JP2017158151A - 電子機器、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

電子機器、無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御対象となる電子機器に合わせた画面を通信端末に表示する。【解決手段】記憶部は、第1識別情報を記憶する。端末通信部は、携帯通信端末と無線通信を行う。受信信号強度測定部は、無線通信における受信信号強度を測定する。処理部は、受信信号強度測定部によって測定された受信信号強度を閾値と比較し、受信信号強度が閾値以上である場合に、携帯通信端末に第1識別情報に応じたアプリケーションプログラムを実行させるための、第1識別情報を含む第1ビーコン信号を発信するよう端末通信部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を行う無線通信システムに関する。詳しくは、ビーコン信号を発信する電子機器、無線通信システム、および、これらにおける無線通信方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
通信端末の普及に伴い、通信端末と電子機器とを無線接続して、電子機器からの情報を通信端末において受信して、その情報を利用するシステムが利用されるようになっている。例えば、電動シャッターに搭載された通信システムLSIとの間で通信端末が通信を行い、通信端末上で動作するシャッター制御アプリケーションによって表示されたシャッター操作画面をユーザが操作することにより電動シャッターの開閉を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−191918号公報
上述の従来技術では、通信端末と電子機器との間で通信を行うことにより、通信端末において電子機器の動作を操作することができる。しかしながら、そのような操作対象となる電子機器が増えた場合、それぞれの電子機器に対応するアプリケーションを別々に設けて、操作の度に対象となる電子機器に合わせてアプリケーションを起動することは、ユーザにとって煩雑になる。
本発明はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、制御対象となる電子機器に合わせた画面を通信端末に表示することを目的とする。
本発明は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、第1識別情報を記憶する記憶部と、携帯通信端末と無線通信を行う端末通信部と、上記無線通信における受信信号強度を測定する受信信号強度測定部と、上記受信信号強度測定部によって測定された上記受信信号強度を閾値と比較し、上記受信信号強度が上記閾値以上である場合に、上記携帯通信端末に上記第1識別情報に応じたアプリケーションプログラムを実行させるための、上記第1識別情報を含む第1ビーコン信号を発信するよう上記端末通信部を制御する処理部とを具備する電子機器、および、その電子機器と携帯通信端末とを具備する無線通信システムである。これにより、携帯通信端末に第1識別情報に応じたアプリケーションプログラムを実行させるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、電子機器と携帯通信端末とを備える無線通信システムにおける無線通信方法であって、上記電子機器と上記携帯通信端末とが、無線通信を行う手順と、上記電子機器が、上記無線通信における受信信号強度を測定する手順と、上記電子機器が、上記受信信号強度を閾値と比較する手順と、上記電子機器が、上記受信信号強度が上記閾値以上である場合に、第1識別情報を含む第1ビーコン信号を発信する手順と、上記携帯通信端末が、上記第1ビーコン信号を受信した場合に、上記第1識別情報に応じてアプリケーションプログラムを実行する手順とを具備する無線通信方法である。これにより、携帯通信端末に第1識別情報に応じたアプリケーションプログラムを実行させるという作用をもたらす。
本発明によれば、制御対象となる電子機器に合わせた画面を通信端末に表示することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における電子機器100の外観の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態における電子機器100の処理手順例を示す流れ図である。 本発明の実施の形態における携帯通信端末300の出力部360の画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態の変形例における無線通信システムの一構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。
<1.第1の実施の形態>
[無線通信システムの構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。この無線通信システムは、制御対象である電子機器100と、電子機器100に関する画面が表示される携帯通信端末300とを備える。なお、ここでは、電子機器100および携帯通信端末300をそれぞれ1台ずつ示しているが、これらは複数台が設けられてもよい。
電子機器100と携帯通信端末300との間は、無線通信を行うことが可能である。無線通信の規格として、例えば、超低消費電力に最適化された「Bluetooth(登録商標) Low Energy」(以下、「BLE」と略す。)が想定される。なお、Wi−Fi(登録商標)規格など、別の通信規格により無線通信を行ってもよい。
電子機器100は、この無線通信システムにおける制御対象である。この電子機器100としては、例えば、照明器具、空調機器(エアコン)、暖房器具(ヒータ)、扇風機、空気清浄機などの電気製品が想定される。電子機器100は、処理部110と、記憶部120と、端末通信部130と、受信信号強度測定部140と、インターフェース部170と、主回路190とを備える。
電子機器100の処理部110は、電子機器100内の処理を制御するものである。具体的には、処理部110は、端末通信部130における無線通信を制御し、また、インターフェース部170を介して主回路190とのやりとりを行う。
電子機器100の記憶部120は、電子機器100内の処理に必要なデータを記憶するものである。この記憶部120は、この電子機器100を識別するための第1識別情報121を記憶している。この第1識別情報121は、無線通信システムにおいて電子機器100を一意に識別するものであり、携帯通信端末300はこの第1識別情報121を受信することにより、その送信元を一意に特定することができる。
電子機器100の端末通信部130は、携帯通信端末300との間で上述の無線通信を行うものである。この実施の形態では、無線通信の過程において、ユーザが携帯通信端末300を電子機器100にタッチすることが想定される。そのため、電子機器100には、携帯通信端末300をタッチすべき箇所を示す表示が設けられていることが望ましい。なお、本明細書において、携帯通信端末300を電子機器100にタッチすることは、携帯通信端末300を電子機器100に実際に接触させることだけでなく、携帯通信端末300を電子機器100に十分に接近させることも含むものとする。
電子機器100の受信信号強度測定部140は、端末通信部130において受信された信号の受信信号強度を測定するものである。この受信信号強度測定部140によって測定された受信信号強度は、処理部110に供給される。受信信号強度は、例えばRSSI(Received Signal Strength Indication)値で表される。なお、この例では、受信信号強度測定部140が端末通信部130や処理部110とは独立した構成要素であることを想定したが、受信信号強度測定部140は端末通信部130または処理部110の一部として含んで構成されてもよい。
電子機器100のインターフェース部170は、主回路190と接続するためのインターフェースである。電子機器100の主回路190は、この電子機器100の本来の機能を提供するための回路部分である。例えば、電子機器100が照明器具であれば、照明としての機能を発揮する電灯の部分がこの主回路190として構成される。
携帯通信端末300は、ユーザが携帯する端末である。この携帯通信端末300としては、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの無線通信端末が挙げられる。携帯通信端末300は、処理部310と、記憶部320と、機器通信部330と、サーバ通信部340と、入力部350と、出力部360とを備え、それぞれは互いにバス380により接続される。
携帯通信端末300の処理部310は、携帯通信端末300内の処理を制御するものである。具体的には、処理部310は、機器通信部330やサーバ通信部340における無線通信を制御し、また、入力部350および出力部360における入出力を制御する。
携帯通信端末300の記憶部320は、携帯通信端末300内の処理に必要なデータまたはプログラム等を記憶するものである。この例では、記憶部320は、電子機器100を制御するためのアプリケーションプログラム321を記憶する。処理部310は、必要に応じてこのアプリケーションプログラム321を記憶部320から読み出して実行する。
携帯通信端末300の機器通信部330は、電子機器100との間で上述の無線通信を行うものである。すなわち、上述の無線通信は、この機器通信部330と電子機器100の端末通信部130との間で行われる。
携帯通信端末300のサーバ通信部340は、(図示しない)サーバとの間の通信を行うものである。サーバは(図示しない)ネットワークに接続されており、サーバ通信部340はアクセスポイントを介してネットワークに接続する。サーバ通信部340とアクセスポイントとの間では、例えば、移動体通信(例えば、3G)や、Wi−Fi(登録商標)規格などによる無線LANなどを利用した通信を行うことが想定される。
携帯通信端末300の入力部350は、ユーザからの入力を受け付けるためのものである。この入力部350としては、例えば、タッチパネルの触覚センサが想定されるが、外部接続されたキーボードなどを使用してもよい。携帯通信端末300の出力部360は、ユーザに対して情報を表示出力するためのものである。この出力部360としては、例えば、タッチパネルの表示部が想定される。したがって、入力部350および出力部360は、一体化されたタッチパネルとして実現することができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態における電子機器100の外観の一例を示す図である。
上述のように、電子機器100には、携帯通信端末300をタッチすべき箇所を示す表示180が設けられていることが望ましい。この例では、電子機器100の筐体の前面右上に携帯通信端末300をタッチすべき箇所の表示180が示されている。ユーザがこの表示180に携帯通信端末300をタッチすることにより、電子機器100の制御を携帯通信端末300によって行うことが可能になる。また、閾値を設定する場合も、この表示180に携帯通信端末300をタッチした場合の受信信号強度を設定することにより、適正な動作が可能となる。
[無線通信システムの動作]
図3は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
携帯通信端末300のユーザは、携帯通信端末300を介して接続操作を行う(ステップS811)。これにより、端末通信部130および機器通信部330は、無線接続を行い、接続状態に移行する(ステップS812、S813)。ただし、電子機器100と携帯通信端末300との間で予めペアリングが行われている場合、携帯通信端末300が電子機器100との通信圏内に入った際に、端末通信部130と機器通信部330との間で自動的に無線接続が行われるようにしてもよい。
上述のBLEにおいては、接続状態の間、マスタとスレーブとの間で定期的にパケットの交換が行われる。例えば、携帯通信端末300がマスタであり、電子機器100がスレーブである場合、携帯通信端末300は電子機器100に対して定期的にパケットを送信する。そして、このパケットに対する応答として、電子機器100は携帯通信端末300にパケットを送信する。電子機器100の端末通信部130は、携帯通信端末300の機器通信部330から送信されたこのようなパケットを受信する。そして、電子機器100の受信信号強度測定部140は、そのパケットを受信した際の受信信号強度を測定する(ステップS814)。
電子機器100の処理部110は、受信信号強度測定部140によって測定された受信信号強度を所定の閾値と比較し、受信信号強度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS815)。この場合の閾値としては、例えば、携帯通信端末300を電子機器100から所定の距離(例えば、数cm〜十数cm程度)まで接近させた状態や、携帯通信端末300を電子機器100に実際に接触させた状態で測定した場合の受信信号強度を用いることが想定される。また、閾値と比較される受信信号強度としては、例えば、受信信号強度測定部140によって複数回測定された値の最大値や平均値を用いてもよい。これにより、ユーザが携帯通信端末300を電子機器100にタッチした際に、ビーコン信号を発信させることができる。
電子機器100の処理部110は、ステップS815において受信信号強度が閾値以上であると判定すると、ビーコン信号を端末通信部130から発信させる(ステップS816)。上述のBLEを想定すると、処理部110は、例えば、第1識別情報I1を含むアドバタイズ(advertising)パケットを第1ビーコン信号として端末通信部130から発信(ブロードキャスト)させる。このとき、端末通信部130は、携帯通信端末300との間の接続状態を維持するために定期的に交換されるパケットとは異なるタイミングで、この第1ビーコン信号を発信する。
携帯通信端末300の機器通信部330によって第1ビーコン信号が受信されると、処理部310は、第1ビーコン信号に含まれる第1識別情報I1に応じてアプリケーションプログラム321を実行する(ステップS817)。
このとき、処理部310は、第1識別情報I1に応じて、電子機器100毎に異なるアプリケーションプログラム321を実行してもよい。この場合、電子機器100毎に異なるアプリケーションプログラム321を予め用意しておく必要がある。
これに対し、処理部310は、複数の電子機器100に対応する1つのアプリケーションプログラム321を実行し、第1識別情報I1に応じて、電子機器100毎に異なる操作画面を表示してもよい。この場合、アプリケーションプログラム321は1つ用意しておけば足り、そのアプリケーションプログラム321の中で第1識別情報I1に応じた処理の分岐が行われる。
第1ビーコン信号の受信時にアプリケーションプログラム321が起動していない場合には、処理部310はアプリケーションプログラム321を起動して実行する。一方、第1ビーコン信号の受信時にアプリケーションプログラム321がバックグラウンドで実行中である場合には、処理部310はアプリケーションプログラム321をフォアグランドに移行して実行する。
これにより、携帯通信端末300は、タッチした電子機器100に応じてアプリケーションプログラム321を実行し、その電子機器100と無線通信を行って、電子機器100を操作したり、電子機器100の状態を取得したりすることができる。
図4は、本発明の実施の形態における電子機器100の処理手順例を示す流れ図である。
電子機器100の端末通信部130が携帯通信端末300からパケットを受信すると(ステップS911:Yes)、受信信号強度測定部140はそのパケットの受信信号強度を測定する(ステップS912)。
電子機器100の処理部110は、受信信号強度測定部140によって測定された受信信号強度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS913)。この閾値は、上述のように、携帯通信端末300を電子機器100にタッチした状態で測定した場合の受信信号強度を一例として想定している。したがって、ユーザが携帯通信端末300を電子機器100にタッチすると、受信信号強度が閾値以上となることになる。受信信号強度が閾値未満である場合には(ステップS914:No)、電子機器100はステップS911〜S913の処理を繰り返す。
受信信号強度が閾値以上である場合(ステップS914:Yes)、電子機器100の処理部110は、第1識別情報I1を含むパケットを第1ビーコン信号として、端末通信部130から発信させる(ステップS915)。
これにより、第1ビーコン信号が携帯通信端末300に受信されると、携帯通信端末300の処理部310は、第1ビーコン信号に含まれる第1識別情報I1に応じてアプリケーションプログラム321を実行する。すなわち、携帯通信端末300の出力部360に電子機器100に対応する画面が表示され、電子機器100の操作入力や状態表示などを行うことができる。
図5は、本発明の実施の形態における携帯通信端末300の出力部360の画面の一例を示す図である。ここでは、電子機器100として扇風機を想定した例を示している。
携帯通信端末300の機器通信部330が第1ビーコン信号を受信すると、処理部310は、第1ビーコン信号に含まれる第1識別情報I1に応じたアプリケーションプログラム321を実行する。この場合、第1識別情報I1は扇風機に対応するものであるため、その扇風機に対応する画面が出力部360に表示される。この表示では、扇風機の現在の状態として風量が示されている。そして、ユーザによる操作入力を受け付けることができるようになっている。図のように現在の風量が「中」である場合において、ユーザが「強」の入力を行うと、その扇風機の風量は強くなる。
このように、この第1の実施の形態では、電子機器100と携帯通信端末300とが接続状態となっている場合において、電子機器100によって受信された携帯通信端末300からのパケットの受信信号強度が所定の閾値以上となると、電子機器100の第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号が発信される。第1ビーコン信号を受信した携帯通信端末300は、第1識別情報I1に応じたアプリケーションプログラム321を実行する。これにより、携帯通信端末300の出力部360に電子機器100に対応する画面が表示され、電子機器100の操作入力や状態表示などを行うことができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、受信信号強度の測定の際に電子機器100と携帯通信端末300とが接続状態となっていることを前提としていたが、この第2の実施の形態では、電子機器100と携帯通信端末300は必ずしも無線接続されている必要はない。この第2の実施の形態では、携帯通信端末300においてアプリケーションプログラムを実行することにより携帯通信端末300から第2ビーコン信号を発信させ、そのビーコン信号の受信信号強度を電子機器100において測定することにより、電子機器100から第1ビーコン信号を発信させる。
[無線通信システムの構成]
図6は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。基本的な構成は上述の第1の実施の形態のものと同様である。ただし、携帯通信端末300の記憶部320において、第2識別情報322を記憶する点が第1の実施の形態と異なっている。
上述のBLEを想定すると、携帯通信端末300の処理部310は、アプリケーションプログラム321を実行すると、例えば、携帯通信端末300またはアプリケーションプログラム321を識別するための第2識別情報I2を含むアドバタイズパケットを第2ビーコン信号として機器通信部330から発信させる。
電子機器100の端末通信部130は、第2ビーコン信号を受信する。そして、電子機器100の受信信号強度測定部140は、第2ビーコン信号を受信した際の受信信号強度を測定する。
[無線通信システムの動作]
図7は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
携帯通信端末300の処理部310は、アプリケーションプログラム321を実行する(ステップS821)。このアプリケーションプログラム321の実行により、処理部310は、第2識別情報I2を含む第2ビーコン信号を機器通信部330から発信させる(ステップS822)。
この第2ビーコン信号を受信した電子機器100は、第2ビーコン信号を受信した際の受信信号強度を受信信号強度測定部140において測定する(ステップS824)。
電子機器100の処理部110は、受信信号強度測定部140によって測定された受信信号強度を所定の閾値と比較し、受信信号強度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS825)。この場合の閾値としては、第1の実施の形態と同様に、例えば、携帯通信端末300を電子機器100から所定の距離まで接近させた状態や、携帯通信端末300を電子機器100に実際に接触させた状態で測定した場合の受信信号強度を用いることが想定される。
ただし、この第2の実施の形態においては、予め決められた閾値ではなく、携帯通信端末300の送信電力の情報を第2ビーコン信号に含めて発信することにより、携帯通信端末300の送信電力に応じた閾値を設定してもよい。すなわち、携帯通信端末300が携帯通信端末300の送信電力の情報を第2ビーコン信号に含めて発信した場合には、電子機器100が携帯通信端末300の送信電力の情報を考慮して閾値を設定することが可能となる。これにより、電子機器100は、受信信号強度測定部140によって測定された受信信号強度を携帯通信端末300の送信電力に応じた閾値と比較して閾値の判定を行うことができる。
電子機器100の処理部110は、ステップS815において受信信号強度が閾値以上であると判定すると、ビーコン信号を端末通信部130から発信させる(ステップS826)。上述のBLEを想定すると、処理部110は、例えば、第1識別情報I1を含むアドバタイズパケットを第1ビーコン信号として端末通信部130から発信させる。このとき、端末通信部130は、携帯通信端末300の機器通信部330が発信する第2ビーコン信号とは異なるタイミングで、この第1ビーコン信号を発信する。
携帯通信端末300の機器通信部330によって第1ビーコン信号が受信されると、処理部310は、第1ビーコン信号に含まれる第1識別情報I1に応じてアプリケーションプログラム321を実行する(ステップS827)。
このように、この第2の実施の形態では、携帯通信端末300は、複数の電子機器100に対応する1つのアプリケーションプログラム321を実行すると、第2ビーコン信号を発信する。そして、その状態でユーザが携帯通信端末300を電子機器100にタッチすると、アプリケーションプログラム321の画面がその電子機器100の操作画面に自動的に遷移する。これにより、アプリケーションプログラムのメニュー画面から操作したい電子機器を探す手間を省くことができる。
<3.変形例>
上述の第1および第2の実施の形態では、電子機器100自体が無線通信機能を備えることを前提としていた。これに対し、電子機器100が無線通信機能を備えない場合には、無線通信機能を有する集積回路を設けることにより、上述の第1および第2の実施の形態と同様の動作を行うことが可能となる。
図8は、本発明の実施の形態の変形例における無線通信システムの一構成例を示す図である。この変形例では、電子機器100が無線通信機能を備えないことを想定し、無線通信機能を有する集積回路200を設けている。この集積回路200は電子機器100に接続され、携帯通信端末300との間で無線通信を行うものである。
集積回路200は、処理部210と、記憶部220と、端末通信部230と、受信信号強度測定部240と、インターフェース部270とを備える。これら各部は、上述の第1および第2の実施の形態における処理部110、記憶部120、端末通信部130、受信信号強度測定部140およびインターフェース部170と同様のものである。インターフェース部270は、電子機器100と接続することにより、電子機器100に無線通信機能を提供する。
このように、集積回路200を設けることにより、電子機器100が無線通信機能を備えない場合においても、上述の第1および第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本発明の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
100 電子機器
110 処理部
120 記憶部
121 第1識別情報I1
130 端末通信部
140 受信信号強度測定部
170 インターフェース部
180 タッチすべき箇所の表示
190 主回路
200 集積回路
210 処理部
220 記憶部
230 端末通信部
240 受信信号強度測定部
270 インターフェース部
300 携帯通信端末
310 処理部
320 記憶部
321 アプリケーションプログラム
322 第2識別情報I2
330 機器通信部
340 サーバ通信部
350 入力部
360 出力部
380 バス

Claims (10)

  1. 第1識別情報を記憶する記憶部と、
    携帯通信端末と無線通信を行う端末通信部と、
    前記無線通信における受信信号強度を測定する受信信号強度測定部と、
    前記受信信号強度測定部によって測定された前記受信信号強度を閾値と比較し、前記受信信号強度が前記閾値以上である場合に、前記携帯通信端末に前記第1識別情報に応じたアプリケーションプログラムを実行させるための、前記第1識別情報を含む第1ビーコン信号を発信するよう前記端末通信部を制御する処理部と
    を具備する電子機器。
  2. 前記閾値は、前記携帯通信端末が当該電子機器から所定の距離にある場合に前記受信信号強度測定部によって測定される受信信号強度である
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記閾値は、前記携帯通信端末が当該電子機器に接触している場合に前記受信信号強度測定部によって測定される受信信号強度である
    請求項1記載の電子機器。
  4. 前記端末通信部は、前記携帯通信端末と無線接続を行い、
    前記受信信号強度測定部は、前記端末通信部が前記携帯通信端末と無線接続している状態で前記携帯通信端末から送信されたパケットを受信した際の前記受信信号強度を測定する
    請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記携帯通信端末は、第2識別情報を含む第2ビーコン信号を発信し、
    前記受信信号強度測定部は、前記端末通信部が前記第2ビーコン信号を受信した際の前記受信信号強度を測定する
    請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
  6. 前記第2ビーコン信号は、前記携帯通信端末の送信電力の情報をさらに含み、
    前記処理部は、前記受信信号強度を前記携帯通信端末の送信電力に応じた閾値と比較する
    請求項5記載の電子機器。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の電子機器と、
    前記携帯通信端末と
    を具備する無線通信システム。
  8. 前記携帯通信端末は、前記第1ビーコン信号を受信した場合に、前記第1識別情報に応じて異なるアプリケーションプログラムを実行する
    請求項7記載の無線通信システム。
  9. 前記携帯通信端末は、前記第1ビーコン信号を受信した場合に、所定のアプリケーションプログラムを実行し、前記第1識別情報に応じて異なる画面を表示する
    請求項7記載の無線通信システム。
  10. 電子機器と携帯通信端末とを備える無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記電子機器と前記携帯通信端末とが、無線通信を行う手順と、
    前記電子機器が、前記無線通信における受信信号強度を測定する手順と、
    前記電子機器が、前記受信信号強度を閾値と比較する手順と、
    前記電子機器が、前記受信信号強度が前記閾値以上である場合に、第1識別情報を含む第1ビーコン信号を発信する手順と、
    前記携帯通信端末が、前記第1ビーコン信号を受信した場合に、前記第1識別情報に応じてアプリケーションプログラムを実行する手順と
    を具備する無線通信方法。
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