JP2017143341A - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】誤り訂正能力を向上させることができる通信システムを提供する。
【解決手段】本発明の通信システムは、入力されたユーザビット列に基づき低密度パリティ検査符号による符号語を生成する符号化部と、前記符号化部が生成した符号語を、複数の符号語毎にインターリーブするインターリーブ部と、前記インターリーブ部がインターリーブした後の前記符号語に基づく信号波を送信する送信部とを有する通信装置と、送信部が送信した信号波を受信する受信部と、受信部が受信した信号波に基づく信号列に対して前記インターリーブを元に戻す処理であるデインターリーブ処理を行うデインターリーブ部と、デインターリーブ部によってデインターリーブされた信号列に基づき低密度パリティ検査符号によって生成された前記符号語を推定する復号部とを有する通信装置とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、誤り訂正符号に低密度パリティ検査符号を用いた通信装置および通信システムに関する。
誤り訂正符号の1つであるLDPC符号(Low Density Parity Check Code;低密度パリティ検査符号)は、通信や記録の分野で使用されている(例えば特許文献1)。LDPC符号では、多くの0と少ない1とからなる疎なパリティ検査行列が用いられる。また、復号においては、受信した信号列から送信された信号列を確率的に推定する処理を反復することで復号の精度を高めることができる。
特許文献1に記載されている符号化部は、入力されたユーザビット列に対してインターリーブ処理を行った後、LDPC符号化処理を行い、パリティビット列を生成する。そして、生成したパリティビット列に対してデインターリーブ処理を行った後、ユーザビット列とインターリーブ後のパリティビット列とを結合することで符号語を生成する。この構成では、パリティ検査行列を変更せずに、データビット列を並べ替えることで、バーストエラーによる誤り訂正能力の低下を防止している。
特開2007−87529号公報
上述した特許文献1に記載されている構成では、ユーザビット列とパリティビット列とから構成された1つの符号語のうち、ユーザビット列に対してインターリーブ処理が行われる。そのため、ユーザビット列の大部分にわたってバーストエラーが発生した場合、誤り訂正能力の低下が避けられないという課題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、誤り訂正能力を向上させることができる通信装置および通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、入力されたユーザビット列に基づき低密度パリティ検査符号による符号語を生成する符号化部と、前記符号化部が生成した符号語を、複数の符号語毎にインターリーブするインターリーブ部と、前記インターリーブ部がインターリーブした後の前記符号語に基づく信号波を送信する送信部とを備えた通信装置である。
また、本発明の一態様は、低密度パリティ検査符号によって生成された符号語を、複数の符号語毎にインターリーブしたビット列に基づく信号波を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号波に基づく信号列に対して前記インターリーブを元に戻す処理であるデインターリーブ処理を行うデインターリーブ部と、前記デインターリーブ部によってデインターリーブされた信号列に基づき低密度パリティ検査符号によって生成された前記符号語を推定する復号部とを備えた通信装置である。
また、本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記デインターリーブ部に入力される前記信号列を構成する各信号が、対数尤度比で表された信号である。
また、本発明の一態様は、上記の送信部を備えた通信装置と、上記の受信部を備えた通信装置とを備えた通信システムである。
また、本発明の一態様は、上記の通信システムであって、前記送信部と他の前記通信装置における前記受信部との間に形成される通信路の状況に応じて前記インターリーブの長さを変化させる。
本発明によれば、複数の符号語毎にインターリーブを行うので、誤り訂正能力を向上させることができる。
インターリーブによりバースト誤りを複数の符号化ブロックに分散させることで、個々の符号化ブロックでの誤り訂正能力が向上し、結果として通信装置および通信システムの総合的なBER(符号誤り率)の向上を図ることができる。
本発明の実施形態を説明するためのブロック図である。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 バーストエラーについて説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 図1に示した送信機10の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した受信機20の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1で用いられるフレームフォーマットの一例を説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図である。 図1に示した通信システム1で用いられるフレームフォーマットの一例を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態を説明するためのブロック図である。図1に示した通信システム1は、送信機10と、受信機20とを備える。送信機10と受信機20とは無線または有線の通信路30を介して接続されている。なお、送信機10および受信機20はそれぞれ単体で通信装置を構成するものであるが、送信機10は受信機20に対応する図示していない受信機とともに通信装置を構成したり、受信機20は送信機10に対応する図示していない送信機とともに通信装置を構成したりしてもよい。また、例えば、送信機10と受信機20とを有する通信システムを構成し、通信路30を介して相互に接続するように構成しても良い。
送信機10は、LDPC符号化部11と、インターリーブ部12と、変調部13と、送信部14とをこの順で接続して備えている。LDPC符号化部11は、入力データとして入力されたユーザビット列に基づきLDPC符号による符号語を生成する。ここで符号語は、ユーザビット列に対して、ユーザビット列に基づきLDPC符号によって生成したパリティビット列を付加したビット列である。インターリーブ部12は、符号化部11が生成した符号語を、複数の符号語毎にビット単位でインターリーブして、インターリーブしたビット列を出力する。変調部13は、インターリーブ部12が出力したビット列に基づき被変調信号を生成して出力する。送信部14は、変調部13が生成した被変調信号に基づき所定形式の信号波を生成し、通信路30に対して送信する。すなわち、送信部14は、インターリーブ部12がインターリーブした後の符号語に基づく無線または有線の信号波を生成して通信路30に対して送信する。
一方、受信機20は、受信部21と、復調部22と、デインターリーブ部23と、LDPC復号部24とをこの順で接続して備えている。受信部21は、送信部14が送信した信号波を通信路30を介して受信し、所定の電気信号に変換して出力する。すなわち、受信部21は、送信機10においてLDPC符号によって生成された符号語を複数の符号語毎にインターリーブしたビット列に基づく信号波を受信する。復調部22は、受信部21が出力した電気信号をLDPC復号部24が処理しやすいビット単位の信号からなる信号列に変換する。復調部22が出力するビット単位の信号は例えば対数尤度比(LLR;Log Likelihood Ratio)の値(LLR値)で表された信号(以下、LLR信号とする)である。デインターリーブ部23は、復調部22が出力したLLR信号列に対して、送信機10のインターリーブ部12が行った各ビットの並べ替えを元に戻す並び替え処理を行う。すなわち、デインターリーブ部23は、受信部21が受信した信号波に基づく信号列に対して、送信機10のインターリーブ部12によるインターリーブを元に戻す処理であるデインターリーブ処理を行う。LDPC復号部24は、デインターリーブ部23が出力したLLR信号列と所定のパリティ検査行列とに基づき、例えばSum−Productアルゴリズムによって確率計算を繰り返し行い、送信機10のLDPC符号化部11が生成した符号語を推定して、最も確からしい推定結果を出力する。すなわち、LDPC復号部24は、デインターリーブ部23によってデインターリーブされたLLR信号列に基づきLDPC符号化部11においてLDPC符号によって生成された符号語を推定データとして推定し、推定した符号語からパリティビット列を削除して出力データとして出力する。
ここで、図2を参照して、インターリーブ部12によるインターリーブ処理とデインターリーブ部23によるデインターリーブ処理の一例について説明する。図2(A)および(B)は、インターリーブ部12およびデインターリーブ部23がマトリックスインターリーバによってLDPC符号の2つの符号語毎にビット列または信号列の並べ替えを行う場合に用いる行列の例を示す。ただし、LDPC符号の符号語の符号長(ビット長)は12ビットであるとする。インターリーブ前の2つの符号語における各ビットの並び順はアルファベット順のA、B、C、…、W、Xであるとする。なお、この例の説明では、1つの符号語を1つの符号化ブロックとも呼ぶ。また、1ビットに対応する通信信号が1シンボルであるとする。
この場合、インターリーブ部12は、まず、図2(A)に示した例えば4行6列の行列に、各行で左から右に向かってまた上の行から下の行に向かって符号語の各ビットを順に格納する。次に、インターリーブ部12は、各列で上から下に向かって左の列から右の列の順に格納された各ビットを出力する。この場合、インターリーブ後のビット列の並び順は、A、G、M、…、R、Xとなる。
一方、デインターリーブ部23は、まず、図2(B)に示した6行4列の行列に、各行で左から右に向かってまた上の行から下の行に向かって各LLR信号を順に格納する。次に、デインターリーブ部23は、各列で上から下に向かって左の列から右の列の順に格納された各LLR信号を出力する。この場合、デインターリーブ後の信号列の並び順は、A、B、C、…、W、Xとなる。
次に、図3および図4を参照して、バースト誤りの発生例とインターリーブとの関係について説明する。図3および図4は、受信レベルの時間変化とビット列の並び順との対応関係を示した図である。図3は受信レベルの時間変化とインターリーブなしのビット列との対応関係を示し、図4は受信レベルの時間変化とインターリーブありのビット列との対応関係を示す。また、図4は、デインターリーブ後のビット列とエラーの発生状況とを合わせて示す。図4に示した例におけるインターリーブとデインターリーブは、図2に示した行と列の要素を入れ替えるマトリックスインターリーバを使用している。すなわち、上述したように、インターリーブを2符号語毎に行う。また、各符号語の符号長は12ビットである。
フェージング変動等により1つの符号化ブロック(符号語)に長い連続した誤りが発生するとLDPC符号でも誤り訂正が困難となる。例えば図3および図4に示すようにフェージングにより、ある部分の受信レベルが低下してしまい、連続したシンボルの誤り(バースト誤り)が発生した場合を考える。図3はインターリーブしていない例で、網掛けして示したシンボルC〜Iの区間でバースト誤りが発生していることを示している。バースト誤りが発生すると、LDPC符号を用いても誤り訂正しきれずに誤りが発生する可能性がある。そこでバースト誤りが分散するような手法が効果的である。図4の例では、2つのLDPC符号化ブロックのうち1つ目ではバースト誤りが発生しているが、2つ目のブロックでは誤りが発生していない。そこで図4に示す通り2つのLDPC符号化ブロックを使用してインターリーブする。受信側でデインターリーブした後は、誤りが発生したシンボルは分散配置され、誤りが発生したシンボル長は2シンボル以下と短く済んでいるため、図3の場合よりもLDPC符号の誤り訂正効果が期待できる。このようにインターリーブによりバースト誤りを複数の符号化ブロックに分散させることによって、個々の符号化ブロックでの誤り訂正能力が向上し、結果として複数の符号化ブロックの総合的なBER(Bit Error Ratio;符号誤り率)の向上を図ることができる。
次に、図5を参照して、図1に示した送信機10の動作例について説明する。図1に示した送信機10では、LDPC符号化部11が、入力データとして入力されたユーザビット列に基づきLDPC符号化処理を行い符号語を生成する(ステップS11)。次に、インターリーブ部12が、生成された符号語をインターリーブする(ステップS12)。次に、変調部13が、インターリーブした符号語で所定の搬送波を変調し、被変調信号を生成する(ステップS13)。そして、送信部14が、被変調信号を所定の信号波に変換して送信する(ステップS14)。
次に、図6を参照して、図1に示した受信機20の動作例について説明する。図1に示した受信機20では、受信部21が受信した信号波を電気信号に変換した信号である受信信号を復調部22が復調(軟判定)し、各受信信号の軟判定の結果からLLR値を取得し、LLR信号列を生成する(ステップS21)。次に、デインターリーブ部23が、復調部22が生成したLLR信号列をデインターリーブする(ステップS22)。そして、LDPC復号部24が、デインターリーブされた各信号のLLR値に基づき、LDPC復号処理を行い、推定データを生成する(ステップS23)。
なお、図5および図6を参照して説明した動作例において、インターリーブとデインターリーブとにおけるインターリーブ長は、予め1つのものに決めていてもよいし、例えば、送信部14と受信部21との間に形成される通信路30の状況に応じて変化させてもよい。通信路30の状況に応じて変化させる場合、パイロット信号等を用いてインターリーブ長を指定したり、インターリーブの設定値を定めたテーブルにおけるレコード番号を指定したりすることができる。すなわち、パイロット信号などを用いたフィードバック制御により、通信路30の状況変化(通信環境の変化)に対応したインターリーブ処理を行うことができる。また、図1に示した送信機10と受信機20とを一体的に組み合わせて通信装置を構成した場合には、送信機10と受信機20との両方をそれぞれ備えた2つの通信装置(第1通信装置および第2通信装置)から通信システムを構成し、第1通信装置と第2通信装置との間で通信品質や誤り訂正処理の状況を示す情報をやりとりすることで、第1通信装置と第2通信装置との間に形成される通信路の状況に応じてインターリーブの長さを変化させるようにしてもよい。
次に、図7〜図9を参照して、図1に示した送信機10および受信機20の他の動作例について説明する。この動作例では、2つの符号語毎にインターリーブおよびデインターリーブを実行する。また、1000bitのユーザビット列を単位としてLDPC符号化および復号を行う。また、LDPC符号における符号化率は2分の1とする。したがって、1000bitのユーザビット列に基づく符号語の符号長は2000bitである。また、変調部13における変調方式は、1次変調をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調とするOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)である。
図7は、図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図であり、送信機10における1000bit長のユーザビット列に対する処理の流れと信号列の変化を示している。図8は、図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図であり、受信機20における1000bit長のユーザビット列を推定する処理の流れと信号列の変化を示している。そして、図9は、図1に示した通信システム1で用いられるフレームフォーマットの一例を説明するための模式図である。
この場合、図7に示した1000bitのユーザビット列101は、図9に示したPHY(Physical Layer、物理層)におけるSDU(service data unit)であるPHY−SDUs301として構成される。LDPC符号化部11はユーザビット列101を1つのLDPCブロック302(図9)として符号化処理を行う。この例では符号化率が1/2なので生成された符号語102(図9のLDPC符号語303)のビット長は2000bitである。次にインターリーブ部12は、2つの符号語102を1つのブロック103に結合する。そして、インターリーブ部12は、ブロック103に対してインターリーブ処理を行い、ビット系列104を生成する。ブロック103およびビット系列104は、図9のブロック304に対応し、ビット長は4000bitである。次に、変調部13は、インターリーブ後のビット系列104をOFDMにおける一次変調(QPSK変調)して2ビットを1シンボルとする直交2成分の信号系列105を生成する。さらに、変調部13は、信号系列105に対して、サブキャリアマッピング(SC MAP)と、OFDMにおける二次変調とを行い、時間波形106を生成する。その際、変調部13は、ビット系列104をデータ分割した信号系列305毎に、1つのODFMシンボル分の時間波形107を生成する。1つのODFMシンボル期間は、例えば3.12msである。
一方、図8に示したように、受信側では、逆に伝送されてきた信号201を受信部21で受信し、復調部22でOFDM復調およびサブキャリアデマッピング(SC DEMAP)して、一次変調(QPSK変調)された直交2成分の信号系列202を生成する。復調部22は、信号系列202に対して軟判定処理を行い、LLR信号からなる信号系列203を生成する。デインターリーブ部23は、2つの信号系列203を結合して信号系列204を生成する。この信号系列204はLLR信号で構成されている。さらに、デインターリーブ部23は、信号系列204に対してデインターリーブ処理を施して信号系列205を生成する。次に、LDPC復号部24が、信号系列205を半分に分割したブロック206毎にLDPC復号処理を実行する。ここでLDPC復号部24によってビット長が1000bitの4個の推定データ207が生成される。
次に、図10〜図12を参照して、図1に示した送信機10および受信機20の他の動作例について説明する。この動作例では、4つの符号語毎にインターリーブおよびデインターリーブを実行する。他の条件は、図7〜図9を参照して説明した動作例のものと同一である。すなわち、1000bitのユーザビット列を単位としてLDPC符号化および復号を行う。また、LDPC符号における符号化率は2分の1とする。すなわち、1000bitのユーザビット列に基づく符号語の符号長は2000bitである。また、変調部13における変調方式は、1次変調をQPSK変調とするOFDMである。
図10は、図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図であり、送信機10における1000bit長のユーザビット列に対する処理の流れと信号列の変化を示している。図11は、図1に示した通信システム1の動作を説明するための模式図であり、受信機20における1000bit長のユーザビット列を推定する処理の流れと信号列の変化を示している。そして、図12は、図1に示した通信システム1で用いられるフレームフォーマットの一例を説明するための模式図である。
この場合、図10に示した1000bitのユーザビット列401は、図12に示したPHYにおけるSDUであるPHY−SDUs601として構成される。LDPC符号化部11はユーザビット列401を1つのLDPCブロック602(図12)として符号化処理を行う。この例では符号化率が1/2なので生成された符号語402(図12のLDPC符号語603)のビット長は2000bitである。次にインターリーブ部12は、4つの符号語402を1つのブロック403に結合する。そして、インターリーブ部12は、ブロック403に対してインターリーブ処理を行い、ビット系列404を生成する。ブロック403およびビット系列404は、図12のブロック604に対応し、ビット長は8000bitである。次に、変調部13は、インターリーブした後のビット系列404をOFDMにおける一次変調(QPSK変調)して2ビットを1シンボルとする直交2成分の信号系列405を生成する。さらに、変調部13は、信号系列405に対して、サブキャリアマッピング(SC MAP)と、OFDMにおける二次変調とを行い、時間波形406を生成する。その際、変調部13は、信号系列405をデータ分割した信号系列605毎に、1つのODFMシンボル分の時間波形407を生成する。1つのODFMシンボル期間は、例えば3.12msである。
一方、図11に示したように、受信側では、逆に伝送されてきた信号501を受信部21で受信し、復調部22でOFDM復調およびサブキャリアデマッピング(SC DEMAP)して、一次変調(QPSK変調)された直交2成分の信号系列502を生成する。復調部22は、信号系列502に対して軟判定処理を行い、LLR信号からなる信号系列503を生成する。デインターリーブ部23は、4つの信号系列503を結合して信号系列504を生成する。この信号系列504はLLR信号で構成されている。さらに、デインターリーブ部23は、信号系列504に対してデインターリーブ処理を施して信号系列505を生成する。次に、LDPC復号部24が、信号系列505を4分の1に分割したブロック506毎にLDPC復号処理を実行する。ここでLDPC復号部24によってビット長が1000bitの推定データ507が生成される。
以上のように本発明の実施形態によれば、複数の符号語毎にインターリーブを行うので、誤り訂正能力を向上させることができる。なお、本発明の実施の形態は上記のものに限定されない。例えば、インターリーブ長は、偶数ブロック毎に限らず、奇数ブロック毎に行うことができる。また、変調方式は上記のものに限定されない。また、通信路30を、ある確率で入力値と出力値とが不一致となる数学的な確率モデルとして考えた場合、上記実施形態は、無線通信システムや有線通信システムに限らず、記憶系システムに適用できることは明らかである。
1 通信システム
10 送信機
11 LDPC符号化部
12 インターリーブ部
13 変調部
14 送信部
20 受信機
21 受信部
22 復調部
23 デインターリーブ部
24 LDPC復号部

Claims (5)

  1. 入力されたユーザビット列に基づき低密度パリティ検査符号による符号語を生成する符号化部と、
    前記符号化部が生成した符号語を、複数の符号語毎にインターリーブするインターリーブ部と、
    前記インターリーブ部がインターリーブした後の前記符号語に基づく信号波を送信する送信部と
    を備えた通信装置。
  2. 低密度パリティ検査符号によって生成された符号語を、複数の符号語毎にインターリーブしたビット列に基づく信号波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号波に基づく信号列に対して前記インターリーブを元に戻す処理であるデインターリーブ処理を行うデインターリーブ部と、
    前記デインターリーブ部によってデインターリーブされた信号列に基づき低密度パリティ検査符号によって生成された前記符号語を推定する復号部と
    を備えた通信装置。
  3. 前記デインターリーブ部に入力される前記信号列を構成する各信号が、対数尤度比で表された信号である
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 請求項1に記載の通信装置と、
    請求項2または3に記載の通信装置と
    を備えた通信システム。
  5. 前記送信部と他の前記通信装置における前記受信部との間に形成される通信路の状況に応じて前記インターリーブの長さを変化させる
    請求項4に記載の通信システム。
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