JP2017167605A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが所有する複数の画像を用いて合成画像を作成する場合に、ユーザ同士の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】本発明の画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体においては、親密度算出部が、複数の画像に写っている人物同士の親密度を算出し、複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物と第1の人物以外の全ての人物との親密度の和または平均値を第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の人物以外の全ての人物の各々の総合親密度を算出する。画像特定部が、複数の画像の中から、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定する。画像配置部が、第1の画像を、配置領域の中心の位置に配置する。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数のユーザの端末装置からネットワークを介して取得された複数の画像を用いて、フォトブック等の合成画像を作成する画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
フォトブックは、ユーザが所有する複数の画像(画像データ)を、インターネットを経由してサービス提供業者に送信し、送信した複数の画像を用いてユーザが希望するレイアウトの写真集を作成するサービスである。
フォトブックは、例えば、画像の連続性や関連性を考慮して、撮影時刻等に基づいて複数の画像を複数のグループに分類し、各々のグループに含まれる画像を各々対応するページに自動配置(自動レイアウト)することによって作成される。
近年では、一人のユーザが所有する複数の画像だけを用いてフォトブックを作成するだけでなく、複数のユーザが所有する複数の画像を用いて1つのフォトブックを作成するもの(特許文献1および2参照)、および、複数のユーザから寄せ書き用のメッセージを取得し、複数のユーザから取得した寄せ書きメッセージを用いて寄せ書きを作成するもの(特許文献3および4参照)等が知られている。
また、実際に、複数のユーザが所有する複数の画像と、当該複数のユーザが寄せたメッセージなどを用いて1つのフォトブックを作成するサービスも行われている(非特許文献1〜3参照)。
特開2008−257308号公報 特開2015−069431号公報 特開2001−297051号公報 特開2015−133000号公報
"イヤーアルバム 簡単にフォトブック・フォトアルバム作成"、[online]、平成28年3月1日、富士フイルム、[平成28年3月10日検索]、インターネット<URL:http://year-album.jp/> "みんなでつくるYear Album(イヤーアルバム)で寄せ書きフォトブックをつくろう!|富士フイルム"、[online]、平成28年3月1日、富士フイルム、[平成28年3月10日検索]、インターネット<URL:http://year-album.jp/minna/> "作成方法:みんなでつくるYear Album(イヤーアルバム)で寄せ書きフォトブックをつくろう!|富士フイルム"、[online]、平成28年3月1日、富士フイルム、[平成28年3月10日検索]、インターネット<URL:http://year-album.jp/minna/login/>
例えば、特許文献2に記載されているように、複数のユーザが所有する複数の画像を用いてフォトブックを手軽に作成することができるシステムが求められている。特許文献2には、ネットワーク上の他のユーザの画像群から、合成画像に適合する候補画像を選択することが記載されている。また、画像の撮影日時および撮影場所、画像のタイトルおよびコメント、画像に写っている人物の類似度等を用いて、候補画像を選択することが記載されている。
フォトブックを作成する場合、特に、仲が良いグループに属する複数のユーザが所有する複数の画像を共有してフォトブックを作成する場合等には、そのグループの中でも特に親しいユーザ同士の情報を考慮して画像の配置をレイアウトすることによって、そのグループに属する複数のユーザの人間関係を反映したレイアウトのフォトブックを作成することができると考えられる。しかし、特許文献2は、そのような課題に対して解決手段を与えるものではない。
本発明の目的は、複数のユーザが所有する複数の画像を用いて合成画像を作成する場合に、ユーザ同士の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の画像を取得する画像取得部と、
複数の画像の各々の内容を解析する画像解析部と、
各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像に写っている人物同士の親密度を算出し、複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物と第1の人物以外の全ての人物との親密度の和または平均値を第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の人物以外の全ての人物の各々の総合親密度を算出する親密度算出部と、
複数の画像のうちの2以上の画像を配置領域に配置して合成画像を作成する画像配置部と、
各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像の中から、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定する画像特定部とを備え、
画像配置部は、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を、配置領域の中心の位置に配置する、画像処理装置を提供する。
また、画像特定部は、総合親密度が最も高い人物を1番目に総合親密度が高い人物として、複数の画像の中から、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
画像配置部は、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を、総合親密度がより高い人物が写っている画像であるほど、配置領域の中心の位置により近い位置に配置することが好ましい。
また、画像特定部は、総合親密度が最も高い人物を1番目に総合親密度が高い人物として、複数の画像の中から、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
画像配置部は、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域の中心と端辺との中間の領域に配置し、かつ、iを1以上の整数として、1+2i番目から2i人の総合親密度が高い人物が写っている画像を、それぞれ、配置領域の中心および端辺と2番目から2i番目に総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域に配置することが好ましい。
また、画像配置部は、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域の中心と端辺との中間の領域の1箇所の位置にまとめて配置し、かつ、1+2i番目から2i人の総合親密度が高い人物が写っている画像を、それぞれ、配置領域の中心および端辺と2番目から2i番目に総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域の1箇所の位置にまとめて配置することが好ましい。
画像特定部は、総合親密度が最も高い人物を1番目に総合親密度が高い人物として、複数の画像の中から、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
画像配置部は、2番目および3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置を中心として、配置領域の中心と端辺との中間の領域において互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置し、かつ、kを2以上の整数として、2k番目から2k人の総合親密度が高い人物が写っている画像を、2k人のうちの2人の総合親密度が高い人物毎に、配置領域の中心の位置を中心として、配置領域の中心および端辺と2番目から2k−1番目に総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域において、2番目から2番目から2k−1番目までの総合親密度が高い人物が写っている画像の配列方向とは異なり、互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置し、かつ、2k番目から2k人の総合親密度が高い人物が写っている画像を一方向に配置することが好ましい。
さらに、複数の画像のうち、第2の人物が写っている第2の画像が配置領域の第1の位置に配置された場合に、各々の画像の解析結果、および、人物同士の親密度に基づいて、複数の画像に写っている人物の中から、第2の人物との親密度が閾値を超える第3の人物を特定する人物特定部を備え、
画像特定部は、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像の中から、第3の人物が写っている第3の画像を特定し、
画像配置部は、第3の画像を、配置領域の第1の位置に隣接する第2の位置に配置することが好ましい。
さらに、各々の画像の解析結果に基づいて、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像の数を算出する画像数算出部を備え、
親密度算出部は、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像の数が多いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くすることが好ましい。
さらに、各々の画像の解析結果に基づいて、第2の人物と第3の人物が共に写っている画像から、第2の人物と第3の人物との間の距離を算出する距離算出部を備え、
親密度算出部は、第2の人物と第3の人物との間の距離が近いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くすることが好ましい。
また、距離算出部は、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像内における第2の人物と第3の人物との間の距離を算出することが好ましい。
また、距離算出部は、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像から推定した第2の人物と第3の人物との間の実際の距離を算出することが好ましい。
さらに、各々の画像の解析結果に基づいて、第3の人物によって撮影され、かつ、第2の人物が写っている画像の数を算出する画像数算出部を備え、
親密度算出部は、第3の人物によって撮影され、かつ、第2の人物が写っている画像の数が多いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くすることが好ましい。
また、画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から複数の画像を取得し、
画像数算出部は、第3の人物に対応するユーザの端末装置から第2の人物が写っている画像が画像取得部によって取得された場合に、第2の人物が写っている画像が、第3の人物によって撮影された画像であると判断することが好ましい。
また、画像解析部は、各々の画像の付帯情報から、各々の画像の撮影日時および撮影場所の情報を取得し、
さらに、各々の画像の撮影日時または撮影場所の情報に基づいて、複数の画像を複数のグループに分割する画像分割部を備え、
親密度算出部は、グループ毎に、グループに含まれる画像に写っている人物同士の親密度を算出し、
人物特定部は、グループ毎に、グループに含まれる画像に写っている人物の中から、第3の人物を特定し、
画像特定部は、グループ毎に、グループに含まれる画像の中から、第3の画像を特定し、
画像配置部は、さらに、グループ毎に、第3の画像を、グループに対応する配置領域の第2の位置に配置することが好ましい。
さらに、各々の画像の解析結果に基づいて、各々の画像に写っている人物の中の中心人物を判定する中心人物判定部と、
画像取得部によって取得された複数の画像を、各々中心人物を含み、かつ、中心人物の数と同じ数のグループに分割する画像分割部とを備え、
画像特定部は、複数の画像の中から、中心人物が写っている画像を特定し、
画像配置部は、さらに、各々の中心人物が写っている画像を、各々のグループに対応する合成画像のページにおける画像の配置領域の中心の位置に配置することが好ましい。
また、親密度算出部は、中心人物のうち、第1の中心人物と第1の中心人物以外の全ての中心人物との親密度の和または平均値を第1の中心人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の中心人物以外の全ての中心人物の各々の総合親密度を算出し、
画像配置部は、総合親密度が最も高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、合成画像の全てのページのうちの中央のページの位置に配置することが好ましい。
また、画像特定部は、総合親密度が最も高い人物を1番目に総合親密度が高い人物として、複数の画像の中から、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
画像配置部は、2番目および3番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、それぞれ、中央のページと合成画像の全てのページのうちの最初のページおよび最後のページとの中間のいずれかの位置に配置し、かつ、jを2以上の整数として、2j番目から2j人の総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、それぞれ、中央のページ、最初のページおよび最後のページと2番目から2j−1番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページの配置位置との中間のいずれかの位置に配置することが好ましい。
また、画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から複数の画像および複数のユーザの顔画像を取得し、
親密度算出部は、各々の画像の解析結果、および、複数のユーザの顔画像に基づいて、複数の画像に写っている人物のうち、ユーザ同士の親密度を算出することが好ましい。
また、画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から複数の画像を取得し、
さらに、複数のユーザの端末装置から、ネットワークを介して、複数のユーザのメッセージを取得するメッセージ取得部と、
メッセージの内容を解析するメッセージ解析部とを備え、
親密度算出部は、メッセージの解析結果に基づいて、複数のユーザのうちの第1ユーザが第2ユーザのことをメッセージにおいて言及した場合に、第1ユーザが第2ユーザのことをメッセージにおいて言及しなかった場合よりも、第1ユーザと第2ユーザとの親密度を一定値だけ高くすることが好ましい。
また、本発明は、画像取得部が、複数の画像を取得するステップと、
画像解析部が、複数の画像の各々の内容を解析するステップと、
親密度算出部が、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像に写っている人物同士の親密度を算出し、複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物と第1の人物以外の全ての人物との親密度の和または平均値を第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の人物以外の全ての人物の各々の総合親密度を算出するステップと、
画像配置部が、複数の画像のうちの2以上の画像を配置領域に配置して合成画像を作成するステップと、
画像特定部が、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像の中から、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定するステップと、
画像配置部が、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を、配置領域の中心の位置に配置するステップとを含む、画像処理方法を提供する。
また、本発明は、上記に記載の画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、上記に記載の画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、人物同士の親密度に基づいて画像の配置位置を決定することにより、人物同士の現実の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる。
本発明に係る画像処理装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示すサーバの構成を表す一実施形態のブロック図である。 図2に示す情報設定部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図2に示す情報管理部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図2に示すデータ取得部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図2に示すデータ解析部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図2に示す合成画像作成部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図7に示す本編作成部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図7に示す寄せ書き作成部の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示すユーザの端末装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示す画像処理装置の動作を表す一実施形態のフローチャートである。 図11に続く画像処理装置の動作を表す一実施形態のフローチャートである。 図12に続く画像処理装置の動作を表す一実施形態のフローチャートである。 合成画像の予算を設定する画面を表す一例の概念図である。 フォトブックの表紙ページのデザインを設定する画面を表す一例の概念図である。 フォトブックの寄せ書きページのデザインを設定する画面を表す一例の概念図である。 画像および寄せ書きメッセージの募集締切日を設定する画面を表す一例の概念図である。 合成画像の作成期間を設定する画面を表す一例の概念図である。 画像商品の配送日を設定する画面を表す一例の概念図である。 画像商材および日程の情報を確認する画面を表す一例の概念図である。 アカウント情報を入力する画面を表す一例の概念図である。 幹事ユーザのログインと、画像商材および日程の情報の保存とが完了したことを表す画面を表す一例の概念図である。 参加ユーザの端末装置へ送付する招待状を作成するための画面を表す一例の概念図である。 招待状の内容を確認するための画面を表す一例の概念図である。 招待状を参加ユーザの端末装置へ送付するための画面を表す一例の概念図である。 受け取った招待状を表す画面を表す一例の概念図である。 合成画像において使用される画像、画像の評価情報、寄せ書きメッセージ等を参加ユーザがアップロードする画面にアクセスするための共通パスワードを入力するための画面を表す一例の概念図である。 新規な参加ユーザを登録するための画面を表す一例の概念図である。 参加ユーザとして登録する名前および秘密のコトバを登録するための画面を表す一例の概念図である。 参加ユーザがアップロードする画像を選択するための画面を表す一例の概念図である。 2以上の参加ユーザの端末装置から送信された複数の画像の各々を評価するための画面を表す一例の概念図である。 寄せ書きページがフォトブックの巻末に入ることを通知する画面を表す一例の概念図である。 寄せ書きページにおいて使用する参加ユーザのプロフィール画像を設定するための画面を表す一例の概念図である。 寄せ書きメッセージを入力するための画面を表す一例の概念図である。 参加ユーザが入力した寄せ書きメッセージを確認するための画面を表す一例の概念図である。 寄せ書きメッセージのアップロードが完了したことを表す画面を表す一例の概念図である。 画像の配置方法を表す一実施形態の概念図である。 画像の配置方法を表す別の実施形態の概念図である。 本編ページの配置方法を表す一実施形態の概念図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す画像処理装置10は、合成画像の作成に関わる複数のユーザの端末装置からネットワーク16を介して取得された複数の画像を用いて、寄せ書きページを含むフォトブック等の合成画像を作成する。画像処理装置10は、サーバ12と、ネットワーク16を介してサーバ12に接続された複数のユーザの端末装置(クライアント)14とを備えている。
サーバ12は、端末装置14からの指示に基づいて、合成画像を作成するための種々のデータ処理を行うものであり、例えば、デスクトップPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)またはワークステーション等により構成される。
端末装置14は、サーバ12に対して各種の指示を与えて種々のデータ処理を行わせるものであり、例えば、スマートフォン、タブレットPCまたはノートPC等により構成される。
ネットワーク16は、例えば、電話回線またはインターネット回線等であり、有線または無線によってサーバ12と端末装置14との間を相互に接続し、双方向の通信を可能とする。
図2は、図1に示すサーバの構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すサーバ12は、合成画像に関する各種の情報を設定する情報設定部18と、合成画像の作成に関する各種の情報を管理する情報管理部20と、合成画像において使用する各種のデータを取得するデータ取得部22と、合成画像において使用する各種のデータを解析するデータ解析部24と、合成画像を作成する合成画像作成部26とを備えている。
以下の説明では、本編ページおよび寄せ書きページを含む合成画像の作成に関わる複数のユーザのうち、合成画像を作成する一人のユーザを幹事ユーザと表現し、幹事ユーザを含む2以上のユーザを参加ユーザと表現する。例えば、幹事が友人グループのうちの一人である場合などがこれに該当する。
ただし、別の実施態様において、写真店が幹事の代行を請け負う場合のように幹事自体は写真もメッセージも提供しないような場合は、参加ユーザの数には幹事ユーザの数は含まないものとする。
図3は、図2に示す情報設定部の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す情報設定部18は、予算設定部28と、商材取得部30と、表紙デザイン設定部32と、寄せ書きデザイン設定部34と、日程設定部36とを備えている。
予算設定部28は、幹事ユーザによって設定された合成画像の予算の情報を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。
続いて、商材取得部30は、予算設定部28によって取得された予算の情報に対応するサイズおよびページ数の1以上の画像商材(画像商材の情報)の中から、幹事ユーザによって設定された1つの画像商材を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。
画像商材は、画像商品を作成するための素材であり、例えば、フォトブック等のフォトアルバム、シャッフルプリント、画像付きカレンダ等を含む。画像は主に写真である。
また、画像商材には、各々サイズおよびページ数のうちの少なくとも一方が異なる複数種類の画像商材が含まれる。画像商材のページ数は、本編ページおよび寄せ書きページを含むページ数である。画像商品には、紙媒体の画像商品および電子データの画像商品が含まれる。
本発明にいうページとは、画像配置および寄せ書き配置を行う単位をいう。本実施形態においては、見開きページのことを指す。しかし他の実施形態においては片面ページであってもよい。また、本実施形態内の画像処理装置10の内部では見開きページを単位とし、かつユーザには片面ページを単位として画像商材のページ数を表示することとしてもよい。
フォトブックは、例えば、ユーザが選択した複数の画像を、ユーザの所望のレイアウトで複数のページに配置した合成画像である。フォトブックはまた、ユーザが保有する所望の期間(例えば一年分)の画像から、自動選択により選択された画像を、自動レイアウトで複数のページに配置した合成画像であってもよい(例えば富士フイルム株式会社製のイヤーアルバム)。また、シャッフルプリントは、複数の画像をシャッフルして1枚のプリントに配置した合成画像である。画像付きカレンダは、例えば、各月のカレンダに対応する画像を配置した合成画像である。
本実施形態の場合、合成画像は、寄せ書きページを巻末に含むフォトブックである。寄せ書きページは、参加ユーザの端末装置14から取得された2以上の参加ユーザの寄せ書きメッセージが配置された合成画像である。寄せ書きメッセージは、寄せ書きページにおいて使用される参加ユーザのメッセージである。
また、寄せ書きメッセージに加えて、プロフィール画像を寄せ書きページに配置してもよい。プロフィール画像は、例えば、参加ユーザの顔画像であるが、その他の画像でもよい。
続いて、表紙デザイン設定部32は、1以上の表紙ページのデザインの中から、幹事ユーザによって設定された1つの表紙ページのデザインの情報を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。
表紙ページのデザインの情報には、例えば、表紙ページの模様、表紙ページに描かれているイラスト等のデザインの情報の他、表紙ページに記載される合成画像のタイトルの情報、表紙ページの色の情報等が含まれる。
続いて、寄せ書きデザイン設定部34は、1以上の寄せ書きページのデザインの中から、幹事ユーザによって設定された1つの寄せ書きページのデザインの情報を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。
寄せ書きページのデザインの情報には、例えば、参加ユーザのプロフィール画像および寄せ書きメッセージを寄せ書きページに配置する位置および大きさ等があらかじめ設定されたテンプレートの情報等を含む。
続いて、日程設定部36は、幹事ユーザによって設定された画像および寄せ書きメッセージの募集締切日、合成画像の作成期間、および、画像商品の配送日を含む日程の情報を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。
画像および寄せ書きメッセージの募集締切日は、参加ユーザが画像および寄せ書きメッセージをアップロード(投稿)することができる期限、つまり、画像処理装置10が参加ユーザの端末装置14から画像および寄せ書きメッセージを取得することができる期限を表す。
また、合成画像の作成期間は、幹事ユーザが、複数のユーザの端末装置14から取得された複数の画像を用いて合成画像を作成するための期間、言い換えると、画像商品を注文する期限を表し、画像商品の配送日は、画像商品を配送する日付を表す。
続いて、図4は、図2に示す情報管理部の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す情報管理部20は、設定保存部38と、アカウント情報保存部40と、管理画面情報送付部42と、アップロード催促部44とを備えている。
設定保存部38は、商材取得部30によって取得された画像商材、および、日程設定部36によって取得された日程の情報を保存する。
続いて、アカウント情報保存部40は、幹事ユーザによって設定された幹事ユーザのアカウント情報を、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14から取得する。また、アカウント情報保存部40は、参加ユーザによって設定された参加ユーザのアカウント情報を、ネットワーク16を介して、参加ユーザの端末装置14から取得して保存する。
例えば、幹事ユーザのアカウント情報は、幹事ユーザのメールアドレスおよび幹事パスワードである。一方、参加ユーザのアカウント情報は、参加ユーザの名前および個別パスワード(参加ユーザに対しては図29にあるように「秘密のコトバ」と表示される)である。参加ユーザの名前は、幹事ユーザが参加ユーザを管理するために使用され、個別パスワードは、画像処理装置10が参加ユーザを特定するために使用される。本実施形態の場合、秘密のコトバは、後から変更および再発行はできないものとする。
続いて、管理画面情報送付部42は、幹事ユーザが、画像商材および日程等を管理する管理画面にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を含むメッセージを、ネットワーク16を介して、幹事ユーザの端末装置14に送付する。幹事ユーザは、管理画面から画像商材および日程の変更の他、幹事ユーザの変更、幹事ユーザの追加(例えば後述する副幹事の追加)等を行うことができる。
管理画面情報送付部42は、例えば、電子メールにより、管理画面にアクセスするためのURLを含むメッセージを、アカウント情報保存部40によって取得された幹事ユーザのメールアドレスに送付する。
続いて、アップロード催促部44は、幹事ユーザによって作成された招待状を、ネットワーク16を介して、参加ユーザの端末装置14へ送付する。
招待状は、参加ユーザを合成画像の作成に招待し、合成画像において使用される画像、各々の画像に対する評価情報、プロフィール画像および寄せ書きメッセージ等をアップロードすることを参加ユーザに催促する催促情報である。
アップロード催促部44は、招待状を、例えば、SNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)のメッセージ、または、電子メールによって参加ユーザの端末装置14に送付する。
続いて、図5は、図2に示すデータ取得部の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すデータ取得部22は、画像取得部46と、評価情報取得部48と、メッセージ取得部50とを備えている。
画像取得部46は、一定の期間、本実施形態の場合、招待状が送付されてから、日程設定部36によって設定された画像および寄せ書きメッセージの募集締切日までの期間、2以上の参加ユーザの端末装置14からネットワーク16を介して送信された複数の画像(画像群)を取得する。また、画像取得部46は、各々の参加ユーザによって設定された参加ユーザのプロフィール画像を取得する。
画像取得部46は、参加ユーザの端末装置14からネットワーク16を介して送信された複数の画像(画像群)を取得したのち、その複数の画像がどの参加ユーザから送信されたものであるかを画像と関連付けて保存する。また、画像取得部46は、参加ユーザの端末装置14からネットワーク16を介して送信されたプロフィール画像についても、どの参加ユーザから送信されたものであるかをプロフィール画像と関連付けて保存する。
続いて、評価情報取得部48は、同じく一定の期間、2以上の参加ユーザによって付与された各々の画像に対する評価を表す評価情報を、ネットワーク16を介して、2以上の参加ユーザの端末装置14から取得する。
画像の評価情報は、各々の画像に対する各々の参加ユーザの評価、例えば、高評価または低評価を表す情報である。
続いて、メッセージ取得部50は、同じく一定の期間、各々の参加ユーザによってアップロードされた寄せ書きメッセージを、ネットワーク16を介して、各々の参加ユーザの端末装置14から取得する。
メッセージ取得部50は、参加ユーザの端末装置14からネットワーク16を介して送信された寄せ書きメッセージについて、どの参加ユーザから送信されたものであるかを寄せ書きメッセージと関連付けて保存する。
続いて、図6は、図2に示すデータ解析部の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すデータ解析部24は、画像数算出部52と、評価数算出部54と、メッセージ数算出部56と、画像解析部58と、評価値算出部60と、親密度算出部72と、距離算出部74と、中心人物判定部76と、メッセージ解析部78とを備えている。
画像数算出部52は、アップロード催促部44によって招待状が送付されてから一定の期間が経過した後、つまり、画像および寄せ書きメッセージの募集締切日が過ぎた後、画像取得部46によって取得された画像の数を算出する。
続いて、評価数算出部54は、同じく画像および寄せ書きメッセージの募集締切日が過ぎた後、評価情報取得部48によって取得された高評価および低評価を表す評価情報の数を算出する。
続いて、メッセージ数算出部56は、同じく画像および寄せ書きメッセージの募集締切日が過ぎた後、メッセージ取得部50によって取得された寄せ書きメッセージの数を算出する。
続いて、画像解析部58は、画像取得部46によって取得された各々の画像の内容を解析する。本実施形態の場合、画像解析部58は、画像取得部46によって画像が取得される毎に、画像解析を行う。
画像解析部58は、例えば、画像の明るさや色合い、ボケおよびブレの程度等の解析の他、画像に人物の顔が含まれる場合には、顔の大きさ、顔の位置、顔の向き、顔の肌色、笑顔等の表情、目線、画像に含まれる人物の数、人物の位置関係等の解析を行う。
続いて、評価値算出部60は、画像解析部58による各々の画像の解析結果に基づいて、各々の画像の解析評価値を算出する。また、評価値算出部60は、評価情報取得部48によって取得された各々の画像に対する高評価および低評価を表す評価情報に基づいて、各々の画像の解析評価値に対して値を加減算ないしは重み付けして、各々の画像の総合評価値を算出する。
評価値算出部60は、例えば、評価数算出部54によって算出された高評価を表す評価情報の数に基づいて、画像の解析評価値に対して値を加算し、低評価を表す評価情報の数に基づいて、画像の解析評価値に対して値を減算することによって画像の総合評価値を算出することができる。
画像の解析評価値は、画像の解析結果に基づいて算出されるため、画像の良し悪しを決定するための基準となり、解析評価値が高いほど、画質の良い画像であると言える。
画像の総合評価値は、画像の解析結果に加えて、参加ユーザによって付与された高評価および低評価を表す評価情報に基づいて算出されるため、画像の良し悪しに加えて、参加ユーザの好みを判断するための基準となり、総合評価値が高いほど、画質の良い画像、または、参加ユーザの好みの画像であると言える。
続いて、親密度算出部72は、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像に写っている人物同士の親密度および総合親密度を算出する。
親密度は、複数の画像に写っている人物のうちの二人の人物同士の親しさの程度を表す。これに対し、総合親密度は、複数の画像に写っている人物のうち、各々の人物とその各々の人物以外の全ての人物との親密度の和または平均値を表す。従って、複数の画像に写っている人物のうち、総合親密度がより高い人物であるほど、より多くの人物と親しい人物であると考えることができる。
続いて、距離算出部74は、各々の画像の解析結果に基づいて、第2の人物と第3の人物が共に写っている画像から、第2の人物と第3の人物との間の距離を算出する。
距離算出部74は、例えば、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像から、その画像内における第2の人物と第3の人物との間の距離を算出しよもよいし、その画像から、第2の人物と第3の人物との間の実際の距離を推定して算出してもよい。
続いて、中心人物判定部76は、各々の画像の解析結果に基づいて、各々の画像に写っている人物の中の中心人物を判定する。
各々の画像に写っている人物の中から中心人物を判定する方法は特に限定されないが、例えば、画像の中心位置に写っている人物、画像において最も大きいサイズで写っている人物等を中心人物と判定することができる。
続いて、メッセージ解析部78は、メッセージ取得部50によって取得された寄せ書きメッセージの内容を解析する。
続いて、図7は、図2に示す合成画像作成部の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す合成画像作成部26は、表紙作成部62と、本編作成部64と、寄せ書き作成部66とを備えている。
表紙作成部62は、設定保存部38に保存された商材の情報、および、表紙デザイン設定部32によって取得された表紙ページのデザインの情報に対応するデザインの表紙ページを作成する。
続いて、本編作成部64は、画像取得部46によって取得された複数の画像を用いて、設定保存部38に保存された商材の情報に対応するページ数の本編ページ(表紙ページおよび寄せ書きページ以外のページ)を作成する。本編作成部64は、設定保存部38に保存された商材の情報に対応する合成画像、本実施形態の場合、フォトブックの本編ページを作成する。
本編作成部64は、図8に示すように、画像分割部80、画像抽出部82、画像配置部84、人物特定部86、および、画像特定部88等を備えている。
画像分割部80は、画像取得部46によって取得された複数の画像を、本編ページのページ数に対応する数のグループに分割する。
画像抽出部82は、画像のグループ毎に、画像の総合評価値に基づいて、グループに含まれる画像の中から、本編ページにおいて使用する複数の合成対象画像を抽出する。
画像配置部84は、画像のグループ毎に、画像の総合評価値に基づいて、画像抽出部82によって抽出された各々の合成対象画像のサイズおよび本編ページにおける配置位置を決定し、合成対象画像を、画像のグループに対応するページの本編ページに配置(自動レイアウト)する。画像配置部84は、1つの合成対象画像、または、2以上の合成対象画像を本編ページの配置領域に配置して合成画像を作成する。
続いて、人物特定部86は、複数の画像のうち、画像配置部84によって第2の人物が写っている第2の画像が配置領域の第1の位置に配置された場合に、各々の画像の解析結果、および、親密度算出部72によって算出された人物同士の親密度に基づいて、複数の画像に写っている人物の中から、第2の人物との親密度が閾値を超える第3の人物を特定する。
続いて、画像特定部88は、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像の中から、人物特定部86によって特定された第3の人物が写っている第3の画像を特定する。また、画像特定部88は、複数の画像の中から、親密度算出部72によって算出された総合親密度が最も高い人物、つまり、1番目に総合親密度が高い人物が写っている画像および2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像、中心人物判定部76によって判定された中心人物が写っている画像等を特定する。
続いて、寄せ書き作成部66は、メッセージ取得部50によって取得された参加ユーザのプロフィール画像および寄せ書きメッセージを用いて、寄せ書きページを作成する。寄せ書き作成部66は、設定保存部38に保存された商材の情報、および、寄せ書きデザイン設定部34によって取得された寄せ書きのデザインの情報に対応するデザインの寄せ書きページを作成する。
寄せ書き作成部66は、図9に示すように、メッセージ分割部90およびメッセージ配置部92等を備えている。
メッセージ分割部90は、メッセージ取得部50によって取得された寄せ書きメッセージを、寄せ書きページのページ数に対応する数のグループに分割する。
メッセージ配置部92は、寄せ書きメッセージのグループ毎に、グループに含まれる寄せ書きメッセージを、寄せ書きメッセージのグループに対応するページの寄せ書きページに配置する。
寄せ書きページのページ数は、参加ユーザの数および寄せ書きメッセージの数等に応じて設定される。また、本編ページのページ数は、合成画像のページ数および寄せ書きページのページ数等に応じて設定される。本実施形態の場合、参加ユーザの数を2〜36人とし、1ページの寄せ書きページに2〜12の寄せ書きメッセージを配置し、16ページのフォトブックを作成するものとする。
上記情報設定部18、情報管理部20、データ取得部22、データ解析部24、合成画像作成部26を構成する各部位は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等の制御デバイスが、メモリにロードされたプログラムを実行することにより実現される。また、各部位によって保存されるデータは、例えば、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)、SD(Secure Digital:セキュアデジタル)メモリ等の記憶デバイスに保存される。
次に、図8は、図1に示すユーザの端末装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すユーザの端末装置14は、画像表示部68と、指示入力部70とを備えている。
端末装置14において、画像表示部68は、各種の設定画面、選択画面、確認画面、入力画面、作成画面等を表示するものであり、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスによって構成される。
続いて、指示入力部70は、ユーザによって入力された各種の設定指示、選択指示、確認指示、入力指示、作成指示等を取得するものであり、例えば、キーボードおよびマウス等の入力デバイスによって構成される。
本実施形態の場合、画像表示部68および指示入力部70は、タッチパネル等のように、表示デバイスおよび入力デバイスが一体化されたデバイスによって構成される。
端末装置14は、合成画像の作成に関わる各々のユーザに1対1に対応して1台である必要はなく、画像処理装置10における各々のユーザのアカウントに対応することができるものであれば、各々のユーザに対応して複数台であってもよい。
図示省略しているが、サーバ12および端末装置14は、例えば、サーバ12と端末装置14との間で各種データの送受信を行う通信デバイス等である送受信部、各部位の動作を制御するCPU等である制御部等を備えている。
次に、図9〜図11に示すフローチャートおよび図12〜図34に示す表示画面を参照しながら、画像処理装置10の動作を説明する。
合成画像を作成する場合、まず、幹事ユーザは、幹事ユーザの端末装置14において、指示入力部70を介して、画像処理装置10が提供する、合成画像を作成するためのウェブサイトにアクセスする。
合成画像を作成するためのウェブサイトにアクセスすると、図12に示すように、予算設定部28により、合成画像の予算を設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、合成画像の予算を設定する画面において、指示入力部70を介して、幹事ユーザが作成する合成画像の予算を設定する。図12の例では、プルダウンメニューによって、合成画像の予算の一覧があらかじめ登録されている。幹事ユーザは、プルダウンメニューに登録されている合成画像の予算の一覧の中から1つの予算、例えば、3000円〜4000円を選択して設定する。
合成画像の予算が設定されると、予算設定部28により、幹事ユーザによって設定された合成画像の予算の情報が、幹事ユーザの端末装置14から取得される(ステップS1)。
続いて、商材取得部30により、予算の情報に対応する1以上の画像商材が提示される。図12の例では、画像商材として、サイズおよびページ数の異なる5件のフォトブックが提示される。
画像商材が提示されると、商材取得部30により、提示した1以上の画像商材の中から1つの画像商材を設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、画像商材を設定する画面において、指示入力部70を介して、提示された1以上の画像商材の中から1つの画像商材を選択して設定する。図12の例では、A4サイズの16ページのフォトブックが設定されている。
画像商材としてフォトブックが設定された後、「次へ」のボタンが押されると、例えば、「次へ」のボタンがタップまたはクリックされると、商材取得部30により、幹事ユーザによって設定された1つの画像商材が取得される(ステップS2)。
なお、「<」のボタンが押されると、1つ前の画面に戻ることができる。これ以後の画面においても同様である。
続いて、図13に示すように、表紙デザイン設定部32により、フォトブックの表紙ページのデザインを設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、表紙ページのデザインを設定する画面において、指示入力部70を介して、1以上の表紙ページのデザイン、図13の例では、3件の表紙ページのデザインの中から、1つの表紙ページのデザインを選択して設定する。また、幹事ユーザは、フォトブックの表紙ページのデザインの情報として、例えば、表紙ページに記載される最大20文字までのフォトブックのタイトル、および、表紙ページの色を設定することができる。
表紙ページのデザインが設定された後、「次へ」のボタンが押されると、表紙デザイン設定部32により、幹事ユーザによって設定された表紙ページのデザインの情報が、幹事ユーザの端末装置14から取得される(ステップS3)。
続いて、図14に示すように、寄せ書きデザイン設定部34により、フォトブックの寄せ書きページのデザインを設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、寄せ書きページのデザインを設定する画面において、指示入力部70を介して、1以上の寄せ書きのデザイン、図14の例では、9件の寄せ書きのデザインの中から、1つの寄せ書きのデザインを選択して設定する。
寄せ書きページのデザインが設定された後、「次へ」のボタンが押されると、寄せ書きデザイン設定部34により、幹事ユーザによって設定された寄せ書きページのデザインの情報が、幹事ユーザの端末装置14から取得される(ステップS4)。
続いて、図15に示すように、日程設定部36により、画像および寄せ書きメッセージの募集締切日を設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、画像および寄せ書きメッセージの募集締切日を設定する画面において、指示入力部70を介して、画像および寄せ書きメッセージの募集締切日を設定する。図15の例では、プルダウンメニューによって、現在の日付から一定期間内の日付の一覧があらかじめ登録されている。幹事ユーザは、プルダウンメニューに登録されている日付の一覧の中から1つの日付、例えば、12月2日を募集締切日として選択して設定する。
画像および寄せ書きメッセージの募集締切日が設定された後、「次へ」のボタンが押されると、日程設定部36により、幹事ユーザによって設定された画像および寄せ書きメッセージの募集締切日の情報が、幹事ユーザの端末装置14から取得される(ステップS5)。
続いて、図16に示すように、日程設定部36により、合成画像の作成期間を設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、合成画像の作成期間を設定する画面において、指示入力部70を介して、合成画像の作成期間を設定する。図16の例では、プルダウンメニューによって、画像および寄せ書きメッセージの募集の期間の締切日から30日以内の日付の一覧があらかじめ登録されている。幹事ユーザは、プルダウンメニューに登録されている日付の一覧の中から1つの日付、例えば、12月4日を選択することによって12月2日〜4日を作成期間として設定する。
合成画像の作成期間が設定された後、「次へ」のボタンが押されると、日程設定部36により、幹事ユーザによって設定された合成画像の作成期間の情報が、幹事ユーザの端末装置14から取得される(ステップS5)。
続いて、図17に示すように、日程設定部36により、画像商品の配送日を設定する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
画像商品の配送日は、日程設定部36により、合成画像の作成期間の締切日から一定の期間の後の日付、図17の例では、合成画像の作成期間の最終日である12月4日から16日後の12月20日に自動で設定される。
幹事ユーザは、画像商品の配送日を設定する画面において、指示入力部70を介して、画像商品の配送日を変更することができる。図17の例では、例えば、追加料金を支払って、特急仕上げを指定することによって、画像商品の配送日を12月20日よりも前の日付に設定することができる。
画像商品の配送日が設定された後、「次へ」のボタンが押されると、日程設定部36により、画像商品の配送日の情報が取得される(ステップS5)。
複数のユーザの端末装置14から送信された複数の画像を用いて合成画像を作成する場合、期限管理が難しいが、画像処理装置10では、期限管理を行うことができるため、幹事ユーザの負担を軽減することができる。
続いて、図18に示すように、設定保存部38により、画像商材および日程の情報を確認する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、画像商材および日程の情報を確認する画面において、画像商材および日程の情報を確認し、その設定でよい場合には、「保存/ログイン」のボタンを押して次の画面へ進み、設定を変更したい場合には、「<」のボタンを押して前の画面に戻る。
「保存/ログイン」のボタンが押されると、図19に示すように、設定保存部38により、幹事ユーザが画像処理装置10へログインするためのアカウント情報を入力する画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、画像処理装置10にログインするためのアカウント情報として、指示入力部70を介して、幹事ユーザのメールアドレスおよび幹事パスワードを入力する。幹事ユーザが既に画像処理装置10への会員登録を済ませている場合には、「ログイン」のボタンを押す。また、会員登録後に幹事パスワードを忘れた場合には、「パスワード忘れ」のボタンを押すことによって幹事パスワードを回復するための処理を行う。
「ログイン」のボタンが押されると、アカウント情報保存部40により、既に保存されているアカウント情報と、幹事ユーザによって入力されたアカウント情報とが比較され、両者が一致した場合に、幹事ユーザは画像処理装置10にログインすることができる。
一方、まだ会員登録を済ませていない場合には、「新規会員登録」のボタンを押すことによって新規に会員登録を行うための処理を行う。「新規会員登録」のボタンが押されると、アカウント情報保存部40により、幹事ユーザによって入力されたメールアドレスおよび幹事パスワードが取得され、幹事ユーザのアカウント情報として保存される。幹事ユーザの端末装置14は、会員登録の完了後、画像処理装置10へログインすることができる。
続いて、設定保存部38により、商材取得部30によって取得された画像商材、および、日程設定部36によって取得された日程の情報が保存される。
続いて、図20に示すように、設定保存部38により、幹事ユーザのログインと、画像商材および日程の情報の保存とが完了したことを表す画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
続いて、管理画面情報送付部42により、管理画面にアクセスするためのURLを含むメッセージが送付される。また、このメッセージには、画像商材および日程の情報が保存されたことを表す通知が含まれている。
また、図20の例では、幹事ユーザだけでなく、指示入力部70を介して、幹事ユーザ以外の参加ユーザのメールアドレスを入力することによって、幹事ユーザ以外の参加ユーザ、例えば、幹事ユーザの代理を務める副幹事ユーザのメールアドレス等にも、管理画面にアクセスするためのURLを含むメッセージを送付することができる。
続いて、「次へ」のボタンが押されると、図21に示すように、アップロード催促部44により、参加ユーザの端末装置14へ送付する招待状を作成するための画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、招待状を作成するための画面において、指示入力部70を介して、招待状に含めるメッセージを一定文字以内、図21の例では、150文字以内で入力する。また、図21の例では、「みんなの写真とメッセージでフォトブックを贈ろうよ!」という初期メッセージが自動で入力されている。これにより、幹事ユーザがメッセージを入力する手間を省くことができる。幹事ユーザは、初期メッセージをそのまま使用してもよいし、他のメッセージを入力してもよい。
「次へ」のボタンが押されると、アップロード催促部44により、招待状に含めるメッセージの情報が取得され、招待状が作成される(ステップS6)。
続いて、図22に示すように、アップロード催促部44により、招待状の内容を確認するための画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、招待状の内容を確認するための画面において、招待状の内容を確認し、その内容でよい場合には、「招待状送付画面へ」のボタンを押して次の画面へ進み、内容を変更したい場合には、「<」のボタンを押して前の画面に戻る。
「招待状送付画面へ」のボタンが押されると、図23に示すように、アップロード催促部44により、招待状を参加ユーザの端末装置14へ送付するための画面が、幹事ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
幹事ユーザは、招待状を送付するための画面において、指示入力部70を介して、招待状を送付する手段として、図23の例では、SNSのメッセージまたは電子メールを選択する。招待状は、「SNS」のボタンが押された場合、SNSのメッセージとして参加ユーザのSNSのアカウントに送付され、「メール」のボタンが押された場合、電子メールによって参加ユーザのメールアドレスに送付される。
幹事ユーザは、合成画像の作成に関わる全ての参加ユーザに対して招待状を送付してもよいし、一部の参加ユーザのみに対して招待状を送付してもよい。
SNSのメッセージまたは電子メールには、招待状の他、合成画像で使用される画像、画像の評価情報、寄せ書きメッセージ等を参加ユーザがアップロードする画面にアクセスするための招待用URL、および、共通パスワード、図23の例では、「5865」が含まれている。
「次へ」のボタンが押されると、アップロード催促部44により、招待状が参加ユーザの端末装置14に送付される(ステップS7)。
参加ユーザは、招待状を参加ユーザの端末装置14において受け取り、指示入力部70を介して、招待用URLで示されるウェブサイトにアクセスする。
招待用URLで示されるウェブサイトにアクセスすると、図24に示すように、アップロード催促部44により、受け取った招待状を表す画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される(ステップS8)。
招待状には、幹事ユーザからのメッセージの他、参加ユーザへの要望として、合成画像において使用する画像および寄せ書きメッセージをアップロードすること、および、その募集締切日等の情報、本実施形態の場合、12月2日(水)の23:59が表示される。
参加ユーザは、招待状を表す画面を閲覧して、幹事ユーザから参加ユーザへの要望が、フォトブックにする画像および寄せ書きメッセージのアップロードであり、その募集締切日が、12月2日であることを理解する。
続いて、「利用規約に同意する」のチェックボックスがチェックされ、「次へ」のボタンが押されると、図25に示すように、アカウント情報保存部40により、合成画像において使用される画像、画像の評価情報、寄せ書きメッセージ等を参加ユーザがアップロードする画面にアクセスするための共通パスワードを入力するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、共通パスワードを入力するための画面において、指示入力部70を介して、受け取った招待状に含まれている共通パスワード、図25の例では、「5865」を入力する。
共通パスワードが入力され、「次へ」のバタンが押されると、図26に示すように、アカウント情報保存部40により、新規な参加ユーザを登録するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
新規な参加ユーザを登録するための画面には、既に参加ユーザとして登録済みのユーザ(現在の参加メンバー)の名前が表示される。登録済みの参加ユーザの名前を表示することは必須ではない。しかし、登録済みの参加ユーザの名前を表示することによって、ユーザが新規に参加ユーザとして登録する場合に、自分が知っている名前が登録済みの参加ユーザの名前の中にあれば、安心して登録を行うことができる。
参加ユーザは、まだ参加ユーザとして画像処理装置10に登録していない場合、「新規登録」のボタンを押し、既に参加ユーザとして登録済みの場合には、「内容修正」のボタンを押す。
「新規登録」のボタンが押されると、図27に示すように、アカウント情報保存部40により、参加ユーザとして登録する名前および個別パスワード(図27では「秘密のコトバ」と表示される)を登録するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、指示入力部70を介して、名前として本名またはニックネームを入力し、秘密のコトバとして任意の文字列を入力する。
参加ユーザの名前および秘密のコトバは、参加ユーザのアカウント情報となる。参加ユーザは、図26に示すように、新規な参加ユーザを登録するための画面において、「内容修正」のボタンを押し、既に登録済みの名前および秘密のコトバを入力することによって、既にアップロードした画像、画像の評価情報、寄せ書きメッセージ等を修正することができる。
参加ユーザの名前および秘密のコトバが入力され、「次へ」のボタンが押されると、アカウント情報保存部40により、その参加ユーザの名前および秘密のコトバが取得され、参加ユーザのアカウント情報として保存される。
続いて、図28に示すように、画像取得部46により、参加ユーザがアップロードする画像を選択するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、アップロードする画像を選択するための画面において、「画像追加」のボタンを押すことによって、アップロードする画像を選択することができる。アップロードする画像を選択するための画面には、参加ユーザによって選択された画像の枚数が表示される。
アップロードする画像が選択された後、「次へ」のボタンが押されると、画像取得部46により、参加ユーザからアップロードされた画像、つまり、参加ユーザの端末装置14から投稿された画像が取得される(ステップS9)。このように、画像取得部46は、2以上の参加ユーザの端末装置14から送信された複数の画像を取得する。また、画像取得部46によって画像が取得される毎に、画像解析部58により画像の解析が行われ、評価値算出部60により、画像の解析結果に基づいて画像の解析評価値が算出される(ステップS10)。
続いて、図29に示すように、評価情報取得部48により、2以上の参加ユーザの端末装置14から送信された複数の画像の各々を評価するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、各々の画像を評価するための画面において、指示入力部70を介して、各々の画像に対して高評価または低評価を表す評価情報を付与することができる。例えば、参加ユーザは、各々の画像を閲覧し、自分が好きな画像に対して、「いいね」のボタンを押すことによって高評価を表す評価情報を付与し、嫌いな画像に対して、「いまいち」のボタンを押すことによって低評価を表す評価情報を付与することができる。
各々の参加ユーザの端末装置14から各々の画像に対して高評価および低評価を表す評価情報が付与されると、評価情報取得部48により、各々の画像に対して付与された高評価および低評価を表す評価情報が、参加ユーザの端末装置14から取得される(ステップS11)。
評価情報が付与された後、「次へ」のボタンが押されると、図30に示すように、メッセージ取得部50により、寄せ書きページがフォトブックの巻末に入ることを通知する画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、寄せ書きページがフォトブックの巻末に入ることを通知する画面を閲覧して確認する。
続いて、「次へ」のボタンが押されると、図31に示すように、メッセージ取得部50により、寄せ書きページにおいて使用する参加ユーザのプロフィール画像を設定するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、プロフィール画像を設定するための画面を押すことによって、参加ユーザが参加ユーザの端末装置14において所有する画像の中からプロフィール画像として使用する画像を選択して設定することができる。また、参加ユーザは、「削除」のボタンを押すことによって、既に設定したプロフィール画像を削除し、再度、プロフィール画像を設定し直すことができる。
参加ユーザがプロフィール画像を設定した後、「次へ」のボタンが押されると、画像取得部46により、参加ユーザによって設定されたプロフィール画像が、参加ユーザの端末装置14から取得される(ステップS12)。
続いて、図32に示すように、メッセージ取得部50により、寄せ書きメッセージを入力するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、寄せ書きメッセージを入力するための画面において、指示入力部70を介して、寄せ書きページに含めるメッセージを150文字以内で入力する。図32の例では、「結婚おめでとう。 … 幸せになってください。」という初期メッセージが自動で入力されている。これにより、参加ユーザがメッセージを入力する手間を省くことができる。参加ユーザは、初期メッセージをそのまま使用してもよいし、他のメッセージを入力してもよい。
また、参加ユーザは、寄せ書きメッセージを入力するための画面において、「他の人の寄せ書きを見る」のボタンを押すことによって、他の参加ユーザが既にアップロードした寄せ書きメッセージを閲覧することができる。
参加ユーザが寄せ書きメッセージを入力した後、「入力完了」のボタンが押されると、図33に示すように、メッセージ取得部50により、参加ユーザが入力した寄せ書きメッセージを確認するための画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
参加ユーザは、寄せ書きメッセージを確認する画面において、寄せ書きメッセージを閲覧して確認し、そのメッセージでよい場合には、「投稿する」のボタンを押して次の画面へ進み、メッセージを変更したい場合には、「<」のボタンを押して前の画面に戻る。
「投稿する」のボタンが押されると、メッセージ取得部50により、参加ユーザから投稿された寄せ書きメッセージ、つまり、参加ユーザの端末装置14からアップロードされた寄せ書きメッセージが取得される(ステップS13)。
このように、複数のユーザの画像を用いてフォトブック等の合成画像を作成する場合に、フォトブックの本編ページだけでなく、寄せ書きページを含めることによって、フォトブックの受取人に対する各々の参加ユーザの気持ちを寄せ書きメッセージとして伝えることができる。
続いて、図34に示すように、寄せ書きメッセージの投稿が完了したことを表す画面が、参加ユーザの端末装置14の画像表示部68に表示される。
続いて、「完了」のボタンが押されると、画像、画像の評価情報および寄せ書きメッセージのアップロードは完了する。
続いて、日程設定部36により、画像および寄せ書きメッセージの募集締切日を過ぎたことが検出されると、画像数算出部52により、画像取得部46によって取得された画像の数が算出される(ステップS14)。また、評価数算出部54により、評価情報取得部48によって取得された高評価および低評価を表す評価情報の数が算出され(ステップS15)、メッセージ数算出部56により、メッセージ取得部50によって取得された寄せ書きメッセージの数が算出される(ステップS16)。
続いて、評価値算出部60により、各々の画像に対する高評価および低評価を表す評価情報、例えば、評価情報の数に基づいて、各々の画像の解析評価値に対して値が加減算されて、各々の画像の総合評価値が算出される(ステップS17)。
前述のように、画像が取得される毎に、画像を解析して、その解析評価値を算出することは必須ではない。しかし、画像が取得される毎に、画像を解析して、その解析評価値を算出しておくことにより、全ての画像を取得した後に画像をまとめて解析して解析評価値を算出する場合と比べて、画像の総合評価値を短時間で算出することができ、その結果、合成画像の作成にかかる時間を短縮することができる。
続いて、親密度算出部72により、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像に写っている人物同士の親密度が算出される(ステップS18)。
例えば、画像数算出部52により、各々の画像の解析結果に基づいて、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像の数を算出した場合に、第2の人物と第3の人物が共に写っている画像の数が多いほど、両者の親密度は高いと考えることができる。従って、親密度算出部72は、第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像の数が多いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くしてもよい。
また、距離算出部74により、各々の画像の解析結果に基づいて、第2の人物と第3の人物が共に写っている画像から、第2の人物と第3の人物との間の距離を算出した場合に、第2の人物と第3の人物との間の距離が近いほど、両者の親密度は高いと考えることができる。従って、親密度算出部72は、第2の人物と第3の人物との間の距離が近いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くしてもよい。
第2の人物と第3の人物との間の距離は、次の(1)〜(4)に示す距離の測定法のうちのいずれとしてもよい。
(1)各々の人物が占める領域を特定し、それらを結ぶ最短距離
(2)各々の人物の顔が占める領域を特定し、それらを結ぶ最短距離
(3)各々の人物が占める領域の重心点を特定し、それらを結ぶ最短距離
(4)各々の人物の顔が占める領域の重心点を特定し、それらを結ぶ最短距離
また、距離は、次の(1)〜(3)に示す距離のうちのいずれを用いてもよい。
(1)画像におけるピクセル数
(2)画像における画像の短辺または長辺との比率
(3)人物の顔の大きさから推定した、実際の距離
また、画像数算出部52により、各々の画像の解析結果に基づいて、第3の人物によって撮影され、かつ、第2の人物が写っている画像の数を算出した場合、第3の人物が第2の人物を撮影した画像の数が多いほど、両者の親密度は高いと考えることができる。従って、親密度算出部72は、第3の人物によって撮影され、かつ、第2の人物が写っている画像の数が多いほど、第2の人物と第3の人物との親密度を高くしてもよい。
なお、第2の人物が写っている画像を撮影した第3の人物を特定する方法は特に限定されない。例えば、第3の人物の情報を複数の参加ユーザから取得してもよい。あるいは、第3の人物に対応するユーザの端末装置14から第2の人物が写っている画像が画像取得部46によって取得された場合に、第2の人物が写っている画像が、第3の人物によって撮影された画像であると判断することもできる。
また、親密度算出部72は、各々の画像の解析結果、および、複数のユーザの顔画像、例えば、プロフィール画像に基づいて、複数の画像に写っている人物のうち、参加ユーザ同士の親密度を算出してもよい。この場合、複数の画像に写っている人物のうち、参加ユーザと無関係な人物を除いて、参加ユーザ同士の親密度のみを算出することができるため、処理時間を短縮することができる。
また、メッセージ解析部78により、寄せ書きメッセージの内容を解析し、その解析結果に基づいて、複数の参加ユーザのうちの第1参加ユーザが第2の参加ユーザのことを寄せ書きメッセージにおいて言及した場合、両者の親密度は、第1参加ユーザが第2参加ユーザのことを言及しなかった場合よりも高いと考えることができる。従って、親密度算出部72は、第1参加ユーザが第2の参加ユーザのことを言及した場合、第1参加ユーザが第2の参加ユーザのことを言及しなかった場合よりも、第1参加ユーザと第2の参加ユーザとの親密度を一定値だけ高くしてもよい。
さらに、親密度算出部72は、親密度評価に当たって、上記の第2の人物と第3の人物とが共に写っている画像の数、第2の人物と第3の人物との間の距離、第3の人物によって撮影され、かつ、第2の人物が写っている画像の数、各々の画像の解析結果、および、複数のユーザの顔画像に基づく参加ユーザ同士の親密度の算出、第1参加ユーザが第2参加ユーザのことを言及した場合の第1参加ユーザと第2参加ユーザとの親密度の算出等の観点を組合せて評価してもよい。
続いて、幹事ユーザは、幹事ユーザの端末装置14において、指示入力部70を介して、合成画像作成部26に対して合成画像の作成を指示する。
合成画像作成部26に対して合成画像の作成が指示されると、表紙作成部62により、表紙ページのデザインの情報に対応するデザインであり、幹事ユーザによって設定されたタイトルが記載され、幹事ユーザによって設定された色の表紙ページが作成される(ステップS19)。
続いて、本編作成部64により、画像取得部46によって取得された複数の画像のうちの少なくとも1つの画像を用いて、フォトブックの本編ページが作成される(ステップS20)。
本編作成部64では、画像分割部80により、画像取得部46によって取得された複数の画像が、本編ページのページ数に対応する複数のグループに分割される。
続いて、画像抽出部82により、画像のグループ毎に、画像の総合評価値に基づいて、例えば、総合評価値が最も高い画像から順に、グループに含まれる画像の中から、本編ページにおいて使用する複数の合成対象画像が抽出される。
続いて、画像配置部84により、画像のグループ毎に、画像の総合評価値に基づいて、各々の合成対象画像のサイズおよび本編ページにおける配置位置が決定され、合成対象画像が、各々対応する本編ページに配置される。例えば、本編ページに配置される複数の合成対象画像のうち、総合評価値が最も高い合成対象画像が、他の合成対象画像よりも大きいサイズで、そのページの中央位置に配置される。
また、親密度算出部72によって算出された複数の画像に写っている人物同士の親密度に基づいて、本編ページにおける各々の画像の配置位置を決定してもよい。
例えば、画像配置部84により、複数の画像のうち、第2の人物が写っている第2の画像が、本編ページにおける画像の配置領域の第1の位置に配置された場合に、人物特定部86により、各々の画像の解析結果、および、複数の画像に写っている人物同士の親密度に基づいて、複数の画像に写っている人物の中から、第2の人物との親密度が閾値を超える第3の人物、つまり、第2の人物と親しい第3の人物を特定し、さらに、画像特定部88により、各々の画像の解析結果に基づいて、複数の画像の中から、第3の人物が写っている第3の画像を特定し、画像配置部84により、第3の画像を、配置領域の第1の位置に隣接する第2の位置に配置してもよい。
ここで、第3の画像を、第1の位置に隣接する第2の位置に配置するとは、第1の位置に配置された第2の画像と第2の位置に配置された第3の画像との間に他の画像を配置しない場合、例えば、第2の画像と第3の画像とを隣り合わせに接して配置する場合、および、第2の画像と第3の画像とを部分的に重畳して配置する場合等の他、第2の画像と第3の画像とを隣接して配置した後に、第2の画像と第3の画像との間に他の画像を配置する場合等を含む。
複数の画像に写っている人物同士の親密度を考慮せずに画像を配置すると、親しくない人物同士の各々が写っている画像が隣り合わせに配置される場合がある。これに対し、人物同士の親密度に基づいて画像の配置位置を決定することにより、親しい人物同士の各々が写っている画像を隣り合わせに配置することができる。つまり、人物同士の現実の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる。
また、親密度算出部72により、複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物とそれ以外の全ての人物との親密度の和または平均値を第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の人物以外の全ての人物の各々の総合親密度を算出し、画像特定部88により、複数の画像の中から、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定し、画像配置部84により、総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を、配置領域の中心の位置に配置してもよい。
「第1の画像を配置領域の中心の位置に配置する」とは、第1の画像以外の画像の中心よりも、第1の画像の中心が、配置領域の中心と近い距離にあることをいう。
総合親密度が最も高い人物は、複数の画像に写っている人物のうちの中心的な人物であると考えられる。従って、総合親密度が最も高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置に配置することにより、総合親密度が最も高い人物が写っている画像の周囲に、総合親密度が最も高い人物との間の親密度が高い多数の人物の各々が写っている画像を配置することができ、人物同士の現実の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる。
また、総合親密度が最も高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置に配置した場合に、画像特定部88により、総合親密度が最も高い人物を1番目に総合親密度が高い人物として、複数の画像の中から、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、画像配置部84により、2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を、総合親密度がより高い人物が写っている画像であるほど、配置領域の中心の位置により近い位置に配置してもよい。
これにより、複数の画像に写っている人物のうちの総合親密度が高い人物、つまり、より多くの人物と親しい人物が写っている画像であるほど、総合親密度が最も高い人物、つまり、中心的な人物が写っている画像の近くに配置することができる。
また、総合親密度が最も高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置に配置した場合に、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域の中心と端辺との中間の領域に配置してもよい。
また、3番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像も同様に配置する。つまり、iを1以上の整数として、1+2i番目から2i人の総合親密度が高い人物が写っている画像を、それぞれ、配置領域の中心および端辺と2番目から2i番目の総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域に配置する。
例えば、図37に示すように、座標(X1, Y1)〜座標(X17, Y17)からなる配置領域において、総合親密度が最も高い人物が写っている画像(1)を、配置領域の中心の座標(X9, Y9)の位置に配置した場合を例に挙げて説明する。
この場合、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)を、配置領域の中心と端辺との中間の座標(X5, Y5)〜座標(X13, Y5)、座標(X5, Y13)〜座標(X13, Y13)、座標(X5, Y5)〜座標(X5, Y13)および座標(X13, Y5)〜座標(X13, Y13)からなる領域に配置する。
また、3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(3)を、配置領域の中心と、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)の配置領域との中間の座標(X7, Y7)〜座標(X11, Y7)、座標(X7, Y11)〜座標(X11, Y11)、座標(X7, Y7)〜座標(X7, Y11)および座標(X11, Y7)〜座標(X11, Y11)からなる領域に配置する。
また、4番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(4)を、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)の配置領域と、配置領域の端辺との中間の座標(X3, Y3)〜座標(X15, Y3)、座標(X3, Y15)〜座標(X15, Y15)、座標(X3, Y3)〜座標(X3, Y15)および座標(X15, Y3)〜座標(X15, Y15)からなる領域に配置する。
また、5番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(5)を、4番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(4)の配置領域と、配置領域の端辺との中間の座標(X2, Y2)〜座標(X16, Y2)、座標(X2, Y16)〜座標(X16, Y16)、座標(X2, Y2)〜座標(X2, Y16)および座標(X16, Y2)〜座標(X16, Y16)からなる領域に配置する。
また、6番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(6)を、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)の配置領域と、4番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(4)の配置領域との中間の座標(X4, Y4)〜座標(X14, Y4)、座標(X4, Y14)〜座標(X14, Y14)、座標(X4, Y4)〜座標(X4, Y14)および座標(X14, Y4)〜座標(X14, Y14)からなる領域に配置する。
また、7番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(7)を、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)の配置領域と、3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(3)の配置領域との中間の座標(X6, Y6)〜座標(X12, Y6)、座標(X6, Y12)〜座標(X12, Y12)、座標(X6, Y6)〜座標(X6, Y12)および座標(X12, Y6)〜座標(X12, Y12)からなる領域に配置する。
また、8番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(8)を、3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(3)の配置領域と、配置領域の中心との中間の座標(X8, Y8)〜座標(X10, Y8)、座標(X8, Y10)〜座標(X10, Y10)、座標(X8, Y8)〜座標(X8, Y10)および座標(X10, Y8)〜座標(X10, Y10)からなる領域に配置する。
なお、画像(3)および(4)の配置領域を入れ替えてもよい。同様に、画像(5)〜(8)の配置領域を入れ替えてもよい。9番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像についても同様にして配置する。
また、画像(2)は、配置領域の中心と端辺との中間の領域のどの位置に配置してもよい。例えば、画像(2)が複数枚ある場合、複数枚の画像(2)を、配置領域の中心と端辺との中間の領域の1箇所の位置にまとめて配置してもよいし、あるいは、複数枚の画像(2)の各々を、配置領域の中心と端辺との中間の領域のうちのそれぞれ異なる位置に配置してもよい。3番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像についても同様である。
画像をまとめて配置するとは、対象の画像が占める領域の中に、対象でない画像が入らないことをいう。また、対象の画像が占める領域は、対象の画像を、対象の画像の外縁、x軸およびy軸に平行な線分で囲んだ際に、囲まれた面積が最小になるような領域をいう。
また、総合親密度が最も高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置に配置した場合に、2番目および3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域の中心の位置を中心として、配置領域の中心と端辺との中間の領域において互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置してもよい。
また、4番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像も同様に配置する。つまり、kを2以上の整数として、2k番目から2k人の総合親密度が高い人物が写っている画像を、2k人のうちの2人の総合親密度が高い人物毎に、配置領域の中心の位置を中心として、配置領域の中心および端辺と2番目から2k−1番目に総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域において、2番目から2番目から2k−1番目までの総合親密度が高い人物が写っている画像の配列方向とは異なり、互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置し、かつ、2k番目から2k人の総合親密度が高い人物が写っている画像を一方向に配置する。
例えば、図38に示すように、座標(X1, Y1)〜座標(X17, Y17)からなる配置領域において、総合親密度が最も高い人物が写っている画像(1)を、配置領域の中心の座標(X9, Y9)の位置に配置した場合を例に挙げて説明する。
この場合、2番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)および(3)を、それぞれ、配置領域の中心と端辺との中間の領域の座標(X5, Y5)および座標(X13, Y13)の位置に配置する。
また、4番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(4)および(7)を、それぞれ、配置領域の端辺と、2番目および3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)および(3)の配置領域との中間の領域の座標(X3, Y15)および座標(X15, Y3)の位置に配置する。
また、5番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(5)および(6)を、それぞれ、配置領域の中心と、2番目および3番目に総合親密度が高い人物が写っている画像(2)および(3)の配置領域との中間の領域の座標(X7, Y11)および座標(X11, Y7)の位置に配置する。
なお、画像(3)および(4)の配置位置を入れ替えてもよい。同様に、画像(4)〜(7)の配置位置を入れ替えてもよい。8番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像についても同様にして配置する。
また、画像(2)および(3)は、配置領域の中心の位置を中心として、画像(2)および(3)の配置領域において互いに対向する配列方向の位置であれば、どの位置に配置してもよい。例えば、画像(2)および(3)の配置位置を入れ替えてもよいし、画像(2)を座標(X5, Y13)の位置に配置し、画像(3)を座標(X13, Y5)の位置に配置してもよい。4番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像についても同様である。
このように、総合親密度が高い人物が写っている画像同士を一定の間隔だけ離して配置することにより、総合親密度が高い人物が写っている画像を、配置領域において平均的に配置することができ、メリハリのある合成画像を作成することができる。
また、画像解析部58により、各々の画像の付帯情報から、各々の画像の撮影日時および撮影場所の情報を取得し、画像分割部80により、各々の画像の撮影日時または撮影場所の情報に基づいて、複数の画像を複数のグループに分割し、親密度算出部72により、グループ毎に、グループに含まれる画像に写っている人物同士の親密度を算出し、グループ毎に画像の配置位置を決定してもよい。
例えば、画像配置部84により、グループ毎に、グループに含まれる画像のうち、第2の人物が写っている第2の画像が、グループに対応する配置領域の第1の位置に配置された場合に、人物特定部86により、グループに含まれる各々の画像の解析結果、および、グループに含まれる画像に写っている人物同士の親密度に基づいて、グループに含まれる画像に写っている人物の中から、第2の人物との親密度が閾値を超える第3の人物を特定し、画像特定部88により、グループ毎に、グループに含まれる各々の画像の解析結果に基づいて、グループに含まれる画像の中から、第3の人物が写っている第3の画像を特定し、画像配置部84により、グループ毎に、第3の画像を、グループに対応する合成画像の本編ページにおける画像の配置領域の第1の位置に隣接する第2の位置に配置してもよい。
このように、画像取得部46によって取得された複数の画像を複数のグループに分割した場合、グループ毎に、グループに含まれる画像に写っている人物同士の親密度に基づいて、グループに含まれる各々の画像の配置位置を決定することができる。
また、中心人物判定部76により、各々の画像の解析結果に基づいて、各々の画像に写っている人物の中の中心人物を判定し、画像分割部80により、画像取得部46によって取得された複数の画像を、各々中心人物を含み、かつ、中心人物の数と同じ数のグループに分割し、画像特定部88により、複数の画像の中から、中心人物が写っている画像を特定し、画像配置部84により、各々の中心人物が写っている画像を、各々のグループに対応する合成画像の本編ページにおける画像の配置領域の中心の位置に配置してもよい。
このように、各々の画像の中心人物を判定し、各々の中心人物が写っている画像を、各々対応する本編ページにおける画像の配置領域の中心の位置に配置することにより、複数の本編ページからなる合成画像において、複数の画像に写っている各々の人物を、各々対応する本編ページにおける主人公とすることができ、複数の画像に写っている人物の間において公平感のある合成画像を作成することができる。
また、各々の中心人物が写っている画像を、合成画像の各々の本編ページに配置した場合に、親密度算出部72により、中心人物のうち、第1の中心人物とそれ以外の全ての中心人物との親密度の和または平均値を第1の中心人物の総合親密度として算出し、かつ、第1の中心人物以外の全ての中心人物の各々の総合親密度を算出し、画像配置部84により、総合親密度が最も高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページを、合成画像の全ての本編ページのうちの中央の本編ページの位置に配置してもよい。
このように、総合親密度が最も高い人物が写っている画像が配置された本編ページを、合成画像の中央の本編ページの位置に配置することにより、画像の配置位置を決定する場合と同様に、人間関係を反映して本編ページを配置したレイアウトの合成画像を作成することができる。
また、総合親密度が最も高い人物が写っている画像が配置された本編ページを、合成画像の中央の本編ページの位置に配置した場合に、2番目および3番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページを、それぞれ、中央の本編ページと合成画像の全ての本編ページのうちの最初の本編ページおよび最後の本編ページとの中間のいずれかの位置に配置してもよい。
また、3番目以降に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページも同様に配置する。つまり、jを2以上の整数として、2j番目から2j人の総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページを、それぞれ、中央の本編ページ、最初の本編ページおよび最後の本編ページと2番目から2j−1番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページの配置位置との中間のいずれかの位置に配置する。
例えば、図39に示すように、16ページの見開きページからなる合成画像において、総合親密度が最も高い人物が写っている画像が配置された本編ページ(1)を、合成画像の中央の本編ページの位置である見開きページの9ページ目に配置した場合を例に挙げて説明する。
この場合、2番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(2)を、最初の本編ページの位置である見開きページの1ページ目と、中央の本編ページの位置である見開きページの9ページ目との中間の位置である見開きページの5ページ目に配置する。
また、3番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(3)を、中央の本編ページの位置である見開きページの9ページ目と、最後の本編ページの位置である見開きページの16ページ目との中間の位置である見開きページの13ページ目に配置する。
また、4番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(4)を、最初の本編ページの位置である見開きページの1ページ目と、2番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(2)の配置位置である見開きページの5ページ目との中間の位置である見開きページの3ページ目に配置する。
また、5番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(5)を、2番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(2)の配置位置である見開きページの5ページ目と、中央の本編ページの位置である見開きページの9ページ目との中間の位置である見開きページの7ページ目に配置する。
また、6番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(6)を、中央の本編ページの位置である見開きページの9ページ目と、3番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(3)の配置位置である見開きページの13ページ目との間の位置である見開きページの11ページ目に配置する。
また、7番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(7)を、3番目に総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ(3)の配置位置である見開きページの13ページ目と、最後の本編ページの位置である見開きページの16ページ目との間の位置である見開きページの15ページ目に配置する。
なお、本編ページ(2)および(3)の配置位置を入れ替えてもよい。同様に、本編ページ(4)、(5)、(6)および(7)の配置位置を入れ替えてもよい。8番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像が配置された本編ページについても同様にして配置する。
このように、総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページ同士を一定のページ数だけ離して配置することにより、画像の配置位置を決定する場合と同様に、総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置された本編ページを、合成画像の本編ページ内において平均的に配置することができ、メリハリのある合成画像を作成することができる。
また、画像の総合評価値と、人物同士の親密度または総合親密度とを組み合わせて、各々の画像および各々の本編ページの配置位置を決定してもよい。
上記のように、画像処理装置10では、人物同士の親密度に基づいて画像の配置位置を決定することにより、人物同士の現実の人間関係を反映したレイアウトの合成画像を作成することができる。
続いて、寄せ書き作成部66により、参加ユーザのプロフィール画像および寄せ書きメッセージを用いて、寄せ書きページのデザインの情報に対応するデザインの寄せ書きページが作成される(ステップS21)。
寄せ書き作成部66では、メッセージ分割部90により、メッセージ取得部50によって取得された寄せ書きメッセージが、寄せ書きページのページ数に対応する数のグループに分割される。
続いて、メッセージ配置部92により、寄せ書きメッセージのグループ毎に、例えば、グループに含まれる寄せ書きメッセージと対応する参加ユーザのプロフィール画像とが組み合わされて、寄せ書きメッセージのグループに対応するページの寄せ書きページに配置されて寄せ書きページが作成される。各々の寄せ書きページにおいて、寄せ書きメッセージは、例えば、寄せ書きメッセージがアップロードされた順序で順次配置される。
上記のように、表紙作成部62、本編作成部64および寄せ書き作成部66によって、2以上の参加ユーザの端末装置14から取得された複数の画像、参加ユーザのプロフィール画像および寄せ書きメッセージを用いて、それぞれ、表紙ページのデザインの情報に対応する表紙ページ、本編ページ、および、寄せ書きページのデザインの情報に対応する寄せ書きページを含むフォトブックが自動で作成される。
画像処理装置10では、本編ページだけでなく、寄せ書きページを含むフォトブック等の合成画像を作成することができる。また、画像の総合評価値に基づいて、本編ページにおいて使用する画像の他、各々の画像のサイズおよび本編ページにおける配置位置等を決定することによって、画像の良し悪しだけでなく、複数の参加ユーザの好みを反映した合成画像を作成することができる。
幹事ユーザは、幹事ユーザの端末装置14において、自動で作成された表紙ページ、本編ページおよび寄せ書きページからなるフォトブックの各ページを閲覧する。幹事ユーザは、自動で作成されたフォトブックをそのまま採用してもよいし、各ページの内容、例えば、各ページにおいて使用する画像、画像のサイズ、画像および寄せ書きメッセージの配置位置等を編集してもよい。また、コメントの追加、スタンプ画像の追加、各ページの背景の種類および色の変更等を行うことができる。
幹事ユーザは、日程設定部36によって設定された合成画像の作成期間内、本実施形態の場合、12月4日までにフォトブックの作成を完了し、作成を完了したフォトブックの内容で画像商品を注文する(ステップS22)。幹事ユーザが注文する画像商品には、紙媒体のフォトブックおよび電子データのフォトブックの少なくとも一方が含まれる。
画像商品が注文されると、注文された画像商品のフォトブックが作成され、日程設定部36によって設定された画像商品の配送日、本実施形態の場合、12月20日までに配送先へ送付される(ステップS23)。紙媒体のフォトブックの場合には、例えば、紙媒体のフォトブックが配送先へ送付され、電子データのフォトブックの場合には、例えば、電子データのフォトブック、あるいは電子データをダウンロードするためのURL等が配送先のメールアドレスへ送付される。
以上のように、画像処理装置10では、複数の参加ユーザの端末装置14から取得された複数の画像および寄せ書きメッセージを用いて、寄せ書きページを含むフォトブック等の合成画像を作成することができる。
なお、幹事ユーザだけが合成画像を作成することは必須ではなく、合成画像の作成に関わる複数のユーザが共同で合成画像を作成してもよいし、複数のユーザのうちの少なくとも一人のユーザが合成画像を作成してもよい。
画像処理装置10を構成する各部位の具体的な構成は特に限定されず、同様の機能を果たすことができる各種構成のものを利用することができる。
また、上記実施形態では、サーバ12が情報設定部18、情報管理部20、データ取得部22、データ解析部24および合成画像作成部26を備えているが、これらのうちの少なくとも1つをユーザの端末装置14が備えていてもよい。
本発明の装置は、装置が備える各々の構成要素を専用のハードウェアで構成してもよいし、各々の構成要素をプログラムされたコンピュータで構成してもよい。
本発明の方法は、例えば、その各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムにより実施することができる。また、このプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することもできる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 画像処理装置
12 サーバ
14 端末装置(クライアント)
16 ネットワーク
18 情報設定部
20 情報管理部
22 データ取得部
24 データ解析部
26 合成画像作成部
28 予算設定部
30 商材取得部
32 表紙デザイン設定部
34 寄せ書きデザイン設定部
36 日程設定部
38 設定保存部
40 アカウント情報保存部
42 管理画面情報送付部
44 アップロード催促部
46 画像取得部
48 評価情報取得部
50 メッセージ取得部
52 画像数算出部
54 評価数算出部
56 メッセージ数算出部
58 画像解析部
60 評価値算出部
62 表紙作成部
64 本編作成部
66 寄せ書き作成部
68 画像表示部
70 指示入力部
72 親密度算出部
74 距離算出部
76 中心人物判定部
78 メッセージ解析部
80 画像分割部
82 画像抽出部
84 画像配置部
86 人物特定部
88 画像特定部
90 メッセージ分割部
92 メッセージ配置部

Claims (21)

  1. 複数の画像を取得する画像取得部と、
    前記複数の画像の各々の内容を解析する画像解析部と、
    前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記複数の画像に写っている人物同士の親密度を算出し、前記複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物と前記第1の人物以外の全ての人物との前記親密度の和または平均値を前記第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、前記第1の人物以外の全ての人物の各々の前記総合親密度を算出する親密度算出部と、
    前記複数の画像のうちの2以上の画像を配置領域に配置して合成画像を作成する画像配置部と、
    前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記複数の画像の中から、前記総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定する画像特定部とを備え、
    前記画像配置部は、前記総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を、前記配置領域の中心の位置に配置する、画像処理装置。
  2. 前記画像特定部は、前記総合親密度が最も高い人物を1番目に前記総合親密度が高い人物として、前記複数の画像の中から、2番目以降に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
    前記画像配置部は、前記2番目以降に総合親密度が高い人物が写っている画像を、前記総合親密度がより高い人物が写っている画像であるほど、前記配置領域の中心の位置により近い位置に配置する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像特定部は、前記総合親密度が最も高い人物を1番目に前記総合親密度が高い人物として、前記複数の画像の中から、2番目以降に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
    前記画像配置部は、2番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、前記配置領域の中心と端辺との中間の領域に配置し、かつ、iを1以上の整数として、1+2i番目から2i人の前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、それぞれ、前記配置領域の中心および端辺と2番目から2i番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域に配置する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像配置部は、前記2番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、前記配置領域の中心と端辺との中間の領域の1箇所の位置にまとめて配置し、かつ、1+2i番目から2i人の前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、それぞれ、前記配置領域の中心および端辺と2番目から2i番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域の1箇所の位置にまとめて配置する、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像特定部は、前記総合親密度が最も高い人物を1番目に前記総合親密度が高い人物として、前記複数の画像の中から、2番目以降に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
    前記画像配置部は、前記2番目および3番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、前記配置領域の中心の位置を中心として、前記配置領域の中心と端辺との中間の領域において互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置し、かつ、kを2以上の整数として、2k番目から2k人の前記総合親密度が高い人物が写っている画像を、前記2k人のうちの2人の前記総合親密度が高い人物毎に、前記配置領域の中心の位置を中心として、前記配置領域の中心および端辺と2番目から2k−1番目に前記総合親密度が高い人物が写っている画像の配置領域との中間のいずれかの領域において、前記2番目から前記2番目から2k−1番目までの前記総合親密度が高い人物が写っている画像の配列方向とは異なり、互いに対向する配列方向の位置にまとめて配置し、かつ、前記2k番目から2k人の前記総合親密度が高い人物が写っている画像を一方向に配置する、請求項1に記載の画像処理装置。
  6. さらに、前記複数の画像のうち、第2の人物が写っている第2の画像が前記配置領域の第1の位置に配置された場合に、前記各々の画像の解析結果、および、前記人物同士の親密度に基づいて、前記複数の画像に写っている人物の中から、前記第2の人物との親密度が閾値を超える第3の人物を特定する人物特定部を備え、
    前記画像特定部は、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記複数の画像の中から、前記第3の人物が写っている第3の画像を特定し、
    前記画像配置部は、前記第3の画像を、前記配置領域の前記第1の位置に隣接する第2の位置に配置する、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. さらに、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記第2の人物と前記第3の人物とが共に写っている画像の数を算出する画像数算出部を備え、
    前記親密度算出部は、前記第2の人物と前記第3の人物とが共に写っている画像の数が多いほど、前記第2の人物と前記第3の人物との親密度を高くする、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. さらに、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記第2の人物と前記第3の人物が共に写っている画像から、前記第2の人物と前記第3の人物との間の距離を算出する距離算出部を備え、
    前記親密度算出部は、前記第2の人物と前記第3の人物との間の距離が近いほど、前記第2の人物と前記第3の人物との親密度を高くする、請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 前記距離算出部は、前記第2の人物と前記第3の人物とが共に写っている画像内における前記第2の人物と前記第3の人物との間の距離を算出する、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記距離算出部は、前記第2の人物と前記第3の人物とが共に写っている画像から推定した前記第2の人物と前記第3の人物との間の実際の距離を算出する、請求項8に記載の画像処理装置。
  11. さらに、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記第3の人物によって撮影され、かつ、前記第2の人物が写っている画像の数を算出する画像数算出部を備え、
    前記親密度算出部は、前記第3の人物によって撮影され、かつ、前記第2の人物が写っている画像の数が多いほど、前記第2の人物と前記第3の人物との親密度を高くする、請求項6ないし10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から前記複数の画像を取得し、
    前記画像数算出部は、前記第3の人物に対応するユーザの端末装置から前記第2の人物が写っている画像が前記画像取得部によって取得された場合に、前記第2の人物が写っている画像が、前記第3の人物によって撮影された画像であると判断する、請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像解析部は、前記各々の画像の付帯情報から、前記各々の画像の撮影日時および撮影場所の情報を取得し、
    さらに、前記各々の画像の撮影日時または撮影場所の情報に基づいて、前記複数の画像を複数のグループに分割する画像分割部を備え、
    前記親密度算出部は、前記グループ毎に、前記グループに含まれる画像に写っている人物同士の親密度を算出し、
    前記人物特定部は、前記グループ毎に、前記グループに含まれる画像に写っている人物の中から、前記第3の人物を特定し、
    前記画像特定部は、前記グループ毎に、前記グループに含まれる画像の中から、前記第3の画像を特定し、
    前記画像配置部は、さらに、前記グループ毎に、前記第3の画像を、前記グループに対応する配置領域の前記第2の位置に配置する、請求項6ないし12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  14. さらに、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記各々の画像に写っている人物の中の中心人物を判定する中心人物判定部と、
    前記画像取得部によって取得された複数の画像を、各々前記中心人物を含み、かつ、前記中心人物の数と同じ数のグループに分割する画像分割部とを備え、
    前記画像特定部は、前記複数の画像の中から、前記中心人物が写っている画像を特定し、
    前記画像配置部は、さらに、各々の前記中心人物が写っている画像を、各々の前記グループに対応する前記合成画像のページにおける画像の配置領域の中心の位置に配置する、請求項6ないし12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  15. 前記親密度算出部は、前記中心人物のうち、第1の中心人物と前記第1の中心人物以外の全ての中心人物との親密度の和または平均値を前記第1の中心人物の総合親密度として算出し、かつ、前記第1の中心人物以外の全ての中心人物の各々の前記総合親密度を算出し、
    前記画像配置部は、前記総合親密度が最も高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、前記合成画像の全てのページのうちの中央のページの位置に配置する、請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記画像特定部は、前記総合親密度が最も高い人物を1番目に前記総合親密度が高い人物として、前記複数の画像の中から、2番目以降に前記総合親密度が高い人物が写っている画像を特定し、
    前記画像配置部は、2番目および3番目に前記総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、それぞれ、前記中央のページと前記合成画像の全てのページのうちの最初のページおよび最後のページとの中間のいずれかの位置に配置し、かつ、jを2以上の整数として、2j番目から2j人の前記総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページを、それぞれ、前記中央のページ、前記最初のページおよび前記最後のページと2番目から2j−1番目に前記総合親密度が高い中心人物が写っている画像が配置されたページの配置位置との中間のいずれかの位置に配置する、請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 前記画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から前記複数の画像および前記複数のユーザの顔画像を取得し、
    前記親密度算出部は、前記各々の画像の解析結果、および、前記複数のユーザの顔画像に基づいて、前記複数の画像に写っている人物のうち、前記ユーザ同士の親密度を算出する、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  18. 前記画像取得部は、ネットワークを介して、複数のユーザの端末装置から前記複数の画像を取得し、
    さらに、前記複数のユーザの端末装置から、ネットワークを介して、前記複数のユーザのメッセージを取得するメッセージ取得部と、
    前記メッセージの内容を解析するメッセージ解析部とを備え、
    前記親密度算出部は、前記メッセージの解析結果に基づいて、前記複数のユーザのうちの第1ユーザが第2ユーザのことを前記メッセージにおいて言及した場合に、前記第1ユーザが前記第2ユーザのことを前記メッセージにおいて言及しなかった場合よりも、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの親密度を一定値だけ高くする、請求項1ないし17のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  19. 画像取得部が、複数の画像を取得するステップと、
    画像解析部が、前記複数の画像の各々の内容を解析するステップと、
    親密度算出部が、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記複数の画像に写っている人物同士の親密度を算出し、前記複数の画像に写っている人物のうち、第1の人物と前記第1の人物以外の全ての人物との前記親密度の和または平均値を前記第1の人物の総合親密度として算出し、かつ、前記第1の人物以外の全ての人物の各々の前記総合親密度を算出するステップと、
    画像配置部が、前記複数の画像のうちの2以上の画像を配置領域に配置して合成画像を作成するステップと、
    画像特定部が、前記各々の画像の解析結果に基づいて、前記複数の画像の中から、前記総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を特定するステップと、
    前記画像配置部が、前記総合親密度が最も高い人物が写っている第1の画像を、前記配置領域の中心の位置に配置するステップとを含む、画像処理方法。
  20. 請求項19に記載の画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  21. 請求項19に記載の画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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