JP2017142619A - Api連携装置、api連携方法及びapi連携プログラム - Google Patents
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また、一つの外部認証サーバ装置へのAPIリクエストに基づいて、一つの外部認証サーバ装置の認証レスポンスに加えて他の外部認証サーバ装置30の認証レスポンスもAPI利用装置へ送信するので、複数の外部認証サーバ装置との好適な連携を実現することができる。
API利用装置10は、エンドユーザがユーザ認証を受けてインターネット上のサービスを享受するためのクライアント装置(携帯端末装置等)である。API利用装置10は、操作部11と、表示部12と、制御部13と、を備える。
IdP設定情報入力装置20は、ログインによってサービスを提供するIDプロバイダ(各種SNS等)である外部認証サーバ装置30の設定情報(IdP設定情報)を、API連携装置40へ送信する装置(デスクトップ型コンピュータ等)である。IdP設定情報入力装置20は、操作部21と、表示部22と、制御部23と、を備える。
外部認証サーバ装置30は、API利用装置10から送信されたAPIリクエストを受信し、受信されたAPIリクエストに基づく認証を行うサーバ装置である。
API連携装置40は、API利用装置10と複数の外部認証サーバ装置30との間に通信可能に設けられており、API利用装置10に対して、複数の外部認証サーバ装置30を認証連携させるサーバ装置である。。API連携装置40は、不図示のCPU、ROM、RAM、入出力回路等から構成されており、機能部として、IdP設定情報記憶部41と、ID情報記憶部42と、IdP設定情報管理部43と、IdP連携部44と、ID情報問合せ部45と、ID情報管理部46と、を備える。ここで、IdP連携部44、ID情報問合せ部45及びID情報管理部46が、複数の外部認証サーバ装置30を連携させる連携部40Aを構成する。
図2(a)に示すように、IdP設定情報記憶部41には、IdP設定情報として、外部認証サーバ装置(IdP)30のIDごとに、当該外部認証サーバ装置30と通信するための情報として、認可コードリクエストURL、クライアントID、アクセストークンリクエストURL、クライアントシークレット等が関連付けて記憶されている。
ID情報記憶部42には、ID情報として、ユーザごとに、外部認証サーバ装置(IdP)30とIDとが関連付けて記憶されている。
IdP設定情報管理部43は、IdP設定情報入力装置20によって送信されたIdP設定情報を受信し、受信されたIdP設定情報に基づいて、IdP設定情報記憶部41に記憶されたIdP設定情報を管理(登録、更新、修正、削除等)する。
IdP連携部44は、API利用装置10によって送信されたAPIリクエストを受信し、当該APIリクエストを対応する外部認証サーバ装置30へ送信したり、外部認証サーバ装置30の認証レスポンスを受信し、当該認証レスポンスをAPI利用装置10へ送信したりする。また、IdP連携部44は、認証成功した外部認証サーバ装置30のユーザIDと関連付けられた他の外部認証サーバ装置30のID情報を後記するID情報問合せ部45を介してID情報記憶部42を照会し、照会結果に基づいて他の外部認証サーバ装置30へのAPIリクエストを生成し、当該APIリクエストを対応する他の外部認証サーバ装置30へ送信したり、他の外部認証サーバ装置30の認証レスポンスを受信し、当該認証レスポンスをAPI利用装置10へ送信したりする。
ID情報問合せ部45は、認証成功した外部認証サーバ装置30のユーザIDと関連付けられた他の外部認証サーバ装置30のID情報をID情報記憶部42から読み出し、読み出された他の外部認証サーバ装置30のID情報をIdP連携部44へ出力する。
ID情報管理部46は、IdP連携部44によって取得された外部認証サーバ装置30のID及びユーザのIDに基づいて、ID情報記憶部42に記憶されたID情報を管理(登録、更新、修正、削除等)する。
続いて、API連携装置40の各機能部の動作例について、図3〜図6を参照して説明する。
IdP設定情報管理部の動作例(IdP連携の事前準備)について、図3を参照して説明する。まず、オペレータがIdP設定情報入力装置20の操作部21を操作すると、制御部23は、操作部21の操作内容に基づいて、複数の外部認証サーバ装置30のIdP設定情報を送信する。IdP設定情報管理部43は、制御部23によって送信されたIdP設定情報を受信する(ステップS1)
続いて、IdP設定情報管理部43は、受信されたIdp設定情報をIdP設定情報記憶部41に記憶させる(ステップS2)。
続いて、IdP連携部44の動作例について、図4を参照して説明する。図4のフローチャートにおいて、ステップS11〜S14が第一の認証連携ステップに該当し、ステップS15〜S22の繰り返しが第二の認証連携ステップに該当し、ステップS24が認証レスポンス送信ステップに該当する。まず、エンドユーザがAPI利用装置10の操作部11を操作すると、制御部13は、操作部11の操作内容に基づいて、APIリクエストを送信する。APIリクエストは、外部認証サーバ装置30のID(サーバID)と、エンドユーザのID(ユーザID)と、を含む。
一方、ステップS18で受信された認証レスポンスが認証失敗を示すものである場合(ステップS19でNo)には、IdP連携部44は、認証失敗した外部認証サーバ装置30のユーザIDの消去をID情報管理部46へ依頼する(ステップS21)とともに、認証失敗に関するエラー信号を生成して保持する(ステップS22)。エラー信号は、外部認証サーバ装置30が認証失敗した旨を示す信号であり、認証失敗した外部認証サーバ装置30の名称(サーバID)を含む。
ステップS20の実行後、及び、ステップS22の実行後に、本フローはステップS16に移行し、IdP連携部44は、全ての他の外部認証サーバ装置30のID及びユーザのIDについて、ステップS16〜S22を繰り返し実行する。
このような場合には、エンドユーザは、表示部12に表示されたエラー信号に基づいて認証失敗した外部認証サーバ装置30を認識することができ、また、ID情報記憶部42内のエラーに該当するユーザIDが削除されているので、エンドユーザは、該当する外部認証サーバ装置30を初めて利用する際と同様の操作を行うことにより、正しいユーザIDがID情報記憶部42に改めて登録されることとなる。
続いて、ID情報問合せ部45の動作例について、図5を参照して説明する。前記したステップS15において、IdP連携部44が認証成功したAPIリクエストに含まれるユーザID及びサーバIDを出力すると、ID情報問合せ部45は、IdP連携部44から出力されたユーザID及びサーバIDを取得する(ステップS31)。
続いて、ID情報管理部46の動作例について、図6を参照して説明する。図6のフローチャートにおけるステップS41〜S46がID情報管理ステップに該当する。前記したステップS35において、ID情報問合せ部45がID情報管理部46へユーザIDの登録を依頼すると、ID情報管理部46は、ID情報問合せ部45から出力されたID情報(ユーザID及びサーバID)を取得する(ステップS41)。または、IdP連携部44がID情報管理部46へユーザIDの消去を依頼すると、ID情報管理部46は、削除対象となるID情報(ユーザID及びサーバID)を取得する(ステップS41)。ID情報管理部46は、取得されたID情報を用いてID情報記憶部42を照会する。
ここで、APIリクエスト及び認証レスポンスに含まれるパラメータの例について、図7を参照して説明する。図7に示すように、APIリクエストは、必須のパラメータとして、ログイン先の外部認証サーバ装置30のサーバIDと、当該ログイン先の外部認証サーバ装置30のユーザIDと、API利用装置10への返信を行うためのリダイレクトURIと、を含む。
例えば、OAuth認証において、エンドユーザがAPI利用装置10から、あるSNSでのログインを選択した場合には、自動で当該SNSのページに遷移し、当該SNSのページがAPI利用装置10の表示部12に表示された状態において、エンドユーザがユーザIDを入力することが考えられる。そのため、API利用装置10は、APIリクエスト暖海においてユーザIDを必要としない場合もある。
また、API連携装置40は、一つの外部認証サーバ装置30へのAPIリクエストに基づいて、一つの外部認証サーバ装置30の認証レスポンスに加えて他の外部認証サーバ装置30の認証レスポンスもAPI利用装置10へ送信するので、複数の外部認証サーバ装置30との好適な連携を実現することができる。
また、本発明は、コンピュータを前記API連携装置40として機能させるプログラムとしても具現化可能である。
30 外部認証サーバ装置(IDプロバイダ)
40 API連携装置
40A 連携部
42 ID情報記憶部
Claims (7)
- API利用装置と複数の外部認証サーバ装置との認証連携を行うAPI連携装置であって、
前記API利用装置を利用するユーザのユーザIDと、前記複数の外部認証サーバ装置のサーバIDと、が関連付けられたID情報が記憶されるID情報記憶部と、
前記API利用装置から送信された、前記ユーザID及び前記サーバIDを含む一つのAPIリクエストを受信し、受信された一つの前記APIリクエストを該当する前記外部認証サーバ装置へ送信するとともに、前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信し、受信された前記認証レスポンスを前記API利用装置へ送信する連携部と、
を備え、
前記連携部は、一つの前記APIリクエストの前記認証レスポンスが認証成功を示すものである場合に、一つの前記APIリクエストに含まれる前記ユーザIDを用いて前記ID情報記憶部を参照し、当該ユーザIDに対応する他の前記外部認証サーバ装置における前記ユーザIDを読み出し、読み出された前記ユーザIDに基づいて、他の前記外部認証サーバ装置へAPIリクエストを送信するとともに、他の前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信し、受信された前記認証レスポンスを前記API利用装置へ送信する
ことを特徴とするAPI連携装置。 - 前記API利用装置から送信された一つの前記APIリクエストによる前記外部認証サーバ装置での認証が初めてである場合に、前記連携部は、前記一つの前記APIリクエストに含まれる前記ユーザID及び前記サーバIDを前記ID情報記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載のAPI連携装置。 - 前記外部認証サーバ装置での認証が初めてである場合の一つの前記APIリクエストが、他の前記外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDを含む場合には、
前記連携部は、前記ID情報記憶部に既に記憶された他の外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDと関連付けて、認証が初めてである前記外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDを前記ID情報記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項2に記載のAPI連携装置。 - API利用装置と複数の外部認証サーバ装置との認証連携を行うAPI連携装置によるAPI連携方法であって、
前記API連携装置は、前記API利用装置を利用するユーザのユーザIDと、前記複数の外部認証サーバ装置のサーバIDと、が関連付けられたID情報が記憶されるID情報記憶部を備えており、
前記API連携装置が、前記API利用装置から送信された、前記ユーザID及び前記サーバIDを含む一つのAPIリクエストを受信し、受信された一つの前記APIリクエストを該当する前記外部認証サーバ装置へ送信するとともに、前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信する第一の認証連携ステップと、
前記API連携装置が、一つの前記APIリクエストの前記認証レスポンスが認証成功を示すものである場合に、一つの前記APIリクエストに含まれる前記ユーザIDを用いて前記ID情報記憶部を参照し、当該ユーザIDに対応する他の前記外部認証サーバ装置における前記ユーザIDを読み出し、読み出された前記ユーザIDに基づいて、他の前記外部認証サーバ装置へAPIリクエストを送信するとともに、他の前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信する第二の認証連携ステップと、
前記第一の認証ステップ及び前記第二の認証ステップにおいて受信された全ての前記認証レスポンスを前記API利用装置へ送信する認証レスポンス送信ステップと、
を含むことを特徴とするAPI連携方法。 - 前記第一の認証連携ステップにおいて前記API利用装置から送信された一つの前記APIリクエストによる前記外部認証サーバ装置での認証が初めてである場合に、前記API連携装置が、前記一つの前記APIリクエストに含まれる前記ユーザID及び前記サーバIDを前記ID情報記憶部に記憶させるID情報管理ステップ
を含むことを特徴とする請求項4に記載のAPI連携方法。 - 前記第一の認証連携ステップにおいて前記外部認証サーバ装置での認証が初めてである場合の一つの前記APIリクエストが、他の前記外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDを含む場合には、
前記ID情報管理ステップにおいて、前記API連携装置が、前記ID情報記憶部に既に記憶された他の外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDと関連付けて、認証が初めてである前記外部認証サーバ装置の前記サーバID及び前記ユーザIDを前記ID情報記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項5に記載のAPI連携方法。 - API利用装置と複数の外部認証サーバ装置との認証連携を行うAPI連携装置としてのコンピュータを、
前記API利用装置から送信された、前記ユーザID及び前記サーバIDを含む一つのAPIリクエストを受信し、受信された一つの前記APIリクエストを該当する前記外部認証サーバ装置へ送信するとともに、前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信し、受信された前記認証レスポンスを前記API利用装置へ送信する連携部、
として機能させ、
前記連携部は、一つの前記APIリクエストの前記認証レスポンスが認証成功を示すものである場合に、一つの前記APIリクエストに含まれる前記ユーザIDを用いて、前記API利用装置を利用するユーザのユーザIDと、前記複数の外部認証サーバ装置のサーバIDと、が関連付けられたID情報が記憶されるID情報記憶部を参照し、当該ユーザIDに対応する他の前記外部認証サーバ装置における前記ユーザIDを読み出し、読み出された前記ユーザIDに基づいて、他の前記外部認証サーバ装置へAPIリクエストを送信するとともに、他の前記外部認証サーバ装置による認証レスポンスを受信し、受信された前記認証レスポンスを前記API利用装置へ送信する
ことを特徴とするAPI連携プログラム。
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