JP2017182251A - 解析装置 - Google Patents

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博人 井上
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博人 井上
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Abstract

【課題】解析精度を高めることができる解析装置を提供する。【解決手段】サーバ装置10の制御部11は、ナビゲーション装置20から音声入力を受信する。サーバ装置10は、受信した音声入力を形態素解析して、当該音声入力から検索キーワードデータベース15に記憶された検索キーワードを抽出する。このとき、サーバ装置10は、音声入力から検索キーワードのうち「公園」などジャンルワードが抽出され、かつ、音声入力のうち当該ジャンルワードを除く部分から検索キーワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに形態素解析する。【選択図】図1

Description

本発明は、解析装置、端末装置、解析方法及び制御プログラムに関するものである。
従来、音声認識できる機器が知られている(特許文献1)。例えば、ナビゲーション装置では、音声により目的地を検索することができる。音声認識は、入力音声をテキストデータに変換し、テキストデータを形態素解析して、データベースに記憶されたワード(用語)があるか判別することにより行われる。そして、目的地検索では、判別されたワードを用いて検索が行われる。
例えば、「所沢市の公園」と発話した場合、「所沢市」、「の」、「公園」の形態素に分割される。分割された形態素と、データベースに格納されたワードと、を比較して、一致するものがあれば、そのワードを用いて目的地検索を行う。例えば、データベースに「所沢市」というフリーワード、「公園」というジャンルワードがあれば、これらを用いて検索を行う。
ところで、「所沢市内の公園」と発話した場合、「所沢市内」、「の」、「公園」の形態素に分割される。データベースには「所沢市」は格納されているものの「所沢市内」が格納されていない。このため、「公園」以外の部分が不明となり、解析精度が良くない、という問題が一例として挙げられる。
特開平7−49697号公報
本発明は、このような問題点に対処することを課題の一例とするものである。即ち、本発明は、例えば、解析精度を高めることができる解析装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の解析装置は、入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析部を備え、前記解析部は、前記入力情報から前記ワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析することを特徴とする。
請求項11記載の解析方法は、入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析工程を備え、前記解析工程において、前記入力情報から前記ワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析することを特徴とする。
本発明の一実施例にかかる解析装置としてのサーバ装置を含む情報処理システムのブロック構成図である。 図1に示す情報処理システムが備えるナビゲーション装置のブロック構成図である。 図1に示す情報処理システムの処理の一例を示すフローチャートである。 図3の音声解析処理の詳細を示すフローチャートである。 音声解析結果の表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる解析装置を説明する。解析装置は、入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析部を備え、解析部は、入力情報からワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分からワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析する。
これにより、ジャンルワードを除いた部分は、さらに解析を行えば、ワードが抽出できる可能性が高い。このため、解析精度を高めることができる。
また、入力情報は、発話情報であってもよい。
また、解析部は、複数の検索種別にそれぞれ紐付けられた複数の解析結果を生成するようにしてもよい。これにより、ユーザが検索種別を選ぶことができる。
また、複数の解析結果の表示順を調整する調整部をさらに備えていてもよい。これにより、例えば、解析結果に応じて最も良い検索種別を最上位に表示することができる。
また、調整部は、入力情報からジャンルワードが抽出され、かつ、入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分からワードが抽出された場合、複数の検索種別のうちジャンル検索に紐付けられた解析結果を最上位に調整し、入力情報からジャンルワードが抽出され、かつ、入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分からワードが抽出されない場合、複数の検索種別のうちフリーワード検索に紐付けられた解析結果を最上位に調整するようにしてもよい。これにより、適切なジャンル検索を行うことができる場合は、ジャンル検索に紐付けられた解析結果が最上位に表示される。一方、適切なジャンル検索を行うことができない場合は、ジャンル検索に紐付けられた解析結果が最上位に表示されることがなく、フリーワード検索を最上位に表示することができる。
また、解析部は、ジャンルワードを除く部分をさらに形態素解析によって解析するようにしてもよい。
また、解析部は、解析部は、ジャンルワードを除く部分を形態素解析によって分割した全ての分割パターンと記憶部に記憶されたワードとを比較するようにしてもよい。これにより、より一層、解析精度を高めることができる。
また、解析部は、比較した結果、記憶部に記憶されたワードと一致しない場合、誤認識と判定するようにしてもよい。
また、解析部が複数の装置で構成されていてもよい。これにより、複数の装置で分割して処理できるため、処理速度を早くすることができる。
また、端末装置により上記解析装置からの解析結果を受信させて、表示させるようにしてもよい。
また、本発明の一実施形態にかかる解析方法は、入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析工程を備え、解析工程において、入力情報からワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分からワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析する。
これにより、ジャンルワードを除いた部分は、さらに解析を行えば、ワードが抽出できる可能性が高い。このため、解析精度を高めることができる。
また、上述した解析方法をコンピュータにより実行させる解析プログラムとしてもよい。これにより、専用のハードウエアなどが不要となり、汎用の情報処理装置にインストールして機能させることができる。
(第1実施例)
以下、第1実施例かかる解析装置としてのサーバ装置を組み込んだ情報処理システムを図1及び図2を参照して説明する。
情報処理システム1は、解析装置としてのサーバ装置10と、例えば車両などに搭載された端末装置としてのナビゲーション装置20と、を備えている。
サーバ装置10は、事業所などに設置されたコンピュータなどで構成されている。このサーバ装置10は、インターネットや公衆回線網などの通信網に接続されている。サーバ装置10は、ナビゲーション装置20と通信網を介して通信可能となっている。
サーバ装置10は、図1に示すように、制御部11と、通信部12と、地図データベース13と、施設データベース14と、記憶部としての検索キーワードデータベース15(以下、単にDB15と略記する)と、記憶部16と、を備えている。
制御部11は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備えたCPU(Central Processing Unit)を含んで構成されている。制御部11は、サーバ装置10の全体制御を司る。制御部11は、解析部、検索部、経路案内作成部として働き、ナビゲーション装置20から送信された音声入力(=入力情報、発話情報)の音声解析処理、音声解析結果に応じた目的地(経由地を含む)を検索する目的地検索処理、検索した目的地までの経路を作成する経路作成処理などを行う。
通信部12は、通信網に接続され、ナビゲーション装置20との通信を行う。
地図データベース13は、道路を利用して目的地に向かう場合の所要時間や予定到着時刻を算出したり、目的地への経路を作成したりするための地図データが格納されているデータベースである。
施設データベース14は、目的地となる施設の情報などを検索する際に用いるデータベースであり、コンビニエンスストアやレストラン、公園、駅、或いは休憩所などの施設の名称が、住所、ジャンル、位置情報(緯度、経度)などに紐付けられて格納されている。
DB15は、施設データベース14から施設を検索するための検索キーワードが格納されている。検索キーワードとしては、例えば、「所沢市」などの予め登録されたフリーワードや、「駐車場」、「コンビニ」、「公園」といった施設のジャンルを表すジャンルワードが格納されている。本実施例では、フリーワードとジャンルワードを同じデータベース内に格納しているが別々のデータベースに格納するようにしてもよい。
記憶部16は、例えばハードディスクや不揮発性メモリなどの記憶装置で構成されている。記憶部16は、サーバ装置10での処理に必要な各種情報が記憶される。
本実施例において、サーバ装置10は、図1において1つのサーバ装置で構成されていたが、これに限定されず、例えば、別のサーバ装置に各データベースが設けられていてもよい。さらに、制御部11が行う動作と通信部12が行う動作を別々のサーバ装置(演算サーバ装置と配信サーバ装置)に分割してもよい。また、制御部11が行う後述する形態素解析と、DB15からの検索キーワードの抽出と、を別々のサーバに分割してもよい。即ち、サーバ装置10は複数のサーバ装置群で構成されていてもよい。このような場合、各サーバ装置は互いに離れた位置に設置され、通信網を通じて通信し合うように構成されていてもよい。
ナビゲーション装置20は、図2に示すように制御部21と、通信部22と、GPS受信部23と、記憶装置24と、音声入力部25と、操作部26と、表示部27と、音声出力部28と、を備えている。
制御部21は、例えばRAMやROMなどのメモリを備えたCPUで構成され、ナビゲーション装置20全体の制御を司る。
受信部としての通信部22は、通信網に接続され、サーバ装置10との通信を行う。なお、本実施例では、通信部22が、ナビゲーション装置20に一体に設けられている例を示すが、カード型の通信装置や携帯電話をケーブル等で接続するなど通信部22が別体として構成され、ナビゲーション装置20と着脱自在となっていてもよい。
GPS受信部23は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発信される電波を受信して、現在位置及び現在時刻を求めて制御部21に出力する。なお、本実施例では、GPS受信部23がナビゲーション装置20に一体に設けられている例を示すが、GPS受信部23が別体として構成され、ナビゲーション装置20と着脱自在となっていてもよい。
記憶装置24は、例えばハードディスクや不揮発性メモリなどで構成されており、制御部21がナビゲーション装置20を制御するためのプログラムやデータ、表示部27が表示する地図データ等が格納され、制御部21からの制御により読み書きがなされる。
音声入力部25は、マイク等から構成され、ユーザの発話を取得する取得部として機能する。
操作部26は、ボタンやタッチパネルなどの入力部で構成されている。操作部26は、ナビゲーション装置20の各種入力操作が行われ、入力操作を示す制御信号が制御部21に出力される。
表示部27は、液晶ディスプレイや該液晶ディスプレイを制御するドライバ回路等から構成されている。表示部27は、制御部21の制御により、後述する音声認解析結果、目的地候補、地図データ、各種アイコンおよび操作用ボタン等が表示される。
音声出力部28は、スピーカおよびスピーカを駆動するアンプ等から構成され、制御部21からの制御により経路案内音声などが出力される。
次に、上述した構成の情報処理システムの動作の一例について図3及び図4を参照して説明する。まず、ユーザが目的地を入力するために、ナビゲーション装置20の操作部26を制御して、「フリーワード音声検索」と表示されたアイコンを操作する。この操作に応じてナビゲーション装置20の制御部21(以下単にナビゲーション装置20と略記する)は、処理を開始して、「お話しください」と表示部27に表示すると共に、音声入力部25により音声の入力を受け付ける(ステップS1)。音声が入力されると、ナビゲーション装置20は、通信部22を制御してサーバ装置10に対して音声入力を送信する(ステップS2)。
音声入力を受信すると(ステップS21)、サーバ装置10の制御部11(以下単にサーバ装置10と略記する)は、音声解析処理を行う(ステップS22)。
図3に示すように、音声解析処理において、サーバ装置10は、音声入力の解析処理を行い、音声入力からDB15に記憶された検索キーワード(=ワード)を抽出する(ステップS221)。解析処理において、サーバ装置10は、まず音声入力と音声パターンとを比較して、音声入力を読み(ヨミ)のテキストデータに変換する。さらに、サーバ装置10は、テキストデータを形態素解析して、検索キーワードを抽出する。
例えば、ユーザが「所沢市の公園」と発話した場合、サーバ装置10は、「トコロザワシノコウエン」のテキストデータに変換する。次に、サーバ装置10は、このテキストデータを周知の形態素解析により複数の形態素に分割し、それぞれの形態素の品詞を判別する。例えば、「トコロザワシノコウエン」の場合は、「トコロザワシ」(名詞)、「ノ」(助詞)、「コウエン」(名詞)の形態素に分割し、それぞれ品詞を判別する。
また、ユーザが「所沢市内の公園」と発話した場合、サーバ装置10では、「トコロザワシナイノコウエン」のテキストデータに変換される。次に、サーバ装置10は、「トコロザワシナイ」(名詞)、「ノ」(助詞)、「コウエン」(名詞)の形態素に分割し、それぞれ品詞を判別する。
その後、サーバ装置10は、DB15に記憶された検索キーワードと形態素を比較して、音声入力から検索キーワードを抽出する。このとき、名詞と判別された形態素だけをDB15に記憶された検索キーワードと比較するようにしてもよい。
今、DB15にフリーワードとして「所沢市」が格納され、「所沢市内」が格納されていない場合について説明する。「所沢市の公園」と発話した場合、「所沢市」(フリーワード)、「公園」(ジャンルワード)が抽出される。一方、「所沢市内の公園」と発話した場合、「公園」(ジャンルワード)だけが抽出される。
その後、サーバ装置10は、ステップS221で抽出した検索キーワードにジャンルワードが含まれ(ステップS222でY)、かつ、ジャンルワード以外を除いた発話部分に検索キーワードも含まれている場合(ステップS223でY)、それ以上、形態素解析を行わずに、ステップS224に進む。「所沢市の公園」と発話した場合、「公園」(ジャンルワード)以外に「所沢市」(フリーワード)が検索されているので、サーバ装置10は、ステップS224に進む。
ステップS224では、サーバ装置10は、複数の検索種別にそれぞれ紐付けた音声解析結果を生成した後、図3のステップS22に進む。本実施例において、検索種別としては、ジャンル検索、ヨミ検索、フリーワード検索がある。ジャンル検索は、抽出されたジャンルワードを用いて行う検索方法である。例えば、「所沢市の公園」の場合、上述したように「公園」(ジャンルワード)、「所沢市」(フリーワード)が抽出される。ジャンル検索は、これを用いて、所沢市の代表的な位置(例えば所沢駅の位置)から半径Xm以内にあるジャンルが公園を施設データベース14から検索する。
ヨミ検索は、名詞と判別された形態素のヨミを用いて行う検索方法である。例えば、「所沢市の公園」の場合、上述したように「トコロザワシ」、「コウエン」が名詞と判別された形態素である。ヨミ検索は、「トコロザワシ」、「コウエン」というヨミが住所や施設名にある施設を施設データベース14から検索する。
フリーワード検索は、抽出された検索キーワードを用いて行う検索方法である。例えば、「所沢市の公園」の場合、上述したように「所沢市」、「公園」が検索キーワードとして抽出される。フリーワード検索は、「所沢市」、「公園」というワードが住所や施設名にある施設を施設データベース14から検索する検索方法である。ステップS224では、サーバ装置10は、調整部として機能し、表示順が1.ジャンル検索、2.ヨミ検索、3.フリーワード検索となるように、表示順を示す情報を付加した音声解析結果を生成する。
一方、ステップS221で抽出した検索キーワードにジャンルワードが含まれ(ステップS222でY)、かつ、ジャンルワード以外の検索キーワードが含まれていない場合(ステップS223でN)、ステップS225に進む。「所沢市内の公園」と発話した場合、「公園」(ジャンルワード)以外は検索されないので、サーバ装置10は、ステップS225に進む。
ステップS225では、サーバ装置10は、音声入力のうちジャンルワードを除く発話部分をさらに形態素解析する。「所沢市内の公園」と発話した場合、ステップS233では「トコロザワシナイ」、「ノ」、「コウエン」の形態素に分割されている。このため、ステップS225では、サーバ装置10は、ジャンルワードに該当する「公園」を除いた発話部分である「トコロザワシナイ」「ノ」をさらに形態素解析する。なお、「ノ」のような助詞は、これ以上、形態素解析できないため、形態素解析を行う対象から外してよい。
サーバ装置10が「トコロザワシナイ」を形態素解析すると、「トコロザワ」/「シナイ」との形態素にさらに分割する分割パターンと、「トコロザワシ」/「ナイ」との形態素にさらに分割パターンと、が得られる。次に、サーバ装置10は、全ての分割パターンと、DB15に記憶された検索キーワードと、を比較して、検索キーワードを抽出する。即ち、サーバ装置10は、「トコロザワ」、「シナイ」、「トコロザワシ」、「ナイ」とDB15に記憶された検索キーワードとを比較する。
次に、サーバ装置10は、さらに形態素解析を行った結果、検索キーワードが抽出されれば(ステップS226でY)、複数の検索種別にそれぞれ紐付けた音声解析結果を生成した後(ステップS227)、図3のステップS22に進む。さらに形態素解析を行った結果、抽出された検索キーワードは、フリーワード検索でのみ用いることができる。ステップS227では、サーバ装置10は、調整部として機能し、表示順が1.フリーワード検索、2.ヨミ検索、3.ジャンル検索、となるように、表示順を示す情報を付加した音声解析結果を生成する。
サーバ装置10は、さらに形態素解析を行っても検索キーワードが抽出されない場合(ステップS226でN)、誤認識していると判定した後(ステップS228)、図3のステップS22に進む。
一方、サーバ装置10は、ステップS221で抽出した検索キーワードにジャンルワードが含まれていない場合も(ステップS222でN)、これ以上、形態素解析を行うことなく、表示順が1.ヨミ検索、2.フリーワード検索、となるように、表示順を示す情報を付加した音声解析結果を生成して(ステップS229)、図3のステップS22に進む。
なお、上記音声解析結果は、例えば、上述したテキストデータである。ヨミ検索にはヨミのテキストデータが紐付けられ、ジャンル検索、フリーワード検索にはヨミのテキストデータを抽出した検索キーワードに置き換えたテキストデータが紐付けられる。
図3のステップS22において、サーバ装置10は、音声解析処理により生成した音声解析結果をナビゲーション装置20に送信する。ナビゲーション装置20は、サーバ装置10から音声解析結果を受信すると(ステップS3)、表示部27に受信した音声解析結果を表示する(ステップS4)。このとき、ナビゲーション装置20は、各音声解析結果に紐付けられた表示順に従って表示部27に表示する。
即ち、サーバ装置10が、ステップS224を経由して、音声解析結果を送信した場合は、ナビゲーション装置20は、図5(A)に示すように、1.ジャンル検索、2.ヨミ検索、3.フリーワード検索の順に音声解析結果が表示される。また、サーバ装置10が、ステップS227を経由して、音声解析結果を送信した場合、ナビゲーション装置20は、図5(B)に示すように、1.フリーワード検索、2.ヨミ検索、3.ジャンル検索の順に音声解析結果が表示される。
その後、ナビゲーション装置20は、ユーザによる音声解析結果の選択入力を受け付ける(ステップS5)。ユーザが操作部26を操作して選択入力を行うと、ナビゲーション装置20は、通信部22を制御して、選択入力をサーバ装置10に送信する(ステップS6)。
サーバ装置10は、選択入力を受信すると(ステップS24)、目的地検索処理を行う(ステップS25)。サーバ装置10は、選択された音声解析結果に紐付けられた検索種別、検索キーワードを用いて施設データベース14を検索する(ステップS25)。なお、ステップS227を経由した場合、サーバ装置10は、フリーワード検索に紐付けられた音声解析結果が選択されると、ステップS225でさらに形態素解析を行った結果、抽出された検索キーワードを用いてフリーワード検索を行う。
また、本実施例では、ステップS227を経由した場合、サーバ装置10は、ジャンル検索に紐付けられた音声解析結果が選択されても、ステップS225でさらに形態素解析を行った結果、抽出された検索キーワードを用いてのジャンル検索は行えないようになっている。その後、サーバ装置10は、検索した施設を目的地候補としてナビゲーション装置20に送信する(ステップS26)。
目的地候補を受信すると(ステップS7)、ナビゲーション装置20は、ユーザによる目的地候補の選択入力を受け付ける(ステップS8)。ユーザが操作部26を操作して選択入力を行うと、ナビゲーション装置20は、通信部22を制御して、選択入力をサーバ装置10に送信する。このとき、ナビゲーション装置20は、GPS受信部23から受信した現在位置もサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10は、選択入力及び現在位置を受信すると(ステップS27)、現在位置から選択された目的地までの経路を作成する経路作成処理を行う(ステップS28)。その後、サーバ装置10は作成した経路をナビゲーション装置20に送信して(ステップS29)、処理を終了する。
ナビゲーション装置20は、経路を受信すると(ステップS10)、表示部27に経路を表示するとともに経路案内を開始して(ステップS12)、処理を終了する。
上述した実施例によれば、サーバ装置10は、音声入力を解析して、音声入力からDB15に記憶された検索キーワードを抽出する。また、サーバ装置10は、音声入力にジャンルワードが含まれ、かつ、音声入力のうち当該ジャンルワードを除く発話部分が検索キーワードを含まない場合、当該ジャンルワードを除く発話部分をさらに形態素解析する。
これにより、ジャンルワードを除いた部分は、さらに解析を行えば、検索キーワードが抽出できる可能性が高い。このため、解析精度を高めることができる。
上述した実施例によれば、サーバ装置10は、ジャンル検索、ヨミ検索、フリーワード検索といった複数の検索種別にそれぞれ紐付けられた複数の解析結果を生成し、ナビゲーション装置20に送信している。これにより、ユーザが検索種別を選ぶことができる。
上述した実施例によれば、サーバ装置10は、複数の検索種別に紐付けられた解析結果の表示順を調整している。その一例として、サーバ装置10は、音声入力からジャンルワードが抽出され、かつ、音声入力のうちジャンルワードを除く発話部分から検索キーワードが抽出された場合(ステップS222でY、かつ、ステップS223でY)、ジャンル検索に紐付けられた音声解析結果を最上位に調整する。一方、サーバ装置10は、音声入力からジャンルワードが抽出され、かつ、音声入力のうちジャンルワードを除く発話部分から検索キーワードが抽出されなかった場合(ステップS222でY、かつ、ステップS223でN)、フリーワード検索に紐付けられた音声解析結果を最上位に調整している。これにより、適切なジャンル検索を行うことができる場合は、ジャンル検索に紐付けられた解析結果が最上位に表示される。一方、適切なジャンル検索を行うことができない場合は、ジャンル検索に紐付けられた解析結果が最上位に表示されることがなく、フリーワード検索を最上位に表示することができる。よって、音声解析結果に応じて最も適切な検索種別を最上位に表示することができる。
上述した実施例によれば、サーバ装置10は、ジャンルワードを除く発話部分を形態素解析によって分割した全ての分割パターンとDB15に記憶されたワードとを比較している。これにより、より一層、解析精度を高めることができる。
なお、上述した実施例によれば、発話情報を形態素解析して、検索キーワードを抽出していたが、これに限ったものではない。例えば、ナビゲーション装置20の操作部26により入力したテキストデータを形態素解析して、検索キーワードを抽出するようにしてもよい。
また、端末装置としてはナビゲーション装置20に限らず、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末やタブレット型のパーソナルコンピュータなどでもよい。
また、上述した実施例によれば、ジャンルワードを除いた発話部分をさらに形態素解析することにより、抽出した検索キーワードをフリーワード検索のみで用いていたが、これに限ったものではない。ジャンル検索で用いるようにしてもよい。この場合、上述した実施例のように検索種別に紐付けた解析結果の表示順を調整しなくてもよい。
また、上述した実施例によれば、複数の検索種別に紐付けられた音声解析結果に表示順を示す情報を付加していたが、これに限ったものではない。例えば、表示順に音声解析結果を送信して、ナビゲーション装置20が受信した順番で表示順を識別できるようにしてもよい。
また、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
10 サーバ装置(解析装置)
11 制御部(解析部、調整部)
15 検索キーワードデータベース(記憶部)
20 ナビゲーション装置(端末装置)

Claims (12)

  1. 入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析部を備え、
    前記解析部は、前記入力情報から前記ワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析する
    ことを特徴とする解析装置。
  2. 前記入力情報は、発話情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記解析部は、複数の検索種別にそれぞれ紐付けられた複数の解析結果を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の解析装置。
  4. 前記複数の解析結果の表示順を調整する調整部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の解析装置。
  5. 前記調整部は、前記入力情報からジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出された場合、前記複数の検索種別のうちジャンル検索に紐付けられた解析結果を最上位に調整し、前記入力情報からジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出されない場合、前記複数の検索種別のうちフリーワード検索に紐付けられた解析結果を最上位に調整する
    ことを特徴とする請求項4に記載の解析装置。
  6. 前記解析部は、前記ジャンルワードを除く部分をさらに形態素解析によって解析する
    ことを特徴とする請求項1〜5何れか1項に記載の解析装置。
  7. 前記解析部は、前記ジャンルワードを除く部分を前記形態素解析によって分割した全ての分割パターンと前記記憶部に記憶されたワードとを比較する
    ことを特徴とする請求項6に記載の解析装置。
  8. 前記解析部は、前記比較した結果、前記記憶部に記憶されたワードと一致しない場合、誤認識と判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の解析装置。
  9. 前記解析部が複数の装置で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜8何れか1項に記載の解析装置。
  10. 前記請求項1〜8の何れか1項に記載の解析装置から前記解析結果を受信する受信部と、
    前記受信した解析結果を表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  11. 入力情報を解析して、当該入力情報から記憶部に記憶されたワードを抽出する解析工程を備え、
    前記解析工程において、前記入力情報から前記ワードのうちジャンルワードが抽出され、かつ、前記入力情報のうち当該ジャンルワードを除く部分から前記ワードが抽出されない場合、当該ジャンルワードを除く部分をさらに解析する
    ことを特徴とする解析方法。
  12. 請求項11に記載の解析方法を、コンピュータにより実行させる
    ことを特徴とする解析プログラム。
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