JP2017207959A - テストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置 - Google Patents

テストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的にテストを実施することを可能とする。【解決手段】実施形態のテストケース生成方法は、組み合わせを行う第1のテストケースと、第2のテストケースとを受け付け、第1および第2のテストケースに共通する共通変数を抽出する処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1のテストケースにおいて、抽出された共通変数を含む条件節の出現パターンを抽出し、抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出する処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1のテストケースにおいて出現パターンごとに抽出された代表テストケースと、第2のテストケースとを組み合わせて新たなテストケースを生成する処理をコンピュータが実行する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、テストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置に関する。
従来、単体テストに代表されるホワイトボックステスト(以下、テスト)を行うために、シンボリック実行等のプログラム解析技術を利用してテストケースを自動生成する技術がある。テストの際には、テスト対象のプログラムをモジュール単位で解析してモジュールごとの複数のテストケースを生成する。そして、生成された複数のテストケースを組み合わせて、テストケースに含まれる全ての条件について充足可能性を確認する。
特開2015−146178号公報 特開2015−32282号公報
しかしながら、上記の従来技術では、充足可能性を確認する条件の組合せ対象が膨大になる(爆発する)ことがあり、効率的にテストを実施することが困難となる場合がある。
1つの側面では、効率的にテストを実施することを可能とするテストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置を提供することを目的とする。
第1の案では、テストケース生成方法は、組み合わせを行う第1のテストケースと、第2のテストケースとを受け付ける処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1および第2のテストケースに共通する共通変数を抽出する処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1のテストケースにおいて、抽出された共通変数を含む条件節の出現パターンを抽出する処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1のテストケースにおいて、抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出する処理をコンピュータが実行する。また、テストケース生成方法は、第1のテストケースにおいて出現パターンごとに抽出された代表テストケースと、第2のテストケースとを組み合わせて新たなテストケースを生成する処理をコンピュータが実行する。
本発明の1実施態様によれば、効率的にテストを実施することができる。
図1は、実施形態にかかるテストケース生成装置の機能構成を例示するブロック図である。 図2は、影響因子の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、影響因子の抽出を説明する説明図である。 図4は、分割条件の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、分割条件の抽出を説明する説明図である。 図6は、同値類の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、同値類の抽出を説明する説明図である。 図8は、代表テストケースの抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、代表テストケースの抽出を説明する説明図である。 図10は、テストケースの生成にかかる処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、テストケースの生成を説明する説明図である。 図12は、実施形態にかかるテストケース生成装置のテストケース生成を説明する説明図である。 図13は、影響因子の抽出を説明する説明図である。 図14は、分割条件の抽出を説明する説明図である。 図15は、同値類の抽出を説明する説明図である。 図16は、代表テストケースの抽出を説明する説明図である。 図17は、実施形態にかかるテストケース生成装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかるテストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明するテストケース生成方法、テストケース生成プログラムおよびテストケース生成装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかるテストケース生成装置の機能構成を例示するブロック図である。図1に示すように、テストケース生成装置1は、入力部10、影響因子抽出部11、同値類抽出部12、代表テストケース抽出部13、テストケース生成部14、記憶部15、テストケース結合部16および出力部17を有する。テストケース生成装置1は、テスト対象のプログラムにおけるモジュール単位のテストケース10A、10Bの入力を受け付け、このテストケース10A、10Bを組み合わせて新たなテストケース10Dを出力する。ユーザは、テストケース生成装置1により出力されたテストケース10Dに含まれる条件について充足可能(SAT)/充足不可能(UNSAT)についてのSAT検査を行うことで、テスト対象のプログラムのテストを行うことができる。
入力部10は、通信インタフェースを介したデータ通信や記憶媒体に記憶されたデータの読み取りなどにより、組合せを行うテストケース10A、10Bの入力を受け付ける。入力部10は、受け付けたテストケース10A、10Bを影響因子抽出部11に出力する。
テストケース10A、10Bは、テスト対象のプログラムをシンボリック実行等のプログラム解析技術を利用して解析し、モジュール単位で得られたテストケースのデータである。プログラム解析においては、プログラムの実行順に解析を行うことで、テスト対象のプログラムで呼び出されて処理が実行されるモジュールの実行順序に沿ってテストケース10A、10Bが得られる。なお、本実施形態では、テストケース10Aがテストケース10Bよりも先に呼び出される処理のモジュールにかかるテストケースであるものとする。例えば、テストケース10A、10Bには、テスト対象のプログラムにおいて呼び出される順序を示す識別子などが付されていてもよい。
影響因子抽出部11は、入力部10が受け付けたテストケース10A、10Bを解析し、テストケース10Aおよびテストケース10Bに共通する影響因子である共通変数を抽出する。影響因子抽出部11は、抽出した共通変数を識別子などを付与して記憶部15の影響因子テーブル15Aに格納する。影響因子テーブル15Aは、テストケース10Aおよびテストケース10Bに共通する影響因子として抽出された共通変数を格納するテーブルデータである。
図2は、影響因子の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。図2に示すように、処理が開始されると、影響因子抽出部11は、テストケース10A、10Bを解析してプログラムの共通変数を抽出する(S1)。影響因子抽出部11は、テストケース10A、10Bにおいて複数の共通変数がある場合には全ての共通変数を抽出する。
次いで、影響因子抽出部11は、影響因子テーブル15Aを参照して影響因子テーブル15Aに登録済(処理済)の共通変数を確認し、S1において抽出した共通変数の中で未処理の共通変数があるか否かを判定する(S2)。
S1において抽出した共通変数の中に未処理の共通変数がある場合(S2:YES)、影響因子抽出部11は、未処理の共通変数を影響因子テーブル15Aに格納し(S3)、S2へ処理を戻す。S1において抽出した共通変数の中に未処理の共通変数がない場合(S2:NO)、影響因子抽出部11は、全ての共通変数を影響因子テーブル15Aに格納したことから、処理を終了する。
図3は、影響因子の抽出を説明する説明図である。図3に示すように、影響因子抽出部11は、テストケース10A、10Bを解析することで、互いに共通する変数(tri)を共通変数として抽出する。影響因子抽出部11は、抽出した(tri)を、番号などの識別子を付与して影響因子テーブル15Aに格納する。
図1に戻り、同値類抽出部12は、先に呼び出される処理のテストケース10Aより影響因子テーブル15Aに格納された共通変数を含む条件節を抽出する。次いで、同値類抽出部12は、抽出した条件節より共通変数が同値となる同値類の出現パターンをテストケース10Aより抽出する。この出現パターンは、共通変数が同値となる条件節ごとにテストケース10Aを分割する条件(分割条件)となるパターン(条件パターン)であり、共通変数が取り得る値の個数分抽出される。すなわち、テストケース10Aは、共通変数が同値となる同値類ごとに分割される。
図4は、分割条件の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、処理が開始されると、同値類抽出部12は、先に呼び出される処理である第一引数のテストケース10A内に未処理のテストケースがあるか否かを判定する(S11)。
例えば、テストケース10Aの先頭から順にテストケースを読み出して処理を行う際の、処理の開始時においては、未処理のテストケース(先頭)があることから、肯定判定(S11:YES)となる。また、テストケース10Aの最後のテストケースまで処理を行った後においては、未処理のテストケースがないことから、否定判定(S11:NO)となる。否定判定(S11:NO)の場合は、テストケース10A内の全てのテストケースに対して処理済みであることから、同値類抽出部12は分割条件の抽出にかかる処理を終了する。
肯定判定(S11:YES)の場合、同値類抽出部12は、処理対象の該当テストケース内に影響因子テーブル15A内の共通変数が出現する条件パターンを抽出する(S12)。次いで、同値類抽出部12は、S12において抽出した条件パターンが記憶部15の条件パターン情報15Bに既に登録されているか否かを判定する(S13)。条件パターン情報15Bは、同値類抽出部12により抽出された条件パターンを格納するテーブルデータ等である。
条件パターンが未登録である場合(S13:NO)、同値類抽出部12は、S12において抽出された条件パターンを条件パターン情報15Bに登録し(S14)、S11へ処理を戻してテストケース10A内の次のテストケースに対する処理を行う。
条件パターンが既に条件パターン情報15Bに登録されている場合(S13:YES)、同値類抽出部12は、重複して登録することが無いようにS12において抽出された条件パターンを記憶部15に登録することなく、S11へ処理を戻してテストケース10A内の次のテストケースに対する処理を行う。
図5は、分割条件の抽出を説明する説明図である。図5に示すように、同値類抽出部12は、テストケース10Aより共通変数(tri)が出現する条件節を抽出し、共通変数が同値となる条件パターン(分割条件節1〜4)を記憶部15に登録する。例えば、テストケース10Aからは、共通変数(tri)が出現する条件節より、共通変数が同値(tri=”非三角形”,tri=”正三角形”,tri=”二等辺三角形” ,tri=”不等辺三角形”)となる4つの条件パターンが分割条件として抽出される。そして、抽出された分割条件は条件パターン情報15Bに格納(登録)される。
図6は、同値類の抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。図6に示すように、処理が開始されると、同値類抽出部12は、条件パターン情報15Bを参照し、条件パターン情報15Bに登録されている条件パターン分の同値類情報15Cを生成して記憶部15に格納する(S21)。同値類情報15Cは、テストケース10Aを共通変数が同値となる同値類ごとに分割した情報であり、分割前の処理開始時においては空(NULL)データが格納されている。
次いで、同値類抽出部12は、条件パターン情報15Bから条件パターンを読み出して未処理の条件パターンが条件パターン情報15Bにあるか否かを判定する(S22)。例えば、条件パターン情報15Bの先頭から順に条件パターンを読み出して処理を行う際の、処理の開始時においては、未処理の条件パターンがあることから、肯定判定(S22:YES)となる。また、条件パターン情報15Bの最後の条件パターンまで処理を行った後においては、未処理の条件パターンがないことから、否定判定(S22:NO)となる。否定判定(S22:NO)の場合は、条件パターン情報15B内の全ての条件パターンに対して処理済みであることから、同値類抽出部12は同値類の抽出にかかる処理を終了する。
S22において肯定判定(S22:YES)の場合、同値類抽出部12は、S11と同様、先に呼び出される処理である第一引数のテストケース10A内に未処理のテストケースがあるか否かを判定する(S23)。S23において否定判定(S23:NO)の場合は、テストケース10A内の全てのテストケースに対して処理済みであることから、同値類抽出部12はS22へ処理を戻す。
S23において肯定判定(S23:YES)の場合、同値類抽出部12は、処理の該当条件パターンが該当テストケースに存在するか否かを判定する(S24)。具体的には、同値類抽出部12は、処理対象のテストケースにおいて条件パターン情報15Bより読み出した条件パターンとマッチする部分の有無を確認する。
存在する場合(S24:YES)、同値類抽出部12は、該当テストケースを該当条件パターンに対応する同値類情報15Cに格納し(S25)、S23へ処理を戻す。また、存在しない場合(S24:NO)、同値類抽出部12は、そのままS23へ処理を戻す。
図7は、同値類の抽出を説明する説明図である。図7に示すように、同値類の抽出にかかる処理により、テストケース10Aは、共通変数が同値となる同値類(条件パターン)ごとの同値類情報15Cに分割される。例えば、共通変数が同値(tri=”非三角形”,tri=”正三角形”,tri=”二等辺三角形”tri=”不等辺三角形”)となる4つの条件パターンごとの同値類情報15Cに分割される。
図1に戻り、代表テストケース抽出部13は、テストケース10Aより抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表とするテストケース(代表テストケース)を抽出する。具体的には、代表テストケース抽出部13は、条件パターンごとの同値類情報15Cより少なくとも1つずつ代表テストケースを抽出する。代表テストケース抽出部13は、抽出した代表テストケースをテストケース生成部14へ出力する。
テストケース生成部14は、代表テストケース抽出部13より抽出された条件パターンごとの代表テストケースを合わせて新たなテストケース10Cを生成する。テストケース生成部14は、テストケース10Aに代わって生成したテストケース10Cと、テストケース10Bとをテストケース結合部16に出力する。
図8は、代表テストケースの抽出にかかる処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すように、処理が開始されると、代表テストケース抽出部13は、同値類情報15Cを読み出し、未処理の同値類情報15Cがあるか否かを判定する(S31)。全ての同値類情報15Cを処理済みである場合(S31:NO)、代表テストケース抽出部13は、代表テストケースの抽出にかかる処理を終了する。
未処理の同値類情報15Cがある場合(S31:YES)、代表テストケース抽出部13は、当該未処理の同値類情報15Cからテストケースを1つ選び(例えば先頭のもの)、代表テストケースとして抽出する(S32)。次いで、代表テストケース抽出部13は、抽出された代表テストケースを新たなテストケース10Cに追加してS31へ処理を戻す。
図9は、代表テストケースの抽出を説明する説明図である。図9に示すように、代表テストケースの抽出にかかる処理により、条件パターンごとの同値類情報15Cより代表テストケース(代表テストケース1〜4)が抽出される。そして、抽出された代表テストケースを合わせて新たなテストケース10Cが生成される。
図1に戻り、記憶部15は、例えばメモリなどであり、影響因子テーブル15A、条件パターン情報15Bおよび同値類情報15Cを記憶する。
テストケース結合部16は、テストケース10Aにおいて出現パターンごとに抽出された代表テストケースによるテストケース10Cと、テストケース10Bとを組み合わせて新たなテストケース10Dを生成する。このテストケース結合部16における組合せは、例えば、結合カバレッジ基準に即してテストケース同士を組み合わせる公知の手法を用いるものとする。
図10は、テストケースの生成にかかる処理の一例を示すフローチャートである。図11は、テストケースの生成を説明する説明図である。
図10に示すように、処理が開始されると、テストケース生成部14は、テストケース10Aより生成された新たなテストケース10Cと、テストケース10Aより後に呼び出される処理(第2引数)であるテストケース10Bとをテストケース結合部16へ渡す(S41)。次いで、テストケース結合部16は、テストケース10Cと、テストケース10Bとの組み合せを行い、組み合わされたテストケース10Dを取得する(S42)。これにより、図11に示すように、テストケース10Cおよびテストケース10Bを組み合わせた新たなテストケース10Dを得ることができる。
出力部17は、テストケース結合部16により結合され、新たに生成されたテストケース10Dを出力するインターフェースである。例えば、出力部17は、テストケース10DをSAT検査を行う装置などに出力する。これにより、ユーザは、テスト対象のプログラムのテストを実施することができる。
図12は、実施形態にかかるテストケース生成装置1のテストケース生成を説明する説明図である。図12に示すように、テストケース生成装置1は、組み合わせを行うテストケース10Aと、テストケース10Bとを受け付け、互いに共通する共通変数を抽出する(S1〜S3)。次いで、テストケース生成装置1は、テストケース10Aにおいて、抽出された共通変数を含む条件節の出現パターン(同値類)を抽出し、テストケース10Aを分割する(S11〜S25)。次いで、テストケース生成装置1は、テストケース10Aにおいて抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出して新たなテストケース10Cを得る(S31〜S33)。次いで、テストケース生成装置1は、テストケース10Cとテストケース10Bとを組み合わせて新たなテストケース10Dを生成する(S41〜S42)。
このように、テストケース生成装置1は、テストとして必要な組み合わせに着目し、テストケース10Aより代表テストケースを抽出してテストケース10Cを求める。そして、テストケース生成装置1は、テストケース10Cとテストケース10Bとを組み合わせてテストケース10Dを生成するので、SAT検査の対象を大幅に削減したテストケース10Dを生成することができる。このため、ユーザは、新たなテストケース10Dにより効率的にテストを実施することができ、より大きなプログラムに対するテストを容易に実施できる。
なお、上述した実施形態では、テストケース10A、10Bにおける共通変数が1つの場合を例示したが、共通変数の個数は複数であってもよい。
図13は、影響因子の抽出を説明する説明図である。図13に示すように、影響因子抽出部11は、テストケース10A’、10B’に含まれる複数の共通変数(x,y)を抽出し、影響因子テーブル15Aに格納してもよい。
図14は、分割条件の抽出を説明する説明図である。影響因子テーブル15Aに複数の共通変数(x,y)がある場合、図14に示すように、同値類抽出部12は、共通変数(xとy)が出現する条件節の条件パターンを抽出して条件パターン情報15Bに格納する。
図15は、同値類の抽出を説明する説明図である。図15に示すように、共通変数が複数の場合も同様に、同値類の抽出にかかる処理により、テストケース10A’は、共通変数が同値となる同値類(条件パターン)ごとの同値類情報15Cに分割される。
図16は、代表テストケースの抽出を説明する説明図である。図16に示すように、共通変数が複数の場合も同様に、代表テストケースの抽出にかかる処理により、条件パターンごとの同値類情報15Cより代表テストケース(代表テストケース1〜4)が抽出される。そして、抽出された代表テストケースを合わせて新たなテストケース10C’が生成される。
なお、代表テストケース抽出部13における代表テストケースの抽出は、任意に行ってもよいが、テストケースに含まれる条件節の数に着目して抽出してもよい。例えば、同値類情報15Cに含まれるテストケースの中からより条件節の数の少ない(短い)テストケースを代表テストケースとして抽出してもよい。例えば、図示例における(同値類1)では、「(x>0) and (a=1) and (b<0) and not(c=1)」、「(x>0) and (a>1) and (b=1)」…の中から条件節の数の少ない(短い)「(x>0) and (a>1) and (b=1)」を代表テストケースとしている。このように、条件節の数の少ない(短い)テストケースを代表テストケースとする場合には、SAT検査時における処理の負荷を軽減することができる。
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、テストケース生成装置1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、テストケース生成装置1で行われる各種処理機能は、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図17は、実施形態にかかるテストケース生成装置1のハードウエア構成を例示するブロック図である。
図17に示すように、テストケース生成装置1は、各種演算処理を実行するCPU101と、データ入力を受け付ける入力装置102と、モニタ103と、スピーカ104とを有する。また、テストケース生成装置1は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置105と、各種装置と接続するためのインタフェース装置106と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置107とを有する。また、テストケース生成装置1は、各種情報を一時記憶するRAM108と、ハードディスク装置109とを有する。また、テストケース生成装置1内の各部(101〜109)は、バス110に接続される。
ハードディスク装置109には、上記の実施形態で説明した入力部10、影響因子抽出部11、同値類抽出部12、代表テストケース抽出部13、テストケース生成部14、テストケース結合部16および出力部17における各種の処理を実行するためのプログラム111が記憶される。また、ハードディスク装置109には、プログラム111が参照する各種データ112(影響因子テーブル15A、条件パターン情報15Bおよび同値類情報15Cなど)が記憶される。入力装置102は、例えば、テストケース生成装置1の操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ103は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置106は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置107は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU101は、ハードディスク装置109に記憶されたプログラム111を読み出して、RAM108に展開して実行することで、各種の処理を行う。なお、プログラム111は、ハードディスク装置109に記憶されていなくてもよい。例えば、テストケース生成装置1が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム111を読み出して実行するようにしてもよい。テストケース生成装置1が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム111を記憶させておき、テストケース生成装置1がこれらからプログラム111を読み出して実行するようにしてもよい。
1…テストケース生成装置
10…入力部
10A、10A’、10B、10B’、10C、10C’、10D…テストケース
11…影響因子抽出部
12…同値類抽出部
13…代表テストケース抽出部
14…テストケース生成部
15…記憶部
15A…影響因子テーブル
15B…条件パターン情報
15C…同値類情報
16…テストケース結合部
17…出力部
101…CPU
102…入力装置
103…モニタ
104…スピーカ
105…媒体読取装置
106…インタフェース装置
107…通信装置
108…RAM
109…ハードディスク装置
110…バス
111…プログラム
112…各種データ

Claims (5)

  1. 組み合わせを行う第1のテストケースと、第2のテストケースとを受け付け、
    前記第1および第2のテストケースに共通する共通変数を抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された共通変数を含む条件節の出現パターンを抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて前記出現パターンごとに抽出された代表テストケースと、前記第2のテストケースとを組み合わせて新たなテストケースを生成する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするテストケース生成方法。
  2. 前記第1のテストケースは、前記第2のテストケースよりも先に呼び出される処理にかかるテストケースである
    ことを特徴とする請求項1に記載のテストケース生成方法。
  3. 前記代表テストケースを抽出する処理は、前記抽出された出現パターンにおいて条件節数の少ないテストケースを代表テストケースとして抽出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のテストケース生成方法。
  4. 組み合わせを行う第1のテストケースと、第2のテストケースとを受け付け、
    前記第1および第2のテストケースに共通する共通変数を抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された共通変数を含む条件節の出現パターンを抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出し、
    前記第1のテストケースにおいて前記出現パターンごとに抽出された代表テストケースと、前記第2のテストケースとを組み合わせて新たなテストケースを生成する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするテストケース生成プログラム。
  5. プロセッサが、
    組み合わせを行う第1のテストケースと、第2のテストケースとを受け付ける入力部と、
    前記第1および第2のテストケースに共通する共通変数を抽出する第1の抽出部と、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された共通変数を含む条件節の出現パターンを抽出する第2の抽出部と、
    前記第1のテストケースにおいて、前記抽出された出現パターンごとに、少なくとも1つの代表テストケースを抽出する第3の抽出部と、
    前記第1のテストケースにおいて前記出現パターンごとに抽出された代表テストケースと、前記第2のテストケースとを組み合わせて新たなテストケースを生成する生成部と
    を有することを特徴とするテストケース生成装置。
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