JP2017142773A - 危機ピーク価格付けデマンドレスポンス参加者評価 - Google Patents

危機ピーク価格付けデマンドレスポンス参加者評価 Download PDF

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Abstract

【課題】危機ピーク価格付けデマンドレスポンス参加者評価を提供する。
【解決手段】危機ピーク価格付け(CPP)デマンドレスポンス(DR)イベント実装の方法が、初期CPP参加者選択評価を実行することを含む。本方法は、前記初期参加者選択評価に基づいて、初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成することを含む。本方法は、低減される一日前需要を計算することを含む。本方法は、エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出することを含む。本方法は、改訂されたリアルタイム価格を予報することを含む。本方法は、最終CPP参加選択評価を実行することを含む。本方法は、前記低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有するCPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成することを含む。本方法は、CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信することを含む。
【選択図】図1

Description

本稿で論じられる実施形態は、危機ピーク価格付けデマンドレスポンス参加者評価に関する。
公益事業者は、ある種の高負荷期間の間、エネルギー使用の削減のインセンティブを与える。より大きな需要を満たす該公益事業者の能力を増すためまたは生産コストを最小化するためである。たとえば、夏季には、暑い日の午後遅くにピーク・エネルギー使用が生じることがある。公益事業者は、午後遅くのエネルギー使用を減らすよう工場にインセンティブをオファーすることがある。応答して、工場は、晩のより遅くまで高負荷生産稼働を遅らせたり、工場内の空調を下げたり、あるいは他の仕方でエネルギー使用を減らしたりしうる。このようにして、公益事業者はピーク・エネルギー使用の間のエネルギー需要を満たす能力を増す、および/またはそうしたエネルギー需要を満たすために追加的なエネルギーを生産もしくは購入するのを避けることができる。
ピークまたは高負荷期間中のエネルギー使用の削減は、一般にデマンドレスポンス(DR)と称されることがある。特定の時間期間の間のエネルギー使用削減はDRイベントと称されることがある。DRイベントは一般に、公益事業者が高い需要を予期し、顧客にエネルギー使用を減らすまたは削減するよう求めるときに発生する。顧客が合意された量だけそのエネルギー使用を減らすと、公益事業者は顧客にインセンティブを提供してもよい。
危機ピーク価格付け(CPP: critical peak pricing)は、エネルギー負荷が特に高い期間中または緊急時に、以下でCPP参加者と称される一部のエネルギー顧客に適用される料金体系である。CPPと引き換えに、顧客は他の期間中に低減した料率で課金されうる。一般に、CPPプログラムに関わる顧客は、高い(たとえば20キロワット(kW)超)エネルギー使用をもつエンティティである。
本願で請求される主題は、何らかの欠点を解決するまたは上記のような環境でのみ動作する実施形態に限定されない。むしろ、この背景は、本稿に記載されるいくつかの実施形態が実施されうる一つの例示的な技術領域を例解するために与えられているだけである。
ある実施形態によれば、危機ピーク価格付け(CPP)デマンドレスポンス(DR)イベント実装の方法は、CPP DRシステムにおいてCPP参加者にCPPイベント通知がブロードキャストされるかどうかを判定することを含んでいてもよい。CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して、本方法は、CPP参加者のうちの一または複数のCPP参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを判定することを含んでいてもよい。前記削減挙動が因子であることに応答して、本方法は、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを判定することを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、初期CPP参加者選択評価を実行することを含んでいてもよい。初期CPP参加者選択評価は、履歴のリアルタイム価格データ、履歴の負荷データおよび履歴の削減挙動データに基づく前記CPP参加者についての個別の参加者収入効果の計算;イベント参加者限界に基づく参加者収入閾値の計算および前記個別の参加者収入効果と前記参加者収入閾値との間の比較を含む。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、前記初期参加者選択評価に基づいて、初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成することを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、低減される一日前需要(reduced day-ahead demand)を計算することを含んでいてもよく、前記低減される一日前需要は、前記初期CPP参加者選択に基づく前記推定されるCPP削減の一部である。
DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、前記初期CPP参加者選択の前記CPP参加者によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効果を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価することを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出することを含んでいてもよい。エネルギー・ビッドは一日前需要と、前記低減された一日前需要に基づく一日前価格とを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、前記市場サーバーから受信される一日前市場結果に基づいて、改訂されたリアルタイム価格を予報することを含んでいてもよい。
DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、最終CPP参加選択評価を実行することを含んでいてもよい。前記最終CPP参加評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいて前記CPP参加者についての個別の参加者収入効果を再計算することを含んでいてもよい。前記最終CPP参加評価は、前記個別の参加者収入効果を降順にソートすることを含んでいてもよい。前記最終CPP参加評価は、ソートされた個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算することを含んでいてもよい。前記最終CPP参加評価は、累積されたCPP削減を前記低減された一日前需要と比較することを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、前記低減された一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有するCPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成することを含んでいてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、本方法は、CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信することを含んでいてもよい。前記CPPイベント通知は、前記CPP参加者による負荷の調整を促すよう構成される。
実施形態の目的および利点は、少なくとも、請求項において具体的に指摘される要素、特徴および組み合わせによって、実現され、達成されるであろう。
上記の概括的な記述および下記の詳細な説明はいずれも例示および説明するものであって、特許請求される発明を制約するものではないことは理解しておくものとする。
例示的実施形態について、付属の図面を使って、さらなる具体性および詳細さをもって記述し、説明する。
例示的な危機ピーク価格付け(CPP)デマンドレスポンス(DR)システムのブロック図である。 図1のCPP DRシステムにおいて実装されうる例示的なCPP DRイベント実装プロセスのブロック図である。 図1のCPP DRシステムにおいて実装されうる前記CPP DRイベント実装プロセスの例示的なシーケンスを描いた図である。 図1のCPP DRシステムにおいて実装されうる例示的なCPP料率構造を描いたエネルギー価格グラフである。 CPP DRイベント実装のために構成されたコンピューティング・システムのブロック図である。 CPP DRイベント実装の例示的な方法の流れ図の一部である。 CPP DRイベント実装の例示的な方法の流れ図の一部である。 例示的なCPP参加者選択評価の流れ図である。 もう一つの例示的なCPP参加者選択評価の流れ図である。 もう一つの例示的なCPP参加者選択評価の流れ図の一部である。 もう一つの例示的なCPP参加者選択評価の流れ図の一部である。 もう一つの例示的なCPP参加者選択評価の流れ図の一部である。 もう一つの例示的なCPP参加者選択評価の流れ図の一部である。 低減された一日前需要評価の例示的な方法の流れ図である。
デマンドレスポンス(DR)イベントは、公益事業者が顧客によるエネルギー使用の削減のインセンティブを与える時を含む。ある型のDRイベントは、危機ピーク価格付け(CPP)を実装するエネルギー・システムにおいて実行されてもよい。一般に、CPP DRイベントは、CPP参加者にCPPが適用される期間を報知するCPP参加者へのCPPイベント通知を含んでいてもよい。CPPイベント通知に応答して、CPP参加者は負荷を低減してもよく、このことはそれらのCPP参加者のコストを低減しうる。加えて、CPP参加者が負荷を下げることは、CPP料金体系で他の顧客に販売されうるエネルギーを利用可能にしうる。
しかしながら、現行のCPP DRプログラムでは、公益事業者はCPPイベント通知をすべてのCPP参加者に発送する。加えて、CPPイベント通知が適切であるかどうかについての判定は、一日前電気価格および/または履歴の経験価格データに基づく。そのような判定を一日前電気価格および/または履歴の経験価格データに基づいて行なうことは、非効率につながることがある。たとえば、最近のエネルギー使用データから、CPP参加者が現在、サイトにいないことが判別されることがありうる。よって、そのCPP参加者へのCPPイベント通知の通信は、いかなるエネルギー削減ももたらさない可能性が高い。
よって、本開示において記述されるいくつかの実施形態は、CPP戦略のための包括的な枠組みを含む。たとえば、これらおよび他の実施形態は、CPP参加者選択評価および/またはCPP参加者選択に基づく一日前需要予報の改訂を提供する。いくつかの実施形態は、CPP戦略を、履歴の価格付けおよび需要データならびに個々の顧客挙動に基づくものとする。単純なブロードキャスト方法論に比べ、本開示において記載される実施形態は、CPP DR資源を、より精密に、エネルギー市場動向に適用しうる。このことは、公益事業者のより高い収入につながりうる。これらおよび他の実施形態は、図面を参照して記述される。図面において、共通の項目番号は、特に断わりのない限り、同様の特徴を表わす。
図1は、本項に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、例示的なCPP DRシステム100のブロック図である。CPP DRシステム100において、公益事業者またはLSE〔load serving entity〕 104(以下では公益事業者104)は、複数のCPP参加者112A〜112C(概括的に、CPP参加者112または諸CPP参加者112)のうちのいずれをCPP DRイベントに含めるかを評価してもよい。加えて、公益事業者104は、CPP DRイベントについて選択されたCPP参加者に基づいて一日前需要予報を改訂するよう構成されていてもよい。
たとえば、公益事業者104によってCPP参加者112に通信されたCPPイベント通知に応答して、CPP参加者112は、関連するCPP参加者サイト113A〜113C(概括的に、サイト113または諸サイト113)におけるエネルギー使用を低減してもよい。サイト113または諸サイト113における低減されたエネルギー使用はエネルギー価格に影響しうる。エネルギー使用の低減はエネルギーへの需要を低減させることがあり、これがひいてはエネルギー価格を低減させうるからである。
CPP参加者評価に基づいて、公益事業者104は、前記CPP参加者112の部分集合を含んでいてもよいCPP参加者選択114を生成してもよい。公益事業者104は、CPP参加者選択114に含まれるCPP参加者112にCPPイベント通知を通信してもよい。CPPイベント通知は、サイト113のCPP参加者112による負荷の調整を促すよう構成されてもよい。
CPP参加者評価は、公益事業者104とCPP参加者112との間の合意に従いつつ、公益事業者104の収益性を高めうるように、CPP参加者112を特定してもよい。たとえば、CPP参加者112は、一年のような何らかの指定された時間期間当たり、十回のCPP DRイベントに参加することに合意してもよい。CPP参加者が含められることに合意したCPP DRイベントの数は、イベント参加限界と称される。こうして、公益事業者104は、CPP参加者112がイベント参加限界より多く含められないことを保証するよう構成されてもよい。CPP参加者評価は、少なくとも部分的には、履歴データ、リアルタイム市場条件およびCPP参加者112の挙動に基づいていてもよい。
図1に描かれるCPP DRシステム100は、公益事業者104、CPP参加者112、CPP参加者装置115A〜115C(概括的に、装置115または諸装置115)およびCPP参加者112に関連するサイト113、エネルギー市場サーバー124、公益事業者104に関連する公益事業者サーバー106ならびに非CPP参加者サイト(非CPPサイト)117に関連していてもよい非CPP参加者116を含んでいてもよい。エンティティとシステムまたはサイト113/117(たとえば、公益事業者サーバー106と公益事業者104、サイト113とCPP参加者112など)の間の関係に言及するために使われる「関連する」という用語は、エンティティが直接または間接的にそのシステムまたはサイトを所有しているまたは他の仕方で管理していることを示しうる。たとえば、公益事業者サーバー106から通信される情報は、公益事業者104によって制御されていてもよく、公益事業者サーバー106に通信される情報は公益事業者104のために意図されていてもよい。
公益事業者サーバー106、CPP参加者112、サイト113、非CPPサイト117、非CPP参加者116およびエネルギー市場サーバー124(まとめて「システム構成要素」)は、ネットワーク122を介して通信上結合されていてもよい。よって、システム構成要素は、ネットワーク122を介して情報を通信しうる。以下の段落では、システム構成要素のそれぞれについて述べる。
ネットワーク122は有線または無線を含んでいてもよく、スター構成、トークンリング構成または他の構成を含む諸構成をもちうる。さらに、ネットワーク122は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)(たとえばインターネット)および/または複数の装置がそれを通じて通信しうる他の相互接続されたデータ経路を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワーク122はピアツーピア・ネットワークを含んでいてもよい。ネットワーク122は、多様な異なる通信プロトコルにおけるデータの通信を可能にしうる遠隔通信ネットワークの諸部分に結合されるまたは該諸部分を含んでいるのでもよい。
いくつかの実施形態では、ネットワーク122は、データを送受信するために、ブルートゥース(登録商標)通信ネットワークおよび/またはセルラー通信ネットワークを含む。該送受信は、ショート・メッセージング・サービス(SMS)、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、直接データ接続、無線アプリケーション・プロトコル(WAP)、電子メールなどを介することを含んでいてもよい。ネットワーク122は、スマート・エネルギー・プロファイル(SEP)、エコーネット・ライト(Echonet Lite)、OpenADRまたは他の好適なプロトコル(たとえば、無線忠実度(W-Fi)、ZigBee、HomePlug Greenなど)のような標準ベースのプロトコルを介した通信を可能にしてもよい。
CPP DRシステム100では、公益事業者104はエネルギー(たとえば電気)をサイト113および非CPPサイト117に配送してもよい。公益事業者104によるエネルギーのサイト113および非CPPサイト117への配送は図1では114において示されている。さらに、公益事業者104はサイト113および非CPPサイト117からネットワーク122を介してエネルギー使用データを受信してもよい。たとえば、サイト113および非CPPサイト117は、スマートメーター(図示せず)または同様のシステムを介してエネルギー使用データを通信してもよい。
公益事業者104は、電気の生産、伝送および/または配送に関わる任意のエンティティを含みうる。公益事業者104は、公有であってもよく、あるいは私有であってもよい。公益事業者104のいくつかの例は、発電所、エネルギー協同組合および独立系統運用機関(ISO)を含みうる。公益事業者104は、CPP DRイベントについての条件を設定または決定してもよい。CPP DRイベントについて、公益事業者104は、たとえばインセンティブ、時間期間、継続時間およびエネルギー使用削減を設定または決定してもよい。
サイト113および/または非CPPサイト117は、建物、構造、設備または公益事業者104によって配送されるエネルギーを使用する他のオブジェクトを含みうる。サイト130および/または非CPPサイト117は、個人の住居から大きな産業用工場またはオフィスビルまでにわたる複数の型の構造を含んでいてもよい。
サイト130および/または非CPPサイト117は機器(図示せず)を含んでいてもよい。機器は、公益事業者104によって配送される電気を消費するおよび/または公益事業者104によって配送される電気を消費する装置の動作を管理する任意の装置を含みうる。
CPP参加者112および/または非CPP参加者116は、たとえば個人、個人のグループまたは他のエンティティを含んでいてもよい。サイト113はCPP参加者112に関連していてもよく、非CPP参加者サイト(非CPPサイト)117は非CPP参加者116に関連していてもよい。たとえば、CPP参加者112Aは第一のサイト113Aに関連していてもよく、CPP参加者112Bは第一のサイト113Bに関連していてもよい。CPP参加者112は、それが関連しているサイト113におけるエネルギー使用を調整できてもよい。たとえば、CPPイベント通知の受信に応答して、CPP参加者112はサイト113の一つにおけるエネルギー使用を削減してもよい。
いくつかの実施形態では、CPP参加者112および公益事業者104は、CPP DRシステム100におけるCPP DRイベントの一つまたは複数の条件を確立する合意の当事者であってもよい。たとえば、CPP参加者112は、毎年または別の指定された時間期間の間に、特定数のCPP DRイベントに参加することに合意してもよい。その数はイベント参加者限界と称される。CPP参加者112の一または複数は、個別のイベント参加者限界に合意してもよい。CPP参加者112がCPP DRイベントに参加するごとに、イベント参加者限界が低減されてもよい。公益事業者は、各CPP参加者112のイベント参加者限界を追跡してもよい。よって、どの時点でも、公益事業者104は、CPP参加者112のイベント参加者限界の残りの割り当て値を計算するよう構成されうる。残りの割り当て値は、前記イベント参加者限界を、CPP参加者112が参加したCPP DRイベントの数だけ低減したものであってもよい。
CPP参加者112は装置115にも関連していてもよい。装置115は、プロセッサ、メモリおよび計算機能を含むいかなるコンピューティング・システムを含んでいてもよい。図示した実施形態では、装置115は、ネットワーク122を介して他のシステム構成要素との間でCPPイベント通知などの情報を送受信するためにネットワーク122に結合されていてもよい。
該装置のいくつかの例は、スマートフォン、デスクトップ・コンピュータなどを含んでいてもよい。装置115は、ネットワーク122を介して公益事業者サーバー106からCPPイベント通知を受信するよう構成されていてもよい。CPPイベント通知が通信された後に該CPPイベント通知がCPP参加者112によって閲覧される可能性を公益事業者104が高めうるよう、装置115は、CPP参加者112と一意的または半一意的に関連していてもよい。
サイト113および/または装置115は、ネットワーク122を介して公益事業者サーバー106と統計を通信するよう構成されていてもよい。上述したように、エネルギー使用データが公益事業者サーバー106に通信されてもよい。さらに、削減量およびCPP参加者挙動を示す他のデータが公益事業者サーバー106に通信されてもよい。
エネルギー市場サーバー124は、プロセッサ、メモリおよび通信機能を含むハードウェア・サーバーを含んでいてもよい。図示した実施形態では、エネルギー市場サーバー124は、ネットワーク122を介して公益事業者サーバー106とエネルギー価格およびエネルギー負荷に関係した情報を送受信するためにネットワーク122に結合されていてもよい。
いくつかの実施形態では、公益事業者サーバー106は、エネルギー市場サーバー124に一つまたは複数のエネルギー・ビッドを通信してもよい。エネルギー・ビッドは、一つまたは複数の一日前需要および一つまたは複数の一日前価格を含んでいてもよい。さらに、エネルギー市場サーバー124は、一日前市場結果を公益事業者サーバー106に通信してもよい。一日前市場結果は、清算価格(clearing price)および清算需要量(clearing demand quantity)を含んでいてもよい。
図1には示していないが、本開示の恩恵があれば、エネルギー市場サーバー124が複数の公益事業者に結合されていてもよいことは理解されうる。一日前市場結果は、それらの公益事業者から受領されるエネルギー・ビッドに基づいていてもよい。
公益事業者サーバー106は、プロセッサ、メモリおよび通信機能を含むハードウェア・サーバーを含んでいてもよい。図示した実施形態では、公益事業者サーバー106は、ネットワーク122を介して他のシステム構成要素の一つまたは複数との間でデータおよび情報を送受信するためにネットワーク122に結合されていてもよい。
公益事業者サーバー106はDRイベント・モジュール108およびビッド・モジュール110を含んでいてもよい。DRイベント・モジュール108は、本稿の他所に記載されるようなCPP参加者選択評価を実行するよう構成されていてもよい。ビッド・モジュール110は、部分的にはCPP参加者選択評価に基づいて、エネルギー・ビッドを生成し、該エネルギー・ビッドを評価するよう構成されていてもよい。
CPP DRシステム100では、CPP参加者選択評価およびエネルギー・ビッドは、CPP料率構造に基づいていてもよい。図4を参照するに、図1のCPP DRシステムにおいて実装されうる例示的なCPP料率構造を描く例示的なエネルギー価格グラフが示されている。グラフ400において、Y軸402は、エネルギー当たりの価格を単位(たとえば$/MWh)とするエネルギー価格を表わしていてもよい。X軸404は、時間(hour)単位での時間期間を表わしていてもよい。グラフ400は三本の線406、408および410を含む。第一の線406はフラット料率価格をプロットしている。第二の線408は、高負荷期間(たとえば図4において時間1300から時間1800)をもつが危機的期間はもたない日に生じうる非危機的期間のCPP価格を表わす。第三の線410は、高負荷期間の間に危機的期間(たとえば図4において時間1300から時間1700)を含む日の間に実装されうる危機的期間価格を表わす。
さらに、グラフ400は、四つの価格412、414、416および418を含んでいる。第一の価格412はオフピーク価格である。第二の価格414は中間ピーク価格である。第三の価格416はオンピーク価格である。第四の価格は危機的ピーク価格である。よって、第一の線406によって表わされるフラット料率価格は中間ピーク価格を維持しうる。第二の線408によって表わされる非危機的期間CPP価格はオフピーク価格から中間ピーク価格に、次いでオンピーク価格へと遷移し、中間ピーク価格、そしてオフピーク価格へと戻る。第三の線410によって表わされる危機的期間価格は、オフピーク価格から中間ピーク価格に、次いで危機的ピーク価格へ、次いでオンピーク価格へと遷移し、次いで中間ピーク価格へ、オフピーク価格へと戻る。危機的期間価格、フラット料率価格および非危機的期間CPP価格の値は、CPP参加者選択評価およびエネルギー・ビッドの間に使用される。
図1に戻って参照するに、CPP参加者選択評価は、年次公益事業者利益の式に基づいていてもよい。本稿に記載される実施形態では、複数の年次公益事業者利益の式が、CPP DRシステム100において適用可能であってもよい。年次公益事業者利益の式のどれが適用可能かは、(1)CPPイベント通知が公益事業者サーバー106によってCPP参加者112にブロードキャストされるかどうか、(2)CPP参加者112の削減挙動がCPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかおよび(3)DRイベント・モジュール108がビッド・モジュール110と通信するかどうか(たとえば、DRイベント・モジュール108によって実行されるDR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうか)に基づいていてもよい。
すべての年次公益事業者利益の式は、年次公益事業者利益の式の第一の集合に基づいていてもよい。年次公益事業者利益の式の第一の集合は、CPPイベント通知がユニキャストされるときに実装されてもよく、DRイベント・モジュール108は、ビッド・モジュール110と通信するまたは通信しない。
いくつかの実施形態では、年次公益事業者利益の式の第一の集合は次を含んでいてもよい。
Figure 2017142773
年次公益事業者利益の式の第一の集合において、演算子maxは最大化関数である。変数iはCPP参加者112のためのインデックス付け変数を表わす。変数cidは、ある日(d)についてインデックス付け変数(i)によって示されるCPP参加者112の一かどうかを示す決定変数を表わす。決定変数は二値変数(1または0)である。パラメータCMはイベント参加者限界を表わす。関数P(d,h,cid)は、CPP参加者の決定(cid)を与えらたときの、日(d)、時間(h)における利益を表わす。パラメータpDAdhは、日(d)、時間(h)における一日前(day-ahead)価格を表わす。パラメータpRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わす。パラメータhは、CPP DRイベントの間に考慮される時間のインデックス付け変数を表わす。該インデックス付け変数は、開始時間hsから終了時間heまでの範囲を含む。パラメータpAは、非CPP参加者116からの負荷についてのフラット料率価格を表わす(たとえば図4のフラット料率価格)。パラメータplは、非危機的期間CPP価格を表わす(たとえば、図4の非危機的期間CPP価格)。パラメータphは、危機的期間価格を表わす(たとえば、図4の危機的期間価格)。パラメータLDAdhは、ある日(d)および時間(h)における一日前需要を表わす。パラメータLRdhは、非CPP参加者116からの日(d)および時間(h)における平均負荷を表わす。パラメータLidhは、CPP DRイベントが公益事業者104によってコールされていないときの、日d時間hにおける、CPP参加者iの通常の負荷を表わす。パラメータLΔidhは、CPP DRイベントがコールされているときの、日(d)および時間(h)における、インデックス付け変数(i)によって表わされるCPP参加者112の一の負荷削減を表わす。下記に、P(d,h)におけるパラメータの物理的な意義を述べる。
パラメータ−pDAdh・LDAdhは、一日前市場においてエネルギーを購入するための公益事業者104のコストを表わす。パラメータpA・LRdhは、非CPP参加者116から受領される収入を表わす。パラメータpl・ΣiLidh+(ph−pl)・Σi(cid・Lidh)は、CPP参加者112による削減の効果を考えないときのCPP参加者112から受領される収入を表わす。パラメータ−pRTdh・(LRdh+ΣiLidh−LDAdh)は、削減の効果を考慮しないときの一日前需要とリアルタイム需要との間の差に応答して公益事業者104がエネルギーを購入または販売するためのコスト(または収入)を表わす。パラメータ(pRTdh−ph)・(Σicid・LΔidh)は、CPP参加者112がコールされるときの削減の効果を考慮する正味の収入を表わす。正味の収入は、公益事業者104が削減されたエネルギーをリアルタイム市場で売ることから危機的期間価格(ph)のもとでCPP参加者112によって寄与される収入を引いたものである。
さらに、(年次公益事業者利益の式の第一の集合を実装する)これらの実施形態において、公益事業者サーバー106は、CPP参加者選択114評価を実行し、エネルギー・ビッドを生成するよう構成されていてもよい。
たとえば、DRイベント・モジュール108は、初期CPP参加者選択評価(初期評価)を実行してもよい。DRイベント・モジュール108は、前記初期評価に基づいて、初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成してもよい。初期CPP参加者選択に基づいて、ビッド・モジュール110は低減される一日前需要を計算してもよい。低減される一日前需要は、前記推定されるCPP削減の部分であってもよい。ビッド・モジュール110は、初期CPP参加者選択(たとえばCPP参加者選択114)のCPP参加者112によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効率を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価してもよい。
ビッド・モジュール110は、エネルギー市場サーバー124にエネルギー・ビッドを提出してもよい。エネルギー・ビッドは一日前需要と、前記低減された一日前需要に基づく一日前価格とを含んでいてもよい。ビッド・モジュール110は、エネルギー市場サーバー124から一日前市場結果を受信してもよい。すると、ビッド・モジュール110は、エネルギー市場サーバー124から受信される一日前市場結果に基づいて、改訂されたリアルタイム価格を予報してもよい。
DRイベント・モジュール108は、最終CPP参加選択評価(最終評価)を実行し、前記低減された一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者112を含めるよう最終CPP参加者選択(たとえばCPP参加者選択114)を生成してもよい。次いで、DRイベント・モジュール108は、CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択114内の各CPP参加者に通信してもよい。CPPイベント通知は、CPP参加者112による負荷の調整を促すよう構成される。
いくつかの実施形態では、年次公益事業者利益の式の第二の集合が実装されてもよい。たとえば、年次公益事業者利益の式の第二の集合は、公益事業者104がCPPイベント通知をCPP参加者112のすべてにブロードキャストし、公益事業者104がCPP参加者112の削減挙動をCPP DRイベント中の負荷推定における因子として考慮しない実施形態において実装されてもよい。さらに、年次公益事業者利益の式の第二の集合は、公益事業者がCPPイベント通知をユニキャストし、CPP参加者112の削減挙動がCPP DRイベント中の負荷推定における因子ではない実施形態において実装されてもよい。
これらおよび他の実施形態において、年次公益事業者利益の第二の集合は、年次公益事業者利益の式の第二の集合に従って定義されてもよい:
Figure 2017142773
年次公益事業者利益の式の第二の集合において、cdはすべてのCPP参加者112についての決定変数を表わす。残りのパラメータは上記のとおりである。
(年次公益事業者利益の式の第二の集合を実装する)これらの実施形態において、公益事業者サーバー106は、CPP参加者選択114評価を実行し、エネルギー・ビッドを生成するよう構成されていてもよい。
たとえば、DRイベント・モジュール108は、ある特定の日からその年の終わりまでのそれぞれの日について、前年からの履歴データに基づいて、CPP DRイベント期間中の価格和を計算するよう構成されていてもよい。年の例が与えられているが、価格和を計算するために、他の指定された時間期間が使われてもよい。
DRイベント・モジュール108は、計算された価格和を降順でソートし、イベント参加限界の残りの割り当て値を計算してもよい。DRイベント・モジュール108は、ソートされた価格和において残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として参加閾値を設定してもよい。DRイベント・モジュール108は、CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が参加閾値より大きいかどうかを判定してもよい。リアルタイム価格が参加閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108は、CPPイベント通知をCPP参加者112にブロードキャストしてもよい。
いくつかの実施形態では、年次公益事業者利益の式の第三の集合が実装されてもよい。たとえば、年次公益事業者利益の式の第三の集合は、公益事業者104がCPPイベント通知をCPP参加者112のすべてにブロードキャストし、公益事業者104がCPP参加者112の削減挙動をCPP DRイベント中の負荷推定における因子として考慮する実施形態において実装されてもよい。
これらおよび他の実施形態において、年次公益事業者利益の第三の集合は、年次公益事業者利益の式の第二の集合に従って定義されてもよい:
Figure 2017142773
年次公益事業者利益の式の第三の集合において、パラメータは上記のとおりである。
(年次公益事業者利益の式の第三の集合を実装する)これらの実施形態において、公益事業者サーバー106は、CPP参加者選択評価を実行し、エネルギー・ビッドを生成するよう構成されていてもよい。
たとえば、DRイベント・モジュール108は、ある特定の日からその年の最後の日までのそれぞれの日について、前年からの履歴データに基づいて、削減収入を計算するよう構成されていてもよい。年の例が与えられているが、削減収入を計算するために、他の指定された時間期間が使われてもよい。
DRイベント・モジュール108は、計算された削減収入を降順でソートしてもよい。DRイベント・モジュール108は、イベント参加限界の残りの割り当て値を計算してもよい。DRイベント・モジュール108は、ソートされた計算された削減収入において前記残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として参加閾値を設定してもよい。DRイベント・モジュール108は、ある特定の日についての計算された削減収入が参加閾値より大きいかどうかを判定してもよい。計算された削減収入が参加閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108は、CPPイベント通知をCPP参加者112にブロードキャストしてもよい。
削減収入は、削減収入の式:
Figure 2017142773
に従って計算されてもよい。削減収入の式において、関数O(d)はある日(d)についての削減収入を表わす。削減収入の式の残りのパラメータは上記のとおりである。
DRイベント・モジュール108およびビッド・モジュール110は、プロセッサ、マイクロプロセッサ(たとえば一つまたは複数の動作を実行するまたは該実行を制御する)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、フィールド・プログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアを使って実装されてもよい。いくつかの他の例では、DRイベント・モジュール108およびビッド・モジュール110は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使って実装されてもよい。ソフトウェアでの実装は、コンピューティング・システムのハードウェアに含まれうるような一つまたは複数のトランジスタまたはトランジスタ要素の高速なアクティブ化および非アクティブ化を含んでいてもよい。さらに、ソフトウェア定義された命令がトランジスタ要素内の情報に作用してもよい。ソフトウェア命令の実装は、少なくとも一時的に、電子経路を再構成し、コンピューティング・ハードウェアを変容させうる。
CPP DRシステム100では、装置115、サイト113、非CPPサイト117、エネルギー市場サーバー124および公益事業者サーバー106内のメモリのようなメモリは、下記で図5を参照して述べるメモリ508を含んでいてもよい。
本開示の範囲から外れることなくCPP DRシステム100に対して修正、追加または省略を行なってもよい。特に、本開示は、CPP参加者112の一または複数、サイト113の一または複数、一または複数の公益事業者104、一つまたは複数の公益事業者サーバー106、一つまたは複数の装置115、一または複数の非CPP参加者116またはそれらの任意の組み合わせを含むCPP DRシステムに当てはまる。さらに、本稿に記載される実施形態におけるさまざまな構成要素/コンポーネントの分離は、あらゆる実施形態においてその分離が生じることを示すことは意図されていない。さらに、本開示の恩恵があれば、記載されるコンポーネントが単一のコンポーネントに一緒に統合されても、あるいは複数のコンポーネントに分離されてもよいことは理解されうる。
図2は、図1のCPP DRシステム100において実装されうる例示的なCPP DRイベント実装プロセス(プロセス)200のブロック図である。図2は、図1を参照して述べた公益事業者サーバー106、DRイベント・モジュール108、ビッド・モジュール110、CPP参加者112およびCPP参加者選択114を描いている。明示的に描かれてはいないが、情報およびデータは図1のネットワーク122のようなネットワークを介して通信されてもよい。
図2のプロセス200は、CPPイベント通知202がユニキャストされ、CPP参加者112の削減挙動が負荷推定における因子であり、DRイベント・モジュール108がビッド・モジュール110と通信する実施形態において実装されうる。図2は、図1を参照して述べた公益事業者サーバー106、DRイベント・モジュール108、ビッド・モジュール110、CPP参加者112およびCPP参加者選択114を描いている。明示的に描かれてはいないが、情報およびデータは図1のネットワーク122のようなネットワークを介して通信されてもよい。
図2において描かれているプロセス200は、CPP参加者112のイベント参加者限界を考慮する。さらに、プロセス200は、一年の間にわたる利益解析に基づく。よって、年の始めまたは別の指定された時間期間の始めにおいて、イベント参加限界は初期値に設定されてもよい。本稿に記載される実施形態では、イベント参加限界は、それに関連付けられたCPP参加者112がCPP DRイベントに参加するときに減らされる最大値として機能してもよい。たとえば、第一のCPP参加者112Aについてのイベント参加限界は12であってもよい。第一のCPP参加者112Aが1月15日にCPP DRイベントに参加するのに応答して、DRイベント・モジュール108はイベント参加限界を11に低減させてもよい。低減されたイベント参加限界は、残りの割り当て値と称されてもよい。
本開示において記述される実施形態は年にわたる解析に基づいているが、他の指定された時間期間が適切であることもある。たとえば、CPP参加者112は四半期毎のまたは数年に対する合意をしてもよい。
プロセス200は、CPP DRイベントが生起する特定の日時について実行されてもよい。特定の日は一年の間のまたは指定された時間期間の間の日の一つである。プロセス200は、その特定の日より前に実施される一つまたは複数の動作を含んでいてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセス200またはその諸部分は、その特定の日より前に実行され、それにより、CPP参加者112はCPPイベント通知202を受領し、それに応じて負荷を調整することができるようにされうる。さらに、エネルギー市場サーバー124はその特定の日より前に生起する締め切りに従って動作してもよい。たとえば、一日前ビッドは提出締め切りを有していてもよい(たとえば、その特定の日の一日前の昼の12:00まで)。さらに、エネルギー市場サーバー124は、特定の時刻において(たとえばその特定の日の一日前の4:00PMまでに)決済告知を公開してもよく、および/またはCPP参加者112との合意がCPPイベント通知202が通知締め切り(たとえばその特定の日の一日前の6:00PM)までに通信されることを規定していてもよい。
図2に描かれるプロセス200では、DRイベント・モジュール108は、初期評価を実行するよう構成されていてもよい。初期評価は、CPP DRイベントが生起するその特定の日について実行される。初期評価は、入力221に基づいていてもよい。入力221は、最近の負荷データ220、履歴のリアルタイム価格データ216、履歴の負荷データ218、他の型のデータまたはそれらの何らかの組み合わせを含んでいてもよい。最近の負荷データ220、履歴のリアルタイム価格データ216、履歴の削減挙動データ219、履歴の負荷データ218は、サードパーティーから受領されてもよく、あるいは公益事業者サーバー106によって維持されているまたはアクセス可能であるデータベースからアクセスされてもよい。
プロセス200において、初期評価は、長期価格および長期負荷を推定することを含んでいてもよい。長期価格および長期負荷は、履歴のリアルタイム価格データ216および履歴の負荷データ218のような入力221の一つまたは複数に基づいていてもよい。長期価格および長期負荷は、月、季節または他の時間期間といった「長期」の期間について推定されうる。いくつかの実施形態では、長期価格および長期負荷は、前年または別の前の指定された時間期間からの履歴データに基づいていてもよい。
代替的または追加的に、いくつかの実施形態では、長期価格および長期負荷は、すべてのCPP参加者112からの履歴の負荷データからK平均クラスタリング技法を使ってK個のクラスターにされたクラスタリングされた値に基づいていてもよい。CPP参加者112のそれぞれについて、最も近いクラスターが見出されてもよく、該最も近いクラスターの平均が、推定された長期価格および推定された長期負荷のために使用される。
初期評価は、短期価格および短期負荷を推定することを含んでいてもよい。DRイベント・モジュール108は、短期価格および短期負荷を、入力221の一つまたは複数に基づいて推定してもよい。DRイベント・モジュール108は、短期価格および短期負荷を推定するために、回帰またはニューラルネットワークといった機械学習方法を実装してもよい。
初期評価は、各CPP参加者112について経験的な削減モデルをトレーニングすることを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、経験的な削減モデルは、削減モデルの式:
idh=k・Lidh
によって定義される。上記のように、削減モデルの式において、パラメータLΔidhは、CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者112のうちの一のCPP参加者の負荷削減を表わす。Lidhは、CPP DRイベントがコールされている日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わす。パラメータkは定数因子を表わす。削減モデルの式において使われる値は、推定された長期負荷、推定された長期価格、推定された短期負荷、推定された短期価格、入力221の一つまたは複数またはそれらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。
初期評価は、ある特定の日からその年の最後の日までの各CPP参加者112についての個別の参加者収入効果を計算することを含んでいてもよい。年の例が与えられているが、個別の参加者収入効果の計算において、他の指定された時間期間が使われてもよい。
個別の参加者収入効果は、推定された長期価格、推定された長期負荷、推定された短期価格、推定された短期負荷、入力221の一つまたは複数、前記経験的な削減モデルまたはそれらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。
たとえば、個別の参加者収入効果は、履歴のリアルタイム価格データ216、履歴の負荷データ218および履歴の削減挙動データ219に基づいていてもよい。個別の参加者収入効果は、CPP参加者112の一がCPP参加選択114に含められるときの公益事業者(たとえば図1の公益事業者104)によって得られる全収入と、前記CPP参加者112がCPP参加選択114に含められないときの公益事業者によって得られる全収入との間の差を表わしていてもよい。
いくつかの実施形態では、個別の参加者収入効果は、個別の参加者収入効果の式
Figure 2017142773
に従って計算されてもよい。個別の参加者収入効果の式において、Ei(d)は、日(d)についてのインデックス付け変数(i)によって特定されるCPP参加者112のうちの一参加者の個別の参加者収入効果を表わす。残りのパラメータは上記のとおりである。個別の参加者収入効果の式は、その年または別の指定された時間期間内の個別の参加者収入効果の最大のイベント参加者限界(CM)を選択するよう貪欲なアルゴリズムを使う。
DRイベント・モジュール108は、個別の参加者収入効果を、各CPP参加者112について降順にソートしてもよい。DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者112のイベント参加限界または残りの割り当て値に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定してもよい。たとえば、第一のCPP参加者112Aについてのイベント参加限界または残りの割り当て値が5であれば、第一のCPP参加者112Aについての参加収入閾値は、ソートされた個別の参加者収入効果における五番目の個別の参加者評価基準である。イベント参加限界または残りの割り当て値が0に等しい状況では、参加収入閾値は無限大の値に設定される。
DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112の個別の参加者収入効果のそれぞれを、そのCPP参加者112の参加者収入閾値と比較してもよい。そのCPP参加者112の個別の参加者収入効果がそのCPP参加者112の参加者収入閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108は、そのCPP参加者112をCPP参加者選択114に含める。そのCPP参加者112の個別の参加者収入効果がそのCPP参加者112の参加者収入閾値より小さいことに応答して、DRイベント・モジュール108は、そのCPP参加者112をCPP参加者選択114に含めない。
上記の個別の参加者収入効果の式を参照するに、CPP参加者112がCPP参加者選択114に含められるとき、そのCPP参加者112についての決定変数(cid)は1に設定され、CPP参加者112がCPP参加者選択114に含められないとき、そのCPP参加者112についての決定変数(cid)は0に設定される。
図2のプロセス200は、CPP参加者選択114に対応しうる初期CPP参加者選択208を生成することを含んでいてもよい。さらに、DRイベント・モジュール108は、初期CPP参加者選択208と、入力221のうちの一つまたは複数とに基づいて、推定されたCPP削減210を生成してもよい。CPP参加者選択208および推定されたCPP削減210は、ビッド・モジュール110に通信されてもよい。
ビッド・モジュール110は、低減された一日前需要を計算するよう構成されていてもよい。低減された一日前需要は、決定変数と、CPP参加者112の負荷削減に低減係数δhを乗算したものとの積の和を含んでいてもよい。
ビッド・モジュール110は、低減された一日前需要を評価するよう構成されていてもよい。低減された一日前需要の評価は、初期CPP参加者選択208のCPP参加者112によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減210を通じて導入される効率を妨げないことを保証しうる。
低減された一日前需要の評価は、低減された一日前需要の効果を考慮する後または前の(たとえば関数P(d,h,[cid])に基づく)利益の差を評価してもよい。たとえば、評価は、P(d,h,[cid])r−P(d,h,[cid])o≧0であることを保証してもよい。ここで、添え字rは「reduced」〔低減された〕を表わし、添え字oは「低減されていない」DA負荷を表わす。
いくつかの実施形態では、低減された一日前需要の評価は、一つまたは複数の動作を含んでいてもよい。たとえば、ビッド・モジュール110は、CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるリアルタイム価格がその日および時間における低減された一日前価格より低いかどうかを判定してもよい。リアルタイム価格が低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して、ビッド・モジュール110は、低減係数を1に設定し、低減された一日前需要を、決定変数と、CPP DRイベントがコールされる前記日および前記時間におけるCPP参加者112の負荷削減との積の和に設定してもよい。リアルタイム価格が低減された一日前価格より高いことに応答して、ビッド・モジュール110は、低減された一日前需要を、低減された一日前(day-ahead)需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定してもよい。
いくつかの実施形態では、前記低減されたDA需要の不等式は次を含む。
Figure 2017142773
低減されたDA需要の式は次を含む。
Figure 2017142773
低減された一日前需要の不等式において、pDAdhrは、低減された一日前価格を表わし、残りのパラメータは上記のとおりである。
ビッド・モジュールは、低減されたエネルギー・ビッド204をエネルギー市場サーバー124に提出してもよい。低減されたエネルギー・ビッドは、低減された一日前需要に基づく一日前需要および一日前価格を含んでいてもよい。エネルギー市場サーバー124は、市場結果212をビッド・モジュール110に対して公開してもよい。市場結果212に基づいて、ビッド・モジュール110は改訂されたリアルタイム価格214を予報してもよい。改訂されたリアルタイム価格214は、一つまたは複数の予報技法に従って予報されてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、ビッド・モジュール110は、米国特許出願第14/701,448号、第14/797,710号、第14/873,061号および第14/673,575号の一つまたは複数に記載されるようにして、改訂されたリアルタイム価格214を予報するよう構成されてもよい。これらはここに参照によってその全体において組み込まれる。ビッド・モジュール110は、予報されたリアルタイム価格214をDRイベント・モジュール108に通信してもよい。
DRイベント・モジュール108は、最終評価を実行するよう構成されていてもよい。最終評価は、最終評価が予報されたリアルタイム価格214を考慮に入れることのほかは、前記初期CPP参加選択評価と同様であってもよい。
たとえば、最終予報は、その特定の日xから年の最終日までの予報された改訂されたリアルタイム価格214に基づいて各CPP参加者についての個別の参加者収入効果を再計算することを含んでいてもよい。年の例が与えられているが、他の指定された時間期間が最終評価において使われてもよい。
たとえば、最終CPP参加選択114では、個別の参加者収入効果の式は次を含むよう修正されてもよい。
Figure 2017142773
修正された個別の参加者収入効果の式において、pRTdh_Forecastedは、予報された改訂されたリアルタイム価格214を表わし、残りのパラメータは上記のとおりである。
DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112について、再計算された個別の参加者収入効果を降順にソートし、各CPP参加者112についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果においてそのCPP参加者112のイベント参加限界または残りの割り当て値に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定してもよい。DRイベント・モジュール108は、ソートされた個別の参加者収入効果から累積されたCPP削減を計算し、累積されたCPP削減を低減された一日前需要と比較してもよい。
いくつかの実施形態では、長期価格、長期負荷、短期価格および短期負荷が再推定されてもよい。追加的または代替的に、経験的な削減モデルが再トレーニングされてもよい。
DRイベント・モジュール108は、低減された一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者112を含めるよう、最終CPP参加者選択(たとえばCPP参加者選択114)を生成してもよい。
DRイベント・モジュール108は、CPPイベント通知を、最終CPP参加者選択114に含まれる各CPP参加者112に通信してもよい。CPPイベント通知202は、CPP参加者112による負荷の調整を促すよう構成される。CPP参加者112は、DRイベント・モジュール108に統計206を通信してもよい。統計206は、その後の諸プロセス200においてDRイベント・モジュール108によって使用されてもよい。
図2のプロセス200は、CPPイベント通知202がユニキャストされるかブロードキャストされるか、CPP参加者112の削減挙動が負荷推定における因子であるか否かおよびDRイベント・モジュール108がビッド・モジュール110と通信するか否かに基づいて修正されてもよい。
たとえば、CPPイベント通知202がユニキャストされ、CPP参加者112の削減挙動が負荷推定における因子であり、DRイベント・モジュール108がビッド・モジュール110と通信しない実施形態では、DRイベント・モジュール108は第一の修正されたプロセスを実行してもよい。
第一の修正されたプロセスでは、DRイベント・モジュール108は、長期価格、長期負荷、短期価格および短期負荷を各CPP参加者112について、上記のように推定してもよい。さらに、DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112についての経験的な削減モデルをトレーニングしてもよい。
DRイベント・モジュール108は、特定の日からその年の最後の日までの各CPP参加者112についての個別の参加者評価基準を、上記のようにして予報されたリアルタイム価格に基づいて計算してもよい。年の例が与えられているが、他の指定された時間期間が、個別の参加者評価基準の計算において使われてもよい。
いくつかの実施形態では、個別の参加者評価基準は、個別の参加者評価基準の式:
Figure 2017142773
に基づく。個別の参加者評価基準の式において、パラメータは上記のとおりである。
DRイベント・モジュール108は、個別の参加者評価基準を各CPP参加者112について降順にソートしてもよい。DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者112についてのイベント参加限界または残りの割り当て値に対応する位置を占める個別の参加者評価基準の値として設定してもよい。
DRイベント・モジュール108は、各CPP参加者112の個別の参加者評価基準のそれぞれを、そのCPP参加者112の参加者収入閾値と比較してもよい。そのCPP参加者112の個別の参加者評価基準がそのCPP参加者112の参加者収入閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108は一つまたは複数の動作を実行してもよい。たとえば、DRイベント・モジュール108は、そのCPP参加者112をCPP参加者選択114に含め、そのCPP参加者112をCPP参加者選択114に含めたことをイベント参加限界に関して記録し、CPPイベント通知202をCPP参加選択114内の各CPP参加者112に通信してもよい。
CPPイベント通知202がブロードキャストされ、CPP参加者112の削減挙動が負荷推定における因子である実施形態では、DRイベント・モジュール108は第二の修正されたプロセスを実行してもよい。第二の修正されたプロセスでは、DRイベント・モジュール108は、特定の日からその年の最後の日までのそれぞれの日について、前年からの履歴データのような入力221の一つまたは複数に基づいて、削減収入を計算してもよい。年の例が与えられているが、他の指定された時間期間が、第二の修正されたプロセスにおいて使われてもよい。
DRイベント・モジュール108は、計算された削減収入を降順にソートし、イベント参加限界の残りの割り当て値を計算してもよい。DRイベント・モジュール108は、参加閾値を、ソートされた計算された削減収入における、残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定してもよい。DRイベント・モジュール108は、特定の日についての計算された削減収入が参加閾値より大きいかどうかを判定してもよい。計算された削減収入が参加閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108ははCPPイベント通知202をCPP参加者112にブロードキャストしてもよい。
CPPイベント通知202がブロードキャストまたはユニキャストされ、CPP参加者112の削減挙動が負荷推定における因子ではない実施形態では、DRイベント・モジュール108は第三の修正されたプロセスを実行してもよい。第三の修正されたプロセスでは、閾値は純粋に履歴価格に基づく。他のパラメータは定数として扱われるからである。
たとえば、第三の修正されたプロセスにおいて、DRイベント・モジュール108は、特定の日からその年の終わりまでのそれぞれの日について、CPP DRイベント期間の間の価格和を、前年からの履歴データに基づいて計算してもよい。年の例が与えられているが、他の指定された時間期間が価格和計算において使われてもよい。
DRイベント・モジュール108は、計算された価格和を降順にソートしてもよい。DRイベント・モジュール108は、イベント参加限界の残りの割り当て値を計算し、参加閾値を、ソートされた価格和において残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定してもよい。DRイベント・モジュール108は、CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が参加閾値より大きいかどうかを判定してもよい。リアルタイム価格が参加閾値より大きいことに応答して、DRイベント・モジュール108はCPPイベント通知202をCPP参加者112にブロードキャストしてもよい。
図3は、図1のCPP DRシステムにおいて実装されうるCPP DRイベント実装プロセスの例示的なシーケンス300を描いている。シーケンス300において、本開示の他所で述べられているDRイベント・モジュール108、ビッド・モジュール110、エネルギー市場サーバー124およびCPP参加者112が描かれている。動作(たとえば302、304、306など)が行なわれる時を示す時刻301、303、305、307および309が含められている。
図2および図3を併せて参照するに、第一の動作302は、DRイベント・モジュール108が初期評価と、初期評価に基づく、初期CPP参加者選択114および推定されるCPP削減210の生成とを実行することを含んでいてもよい。
第二の動作304は、DRイベント・モジュール108が初期CPP参加者選択114および推定されたCPP削減210をビッド・モジュール110に通信することを含んでいてもよい。第三の動作306は、ビッド・モジュール110が初期CPP参加者選択114および推定されたCPP削減210を受領することを含んでいてもよい。
第一の動作302、第二の動作304および第三の動作306は第一の時刻301において実行されてもよい。第一の時刻301は、一日前市場提出締め切りよりある期間前であってもよい(たとえば一日前の11:00AM)。
第四の動作308は、ビッド・モジュール110が初期CPP参加者選択114に基づいて低減された一日前需要を計算することを含んでいてもよい。第四の動作308は、初期CPP参加者選択114のCPP参加者112によるエネルギー使用の低減が、推定されるCPP削減210を通じて導入される効率を妨げないことを保証するよう、低減された一日前需要を評価することを含んでいてもよい。第五の動作310は、ビッド・モジュール110がエネルギー・ビッドをエネルギー市場サーバー124に提出することを含んでいてもよい。第四の動作308および第五の動作310は、第二の時刻303において実行されてもよい。第二の時刻303は、一日前市場の提出締め切りであってもよい(たとえば一日前の昼の12:00)。
第六の動作312は、エネルギー市場サーバー124がエネルギー・ビッドを受領することを含んでいてもよい。第七の動作314は、エネルギー市場サーバー124が市場結果を生成することを含んでいてもよい。第八の動作316は、エネルギー市場サーバー124が市場結果をビッド・モジュール110に通信することを含んでいてもよい。第九の動作318は、ビッド・モジュールが市場結果を受領し、エネルギー市場サーバー124から受領された一日前市場結果に基づいて、改訂されたリアルタイム価格を予報することを含んでいてもよい。第八の動作316および第九の動作318は、一日前決済告知がなされる第三の時刻305に行なわれてもよい(たとえば一日前の4:00PM)。
第十の動作320は、ビッド・モジュール110が予報された改訂されたリアルタイム価格をDRイベント・モジュール108に通信することを含んでいてもよい。第十一の動作322は、DRイベント・モジュール108が最終評価を実行し、低減された一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者112を含めるよう最終CPP参加者選択114を生成することを含んでいてもよい。第十の動作320および第十一の動作322は、上記第三の時刻305と後述する第五の時刻309との間の第四の時刻307に行なわれてもよい。
第十二の動作324は、DRイベント・モジュール108がCPPイベント通知202を各CPP参加者112に通信することを含んでいてもよい。第十三の動作326は、CPP参加者112がCPPイベント通知202を受領し、しかるべく負荷を調整してもよいことを含んでいてもよい。第十二の動作324および第十三の動作326は、CPPイベント通知202締め切り(たとえば一日前の6:00PM)より前の第五の時刻309において行なわれてもよい。第十四の動作328は、CPP参加者112がCPP DRイベントの間の負荷を調整することを含んでいてもよい。第十五の動作330は、CPP参加者112がDRイベント・モジュール108に統計を通信することを含んでいてもよい。
図5は、CPP DRイベント実装のために構成された例示的なコンピューティング・システム500を示している。コンピューティング・システム500は、たとえば図1のCPP DRシステム100において実装されてもよい。コンピューティング・システム500の例は、公益事業者サーバー106、CPP参加者装置115、サイト113、非CPPサイト117またはエネルギー市場サーバー124の一つまたは複数を含みうる。コンピューティング・システム500は、一つまたは複数のプロセッサ504と、メモリ508と、通信ユニット502と、ユーザー・インターフェース装置514と、DRイベント・モジュール108およびビッド・モジュール110(まとめてモジュール108/110)の一方または両方を含むデータ記憶501とを含んでいてもよい。
プロセッサ504は、さまざまなコンピュータ・ハードウェアまたはソフトウェア・モジュールを含むいかなる好適な専用または汎用コンピュータ、コンピューティング・エンティティまたは処理装置を含んでいてもよく、いかなる適用可能なコンピュータ可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するよう構成されていてもよい。たとえば、プロセッサ504はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたはプログラム命令をインタープリットおよび/または実行するおよび/またはデータを処理するよう構成された他の任意のデジタルもしくはアナログ回路を含んでいてもよい。
図5では単一のプロセッサとして示されているが、プロセッサ504は、より一般には、本開示に記載される任意の数の動作を個々にまたは集団的に実行するよう構成された任意の数のプロセッサを含んでいてもよい。さらに、プロセッサ504のうち一つまたは複数が一つまたは複数の異なる電子デバイスまたはコンピューティング・システム上に存在していてもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ504は、プログラム命令をインタープリットおよび/または実行するおよび/またはメモリ508、データ記憶501またはメモリ508およびデータ記憶501に記憶されたデータを処理することを行なってもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ504はデータ記憶501からプログラム命令を取ってきて、該プログラム命令をメモリ508にロードしてもよい。プログラム命令がメモリ508にロードされた後、プロセッサ504はプログラム命令を実行してもよい。
メモリ508は、コンピュータ実行可能な命令またはデータ構造を担持するまたは記憶するコンピュータ可読記憶媒体を含んでいてもよい。そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ504のような汎用または特殊目的コンピュータによってアクセスされうるいかなる利用可能な媒体を含んでいてもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、フラッシュメモリ・デバイス(たとえば半導体メモリ・デバイス)またはコンピュータ実行可能な命令またはデータ構造の形で所望されるプログラム・コードを担持または記憶するために使用されうる、汎用または特殊目的コンピュータによってアクセスされうる他の任意の記憶媒体を含む、有体または非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含んでいてもよい。上記のものの組み合わせも、コンピュータ可読記憶媒体の範囲内に含まれうる。コンピュータ実行可能な命令はたとえば、プロセッサ504に、ある動作または動作群を実行させるよう構成された命令およびデータを含んでいてもよい。
通信ユニット502は、通信を受け取り、送るよう構成された一つまたは複数のハードウェアを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、通信ユニット502は、他の通信ハードウェア・デバイスの中でも、アンテナ、有線ポートおよび変調/復調ハードウェアの一つまたは複数を含んでいてもよい。特に、通信ユニット502は、コンピューティング・システム500の外部から通信を受領し、該通信をプロセッサ504に呈するまたはプロセッサ504からの通信を別の装置またはネットワーク(たとえば図1の122)に送るよう構成されていてもよい。
ユーザー・インターフェース装置514は、ユーザーから入力を受領するおよび/またはユーザーに出力を提供するよう構成された一つまたは複数のハードウェアを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザー・インターフェース装置514は、他のハードウェア・デバイスの中でも、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイ、キーボード、タッチスクリーンまたはホログラフィック投影の一つまたは複数を含んでいてもよい。
モジュール108/110は、データ記憶501に記憶されたプログラム命令を含んでいてもよい。プロセッサ504は、モジュール108/110をメモリ508にロードし、モジュール108/110を実行するよう構成されていてもよい。あるいはまた、プロセッサ504はモジュール108/110をメモリ508にロードすることなく、モジュール108/110をデータ記憶501から一行ずつ実行してもよい。モジュール108/110を実行するとき、プロセッサ504は、本開示において他所で記載されたようなCPP DRイベント実装を実行するよう構成されてもよい。
本開示の範囲から外れることなく、コンピューティング・システム500に対して修正、追加または省略がなされてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、コンピューティング・システム500は、ユーザー・インターフェース装置514を含まなくてもよい。いくつかの実施形態では、コンピューティング・システム500の上記の異なるコンポーネントは物理的に別個であってもよく、任意の好適な機構を介して通信上結合されていてもよい。たとえば、データ記憶501は、プロセッサ504、メモリ508および通信ユニット502を含み該記憶装置に通信上結合されているサーバーとは別個の記憶装置の一部であってもよい。
図6Aおよび6Bは、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、CPP DRイベント実装の例示的方法600の流れ図である。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
方法600は、ブロック602において始まってもよい。ここで、CPP DRシステムにおいてCPPイベント通知がCPP参加者にブロードキャストされるかどうかが判定されてもよい。たとえば、図1を参照するに、公益事業者サーバー106がCPPイベント通知をブロードキャストするよう構成されているかどうかが判定されてもよい。CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して(ブロック602においてNO)、方法600はブロック604に進んでもよい。CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して(ブロック602においてYES)、方法600は図6Bのブロック608に進んでもよい。
ブロック604では、CPP参加者のうちの一または複数のCPP参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかが判定されてもよい。削減挙動が因子であることに応答して(ブロック604においてYES)、方法600はブロック606に進んでもよい。削減挙動が因子でないことに応答して(ブロック604においてNO)、方法600はブロック620に進んでもよい。ブロック620では、履歴価格のみに基づく閾値と特定の日の価格との間の比較に基づいてCPP参加者選択評価が実行されてもよい。
ブロック606では、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかが判定されてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して(ブロック606においてYES)、方法600はブロック618に進んでもよい。ブロック618では、CPP参加者選択評価が、初期の個別の参加者収入効果の計算および最終の個別の参加者収入効果の計算に基づいて実行されてもよい。DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮しないことに応答して(ブロック606においてNO)、方法600はブロック616に進んでもよい。ブロック616では、CPP参加者選択評価が、単一の個別の参加者収入効果の計算に基づいて実行されてもよい。
図6Bを参照するに、ブロック608において、CPP参加者のうち一または複数のCPP参加者の削減挙動がCPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかが判定されてもよい。削減挙動が因子でないことに応答して(ブロック608においてNO)、方法600はブロック610に進んでもよい。ブロック610では、CPP参加者選択評価が、履歴価格のみに基づく閾値と特定の日の価格との間の比較に基づいて実行されてもよい。ブロック610のCPP参加者選択評価は、ブロック620のCPP参加者選択評価と同様であってもよい。削減挙動が因子であることに応答して(ブロック608においてYES)、方法600はブロック612に進んでもよい。ブロック612では、CPP参加者選択評価が、特定の日の価格と履歴価格およびCPP参加者の負荷/削減に基づく閾値との間の比較に基づいて実行されてもよい。
当業者は、本稿に開示されるこのおよび他の手順および方法について、プロセスおよび方法において実行される機能が異なる順序で実装されてもよいことを理解するであろう。さらに、概説されたステップおよび動作は例として与えられているだけであって、開示される実施形態から外れることなく、そうしたステップおよび動作の一部が任意的であったり、より少数のステップおよび動作に組み合わされたり、あるいは追加的なステップおよび動作に展開されたりしてもよい。
図7は、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、CPP参加者選択評価の例示的な方法700の流れ図である。方法700は、履歴価格のみに基づく閾値と特定の日の価格との間の比較に基づいていてもよい。いくつかの実装では、方法700は、別の方法の一部をなしてもよい。たとえば、方法700は方法600のブロック620および/または610の例であってもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
方法700はブロック702において始まってもよい。ここでは、CPP DRイベント期間の間の価格和が計算されてもよい。価格和は、前年など、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて計算されてもよい。価格和は、特定の日から、現行年の最後の日のような新たな指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について計算されてもよい。ブロック704では、計算された価格和が降順でソートされてもよい。
ブロック706では、残りの割り当て値が計算されてもよい。残りの割り当て値は、イベント参加限界の残り部分を含んでいてもよい。ブロック708では、参加閾値が設定されてもよい。参加閾値は、ソートされた価格和において、残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定されてもよい。たとえば、残りの割り当て値は5に等しくてもよい。よって、参加閾値は、ソートされた価格和における五番目の価格和であってもよい。
ブロック710において、CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が参加閾値より大きいかどうかが判定されてもよい。リアルタイム価格が参加閾値より低いことに応答して(ブロック710においてNO)、方法700はブロック714に進んでもよく、そこで方法700が終わってもよい。リアルタイム価格が参加閾値より高いことに応答して(ブロック710においてYES)、方法700はブロック712に進んでもよい。ブロック712において、CPPイベント通知がCPP参加者にブロードキャストされてもよい。
図8は、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、CPP参加者選択評価の例示的な方法800の流れ図である。方法800は、特定の日の価格と、履歴価格およびCPP参加者の負荷/削減に基づく閾値との間の比較に基づいていてもよい。いくつかの実装では、方法800は別の方法の一部をなしてもよい。たとえば、方法800は方法600のブロック612の例であってもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
方法800はブロック802において始まってもよい。ここでは、削減収入が計算されてもよい。削減収入は、特定の日から、その年の最後の日のような指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について計算されてもよい。削減収入は、前年からのデータのような、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいていてもよい。ブロック804では、計算された削減収入が降順にソートされてもよい。ブロック806では、残りの割り当て値が計算されてもよい。残りの割り当て値は、イベント参加限界の残りの部分であってもよい。
ブロック808では、参加閾値が設定されてもよい。いくつかの実施形態では、参加閾値は、ソートされた計算された削減収入において、残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定されてもよい。たとえば、参加閾値は5に等しくてもよい。よって、参加閾値は、ソートされた計算された削減収入における五番目の位置における計算された削減収入に等しくてもよい。
ブロック810では、特定の日についての計算された削減収入が参加閾値より大きいかどうかが判定されてもよい。計算された削減収入が参加閾値より小さいことに応答して(ブロック810においてNO)、方法800はブロック814に進んでもよく、そこで方法800が終わってもよい。計算された削減収入が参加閾値より大きいことに応答して(ブロック810においてYES)、方法800はブロック812に進んでもよい。ブロック812では、CPPイベント通知がCPP参加者にブロードキャストされてもよい。
図9Aおよび9Bは、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、CPP参加者選択評価の例示的な方法900の流れ図である。方法900は、単一の個別参加者収入効果計算に基づいていてもよい。いくつかの実装では、方法900は別の方法の一部をなしてもよい。たとえば、方法900は方法600のブロック616の例であってもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
図9Aを参照するに、方法900はブロック901において始まってもよい。ここで、CPP参加者についてのイベント参加限界が初期化される。イベント参加限界は、年の始まりなど、指定された時間期間の始まりにおいて初期化されてもよい。ブロック902では、長期価格および長期負荷が推定されてもよい。いくつかの実施形態では、長期価格および長期負荷は、履歴のリアルタイム価格データおよび履歴の負荷データに基づいていてもよい。さらに、長期価格および長期負荷は、季節、月、数週間または別の時間期間について推定されてもよい。いくつかの実施形態では、推定された長期価格および長期負荷は、前年のデータのような前の指定された時間期間のデータに基づいていてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、履歴のリアルタイム価格データおよび/または履歴の負荷データは、K平均クラスターを使ってCPP参加者から特定数のクラスターにクラスタリングされてもよい。これらおよび他の実施形態において、各CPP参加者について、最も近いクラスターが見出されてもよく、該最も近いクラスターの平均が、そのCPP参加者について長期価格および長期負荷を推定するために使用されてもよい。
ブロック904では、短期価格および短期負荷が推定されてもよい。短期価格および短期負荷は、各CPP参加者について推定されてもよく、履歴負荷データ、履歴のリアルタイム価格データ、最近の価格データ、最近の価格データまたはそれらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。
ブロック906では、各CPP参加者について経験的な削減モデルがトレーニングされてもよい。いくつかの実施形態では、経験的な削減モデルは、上記のような削減モデルの式によって定義されてもよい。ブロック908では、個別の参加者評価基準が計算されてもよい。個別の参加者評価基準は、ある特定の日から年などの指定された時間期間の最後の日までの各CPP参加者112について計算されてもよい。個別の参加者評価基準は、推定された長期価格、推定された長期負荷、推定された短期価格、推定された短期負荷および前記経験的な削減モデルに基づいていてもよい。ブロック910では、個別の参加者評価基準は、各CPP参加者について降順にソートされてもよい。
図9Bを参照するに、ブロック912では、個別の参加者評価基準が各CPP参加者について設定されてもよい。参加者収入閾値が、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界または残りの割り当て値に対応する位置を占める個別の参加者評価基準の値として設定されてもよい。
ブロック914では、CPP参加者の個別の参加者評価基準がCPP参加者の参加者収入閾値と比較されてもよい。CPP参加者の個別の参加者評価基準がCPP参加者の参加者収入閾値より小さいことに応答して(ブロック914においてNO)、方法900はブロック922に進んでもよく、そこで方法900が終了する。
CPP参加者の個別の参加者評価基準がCPP参加者の参加者収入閾値より大きいことに応答して(ブロック914においてYES)、方法900はブロック916に進んでもよい。ブロック916では、CPP参加者がCPP参加者選択に含められてもよい。ブロック918では、CPP参加者選択にCPP参加者を含めたことが、イベント参加限界に関して記録されてもよい。ブロック920では、CPPイベント通知が、CPP参加選択内の各CPP参加者に通信されてもよい。CPPイベント通知は、CPP参加者の負荷の調整を促すよう構成されていてもよい。
いくつかの実施形態では、ブロック902、904、906、908、910、912、914、916、918、920またはそれらの何らかの組み合わせの一つまたは複数は、CPP DRイベントが生起するその特定の日について実行されてもよい。
図10Aおよび10Bは、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、CPP参加者選択評価の例示的な方法1000の流れ図である。方法1000は、初期の個別の参加者収入効果の計算および最後の個別の参加者収入効果の計算に基づいていてもよい。いくつかの実装では、方法1000は別の方法の一部をなしてもよい。たとえば、方法1000は方法600のブロック618の例であってもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
図10Aを参照するに、方法1000はブロック1002において始まってもよい。ここでは、初期評価が実行されてもよい。いくつかの実施形態では、初期評価は、CPP参加者についての個別の参加者収入効果の計算を含んでいてもよい。個別の参加者収入効果は、履歴のリアルタイム価格データ、履歴の負荷データ、履歴の削減挙動データまたはそれらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。初期評価は、イベント参加者限界に基づく参加者収入閾値の計算をも含んでいてもよい。さらに、初期評価は、個別の参加者収入効果と参加者収入閾値との間の比較を含んでいてもよい。
いくつかの実装では、初期評価は、方法900のブロック902、904、906、908、910および912のうちの一つまたは複数を含んでいてもよい。しかしながら、初期評価においては、個別の参加者評価基準を使う代わりに、個別の参加者収入効果が使われる。
いくつかの実施形態では、参加者収入閾値の計算は、イベント参加限界に達したかどうかを判定することを含む。イベント参加限界に達していることに応答して、参加者収入閾値は無限大の値に設定されてもよい。
ブロック1004では、初期のCPP参加者選択および推定されるCPP削減が生成されてもよい。初期のCPP参加者選択および推定されるCPP削減は、前記初期評価に基づいていてもよい。ブロック1006では、低減された一日前需要が計算されてもよい。いくつかの実施形態では、低減された一日前需要は推定されたCPP削減の一部であってもよい。
ブロック1008では、低減された一日前需要が評価されてもよい。たとえば、低減された一日前需要は、初期のCPP参加者選択のCPP参加者によるエネルギー使用の低減が、推定されるCPP削減を通じて導入される効率を妨げないことを保証するよう評価されてもよい。ブロック1010では、エネルギー・ビッドが市場サーバーに提出されてもよい。エネルギー・ビッドは、低減される一日前需要に基づく、一日前需要および一日前価格を含んでいてもよい。ブロック1012では、改訂されたリアルタイム価格が、市場サーバーから受領される一日前市場結果に基づいて予報されてもよい。
図10Bを参照するに、ブロック1014において、最終評価が実行されてもよい。最終CPP参加評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づくCPP参加者についての個別の参加者収入効果を再計算することを含んでいてもよい。最終CPP参加評価は、個別の参加者収入効果を降順にソートし、ソートされた個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算することを含んでいてもよい。最終CPP参加評価は、累積されたCPP削減を低減される一日前需要と比較することを含んでいてもよい。
ブロック1016では、最終CPP参加者選択が、低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者を含むよう、生成されてもよい。ブロック1018では、CPPイベント通知が、最終CPP参加選択内の各CPP参加者に通信されてもよい。
図11は、本稿に記載される少なくとも一つの実施形態に基づいて構成された、低減される一日前需要を評価する例示的な方法1100の流れ図である。いくつかの実装では、方法1100は別の方法の一部をなしてもよい。たとえば、方法1100は方法1000のブロック1008の例であってもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、さまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
方法1100はブロック1102において始まってもよい。ここでは、低減される一日前需要は、推定されたCPP削減の部分に設定されてもよい。ブロック1104では、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかが判定されてもよい。リアルタイム価格が低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して(ブロック1102においてYES)、方法1100はブロック1106に進んでもよい。ブロック1106では、低減された一日前需要が、決定変数と、CPP DRイベントがコールされる前記日および前記時間におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定されてもよい。リアルタイム価格が低減された一日前価格より高いことに応答して(ブロック1102においてNO)、方法1100はブロック1108に進んでもよい。ブロック1108では、低減された一日前需要が、上記した低減された一日前(day-ahead)需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定されてもよい。
ブロック1106では、低減された一日前需要が、決定変数と、CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(hour)(h)におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定されてもよい。
方法600、700、800、900、1000および1100は、図1のCPP DRシステム100のようなCPP DRシステムにおいて実行されてもよい。方法600、700、800、900、1000および1100は、いくつかの実施形態では、図1〜図3を参照して述べた公益事業者サーバー106によってプログラム可能に実行されてもよい。いくつかの実施形態では、公益事業者サーバー106または別のコンピューティング・システムが、コンピューティング・システムおよび/または公益事業者サーバー106に方法600、700、800、900、1000および1100を実行させるまたは該実行を制御させるために一つまたは複数のプロセッサ(たとえば図5のプロセッサ504)によって実行可能なプログラミング・コードまたは命令が記憶されている非一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば図5のメモリ508)を含んでいたり、あるいは該媒体に通信上結合されていたりしてもよい。追加的または代替的に、公益事業者サーバー106は、公益事業者サーバー106または別のコンピューティング・システムに方法600、700、800、900、1000および1100を実行させるまたは該実行を制御させるコンピュータ命令を実行するよう構成されている上記のプロセッサ504を含んでいてもよい。離散的なブロックとして図示されているが、所望される実装に依存して、図6〜図11におけるさまざまなブロックは追加的なブロックに分割されたり、より少数のブロックに組み合わされたり、あるいはなくされたりしてもよい。
本稿に記載される実施形態は、下記でより詳細に論じるさまざまなコンピュータ・ハードウェアまたはソフトウェア・モジュールを含む特殊目的または汎用コンピュータの使用を含んでいてもよい。
本稿に記載される実施形態は、コンピュータ実行可能な命令またはデータ構造を担持するまたは記憶するコンピュータ可読媒体を使って実装されてもよい。そのようなコンピュータ可読媒体は、汎用または特殊目的コンピュータによってアクセスされうるいかなる利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶装置またはコンピュータ実行可能な命令またはデータ構造の形で所望されるプログラム・コードを担持または記憶するために使用されうる、汎用または特殊目的コンピュータによってアクセスされうる他の任意の非一時的な記憶媒体を含む、有体または非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含んでいてもよい。上記のものの組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれうる。
コンピュータ実行可能な命令はたとえば、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータまたは特殊目的処理装置に、ある機能または機能群を実行させる命令およびデータを含む。主題は構造的な特徴および/または方法論的な工程に固有の言辞で記述されているが、付属の請求項において定義される主題は必ずしも上記の特定の特徴または工程に限定されないことは理解しておくものとする。むしろ、上記の特定の特徴および工程は、請求項を実装する例示的な形として開示されている。
本稿での用法では、用語「モジュール」「コンポーネント」および/または「エンジン」は、コンピューティング・システム上で実行されるソフトウェア・オブジェクトまたはルーチンを指しうる。本稿に記載される種々のコンポーネント、モジュール、エンジンおよびサービスは、(たとえば別個のスレッドとして)コンピューティング・システム上で実行されるオブジェクトまたはプロセスとして実装されてもよい。本稿に記載されるシステムおよび方法は、好ましくはソフトウェアで実装されるものの、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェア実装の組み合わせにおける実装も可能であり、考えられている。本記述において、「コンピューティング・エンティティ」は、本稿で先に定義したような任意のコンピューティング・システムまたはコンピューティング・システム上で走る任意のモジュールもしくはモジュールの組み合わせでありうる。
本稿に記載されるすべての例および条件付きの言辞は、本発明および発明者によって当技術分野の発展のために寄与される概念の理解において読者を助ける教育目的を意図されており、そのような特定的に挙げられる例および条件に限定することなく解釈されるものとする。本発明の実施形態について詳細に述べてきたが、本発明の精神および範囲から外れることなく、これにさまざまな変化、代替および変更をなすことができることは理解しておくべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
危機ピーク価格付け(CPP)デマンドレスポンス(DR)イベント実装の方法であって:
CPP DRシステムにおいてCPP参加者にCPPイベント通知がブロードキャストされるかどうかを判定し;
CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子であることに応答して、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを判定し;
前記DR評価が前記一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、
初期CPP参加者選択評価を実行する段階であって、前記初期CPP参加者選択評価は、CPP参加者についての個別の参加者収入効果を計算し;イベント参加者限界に基づいて参加者収入閾値を設定し;前記個別の参加者収入効果と前記参加者収入閾値とを比較することを含む、段階と;
前記初期CPP参加者選択評価に基づいて、直後の日について初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成する段階と:
前記初期CPP参加者選択に基づいて、低減される一日前需要を、前記推定されるCPP削減の部分として計算する段階と;
前記初期CPP参加者選択のCPP参加者によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効果を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価する段階と;
エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出する段階であって、前記エネルギー・ビッドは前記低減された一日前需要に基づく一日前需要および一日前価格を含む、段階と;
前記市場サーバーから受信される一日前市場結果に基づいて、前記直後の日についての改訂されたリアルタイム価格を予報する段階と;
最終CPP参加選択評価を実行する段階であって、前記最終CPP参加選択評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいてCPP参加者についての前記個別の参加者収入効果を再計算し、前記個別の参加者収入効果を降順にソートし、ソートされた前記個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算し、前記累積されたCPP削減を前記低減された一日前需要と比較することを含む、段階と;
前記低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成する段階と;
CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信する段階であって、前記CPPイベント通知は、前記CPP参加者による負荷の調整を促すよう構成される、段階とを実行することを含む、
方法。
(付記2)
付記1記載の方法であって、
前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について計算され、
前記初期CPP参加評価が:
履歴のリアルタイム価格データおよび履歴の負荷データに基づいて長期価格および長期負荷を推定する段階であって、前記長期価格および長期負荷は、季節の時間期間について推定される、段階と;
前記履歴の負荷データ、前記履歴のリアルタイム価格データ、最近の価格データおよび最近の負荷データに基づいて、各CPP参加者について、短期価格および短期負荷を推定する段階と;
各CPP参加者について経験的な削減モデルをトレーニングする段階と;
各CPP参加者について前記個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた前記個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定する段階と;
各CPP参加者の前記個別の参加者収入効果のそれぞれを、そのCPP参加者の参加者収入閾値と比較する段階と;
そのCPP参加者の前記個別の参加者収入効果がそのCPP参加者の参加者収入閾値より大きいことに応答して、そのCPP参加者をCPP参加者選択に含める段階とを含む、
方法。
(付記3)
付記2記載の方法であって、
前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について、前記予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいて再計算され、
前記最終CPP参加評価が:
各CPP参加者について再計算された個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として再設定する段階を含む、
方法。
(付記4)
付記2記載の方法であって、前記経験的な削減モデルが、削減モデルの式:
idh=k・Lidh
によって定義され、ここで、
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
kは定数因子を表わし;
Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
前記参加者収入閾値を設定する段階は:
前記イベント参加限界に達しているかどうかを判定する段階と;
前記イベント参加限界に達していることに応答して、前記参加者収入閾値を無限大の値に設定する段階とを含む、
方法。
(付記5)
付記1記載の方法であって、前記個別の参加者収入効果は、個別の参加者収入効果の式
Figure 2017142773
によって定義され、
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heは前記DRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
Ei()は、インデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の個別の参加者収入効果を表わし;
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
pRTdhは、ある日および時間におけるリアルタイム価格を表わし;
pDAdhは、ある日および時間における一日前価格を表わし;
phは危機的期間価格を表わし;
plは非危機的期間CPP価格を表わす、
方法。
(付記6)
付記1記載の方法であって、
前記低減された一日前需要を評価する段階が:
日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかを判定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して、前記低減された一日前需要を、決定変数と、前記CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記低減された一日前価格より高いことに応答して、前記低減された一日前需要を、低減された一日前需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定する段階であって、
前記低減された一日前需要の不等式は
Figure 2017142773
を含み、前記低減されたDA需要の式は
Figure 2017142773
を含み、
0≦δ≦1であり、
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
cidはインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者についての決定変数を表わし;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
idhは、CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者iの負荷削減を表わし;
pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わし;
pDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前価格を表わし;
LDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前需要を表わし;
pDAdhrは、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格を表わす、
方法。
(付記7)
付記1記載の方法であって、さらに:
前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子であることに応答して:
現在の日から指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について削減収入を、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて計算する段階と;
計算された削減収入を降順にソートする段階と;
イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
参加閾値を、ソートされた計算された削減収入において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定する段階と;
現在の日についての計算された削減収入が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
前記計算された削減収入が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含む、
方法。
(付記8)
付記7記載の方法であって、前記削減収入が削減収入の式:
Figure 2017142773
に従って計算され、
O()は削減収入を表わし:
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heはDRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
phは危機的期間価格を表わし;
plは非危機的期間CPP価格を表わし;
Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるCPP参加者(i)の負荷削減を表わし;
pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わす、
方法。
(付記9)
付記1記載の方法であって、さらに:
前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子でないことに応答して:
前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて、現在の日から指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について、前記CPP DRイベント期間の間の価格和を計算する段階と;
計算された価格和が降順でソートする段階と;
イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
参加閾値を、ソートされた価格和において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定する段階と;
前記CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含み、
前記現在の参加価格は、ブロードキャスト/価格のみの式:
Figure 2017142773
に基づき、
maxは最大化関数であり;
cdはCCP参加者についての決定変数であり;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heはDRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
pRTdhは、特定の日および時間におけるリアルタイム・エネルギー価格を表わし;
CMはイベント参加限界を表わす、
方法。
(付記10)
付記1記載の方法であって、DR評価がいかなるエネルギー市場条件因子も考慮しないことに応答して:
現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について個別の参加者評価基準を、予報されたリアルタイム価格に基づいて計算する段階と;
各CPP参加者について前記個別の参加者評価基準を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める前記個別の参加者評価基準の値として設定する段階と;
各CPP参加者の個別の参加者評価基準のそれぞれをそのCPP参加者の前記参加者収入閾値と比較する段階と;
そのCPP参加者の個別の参加者評価基準がそのCPP参加者の前記参加者収入閾値より大きいことに応答して、
そのCPP参加者をCPP参加者選択に含め、
そのCPP参加者を前記CPP参加者選択に含めたことを、イベント参加限界に関して記録し;
CPPイベント通知を、前記CPP参加選択内の各CPP参加者に通信する段階とを実行することをさらに含み、前記CPPイベント通知は、CPP参加者の負荷の調整を促すよう構成されている、
方法。
(付記11)
動作を実行するまたは該動作の実行を制御するようプロセッサにより実行可能なプログラミング・コードがエンコードされている非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作は:
CPP DRシステムにおいてCPP参加者にCPPイベント通知がブロードキャストされるかどうかを判定し;
CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子であることに応答して、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを判定し;
前記DR評価が前記一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、
初期CPP参加者選択評価を実行する段階であって、前記初期CPP参加者選択評価は、CPP参加者についての個別の参加者収入効果を計算し;イベント参加者限界に基づいて参加者収入閾値を設定し;前記個別の参加者収入効果と前記参加者収入閾値とを比較することを含む、段階と;
前記初期CPP参加者選択評価に基づいて、直後の日について初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成する段階と:
前記初期CPP参加者選択に基づいて、低減される一日前需要を、前記推定されるCPP削減の部分として計算する段階と;
前記初期CPP参加者選択のCPP参加者によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効果を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価する段階と;
エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出する段階であって、前記エネルギー・ビッドは前記低減された一日前需要に基づく一日前需要および一日前価格を含む、段階と;
前記市場サーバーから受信される一日前市場結果に基づいて、前記直後の日についての改訂されたリアルタイム価格を予報する段階と;
最終CPP参加選択評価を実行する段階であって、前記最終CPP参加選択評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいてCPP参加者についての前記個別の参加者収入効果を再計算し、前記個別の参加者収入効果を降順にソートし、ソートされた前記個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算し、前記累積されたCPP削減を前記低減された一日前需要と比較することを含む、段階と;
前記低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成する段階と;
CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信する段階であって、前記CPPイベント通知は、前記CPP参加者による負荷の調整を促すよう構成される、段階とを実行することを含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記12)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について計算され、
前記初期CPP参加評価が:
履歴のリアルタイム価格データおよび履歴の負荷データに基づいて長期価格および長期負荷を推定する段階であって、前記長期価格および長期負荷は、季節の時間期間について推定される、段階と;
前記履歴の負荷データ、前記履歴のリアルタイム価格データ、最近の価格データおよび最近の負荷データに基づいて、各CPP参加者について、短期価格および短期負荷を推定する段階と;
各CPP参加者について経験的な削減モデルをトレーニングする段階と;
各CPP参加者について前記個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた前記個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定する段階と;
各CPP参加者の前記個別の参加者収入効果のそれぞれを、そのCPP参加者の参加者収入閾値と比較する段階と;
そのCPP参加者の前記個別の参加者収入効果がそのCPP参加者の参加者収入閾値より大きいことに応答して、そのCPP参加者をCPP参加者選択に含める段階とを含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記13)
付記12記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について、前記予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいて再計算され、
前記最終CPP参加評価が:
各CPP参加者について再計算された個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として再設定する段階を含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記14)
付記12記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記経験的な削減モデルが、削減モデルの式:
idh=k・Lidh
によって定義され、ここで、
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
kは定数因子を表わし;
Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
前記参加者収入閾値を設定する段階は:
前記イベント参加限界に達しているかどうかを判定する段階と;
前記イベント参加限界に達していることに応答して、前記参加者収入閾値を無限大の値に設定する段階とを含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記15)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記個別の参加者収入効果は、個別の参加者収入効果の式
Figure 2017142773
によって定義され、
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heは前記DRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
Ei()は、インデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の個別の参加者収入効果を表わし;
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
pRTdhは、ある日および時間におけるリアルタイム価格を表わし;
pDAdhは、ある日および時間における一日前価格を表わし;
phは危機的期間価格を表わし;
plは非危機的期間CPP価格を表わす、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記16)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記低減された一日前需要を評価する段階が:
日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかを判定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して、前記低減された一日前需要を、決定変数と、前記CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記低減された一日前価格より高いことに応答して、前記低減された一日前需要を、低減された一日前需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定する段階であって、
前記低減された一日前需要の不等式は
Figure 2017142773
を含み、前記低減されたDA需要の式は
Figure 2017142773
を含み、
0≦δ≦1であり、
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
cidはインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者についての決定変数を表わし;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
idhは、CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者iの負荷削減を表わし;
pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わし;
pDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前価格を表わし;
LDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前需要を表わし;
pDAdhrは、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格を表わす、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記17)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作がさらに:
前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子であることに応答して:
現在の日から指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について削減収入を、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて計算する段階と;
計算された削減収入を降順にソートする段階と;
イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
参加閾値を、ソートされた計算された削減収入において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定する段階と;
現在の日についての計算された削減収入が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
前記計算された削減収入が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記18)
付記17記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記削減収入が削減収入の式:
Figure 2017142773
に従って計算され、
O()は削減収入を表わし:
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heはDRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
phは危機的期間価格を表わし;
plは非危機的期間CPP価格を表わし;
Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるCPP参加者(i)の負荷削減を表わし;
pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わす、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記19)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作がさらに:
前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
前記削減挙動が因子でないことに応答して:
前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて、現在の日から新たな指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について、前記CPP DRイベント期間の間の価格和を計算する段階と;
計算された価格和が降順でソートする段階と;
イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
参加閾値を、ソートされた価格和において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定する段階と;
前記CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
前記リアルタイム価格が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含み、
前記現在の参加価格は、ブロードキャスト/価格のみの式:
Figure 2017142773
に基づき、
maxは最大化関数であり;
cdはCCP参加者についての決定変数であり;
dは日を表わし;
hは時間を表わし;
heはDRイベントの終了時間を表わし;
hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
pRTdhは、特定の日および時間におけるリアルタイム・エネルギー価格を表わし;
CMはイベント参加限界を表わす、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記20)
付記11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作が、DR評価がいかなるエネルギー市場条件因子も考慮しないことに応答して:
現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について個別の参加者評価基準を、予報されたリアルタイム価格に基づいて計算する段階と;
各CPP参加者について前記個別の参加者評価基準を降順にソートする段階と;
各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める前記個別の参加者評価基準の値として設定する段階と;
各CPP参加者の個別の参加者評価基準のそれぞれをそのCPP参加者の前記参加者収入閾値と比較する段階と;
そのCPP参加者の個別の参加者評価基準がそのCPP参加者の前記参加者収入閾値より大きいことに応答して、
そのCPP参加者をCPP参加者選択に含め、
そのCPP参加者を前記CPP参加者選択に含めたことを、イベント参加限界に関して記録し;
CPPイベント通知を、前記CPP参加選択内の各CPP参加者に通信する段階とを実行することをさらに含み、前記CPPイベント通知は、CPP参加者の負荷の調整を促すよう構成されている、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
104 公益事業者/LSE
106 公益事業者サーバー
108 DRイベント・モジュール
110 ビッド・モジュール
112 CPP参加者
113 CPP参加者サイト
114 CPP参加者選択
115 CPP参加者装置
116 非CPP参加者
117 非CPP参加者サイト
122 ネットワーク
124 エネルギー市場サーバー
202 CPPイベント通知
206 統計
208 CPP参加者選択
210 推定されるCPP削減
214 予報されるリアルタイム価格
216 履歴のリアルタイム価格データ
218 履歴の負荷データ
219 履歴の削減挙動データ
220 最近の負荷データ
221 入力
500 コンピューティング・システム
501 データ記憶部
502 通信ユニット
504 プロセッサ
508 メモリ
514 ユーザー・インターフェース装置
602 CPP DRシステムにおいてCPPイベント通知がCPP参加者にブロードキャストされるかどうかを判定
604 CPP参加者の削減挙動がCPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを決定
606 DR評価がエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを決定
608 CPP参加者のうち一または複数の参加者の削減挙動がCPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを決定
610 CPP参加者選択評価を、履歴価格のみに基づく閾値と特定の日の価格との間の比較に基づいて実行
612 CPP参加者選択評価を、特定の日の価格と履歴価格およびCPP参加者の負荷/削減に基づく閾値との間の比較に基づいて実行
616 CPP参加者選択評価を、単一の個別参加者収入効果計算に基づいて実行
618 CPP参加者選択評価を、初期の個別の参加者収入効果の計算および最終の個別の参加者収入効果の計算に基づいて実行
620 CPP参加者選択評価を、履歴価格のみに基づく閾値と特定の日の価格との間の比較に基づいて実行
702 特定の日から新たな指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日についてCPP DRイベント期間の間の価格和を計算
704 計算された価格和を降順でソート
706 イベント参加限界の残りの割り当て値を計算
708 参加閾値を、ソートされた価格和において、残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定
710 現在のCPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が参加閾値より大きいかどうかを判定
712 CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャスト
714 終了
802 前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて、特定の日から新たな指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について削減収入を計算
804 計算された削減収入を降順にソート
806 イベント参加限界の残りの割り当て値を計算
808 参加閾値を、ソートされた計算された削減収入において、残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定
810 特定の日についての削減収入が参加閾値より大きいかどうかを判定
812 CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャスト
814 終了
901 指定された時間期間の始まりにおいて、CPP参加者についてのイベント参加限界を初期化
902 長期価格および長期負荷を推定
904 短期価格および短期負荷を推定
906 経験的な削減モデルをトレーニング
908 個別の参加者評価基準を、特定の日から指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について計算
910 各CPP参加者について、個別の参加者評価基準を降順にソート
912 各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者評価基準の値として設定
914 各CPP参加者の個別の参加者評価基準をそのCPP参加者の参加者収入閾値と比較
916 CPP参加者をCPP参加者選択に含める
918 CPP参加者をCPP参加者選択に含めたことを、イベント参加限界に関して記録
920 CPPイベント通知を、CPP参加選択内の各CPP参加者に通信
922 終了
1002 初期評価を実行
1004 初期のCPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成
1006 低減された一日前需要を計算
1008 低減された一日前需要を評価
1010 エネルギー・ビッドが市場サーバーに提出
1012 改訂されたリアルタイム価格を予報
1014 最終CPP参加評価を実行
1016 最終CPP参加者選択を、低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有するCPP参加者を含むよう生成
1018 CPPイベント通知を、最終CPP参加選択内の各CPP参加者に通信
1102 低減される一日前需要を、推定されたCPP削減の部分に設定
1104 日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかを決定
1106 低減された一日前需要を、決定変数と、CPP DRイベントがコールされるときの日(d)および時間(h)におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定
1108 低減された一日前需要を、低減された一日前需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定

Claims (20)

  1. 危機ピーク価格付け(CPP)デマンドレスポンス(DR)イベント実装の方法であって:
    CPP DRシステムにおいてCPP参加者にCPPイベント通知がブロードキャストされるかどうかを判定し;
    CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子であることに応答して、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを判定し;
    前記DR評価が前記一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、
    初期CPP参加者選択評価を実行する段階であって、前記初期CPP参加者選択評価は、CPP参加者についての個別の参加者収入効果を計算し;イベント参加者限界に基づいて参加者収入閾値を設定し;前記個別の参加者収入効果と前記参加者収入閾値とを比較することを含む、段階と;
    前記初期CPP参加者選択評価に基づいて、直後の日について初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成する段階と:
    前記初期CPP参加者選択に基づいて、低減される一日前需要を、前記推定されるCPP削減の部分として計算する段階と;
    前記初期CPP参加者選択のCPP参加者によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効果を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価する段階と;
    エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出する段階であって、前記エネルギー・ビッドは前記低減された一日前需要に基づく一日前需要および一日前価格を含む、段階と;
    前記市場サーバーから受信される一日前市場結果に基づいて、前記直後の日についての改訂されたリアルタイム価格を予報する段階と;
    最終CPP参加選択評価を実行する段階であって、前記最終CPP参加選択評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいてCPP参加者についての前記個別の参加者収入効果を再計算し、前記個別の参加者収入効果を降順にソートし、ソートされた前記個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算し、前記累積されたCPP削減を前記低減された一日前需要と比較することを含む、段階と;
    前記低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成する段階と;
    CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信する段階であって、前記CPPイベント通知は、前記CPP参加者による負荷の調整を促すよう構成される、段階とを実行することを含む、
    方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について計算され、
    前記初期CPP参加評価が:
    履歴のリアルタイム価格データおよび履歴の負荷データに基づいて長期価格および長期負荷を推定する段階であって、前記長期価格および長期負荷は、季節の時間期間について推定される、段階と;
    前記履歴の負荷データ、前記履歴のリアルタイム価格データ、最近の価格データおよび最近の負荷データに基づいて、各CPP参加者について、短期価格および短期負荷を推定する段階と;
    各CPP参加者について経験的な削減モデルをトレーニングする段階と;
    各CPP参加者について前記個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた前記個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定する段階と;
    各CPP参加者の前記個別の参加者収入効果のそれぞれを、そのCPP参加者の参加者収入閾値と比較する段階と;
    そのCPP参加者の前記個別の参加者収入効果がそのCPP参加者の参加者収入閾値より大きいことに応答して、そのCPP参加者をCPP参加者選択に含める段階とを含む、
    方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、
    前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について、前記予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいて再計算され、
    前記最終CPP参加評価が:
    各CPP参加者について再計算された個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として再設定する段階を含む、
    方法。
  4. 請求項2記載の方法であって、前記経験的な削減モデルが、削減モデルの式:
    idh=k・Lidh
    によって定義され、ここで、
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
    kは定数因子を表わし;
    Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
    前記参加者収入閾値を設定する段階は:
    前記イベント参加限界に達しているかどうかを判定する段階と;
    前記イベント参加限界に達していることに応答して、前記参加者収入閾値を無限大の値に設定する段階とを含む、
    方法。
  5. 請求項1記載の方法であって、前記個別の参加者収入効果は、個別の参加者収入効果の式
    Figure 2017142773
    によって定義され、
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heは前記DRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    Ei()は、インデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の個別の参加者収入効果を表わし;
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
    pRTdhは、ある日および時間におけるリアルタイム価格を表わし;
    pDAdhは、ある日および時間における一日前価格を表わし;
    phは危機的期間価格を表わし;
    plは非危機的期間CPP価格を表わす、
    方法。
  6. 請求項1記載の方法であって、
    前記低減された一日前需要を評価する段階が:
    日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかを判定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して、前記低減された一日前需要を、決定変数と、前記CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記低減された一日前価格より高いことに応答して、前記低減された一日前需要を、低減された一日前需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定する段階であって、
    前記低減された一日前需要の不等式は
    Figure 2017142773
    を含み、前記低減されたDA需要の式は
    Figure 2017142773
    を含み、
    0≦δ≦1であり、
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    cidはインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者についての決定変数を表わし;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    idhは、CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者iの負荷削減を表わし;
    pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わし;
    pDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前価格を表わし;
    LDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前需要を表わし;
    pDAdhrは、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格を表わす、
    方法。
  7. 請求項1記載の方法であって、さらに:
    前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子であることに応答して:
    現在の日から指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について削減収入を、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて計算する段階と;
    計算された削減収入を降順にソートする段階と;
    イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
    参加閾値を、ソートされた計算された削減収入において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定する段階と;
    現在の日についての計算された削減収入が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
    前記計算された削減収入が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含む、
    方法。
  8. 請求項7記載の方法であって、前記削減収入が削減収入の式:
    Figure 2017142773
    に従って計算され、
    O()は削減収入を表わし:
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heはDRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    phは危機的期間価格を表わし;
    plは非危機的期間CPP価格を表わし;
    Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるCPP参加者(i)の負荷削減を表わし;
    pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わす、
    方法。
  9. 請求項1記載の方法であって、さらに:
    前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子でないことに応答して:
    前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて、現在の日から指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について、前記CPP DRイベント期間の間の価格和を計算する段階と;
    計算された価格和が降順でソートする段階と;
    イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
    参加閾値を、ソートされた価格和において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定する段階と;
    前記CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含み、
    前記現在の参加価格は、ブロードキャスト/価格のみの式:
    Figure 2017142773
    に基づき、
    maxは最大化関数であり;
    cdはCCP参加者についての決定変数であり;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heはDRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    pRTdhは、特定の日および時間におけるリアルタイム・エネルギー価格を表わし;
    CMはイベント参加限界を表わす、
    方法。
  10. 請求項1記載の方法であって、DR評価がいかなるエネルギー市場条件因子も考慮しないことに応答して:
    現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について個別の参加者評価基準を、予報されたリアルタイム価格に基づいて計算する段階と;
    各CPP参加者について前記個別の参加者評価基準を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める前記個別の参加者評価基準の値として設定する段階と;
    各CPP参加者の個別の参加者評価基準のそれぞれをそのCPP参加者の前記参加者収入閾値と比較する段階と;
    そのCPP参加者の個別の参加者評価基準がそのCPP参加者の前記参加者収入閾値より大きいことに応答して、
    そのCPP参加者をCPP参加者選択に含め、
    そのCPP参加者を前記CPP参加者選択に含めたことを、イベント参加限界に関して記録し;
    CPPイベント通知を、前記CPP参加選択内の各CPP参加者に通信する段階とを実行することをさらに含み、前記CPPイベント通知は、CPP参加者の負荷の調整を促すよう構成されている、
    方法。
  11. 動作を実行するまたは該動作の実行を制御するようプロセッサにより実行可能なプログラミング・コードがエンコードされている非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作は:
    CPP DRシステムにおいてCPP参加者にCPPイベント通知がブロードキャストされるかどうかを判定し;
    CPPイベント通知がユニキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定における因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子であることに応答して、DR評価が一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮するかどうかを判定し;
    前記DR評価が前記一つまたは複数のエネルギー市場条件因子を考慮することに応答して、
    初期CPP参加者選択評価を実行する段階であって、前記初期CPP参加者選択評価は、CPP参加者についての個別の参加者収入効果を計算し;イベント参加者限界に基づいて参加者収入閾値を設定し;前記個別の参加者収入効果と前記参加者収入閾値とを比較することを含む、段階と;
    前記初期CPP参加者選択評価に基づいて、直後の日について初期CPP参加者選択および推定されるCPP削減を生成する段階と:
    前記初期CPP参加者選択に基づいて、低減される一日前需要を、前記推定されるCPP削減の部分として計算する段階と;
    前記初期CPP参加者選択のCPP参加者によるエネルギー使用の低減が、前記推定されるCPP削減を通じて導入される効果を妨げないことを保証するよう、前記低減された一日前需要を評価する段階と;
    エネルギー・ビッドを市場サーバーに提出する段階であって、前記エネルギー・ビッドは前記低減された一日前需要に基づく一日前需要および一日前価格を含む、段階と;
    前記市場サーバーから受信される一日前市場結果に基づいて、前記直後の日についての改訂されたリアルタイム価格を予報する段階と;
    最終CPP参加選択評価を実行する段階であって、前記最終CPP参加選択評価は、予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいてCPP参加者についての前記個別の参加者収入効果を再計算し、前記個別の参加者収入効果を降順にソートし、ソートされた前記個別の参加者収入効果から、累積されたCPP削減を計算し、前記累積されたCPP削減を前記低減された一日前需要と比較することを含む、段階と;
    前記低減される一日前需要までの累積された個別の参加者収入効果を有する諸CPP参加者を含めるよう、最終CPP参加者選択を生成する段階と;
    CPPイベント通知を、前記最終CPP参加者選択内の各CPP参加者に通信する段階であって、前記CPPイベント通知は、前記CPP参加者による負荷の調整を促すよう構成される、段階とを実行することを含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  12. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について計算され、
    前記初期CPP参加評価が:
    履歴のリアルタイム価格データおよび履歴の負荷データに基づいて長期価格および長期負荷を推定する段階であって、前記長期価格および長期負荷は、季節の時間期間について推定される、段階と;
    前記履歴の負荷データ、前記履歴のリアルタイム価格データ、最近の価格データおよび最近の負荷データに基づいて、各CPP参加者について、短期価格および短期負荷を推定する段階と;
    各CPP参加者について経験的な削減モデルをトレーニングする段階と;
    各CPP参加者について前記個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた前記個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として設定する段階と;
    各CPP参加者の前記個別の参加者収入効果のそれぞれを、そのCPP参加者の参加者収入閾値と比較する段階と;
    そのCPP参加者の前記個別の参加者収入効果がそのCPP参加者の参加者収入閾値より大きいことに応答して、そのCPP参加者をCPP参加者選択に含める段階とを含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  13. 請求項12記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記個別の参加者収入効果が、現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について、前記予報された改訂されたリアルタイム価格に基づいて再計算され、
    前記最終CPP参加評価が:
    各CPP参加者について再計算された個別の参加者収入効果を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者収入効果において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める個別の参加者収入効果の値として再設定する段階を含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  14. 請求項12記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記経験的な削減モデルが、削減モデルの式:
    idh=k・Lidh
    によって定義され、ここで、
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
    kは定数因子を表わし;
    Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
    前記参加者収入閾値を設定する段階は:
    前記イベント参加限界に達しているかどうかを判定する段階と;
    前記イベント参加限界に達していることに応答して、前記参加者収入閾値を無限大の値に設定する段階とを含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  15. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記個別の参加者収入効果は、個別の参加者収入効果の式
    Figure 2017142773
    によって定義され、
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heは前記DRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    Ei()は、インデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の個別の参加者収入効果を表わし;
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者の負荷削減を表わし;
    pRTdhは、ある日および時間におけるリアルタイム価格を表わし;
    pDAdhは、ある日および時間における一日前価格を表わし;
    phは危機的期間価格を表わし;
    plは非危機的期間CPP価格を表わす、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  16. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記低減された一日前需要を評価する段階が:
    日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格が、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格より低いかどうかを判定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記低減されたリアルタイム価格より低いことに応答して、前記低減された一日前需要を、決定変数と、前記CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者の負荷削減との積の和に設定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記低減された一日前価格より高いことに応答して、前記低減された一日前需要を、低減された一日前需要の不等式および低減されたDA需要の式に基づいて設定する段階であって、
    前記低減された一日前需要の不等式は
    Figure 2017142773
    を含み、前記低減されたDA需要の式は
    Figure 2017142773
    を含み、
    0≦δ≦1であり、
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    cidはインデックス付け変数iによって示されるCPP参加者のうちの一参加者についての決定変数を表わし;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    idhは、CPP DRイベントがコールされる日および時間におけるCPP参加者iの負荷削減を表わし;
    pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わし;
    pDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前価格を表わし;
    LDAdhは、日(d)および時間(h)における一日前需要を表わし;
    pDAdhrは、日(d)および時間(h)における低減された一日前価格を表わす、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  17. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作がさらに:
    前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子であることに応答して:
    現在の日から指定された時間期間の最後の日までのそれぞれの日について削減収入を、前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて計算する段階と;
    計算された削減収入を降順にソートする段階と;
    イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
    参加閾値を、ソートされた計算された削減収入において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める削減収入の値として設定する段階と;
    現在の日についての計算された削減収入が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
    前記計算された削減収入が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  18. 請求項17記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記削減収入が削減収入の式:
    Figure 2017142773
    に従って計算され、
    O()は削減収入を表わし:
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heはDRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    iはCPP参加者についてのインデックス付け変数であり;
    phは危機的期間価格を表わし;
    plは非危機的期間CPP価格を表わし;
    Lidhは、前記CPP DRイベントがコールされる日(d)および時間(h)における、CPP参加者(i)の通常の負荷を表わし;
    idhは、前記CPP DRイベント中のある日および時間におけるCPP参加者(i)の負荷削減を表わし;
    pRTdhは、日(d)および時間(h)におけるリアルタイム価格を表わす、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  19. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作がさらに:
    前記CPPイベント通知がブロードキャストされることに応答して、CPP参加者のうちの一または複数の参加者の削減挙動が前記CPP DRイベントの間の負荷推定において因子であるかどうかを判定し;
    前記削減挙動が因子でないことに応答して:
    前の指定された時間期間からの履歴データに基づいて、現在の日から新たな指定された時間期間の終わりまでのそれぞれの日について、前記CPP DRイベント期間の間の価格和を計算する段階と;
    計算された価格和が降順でソートする段階と;
    イベント参加限界の残りの割り当て値を計算する段階と;
    参加閾値を、ソートされた価格和において、前記残りの割り当て値に対応する位置を占める価格和の値として設定する段階と;
    前記CPP DRイベント期間についてのリアルタイム価格が前記参加閾値より大きいかどうかを判定する段階と;
    前記リアルタイム価格が前記参加閾値より大きいことに応答して、CPPイベント通知をCPP参加者にブロードキャストする段階とを実行することを含み、
    前記現在の参加価格は、ブロードキャスト/価格のみの式:
    Figure 2017142773
    maxは最大化関数であり;
    cdはCCP参加者についての決定変数であり;
    dは日を表わし;
    hは時間を表わし;
    heはDRイベントの終了時間を表わし;
    hsは前記DRイベントの開始時間を表わし;
    pRTdhは、特定の日および時間におけるリアルタイム・エネルギー価格を表わし;
    CMはイベント参加限界を表わす、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  20. 請求項11記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記動作が、DR評価がいかなるエネルギー市場条件因子も考慮しないことに応答して:
    現在の日から指定された時間期間の最後の日まで各CPP参加者について個別の参加者評価基準を、予報されたリアルタイム価格に基づいて計算する段階と;
    各CPP参加者について前記個別の参加者評価基準を降順にソートする段階と;
    各CPP参加者についての参加者収入閾値を、ソートされた個別の参加者評価基準において、そのCPP参加者のイベント参加限界に対応する位置を占める前記個別の参加者評価基準の値として設定する段階と;
    各CPP参加者の個別の参加者評価基準のそれぞれをそのCPP参加者の前記参加者収入閾値と比較する段階と;
    そのCPP参加者の個別の参加者評価基準がそのCPP参加者の前記参加者収入閾値より大きいことに応答して、
    そのCPP参加者をCPP参加者選択に含め、
    そのCPP参加者を前記CPP参加者選択に含めたことを、イベント参加限界に関して記録し;
    CPPイベント通知を、前記CPP参加選択内の各CPP参加者に通信する段階とを実行することをさらに含み、前記CPPイベント通知は、CPP参加者の負荷の調整を促すよう構成されている、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
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