JP2017227985A - 投影装置及び投影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作手段に適した操作用画像を投影できる投影装置及び投影方法を提供する。【解決手段】投影装置1は、画像を投影する投影面の撮像画像を生成する撮像部11と、撮像部が生成した撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出部12と、被写体検出部が検出した被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を投影面に投影する投影部17と、を有する。また、投影部は、被写体検出部が検出した被写体の種別に基づいて決定した間隔で配置された複数のアイコン画像を含む操作用画像を投影面に投影する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像を投影する投影装置及び投影方法に関するものである。
会議のプレゼンテーション等を行う際、プレゼンテーション資料をスクリーンに投影表示するプロジェクタが利用されている。その際、プロジェクタの投影画面に表示された操作用画像をユーザが手で操作することで、資料のページを切り替え操作等の各種操作を行う技術が知られている。特許文献1には、撮像画像を用いて認識したユーザ操作に応じて、投影画像に配置する操作用画像の位置を決定する投影装置が開示されている。
特開2014−178791号公報
特許文献1においては、ユーザの手の動きによって、投影されているプレゼンテーション資料のページを切り替える操作をすることが想定されている。しかしながら、プレゼンテーション資料の操作は、プレゼンテーションをしているユーザだけでなく、他の人がレーザーポインタを用いて行うことも考えられる。この場合、ユーザの手で操作するための操作用画像をレーザーポインタで操作するために用いると、操作性に問題が生じてしまう。例えば、ユーザが操作用画像を手で操作する場合には、複数の操作用画像が接していても誤操作をしづらいが、レーザーポインタで遠方から操作用画像を選択する場合には、複数の操作用画像が接していると、誤って隣の操作用画像を選択してしまいやすいという問題が生じてしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、操作手段に適した操作用画像を投影できる投影装置及び投影方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の投影装置は、画像を投影する投影面の撮像画像を生成する撮像手段と、前記撮像手段が生成した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を前記投影面に投影する投影手段と、を有することを特徴とする。
本発明の投影方法は、画像を投影する投影面の撮像画像を生成するステップと、生成した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出するステップと、検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を前記投影面に投影するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の電子機器は、画像を投影する投影面の撮像画像を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段と、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を、前記投影面に画像を投影する投影装置に出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明の記録媒体は、コンピュータを、画像を投影する投影面の撮像画像を取得する取得手段、前記取得手段が取得した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段、及び前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を、前記投影面に画像を投影する投影手段に出力する出力手段、として機能させるためのプログラムを記録する。
本発明によれば、操作手段に適した操作用画像を投影することができる。
本実施形態に係るプロジェクタシステムSを用いて画像を表示している状態を示す図である。 本実施形態に係る投影装置1の構成を示す図である。 投影装置1の基本動作を示すフローチャートである。 投影装置1が投影面上で被写体を検出し、操作を認識するための処理手順を示すフローチャートである。 人体の一部を検出し、輝点8を検出しない場合の操作用画像7を示す図である。 人体の一部及び輝点8を検出した場合の操作用画像7を示す図である。 人体の一部及び輝点8を検出した場合の操作用画像7を示す別の図である。 輝点8を検出し、人体の一部を検出しない場合の操作用画像7を示す図である。
[プロジェクタシステムSの概要]
図1は、本実施形態に係るプロジェクタシステムSを用いて画像を表示している状態を示す図である。
プロジェクタシステムSは、投影装置1、PC(Personal Computer)2、及び投影スクリーン3を有しており、PC2から投影装置1に入力した画像が投影スクリーン3に投影される。
投影装置1は、例えばプロジェクタである。投影装置1は、投影スクリーン3の投影面の前方に設置されており、投影スクリーン3に画像を投影する。投影装置1は、カメラを内蔵しており、投影スクリーン3及びその近傍を撮影することができる。投影装置1の詳細については、後述する。
PC2は、パーソナルコンピュータであり、ケーブル等を介して投影装置1と接続されている。そして、PC2は、投影装置1に映像信号を出力する。投影スクリーン3は、投影装置1の前方に設置されており、投影装置1から投影された画像が投影される。
撮影範囲4は、投影装置1が有するカメラが、投影スクリーン3及びその近傍を撮影する領域である。投影装置1は、カメラが撮影範囲4を撮影して得られた撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する。所定の被写体は、例えばユーザ5の身体の一部(人体の一部)及びレーザーポインタ6から投射された光により生じた輝点8である。
ユーザ5は、例えば、プレゼンターであり、投影スクリーン3の付近に立っている。投影装置1は、カメラの撮影により得られた撮像画像に基づいて、ユーザ5の位置を検出することができる。
レーザーポインタ6は、投影スクリーン3に投影された操作用画像7を選択するためのデバイスである。レーザーポインタ6は、例えば投影スクリーン3から離れた距離にいる質問者によって用いられる。投影装置1は、カメラの撮影により得られた撮像画像に基づいて、レーザーポインタ6から投射された光により生じた輝点8が操作用画像7に重なったことを検出することで、操作用画像7に対応する操作を実行することができる。
操作用画像7は、投影スクリーン3に表示された画像を操作するための操作用のアイコン画像である。操作用画像7は、複数のアイコン画像71〜74を有する。アイコン画像71は、資料の先頭のページに戻ることを示すアイコン画像である。アイコン画像72は、資料の最後のページに進むことを示すアイコン画像である。アイコン画像73は、ページ戻しを示すアイコン画像である。アイコン画像74は、ページ送りを示すアイコン画像である。操作用画像7は、これ以外のアイコン画像を含んでいてもよい。
投影装置1は、投影スクリーン3を含む領域の撮像画像に含まれる所定の被写体の種別に基づいて決定した操作用画像7を投影スクリーン3に投影する。投影装置1は、例えば、撮像画像内に人体の一部を検出した場合に、ユーザ5の手が届く位置に、第1の大きさの複数のアイコン画像71〜74を第1の間隔で配置した操作用画像7を投影する。また、投影装置1は、撮像画像内に輝点8を検出した場合に、ユーザ5の手が届かない位置に、第1の大きさよりも大きい第2の大きさの複数のアイコン画像71〜74を第1の間隔よりも大きい第2の間隔で配置した操作用画像7を投影する。
このようにすることで、投影装置1は、ユーザ5が手で操作をする場合に、ユーザ5の手による操作に適した操作用画像7を投影し、ユーザ5以外の人がレーザーポインタ6で操作をする場合に、ユーザ5に輝点8が当たりづらく、輝点8を当てやすい操作用画像7を投影することができる。
以下、投影装置1の構成及び動作の詳細について説明する。
[投影装置1の構成]
図2は、投影装置1の構成を示す図である。
投影装置1は、撮像部11、被写体検出部12、位置検出部13、制御部14、操作入出力部15、画像入力部16、及び投影部17を有する。投影部17は、投影画像生成部171と光学系172とを有する。撮像部11は、例えばCCDカメラを含んでおり、投影スクリーン3の向きに設けられている。撮像部11は、投影スクリーン3及びその周辺の被写体の撮像画像を生成する。撮像部11は、生成した撮像画像を被写体検出部12に出力する。
被写体検出部12は、撮像部11から出力された撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する。所定の被写体は、例えば、上記のとおり投影スクリーン3の近傍に位置しているユーザの手若しくは指等の人体の少なくとも一部、又はレーザーポインタ6から投射された光により生じた輝点8であるが、人体の代わりにユーザが把持している指示棒を含んでもよい。被写体検出部12は、予め制御部14内の記憶媒体に記憶された手、指示棒又は輝点等のパターンを撮像画像において探索することにより、所定の被写体を検出する。被写体検出部12は、検出した被写体の種別を位置検出部13に通知する。
なお、輝点8は、まさに点形状にのみ限らず、所定の光の線や円、楕円、又はマークであっても構わない。また、一般的なレーザー光は、赤や緑が用いられるので、赤や緑色の光を検出するのが好適ではあるが、これに限ることは無く、他の色であってもよい。
さらに、実施例ではレーザー光を前提に説明をするが、LEDや他の光源を用いたスポット光を検出する場合も、本願が適用可能である。
位置検出部13は、被写体検出部12から通知された被写体の種別ごとに、それぞれの被写体の位置を算出する。そして、位置検出部13は、被写体の種別情報と位置情報を制御部14に送信する。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶用のRAM(Random Access Memory)、及びフラッシュメモリー等の不揮発性のROM(Read Only Memory)等を備えている。制御部14は、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより、投影装置1の動作を制御する。制御部14は、位置検出部13から受信した被写体の種別情報と位置情報とを投影画像生成部171に送信する。
操作入出力部15は、投影装置1の操作キー、リモコン又はPC2におけるユーザからの入力操作を受け付ける。操作入出力部15は、これらの入力操作を受け付けて、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部14に出力する。また、操作入出力部15は、制御部14が出力するPC2に対するコマンドを受信し、PC2へコマンドを転送する。操作入出力部15がコマンドをPC2に送信するとともに、PC2における入力操作を受け付けることで、投影装置1とPC2との連携操作が可能になる。
画像入力部16は、外部機器であるPC2が接続されており、投影スクリーン3に投影する映像信号をPC2から受信する。画像入力部16は、受信した映像信号を投影画像生成部171に送信する。
投影画像生成部171は、画像入力部16を介してPC2から入力された画像に基づいて、投影スクリーン3に投影する画像(以下、投影画像という場合がある)を生成する。投影画像生成部171は、操作用画像決定部173と操作用画像重畳部174とを有する。
操作用画像決定部173は、制御部14から受信した被写体の種別情報と位置情報に基づいて操作用画像7の配置及び形状を決定する。例えば、操作用画像決定部173は、撮像部11で検出した被写体が手であるか輝点8であるかに基づいて、操作用画像7の配置及び形状を決定する。操作用画像7の配置には、投影スクリーン3において操作用画像7を表示する位置、及び操作用画像7に含まれるアイコン画像71〜74間の間隔が含まれる。また、操作用画像7の形状には、アイコン画像71〜74の大きさが含まれる。操作用画像決定部173は、操作用画像7をOSD(On Screen Display)画像として操作用画像重畳部174に送信する。
操作用画像重畳部174は、画像入力部16から入力される画像と、操作用画像決定部173から入力されるOSD画像とを重畳した投影画像を作成し、作成した投影画像を光学系172に送信する。光学系172は、例えばレンズを含んでいる。光学系172は、投影画像生成部171によって生成された投影画像を、投影スクリーン3等の投影面に投影する。
以上の構成により、投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別に基づいて決定した間隔で配置された複数のアイコン画像71〜74を含む操作用画像7を投影スクリーン3に投影する。例えば、投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別が輝点8である場合に、被写体の種別が人体の一部である場合よりも大きな間隔で配置した複数のアイコン画像71〜74を含む操作用画像7を投影する。
また、投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別に基づいて決定した位置に配置された操作用画像7を投影スクリーン3に投影する。例えば、投影部17は、位置検出部13が検出した位置に基づいて決定した位置に操作用画像7を投影する。
[投影装置1の基本動作]
次に、図3を用いて、本実施形態に係る投影処理の流れについて説明する。図3は、投影装置1の基本動作を示すフローチャートである。まず、制御部14は、投影装置1に内蔵されている撮像部11を用いた操作モード(以下、カメラ操作モードという)であるか否かを判定する(ステップS101)。カメラ操作モードは、撮像部11が生成した撮像画像内の被写体の種別に基づいて、操作用画像7を決定するモードである。制御部14は、操作入出力部15経由で受信したPC2における操作内容に基づいて、カメラ操作モードに切り替える。
投影装置1の操作モードがカメラ操作モードに設定されていない場合、投影部17は、PC2から入力された画像を投影画像として生成し(ステップS110)、操作用画像7を投影画像に重畳することなく、生成した投影画像を投影スクリーン3へ投影する(ステップS111)。投影部17は、カメラ操作モードに設定されていない場合に、カメラ操作モードにおいて人体の一部又は輝点8を検出したときに重畳される操作用画像7よりも小さい、例えばマウス操作に適した操作用画像7を投影してもよい。このようにすることで、プレゼンテーション中の資料に操作用画像7が重なる領域をできるだけ小さくすることができる。
投影部17が投影画像を投影している間、制御部14は、操作入出力部15経由でPC2から入力される指示を監視することによって、画像の投影を継続するかを判定する(ステップS112)。制御部14は、画像の投影を終了する指示をPC2から受信すると、画像の投影を終了させる。制御部14は、画像の投影を終了する指示を受信しない間は、画像の投影を継続すると判定してステップS101に戻り、再度、カメラ操作モードに設定されているか否かを判定する。
投影装置1の操作モードがカメラ操作モードに設定されている場合、制御部14は撮像部11を起動し、撮像処理を開始する(ステップS102)。被写体検出部12は、撮像部11から入力された撮像画像を解析し、撮像画像内から人体の一部又は輝点8を含む所定の被写体を検出する(ステップS103)。被写体検出部12は、検出した被写体の種別を示す種別情報を位置検出部13に通知する。位置検出部13は通知された種別情報に基づいて、人体の一部又は輝点8の位置を検出し、通知された種別情報及び検出された人体の一部又は輝点8の位置情報を投影画像生成部171に送信する。
操作用画像決定部173は、位置検出部13から送信された種別情報と位置情報とに基づいて、投影画像に重畳する操作用画像7の配置及び形状を決定する(ステップS104)。操作用画像決定部173が、種別情報に基づいて操作用画像7の配置及び形状を決定する方法の詳細については後述する。操作用画像決定部173が決定した操作用画像7の配置情報及び形状情報は、制御部14と操作用画像重畳部174とに送信される。
操作用画像重畳部174は、PC2から入力された画像と操作用画像決定部173が決定した操作用画像7とを重畳した投影画像を生成する(ステップS105)。光学系172は、投影画像生成部171によって生成された投影画像を投影スクリーン3に投影する(ステップS106)。投影部17が投影画像を投影している間、ユーザによる操作を認識するために、被写体検出部12が、投影スクリーン3の撮像画像内の所定の被写体の検出を開始する(ステップS107)。ステップS107の詳細は後述する。
その後、制御部14は、操作入出力部15経由でPC2から入力される指示を監視することによって、カメラ操作モードを継続するかを判定する(S108)。制御部14は、継続終了の指示を受信すると、ステップS120で撮像部11の動作を停止し、ステップS110のOSD画像を重畳しない投影画像の生成フローに入る。制御部14は、カメラ操作モードを継続する場合、操作入出力部15経由でPC2から入力される指示を監視することによって、画像の投影を継続するか否かを判定する(S109)。制御部14は、画像の投影を継続すると判定した場合はステップS103に戻り、再度、撮像画像中から人体の一部又は輝点8を検出する。制御部14は、画像の投影を継続しない場合は画像の投影処理を終了する。
[操作を認識するための処理]
図4は、投影装置1が投影面上で被写体を検出し、操作を認識するための処理手順(図3におけるステップS107の処理手順)の詳細を示すフローチャートである。
被写体検出部12は、撮像画像から、所定の被写体パターンを探索する(ステップS201)。被写体検出部12は、例えば、予めメモリに記憶された手形状パターン又は輝点パターンを探索する。
続いて、被写体検出部12は、所定の被写体パターンと一致する画像領域が検出されたかどうかのマッチング判定を行う(ステップS202)。被写体検出部12が、パターンのマッチングに失敗したときには、操作を認識するための処理を終了する。被写体検出部12が、パターンのマッチングに成功して所定の被写体パターンを検出したときには、位置検出部13が、被写体検出部12が検出した被写体パターンの座標位置を検出する(ステップS203)。例えば、位置検出部13は、検出された被写体パターンが手のパターンである場合は、指先の位置を示す位置情報を制御部14に送信し、検出された被写体パターンが輝点のパターンである場合は、輝点8の中央の位置を示す位置情報を制御部14に送信する。
制御部14は、操作用画像決定部173が決定したアイコン画像71〜74の位置と、位置検出部13から送信された所定の被写体の位置とを比較し、被写体の座標位置がアイコン画像71〜74の範囲内であるか否かを判定する(ステップS204)。制御部14は、位置検出部13が検出した被写体がアイコン画像71〜74の少なくとも一部に重なっていない場合、操作を認識するための処理を終了する。
制御部14は、被写体がアイコン画像71〜74の少なくとも一部に重なっている場合、被写体が重なっているアイコン画像の座標位置に対応する操作コマンドを生成し、生成した操作コマンドを、操作入出力部15を介してPC2に送信する(ステップS205)。例えば、被写体が重なっているアイコン画像がページ送りのアイコン画像74である場合、制御部14は、PC2に対してページ送りの操作コマンドを送信し、PC2は、受信した操作コマンドに応じて、投影装置1で投影表示しているプレゼンテーション資料のページ送りを行う。その後、PC2は投影装置1にページ送り後の画像を送信し、投影装置1は受信した画像を投影する。
[操作用画像7の決定方法の具体例]
以下、操作用画像決定部173が操作用画像7の配置及び形状を決定する方法について、具体例を挙げて説明する。
(人体の一部を検出した場合)
(1)人体の一部を検出し、輝点8を検出しない場合
図5は、被写体検出部12が人体の一部を検出し、輝点8を検出しない場合の操作用画像7を示す図である。投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別に人体の一部が含まれ、かつ輝点8が含まれない場合に、位置検出部13が検出した人体の位置から所定の距離以内に操作用画像7を投影する。
図5の例ではユーザ5が投影スクリーン3の右横に立っているので、ユーザ5の近傍である投影スクリーン3の右下の領域に操作用画像7が配置されている。ここでは操作用画像7として、資料の先頭のページに戻ることを示すアイコン画像71、最後のページに進むことを示すアイコン画像72、ページ戻しを示すアイコン画像73、ページ送りを示すアイコン画像74の4つのアイコンを例示している。このように、ユーザ5の手が届く位置に操作用画像7を配置することで、ユーザ5は、アイコン画像71〜74の位置に手をかざすことで各種操作が可能になる。
(2)人体の一部及び輝点8を検出した場合
図6は、被写体検出部12が人体の一部及び輝点8を検出した場合の操作用画像7を示す図である。投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別に人体の一部及び輝点8が含まれる場合に、位置検出部13が検出した人体の位置から所定の距離以上離れた位置に操作用画像7を投影する。この際、投影部17は、輝点8から所定の範囲内に操作用画像7を投影する。
被写体検出部12が人体の一部及び輝点8を検出した場合、発表しているユーザ5が立っている状態で、ユーザ5自身又は他の人がレーザーポインタ6を用いて光を投射していると考えられる。ユーザ5以外の人がレーザーポインタ6を用いて光を投射している際に、ユーザ5の目にレーザー光が当たってしまうと危険なので、図6の例では、操作用画像決定部173が、投影スクリーン3における、ユーザ5が検出された側と反対側の近傍にレーザーポインタ6用の操作用画像7が配置されている。
さらに、図6の例では操作用画像決定部173は、図5に示したアイコン画像71〜74よりも広い間隔で、図5に示したアイコン画像71〜74よりも大きなアイコン画像71〜74を配置している。このようにすることで、レーザーポインタ6の輝点8の位置が、ユーザ5が意図しないアイコン画像に当たってしまい、ユーザが意図しない操作が行われてしまう確率を減らすことができる。
図7は、人体の一部及び輝点8を検出した場合の操作用画像7を示す別の図である。
投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別に人体の一部及び輝点8が含まれる場合に、位置検出部13が検出した人体に対応するユーザの目線範囲に含まれない位置に操作用画像7を投影してもよい。図7の例では、操作用画像決定部173は、位置検出部13によって検出されたユーザ5の目線の高さに基づいて目線範囲41を設定し、目線範囲41を避ける位置に操作用画像7を配置している。このようにすることで、ユーザ5の目にレーザーポインタ6の輝点8が当たらないように操作用画像7を配置することができる。
(人体を検出しない場合)
(1)輝点8を検出し、人体を検出しない場合
図8は、被写体検出部12が、輝点8を検出し、人体を検出しない場合の操作用画像7を示す図である。投影部17は、輝点8を検出した場合、被写体検出部12が人体の一部を検出し、輝点8を検出しない場合に比べて広い間隔で配置され、かつより大きなアイコン画像71〜74を投影する。また、投影部17は、被写体検出部12が検出した被写体の種別が輝点8である場合に、輝点8から所定の範囲内に操作用画像7を投影する。このようにすることで、レーザーポインタ6の輝点8の付近に操作用画像7を配置することができるので、ユーザの操作性を高くすることができる。
(2)人体も輝点8も検出しない場合
投影部17は、被写体検出部12が人体の一部も輝点8も検出しない場合に、PC2のデスクトップにおいて表示されるアイコンと同等のアイコン画像を含む操作用画像7を投影する。投影部17は、被写体検出部12が人体の一部も輝点8も検出しない場合に、操作用画像7を投影せず、人体の一部か輝点8が検出されたことに応じて、操作用画像7の投影を開始してもよい。このようにすることで、投影スクリーン3上に人体の一部や輝点8が表示されていないときは、プレゼンテーション中の資料に重ねて操作用画像7が表示されないので、プレゼンテーション資料の表示を妨げず、人体の一部か輝点8が検出されたことに応じて操作用画像7が投影されるようにすることができる。
[カメラ操作モードの詳細]
図3のステップ101の処理に関して説明したとおり、投影装置1は、カメラ操作モードに設定されている場合に、撮像部11が撮像した画像に基づいて操作用画像7を決定する。カメラ操作モードには、人体と輝点の両方を検出する「マルチ検出モード」、輝点のみを検出する「輝点検出モード」、人体のみを検出する「人体検出モード」の3つのモードがある。なお、この検出モードは、PC2での不図示のメニュー操作、又は投影装置1での不図示のメニュー操作によって設定し、かつ変更可能であるとするが、これに限るものではない。
投影部17は、「マルチ検出モード」に設定されている場合、上記のとおり、人体及び輝点の検出結果に応じた操作用画像7を投影する。投影部17は、「輝点検出モード」に設定されている場合に、「マルチ検出モード」で人体が検出された場合、「人体検出モード」で人体が検出された場合、及び何も検出されない場合よりも、広い間隔でアイコン画像71〜74を配置して投影する。投影部17は、「人体検出モード」で人体が検出された場合、「マルチ検出モード」で人体が検出された場合と同様に、検出された人体から所定の範囲に操作用画像7を投影する。
ユーザは、例えば、PC2においてカメラ操作モードを設定することができる。制御部14は、設定された操作モードを示す情報をPC2から受信し、受信した情報に基づいて投影部17を制御する。
[本実施形態における効果]
以上説明したように、本実施形態に係る投影装置1は、画像を投影する投影面の撮像画像を生成する撮像部11と、撮像部11が生成した撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出部12と、被写体検出部12が検出した被写体の種別に基づいて決定した操作用画像7を投影スクリーン3に投影する投影部17と、を有する。投影装置1がこのような構成を有することで、プレゼンターが手を用いて操作をしていると考えられる場合に、プレゼンターが手によって操作しやすい操作用画像7を投影し、レーザーポインタ6を用いて操作していると考えられる場合に、レーザーポインタ6で操作しやすい操作用画像7を投影することができる。したがって、操作手段に適した操作用画像が投影されるので操作性が向上する。
[変形例]
本実施形態では、投影装置1が有する機能によって、被写体の種別に基づいて決定した操作用画像7を投影面に投影する例を示したが、投影装置1の外部に電子機器を接続し、その接続された電子機器が有する機能によって、被写体の種別に基づいて決定した操作用画像7を投影面に投影してもよい。
例えば、PC2が、投影スクリーン3を含む領域を撮影したカメラ(不図示)から撮像画像を取得し、取得した撮像画像に基づいて、操作用画像7を決定する。そして、PC2が、操作用画像7と投影画像とを重畳した重畳画像を生成し、重畳画像を投影装置1に対して出力する。投影装置1が、重畳画像を投影することで、投影装置1において操作用画像7を決定した場合と同等の効果を得ることができる。
なお、PC2において操作用画像7を決定する際には、投影装置1が画像を投影する領域とカメラが撮影する領域との関係を特定するためのキャリブレーションを行う必要がある。キャリブレーションを行う際には、PC2は、所定のキャリブレーション用パターン画像を投影装置1に出力し、投影装置1がキャリブレーション用パターン画像を投影している間に撮影して得られた撮像画像におけるキャリブレーション用パターン画像の位置を特定することで、投影領域と撮影領域との関係を特定することができる。
PC2は、CD−ROM、DVD、ハードディスク等の記録媒体に記憶されたプログラムを実行することにより、投影装置1が実現できる機能を実現することができる。なお、投影装置1の制御部14も、記録媒体に記憶されたプログラムを実行することにより、上記の各種機能を実現してもよい。
以上、本発明の実施の形態、およびいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。また本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1・・・投影装置
11・・・撮像部
12・・・被写体検出部
17・・・投影部

Claims (14)

  1. 画像を投影する投影面の撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段が生成した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を前記投影面に投影する投影手段と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  2. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した間隔で配置された複数のアイコン画像を含む前記操作用画像を前記投影面に投影することを特徴とする、
    請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別が輝点である場合に、前記被写体の種別が人体の一部である場合よりも大きな間隔で配置した前記複数のアイコン画像を含む前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した位置に配置された前記操作用画像を前記投影面に投影することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記投影装置は、前記被写体の位置を検出する位置検出手段を有し、
    前記投影手段は、前記位置検出手段が検出した位置に基づいて決定した位置に前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の投影装置。
  6. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に人体の一部及び輝点が含まれる場合に、前記位置検出手段が検出した人体に対応するユーザの目線範囲に含まれない位置に前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項5に記載の投影装置。
  7. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に人体の一部が含まれ、かつ輝点が含まれない場合に、前記位置検出手段が検出した人体の位置から所定の距離以内に前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項5に記載の投影装置。
  8. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に人体の一部及び輝点が含まれる場合に、前記位置検出手段が検出した人体の位置から所定の距離以上離れた位置に前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項5に記載の投影装置。
  9. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別が輝点である場合に、前記輝点から所定の範囲内に前記操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項5に記載の投影装置。
  10. 前記投影手段は、前記撮像画像に基づいて前記投影面に投影する前記操作用画像を決定する所定の操作モードに設定されている場合に、前記被写体の種別に基づいて決定した第1操作用画像を投影し、前記投影装置が、前記所定の操作モードに設定されていない場合に、前記第1操作用画像と異なる第2操作用画像を投影することを特徴とする、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の投影装置。
  11. 前記投影手段は、前記被写体検出手段が人体の一部も輝点も検出しない場合に、前記操作用画像を投影せず、前記人体の一部か前記輝点が検出されたことに応じて、前記操作用画像の投影を開始することを特徴とする、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の投影装置。
  12. 画像を投影する投影面の撮像画像を生成するステップと、
    生成した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出するステップと、
    検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を前記投影面に投影するステップと、
    を有することを特徴とする投影方法。
  13. 画像を投影する投影面の撮像画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段と、
    前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を、前記投影面に画像を投影する投影装置に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  14. コンピュータを、
    画像を投影する投影面の撮像画像を取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した前記撮像画像に含まれる所定の被写体を検出する被写体検出手段、及び
    前記被写体検出手段が検出した前記被写体の種別に基づいて決定した操作用画像を、前記投影面に画像を投影する投影手段に出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラムを記録する記録媒体。
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