JP2017164430A - 医療用電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、表示画面を速やかに正常な状態に復帰させることができる医療用電子機器を提供すること。【解決手段】酸素濃縮装置1は、表示画面35を備えた表示装置33と、表示装置33を駆動する表示用ドライバ31と、表示用ドライバ31の動作を制御する電子制御装置5とを備えている。この電子制御装置5は、表示装置33によって表示される表示画面35の表示の異常を検出する。そして、表示装置33の異常を検出した場合には、表示装置33を正常な状態に自動的に復帰させる。【選択図】図6

Description

本発明は、空気中の酸素を分離して酸素濃縮ガスを生成する酸素濃縮装置等の医療用電子機器に関する。
従来、呼吸器系疾患の最も効果的な治療法の一つとして、酸素吸入療法が知られている。この酸素吸入療法とは、酸素ガス或いは酸素濃縮ガスを患者に供給する方法であり、その供給源として、空気中から酸素を直接分離して酸素濃縮ガスを生成する酸素濃縮装置が開発されている。
この酸素濃縮装置は、通常、一対の窒素吸着容器(窒素の吸着剤を充填した容器)を備えており、空気圧縮装置(コンプレッサ)によって圧縮された空気が、各窒素吸着容器に切り替えて送られることによって、窒素が吸着剤に吸着されて、酸素濃縮ガスが生成される。
また、近年では、上述した酸素濃縮装置として、液晶等の表示画面を備えた表示装置によって各種の表示を行うものが知られている。また、表示画面にタッチパネルとしての機能を持たせ、その表示画面に触れることによって、各種の操作を可能にした装置も開発されている。
ところが、表示装置等に異常が発生すると、表示画面に表示される画像が変化しない状態(いわゆる固まった状態)となり、使用者が表示画面に触れても何の反応も示さないことがある。その場合には、使用者は一旦酸素濃縮装置の電源を切ってから、再度酸素濃縮装置を立ち上げる操作を行っている(図9参照)。
なお、酸素濃縮装置の異常を解消する方法として、酸素濃縮装置と情報センターを電話局を介して接続し、通信によって、情報センターが酸素濃縮装置の異常を検出した場合には、情報センターから異常を解消する制御プログラムを送信する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−301155号公報
しかしながら、上述した従来技術では、酸素濃縮装置の異常を監視するための専用装置が必要であり、装置やシステムが複雑化するという問題がある。
特に医療用電子機器の場合には、表示画面の画像が固まると、その後の操作が困難となるので、表示画面を速やかに正常に復帰させることが重要である。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、表示画面における表示を速やかに正常な状態に復帰させることができる医療用電子機器を提供することである。
(1)本発明の第1局面は、表示画面を備えた表示装置と、表示装置を駆動する表示用ドライバと、表示用ドライバの動作を制御する電子制御装置と、を備えた医療用電子機器に関するものである。
この医療用電子機器の電子制御装置は、表示装置の表示画面における表示の異常を検出する異常検出部と、異常検出部によって異常を検出した場合には、表示画面の表示を正常な状態に自動的に復帰させる正常復帰部とを備えている。
このように、本第1局面では、表示画面の表示の異常を検出した場合には、その表示の異常を正常な状態に自動的に復帰させることができる。また、正常な状態に自動的に復帰させるための構成も、従来と比べて簡易化できる。
これにより、表示画面に表示される画像が例えば固まったような場合(フリーズした場合)でも、自動的に速やかに正常な状態に復帰できるので、使用者にとって使い勝手がよく、しかも安心感が高いという顕著な効果を奏する。
つまり、使用者が電源をオフしてから再度起動させるような手間が要らないので、非常に便利であり、しかも、速やかに通常の動作に復帰できるので(例えば酸素濃縮ガスを供給できるので)、安全性の面でも優れた効果を有する。
ここで、前記「表示の異常」とは、医療用電子機器の動作状態を表示する表示画面において、予め運転状態に対応して表示するように設定されている本来の表示(正しい表示)でない表示のことを示している。
また、「表示画面」は、例えば液晶等によって画像等を表示する画面であり、「表示装置」は、表示画面に画像等を表示させることができる装置(例えば液晶パネル)である。
「表示用ドライバ」は、表示装置に対して表示用データ等の信号を送信して、表示装置の表示画面に画像を表示させるように駆動する電子制御装置である。例えば表示装置を駆動するXドライバ、Yドライバ、タイミングコントローラ等からなる電子制御装置である。
「表示用ドライバの動作を制御する電子制御装置」は、表示用ドライバに対して表示用ドライバを駆動する信号を送信するコントローラ(例えば表示コントローラ等)であり、例えば医療用電子機器の動作を制御するマイクロコンピュータを用いることができる。
(2)本発明の第2局面では、表示画面はタッチパネルの機能を有しており、表示画面の表示を正常な状態に自動的に復帰させる場合には、タッチパネルの機能も正常な状態に自動的に復帰させる。
本第2局面では、表示画面がタッチパネルの機能を有する場合を例示している。
例えば表示画面に表示される画像に異常が発生した場合(例えばフリーズした場合)には、通常、タッチパネルの操作ができない。しかし、本第2局面では、異常を検出した場合には、タッチパネルの機能も正常な状態に復帰できるので、タッチパネルによる操作も速やかに再開できる。よって、使用者にとって便利であり、しかも安全性が高いという効果がある。
(3)本発明の第3局面では、異常検出部は、電子制御装置から表示用ドライバに出力される信号に基づいて、異常を検出する。
本第3局面は、異常を検出する方法を例示している。
電子制御装置から表示用ドライバに出力される信号に異常がある場合には、表示画面に表示される画像にも異常が発生すると推定される。また、タッチパネルの機能にも異常が発生すると推定される。よって、ここでは、上述した信号に異常が発生した場合には、表示画面に表示される画像に異常があると判断する。
(4)本発明の第4局面では、表示用ドライバは電子制御装置に設けられており、異常検出部は、表示用ドライバから表示装置に出力される信号に基づいて、異常を検出する。
本第4局面は、異常を検出する方法を例示している。
電子制御装置に設けられた表示用ドライバから表示装置に出力される信号に異常がある場合には、表示画面に表示される画像にも異常が発生すると推定される。また、タッチパネルの機能にも異常が発生すると推定される。よって、ここでは、上述した信号に異常が発生した場合には、表示画面に表示される画像に異常があると判断する。
(5)本発明の第5局面では、異常検出部は、表示用ドライバから電子制御装置に出力される信号に基づいて、異常を検出する。
本第5局面は、異常を検出する方法を例示している。
表示用ドライバから電子制御装置に出力される信号に異常がある場合には、表示画面に表示される画像にも異常が発生すると推定される。また、タッチパネルの機能にも異常が発生すると推定される。よって、ここでは、上述した信号に異常が発生した場合には、従って表示画面に表示される画像に異常があると判断する。
(6)本発明の第6局面では、医療用電子機器の動作状態を、所定期間毎に不揮発性メモリに記憶するとともに、異常を検出した場合には、異常の発生の直前の医療用電子機器の動作状態を、不揮発性メモリに記憶する。
本第6局面では、異常を検出した場合には、異常の発生の直前の医療用電子機器の動作状態を、不揮発性メモリに記憶するので、医療用電子機器を正常な状態に復帰させる場合には、不揮発性メモリに記憶したデータに基づいて、医療用電子機器を速やかに異常の発生の直前の動作状態に戻すことができる。
つまり、医療用電子機器を正常な状態に復帰させる場合には、自動的に異常の発生の直前の動作状態に戻すことができるので、使用者が操作しなくても、速やかに所望の動作状態にできるという効果がある。従って、利便性及び安全性の点からも優れたものである。
しかも、ここでは、所定期間毎に医療用電子機器の動作状態を記憶しているので、異常が発生した場合には、その直前の動作状態のデータを、「異常の発生の直前の医療用電子機器の動作状態」として記憶することができる。なお、「異常の発生の直前の医療用電子機器の動作状態」とは、異常の発生を検出した時刻に最も近い(直前の)時刻に記憶された医療用電子機器の動作状態である。
(7)本発明の第7局面では、異常を検出した場合には、異常の発生を示す異常フラグを、不揮発性メモリに記憶する。
本第7局面では、異常を検出した場合には、異常フラグを不揮発性メモリに記憶するので、例えば電子制御装置や表示用ドライバをリセットして、その動作を再開する場合には、異常フラグの有無により、異常が発生したか否かを把握できる。よって、異常フラグが記憶されている場合には、それに対応した処理(例えば異常の発生の直前の状態に復帰させる処理)を行うことができる。
(8)本発明の第8局面では、正常復帰部は、医療用電子機器への電力の供給を停止することなく、異常の原因と推定される装置の動作をリセットする。
本第8局面では、異常が発生した場合には、従来のように、電源をオフして再起動を行うことなく、異常の原因と推定される例えば電子制御装置や表示用ドライバをリセットして、その動作を再開する。
従って、電源をオフする場合に比べて、速やかに元の状態(例えば異常の発生の直前の状態)に復帰させて、例えば酸素濃縮ガスの供給等の動作を行うことができる。従って、利便性及び安全性の点からも優れたものである。
ここで、リセットとは、例えば電子制御装置や表示用ドライバの動作を再始動すること、即ち、その動作を制御する制御プログラムを再度実施させることである。
(9)本発明の第9局面では、リセットの際には、異常の発生を示す異常フラグが不揮発性メモリに記憶されているか否かを判定し、異常フラグが記憶されている場合には、異常の原因と推定される装置を、異常の検出前の状態に復帰させる。
本第9局面は、リセットの際に実施される手順を例示したものである。
このように、リセットの際には、異常フラグが不揮発性メモリに記憶されているか否かを判定し(チェックし)、異常フラグが記憶されている場合には、異常の原因と推定される装置を、異常の検出前の状態に復帰させる。従って、医療用電子機器を、異常の発生前の状態に速やかに復帰できる。
(10)本発明の第10局面では、異常を検出した場合には、例えば電子制御装置や表示用ドライバを、異常の検出から100ms以内に復帰させる。
このように、本第10局面では、例えば使用者が気づく間もないような短時間で、速やかに正常な状態に復帰できるので、使用者に不安感を与えにくいという利点がある。
(11)本発明の第11局面では、表示用ドライバに対して出力される信号又は表示用ドライバから出力される信号を、その信号が出力されるタイミングで2回以上監視し、その監視の結果に基づいて異常の検出を行う。
本第11局面では、前記信号をその信号が出力されるタイミングで2回以上の適当な回数監視し、その監視の結果に基づいて異常の検出を行うので、適切な回数(例えば2回)を設定することにより、速やかに異常の検出を行うことができる。
よって、適切な監視の回数を設定し、異常を検出した場合に復帰させることにより、例えば使用者が気づく間もないような短時間で、速やかに復帰できる。よって、使用者に不安感を与えにくいという利点がある。
(12)本発明の第12局面では、医療用電子機器は、空気中の酸素を分離して酸素濃縮ガスを生成する酸素濃縮装置である。
このような酸素濃縮装置では、酸素濃縮ガスを必要とする使用者に対して、その供給を急に停止することなく安定して行うことが好ましいが、本発明では、前記異常を検出した場合には速やかに正常な状態に復帰できる。よって、安定した酸素濃縮ガスの供給が可能となるので、使用者にとって、利便性及び安全性の点からも顕著な効果を奏する。
特に、このような酸素濃縮装置の使用者は、高齢者が多いので、異常が発生した場合には、電源をオフして再起動する操作は容易ではない。よって、本発明のように自動的に正常な状態に復帰できる機能は極めて優れたものである。
また、異常を検出して復帰する場合でも、電源をオフすることなく復帰が可能であるので、使用者に不安感を与えにくく、この点からも極めて有用である。
第1実施形態の酸素濃縮装置のシステム構造を示すブロック図である。 (a)は酸素濃縮装置の電源オンによる始動時の表示画面を示す説明図、(b)は酸素濃縮装置の運転時の表示画面の一例を示す説明図である。 マイクロコンピュータの処理内容を機能的に示すブロック図である。 酸素濃縮装置における空気や酸素濃縮ガスや排気の流路等を示す説明図である。 第1実施形態の酸素濃縮装置のマイクロコンピュータ、表示用ドライバ、表示装置等の接続状態を示す説明図である。 マイクロコンピュータで実施される処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態の酸素濃縮装置のマイクロコンピュータ、表示用ドライバ、表示装置等の接続状態を示す説明図である。 第3実施形態の酸素濃縮装置のマイクロコンピュータ、表示用ドライバ、表示装置等の接続状態を示す説明図である。 従来技術の操作の手順を示す説明図である。
[1.第1実施形態]
ここでは、医療用電子機器として酸素濃縮装置を例に挙げて説明する。
[1−1.全体構成]
まず、第1実施形態の酸素濃縮装置のシステム構成について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態の酸素濃縮装置1は、酸素より窒素を優先的に吸着する吸着剤を用いて、空気から高濃度の酸素(酸素濃縮ガス)を生成し、その酸素濃縮ガスを患者等の使用者に提供する周知の装置である。
この酸素濃縮装置1は、自身の動作を制御する電子制御装置である装置用コントローラ3を備えている。
この装置用コントローラ3は、周知のマイクロコンピュータ(マイコン)5と、運転状態等のデータを記憶するEEPROM7等を備えている。
このマイクロコンピュータ5は、例えばLSIであるワンチップマイコンであり、周知のCPU9、RAM11、ROM13、入力部15、出力部17等を備えている。
なお、ROM13には、後述する図6に示す処理を実行する制御プログラムが記憶されており、マイクロコンピュータ5がリセットされた場合には、この制御プラグラムに従って処理が実施される。
また、EEPROM7は、電源がオフされた場合でもデータを保持できる周知の不揮発性メモリである。このEEPROM7には、酸素濃縮装置1に異常が発生したことを記憶する異常フラグ、例えば後述するように、表示画面35に表示される画像等(表示画像)に異常が発生したことを示す異常フラグが記憶される。また、一定期間毎に、酸素濃縮装置1の動作状態、例えば酸素濃縮ガスの供給流量(設定流量)などの運転状態のデータが記憶される。
詳しくは、EEPROM7には、異常フラグと、異常フラグが設定された時刻と、所定期間毎(例えば1秒毎)の運転状態及びその時刻と、その運転状態に対応した表示画面35の表示画像(詳しくはその表示画像を示す画像番号)等が記憶されている。つまり、異常フラグとその異常フラグの設定される直前の運転状態及び表示画像とが関連づけて記憶されている。
なお、運転状態等のデータは、必ずしも全て記憶する必要はなく、異常フラグが設定されない場合のデータは順次消去してもよい。つまり、データは毎回更新するようにして、異常フラグが設定された場合の直前のデータのみを保持するようにしてもよい。
前記マイクロコンピュータ5の入力部15には、例えば、電源スイッチ21、操作部23、各種のセンサ類25等が接続されている。
このうち、電源スイッチ21は、酸素濃縮装置1に電力を供給する電源をオン、オフするスイッチである。
操作部23は、酸素濃縮装置1の動作を操作するボタンやスイッチ等であり、後述する表示装置33の表示画面35にタッチパネルとして設定される操作部23が挙げられる。なお、タッチパネル以外に別途操作スイッチを設けてもよい。なお、操作部23により操作する内容としては、流量を設定する操作等が挙げられる
また、センサ類25としては、酸素濃縮ガスの酸素濃度を検出する酸素センサ(図示せず)等が挙げられる。
一方、マイクロコンピュータ5の出力部17には、例えば、モータ27、電磁弁29、表示用ドライバ31等が接続され、表示用ドライバ31には表示装置33が接続されている。
このうち、モータ27は、空気を加圧するコンプレッサ45(図4参照)を駆動するモータである。電磁弁29は、空気や酸素濃縮ガスの流路等を開閉する電磁弁である。
表示用ドライバ31は、表示装置33を駆動して表示画面35に各種の表示を行わせる電子制御装置である。
表示装置33は、例えば図2に示すように、表示画面35に、酸素濃縮装置1の動作(例えば酸素濃縮ガスの流量)等を表示する例えば液晶表示装置である。
なお、この表示画面35は、タッチパネルとしての機能を有しており、前記操作部23は、タッチパネルの所定の部分(例えばボタンで表示される部分)に設定されている。
上述したマイクロコンピュータ5は、図3に示すように、その動作内容として、機能的に、異常検出部37と正常復帰部39とを備えている。
異常検出部37は、表示装置33によって表示される表示画面35の表示の異常(即ち表示画面35の表示に関する異常)を検出するものである。また、正常復帰部39は、異常検出部37によって表示画面35の表示の異常を検出した場合には、表示画面35を正常な表示の状態に自動的に復帰させるものである。
[1−2.基本動作]
次に、酸素濃縮装置1の基本動作について簡単に説明する。
電源スイッチ21が操作されると、表示画面35に、前記図2(a)に示す画像が表示される。そして、この表示画面35にて、酸素濃縮装置1の運転を開始するための操作がなされると、酸素濃縮装置1の運転が開始される。なお、酸素濃縮装置1の作動中には、その内容を示すように、例えば図2(b)に示すような表示がされる。
酸素濃縮装置1の運転が開始されると、図4に示すように、空気(AG)が空気取入口41から取込まれ、フィルター43にて濾過されて、コンプレッサ45に送り込まれる。
コンプレッサ45に送られた空気は、コンプレッサ45内にて圧縮され、その圧縮空気は、第1切替弁47と第2切替弁49の動作によって、第1窒素吸着容器51a又は第2窒素吸着容器51bに交互に供給される。各窒素吸着容器51で生成された酸素濃縮ガス(SG)は、リザーバ53へ送り込まれる。
つまり、圧縮空気は、どちらか一方の窒素吸着容器51に送られ、窒素が吸着されて酸素濃縮ガスが生成される。そして、リザーバ53が所定圧になると、配管55、57が切り替えられて、他方の窒素吸着容器51に送られる。このような動作を交互に繰り返すことで、酸素濃縮ガスを連続して生成、供給するように構成されている。
そして、リザーバ53から供給された酸素濃縮ガスは、レギュレター59及び流量設定器61で、圧力、流量を調整され、適宜加湿などの処理を施されて、酸素出口63からカニューラ等の導管を介して患者に供給される。
また、上述した動作の際には、一方の窒素吸着容器51で酸素濃縮ガスを生成してリザーバ53へ送り込むと同時に、他方の窒素吸着容器51では吸着剤にて吸着された窒素(NG)を定期的に排気(放出)して吸着剤の再生を行う。
[1−3.異常検出及び復帰に関する構成]
次に、本第1実施形態の要部である異常検出及び復帰に関する構成について説明する。
図5に示すように、本第1実施形態では、マイクロコンピュータ5には、いわゆるウオッチドックとして機能する監視用IC65が接続されている。
この監視用IC65とは、マイクロコンピュータ5の動作が正常か異常かを判断し、異常の場合には、マイクロコンピュータ5をリセット(即ちハードウェアリセット)するものである。
詳しくは、マイクロコンピュータ5が正常な場合には、マイクロコンピュータ5から監視用IC65に対して、所定の周期で正常モニタ信号が出力される。そして、監視用IC65に正常モニタ信号が所定時間入力されない場合には、マイクロコンピュータ5に異常が発生したと判断し、マイクロコンピュータ5に対してリセット信号を出力してマイクロコンピュータ5をリセットする。
また、マイクロコンピュータ5から表示用ドライバ31に対して、表示用ドライバ31を駆動するための各種の信号A(例えば表示用データ信号やクロック信号)が出力される。
一方、表示用ドライバ31からマイクロコンピュータ5に対して、表示用ドライバ31の状態を示す各種の信号B(例えばモニタ信号)が出力される。
更に、表示用ドライバ31から表示装置33に対して、表示装置33を駆動するための各種の信号C(例えば表示用データ信号やクロック信号)が出力される。
一方、表示装置33から表示用ドライバ31に対して、表示装置33の状態を示す各種の信号D(例えばモニタ信号)が出力される。
本第1実施形態では、マイクロコンピュータ5から表示用ドライバ31に対して出力される信号A(例えばクロック信号)を常時モニタする。つまり、マイクロコンピュータ5の出力ポート(即ち表示用ドライバ31に信号を送信するための出力ポート)の波形を常時モニタする。
そして、その信号Aに異常が発生した場合(例えば所定期間にわたり信号Aが出力されなかった場合)には、表示画面35に表示される画像や文字に異常が発生したと推定する。例えば、表示画面35に表示される画像が変化しない状態(即ち固まった状態:フリーズ)等になったと推定する。また、タッチパネルとしての機能にも異常が発生したと推定する。
そして、この異常を解消するための対策として、監視用IC65を駆動して、マイクロコンピュータ5をリセットする。具体的には、監視用IC65への正常モニタ信号を所定期間停止して、監視用IC65からマイクロコンピュータ5にリセット信号を出力させて、マイクロコンピュータ5のリセットを行う。
これにより、マイクロコンピュータ5が正常な状態に復帰するので、信号Aも正常な状態となる。よって、表示用ドライバ31及び表示装置33も正常な状態に復帰するので、表示画面35の表示も正常な状態に復帰し、タッチパネルの機能も正常な状態に復帰する。
[1−4.処理]
次に、マイクロコンピュータ5にて実施される処理内容について説明する。
この処理は、酸素濃縮装置1の起動時の処理であり、電源スイッチ21がオン(ON)となった場合に開始される。
図6に示すように、マイクロコンピュータ5では、まず、ステップ(S)100にて、EEPROM7に、表示装置33の表示の異常(即ち表示画面35が固まった等の異常)を示す異常フラグが記憶されているか否かを判定する。ここで、肯定判断されるとステップ110に進み、一方否定判断されるとステップ130に進む。
ステップ110では、異常フラグがあるので、酸素濃縮装置1の動作状態を異常発生前の状態に復帰する。
上述したように、EEPROM7には、定期的に酸素濃縮装置1の動作状態(例えば設定流量)等が記憶されており、異常フラグが設定された場合には、当該異常フラグと関連付けて、異常フラグが設定された直前の運転状態や表示画像が記憶されている。
従って、異常フラグが設定された直前の運転状態や表示画面のデータに基づいて、酸素濃縮装置1の運転状態を、異常の発生の直前の状態に復帰させる。
例えば表示画面35を図2(b)に示す表示画像とするとともに、その表示画面35に示す運転状態(例えば設定流量)となるように、コンプレッサ45や第1、第2切替弁47、49等の動作を制御する。
続くステップ120では、異常フラグを消去する。
続くステップ130では、上述した異常フラグが設定された直前の運転状態にて酸素濃縮装置1を作動させて、酸素濃縮ガスを生成する。
続くステップ140では、表示画面35における表示画像に異常が発生したか否かを判定する。ここで、肯定判断されるとステップ150に進み、一方否定判断されると前記ステップ100に進んで、同様な処理を繰り返す。
ここで、表示画面35に異常が発生したか否かは、上述したように、マイクロコンピュータ5から表示用ドライバ31に対して出力される信号A(例えばクロック信号)を常時モニタし、その信号Aに異常が発生した場合に、表示画面35の表示に異常が発生したと判断する(推定する)。
例えば、所定の周期毎に出力されるクロック信号が、2周期以上(例えば2周期)出力されなかった場合には、信号Aに異常が発生した(従って表示画面35の表示に異常が発生した)と判断する。なお、この判断のために用いられる周期の回数(判断基準)があまり長いと、異常の状態が長く継続して正常な状態への復帰が遅れるので、例えば異常の発生から復帰までの時間が100ms以下になるように判断基準が設定される。
ステップ150では、異常が発生したと判断されたので、そのことを示す異常フラグをEEPROM7に設定する(記憶する)。
続くステップ160では、異常発生前(直前)の酸素濃縮装置1の運転状態や表示画像のデータを、EEPROM7に記憶する。
つまり、上述したように、所定期間毎に、酸素濃縮装置1の運転状態や表示画像のデータを、EEPROM7に記憶しているので、異常フラグが設定された場合には、異常フラグが設定された時刻の直前の運転状態や表示画像のデータを、異常フラグと関連づけて記憶する。
続くステップ160では、監視用IC65からリセット信号を出力させて、マイクロコンピュータ5をリセットし、(自動的に)再起動を実施する。
この再起動とは、電源をオフしてから再度酸素濃縮装置1を起動させるのではなく、電源をオフすることなく、マイクロコンピュータ5をリセットして、マイクロコンピュータ5で実施される処理を再度起動させるものである。これによって、ROM13に記憶されている制御プログラムに従って、前記ステップ100以降の処理が実施される。
[1−5.効果]
次に、本第1実施形態の効果について説明する。
・第1実施形態では、信号Aの異常に基づいて、タッチパネルの機能を有する表示画面35における表示の異常を(間接的に)検出した場合には、表示画面35の表示を正常な状態に自動的に復帰させることができる。また、そのための構成も、従来と比べて簡易化できる。
これにより、タッチパネルの機能を有する表示画面35の表示画像が例えばフリーズした場合でも、自動的に速やかに正常な状態(正常な画像を表示できで且つタッチパネルも有効な状態)に復帰できるので、使用者にとって使い勝手がよく、しかも安心感が高いという顕著な効果を奏する。
・第1実施形態では、酸素濃縮装置1を正常な状態に復帰する場合には、電源をオフして再起動を行うことなく、異常の原因と推定されるマイクロコンピュータ5をリセットして、その動作を再開する。
従って、電源をオフする場合に比べて、速やかに元の状態(例えば異常の発生の直前の状態)に復帰させて、酸素濃縮ガスの供給等を行うことができる。従って、利便性及び安全性の点から優れたものである。
つまり、使用者が電源をオフしてから再度起動させるような手間が要らないので、非常に便利であり、しかも、患者等に安定して酸素濃縮ガスを供給できるので、安全性の面でも優れた効果を有する。
特に、このような酸素濃縮装置1の使用者は、高齢者が多いので、異常が発生した場合には、電源をオフして再起動する操作は容易ではない。よって、上述したように、自動的に正常な状態に復帰できる機能は極めて優れたものである。
・第1実施形態では、異常を検出した場合には、異常フラグと異常の発生の直前の酸素濃縮装置1の動作状態を、EEPROM7に記憶する。従って、異常フラグに基づいて酸素濃縮装置1を正常な状態に復帰させる場合には、EEPROM7に記憶したデータに基づいて、酸素濃縮装置1を速やかに異常の発生の直前の動作状態に戻すことができる。
つまり、第1実施形態では、使用者が操作しなくても、自動的に異常の発生の直前の動作状態に戻すことができるので、例えば酸素濃縮ガスの供給を速やかに再開できる等の効果がある。従って、利便性及び安全性の点から優れたものである。
・第1実施形態では、異常を検出した場合には、マイクロコンピュータ5を、異常の検出から100ms以内に復帰させる。具体的には、信号Aが出力されるタイミングで2回以上(例えば2回)監視し、その監視の結果に基づいて異常の検出を行うので、速やかに復帰することができる。
[1−6.特許請求の範囲との対応関係]
ここで、特許請求の範囲と第1実施形態とにおける文言の対応関係について説明する。
第1実施形態の、酸素濃縮装置1、マイクロコンピュータ5、EEPROM7、表示用ドライバ31、表示装置33、表示画面35が、それぞれ、本発明の、酸素濃縮装置、電子制御装置、不揮発性メモリ、表示用ドライバ、表示装置、表示画面の一例に相当する。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略する。
図7に示すように、本第2実施形態の酸素濃縮装置71では、マイクロコンピュータ73は表示用ドライバ75を備えている。また、マイクロコンピュータ73には、第1実施形態と同様に、監視用IC77が接続されている。更に、マイクロコンピュータ73には、第1実施形態と同様な表示装置79が接続されており、この表示装置79には、タッチパネルの機能を有する表示画面81を備えている。
表示用ドライバ(詳しくはマイクロコンピュータ73の出力ポートを兼ねる表示用ドライバの出力ポート)75から表示装置79に対して、表示装置79を駆動するための信号C(例えば表示用データ信号やクロック信号)が出力される。
一方、表示装置79から表示用ドライバ75に対して、表示装置79の状態を示す各種の信号D(例えばモニタ信号)が出力される。
本第2実施形態では、表示用ドライバ75から表示装置79に対して出力される信号C(例えばクロック信号)を常時モニタする。
そして、その信号Cに異常が発生した場合(例えば所定期間にわたり信号Cが出力されなかった場合)には、第1実施形態と同様に、表示画面35に表示される画像や文字に異常が発生したと推定する。また、タッチパネルとしての機能にも異常が発生したと推定する。
そして、この異常を解消するための対策として、監視用IC77を駆動して、マイクロコンピュータ5をリセットする(従って表示用ドライバ75もリセットする)。
これにより、マイクロコンピュータ5(従って表示用ドライバ75)が正常な状態に復帰するので、信号Cも正常な状態となる。よって、表示装置79も正常な状態に復帰するので、表示画面81の表示も正常な状態に復帰し、タッチパネルの機能も正常な状態に復帰する。
このように、本第2実施形態は、前記第1実施形態と同様な効果を奏する。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略する。
図8に示すように、本第3実施形態の酸素濃縮装置91は、第1実施形態と同様に、マイクロコンピュータ93、表示用ドライバ95、表示装置97を備えており、表示装置97は、タッチパネルの機能を有する表示画面99を備えている。
また、マイクロコンピュータ93から表示用ドライバ95に対して、表示用ドライバ95を駆動するための各種の信号A(例えば表示用データ信号やクロック信号)が出力される。さらに、マイクロコンピュータ93から表示用ドライバ95に対して、表示用ドライバ95をリセットするリセット信号が出力可能な構成となっている。
一方、表示用ドライバ95からマイクロコンピュータ93に対して、表示用ドライバ31の状態を示す各種の信号B(例えばモニタ信号)が出力される。
更に、表示用ドライバ95から表示装置97に対して、表示装置97を駆動するための各種の信号C(例えば表示用データ信号やクロック信号)が出力される。
一方、表示装置97から表示用ドライバ95に対して、表示装置97の状態を示す各種の信号D(例えばモニタ信号)が出力される。
本第3実施形態では、マイクロコンピュータ93に対して出力される信号B(例えばモニタ信号)を常時モニタする。
そして、その信号Bに異常が発生した場合(例えば所定期間にわたり信号Bが出力されなかった場合)には、表示用ドライバ95の異常によって、表示画面99に表示される画像や文字に異常が発生したと推定する。また、タッチパネルとしての機能にも異常が発生したと推定する。
そして、この異常を解消するための対策として、マイクロコンピュータ5から表示用ドライバ95に対してリセット信号を出力して、表示用ドライバ95をリセットする。
これにより、表示用ドライバ95が正常な状態に復帰するので、信号Cも正常な状態となる。よって、表示装置97も正常な状態に復帰するので、表示画面99の表示も正常な状態に復帰し、タッチパネルの機能も正常な状態に復帰する。
このように、本第3実施形態は、前記第1実施形態と同様な効果を奏する。
なお、本発明は前記実施形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば、前記各実施形態では、表示画面はタッチパネルの機能を有しているが、表示画面にタッチパネルの機能がないものも採用できる。
(2)また、マイクロコンピュータや表示用デバイスをリセットする場合には、周知のハードウェアリセットやソフトウェアリセットを採用できる。
(3)本発明が適用できる医療用電子機器としては、酸素濃縮装置以外に、例えば、血圧計、心電計、減菌器、内視鏡、人工呼吸器などが挙げられる。
(4)なお、上述した実施形態等の構成要素を適宜組み合わせることも可能である。
1、71、91…酸素濃縮装置
5、73、93…マイクロコンピュータ
7…EEPROM
31、75、95…表示用ドライバ
33、79、97…表示装置
35、81、99…表示画面
37…異常検出部
39…正常復帰部
65、77…監視用IC

Claims (12)

  1. 表示画面を備えた表示装置と、該表示装置を駆動する表示用ドライバと、該表示用ドライバの動作を制御する電子制御装置と、を備えた医療用電子機器において、
    前記電子制御装置は、
    前記表示装置の前記表示画面における表示の異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部によって前記異常を検出した場合には、前記表示画面の表示を正常な状態に自動的に復帰させる正常復帰部と、
    を備えたことを特徴とする医療用電子機器。
  2. 前記表示画面はタッチパネルの機能を有しており、前記表示画面の表示を正常な状態に自動的に復帰させる場合には、前記タッチパネルの機能も正常な状態に自動的に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の医療用電子機器。
  3. 前記異常検出部は、前記電子制御装置から前記表示用ドライバに出力される信号に基づいて、前記異常を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用電子機器。
  4. 前記表示用ドライバは前記電子制御装置に設けられており、
    前記異常検出部は、前記表示用ドライバから前記表示装置に出力される信号に基づいて、前記異常を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用電子機器。
  5. 前記異常検出部は、前記表示用ドライバから前記電子制御装置に出力される信号に基づいて、前記異常を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用電子機器。
  6. 前記医療用電子機器の動作状態を、所定期間毎に不揮発性メモリに記憶するとともに、
    前記異常を検出した場合には、前記異常の発生の直前の前記医療用電子機器の動作状態を、前記不揮発性メモリに記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
  7. 前記異常を検出した場合には、前記異常の発生を示す異常フラグを、不揮発性メモリに記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
  8. 前記正常復帰部は、前記医療用電子機器への電力の供給を停止することなく、前記異常の原因と推定される装置の動作をリセットすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
  9. 前記リセットの際には、前記異常の発生を示す異常フラグが前記不揮発性メモリに記憶されているか否かを判定し、前記異常フラグが記憶されている場合には、前記異常の原因と推定される装置を、前記異常の検出前の状態に復帰させることを特徴とする請求項8に記載の医療用電子機器。
  10. 前記異常を検出した場合には、前記異常の原因と推定される装置を、前記異常の検出から100ms以内に復帰させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
  11. 前記表示用ドライバに対して出力される信号又は前記表示用ドライバから出力される信号を、前記信号が出力されるタイミングで2回以上監視し、該監視の結果に基づいて前記異常の検出を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
  12. 前記医療用電子機器は、空気中の酸素を分離して酸素濃縮ガスを生成する酸素濃縮装置であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の医療用電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112991325A (zh) * 2021-04-14 2021-06-18 上海孚慈医疗科技有限公司 一种基于智能编码的斑状发红图像采集和处理方法及系统

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