JP2017221137A - Buried planting container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、道路と歩道との境界部分、道路の中央分離帯または公園などの緑化を促進するために設けられている植栽帯(花壇)に設置する埋設型植栽容器に関する。 The present invention relates to a buried planting container installed in a planting zone (flowerbed) provided to promote greening of a boundary portion between a road and a sidewalk, a median strip of a road, or a park.
従来、道路と歩道との境界部分、中央分離帯または公園などに設けた緑化を促進するための植栽帯(花壇)は、矩形、円形または楕円形など、植栽する草木などにより、所定の形状に区画された部分の土を耕して低木または地被類(草花)などを直接植えている。 Conventionally, planting belts (flower beds) for promoting greening provided at the boundary between roads and sidewalks, median strips or parks, etc., have a predetermined shape, such as rectangular, circular or oval, by planting plants etc. Cultivate the soil of the section divided into two, and directly plant shrubs or ground cover (flowers and flowers).
特に、道路と歩道との境界部分や道路の中央分離帯に設けた植栽帯に地被類や苗木を植栽する場合、作業の安全性を図るため長時間道路を遮断したり、通路を規制したりしなければならず、交通渋滞の原因となり、また、人手と手間がかかるなどさまざまな問題点を有している。 In particular, when planting ground cover and seedlings in the planting zone provided at the boundary between the road and the sidewalk or in the median strip of the road, the road is blocked for a long time or the passage is restricted in order to ensure work safety. There are various problems such as causing traffic congestion and labor and labor.
また、前記植栽帯に使用する土壌は、多くの雑草の種子や害虫の卵や幼虫などが混在しており、さらには、風や小鳥などにより雑草の種子が飛来し、土壌に混在する場合がある。これらの雑草の種子は、植栽帯に植えた地被類より生育が早く、雑草が茂ると地被類Yの生育を阻害し、景観を損なうばかりか歩行者や自動車の運転者の見通しが損なわれ交通安全上も好ましくない。そのため、定期的に草木の刈込や雑草を除去する作業が必要であると共に、植栽帯に植えた地被類への灌水を定期的に行う必要がある。そのための作業コストがかかり大変不経済であった。 The soil used for the planting zone contains many weed seeds, pest eggs, larvae, and the like. Furthermore, weed seeds fly by wind and small birds, and may be mixed in the soil. is there. The seeds of these weeds grow faster than the ground cover planted in the planting zone, and when the weeds grow, the growth of the ground cover Y is inhibited, which not only damages the landscape but also impairs the prospects of pedestrians and automobile drivers. This is not preferable for traffic safety. Therefore, it is necessary to periodically cut grass and remove weeds, and it is necessary to periodically water the ground cover planted in the planting belt. This was very uneconomical because of the work costs.
そこで、道路と歩道との境界部分に設けた花壇に雑草が生えるのを防止するため、花壇を構成する縁石の内側に庇部分を形成して光が花壇の端に差し込まないようにして雑草の発生または育成するのを防止することが知られている(例えば、特許文献1)。 Therefore, in order to prevent weeds from growing on the flower bed provided at the boundary between the road and the sidewalk, a ridge is formed inside the curb that constitutes the flower bed so that light does not enter the edge of the flower bed. It is known to prevent occurrence or growth (for example, Patent Document 1).
一方、地被類や苗木を育成するには、前記花壇の他、プランターやポットが多く使用されている。このプランターやポットは、手軽で持ち運びが可能であることから、路肩の縁石に設置してあるものが広く知られている(例えば、特許文献2)。 On the other hand, planters and pots are often used in addition to the flower beds to grow ground cover and seedlings. Since these planters and pots are easy and portable, those installed on the curb of the road shoulder are widely known (for example, Patent Document 2).
しかし、特許文献1に示すウイードストッパーは、縁石の淵の部分に雑草が生えるのを防止することはできるが、地被類を植えてある中央部分は、何ら手当がされていないため雑草が生えてくるのを防止することができない。そのため、雑草の除去作業を定期的に行う必要があることからコストもかかり大変不経済であった。
However, although the weed stopper shown in
また、特許文献2に示すプランターは、前記花壇と同様に上方が開口しているため雑草が生えるのを防止することが困難であり、特に、プランターを舗装道路と歩道との境界部分の歩道側に設置した場合、風や小鳥により運ばれる飛来種子が多くなるため、雑草の生育が早く除草作業が大変であった。さらに、プランターは、縁石に嵌め込まれているだけであるため、持ち運びが可能であることから盗難のおそれもあるなど多くの問題点を有している。
Further, the planter shown in
そこで本発明は、軽量で持ち運びに便利な植栽容器に土壌を充填して地被類(草花)を植栽し、地被類が定着した状態まで生育させてから道路と歩道との境界部分、中央分離帯または公園などに設けた植栽帯に植栽容器ごと埋設することで、植栽作業の軽減と効率化を図り、また、植栽容器にカバーを取付けることにより、雑草の種子が飛来して雑草が生えるのを防止し、除草や花殻摘みなどのメンテナンス作業を軽減し、さらには、季節ごとまたは定期的に植栽容器ごと入れ替えを可能にすることにより道路景観の美化と環境浄化を図ることを目的とするものである。 Therefore, the present invention is to fill the soil in a light and easy-to-carry planting container, plant the ground cover (flowers), grow to a state where the ground cover is fixed, and then the boundary portion between the road and the sidewalk By embedding the entire planting container in a median strip or a planting zone provided in a park, etc., the planting work can be reduced and made more efficient, and by attaching a cover to the planting container, seeds of weeds will come. To prevent weeds from growing, reduce maintenance work such as weeding and picking flowers, and beautify the road landscape and clean up the environment by allowing seasonal or regular replacement of planting containers. It aims to plan.
上記課題を解決するため本発明は、地被類Yを植栽する栽培土壌Xを充填可能にした開口部3を上方に有した有底状の袋本体2と、前記開口部3の上縁長手方向両側に設けた袋本体2を持ち上げ搬送するための運搬棒38を挿通する一対の搬送筒部5、5と、前記袋本体2の内部に取付ける少なくとも1以上の上下補強帯片12、17と、前記袋本体2の開口部3の全体を着脱可能に覆う遮光性を有する防草シート30とからなることを特徴とする。また、前記袋本体2は、前記開口部3の外壁四面に、該開口部の形態を保持するための側面補強板7と短面補強板10を収容する側面支持部6と短面支持部9を設け、前記側面支持部6は、袋本体2を持ち上げ搬送するための運搬棒38を挿通可能にしてなることを特徴とする。さらに、前記上下補強帯片12、17は、それぞれ長尺で並行に位置した縫代部13、18の間に梯子状の支持部14、19と窓部15、20をそれぞれ一体に形成し、上下補強帯片12、17の縫代部13、18を前記袋本体2の内壁面で上下二段に縫着してなることを特徴とする。さらにはまた、前記上下補強帯片12、17は、上補強帯片12の窓部15の中心位置に、下補強帯片17の支持部19が位置するように、互いの窓部15、20の位置をずらして上下二段に縫着してなることを特徴とする。また、前記袋本体2は、開口部3の内縁長手方向両側に長尺なシート受部22を設け、該シート受部の上面にシート接着部23を取付け、前記開口部3の短尺外壁面に設けた短面支持部9の下側に短面接着部25をそれぞれ設けてなることを特徴とする。さらに、前記袋本体2および上下補強帯片12、17は、それぞれ難燃性、通気性、透水性を有するが雑草の根を通さない合成繊維材で形成した不織布、または耐蝕性を有する天然繊維材よりなる強度性を有する布材からなることを特徴とする。さらにはまた、前記防草シート30は、合成樹脂シート材からなる遮光性フィルム地からなり、裏面の長手方向両側に長尺接着部33、幅方向両端に短尺接着部35をそれぞれ取付け、前記袋本体2の開口部3に設けたシート接着部23および短尺外壁面に取付けた短面接着部25とそれぞれ着脱可能に接合してなることを特徴とする。また、前記防草シート30は、前記袋本体2に植栽する地被類Yの種類または本数によってそれぞれ相違する位置に複数の植栽孔32を設けてなることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the present invention provides a bottomed
したがって、植栽容器1は、丈夫で通気性と透水性を有するが雑草の根を通さない合成繊維材からなる布地により袋本体2と上下補強帯片12、17を形成したことにより、軽量で不使用時には折り畳んで収納可能に形成してある。また、植栽容器1は、開口部3の外壁面に側面補強板7と短面補強板10を収容する側面支持部6と短面支持部9を設けて開口部3の形態を保持し、内壁面の上下二段に上下補強帯片12、17を縫着して形成したことにより、袋本体2の変形や衝撃などによる破損を防止している。さらに、植栽容器1の開口部3に防草シート30を取付けることにより、雑草の種子が飛来して雑草が生えるのを防止し、除草や花殻摘みなどのメンテナンス作業を軽減することができる。さらに、開口部3の長手方向に設けた搬送筒部5に運搬棒38を挿入し、該運搬棒の両端を作業者が持ち上げて移動可能にしたことにより、植栽容器1の移動を容易にさせて作業効率の向上を図ることができる。
Therefore, the
本発明の実施の形態を図面により説明すると、図1は道路と歩道との境界に設けた植栽帯に植栽容器を埋設した使用状態を示す斜視図、図2は植栽容器を埋設した状態の断面図、図3は本発明に係る植栽容器の斜視図、図4は袋本体の正面図、図5は図4のA―A線断面図、図6は袋本体の中央横断面図、図7は図4の要部拡大断面図、図8は上補強帯片の斜視図、図9は下補強帯片の斜視図である。 The embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a use state in which a planting container is embedded in a planting zone provided at the boundary between a road and a sidewalk, and FIG. 2 is a state in which the planting container is embedded. FIG. 3 is a perspective view of the planting container according to the present invention, FIG. 4 is a front view of the bag body, FIG. 5 is a sectional view taken along line AA of FIG. 4, and FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the main part of FIG. 4, FIG. 8 is a perspective view of the upper reinforcing strip, and FIG. 9 is a perspective view of the lower reinforcing strip.
本発明に係る植栽容器1は、車道の縁石46と歩道47との境界部分、道路の中央分離帯または公園などの緑化を促進するために設けられている植栽帯(花壇)45に埋設して設置するもので、地被類(草花)Yを植栽する栽培土壌Xを充填可能にした開口部3を上方に有した有底状の袋本体2と、前記開口部3の上縁長手方向両側に設けた袋本体2を持ち上げて搬送するための運搬棒38を挿通する一対の搬送筒部5、5と、前記袋本体2の開口部3全体に着脱可能に取付ける遮光性を有する防草シート30とにより構成してある。
The
前記袋本体2は、図3〜7に示すごとく、全体を通気性と透水性を有するが雑草の根は通さない0.4〜0.6mmの厚さの丈夫な布地材により形成し、該袋本体の上方に開口部3を設けてある。この袋本体2を構成する布地は、合成繊維材または天然繊維材により形成した不織布または布地などからなり、例えば、米国デュポン社製の防草シートである登録商標「ザバーン」が好ましい。
As shown in FIGS. 3 to 7, the
前記袋本体2は、歩道または中央分離体に設けた植栽帯45の基準に合わせて形成され、例えば、横幅を(W)200〜500mm、高さを(D)200〜300mm、長さ(L)800〜1200mmの矩形に形成してある。標準サイズは、W300×D250×L1000mmの植栽容器1を使用する。
The
前記袋本体2の開口部3の長手方向両側に設けた搬送筒部5、5は、図3,5に示すごとく、袋本体2を持ち上げて搬送するための運搬棒38が挿通可能な筒状に形成し、搬送筒部5の下縁を開口部3の上縁と一体に形成し、搬送筒部5に運搬棒38を挿通して持ち上げたときに、袋本体2の側壁面と搬送筒部5が垂直方向に吊下げ状態にすることにより、移動作業を容易にすることができる。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
前記袋本体2は、開口部3の外周壁面に側面補強板7と端面補強板10を収容する側面支持部6と短面支持部9を設けて開口部3の形態を保持し、内部の水平方向に少なくとも1以上、好ましくは、二枚の上下補強帯片12、17を上下二段に取付けることにより、袋本体2内に植栽土壌Xを充填したときの袋本体2が周方向への膨出変形を防止し、また、袋本体2の移動時や搬送時の衝撃で破損するのを防止することができる。
The
前記側面支持部6と短面支持部9に収容した側面補強板7と短面補強板10は、軽量で強度性を有する硬質合成樹脂板からなり、短面支持部9に収容した短面補強板10は、袋本体2の短尺外壁面にリベットまたはボルトナットなどの固定具で取付け、側面支持部6に収容した側面補強板7は着脱可能に取付けてある。
The
前記側面支持部6は、運搬棒38を挿通可能に形成したことにより、植栽容器1を移動させるための搬送用として使用することができる。搬送用として使用する場合は、前記側面支持部6に収容した側面補強板7を抜き、運搬棒38を挿入して植栽容器1を移動させることができる。
The said side
前記上下補強帯片12、17は、図6、8〜10に示すごとく、前記袋本体2と同一素材からなり、それぞれ長尺で並行に位置した縫代部13、18の間に梯子状に複数の支持部14、19を一定間隔で設け、各支持部と支持部との間に窓部15、20を設けてそれぞれ一体に形成してある。
As shown in FIGS. 6 and 8 to 10, the upper and lower reinforcing
前記上下補強帯片12、17の縫着位置は、図10に示すごとく、上補強帯片12の窓部15の中心に下補強帯片17の支持部19が位置するように上下補強帯片12、17の取付け位置をずらして取付けてある。したがって、袋本体2内に充填した植栽土壌Xの膨出方向が偏るのを防止することができると共に、内部に充填した植栽土壌Xの偏りを防止することができる。また、袋本体2を持ち上げたとき、または、移動時の衝撃や偏りなどで袋本体2の側壁や底面が破れたりするのを防止することができるので安全に搬送することができる。
As shown in FIG. 10, the upper and lower reinforcing
前記上下補強帯片12、17を構成する縫代部や支持部の大きさ、および窓部の広さなどは、袋本体の大きさや充填する植栽土壌の量などにより変形可能で、例えば、下補強帯片17の縫代部や支持部または窓部を、上補強帯片12より小さくすることができるのは勿論である。
The size of the seam allowance part and the support part constituting the upper and lower reinforcing
前記袋本体2は、図3、5に示すごとく、開口部3の内縁長手方向両側に長尺なシート受部22を形成し、該シート受部の上面にシート接着部23を取付け、前記開口部3の短尺外壁面に設けた短面支持部9の下側に短面接着部25をそれぞれ設けてある。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
防草シート30は、図3、11に示すごとく、前記植栽容器1の開口部3に被せる遮光性を有する厚さ0.2〜0.4mmの合成樹脂フィルム地からなり、植栽容器1の開口部3全体を覆うことにより、飛来した雑草の種子が土壌内で発芽するのを防止することができると共に土壌中に含まれる水分の蒸発を減少させることができる。
As shown in FIGS. 3 and 11, the
前記防草シート30は、裏面の長手方向両側に長尺接着部33と、長手方向両端に短尺接着部35をそれぞれ設け、前記袋本体2の開口部3に設けたシート接着部23および端面接着部25とをそれぞれ着脱可能に取付けて開口部3全体を覆うことにより、防草シート30が風で捲れ上がったり、飛ばされるのを防止することができる。前記袋本体2の開口部3に設けたシート接着部23、端面接着部25および防草シート30の両端に取付けた長尺接着部33と短尺接着部35は、それぞれ周知の面ファスナにより形成してある。
The
前記植栽容器1の開口部3に被せた防草シート30の表面には、地被類Yを植えるための植栽孔32を適宜間隔で複数個所に設けてある。この防草シート30に設けた植栽孔32から苗を植え付けることにより、雑草の種子が定着するのを防止すると共に土壌の水分が蒸発するのを防止することができる。
On the surface of the
また、前記植栽孔32は、植栽する地被類Yの種類や本数により、孔の数や位置、さらには大きさをそれぞれパターン化して設けることにより、同一種の地被類Yの植栽形状をほぼ同じ状態に形成することができるので、植栽帯45に植栽容器1を並べたとき一定の形状に植栽帯45を容易に形成することができる。
In addition, the
前記植栽容器1に充填する植栽土壌Xは、あらかじめ配合する黒土や培養土または腐葉土などの土壌から、雑草の種や害虫の卵や幼虫などを除去し、配合肥料を混ぜた消毒済みのものを使用し、植栽する地被類Yによって肥料の配合を変化させてある。また、前記地被類Yは、周知の草花からなり、例えば、アガパンサス、オタフクナンテン、タマリュウ、ガザニアンクイーンなどの劣悪な環境に強い植物を植栽する。
The planting soil X filled in the
前記植栽容器1を使用して植栽帯45に植栽する工程は、第1に袋本体2に植栽土壌を充填し、第2に表面開口部3を防草シート30で覆い、第3に任意の地被類Yを植栽して根付くまで養生させた後、第4に植栽帯45に適応する任意地被類Yを植栽した複数の植栽容器1を所定の植栽帯45まで搬送し、第5に該植栽帯に複数の植栽容器1を任意形状に組み合わせて埋設する。したがって、雑草の種子が飛来して雑草が生えるのを防止でき、除草や花殻摘みなどのメンテナンス作業を軽減することができ、植栽容器1の搬送を容易にして作業効率を向上させることにより、作業現場の道路規制が短時間で済み交通渋滞を防止することができる。
The step of planting in the
以下、本発明の実施の形態の作用について説明すると、植栽容器1は、用途によってその形状を自由に形成することはできるが、道路又は歩道に設けた植栽帯45の規格に合致したW300×D250×L1000mmに形成した植栽容器1を使用することにより、簡単に植栽帯を形成することができる。また、植栽容器1を構成する袋本体2は、通気性と透水性を有するが雑草の根を通さない丈夫な布地材で形成してあるため定型性を有しないことから、不使用時には折り畳んでコンパクトに収納することができ、また、軽量で持ち運びに便利である。
Hereinafter, when the effect | action of embodiment of this invention is demonstrated, although the
前記植栽容器1は、図11に示すごとく、開口部3の長手方向に設けた搬送筒部5に運搬棒38を挿入し、該運搬棒の両端を作業者が持ち上げて移動可能に形成してある。この植栽容器1の移動に運搬棒38を使用することにより、土壌が充填された重い植栽容器1を容易に持ち上げて搬送することができ、さらには、植栽容器1と垂直方向に吊下げた状態にすることにより安定して植栽容器1を移動させることができる。
As shown in FIG. 11, the
植栽容器1を持ち上げて搬送するための搬送筒部5は、土壌の重量で接合部分が破れたり切れたりするのを防止するため、袋本体2と一体に縫着して形成し、袋本体2を持ち上げたときに側壁面と搬送筒部が垂直方向に吊下げ可能に形成して接合部分全体で支持してある。
The
図12に示すごとく、袋本体2の側壁に設けた側面支持部6を使用して搬送する場合は、側面支持部6に収容してある側面補強板7を引き抜き、運搬棒38を挿通することにより、搬送手段として使用することができる。この側面支持部6に運搬棒38を挿通しての使用は、植栽容器1の揺動を防止して搬送することができるので、植栽容器1をトラックに載せるとき、または植栽帯に植えるために移動するときなど、植栽容器1の揺動を防止して移動させるときに安定して搬送することができる。
As shown in FIG. 12, when transporting using the
前記袋本体2は、開口部3の外周壁面に側面補強板7と端面補強板10を収容する側面支持部6と短面支持部9を設けて開口部3の形態を保持し、内部の水平方向に少なくとも1以上、好ましくは、二枚の上下補強帯片12、17を二段に取付けることにより、袋本体2内に植栽土壌Xを充填したときの袋本体2が周方向への膨出変形を防止し、また、袋本体2の移動時や搬送時の衝撃で破損するのを防止することができる。前記補強帯片は、三段に取付けてもよいことは勿論である。
The
さらに、植栽容器1は、袋本体2の開口部3全体に遮光性を有する防草シート30を着脱可能に取付けて覆ってある。植栽容器1の開口部3全体を覆うことにより、飛来した雑草の種子が土壌内で発芽するのを防止することができると共に土壌中に含まれる水分の蒸発を減少させることができる。
Furthermore, the
防草シート30の着脱は、袋本体2の開口部3の内縁長手方向に設けたシート受部22に取付けたシート接着部23および、前記開口部3の短尺外壁面に設けた短面接着部25と、防草シート30の裏面に取付けた長尺接着部33および短尺接着部35とを着脱可能に接着したことにより、防草シート20が風で捲れ上がったり、飛ばされるのを防止することができる。
The attachment and detachment of the
植栽容器1に地被類Yを植栽する場合、植栽計画に基づき現場ではなく別のところ(園芸場)で季節ごとに相違する各種地被類を植栽容器1に直接植栽する。植栽した地被類は、完全に根付いて生育した最適な状態まで育成し、植栽容器1ごと移植現場に搬送してそのまま直接植栽帯45に埋設することができるので地被類Yを植え替える手間がなく、根が傷まないので地被類Yを長持ちさせて立ち枯れなどを防止することができる。
When planting the ground cover Y in the
植栽容器1への植栽作業は、所定量の植栽土壌Xを袋本体2内に充填した後、植栽計画に基づいた所定の地被類Yを植栽する。また、袋本体2に充填する植栽土壌Xは、開口部3から各補強帯片12、17の窓部15、20の間を通過して内部全体に均等に隙間なく充填することができる。
The planting operation to the
また、前記袋本体2は、布地材で形成したことにより定型性を有しないため、植栽時に植栽帯45に障害物、例えば、水道管やガス管などがあった場合、袋本体2の形状を変形させることができるので、障害物を避けて埋設することができる。そのため、埋設個所を変更するなどの無駄な工事費用が不要となるため大変経済的である。
Moreover, since the said bag
植栽帯45に埋設した植栽容器1は、前記したごとく、植栽土壌Xを殺菌して雑草の種子や害虫の卵などを除去したこと、および、開口部3に防草シート20を被せたことにより、風で飛ばされる雑草の種子や、野鳥の糞に混じった雑草の種子が落ちるなどして雑草が生えるのを防止することができる。したがって、植栽容器1を植栽帯45に埋設しても雑草が生えにくいのでメンテナンスの回数が少なくてすみ、維持管理コストを軽減することができる。
As described above, the
前記植栽容器1は、あらかじめ多数の植栽容器1に季節に合わせた地被類Yを計画的に植栽しておき、図13に示すごとく、植栽帯45に種類の相違する地被類Yを植えた植栽容器1を組み合わせて並べることにより植栽することができるので、人件費や維持管理費を軽減することができるので大変経済的である。さらには、季節ごとに植栽容器1ごと交換、または、枯れた地被類Yがある植栽容器1のみを交換することができるので、道路景観の美化と環境浄化を図ることができる。
In the
道路の中央分離帯に設けた植栽帯45に植栽容器1を埋設する作業は、植栽容器1を埋設するための花壇スペースをあらかじめ掘っておく。次いで、トラックなどで現場に運んだ植栽容器1を前記花壇スペースに並べて埋設するだけの簡単な作業で植栽作業を終了することができる。したがって、作業時間を短縮することができるので、道路の規制時間を短くすることができ、交通渋滞を防止することができる。
In the operation of burying the
1 植栽容器
2 袋本体
3 開口部
5 搬送筒部
6 側面支持部
7 側面補強板
9 短面支持部
10 短面補強板
12 上補強帯片
13 縫代部
14 支持部
15 窓部
17 下補強帯片
18 縫代部
19 支持部
20 窓部
22 シート受部
23 シート接着部
25 端面接着部
30 防草シート
32 植栽孔
33 長尺接着部
35 短尺接着部
38 運搬棒
45 植栽帯
46 縁石
47 歩道スペース
X 植栽土壌
Y 地被類
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記開口部(3)の上縁長手方向両側に設けた袋本体(2)を持ち上げ搬送するための運搬棒(38)を挿通する一対の搬送筒部(5)と、
前記袋本体(2)の内部に取付けた少なくとも1以上の上下補強帯片(12、17)と、
前記袋本体(2)の開口部(3)の全体を着脱可能に覆う遮光性を有する防草シート(30)とからなることを特徴とする埋設型植栽容器。 A bottomed bag body (2) having an opening (3) on the upper side, which can be filled with cultivated soil (X) for planting ground cover (Y);
A pair of transport cylinders (5) through which a transport rod (38) for lifting and transporting the bag body (2) provided on both sides in the longitudinal direction of the upper edge of the opening (3);
At least one or more upper and lower reinforcing strips (12, 17) attached to the inside of the bag body (2);
A buried planting container comprising a light shielding sheet (30) having a light shielding property which covers the entire opening (3) of the bag body (2) in a detachable manner.
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2016
- 2016-06-15 JP JP2016118669A patent/JP2017221137A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20180325053A1 (en) * | 2014-05-27 | 2018-11-15 | Roto-gro Inc. | Growing Tray and Cap for Rotating Hydroponic Gardening |
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