JP2017200202A - 異種ネットワークにおけるアップリンク−ダウンリンク干渉低減方法 - Google Patents

異種ネットワークにおけるアップリンク−ダウンリンク干渉低減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】LTE−Aの時分割複信(TDD)において、異なるシステム間のトラフィック適応及びアップリンク(UL)−ダウンリンク(DL)干渉管理に基づいたTDD UL−DL構成方式の機能拡張を提供する。
【解決手段】より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいて、より小さいセルが自律的にTDD UL−DL構成を選択するか否かを判定し、更に小さいセルが自律的に構成を選択するか否かについての判定に関する権限インジケータを、より小さいセルの基地局に送信し、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、TDD UL−DL構成を制御することになるか否かを判定する。この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用する。
【選択図】図3

Description

第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のロング・ターム・エボリューション(LTE)アドバンスト(LTE−A)のような通信システムは、様々な機能拡張の恩恵を受けることができる。こられの機能拡張は、トラフィック適応、及びアップリンク(UL)−ダウンリンク(DL)干渉管理に関するLTE時分割複信(TDD)機能拡張を含むことができる。
現在、LTE TDDは、図1に示す、半静的(semi-statically)に構成された7つの異なるTDD UL−DL構成を提供することによって、非対称UL−DL割り当てを可能にしている。これらの割り当ては、40%から90%の間のDLサブフレームを提供することができる。UL−DL割り当てを適応するための現在の機構は、640msの期間を含むシステム情報変更手順に基づいている。具体的なTDD UL/DL構成情報は、システム情報ブロックタイプ1(SIB−1)シグナリングによって半静的に通知される。
図1に示すように、様々なUL−DL割り当ては、5ms又は10msのいずれかの切り替えポイント周期性を有することができる。更に、この割り当ては、ダウンリンク、すなわちD、アップリンク、すなわちU、及び特殊、すなわちSに関する割り当てを含むことができる。特殊なサブフレームは、例えば、ガードピリオドとすることができる。
動的TDD UL/DL再構成が、同種(homogeneous)ネットワーク及び異種(heterogeneous)ネットワークの両方を含むLTEシステムにおいて直接採用されている場合には、eNodeB(eNB)対eNB干渉及びユーザ装置(UE)対UE干渉のような、隣接セルにおける独立した及び異なるTDD UL/DL構成に起因して、衝突サブフレームにおけるUL−DL干渉が引き起こされる場合がある。この種類のUL−DL干渉は、eNBが、ラインオブサイト(LOS)内に、又は互いに接近して位置する場合のUL信号対干渉雑音比(SINR)、或いはUEが、セルの周辺部に位置する場合のDL SINRに影響を与える可能性がある。
UL−DL干渉の影響を考慮すると、動的TDD UL/DL再構成は、主にスモールセル、例えば、ピコセル、フェムトセル、及びLTE−Hiセルにおいて採用されている。図2に示すように、マクロセルのサービスエリア内の2つのスモールセル、すなわち、セル1及びセル2は、各セル自体のアップリンク−ダウンリンクトラフィック変動による動的TDD UL/DL再構成機能を使用することができ、マクロセルは、固定TDD UL/DL構成を使用して、ワイドエリアネットワークにおけるUL−DL干渉を防止する。
この場合には、セル1の基地局(BS)によってサービスが提供されるDL内のUE1は、UE2のアップリンク伝送に起因して、隣接セル内のUE2からの干渉を受け取る場合がある。同様に、セル2のBSによってサービスが提供されるUL内のUE2は、セル1のダウンリンク伝送に起因して、セル1のBSからの干渉を受け取る場合がある。特に、UE1が、UE2の近くに位置する場合には、干渉は、2つのUE間でより大きい可能性がある。同様に、2つのセルが、LOS内に、又は互いに接近して位置する場合には、BS対BS干渉は、2つのBS間でより大きい可能性がある。
現在、実際の配置では、全ての隣接セルは、同じTDD UL/DL構成を使用することによって、上記に説明したUL−DL干渉を防止している。TDD UL/DL構成を動的に変更することにより、eNB対eNB及びUE対UEのような、新しいインターセル干渉シナリオがもたらされる。このように、このUL−DL干渉に関して、従来、具体的な干渉低減機構は存在していない。
いくつかの実施形態により、本方法は、より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいてより小さいセルが自律的(autonomously)に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階を含む。本方法は更に、より小さいセルが自律的に構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータをより小さいセルの基地局に送信する段階を含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定する段階を含む。本方法は更に、この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用する段階を含む。
本方法は、いくつかの実施形態により、第1のセルにおいて、第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信する段階を含む。本方法は更に、第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定する段階を含む。
いくつかの実施形態により、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含む。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいてより小さいセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定させるように構成されている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは更に、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、より小さいセルが自律的に構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータをより小さいセルの基地局に送信させるように構成されている。
いくつかの実施形態では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含む。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定させるように構成されている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは更に、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用させるように構成されている。
装置は、いくつかの実施形態により、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含む。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、第1のセルにおいて、第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信させるように構成されている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは更に、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定させるように構成されている。
装置は、いくつかの実施形態により、より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいてより小さいセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定するための判定手段を含む。装置は更に、より小さいセルが自律的に構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータをより小さいセルの基地局に送信するための送信手段を含む。
いくつかの実施形態により、装置は、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定するための判定手段を含む。装置は更に、この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用するための適用手段を含む。
いくつかの実施形態では、装置は、第1のセルにおいて、第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信するための受信手段を含む。装置は更に、第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定するための判定手段を含む。
いくつかの実施形態により、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化される。この処理は、より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいてより小さいセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階を含む。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化される。この処理は、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定する段階を含む。この処理は更に、この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用する段階を含む。
いくつかの実施形態により、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化される。この処理は、第1のセルにおいて、第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信する段階を含む。この処理は更に、第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定する段階を含む。
本発明を正確に理解するためには、添付図面に言及する必要がある。
TDD UL/DL構成の現在の7つの種類を示す。 異種ネットワークにおける動的TDD UL/DL再構成を示す。 いくつかの実施形態による方法を示す。 いくつかの実施形態による別の方法を示す。 いくつかの実施形態による更に別の方法を示す。 いくつかの実施形態によるシステムを示す。
いくつかの実施形態は、動的(dynamic)時分割複信(time division duplex,TDD)アップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)再構成を提供する。より具体的には、いくつかの実施形態は、TDDシステムにおける動的TDD UL/DL構成を有して、アップリンク及びダウンリンクトラフィック変動(traffic variation)を適合させる適応性を実現する。更に、いくつかの実施形態は、UL−DL干渉の負の影響を有することを防止する。
例えば、いくつかの実施形態は、ピコセル又はフェムトセルのような、2つのスモールセルが、マクロセルのサービスエリア内で、フレキシブルTDD UL/DL再構成を使用する場合に、UL及びDL干渉を防止又は低減することができる。
いくつかの実施形態では、例えば、マクロセルの基地局又はeNodeB(eNB)は、権限インジケータをピコセルに送信することができる。ピコセルは、トラフィック負荷情報をマクロセルのeNBに送信することができる。トラフィック負荷情報は、DLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比を含むことができる。マクロeNBは、経路損失(path loss)、及びトラフィック負荷情報(traffic load information)のような、両方の干渉情報に基づいて、比較的少ない数の衝突サブフレームを有するピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択することができる。
従って、例えば、マクロeNBは、2つのピコ間の干渉状態に基づいて、ピコのTDD UL/DL構成を制御する権限を、だれが有しているかを判定することができる。マクロは、ピコの1つ又は両方が自律的制御を有することができること、或いはマクロが制御を有することを判定することができる。
例えば、2つのピコが互いから離れて位置する場合のように、干渉が少ない場合には、マクロは、権限インジケータをピコに送信することができ、ピコは、ピコ自体のTDD UL/DL構成を決定することができる。
一方、2つのピコが互いに接近して位置する場合のように、干渉が多い場合には、マクロは、ピコに関する適切なTDD UL/DL構成を決定し、それをピコに送信することができる。
ピコeNBは、トラフィック情報を、権限に関するマクロの判定に関する基準として作用できるマクロに送信することができる。例えば、ピコは、DLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量についての指示、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比を送信することができる。
マクロeNBは、干渉テーブル、ダウンリンクとアップリンクとの間の報告された比率、又はピコeNBにおけるスケーリングを待つトラフィック量に基づいて、より少ない衝突サブフレームを有するピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択することができる。例えば、マクロの選択ルーチンは、衝突サブフレームの数を最小にするように構成することができる。
従って、いくつかの実施形態は、半自律的TDD構成管理の方法を提供するものであり、マクロeNB(MeNB)は、2つのPeNB間のインターセル干渉が、これらのPeNBのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過するか否かを判定すること、及びしきい値を超過した場合に、これらのPeNBのうちの少なくとも1つのTDD構成を制御することができ、しきい値を超過しない場合に各PeNBによる自律的TDD構成が可能になる。
従って、いくつかの実施形態は、マクロeNBに関連するスモールセルに関するマクロeNB制御による動的TDD UL/DL構成機構を提供する。この機構は、大部分が、マクロセル及びスモールセルが種々の搬送波で動作する異種ネットワークシナリオでのUL−DL干渉協調を対象としている。
例えば、マクロeNBは、関連する各ピコセル、例えば、マクロセルのサービスエリア内又はその近くのこれらのピコセルの位置を認識している。マクロeNBは更に、隣接ピコセル間の経路損失を認識することができる。この経路損失情報は、マクロが計算すること、追加のDL受信能力を備えるスモールセルが直接収集すること、展開後の実用的なフィールドテストにより得ること、又は何らかの別の方法で得ることができる。マクロeNBは、予期される干渉をしきい値と比較して、隣接セルにおいて展開されている2つのピコeNBが、互いに重度の干渉を引き起こすか否かを判定することができる。更に、マクロeNBは、特定の各ピコセルに対する又はそれらからの重度の干渉を有する可能性があるピコセルを記録するテーブルを維持することができる。マクロeNBが使用するしきい値を調整して、目標水準の所定の余裕度内にUL−DL干渉を維持することができる。
マクロeNBは、干渉テーブルを検索し、例えば、X2又はS1インタフェースシグナリングを使用して、権限インジケータを各ピコeNBに送信することができる。マクロeNBは、TDD UL/DL構成を決定する権限情報を、ピコセルの干渉テーブルに別のピコセルが記録されていないという条件を満たすピコセルに伝達することができる。或いは、権限情報は、マクロeNBで維持することができる。
ピコeNBが、TDD UL/DL構成を決定する権限を有する場合には、ピコeNBは、それ自体のDLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比に従って、ピコeNBのTDD UL/DL構成を自律的に変更することができる。
ピコeNBが、それ自体のTDD UL/DL構成を決定する権限を有していない場合には、ピコeNBは、DLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比をマクロeNBに送信することができる。これらの情報は、X2又はS1インタフェースシグナリングのようなバックホールシグナリング経由で送信することができる。これらの情報は、周期的に又はトリガーを用いて送信することができる。
マクロeNBが権限を有する場合には、マクロeNBは、干渉テーブルを検索すること、及び干渉ピコセルにおけるTDD UL/DL構成を考慮することによって、ピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択することができる。
例えば、マクロeNBは、最も少ない衝突サブフレーム、又は最も多い衝突サブフレームよりも少なくとも少ない衝突サブフレームを有するTDD UL/DL構成を選択することができる。以下に説明する表1は、実施例を提供する。マクロeNBは、ダウンリンクとアップリンクとの間の報告された比率、又はピコeNBにおけるスケーリングを待つトラフィック量を考慮することができる。
特定のピコに関するTDD UL/DL構成が決定された後に、マクロeNBは、例えば、X2又はS1経由で、構成情報をピコに送信することができる。次に、ピコは、マクロeNBの判定に従って、このピコのTDD UL/DL構成を変更することができる。
代替的に、TDD UL/DL構成を決定する権限を有していないピコeNBは更に、DLとULとの間のトラフィック比統計情報による予期されるTDD UL/DL構成情報を、X2又はS1インタフェース経由でマクロeNBに送信することができる。次に、マクロeNBは、以下に説明する表1による少数の衝突サブフレームを有するピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択でき、このピコによる予期されるTDD UL/DL構成を考慮することができる。
同じ搬送波で動作するマクロ−ピコに関する別の方法は、以下のとおりとすることができる。マクロeNBは、それ自体のTDD UL/DL構成情報を、マクロeNBのサービスエリア内の各ピコeNBに、例えば、X2又は別のインタフェース経由で送信することができる。次に、各ピコeNBは、それ自体のメモリ内で以下に説明する表1を実装でき、マクロeNBの参照信号を受信することによって、マクロeNBへの経路損失を推定することができる。
経路損失が、デルタと呼ばれる場合があるしきい値プラス余裕度よりも大きい場合には、ピコeNBは、それ自体のUL及びDLにおけるトラフィック変動に従って、TDD UL/DL構成を選択することができる。
或いは、ピコeNBは、以下に示す表1によるマクロセルのTDD UL/DL構成を含む比較的少数の衝突サブフレームを有するTDD UL/DL構成を選択することができる。
従って、動的TDD再構成機能を採用でき、この機能は、重大なUL−DL干渉を防止することができる。上記に説明した干渉協調方法は更に、フェムトセル又はLTE−Hiセルに適用することができる。
上記に説明したように、異種ネットワークでは、マクロセルは、固定TDD UL/DL構成を使用することができる。しかしながら、動的TDD再構成機能は、ピコセル、フェムトセル、又はLTE−Hiセルのようなスモールセルにおいて使用することができる。各TDD構成切り替え期間の開始時に、ピコeNB、フェムト基地局、又はLTE−Hi APは、最も適切なDL−ULサブフレーム比を有するTDD UL/DL構成を選択することができる。この選択に関連する基準は、基地局におけるスケーリングを待つダウンリンク及びアップリンクトラフィックの相対的な総量とすることができる。この方法では、DLスループット利得、又はULスループット利得、或いはDLスループット利得及びULスループット利得の両方は、トラフィック適応に起因して得ることができる。
マクロセル及びより小さいセルが、異なる搬送波で動作する場合には、マクロセルとスモールセルとの間の同一チャネル干渉は存在しない。このシナリオは、いくつかの実施形態によって対処することができる。
各スモールセルの展開後に、マクロeNBは、そのサービスエリア内の関連する各ピコの位置、及び隣接ピコセル間の経路損失を認識する必要があるとすることができる。この経路損失情報は、マクロが計算すること、又は追加のDL受信能力を備えるスモールセルが直接収集することができる。更に、展開後の実用的なフィールドテストを含め、経路損失情報を得る別の方法を使用することができる。
次に、マクロeNBは、経路損失情報をしきい値と比較して、隣接セルに展開されているいずれか2つのピコeNBが、互いに重度の干渉を引き起こすか否かを判定することができる。2つのピコセル間の経路損失がしきい値よりも小さい場合には、マクロeNBは、2つのピコセルを記録するためのテーブルを維持することができる。或いは、マクロeNBは、干渉ペアとして2つのピコセルを記録することを省略することができる。別の代替例は、マクロeNBが、軽度の干渉及び重度の干渉の両方を含む、いずれか2つのピコセル間の相互の干渉水準を記録するための干渉テーブルを維持することであり、軽度の干渉と重度の干渉との間の差異は、経路損失をしきい値と比較することによって判定される。このしきい値を調整して、UL−DL干渉を余裕度内で目標水準に維持することができる。
使用中、マクロeNBは、干渉テーブルを検索し、例えば、X2又はS1インタフェースシグナリングを使用して、権限インジケータを各ピコeNBに送信することができる。例えば、権限インジケータとして1ビットを使用することができる。1つの方法では、値1を有するビットは、ピコが、それ自体のTDD UL/DL構成を決定する権限を有することを表し、値0を有するビットは、ピコが、このような権限を有しておらず、このピコのトラフィック変動又はDL及びULにおけるトラフィック比をマクロに報告しマクロの判定に従う必要があることを表す。ピコセルの干渉テーブルに別のピコセルが記録されていないという条件を満たすピコセルに関しては、マクロeNBは、権限インジケータを「1」に設定することによって、TDD UL/DL構成を決定する権限をピコセルに伝達することができる。或いは、マクロeNBは、権限インジケータを「0」に設定することによって、マクロeNBにおいてこの権限を維持することができる。
TDD UL/DL構成を決定する権限を有するピコeNBは、それ自体のDLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比に従って、ピコeNBのTDD UL/DL構成を自律的に変更することができる。
TDD UL/DL構成を決定する権限を有していないピコeNBは、バックホールシグナリング経由で、例えば、X2又はS1インタフェースシグナリング経由で、周期的に又はトリガーを用いて、DLとULとの間の瞬間的なトラフィック比、DL及びULにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比をマクロeNBに送信することができる。
マクロeNBは、干渉ピコテーブルを検索すること、及び干渉ピコにおけるTDD UL/DL構成を考慮することによって、このピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択することができる。マクロは、表1により、干渉ピコセルへのより少ない衝突サブフレームを有するTDD UL/DL構成を選択でき、更に、ピコセルにおけるスケーリングを待つダウンリンクトラフィックとアップリンクトラフィックとの間の報告された比率を考慮する。
以下の表1は、無線フレーム内の2つの異なるいずれかのTDD構成の間の衝突サブフレームの数を示している。特定のサブフレームは、5msの切り替えポイントを有する1つのTDD UL/DL構成と、10msの切り替えポイントを有する別の構成との間の衝突サブフレームの数を計算する場合の、特定のサブフレーム内のUpPTSに起因するDLサブフレームを含む衝突サブフレームとして認識することができる。
表1
例えば、ピコ1とピコ2との間の経路損失がしきい値よりも小さい場合には、これらのピコは、重度の相互干渉を受けると想定することができる。従って、ピコ1は、TDD UL/DL構成2を使用して、DL伝送に関する大量DLリソースを提供することができる。更に、ピコ2は、いくつかの大量DLリソース構成を使用して、ダウンリンクバーストデータ伝送を適応させることを望むことができる。従って、ピコ2が、それ自体のTDD UL/DL構成を独立して選択する権限を有する場合には、ピコ2は、更に大量DLリソースTDD UL/DL構成であるTDD UL/DL構成3又は4を選択でき、ダウンリンク用に70%又は80%のリソースを提供することができる。表1を調べると、衝突サブフレームの数は、TDD UL/DL構成2とTDD UL/DL構成3又は4との間で、それぞれ4又は3である。従って、ピコ1及びピコ2のリソースの40%又は30%は、UL−DL干渉を受ける可能性がある。
代わりに、UL−DL干渉協調機構を使用することによって、ピコ1とピコ2との間の経路損失が、しきい値よりも小さくなるので、これらのピコは、マクロeNB側に記録される。従って、両方のピコは、それら自体のTDD UL/DL構成を自律的に決定する権限を有することができず、マクロによる決定を待つ必要があるとすることができる。従って、マクロeNBは、表1により、ピコセル1とともにより少ない衝突サブフレームを有するピコ2に関するTDD UL/DL構成を選択することができる。マクロeNBは、ピコ2におけるダウンリンクトラフィックとアップリンクトラフィックとの間の報告された比率を考慮することができる。マクロeNBは、ピコ2に関して、構成3又は4の代わりに、TDD UL/DL構成2を選択することができる。従って、同じTDD UL/DL構成に起因するピコ1とピコ2との間のUL−DL干渉は存在しない。結果的に、システム性能は、UL−DL干渉を伴わない動的TDD再構成の恩恵を受けることができる。
代替的に、TDD UL/DL構成を決定する権限を有していないピコeNBは更に、その予期されるTDD UL/DL構成情報をマクロeNBにX2インタフェース経由で送信でき、次に、マクロeNBは、表1による少数の衝突サブフレームを有するピコセルに関するTDD UL/DL構成を選択し、このピコによる予期されるTDD UL/DL構成を考慮する。
例えば、ピコ1とピコ2との間の経路損失がしきい値よりも小さいと仮定すると、マクロは、それらが重度の相互干渉を受けると判定することができる。特定の実施例では、ピコ1は、TDD UL/DL構成5を使用して、DL伝送に関して、最も大量のDLリソースを提供する。ピコ2は、いくつかの大量ULリソース構成を使用して、アップリンクバーストデータ伝送を適応させることを望むことができる。ピコ2が、それ自体のTDD UL/DL構成を独立して選択する権限を有する場合には、このピコは、最も大量のULリソースのTDD UL/DL構成であるTDD UL/DL構成0を選択し、アップリンク用にリソースの60%を提供することができる。表1を調べると、衝突サブフレームの数は、TDD UL/DL構成5とTDD UL/DL構成0との間では、6である。従って、リソースの60%は、UL−DL干渉を受ける可能性がある。
代わりに、UL−DL干渉協調を使用することによって、ピコ1とピコ2との間の経路損失がしきい値よりも小さくなるので、これらのピコは、マクロeNB側に記録される。従って、マクロeNBは、表1によりピコセル1とともにより少ない衝突サブフレームを有するピコ2に関するTDD UL/DL構成を選択することができ、ピコ2の予期されるTDD UL/DL構成情報2を考慮することができる。例えば、マクロeNBは、ピコ2に関して、アップリンク用にリソースの40%を提供できるTDD UL/DL構成1を選択でき、衝突サブフレームの数は4とすることができる。TDD UL/DL構成1は、TDD UL/DL構成0よりも少ない量のアップリンクリソースを提供するが、ピコ1とピコ2との間では、より少ないUL−DL干渉が存在する。従って、システム性能は、依然として、より少ないUL−DL干渉を伴う動的TDD再構成の恩恵を受けることができる。
更に、ネットワークでのインターセル干渉状態に基づいて、マクロeNBは更に、接続されている全てのセルのTDD UL/DL構成を、デフォルトのTDD UL/DL構成又はバランスのとれたTDD UL/DL構成、例えば、構成1に戻すことができる。このように、マクロeNBの選択は、動的TDD UL/DL構成からのより少ない利得を提供する場合があるが、ネットワーク全体の性能は、依然として改良することができる。
別の実施例では、ピコ1は、ピコ2の近くとすることができる。しかしながら、ピコ1は、ULでの大量のトラフィック状態に支配される場合があり、ピコ2は、DLでの大量のトラフィック状態に支配される場合がある。従って、ピコ1に関して好適なTDD UL/DL構成を見つけ出して、ピコ2との干渉を防止することが困難である場合がある。システムを処理するための別の方法は、ピコ1のTDD UL/DL構成をピコ2のTDD UL/DL構成と同様に、又はバランスのとれたTDD UL/DL構成、例えば、構成1に向けて調整することである。このように、両方のピコは、より少ない干渉を有することができ、ネットワーク性能を改良することができる。
ピコセルに関するTDD UL/DL構成が決定された後に、マクロeNBは、それをX2又はS1経由でピコeNBに送信することができる。次に、ピコは、マクロeNBの決定に従って、このピコのTDD UL/DL構成を変更することができる。
マクロ及びピコが同じ搬送波で動作する場合には、同一チャネル干渉がもたらされる場合がある。従って、マクロのサービスエリア内の関連する各ピコセルは、マクロとの同一チャネル干渉を受け取る場合がある。
この場合のUL−DL干渉協調低減方法は、以下の通りとすることができる。最初に、マクロeNBは、そのTDD UL/DL構成を、このマクロeNBのサービスエリア内の各ピコeNBに、X2又は別のいずれかの好適なインタフェース経由で送信することができる。次に、各ピコeNBは、そのメモリ内で表1を実装し、マクロeNBの参照信号を受信することによって、マクロeNBへの経路損失を推定することができる。経路損失が、しきい値プラス何らかの余裕度よりも大きい場合には、ピコeNBは、それ自体のUL及びDLでのトラフィック変動に従って、TDD UL/DL構成を選択することができる。或いは、ピコeNBは、それ自体のトラフィック変動に基づいて、表1によるマクロセルのTDD UL/DL構成に基づいて、最適な構成よりも少ない衝突サブフレームを有するTDD UL/DL構成を選択することができる。
いくつかの実施形態では、X2又はS1経由でのシグナリングは、マクロセルに関して明示的に指定されて、関連するピコセル間の経路損失情報を収集し、マクロセルに関しては、TDD UL/DL構成に関してピコセルを指示することができ、或いはピコセルに関しては、マクロセルの決定に関してTDD UL/DL構成変更を提案することができる。
図3は、いくつかの実施形態による方法を示している。図3の方法は、例えば、マクロセルのeNodeBによって実行することができる。図3に示すように、本方法は、310において、より小さいセル及びより大きいセルを含むネットワークにおいてより小さいセルの可能性のある干渉を判定することができる。より小さいセル及びより大きいセルは、ここでは、単純に、異種ネットワークのようなネットワークに存在できる異なるセルの2つの実施例である。従って、より小さいセルは、第1のセルの実施例とすることができ、より大きいセルは、第2のセルの実施例とすることができる。可能性のある干渉を判定することは、経路損失を求めることを含むことができる。可能性のある干渉を判定することは、より小さい2つのセル間のインターセル干渉が、これらのセルのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過しているか否かを判定することを含むことができる。本方法は更に、315において、より大きいセルのサービスエリア内の関連する、より小さい各セルの位置を判定することを含むことができ、可能性のある干渉を判定することは、この位置に基づいている。本方法は更に、317において、干渉しているより小さいセルのテーブルを維持することを含むことができ、可能性のある干渉を判定することは、このテーブルに基づいている。このテーブルは、例えば、315において判定された位置に基づいて経路損失を計算することによって、維持することができる。
本方法は、320において、より小さいセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択することになるか否かを、判定された可能性のある干渉情報に基づいて制御することを含むことができる。制御することは、より小さいセルに対応するテーブルの一部分に、より小さい別のセルが記録されていないことを判定することに基づくことができる。制御することは、ネットワークの判定されたインターセル干渉状態に基づいて、より小さいセルを、デフォルトの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成又はバランスのとれた時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成のうちの少なくとも1つに戻すことを含むことができる。
更に、本方法は、330において、より小さいセルが自律的に構成を選択することになると判定された場合に、権限インジケータをより小さいセルの基地局に送信することを含むことができる。より小さいセルが1つのみの基地局を有するという要求条件、又は基地局が1つのみのより小さいセルを有するという要求条件は存在しない。権限インジケータを送信することは、X2インタフェース又はS1インタフェースのうちの少なくとも1つ経由で権限インジケータを送信することを含むことができる。否定の権限インジケータを送信する場合には、権限インジケータを送信することは、より小さいセルに構成情報を送信することを伴うことができる。
更に、本方法は、335において、より小さいセルが自律的に構成を選択することにならないと判定された場合に、より小さいセルに関する構成を選択することを含むことができる。この選択は、より小さいセルのトラフィック負荷情報に基づくことができる。更に、この選択は、より小さいセルから受信した、より小さいセルの予期される構成情報に基づくことができる。選択することは、より小さいセルのアップリンク−ダウンリンク負荷情報に最も厳密に適合する構成よりも少ない、干渉セルに対する衝突サブフレームを有する時分割複信構成を選択することを含むことができる。
図4は、いくつかの実施形態による別の方法を示している。図4の方法は、例えば、ピコセルのアクセスポイントによって実行することができる。図4に示すように、本方法は、410において、より大きいセルの基地局からの情報に基づいて、より小さいセルが、時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定することを含むことができる。本方法は更に、420において、この情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用することを含むことができる。
本方法は更に、430において、より小さいセルが、構成を制御することにならない場合に、トラフィック負荷情報を基地局に提供することを含むことができる。トラフィック負荷情報は、ダウンリンクとアップリンクとの間の瞬間的なトラフィック比、ダウンリンク及びアップリンクにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比のうちの少なくとも1つを含むことができる。トラフィック負荷情報は、周期的に又はトリガーに基づいて送信することができる。
図5は、いくつかの実施形態による更なる方法を示している。図5の方法は、例えば、ピコセルのeNodeBによって実行することができる。図5に示すように、本方法は、ステップ510において、第1のセルにおいて第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信することを含むことができる。本方法は更に、520において、第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定することを含むことができる。
図6は、本発明のいくつかの実施形態によるシステムを示している。一実施形態では、システムは、例えば、マクロeNB610及びピコeNB620のような2つのデバイスを含むことができる。これらのデバイスの各々は、それぞれ614及び624で示されている少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。それぞれ615及び625で示されている少なくとも1つのメモリが、各デバイスに提供される。メモリは、コンピュータプログラム命令又はそれに含まれるコンピュータコードを含むことができる。トランシーバ616及び626が提供され、各デバイスは更に、それぞれ617及び627で示されているアンテナを含むことができる。例えば、これらのデバイスの別の構成を提供することができる。例えば、マクロeNB610及びピコeNB620は、無線通信ではなく、有線通信に関して構成でき、このような場合には、アンテナ617及び627は、従来のアンテナを必要とすることなく何らかの通信ハードウェアの形態を示すことになる。
トランシーバ616及び626は、各々、独立して、送信器、受信器、又は送信器及び受信器の両方、或いは送信及び受信の両方に関して構成されたユニット又はデバイスとすることができる。
プロセッサ614及び624は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はそれらに相当するデバイスのような、いずれかのコンピュータデバイス又はデータ処理デバイスによって具体化することができる。プロセッサは、単一のコントローラ、又は複数のコントローラ若しくはプロセッサとして実装することができる。
メモリ615及び625は、独立して、非一時的コンピュータ可読媒体のようないずれかの好適な記憶デバイスとすることができる。ハードディスクドライブ(HDD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、又は他の好適なメモリを使用することができる。メモリは、プロセッサのような単一の集積回路に組み合わせること、又はプロセッサから切り離すことができる。更に、メモリに格納されるコンピュータプログラム命令、及びプロセッサが処理できるコンピュータプログラム命令は、何らかの好適なコンピュータプログラムコードの形態、例えば、いずれかの好適なプログラミング言語で記述され、コンパイルされたコンピュータプログラム又は解釈実行されるコンピュータプログラムとすることができる。
メモリ及びコンピュータプログラム命令は、特定のデバイスに関するプロセッサを用いて、マクロeNB610及びピコeNB620のようなハードウェア装置に、上記に説明した任意の処理(例えば、図3から5を参照)を実行させるように構成することができる。従って、いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行される場合に、上記に説明した処理のうちの1つのような処理を実行するコンピュータ命令を用いて符号化することができる。代替的に、本発明のいくつかの実施形態は、全部がハードウェアにおいて実行することができる。
更に、図6は、マクロeNB及びピコeNBを含むシステムを示しているが、本発明の実施形態は、本明細書で示すように、別の構成、及び追加の要素を含む構成に適用することができる。例えば、別の種類の異種ネットワーク及びネットワーク要素を使用することができる。
当業者であれば、上記に説明した本発明は、異なる順番のステップを用いて、及び/又は開示される構成とは異なる構成でのハードウェア要素を用いて実施できることを容易に理解するであろう。従って、本発明は、これらの好ましい実施形態に基づいて説明しているが、当業者であれば、いくつかの修正例、変更例、及び別の構成が明らかであり、これらは、依然として本発明の思想及び範囲の範疇にあることが明らかであろう。従って、本発明の境界及び範囲を判定するためには、特許請求の範囲に言及する必要がある。

Claims (64)

  1. 第1のセル及び第2のセルを含むネットワークにおいて該第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階と、
    前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータを前記第1のセルの基地局に送信する段階と、
    を含む方法。
  2. 前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報に基づいて、前記第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセルが自律的に前記構成を選択しないと判定された場合に、前記第1のセルに関して前記構成を選択する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記選択する段階は、前記選択を、前記第1のセルのトラフィック負荷情報、前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報、及び前記第1のセルから受信した、前記第1のセルの予期される構成情報のうちの少なくとも1つに基づかせる段階を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のセルはピコセルを含み、前記第2のセルはマクロセルを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 可能性のある干渉を判定する段階は、経路損失を求める段階を含む、請求項2から5のいずれかに記載の方法。
  7. 可能性のある干渉を判定する段階は、2つの第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成の衝突をチェックすることによって、前記2つの第1のセル間のインターセル干渉が前記セルのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過しているか否か、及び前記インターセル干渉が常に発生しているか否かのうちの少なくとも1つを判定する段階を含む、請求項2に記載の方法。
  8. 第2のセルのサービスエリア内の関連する各第1のセルの位置を判定する段階を更に含み、前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記位置に基づく、請求項2に記載の方法。
  9. 干渉している第1のセルのテーブルを維持する段階を更に含み、前記可能性のある干渉及び/又は発生状況を判定する段階は、前記テーブルに基づく、請求項2に記載の方法。
  10. 前記第1のセルが自律的に選択するか否かを判定する段階は、前記第1のセルに対応する前記テーブルの一部分に、別の第1のセルが記録されていないことを判定することに基づく、請求項9に記載の方法。
  11. 第2のセルの基地局からの情報に基づいて、第1のセルが時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定する段階と、
    前記情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用する段階と、
    を含む方法。
  12. 前記第1のセルが、前記構成を制御することにならない場合に、トラフィック負荷情報、並びに現在の及び意図された/提案された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つを、前記第2のセルの基地局に提供する段階を更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記トラフィック負荷情報は、ダウンリンクとアップリンクとの間の瞬間的なトラフィック比、ダウンリンク及びアップリンクにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記トラフィック負荷情報を提供する段階は、前記トラフィック情報を周期的に又はトリガーに基づいて送信する段階を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 第1のセルにおいて第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信する段階と、
    前記第2のセルとの可能性のある干渉情報、及び前記第2のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて、予期される負荷に関して前記第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定する段階と、
    を含む方法。
  16. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    第1のセル及び第2のセルを含むネットワークにおいて該第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定させ、
    前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータを前記第1のセルの基地局に送信させるように構成されていることを特徴とする装置。
  17. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報に基づいて、前記第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定させるように構成されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第1のセルが自律的に構成を選択することにならないと判定された場合に、前記第1のセルに関する前記構成を選択させるように構成されている、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第1のセルのトラフィック負荷情報、前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報、及び前記第1のセルから受信した、前記第1のセルの予期される構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて選択させるように構成されている、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のセルはピコセルを含み、前記第2のセルはマクロセルを含む、請求項16に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    経路損失を求めることによって可能性のある干渉を判定させるように構成されている、請求項17に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    2つの第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成の衝突をチェックすることによって、前記2つの第1のセル間のインターセル干渉が前記セルのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過しているか否か、及び前記インターセル干渉が常に発生しているか否かのうちの少なくとも1つを判定することによって可能性のある干渉を判定させるように構成されている、請求項17に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第2のセルのサービスエリア内の関連する各第1のセルの位置を判定させるように構成されており、前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記位置に基づく、請求項17に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    干渉している第1のセルのテーブルを維持させるように構成されており、前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記テーブルに基づく、請求項17に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第1のセルに対応する前記テーブルの一部分に、別の第1のセルが記録されていないことを判定することに基づいて、前記第1のセルが自律的に選択するか否かを判定させるように構成されている、請求項24に記載の装置。
  26. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    第2のセルの基地局からの情報に基づいて、第1のセルが時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定させ、
    前記情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用させるように構成されていることを特徴とする装置。
  27. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記第1のセルが、前記構成を制御することにならない場合に、トラフィック負荷情報、並びに現在の及び意図された/提案された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つを、前記基地局に提供させるように構成されている、請求項26に記載の装置。
  28. 前記トラフィック負荷情報は、ダウンリンクとアップリンクとの間の瞬間的なトラフィック比、ダウンリンク及びアップリンクにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比のうちの少なくとも1つを含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記トラフィック情報を周期的に又はトリガーに基づいて送信することによって前記トラフィック情報を提供させるように構成されている、請求項27に記載の装置。
  30. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    第1のセルにおいて第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信させ、
    前記第2のセルとの可能性のある干渉情報、及び前記第2のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて、予期される負荷に関して前記第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定させるように構成されていることを特徴とする装置。
  31. 第1のセル及び第2のセルを含むネットワークにおいて該第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定するための判定手段と、
    前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータを前記第1のセルの基地局に送信するための送信手段と、
    を備える装置。
  32. 前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報に基づいて、前記第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定するための判定手段を更に備える、請求項31に記載の装置。
  33. 前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することにならないと判定された場合に、前記第1のセルに関して前記構成を選択するための選択手段を更に備える、請求項31に記載の装置。
  34. 前記選択する段階は、前記選択を、前記第1のセルのトラフィック負荷情報、前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報、及び前記第1のセルから受信した、前記第1のセルの予期される構成情報のうちの少なくとも1つに基づかせる段階を含む、請求項33に記載の装置。
  35. 前記第1のセルはピコセルを含み、前記第2のセルはマクロセルを含む、請求項31に記載の装置。
  36. 可能性のある干渉を判定する段階は、経路損失を求める段階を含む、請求項32に記載の装置。
  37. 可能性のある干渉を判定する段階は、2つの第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成の衝突をチェックすることによって、前記2つの第1のセル間のインターセル干渉が前記セルのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過しているか否か、及び前記インターセル干渉が常に発生しているか否かのうちの少なくとも1つを判定する段階を含む、請求項32に記載の装置。
  38. 第2のセルのサービスエリア内の関連する各第1のセルの位置を判定するための判定手段を更に備え、前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記位置に基づく、請求項32に記載の装置。
  39. 干渉している第1のセルのテーブルを維持するための維持手段を更に備え、前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記テーブルに基づく、請求項32に記載の装置。
  40. 前記第1のセルが自律的に選択するか否かを判定する段階は、前記第1のセルに対応する前記テーブルの一部分に、別の第1のセルが記録されていないことを判定することに基づく、請求項39に記載の装置。
  41. 第2のセルの基地局からの情報に基づいて、第1のセルが時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定するための判定手段と、
    前記情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用するための適用手段と、
    を備える装置。
  42. 前記第1のセルが、前記構成を制御することにならない場合に、トラフィック負荷情報、並びに現在の及び意図された/提案された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つを、前記基地局に提供するための提供手段を更に備える、請求項41に記載の装置。
  43. 前記トラフィック負荷情報は、ダウンリンクとアップリンクとの間の瞬間的なトラフィック比、ダウンリンク及びアップリンクにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比のうちの少なくとも1つを含む、請求項42に記載の装置。
  44. 前記トラフィック負荷情報を提供する段階は、前記トラフィック情報を周期的に又はトリガーに基づいて送信する段階を含む、請求項42に記載の装置。
  45. 第1のセルにおいて第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信するための受信手段と、
    前記第2のセルとの可能性のある干渉情報に基づいて、予期される負荷に関して前記第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定するための判定手段と、
    を備える装置。
  46. ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化された非一時的コンピュータ可読媒体であって、該処理は、
    第1のセル及び第2のセルを含むネットワークにおいて該第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階と、
    前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することになるか否かについての判定に関する権限インジケータを前記第1のセルの基地局に送信する段階と、
    を含むことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  47. 前記処理は更に、
    前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報に基づいて、前記第1のセルが自律的に時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を選択するか否かを判定する段階を含む、請求項46に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  48. 前記処理は更に、
    前記第1のセルが自律的に前記構成を選択することにならないと判定された場合に、前記第1のセルに関して前記構成を選択する段階を含む、請求項46に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  49. 前記選択する段階は、前記選択を、前記第1のセルのトラフィック負荷情報、前記第1のセルと別の第1のセルとの間の可能性のある干渉情報、及び前記第1のセルから受信した、前記第1のセルの予期される構成情報のうちの少なくとも1つに基づかせる段階を含む、請求項48に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  50. 前記第1のセルはピコセルを含み、前記第2のセルはマクロセルを含む、請求項46に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  51. 可能性のある干渉を判定する段階は、経路損失を求める段階を含む、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  52. 可能性のある干渉を判定する段階は、2つの第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成の衝突をチェックすることによって、前記2つの第1のセル間のインターセル干渉が前記セルのうちの少なくとも1つに関するしきい値を超過しているか否か、及び前記インターセル干渉が常に発生しているか否かのうちの少なくとも1つを判定する段階を含む、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  53. 前記処理は更に、
    第2のセルのサービスエリア内の関連する各第1のセルの位置を判定する段階を含み、 前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記位置に基づいている、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  54. 前記処理は更に、
    干渉している第1のセルのテーブルを維持する段階を含み、
    前記可能性のある干渉を判定する段階は、前記テーブルに基づく、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  55. 前記第1のセルが自律的に選択するか否かを判定する段階は、前記第1のセルに対応する前記テーブルの一部分に、別の第1のセルが記録されていないことを判定することに基づく、請求項54に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  56. ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化された非一時的コンピュータ可読媒体であって、該処理は、
    第2のセルの基地局からの情報に基づいて、第1のセルが時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を制御することになるか否かを判定する段階と、
    前記情報に基づいて、選択された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を適用する段階と、
    を含むことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  57. 前記処理は更に、
    前記第1のセルが、前記構成を制御することにならない場合に、トラフィック負荷情報、並びに現在の及び意図された/提案された時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つを、前記基地局に提供する段階を含む、請求項56に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  58. 前記トラフィック負荷情報は、ダウンリンクとアップリンクとの間の瞬間的なトラフィック比、ダウンリンク及びアップリンクにおけるスケーリングを待つ利用可能なデータ量、又は所定の統計時間スケール中のトラフィック比のうちの少なくとも1つを含む、請求項57に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  59. 前記トラフィック負荷情報を提供する段階は、前記トラフィック情報を周期的に又はトリガーに基づいて送信する段階を含む、請求項57に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  60. ハードウェアにおいて実行される場合に、処理を実行する命令を用いて符号化された非一時的コンピュータ可読媒体であって、該処理は、
    第1のセルにおいて第2のセルからの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報を受信する段階と、
    前記第2のセルとの可能性のある干渉情報、及び前記第2のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成情報のうちの少なくとも1つに基づいて、予期される負荷に関して前記第1のセルの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成を最適化するか否か、又は干渉を防止するか否かを判定する段階と、
    を含むことを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。
  61. 前記権限インジケータを送信する段階は、X2インタフェース又はS1インタフェースのうちの少なくとも1つを経由して前記権限インジケータを送信する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  62. 前記選択する段階は、前記第1のセルのアップリンク−ダウンリンク負荷情報に最も厳密に適合する構成よりも少ない、干渉セルに対する衝突サブフレームを有する、時分割複信構成を選択する段階を含む、請求項3に記載の方法。
  63. 前記構成情報を前記第1のセルに送信する段階を更に含む、請求項3に記載の方法。
  64. ネットワークの判定されたインターセル干渉状態に基づいて、前記第1のセルを、デフォルトの時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成又はバランスのとれた時分割複信アップリンク−ダウンリンク構成のうちの少なくとも1つに戻す段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
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NEW POSTCOM: "Need and feasibility of using different uplink-downlink configurations for TDD HeNBs in Heterogeneou", 3GPP TSG-RAN WG1#61B R1-103688, JPN6016004440, July 2010 (2010-07-01) *

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