JP2017166581A - Pinch valve - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、化学工場、半導体製造、食品、バイオなどの各種産業分野における各種流体を移送するときに用いられるピンチバルブに関する。 The present invention relates to a pinch valve used for transferring various fluids in various industrial fields such as chemical factories, semiconductor manufacturing, food, and biotechnology.
従来、各種流体を移送する管体を内部に有するピンチバルブには様々なものが存在する。例えば、ベース体とこれに取り付けたカバーとからなる弁箱と、カバー内に配置されたモータと、ベース体に設けられた横方向に貫通する空間部に配置された弾性復原力を有する流路用チューブと、ベース体の中央部に設けられた縦孔に配置された昇降体と、を有し、昇降体はモータの正逆駆動により上下動され、昇降体の下端に設けられ流路用チューブに臨む押圧体が流路用チューブを径方向に押圧したり押圧力を解放したりすることによって、流路用チューブの断面形状が変形される構成のピンチバルブがあった。(例えば、特許文献1を参照) 2. Description of the Related Art Conventionally, there are various pinch valves each having a pipe body that transfers various fluids. For example, a valve box composed of a base body and a cover attached to the base body, a motor disposed in the cover, and a flow path having elastic restoring force disposed in a space portion provided in the base body and penetrating in the lateral direction. Tube and an elevating body disposed in a vertical hole provided in the center of the base body, and the elevating body is moved up and down by a forward / reverse drive of a motor and is provided at the lower end of the elevating body for a flow path There has been a pinch valve having a configuration in which the cross-sectional shape of the flow path tube is deformed by the pressing body facing the tube pressing the flow path tube in the radial direction or releasing the pressing force. (For example, see Patent Document 1)
しかしながら、上記特許文献1記載のピンチバルブでは、流路の閉止、開放を頻繁に繰り返すことや経年劣化などによって、流路用チューブの内周面が損耗したり、断面形状が変形したりすることがある。流路用チューブが損耗、変形すると、流路チューブが破損しやすくなったり、流路内周面から生じる異物や微生物などによって流体が汚染されやすくなったりする。流路用チューブが損耗、変形したときは、ピンチバルブを分解し、流路用チューブを交換する必要がある。しかしながら、装置などにおいてピンチバルブが設置されている面(以下、設置面と記す。)からピンチバルブを取り外し、分解し、流路用チューブを交換し、再び組み立てる作業は熟練を要し、かつ煩雑である。従って、流路用チューブが損耗、変形したときは、流路用チューブの交換を諦めて、ピンチバルブ全体を交換することが多かった。
However, in the pinch valve described in
また、上記特許文献1記載のピンチバルブでは、流路用チューブが流路用チューブに対して十分に広く形成された空間部に配置されており、流路用チューブの周囲には流路用チューブを支持するものはなく、空間が広がっている。そのため、ピンチバルブをウォーターハンマなど過剰な圧力が生じやすい配管に設置すると、流路用チューブの肉厚だけでは過剰な圧力に耐え切れずに、流路用チューブが破裂するおそれがある。
Further, in the pinch valve described in
本発明の目的は、流路を形成する管体を容易に交換することができるとともに、配管内部で過剰な圧力が生じても管体の破裂を防ぐことができるピンチバルブを提供することである。 An object of the present invention is to provide a pinch valve capable of easily exchanging a pipe forming a flow path and preventing the pipe from bursting even if excessive pressure is generated inside the pipe. .
請求項1の発明によれば、バルブ本体と、内部に流路が形成され、前記バルブ本体に受容される管体と、前記管体を押圧しまたは押圧を解除して変形させて前記流路を開閉する挟圧子と、前記挟圧子を駆動する駆動部と、を備えるピンチバルブにおいて、前記バルブ本体は、前記駆動部が装着される本体部と、前記駆動部が前記本体部に装着された状態で、前記本体部に着脱自在に装着された蓋部と、を備え、前記管体は、外周面が前記バルブ本体に囲繞されているとともに、前記蓋部を前記本体部から取り外すことによって、前記バルブ本体から着脱自在となるように装着されている、ことを特徴とするピンチバルブが提供される。 According to the first aspect of the present invention, the flow path is formed in the valve main body, the pipe body is received in the valve main body, and the pipe body is pressed or released to be deformed to deform the flow path. In a pinch valve comprising a pincer that opens and closes and a driving part that drives the pinching element, the valve body includes a main body part to which the driving part is attached, and the driving part is attached to the main body part. In the state, the body is provided with a lid that is detachably attached to the body, and the tubular body is surrounded by the valve body, and the lid is removed from the body. A pinch valve is provided which is mounted so as to be detachable from the valve body.
すなわち、請求項1の発明では、駆動部がバルブ本体の本体部に装着された状態で、蓋部を本体部から取り外すことができる。そして、蓋部を取り外した後で、バルブ本体に受容されている管体を着脱することができる。すなわち、駆動部が本体部に装着されたままの状態で管体を交換することができるので、交換作業が容易になる。また、ピンチバルブが配管や設置面に設置された状態でも管体を容易に交換することができるので、メンテナンスが容易になる。また、流路を開閉する管体がバルブ本体に支持されているので、管体の材質として柔軟かつ弾性を有する材質を用いても、過剰な内圧がかかったときに管体が破裂することを防ぐことができる。 That is, in the first aspect of the present invention, the lid portion can be removed from the main body portion in a state where the drive portion is mounted on the main body portion of the valve main body. And after removing a cover part, the pipe body currently received by the valve body can be attached or detached. That is, the tube can be replaced while the drive unit is mounted on the main body, so that the replacement work is facilitated. Further, since the pipe body can be easily replaced even when the pinch valve is installed on the piping or the installation surface, the maintenance becomes easy. In addition, since the pipe body that opens and closes the flow path is supported by the valve body, even if a flexible and elastic material is used as the material of the pipe body, the pipe body may burst when excessive internal pressure is applied. Can be prevented.
請求項2の発明によれば、前記管体は、弾性を有し、前記流路を開閉するように押圧されまたは押圧を解除される内部管体と、前記内部管体の両端部に接続される接続部管体と、を備え、前記内部管体は、前記蓋部を前記本体部から取り外すことによって、前記バルブ本体から露出し、前記内部管体のみを前記バルブ本体に着脱できるように装着され、前記内部管体の外周面が前記本体部と前記蓋部の互いに向かい合う面によって挟持されている、ことを特徴とする請求項1に記載のピンチバルブが提供される。
According to the invention of
すなわち、請求項2の発明では、管体が内部管体と接続部管体とを有し、管体の交換はもちろん、流路を開閉するように押圧されまたは押圧を解除される内部管体のみを交換することができるので、交換が必要となる部品点数を最小限にすることができる。また、蓋部を本体部から取り外したときに内部管体が露出するので、内部管体の損耗や汚れの程度を容易に確認することができ、交換作業が容易になる。
That is, in the invention of
請求項3の発明によれば、前記蓋部が、前記流路を開閉する際の前記挟圧子の駆動方向と前記ピンチバルブの流路軸線方向とに平行な前記バルブ本体の側面に配置され、前記本体部と前記蓋部に、前記蓋部が装着される位置を定める位置決め部が設けられている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のピンチバルブが提供される。
According to the invention of
すなわち、請求項3の発明では、蓋部が、流路を開閉する際の挟圧子の駆動方向とピンチバルブの流路軸線方向に平行な、バルブ本体の側面に配置されているので、設置面の状況に合わせて、バルブ本体のどの外周面を設置面に当接させるかを選択することができる。例えば、ピンチバルブのバルブ本体の底面を設置面に当接固定したときでも、蓋部が配置された側面とは反対側に位置するバルブ本体の側面を設置面に当接固定したときでも、容易に蓋部を外すことができる。また、本体部と蓋部に、位置決め部が設けられているので、作業性の悪い場所でも蓋部の着脱を容易に行うことができる。
That is, in the invention of
請求項4の発明によれば、前記ピンチバルブを設置する設置面との接触面が、前記蓋部が装着される面とは反対側に位置する前記バルブ本体の面に形成され、前記ピンチバルブを設置面に固定する固定部材が、前記挟圧子の前記駆動方向と直交する方向から前記バルブ本体に装着され、前記蓋部が、前記固定部材をバルブ本体に装着する方向と同じ方向から前記本体部に装着されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のピンチバルブが提供される。
According to a fourth aspect of the present invention, a contact surface with an installation surface on which the pinch valve is installed is formed on a surface of the valve body located on a side opposite to a surface on which the lid portion is mounted, and the pinch valve A fixing member for fixing the fixing member to the installation surface is attached to the valve main body from a direction orthogonal to the driving direction of the pinching element, and the lid portion is attached to the main body from the same direction as the direction of attaching the fixing member to the valve main body. The pinch valve according to any one of
すなわち、請求項4の発明では、ピンチバルブを設置面に固定する方向と、蓋部を本体部に装着する方向と、を同じ方向にしているので、ひとつの方向から、設置面へのピンチバルブの固定と、蓋部の着脱を行うことができ、メンテナンスが容易になる。また、他の配管部材が誤って蓋部の着脱方向に配置され、蓋部が着脱できなくなることを予防することができる。
That is, in the invention of
請求項5の発明によれば、前記蓋部の少なくとも一部が透明に形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のピンチバルブが提供される。 According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the pinch valve according to any one of the first to fourth aspects, wherein at least a part of the lid portion is formed to be transparent.
すなわち、請求項5の発明では、蓋部を本体部から外さなくても管体の状態を確認することができるので、メンテナンスが容易になる。
That is, in the invention of
請求項1乃至請求項5に記載の発明によれば、流路を形成する管体を容易に交換することができるとともに、配管内部で過剰な圧力が生じても管体の破裂を防ぐことができるピンチバルブを提供することができる。 According to the first to fifth aspects of the present invention, the tube forming the flow path can be easily replaced, and the tube can be prevented from bursting even if excessive pressure is generated inside the pipe. A pinch valve that can be provided can be provided.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明するが、本発明がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings, but it goes without saying that the present invention is not limited to these embodiments.
―第一の実施の形態―
以下、図1〜図6Dを参照して、本発明によるピンチバルブ1の第一の実施の形態について説明する。図1は第一の実施の形態に係るピンチバルブの斜視図であり、図2は第一の実施の形態に係るピンチバルブの全開状態を示す図1のA−A断面図であり、図3は第一の実施の形態に係るピンチバルブの全閉状態を示す図1のA−A断面図であり、図4は第一の実施の形態に係るピンチバルブの部品の分解斜視図であり、図5はピンチバルブの部品の他の分解斜視図であり、図6A〜6Dは第一の実施の形態に係るピンチバルブの伝達部材と当接部材の位置関係の変化を示す図1のB−B部分断面図である。
―First embodiment―
Hereinafter, with reference to FIGS. 1-6D, 1st embodiment of the
図1〜3に示すように、第一の実施の形態おいて、ピンチバルブ1は、バルブ本体2と、内部に開閉可能な流路3を有する管体4と、管体4を径方向に押圧して流路3を開閉させる挟圧子5を有する弁軸6と、挟圧子5および弁軸6を上下方向に駆動させる駆動部7とを有する。駆動部7は、モータ55と、モータ55の駆動力を弁軸6に伝達する伝達部材56とを有する。
As shown in FIGS. 1 to 3, in the first embodiment, the
第一の実施の形態において、バルブ本体2はポリプロピレン(以下、PPと記す。)製である。図1〜5に示すように、バルブ本体2は略四角柱形状に形成されている。バルブ本体2は本体部11と蓋部12とを有する。本体部11は第一本体部13と第二本体部14とを有する。第一本体部13の上面には、第二本体部14が位置決めされた状態で固定されている。また、第一本体部13の正面には、蓋部12が位置決めされた状態で固定されている。第一本体部13の側面にはモータ55を取り付けるステンレス鋼(以下、SUSと記す。)製の取り付け板58が位置決めされた状態で固定されている。第一本体部13の上部には有底穴が形成され、有底穴は弾性体である、第一の実施形態ではSUS製のコイルバネ29を受容する弾性体受容部15となる。弾性体受容部15の底部には挟圧子5が挿通する貫通孔35が形成されている。当該貫通孔35は、挟圧子5の断面形状に合わせて断面矩形状に形成されている。また、第一本体部13の正面から背面にかけて、ピンチバルブ1を設置面に固定するためのボルトを挿通する取り付け孔16aが形成されている。
In the first embodiment, the
第一本体部13の正面には、蓋部12を受容する蓋部受容部17が形成されている。蓋部受容部17には、蓋部12との位置決めを行う位置決め部30aが上面から下向きに突設されている。また、蓋部12と対向する蓋部受容部17の面には、断面半円形状の溝18aが形成されている。溝18aは、第一本体部13と対面する蓋部12の面に形成された同形状の溝18bとともに、管体4を受容する管体受容部19を形成する。溝18aの中央部には、断面矩形状の凹部20aが形成されている。凹部20aは、第一本体部13と対面する蓋部12の面に形成された同形状の凹部20bとともに、流路を開閉したときの管体4の変形を許容する弁室21を形成する。弁室21の底面には平滑部材28が配置されている。平滑部材28を弁室21の底面に配置することによって、第一本体部13と蓋部12との境目や段差が管体4内の流路3の開閉を阻害することを防ぐことができる。ここで、平滑部材28は第一本体部13または蓋部12に一体形成することができる。また、平滑部材28と管体4と接触する部分の形状は、管体4内の流路3の開閉を阻害しない限り特に限定されない。
A lid receiving portion 17 that receives the lid portion 12 is formed on the front surface of the first main body portion 13. The lid receiving portion 17 is provided with a positioning portion 30a for positioning with the lid portion 12 so as to protrude downward from the upper surface. Further, a groove 18 a having a semicircular cross section is formed on the surface of the lid receiving portion 17 facing the lid 12. The groove 18 a forms a tube
図2、3に示すように、管体4は内部管体46と、内部管体46の両端に接続される二つの接続部管体47と、を有する。さらに、図2〜5に示すように、管体4、特に内部管体46は、第一本体部13と蓋部12に挟持固定されている。すなわち、管体4はバルブ本体2に囲繞されており、さらに具体的には、内部管体46はバルブ本体2に囲繞されている。管体4が配置される管体受容部19の弁室21の近傍部には、管体4の内部管体46の外周面に当接して、内部管体46を支持する内側支持部22が設けられている。また、管体受容部19の両端部には、管体4の接続部管体47の外周面に当接して、接続部管体47を支持する外側支持部23が設けられている。さらに、管体受容部19の両端部には、接続部管体47の鍔部49に対応する形状を有する溝24aが形成されている。溝24aは、蓋部12の第一本体部13と対面する面に形成された同形状の溝24bとともに、接続部管体47の鍔部49を受容する鍔受部25を形成する。溝18aの接続部管体47と内部管体46が重なり合って配置される部分には複数の突条26aが形成されている。突条26aは、蓋部12の第一本体部13と対面する面に形成された同形状の突条26bとともに、複数の環状突条27を形成する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図1〜3に示すように、第二本体部14は平坦部31とブロック部32とを有している。平坦部31には、開度センサ61を装着するセンサ支持部33と、モータシャフト57を支持するモータシャフト支持部34が配置されている。また、第二本体部14の中央部には、上下方向に延在している弁軸6の断面形状と同様の断面形状を有する貫通孔36が形成されている。また、ブロック部32の平坦部31側の側面には、弁軸6を支持するコの字形状の凹部37が形成されている。第二本体20の正面から背面にかけてピンチバルブ1を設置面に固定するためのボルトを挿通する取り付け孔16bが形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the second
蓋部12は、駆動部7が本体部11に装着された状態で蓋部12を本体部11から取り外すことができるように、第一本体部13に着脱自在に装着されている。また、蓋部12の第一本体部13と対面する面には、溝18b、凹部20b、溝24b、突条26bが形成され、それぞれ、第一本体部13の溝18a、凹部20a、溝24a、突条26aとともに管体受容部19、弁室21、鍔受部25、環状突条27を形成している。蓋部12の凹部20bの上側には挟圧子5を支持する切欠38が形成されている。蓋部12の正面から第一本体部13の背面にかけてピンチバルブ1を設置面に固定するための取り付け孔16cが形成されている。また、蓋部12の上面には、第一本体部13との位置決めを第一本体部13の位置決め部30aとともに行うことができるように、位置決め部30bが形成されている。ここで、本発明では、蓋部12の第一本体部13への固定方法はボルトによる固定に限定されることはない。駆動部7が本体部11に装着された状態で、蓋部12が第一本体部13に着脱自在に装着することができればよい。例えば、凹凸嵌合などのようにボルトを使用しない接合方法でもよい。また、蓋部12の紛失を防ぐために、蓋部12と第一本体部13とを蝶番などで連結してもよい。
The lid portion 12 is detachably attached to the first body portion 13 so that the lid portion 12 can be removed from the
弁軸6は、第一の実施の形態ではSUS製であり、図2、3に示すように、挟圧子5と軸部41と当接部材42とを有する。軸部41は断面矩形状に形成されている。弁軸6の下端部には挟圧子5が設けられている。挟圧子5は流路軸線方向に直交する方向に長手方向を有する断面矩形状に形成されている。挟圧子5の先端部は、流路軸線方向の両端角部に傾斜面を付した先細り形状に形成され、管体4を押圧する部分は曲面で形成されている。軸部6の上端部には当接部材42をボルトで固定するための雌ネジ部が形成されている。当接部材42はベアリングであり、回転軸が軸部6と直交するように螺合されている。弁軸6は第二本体部14の貫通孔36および凹部37に軸支されるように装着されているので、流路2を開閉させるときに弁軸6が傾くことを防ぐことができる。また、弁軸6とバルブ本体2との接触面にはグリスが塗られているので、弁軸6を円滑に上下動させることができる。
The
第一の実施の形態において、内部管体46はシリコンゴムから形成され、接続部管体47はPPから形成されている。接続部管体47はピンチバルブ1の外部の配管と接続される外側接続部48と、外形が矩形板状に形成された鍔部49と、内部管体46の端部に水密状態で挿入される内側接続部50とを有する。外側接続部48はワンタッチ継手から形成されている。管体4は管体受容部19に配置されるとともに、第一本体部13と蓋部12との間に挟持固定されている。このとき、内部管体46は本体部11および第二蓋部122の互いに向かい合う面に形成されている内側支持部22に当接し支持されているので、管体4内にウォーターハンマなどの過剰な圧力が生じても、内部管体46の膨張を抑えることができ、内部管体46が破裂するのを防ぐことができる。内側支持部22の弁室21に相当する部分については、特に流路3が閉止された状況において内部管体46の膨張を抑えることができるように、弁室21の大きさを設計している。また、内部管体46が支持されているので、洗浄用スポンジが通しやすくなり、内周面を効率的に洗浄することができ、管体4の寿命を長くすることができる。接続部管体47は外側支持部23に当接し支持されているので、接続部管体47の機械的強度を補強することができる。例えば、ピンチバルブ1の外部の配管に外力が加わったときに、接続部管体47が破損することを防ぐことができる。
In the first embodiment, the inner tube 46 is made of silicon rubber, and the connection tube 47 is made of PP. The connecting portion tube body 47 is inserted in a watertight manner into the outer connecting
内側接続部50の外周面には環状突条51が形成されている。環状突条51は、管体4が管体受容部19に配置されたときに、管体受容部19の複数の環状突条27の間に位置するように形成されている。環状突条27、43は内部管体46をそれぞれ押圧し、内部管体46と接続部管体47との間の水密性を向上させるとともに、管体4を流れる流体の圧力によって内部管体46が接続部管体47から抜けることを防いでいる。
An annular protrusion 51 is formed on the outer peripheral surface of the
図1〜3に示すように、駆動部7は駆動軸としてのモータシャフト57を備えるモータ55と、伝達部材56とを有する。モータ55は電動式であり、モータシャフト57を所定のトルクで回転させる。モータシャフト57にはモータ55の駆動力を弁軸6に伝える伝達部材56が固定されている。モータ55は取り付け板58を介して第一本体部13に位置決めされた状態で固定されている。また、第一の実施の形態では、モータ55はモータシャフト57が流路軸線と同じ方向に延びるように配置されている。モータ55をモータシャフト57が流路軸線方向と同じ方向に延びるように配置すると、ピンチバルブ1の流路軸線と直交する方向の幅を抑えることができ、ピンチバルブ1がコンパクトになる。しかしながら、本発明ではモータ55のバルブ本体2への取り付け方向は特に限定されない。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
第一の実施の形態では、伝達部材56はSUS製であり、モータシャフト57が貫通している。伝達部材56はカム部59と円筒部60を有しており、図1〜7に示すように、カム部59は円筒部60の先端部に一体的に形成されている。円筒部60は概ね円筒形状であるが、リミットスイッチである開度センサ61を作用させるための2つの面取り部62が形成されている。図6A〜6Dに示すように、カム部59は、大小二つの略半円形状の板を互いの曲面が繋がるように結合した板カムであり、ここでは大きい略半円形状の部分を第一半円形部63と、小さい略半円形状の部分を第二半円形部64とを含む。第二半円形部64の弦は第一半円形部63の弦に接するとともに、これら半円形部63、64の中心点はモータシャフト57の中心軸上に配置されている。また、第二半円形部64の半径は円筒部60よりも小さく形成されている。その結果、カム部59の第一半円形部63の周側面は当接部材42に当接するが、第二半円形部64の周側面は当接部材42と離間する。
In the first embodiment, the
伝達部材56の、具体的にはカム部59の外周には全開位置P、全閉位置Qおよび原点位置Rが存在する。全開位置Pとは、ピンチバルブ1が全開状態のときに、伝達部材56と当接部材42が当接している伝達部材56上の位置である(図6A参照)。全開位置Pは開度センサ46によって検出される。全閉位置Qとは、ピンチバルブ1が全閉状態のときに、モータシャフト80の中心軸と当接部材42との間の距離が最短距離になる伝達部材56上の位置であり、かつ最も全開位置Pに近い位置である(図6B参照)。原点位置Rとは、全閉位置Qから全開位置Pとは周方向反対の方向に更に移動した点である(図6C参照)。原点位置Rは開度センサ46によって検出される。全閉位置Qから更に移動した点に原点位置Rを設けることによって、ピンチバルブ2が確実に全閉状態になったことを検出することができる。ここで、カム部59の周方向領域を、ピンチバルブ1の流路3を開放する開工程において弁軸6に作用する第一領域と、ピンチバルブ1の流路3を閉止する閉工程に弁軸6に作用する第二領域と、に区分する。このとき、第一領域は原点位置Rから全開位置Pまでの部分であり、第二領域は全開位置Pから原点位置Rまでの部分である。
A full open position P, a full close position Q, and an origin position R exist on the outer periphery of the
第一領域は主に第一半円形部59から形成され、曲率が第二半円形部64のものから第一半円形部63のものへと徐々に変化する曲率移行部分65を含む。曲率移行部分65の曲率半径は原点位置Rから全開位置Pに近づくにつれて大きくなっている。第一領域では、ピンチバルブ1の開度が大きくなるにつれてカム部59と当接部材42との当接部がモータシャフト57から離れ、ピンチバルブ1が全開状態のときに、カム部59と当接部材42との当接部がモータシャフト57から最も離れるように設計されている(図6D、図6A参照)。また、第二領域は平面部66を含んでおり、全開位置Pから全閉位置Qまでの間はほとんどがひとつの平面部66で形成されるように設計されている。第二領域のほとんどをひとつの平面部66で形成することによって、第二領域における伝達部材56の単位回転角度当たりの当接部材36の、ひいては弁軸6の移動量を大きくすることができ、閉工程に要する時間を短くすることができる。その結果、伝達部材56と当接部材42とを短時間で離間させることができるので、圧縮されたコイルバネ29で付勢された挟圧子5を瞬間的に管体4側に下降させることができ、ひいては瞬間的に流路3を閉止することができる。また、上述のように第二半円形部64の周側面は当接部材42と離間するため、第二領域上の全閉位置Qは円筒部60外周面より内側に配置されている。すなわち、全閉状態では、当接部材42はカム部59から離間している。ピンチバルブ1が全閉状態にあるときに、伝達部材56と当接部材42とが離間することによって、挟圧子5を効果的に付勢することができるので、内部管体46を効果的に押圧することができ、流路3を確実に閉止することができる。第一の実施の形態では、駆動部7の駆動源がモータシャフト57を所定のトルクで回転させるモータ55であるが、他の公知の電動式駆動部、空気動式駆動部、手動式駆動部を用いることができる。
The first region is formed mainly from the first
次に、第一の実施の形態に係るピンチバルブ1の主要な作用について説明する。
Next, main operations of the
まず、ピンチバルブ1を全開状態から流路3を閉止して全閉状態にする閉工程について説明する。図2に示すように、全開状態のピンチバルブ1では、伝達部材56のカム部59は当接部材42に当接し、弁軸6を持ち上げている。このとき、弁軸6の下端部に設けられている挟圧子5は管体4から離間している。全開状態では、コイルバネ29は挟圧子5と第二本体部14とによって圧縮されている。ピンチバルブ1が全開状態であることは、開度センサ61が円筒部60の一方の面取り部62に当接することによって検出されている。
First, a closing process in which the
ピンチバルブ1の外部に設置され、ピンチバルブ1の開度を制御する制御部(図示せず)から電気信号が駆動部7に伝わると、モータ55が作動する。モータ55が作動するとモータシャフト57が回転し、モータシャフト57に連結されている伝達部材56がモータシャフト57と同じ回転速度で回転する。伝達部材56が回転すると、カム部59と当接部材42との当接部が全開位置Pを離れ、全閉位置Qに向けてカム部59の第二領域を移動する。伝達部材56がさらに回転すると、カム部59と当接部材42とが離間する。すなわち、当接部材42は伝達部材56に支持されなくなる。このとき、コイルバネ29は、コイルバネ29を圧縮していた力から解放され、挟圧子5を管体4方向に付勢する。コイルバネ29によって付勢された挟圧子5は管体4を押圧し、流路3を閉止させ、ピンチバルブ1を全閉状態とする。このとき、当接部材42はカム部59の全閉位置Qの上に位置している。全閉状態では、当接部材42と伝達部材56は離間している。すなわち、全閉状態において、当接部材42は伝達部材56に支持されていないので、コイルバネ29の復元力を効果的に管体4に作用させることができ、流路3を確実に閉止することができる。
When an electrical signal is transmitted to the
さらにモータ55が作動すると、モータシャフト57とともに伝達部材56が回転し、当接部材42がカム部59の原点位置Rの上に位置する。全閉位置Qから原点位置Rまでの間は、全閉位置Qと同様に当接部材42とカム部59とが離間している。なお、当接部材42がカム部59の原点位置Rの上に位置することは開度センサ61が円筒部60の他方の面取り部(図示せず)に当接することによって検出されている。そして、制御部(図示せず)から出力された電気信号が駆動部7に伝わると、モータ55が作動する。モータ55が作動すると、モータシャフト57とともに伝達部材56が回転し、カム部59が当接部材42に当接する。このとき、カム部59と当接部材42との当接点は曲率移行部分65上に位置する。伝達部材56がさらに回転すると、カム部59と当接部材42との当接部がモータシャフト57の中心軸から遠ざかるように移動し、当接部材42が持ち上げられる。このとき、挟圧子5は当接部材42に連動して持ち上げられ、コイルバネ29を圧縮させながら管体4から離間する方向に移動する。伝達部材56がさらに回転すると、カム部59と当接部材42との当接部が第一半円部63上の全開位置Pに到達し、ピンチバルブ1が全開状態となる。このとき、開度センサ61が円筒部60の一方の面取り部62に当接し、カム部59と当接部材42との当接部が全開位置Pに到達したことを検出する。その後、制御部(図示せず)は一方の開度センサ61から出力された電気信号に基づいて、電気信号を駆動部7に出力し、モータ55の作動を停止させる。
When the
第一の実施の形態では、ピンチバルブ1は流路3を全開状態にする手段として電動のモータ55を備え、全閉状態にする手段として弾性体であるコイルバネ29を備えている。流路3を閉止する手段としてコイルバネ29を備えることによって、瞬間的かつ十分な押圧力で流路3を閉止することができる。また、流路3を開放または閉止する手段として空気式駆動部を用いていないので、圧縮空気供給源を必要とせず、幅広い場所で使用することができる。また、第一の実施の形態では、カム部59に第一領域、第二領域が設けられ、第二領域ではカム部59と当接部材42が離間する部分があったが、第一領域および第二領域の全領域においてカム部59が当接部材42に当接するようにしてもよい。このようにすると、第一領域、第二領域の形状を調整することによって、開工程に要する時間、閉工程に要する時間を調整することができる。
In the first embodiment, the
次に、第一の実施の形態に係るピンチバルブ1の管体4の交換方法について図4、5を参照して説明する。第一の実施の形態においては、内部管体46が交換対象となる。まず、内部管体46をピンチバルブ1から外す工程について説明する。図4に示すように、本体部11に弁軸6、駆動部7が装着された状態で、蓋部12が本体部11から外される。蓋部12を外すと管体4が露出する。次に、図5に示すように、管体4が本体部11から外される。第一の実施の形態では、蓋部12を外したときに、管体4の全体が露出するので、より管体4の交換作業を容易にすることができる。さらに、接続部管体47を内部管体46から抜くことによって、内部管体46と接続部管体71が分離される(図示せず)。
Next, a method for replacing the
次に、新しい内部管体46をピンチバルブ1に装着する工程について説明する。新しい内部管体46をピンチバルブ1に装着する工程は、内部管体46をピンチバルブ1から外す工程と逆の順序で行う。まず、図5に示すように、接続部管体47の内側接続部50を内部管体46の端部に挿入する。このとき、内部管体46の端部が鍔部49に突き当たるまで挿入する。次に、図4に示すように、管体4が本体部11に装着される。このとき、管体4は鍔部49が鍔受部25に嵌挿されることによって位置決めされる。最後に、蓋部12が本体部11に装着され、管体4の交換作業が完了する。第一の実施の形態では、蓋部12には位置決め部30bが形成され、本体部11には位置決め部30aが形成されているので、本体部11への蓋部12の着脱を容易にすることができる。
Next, a process of mounting the new inner tube body 46 on the
本発明のピンチバルブ1は、本体部11に弁軸6、駆動部7が装着された状態でも、蓋部12のみを本体部11から外すことによって、容易に管体4を交換することができる。従って、管体4の内周面に損耗や汚れが生じたときに、気軽に管体4を交換することができるので、ピンチバルブ1の本体部11や駆動部7を長期間継続して使用することができる。また、交換部品が管体4のみであるので、交換部品が嵩張らず、管理が容易である。また、第一の実施の形態では、上述のようにピンチバルブ1を設置面に設置することから、ピンチバルブ1を設置する設置面との接触面(図示しない)が、蓋部12が装着される面とは反対側に位置するバルブ本体11の面に形成されることになる。そして、ピンチバルブ1を設置面に固定する固定部材が、上下方向と、つまり挟圧子5の駆動方向と直交する方向からバルブ本体11に装着され、蓋部12が、固定部材をバルブ本体11に装着する方向と同じ方向から本体部11に装着されることになる。つまり、ピンチバルブ1を設置面に取り付ける方向と本体部11から蓋部12を装着する方向とが、ともにバルブ本体2の正面から背面に向かう方向になる。その結果、管体4の交換作業をさらに容易にすることができる。
In the
第一の実施の形態では、鍔部49と鍔受部25が矩形に形成されている。鍔部49と鍔受部25を矩形にすることによって、管体4をしっかりと位置決めすることができる。また、鍔部49の少なくとも一方を円形状に形成してもよい。鍔部49を円形状にすることによって、鍔部49を鍔受部25に嵌挿するときに、両方の鍔部49の周方向位置を合わせることができ、内部管体46が捩れた状態で第一本体部13に装着されることを防ぐことができる。また、第一の実施の形態では、管体4が内部管体46と接続部管体71とに分かれているので、内部管体46と接続部管体71とで異なる材質や形状などを選択することができる。すなわち、内部管体46は、流路2を流れる流体への耐薬品性や溶出性の他に、流路2を開閉するときのシール性や流路形状の復元性、変形耐久性などに優れた材質や形状などを適宜選択することができる。また、接続部管体71は、流路2を流れる流体への耐薬品性や溶出性の他に、強度やピンチバルブ2の上流側または下流側の配管との接続のし易さなどに優れた材質や形状などを適宜選択することができる。
In the first embodiment, the flange portion 49 and the flange receiving portion 25 are formed in a rectangular shape. By making the flange portion 49 and the flange receiving portion 25 rectangular, the
―第二の実施の形態―
以下、図7〜11を参照して、本発明によるピンチバルブ101の第二の実施の形態について説明する。図7は第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の全開状態を示す縦断面図である。図8は第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の全閉状態を示す縦断面図である。図9は第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の分解斜視図である。図10は第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の他の分解斜視図である。図11は第二の実施の形態に係るピンチバルブ101のさらに他の分解斜視図である。第二の実施の形態が第一の実施の形態と異なる点は、主に、蓋部12が複数の部材を備えていることである。なお、図7〜11では第一の実施の形態と同様の作用や機能を有する構成要素には図1〜6と同一の符号を付し、以下では第一の実施の形態との相違点を主に説明する。
-Second embodiment-
Hereinafter, a second embodiment of the pinch valve 101 according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a fully opened state of the pinch valve 101 according to the second embodiment. FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing a fully closed state of the pinch valve 101 according to the second embodiment. FIG. 9 is an exploded perspective view of the pinch valve 101 according to the second embodiment. FIG. 10 is another exploded perspective view of the pinch valve 101 according to the second embodiment. FIG. 11 is still another exploded perspective view of the pinch valve 101 according to the second embodiment. The second embodiment is different from the first embodiment mainly in that the lid portion 12 includes a plurality of members. In addition, in FIGS. 7-11, the code | symbol same as FIGS. 1-6 is attached | subjected to the component which has the effect | action and function similar to 1st embodiment, and the difference with 1st embodiment is hereafter shown. Mainly explained.
第二の実施の形態に係るピンチバルブ101は、バルブ本体2と、管体4と、挟圧子5を有する弁軸6を備えるピストン143と、シリンダ本体141を備える駆動部7とを有する。バルブ本体2は、本体部11と蓋部12とを有し、第二の実施形態では、蓋部12は、バルブ本体2の外側に配置される第一蓋部121と、内側に配置される第二蓋部122と、を有する。蓋部12は、図9〜11に示すように、流路3を開閉する際の挟圧子5の駆動方向とピンチバルブ1の流路軸線方向とに平行なバルブ本体2の側面に配置されている。第一蓋部121、第二蓋部122ともに本体部11に着脱自在に形成されている。
A pinch valve 101 according to the second embodiment includes a
第二の実施の形態において、ピンチバルブ101のバルブ本体2はPP製である。図7〜11に示すように、バルブ本体2は略四角柱形状に形成されている。バルブ本体2の本体部11の上端面には、駆動部7のシリンダ本体141が固定されている。図9に示すように、本体部11の正面上部には後述する第一蓋部121の凸部123と嵌合させるための凹部111が形成されている。また、本体部11には、第一の実施の形態と同様に、第二蓋部122とともに、管体4を収容する管体受容部19が形成されている。管体受容部19は内部管体46を支持する内側支持部22と、接続部管体47を支持する外側支持部23と、を有し、中央には弁室21が形成されている。管体受容部19の両端部には、接続部管体47の外側接続部48であるフランジ部131aと、ピンチバルブ101の外部の配管の継手部132のフランジ部131bと、に対応する形状を有する溝112が形成されている。溝112は第二蓋部122の本体部11と対面する面に形成された同形状の溝(図示せず)とともに、フランジ部131a、bを受容するフランジ受部113を形成する。本体部11の上端面中央部には、下軸部146を弁室21に挿入するための貫通孔が形成され、貫通孔は下軸部146の断面形状と同様の断面形状を有する。また、本体部11の背面には、ピンチバルブ101を設置面に設置するための耳部114が流路軸線方向に突出して形成されている。また、本体部11の底面には、ピンチバルブ101を設置面に設置するための雌ネジ部が形成されている。このように、本体部11の複数の面を設置面に取り付けられるようにしておくと、ピンチバルブ101を設置する環境に合わせてピンチバルブ101を設置面に設置することができる。
In the second embodiment, the
第二の実施の形態では、第一蓋部121はPP製であり、板形状に形成されている。第一蓋部121の上縁部から突出する、本体部11の凹部111に嵌合するための凸部123形成されている。第二の実施の形態では、第二蓋部122はポリカーボネート製であり透明に形成されている。本体部11と対面する第二蓋部122の面には、第一の実施の形態と同様に、本体部11とともに管体4を収容する管体受容部(図示せず)が形成されている。また、第二蓋部122の正面四隅には、第二蓋部122を本体部11に連結固定するボルトを挿通するための連通孔が形成されている。本体部11に第二蓋部122を固定することによって、本体部11と第二蓋部122とでフランジ部131a、bを流路軸線方向に互いに押圧することができ、フランジ部131a、bを水密状態で挟持固定することができる。
In the second embodiment, the first lid 121 is made of PP and has a plate shape. A convex portion 123 that protrudes from the upper edge portion of the first lid portion 121 and fits into the concave portion 111 of the
第二の実施の形態において、ピンチバルブ101の駆動部7のシリンダ本体141はPP製である。図7〜11に示すように、シリンダ本体141は略四角柱形状に形成されている。シリンダ本体141の上部には、円筒状空間を形成するシリンダ部142が形成されている。シリンダ本体141の上端部には、中央に貫通孔153が形成された板状のシリンダ蓋151が固定されている。シリンダ本体141の下端部にはシリンダ部142に連通する断面矩形状の貫通孔154が形成されている。シリンダ本体141の下部には、シリンダ部142の内周面及び底面とシリンダ部142に組み込まれた後述するピストン143の円盤部144の下端面とによって第一の空間部148が形成される。さらに、シリンダ本体141の上部には、シリンダ部142の内周面とシリンダ蓋151の下端面とピストン143の円盤部144の上端面とによって第二の空間部149が形成されている。シリンダ本体141の周側面には第一の空間部148、第二の空間部149のそれぞれに連通する空気孔150a、bが設けられ、空気孔150a、bを介して各空間部148、149に圧縮空気供給機器(図示せず)から圧縮空気が供給される。
In the second embodiment, the cylinder body 141 of the
第二の実施の形態において、ピンチバルブ101のピストン143はポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと記す)製である。図7〜8に示すように、円盤部144と上軸部145と下軸部146とを備えている。円盤部144は円盤形状で周側面にOリングが装着され、シリンダ部142の内周面に上下動可能かつ密封状態に嵌合されている。上軸部145は円盤部144の中央から上方に突出して設けられている。上軸部145の上端面には上軸部145より小径の支持突起147が突出して設けられている。支持突起147はシリンダ蓋151の貫通孔153の内壁に摺接している。下軸部146は円盤部144の中央から下方に突出して設けられ、シリンダ本体141の下端部の貫通孔154に摺接している。ここで、弁軸6は、上軸部145、支持特記突起147および下軸部146からなり、下軸部146の下端部が挟圧子5となる。挟圧子5の流路軸線方向の側面には管体4に向かって狭くなるように傾斜面が形成され、挟圧子5の管体4を押圧する部分には曲面が設けられている。
In the second embodiment, the piston 143 of the pinch valve 101 is made of polyvinylidene fluoride (hereinafter referred to as PVDF). As shown in FIGS. 7 to 8, a disk portion 144, an upper shaft portion 145, and a
第二の実施の形態において、ピンチバルブ101の管体4は接続部管体47と内部管体46とを備えている。接続部管体47は主にPP製の継手である。接続部管体47の一端部にはフランジ部131a(外側接続部48)を有し、他端部には内部管体46の端部に水密状態で挿入される内側接続部50を有する。フランジ部131aは、特に図10に示すように内部管体46と反対の方向に広がる円錐台形状に形成されており、フランジ部131aと継手部132のフランジ部131bは同形状に形成されている。フランジ部131aとフランジ部131bの間にはガスケットが介在されている。フランジ部131a、bは本体部11と第二蓋部122に外周縁を押圧されることによって、フェルール接続と同様の作用で水密状態に接続される。
In the second embodiment, the
次に、第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の主要な作用について説明する。図7に示すように、ピンチバルブ101が全開状態において、圧縮空気が空気孔150aから第二の空間部149に供給されると、ピストン143が下降し始める。ピストン143の下軸部146には挟圧子5が形成されているので、挟圧子5はピストン143とともに下降する。挟圧子5が下降するにつれて、管体4が押圧され、管体4の開口面積が小さくなる。さらにピストン143が下降すると、さらに内部管体46が押し潰され、内部管体46の内周面が互いに密着すると、ピストン143の下降が止まり、ピンチバルブ101は図8に示すような全閉状態となる。
Next, main operations of the pinch valve 101 according to the second embodiment will be described. As shown in FIG. 7, when the compressed air is supplied from the air hole 150a to the second space 149 with the pinch valve 101 fully opened, the piston 143 starts to descend. Since the pinching
次に、図8の全閉状態において、圧縮空気が空気孔150bから第一の空間部148に供給されると、ピストン143が上昇し始める。ピストン143が上昇し、挟圧子5が上昇するにつれて、管体4への押圧が解放され、管体4の開口面積が大きくなる。ピストン143が上昇して、ピストン143の上軸部145の上端面がシリンダ蓋151の下端面に当接すると、ピストン143の上昇が止まり、ピンチバルブ101は図7に示すような全開状態となる。このとき、管体4は自己の復元力によって管体4の断面形状を元の形状に復元する。ここでは、ピンチバルブ101の管体4はバルブ本体2に囲繞されている。すなわち、管体4は管体受容部19の内周面に支持されている。内部管体46は内側支持部22に当接し支持されているので、管体4にウォーターハンマなどの過剰な圧力がかかっても、管体4が破裂することを防ぐことができる。また、接続部管体47は外側支持部23に当接し支持されているので、フランジ部131a、bの外周縁を押圧することができ、フランジ部131a、bを確実に水密状態で挟持固定することができる。なお、第二の実施の形態では、内部管体46は内側支持部22に当接しているが、内部管体46の膨張を抑え破裂を防ぐことができれば、内部管体46と内側支持部22との間に隙間があってもよい。
Next, in the fully closed state of FIG. 8, when compressed air is supplied from the air hole 150b to the first space 148, the piston 143 starts to rise. As the piston 143 rises and the
次に、第二の実施の形態に係るピンチバルブ101の管体4の交換方法について、図9〜11を参照して説明する。第二の実施の形態においては、内部管体46と接続部管体47とを含む管体4の全体が交換対象となる。まず、管体4をピンチバルブ101から外す工程について説明する。ピンチバルブ101の本体部11に駆動部7が装着された状態で、第一蓋部121を本体部11から外す(図9の状態)。そして、透明材料からなる第二蓋部122越しに管体4(図9では破線で示す)の状態を確認し、管体4が交換時期であれば、第二蓋部122と本体部11とを連結固定しているボルトを取り外し、第二蓋部122を本体部11から取り外す(図10の状態)。ここで、第一蓋部121は凹凸嵌合されているので、工具を使わずに外すことができる。すなわち、工具を使用せずに第二蓋部122越しに管体4の状態を簡単に確認することができる。次に、本体部11から露出した管体4を、管体4の状態を目視確認しながら本体部11から取り外す(図11の状態)。
Next, a method for replacing the
次に、新しい管体4をピンチバルブ101に装着する工程について説明する。新しい管体4をピンチバルブ101に装着する工程は、管体4をピンチバルブ101から取り外す工程と逆の順序で行う。まず、管体4を管体受容部19に挿入する。このとき、フランジ部131aとフランジ部131bとの間に介在されたガスケットが適切に配置されるように、フランジ部131aをフランジ受部113に挿入する。次に、第二蓋部122を本体部11に装着する。このとき、第二蓋部122が本体部11に押圧されるので、フランジ部131a、bが円錐台形状であることにより、フランジ部131a、bを互いに向かって流路軸線方向に押圧することができ、管体4とピンチバルブ101の外部の配管とを水密状態で接続することができる。また、第二蓋部122が透明材料で形成されているので、フランジ部131a、bの接続状態を容易に確認することができる。最後に、第一蓋部121が本体部11に装着され、管体4の交換作業が完了する。管体4を交換するときは、管体4が押圧されていない全開状態のときに行うと管体4を容易に交換することができる。第二の実施の形態では、支持突起147に目隠し板152が装着されており、ピンチバルブ101が全閉状態のときは、目隠し板152が本体部11と第一蓋部121との凹凸嵌合部が目隠し板152で覆い隠されている。従って、ピンチバルブ101が全開状態のときに管体4交換作業を行うように誘導することができ、管体4交換作業に詳しくない作業者でも、容易に管体4を交換することができる。
Next, a process for mounting the new
第二の実施の形態では、管体4を内部管体46と接続部管体47とを組み立てた状態で取り外すことができるとともに、予め組み立てられた管体4を装着することができるので、管体4を容易に交換することができる。また、第二の実施の形態では、管体4を配管の継手部132に挿入する必要がない。すなわち、フランジ部131bをフランジ受部113に嵌挿し、第二蓋部122を本体部11に装着するだけで管体4と継手部132とを接続することができるので、管体4を容易に交換することができる。また、第二の実施の形態では、配管と管体4との接続を本体部11の内部で行うことができるので、配管と管体4との接続部分を外乱から防ぐことができる。
In the second embodiment, the
第二の実施の形態では、蓋部12である第一蓋部121、第二蓋部122はともに本体部11に装着されているが、第一蓋部121、第二蓋部122の少なくとも一方が本体部11に装着されていればよく、特に限定されない。例えば、第二蓋部122を本体部11および第一蓋部121に凹凸嵌合させ、第一蓋部121を本体部11にボルトで固定してもよい。また、第二蓋部122を第一蓋部121に凹凸嵌合させ、さらに第一蓋部121を本体部11に凹凸嵌合させてもよい。また、第一蓋部121を本体部11に凹凸嵌合させ、第二蓋部122は第一蓋部121と本体部11とで挟持固定させてもよい。また、第二の実施の形態では、第一蓋部121と第二蓋部122との対面する面は全面的に互いに当接しているが、第二蓋部122が管体4を支持できていればよい。すなわち、第二蓋部122が管体4を支持できていれば、第一蓋部121と第二蓋部122とが当接する部分が局部的になってもよい。また、第二蓋部122が独立して本体部11に装着されているときは、第一蓋部121と第二蓋部122は離間していてもよい。また、第二の実施の形態では、管体4の状態を確認するのに第一蓋部121を外す必要があるが、第一蓋部121を第二蓋部122と同じ材料で形成して、第一蓋部121を外さずに管体4の状態を確認できるようにしてもよい。また、第一蓋部121に管体4の状態を確認するためのセンサや小型カメラなどを装着することによって、管体4の状態を遠隔監視できるようにしてもよい。
In the second embodiment, the first lid 121 and the second lid 122 that are the lid 12 are both attached to the
本発明において、バルブ本体2、弁軸6、コイルバネ29、当接部材42、伝達部材56などの各種構成部品は、各種構成部品に求められる特性を満たす材料であれば、金属、プラスチック、ガラス、陶器などの公知の材料を使用することができる。好適な材料としては、ポリ塩化ビニル、PVDF、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、SUSなどが好ましい。また、本発明において、管体4などの各種構成部品は、各種構成部品に求められる特性を満たす材料であれば、ゴム、プラスチックなどの公知の材料を使用することができる。好適な材料としては、パーフロロエラストマー、フッ素ゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、ニトリルゴムなどのエラストマー、PP、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体などのプラスチックが挙げられる。
In the present invention, various components such as the
なお、上記の第一の実施の形態および第二の実施の形態の構成要素を任意に組み合わせてピンチバルブを構成してもよい。すなわち、本発明の特徴および機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のピンチバルブに限定されない。 In addition, you may comprise a pinch valve | bulb combining the component of said 1st embodiment and 2nd embodiment arbitrarily. That is, the present invention is not limited to the pinch valve of the embodiment as long as the features and functions of the present invention can be realized.
1、101 ピンチバルブ
2 バルブ本体
3 流路
4 管体
5 挟圧子
6 弁軸
7 駆動部
11 本体部
12 蓋部
13 第一本体部
14 第二本体部
29 コイルバネ
42 当接部材
55 モータ
56 伝達部材
61 開度センサ
P 全開位置
Q 全閉位置
R 原点位置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,101
Claims (5)
内部に流路が形成され、前記バルブ本体に受容される管体と、
前記管体を押圧しまたは押圧を解除して変形させて前記流路を開閉する挟圧子と、
前記挟圧子を駆動する駆動部と、
を備えるピンチバルブにおいて、
前記バルブ本体は、
前記駆動部が装着される本体部と、
前記駆動部が前記本体部に装着された状態で、前記本体部に着脱自在に装着された蓋部と、
を備え、
前記管体は、外周面が前記バルブ本体に囲繞されているとともに、前記蓋部を前記本体部から取り外すことによって、前記バルブ本体から着脱自在となるように装着されている、
ことを特徴とするピンチバルブ。 A valve body;
A flow path is formed therein, and a tube body that is received by the valve body;
A pincer that opens and closes the flow path by pressing or releasing the tube to deform the tube; and
A drive unit for driving the pinch;
In a pinch valve comprising:
The valve body is
A main body to which the driving unit is mounted;
A lid part detachably attached to the main body part in a state where the driving part is attached to the main body part;
With
The tubular body is mounted so that the outer peripheral surface is surrounded by the valve main body and is detachable from the valve main body by removing the lid from the main body.
A pinch valve characterized by that.
弾性を有し、前記流路を開閉するように押圧されまたは押圧を解除される内部管体と、
前記内部管体の両端部に接続される接続部管体と、
を備え、
前記内部管体は、前記蓋部を前記本体部から取り外すことによって、前記バルブ本体から露出し、前記内部管体のみを前記バルブ本体に着脱できるように装着され、
前記内部管体の外周面が前記本体部と前記蓋部の互いに向かい合う面によって挟持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のピンチバルブ。 The tube is
An inner tube that has elasticity and is pressed or released to open and close the flow path;
A connection tube connected to both ends of the internal tube;
With
The inner tube body is exposed from the valve body by removing the lid from the body portion, and is mounted so that only the inner tube body can be attached to and detached from the valve body.
The outer peripheral surface of the inner tube is sandwiched between the mutually facing surfaces of the main body and the lid,
The pinch valve according to claim 1.
前記本体部と前記蓋部に、前記蓋部が装着される位置を定める位置決め部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のピンチバルブ。 The lid portion is disposed on a side surface of the valve body parallel to a driving direction of the pinching element when opening and closing the flow path and a flow axis direction of the pinch valve;
The main body and the lid are provided with a positioning portion that determines a position where the lid is mounted.
The pinch valve according to claim 1 or 2, wherein the pinch valve is provided.
前記ピンチバルブを設置面に固定する固定部材が、前記挟圧子の前記駆動方向と直交する方向から前記バルブ本体に装着され、
前記蓋部が、前記固定部材をバルブ本体に装着する方向と同じ方向から前記本体部に装着されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のピンチバルブ。 The contact surface with the installation surface on which the pinch valve is installed is formed on the surface of the valve body located on the opposite side of the surface on which the lid is mounted,
A fixing member for fixing the pinch valve to the installation surface is mounted on the valve body from a direction orthogonal to the driving direction of the pinch element,
The lid is attached to the main body from the same direction as the direction in which the fixing member is attached to the valve main body.
The pinch valve according to any one of claims 1 to 3, wherein the pinch valve is provided.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のピンチバルブ。 At least a part of the lid is formed transparent,
The pinch valve according to any one of claims 1 to 4, wherein the pinch valve is provided.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016052539A JP2017166581A (en) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | Pinch valve |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016052539A JP2017166581A (en) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | Pinch valve |
Publications (1)
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JP2017166581A true JP2017166581A (en) | 2017-09-21 |
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ID=59908857
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017166581A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019210964A (en) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 旭有機材株式会社 | Pinch valve |
-
2016
- 2016-03-16 JP JP2016052539A patent/JP2017166581A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019210964A (en) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 旭有機材株式会社 | Pinch valve |
JP7202081B2 (en) | 2018-05-31 | 2023-01-11 | 旭有機材株式会社 | pinch valve |
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