JP2017143481A - Communication device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通信装置に関する。 The present invention relates to a communication device.
従来、1つの無線機で2つのシステムの無線機と通信可能である通信装置(親機)を備えるデュアルモード無線通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a dual mode wireless communication system has been proposed that includes a communication device (parent device) that can communicate with two system wireless devices using one wireless device (see, for example, Patent Document 1).
この種のシステムにおいて、通信装置は、複数のチャネルの受信待ち受けを、受信チャネルを順次切り替えて、二巡以上繰り返し行う。これにより、通信装置は、通信相手である無線機からの信号を、一巡目の受信待ち受け時に受信し損なっても、二巡目以降の受信待ち受け時に受信する。 In this type of system, the communication device repeatedly waits for reception of a plurality of channels two or more times by sequentially switching the reception channels. As a result, the communication device receives the signal from the wireless device that is the communication partner during reception waiting for the second and subsequent rounds even if it fails to receive the signal during reception waiting for the first round.
しかし、上述したように複数のチャネルの受信待ち受けを繰り返し行う通信装置では、例えば、通信相手である無線機から送信される信号のプリアンブルを十分な長さ受信できないために通信エラーを生じる確率が高くなる可能性がある。 However, a communication apparatus that repeatedly waits for reception of a plurality of channels as described above has a high probability of causing a communication error because, for example, a preamble of a signal transmitted from a wireless device that is a communication partner cannot be received for a sufficient length. There is a possibility.
本発明は上記事由に鑑みてなされており、プリアンブルを受信できないことによる通信エラーの発生確率を低減することができる通信装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above reasons, and an object of the present invention is to provide a communication device that can reduce the probability of occurrence of a communication error due to the inability to receive a preamble.
本発明の一態様に係る通信装置は、複数のチャネルの中から一のチャネルを使用チャネルとして選択する選択部と、前記使用チャネルを用いて通信を行う通信部とを備え、前記通信部は、待ち受けモードで動作中にプリアンブルを受信すると、パケットの受信を行う受信モードに切り替わるように構成されており、前記選択部は、前記通信部が前記待ち受けモードで動作している間は、規定時間が経過する度に前記使用チャネルが切り替わるように、前記使用チャネルを前記複数のチャネル内で周期的に切り替え、前記通信部が前記受信モードで動作している間は、前記使用チャネルを前記複数のチャネル内の一のチャネルに固定するように構成されており、前記通信部が前記待ち受けモードで動作している間に前記通信部が信号を受信し、かつ前記信号が所定の停止条件を満たす場合、前記通信部が再送信号を受信する再送期間において、前記通信部が前記信号を受信したときの前記使用チャネルと同一のチャネルに前記使用チャネルが固定されるように、前記選択部による前記使用チャネルの切り替えを停止する停止部を更に備える。 A communication apparatus according to an aspect of the present invention includes a selection unit that selects one channel as a use channel from a plurality of channels, and a communication unit that performs communication using the use channel, and the communication unit includes: When the preamble is received during operation in the standby mode, the reception unit is configured to switch to the reception mode for receiving a packet. The selection unit is configured to operate for a specified time while the communication unit is operating in the standby mode. The used channel is periodically switched in the plurality of channels so that the used channel is switched every time elapses, and the used channel is switched to the plurality of channels while the communication unit is operating in the reception mode. The communication unit receives a signal while the communication unit is operating in the standby mode. When the signal satisfies a predetermined stop condition, the use channel is fixed to the same channel as the use channel when the communication unit receives the signal in the retransmission period in which the communication unit receives the retransmission signal. As described above, the information processing apparatus further includes a stop unit that stops the switching of the used channel by the selection unit.
本発明は、プリアンブルを受信できないことによる通信エラーの発生確率を低減することができる通信装置が得られる、という利点がある。 The present invention has an advantage that a communication apparatus capable of reducing the probability of occurrence of a communication error due to failure to receive a preamble can be obtained.
以下の実施形態は、通信装置に関し、とくに複数のチャネルの中から選択される一のチャネルを用いて通信を行う通信装置に関する。 The following embodiments relate to a communication apparatus, and more particularly, to a communication apparatus that performs communication using one channel selected from a plurality of channels.
(1)概要
本実施形態に係る通信装置1は、図1に示すように、選択部11と、通信部12と、停止部13とを備えている。選択部11は、複数のチャネルの中から一のチャネルを使用チャネルとして選択する。通信部12は、使用チャネルを用いて通信を行う。
(1) Overview The
通信部12は、待ち受けモードで動作中にプリアンブルを受信すると、パケットの受信を行う受信モードに切り替わるように構成されている。
The
選択部11は、通信部12が待ち受けモードで動作している間は、規定時間が経過する度に使用チャネルが切り替わるように、使用チャネルを複数のチャネル内で周期的に切り替える。選択部11は、通信部12が受信モードで動作している間は、使用チャネルを複数のチャネル内の一のチャネルに固定するように構成されている。
While the
停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が信号を受信し、かつ上記信号が所定の停止条件を満たす場合、通信部12が再送信号を受信する再送期間において、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。停止部13は、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルに使用チャネルが固定されるように、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。
The
ここでいう「チャネル」は、例えば、周波数分割多元接続の通信においては周波数帯域である。本実施形態では、複数のチャネルとして複数の周波数帯域が用いられる。ここでいう「プリアンブル」は、通信部12が受信するパケットの先頭に付加されており、通信部12が同期をとるためのビット列である。そのため、通信部12は、プリアンブルを受信することによって、受信した信号に同期して、パケットのビット列を受信可能となる。また、ここでいう「再送信号」は、先に送信された信号と同じ内容の信号であって、先に送信された信号が正常に受信されなかった場合などに再送される信号である。ある信号が送信されてから、この信号と同じ内容の再送信号が送信されるまでの時間間隔である再送間隔は、通信規格(protocol)にて決まっている。例えば、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのデータリンク層中のMAC(Media Access Control)層などで、再送間隔が決められている。信号を送信する側の装置と受信する側の装置とが同じ通信規格に準拠していれば、信号を受信する側の装置(通信装置1)において、再送信号が送信されるタイミングを予測することができる。そのため、通信装置1では、通信部12が信号を受信した場合、通信部12が再送信号を受信する再送期間を予測することができる。
The “channel” here is, for example, a frequency band in frequency division multiple access communication. In the present embodiment, a plurality of frequency bands are used as a plurality of channels. The “preamble” here is a bit string that is added to the head of a packet received by the
要するに、図2に示すように、通信部12が待ち受けモードで動作している間(図2中に「Tm1」で示す期間)には、選択部11は、規定時間T1又はT2が経過する度に使用チャネルが切り替わるように、使用チャネルを複数のチャネル内で周期的に切り替える。つまり、通信部12は、待ち受けモードにおいては複数のチャネルの受信待ち受けを繰り返し行っている。また、通信部12が受信モードで動作している間(図2中に「Tm2」で示す期間)においては、選択部11は、使用チャネルを複数のチャネルの中の一のチャネルに固定する。なお、図2では、横軸を時間軸として、使用チャネルを「CH」、信号を「Sig」で表している。図2の例では、(第1の)チャネルCH1及び(第2の)チャネルCH2の2つのチャネルCH1,CH2から、一のチャネルが使用チャネルとして選択部11で選択されている。
In short, as shown in FIG. 2, while the
そして、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している期間Tm1に通信部12が信号を受信し、この信号が停止条件を満たす場合、再送期間Tr1において、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。この場合、再送期間Tr1においては、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルに使用チャネルが固定される。図2の例では、待ち受けモードであって使用チャネルがチャネルCH1のときに、通信部12が信号を受信しているので、停止部13は、再送期間Tr1において使用チャネルの切り替えを停止し使用チャネルをチャネルCH1に固定している。言い換えれば、停止部13は、停止条件を満たす信号を通信部12が受信した場合に、この信号の再送信号を通信部12が受信すると予測される再送期間Tr1に合わせて、使用チャネルをチャネルCH1に固定する。
When the
このように、通信装置1は、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信した信号が停止条件を満たすと、再送期間Tr1においては、使用チャネルが上記信号の受信時の使用チャネルと同一のチャネルに固定される。そのため、通信部12が待ち受けモードで動作中にプリアンブルを含む信号が送信された場合に、一度はプリアンブルを受信できなくても、再送期間Tr1においてプリアンブルを受信することができ、プリアンブルの受信エラーが生じにくくなる。結果的に、通信装置1では、複数のチャネルの受信待ち受けを繰り返し行うにもかかわらず、プリアンブルを受信できないことによる通信エラーの発生確率を低減することができる、という利点がある。
As described above, in the
しかも、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信しても、停止部13では、すぐに使用チャネルの切り替えを停止するのではなく、再送信号が送信される再送期間Tr1に合わせて、使用チャネルの切り替えを停止する。つまり、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信しても、すぐに使用チャネルが固定されるのではなく、再送期間Tr1に合わせて使用チャネルが固定される。そのため、再送期間Tr1が開始するまでは、選択部11は使用チャネルの切り替えを継続でき、複数のチャネルCH1,CH2を切り替えながら待ち受ける、という待ち受けモードでの通信部12の本来の動作が阻害されにくい。
Moreover, even if the
しかも、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号が停止条件を満たさない場合には、使用チャネルの切り替えを停止しないので、例えばノイズなど、停止条件を満たさない信号の影響を受けにくい。したがって、通信装置1では、ノイズなどの影響により必要以上に使用チャネルの切り替えが停止されることを、抑制可能である。
In addition, when the signal received while the
(2)詳細
以下、本実施形態の通信装置1について詳細に説明する。
(2) Details Hereinafter, the
以下では、通信装置1がHEMS(Home Energy Management System)コントローラに用いられる場合を例に説明する。HEMSコントローラは、電力供給事業者からの電力の供給を受ける需要家施設に設置されている。HEMSコントローラとして用いられる通信装置1は、需要家施設に設置されたスマートメータ、及び需要家施設に設置されている(HEMS対応)宅内機器の各々と通信する。以下、スマートメータを第1端末101(図1参照)、宅内機器を第2端末102(図1参照)という。HEMSコントローラは、第1端末101の検針情報(計量値)を需要家施設内のモニタに表示したり、検針情報に基づいて第2端末102を制御したりする。なお、以下では需要家施設が戸建住宅であると仮定するが、需要家施設は、戸建住宅に限らず、例えば、集合住宅の各住戸、事務所、又は店舗などでもよい。
Below, the case where the
(2.1)通信システム
まず、通信装置1を含む通信システム100の全体構成について図1を参照して説明する。通信システム100は、通信装置1と、第1端末101と、第2端末102とを備えている。
(2.1) Communication System First, the overall configuration of the communication system 100 including the
第1端末101及び第2端末102は、それぞれ通信装置1の通信相手となる。通信装置1と第1端末101とは、(第1の)チャネルCH1にて電波を媒体とした無線通信を行う。通信装置1と第2端末102とは、(第2の)チャネルCH2にて電波を媒体とした無線通信を行う。チャネルCH1とチャネルCH2とは互いに異なる周波数帯域である。よって、通信装置1は、通信に用いるチャネル(使用チャネル)を、複数(本実施形態では2つ)のチャネルCH1,CH2間で切り替えることにより、第1端末101及び第2端末102の各々と通信可能となる。
The
第1端末101(スマートメータ)は、需要家施設での使用電力量を計測する電力メータとして機能する計測部と、第1無線インタフェースとを有している。第1端末101は、例えば定期的に、少なくとも計測部の計量値(検針情報)を含む信号を、第1無線インタフェースから通信装置1に送信する。さらに、第1端末101は、第1無線インタフェースにて、通信装置1からの信号を受信する。つまり、第1端末101は、通信装置1との間で双方向に通信可能である。
The first terminal 101 (smart meter) has a measuring unit that functions as a power meter that measures the amount of power used at a customer facility, and a first wireless interface. For example, the
第2端末102(宅内機器)は、例えば、エアコンディショナ又はテレビジョン受像機等の電気機器である。第2端末102は、第2無線インタフェースを有している。第2端末102は、例えば定期的に、第2無線インタフェースから通信装置1に信号を送信する。さらに、第2端末102は、第2無線インタフェースにて、通信装置1からの信号を受信する。つまり、第2端末102は、通信装置1との間で双方向に通信可能である。
The second terminal 102 (in-home device) is, for example, an electric device such as an air conditioner or a television receiver. The
通信装置1が第1端末101又は第2端末102との通信に使用する通信方式は、例えば、免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)である。この種の小電力無線については、用途などに応じて使用する周波数帯域や空中線電力などの仕様が各国で規定されている。日本国においては、920MHz帯又は420MHz帯の電波を使用する小電力無線が規定されている。具体例として、通信装置1と第1端末101又は第2端末102との間の通信は、Wi−SUN(登録商標)に準拠する。通信装置1と第1端末101又は第2端末102との間の通信経路は、スマートメータよりも宅内側の通信ルート(いわゆるBルート)に含まれる。
The communication method used by the
なお、通信装置1は、ルータなどのネットワーク機器を介してインターネットに接続されていてもよい。
Note that the
(2.2)通信装置
通信装置1は、図1に示すように、制御部10と通信部12とを備えている。制御部10は、選択部11、停止部13及びメモリ14を有している。
(2.2) Communication Device As shown in FIG. 1, the
制御部10は、通信部12を制御する。ここでは、制御部10は、プロセッサ及びメモリ14を有するマイクロコンピュータを主構成としている。制御部10は、マイクロコンピュータのプロセッサがメモリ14に格納されているプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータを選択部11及び停止部13として機能させる。
The control unit 10 controls the
通信部12は、第1端末101及び第2端末102との通信を行う無線通信モジュールである。通信部12は、第1端末101との通信と、第2端末102との通信とを、1つの無線チップにて行う。通信部12は、変調及び復調の機能を有しており、第1端末101及び第2端末102の各々との間で、双方向にデータ伝送が可能である。通信部12は、PLL(Phase Locked Loop)方式の周波数シンセサイザを含んでいる。これにより、通信部12は通信に用いるチャネル(本実施形態では周波数帯域)を切替可能である。
The
通信部12と第1端末101とは、同じ通信規格に準拠している。そのため、例えば第1端末101から通信装置1に信号が伝送される場合において、信号を受信する側の装置(通信装置1)では、再送信号が送信されるタイミングを予測することができる。そのため、通信装置1では、通信部12が第1端末101から信号を受信した場合、通信部12が第1端末101からの再送信号を受信する再送期間Tr1(図2参照)を予測することができる。同様に、通信部12と第2端末102とは、同じ通信規格に準拠している。そのため、通信装置1では、通信部12が第2端末102から信号を受信した場合、通信部12が第2端末102からの再送信号を受信する再送期間Tr1を予測することができる。ただし、再送期間Tr1は固定的でなくてもよい。例えば第1端末101から通信装置1に信号が伝送される場合において、第1端末101がランダムな時間(バックオフ)待って再送信号を送信する場合など、再送期間Tr1が一定幅内でばらつくことがある。このような場合でも、一定幅分だけ再送期間Tr1を拡幅することにより、通信装置1にて再送期間Tr1を予測することができる。
The
また、通信部12の動作モードには、待ち受けモードと受信モードとの2つのモードが含まれている。待ち受けモードは、通信部12と第1端末101又は第2端末102との間で同期をとるためのモードであって、通信部12は、第1端末101又は第2端末102からのプリアンブルの受信待ち(待ち受け)を行う。受信モードは、通信部12が第1端末101又は第2端末102からのパケットを受信するためのモードであって、通信部12は、第1端末101及び第2端末102のいずれかとの通信を行う。通信部12は、待ち受けモードで動作中にプリアンブルを受信すると、受信モードに切り替わるように構成されている。
Further, the operation mode of the
メモリ14には、複数のチャネル、及び規定時間に関するパラメータを含む、種々のパラメータが記憶されている。
The
選択部11は、複数(本実施形態では2つ)のチャネルCH1,CH2の中から一のチャネルを使用チャネルとして選択する。ここでいう「使用チャネル」は、通信部12で通信に用いられるチャネルである。具体的には、選択部11は、メモリ14に記憶されているパラメータに従って、通信部12の周波数シンセサイザを制御する。これにより、通信部12が使用するチャネル(使用チャネル)は、選択部11(制御部10)にて決定される。
The
選択部11による使用チャネルの選択状況は、通信部12の動作モードによって変化する。すなわち、通信部12が待ち受けモードで動作している間は、規定時間が経過する度に使用チャネルが切り替わるように、選択部11は、使用チャネルを複数のチャネルCH1,CH2内で周期的に切り替える。一方、通信部12が受信モードで動作している間は、選択部11は、使用チャネルを複数のチャネルCH1,CH2内の一のチャネルに固定するように構成されている。
The selection status of the channel used by the
具体的には、図3に示すように、通信部12が待ち受けモードで動作中の期間Tm1においては、選択部11は、チャネルCH1とチャネルCH2とを交互に使用チャネルとして選択する。この場合に、選択部11が使用チャネルを切り替える切替タイミングは、規定時間によって規定される。なお、図3では、横軸を時間軸として、使用チャネルを「CH」、第1端末101から送信された信号を「Sig」で表している。
Specifically, as shown in FIG. 3, during the period Tm1 during which the
ここで、規定時間は、複数のチャネルCH1,CH2に一対一に対応して複数(本実施形態では2つ)設定されている。チャネルCH1に対応する規定時間が(第1の)規定時間T1、チャネルCH2に対応する規定時間が(第2の)規定時間T2である。本実施形態では、規定時間T1と規定時間T2とは同じ長さである。なお、規定時間T1,T2の各々は、チャネルの切替処理に要する時間と、プリアンブルを待ち受ける時間との合計時間である。チャネルの切替処理に要する時間には、例えばレジスタの設定時間、及びPLLの収束時間などが含まれる。 Here, a plurality (two in this embodiment) of predetermined times are set corresponding to the plurality of channels CH1 and CH2 on a one-to-one basis. The specified time corresponding to the channel CH1 is the (first) specified time T1, and the specified time corresponding to the channel CH2 is the (second) specified time T2. In the present embodiment, the specified time T1 and the specified time T2 are the same length. Each of the prescribed times T1 and T2 is the total time of the time required for the channel switching process and the time for waiting for the preamble. The time required for the channel switching process includes, for example, a register setting time and a PLL convergence time.
そして、使用チャネルとしてチャネルCH1を選択している間は、選択部11は、規定時間T1をカウントする。チャネルCH1が選択されてから規定時間T1が経過した時点、つまり規定時間T1をカウントし終えた時点で、選択部11は、使用チャネルをチャネルCH2に切り替える。同様に、使用チャネルとしてチャネルCH2を選択している間は、選択部11は、規定時間T2をカウントする。チャネルCH2が選択されてから規定時間T2が経過した時点、つまり規定時間T2のカウントを終えた時点で、選択部11は、使用チャネルをチャネルCH1に切り替える。このようにして、通信部12が待ち受けモードで動作中の期間Tm1は、規定時間T1又はT2が経過する度に、使用チャネルが切り替わる。よって、規定時間T1及びT2との和を1周期として、使用チャネルは複数のチャネルCH1,CH2内で周期的に切り替わる。
While the channel CH1 is selected as the use channel, the
図3の例では、通信部12が待ち受けモードで動作中の期間Tm1のうち、使用チャネルがチャネルCH1である間に、通信部12が第1端末101からの信号を受信している。ここで、第1端末101から送信された信号は、先頭から順にプリアンブル21、SFD(Start Frame Delimiter)22、データ(DATA)23を含んでいる。そのため、通信部12は待ち受けモードでプリアンブル21を受信することになり、通信部12の動作モードが受信モードに切り替わる。なお、ここでいう「SFD」は、プリアンブル21の直後にあって、パケット(フレーム)の開始を示すビット列である。「データ」は、第1端末101から通信装置1に送信されたデータである。
In the example of FIG. 3, the
通信部12が受信モードで動作中の期間Tm2においては、選択部11は、受信モードに切り替わった時点、つまり通信部12がプリアンブル21を受信したときのチャネルCH1を使用チャネルとして選択する。その後、選択部11は、通信部12が受信モードで動作中の期間Tm2の終了時点までは、使用チャネルを切り替えずにチャネルCH1に固定する。通信部12がデータ23の受信を完了すると、通信部12は、受信モードを終了して待ち受けモードを開始する。
In the period Tm2 during which the
通信部12が待ち受けモードでの動作を再開すると、選択部11は、チャネルCH1とチャネルCH2とを交互に使用チャネルとして選択する。したがって、以降、通信部12が待ち受けモードで動作中の期間Tm1においては、規定時間T1又はT2が経過する度に、使用チャネルが切り替わる。
When the
ところで、通信装置1は停止部13を備えているため、通信部12が待ち受けモードで動作中の期間Tm1においても、必ずしも、規定時間T1又はT2の経過時点で選択部11が使用チャネルを切り替えるとは限らない。すなわち、通信部12が待ち受けモードで動作している間は、原則、選択部11が使用チャネルを周期的に切り替えるが、停止部13によって、選択部11による使用チャネルの切り替えが停止されることがある。要するに、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が信号を受信し、かつ上記信号が所定の停止条件を満たす場合、再送期間Tr1(図2参照)において、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。再送期間Tr1は、通信部12が再送信号を受信する期間である。ここで、停止部13は、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルに使用チャネルが固定されるように、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。
By the way, since the
停止条件は、様々な条件を含んでいてもよい。本実施形態では、停止条件は、下記の第1条件〜第4条件のうちの少なくとも1つの条件を含んでいる。 The stop condition may include various conditions. In the present embodiment, the stop condition includes at least one of the following first condition to fourth condition.
第1条件は、信号の受信強度が閾値以上であること、という条件である。閾値はメモリ14に記憶される。停止条件が第1条件のみである場合、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が受信した信号の受信強度が閾値以上であれば、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。つまり、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信すると、停止部13は、この信号の受信強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を閾値と比較する。停止部13は、例えば規定時間T1又はT2の経過時点、つまり通信部12が信号を受信後の最初の使用チャネルの切り替え時点において、信号の受信強度と閾値とを比較する。そして、受信強度が閾値以上であれば、この信号と同内容の再送信号が送信される再送期間Tr1において、使用チャネルの切り替えが停止部13によって停止される。通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号の受信強度が閾値未満であれば、停止部13は選択部11による使用チャネルの切り替えを停止しない。
The first condition is that the signal reception intensity is equal to or greater than a threshold value. The threshold value is stored in the
ここでは、閾値は、複数のチャネルCH1,CH2に一対一に対応して複数(本実施形態では2つ)設定されている。チャネルCH1に対応する閾値が(第1の)閾値Ith1、チャネルCH2に対応する閾値が(第2の)閾値Ith2である。本実施形態では、閾値Ith1と閾値Ith2とは同じ値である。 Here, a plurality (two in this embodiment) of threshold values are set in a one-to-one correspondence with the plurality of channels CH1 and CH2. The threshold corresponding to the channel CH1 is the (first) threshold Ith1, and the threshold corresponding to the channel CH2 is the (second) threshold Ith2. In the present embodiment, the threshold value Ith1 and the threshold value Ith2 are the same value.
第2条件は、信号の信号長が所定値以上であること、という条件である。所定値はメモリ14に記憶される。停止条件が第2条件のみである場合、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が受信した信号の信号長が所定値以上であれば、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号の信号長が所定値未満であれば、停止部13は選択部11による使用チャネルの切り替えを停止しない。
The second condition is a condition that the signal length of the signal is not less than a predetermined value. The predetermined value is stored in the
第3条件は、信号の信号長が規定値を基準とした所定範囲内であること、という条件である。規定値及び所定範囲はメモリ14に記憶される。停止条件が第3条件のみである場合、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が受信した信号の信号長が所定範囲内であれば、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号の信号長が所定範囲外であれば、停止部13は選択部11による使用チャネルの切り替えを停止しない。ここでいう「所定範囲」は、規定値に対して許容誤差分の幅が与えられることによって、上限値及び下限値が設定された範囲である。信号の信号長が所定範囲の上限値又は下限値と同じ値であるときは、信号の信号長は所定範囲内にあることとする。「規定値」は、例えば第1端末101又は第2端末102から通信装置1に送信されるパケット長であって、「許容誤差」には、例えばプリアンブル長などが含まれる。
The third condition is that the signal length of the signal is within a predetermined range with reference to the specified value. The specified value and the predetermined range are stored in the
第2条件又は第3条件において、「信号の信号長」は、例えば通信部12が信号を受信している時間の長さである。また、通信部12が、使用チャネルの切り替え周期の複数周期にわたって信号を複数回受信した場合には、「信号の信号長」は、通信部12が信号を受信した回数である。例えば、信号の信号長が使用チャネルの切り替え周期の1周期(T1+T2)より長い場合などでは、1つの信号が、通信部12では使用チャネルの切り替え周期の複数周期にわたって受信される。この場合に、信号が第1端末101から送信された信号であれば、通信部12は、使用チャネルがチャネルCH1である間のみ信号を受信し、使用チャネルがチャネルCH2である間には信号を受信しないため、信号を間欠的に受信する。このような場合、信号が使用チャネルの切り替え周期のn周期(nは2以上の整数)にわたっていれば、通信部12は信号をn回受信することになる。よって、「信号の信号長」は、通信部12が信号を受信した回数と使用チャネルの切り替え周期(T1+T2)との積にて表される。そこで、停止部13は、通信部12が信号を受信した回数を、「信号の信号長」として用いる。また、第2条件における「所定値」と、第3条件における「規定値」とは、本実施形態では同じ値であると仮定するが、互いに異なる値であってもよい。
In the second condition or the third condition, the “signal length of the signal” is, for example, the length of time that the
第4条件は、信号と基準信号との間の相関値が基準値以上であること、という条件である。ここでいう「基準信号」は、第1端末101又は第2端末102から送信される信号に含まれるビット列であって、メモリ14に記憶されている。停止条件が第4条件のみである場合、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が受信した信号と基準信号との間の相関値が基準値以上であれば、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号と基準信号との間の相関値が基準値未満であれば、停止部13は選択部11による使用チャネルの切り替えを停止しない。ここでいう「相関値」は受信した信号と基準信号との波形の間の類似性を表す値であって、信号と基準信号との類似性が高くなるほど相関値が大きくなる。相関値は、例えば相互相関解析によって求められる。
The fourth condition is a condition that the correlation value between the signal and the reference signal is greater than or equal to the reference value. The “reference signal” here is a bit string included in a signal transmitted from the
停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作している間に通信部12が信号を受信した場合、上述した第1条件〜第4条件のうち少なくとも1つの条件を含む停止条件を用いて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止するか否かを判断する。以下では一例として、停止条件が第1条件のみを含んでいる場合について説明する。ただし、停止条件は、例えば、第1条件と第2条件若しくは第3条件との組み合わせ、第1条件と第4条件との組み合わせ、第3条件と第4条件との組み合わせ、又は第1条件と第2条件と第4条件との組み合わせなどでもよい。
When the
上記構成により、待ち受けモードであって使用チャネルがチャネルCH1のときに通信部12が受信した信号の受信強度が閾値Ith1以上であれば、停止部13は、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。この場合、停止部13は、再送期間Tr1にて使用チャネルがチャネルCH1に固定されるように、再送期間Tr1の開始直前から、停止部13は、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。具体的には、再送期間Tr1の開始直前に設定された監視期間において、使用チャネルがチャネルCH1になると、それ以降は使用チャネルがチャネルCH1に固定されるように、停止部13が、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。ここでいう「監視期間」は、再送期間Tr1の開始時点を終点とする、所定時間の期間である。
With the above configuration, if the reception strength of the signal received by the
停止部13は、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止した後、通信部12がプリアンブル21を受信するか、又は一定時間が経過(タイムアウト)すると、選択部11による使用チャネルの切り替えの停止を解除する。ここでいう「一定時間」は、例えば、プリアンブル21の信号長(時間長)よりも長く、信号全体の信号長よりも短い時間である。つまり、停止部13によって使用チャネルがチャネルCH1に固定される時間には制限がある。ただし、通信部12がプリアンブル21を受信した場合は、通信部12の動作モードが待ち受けモードから受信モードに切り替わるので、使用チャネルがチャネルCH1の状態が継続する。一定時間が経過した場合には、停止部13による停止が解除され、選択部11が使用チャネルをチャネルCH2に切り替える。一定時間は、例えば信号全体の信号長よりも長い時間であってもよい。
The
同様に、待ち受けモードであって使用チャネルがチャネルCH2のときに通信部12が受信した信号の受信強度が閾値Ith2以上であれば、停止部13は、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。この場合、停止部13は、再送期間Tr1にて使用チャネルがチャネルCH2に固定されるように、再送期間Tr1の開始直前から、停止部13は、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。そして、停止部13が選択部11による使用チャネルの切り替えを停止した後、一定時間が経過した場合には、停止部13による停止が解除され、選択部11が使用チャネルをチャネルCH1に切り替える。
Similarly, if the reception strength of the signal received by the
ところで、本実施形態に係る通信装置1では、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信すると、この信号の内容にかかわらず、信号の受信強度が閾値以上であれば、再送期間Tr1にて、停止部13が使用チャネルの切り替えを停止する。そのため、通信部12が受信した信号がプリアンブル21を含んでいなくても、停止部13が使用チャネルの切り替えを停止する場合があり、この場合には再送期間Tr1にてプリアンブル21の受信エラーが生じる。したがって、停止部13が無闇に使用チャネルの切り替えを停止すると、停止部13が使用チャネルの切り替えを停止した場合の再送期間Tr1でのプリアンブル21の受信エラー率が高くなる可能性がある。以下、停止部13が使用チャネルの切り替えを停止した場合の再送期間Tr1でのプリアンブル21の受信エラー率を、単に「受信エラー率」という。
By the way, in the
そこで、停止部13は、使用チャネルの切り替えを停止した回数を停止回数としてカウントすることが好ましい。停止部13は、使用チャネルの切り替えを停止した場合に通信部12がプリアンブル21を受信しなかった回数の停止回数に対する割合を、受信エラー率として求めることが好ましい。具体的には、停止部13は、使用チャネルの切り替えを停止した場合において、通信部12がプリアンブル21を受信した回数と、プリアンブル21を受信しなかった回数(以下、「エラー回数」という)とをそれぞれカウントする。そして、停止部13は、エラー回数の停止回数に対する割合を、受信エラー率として求める。これにより、停止部13は、使用チャネルの切り替えを停止したにもかかわらず、再送期間Tr1でプリアンブル21を受信できなかった割合を、受信エラー率として求めることができる。
Therefore, it is preferable that the stopping
停止部13は、受信エラー率が所定の上限値以上になると、閾値Ith1又はIth2を大きくする。閾値Ith1又はIth2が大きくなると、停止部13によって使用チャネルの切り替えが停止される頻度が下がるため、受信エラー率が低減する。
The stopping
反対に、受信エラー率が所定の下限値以下になると、停止部13は、閾値Ith1又はIth2を小さくしてもよい。閾値Ith1又はIth2が小さくなると、停止部13によって使用チャネルの切り替えが停止される頻度が上がるため、受信エラー率が上昇する。
Conversely, when the reception error rate is equal to or lower than the predetermined lower limit value, the stopping
上述したように、停止部13は、受信エラー率に応じて、閾値Ith1又はIth2を調整することにより、受信エラー率の適正化を図ることができる。すなわち、停止部13は、受信エラー率が下限値から上限値の範囲に収まるように、受信エラー率を適正化できる。
As described above, the stopping
ただし、受信エラー率が低いことは特に問題にはならないため、受信エラー率について下限値は設定されていなくてもよい。要するに、停止部13は、所定の判断条件が成立すると、閾値Ith1又はIth2を小さくすればよく、ここでいう判断条件は、受信エラー率が下限値以下になることに限らない。
However, since a low reception error rate is not a problem, a lower limit value may not be set for the reception error rate. In short, the
例えば、判断条件は、一定時間が経過したことであってもよい。この場合、停止部13は、定期的に、閾値Ith1又はIth2を小さくする。これにより、定期的に、受信エラー率が上昇する。
For example, the determination condition may be that a certain time has elapsed. In this case, the stopping
また、規定時間T1,T2の各々の長さは、適宜設定可能である。ただし、規定時間T1,T2の各々があまりに短いと、そもそも通信部12が規定時間内にプリアンブル21を受信できないこともある。そこで、規定時間T1,T2の各々の長さは、通信部12がプリアンブルを受信できるように、プリアンブル長に応じて設定されていることが好ましい。プリアンブル長にばらつきがある場合には、一定以上の確率で通信部12がプリアンブル21を受信できるような長さに、規定時間T1,T2の各々が設定されることが好ましい。
Further, the lengths of the specified times T1 and T2 can be set as appropriate. However, if each of the specified times T1 and T2 is too short, the
ただし、停止部13により再送期間Tr1に使用チャネルの切り替えが停止されることを前提にすれば、通信部12で受信した信号の受信強度を検出可能な範囲の下限値まで、規定時間T1,T2の各々は短く設定可能である。ここで、受信強度を検出可能な範囲の下限値は、停止部13にて信号の受信強度が閾値以上と判断するために最低限必要な時間であって、以下、「強度判定時間」と呼ぶ。
However, if it is assumed that the switching of the channel to be used is stopped in the retransmission period Tr1 by the stopping
(2.3)動作
以下、本実施形態の通信装置1の動作について、比較例の通信装置と対比しながら説明する。ここでいう比較例の通信装置は、本実施形態の通信装置1から停止部13が省略されている。停止部13以外の構成については、比較例の通信装置は本実施形態の通信装置1と同様の構成であると仮定する。以下では、第1端末101から送信される信号を受信する場合、つまりチャネルCH1の信号を受信する場合の通信装置1の動作について説明する。
(2.3) Operation Hereinafter, the operation of the
図4では、横軸を時間軸として、使用チャネルを「CH」、第1端末101から送信された信号を「Sig1」、「Sig2」、「Sig3」、「Sig4」で表している。ここでは、規定時間T1,T2がいずれも600μs、プリアンブル21の送信時間が1200μs、プリアンブル21の受信に最低限必要な時間を500μsと仮定する。ある信号が送信されてから、この信号と同じ内容の再送信号が送信されるまでの時間間隔(再送間隔)、つまり通信部12が信号を受信し終わってから再送期間が開始するまでの時間間隔は、1sと仮定する。さらに、強度判定時間は20μsと仮定する。ただし、これらの値は単なる一例に過ぎず、適宜、変更可能である。
In FIG. 4, the horizontal axis is the time axis, the channel used is “CH”, and the signals transmitted from the
比較例の通信装置では、プリアンブル21を正常に受信できる区間は、図4に示すように、使用チャネルがチャネルCH1である期間の前半の100μsの区間Tx1、及び使用チャネルがチャネルCH2である期間を含む700μsの区間Tx2に限られる。区間Tx2は、使用チャネルがチャネルCH1である期間の後半の100μsの区間と、使用チャネルがチャネルCH2である期間の全区間との合計区間である。よって、区間Tx1にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig1」、及び区間Tx2にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig4」については、通信部12にて正常に受信可能である。また、比較例の通信装置では、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig2」及び信号「Sig3」については、通信部12にて受信エラーとなる。
In the communication apparatus of the comparative example, the period in which the
すなわち、比較例の通信装置では、通信部12がプリアンブル21を正常に受信するためには、使用チャネルがチャネルCH1である期間における前半又は後半の500μsの区間Tz1又はTz2の全体に亘って、プリアンブル21が送信されている必要がある。区間Tx1にプリアンブル21の送信が開始する信号であれば、区間Tz1の全体に亘ってプリアンブル21が送信されるので、通信部12がプリアンブル21を正常に受信できる。区間Tx2にプリアンブル21の送信が開始する信号であれば、区間Tz2の全体に亘ってプリアンブル21が送信されるので、通信部12がプリアンブル21を正常に受信できる。
That is, in the communication device of the comparative example, in order for the
一方、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号であれば、区間Tz1,Tz2のいずれにおいても、一部しかプリアンブル21が送信されないので、通信部12にてプリアンブル21の受信エラーが生じる可能性がある。プリアンブル長が十分に長ければ、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号であっても、使用チャネルがチャネルCH1である2巡目以降の期間において、通信部12がプリアンブル21を正常に受信できる。しかし、図4の例のようにプリアンブル長が比較的短い場合(例えば、15bytes(100kbps))、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号については、通信部12にてプリアンブル21の受信エラーが生じやすい。
On the other hand, if the signal starts transmission of the
したがって、比較例の通信装置においては、使用チャネルが切り替わる1周期(T1+T2=1200μs)に占める、通信部12がプリアンブル21を正常に受信できる区間(Tx1+Tx2=800μs)の割合は、つまり受信成功率は略67%となる。
Therefore, in the communication apparatus of the comparative example, the ratio of the section (Tx1 + Tx2 = 800 μs) in which the
これに対して、本実施形態の通信装置1では、プリアンブル21を正常に受信できる区間は、使用チャネルがチャネルCH1である期間の全区間、及び使用チャネルがチャネルCH2である期間の全区間になる。よって、区間Tx1にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig1」、及び区間Tx2にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig4」については、通信部12にて正常に受信可能である。さらに、通信装置1では、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig2」及び「Sig3」についても、再送期間Tr1に使用チャネルの切り替えが停止されることによって、通信部12にて正常に受信可能である。
On the other hand, in the
ここで、区間Ty1にプリアンブル21の送信が開始する信号「Sig2」を、通信部12が受信するときの、通信装置1の動作について、図2を参照して詳しく説明する。
Here, the operation of the
図2の例では、待ち受けモードであって使用チャネルがチャネルCH1のときに、通信部12が信号を受信している。そのため、停止部13は、この信号の再送期間Tr1の開始時点(時刻t1)に合わせて使用チャネルの切り替えを停止し、使用チャネルをチャネルCH1に固定している。具体的には、時刻t1の直前に設定された監視期間において、使用チャネルがチャネルCH1になると(時刻t0)、それ以降は使用チャネルがチャネルCH1に固定されるように、停止部13が、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。
In the example of FIG. 2, the
図2の例では、停止部13が選択部11による使用チャネルの切り替えを停止した後、一定時間が経過しても、使用チャネルは切り替わっておらず、再送期間Tr1の全体にわたって使用チャネルはチャネルCH1である。これは、時刻t0から一定時間が経過する前の時刻t2において既に通信部12がプリアンブル21を受信しており、時刻t2において通信部12の動作モードが受信モードへ切り替わっているからである。つまり、通信部12が受信モードで動作中の期間Tm2においては、上述したように、選択部11は、受信モードに切り替わった時点のチャネルCH1を使用チャネルとして選択する。
In the example of FIG. 2, after the
その結果、比較例の通信装置では正常に受信できなかった信号「Sig2」についても、再送期間Tr1内で、通信部12がプリアンブル21を正常に受信可能となる。すなわち、通信装置1では、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信すると、この信号の内容にかかわらず、信号の受信強度が閾値以上であれば、再送期間Tr1にて、選択部11による使用チャネルの切り替えが停止部13によって停止される。つまり、一度は通信部12にてプリアンブル21の受信エラーが生じる場合でも、再送期間Tr1において、通信部12がプリアンブル21を正常に受信可能となる。そして、再送期間Tr1にてプリアンブル21が正常に受信される場合も、プリアンブル21が正常に受信される場合に含まれる。したがって、本実施形態の通信装置1においては、使用チャネルが切り替わる1周期(T1+T2=1200μs)に占める、通信部12がプリアンブル21を正常に受信できる区間の割合、つまり受信成功率は略100%となる。このように、通信装置1は、停止部13を備えることにより、通信部12でのプリアンブル21の受信成功率が向上する。
As a result, the
(3)利点
通信装置1によれば、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信し、この信号が停止条件を満たす場合、再送期間Tr1において、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止する。この場合、再送期間Tr1においては、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルに使用チャネルが固定される。そのため、通信部12が待ち受けモードで動作中にプリアンブル21を含む信号が送信された場合に、一度はプリアンブルを受信できなくても、再送期間Tr1においてプリアンブル21を受信することができ、プリアンブル21の受信エラーが生じにくくなる。結果的に、通信装置1では、複数のチャネルの受信待ち受けを繰り返し行うにもかかわらず、プリアンブルを受信できないことによる通信エラーの発生確率を低減することができる、という利点がある。
(3) Advantages According to the
また、本実施形態のように、停止条件は、信号の受信強度が閾値以上であることを含むことが好ましい。つまり、停止条件は上述した第1条件を含むことが好ましい。この構成によれば、通信部12が待ち受けモードで動作中に強度判定時間以上の期間にわたって信号が受信されれば、停止部13は、この信号が停止条件を満たすか否かを判断可能である。したがって、通信部12が待ち受けモードで動作中に受信した信号が比較的短い信号であっても、停止部13は、再送期間Tr1にて選択部11による使用チャネルの切り替えを停止することができる。
Further, as in the present embodiment, the stop condition preferably includes that the signal reception intensity is equal to or greater than a threshold value. That is, it is preferable that the stop condition includes the first condition described above. According to this configuration, if the signal is received over a period equal to or greater than the strength determination time while the
また、本実施形態のように、停止条件は、信号の信号長が所定値以上であることを含むことが好ましい。つまり、停止条件は上述した第2条件を含むことが好ましい。この構成によれば、停止部13がノイズの影響を受けにくくなり、受信エラー率が低減する、という利点がある。
Further, as in the present embodiment, the stop condition preferably includes that the signal length of the signal is a predetermined value or more. That is, the stop condition preferably includes the second condition described above. According to this configuration, there is an advantage that the
また、本実施形態のように、停止条件は、信号の信号長が規定値を基準とした所定範囲内であることを含むことが好ましい。つまり、停止条件は上述した第3条件を含むことが好ましい。この構成によれば、停止部13がノイズの影響を受けにくくなり、受信エラー率が低減する、という利点がある。
Further, as in the present embodiment, the stop condition preferably includes that the signal length of the signal is within a predetermined range with reference to the specified value. That is, it is preferable that the stop condition includes the third condition described above. According to this configuration, there is an advantage that the
また、停止条件が上述した第2条件又は第3条件を含む場合、通信部12が、使用チャネルの切り替え周期の複数周期にわたって信号を複数回受信したときには、信号の信号長は、通信部12が信号を受信した回数であることが好ましい。この構成によれば、信号が使用チャネルの切り替え周期の複数周期にわたる場合でも、停止部13では、信号の信号長を容易に推定可能である。
Further, when the stop condition includes the second condition or the third condition described above, when the
また、本実施形態のように、停止条件は、信号と基準信号との間の相関値が基準値以上であることを含むことが好ましい。つまり、停止条件は上述した第4条件を含むことが好ましい。この構成によれば、停止部13がノイズの影響を受けにくくなり、受信エラー率が低減する、という利点がある。
Further, as in the present embodiment, the stop condition preferably includes that the correlation value between the signal and the reference signal is greater than or equal to the reference value. That is, it is preferable that the stop condition includes the fourth condition described above. According to this configuration, there is an advantage that the
(4)変形例
上記実施形態は、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。つまり、本発明は、上記実施形態に限定されない。
(4) Modifications The above embodiment can be variously modified according to design or the like as long as it does not depart from the technical idea of the present invention. That is, the present invention is not limited to the above embodiment.
第1の変形例に係る通信装置1においては、停止部13は、使用チャネルが複数のチャネルCH1,CH2のうちの特定のチャネルである場合にのみ、選択部11による使用チャネルの切り替えを停止するように構成されている。特定のチャネルは、複数のチャネルCH1,CH2のいずれであってもよいが、例えばチャネルCH1とチャネルCH2とでプリアンブル長が異なる場合、プリアンブル長の短いチャネルが特定のチャネルであることが好ましい。例えば、チャネルCH1の方がチャネルCH2よりもプリアンブル長が短ければ、停止部13は、使用チャネルがチャネルCH1である場合にのみ、使用チャネルの切り替えを停止することになる。第1の変形例によれば、停止部13によって使用チャネルの切り替えが停止される頻度が低く抑えられ、誤同期の発生確率が低く抑えられる、という利点がある。
In the
第2の変形例に係る通信装置1においては、規定時間の長さは、使用チャネルが複数のチャネルCH1,CH2のいずれであるかによって異なっている。つまり、上記実施形態では、チャネルCH1に対応する規定時間T1と、チャネルCH2に対応する規定時間T2とは同じ長さであったが、本変形例では、規定時間T1と規定時間T2とは異なる長さである。例えばチャネルCH1とチャネルCH2とでプリアンブル長が異なる場合、プリアンブル長の短いチャネルに対応する規定時間が長くなることが好ましい。例えば、チャネルCH1の方がチャネルCH2よりもプリアンブル長が短ければ、使用チャネルがチャネルCH1であるときの規定時間T1が、規定時間T2よりも長くなる。第2の変形例によれば、プリアンブル21の受信成功率が向上する、という利点がある。
In the
また、第3の変形例に係る通信装置1においては、停止部13は、再送期間Tr1において、使用チャネルの切り替えを完全に停止するのではなく、規定時間T1と規定時間T2との比率を変更する構成であってもよい。すなわち、使用チャネルの切り替え周期の1周期(T1+T2)を「単位時間」と規定する場合、停止部13は、再送期間Tr1において、使用チャネルの切り替えを停止する代わりに、単位時間に占める規定時間T1又はT2の割合を変更してもよい。言い換えれば、停止部13は、通信部12が待ち受けモードで動作中に信号を受信し、この信号が停止条件を満たす場合に、再送期間Tr1において、選択部11による使用チャネルの切り替えのタイミングを変更する。この場合、再送期間Tr1においては、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルが使用チャネルとして選択されている時間の単位時間に占める割合が大きくなるように、使用チャネルの切り替えのタイミングが変更される。
In the
本変形例において、通信部12が上記信号を受信したときの使用チャネルと同一のチャネルが使用チャネルとして選択されている時間(規定時間T1又はT2)の単位時間に占める割合が100%であれば、使用チャネルの切り替えが停止することになる。例えば、図2に例示したように、待ち受けモードであって使用チャネルがチャネルCH1のときに、通信部12が信号を受信した場合を想定する。この場合、停止部13は、再送期間Tr1において、使用チャネルがチャネルCH1である時間(つまり規定時間T1)の単位時間に占める割合が大きくなるように、使用チャネルの切り替えのタイミングを変更する。このとき、停止部13が、再送期間Tr1において、規定時間T1の単位時間に占める割合を100%にすれば、使用チャネルの切り替えが停止され、使用チャネルがチャネルCH1に固定されることになる。
In this modification, if the proportion of the time (specified time T1 or T2) in which the same channel as the channel used when the
以下に、上記実施形態の他の変形例を列挙する。 Below, other modifications of the above embodiment will be listed.
通信装置1はHEMSコントローラ用に限らず、様々な、通信システムに用いることが可能である。
The
また、通信装置1が第1端末101又は第2端末102との通信に使用する通信方式は、Wi−SUN(登録商標)に限らず、例えば、Wi−Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)などであってもよい。さらに、通信装置1が第1端末101又は第2端末102との通信に使用する通信方式は、無線通信に限らず、例えば、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)などの有線通信であってもよい。
Further, the communication method used by the
また、通信装置1は、2台の端末(第1端末101及び第2端末102)に限らず、3台以上の端末と通信する構成であってもよい。この場合に、使用チャネルは、通信装置1の通信相手となる3台以上の端末に一対一で対応付けられた3つ以上のチャネルから、選択されることが好ましい。この場合、通信部12が待ち受けモードで動作している間には、選択部11は、規定時間が経過する度に使用チャネルが切り替わるように、使用チャネルを3つ以上のチャネル内で周期的に切り替えることが好ましい。例えば、選択部11が使用チャネルを3つのチャネルCH1,CH2,CH3内で周期的に切り替える場合、使用チャネルはCH1,CH2,CH3,CH1,CH2,CH3,CH1,CH2…の順で切り替わる。
The
また、通信装置1と、第1端末101及び第2端末102との間の同期方式は、キャラクタ同期方式又はフラグ同期方式などでもよい。キャラクタ同期方式の場合は、メッセージ(データ)の先頭に付加された文字符号(SYN)がプリアンブルとなり、フラグ同期方式の場合は、データの先頭に付されたフラグがプリアンブルとなる。
The synchronization method between the
また、通信部12の通信方式は、周波数分割多元接続に限らない。例えば、符号分割多元接続の通信では、複数のチャネルとして複数の拡散符号が用いられる。時分割多元接続の通信では、複数のチャネルとして複数のタイムスロットが用いられる。
The communication method of the
また、上記実施形態において、受信強度及び閾値等の2値間の比較にて、「以上」としているところは、2値が等しい場合と、2値の一方が他方を上回っている場合との両方を含むことを意味している。ただし、これに限らず、「以上」は、2値の一方が他方を上回っている場合のみを含む「より大きい」と同義であってもよい。つまり、2値が等しい場合を含むか否かは、閾値等の設定次第で任意に変更できるので、「以上」か「より大きい」かに技術上の差異はない。同様に、「以下」においても「未満」と同義であってもよい。 Further, in the above embodiment, in the comparison between two values such as the reception intensity and the threshold, “more than” is both when the two values are equal and when one of the two values exceeds the other. Is meant to include. However, the present invention is not limited thereto, and “more than” may be synonymous with “greater than” including only when one of the two values exceeds the other. That is, whether or not the case where the two values are equal can be arbitrarily changed depending on the setting of the threshold value or the like, so there is no technical difference between “more than” and “greater than”. Similarly, “below” may be synonymous with “less than”.
なお、上記実施形態で説明した種々の構成(変形例を含む)は、適宜組み合わせて適用可能である。 Note that various configurations (including modifications) described in the above embodiments can be applied in appropriate combination.
1 通信装置
11 選択部
12 通信部
13 停止部
21 プリアンブル
CH1,CH2 チャネル
T1,T2 規定時間
Tr1 再送期間
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記使用チャネルを用いて通信を行う通信部とを備え、
前記通信部は、
待ち受けモードで動作中にプリアンブルを受信すると、パケットの受信を行う受信モードに切り替わるように構成されており、
前記選択部は、
前記通信部が前記待ち受けモードで動作している間は、規定時間が経過する度に前記使用チャネルが切り替わるように、前記使用チャネルを前記複数のチャネル内で周期的に切り替え、
前記通信部が前記受信モードで動作している間は、前記使用チャネルを前記複数のチャネル内の一のチャネルに固定するように構成されており、
前記通信部が前記待ち受けモードで動作している間に前記通信部が信号を受信し、かつ前記信号が所定の停止条件を満たす場合、前記通信部が再送信号を受信する再送期間において、前記通信部が前記信号を受信したときの前記使用チャネルと同一のチャネルに前記使用チャネルが固定されるように、前記選択部による前記使用チャネルの切り替えを停止する停止部を更に備える
ことを特徴とする通信装置。 A selection unit that selects one channel as a use channel from a plurality of channels;
A communication unit that performs communication using the use channel,
The communication unit is
When receiving the preamble while operating in standby mode, it is configured to switch to reception mode to receive packets,
The selection unit includes:
While the communication unit is operating in the standby mode, the use channel is periodically switched in the plurality of channels so that the use channel is switched each time a specified time elapses.
While the communication unit is operating in the reception mode, the use channel is configured to be fixed to one of the plurality of channels,
When the communication unit receives a signal while the communication unit is operating in the standby mode, and the signal satisfies a predetermined stop condition, the communication unit receives the retransmission signal in a retransmission period. A communication unit further comprising: a stopping unit that stops switching of the used channel by the selection unit so that the used channel is fixed to the same channel as the used channel when the unit receives the signal. apparatus.
前記信号の受信強度が閾値以上であることを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 The stop condition is
The communication apparatus according to claim 1, wherein the reception intensity of the signal includes a threshold value or more.
前記信号の信号長が所定値以上であることを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 The stop condition is
The communication apparatus according to claim 1, wherein a signal length of the signal is greater than or equal to a predetermined value.
前記信号の信号長が規定値を基準とした所定範囲内であることを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 The stop condition is
The communication apparatus according to claim 1, wherein the signal length of the signal is within a predetermined range with reference to a specified value.
前記信号の前記信号長は、前記通信部が前記信号を受信した回数である
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信装置。 When the communication unit receives the signal a plurality of times over a plurality of cycles of the switching cycle of the used channel,
The communication apparatus according to claim 3 or 4, wherein the signal length of the signal is the number of times the communication unit has received the signal.
前記信号と基準信号との間の相関値が基準値以上であることを含む
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信装置。 The stop condition is
The communication apparatus according to claim 1, wherein a correlation value between the signal and a reference signal includes a reference value or more.
前記使用チャネルが前記複数のチャネルのうちの特定のチャネルである場合にのみ、前記選択部による前記使用チャネルの切り替えを停止するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の通信装置。 The stop part is
The configuration is such that the switching of the used channel by the selection unit is stopped only when the used channel is a specific channel among the plurality of channels. The communication apparatus according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112969165A (en) * | 2021-01-26 | 2021-06-15 | 中国电力科学研究院有限公司 | Multi-channel anti-collision method and system for electric energy meter verification |
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2016
- 2016-02-12 JP JP2016025062A patent/JP2017143481A/en active Pending
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