JP2017146801A - 労働時間についての証拠保全のためのサーバ、クライアント、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の態様に従う、労働時間についての証拠保全のためのクライアント110及びサーバ120を含むシステム100の例を示している。クライアント110とサーバ120とは、ネットワーク130を介して通信可能である。クライアント110はシステム100のユーザが携帯するものであり、サーバ120はシステム100を用いたサービスの提供者が設置するものである。
図2Aは、例示のクライアント110が含む主な手段を示している。なお、ジオフェンス設定手段210は、クライアント110自体が含まない場合もある。例えば、クライアント110ではない別のコンピュータを用いて、クライアント110に係るジオフェンスを設定することもできる。また、クライアント110は、図示しないその他の手段を含むことがある。更に、ジオフェンス設定手段210は、ジオフェンスを用いた情報取得をしない場合、例えば節2−2−2にて後述する測位情報2のみを取得する場合には、不要でありうる。
システム100は、ジオフェンスを利用して、労働時間についての証拠保全を行うことができる。ジオフェンスとは、ある地理的領域の閉じた境界を表すものであり、その形状は任意である。
測位情報送信手段220は、測位により取得された情報(以下、「測位情報」という。)を、あるタイミングでサーバ120に送信する。測位情報は、設定されたジオフェンスを用いて取得される場合もある。
測位情報送信手段220は、測位により、クライアント110が、あるジオフェンスの外から内に入ったことと、あるジオフェンスの内から外に出たこととを判定することができる。
測位情報送信手段220は、繰り返し測位を行うことができる。繰り返しの間隔は、一定であっても可変であってもよい。繰り返し行われる測位のタイミング、即ち測位を行うときであるとの判定は、タイマを用いて、最後に測位したときからある時間(時の長さ)経過したかを判定することにより実施することができる。
システム100においては、ユーザの労働時間(休憩時間を含む)を推定することができる。労働時間の推定手法は任意であるが、例えば、節3−2−2にて後述する手法によって推定することができる。
7時0分〜18時0分と、
19時0分〜20時0分と、
21時30分〜23時0分と
であり、そのうちの休憩時間の長さが60分である一方、実際の労働時間が、
7時0分〜22時45分
であり、そのうちの休憩時間が12時0分〜12時30分であると仮定して、補正内容の幾つかの例と、推定労働時間の表示の例と、補正内容の入力手法の例とについて説明する。
この例は、労働時間を特定するものである。表示された推定労働時間に対して入力されるのであれば、この例は、当該時間に対して、労働時間を追加するものとなる。このような補正は、例えば、ユーザに複数の勤務地がある場合に、ある勤務地から別の勤務地への移動時間を労働時間として扱うために必要な場合がある。なぜなら、労働時間の推定手法によっては、移動時間が労働時間と推定されない場合があるためである。
18時0分〜19時0分と、
20時0分〜21時30分と
を補正時間として入力し、入力されたものが労働時間を示す旨を入力する。なお、補正時間は日付とともに入力される場合がある。補正内容の例2においても同様である。
この例は、非労働時間を特定するものである。表示された推定労働時間に対して入力されるのであれば、この例は、当該時間から、労働時間でない時間を除外するものとなる。このような補正は、例えば、仕事を終えた後に、何らかの理由(一服したり、同僚と話し込んだり等)によりユーザが勤務地に留まってしまった場合に必要である。
22時45分〜23時0分
を補正時間として入力し、入力されたものが非労働時間を示す旨を入力する。
この例は、休憩時間の長さを特定するものである。表示された推定労働時間中の休憩時間の長さに対して入力されるのであれば、この例は、当該休憩時間の長さを調整するものとなる。このような補正は、例えば仕事の都合により、当該休憩時間の長さは休憩がとれなかった場合に必要である。
30分
を時の補正長さとして入力し、入力されたものが休憩時間の長さを示す旨を入力する。なお、時の補正長さは日付とともに入力される場合がある。
図3B及び図3Cは、推定労働時間の表示を含む、クライアント110に表示される例示の画面320を示している。図3Bは補正内容が入力される前(以下、「補正前」という。)の画面であり、図3Cは補正内容が入力された後(以下、「補正後」という。)の画面である。
図3Dは、ユーザが補正内容の例1及び2を入力するための例示の画面340を示している。341は、「旨」を入力するためのUIコンポーネントを示している。342及び343は、それぞれ、補正時間の開始及び終了の時刻を入力するためのUIコンポーネントを示している。344及び345は、それぞれ、補正内容の入力を確定するためのUIコンポーネント及び補正内容の入力をキャンセルするためのUIコンポーネントを示している。
図3Eは、ユーザが補正内容の例3を入力するための例示の画面350を示している。351は、時の長さを入力するためのUIコンポーネントを示している。352及び353は、それぞれ344及び345と同様のものである。
システム100には、ユーザの労働時間についての証拠が保全されている。履歴印刷要求手段は、ユーザからの要求に応じて、そのような証拠としての役割がある履歴を印刷、例えば証明書として紙面に印刷するように、サーバ120に要求することができる。この要求は、例えばメッセージを送信することで実施されうる。
クライアント110に含まれるその他の手段として、限定することなく列挙すれば、例えば以下のようなものが挙げられる。
a ユーザIDを生成し、サーバ120に送信する手段。ユーザIDは、ユーザから入力されたものでも、システム100により自動的に付されるものでもよい。
b ユーザの氏名及び電話番号を取得し、サーバ120に送信する手段。
c クライアント110を特定する情報、例えば、スマートフォンの端末識別番号をサーバ120に送信する手段。
d ユーザが入力した、時期ごとの、定時の勤務の始業時刻及び終業時刻を、サーバ120に送信する手段。始業時刻及び終業時刻は、時期によって変わることがある。
e ユーザが入力した、時期ごとの、ユーザが通常とる休憩時間の長さ(以下、「通常休憩長」という。)を、サーバ120に送信する手段。通常休憩長は、時期によって変わることがある。
f ユーザが入力した勤務先の所定休日をサーバ120に送信する手段。所定休日とは、勤務先が休日として指定している日であり、例えば、勤務先の設立記念日である。
g ユーザが入力した有給休暇をとった日及びその入力時刻をサーバ120に送信する手段。
h ユーザからの入力に基づき、測位情報に含めるものを設定する手段。
i ユーザが入力した、基本給、基礎賃金から控除される手当(住宅手当、通勤手当、家族手当、別居手当等)、固定残業代、既払い残業代等をサーバ120に送信する手段。
図2Bは、例示のサーバ120が含む主な手段を示している。なお、労働時間推定手段260は、サーバ120自体が含まない場合もあり、必須ではない。例えば、必要な情報をクライアント110に送信することにより、クライアント110側で労働時間を推定することもできる。また、サーバ120は、図示しないその他の手段を含むことがある。測位情報履歴保持手段250並びに補正履歴保持手段270は、共通のデータベースを用いて履歴を記憶してもよい。また、図示していないが、サーバ120にはプリンタが接続されていてもよいし、システム100とは別の、プリンタを含むシステムが存在していてもよい。
測位情報履歴保持手段250は、測位情報を受信し、受信した測位情報を、測位情報の履歴が保持されるように記憶する。なお、測位情報履歴保持手段250は、測位情報を受信するたびに、この処理を行う。
図4Aは、測位情報履歴1を示している。
図4Bは、測位情報履歴2を示している。
労働時間推定手段260は、任意の手法により、推定労働時間を導出する。この際、ジオフェンス内時間に基づいて推定労働時間を導出してもよいため、以下、ジオフェンス内時間の例示の導出手法と、推定労働時間の例示の導出手法とについて説明する。
ジオフェンス内時間は、同じジオフェンスについての、ジオフェンスの外から内に入った入時刻と、ジオフェンスの内から外に出た出時刻との間の時間であってよい。同じジオフェンスについての記録が複数あれば、当該ジオフェンス内にあった時間は、入時刻と、当該入時刻から直近の出時刻との間の時間であってよい。なお、ジオフェンスが複数設定されている場合には、ジオフェンス内時間は、クライアント110がそれら複数のジオフェンスのうちの何れか1つにあった時間を統合したものである。
GFA内に
7時0分〜12時30分、
14時30分〜17時30分、
21時30分〜22時0分及び
22時30分〜23時0分
にあり、
GFB内に
19時0分〜20時0分
にあったとの情報が含まれている。従って、労働時間推定手段260は、2015年12月21日について、これら時間をジオフェンス内時間として導出できる。
例えば、推定労働時間は、ジオフェンス内時間であってよい。
ジオフェンス内時間の終わりの時刻と定時労働時間の始まりの時刻との間の時間の長さ、
定時労働時間の終わりの時刻とジオフェンス内時間の始まりの時刻との間の時間の長さ、
ジオフェンス内時間の終わりの時刻と別のジオフェンス内時間の始まりの時刻との間の時間の長さ
が所定の時の長さ以下である場合には、当該時間を推定労働時間に含めてもよい。
補正履歴保持手段270は、クライアント110から補正内容及び補正時刻を受信し、受信した補正内容及び補正時刻を、補正内容及び補正時刻の履歴が保持されるように記憶する。補正履歴保持手段270は、補正内容及び補正時刻の受信のたびに、この処理を行う。
履歴印刷出力手段280は、クライアント110からの要求に応答して、測位情報の履歴と、補正内容及び補正時刻の履歴とを、例えば紙面に証明書として印刷するための出力を行う。なお、履歴印刷出力手段280は、クライアント110以外の別のコンピュータ、例えば、ユーザを代理する弁護士が使用するコンピュータからの要求にも応答して、履歴を印刷するための出力を行ってよい。また、履歴印刷出力手段280は、印刷されるものにその他の情報を含めてもよい。
図6Aは、図4Aに示された履歴の印刷例を示している。「年月日」、「ジオフェンス入場時刻」、「ジオフェンス退場時刻」、「緯度経度」、「基準半径(m)」及び「端末」はラベルであり、その表記は任意である。
図6Bは、図4Bに示された履歴の印刷例を示している。「年月日」、「トレースモード記録日時」、「トレースモード緯度経度」及び「端末」はラベルであり、その表記は任意である。なお、この印刷例において、例示のために、同様の記録が続く部分は、図において省略されている(「(15分間隔で記録がある)」の部分)。実際には、同様の記録が続く場合であっても、省略せずに記載することが好ましい。
図7Aは、図5A〜5Dに示された履歴の印刷例を示している。「年月日」、「勤務・非勤務事後補正」、「補正タイプ」、「開始時刻」、「終了時刻」、「入力日時」、「休憩時間の長さ」、「補正後休憩時間」及び「補正日時」はラベルであり、その表記は任意である。
図7Bは、図5A〜5Dに示された履歴の別の印刷例を示している。「勤務事後補正」及び「非勤務事後補正」はラベルであり、その表記は任意である。図7Aと同様の部分については、説明を省略する。
印刷されるその他の情報としては、限定することなく列挙すれば、例えば以下のようなものが考えられる。
a ユーザのID。
b ユーザの氏名。
c ユーザの電話番号。
d クライアント110を特定する情報。
e 時期ごとの、定時の勤務の始業時刻及び終業時刻。
f 時期ごとの通常休憩長。
g 日ごとの推定労働時間。
h 法定休日。
i ユーザの勤務先の所定休日。
j ユーザが有給休暇として入力した日及びその入力時刻。
サーバ120に含まれるその他の手段として、限定することなく列挙すれば、例えば以下のようなものが考えられる。
a ユーザのID、氏名及び電話番号、クライアント110を特定する情報、時期ごとの定時の勤務の始業時刻及び終業時刻、時期ごとの通常休憩長、ユーザの勤務先の所定休日、ユーザが有給休暇として入力した日及びその入力時刻、基本給、基礎賃金から控除される手当、固定残業代、既払い残業代等を受信し、記憶する手段。
b ユーザの実労働時間数及び深夜労働時間数を日ごとに推定する手段。
c 印刷されるものに加え、日ごとに推定したユーザの実労働時間及び深夜労働時間数、ユーザの基本給、基礎賃金から控除される手当、固定残業代、既払い残業代等を含む電子データ、例えばエクセルファイルを生成する手段。サービスの提供者は、このような電子データを、しかるべき者、例えば弁護士に提供することができる。
図8は、本発明の実施の態様に従う、労働時間についての証拠保全のための、クライアント110が行う方法810と、サーバ120が行う方法820とを示している。
測位情報履歴保持処理830は、ステップ831にて、クライアント110が測位情報を取得することにより開始する。
図9Aは、取得する測位情報が測位情報1であり、あるジオフェンスの外から内にクライアント110が入ったと判定した場合の処理を示している。即ち、クライアント110は、ステップ911にて、あるジオフェンスの外から内に入ったと判定する。そして、クライアント110は、ステップ912にて、入時刻を取得する。
図9Cは、取得する測位情報が測位情報2である場合の処理を示している。即ち、クライアント110は、ステップ931にて、測位するときであると判定する。なお、この判定は、上述したようにタイマを用いて実施できる。そして、クライアント110は、ステップ932にて、測位を行い、位置及び測位時刻を取得する。
補正履歴保持処理840は、ステップ841にて、クライアント110がユーザから補正内容の入力を受けることにより開始する。
履歴印刷処理850は、ステップ851にて、ユーザが指示することにより、クライアント110がサーバ120に、測位時間の履歴と、補正内容及び補正時刻の履歴とを印刷するように要求することにより開始する。
本発明の実施の態様は、コンピュータをクライアント110として機能させるプログラムと、コンピュータをサーバ120として機能させるプログラムとを含む。
以下、クライアント110及びサーバ120として用いることができるコンピュータの、ハードウェア構成の一例について説明する。
以上、本発明の実施の態様の例を説明したが、他の類似する実施態様の採用や、適宜態様の変更又は追加を行うことができることに留意されたい。
Claims (26)
- クライアントから、該クライアントの測位により取得された測位情報を受信し、受信した前記測位情報を履歴が保持されるように記憶し、
前記クライアントから、補正内容及び補正時刻を受信し、受信した前記補正内容及び前記補正時刻を履歴が保持されるように記憶し、
前記補正内容は、労働時間と、非労働時間と、休憩時間の長さとのうちの少なくとも1つを特定し、
前記補正時刻は前記補正内容の入力を前記クライアントが受けた時刻であり、
前記クライアントからの要求を受けたときに、前記測位情報の前記履歴と、前記補正内容及び前記補正時刻の前記履歴とを印刷するための出力を行う
ように構成されたサーバ。 - 請求項1に記載のサーバであって、前記測位情報は、
前記クライアントが、ある地理的領域の閉じた境界を表すジオフェンスの外から内に入った入時刻、又は、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出た出時刻
を含むように構成されたサーバ。 - 請求項2に記載のサーバであって、あるジオフェンスを示す記載と、当該あるジオフェンスの外から内に入った入時刻と、当該あるジオフェンスの内から外に出た出時刻とが関連付けられて印刷されるよう出力を行うように構成されたサーバ。
- 請求項1に記載のサーバであって、前記測位情報は、
前記クライアントの位置と、
該位置の測位時刻と
を含むように構成されたサーバ。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のサーバであって、
前記補正内容は、補正時間又は時の補正長さと、補正種類を示す情報とを含み、
前記補正種類は、
労働時間の特定と、
非労働時間の特定と、
休憩時間の長さの特定と
を含むように構成されたサーバ。 - 請求項5に記載のサーバであって、労働時間の特定及び非労働時間の特定である1つの前記補正内容として、当該補正内容の前記補正種類を示す記載と、当該補正内容に含まれる前記補正時間とが印刷され、休憩時間の長さの特定である1つの前記補正内容として、当該補正内容に含まれる前記時の補正長さが印刷されるように、前記補正内容及び前記補正時刻の前記履歴が印刷されるよう出力を行うように構成されたサーバ。
- 請求項1から6の何れか一項に記載のサーバであって、前記の時間は、ある時刻からある時刻までを特定する情報であり、前記の時刻は、日時を示す情報であり、前記時の補正長さは、日付と時の長さとを示す情報であるように構成されたサーバ。
- クライアントであって、
サーバに、前記クライアントの測位により取得された測位情報を送信し、
労働時間と、非労働時間と、休憩時間の長さとのうちの少なくとも1つを特定する補正内容の入力を受け、該入力を受けた時刻を補正時刻として取得し、前記サーバに、前記補正内容及び前記補正時刻を送信し、
前記サーバに、前記測位情報の履歴と、前記補正内容及び前記補正時刻の履歴とを印刷するように要求する
ように構成されたクライアント。 - 請求項8に記載のクライアントであって、前記測位情報は、
前記クライアントが、ある地理的領域の閉じた境界を表すジオフェンスの外から内に入った入時刻、又は、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出た出時刻
を含み、
前記クライアントが前記ジオフェンスの外から内に入ったと判定したときに、前記入時刻を取得し、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出たと判定したときに、前記出時刻を取得する
ように構成されたクライアント。 - 請求項8に記載のクライアントであって、前記測位情報は、
前記クライアントの位置と、
該位置の測位時刻と
を含み、
測位するときであると判定したときに、測位を行い前記位置及び前記測位時刻を取得する
ように構成されたクライアント。 - 請求項8から10の何れか一項に記載のクライアントであって、
前記補正内容は、補正時間又は時の補正長さと、補正種類を示す情報とを含み、
前記補正種類は、
労働時間の特定と、
非労働時間の特定と、
休憩時間の長さの特定と
を含むように構成されたクライアント。 - 請求項8から11の何れか一項に記載のクライアントであって、前記の時間は、ある時刻からある時刻までを特定する情報であり、前記の時刻は、日時を示す情報であり、前記時の補正長さは、日付と時の長さとを示す情報であるように構成されたクライアント。
- クライアントから、該クライアントの測位により取得された測位情報を受信するステップと、
受信した前記測位情報を履歴が保持されるように記憶するステップと、
前記クライアントから、補正内容及び補正時刻を受信するステップであって、
前記補正内容は、労働時間と、非労働時間と、休憩時間の長さとのうちの少なくとも1つを特定し、
前記補正時刻は、前記補正内容の入力を前記クライアントが受けた時刻である、
ステップと、
受信した前記補正内容及び前記補正時刻を履歴が保持されるように記憶するステップと、
前記クライアントからの要求を受けるステップと、
前記要求を受けたときに、前記測位情報の前記履歴と、前記補正内容及び前記補正時刻の前記履歴とを印刷するための出力を行うステップと
を含む、サーバが実行する方法。 - 請求項13に記載の方法であって、前記測位情報は、
前記クライアントが、ある地理的領域の閉じた境界を表すジオフェンスの外から内に入った入時刻、又は、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出た出時刻
を含む、方法。 - 請求項14に記載の方法であって、印刷するための出力を行う前記ステップは、あるジオフェンスを示す記載と、当該あるジオフェンスの外から内に入った入時刻と、当該あるジオフェンスの内から外に出た出時刻とが関連付けられて印刷されるよう出力を行うステップを含む、方法。
- 請求項13に記載の方法であって、前記測位情報は、
前記クライアントの位置と、
該位置の測位時刻と
を含む、方法。 - 請求項13から16の何れか一項に記載の方法であって、
前記補正内容は、補正時間又は時の補正長さと、補正種類を示す情報とを含み、
前記補正種類は、
労働時間の特定と、
非労働時間の特定と、
休憩時間の長さの特定と
を含む、方法。 - 請求項17に記載の方法であって、印刷するための出力を行うステップは、労働時間の特定及び非労働時間の特定である1つの前記補正内容として、当該補正内容の前記補正種類を示す記載と、当該補正内容に含まれる前記補正時間とが印刷され、休憩時間の長さの特定である1つの前記補正内容として、当該補正内容に含まれる前記時の補正長さが印刷されるように、前記補正内容及び前記補正時刻の前記履歴が印刷されるよう出力を行うステップを含む、方法。
- 請求項13から18の何れか一項に記載の方法であって、前記の時間は、ある時刻からある時刻までを特定する情報であり、前記の時刻は、日時を示す情報であり、前記時の補正長さは、日付と時の長さとを示す情報である、方法。
- クライアントが実行する方法であって、
測位をして測位情報を取得するステップと、
サーバに、取得した前記測位情報を送信するステップと、
労働時間と、非労働時間と、休憩時間の長さとのうちの少なくとも1つを特定する補正内容の入力を受けるステップと、
前記補正内容の入力を受けたときに、補正時刻として時刻を取得するステップと、
前記サーバに、前記補正内容及び前記補正時刻を送信するステップと、
前記サーバに、前記測位情報の履歴と、前記補正内容及び前記補正時刻の履歴とを印刷するように要求するステップと
を含む方法。 - 請求項20に記載の方法であって、前記測位情報は、
前記クライアントが、ある地理的領域の閉じた境界を表すジオフェンスの外から内に入った入時刻、又は、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出た出時刻
を含み、前記測位情報を取得する前記ステップは、
前記クライアントが前記ジオフェンスの外から内に入ったと判定するステップと、
前記クライアントが前記ジオフェンスの外から内に入ったと判定したときに、前記入時刻を取得するステップと、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出たと判定するステップと、
前記クライアントが前記ジオフェンスの内から外に出たと判定したときに、前記出時刻を取得するステップと
を含む、方法。 - 請求項20に記載の方法であって、前記測位情報は、
前記クライアントの位置と、
該位置の測位時刻と
を含み、前記測位情報を取得する前記ステップは、
測位するときであると判定するステップと、
測位するときであると判定したときに、測位を行い前記位置及び前記測位時刻を取得するステップと
を含む、方法。 - 請求項20から22の何れか一項に記載の方法であって、
前記補正内容は、補正時間又は時の補正長さと、補正種類を示す情報とを含み、
前記補正種類は、
労働時間の特定と、
非労働時間の特定と、
休憩時間の長さの特定と
を含む、方法。 - 請求項20から23の何れか一項に記載の方法であって、前記の時間は、ある時刻からある時刻までを特定する情報であり、前記の時刻は、日時を示す情報であり、前記時の補正長さは、日付と時の長さとを示す情報であるように構成された方法。
- 請求項1から7の何れか一項に記載の前記サーバとしてコンピュータを機能させるプログラム。
- 請求項8から12の何れか一項に記載の前記クライアントとしてコンピュータを機能させるプログラム。
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