JP2017220919A - 基地局、ユーザ装置、通信方法及び通信装置 - Google Patents

基地局、ユーザ装置、通信方法及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にすること。【解決手段】交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局であって、前記交換機から、特定の信号を受け付ける受付部と、前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信する送信部と、を有する基地局を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、基地局、ユーザ装置、通信方法及び通信装置に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、4G、5Gなどともいう)も検討されている。
ところで、近年、通信装置の低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信(M2M:Machine-to-Machine)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている。標準化の中で、MTC向けの端末(IoT(Internet of Things)向けの端末とも呼ばれる)が備えるべき各種機能も検討されており、一例として、コスト削減を図るために送受信帯域幅を限定したMTC端末が検討されている。他の例として、MTC端末は建物の奥深い場所及び地下などの建物侵入損が大きく、無線通信が困難な場所に配置される可能性があるため、カバレッジ拡張を目的としたMTC端末も検討されている。
MTC端末(MTC UE(User Equipment))は、例えば電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。
従来の3GPPの規定によれば、ユーザ装置は、DRX(Discontinuous Reception)で指定される周期内の所定の期間(On duration)に限りページング信号をモニタし、それ以外の時間は休止状態になることで消費電力を抑制する。なお、DRXの周期は、最大で2.56秒(2560サブフレーム)である。
3GPPのRel−12及びRel−13では、MTC端末の更なる省電力化を目的として、eDRX(extended idle-mode Discontinuous Reception)と呼ばれる技術が導入された。eDRXでは、ユーザ装置がページング信号をモニタする周期を、最大で2621.44秒(43.69分)に延長することができる。eDRXにおいて、ユーザ装置がページングをモニタする期間は、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)を複数の計算式に代入することで算出される。
ここで、3GPPでは、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームを分散させることを目的として、ページングをモニタする期間の算出を行う際に用いる複数の計算式の一部において、IMSIに代えてS−TMSI(SAE Temporary Mobile Station Identifier)を用いることが提案されている。
しかしながら、S−TMSIは、SIM(Subscriber Identity Module)及びHSS(Home Subscriber server)に格納されているIMSIと異なり、ユーザ装置がネットワークにアタッチしたタイミング等でMME(Mobility Management Entity)から払い出されるIDである。従って、例えば、ユーザ装置がネットワークにアタッチする前は、そもそもMME及びユーザ装置はS−TMSIを保持していないという問題がある。また、S−TMSIがユーザ装置に払い出された後でも、MMEの再開(Restart)等によりMME内に記憶されているS−TMSIが消失した場合、eDRXにおいてユーザ装置がページングをモニタする期間の認識が、MMEとユーザ装置との間で不一致になる可能性があるという問題がある。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術を提供することを目的とする。
開示の技術の基地局は、交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局であって、前記交換機から、特定の信号を受け付ける受付部と、前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信する送信部と、を有する。
開示の技術によれば、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術が提供される。
実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 eDRX動作を説明するための図である。 実施の形態に係る無線通信システムが行う処理手順の一例を説明するための図である。 IMSIを用いたページングモニタ期間の算出方法を説明するための図である。 実施の形態に係るMMEの機能構成例を示す図である。 実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係るMME、基地局及びユーザ装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
<システム構成>
図1は、実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本無線通信システムは、MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEを含む。図1にはMME10、基地局eNB及びユーザ装置UEがそれぞれ1つずつ図示されているが、複数であってもよい。
<eDRXの動作>
ここで、3GPPで規定されているeDRXの動作について説明する。LTEにおいて、1つの無線フレーム(10ms)は、1ms長の10個のサブフレームから構成される。各無線フレームは、0〜1023番までのSFN(System Frame Number)により一意に識別される。1つのハイパーシステムフレームは0〜1023番までの1024個の無線フレームから構成され、各ハイパーシステムフレームは、0〜1023番までのH−SFN(Hyper-System Frame Number)により一意に識別される。
図2は、eDRX動作を説明するための図である。eDRXにおいて、ユーザ装置UEがページング信号をモニタすべきハイパーシステムフレーム(Hyper System Frame)は、PH(ページングハイパーフレーム:Paging Hyper frame)と呼ばれる。PHは、eDRXサイクル(TeDRX,H)毎に周期的に存在する。1つのPH内には、更に、PTW(Paging Time Window)と呼ばれる期間が規定され、ユーザ装置UEは、PTW内に含まれるPF(ページングフレーム:Paging Frame)内のサブフレームのうち、PO(ページング機会:Paging Occasion)に該当するサブフレームでページングをモニタすることが規定されている。
PHは、「H−SFN mod TeDRX,H=(UE_ID mod TeDRX,H)」を満たすH−SFNであり、「UE_ID=IMSI mod 1024」である。
PTWの開始時間(PTW_start)であるSFNは、「SFN=256×ieDRX」、「ieDRX=floor(UE_ID/TeDRX,H)mod 4」、「UE_ID=IMSI mod 1024」の式で算出される。
PTWの終了時間(PTW_end)であるSFNは、「SFN=(PTW_start+L×100−1)mod 1024」の式で算出される。なお、「L」はPTWの長さであり、上位レイヤ(RRCレイヤ)でユーザ装置UEに設定される。
PFは、「SFN mod T=(T/N)×(UE_ID mod N)」を満たすSFNである。「T」は従来のDRXサイクルである。なお、「UE_ID=IMSI mod 1024」である。また、「N=min{T、nB}」であり、「nB」は、「4T、2T、T、T/2、T/4、T/8・・」のいずれかである。
POは、PDCCHの場合、"9番のサブフレームのみ"、"4番及び9番のサブフレーム"、"0番、4番、5番及び9番のサブフレーム"のいずれかであり、詳細は非特許文献3の7.1章に規定されている。
なお、現在、3GPPでは、上述のPHを求める算出式(又は、PH及びPTWを求める算出式)にS−TMSIを用いるようにして、PF及びPOを求める算出式については従来通りIMSIを用いるようにすることが提案されている。
<本無線通信システムの動作>
上述したように、eDRXにおいて、ユーザ装置UEがページングをモニタする期間の算出にS−TMSI及びIMSIを用いる場合、以下の問題ある。
「Case 1」:アタッチ前など、MME10がユーザ装置UEにS−TMSIを払い出していない場合、MME10及びユーザ装置UEはS−TMSIを保持していない。
「Case 2」:MMEの再開等により、MME内に記憶されているS−TMSIが消失した場合、eDRXにおいてユーザ装置がページングをモニタする期間の認識が、MMEとユーザ装置との間で不一致になる可能性がある。
「Case 1」及び「Case 2」の問題を解決するため、本実施の形態に係る無線通信システムは、以下に示す処理手順でページングをモニタする期間の算出を行うようにする。なお、以下の説明において、「ページングをモニタする期間の算出」には、特に断りが無い限り、PH、PTW、PF、POの算出が含まれる。
(処理手順その1)
処理手順その1では、「Case 1」に対応するために、ユーザ装置UE及びMME10は、S−TMSIを保持していない場合、ユーザ装置UEがページングをモニタする期間の算出を行う際にIMSIのみを用いるようにする。
また、処理手順その1では、「Case 2」に対応するために、MME10で再開等が生じた場合、MME10は、eDRXにおいてページングをモニタする期間の算出に用いるUE識別子をIMSIにすべきとの指示情報(以下、便宜上「リセット通知」と呼ぶ)を含む報知情報を送信するように基地局eNBに指示する。また、ユーザ装置UEは、リセット通知を含む報知情報を受信した場合、IMSIのみを用いて、eDRXにおいてページングをモニタする期間を算出するようにする。
[「Case 2」に対応するための具体的な処理手順について]
図3を用いて、「Case2」に対応するための処理手順について具体的に説明する。
ステップS101で、MME10は、再開等の異常を検出すると、ステップS102で、リセット通知の送信を要求するメッセージをMME10自身に接続されている全ての基地局eNB(つまり、MME10が管理している全てのトラッキングエリアに対応する基地局eNB)に送信する。なお、リセット通知の送信を要求するメッセージは、現状のLTEで規定されているS1AP(S1 Application Protocol)のResetメッセージであってもよいし、S1APの新規メッセージであってもよい。
ステップS103で、基地局eNBは、システム情報変更通知(systemInfoModification)を含むページングメッセージを、少なくとも、本無線通信システムで設定される可能性のあるeDRXサイクルの最大期間(例えば、43.69分)の間送信する。
なお、S−TMSIが消失したことで、MME10は基地局eNBにS−TMSIを通知することができない。つまり、基地局eNBはユーザ装置UEがページングをモニタするPH(又は、PH及びPTW)を把握することができない。そこで、基地局eNBは、システム情報変更通知を含むページングメッセージを、eDRXサイクルの最大期間の全てのH−SFNにおいて、全てのPF(つまり、PFに該当する可能性のある全てのシステムフレーム)のPO(Paging Occasion)で送信するようにしてもよい。これにより、基地局eNB配下に存在している全ユーザ装置UEに対してシステム情報変更通知を受信させることができ、報知情報が更新されることを全ユーザ装置UEに認識させることができる。
ステップS104で、基地局eNBは、BCCH(Broadcast Control Channel)変更期間の境界(modification period boundary)を経過した後、リセット通知を含む報知情報を送信する。なお、基地局eNBは、リセット通知を含む報知情報を、少なくとも、本無線通信システムで設定される可能性のあるeDRXサイクルの最大期間(例えば、43.69分)の間送信する。これは、基地局eNB配下に存在している全ユーザ装置UEに対して、リセット通知を含む報知情報を受信させるためである。リセット通知を含む報知情報を受信したユーザ装置UEは、IMSIのみを用いてeDRXにおいてページングをモニタする期間を算出することで、自身が認識している当該期間を更新する。
ここで、BCCH変更期間の境界とは、報知情報の変更期間(modification period)の境目を意味している。3GPPの規定では、基地局eNBは、報知情報の変更期間内では同一内容の報知情報を送信する必要がある。つまり、基地局eNBは、報知情報を任意のタイミングで変更することはできず、BCCH変更期間の境界のタイミングで変更する必要がある。
なお、ユーザ装置UEは、リセット通知を含む報知情報が送信されている間であっても、TAU(Tracking Area Update)などのタイミングで新たなS−TMSIの割当てを受ける可能性がある。この場合、ユーザ装置UE及びMME10は、リセット通知を含む報知情報が送信されている間であっても、新たなS−TMSIを用いてeDRXにおいてページングをモニタする期間を算出するようにしてもよい。
ステップS105で、基地局eNBは、リセット通知を含む報知情報を少なくともeDRXサイクルの最大期間(43.69分)の間送信し続けた後、基地局eNB配下に存在している全ユーザ装置UEが、リセット通知を含む報知情報を受信したとみなして、リセット通知完了報告をMME10に送信する。
(処理手順その2)
処理手順その2では、「Case 1」及び「Case 2」に対応するために、ページングをモニタする期間の算出にS−TMSIを用いるのではなく、IMSIを用いるようにする。ただし、ページングに用いられる無線フレームを分散させることを可能にするため、上述のPHを求める算出式(又は、PH及びPTWの開始時間を求める算出式)にIMSIの上位ビットの一部を用いるようにして、PF及びPOを求める算出式については従来通りIMSIをそのまま用いるようにする。
図4は、IMSIを用いたページングモニタ期間の算出方法を説明するための図である。図4に示すように、IMSIは最大で15桁であり、3桁のMCC(Mobile Country Code)、2〜3桁のMNC(Mobile Network Code)、及び9又は10桁以下のMSIN(Mobile Station Identification Number)から構成される。
ここで、「<eDRXの動作>」で説明したPH及びPTWの開始時間の算出を行う際に用いられるUE_IDは、「UE_ID=IMSI mod 1024」の式で求められる。この式をビットに直すと、「UE_ID=IMSI mod 1111111111」になることから、UE_IDは、IMSIのうち実質的に下位の10ビット(LSB0〜9ビット)のみで算出されていることがわかる。MCC及びMNCは同一オペレータ契約のユーザ装置UEでは固定値になるため、IMSIのうち、ユーザ装置UE間でランダム性があるのはMSINである。MSINの桁数は可変であるが、IMSIの1桁が約3.3ビットであるとすると、MSINの桁数が10桁である場合、MSINはIMSIの下位33ビットに該当する。
そこで、処理手順その2では、MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際のUE_IDを算出する式(「UE_ID=IMSI mod 1024」)において、IMSIのLSB0〜9ビット以外の10ビットを用いてUE_IDを算出するようにする。
例えば、UE_IDは、「UE_ID=IMSIのLSB10〜19 mod 1024」の式を用いて算出されるようにしてもよいし、「UE_ID=IMSIのLSB20〜29 mod 1024」の式を用いて算出されるようにしてもよい。これらはあくまで一例であり、UE_IDは、IMSIのMCC及びMNC以外のビット、かつ、LSB0〜9ビット以外のビットであれば、どの範囲の10ビットを用いて算出されてもよい。
なお、MME10は、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際のUE_IDを算出し、算出したUE_IDを、S1APのページングメッセージで基地局eNBに通知するようにしてもよい。また、MME10は、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際に用いられるUE_IDを算出するためのIMSIのビット(つまり、上述したLSB10〜19、LSB20〜29など)をS1APのページングメッセージで基地局eNBに通知し、UE_IDの算出は基地局eNB側で行われるようにしてもよい。基地局eNBでPH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際の負荷を軽減することができる。
(処理手順その3)
処理手順その3では、処理手順その2と同様に、「Case 1」及び「Case 2」に対応するために、ページングをモニタする期間の算出にIMSIを用いるようにする。ただし、ページングに用いられる無線フレームを分散させることを可能にするため、上述のPHを求める算出式(又は、PH及びPTWの開始時間を求める算出式)に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に入力することで得られるビット(ハッシュ値)を用いるようにして、PF及びPOを求める算出式については従来通りIMSIをそのまま用いるようにする。
MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際、例えば、「UE_ID=HASH関数(Hash_fixed_bit+IMSI) mod 1024」の式を用いてUE_IDを算出するようにしてもよい。
また、IMSIの下位10ビット(LSB0〜9ビット)以外のビットをHASH関数に入力するようにしてもよい。例えば、「UE_ID=HASH関数(floor(IMSI/16384) mod 1024)」の式を用いてUE_IDを算出するようにしてもよいし、「UE_ID=HASH関数(floor(IMSI/16384) mod 1024 + Hash_fixed_bit)」の式を用いてUE_IDを算出するようにしてもよい。これらの式では、IMSIのLSB14ビット目からLSB23ビット目までの10ビットを使用している。
ここで、"HASH関数"は、例えば、SHA1でもよいし、SHA256でもよいし、SHA512でもよいし、MD5でもよい。これらに限定されず、どのようなハッシュ関数であってもよい。また、"Hash_fixed_bit"は、MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEの間で共有される、任意の長さのビット列である。"Hash_fixed_bit"は、例えば、S1APのメッセージでMME10から基地局eNBに通知され、更に、報知情報(SIB)を用いて基地局eNBからユーザ装置UEに設定されてもよい。また、予め標準仕様等で定められていてもよい。また、契約情報としてコアネットワーク(HSS:Home Subscriber Server、MME10等)で保持され、任意のタイミングでMME10から基地局eNB及びユーザ装置UEに通知されてもよい。
また、他の例として、MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際、例えば、「UE_ID=HASH関数(IMSI) mod 1024」の式を用いてUE_IDを算出するようにしてもよい。 "HASH関数"は、例えば、SHA1でもよいし、SHA256でもよいし、SHA512でもよいし、MD5でもよい。これらに限定されず、どのようなハッシュ関数であってもよい。
なお、MME10は、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際のUE_IDを算出し、算出したUE_IDを、S1APのページングメッセージで基地局eNBに通知するようにしてもよい。また、MME10は、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際に用いられるUE_IDを算出するためのビット(つまり、HASH関数(Hash_fixed_bit+IMSI)のハッシュ値、又は、HASH関数(IMSI)のハッシュ値)をS1APのページングメッセージで基地局eNBに通知し、UE_IDの算出は基地局eNB側で行われるようにしてもよい。基地局eNBでPH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出を行う際の負荷を軽減することができる。
また、異なるUEの能力によって、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)の算出に使用するUE_IDのビット数を10ビット以外にしてもよい。例えば、NB−IoT UEの場合、最大eDRX cycleは1024ハイパーシステムフレームであるため、PH(又は、PH及びPTWの開始時間)を分散するために、UE_IDのビット数を12ビットにしてもよい。この場合、UE_IDの計算は、例えば、「UE_ID=HASH関数(IMSI) mod 4096」としてもよい。また、上述の各計算式において、"mod 1024"の部分を"mod 4096"に置き換えてもよい。
<機能構成>
(MME)
図5は、実施の形態に係るMMEの機能構成例を示す図である。図5に示すように、MME10は、信号送信部101、信号受信部102、検出部103、通知部104、取得部105及び算出部106を備える。なお、図10は、MME10において本発明に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5Gを含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。ただし、処理手順その1乃至処理手順その3のうちいずれか1つ又は2つを実行可能にしてもよいし、全てを実行可能にしてもよい。
信号送信部101は、基地局eNBに対して、各種の信号を送信する機能を有する。信号受信部102は、基地局eNBから送信される各種の信号を受信する機能を有する。
検出部103は、MME10自身の異常(再開等)を検出する機能を有する。また、検出部103は、MME10自身の異常を検出した場合、S−TMSIを記憶しているメモリ領域をリセットするようにしてもよい。
通知部104は、検出部103で異常が検出された場合、リセット通知の送信を要求するメッセージを、MME10自身に接続されている全ての基地局eNBに送信する機能を有する。
取得部105は、IMSIを取得する機能を有する。算出部106は、eDRXにおけるページングモニタ期間を算出する機能を有する。また、算出部106は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。また、算出部106は、ページングモニタ期間の算出においてPHの期間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてPHの期間を算出するようにしてもよい。また、算出部106は、ページングモニタ期間の算出においてPH及びPTWの開始時間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてPH及びPTWの開始時間を算出するようにしてもよい。また、算出部106は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に代入することで得られるビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。IMSIを含むビットは、IMSIそのものでもよいし、任意の長さのビットとIMSIとを合算したビットでもよい。
(基地局)
図6は、実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。図6に示すように、基地局eNBは、信号送信部201、信号受信部202、受付部203、報知送信部204、取得部205及び算出部206を備える。なお、図6は、基地局eNBにおいて本発明に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5Gを含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。ただし、処理手順その1乃至処理手順その3のうちいずれか1つ又は2つを実行可能にしてもよいし、全てを実行可能にしてもよい。
信号送信部201は、MME10又はユーザ装置UEに対して、各種の信号を送信する機能を有する。信号受信部202は、MME10又はユーザ装置UEから送信される各種の信号を受信する機能を有する。
受付部203は、MME10から、リセット通知の送信を要求するメッセージを受け付ける機能を有する。
報知送信部204は、リセット通知を含む報知情報を送信する機能を有する。また、報知送信部204は、報知情報を変更する際、システム情報変更通知を送信する機能を有する。また、報知送信部204は、受付部203でリセット通知の送信を要求するメッセージを受け付けた場合に、システム情報変更通知を含むページングをeDRXサイクルの最大期間の間送信した後で、リセット通知を含む報知情報を送信するようにしてもよい。
また、報知送信部204は、リセット通知を含む報知情報を、eDRXサイクルの最大期間の間送信するようにしてもよい。
取得部205は、IMSIを取得する機能を有する。算出部206は、eDRXにおけるページングモニタ期間を算出する機能を有する。また、算出部206は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。また、算出部206は、ページングモニタ期間の算出においてPHの期間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてPHの期間を算出するようにしてもよい。また、算出部206は、ページングモニタ期間の算出においてPH及びPTWの開始時間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてPH及びPTWの開始時間を算出するようにしてもよい。また、算出部206は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に代入することで得られるビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。IMSIを含むビットは、IMSIそのものでもよいし、任意の長さのビットとIMSIとを合算したビットでもよい。
(ユーザ装置)
図7は、実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。図7に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部301、信号受信部302、算出部303、報知受信部304、及び取得部305を備える。なお、図7は、ユーザ装置UEにおいて本発明に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5Gを含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。ただし、処理手順その1乃至処理手順その3のうちいずれか1つ又は2つを実行可能にしてもよいし、全てを実行可能にしてもよい。
信号送信部301は、基地局eNBに対して、各種の信号を送信する機能を有する。信号受信部302は、基地局eNBから送信される各種の信号を受信する機能を有する。
算出部303は、eDRXにおけるページングモニタ期間を算出する機能を有する。また、算出部303は、S−TMSI及びIMSIを用いてeDRXにおけるページングモニタ期間を算出する機能を有する。また、算出部303は、S−TMSIをMME10から受信していない場合、又は、リセット通知を含む報知情報を報知受信部304で受信した場合に、IMSIのみを用いてeDRXにおけるページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。
また、算出部303は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。また、算出部303は、ページングモニタ期間の算出においてPH及びPTWの開始時間を算出する際に、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてPH及びPTWの開始時間を算出するようにしてもよい。また、算出部303は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に代入することで得られるビットを用いてページングモニタ期間を算出するようにしてもよい。IMSIを含むビットは、IMSIそのものでもよいし、任意の長さのビットとIMSIとを合算したビットでもよい。
報知受信部304は、算出部303で算出されたeDRXにおけるページングモニタ期間でページングをモニタする機能を有する。
取得部305は、IMSIを取得する機能を有する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図5乃至図7)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の実施の形態におけるMME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、本発明の通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、実施の形態に係るMME10、基地局eNB及びユーザ装置UEのハードウェア構成の一例を示す図である。上述のMME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信IF装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEのハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信IF装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、MME10の信号送信部101、信号受信部102、検出部103、通知部104、取得部105及び算出部106、基地局eNBの信号送信部201、信号受信部202、受付部203、報知送信部204、取得部205及び算出部206、ユーザ装置UEの信号送信部301、信号受信部302、算出部303、報知受信部304、及び取得部305は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信IF装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、MME10の信号送信部101、信号受信部102、検出部103、通知部104、取得部105及び算出部106、基地局eNBの信号送信部201、信号受信部202、受付部203、報知送信部204、取得部205及び算出部206、ユーザ装置UEの信号送信部301、信号受信部302、算出部303、報知受信部304、及び取得部305は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信IF装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、MME10の信号送信部101及び信号受信部102、基地局eNBの信号送信部201及び信号受信部202、ユーザ装置UEの信号送信部301及び信号受信部302は、通信IF装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、MME10、基地局eNB及びユーザ装置UEは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<まとめ>
以上、実施の形態によれば、交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局であって、前記交換機から、特定の信号を受け付ける受付部と、前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信する送信部と、を有する基地局が提供される。この基地局eNBによれば、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術が提供される。
また、前記送信部は、前記特定の信号を受けた場合に、システム情報変更通知を含むページングを拡張間欠受信サイクルの最大期間の間送信した後で前記報知情報を送信するようにしてもよい。これにより、基地局eNB配下に存在している全ユーザ装置UEに対してシステム情報変更通知を受信させることができ、報知情報が更新されることを全ユーザ装置UEに認識させることができる。
前記送信部は、前記報知情報を拡張間欠受信サイクルの最大期間の間送信するようにしてもよい。これにより、基地局eNB配下に存在している全ユーザ装置UEに対して、リセット通知を含む報知情報を受信させることができる。
また、実施の形態によれば、交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおけるユーザ装置であって、第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いて拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する算出部と、算出された拡張間欠受信におけるページングモニタ期間でページングをモニタする受信部と、を有し、前記算出部は、第一のUE識別子を前記交換機から受信していない場合、又は、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を受信した場合に、第二のUE識別子を用いて拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する、ユーザ装置が提供される。このユーザ装置UEによれば、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術が提供される。
また、実施の形態によれば、交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局が実行する通信方法であって、前記交換機から、特定の信号を受け付けるステップと、前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信するステップと、を有する通信方法が提供される。この通信方法によれば、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術が提供される。
また、実施の形態によれば、拡張間欠受信をサポートする無線通信システムにおける通信装置であって、UE識別子を取得する取得部と、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する算出部と、を有し、前記算出部は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に代入することで得られるビットを用いて、又は、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてページングモニタ期間を算出する、通信装置が提供される。この通信装置によれば、eDRXにおいて、ページングに用いられる無線フレームの算出を適切に行うことを可能にする技術が提供される。
<実施形態の補足>
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した処理手順、シーケンスなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
本明細書で説明した各処理手順は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ユーザ装置UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
実施の形態において、リセット通知の送信を要求するメッセージは、特定の信号の一例である。MME10は交換機の一例である。MME10、基地局eNB又はユーザ装置UEは通信装置の一例である。S−TMSIは、第一のUE識別子の一例である。IMSIは、第二のUE識別子の一例である。
10 MME
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 検出部
104 通知部
105 取得部
106 算出部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 受付部
204 報知送信部
205 取得部
206 算出部
301 信号送信部
302 信号受信部
303 算出部
304 報知受信部
305 取得部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信IF装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局であって、
    前記交換機から、特定の信号を受け付ける受付部と、
    前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信する送信部と、
    を有する基地局。
  2. 前記送信部は、前記特定の信号を受けた場合に、システム情報変更通知を含むページングを拡張間欠受信サイクルの最大期間の間送信した後で前記報知情報を送信する、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記送信部は、前記報知情報を拡張間欠受信サイクルの最大期間の間送信する、
    請求項2に記載の基地局。
  4. 交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおけるユーザ装置であって、
    第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いて拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する算出部と、
    算出された拡張間欠受信におけるページングモニタ期間でページングをモニタする受信部と、
    を有し、
    前記算出部は、第一のUE識別子を前記交換機から受信していない場合、又は、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を受信した場合に、第二のUE識別子を用いて拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する、
    ユーザ装置。
  5. 交換機と基地局とユーザ装置とを有し、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子として第一のUE識別子及び第二のUE識別子を用いる無線通信システムにおける基地局が実行する通信方法であって、
    前記交換機から、特定の信号を受け付けるステップと、
    前記特定の信号を受けた場合に、拡張間欠受信におけるページングモニタ期間の算出に用いるUE識別子を第二のUE識別子にすべきとの指示情報を含む報知情報を送信するステップと、
    を有する通信方法。
  6. 拡張間欠受信をサポートする無線通信システムにおける通信装置であって、
    UE識別子を取得する取得部と、
    拡張間欠受信におけるページングモニタ期間を算出する算出部と、
    を有し、
    前記算出部は、ページングモニタ期間を算出する際に、IMSIを含むビットをハッシュ関数に代入することで得られるビットを用いて、又は、IMSIの下位0〜9ビット以外のビットを用いてページングモニタ期間を算出する、
    通信装置。
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