JP2017174032A - 交通障害推定システム - Google Patents

交通障害推定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017174032A
JP2017174032A JP2016057787A JP2016057787A JP2017174032A JP 2017174032 A JP2017174032 A JP 2017174032A JP 2016057787 A JP2016057787 A JP 2016057787A JP 2016057787 A JP2016057787 A JP 2016057787A JP 2017174032 A JP2017174032 A JP 2017174032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
traffic
estimation system
point cloud
aerial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016057787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6694212B2 (ja
Inventor
庄一郎 内山
Shoichiro Uchiyama
庄一郎 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention (NIED)
Original Assignee
National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention (NIED)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention (NIED) filed Critical National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention (NIED)
Priority to JP2016057787A priority Critical patent/JP6694212B2/ja
Publication of JP2017174032A publication Critical patent/JP2017174032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6694212B2 publication Critical patent/JP6694212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を簡便に把握する交通障害推定システムを提供する。【解決手段】交通障害推定システムは、第1時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第1の座標算出済み3次元点群データを取得し、第1時期と異なる第2時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第2の座標算出済み3次元点群データを取得し、第1の座標算出済み3次元点群データと、第2の座標算出済み3次元点群データとの差分に基づいて地形変化データを取得するS401。地図データに含まれる交通網データ上のバッファゾーンデータを準備するS402と、バッファゾーンデータの着目ゾーンにおける地形変化量を地形変化データから取得するS404と、地形変化量が所定値以上であるとき交通障害が発生したものと推定し、地形変化量が所定値以上でないとき交通障害が発生したものと推定するS405〜407と、を実行する。【選択図】図7

Description

本発明は、災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を推定するのに好適な交通障害推定システムに関する。
地形を把握するための技術としては、航空機等から地表に向けてレーザーを発射し、地表面の高さ情報などを取得する技術が知られている。
例えば、特許文献1(特許2014−35232号公報)には、航空機にレーザースキャナを搭載し、航空機を飛行させつつ当該レーザースキャナから地上にレーザー光を照射し、地上から反射するレーザー光との時間差より得られる地上までの距離と、GPS測量機、IMU(慣性計測装置)から得られる航空機の位置情報より、地上の標高や地形の形状を精密に調べる航空レーザー測量に関する技術が開示されている。
特許2014−35232号公報
地震や、地すべりや土石流、雪崩等の自然災害が発生すると、道路や鉄道などの交通網に障害が生じ、車両等の通行が困難になる被害が発生することがある。これらは広域、かつ、同時多発的に発生することが多く、さらに、網羅的な把握が難しい。
そこで、地震、斜面災害、雪崩等の自然災害によって、道路や鉄道などの交通網に障害が生じた場合、上記のような従来の技術を用いて地形を把握し交通網に対する障害の有無を検証することが考えられる。
しかしながら、航空機からの航空レーザー測量は、計測精度は良いが、膨大な準備が必要でありコストが高く、さらに計測結果を得るまでに要する時間も長く、計測した標高データのみでは計測対象が交通網なのか地形なのかその他の地物なのか判別できず、災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を簡便に把握することができない、という問題があった。
災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の状態を、簡便かつ迅速に把握することができれば、復旧に役立てることが可能であるが、従来はこれができず、問題であった。
この発明は、上記のような課題を解決するものであって、本発明に係る交通障害推定システムは、第1時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第1の座標算出済み3次元点群データを取得すると共に、前記第1時期と異なる第2時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第2の座標算出済み3次元点群データを取得し、前記第1の座標算出済み3次元点群データと、前記第2の座標算出済み3次元点群データとの差分に基づいて地形変化データを取得する地形変化データ取得ステップと、地図データに含まれる交通網データから得られるバッファゾーンデータを準備するステップと、前記バッファゾーンデータの着目ゾーンにおける地形変化量を、地形変化データから取得するステップと、前記地形変化量が所定値以上であるとき、交通障害が発生したものと推定し、前記地形変化量が所定値以上でないとき、交通障害が発生したものと推定するステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る交通障害推定システムは、前記所定値が、地上解像度に応じて異なることを特徴とする。
また、本発明に係る交通障害推定システムは、前記バッファゾーンデータが、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)等で使用されるポイントデータとラインデータとから得られることを特徴とする。
また、本発明に係る交通障害推定システムは、前記空中写真は、地形を異なる位置から撮影した複数の空中写真であることを特徴とする。
また、本発明に係る交通障害推定システムは、前記座標算出済み3次元点群データの準備には、Structure from Motion技術、及び、Multi−view Stereo技術が用いられることを特徴とする。
本発明に係る交通障害推定システムは、空中写真に基づいた地形の地形変化データと、バッファゾーンデータとに基づくデータから、交通障害の発生の有無を推定するので、このような本発明に係る交通障害推定システムによれば、災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を簡便に把握することが可能となり、把握した情報を災害後の復旧などに役立てることが可能となる。
本発明の実施形態に係る交通障害推定システムで用いる空中写真を取得する飛行体101の構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係る交通障害推定方法に基づいて交通障害推定システムを実現させるコンピューターの構成の一例を示す図である。 地表変化解析システムで実行される解析処理のフローチャートを示す図である。 地表変化解析システムの座標算出済み3次元点群データ取得するサブルーチンを示す図である。 交通網データのデータ構造例を示す図である。 本発明に係る交通障害推定システムで実行されるバッファゾーンデータ取得処理のフローチャートを示す図である。 本発明に係る交通障害推定システムにおける交通障害推定処理のフローチャートを示す図である。 本発明に係る交通障害推定システムによって交通障害発生と判断された箇所が色分け表示された地図データの例である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。まず、本発明に係る交通障害推定システムで利用される空中写真を撮影する方法の一例について説明する。図1は本発明の実施形態に係る交通障害推定システムで用いる空中写真を取得する飛行体101の構成を説明する図であり、飛行体101によって地表の空中写真を撮影している様子を示している。
本発明に係る交通障害推定システムにおいては、飛行体101による空中写真の撮影は、地震や、地すべりや土石流、雪崩等の自然災害が発生した後に行うことが想定されている。交通障害推定システムでは自然災害発生後の空中写真により推定等のステップが実行される。
なお、以下、空中写真を撮影するための構成を説明するが、このような構成による空中写真の撮影方法は、あくまでも空中写真の撮影方法の一例であり、本発明に係る交通障害推定システムは、他の撮影方法によって取得された空中写真を用いることもできる。
図1中、101は自律飛行可能な飛行体である。ここでは、この飛行体101としては、無人機を想定しているが、有人機を用いて空中写真を撮影するようにしてもよい。
地上に制御装置(不図示)が設置されており、該制御装置は、前記飛行体101とデータ通信可能であり、前記飛行体101の飛行の制御、飛行計画の設定、変更、前記飛行体101が収集した情報を保存、管理することができるようになっている。
前記飛行体101は、例えば自律飛行する小型飛行体としてのヘリコプターを用いることができる。該飛行体101(ヘリコプター)は前記制御装置から遠隔操作で操縦され、或は前記制御装置から前記飛行体101(ヘリコプター)の制御装置に飛行計画が設定され、飛行計画に従って、自律飛行するようになっている。
前記飛行体101(ヘリコプター)は、機体103、該機体103に設けられた所要数のプロペラ、例えば前後左右、計4組のプロペラ104、105、106、107を有し、該プロペラ104、105、106、107はそれぞれ個別に第1モータ、第2モータ、第3モータ、第4モータ(いずれも不図示)に連結されている。また、各第1モータ、第2モータ、第3モータ、第4モータは独立して駆動が制御される様になっている。なお、前記プロペラ104、105、106、107及び前記第1モータ、第2モータ、第3モータ、第4モータ等は飛行体の航行手段を構成する。
前記飛行体101(ヘリコプター)の機体103には、撮像装置113及び飛行体制御装置(不図示)が設けられている。前記撮像装置113はデジタル画像データを取得する。該撮像装置113は、静止画像を所定時間間隔で撮像するカメラであってもよいし、或は画像を連続的に撮像するビデオカメラであってもよい。前記撮像装置113は前記機体103の下面に設けられている。又、前記撮像装置113は、撮像素子として、画素(ピクセル)の集合体であるCCD、CMOSセンサを有しており、この撮像素子によって、空中からのデジタル画像データ(空中写真)を取得することができるようになっている。
撮像装置113で取得された空中写真のデータは、無線で地上の制御装置に送信するように構成してもよいし、また、不図示のメディアなどに記憶しておき、飛行体101(ヘリコプター)の着陸後、このメディアから回収するようにしてもよい。
なお、以上のような飛行体101(ヘリコプター)に搭載された撮像装置113で空中写真を取得することは、大がかりな準備等が必要なく、比較的簡便で安価に空中写真を撮影することでき、本発明に係る交通障害推定システムを実現する上では、要となる事項ではあるが、必ずしも、本発明に係る交通障害推定システムは、上記のような飛行体を用いての空中写真を利用する必要はない。すなわち、従来の有人飛行機等や人工衛星といった飛行体によって取得された空中写真等を用いても、本発明に係る交通障害推定システムを実現することができる。
次に、以上のような飛行体101(ヘリコプター)の撮像装置113で取得される空中写真と、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)で一般的に用いられるベクトルデータとに基づいて、地表における交通網の障害状況を推定する本発明に係る交通障害推定システムを実行するコンピューターの構成を説明する。
図2は本発明の実施形態に係る交通障害推定方法に基づいて交通障害推定システムを実現させるコンピューターの構成の一例を示す図である。図2において、10はシステムバス、11はCPU(Central Processing Unit)、12はRAM(Random Access Memory)、13はROM(Read Only Memory)、14は外部情報機器との通信を司る通信制御部、15はキーボードコントローラなどの入力制御部、16は出力制御部、17は外部記憶装置制御部、18はキーボード、ポインティングデバイス、マウスなどの入力機器からなる入力部、19は印刷装置などの出力部、20はHDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置、21はグラフィック制御部、22はディスプレイ装置をそれぞれ示している。
図2において、CPU11は、ROM13内のプログラム用ROM、或いは、大容量の外部記憶装置20に記憶されたプログラム等に応じて、外部機器と通信することでデータを検索・取得したり、また、図形、イメージ、文字、表等が混在した出力データの処理を実行したり、更に、外部記憶装置20に格納されているデータベースの管理を実行したり、などといった演算処理を行うものである。
また、CPU11は、システムバス10に接続される各デバイスを統括的に制御する。ROM13内のプログラム用ROMあるいは外部記憶装置20には、CPU11の制御用の基本プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。
また、ROM13あるいは外部記憶装置20には出力データ処理等を行う際に使用される各種データが記憶されている。メインメモリーであるRAM12は、CPU11の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
入力制御部15は、キーボードや不図示のポインティングデバイスからの入力部18を制御する。また、出力制御部16は、プリンタなどの出力部19の出力制御を行う。
外部記憶装置制御部17は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)や、或いはフロッピーディスク(FD)等の外部記憶装置20へのアクセスを制御する。本発明の交通障害推定方法を実現するシステムプログラムは、上記のような外部記憶装置20に記憶されている。また、グラフィック制御部21は、ディスプレイ装置22に表示する情報を描画処理するための構成である。
また、通信制御部14は、ネットワークを介して、外部機器と通信を制御するものであり、これによりシステムが必要とするデータを、インターネットやイントラネット上の外部機器が保有するデータベースから取得したり、外部機器に情報を送信したりすることができるように構成される。
外部記憶装置20には、CPU11の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)以外に、本発明の交通障害推定システムをCPU11上で動作させるシステムプログラム、及びこのシステムプログラムで用いるデータなどがインストールされ保存・記憶されている。
本発明の交通障害推定方法を実現するシステムプログラムで利用されるデータとしては、基本的には外部記憶装置20に保存されていることが想定されているが、場合によっては、これらのデータを、通信制御部14を介してインターネットやイントラネット上の外部機器から取得するように構成することも可能である。また、本発明の交通障害推定方法を実現するシステムプログラムで利用されるデータを、USBメモリやCD、DVDなどの各種メディアから取得するように構成することもできる。
また、外部記憶装置20には、後述される空中写真データと地図データなど、本発明に係る交通障害推定方法の処理ステップが実行される上で参照される各種データなどが記憶されることが想定されている。
本発明に係る交通障害推定システムにおいては、地表変化解析方法により得られる地形変化データを利用することで交通障害の有無の推定を行う。そこで、次に、上記のようなシステム構成のコンピューターにより実行可能な本発明で用いる地表変化解析方法について、以下説明する。
地表変化解析方法が実行される地表変化解析システムは、概要としては、第1時期と、この第1時期とは異なっている第2時期との地表の変化を解析するものである。このような解析結果の出力方法の一例としては、これを視覚化しディスプレイ装置22などにより表示することを挙げることができるが、本発明においては、この結果を交通障害推定システムのために利用する。
ここで、地表変化解析システムの解析処理においては、第1時期に係る空中写真と、この第1時期の後である第2時期に係る空中写真とで、地表に有意な変化がある場合における地表の解析を想定している。また、第2時期としては、例えば、地すべりや土石流、豪雪や雪崩などの災害発生後の時期を想定しており、第1時期としては、当該災害発生前の時期を想定している。
なお、地表変化解析システムにおいては、空中写真はデジタルデータとして処理し得るものを準備するものであるが、災害発生前の第1時期に係る空中写真として、アナログ写真しか準備できないような場合には、これをスキャンしてデジタルデータとすればよい。第2時期に係る空中写真については、飛行体101(ヘリコプター)による、これまで説明した空中写真の取得方法に基づいて取得するようにすれば適切なデジタルデータによる空中写真を得ることができる。
以下、本発明で用いる地表変化解析システムにおける解析処理について説明する。図3は地表変化解析システムで実行される解析処理のフローチャートを示す図である。
図3において、ステップS100で、解析処理が開始されると、続いて、ステップS101では、 第1時期に取得された複数の空中写真を準備するステップが実行される。このステップでは、地表の変化を引き起こすような地すべりや土石流、豪雪や雪崩などの災害発生の前の空中写真を複数準備することを想定している。ここで、以下、空中写真を準備する際には、解析対象とする地表を、同じ時期に異なる位置から撮影した空中写真を複数準備することが求められている。さらに、写真を撮影したカメラの位置情報(経度・緯度・高さ)を必要とする。これに加えて、カメラの姿勢情報(ヨー、ピッチ、ロール;磁方位、仰俯角、回転角に相当)、レンズ歪み情報が得られる場合は、3次元点群データの精度向上に寄与するため好ましいが必須ではない。これは、後述する第2時期の空中写真を準備するステップの場合も同様である。
続いて、ステップS102においては、前のステップS101で準備された第1時期の空中写真を基に、座標算出済みの3次元点群データを取得するサブルーチンを実行する。
以下、このようなサブルーチンについて説明する。図4は地表変化解析システムの座標算出済み3次元点群データ取得するサブルーチンを示す図である。
図4において、ステップS200で、座標算出済み3次元点群データ取得サブルーチンが開始されると、ステップS201において、該当する時期の複数の空中写真が参照される。
ステップS202では、準備された空中写真が、第1時期のものである場合、撮影地点情報(緯度・経度・高さ)を設定する。準備された空中写真が、第1時期のもの以外である場合には、このステップで特段の処理を行わなくてもよい。ただし、第1時期および第2時期の空中写真がデジタル航空測量用のカメラで撮影された画像であったり、カメラの姿勢情報(ヨー、ピッチ、ロール;磁方位、仰俯角、回転角に相当)およびレンズ歪み情報が得られたりする場合のように、高精度な3次元点群データの計測が望める場合は、それら情報を使用してもよい。
次に、ステップS203に進み、複数の空中写真から3次元分布データを算出する。このようなステップS203の3次元分布データ算出ステップにおいては、Structure from Motion技術を用いるようにすることが好適である。または、従来からの写真測量によって求めてもよい。あるいは、レーザー測量による3次元点群データを取得あるいは使用してもよい。
Structure from Motion技術は、空中写真における特徴点を抽出し、複数の空中写真間の対応付けを行うことで、地表の3次元分布データを算出する技術である。このような3次元分布データ算出ステップとしては、特開2013−120133号公報、特開2014−120079号公報などに記載されている従来周知のアルゴリズムを用いることができる。
次に、ステップS204においては、上記のステップS203で算出された3次元分布データに基づいて、地表の3次元分布データより高密度な地表の3次元点群データを算出する3次元点群データ算出ステップを実行する。この3次元点群データ算出ステップにおいては、Multi−view Stereo技術を用いるようにすることが好適である。
なお、ステップS203の3次元分布データ算出ステップや、ステップS204の3次元点群データ算出ステップには、SfM−MVSソフトウェア、或いは、写真測量ソフトウェアなどのソフトウェアを用いることができる。
続く、ステップS205においては、上記のようにして得た3次元点群データ算出ステップと、基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)に基づいて、全ての点群の位置座標を算出して、座標算出済み3次元点群データを取得する。
ここで、基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)の座標位置の設定について説明する。空中写真そのものは、地理情報ではなく、あくまで画像情報である。そこで、空中写真中の特定しやすい個所に、基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)を設定する作業を実施する。
第1時期で準備された空中写真中において目標としやすく、かつ、第2時期で準備された空中写真中にも写り込む同様の地上の対象物を、基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)として人手で決定する。
そして、第1時期で準備された空中写真には、撮影地点情報(緯度・経度・高さ)が設定されているので、これらに基づいて、基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)の位置座標を算出する。このような算出には、既存のアルゴリズムを用いることができる。
このように算出された基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)には、真の地理座標を基準とすれば±5m程度の誤差が入り込む可能性があるが、後述するように、本発明では、第1時期の座標算出済み3次元点群データと、第2時期の座標算出済み3次元点群データとの間の差分である地形変化データが重要となるので、第1時期と第2時期の地形変化が相対的に正しければ、前記のような地理空間的な絶対的な位置の誤差については大きな問題とはならない。
第1時期で準備された空中写真に基づいて算出された基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)の位置座標については、第2時期で準備された空中写真に基づいて、座標算出済み3次元点群データを取得する際にも、用いる。
なお、3次元点群データ算出ステップと基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)とから、座標算出済み3次元点群データを取得するアルゴリズムとしては、従来周知のものを用いることができる。
なお、第1時期および第2時期の空中写真がデジタル航空測量用のカメラで撮影された画像であったり、カメラの姿勢情報(ヨー、ピッチ、ロール;磁方位、仰俯角、回転角に相当)およびレンズ歪み情報が得られたりする場合のように、高精度な3次元点群データの計測が望める場合や、第1時期および第2時期にレーザー測量の3次元点群データが使用可能な場合は、それらによって得られる誤差の少ない3次元点群データを使用し、この後の処理を進めてもよい。
また、第1時期の空中写真に基づいて取得された座標算出済み3次元点群データを、第1の座標算出済み3次元点群データと称することとする。
ステップS206では、元のルーチンにリターンする。
サブルーチンからメインルーチンに戻り、続いて、図3のステップ103において、第2時期に取得された複数の空中写真を準備するステップが実行される。このステップでは、地表の変化を引き起こすような地すべりや土石流、豪雪や雪崩などの災害発生の後の空中写真を複数準備することを想定している。災害発生の後の空中写真を得るには、先に説明したような飛行体101(ヘリコプター)を用いると、比較的簡便で安価に空中写真を撮影することできる。
続いて、ステップS104においては、前のステップS103で準備された第2時期の空中写真を基に、座標算出済みの3次元点群データを取得するサブルーチンを実行する。
ステップS205においては、空中写真中に基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)を参照することは説明した。ここで、第1時期に取得された複数の空中写真に設定した基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)と、第2時期に取得された複数の空中写真に設定する基準座標(GCP;グラウンドコントロールポイント)とは同一のものにする。
さて、サブルーチンによって、第2時期の空車写真に基づいて得られた座標算出済み3次元点群データの取得が完了するとメインルーチンにリターンする。
なお、第2時期の空中写真に基づいて取得された座標算出済み3次元点群データを、第2の座標算出済み3次元点群データと称することとする。
さて、図3のメインルーチンに戻り、第1時期に取得された複数の空中写真に基づいて取得された、第1の座標算出済み3次元点群データと、第2時期に取得された複数の空中写真に基づいて取得された、第2の座標算出済み3次元点群データとの差分を算出する。
ステップS106では、前記差分の大小に応じて、地形変化データを作成する。ある地点(x,y)における第2時期と第1時期との高さの差分をΔzとすると、当該ある地点における地形変化データは(x,y,Δz)として表すことができる。
第1時期と第2時期の3次元点群データとの差分である地形変化データを取得するアルゴリズムとしては、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)のような従来周知のものを用いることができる。
本発明に係る交通障害推定システムでは、このような地形変化データを用いる。また、地表変化解析システムで得られる地形変化データは、例えば、色分けして、ディスプレイ装置22に表示したり、出力部19から出力したりすることもできる。なお、前記差分の大小を視覚化する上では、色分け表示のみならず、濃淡表示などを採用することもできる。また、差分の大小が視覚化できれば、他の任意の方法を用いることができる。
ステップS107で解析処理を終了する。
以上のような地表変化解析システムによれば、地すべりや土石流、豪雪や雪崩などの災害発生直後の地表変化を迅速に把握することが可能となると共に、迅速に得られる解析結果を、防災、捜索支援のために活用することが可能となる。また、本発明に係る交通障害推定システムでは、前記のような地表変化解析システムより得られる地形変化データを利用し、次に説明する、災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を簡便に把握することが可能となり、把握した情報を災害後の復旧などに役立てることが可能となる。
次に、前記のようなシステム構成のコンピューターにより実行可能な本発明に係る交通障害推定方法について、以下説明する。
本発明に係る交通障害推定システムは、概要としては、例えば、地すべりや土石流、豪雪や雪崩などの自然災害発生後に取得された空中写真と、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)で用いられるベクトルデータとに基づいて、地表における交通網の障害状況を推定して、これを視覚化しディスプレイ装置22などにより表示するものである。ここで、以下、実施形態では、前記交通網として、自動車等が走行する道路を想定するが、前記交通網には、列車などが走行する鉄道も含まれている。
GISで用いられるベクトルデータは、1)ポイントデータ(ノードのみで構成されるデータ)、2)ラインデータ(またはアークデータ。2つ以上のノードと、ノードを結ぶリンクで構成されるデータ)、3)ポリゴンデータ(3つ以上のノードと、ノードを順にリンクで結んだ閉じた領域として構成されるデータ)の3種のデータから構成されている。
ここで、交通網データはラインデータにより、表すことができる。また、バッファゾーンデータは、ポリゴンデータとして表すことができる。
地図データにおける交通網データ(ベクトルデータのうちのラインデータ)から、バッファゾーンデータ(ベクトルデータのうちのポリゴンデータ)を取得する処理について説明する。
地図データにおいては、主として道路などの交通網データを含んでいる。さらに、この交通網データは、道路上の交差点の位置等を示すポイントデータと、ポイントデータ同士が接続されたラインデータと、から主として構成されている。
図5は交通網データのデータ構造例を示す図である。図5において、図5(A)は道路などの交通網データ自体を示している。このような交通網データには、交差点や道路などのデータが含まれている。
また、図5(B)は、上記の交差点や道路にそれぞれ対応したポイントデータPxと、ラインデータLyとを示している。このようなポイントデータとラインデータの概念は従来周知のものであり、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)などに採用されているものを適宜利用することができる。
また、図5(C)は、ラインデータから取得されるバッファゾーンデータ(1点鎖線)を示している。バッファゾーンデータは、面を示すポリゴンデータからなる
図6は本発明に係る交通障害推定システムで実行されるバッファゾーンデータ取得処理のフローチャートを示す図である。
図6において、ステップS300で、バッファゾーンデータの算出処理を開始すると、続いて、ステップS301に進み、本発明に係る交通障害推定システムで推定対象とされる範囲の交通網データ中のポイントデータとラインデータを取得する。ここで、前記推定対象とされる範囲は、空中写真で取得される地形の範囲と同一の範囲となる。
続く、ステップS302では、ポイントデータと、ラインデータとからバッファゾーンデータを作成する。バッファゾーンデータは、従来周知の概念によってポイントデータとラインデータとから作成することができる。バッファゾーンデータは、要は、一定の幅(例えば、実寸で20m)を有する交通網のポリゴンデータである。ただし、使用する空中写真の撮影縮尺が小さいなどの理由により、地上解像度(1ピクセルが表す実空間における実寸サイズ、単位メートル)が十分ではない場合、3次元点群データの計測誤差を考慮して、生成するバッファゾーンデータの幅を実寸の道路幅よりも大幅に広くする(実際の道路幅の数倍程度広くする)等の工夫 をしてもよい。これは、地形変化部がバッファゾーンデータ内から外れてしまい、交通障害発生として推定すべきところを、そうしないミスを防止するためである。
続くステップS303で、バッファゾーンデータの取得処理を終了する。
次に、地表変化解析システムにより得られる空中写真に基づく地形変化データと、地理情報システム等で用いる地図データの一種である交通網データに基づくバッファゾーンデータとから、本発明に係る交通障害推定システムが、自然災害等による交通障害の発生状況を推定するアルゴリズムについて説明する。
図7は本発明に係る交通障害推定システムにおける交通障害推定処理のフローチャートを示す図である。
図7において、ステップS400で、交通障害推定処理が開始されると、続いてステップS401に進み、推定対象範囲の地形変化データを準備し、ステップS402で、推定対象範囲としてバッファゾーンデータを準備する。
続くステップS403では、バッファゾーンデータ内で着目する着目ゾーンと、地図、地理データ的に重なっている地形変化データを検索する。続いて、ステップS404では、着目ゾーン内における地形変化量を取得する。
続いて、ステップS405では、ステップS404で算出した地形変化量が所定値以上であるか否かが判定される。
ステップS405における判定がYESであるときには、何らかの異常が発生したものと判断できるので、ステップS406に進み、交通障害が発生したものと推定する。一方、ステップS405における判定がNOであるときには、異常がないものと判断できるので、ステップS407に進み、交通障害発生なしと推定する。
ここで、ステップS405で判定に用いる閾値となる地形変化量の所定値は、使用する第1時期および第2時期の空中写真の地上解像度によって変更することが好ましい。ここで、地上解像度とは、空中写真1画素の実空間における実際のサイズ(単位:メートル)を指す。仮に同じ総画素数かつ同じ画角のレンズを使用して空中写真を撮影する場合、高高度から撮影した空中写真は地上解像度が低い(1画素の実空間における実際のサイズが大きい)。逆に低高度から撮影した空中写真は地上解像度が高い(1画素の実空間における実際のサイズが小さい)。地上解像度の低い空中写真を使用した場合には、前記所定値は大きめに設定し、地上解像度の高い空中写真を使用した場合には、前記所定値も小さめに設定する。
ステップS408では、全ての着目ゾーンについて判断・推定がなされたか否かが判定される。ステップS408の判定がNOであるとき、ステップS410に進み、次の着目ゾーンに着目して、ステップS404に戻る。
一方、ステップS408の判定がYESであるときには、ステップS409に進み、交通障害発生と判断された補間点間の箇所を色分けして表示した地図データを、ディスプレイ装置22に表示する。なお、色分け表示された地図データは、印刷装置などの出力部19に出力するようにしてもよい。図8は交通障害発生と判断された箇所が色分け表示された地図データの一例を示す図である。
ステップS411で、交通障害推定処理を終了する。
以上、本発明に係る交通障害推定システムは、空中写真に基づいた地形の地形変化データと、バッファゾーンデータとに基づくデータから、交通障害の発生の有無を推定するので、このような本発明に係る交通障害推定システムによれば、災害発生直後における道路や鉄道などの交通網の障害を簡便に把握することが可能となり、把握した情報を災害後の復旧などに役立てることが可能となる。
10・・・システムバス
11・・・CPU(Central Processing Unit)
12・・・RAM(Random Access Memory)
13・・・ROM(Read Only Memory)
14・・・通信制御部
15・・・入力制御部
16・・・出力制御部
17・・・外部記憶装置制御部
18・・・入力部
19・・・出力部
20・・・外部記憶装置
21・・・グラフィック制御部
22・・・ディスプレイ装置
101・・・飛行体
103・・・機体
104、105、106、107・・・プロペラ
113・・・撮像装置

Claims (5)

  1. 第1時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第1の座標算出済み3次元点群データを取得すると共に、
    前記第1時期と異なる第2時期に取得された複数の空中写真に基づいて、第2の座標算出済み3次元点群データを取得し、
    前記第1の座標算出済み3次元点群データと、前記第2の座標算出済み3次元点群データとの差分に基づいて地形変化データを取得する地形変化データ取得ステップと、
    地図データに含まれる交通網データから得られるバッファゾーンデータを準備するステップと、
    前記バッファゾーンデータの着目ゾーンにおける地形変化量を、地形変化データから取得するステップと、
    前記地形変化量が所定値以上であるとき、交通障害が発生したものと推定し、前記地形変化量が所定値以上でないとき、交通障害が発生したものと推定するステップと、
    を実行することを特徴とする交通障害推定システム。
  2. 前記所定値が、地上解像度に応じて異なることを特徴とする請求項1に記載の交通障害推定システム。
  3. 前記バッファゾーンデータが、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)等で使用されるポイントデータとラインデータとから得られることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の交通障害推定システム。
  4. 前記空中写真は、地形を異なる位置から撮影した複数の空中写真であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の交通障害推定システム。
  5. 前記座標算出済み3次元点群データの準備には、Structure from Motion技術、及び、Multi−view Stereo技術が用いられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の交通障害推定システム。
JP2016057787A 2016-03-23 2016-03-23 交通障害推定システム Active JP6694212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016057787A JP6694212B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 交通障害推定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016057787A JP6694212B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 交通障害推定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017174032A true JP2017174032A (ja) 2017-09-28
JP6694212B2 JP6694212B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=59972093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016057787A Active JP6694212B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 交通障害推定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6694212B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022003838A1 (en) * 2020-06-30 2022-01-06 Volvo Truck Corporation Method for mapping, mapping device, computer program, computer readable medium, and vehicle
CN115601529A (zh) * 2022-11-07 2023-01-13 中铁二十一局集团电务电化工程有限公司(Cn) 一种高精度低成本铁路三维数字沙盘制作应用

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08202729A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Hitachi Ltd ディジタル地図における道路変更方法および地図情報システム
JPH1039749A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高速道路案内装置
JP2007087287A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 災害情報配信システムとその管理装置
JP2010224797A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toyota Central R&D Labs Inc 対象物検出装置及びプログラム
JP2012238242A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Fuji Heavy Ind Ltd 環境認識装置および環境認識方法
US9129355B1 (en) * 2014-10-09 2015-09-08 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Method and system for assessing damage to infrastructure

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08202729A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Hitachi Ltd ディジタル地図における道路変更方法および地図情報システム
JPH1039749A (ja) * 1996-07-22 1998-02-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高速道路案内装置
JP2007087287A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 災害情報配信システムとその管理装置
JP2010224797A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toyota Central R&D Labs Inc 対象物検出装置及びプログラム
JP2012238242A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Fuji Heavy Ind Ltd 環境認識装置および環境認識方法
US9129355B1 (en) * 2014-10-09 2015-09-08 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Method and system for assessing damage to infrastructure

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
大倉 史生 FUMIO OKURA: "事前レンダリング画像群を用いた自由視点画像生成に基づく写実的な拡張現実画像合成 Photorealistic Augme", 電子情報通信学会技術研究報告 VOL.113 NO.227 IEICE TECHNICAL REPORT, vol. 第113巻, JPN6019018312, 2013, JP, pages 11 - 16, ISSN: 0004037331 *
岩堀 祐之, 三次元画像センシングの新展開 初版, vol. 第1版, JPN6019018309, 29 May 2015 (2015-05-29), pages 230ページ, ISSN: 0004037330 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022003838A1 (en) * 2020-06-30 2022-01-06 Volvo Truck Corporation Method for mapping, mapping device, computer program, computer readable medium, and vehicle
CN115601529A (zh) * 2022-11-07 2023-01-13 中铁二十一局集团电务电化工程有限公司(Cn) 一种高精度低成本铁路三维数字沙盘制作应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP6694212B2 (ja) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102001728B1 (ko) 스테레오 카메라 드론을 활용한 무기준점 3차원 위치좌표 취득 방법 및 시스템
KR100912715B1 (ko) 이종 센서 통합 모델링에 의한 수치 사진 측량 방법 및장치
KR102007567B1 (ko) 스테레오 드론 및 이를 이용하는 무기준점 토공량 산출 방법과 시스템
JP6467567B2 (ja) 地表変化解析システム
KR101711964B1 (ko) 자유 공간 지도 생성 방법, 자유 공간 지도 생성 시스템, 자유 공간 지도를 이용한 전경/배경 추출 방법 및 전경/배경 추출 시스템
JP2012511697A (ja) 測地参照データベースを生成する方法
Ahmad et al. Digital aerial imagery of unmanned aerial vehicle for various applications
Zulkipli et al. Multirotor UAV-based photogrammetric mapping for road design
JP2022077976A (ja) 画像ベースの測位方法及びシステム
Ab Rahman et al. Volumetric calculation using low cost unmanned aerial vehicle (UAV) approach
Sužiedelytė Visockienė et al. Comparison of UAV images processing softwares
Ngadiman et al. Production of orthophoto map using UAV photogrammetry: A case study in UTHM Pagoh campus
Hashim et al. Integration of low altitude aerial & terrestrial photogrammetry data in 3D heritage building modeling
Amin et al. Reconstruction of 3D accident scene from multirotor UAV platform
JP6694212B2 (ja) 交通障害推定システム
Farina et al. The use of multi-copter drones for landslide investigations
Congress et al. Digital twinning approach for transportation infrastructure asset management using uav data
KR20220166689A (ko) 드론을 이용한 3차원 지도 제작 방법
KR102587445B1 (ko) 드론을 이용하여 시계열정보가 포함된 3차원 지도의 제작 방법
KR102488553B1 (ko) 드론을 이용한 3차원 지도 제작 방법
KR20200032776A (ko) 다중 센서 플랫폼 간 정보 융합을 위한 시스템
CN115016545A (zh) 无人机着陆的着陆点自主选择方法、设备及介质
Ciritcioğlu et al. Assessment of Unmanned Aerial Vehicle use opportunities in forest road project (Düzce Sample)
KR102557775B1 (ko) 드론을 이용한 3차원 지도 제작 방법
Mora-Félix et al. The use of RPAS for the development of land surface models for natural resources management: a review

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6694212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250