JP2017194864A - 閲覧支援システム - Google Patents

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妙子 山木
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妙子 山木
正宏 中野
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正宏 中野
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Abstract

【課題】コンテンツに不明箇所が含まれていても、コンテンツの理解を容易化することが可能な閲覧支援システムを提供すること。【解決手段】閲覧支援システム1は、レビュー者がコンテンツのレビュー作業を行う際のレビュー者の行動であるレビュー動作に基づいて、コンテンツ内の不明箇所を特定する不明箇所特定部13と、コンテンツのレビュー作業において参照された参照先に関する参照先情報を取得する参照先情報取得部14と、不明箇所に関する不明箇所情報と参照先情報とを含むレビュー結果を生成するレビュー結果生成部18と、レビュー結果に基づいて、不明箇所に参照先情報を関連付けて表示装置107に表示させる表示制御部20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、閲覧支援システムに関する。
従来、コンテンツの閲覧を支援する手法が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの視線等に基づいて、ユーザが見ているウェブページの領域が注目されているか否かを判定し、注目されていると判定された場合に、当該領域を強調表示する表示態様変換装置が記載されている。この表示態様変換装置は、例えば、ユーザが見ている領域の閲覧時間が平均閲覧時間よりも長い場合に、当該領域が注目されていると判定する。
特開2002−169637号公報
しかしながら、コンテンツ等に不明な単語等が含まれている場合でも、当該単語を含む領域の閲覧時間が長くなることがある。このような場合、特許文献1に記載の表示態様変換装置では、単に、不明な単語等が強調表示されるだけで、ユーザが不明な単語等の意味を理解することはできない。本技術分野では、コンテンツに不明箇所が含まれていても、容易に理解できるようにコンテンツの閲覧を支援することが望まれている。
本発明は、コンテンツに不明箇所が含まれていても、コンテンツの理解を容易化することが可能な閲覧支援システムを提供する。
本発明の一側面に係る閲覧支援システムは、コンテンツの閲覧作業を支援するためのシステムである。この閲覧支援システムは、レビュー者がコンテンツのレビュー作業を行う際のレビュー者の行動であるレビュー動作に基づいて、コンテンツ内の不明箇所を特定する特定手段と、コンテンツのレビュー作業において参照された参照先に関する参照先情報を取得する取得手段と、不明箇所に関する不明箇所情報と参照先情報とを含むレビュー結果を生成する生成手段と、レビュー結果に基づいて、不明箇所に参照先情報を関連付けて表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。
この閲覧支援システムでは、レビュー者によるコンテンツのレビュー動作に基づいてコンテンツ内の不明箇所が特定され、レビュー作業において参照された参照先に関する参照先情報が取得される。そして、不明箇所に関する不明箇所情報と参照先情報とを含むレビュー結果に基づいて、不明箇所に参照先情報が関連付けられて表示される。このため、コンテンツ内の不明箇所を自動で特定することができるだけでなく、不明箇所に対して参照先情報が表示されるので、コンテンツを閲覧する者は、不明箇所の意味を容易に理解することができる。その結果、コンテンツに不明箇所が含まれていても、コンテンツの理解を容易化することが可能となる。
上記閲覧支援システムは、レビュー者のレビュー作業に関するレビュー情報を記憶するレビュー情報記憶手段と、レビュー情報に基づいて、レビュー者のレビュー作業のレベルを判定するレベル判定手段と、を更に備えてもよい。レビュー結果は、レベルを示すレベル情報を更に含んでもよい。この場合、レビュー者のレベルを自動で判定することができ、レビュー者のレベルをレビュー結果に反映することができる。また、例えば、コンテンツを閲覧する者のレベルに応じて、そのレベルに対応付けられた参照先情報を不明箇所に関連付けて表示することができる。これにより、コンテンツを閲覧する者のレベルに応じて、参照先情報を自動的に変更することが可能となる。
レビュー動作は、レビュー者のレビュー作業における操作を含んでもよい。コンテンツ内に不明箇所がある場合、マウスのカーソルが不明箇所に止まったり、マウスのカーソルが他の箇所よりも不明箇所を多く往復したり、検索するために不明箇所がクリップボードにコピーされることがある。このような操作を検出することによって、不明箇所を特定することが可能となる。
レビュー動作は、レビュー者の視線、表情及び仕草のいずれかを含んでもよい。コンテンツ内に不明箇所がある場合、レビュー者の視線の動きが不明箇所に止まったり、視線が他の箇所よりも不明箇所を多く往復したりすることがある。また、コンテンツ内に不明箇所がある場合、レビュー者が思案状態の表情又は態度を示すことがある。このようなレビュー者の視線、表情及び仕草を検出することによって、不明箇所を特定することが可能となる。
生成手段は、参照先情報の優先度を設定してもよい。表示制御手段は、優先度に基づいて参照先情報を表示させてもよい。この構成によれば、不明箇所に対して複数の参照先情報が関連付けられる場合でも、複数の参照先情報の表示態様を決めることができる。例えば、優先度が高い参照先情報を優先的に表示させることができる。
本発明によれば、コンテンツに不明箇所が含まれていても、コンテンツの理解を容易化することができる。
一実施形態に係る閲覧支援システムの機能構成を示すブロック図である。 図1の閲覧支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 レビュー履歴テーブルの一例を示す図である。 レビュー結果テーブルの一例を示す図である。 図1の閲覧支援装置によって表示されたコンテンツの一例を示す図である。 閲覧履歴テーブルの一例を示す図である。 図1の閲覧支援装置が行うレビュー結果の準備処理を示すフローチャートである。 図1の端末装置が行うコンテンツ閲覧時の処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態に係る閲覧支援システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示されるように、閲覧支援システム1は、コンテンツの閲覧作業を支援するためのシステムであって、閲覧支援装置10と1以上の端末装置30とを含む。
閲覧支援装置10は、コンテンツの閲覧作業を支援するための装置であり、レビュー者によって用いられる。レビュー者は、対象コンテンツのレビュー作業を行う者である。レビュー作業は、対象コンテンツの内容を目視で確認する作業である。対象コンテンツは、レビュー対象となるコンテンツであり、例えば、書籍等のコンテンツである。閲覧支援装置10は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末及びPC(Personal Computer)を含む端末装置によって実現される。閲覧支援装置10は、対象コンテンツのレビュー結果を生成し、レビュー結果を端末装置30に送信する。レビュー結果とは、対象コンテンツのレビュー作業に関する結果を示す情報である。
端末装置30は、ユーザによって用いられる装置である。端末装置30は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末及びPCを含む端末装置によって実現される。端末装置30は、閲覧支援装置10からレビュー結果を取得し、取得したレビュー結果に基づいて、コンテンツを表示する。閲覧支援装置10と端末装置30とは、例えば、移動体通信網等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
閲覧支援装置10は、機能的には、レビュー者情報取得部11と、操作情報取得部12と、不明箇所特定部13と、参照先情報取得部14と、履歴DB15と、レビュー情報取得部16と、レベル判定部17と、レビュー結果生成部18と、レビュー結果DB19と、表示制御部20と、送信部21と、を備えている。閲覧支援装置10は、例えば、図2に示されるハードウェアによって構成されている。
図2は、閲覧支援装置10のハードウェア構成を示す図である。図2に示されるように、閲覧支援装置10は、物理的には、1又は複数のCPU(Central Processing Unit)101と、主記憶装置であるRAM(RandomAccess Memory)102及びROM(Read Only Memory)103と、データ送受信デバイスである通信モジュール104と、ハードディスク及び半導体メモリ等の補助記憶装置105と、入力キー及びマウス等のユーザの入力を受け付ける入力装置106と、ディスプレイ等の表示装置107(表示手段)と、カメラモジュール108と、を備えるコンピュータとして構成されている。図1に示される閲覧支援装置10の各機能は、CPU101、RAM102等のハードウェア上に1又は複数の所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール104、入力装置106、表示装置107、及びカメラモジュール108を動作させるとともに、RAM102及び補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、図1に示される端末装置30も閲覧支援装置10と同様のコンピュータシステムとして構成される。
再び図1を参照して、閲覧支援装置10の各機能の詳細を説明する。レビュー者情報取得部11は、レビュー者情報を取得するレビュー者情報取得手段として機能する。レビュー者情報は、レビュー者がレビュー作業を行う態様を示す情報である。レビュー者情報として、レビュー者の視線、レビュー者の表情、及びレビュー者の仕草等の情報が挙げられる。レビュー者情報取得部11は、カメラモジュール108によって撮像されたレビュー者の顔画像に基づいて、レビュー者の視線、及びレビュー者の表情をそれぞれ検出する。レビュー者情報取得部11は、カメラモジュール108によって撮像されたレビュー者の画像に基づいて、レビュー者の仕草を検出する。視線の検出方法、表情の検出方法、及び仕草の検出方法は、いずれも公知であるので、詳細な説明を省略する。レビュー者情報取得部11は、取得したレビュー者情報を不明箇所特定部13に出力する。
操作情報取得部12は、操作情報を取得する操作情報取得手段として機能する。操作情報取得部12は、入力装置106を介して受け付けたレビュー者の操作に関する操作情報を取得する。操作情報としては、例えば、マウスの操作、及びキーボードの操作に関する情報が挙げられる。操作情報取得部12は、取得した操作情報を不明箇所特定部13、参照先情報取得部14及びレビュー情報取得部16に出力する。
不明箇所特定部13は、レビュー者による対象コンテンツのレビュー動作に基づいて、対象コンテンツ内の不明箇所を特定する特定手段として機能する。レビュー動作は、レビュー者がレビュー作業を行う際のレビュー者の行動である。レビュー動作は、レビュー者のレビュー作業のための操作を含む。つまり、不明箇所特定部13は、操作情報に基づいて、不明箇所を特定する。例えば、不明箇所特定部13は、操作情報に基づいて、マウスのカーソル(ポインタともいう。)が止まった箇所、マウスのカーソルが所定の回数よりも多く往復した箇所、及びレビュー者が対象コンテンツにおいてクリップボードにコピーしたキーワードを特定し、その箇所及びキーワードを不明箇所とする。不明箇所特定部13は、操作情報に基づいて、レビュー者がレビュー作業中にウェブサイト等で検索を行ったことを検出し、直前にマウスのカーソルがあった箇所を不明箇所としてもよい。不明箇所特定部13は、例えば、レビュー作業に用いられるアプリケーション又は画面ウィンドウが切り替えられたタイミングを検出することによって、レビュー作業から検索作業への切替を検出する。
レビュー動作は、レビュー者の視線、表情及び仕草のいずれかを含む。つまり、不明箇所特定部13は、レビュー者情報に基づいて、不明箇所を特定する。例えば、不明箇所特定部13は、レビュー者情報のうちレビュー者の視線に関する情報に基づいて、レビュー者の視線の動きが止まった箇所、及び視線が所定の回数よりも多く往復した箇所を特定し、その箇所を不明箇所としてもよい。
また、不明箇所特定部13は、レビュー者情報に基づいて、レビュー者が思案状態であるか否かを判定し、思案状態であると判定した場合に不明箇所を特定してもよい。例えば、不明箇所特定部13は、レビュー者情報のうちレビュー者の表情に関する情報に基づいて、表情判定を行い、レビュー者が思案状態であるか否かを判定してもよい。表情判定では、レビュー者の瞬きの頻度、又は眉間に皺が寄っているか否かが判定される。不明箇所特定部13は、レビュー者の瞬きの頻度が所定の閾値よりも多い場合に思案状態であると判定する。また、不明箇所特定部13は、眉間に皺が寄っている場合に思案状態であると判定する。
不明箇所特定部13は、レビュー者情報のうちレビュー者の仕草に関する情報に基づいて、仕草判定を行い、レビュー者が思案状態であるか否かを判定してもよい。仕草判定では、腕組みをしている、頭を掻いている、頭を抱えている、首をかしげている、又は足を揺すっている等といった仕草をレビュー者が行っているか否かが判定される。不明箇所特定部13は、レビュー者がこれらの仕草を行っている場合に思案状態であると判定する。
不明箇所特定部13は、レビュー者が思案状態であると判定された際に、レビュー者情報のうちレビュー者の視線に関する情報に基づいて、対象コンテンツのうちレビュー者が見ている箇所を特定し、その箇所を不明箇所とする。不明箇所特定部13は、レビュー者が思案状態であると判定された際に、操作情報に基づいて、マウスのカーソルが位置する箇所を特定し、その箇所を不明箇所としてもよい。
不明箇所特定部13は、操作情報に基づいて、レビュー者がレビュー作業中にウェブサイト等で検索を行ったことを検出し、レビュー者情報に基づいて直前にレビュー者の視線があった箇所を不明箇所としてもよい。不明箇所特定部13は、操作情報に基づいて、対象コンテンツから他のコンテンツを参照したことを検出し、レビュー者情報のうちレビュー者の視線に関する情報に基づいて、参照先のコンテンツで視線が所定時間よりも長く置かれた文章を特定し、その文章中のキーワードが対象コンテンツ中に出現する箇所を不明箇所としてもよい。
不明箇所特定部13は、特定した不明箇所(単語及びキーワード等)及び対象コンテンツにおける不明箇所の位置を示す情報を不明箇所情報として生成する。不明箇所特定部13は、不明箇所情報を参照先情報取得部14及びレビュー結果生成部18に出力する。
参照先情報取得部14は、参照先情報を取得する取得手段として機能する。参照先情報とは、対象コンテンツのレビュー作業において参照された他のコンテンツ(参照先コンテンツ)に関する情報である。参照先情報は、例えば、参照先コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)、参照先コンテンツに含まれる情報、及び参照先コンテンツの画面をキャプチャした画像等である。参照先コンテンツは、不明箇所に対して参考となる情報を含むコンテンツであって、検索結果、及び辞書等である。参照先情報取得部14は、操作情報及び不明箇所情報に基づいて、レビュー者が不明箇所で対象コンテンツから参照先コンテンツを参照したことを検出すると、当該参照先コンテンツに関する情報を参照先情報として取得する。
参照先情報取得部14は、レビュー者が参照先コンテンツの参照を開始してから対象コンテンツに戻るまでの時間を計測し、当該参照先コンテンツの参照時間として取得してもよい。参照先情報取得部14は、参照先情報に参照時間を含めてもよい。参照先情報取得部14は、参照先情報をレビュー結果生成部18に出力する。
履歴DB15は、レビュー者のレビュー作業に関するレビュー情報を記憶するレビュー情報記憶手段として機能する。履歴DB15は、例えば、図3に示されるレビュー履歴テーブルによってレビュー情報を保持している。図3に示される例では、レビュー情報は、レビュー者ID(Identification)、コンテンツID、レビュー時間、レビュー回数、及び参照回数を含む。レビュー者IDは、レビュー作業を行ったレビュー者を一意に識別するための識別子である。コンテンツIDは、レビュー対象のコンテンツ(対象コンテンツ)を一意に識別するための識別子である。レビュー時間は、レビュー作業に要した時間を示す情報である。レビュー回数は、レビュー者IDによって識別されるレビュー者が、コンテンツIDによって識別されるコンテンツのレビュー作業を行った回数である。参照回数は、このレビュー作業中において検索サイト等を参照した回数である。
レビュー情報取得部16は、レビュー者によってレビュー作業が行われる度に、新たに行われたレビュー作業に関するレビュー情報を取得するレビュー情報取得手段として機能する。レビュー情報取得部16は、例えば、レビュー者にレビュー者IDを入力させることにより、レビュー者IDを取得する。レビュー情報取得部16は、レビュー者によってレビュー対象として選択されたコンテンツのコンテンツIDを取得する。レビュー情報取得部16は、不図示のタイマによって、レビュー作業の開始からレビュー作業の終了までの時間を計測し、レビュー時間とする。
レビュー情報取得部16は、レビュー者ID及びコンテンツIDをキーとして、履歴DB15からレビュー情報を抽出し、抽出したレビュー情報のレビュー回数のうち最大のレビュー回数を1つ増やすことによってレビュー回数を取得する。レビュー情報取得部16は、レビュー作業中において検索サイト等の他のコンテンツを参照した回数をカウントし、カウントした回数を参照回数として取得する。レビュー情報取得部16は、履歴DB15に記憶されているレビュー履歴テーブルに、取得したレビュー者ID、コンテンツID、レビュー時間、レビュー回数、及び参照回数をレビュー情報として追加する。レビュー情報取得部16は、レビュー者IDをレベル判定部17に出力するとともに、コンテンツIDをレビュー結果生成部18及び表示制御部20に出力する。
レベル判定部17は、レビュー者のレビュー作業のレベルを判定するレベル判定手段として機能する。レベル判定部17は、履歴DB15に記憶されているレビュー情報に基づいて、各レビュー者のレベルを判定する。レベルは、例えば、素人レベル及び玄人レベルを含んでいる。レベル判定部17は、履歴DB15に記憶されているレビュー情報のうち、レビュー情報取得部16から受信したレビュー者IDのレビュー情報を抽出する。
レベル判定部17は、例えば、抽出したレビュー情報のレビュー回数の総和を演算し、レビュー回数の総和に基づいて、レビュー者のレベルを判定する。具体的には、レベル判定部17は、レビュー回数の総和が予め定められたレビュー回数の閾値よりも大きい場合に、レビュー者のレベルを玄人レベルであると判定し、レビュー回数の総和がレビュー回数の閾値以下である場合に、レビュー者のレベルを素人レベルであると判定する。
レベル判定部17は、例えば、抽出したレビュー情報のレビュー時間の総和を演算し、レビュー時間の総和に基づいて、レビュー者のレベルを判定する。具体的には、レベル判定部17は、レビュー時間の総和が予め定められたレビュー時間の閾値よりも大きい場合に、レビュー者のレベルを玄人レベルであると判定し、レビュー時間の総和がレビュー時間の閾値以下である場合に、レビュー者のレベルを素人レベルであると判定する。
レベル判定部17は、例えば、抽出したレビュー情報の参照回数の総和を演算し、参照回数の総和に基づいて、レビュー者のレベルを判定する。具体的には、レベル判定部17は、参照回数の総和が予め定められた参照回数の閾値よりも小さい場合に、レビュー者のレベルを玄人レベルであると判定し、参照回数の総和が参照回数の閾値以上である場合に、レビュー者のレベルを素人レベルであると判定する。
履歴DB15に記憶されているレビュー情報に、コンテンツの文字数が含まれている場合、レベル判定部17は、一文字当たりのレビュー速度を計算し、レビュー速度に基づいて、レビュー者のレベルを判定してもよい。レベル判定部17は、例えば、抽出したレビュー情報のレビュー時間の総和と、抽出したレビュー情報のコンテンツの文字数の総和と、を演算し、レビュー時間の総和を文字数の総和で除算することによって、レビュー速度を計算する。レベル判定部17は、レビュー速度が予め定められたレビュー速度の閾値よりも速い場合に、レビュー者のレベルを玄人レベルであると判定し、レビュー速度がレビュー速度の閾値以下である場合に、レビュー者のレベルを素人レベルであると判定する。
なお、履歴DB15に記憶されているレビュー情報に、コンテンツの種類を示す情報が含まれている場合、コンテンツの種類ごとに、レビュー者のレビュー回数の総和、レビュー時間の総和、参照回数の総和、及びレビュー速度を演算し、レビュー者のレベルを判定してもよい。レベル判定部17は、レビュー者のレベルを示すレベル情報をレビュー結果生成部18及び表示制御部20に出力する。
レビュー結果DB19は、レビュー結果生成部18によって生成されたレビュー結果を記憶するレビュー結果記憶手段として機能する。レビュー結果DB19は、例えば、図4に示されるレビュー結果テーブルによってレビュー結果を保持している。図4に示される例では、レビュー結果は、コンテンツID、参照元情報、参照先情報、レベル情報、及び優先度を含む。参照元情報は、レビュー作業においてレビュー者が他のコンテンツを参照した際に、対象コンテンツにおいて参照元となった箇所を示す情報であり、不明箇所情報と同じである。優先度は、参照先情報の優先度を示す情報である。例えば、優先度が小さいほど、優先度が高い(つまり、優先される)ことを示す。
レビュー結果生成部18は、対象コンテンツに対するレビュー結果を生成するレビュー結果生成手段として機能する。レビュー結果生成部18は、不明箇所特定部13から受信した不明箇所情報、参照先情報取得部14から受信した参照先情報、レビュー情報取得部16から受信したコンテンツID、並びにレベル判定部17から受信したレベル情報に基づいて、対象コンテンツに対するレビュー結果を生成する。レビュー結果生成部18は、不明箇所情報を参照元情報とする。
レビュー結果生成部18は、参照先情報の優先度を設定する。具体的には、レビュー結果生成部18は、参照先情報をキーとして、レビュー結果DB19から同じ参照先情報を有するレビュー結果を抽出し、抽出したレビュー結果の数が大きいほど(つまり、参照された回数が大きいほど)、当該参照先情報が重要であると判定し、優先度が小さくなるように優先度を設定する。
レビュー結果生成部18は、参照元の出現回数に基づいて、当該参照元に対応付けられた参照先情報の優先度を設定してもよい。例えば、レビュー結果生成部18は、参照元情報をキーとして、レビュー結果DB19から同じ参照元情報を有するレビュー結果を抽出し、抽出したレビュー結果の数が大きいほど(つまり、参照元の出現回数が大きいほど)、当該参照元に対応付けられた参照先情報の優先度が小さくなるように優先度を設定してもよい。また、レビュー結果生成部18は、参照先情報に参照時間が含まれる場合には、参照先情報の参照時間が大きいほど当該参照先情報が重要であると判定し、優先度が小さくなるように優先度を設定してもよい。
レビュー結果生成部18は、レビュー者のレベルと同じレベルのレビュー結果をレビュー結果DB19から抽出し、上記方法にて参照先情報の優先度を設定してもよい。レビュー結果生成部18は、生成したレビュー結果をレビュー結果DB19に出力し、レビュー結果DB19に記憶する。
表示制御部20は、レビュー結果に基づいて、対象コンテンツの不明箇所に参照先情報を関連付けて表示装置107に表示させる表示制御手段として機能する。表示制御部20は、レビュー情報取得部16から受信したコンテンツIDと、レベル判定部17から受信したレビュー者のレベル情報とに基づいて、コンテンツ中の不明箇所に関連付けて参照先情報を提示する。具体的には、表示制御部20は、レビュー結果DB19に記憶されているレビュー結果から、コンテンツID及びレベル情報をキーとして、レビュー結果を抽出する。表示制御部20は、抽出したレビュー結果の参照元情報によって示される不明箇所を特定し、不明箇所に対して抽出したレビュー結果の参照先情報を表示するように表示装置107を制御する。表示制御部20は、例えば、不明箇所の脚注として、表示装置107の表示画面の下部に参照先情報を表示するように表示装置107を制御する。
表示制御部20は、優先度に基づいて参照先情報を表示させる。例えば、表示制御部20は、1つの不明箇所に対して複数のレビュー結果が抽出された場合には、優先度に基づいて、優先度の順番(昇順)に参照先情報を並べて表示するように、表示装置107を制御する。表示制御部20は、不明箇所を強調表示するように表示装置107を制御してもよい。
図5は、図1の閲覧支援装置によって表示されたコンテンツの一例を示す図である。図5に示される例では、図4に示されるレビュー結果テーブルに基づいて、コンテンツC1が表示されている。この例では、素人レベルのレビュー者によってコンテンツC1が閲覧されており、不明箇所である「cutting−edge」が強調表示され、2つの参照先情報Ref1,Ref2が表示されている。参照先情報Ref1の方が参照先情報Ref2よりも優先的に表示されている。
送信部21は、レビュー結果DB19に記憶されているレビュー結果を端末装置30に送信する送信手段として機能する。送信部21は、例えば、定期的にレビュー結果DB19に記憶されているレビュー結果を読み出し、端末装置30に送信する。送信部21は、レビュー結果DB19にレビュー結果が追加されるごとに、レビュー結果DB19から追加されたレビュー結果を読み出し、端末装置30に送信してもよい。また、送信部21は、端末装置30からコンテンツIDを受信し、そのコンテンツIDをキーとしてレビュー結果DB19からレビュー結果を抽出し、抽出したレビュー結果を端末装置30に送信してもよい。
続いて、端末装置30の各機能の詳細を説明する。端末装置30は、機能的には、受信部31と、レビュー結果DB32と、操作情報取得部33と、履歴DB34と、閲覧情報取得部35と、レベル判定部36と、表示制御部37と、を備えている。
受信部31は、閲覧支援装置10によって送信されたレビュー結果を受信する受信手段として機能する。受信部31は、ユーザによって閲覧対象として選択されたコンテンツのコンテンツIDを閲覧情報取得部35から受信し、そのコンテンツIDを閲覧支援装置10に送信することによって、そのコンテンツIDに対応するレビュー結果を受信してもよい。受信部31は、受信したレビュー結果をレビュー結果DB32に出力して、レビュー結果DB32に記憶する。
レビュー結果DB32は、閲覧支援装置10によって送信されたレビュー結果を記憶するレビュー結果記憶手段として機能する。レビュー結果DB32は、レビュー結果DB19と同様に、図4に示されるようなレビュー結果テーブルによってレビュー結果を保持している。
操作情報取得部33は、操作情報を取得する操作情報取得手段として機能する。操作情報取得部33は、端末装置30の入力装置を介して受け付けたユーザの操作に関する操作情報を取得する。操作情報としては、例えば、マウスの操作、及びキーボードの操作に関する情報が挙げられる。操作情報取得部33は、取得した操作情報を閲覧情報取得部35に出力する。
履歴DB34は、ユーザによって行われた閲覧作業に関する閲覧情報を記憶する閲覧情報記憶手段として機能する。履歴DB34は、例えば、図6に示される閲覧履歴テーブルによって閲覧情報を保持している。図6に示される例では、閲覧情報は、ユーザID、コンテンツID、閲覧時間、閲覧回数、及び参照回数を含む。ユーザIDは、閲覧作業を行ったユーザを一意に識別するための識別子である。コンテンツIDは、閲覧対象のコンテンツを一意に識別するための識別子である。閲覧時間は、閲覧作業に要した時間を示す情報である。閲覧回数は、ユーザIDによって識別されるユーザが、コンテンツIDによって識別されるコンテンツを閲覧した回数である。参照回数は、このコンテンツの閲覧作業において検索サイト等を参照した回数である。
閲覧情報取得部35は、ユーザによって閲覧作業が行われる度に、新たに行われた閲覧作業に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段として機能する。閲覧情報取得部35は、例えば、ユーザにユーザIDを入力させることにより、ユーザIDを取得する。閲覧情報取得部35は、ユーザによって閲覧対象として選択されたコンテンツのコンテンツIDを取得する。閲覧情報取得部35は、不図示のタイマによって、閲覧作業の開始から閲覧作業の終了までの時間を計測し、閲覧時間とする。
閲覧情報取得部35は、ユーザID及びコンテンツIDをキーとして、履歴DB34から閲覧情報を抽出し、抽出した閲覧情報の閲覧回数うちの最大の閲覧回数を1つ増やすことによって閲覧回数を取得する。閲覧情報取得部35は、閲覧作業中において参照先情報が参照された回数をカウントし、参照回数を取得する。閲覧情報取得部35は、履歴DB34に記憶されている閲覧履歴テーブルに、取得したユーザID、コンテンツID、閲覧時間、閲覧回数、及び参照回数を閲覧情報として追加する。閲覧情報取得部35は、ユーザIDをレベル判定部36に出力するとともに、コンテンツIDを表示制御部37に出力する。
レベル判定部36は、ユーザのレベルを判定するレベル判定手段として機能する。レベル判定部36は、履歴DB34に記憶されている閲覧情報に基づいて、各ユーザの閲覧作業に対するレベルを判定する。レベルは、例えば、素人レベル及び玄人レベルを含んでいる。レベル判定部36は、履歴DB34に記憶されている閲覧情報のうち、レベルを判定するユーザの閲覧情報を抽出する。
レベル判定部36は、例えば、抽出した閲覧情報の閲覧回数の総和を演算し、閲覧回数の総和に基づいて、ユーザのレベルを判定する。具体的には、レベル判定部36は、閲覧回数の総和が予め定められた閲覧回数の閾値よりも大きい場合に、ユーザのレベルを玄人レベルであると判定し、閲覧回数の総和が閲覧回数の閾値以下である場合に、ユーザのレベルを素人レベルであると判定する。
レベル判定部36は、例えば、抽出した閲覧情報の閲覧時間の総和を演算し、閲覧時間の総和に基づいて、ユーザのレベルを判定する。具体的には、レベル判定部36は、閲覧時間の総和が予め定められた閲覧時間の閾値よりも大きい場合に、ユーザのレベルを玄人レベルであると判定し、閲覧時間の総和が閲覧時間の閾値以下である場合に、ユーザのレベルを素人レベルであると判定する。
レベル判定部36は、例えば、抽出した閲覧情報の参照回数の総和を演算し、参照回数の総和に基づいて、ユーザのレベルを判定する。具体的には、レベル判定部36は、参照回数の総和が予め定められた参照回数の閾値よりも小さい場合に、ユーザのレベルを玄人レベルであると判定し、参照回数の総和が参照回数の閾値以上である場合に、ユーザのレベルを素人レベルであると判定する。
履歴DB34に記憶されている閲覧情報に、コンテンツの文字数が含まれている場合、レベル判定部36は、一文字当たりの閲覧速度を計算し、閲覧速度に基づいて、ユーザのレベルを判定してもよい。レベル判定部36は、例えば、抽出した閲覧情報の閲覧時間の総和と、抽出した閲覧情報のコンテンツの文字数の総和と、を演算し、閲覧時間の総和を文字数の総和で除算することによって、閲覧速度を計算する。レベル判定部36は、閲覧速度が予め定められた閲覧速度の閾値よりも速い場合に、ユーザのレベルを玄人レベルであると判定し、閲覧速度が閲覧速度の閾値以下である場合に、ユーザのレベルを素人レベルであると判定する。
なお、履歴DB34に記憶されている閲覧情報に、コンテンツの種類を示す情報が含まれている場合、コンテンツの種類ごとに、ユーザの閲覧回数の総和、閲覧時間の総和、参照回数の総和、及び閲覧速度を演算し、ユーザのレベルを判定してもよい。レベル判定部36は、ユーザのレベルを示すレベル情報を表示制御部37に出力する。
表示制御部37は、ユーザが閲覧しているコンテンツに参照先情報を提示する表示制御手段として機能する。表示制御部37は、閲覧情報取得部35から受信したコンテンツIDと、レベル判定部36から受信したユーザのレベル情報とに基づいて、コンテンツ中の不明箇所に参照先情報を提示する。具体的には、表示制御部37は、レビュー結果DB32に記憶されているレビュー結果から、コンテンツID及びレベル情報をキーとして、レビュー結果を抽出する。表示制御部37は、抽出したレビュー結果の参照元情報によって示される不明箇所を特定し、不明箇所に対して抽出したレビュー結果の参照先情報を表示するように表示装置を制御する。表示制御部37は、例えば、不明箇所の脚注として、表示装置の表示画面の下部に参照先情報を表示するように表示装置を制御する。
表示制御部37は、1つの不明箇所に対して複数のレビュー結果が抽出された場合には、優先度に基づいて、参照先情報を表示するように表示装置を制御する。表示制御部37は、例えば、優先度の順番(昇順)に参照先情報を並べて表示させる。表示制御部37は、不明箇所を強調表示するように表示装置を制御してもよい。これにより、端末装置30においても、図5と同様にコンテンツが表示される。
次に、図7及び図8を参照して、閲覧支援システム1における閲覧支援方法の一連の処理を説明する。図7は、レビュー結果の準備処理を示すフローチャートである。図7に示される処理は、例えば、レビュー者が対象コンテンツのレビュー作業を開始することによって開始される。
まず、レビュー者情報取得部11が、レビュー者情報を取得する(ステップS11)。具体的には、レビュー者情報取得部11は、カメラモジュール108によって撮像されたレビュー者の顔画像に基づいて、レビュー者の視線、及びレビュー者の表情をそれぞれ検出する。また、レビュー者情報取得部11は、カメラモジュール108によって撮像されたレビュー者の画像に基づいて、レビュー者の仕草を検出する。そして、レビュー者情報取得部11は、検出したレビュー者の視線、レビュー者の表情、及びレビュー者の仕草等の情報をレビュー者情報として不明箇所特定部13に出力する。
続いて、操作情報取得部12は、入力装置106を介して受け付けたレビュー者の操作に関する操作情報を取得する(ステップS12)。そして、操作情報取得部12は、取得した操作情報を不明箇所特定部13、参照先情報取得部14及びレビュー情報取得部16に出力する。
続いて、不明箇所特定部13は、レビュー者による対象コンテンツのレビュー動作に基づいて、対象コンテンツ内の不明箇所を特定する(ステップS13)。具体的には、不明箇所特定部13は、操作情報及びレビュー者情報に基づいて、上述のように不明箇所を特定する。そして、不明箇所特定部13は、特定した不明箇所及び対象コンテンツにおける不明箇所の位置を示す情報を不明箇所情報として生成する。そして、不明箇所特定部13は、不明箇所情報を参照先情報取得部14及びレビュー結果生成部18に出力する。
続いて、参照先情報取得部14は、参照先情報を取得する(ステップS14)。具体的には、参照先情報取得部14は、操作情報及び不明箇所情報に基づいて、レビュー者が不明箇所で対象コンテンツから参照先コンテンツを参照したことを検出すると、当該参照先コンテンツのURL、参照先コンテンツに含まれる情報、及び参照先コンテンツの画面をキャプチャした画像等を参照先情報として取得する。そして、参照先情報取得部14は、参照先情報をレビュー結果生成部18に出力する。
続いて、レビュー者による対象コンテンツのレビュー作業が終了した後、レビュー情報取得部16は、レビュー情報を取得する(ステップS15)。例えば、レビュー情報取得部16は、操作情報に基づいて、レビュー作業が終了されたことを認識すると、レビュー情報に含まれる各情報を上述のようにして取得する。そして、レビュー情報取得部16は、履歴DB15に記憶されているレビュー履歴テーブルに、取得したレビュー情報を追加する。そして、レビュー情報取得部16は、レビュー者IDをレベル判定部17に出力するとともに、コンテンツIDをレビュー結果生成部18及び表示制御部20に出力する。
続いて、レベル判定部17は、履歴DB15に記憶されているレビュー情報に基づいて、レビュー者のレビュー作業のレベルを判定する(ステップS16)。具体的には、レベル判定部17は、履歴DB15に記憶されているレビュー情報のうち、レビュー情報取得部16から受信したレビュー者IDのレビュー情報を抽出する。そして、レベル判定部17は、例えば、抽出したレビュー情報のレビュー回数の総和、レビュー時間の総和、参照回数の総和、及びレビュー速度の少なくともいずれかを計算し、これらの計算結果に基づいて、レビュー者のレベルを判定する。そして、レベル判定部17は、レビュー者のレベルを示すレベル情報をレビュー結果生成部18に出力する。
続いて、レビュー結果生成部18は、対象コンテンツに対するレビュー結果を生成する(ステップS17)。具体的には、レビュー結果生成部18は、不明箇所特定部13から受信した不明箇所情報、参照先情報取得部14から受信した参照先情報、レビュー情報取得部16から受信したコンテンツID、及びレベル判定部17から受信したレベル情報に基づいて、対象コンテンツに対するレビュー結果を生成する。このとき、レビュー結果生成部18は、不明箇所情報を参照元情報とし、上述のように参照先情報の優先度を設定する。
そして、レビュー結果生成部18は、生成したレビュー結果をレビュー結果DB19に出力し、レビュー結果DB19に記憶する(ステップS18)。このようにして、レビュー者の対象コンテンツに対するレビュー結果の準備処理が終了する。
図8は、コンテンツ閲覧時の処理を示すフローチャートである。ここでは、端末装置30において、ユーザがコンテンツの閲覧作業を行う場合の処理について説明する。図8に示される処理は、例えば、閲覧支援装置10から端末装置30にレビュー結果が送信されることによって開始される。
まず、受信部31が、閲覧支援装置10からレビュー結果を受信し、受信したレビュー結果をレビュー結果DB32に記憶する(ステップS31)。受信部31は、例えば、定期的に、又は、閲覧支援装置10においてレビュー結果DB19にレビュー結果が追加されるごとに、追加されたレビュー結果を受信する。
続いて、ユーザが閲覧作業を開始する際に、閲覧情報取得部35は、ユーザにユーザIDを入力されることによって、ユーザIDを取得する。また、閲覧情報取得部35は、ユーザによって閲覧対象として選択されたコンテンツのコンテンツIDを取得する(ステップS32)。また、閲覧情報取得部35は、ユーザの閲覧作業の開始時点からタイマを動作させる。そして、閲覧情報取得部35は、ユーザIDをレベル判定部36に出力するとともに、コンテンツIDを表示制御部37に出力する。
続いて、レベル判定部36は、履歴DB34に記憶されている閲覧情報に基づいて、ユーザの閲覧作業に対するレベルを判定する(ステップS33)。具体的には、レベル判定部36は、履歴DB34に記憶されている閲覧情報のうち、閲覧情報取得部35から受信したユーザIDの閲覧情報を抽出する。そして、レベル判定部36は、例えば、抽出した閲覧情報の閲覧回数の総和、閲覧時間の総和、参照回数の総和、及び閲覧速度の少なくともいずれかを計算し、これらの計算結果に基づいて、ユーザのレベルを判定する。そして、レベル判定部36は、ユーザのレベルを示すレベル情報を表示制御部37に出力する。
続いて、表示制御部37は、ユーザが閲覧対象として選択したコンテンツに参照先情報を表示するように表示装置107を制御する(ステップS34)。具体的には、表示制御部37は、閲覧情報取得部35から受信したコンテンツIDとレベル判定部36から受信したレベル情報とをキーとして、レビュー結果DB32に記憶されているレビュー結果からレビュー結果を抽出する。そして、表示制御部37は、抽出したレビュー結果の参照元情報によって示される不明箇所を特定し、抽出したレビュー結果の参照先情報をコンテンツ中の不明箇所に関連付けて表示するように表示装置を制御する。このとき、1つの不明箇所に対して複数のレビュー結果が抽出された場合には、表示制御部37は、優先度に基づいて、参照先情報を表示するように表示装置を制御する。また、閲覧情報取得部35は、閲覧作業中において参照先情報が参照された回数をカウントする。
そして、ユーザによるコンテンツの閲覧作業が終了すると、閲覧情報取得部35は、タイマを停止させ、タイマによって計測された閲覧作業の開始時点から閲覧作業の終了時点までの時間を閲覧時間として取得する。また、閲覧情報取得部35は、ユーザID及びコンテンツIDをキーとして、履歴DB34から閲覧情報を抽出し、抽出した閲覧情報のうちの最大の閲覧回数に対して、閲覧回数を1つ増やすことによって、今回のコンテンツの閲覧作業に対する閲覧回数を取得する。また、閲覧情報取得部35は、閲覧作業中にカウントした参照先情報の参照回数を取得する(ステップS35)。
そして、閲覧情報取得部35は、ユーザID、コンテンツID、閲覧時間、閲覧回数、及び参照回数を閲覧情報として履歴DB34に記憶されている閲覧履歴テーブルに追加することによって、閲覧履歴テーブルを更新する(ステップS36)。このようにして、コンテンツ閲覧時の処理が終了する。なお、閲覧支援装置10において、レビュー者がコンテンツのレビュー作業を行う場合においても、同様の処理が行われる。
以上説明した閲覧支援システム1及び閲覧支援装置10では、レビュー者によるコンテンツのレビュー動作に基づいてコンテンツ内の不明箇所が特定され、レビュー作業において参照された参照先コンテンツに関する参照先情報が取得される。そして、不明箇所に関する不明箇所情報と参照先情報とを含むレビュー結果に基づいて、不明箇所に参照先情報が関連付けられて表示される。このため、コンテンツ内の不明箇所を自動で特定することができるだけでなく、不明箇所に対して参照先情報が表示されるので、レビュー者及び利用者といったコンテンツを閲覧する者は、不明箇所の意味を容易に理解することができる。その結果、コンテンツに不明箇所が含まれていても、コンテンツの理解を容易化することが可能となる。
また、レベル判定部17は、レビュー者のレビュー情報に基づいて、レビュー回数の総和、レビュー時間の総和、参照回数の総和、及びレビュー速度等を計算し、これらの計算結果に基づいて、レビュー者のレベルを判定している。このように、レビュー者のレベルを自動で判定することができる。同様に、レベル判定部36によって、ユーザのレベルを自動で判定することができる。
コンテンツに不明箇所がある場合、コンテンツを閲覧する者のレベルによって必要となる情報が異なることがある。このため、表示制御部20は、レビュー者のレベルに対応付けられた参照先情報を不明箇所に関連付けて表示する。同様に、表示制御部37は、ユーザのレベルに対応付けられた参照先情報を不明箇所に関連付けて表示する。これにより、コンテンツを閲覧する者のレベルに応じて、参照先情報を自動的に変更することが可能となる。例えば、ある英単語に対して、素人レベルにはその英単語の意味を優先的に表示し、玄人レベルにはその英単語を用いた例文を優先的に表示するといったことが可能となる。
また、表示制御部20及び表示制御部37は、優先度に基づいて参照先情報を表示させる。このため、不明箇所に対して複数の参照先情報が関連付けられる場合でも、複数の参照先情報の表示態様を決めることができる。例えば、優先度が高い参照先情報を優先的に表示させることができる。
また、コンテンツ内に不明箇所がある場合、マウスのカーソルが不明箇所に止まったり、マウスのカーソルが他の箇所よりも不明箇所を多く往復したり、検索するために不明箇所がクリップボードにコピーされることがある。このような操作を検出することによって、不明箇所を特定することが可能となる。
また、コンテンツ内に不明箇所がある場合、レビュー者の視線の動きが不明箇所に止まったり、視線が他の箇所よりも不明箇所を多く往復したりすることがある。また、コンテンツ内に不明箇所がある場合、レビュー者が思案状態の表情又は態度を示すことがある。このようなレビュー者の視線、表情及び仕草を検出することによって、不明箇所を特定することが可能となる。
さらに、操作情報に基づく不明箇所の特定と、レビュー者情報に基づく不明箇所の特定とを組み合わせることによって、不明箇所の特定精度を向上することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、不明箇所特定部13は、操作情報だけを用いて不明箇所を特定してもよく、レビュー者情報だけを用いて不明箇所を特定してもよい。不明箇所特定部13は、レビュー者情報を用いて不明箇所を特定する場合、レビュー者の視線、表情及び仕草の少なくともいずれかに基づいて不明箇所を特定すればよい。
レベル判定部17によって判定されるレビュー者のレベルは、素人レベル及び玄人レベルの2段階に限られず、3段階以上であってもよい。同様に、レベル判定部36によって判定されるユーザのレベルは、素人レベル及び玄人レベルの2段階に限られず、3段階以上であってもよい。
また、表示制御部20は、レビュー者のレベルによらず、参照先情報を表示してもよい。同様に、表示制御部37は、ユーザのレベルによらず、参照先情報を表示してもよい。この場合、レビュー結果は、レベル情報を含んでいなくてもよい。また、レベル判定部17及びレベル判定部36は、省略され得る。これにより、閲覧支援装置10及び端末装置30の構成を簡易化することが可能となる。
不明箇所に対して複数の参照先情報が関連付けられる場合、表示制御部20及び表示制御部37は、任意の順番で複数の参照先情報を表示してもよい。この場合、レビュー結果は、優先度を含んでいなくてもよい。これにより、レビュー結果生成部18のレビュー結果生成処理を簡易化することができる。
また、表示制御部20及び表示制御部37は、例えば、不明箇所にマウスのカーソルが合わせられた場合に、当該不明箇所に関連付けられた参照先情報を表示するように表示装置を制御してもよい。
1…閲覧支援システム、10…閲覧支援装置、11…レビュー者情報取得部、12…操作情報取得部、13…不明箇所特定部(特定手段)、14…参照先情報取得部(取得手段)、15…履歴DB(レビュー情報記憶手段)、16…レビュー情報取得部、17…レベル判定部(レベル判定手段)、18…レビュー結果生成部(生成手段)、20…表示制御部(表示制御手段)、107…表示装置、34…履歴DB、35…閲覧情報取得部、36…レベル判定部、37…表示制御部(表示制御手段)。

Claims (5)

  1. コンテンツの閲覧作業を支援するための閲覧支援システムであって、
    レビュー者が前記コンテンツのレビュー作業を行う際の前記レビュー者の行動であるレビュー動作に基づいて、前記コンテンツ内の不明箇所を特定する特定手段と、
    前記コンテンツのレビュー作業において参照された参照先に関する参照先情報を取得する取得手段と、
    前記不明箇所に関する不明箇所情報と前記参照先情報とを含むレビュー結果を生成する生成手段と、
    前記レビュー結果に基づいて、前記不明箇所に前記参照先情報を関連付けて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える閲覧支援システム。
  2. 前記レビュー者のレビュー作業に関するレビュー情報を記憶するレビュー情報記憶手段と、
    前記レビュー情報に基づいて、前記レビュー者のレビュー作業のレベルを判定するレベル判定手段と、
    を更に備え、
    前記レビュー結果は、前記レベルを示すレベル情報を更に含む、請求項1に記載の閲覧支援システム。
  3. 前記レビュー動作は、前記レビュー者のレビュー作業における操作を含む、請求項1又は請求項2に記載の閲覧支援システム。
  4. 前記レビュー動作は、前記レビュー者の視線、表情及び仕草のいずれかを含む、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の閲覧支援システム。
  5. 前記生成手段は、前記参照先情報の優先度を設定し、
    前記表示制御手段は、前記優先度に基づいて前記参照先情報を表示させる、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の閲覧支援システム。
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