JP2017153034A - ヘッドバンド付きイヤホン - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングやイヤーパッドの耳に対する方向を変化させることができるヘッドバンド付きイヤホンを提供する。【解決手段】ヘッドバンド付きイヤホン10は、内部にケーブル400を有するヘッドバンド300と、ケーブル400と電気的に接続され、ケーブル400を介してヘッドバンド300の一方の端部に取り付けられた第1イヤホン100と、を備えている。該ヘッドバンド付きイヤホン10においては、第1イヤホン100は、ヘッドバンド300に対して一方の端部の延在方向の軸心を中心として回動可能に構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドバンド付きイヤホンに関する。
従来より、様々な種類のイヤホンが知られている。例えば、ドライバユニットが収納されたハウジングを使用者の耳介に装着して使用するインナーイヤー型イヤホンや、ハウジングの先端に取り付けられたイヤーパッドを耳栓のように外耳道に挿入して装着するカナル型イヤホンが挙げられる。また、これらのイヤホンには右耳用イヤホンと左耳用イヤホンとがヘッドバンドで接続されているタイプもある。
特許文献1においては、帯状のヘッドバンドの両端部に支持部を介してハウジングが取り付けられたイヤホンが開示されている。ハウジングは支持部の支持軸に対して回動自在に取り付けられている。コイル及び振動板等により構成されたドライバユニットはハウジングに収納されている。ドライバユニットが音を発生する方向は、支持軸に対して直交する方向である。
特開平11−225386号公報
特許文献1に開示されたイヤホンのハウジングが回動可能に構成されているのは、ヘッドバンドを掛ける方向を頭頂部や後頭部などイヤホンの使用者の嗜好に合わせて変更可能にするためである。特許文献1に開示されたイヤホンにおいては、ハウジングの耳介に向かう方向を変化させる構造を有していない。
上述したように、イヤホンは使用者の耳介や外耳道にハウジングやイヤーパッドを装着して使用される。そのため、いずれの使用者に対してもイヤホンを耳介や外耳道(以下、「耳」と総称する場合がある)に密着させて装着するためには、ハウジングやイヤーパッドの耳に対する方向を変化させることができるようにするのが好ましい。しかし、従来のヘッドバンド付きのイヤホンにおいては、ヘッドバンドにハウジングが固定されているため、耳に対するイヤホンの装着方向が固定されてしまう。そのため、使用者によってはハウジングやイヤーパッドを耳介や外耳道に密着させて装着することができず、ドライバユニットから出力される音が外部に漏れたり、逆に外部の音を十分に遮断することができなくなるおそれがあった。
このように、ハウジングやイヤーパッドの耳に対する方向を変化させることができるヘッドバンド付きイヤホンが求められている。
本発明に係るヘッドバンド付きイヤホンの実施形態の1つは、内部にケーブルを有するヘッドバンドと、前記ケーブルと電気的に接続され、前記ケーブルを介して前記ヘッドバンドの一方の端部に取り付けられた第1イヤホンと、を備え、前記第1イヤホンは、前記ヘッドバンドに対して前記一方の端部の延在方向の軸心を中心として回動可能に構成されている。
このように、第1イヤホンがヘッドバンドに対して回動可能に構成されていれば、ヘッドバンドの一方の端部にあるハウジングやイヤーパッドの耳に対する方向を変化させることができるので、ヘッドバンド付きイヤホンを使用者の耳介や外耳道に密着させて装着することができる。
ヘッドバンド付きイヤホンの実施形態の1つにおいて、前記第1イヤホンは、前記軸心と同軸心の円筒形状の貫通孔を有するハウジングを有し、前記ケーブルのうち前記第1イヤホンと接続された箇所の近傍には、前記ケーブルの周囲を覆って一体化され、且つ、少なくともその一部が前記貫通孔に摺動可能に挿通された円柱形状の第1ホルダが形成され、前記第1ホルダのうち前記ハウジング内にある部分には、前記ケーブルが前記ハウジングから脱落することを防止する脱落防止構造が備えられている。
このような構成であれば、ヘッドバンド付きイヤホンが回動可能であっても、第1イヤホンがヘッドバンドから脱落するのを防止することができる。
ヘッドバンド付きイヤホンの実施形態の1つにおいて、前記脱落防止構造は、前記第1ホルダのうち前記ハウジング内にある部分に外嵌された環状のストッパであり、前記ストッパは外方に突出した突起を有しており、前記ハウジングの内側且つ前記ストッパの近傍には規制壁が形成されており、前記第1イヤホンが回動したときに、前記規制壁が前記突起に当接することにより、前記第1イヤホンの回動が規制される。
上述したように、第1イヤホン(具体的には、第1イヤホンに内蔵された制御基板)とケーブルとは半田付け等により電気的に接続されている。このとき仮に第1イヤホンに規制壁が無いと、第1イヤホンは、制御基板に対してケーブルが伸びきる(ケーブルの余長がなくなる)まで回動可能となる。しかし、ケーブルが伸びきるまでの回動を繰り返していると、半田が剥離してケーブルが制御基板から外れてしまうおそれがある。そこで、本発明の実施形態の1つに係るヘッドバンド付きイヤホンにおいては、突起を有するストッパと規制壁とを設けて第1イヤホンのヘッドバンドに対する回動を規制することにより、第1イヤホンの回動を繰り返しても、制御基板に接続されたケーブルが制御基板から外れるのを防止することができる。
ヘッドバンド付きイヤホンの実施形態の1つにおいて、前記貫通孔には、前記第1ホルダの外周面と前記貫通孔の内周面の両方に当接して前記ハウジングの内部への水分の浸入を防止するO−リングが備えられており、前記第1イヤホンを回動させたときに、前記貫通孔の内周面及び前記第1ホルダの外周面のうち少なくとも一方と前記O−リングとの間の摩擦力によって前記第1イヤホンを所望の回動位置で静止させることができる。
このように、ヘッドバンド付きイヤホンが貫通孔の内周面と第1ホルダの外周面の両方に当接しているO−リングを備えていると、第1ホルダと貫通孔との間隙から水分が第1イヤホンの内部に浸入するのを防止しつつ、第1イヤホンを回動させたときに所望の回動位置で第1イヤホンを静止させることができる。
ヘッドバンド付きイヤホンの実施形態の1つにおいて、前記ケーブルを介して前記ヘッドバンドの他方の端部に取り付けられた第2イヤホンを更に備え、前記第2イヤホンは外側に向けて突出した1本のピンプラグを有し、前記ケーブルの前記第2イヤホンが取り付けられた側の端部には、前記ピンプラグと嵌合することにより前記第2イヤホンと前記ケーブルとを電気的に接続するピンジャックが接続されており、前記ケーブルの前記第2イヤホンが取り付けられた側の端部及び前記ピンジャックは、円柱形状の第2ホルダで周囲が覆われており、前記第2イヤホンは、前記ピンプラグを中心として前記ヘッドバンドに対して回転可能に構成されている。
このように、第1イヤホンだけでなく、第2イヤホンもヘッドバンドに対して回転可能に構成されていれば、ヘッドバンドの両端にあるハウジングやイヤーパッドの耳に対する方向を変化させることができるので、ヘッドバンド付きイヤホンを使用者の耳介や外耳道に更に密着させて装着することができる。
本実施形態に係るヘッドバンド付きイヤホンを示す斜視図である。 ヘッドバンド付きイヤホンの第1イヤホンと第2イヤホンの構成を表す分解斜視図である。 第1イヤホンの詳細な構成を表す分解斜視図である。 ストッパの外観を表す斜視図である。 第1イヤホンにおいて、第1ホルダが第1ハウジングに取り付けられた状態を表す斜視図である。 第1イヤホンにおいて、ストッパと規制壁の位置関係、及び、第1ホルダの回動範囲が規制壁により規制されていることを表す断面図である。 第1イヤホンがヘッドバンドに対して規制された範囲で回動可能であることを表す斜視図である。
〔ヘッドバンド付きイヤホンの構成〕
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1には本実施形態に係るヘッドバンド付きイヤホン(以下、単に「イヤホン」とも称する)10の斜視図が示されている。イヤホン10は、第1イヤホン100、第2イヤホン200、ヘッドバンド300、第1ケーブル400(図2、図3参照)、マイクユニット500、先端に2本のピンプラグを有するピンコネクタ650が接続された第2ケーブル600を備えている。イヤホン10は、第1イヤーパッド132、第2イヤーパッド232を外耳道に装着して使用するカナル型であるがインナーイヤー型であってもよく、耳全体を覆うヘッドホン型でなければその種類を問わない。なお、第1ケーブル400はケーブルの一例である。
図2に示すように、第1イヤホン100は、ベース112とカバー116とからなる中空のハウジング110を有している。ベース112とカバー116はいずれも樹脂等の絶縁物からなる。第1イヤホン100のハウジング110の長手方向は、ヘッドバンド300の端部の延在方向に対して傾斜している。
ハウジング110の内部には、制御基板120、ドライバユニット130、小型マイク140が収容されており、これらはベース112に取り付けられている。図3に示すように、ベース112には貫通孔114が形成され、第1ケーブル400は貫通孔114に挿通されている。第1ケーブル400の先端近傍にはストッパ440が外嵌されている。第1ケーブル400は2芯であり、その先端は制御基板120に半田付け等の方法により電気的に接続されている。制御基板120には制御回路が実装されており、イヤホン10の各種動作を制御する。制御回路によるイヤホン10の制御は公知なので詳細な説明を省略する。
ドライバユニット130は接着等の方法によりベース112に固定されている。ドライバユニット130と制御基板120とは電気的に接続されている。ドライバユニット130には制御基板120から出力された音声信号(電気信号)が入力され、ドライバユニット130はその音声信号を音に変換して出力する。
マイクユニット500は、ハウジング110から延在している可撓性ケーブル520に接続されている。可撓性ケーブル520と制御基板120とは電気的に接続されている。マイクユニット500は、イヤホン10の使用者の音声を音声信号に変換して可撓性ケーブル520に出力する。その音声信号は可撓性ケーブル520から制御基板120に入力される。
ハウジング110から延在する第2ケーブル600は、一方の端部が制御基板120に接続され、他方の端部にはピンコネクタ650が接続されている。ピンコネクタ650はトランシーバやスマートフォンといった不図示の携帯通信端末に接続されている。携帯通信端末が受信した電波はその内部で音声信号に変換されて、第2ケーブル600を介して制御基板120に入力される。また、マイクユニット500や小型マイク140から入力された音(声)は、音声信号に変換されて制御基板120に入力された後、第2ケーブル600を伝達し携帯通信端末から送信される。
ハウジング110から外方に延びる第1ケーブル400は、ヘッドバンド300の延在方向に沿ってその内部に配線(配置)され、反対側の端部は第2イヤホン200に電気的に接続されている。具体的には、図2に示すように、第1ケーブル400の第2イヤホン200側の端部にはピンジャック480が電気的に接続されている。そして、第2イヤホン200には、ピンジャック480と嵌合する1本のピンプラグ220が配置されている。ピンプラグ220をピンジャック480に嵌入することにより、第2イヤホン200と第1ケーブル400とは電気的に接続される。第2イヤホン200は、ピンプラグ220を中心としてヘッドバンド300(第2ホルダ460)に対して回転可能である。
第1ケーブル400の第1イヤホン100側の端部近傍には円柱形状の第1ホルダ420が形成され、第2イヤホン200側の端部近傍には円柱形状の第2ホルダ460が形成されている。第1ホルダ420と第2ホルダ460はいずれも第1ケーブル400を中心としてその周囲を覆って第1ケーブル400と一体化されている。第2ホルダ460については、第1ケーブル400に加えてピンジャック480の先端以外の部分も覆っている。第1ホルダ420と第2ホルダ460はエラストマー等の弾性のある材料で形成されている。これにより、第1ケーブル400に外力が作用しても切断や断線等の不具合を防ぐことができる。
第1ホルダ420と第2ホルダ460は、いずれもヘッドバンド300の両方の端部に形成された第1支持部320と第2支持部340にそれぞれ把持されて固定されている。第1支持部320と第2支持部340は、いずれも延在方向に垂直な断面がC字形の円筒形状を有しており、C字形の間隙部分から第1ホルダ420と第2ホルダ460を挿入して把持する。このとき、第1ホルダ420の軸心と第1支持部320の軸心とは同軸心であり、第2ホルダ460の軸心と第2支持部340の軸心とは同軸心である。
図3に示すように、第1ホルダ420は、第1支持部320に把持される箇所である大径部422と、大径部422から第1ケーブル400の先端に向って外径がやや小さい中径部424と、中径部424から第1ケーブル400の先端に向って外径がさらに小さいと小径部426とを有している。大径部422と中径部424と小径部426は、全てが同軸心である。小径部426には雌ねじ428が中心に向かって径方向に沿って形成されている。
ハウジング110の貫通孔114は、第1ホルダ420の中径部424と小径部426が摺接するように内径の異なる2種類の孔が同軸心で繋がって構成されている。第1ホルダ420が貫通孔114に挿通された状態では、中径部424と小径部426の一部が貫通孔114と摺接している。雌ねじ428を含む小径部426の残りの部分は、貫通孔114を貫通してハウジング110の内部に位置する。
第1ホルダ420が貫通孔114に挿通されるときには、予め小径部426にゴム等の材料からなるO−リング410が中径部424との境界の部分に取り付けられる(図5参照)。これにより、O−リング410は、貫通孔114の内周面と小径部426の外周面の両方に当接して、第1ホルダ420と貫通孔114との間隙から水分がハウジング110の内部に浸入するのを防止することができる。この構成による防水性能は、例えばIEC(International Electrotechnical Commission)規格でIPX4相当である。
ハウジング110の内部では、脱落防止構造の一例としてのストッパ440が第1ホルダ420の小径部426に外嵌される(図5参照)。図4に示すように、ストッパ440は樹脂等の絶縁物からなり、円環状を有している。ストッパ440は径方向外側に向かう円筒形状の突起442を有しており、その突起442にはねじ用貫通孔444が形成されている。ストッパ440は、ねじ用貫通孔444と第1ホルダ420の雌ねじ428とが重なるように小径部426に外嵌され、ねじ用貫通孔444の外側から雄ねじ448により小径部426と締結される(図6参照)。上述したように、貫通孔114は小径部426が摺接する内径を有しているので、小径部426にストッパ440を外嵌して締結することにより、第1ホルダ420がハウジング110から脱落するのを防止することができる。
ストッパ440の径方向外側には、3箇所の円弧状突起(1箇所は不図示)446が形成されている。円弧状突起446はベース112に形成された凹部(不図示)に嵌り込むようになっており、これにより、ストッパ440が第1ホルダ420の延在方向へ移動することを規制する。
〔ヘッドバンド付きイヤホンの動作〕
次に、イヤホン10の動作について説明する。イヤホン10において、第1イヤホン100は、第1支持部320に把持された第1ホルダ420(第1ケーブル400)を介してヘッドバンド300に取り付けられている。第1ホルダ420と第1イヤホン100との間は、第1ホルダ420がハウジング110の貫通孔114の内周面と摺接し、先端にストッパ440が外嵌されているだけであり、第1ホルダ420と第1イヤホン100とは固着されていない。従って、第1イヤホン100(ハウジング110)は、第1ホルダ420(ヘッドバンド300の第1支持部320)の延在方向の軸心を中心として回動(周方向への摺動)が可能である。このとき、ストッパ440は雄ねじ448により締結されて第1ホルダ420と一体化しているので、第1イヤホン100の回動に対して追従しない。
上述したように、イヤホン10の貫通孔114には、貫通孔114の内周面と小径部426の外周面の両方に当接したO−リング410が取り付けられているので、ヘッドバンド300(第1ホルダ420)に対して第1イヤホン100が回動するときには、貫通孔114の内周面とO−リング410の間、及び、第1ホルダ420の外周面とO−リング410との間のうち少なくとも一方には摩擦力が作用する。この摩擦力により、第1イヤホン100はヘッドバンド300に対して滑らかに回動しないものの、所望の回動位置で第1イヤホン100を静止させることができ、使用時の意図しない回動(ぐらつき)を防止することができる。
図2に示すように、カバー116には2枚の規制壁118が間隙を有して一体的に形成されており、カバー116をベース112に嵌め込んだときに、ストッパ440を径方向から挟み込むように規制壁118が位置するように構成されている。カバー116をベース112に嵌め込んだときの図5のVI−VI線断面図を図6に示す。これより、第1イヤホン100の回動可能な角度A(例えば30度)は、2枚の規制壁118がストッパ440の突起442にそれぞれ当接する間の角度に規制される。ただし、図6においては、便宜上、第1イヤホン100を固定して、突起442が2枚の規制壁118の間で回動するように表している。このとき、第1ケーブル400は、第1イヤホン100の回動によっては制御基板120から外れない程度の余長を持って制御基板120に半田付け等の方法により接続されている。
仮にカバー116に規制壁118が無く、ストッパ440に突起442が無いと、第1イヤホン100は、制御基板120に対する第1ケーブル400の余長がなくなるまで回動可能となる。しかし、第1ケーブル400の余長がなくなるまでの回動を繰り返していると、第1ケーブル400にストレスがかかり、最悪の場合、半田が剥離して第1ケーブル400が制御基板120から外れてしまうおそれがある。そこで、イヤホン10においては、図6に示すように、カバー116に規制壁118を設けると共にストッパ440に突起442を設けて、第1イヤホン100のヘッドバンド300(第1ホルダ420)に対する回動を規制している。これにより、第1イヤホン100の回動を繰り返しても、第1ケーブル400にストレスがかからず、制御基板120に接続された第1ケーブル400が制御基板120から外れるのを防止することができる(図7参照)。
このように、本実施形態に係るイヤホン10においては、第1イヤホン100をヘッドバンド300に対して回動可能に構成しており、又、第2イヤホン200をヘッドバンド300に対して回転可能に構成している。そのため、イヤホン10の使用者の耳に対する第1イヤーパッド132と第2イヤーパッド232の方向を共に変化させることができるので、イヤーパッドの方向を全く変化させることができないイヤホンと比較して、第1イヤーパッド132と第2イヤーパッド232の両方を使用者の外耳道に確実に密着させて装着することができる。
また、イヤホン10においては、貫通孔114の内周面と第1ホルダ420の小径部426の外周面の両方に当接しているO−リング410を備えているので、第1ホルダ420と貫通孔114との間隙から水分がハウジング110の内部に浸入するのを防止しつつ、第1イヤホン100を回動させたときに所望の回動位置で第1イヤホン100を静止させることができる。
本実施形態においては、第1イヤホン100をヘッドバンド300に対して回動可能に構成し、第2イヤホン200をヘッドバンド300に対して回転可能に構成したが、これに限られるものではない。イヤホン10において、第2イヤホン200がヘッドバンド300に対して固定され、第1イヤホン100のみがヘッドバンド300に対して回動可能に構成されていてもよい。
本実施形態においては、脱落防止構造としてストッパ440を用いたが、これに限られるものではない。例えば、第1ホルダ420の小径部426を軸心方向に沿って2つに割り、先端に爪を設けたスナップフィット構造を採用することにより、ストッパ440を用いることなく第1ホルダ420自体に脱落防止構造を設けてもよい。
本実施形態において、イヤホン10はマイクユニット500を有するいわゆるヘッドセットであったが、これだけに限られない。マイクユニット500を有さずイヤホンのみを有するヘッドバンド付きイヤホンであってもよい。
本発明は、ヘッドバンド付きイヤホンに利用することが可能である。
10 ヘッドバンド付きイヤホン
100 第1イヤホン
110 ハウジング
114 貫通孔
118 規制壁
200 第2イヤホン
220 ピンプラグ
300 ヘッドバンド
400 第1ケーブル(ケーブル)
410 O−リング
420 第1ホルダ
440 ストッパ(脱落防止構造)
442 突起
460 第2ホルダ
480 ピンジャック

Claims (5)

  1. 内部にケーブルを有するヘッドバンドと、
    前記ケーブルと電気的に接続され、前記ケーブルを介して前記ヘッドバンドの一方の端部に取り付けられた第1イヤホンと、を備え、
    前記第1イヤホンは、前記ヘッドバンドに対して前記一方の端部の延在方向の軸心を中心として回動可能に構成されている、ヘッドバンド付きイヤホン。
  2. 前記第1イヤホンは、前記軸心と同軸心の円筒形状の貫通孔を有するハウジングを有し、
    前記ケーブルのうち前記第1イヤホンと接続された箇所の近傍には、前記ケーブルの周囲を覆って一体化され、且つ、少なくともその一部が前記貫通孔に摺動可能に挿通された円柱形状の第1ホルダが形成され、
    前記第1ホルダのうち前記ハウジング内にある部分には、前記ケーブルが前記ハウジングから脱落することを防止する脱落防止構造が備えられた、請求項1に記載のヘッドバンド付きイヤホン。
  3. 前記脱落防止構造は、前記第1ホルダのうち前記ハウジング内にある部分に外嵌された環状のストッパであり、
    前記ストッパは外方に突出した突起を有しており、
    前記ハウジングの内側且つ前記ストッパの近傍には規制壁が形成されており、
    前記第1イヤホンが回動したときに、前記規制壁が前記突起に当接することにより、前記第1イヤホンの回動が規制される、請求項2に記載のヘッドバンド付きイヤホン。
  4. 前記貫通孔には、前記第1ホルダの外周面と前記貫通孔の内周面の両方に当接して前記ハウジングの内部への水分の浸入を防止するO−リングが備えられており、
    前記第1イヤホンを回動させたときに、前記貫通孔の内周面及び前記第1ホルダの外周面のうち少なくとも一方と前記O−リングとの間の摩擦力によって前記第1イヤホンを所望の回動位置で静止させることができる、請求項2又は3に記載のヘッドバンド付きイヤホン。
  5. 前記ケーブルを介して前記ヘッドバンドの他方の端部に取り付けられた第2イヤホンを更に備え、
    前記第2イヤホンは外側に向けて突出した1本のピンプラグを有し、
    前記ケーブルの前記第2イヤホンが取り付けられた側の端部には、前記ピンプラグと嵌合することにより前記第2イヤホンと前記ケーブルとを電気的に接続するピンジャックが接続されており、
    前記ケーブルの前記第2イヤホンが取り付けられた側の端部及び前記ピンジャックは、円柱形状の第2ホルダで周囲が覆われており、
    前記第2イヤホンは、前記ピンプラグを中心として前記ヘッドバンドに対して回転可能に構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のヘッドバンド付きイヤホン。
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