JP2017147733A - DiameterシグナリングルータにおいてDiameterメッセージをルーティングするための方法、システムおよびコンピュータ読取可能媒体 - Google Patents

DiameterシグナリングルータにおいてDiameterメッセージをルーティングするための方法、システムおよびコンピュータ読取可能媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】Diameterメッセージをルーティングするための方法を提供する。
【解決手段】方法は、複数のDiameterメッセージプロセッサを含むDiameterシグナリングルータ(DSR)において行われるステップを含む。当該方法は、Diameter要求メッセージを受信するステップを含む。当該方法はさらに、複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ・ホップ識別子を生成するステップを含む。当該方法はさらに、Diameter要求メッセージにホップ・バイ・ホップ識別子を組込むステップを含む。当該方法はさらに、Diameter要求メッセージを第1のDiameterノードにルーティングするステップを含む。
【選択図】図1

Description

優先権主張
本願は、2012年6月11日に提出され、その開示全体が引用によりこの明細書中に援用されている米国仮特許出願連続番号第61/658,399号の利益を主張する。
技術分野
この明細書中に記載される主題はDiameter通信に関する。より特定的には、本主題は、Diameterシグナリングルータにおいてdiameterメッセージをルーティングするための方法、システムおよびコンピュータ読取可能媒体に関する。
背景
Diameterプロトコルは、次世代の認証、承認およびアカウンティング(AAA:authentication, authorization, and accounting)プロトコルである。Diameterベースプロトコルは、その開示全体が引用によりこの明細書中に援用されているIETF RFC 6733において定義されている。一般にインターネット・マルチメディア・サブシステム(IMS:Internet multimedia subsystem)アーキテクチャ内で用いら
れているDiameterプロトコルは、リモート・オーセンティケーション・ダイアル・イン・ユーザ・サービス(RADIUS:remote authentication dial-in user service)プロトコルに由来している。従来より、RADIUSプロトコルは、インターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet service provider)によって用いられて、IS
Pのアクセスサーバとユーザ認証情報(user credential information)が記憶されてい
るセキュアなロケーション、たとえばライトウェイト・ディレクトリ・アクセス・プロトコル(LDAP:lightweight directory access protocol)サーバ、との間にセキュア
な通信チャネルを提供してきた。RADIUSプロトコルにより、規格化されたAAA交換プロトコルが提供されてきたが、新しい技術およびアプリケーションの出現によって、絶えず変化する需要を満たすことができるプロトコルの開発が必要となった。Diameterは、拡張された機能を提供して将来的な開発の余地を残しつつRADIUSの標準的手法を拡張することを目的とする。
上述のDiameter RFCは、Diameterルーティングまたは処理ノードのためのアーキテクチャを規定するものではない。同様に、基準は、Diameter要素が分散アーキテクチャを含む場合にルーティングするための方法を規定するものではない。したがって、Diameterシグナリングルータにおいてdiameterメッセージをルーティングするための方法、システムおよびコンピュータ読取可能媒体が必要とされている。
概要
一局面に従うと、この明細書中に記載される主題は、Diameterメッセージをルーティングするための方法を含む。当該方法は、複数のDiameterメッセージプロセッサを含むDiameterシグナリングルータ(DSR:Diameter signaling router)において行われるステップを含む。当該方法は、Diameter要求メッセージを
受信するステップを含む。当該方法はさらに、複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ
・ホップ(hop-by-hop)識別子を生成するステップを含む。当該方法はさらに、Diameter要求メッセージにホップ・バイ・ホップ識別子を組込むステップを含む。当該方法はさらに、第1のDiameterノードにDiameter要求メッセージをルーティングするステップを含む。
一局面に従うと、この明細書中に記載される主題は、Diameterメッセージをルーティングするための方法を含む。当該方法は、Diameterシグナリングルータ(DSR)において行われるステップを含む。当該方法は、第1のDiameterノードからDiameterメッセージを受信するステップを含む。Diameterメッセージはメッセージプライオリティ値に関連付けられる。当該方法はさらに、複数のDiameter接続にプライオリティレベルを割当てるステップを含む。当該方法はさらに、メッセージプライオリティ値に対応するプライオリティレベルに関連付けられたDiameter接続を選択するステップを含む。
別の局面に従うと、この明細書中に記載される主題は、Diameterメッセージをルーティングするためのシステムを含む。システムは、Diameterシグナリングルータを含む。Diameterシグナリングルータは、複数のDiameterメッセージプロセッサを含む。複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサは、第1のDiameterノードからDiameterメッセージを受信し、第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ・ホップ識別子を生成し、Diameter要求にホップ・バイ・ホップ識別子を組込み、Diameterメッセージを第2のDiameterノードにルーティングするように構成される。
別の局面に従うと、この明細書中に記載される主題は、Diameterメッセージをルーティングするためのシステムを含む。当該システムはDiameterシグナリングルータを含む。Diameterシグナリングルータは、DiameterノードからDiameterメッセージを受信し、複数のDiameter接続のために接続プライオリティレベルを割当て、メッセージプライオリティに対応するプライオリティレベルに関連付けられたDiameter接続を選択するように構成される。
この明細書中に記載される主題は、ハードウェアおよび/またはファームウェアと組み合わせてソフトウェアにおいて実現することができる。たとえば、この明細書中に記載される主題は、1つ以上のプロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実現されてもよい。具体的な一実現例においては、この明細書中に記載される主題は、コンピュータのプロセッサによって実行されるとステップを実行するようにコンピュータを制御するコンピュータ実行可能命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読取可能媒体を用いて実現されてもよい。この明細書中に記載される主題を実現するのに適した例示的なコンピュータ読取可能媒体は、ディスクメモリデバイス、チップメモリデバイス、プログラマブルロジックデバイスおよび特定用途向け集積回路などの非一時的なコンピュータ読取可能媒体を含む。加えて、この明細書中に記載される主題を実現するコンピュータ読取可能媒体は、単一のデバイスもしくはコンピューティングプラットフォームに配置されてもよく、または、複数のデバイスもしくはコンピューティングプラットフォームにわたって分散させてもよい。
「ノード」という語は、この明細書中において用いられる場合、1つ以上のプロセッサおよびメモリを含む物理的なコンピューティングプラットフォームを指す。
「機能」または「モジュール」という語は、この明細書中において用いられる場合、この明細書中に記載される特徴を実現するための、ハードウェア、ファームウェア、または
ハードウェアおよび/もしくはファームウェアと組合わされたソフトウェアを指す。
図面の簡単な説明
この明細書中に記載される主題を添付の図面に関連付けて以下に説明する。
この明細書中に記載される主題の実施形態に従った、複数のDiameterメッセージプロセッサ(MP:message processor)を含むDiameterシグナリングルータ(DSR)を示すネットワーク図である。 この明細書中に記載される主題の実施形態に従った例示的なDiameterメッセージホップ・バイ・ホップ識別子を示す図である。 この明細書中に記載される主題の実施形態に従ってルーティングしている例示的なDiameter要求メッセージを示す図である。 この明細書中に記載される主題の実施形態に従った例示的なDiameter応答メッセージホップ・バイ・ホップ識別子を示す図である。 この明細書中に記載される主題の実施形態に従ってDiameterメッセージをルーティングするための例示的なプロセスを示す図である。 この明細書中に記載される主題の別の実施形態に従ってDiameterメッセージをルーティングするための例示的なプロセスを示す図である。
詳細な説明
Diameterシグナリングルータ(DSR)は、Diameterノード間でDiameterメッセージをルーティングまたはリレーするためのいずれかの好適なエンティティであり得る。たとえば、DSRは、ロング・ターム・エボリューション(LTE:long term evolution)シグナリングルータ、LTE Diameterシグナリングル
ータ、Diameterシグナリングエージェント、Diameterプロキシエージェント、Diameterリレーエージェント、Diameterルーティングエージェント、Diameter翻訳エージェント、および/または、Diameterリダイレクトエージェントであってもよい。DSRは、さまざまなメッセージを処理するための機能を含み得る。いくつかの実施形態においては、DSRは、1つ以上の第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd generation partnership project)LTE通信用インターフェイスを介してさまざまなDiameterノードと通信し得る。別の実施形態においては、DSRは、1つ以上の他の(たとえば非LTE)通信用インターフェイスを介してさまざまなDiameterノードと通信し得る。たとえば、DSRは、呼セッション制御機能(CSCF:call session control function)などのインターネット・プ
ロトコル(IP:Internet protocol)マルチメディアサブシステム(IMS:IP multimedia subsystem)ノードとの通信を、IMS関連のインターフェイスを用いて行ってもよい。
いくつかの実施形態においては、DSRは、複数のDiameterエージェントもしくはノードを含んでもよく、および/または、複数のMPを含んでもよい。この場合、各々のMPは、分散コンピューティングプラットフォームの別個のメッセージプロセッシングモジュール、ブレードベースの分散コンピューティングプラットフォームにおけるコンピューティングブレード、シングルコアもしくはマルチコアのコンピューティングデバイスに関連付けられた処理コア素子、または、単一の物理的なメッセージプロセッシング/コンピューティングデバイス上でインスタンス化された仮想ノードである。そのため、DSRは、単一の別個の地理位置に配置されて内部の通信ネットワークを介して通信し得るか、または、地理的にさまざまな位置に配置されて外部通信ネットワークを介して通信する複数のMPを含み得る。
DSRは、論理エンティティとして、極めてスケーラブルであり、複数のアーキテクチャに関するオプションに従って設計されてもよい。第1のアーキテクチャオプションは、各々のMPが、Diameter接続レベル(DCL:Diameter connection level)、
Diameterルーティング層(DRL:Diameter routing layer)、およびアプリケーション層、たとえばDiameterアプリケーション層(DAL:Diameter application layer)を含むDiameterスタック全体を支持する場合を含み得る。第2のアーキテクチャオプションは、専用のMP上で実行されるDCLを含み得る。この場合、ルーティング層およびアプリケーション層がMP上で組合されているかまたはルーティング層およびアプリケーション層の各々が専用のMPを有している。第3のアーキテクチャオプションは、専用のMP上で実行されるDiameterスタック(DCL/DRL)を含み得る。この場合、ローカルのDiameterアプリケーションが別個の専用のMP上で実行される。これらの例示的なアーキテクチャオプションの各々を以下においてより詳細に説明する。
Diameter MPは、単一のDiameterアイデンティティに関連付けられ得る。たとえば、第1のDiameter MPおよび第2のDiameter MPは、単一のDiameterアイデンティティ「X」に関連付けられてもよく、ともにDiameterピアノード「A」の視点およびDiameterピアノード「B」の視点から見ると、Diameterアイデンティティ「X」を有する単一のDiameterエンティティまたはノードのように見える可能性がある。このような実施形態においては、DSRはまた、ともにDiameterピアノード「A」の視点およびDiameterピアノード「B」の視点から見ると、Diameterアイデンティティ「X」を有する単一のDiameterエンティティのように見える可能性がある。
別の実施形態においては、Diameter MPはさまざまなDiameterアイデンティティに関連付けられ得る。たとえば、第1のDiameter MPはDiameterアイデンティティ「X」に関連付けられてもよく、Diameter MPはDiameterアイデンティティ「Y」に関連付けられてもよい。このような実施形態においては、第1のDiameter MPおよび第2のDiameter MPはそれぞれDiameterアイデンティティ「X」および「Y」を有する単一のDiameterエンティティとして現われてもよく、DSRは、複数のDiameterアイデンティティを有する単一のDiameterエンティティとして現われてもよい。たとえば、Diameterピアノード「A」の視点から見ると、DSRはDiameterアイデンティティ「X」を有していてもよく、Diameterピアノード「B」の視点から見ると、DSRはDiameterアイデンティティ「Y」を有していてもよい。
図1は、この明細書中に記載される主題の実施形態に従った複数のDiameter MPを含むDSR 100を備える例示的なネットワークを示すネットワーク図である。図1を参照すると、DSR 100は、ピアからDiameterメッセージを受信するためのイングレスMP 102と、ピアにDiameterメッセージを伝送するためのエグレスMP 104とを含み得る。イングレスMP 102およびエグレスMP 104は各々、DCL、DRLおよびDALを含み得る。たとえば、イングレスMP 102は、DCL 106、DRL 108およびDAL 110を含み得る。同様に、エグレスMP 104は、DCL 112、DRL 114およびDAL 116を含み得る。いくつかの実施形態においては、イングレスMP 102とエグレスMP 104との間で通信を行うために、各々のMPは、通信エージェント(CA:communications agent)、たとえばCA 118およびCA 120など、を含んでもよい。CAは、MP同士の通信を提供するためのインターフェイスまたは他のエンティティであってもよい。たとえば、CA 118およびCA 120は、DSR 100におけるMPまたは他のエンテ
ィティに対してメッセージ、状態または他の情報を送信するために内部メッシュネットワークまたはバスシステムに接続されてもよい。いくつかの実施形態においては、イングレスMP 102のDRL 108は、エグレスMP 104のDRL 114およびDCL 112と通信するように動作可能であってもよい。加えて、DRL 108は、DCL 106およびDAL 110と通信するように動作可能であってもよく、DRL 114は、DCL 112およびDAL 116と通信するように動作可能であってもよい。
例示的なDiameterメッセージルーティングシナリオにおいては、ピアN−1 126は、DSR 100にDiameterメッセージを送信し得る。Diameterメッセージは、イングレスMP 102のDCL 106によって受信され得る。イングレスメッセージは、DRL 108によってDiameterメッセージのための次ホップのピアが選択されることによってイングレスMP 102上で完全に処理され得る。DCL 106は、上述の例示的なシナリオを続けて、DRL 108にDiameterメッセージを渡し得る。
アプリケーション処理が必要であれば、イングレスDRL 108は、ローカルアプリケーションをホスティングするDiameterメッセージプロセッサにDiameterメッセージを転送してもよい。たとえば、DRL 108は、MPがホスティングしているローカルのDAL110にDiameterメッセージを転送してもよく、ここでメッセージを処理し、このメッセージをDRL 108に返す。アプリケーション分散機能が不要であるかもしれないことが認識される。
次いで、イングレスDRL 108は、CA 118にDiameterメッセージを転送し得る。CA 118は、遠隔のCA 120にDiameterメッセージを送信し得る。CA 120は、DCL 112におけるローカルキューにDiameterメッセージを転送し得る。次いで、エグレスDCL 112は、ピアN+1 128にDiameterメッセージを送信し得る。
追加の例示的なDiameterメッセージルーティングシナリオ(図示せず)においては、ピアN−1 126は、DSR 100にDiameterメッセージを送信し得る。Diameterメッセージは、イングレスMP 102のDCL 106によって受信され得る。DCL 106は、DRL 108にメッセージを転送し得る。アプリケーション処理が必要であれば、イングレスDRL 108は、DAL 110におけるローカルアプリケーションにDiameterメッセージを転送してもよく、ここでメッセージを処理して、このメッセージをDRL 108に返す。次いで、イングレスDRL 108は、(たとえばCA 118および120の使用の有無に関わらず)エグレスDCL 112にDiameterメッセージを転送し、このエグレスDCL 112が、さらに、ピアN+1 128にDiameterメッセージを送信し得る。
追加の例示的なDiameterメッセージルーティングシナリオ(図示せず)においては、ピアN−1 126はDSR 100にDiameterメッセージを送信し得る。Diameterメッセージは、イングレスMP 102のDCL 106によって受信され得る。DCL 106は、(たとえばCA 118を用いて)エグレスMP 104のDRL 114にDiameterメッセージを渡し得る。アプリケーション処理が必要であれば、エグレスDRL 114は、DAL 116におけるローカルアプリケーションにDiameterメッセージを転送してもよく、ここでメッセージを処理して、このメッセージをDRL 114に返す。次いで、エグレスDRL 114は、エグレスDCL 112にDiameterメッセージを転送し、さらに、エグレスDCL 112がDiameterメッセージをピアN+1 128に送信し得る。
いくつかの実施形態においては、Diameter MPは、各々のDiameter
MPにおいて記憶された同じルーティング情報のコピーを利用し得る。たとえば、Diameter MP 102、104、122および124は、それぞれ、(たとえばメモリまたはコンピュータ読取可能媒体における)1つ以上のデータ構造に記憶された同じルーティング情報のコピーを利用してもよい。いくつかの実施形態においては、Diameter MPは、ノード間のルーティングのために1つ以上のピアルーティングテーブル(PRT:peer routing table)を用いてもよく、および/または、MP間のルーティングのために1つ以上のルートリストテーブル(RLT:route list table)を用いてもよい。いくつかの実施形態においては、PRTおよびRLTからの情報は、データ構造に組合わされるかまたは組込まれて、PRT/RLTと称されてもよい。たとえば、Diameter MP 308は、PRT/RLTを利用して、ピアN−1 126から受信されてピアN+1 128に宛先指定されるDiameterメッセージを、PRT/RLTによって識別されるエグレスMP 104にルーティングしてもよい。さらに、PRT/RLTが次ホップのピアN+1 128を識別し、そして、エグレスMP 104とピアN+1 128との間に存在するエグレス接続「Conn−1」を識別し得るので、エグレスMP 104におけるその後のDiameterルックアップ(lookup)は不要になるかもしれない。別の実施形態においては、Diameter MPは、共用のリポジトリに記憶された共通のルーティング情報を利用してもよい。
図2は、この明細書中に記載される主題の実施形態に従った例示的なDiameterメッセージホップ・バイ・ホップ識別子を示す図である。いくつかの実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は1ビット以上のデータを含み得る。図2に示される実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は32ビットのデータを含み得る。ホップ・バイ・ホップ識別子は、メッセージプライオリティ値部分、リザーブ部分、MP識別子部分、ペンディングトランザクションマネージャ(PTM:pending transaction manager)トランザクション識別子部分、およびPTM識別子部分などのさまざまな部分を含み
得る。いくつかの実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子またはそれが含む部分は、1つ以上の属性値の対(AVP:attribute value pair)を含み得る。
ホップ・バイ・ホップ識別子のメッセージプライオリティ値部分は、関連付けられたメッセージのプライオリティ値を示すために1ビット以上(たとえば2ビット)のデータを含み得る。たとえば、Diameter要求メッセージは、0〜3の間のメッセージプライオリティ値を含むホップ・バイ・ホップ識別子に関連付けられてもよい。いくつかの実施形態においては、プライオリティ値は、メッセージをいつ宛先に送信するか、メッセージを送信または処理するのにどのようなリソースを用いるか等のさまざまな処理決定に影響を及ぼす可能性がある。
ホップ・バイ・ホップ識別子のリザーブ部分は、将来の用途または他の目的のために確保されている1ビット以上(たとえば2ビット)のデータを含み得る。たとえば、Diameter要求メッセージは、後日において規定または決定される機能のために用いることができるリザーブ部分を含み得る。別の例においては、Diameter要求メッセージは、テストパケットを示すためにリザーブ部分に固有の値を含んでもよい。
ホップ・バイ・ホップ識別子のMP識別子部分は、MPに関連付けられた固有の識別子を示すために1ビット以上(たとえば7ビット)のデータを含み得る。たとえば、DSR
100は8つのMPを含んでもよい。各々のMPは、1から8の間の固有の番号に関連付けられてもよい。
ホップ・バイ・ホップ識別子のPTMトランザクション識別子部分は、PTMに関連付
けられたDiameterトランザクション識別子を示すために1ビット以上(たとえば17ビット)のデータを含み得る。PTMは、他のMPに対する受信済みDiameter要求メッセージのルーティング、Diameterメッセージの作成または変更(たとえば、MP識別子を含むホップ・バイ・ホップ識別子の生成)、プライオリティレベルの割当てもしくは監視、関連付けられたDiameter応答メッセージの処理、および/または他の機能などの1つ以上のさまざまな動作を実行するように構成されたモジュール(たとえば、プロセッサ上で実行されるハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェア)であってもよい。いくつかの実施形態においては、1つ以上のPTMがDRL(たとえばDRL 108)に関連付けられてもよい。
いくつかの実施形態においては、PTMトランザクション識別子は、関連するメッセージを一意的に識別し得る。たとえば、PTMは、トランザクション識別子「T2」を生成し、Diameterノード「B」による処理のために当該識別子をDiameterノード「A」から送信されたDiameter要求メッセージに関連付けてもよい。この例においては、Diameter要求メッセージに応答してDiameterノード「B」からDiameterノード「A」に送信されたDiameter応答メッセージはまた、トランザクション識別子「T2」を含んでもよい。
ホップ・バイ・ホップ識別子のPTM識別子部分は、PTMに関連付けられた固有の識別子を示すために1ビット以上(たとえば4ビット)のデータを含み得る。たとえば、DRL 108は16個のPTMを含んでもよい。各々のPTMは、0から15の間の固有の番号に関連付けられてもよい。
図3は、この明細書中に記載される主題の実施形態に従ってルーティングしている例示的なDiameter要求メッセージを示す図である。図3に図示のとおり、Diameter要求メッセージ「A」はイングレスMP 102において受信され得る。いくつかの実施形態においては、受信したDiameter要求メッセージは、1のメッセージプライオリティ値を含み得る。いくつかの実施形態においては、DSR 100またはそのモジュールは、Diameter要求メッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値を決定または生成し得る。
Diameter要求メッセージは、DCL 106によってPTM−0 300に転送され得る。PTM−0 300はDRL 108に関連付けられてもよく、DRL 108において実現されてもよく、またはDRL 108の一部であってもよい。一例においては、PTM−0 300は複数のPTMから選択されてもよい。この選択は、負荷条件、サービス、アプリケーションまたはMP動作状態などの1つ以上の要因に基づいていてもよい。選択はまた、ロードバランシング、ラウンドロビン、リソース利用または別の方法などの1つ以上の選択アルゴリズムに基づいていてもよい。
PTM−0 300または別のモジュールは、Diameter要求メッセージに関連付けられたさまざまな情報(たとえばメッセージヘッダまたはAVP)を生成および/または変更し得る。いくつかの実施形態においては、PTM−0 300または別のモジュールは、ホップ・バイ・ホップ識別子を生成または変更し得る。ホップ・バイ・ホップ識別子は、DSR 100と外部のDiameterノードとの間におけるDiameterトランザクションを識別するために用いられてもよい。PTM−0 300または別のモジュールは、PTM識別子およびPTMトランザクション識別子などのPTM−0 300および他の識別子に関連付けられたMP(たとえばイングレスMP(1)102)を識別するためのMP識別子を含み得る。PTM−0 300または別のモジュールはまた、ホップ・バイ・ホップ識別子または他のメッセージ部分にDiameter接続識別子を含み得る。Diameter接続識別子は、Diameter要求メッセージを送信ま
たは受信するのに使用可能なDiameter接続を識別するのに使用可能であってもよい。ホップ・バイ・ホップ識別子を生成または変更した後、PTM−0 300または別のモジュールは、ホップ・バイ・ホップ識別子をDiameter要求メッセージに組込み得る。たとえば、図3に図示のとおり、Diameter要求メッセージ「A」は、「1」のMP識別子、「1」のメッセージプライオリティ値、「0」のPTM識別子、および「X0」のトランザクション識別子を示すホップ・バイ・ホップ識別子を含むように変更されてもよい。この例においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は、Diameterメッセージのうち1つ以上のAVPまたは1つ以上のヘッダパラメータ部分に記憶され得る。
PTM−0 300は、Diameterメッセージについての所期の宛先に基づいて、さまざまなルーティング情報を用いてエグレス接続を決定し得る。たとえば、PTM−0 300は、ルーティングデータベース302(たとえば、PRTおよび/またはRLT)にアクセスしてもよい。ルーティングデータベース302は、適切なエグレス接続を決定するための情報(たとえばデータ構造)を含み得る。例示的な一データ構造(図示せず)においては、さまざまな宛先が、1つ以上のルーティンググループに関連付けられてもよい(たとえば、宛先までのルートの論理的な分類)。例示的なデータ構造304においては、特定のルーティンググループに関連付けられた接続はさまざまなプライオリティレベルに関連付けられてもよい。プライオリティレベルは、さまざまなルーティング決定を行うのに用いられてもよく、ルートまたは接続の有用性(たとえば速度、信頼性および/または近さ)を概略的に示すものであってもよい。
いくつかの実施形態においては、プライオリティレベルは、第1のメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報と、Diameter信号ルータ内において通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報と、第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報とを用いて計算された単一の正規化された値(たとえば0から99の間の整数)であってもよい。たとえば、「0」のプライオリティレベルが非常に望ましい接続を示してもよく、「99」のプライオリティレベルが動作不可能な接続を示してもよい。別の例においては、「99」のプライオリティレベルが非常に望ましい接続を示してもよく、「0」のプライオリティレベルが動作不可能な接続を示してもよい。
データ構造304においては、接続プライオリティレベル(conn−PL)値は、接続に関連付けられたプライオリティレベルを示してもよく、メッセージプロセッサプライオリティレベル(MP−PL)値は、MPに関連付けられたプライオリティレベルを示してもよい。いくつかの実施形態においては、データ構造304は、関連付けられた2つ以上のプライオリティレベル値に基づいた総計または合計のプライオリティレベル値を含み得る。たとえば、接続「74」は0の合計プライオリティレベルを有してもよく、この場合、conn−PLおよびMP−PLの最低値はそれぞれ3および0である。別の例においては、接続「74」は、1.5の合計プライオリティレベルを有してもよく、または、そのconn−PLおよびMP−PLの平均値としてそれぞれ3および0を有してもよい。さらに別の例においては、接続「74」は、3の合計プライオリティレベルを有してもよく、そのconn−PLおよびMP−PLの最高値としてそれぞれ3および0を有してもよい。
PTM−0 300または別のモジュールは、1つ以上の関連付けられたプライオリティレベルおよび関連付けられたメッセージプライオリティ値に基づいてDiameterメッセージのための接続を選択してもよい。たとえば、PTM−0 300は、送信すべきDiameterメッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値と同じであるかまたはそれ未満であるプライオリティレベルに関連付けられたDiameterメッセージのための接続を選択するように構成されてもよい。別の例においては、PTM−0
300は、送信すべきDiameterメッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値よりも大きいプライオリティレベルに関連付けられたDiameterメッセージのための接続を選択するように構成されてもよい。
いくつかの実施形態においては、Diameterメッセージのための接続は、合計プライオリティレベル値に基づいて選択されてもよい。たとえば、エグレス接続「Conn−1」は、Diameter要求メッセージ「A」を送信するために選択されてもよい。というのも、エグレス接続は「0」のプライオリティレベルに関連付けられており、「0」は、Diameter要求メッセージ「A」に関連付けられたメッセージプライオリティ値(たとえば「1」)未満であるからである。
プライオリティレベル値およびメッセージプライオリティ値に基づいてホップ・バイ・ホップ識別子を生成もしくは変更した後ならびに/または適切な接続を選択した後、PTM−0 300または別のモジュールは、MP 104などの別のMPに(たとえば内部インターフェイスまたはネットワークを介して)メッセージを送信し得る。MP 104は、ピアN+1 128にDiameter要求メッセージを送信し得る。たとえば、MP 104は、エグレス接続「Conn−1」を介してその宛先にDiameter要求メッセージをルーティングしてもよい。
図4は、この明細書中に記載される主題の実施形態に従った例示的なDiameter応答メッセージホップ・バイ・ホップ識別子を示す図である。この実施形態においては、ピアN+1 128は、図3に関連付けて上述したDiameter要求メッセージ「A」に応答してDiameter応答メッセージを送信し得る。Diameter応答メッセージは、Diameter要求メッセージ「A」に関連付けられたホップ・バイ・ホップ識別子を含み得る。
いくつかの実施形態においては、Diameter応答メッセージは、DSR 100からピアN+1 128にDiameter要求メッセージ「A」を送信するのに用いられるのと同じ接続を介してDSR 100に送信されてもよい。Diameter応答メッセージは、エグレス接続「Conn−1」を介してMP 104で受信されてもよく、さらなる処理のためにDCLおよび/またはMP(DCL/MP)ルータに供給されてもよい。DCL/MPルータ400は、Diameterメッセージに対処するかまたはDiameterメッセージを処理するためのMPを決定するためのいずれかの好適なエンティティ(たとえばMP 104において実行されるソフトウェア)であってもよい。いくつかの実施形態においては、DCL/MPルータ400は、Diameter応答メッセージを受信し、ホップ・バイ・ホップ識別子に基づいて、どのMPがDiameter応答メッセージを処理するべきであるかを判断し得る。たとえば、DCL/MPルータ400は、ホップ・バイ・ホップ識別子におけるMP識別子を抽出、解読または決定してもよい。DCL/MPルータ400は、MP識別子に基づき、MP 102がDiameter応答メッセージに関連付けられていると判断してもよく、さらなる処理のためにこのDiameter応答メッセージをMP 102に伝達してもよい。
PTMルータが利用されていないいくつかの実施形態においては、1つ以上のDCLまたはMPは、Diameterメッセージを適切なMPに転送、伝達または供給するように構成され得る。たとえば、Diameter応答メッセージはMP 104で受信されてもよい。MP 104は、ホップ・バイ・ホップ識別子に基づいて、そのMP 102がDiameter応答メッセージに関連付けられていると判断し、さらなる処理のためにこのDiameter応答メッセージをMP 102に伝達してもよい。
いくつかの実施形態においては、Diameter応答メッセージがMP 102で受
信された後、(たとえば、DCL 106に関連付けられた)PTMルータ402がDiameter応答メッセージを受信し得る。PTMルータ402は、ホップ・バイ・ホップ識別子に基づいて、どのPTMがDiameter応答メッセージを処理するべきであるかを判断し得る。たとえば、PTMルータ402は、ホップ・バイ・ホップ識別子におけるPTM識別子を抽出、解読または決定してもよい。PTMルータ402は、PTM識別子に基づき、PTM−0 300がDiameter応答メッセージに関連付けられていると判断し、さらなる処理のためにDiameter応答メッセージをPTM−0 300に伝達してもよい。
PTMルータが利用されていないいくつかの実施形態においては、1つ以上のPTMは、適切なPTMにDiameterメッセージを転送するか、伝達するかまたは供給するように構成され得る。たとえば、Diameter応答メッセージは、PTM−15 310で受信されてもよい。PTM−15 310は、ホップ・バイ・ホップ識別子に基づいて、PTM−0 300がDiameter応答メッセージを処理するべきであると判断し、さらなる処理のためにDiameter応答メッセージをPTM−0 300に伝達してもよい。
PTM−0 300において、Diameter応答メッセージが処理されてもよく、および/または、別のDiameterノードにルーティングされてもよい。たとえば、PTM−0 300は、ホップ・バイ・ホップ識別子におけるトランザクション識別子およびメッセージプライオリティ値を抽出、解読または決定してもよい。PTM−0 300は、Diameter応答メッセージについての宛先、たとえばピアN−1 126または他のDiameterピアノード、を決定するためにルーティングデータベース302におけるルックアップとしてトランザクション識別子を用いてもよい。PTM−0 300はまた、Diameter応答メッセージをその宛先に送信するのにどの接続を用いるかを判断する際にメッセージプライオリティ値を用いてもよい。
図5は、この明細書中に記載される主題の実施形態に従ってDiameterメッセージをルーティングするための例示的なプロセスを示す図である。図5に示される実施形態を参照すると、例示的なプロセスはステップ500、502、504および506を含み得る。いくつかの実施形態においては、この明細書中に記載される例示的なプロセスまたはその部分は、DSR 100、イングレスMP 102、エグレスMP 104、DCL 106、DRL 108、MP、PTM、DAL 110、CA 118、Diameterエージェント、Diameterアプリケーション、Diameterノード、および/または、別のモジュールもしくはノードにおいて実行され得るか、または、DSR 100、イングレスMP 102、エグレスMP 104、DCL 106、DRL
108、MP、PTM、DAL 110、CA 118、Diameterエージェント、Diameterアプリケーション、Diameterノード、および/または、別のモジュールもしくはノードによって実行され得る。
ステップ500において、Diameter要求メッセージが第1のDiameterノードから受信され得る。
ステップ502において、ホップ・バイ・ホップ識別子が生成され得る。ホップ・バイ・ホップ識別子は、DSR 100に関連付けられた複数のDiameter MPのうち第1のDiameter MPを識別するためのものであってもよい。たとえば、ホップ・バイ・ホップ識別子はDiameterメッセージのために生成されてもよく、ホップ・バイ・ホップ識別子は、イングレスMP 102がDiameter要求メッセージを受信したことまたは処理したことを示す情報を含んでもよい。
いくつかの実施形態においては、DSR 100に関連付けられた複数のDiameter MPの各々は、ピアルーティングテーブルを含み得るかまたはピアルーティングテーブルにアクセスし得る。
いくつかの実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は、DSR 100と(たとえば、DSR 100の外部にある)Diameterノードとの間におけるDiameterトランザクションを識別するのに使用可能であってもよい。
いくつかの実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は、Diameter要求メッセージを送信または受信するのに使用可能なDiameter接続を識別するためのDiameter接続識別子を含み得る。
ステップ504において、ホップ・バイ・ホップ識別子はDiameter要求メッセージに組込まれてもよい。たとえば、ホップ・バイ・ホップ識別子は、既存のDiameterメッセージのヘッダ部分に加えられてもよい。別の例においては、ホップ・バイ・ホップ識別子は、新しいDiameterメッセージのヘッダ部分に加えられてもよく、この場合、新しいDiameterメッセージは、既存のDiameterメッセージ(たとえば、ホップ・バイ・ホップ識別子に関連付けられた受信済みDiameterメッセージ)からの少なくともいくらかの情報またはデータを含む。
ステップ506において、Diameter要求メッセージが第2のDiameterノードにルーティングされ得る。たとえば、Diameter要求は、さらなる処理のためにDiameterサーバまたはピアノードにルーティングされてもよい。
いくつかの実施形態においては、ホップ・バイ・ホップ識別子を含むDiameter要求メッセージが第2のDiameterノードに送信された後、ホップ・バイ・ホップ識別子を含みDiameter要求メッセージに関連付けられたDiameter応答メッセージが、第2のDiameterノードから受信され得る。第1のDiameter
MPがDiameter応答メッセージに関連付けられていることが、ホップ・バイ・ホップ識別子を用いて判断され得る。たとえば、エグレスMP 104は、DiameterサーバからDiameter応答メッセージを受信してもよい。Diameter応答メッセージは、ホップ・バイ・ホップ識別子を含むDiameter要求メッセージに応答してもよい。Diameter応答メッセージはまた、同じホップ・バイ・ホップ識別子を含んでもよく、イングレスMP 102がDiameter応答メッセージに対処する(たとえば、Diameter応答メッセージを処理する)べきであることを(たとえばエグレスMP 104に対して)示してもよい。第1のDiameter MPがDiameter応答メッセージに関連付けられていると判断された後、Diameter応答メッセージは、さらなる処理のために第1のDiameter MPに伝達されてもよい。
上述のステップ500から506が例示的なものであることが認識されるだろう。いくつかの実施形態においては、付加的なステップおよび/または異なるステップがDiameterメッセージをルーティングする際に行われてもよい。いくつかの実施形態においては、Diameterメッセージをルーティングするためのステップはさまざまに構成されてもよく、および/または、図5に図示されるのとは異なる順序またはシーケンスで行われてもよい(たとえば、いくつかのステップが他のステップと同時に、他のステップよりも前に、他のステップの後に行われてもよい)。
図6は、この明細書中に記載される主題の別の実施形態に従ってDiameterメッセージをルーティングするための例示的なプロセスを示す図である。図6に示される実施
形態を参照すると、例示的なプロセスはステップ600、602および604を含み得る。いくつかの実施形態においては、この明細書中に記載される例示的なプロセスまたはその部分は、DSR 100、イングレスMP 102、エグレスMP 104、DCL 106、DRL 108、MP、PTM、DAL 110、CA 118、Diameterエージェント、Diameterアプリケーション、Diameterノード、および/または、別のモジュールもしくはノードにおいて実行され得るか、または、DSR 100、イングレスMP 102、エグレスMP 104、DCL 106、DRL 108、MP、PTM、DAL 110、CA 118、Diameterエージェント、Diameterアプリケーション、Diameterノード、および/または、別のモジュールもしくはノードによって実行され得る。
ステップ600において、Diameterメッセージが第1のDiameterノードから受信され得る。
ステップ602において、プライオリティレベルが複数のDiameter接続に割当てられ得る。
ステップ604において、Diameter要求メッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値に対応する第1のプライオリティレベルに関連付けられた第1のDiameter接続を選択する。
いくつかの実施形態においては、メッセージプライオリティ値がDSRまたは第1のDiameterノードによって決定されてもよい。
いくつかの実施形態においては、メッセージプライオリティ値は、Diameterメッセージタイプに基づいていてもよい。
いくつかの実施形態においては、メッセージプライオリティ値は、Diameterメッセージ内にホップ・バイ・ホップ識別子の一部として記憶されてもよい。
いくつかの実施形態においては、第1のプライオリティレベルはメッセージプライオリティ値以下であってもよい。
いくつかの実施形態においては、第1のプライオリティレベルは、第1のメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報、DSR内の通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報、および、第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報のうち少なくとも1つを用いて計算される正規化された値(たとえば整数)であってもよい。
いくつかの実施形態においては、第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報は、動作状態、遠隔のビジー状態、エグレス移送状態またはエグレスメッセージスロットリング状態を含み得る。いくつかの実施形態においては、DSR内における通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報は、動作状態またはルーティング輻輳レベルを含み得る。いくつかの実施形態においては、第1のDiameterメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報はプロセス状態を含み得る。
上述のステップ600〜604が例示的なものであることが認識されるだろう。いくつかの実施形態においては、プライオリティレベルを用いてDiameterメッセージをルーティングする際に付加的なステップおよび/またはさまざまなステップが行われてもよい。いくつかの実施形態においては、プライオリティレベルを用いてDiameterメッセージをルーティングするためのステップはさまざまに行われてもよく、および/ま
たは、図6に示されるのとは異なる順序またはシーケンスで行われてもよい。たとえば、プライオリティレベルは、Diameter要求メッセージの受信前に、受信と同時に、または受信後に、Diameter接続に割当てられてもよい。
この明細書中に記載される主題のさまざまな詳細がこの明細書中に記載された主題の範囲から逸脱することなく変更され得ることが理解されるだろう。さらに、この明細書中に記載される主題は添付の特許請求の範囲によって規定されているものであって、上述の記載は単に例示を目的としたものに過ぎず、限定を目的としたものではない。

Claims (30)

  1. Diameterメッセージをルーティングするための方法であって、
    複数のDiameterメッセージプロセッサを含むDiameterシグナリングルータ(DSR)において、
    第1のDiameterノードからDiameter要求メッセージを受信するステップと、
    前記複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ・ホップ識別子を生成するステップと、
    前記Diameter要求メッセージにホップ・バイ・ホップ識別子を組込むステップと、
    第2のDiameterノードに前記Diameter要求メッセージをルーティングするステップとを含む、方法。
  2. 前記Diameter要求メッセージに関連付けられ、前記ホップ・バイ・ホップ識別子を含むDiameter応答メッセージを前記第2のDiameterノードから受信するステップと、
    前記ホップ・バイ・ホップ識別子を用いて、前記第1のDiameterメッセージプロセッサが前記Diameter応答メッセージに関連付けられていると判断するステップと、
    前記Diameter応答メッセージを処理のために前記第1のDiameterメッセージプロセッサに伝達するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ホップ・バイ・ホップ識別子は、前記DSRと前記第2のDiameterノードとの間におけるDiameterトランザクションを識別するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のDiameterメッセージプロセッサの各々は、ピアルーティングテーブルを含むかまたはピアルーティングテーブルにアクセスする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ホップ・バイ・ホップ識別子は、前記Diameter要求メッセージを送信または受信するのに使用可能なDiameter接続を識別するためのDiameter接続識別子を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    分散コンピューティングプラットフォームの別個のメッセージプロセッシングモジュール、
    ブレードベースの分散コンピューティングプラットフォームにおけるコンピューティングブレード、
    シングルコアまたはマルチコアのコンピューティングデバイスに関連付けられた処理コア素子、および、
    単一の物理的なメッセージプロセッシングまたはコンピューティングデバイス上でインスタンス化される仮想ノード、のうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  7. Diameterメッセージをルーティングするためのシステムであって、
    Diameterシグナリングルータ(DSR)を含み、前記Diameterシグナリングルータ(DSR)は、
    複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを含み、前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    第1のDiameterノードからDiameter要求メッセージを受信し、
    前記複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ・ホップ識別子を生成し、
    前記Diameter要求メッセージにホップ・バイ・ホップ識別子を組込み、
    第2のDiameterノードに前記Diameter要求メッセージをルーティングするように構成される、システム。
  8. 前記システムは、前記複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第2のDiameterメッセージプロセッサを含み、前記第2のDiameterメッセージプロセッサは、
    前記Diameter要求メッセージに関連付けられ、前記ホップ・バイ・ホップ識別子を含むDiameter応答メッセージを前記第2のDiameterノードから受信し、
    前記ホップ・バイ・ホップ識別子を用いて、前記第1のDiameterメッセージプロセッサが前記Diameter応答メッセージに関連付けられていると判断し、
    前記Diameter応答メッセージを処理のために前記第1のDiameterメッセージプロセッサに伝達するように構成される、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記ホップ・バイ・ホップ識別子は、前記DSRと前記第2のDiameterノードとの間におけるDiameterトランザクションを識別するために用いられる、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記複数のDiameterメッセージプロセッサの各々は、ピアルーティングテーブルを含むかまたはピアルーティングテーブルにアクセスする、請求項7に記載のシステム。
  11. 前記ホップ・バイ・ホップ識別子は、前記Diameter要求メッセージを送信または受信するのに使用可能なDiameter接続を識別するためのDiameter接続識別子を含む、請求項7に記載のシステム。
  12. 前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    分散コンピューティングプラットフォームの別個のメッセージプロセッシングモジュール、
    ブレードベースの分散コンピューティングプラットフォームにおけるコンピューティングブレード、
    シングルコアまたはマルチコアのコンピューティングデバイスに関連付けられた処理コア素子、および、
    単一の物理的なメッセージプロセッシングまたはコンピューティングデバイス上でインスタンス化された仮想ノード、のうちの1つを含む、請求項7に記載のシステム。
  13. コンピュータ実行可能命令を含む非一時的なコンピュータ読取可能媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、
    複数のDiameterメッセージプロセッサを含むDiameterシグナリングルータ(DSR)において、
    第1のDiameterノードからDiameter要求メッセージを受信するステップと、
    前記複数のDiameterメッセージプロセッサのうち第1のDiameterメッセージプロセッサを識別するためのホップ・バイ・ホップ識別子を生成するステップと、
    前記Diameter要求メッセージにホップ・バイ・ホップ識別子を組込むステッ
    プと、
    第2のDiameterノードに前記Diameter要求メッセージをルーティングするステップとを含むステップを実行するようにコンピュータを制御する、非一時的なコンピュータ読取可能媒体。
  14. Diameterメッセージをルーティングするための方法であって、
    Diameterシグナリングルータ(DSR)における第1のDiameterメッセージプロセッサにおいて、
    第1のDiameterノードからDiameterメッセージを受信するステップと、
    複数のDiameter接続にプライオリティレベル(PL:priority level)を割当てるステップと、
    前記Diameterメッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値に対応する第1のプライオリティレベルに関連付けられた第1のDiameter接続を選択するステップとを含む、方法。
  15. 前記メッセージプライオリティ値は、DSRまたは第1のDiameterノードによって決定される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記メッセージプライオリティ値は、Diameterメッセージタイプに基づいている、請求項14に記載の方法。
  17. 前記メッセージプライオリティ値は、前記Diameterメッセージ内のホップ・バイ・ホップ識別子の一部として記憶される、請求項14に記載の方法。
  18. 前記第1のプライオリティレベルは、第1のメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報と、前記DSR内における通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報と、前記第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報とを用いて計算される単一の正規化された値である、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報は、動作状態、遠隔のビジー状態、エグレス移送状態、またはエグレスメッセージスロットリング状態を含み、前記DSR内における通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報は、動作状態またはルーティング輻輳レベルを含み、前記第1のDiameterメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報は、プロセス状態を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のプライオリティレベルは、メッセージプライオリティ値以下である、請求項14に記載の方法。
  21. 前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    分散コンピューティングプラットフォームの別個のメッセージプロセッシングモジュール、
    ブレードベースの分散コンピューティングプラットフォームにおけるコンピューティングブレード、
    シングルコアまたはマルチコアのコンピューティングデバイスに関連付けられた処理コア素子、および、
    単一の物理的なメッセージプロセッシングまたはコンピューティングデバイス上でインスタンス化された仮想ノード、のうちの1つを含む、請求項14に記載の方法。
  22. Diameterメッセージをルーティングするためのシステムであって、
    Diameterシグナリングルータ(DSR)を含み、前記Diameterシグナリングルータは、
    第1のDiameterメッセージプロセッサを含み、前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    DiameterノードからDiameterメッセージを受信し、
    複数のDiameter接続にプライオリティレベルを割当て、
    Diameterメッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値に対応する第1のプライオリティレベルに関連付けられた第1のDiameter接続を選択するように構成される、システム。
  23. 前記メッセージプライオリティ値は、DSRまたは第1のDiameterノードによって決定される、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記メッセージプライオリティ値は、Diameterメッセージタイプに基づいている、請求項22に記載のシステム。
  25. 前記メッセージプライオリティ値は、前記Diameterメッセージ内のホップ・バイ・ホップ識別子の一部として記憶される、請求項22に記載のシステム。
  26. 前記第1のプライオリティレベルは、第1のメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報と、前記DSR内における通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報と、前記第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報とを用いて計算される単一の正規化された値である、請求項22に記載のシステム。
  27. 前記第1のDiameter接続に関連付けられた状態情報は、動作状態、遠隔のビジー状態、エグレス移送状態、またはエグレスメッセージスロットリング状態を含み、前記DSR内における通信バスまたはネットワークに関連付けられた状態情報は動作状態またはルーティング輻輳レベルを含み、前記第1のDiameterメッセージプロセッサに関連付けられた状態情報は、プロセス状態を含む、請求項22に記載のシステム。
  28. 前記第1のプライオリティレベルは、メッセージプライオリティ値以下である、請求項22に記載のシステム。
  29. 前記第1のDiameterメッセージプロセッサは、
    分散コンピューティングプラットフォームの別個のメッセージプロセッシングモジュール、
    ブレードベースの分散コンピューティングプラットフォームにおけるコンピューティングブレード、
    シングルコアまたはマルチコアのコンピューティングデバイスに関連付けられた処理コア素子、および、
    単一の物理的なメッセージプロセッシングまたはコンピューティングデバイス上でインスタンス化された仮想ノード、のうちの1つを含む、請求項22に記載のシステム。
  30. コンピュータ実行可能命令を含む非一時的なコンピュータ読取可能媒体であって、コンピュータ実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、
    Diameterシグナリングルータ(DSR)における第1のDiameterメッセージプロセッサにおいて、
    第1のDiameterノードからDiameterメッセージを受信するステップと、
    複数のDiameter接続にプライオリティレベルを割当てるステップと、
    前記Diameterメッセージに関連付けられたメッセージプライオリティ値に対応する第1のプライオリティレベルに関連付けられた第1のDiameter接続を選択するステップと、を含むステップを実行するようにコンピュータを制御する、非一時的なコンピュータ読取可能媒体。
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