ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと、
    前記UEによって前記一時的優先順位リスト内の前記周波数の前記優先度に従ってネットワーク再選択を実行するステップと、
    前記UEが前記ターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスから受信して前記UEに送信した前記一時的優先順位リストを受信するステップであって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、ステップと
    を含む方法。
  11. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項10に記載の方法。
  12. アクセスネットワークデバイスであって、前記アクセスネットワークデバイスが、ユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、前記アクセスネットワークデバイスが、
    一時的優先順位リストを生成するように構成された優先順位リスト生成ユニットであって、前記一時的優先順位リストが前記ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を含む、優先順位リスト生成ユニットと、
    前記一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成された送信ユニットであって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスし、前記一時的優先順位リストを前記UEに送信できるようにするデバイスである、送信ユニットと
    を備えるアクセスネットワークデバイス。
  13. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項12に記載のアクセスネットワークデバイス。
  14. サービングセルの負荷を検出し、前記サービングセルが前記ソースネットワークのセルであり、前記セル上に現在前記UEがキャンプしており、前記サービングセルの前記負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合に前記ソースネットワークの負荷を検出し、前記ソースネットワークの前記負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に前記優先順位リスト生成ユニットを起動して前記一時的優先順位リストを生成するように構成された負荷検出ユニットをさらに備える、請求項12又は13に記載のアクセスネットワークデバイス。
  15. 前記負荷検出ユニットによって前記ソースネットワークの前記負荷を検出するための方法が、具体的には、
    前記負荷検出ユニットによって前記サービングセルの検出済み前記負荷に従って前記ソースネットワークの前記負荷を推定するステップ、又は
    前記負荷検出ユニットによって、前記ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、前記ソースネットワーク内のすべての前記周波数を使用する前記セルの前記負荷を合計するステップを含む、請求項14に記載のアクセスネットワークデバイス。
  16. 前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した後に、前記優先順位リスト生成ユニットを起動して前記一時的優先順位リストを生成する前に、前記負荷検出ユニットが、
    負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの前記別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、前記負荷情報に従って、異なるRATのネットワークであり、第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり、前記第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つ前記ネットワークを前記ターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成された、請求項14に記載のアクセスネットワークデバイス。
  17. 前記送信ユニットによって前記一時的優先順位リストを前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法が、具体的には、
    前記送信ユニットによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して前記一時的優先順位リストを前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
    前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記送信ユニットによって前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードに送信するステップを含む、請求項12又は13に記載のアクセスネットワークデバイス。
  18. 前記負荷検出ユニットが、
    前記送信ユニットが前記一時的優先順位リストを前記UEに送信した後に前記ソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットが、
    前記負荷検出ユニットが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第1の情報を前記RIM手順を使用して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、前記第1の情報が、前記ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
    前記負荷検出ユニットが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報を前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記第2の情報を前記マスタ制御ノードに送信することであって、前記第2の情報が、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
    を行うようにさらに構成された、請求項17に記載のアクセスネットワークデバイス。
  19. アクセスネットワークデバイスであって、前記アクセスネットワークデバイスが、ユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、前記アクセスネットワークデバイスが、
    ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、前記一時的優先順位リストがソースネットワークの周波数、前記ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
    前記一時的優先順位リストを前記UEに送信するように構成された送信ユニットと
    を備えるアクセスネットワークデバイス。
  20. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項19に記載のアクセスネットワークデバイス。
  21. ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成された受信ユニットであって、前記一時的優先順位リストがソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、受信ユニットと、
    前記一時的優先順位リスト内の前記周波数の前記優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたネットワーク再選択ユニットと
    を備えており、
    前記受信ユニットが、
    前記ネットワーク再選択ユニットが前記ターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスから受信して前記UEに送信した前記一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、
    ユーザ機器UE。
  22. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項21に記載のアクセスネットワークデバイス。
  23. アクセスネットワークデバイスであって、前記アクセスネットワークデバイスが、ユーザ機器UEがソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、前記アクセスネットワークデバイスが、
    一時的優先順位リストを生成するように構成されたプロセッサであって、前記一時的優先順位リストが前記ソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を含む、プロセッサと、
    前記一時的優先順位リストをターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するように構成されたトランスミッタであって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスし、前記一時的優先順位リストを前記UEに送信できるようにするデバイスである、トランスミッタと
    を備えるアクセスネットワークデバイス。
  24. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項23に記載のアクセスネットワークデバイス。
  25. 前記プロセッサが、
    サービングセルの負荷を検出することであって、前記サービングセルが、前記ソースネットワークのセルであり、前記セル上に現在前記UEがキャンプしている、検出することと、前記サービングセルの前記負荷が第1負荷しきい値よりも大きい場合に前記ソースネットワークの負荷を検出することと、前記ソースネットワークの前記負荷が第2負荷しきい値よりも大きい場合に生成ユニットによって前記一時的優先順位リストを生成することとを行うようにさらに構成された、請求項23又は24に記載のアクセスネットワークデバイス。
  26. 前記プロセッサによって前記ソースネットワークの前記負荷を検出するための方法が、具体的には、
    前記プロセッサによって前記サービングセルの検出済み前記負荷に従って前記ソースネットワークの前記負荷を推定するステップ、又は
    前記プロセッサによって前記ソースネットワーク内のすべての周波数を使用するセルの負荷をマスタ制御ノードから取得し、前記ソースネットワーク内のすべての前記周波数を使用する前記セルの前記負荷を合計するステップを含む、請求項25に記載のアクセスネットワークデバイス。
  27. 前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも大きいことを検出した後に、前記一時的優先順位リストを生成する前に、前記プロセッサが、
    負荷情報取得要求を異なるRATの別のネットワークに送信し、異なるRATの前記別のネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、前記負荷情報に従って異なるRATのネットワークであり第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つネットワークを検索し、異なるRATのネットワークであり前記第3負荷しきい値よりも小さい負荷を持つ前記ネットワークを前記ターゲットネットワークとして使用するようにさらに構成された、請求項25に記載のアクセスネットワークデバイス。
  28. 前記トランスミッタによって前記一時的優先順位リストを前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するための方法が、具体的には、
    前記トランスミッタによって無線アクセスネットワーク情報管理RIM手順を使用して前記一時的優先順位リストを前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するステップ、又は
    前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記トランスミッタによって前記一時的優先順位リストを前記マスタ制御ノードに送信するステップを含む、請求項23又は24に記載のアクセスネットワークデバイス。
  29. 前記プロセッサが、
    前記トランスミッタが前記一時的優先順位リストを前記UEに送信した後に、前記ソースネットワークの負荷を引き続き検出するようにさらに構成され、
    前記トランスミッタが、
    前記プロセッサが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第1の情報を前記RIM手順を使用して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信することであって、前記第1の情報が、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること、又は
    前記プロセッサが、前記ソースネットワークの前記負荷が前記第2負荷しきい値よりも小さいことを検出した場合に、第2の情報を前記マスタ制御ノードを介して前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに送信するために、前記第2の情報を前記マスタ制御ノードに送信することであって、前記第2の情報が、ソースアクセスネットワークデバイスと同様に元の優先順位リストを前記UEに送信するように前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに指示するために使用される、送信すること
    を行うようにさらに構成された、請求項28に記載のアクセスネットワークデバイス。
  30. アクセスネットワークデバイスであって、前記アクセスネットワークデバイスが、ユーザ機器UEがターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスであり、前記アクセスネットワークデバイスが、
    ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成されたレシーバであって、前記一時的優先順位リストがソースネットワークの周波数、前記ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
    前記一時的優先順位リストを前記UEに送信するように構成されたトランスミッタと
    を備えるアクセスネットワークデバイス。
  31. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が、前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項30に記載のアクセスネットワークデバイス。
  32. ソースアクセスネットワークデバイスによって送信された一時的優先順位リストを受信するように構成されたレシーバであって、前記一時的優先順位リストがソースネットワークの周波数、ターゲットネットワークの周波数、前記ソースネットワークの前記周波数の優先度、及び前記ターゲットネットワークの前記周波数の優先度を備え、前記ソースアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ソースネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、レシーバと、
    前記一時的優先順位リスト内の前記周波数の前記優先度に従ってネットワーク再選択を実行するように構成されたプロセッサと
    を備えており、
    前記レシーバがさらに、
    前記プロセッサが前記ターゲットネットワークを再選択してアクセスした場合に、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスから受信して前記UEに送信した前記一時的優先順位リストを受信するようにさらに構成され、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスが、前記UEが前記ターゲットネットワークにアクセスできるようにするデバイスである、
    ユーザ機器UE。
  33. 前記一時的優先順位リストにおいて、前記ソースネットワークの前記周波数の前記優先度が前記ターゲットネットワークの前記周波数の前記優先度よりも低い、請求項32に記載のUE。
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