JP2017209458A - 移植用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】その先端から子宮内膜面に生殖材を移植する際にカテーテルの先端、子宮内膜面を視認できる移植用器具を提供する。
【解決手段】移植用器具1は、幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有し、幅方向の一側及び他側にそれぞれ並設されたルーメン2b,2cが内部に設けられたフレキシブルなカテーテルチューブ2、ルーメン2b内に挿通され、ルーメン2cの開口端を撮像するファイバースコープ4、及びルーメン2c内に挿通され、生殖材を移植する移植用チューブ7を備える。ルーメン2bにファイバースコープ4を挿通し、それによりルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像することで、卵管内での移植用チューブ7の先端の位置を確認しながら移植用チューブ7を子宮内膜面を傷付けることなく挿入して、適切な位置に生殖材を移植することができる。
【選択図】図2
【解決手段】移植用器具1は、幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有し、幅方向の一側及び他側にそれぞれ並設されたルーメン2b,2cが内部に設けられたフレキシブルなカテーテルチューブ2、ルーメン2b内に挿通され、ルーメン2cの開口端を撮像するファイバースコープ4、及びルーメン2c内に挿通され、生殖材を移植する移植用チューブ7を備える。ルーメン2bにファイバースコープ4を挿通し、それによりルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像することで、卵管内での移植用チューブ7の先端の位置を確認しながら移植用チューブ7を子宮内膜面を傷付けることなく挿入して、適切な位置に生殖材を移植することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、生殖材(受精卵、培養胚)を子宮内に移植するための移植用器具に関する。
胚移植は生殖補助医療成功の最後の鍵を握る技術である。胚移植する際に体表面・膣内超音波の映像を参考に子宮内腔形状、方向或いは子宮内膜の増殖程度を把握し、胚移植用カテーテル、外筒が子宮頚口、増殖した内膜、子宮底部などを損傷を与えずに一番発育に適した場所に注入し移植する。胚移植は着床成功/不成功を決定付ける総仕上げであるが、成功/不成功は、最終的に担当医師の腕、方法、補助画像などに強く依存する。
体外受精が1978年に初めて成功して以来、卵子採集方法、卵子培養方法、卵子内精子注入方法、良質な発育した胚を選定する方法などが劇的に進化、改善されて、体外受精の着床率、臨床妊娠率とともに出産率も大きく向上して来た。しかし、治療を受けた35歳の患者で平均出産率は17.2%、40歳では8.3%と依然として満足できる状況ではない。近年、より子宮内膜に損傷を与えずに、期待した場所に正確に胚を子宮内に移植するために、各種胚移植用カテーテルを改善、開発された。特に、体表面超音波、経膣超音波を利用し、胚移植用カテーテルを子宮底部、卵管口、子宮内膜下に挿入しないように注意している。臨床報告では子宮内膜に出血させずに、子宮底から1〜2cmの子宮内膜面に胚移植目標にすると着床率、妊娠率が高いと認められている。
体外受精が1978年に初めて成功して以来、卵子採集方法、卵子培養方法、卵子内精子注入方法、良質な発育した胚を選定する方法などが劇的に進化、改善されて、体外受精の着床率、臨床妊娠率とともに出産率も大きく向上して来た。しかし、治療を受けた35歳の患者で平均出産率は17.2%、40歳では8.3%と依然として満足できる状況ではない。近年、より子宮内膜に損傷を与えずに、期待した場所に正確に胚を子宮内に移植するために、各種胚移植用カテーテルを改善、開発された。特に、体表面超音波、経膣超音波を利用し、胚移植用カテーテルを子宮底部、卵管口、子宮内膜下に挿入しないように注意している。臨床報告では子宮内膜に出血させずに、子宮底から1〜2cmの子宮内膜面に胚移植目標にすると着床率、妊娠率が高いと認められている。
一方、例えば特許文献1には、子宮鏡、子宮鏡の基端に接続されるコネクタ、及びコネクタの通路を介して子宮鏡のルーメンに挿通される移植用チューブ、及び移植用チューブの基端に接続されるハブを備える移植用器具が開示されている。この移植用器具を用いて生殖材を卵管内に移植する際、まず、ハブにシリンジを取り付け、そのシリンジを操作して生殖材を吸引して移植用チューブの先端内に採取する。次に、子宮鏡を人体に挿入して、その先端を卵管口まで挿入する。次に、子宮鏡のルーメンに移植用チューブを挿通してその先端を卵管内に送り出し、シリンジを押し入れて移植用チューブの先端に採取された生殖材を押し出し、卵管内に移植する。最後に、移植用チューブを子宮鏡とともに人体から抜去する。しかし、この移植用器具では、正確に卵管入り口を見つけ、移植用チューブを確実に卵管へ挿入することを目的とした卵管内へ挿入、観察、診断は困難である。卵管入り口の閉塞、粘連、中部狭窄、卵管ひだ運動などを確認できず、生殖材が移植されても妊娠率が上がらないという問題がある。
本発明は、その先端から子宮内膜面に生殖材を移植する際にカテーテルの先端、子宮内膜面を視認できる移植用器具を提供することを課題とする。
本発明は、生殖材を子宮内膜面に移植するための移植用器具であって、幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有するフレキシブルなカテーテルチューブと、他側に挿通され生殖材を移植する移植用チューブと、一側に挿通され移植用チューブの開口端を撮像する撮像具と、を備える移植用器具である。
これによれば、カテーテルチューブが、フレキシブルであり、幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有し、その幅方向の一側及び他側にそれぞれ第1及び第2ルーメンが並設され、第1ルーメン内に第2ルーメンの開口端を撮像する撮像具が挿通され、第2ルーメンを生殖材を移植する専用チューブとすることができる。第2ルーメンの先端から子宮内に生殖材を移植する際に、第2ルーメンに並んでカテーテルチューブの内部に設けられた第1ルーメンに撮像具を挿通し、その撮像具により第2ルーメンの開口端内部、内容物及びその近傍を撮像することで、子宮内での移植用チューブの先端の位置を確認し、先端の位置を確認しながら移植用チューブを子宮内部を傷付けることなく子宮内に挿入することができる。また、撮像された生殖材画像(内視鏡画像)によって先端から子宮内膜面へ流れ出しを視認しつつ、適切な位置に生殖材を移植することができる。
本発明の移植用器具は、撮像具は、移植用チューブの開口端側に向けられたレンズ部を先端に有するファイバースコープであることを特徴とする。
これによれば、撮像具がファイバースコープであることで(以下、撮像具がファイバースコープであるカテーテルを「ファイバースコープカテーテル」とも呼ぶ。)、フレキシブルなカテーテルチューブに挿通することができ、ファイバースコープが移植用チューブの開口端側に向けられたレンズ部を先端に有することで、第1ルーメンの開口端近傍にレンズ部を位置決めしてそのレンズ部を介して第2ルーメンの開口端及びその近傍を撮像することができる。ファイバースコープを用いて映像を監視しつつ、監視下で受精卵・培養胚を移植することができる。
本発明の移植用器具は、レンズ部は、ファイバースコープの先端から移植用チューブの開口端までの距離を焦点距離とし、前記移植用チューブの内部と周辺を撮影する機能をさらに有することを特徴とする。
これによれば、レンズ部がファイバースコープの先端から移植用チューブの開口端までの距離を焦点距離とすることで、前記移植用チューブの内部と周辺を高精度で撮影することができ、ファイバースコープを用いて映像を監視しつつ監視下で受精卵・培養胚を移植することが確実にできる。
本発明は、生殖材を移植する際に、移植用チューブの先端を視認することが可能となる。それにより、胚移植用チューブを子宮内に挿入し、その先端が子宮頚管の走行方向に沿って、子宮内腔へ挿入できる。子宮内膜表面に損傷を与えずに、培養した胚を子宮底部から1〜2cmの位置に移植することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1に、本実施形態に係る移植用器具1の全体構成を示す。移植用器具1は、生殖材wを卵管内に移植するための器具であり、カテーテルチューブ2、コネクタ3、ファイバースコープ4、光源5、撮像装置6、及び移植用チューブ7(図2参照)から構成される。
カテーテルチューブ2は、子宮内に挿入して生殖材を吸引及び送出する並びにファイバースコープ4及び移植用チューブ7を子宮内にガイドするためのフレキシブルな管状部材である。カテーテルチューブ2の幅は、例えば1mmである。カテーテルチューブ2は、円形状の断面を有し、その内にルーメン2bが設けられている。
図2に、カテーテルチューブ2の先端の構成を示す。ここで、図2(A)は図2(C)における基準線AAに関する断面図であり、図2(B)及び図2(C)は正面図である。なお、これらの図において、生殖材wが移植用チューブ7内に採取されている状態が示されている。カテーテルチューブ2は、幅方向(すなわち、図面上下方向)の一側(すなわち、図面下側)から他側(すなわち、図面上側)に向けて先細りに成形された先端2aを有する。ここで、先端2aの傾斜角θは、例えば、18度である。10〜30度とすることが好ましい。
以下、図2(B)に基づいて説明する。ルーメン2b及び移植用チューブ7は、それぞれ幅方向の一側及び他側に並設されている。それにより、移植用チューブ7の開口端はルーメン2bの開口端に対してより先端側に位置することとなる。
ルーメン2bは、正面視において、円形状を有する。ルーメン2bは、例えば直径0.4mmであり、後述するファイバースコープ4が挿通される。
移植用チューブ7は、正面視において、ルーメン2bに内側を向けた有限の幅を有する円弧形状を有する。ルーメン2bは、例えば直径0.4mmであり、後述するファイバースコープ4が挿通される。移植用チューブ7は、例えば幅0.2mm及び長さ0.4mmである。
コネクタ3は、ファイバースコープ4をカテーテルチューブ2に挿通するための部材である。コネクタ3は、図面横方向を長手とする管状部材であり、図面右側の先端にカテーテルチューブ2の基端を固定する固定部(不図示)、図面左側の基端に手指でコネクタ3を支持するためのフランジ3a、及び上面に左上に向かって延びるポート3bが設けられている。ファイバースコープ4をコネクタ3の基端から挿入し、コネクタ3を介してカテーテルチューブ2のルーメン2bに挿通することができる。
ファイバースコープ4は、ルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像するための撮像具である。ファイバースコープ4は、レンズ部4b、光ファイバ4b0、及び照明部4cを有する。なお、レンズ部4bの一面及び照明部4cを構成する光ファイバ群の先端により、例えば中心軸に対して角度φ上方を向くテーパ面4aが形成されている。
レンズ部4bは、光を集光する光学レンズであり、一面がテーパ面4a上に配置されている。すなわち、レンズ部4bは、移植用チューブ7の開口端側に向けられている。これにより、レンズ部4bは、ファイバースコープ4の先端がルーメン2bの開口端近傍に位置決めされた際に、移植用チューブ7の開口端に向き、これを中心に立体角ωの範囲内で集光する。
この時、レンズ部4bは、移植用チューブ7の開口端近傍に焦点を有することとする。そうすると、移植用チューブ7がルーメン2bに内側を向けた円弧形状を有するので、移植用チューブ7の先端において円弧形状のいずれの箇所についてもレンズ部4bの焦点距離に合う(すなわち撮像時のピントが合う)。
光ファイバ4b0は、レンズ部4bにより集光された光を後述する撮像装置6に送る。光ファイバ4b0の先端は、レンズ部4bの裏面に対向して配置され、他端は撮像装置6に接続する。
照明部4cは、照明光を放出して撮像対象を照明する。照明部4cは、複数の光ファイバを含む光ファイバ群であり、後述する光源5からの光をテーパ面4aから放出することで、ルーメン2cの開口端及びその近傍を照明する。
ファイバースコープ4は、フレキシブルなカテーテルチューブ2に設けられたルーメン2b内に挿通することができ、ルーメン2cの開口端側に向けられたレンズ部4bを先端に有することで、ルーメン2bの開口端近傍にレンズ部4bを位置決めしてそのレンズ部4bを介して移植用チューブ7の開口端及びその近傍を撮像することができる。
光源5は、例えば白色光を発生し、これを照明光として照明部4cに送る照明装置である。光源5として、例えばLEDを採用することができる。それにより、照明光を照明部4cから放射して移植用チューブ7の開口端を照明することができる。
撮像装置6は、レンズ部4bが集光した光を受光して撮像する装置である。撮像装置6として、例えばCCDイメージセンサを採用することができる。撮像装置6によりルーメン2cの開口端から送り出される移植用チューブ7の先端を撮像することができる。
移植用チューブ7は、生殖材を移植するための管状部材である。移植用チューブ7の先端は、カテーテルチューブ2と同様に、幅方向(すなわち、図面上下方向)の一側(すなわち、図面下側)から他側(すなわち、図面上側)に向けて傾斜角θで先細りに成形されている。移植用チューブ7の基端にはシリンジ9が接続されている。シリンジ9を用いて移植用チューブ7内の気体及び/又は液体を輸する(吸引及び押出する)ことにより、その内部に生殖材wを採取し、その生殖材wを外部に送り出すことができる。
移植用器具1の使用方法について説明する。
最初に、移植用チューブ7に生殖材wを注入する。シリンジ9を操作して移植用チューブ7内の空気を吸引して、生殖材wを移植用チューブ7内に吸引する。それにより、液体とともに生殖材wが移植用チューブ7の先端に注入される。
次に、ファイバースコープ4をコネクタ3の基端から挿入し、カテーテルチューブ2のルーメン2bに挿通して、図2に示すように、その先端をルーメン2bの開口端近傍に位置決めする。なお、ファイバースコープ4を事前に挿入して位置決めしておいてもよい。これにより、レンズ部4bが、移植用チューブ7の開口端を含む立体角ωの範囲内で集光する。
この状態で、光源5をオンして照明部4cによりルーメン2cの開口端及びその近傍を照明し、撮像装置6によりルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像すると、子宮内での移植用チューブ7の先端の位置を確認することができるようになる。
次に、撮像装置6により撮像されるルーメン2cの開口端及びその近傍の像を見て、移植用チューブ7の先端の位置を確認しながら移植用チューブ7をさらに子宮内に挿入していく。撮像装置6によりルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像すると、子宮内での移植用チューブ7の先端の位置を確認することができるので、移植用チューブ7の先端が内膜に接して子宮内部を傷付けることを防止する。
次に、移植用チューブ7の先端を子宮の内膜に当接する。この状態において、シリンジ9を押し入れて移植用チューブ7の先端に採取された生殖材wを押し出して、これを子宮内に移植する。撮像装置6によりルーメン2cの開口端及びその近傍を撮像すると、子宮内での移植用チューブ7の先端の位置を確認することができるので、先端が内膜に入った状態で生殖材が移植されて妊娠率が下がるという問題を防止する。また、生殖材w(受精卵)を視認して確認できるので、子宮の内膜に受精卵が供給されることを確実にすることができる。
最後に、ファイバースコープ4及び移植用チューブ7とともにカテーテルチューブ2を人体から抜去する。
以上詳細に説明したように、本実施例に係る移植用器具1は、子宮内部を傷付けることなく移植用チューブ7を挿入して、適切な位置に生殖材wを移植することができる。本実施形態に係る移植用器具1は、幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有し、幅方向の一側及び他側にそれぞれ並設されたルーメン2b,移植用チューブ7が内部に設けられたフレキシブルなカテーテルチューブ2、及び、ルーメン2b内に挿通され移植用チューブ7の開口端を撮像するファイバースコープ4を備える。子宮内にカテーテルチューブ2を挿入し、移植用チューブ7を挿通し、その先端から子宮内に生殖材を移植する際に、移植用チューブ7に並んでカテーテルチューブ2の内部に設けられたルーメン2bにファイバースコープ4を挿通し、それにより移植用チューブ7の開口端及びその近傍を撮像することで、子宮内での移植用チューブ7の先端の位置を確認することができ、先端の位置を確認しながら移植用チューブ7を子宮内部を傷付けることなく挿入して、適切な位置に生殖材を移植することができる。
本実施例は、移植用チューブ7をルーメン2C内に貫通させるものである。移植用チューブ7とルーメン2Cを除き実施例1と同様であり、詳細な説明を省略する。
以下、図2(C)に基づいて説明する。図2(B)(実施例1)においては移植用チューブ7であった箇所を、ルーメン2cとして使用する。
移植用チューブ7は、管状部材である。例えば幅0.2mm及び長さ0.4mmの断面円弧状である。移植用チューブ7は、ルーメン2C内を貫通する。
コネクタ3は、ファイバースコープ4に加えて移植用チューブ7をカテーテルチューブ2に挿通する。
図2(A)は、本実施例の移植用器具1の基準線AAに関する断面図である。ただし、ルーメン2cを移植用チューブ7に変換して見れば、実施例1の移植用器具の断面図となる。
生殖材wの注入された移植用チューブ7によって子宮の内膜に受精卵を供給する点は、実施例1と同様である。本実施例においては、操作によって移植用チューブ7の先端をカテーテルチューブの先端よりも更に前方に押し出せる点が、実施例1と相違する。移植用チューブから生殖材wを流出させる時に、カテーテルチューブ2が生殖材wに接触しないことを確実にできる。
なお、移植用チューブ7の先端をカテーテルチューブの先端よりも更に前方に押し出す際には、ファイバースコープ4もカテーテルチューブの先端よりも前方に押し出すことで、移植用チューブ7の先端を視認しつつ生殖材を移植することができる。
以上詳細に説明したように、本実施例に係る移植用器具1は、実施例1に係る移植用器具1と同様に、子宮内部を傷付けることなく移植用チューブ7を挿入して、適切な位置に生殖材wを移植することができる。移植用チューブ7の先端をカテーテルチューブの先端よりも更に前方に押し出せるので、より確実な移植が可能となる。
本発明の移植用器具は、移植用チューブの先端を見ながら、移植用チューブの先端を子宮内に送り出して、その先端から子宮内膜面に生殖材を移植するのに好適である。
1 移植用器具
2 カテーテルチューブ
2a 先端
2b ルーメン
2c ルーメン
3 コネクタ
3a フランジ
3b ポート
4 ファイバースコープ
4a テーパ面
4b レンズ部
4b0 光ファイバ
4c 照明部
5 光源
6 撮像装置
7 移植用チューブ
9 シリンジ
2 カテーテルチューブ
2a 先端
2b ルーメン
2c ルーメン
3 コネクタ
3a フランジ
3b ポート
4 ファイバースコープ
4a テーパ面
4b レンズ部
4b0 光ファイバ
4c 照明部
5 光源
6 撮像装置
7 移植用チューブ
9 シリンジ
Claims (3)
- 生殖材を子宮内膜面に移植するための移植用器具であって、
幅方向の一側から他側に向けて先細りに成形された先端を有する、フレキシブルなカテーテルチューブと、
前記他側に挿通され、前記生殖材を移植する移植用チューブと、
前記一側に挿通され、前記移植用チューブの開口端を撮像する撮像具と、
を備える移植用器具。 - 前記撮像具は、前記移植用チューブの開口端側に向けられたレンズ部を先端に有するファイバースコープであることを特徴とする、請求項1に記載の移植用器具。
- 前記レンズ部は、前記ファイバースコープの先端から前記移植用チューブの開口端までの距離を焦点距離とし、前記移植用チューブの内部と周辺を撮影する機能をさらに有することを特徴とする、請求項2に記載の移植用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106853A JP2017209458A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 移植用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106853A JP2017209458A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 移植用器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017209458A true JP2017209458A (ja) | 2017-11-30 |
Family
ID=60476415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016106853A Pending JP2017209458A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 移植用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017209458A (ja) |
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2016
- 2016-05-27 JP JP2016106853A patent/JP2017209458A/ja active Pending
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