JP2017177170A - レーザ溶接装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドトーチを用いたレーザ溶接において、溶接の作業性を確保しつつ、溶接不良の発生を抑制する。【解決手段】レーザ溶接装置1は、レーザ光源11と、レーザ光源11から出力されたレーザ光をコンタクトチップ13を通して出射させるハンドトーチ12と、コンタクトチップ13に所定周期の振動を生じさせる振動素子14と、振動素子14によるコンタクトチップ13の振動により発生してワーク2内を伝播したAE波の振動強度をワーク2との接触位置P1において検出するAEセンサ15と、コンタクトチップ13がワーク2に当接しているときに、AEセンサ15により検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定する判定部16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ溶接装置に関する。
例えば鉄道車両構体には、雨等が車両内に入り込まないように水密性が要求される。水密性を確保するために、近年では、溶接部自体によってワークの水密性を確保可能なレーザ溶接が着目されている。例えば特許文献1に記載の鉄道車両用構体では、外板の端部の外面側に出入口枠の端部を重ね合わせ、出入口枠の端部と外板の主面とをレーザ溶接によって連続溶接している。
特開2007−112343号公報
レーザ溶接に用いられる溶接装置としては、例えばレーザ光を出射させるハンドトーチを備えたレーザ溶接装置がある。このようなレーザ溶接装置では、ワークに対するハンドトーチの倣い性を確保するためのコンタクトチップがハンドトーチの先端部分に取り付けられる。ワークに当接させたコンタクトチップをガイドとすることで、ハンドトーチを安定して移動させることができ、所定の溶接予定線に沿ってレーザ溶接することが可能となる。
上述したようなレーザ溶接装置では、溶接の態様に応じて、材料や形状等が互いに異なる複数種類のコンタクトチップが用いられる場合がある。かかる場合においては、本来用いられるべきコンタクトチップと異なる種類のコンタクトチップが誤ってハンドトーチに取り付けられ、その状態のまま溶接が行われることで、溶接不良が生じてしまう可能性がある。また、上述したようなレーザ溶接装置では、コンタクトチップによってワークに対するハンドトーチの倣い性が確保されているが、依然としてハンドトーチのワークに対する姿勢が所望の姿勢からずれてしまう場合があり、当該姿勢のずれに起因して溶接不良が生じてしまうおそれがある。一方、それらの溶接不良の発生を防止するために、コンタクトチップの種類の確認やハンドトーチの姿勢の監視を作業者に過度に課すと、溶接の作業性が低下してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、ハンドトーチを用いたレーザ溶接において、溶接の作業性を確保しつつ、溶接不良の発生を抑制できるレーザ溶接装置を提供することを目的とする。
本発明のレーザ溶接装置は、ワーク同士をレーザ溶接するレーザ溶接装置であって、レーザ溶接に用いられるレーザ光を出力するレーザ光源と、ワークに当接させられるコンタクトチップが取り付けられ、レーザ光源から出力されたレーザ光をコンタクトチップを通して出射させるハンドトーチと、コンタクトチップがワークに当接しているときに、コンタクトチップに所定周期の振動を生じさせる振動素子と、ワークに所定の接触位置において接触させられ、振動素子によるコンタクトチップの振動により発生してワーク内を伝播したAE波の振動強度を接触位置において検出するAEセンサと、コンタクトチップがワークに当接しているときに、AEセンサにより検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、ハンドトーチに取り付けられているコンタクトチップの種類及びハンドトーチのワークに対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定する判定部と、を備える。
このレーザ溶接装置では、ハンドトーチに取り付けられてワークに当接させられるコンタクトチップに振動素子によって振動を生じさせ、当該振動により発生してワーク内を伝播したAE波をAEセンサによって検出する。そして、コンタクトチップがワークに当接しているときに、AEセンサにより検出したAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、ハンドトーチに取り付けられているコンタクトチップの種類及びハンドトーチのワークに対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定する。判定結果は、例えば、レーザ光源によるレーザ光の出力の停止や、作業者への警報に用いられ得る。これにより、コンタクトチップの種類の確認やハンドトーチの姿勢の監視を作業者に過度に課すことなく、ハンドトーチに誤った種類のコンタクトチップが取り付けられたまま溶接が行われることや、ハンドトーチのワークに対する姿勢がずれることに起因して、溶接不良が生じることを抑制できる。よって、このレーザ溶接装置によれば、溶接の作業性を確保しつつ、溶接不良の発生を抑制できる。
本発明のレーザ溶接装置では、判定部は、時間変化波形に基づいて、所定周期に対応する長さの期間におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値との比較によって、ハンドトーチに取り付けられているコンタクトチップの種類及びハンドトーチのワークに対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定してもよい。これにより、コンタクトチップの種類及びハンドトーチの姿勢の少なくとも一方の可否の判定について、処理を簡易化しつつ、確実に判定を行うことができる。
本発明のレーザ溶接装置では、レーザ光は、パルス光であり、AEセンサは、レーザ光の照射により発生してワーク内を伝播したAE波の振動強度を更に検出し、判定部は、コンタクトチップがワークに当接し、ハンドトーチからレーザ光が出射されているときに、時間変化波形に基づいてワーク同士の間の隙間量の可否を更に判定してもよい。これにより、ワーク同士の間に許容量以上の隙間が形成されていることに起因する溶接不良の発生を抑制できる。
本発明のレーザ溶接装置では、レーザ光の周期は、所定周期よりも長く、判定部は、時間変化波形に基づいて、レーザ光の周期よりも長い期間におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値との比較によって、ワーク同士の間の隙間量の可否を判定してもよい。これにより、隙間量の可否の判定について、処理を簡易化しつつ、確実に判定を行うことができる。
本発明によれば、ハンドトーチを用いたレーザ溶接において、溶接の作業性を確保しつつ、溶接不良の発生を抑制できるレーザ溶接装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の概略図である。 (a)は、一のコンタクトチップを用いて正常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、他のコンタクトチップを用いて正常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、更に他のコンタクトチップを用いて正常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、更に他のコンタクトチップを用いて正常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、上記一のコンタクトチップを用いて異常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、上記一のコンタクトチップを用いて他の異常姿勢で溶接した場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、ワーク同士の間の隙間量が許容量以下である場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。 (a)は、ワーク同士の間の隙間量が許容量よりも大きい場合のAE波の波形を示すグラフであり、(b)は、(a)の累積二乗和を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1に示されるレーザ溶接装置1は、例えば板状のワーク2同士を所定の溶接予定線に沿ってレーザ溶接するための装置である。レーザ溶接装置1は、レーザ光源11と、ハンドトーチ12と、振動素子14と、AE(Acoustic Emission)センサ15と、制御部16と、を備えている。
レーザ光源11は、レーザ光を出力するレーザ発振器である。レーザ光源11は、例えばファイバレーザ発振器であり、所定の周期T1(例えば、20×10−3秒〜100×10−3秒)のパルス光(換言すれば、所定の周波数(例えば、10Hz〜50Hz)のパルス光)を出力する。当該パルス光のパルス幅は、例えば0.2×10−3秒〜50×10−3秒である。レーザ光源11は、箱状の本体3に内蔵されている。レーザ光源11のオンオフは、例えば制御部16によって制御される。
ハンドトーチ12は、レーザ光源11から出力されたレーザ光を外部に出射させる部分である。ハンドトーチ12は、本体3から延びる可撓性のケーブル18の先端に設けられている。ハンドトーチ12は、例えば、レーザ溶接を行う作業者が把持し易い外径の略円筒状をなしている。ハンドトーチ12の外周面には、滑り止めや保護ガラス等が設けられている。
ハンドトーチ12の先端には、コンタクトチップ13が着脱自在に取り付けられる。コンタクトチップ13は、中空の筒状部材であり、ハンドトーチ12を通ったレーザ光は、コンタクトチップ13を通ってコンタクトチップ13の先端から外部に出射する。コンタクトチップ13は、ハンドトーチ12の先端に取り付けられた状態において、コンタクトチップ13の中心軸とレーザ光源11から導光されるレーザ光の光軸とが略一致するように設計されている。
コンタクトチップ13は、導電性材料により形成されている。コンタクトチップ13を形成する導電性材料は、ワーク2に傷を発生させない観点から、ワーク2の形成材料よりも硬度が低い材料であると好適である。例えばワーク2がステンレス鋼板である場合、コンタクトチップ13を形成する導電性材料としては、例えば銅、銅合金、導電性カーボン、又は導電性セラミックス等が挙げられる。
コンタクトチップ13の先端部は、コンタクトチップ13の先端側が切り欠かれることによって先細り形状をなしており、当該先端部には、溶接時にワーク2に当接してワーク2に対する倣い面となる当接面が形成されている。溶接時には、作業者は、ハンドトーチ12をワーク2に対して移動方向Dの進行側に傾け、コンタクトチップ13の当接面をワーク2に当接させる。そして、ワーク2に当接させたコンタクトチップ13をガイドとして、ハンドトーチ12を溶接予定線に沿って移動方向Dに移動させることによって、レーザ溶接部Wを線状に形成する。なお、溶接の態様は、ワーク同士をレーザ溶接するものであれば任意の態様であってよく、例えば、板状のワーク同士の隅肉溶接、板状のワーク同士の重ね合わせ部分における端面溶接、又は柱状のワーク同士のフレア溶接等であってもよい。
振動素子14は、例えばパルス発生器であり、印加された電圧に従って振動を発生させる。振動素子14は、例えばハンドトーチ12の内部に固定されており、ハンドトーチ12に振動を付加することによって、コンタクトチップ13にその中心軸に沿って所定の周期T2(例えば、0.05×10−3秒〜50×10−3秒)の振動(換言すれば、所定の周波数(例えば、20Hz〜20kHz)の振動)を生じさせる。周期T2は、振動素子14による振動とレーザ光源11からのレーザ光の照射による振動とが区別可能となるように、周期T1の2.5×10−3倍〜0.5倍となっている。振動素子14によるコンタクトチップ13の振動の振幅は、例えば数μm程度である。振動素子14のオンオフは、例えばレーザ光源11のオンオフと同期されており、制御部16によって制御される。
AEセンサ15は、AE波の振動強度を検出するセンサであり、検出したAE波の振動強度に対応する大きさの電圧値を制御部16に出力する。AEセンサ15は、一方のワーク2に着脱自在に取り付けられる。AEセンサ15は、例えば、一方のワーク2における溶接開始位置の近傍に配置される。AEセンサ15は、溶接開始前に一方のワーク2に取り付けられ、一方のワーク2に対して所定の接触位置P1において接触させられる。そして、AEセンサ15は、レーザ光の照射位置P2(換言すれば、ワーク2とコンタクトチップ13との接触位置)で発生してワーク2内を伝播したAE波の振動強度を接触位置P1において検出する。より具体的には、AEセンサ15は、振動素子14によるコンタクトチップ13の振動によりワーク2内に発生したAE波、及びレーザ光源11からのレーザ光の照射によりワーク2内に発生したAE波を検出する。なお、AEセンサ15と制御部16との間には、AEセンサ15から出力された信号を増幅する増幅器(図示省略)が設けられていてもよい。
制御部16は、例えば、CPU、メモリ、通信インタフェイス、及びハードディスク等を備えたコンピュータである。制御部16は、レーザ溶接装置1の各部の動作を制御する。例えば、制御部16は、ワーク2とコンタクトチップ13とが通電状態である場合にレーザ光源11によるレーザ光の出力を許容し、ワーク2とコンタクトチップ13とが非通電状態である場合にレーザ光源11によるレーザ光の出力を禁止する制御を行う(インターロック機能)。これにより、溶接開始時に作業者がコンタクトチップ13をワーク2に当接させ、ワーク2とコンタクトチップ13とが非通電状態から通電状態に移行すると、レーザ光源11によるレーザ光の出力が開始される。一方、コンタクトチップ13がワーク2から離され、ワーク2とコンタクトチップ13とが通電状態から非通電状態に移行すると、レーザ光源11によるレーザ光の出力が停止される。
また、制御部16は、レーザ光源11のオンオフに合わせて振動素子14のオンオフを制御する。また、制御部16は、本体3の上面側に設置されたディスプレイ17の表示内容を制御する。なお、レーザ溶接装置1では、制御部16及びワーク2に接続されたアースと、ケーブル18を通って制御部16及びコンタクトチップ13に接続された配線とによってインターロック回路が構成されている。インターロック回路は、ワーク2とコンタクトチップ13とが導通している場合に成立し、ワーク2とコンタクトチップ13とが非導通である場合に不成立となる。制御部16は、インターロック回路が成立しているか否かに基づいて、ワーク2とコンタクトチップ13とが通電(当接)しているか否かを判定する。
[第1判定処理]
更に、制御部16は、コンタクトチップ13がワーク2に当接しているときに、AEセンサ15により検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類の可否、及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の可否を判定する判定部としても機能する(第1判定処理)。この例では、制御部16は、ワーク2とコンタクトチップ13とが通電状態である場合に、レーザ光源11によるレーザ光の出力を許容すると共に、第1判定処理を行う。すなわち、第1判定処理は、レーザ溶接中に実行される。制御部16は、第1判定処理による判定結果をディスプレイ17に表示させる。また、制御部16は、第1判定処理において、コンタクトチップ13の種類及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の少なくとも一方に異常が生じていると判定した場合、レーザ光源11によるレーザ光の出力を停止させる。
第1判定処理では、制御部16は、例えば、AEセンサ15により検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、所定の長さの期間T3におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値X1との比較によって、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類の可否、及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の可否を判定する。この判定処理は、例えば期間T3の長さの時間が経過するごとに逐次実行される。期間T3の長さは、周期T2に対応した長さに設定されている。具体的には、期間T3の長さは、期間T3内に振動素子14による振動が少なくとも1回発生する長さに設定されており、例えば周期T2と同程度の長さに設定されている。設定値X1は、判定対象に従って適宜設定される。設定値X1の設定方法の具体例については後述する。
図2〜図7を参照しつつ、第1判定処理の具体例を説明する。この例では、本来用いられるべきコンタクトチップ13は、銅製で隅肉溶接用のコンタクトチップ13Aであり、溶接に用いられ得る他のコンタクトチップ13は、導電性カーボン製で隅肉溶接用のコンタクトチップ13B、導電性セラミックス製で隅肉溶接用のコンタクトチップ13C、及び銅製で面取り用のコンタクトチップ13Dである。隅肉溶接用のコンタクトチップ13A,13B,13Cは、互いに同形状である。面取り用のコンタクトチップ13Dは、ワーク2の端部の角部をR状に加工する際に用いられるものであり、コンタクトチップ13A,13B,13Cとは形状が異なる。
この例では、周期T1は0.067秒であり、周期T2は0.02秒である。期間T3の長さは0.02秒に設定され、設定値X1は0.04に設定されている。そして、制御部16は、期間T3における累積二乗和が設定値X1以上である場合、正常状態と判定し、期間T3における累積二乗和が設定値X1よりも小さい場合、異常状態と判定する。ここでの正常状態とは、本来用いられるべきコンタクトチップ13Aを用いて正常姿勢で溶接されていることを意味し、異常状態とは、本来用いられるべきコンタクトチップ13Aとは異なる種類のコンタクトチップ13B,13C,13Dのいずれかが用いられている、及び/又はハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢が正常姿勢からずれていることを意味する。
図2(a)に示されるように、コンタクトチップ13Aを用いて正常姿勢で溶接した場合、銅はAE波を伝播させ易いので、比較的大きな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図2(b)に示されるように、累積二乗和は0.05程度となり、設定値X1よりも大きくなる。
一方、図3(a)に示されるように、コンタクトチップ13Bを用いて正常姿勢で溶接した場合、導電性カーボンは銅よりもAE波を伝播させ難いので、コンタクトチップ13Aの場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図3(b)に示されるように、累積二乗和は0.01程度となり、設定値X1よりも小さくなる。
また、図4(a)に示されるように、コンタクトチップ13Cを用いて正常姿勢で溶接した場合、導電性セラミックスは銅よりもAE波を伝播させ難いので、コンタクトチップ13Aの場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図4(b)に示されるように、累積二乗和は0.01程度となり、設定値X1よりも小さくなる。
また、図5(a)に示されるように、コンタクトチップ13Dを用いて正常姿勢で溶接した場合、面取り用のコンタクトチップ13Dは溶接用のコンタクトチップ13Aに比べてワーク2との間の接触面積が小さくなるので、コンタクトチップ13Aの場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図5(b)に示されるように、累積二乗和は0.025程度となり、設定値X1よりも小さくなる。
図6(a)に示されるように、コンタクトチップ13Aを用いて、正常姿勢よりもハンドトーチ12のワーク2に対する傾斜角度が大きい異常姿勢で溶接した場合、正常姿勢の場合よりもコンタクトチップ13Aとワーク2との間の接触面積が小さくなるので、正常姿勢の場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図6(b)に示されるように、累積二乗和は0.025程度となり、設定値X1よりも小さくなる。
また、図7(a)に示されるように、コンタクトチップ13Aを用いて、正常姿勢よりもハンドトーチ12のワーク2に対する傾斜角度が小さい異常姿勢で溶接した場合にも、正常姿勢の場合よりもコンタクトチップ13Aとワーク2との間の接触面積が小さくなるので、正常姿勢の場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図7(b)に示されるように、累積二乗和は0.01程度となり、設定値X1よりも小さくなる。
このように、この例では、コンタクトチップ13の種類及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢に従って期間T3における累積二乗和の大きさが異なる。そして、本来用いられるべきコンタクトチップ13Aを用いて正常姿勢で溶接した場合以外には、累積二乗和が設定値X1よりも小さくなる。したがって、設定値X1を例えば0.04に設定することにより、本来用いられるべきコンタクトチップ13Aがハンドトーチ12に取り付けられているか否か、及びハンドトーチ12のワーク2に対する傾斜角度が予め設定された範囲内となっているか否かを判定できる。
[第2判定処理]
更に、制御部16は、コンタクトチップ13がワーク2に当接し、ハンドトーチ12からレーザ光が出射されているときに、AEセンサ15により検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいてワーク2同士の間の隙間量の可否を判定する判定部としても機能する(第2判定処理)。この例では、制御部16は、ワーク2とコンタクトチップ13とが通電状態である場合に、第1判定処理と第2判定処理とを並行して行う。制御部16は、第1判定処理による判定結果に加えて、第2判定処理による判定結果をディスプレイ17に表示させる。
第2判定処理では、制御部16は、例えば、AEセンサ15により検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、所定の長さの期間T4におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値X2との比較によって、ワーク2同士の間の隙間量の可否を判定する。この判定処理は、例えば期間T4の長さの時間が経過するごとに逐次実行される。期間T4は、周期T1よりも長く設定されている。具体的には、期間T4の長さは、期間T4内にレーザ光源11からのレーザ光の照射による振動が所定回数以上発生する長さに設定されており、例えば周期T1の100倍〜500倍程度に設定されている。設定値X2は、隙間量の許容値に従って適宜設定される。設定値X2の設定方法の具体例については後述する。
図8及び図9を参照しつつ、第2判定処理の具体例を説明する。この例では、周期T1は0.067秒であり、周期T2は0.02秒である。期間T4の長さは30秒に設定され、設定値X2は値10に設定されている。そして、制御部16は、期間T4における累積二乗和が設定値X2以上である場合、隙間量が許容量以下である正常状態と判定し、期間T4における累積二乗和が設定値X2よりも小さい場合、隙間量が許容量よりも大きい異常状態と判定する。隙間量の許容量は、例えば、レーザ照射側のワーク2の板厚の10%程度に設定される。例えば、レーザ照射側のワーク2の板厚が1.5mmである場合、隙間量の許容値は、0.15mmに設定される。
図8は、隙間量が0mmである場合のグラフである。図8(a)に示されるように、この場合、ワーク2同士の間でAE波が伝播され易いので、比較的大きな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図8(b)に示されるように、累積二乗和は値15程度となり、設定値X2よりも大きくなる。なお、図8(a)では、期間T4よりも短い1秒の期間のグラフが示されている。この点は、下記図9(a)についても同様である。
図9は、隙間量が0.2mmである場合のグラフである。図9(a)に示されるように、この場合、ワーク2同士の間でAE波が伝播され難いので、隙間量が0mmの場合よりも小さな電圧値のピークを有する波形が検出される。この場合、図9(b)に示されるように、累積二乗和は値7程度となり、設定値X2よりも小さくなる。
このように、この例では、隙間量の大きさに従って期間T4における累積二乗和の大きさが異なる。そして、隙間量が許容量よりも大きい場合には、累積二乗和が設定値X2よりも小さくなる。したがって、設定値X2を例えば値10に設定することにより、隙間量が許容量以下であるか否かを判定できる。
以上説明したレーザ溶接装置1では、ハンドトーチ12に取り付けられてワーク2に当接させられるコンタクトチップ13に振動素子14によって振動を生じさせ、当該振動により発生してワーク2内を伝播したAE波をAEセンサ15によって検出する。そして、コンタクトチップ13がワーク2に当接しているときに、AEセンサ15により検出したAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類の可否、及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の可否を判定する。判定結果は、レーザ光源11によるレーザ光の出力の停止や、ディスプレイ17への表示による作業者への警報に用いられる。これにより、コンタクトチップ13の種類の確認やハンドトーチ12の姿勢の監視を作業者に過度に課すことなく、ハンドトーチ12に誤った種類のコンタクトチップ13が取り付けられたまま溶接が行われることや、ハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢がずれることに起因して、溶接不良が生じることを抑制できる。よって、レーザ溶接装置1によれば、溶接の作業性を確保しつつ、溶接不良の発生を抑制できる。
また、レーザ溶接装置1では、制御部16は、AEセンサ15により検出したAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、周期T2に対応する長さの期間T3におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と設定値X1との比較によって、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類の可否、及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の可否を判定する。これにより、コンタクトチップ13の種類の可否及びハンドトーチ12の姿勢の可否の判定について、処理を簡易化しつつ、確実に判定を行うことができる。
また、レーザ溶接装置1では、レーザ光は、パルス光であり、AEセンサ15は、レーザ光の照射により発生してワーク2内を伝播したAE波の振動強度を更に検出する。そして、制御部16は、コンタクトチップ13がワーク2に当接し、ハンドトーチ12からパルス光が出射されているときに、AEセンサ15により検出したAE波の振動強度の時間変化波形に基づいてワーク2同士の間の隙間量の可否を判定する。これにより、ワーク2同士の間に許容量以上の隙間が形成されていることに起因する溶接不良の発生を抑制できる。
このような隙間量の異常は、ワーク2の平面度の不足により予め生じている場合もあれば、溶接部の形成に起因して事後的に生じることもある。レーザ溶接装置1では、隙間量の異常が予め生じている場合に、当該部分の溶接前に、隙間量の異常が生じていることを検出することが可能となる。この場合、例えば、当該部分に溶接不良が生じないように溶接することが可能となる。また、レーザ溶接装置1では、隙間量の異常が事後的に生じた場合に、隙間量の異常が生じたことを検出することが可能となる。この場合、隙間量の異常により溶接不良が生じたとしても、例えば再度の溶接により当該部分を補修することが可能となる。
また、レーザ溶接装置1では、判定部は、AEセンサ15により検出したAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、レーザ光の周期T1よりも長い期間T4におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値X2との比較によって、ワーク2同士の間の隙間量の可否を判定する。これにより、隙間量の可否の判定について、処理を簡易化しつつ、確実に判定を行うことができる。
また、レーザ溶接装置1では、溶接時に、振動素子14によってコンタクトチップ13に微細な振動を生じさせることで、コンタクトチップ13をワーク2から断続的に離間させることができる。これにより、ワーク2の表面のバリ等に引っ掛かることによってコンタクトチップ13の進行が阻害されることを抑制でき、ハンドトーチ12の送り速度を安定化することが可能となる。また、コンタクトチップ13に生じる振動によってワーク2とコンタクトチップ13との間の摩擦が低減されるため、ハンドトーチ12の送り易さを向上できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、第1判定処理は、溶接中ではなく溶接前に行われてもよい。この場合、振動素子14のオンオフは、例えばハンドトーチ12に設けられたスイッチによって手動にて切り替えられ、レーザ溶接装置1は、例えばワーク2とコンタクトチップ13とが通電状態であってもレーザ光源11によるレーザ光の出力を行わないモードを有する。そして、振動素子14をオンとすると共にレーザ溶接装置1を当該モードとした状態で、ワーク2にコンタクトチップ13を当接させることで、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類の可否、及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の可否を判定してもよい。この場合、溶接中には、振動素子14がオフとされ、第2判定処理のみが行われてもよい。
また、第1判定処理及び第2判定処理には、期間T3における累積二乗和と設定値X1,X2との比較以外の判定手法を用いてもよい。例えば、正常状態の波形と異常状態の波形との形状の違いに基づく波形解析や、累積二乗和に代えて移動平均値を算出する手法等を用いてもよい。また、第1判定処理では、ハンドトーチ12に取り付けられているコンタクトチップ13の種類及びハンドトーチ12のワーク2に対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定すればよく、いずれか一方の可否のみを判定してもよい。また、第1判定処理において、本来用いられるべきコンタクトチップ13と溶接に用いられ得る他のコンタクトチップ13との組み合わせは、上記の例に限られない。また、第2判定処理は行われなくてもよく、作業者が目視で隙間量の可否を確認してもよい。
また、振動素子14は、圧電素子(ピエゾ素子)や超音波モータ等であってもよい。振動素子14が圧電素子である場合、振動素子14は、例えば0.01×10−3秒〜0.05×10−3秒の周期T2の振動(換言すれば、20kHz〜100kHzの周波数の振動)を生じさせる。振動素子14は、ハンドトーチ12の外面に固定されていてもよく、あるいはコンタクトチップ13に固定されていてもよい。
1…レーザ溶接装置、2…ワーク、12…ハンドトーチ、13…コンタクトチップ、14…振動素子、15…AEセンサ、16…制御部(判定部)、17…ディスプレイ、18…ケーブル、P1…接触位置。

Claims (4)

  1. ワーク同士をレーザ溶接するレーザ溶接装置であって、
    前記レーザ溶接に用いられるレーザ光を出力するレーザ光源と、
    前記ワークに当接させられるコンタクトチップが取り付けられ、前記レーザ光源から出力された前記レーザ光を前記コンタクトチップを通して出射させるハンドトーチと、
    前記コンタクトチップが前記ワークに当接しているときに、前記コンタクトチップに所定周期の振動を生じさせる振動素子と、
    前記ワークに所定の接触位置において接触させられ、前記振動素子による前記コンタクトチップの振動により発生して前記ワーク内を伝播したAE波の振動強度を前記接触位置において検出するAEセンサと、
    前記コンタクトチップが前記ワークに当接しているときに、前記AEセンサにより検出されたAE波の振動強度の時間変化波形に基づいて、前記ハンドトーチに取り付けられている前記コンタクトチップの種類及び前記ハンドトーチの前記ワークに対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定する判定部と、を備える、レーザ溶接装置。
  2. 前記判定部は、前記時間変化波形に基づいて、前記所定周期に対応する長さの期間におけるAE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値との比較によって、前記ハンドトーチに取り付けられている前記コンタクトチップの種類及び前記ハンドトーチの前記ワークに対する姿勢の少なくとも一方の可否を判定する、請求項1記載のレーザ溶接装置。
  3. 前記レーザ光は、パルス光であり、
    前記AEセンサは、前記レーザ光の照射により発生して前記ワーク内を伝播したAE波の振動強度を更に検出し、
    前記判定部は、前記コンタクトチップが前記ワークに当接し、前記ハンドトーチから前記レーザ光が出射されているときに、前記時間変化波形に基づいて前記ワーク同士の間の隙間量の可否を更に判定する、請求項1又は2記載のレーザ溶接装置。
  4. 前記判定部は、前記時間変化波形に基づいて、前記レーザ光の周期よりも長い期間における前記AE波の振動強度の累積二乗和を算出し、算出した累積二乗和と所定の設定値との大きさの比較によって、前記ワーク同士の間の隙間量の可否を判定する、請求項3記載のレーザ溶接装置。
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