JP2017141879A - Seal component, and linear motion guide device with seal component - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、直線運動する物体を案内する機械要素部品として、工作機械や半導体製造装置、搬送装置等で用いられる直動案内装置が備えるシール部品、そのシール部品を備える直動案内装置に関する。 The present invention relates to a seal component included in a linear motion guide device used in a machine tool, a semiconductor manufacturing apparatus, a transfer device, or the like as a machine element component for guiding a linearly moving object, and a linear motion guide device including the seal component.
各種の生産設備(例えば、工作機械、半導体製造装置、搬送装置等)に用いられる直動案内装置(リニアガイド)は、周囲に切屑や粉塵等の異物が存在する環境下で使用されることがある。このため、異物の侵入を抑制する技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術では、案内レールの外面に密接する形状のシールリップを備えたサイドシール板(シール部品)を、取付けボルトを用いて、スライダに取り付けたエンドキャップの外側に固定している。
Linear motion guide devices (linear guides) used in various production facilities (for example, machine tools, semiconductor manufacturing devices, transfer devices, etc.) may be used in an environment where foreign matter such as chips and dust exists around. is there. For this reason, there exists a technique of
In the technique described in
シール部品は、直動案内装置の使用や時間経過により劣化するため、直動案内装置の性能を維持するためには、シール部品を交換する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、スライダからシール部品を外す際に、取付けボルトを外す必要がある。このため、直動案内装置の使用状態や設置状態によっては、取付けボルトを外すための工具を使用することが困難であり、スライダからシール部品を外すことが困難であるという課題があった。
本発明の課題は、シール部品の交換作業を簡略化することが可能な、シール部品と、シール部品を備える直動案内装置を提供することである。
Since the seal component deteriorates with the use of the linear motion guide device and the passage of time, it is necessary to replace the seal component in order to maintain the performance of the linear motion guide device.
However, in the technique described in
The subject of this invention is providing the linear motion guide apparatus provided with the seal component and seal component which can simplify the exchange operation | work of a seal component.
上記課題を解決するために、本発明の一実施態様に係るシール部品は、直動案内装置に用いられ、案内レールへ相対移動可能に跨架されるシール部品である。直動案内装置は、長手方向に延びるレール側軌道面を外面に有する案内レールへ相対移動可能に跨架され、且つ機台が固定されるスライダを備える。
また、シール部品は、案内レールへ相対移動可能に跨架されるアタッチメントと、アタッチメントに取り付けられ、且つ案内レールの外面のうち少なくともレール側軌道面と摺動自在に接触するシールリップを有するサイドシールを備える。
そして、アタッチメントは、スライダから独立して機台へ固定するための機台固定部を備える。
また、上記課題を解決するために、本発明の一実施態様に係る直動案内装置は、上記のシール部品を備える。
In order to solve the above-described problems, a seal component according to an embodiment of the present invention is a seal component that is used in a linear motion guide device and is laid over a guide rail so as to be relatively movable. The linear motion guide device includes a slider that is supported so as to be relatively movable on a guide rail having a rail-side raceway surface extending in the longitudinal direction on the outer surface, and to which a machine base is fixed.
In addition, the seal component includes an attachment that is supported so as to be movable relative to the guide rail, and a side seal that is attached to the attachment and has a seal lip that slidably contacts at least the rail-side raceway surface of the outer surface of the guide rail. Is provided.
And an attachment is provided with the base fixing | fixed part for fixing to a base stand independently from a slider.
Moreover, in order to solve the said subject, the linear motion guide apparatus which concerns on one embodiment of this invention is equipped with said sealing component.
本発明のシール部品では、シール部品が備えるアタッチメントが、スライダから独立してアタッチメントを機台へ固定するための機台固定部を備える。このため、直動案内装置の使用状態や設置状態に影響されること無く、シール部品を機台から取り外すことが可能となる。
これにより、シール部品の交換作業を簡略化することが可能となる。
また、本発明のシール部品を備える直動案内装置では、シール部品の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップが有する防塵性能の低下や、直動案内装置の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
In the seal component of the present invention, the attachment included in the seal component includes a machine base fixing unit for fixing the attachment to the machine base independently of the slider. For this reason, it becomes possible to remove the sealing component from the machine base without being affected by the use state and installation state of the linear motion guide device.
Thereby, it becomes possible to simplify the replacement | exchange operation | work of a seal component.
Further, in the linear motion guide device provided with the seal component of the present invention, it is possible to simplify the replacement work of the seal component, so that the dust proof performance of the seal lip and the operability of the linear motion guide device are reduced. It is possible to suppress this.
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態について、完全な理解を提供するように、特定の細部について記載する。しかしながら、かかる特定の細部が無くとも、一つ以上の実施形態が実施可能であることは明確である。また、図面を簡潔なものとするために、周知の構造及び装置を、略図で表す場合がある。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1から図6を用いて、第一実施形態のシール部品(以降の説明では、「独立シール部品1」と記載する。また、図中では、符号「1」で表す)と、独立シール部品1を備えた直動案内装置2と、直動案内装置2を備えたテーブルTの構成を説明する。
In the following detailed description, specific details are set forth in order to provide a thorough understanding of the embodiments of the invention. However, it will be apparent that one or more embodiments may be practiced without such specific details. In other instances, well-known structures and devices are schematically shown in order to simplify the drawing.
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
1 to 6, the seal component of the first embodiment (in the following description, described as “
(テーブルTの構成、直動案内装置2の構成)
まず、図1から図3を参照して、テーブルTと、直動案内装置2の詳細な構成を説明する。
図1及び図2中に表すように、テーブルTは、二つの直動案内装置2と、一つの機台4を備える。
各直動案内装置2は、一般的なリニアガイドであり、一つの案内レール6と、二つのスライダ8と、二つの独立シール部品1と、複数の転動体(図示せず)を備える。
第一実施形態では、直動案内装置2の構成を、転動体としてローラ(円筒ころ等)を用いた構成とした場合について説明する。
(Configuration of table T, configuration of linear motion guide device 2)
First, a detailed configuration of the table T and the linear
As shown in FIGS. 1 and 2, the table T includes two linear
Each linear
1st embodiment demonstrates the case where the structure of the linear
案内レール6の両側面には、図3中に表すように、案内レール6の長手方向に延びる左右二条のレール側軌道面10が形成されている。
また、各直動案内装置2が備える案内レール6は、長手方向が互いに平行となるように設置されている。
第一実施形態では、一例として、案内レール6の材料として、焼入れ鋼材を用いた場合を説明する。
As shown in FIG. 3, two left and right rail-
Moreover, the
In the first embodiment, as an example, a case where a hardened steel material is used as the material of the
各スライダ8は、案内レール6へ相対移動可能に跨架されている。
また、各スライダ8は、スライダ本体12と、二つのエンドキャップ14を備えている。
スライダ本体12は、断面略コ字形に形成されており、二つの袖部(両袖部)と、二つの袖部間を連続する連結部を備えている。
Each
Each
The
両袖部には、それぞれ、レール側軌道面10と対向するスライダ側軌道面(図示せず)が形成されている。さらに、両袖部には、それぞれ、両袖部の肉厚部分をスライダ本体12の移動方向に貫通する転動体戻り路(図示せず)が形成されている。
レール側軌道面10とスライダ側軌道面との間には、負荷転動路(図示せず)が形成されている。
A slider side raceway surface (not shown) facing the rail
A load rolling path (not shown) is formed between the rail-
また、各スライダ本体12の上面(図1及び図2中で、機台4と対向する面)には、複数個所のスライダ側挿入孔16が形成されている。第一実施形態では、スライダ本体12の上面に、四箇所のスライダ側挿入孔16が形成されている場合について説明する。
スライダ側挿入孔16は、後述する機台取付ボルト18の先端側を挿入可能なねじ孔である。
A plurality of slider-
The slider
また、スライダ側挿入孔16の内径面には、雌ねじ(図示せず)が形成されている。
二つのエンドキャップ14は、スライダ本体12と同様、断面略コ字形に形成されている。
また、各エンドキャップ14は、それぞれ、スライダ本体12の移動方向両端面に接合されている。なお、エンドキャップ14の具体的な構成については、後述する。
An internal thread (not shown) is formed on the inner diameter surface of the slider
Similar to the
Each
エンドキャップ14の材料としては、例えば、硬質プラスチック等、可撓性の少ない材料を用いる。なお、硬質プラスチックとしては、例えば、ポリアセタール、ポリアミド等が挙げられる。
また、エンドキャップ14には、図3中に表すように、第一サイドシール20と、第一プロテクタ22が取り付けられている。なお、図2中では、説明のために、第一プロテクタ22の図示を省略している。
As the material of the
Further, as shown in FIG. 3, a
エンドキャップ14のスライダ本体12との接合面には、方向転換路(図示せず)が形成されている。
方向転換路は、案内レール6とスライダ本体12との間に形成される負荷転動路と、スライダ本体12が有する転動体戻り路とを連通させている。
第一サイドシール20は、エンドキャップ14のスライダ本体12との接合面と反対側の面に配置されている。
A direction change path (not shown) is formed on the joint surface of the
The direction change path communicates a load rolling path formed between the
The
また、第一サイドシール20は、エンドキャップ14と対応する形状である略コ字形に形成されている。
また、第一サイドシール20は、案内レール6の外面と摺動自在に接触するシールリップ(図示せず)を有する。
第一プロテクタ22は、第一サイドシール20を間に挟んで、エンドキャップ14のスライダ本体12との接合面と反対側の面に配置されている。
Further, the
The
The
また、第一プロテクタ22は、第一サイドシール20と同様、エンドキャップ14と対応する形状である略コ字形に形成されている。
また、第一プロテクタ22のうち、案内レール6と対向する部分には、第一サイドシール20が有するシールリップに対応する隙間が形成されている。
また、図3中に表すように、エンドキャップ14、第一サイドシール20及び第一プロテクタ22は、第一取付けねじ24を用いて、スライダ本体12に取り付けられている。
Further, the
Further, a gap corresponding to the seal lip of the
Further, as shown in FIG. 3, the
各転動体は、負荷転動路と、転動体戻り路及び方向転換路によって形成されている転動体転動路内へ、転動自在に装填されている。
また、転動体転動路内には、グリース等の潤滑剤(図示せず)が配置されている。この潤滑剤は、潤滑剤を供給可能な部材(グリースガン等)を用い、図3中に表す給油孔26から、転動体転動路内へ供給する。
Each rolling element is slidably loaded into a rolling element rolling path formed by a load rolling path, a rolling element return path, and a direction changing path.
Further, a lubricant (not shown) such as grease is disposed in the rolling element rolling path. This lubricant is supplied into the rolling element rolling path from an
二つの独立シール部品1は、それぞれ、スライダ8と離間した状態で、スライダ8よりも案内レール6の端部側に配置されている。すなわち、二つの独立シール部品1のうち一方は、各スライダ8よりも案内レール6の一端側に配置されている。また、二つの独立シール部品1のうち他方は、各スライダ8よりも案内レール6の他端側に配置されている。
したがって、各独立シール部品1は、機台4の平面視で、機台4の端部に配置されている。
The two
Therefore, each
ここで、第一実施形態では、「機台4の端部」を、機台4の平面視で、案内レール6の長手方向と直交する機台4の端面とスライダ8との間の部分を表す。
また、各独立シール部品1は、スライダ8と同様、案内レール6へ相対移動可能に跨架されている。
また、各独立シール部品1は、アタッチメント28と、第二サイドシール30を備えている。
Here, in the first embodiment, the “end portion of the
In addition, each
Each
アタッチメント28の高さ(アタッチメント28のうち、機台4の厚さ方向と平行な長さ)は、スライダ本体12の高さ(スライダ本体12のうち、機台4の厚さ方向と平行な長さ)と同じ値に設定されている。
アタッチメント28の上面(図1及び図2中で、機台4と対向する面)には、複数個所のシール側挿入孔32が形成されている。第一実施形態では、アタッチメント28の上面に、二箇所のシール側挿入孔32が形成されている場合について説明する。
The height of the attachment 28 (the length of the
A plurality of seal-side insertion holes 32 are formed on the upper surface of the attachment 28 (the surface facing the
また、アタッチメント28は、第二サイドシール30が取り付けられた状態で案内レール6へ相対移動可能に跨架されることで、スライダ8と第二サイドシール30との間に配置される。
なお、アタッチメント28の詳細な構成は、後述する。
シール側挿入孔32は、後述する機台取付ボルト18の先端側を挿入可能なねじ孔である。
Further, the
The detailed configuration of the
The seal
また、シール側挿入孔32の内径面には、雌ねじ(図示せず)が形成されている。
なお、第二サイドシール30の詳細な構成は、後述する。
機台4は、板状に形成されており、厚さ方向(板厚方向)に貫通する複数箇所の機台貫通孔34が形成されている。
各機台貫通孔34は、機台取付ボルト18を挿入する貫通孔である。
A female screw (not shown) is formed on the inner diameter surface of the seal-
The detailed configuration of the
The
Each machine base through
また、各機台貫通孔34は、機台4のうち、スライダ8と独立シール部品1を固定するための任意の位置に形成されている。
機台取付ボルト18は、機台4をスライダ8及び独立シール部品1に固定するためのボルトである。
機台取付ボルト18の外径面には、スライダ側挿入孔16の内径面に形成されている雌ねじと、シール側挿入孔32の内径面に形成されている雌ねじと嵌合する雄ねじ(図示せず)が形成されている。
Further, each machine base through
The machine
On the outer diameter surface of the machine
図2中に表すように、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32に嵌合させることで、機台4が、四つのスライダ8と四つの独立シール部品1に固定された状態となる。
すなわち、スライダ8は、案内レール6へ相対移動可能に跨架され、且つ機台4が固定される。
As shown in FIG. 2, the machine
That is, the
また、アタッチメント28に形成されている各シール側挿入孔32は、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部を形成している。
また、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部は、アタッチメント28の機台4と対向する面(上面)に開口する開口部であるシール側挿入孔32を含む。
機台4が、全てのスライダ8と全ての独立シール部品1に固定された状態では、全てのスライダ8及び全ての独立シール部品1の、案内レール6との相対移動に伴い、機台4も案内レール6と相対移動する。
Each seal-
Further, the machine base fixing portion for fixing the
In a state where the
(独立シール部品1の詳細な構成)
図1から図3を参照しつつ、図4から図6を用いて、独立シール部品1の詳細な構成を説明する。
図4中に表すように、独立シール部品1は、アタッチメント28と、第二サイドシール30と、第二プロテクタ36を備えている。なお、図2中では、説明のために、第二プロテクタ36の図示を省略している。
(Detailed configuration of independent seal part 1)
A detailed configuration of the
As shown in FIG. 4, the
アタッチメント28は、断面コ字形に形成されている。
具体的に、アタッチメント28は、案内レール6と対向する面が、案内レール6の上面と対向する一つの面(下面28a)と、案内レール6の側面と対向する二つの面(内側面28b)で形成されている。
また、アタッチメント28は、アタッチメント28の上面28cと案内レール6の底面6aとの距離Laが、スライダ本体12の上面12aと案内レール6の底面6aとの距離Lsと等しくなる形状に形成する(図2参照)。
The
Specifically, the
The
アタッチメント28の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
第一実施形態では、一例として、アタッチメント28を、アルミを材料として用い、切削加工により形成した場合を説明する。
As a material of the
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
In the first embodiment, as an example, a case where the
また、アタッチメント28には、複数箇所の第一ねじ受孔38と、複数の位置合わせ突起40と、上述したシール側挿入孔32が形成されている。
各第一ねじ受孔38は、第二取付けねじ42の先端側を挿入可能なねじ孔であり、アタッチメント28のスライダ8と対向する面と反対側の面に開口している。第一実施形態では、アタッチメント28に、四箇所の第一ねじ受孔38が形成されている場合について説明する。
The
Each first
各第一ねじ受孔38の内径面には、雌ねじ(図示せず)が形成されている。
各位置合わせ突起40は、アタッチメント28の下面28aと、アタッチメント28の内側面28bに、それぞれ形成されている。第一実施形態では、アタッチメント28の下面28aに、四つの位置合わせ突起40aが形成されている場合について説明する。これに加え、第一実施形態では、アタッチメント28の二つの内側面28bに、それぞれ、二つの位置合わせ突起40bが形成されている場合について説明する。
A female screw (not shown) is formed on the inner diameter surface of each first
Each alignment protrusion 40 is formed on the
アタッチメント28の下面28aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、図5及び図6中に表すように、それぞれ、アタッチメント28の下面28aから案内レール6の上面へ向けて突出する形状に形成されている。また、アタッチメント28の下面28aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、案内レール6の上面と接触している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the four
また、アタッチメント28の下面28aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、二組のペアを構成している。一組のペアは、二つの位置合わせ突起40aで構成されている。
また、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40aは、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。さらに、二組のペアは、二つの案内レール6を配列した方向(図1参照)に沿って、間隔を空けて配置されている。
Moreover, the four
Further, the two
したがって、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40a同士を結ぶ仮想線VLaは、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。これに加え、アタッチメント28の下面28aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、案内レール6側から見て、近接する位置合わせ突起40a同士を結ぶ仮想線VLsが四角形となる位置に配置されている。
Therefore, the virtual line VLa connecting the two
なお、図4中では、仮想線VLaを二点鎖線で表し、仮想線VLsを破線で表す。
アタッチメント28の内側面28bに形成されている位置合わせ突起40bは、図5及び図6中に表すように、レール側軌道面10よりも案内レール6の上面から離れた位置に配置されている。また、アタッチメント28の内側面28bに形成されている位置合わせ突起40bは、それぞれ、アタッチメント28の内側面28bから案内レール6の側面へ向けて突出する形状に形成されている。また、アタッチメント28の内側面28bに形成されている位置合わせ突起40bは、案内レール6の側面と接触している。
In FIG. 4, the virtual line VLa is represented by a two-dot chain line, and the virtual line VLs is represented by a broken line.
As shown in FIGS. 5 and 6, the
また、アタッチメント28の内側面28bに形成されている二つの位置合わせ突起40bは、一組のペアを構成している。また、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40bは、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。
したがって、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40b同士を結ぶ仮想線VLbは、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。
Further, the two
Therefore, the imaginary line VLb connecting the two
なお、図4中では、仮想線VLbを二点鎖線で表す。
各位置合わせ突起40の形状は、案内レール6の長手方向から見て、曲面を案内レール6側に配置した半球状に形成する。
各位置合わせ突起40の案内レール6側への突出量は、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、予め設定した位置合わせ間隔となる値に設定する。
In FIG. 4, the virtual line VLb is represented by a two-dot chain line.
Each alignment protrusion 40 is formed in a hemispherical shape having a curved surface arranged on the
The amount of protrusion of each alignment protrusion 40 toward the
位置合わせ間隔は、第二サイドシール30が有するシールリップ44の、案内レール6の外面に対する位置を、予め設定した位置とする値である。
第一実施形態では、一例として、位置合わせ間隔を、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる値に設定した場合を説明する。
各位置合わせ突起40の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
The alignment interval is a value that sets the position of the
In the first embodiment, as an example, a case will be described in which the alignment interval is set to a value at which the pressing force with which the
As a material of each alignment protrusion 40, for example, a hard material is used.
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
第一実施形態では、一例として、アタッチメント28の材料としてアルミを用いているため、位置合わせ突起40の材料としても、アルミを用いた場合を説明する。
以上により、位置合わせ突起40は、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
In the first embodiment, as an example, since aluminum is used as the material of the
As described above, the alignment protrusion 40 has a distance (alignment interval) set in advance between the distance between the portion of the second side seal 30 (side seal) facing the outer surface of the
第二サイドシール30は、アタッチメント28と第二プロテクタ36との間に配置されて、アタッチメント28のスライダ8と対向する面と反対側の面に配置されている。
また、第二サイドシール30は、第一サイドシール20と同様、エンドキャップ14(図3参照)と対応する形状である略コ字形に形成されている。
第二サイドシール30の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
The
Moreover, the
As a material of the
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
また、第二サイドシール30は、シールリップ44を有する。
シールリップ44は、案内レール6の外面と摺動自在に接触する。
第一実施形態では、一例として、シールリップ44の構成を、案内レール6の外面のうち、第二サイドシール30と対向する部分の全体と摺動自在に接触する構成とした場合について説明する。
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
The
The
In the first embodiment, as an example, the case where the configuration of the
シールリップ44の材料としては、例えば、軟質材料を用いる。
なお、軟質材料としては、ゴム材料(ニトリルゴム、フッ素ゴム等)や、樹脂材料(ポリエステル系エラストマ等)を用いる。
第一実施形態では、一例として、第一サイドシール20(図2、3参照)と第二サイドシール30を、同一の部品で形成した場合について説明する。
As the material of the
As the soft material, a rubber material (nitrile rubber, fluororubber, etc.) or a resin material (polyester elastomer, etc.) is used.
In the first embodiment, as an example, a case where the first side seal 20 (see FIGS. 2 and 3) and the
また、第二サイドシール30には、複数箇所の第一ねじ貫通孔46が形成されている。
各第一ねじ貫通孔46は、第二取付けねじ42を貫通可能な形状に形成されている。また、各第一ねじ貫通孔46は、第二サイドシール30のうち、アタッチメント28の第一ねじ受孔38と重なる位置に形成されている。第一実施形態では、アタッチメント28に四箇所の第一ねじ受孔38が形成されているため、第二サイドシール30に四箇所の第一ねじ貫通孔46が形成されている場合について説明する。
A plurality of first screw through
Each first screw through
第二プロテクタ36は、第二サイドシール30を間に挟んで、アタッチメント28のスライダ8(図2参照)と対向する面と反対側の面に配置されている。
また、第二プロテクタ36は、第一プロテクタ22(図3参照)と同様、エンドキャップ14(図3参照)と対応する形状である略コ字形に形成されている。
また、第二プロテクタ36のうち、案内レール6と対向する部分には、第二サイドシール30が有するシールリップに対応する隙間(例えば、0.05[mm]〜0.5[mm]の範囲内に設定)が形成されている。
The
Moreover, the
Further, in the portion of the
第二プロテクタ36の材料としては、例えば、金属材料(鋼板、ステンレス板、アルミ板等)を用いる。第二プロテクタ36の材料として金属材料を用いることにより、高温の異物や硬い異物とシールリップ44との接触を防止し、シールリップ44の損傷を抑制する。
第一実施形態では、一例として、第一プロテクタ22(図3参照)と第二プロテクタ36を、同一の部品で形成した場合について説明する。
As a material of the
In the first embodiment, a case where the first protector 22 (see FIG. 3) and the
また、第二プロテクタ36には、複数箇所の第二ねじ貫通孔48が形成されている。
各第二ねじ貫通孔48は、第二取付けねじ42を貫通可能な形状に形成されている。また、各第二ねじ貫通孔48は、第二プロテクタ36のうち、第二サイドシール30の第一ねじ貫通孔46と重なる位置に形成されている。第一実施形態では、第二サイドシール30に四箇所の第一ねじ貫通孔46が形成されているため、第二プロテクタ36に四箇所の第二ねじ貫通孔48が形成されている場合について説明する。
The
Each of the second screw through
また、第二サイドシール30及び第二プロテクタ36は、第二取付けねじ42を用いて、アタッチメント28に取り付けられている。
第二取付けねじ42は、第二サイドシール30及び第二プロテクタ36をアタッチメント28に取り付けるためのねじである。
第二取付けねじ42の先端側には、第一ねじ受孔38の内径面に形成されている雌ねじと嵌合する雄ねじ(図示せず)が形成されている。
第二取付けねじ42の基端部(頭部)の外径は、第二ねじ貫通孔48の内径よりも大きい値に設定されている。また、第二取付けねじ42の基端部には、プラスドライバー等の工具を挿入可能な形状(十字状)の凹部が形成されている。
Further, the
The
On the distal end side of the second mounting
The outer diameter of the base end (head) of the second mounting
(テーブルTの組み立て)
図1から図6を参照して、第一実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTの組み立てについて説明する。
まず、案内レール6に対し、スライダ8と独立シール部品1を、案内レール6と相対移動可能に跨架させる(図1、2参照)。
(Assembly of table T)
The assembly of the table T provided with the
First, the
ここで、第一実施形態では、独立シール部品1が備えるアタッチメント28に、複数の位置合わせ突起40が形成されている(図4から6参照)。これに加え、各位置合わせ突起40は、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるように形成されている。
したがって、案内レール6に対して、独立シール部品1を跨架させることで、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる間隔となる。このため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
Here, in 1st embodiment, the some alignment protrusion 40 is formed in the
Therefore, by spanning the
案内レール6に対して、スライダ8と独立シール部品1を跨架した後、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32と機台貫通孔34とを連通させた状態で、スライダ8及び独立シール部品1に機台4を載せる(図1、2参照)。そして、各機台貫通孔34に機台取付ボルト18を挿入し、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32に嵌合させる(図2参照)。これにより、テーブルTを組み立てる。
After the
ここで、第一実施形態では、アタッチメント28の上面28cと案内レール6の底面6aとの距離Laと、スライダ本体12の上面12aと案内レール6の底面6aとの距離Lsが等しい(図2参照)。
したがって、図2中に表すように、機台4のスライダ本体12及びアタッチメント28と対向する面(下面)の構成を、単一平面とすることが可能となる。
また、第一実施形態では、シール側挿入孔32が、アタッチメント28の上面に形成されている(図2、4参照)。
したがって、第一実施形態では、アタッチメント28が、案内レール6と機台4との間に配置された状態で、機台4に固定される(図2参照)。
Here, in the first embodiment, the distance La between the
Therefore, as shown in FIG. 2, the configuration of the surface (lower surface) facing the
Moreover, in 1st embodiment, the seal | sticker
Therefore, in the first embodiment, the
(独立シール部品1の交換)
図1から図6を参照して、第一実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTに対し、独立シール部品1の交換について説明する。
直動案内装置2の使用に伴い、シールリップ44が摩耗すると、シールリップ44が有する防塵性能が低下する。このため、防塵性能を維持するためには、摩耗したシールリップ44を有する独立シール部品1を取り外して、健全なシールリップ44を有する独立シール部品1に交換する必要がある。
(Replacement of independent seal part 1)
With reference to FIGS. 1-6, replacement | exchange of the independent seal |
When the
ここで、第一実施形態では、アタッチメント28が、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部を形成するシール側挿入孔32を備える(図2、4参照)。
したがって、スライダ8の位置や状態等、直動案内装置2の使用状態や設置状態に影響されること無く、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。このため、独立シール部品1の交換が容易となる。
Here, in 1st embodiment, the
Therefore, the
独立シール部品1を交換する際には、まず、各機台貫通孔34に挿入している機台取付ボルト18のうち、シール側挿入孔32に嵌合させている機台取付ボルト18を取り外す(図2参照)。そして、シールリップ44が摩耗している独立シール部品1を機台4から取り外す。さらに、機台4から取り外した独立シール部品1を、案内レール6から取り外す。
次に、健全なシールリップ44を備える独立シール部品1を、案内レール6に対して跨架させる(図1、2、5、6参照)。さらに、健全なシールリップ44を備える独立シール部品1に形成されたシール側挿入孔32と機台貫通孔34とを連通させた状態で、機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、シール側挿入孔32に嵌合させる(図2参照)。これにより、独立シール部品1を交換する。
When replacing the
Next, the
(動作・作用)
図1から図6を参照して、第一実施形態の動作・作用を説明する。
テーブルT及び直動案内装置2の作動(使用)時には、案内レール6とスライダ8が、案内レール6の軸方向に相対移動し、複数の転動体が、転動体転動路内を回転しながら移動(転動)する(図1から3参照)。
上記のようなテーブルT及び直動案内装置2の作動(使用)を継続すると、シールリップ44が摩耗し、シールリップ44が有する防塵性能が低下するため、防塵性能を維持するために、独立シール部品1を交換する必要がある。
(Operation / Action)
The operation and action of the first embodiment will be described with reference to FIGS.
When the table T and the linear
When the operation (use) of the table T and the linear
ここで、第一実施形態では、上述したように、アタッチメント28が、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部を形成するシール側挿入孔32を備えている(図2、4参照)。このため、スライダ8の位置や状態等、直動案内装置2の使用状態や設置状態に影響されること無く、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。
Here, in the first embodiment, as described above, the
これにより、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
また、第一実施形態では、位置合わせ突起40が、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるように形成されている。
As a result, the replacement work of the
In the first embodiment, the alignment protrusion 40 is formed so that the pressing force with which the
これにより、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。このため、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
Thereby, since the pressing force by which the
The above-described first embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described first embodiment, and the present invention may be applied to other forms than this embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第一実施形態の効果)
第一実施形態の独立シール部品1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)アタッチメント28が、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部を形成するシール側挿入孔32を備えている。
このため、スライダ8の位置や状態等、直動案内装置2の使用状態や設置状態に影響されること無く、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
また、スライダ8の位置や状態等、直動案内装置2の使用状態や設置状態に影響されること無く、独立シール部品1を機台4へ取り付けることが可能となるため、独立シール部品1の増設が容易となる。
(Effects of the first embodiment)
If it is the independent seal |
(1) The
Therefore, the
As a result, the replacement work of the
Further, since the
(2)位置合わせ突起40が、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
このため、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となり、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。これに加え、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させるだけで、シールリップ44と案内レール6の外面との接触状態を、所望の状態とすることが可能となる。
(2) The distance between the portion where the alignment protrusion 40 faces the outer surface of the
For this reason, by straddling the
As a result, the replacement work of the
(3)位置合わせ部を、案内レール6の外面と接触する突起である位置合わせ突起40で形成している。
このため、位置合わせ部の構成を案内レール6と面接触する構成とした場合と比較して、案内レール6の外面と位置合わせ突起40との接触面積を減少させることが可能となる。これにより、機台4の移動時に発生する案内レール6と位置合わせ突起40との摩擦抵抗を減少させることが可能となる。
その結果、位置合わせ部の構成を案内レール6と面接触する構成とした場合と比較して、テーブルT及び直動案内装置2の作動性の低下を抑制することが可能となる。
(3) The alignment portion is formed by an alignment protrusion 40 that is a protrusion that contacts the outer surface of the
For this reason, it is possible to reduce the contact area between the outer surface of the
As a result, it is possible to suppress a decrease in the operability of the table T and the linear
(4)位置合わせ部(位置合わせ突起40)を、アタッチメント28に形成している。
その結果、位置合わせ部(位置合わせ突起40)を独立した構成として形成する場合と比較して、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
(5)アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部が、アタッチメント28の機台4と対向する面に開口する開口部であるシール側挿入孔32を含む。これに加え、アタッチメント28を、案内レール6と機台4との間に配置した状態で、機台4に固定する。
このため、直動案内装置2が機台4から受ける案内レール6側への荷重を、スライダ8と共に独立シール部品1でも、機台4の厚さ方向で受けることが可能となる。
その結果、独立シール部品1で、直動案内装置2が機台4から受ける案内レール6側への荷重を、機台4の厚さ方向以外の方向で受ける場合と比較して、機台4の耐荷重を増加させることが可能となる。
(4) The alignment portion (alignment protrusion 40) is formed on the
As a result, it is possible to suppress an increase in the number of parts compared to the case where the alignment portion (alignment protrusion 40) is formed as an independent configuration.
(5) The machine base fixing portion for fixing the
For this reason, the load on the
As a result, the
(6)第一サイドシール20と第二サイドシール30を、同一の部品で形成している。これに加え、第一プロテクタ22と第二プロテクタ36を、同一の部品で形成している。
その結果、第一サイドシール20、第二サイドシール30、第一プロテクタ22及び第二プロテクタ36を製造する手間とコストを低減させることが可能となる。
(7)一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40(位置合わせ突起40a,位置合わせ突起40b)を、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置している。
このため、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させた後は、アタッチメント28が、案内レール6に対して傾斜することを抑制することが可能となる。
その結果、位置合わせ突起40を案内レール6の長手方向に沿って配置していない構成と比較して、弾力性を有するために変形しやすいシールリップ44が、アタッチメント28の傾斜によって変形することを抑制することが可能となる。
(6) The
As a result, it is possible to reduce labor and cost of manufacturing the
(7) The two alignment protrusions 40 (the
For this reason, it is possible to prevent the
As a result, the
(8)位置合わせ突起40(位置合わせ突起40a,位置合わせ突起40b)を、案内レール6の外面のうち、レール側軌道面10が形成されていない位置に配置している。
このため、位置合わせ突起40により案内レール6が損傷した場合であっても、転動体転動路内における転動体の移動(転動)に支障が出ることを抑制することが可能となる。
その結果、位置合わせ突起40により案内レール6が損傷した場合であっても、テーブルT及び直動案内装置2の作動性の低下を抑制することが可能となる。
なお、第一実施形態では、上述したように、案内レール6の材料として焼入れ鋼材を用い、位置合わせ突起40の材料として、焼入れ鋼材よりも硬度の低いアルミを用いている。このため、位置合わせ突起40が案内レール6を損傷させることを抑制することが可能である。
また、第一実施形態の独立シール部品1を備える直動案内装置2であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(9)直動案内装置2は、独立シール部品1を備える。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
(8) The alignment protrusion 40 (
For this reason, even when the
As a result, even if the
In the first embodiment, as described above, a hardened steel material is used as the material of the
Moreover, if it is the linear
(9) The linear
As a result, the replacement work of the
(10)独立シール部品1が、機台4の平面視で、機台4の端部に配置されている。
このため、独立シール部品1を、スライダ8よりも、機台4の端部側に配置することが可能となり、スライダ8の位置や状態に影響されること無く、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
また、第一実施形態の直動案内装置2を備えるテーブルTであれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(11)テーブルTは、直動案内装置2を備える。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、テーブルTの作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
(10) The
Therefore, the
As a result, the replacement work of the
Moreover, if it is the table T provided with the
(11) The table T includes the linear
As a result, the replacement work of the
(変形例)
(1)第一実施形態では、エンドキャップ14の構成を、第一プロテクタ22を備える構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、エンドキャップ14の構成を、第一プロテクタ22を備えていない構成としてもよい。同様に、独立シール部品1の構成を、第二プロテクタ36を備えていない構成としてもよい。
(2)第一実施形態では、直動案内装置2の構成を、転動体としてローラ(円筒ころ等)を用いた構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、直動案内装置2の構成を、転動体としてボール(鋼球等)を用いた構成としてもよい。
(Modification)
(1) In 1st embodiment, although the structure of the
(2) In the first embodiment, the configuration of the linear
(3)第一実施形態では、直動案内装置2の構成を、二つの独立シール部品1が、それぞれ、スライダ8よりも案内レール6の両端側に配置されている構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、直動案内装置2の構成を、一つの独立シール部品1が、スライダ8よりも案内レール6の端部側に配置されている構成としてもよい。また、直動案内装置2の構成を、二つ以上の独立シール部品1が、スライダ8よりも案内レール6の一方の端部側に配置されている構成としてもよい。また、直動案内装置2の構成を、スライダ8よりも案内レール6の両端側に、それぞれ、二つ以上の独立シール部品1が配置されている構成としてもよい。
(3) In the first embodiment, the configuration of the linear
(4)第一実施形態では、位置合わせ部を形成する位置合わせ突起40の構成を、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする構成とした。しかしながら、位置合わせ部の構成は、これに限定するものではない。
すなわち、位置合わせ部を形成する位置合わせ突起40の構成を、第二サイドシール30(サイドシール)のレール側軌道面10と対向する部分と、レール側軌道面10との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする構成としてもよい。
(4) In 1st embodiment, the structure of the alignment protrusion 40 which forms an alignment part is the part facing the outer surface of the
That is, the distance between the rail-
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1から図6を参照しつつ、図7及び図8を用いて、第二実施形態の直動案内装置2について説明する。なお、第二実施形態の直動案内装置2は、独立シール部品1の構成を除き、上述した第一実施形態と同様の構成である。このため、以降の説明は、独立シール部品1についてのみ記載する。
(Second embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
The linear
図7及び図8中に表すように、アタッチメント28には、複数箇所のレール対向孔50が形成されている。なお、第二実施形態では、アタッチメント28を、硬質プラスチックであるポリアセタールを材料として用い、射出成形により形成した場合を説明する。
各レール対向孔50は、アタッチメント28のスライダ8と対向する面と、アタッチメント28のスライダ8と対向する面と反対側の面とを貫通している。第二実施形態では、アタッチメント28に、八箇所のレール対向孔50が形成されている場合について説明する。
As shown in FIGS. 7 and 8, a plurality of
Each
また、各レール対向孔50は、アタッチメント28の下面28aと、アタッチメント28の内側面28bに、それぞれ開口している。第二実施形態では、アタッチメント28の下面28aに、四箇所のレール対向孔50が開口している場合について説明する。これに加え、第二実施形態では、アタッチメント28の二つの内側面28bに、それぞれ、二箇所のレール対向孔50が開口している場合について説明する。
Each
アタッチメント28の下面28aに開口している四箇所のレール対向孔50は、二組のペアを構成している。一組のペアは、二箇所のレール対向孔50で構成されている。
一組のペアを構成する二箇所のレール対向孔50は、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。さらに、二組のペアは、二つの案内レール6を配列した方向(図1参照)に沿って、間隔を空けて配置されている。
The four
The two
したがって、アタッチメント28の下面28aに開口している、一組のペアを構成する二箇所のレール対向孔50同士を結ぶ仮想線(図4中の「VLa」と同様の線。図7及び図8中では、説明のために図示を省略)は、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。これに加え、アタッチメント28の下面28aに開口している四箇所のレール対向孔50は、案内レール6側から見て、近接するレール対向孔50同士を結ぶ仮想線(図4中の「VLs」と同様の線。図7及び図8中では、説明のために図示を省略)が四角形となる位置に配置されている。
Therefore, an imaginary line (a line similar to “VLa” in FIG. 4) that connects the two
アタッチメント28の内側面28bに開口しているレール対向孔50は、図7中に表すように、レール側軌道面10よりも案内レール6の上面から離れた位置に配置されている。
また、アタッチメント28の内側面28bに開口している二箇所のレール対向孔50は、一組のペアを構成している。また、一組のペアを構成する二箇所のレール対向孔50は、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。
The
Further, the two
したがって、アタッチメント28の内側面28bに開口している、一組のペアを構成する二箇所のレール対向孔50同士を結ぶ仮想線(図4中の「VLb」と同様の線。図7及び図8中では、説明のために図示を省略)は、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。
各レール対向孔50の内径面には、雌ねじ50aが形成されている。
Therefore, an imaginary line (a line similar to “VLb” in FIG. 4) that connects the two
A
また、各レール対向孔50内には、それぞれ、位置合わせねじ52が配置されている。
各位置合わせねじ52は、本体部54と、先端部56を備えている。
本体部54は、外径面に、レール対向孔50の内径面に形成されている雌ねじ50aと嵌合する雄ねじ54aが形成されている。
また、本体部54は、雌ねじ50aと雄ねじ54aが嵌合した状態で、レール対向孔50内に配置されている。
An
Each
The
Moreover, the main-
また、本体部54のうち、案内レール6の外面と対向する側と反対側の端面(基端面)には、例えば、L字形のレンチ(六角レンチ等)や、スクリュードライバー等の工具を差し込み可能な形状の凹部(図示せず)が形成されている。
第二実施形態では、一例として、本体部54に、位置合わせ間隔を、六角レンチを差し込み可能な形状の凹部が形成されている場合を説明する。
In addition, for example, an L-shaped wrench (such as a hexagon wrench) or a tool such as a screwdriver can be inserted into the end surface (base end surface) of the
In the second embodiment, as an example, a case will be described in which the
先端部56は、アタッチメント28の内側面28bから案内レール6の外面へ向けて突出している。
また、先端部56は、案内レール6の外面と接触している。
先端部56の形状は、案内レール6の長手方向から見て、曲面を案内レール6側に配置した半球状に形成する。
The
Further, the
The
先端部56の案内レール6側への突出量は、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、予め設定した位置合わせ間隔となる値に設定する。
位置合わせ間隔は、案内レール6の外面に対するシールリップ44の位置を、予め設定した位置とする値である。
第二実施形態では、一例として、位置合わせ間隔を、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる値に設定した場合を説明する。
The amount of protrusion of the
The alignment interval is a value that sets the position of the
In the second embodiment, as an example, a case will be described in which the alignment interval is set to a value at which the pressing force with which the
先端部56の材料としては、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
以上により、レール対向孔50及び位置合わせねじ52は、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
As the material of the
As described above, the
(テーブルTの組み立て)
図1から図8を参照して、第二実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTの組み立てについて説明する。
まず、案内レール6に対し、スライダ8と独立シール部品1を、案内レール6と相対移動可能に跨架させる(図1、2参照)。
(Assembly of table T)
With reference to FIGS. 1-8, the assembly of the table T provided with the
First, the
ここで、第二実施形態では、図7及び図8中に表すように、独立シール部品1が備えるアタッチメント28に、複数箇所のレール対向孔50が形成されている。これに加え、各レール対向孔50内に、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力を均一とする位置合わせねじ52が配置されている。
Here, in the second embodiment, as shown in FIGS. 7 and 8, a plurality of
したがって、案内レール6に対して、独立シール部品1を跨架させることで、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる間隔となる。このため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
案内レール6に対して、スライダ8と独立シール部品1を跨架した後、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32と機台貫通孔34とを連通させた状態で、スライダ8及び独立シール部品1に機台4を載せる(図1、2参照)。そして、各機台貫通孔34に機台取付ボルト18を挿入し、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32に嵌合させる(図2参照)。これにより、テーブルTを組み立てる。
Therefore, by spanning the
After the
なお、第二実施形態の構成では、テーブルTを組み立てた状態で、案内レール6とアタッチメント28との間隔が変化せず、案内レール6に対する独立シール部品1の位置関係が変化することはない。このため、第二実施形態では、テーブルTを組み立てた後に、位置合わせねじ52を回転させて、先端部56を案内レール6から離間させてもよい。
テーブルTを組み立てた後に先端部56を案内レール6から離間させると、直動案内装置2の使用時に、先端部56と案内レール6との間で摩擦が発生しないため、先端部56による案内レール6の損傷を防止することが可能となる。これに加え、直動案内装置2の使用時に、独立シール部品1と案内レール6との間で発生する摺動抵抗を減少させることが可能となる。
In addition, in the structure of 2nd embodiment, in the state which assembled the table T, the space | interval of the
If the
(作用)
図1から図8を参照して、第二実施形態の作用を説明する。
第二実施形態では、各レール対向孔50内に配置されている位置合わせねじ52により、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となっている。
これにより、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。このため、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。
(Function)
The operation of the second embodiment will be described with reference to FIGS.
In the second embodiment, the pressing force with which the
Thereby, since the pressing force by which the
また、第二実施形態では、樹脂材料を材料として先端部56を形成している。
これにより、直動案内装置2の使用時に、先端部56と案内レール6との間で摩擦が発生しても、先端部56による案内レール6の損傷を抑制することが可能となる。
なお、上述した第二実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第二実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
In the second embodiment, the
As a result, even when friction occurs between the
The above-described second embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described second embodiment, and the present invention may be applied to other forms than this embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第二実施形態の効果)
第二実施形態では、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)レール対向孔50及び位置合わせねじ52が、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
(Effect of the second embodiment)
In the second embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The distance between the portion where the
このため、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となり、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。これに加え、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させるだけで、シールリップ44と案内レール6の外面との接触状態を、所望の状態とすることが可能となる。
For this reason, by straddling the
As a result, the replacement work of the
(2)位置合わせ部を、レール対向孔50及び位置合わせねじ52で形成している。これに加え、位置合わせねじ52が備える先端部56の形状を、案内レール6の長手方向から見て、曲面を案内レール6側に配置した半球状に形成している。
このため、位置合わせ部の構成を案内レール6と面接触する構成とした場合と比較して、案内レール6の外面と先端部56との接触面積を減少させることが可能となる。これにより、機台4の移動時に発生する案内レール6と先端部56との摩擦抵抗を減少させることが可能となる。
その結果、位置合わせ部の構成を案内レール6と面接触する構成とした場合と比較して、テーブルT及び直動案内装置2の作動性の低下を抑制することが可能となる。
(2) The alignment portion is formed by the
For this reason, it is possible to reduce the contact area between the outer surface of the
As a result, it is possible to suppress a decrease in the operability of the table T and the linear
(3)レール対向孔50及び位置合わせねじ52を、案内レール6の外面のうち、レール側軌道面10が形成されていない位置に配置している。
このため、先端部56により案内レール6が損傷した場合であっても、転動体転動路内における転動体の移動(転動)に支障が出ることを抑制することが可能となる。
その結果、先端部56により案内レール6が損傷した場合であっても、テーブルT及び直動案内装置2の作動性の低下を抑制することが可能となる。
(3) The
For this reason, even when the
As a result, even if the
(第三実施形態)
以下、本発明の第三実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1から図8を参照しつつ、図9及び図10を用いて、第三実施形態の直動案内装置2について説明する。なお、第三実施形態の直動案内装置2は、独立シール部品1の構成を除き、上述した第一実施形態と同様の構成である。このため、以降の説明は、独立シール部品1についてのみ記載する。
(Third embodiment)
Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
A linear
図9及び図10中に表すように、独立シール部品1は、アタッチメント28と、第二サイドシール30と、位置合わせ板58を備えている。なお、アタッチメント28及び第二サイドシール30の構成のうち、上述した第一実施形態と同様の構成については、説明は省略する場合がある。
アタッチメント28には、複数箇所の第一ねじ受孔38と、複数箇所の第二ねじ受孔60と、シール側挿入孔32が形成されている。なお、第三実施形態のアタッチメント28には、上述した第一実施形態及び第二実施形態のアタッチメント28と異なり、位置合わせ突起40が形成されていない。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
A plurality of first
各第一ねじ受孔38及びシール側挿入孔32の構成は、上述した第一実施形態と同様の構成である。
各第二ねじ受孔60は、第三取付けねじ62の先端側を挿入可能なねじ孔であり、アタッチメント28のスライダ8と対向する面と反対側の面に開口している。第三実施形態では、アタッチメント28に、二箇所の第二ねじ受孔60が形成されている場合について説明する。
The configurations of the first
Each of the second
各第二ねじ受孔60の内径面には、雌ねじ(図示せず)が形成されている。
第二サイドシール30は、アタッチメント28と位置合わせ板58との間に配置されている。
また、第二サイドシール30には、複数箇所の第一ねじ貫通孔46と、複数箇所の第三ねじ貫通孔64が形成されている。
A female screw (not shown) is formed on the inner diameter surface of each second
The
The
各第一ねじ貫通孔46及びシール側挿入孔32の構成は、上述した第一実施形態と同様の構成である。
各第三ねじ貫通孔64は、第三取付けねじ62を貫通可能な形状に形成されている。また、各第三ねじ貫通孔64は、第二サイドシール30のうち、アタッチメント28の第二ねじ受孔60と重なる位置に形成されている。第三実施形態では、アタッチメント28に二箇所の第二ねじ受孔60が形成されているため、第二サイドシール30に二箇所の第三ねじ貫通孔64が形成されている場合について説明する。
The configurations of the first screw through
Each third screw through
位置合わせ板58は、第二サイドシール30(サイドシール)のアタッチメント28と対向する面と反対側の面に取り付けられた状態で、案内レール6へ相対移動可能に跨架される(図1、2参照)。
また、位置合わせ板58は、断面コ字形に形成されている。
具体的に、位置合わせ板58は、アタッチメント28と同様、案内レール6と対向する面が、案内レール6の上面と対向する一つの面(下面58a)と、案内レール6の側面と対向する二つの面(内側面58b)で形成されている。
The
The
Specifically, as in the
位置合わせ板58の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
第一実施形態では、一例として、位置合わせ板58を、硬質プラスチックであるポリアセタールを材料として用い、射出成形により形成した場合を説明する。
As a material of the
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
In the first embodiment, as an example, a case will be described in which the
また、位置合わせ板58には、複数箇所の第四ねじ貫通孔66と、複数の位置合わせ突起40が形成されている。
各第四ねじ貫通孔66は、第三取付けねじ62を貫通可能な形状に形成されている。また、各第三ねじ貫通孔64は、位置合わせ板58のうち、第二サイドシール30の第三ねじ貫通孔64と重なる位置に形成されている。第三実施形態では、第二サイドシール30に二箇所の第三ねじ貫通孔64が形成されているため、位置合わせ板58に、二箇所の第四ねじ貫通孔66が形成されている場合について説明する。
The
Each of the fourth screw through
各位置合わせ突起40は、位置合わせ板58の下面58aと、位置合わせ板58の内側面58bに、それぞれ形成されている。第三実施形態では、位置合わせ板58の下面58aに、四つの位置合わせ突起40aが形成されている場合について説明する。これに加え、第三実施形態では、位置合わせ板58の二つの内側面58bに、それぞれ、二つの位置合わせ突起40bが形成されている場合について説明する。
Each alignment protrusion 40 is formed on the
位置合わせ板58の下面58aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、図10中に表すように、それぞれ、位置合わせ板58の下面58aから案内レール6の上面へ向けて突出する形状に形成されている。また、位置合わせ板58の下面58aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、案内レール6の上面と接触している。
また、位置合わせ板58の下面58aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、二組のペアを構成している。一組のペアは、二つの位置合わせ突起40aで構成されている。
As shown in FIG. 10, the four
Further, the four
また、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40aは、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。さらに、二組のペアは、二つの案内レール6を配列した方向(図1参照)に沿って、間隔を空けて配置されている。
したがって、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40a同士を結ぶ仮想線VLaは、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。これに加え、位置合わせ板58の下面58aに形成されている四つの位置合わせ突起40aは、案内レール6側から見て、近接する位置合わせ突起40a同士を結ぶ仮想線VLsが四角形となる位置に配置されている。
Further, the two
Therefore, the virtual line VLa connecting the two
なお、図9中では、仮想線VLaを二点鎖線で表し、仮想線VLsを破線で表す。
位置合わせ板58の内側面58bに形成されている位置合わせ突起40bは、レール側軌道面10よりも案内レール6の上面から離れた位置に配置されている。また、位置合わせ板58の内側面58bに形成されている位置合わせ突起40bは、それぞれ、アタッチメント28の内側面28bから案内レール6の側面へ向けて突出する形状に形成されている。また、位置合わせ板58の内側面58bに形成されている位置合わせ突起40bは、案内レール6の側面と接触している。
In FIG. 9, the virtual line VLa is represented by a two-dot chain line, and the virtual line VLs is represented by a broken line.
The
また、位置合わせ板58の内側面58bに形成されている二つの位置合わせ突起40bは、一組のペアを構成している。また、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40bは、案内レール6の長手方向に沿って、間隔を空けて配置されている。
したがって、一組のペアを構成する二つの位置合わせ突起40b同士を結ぶ仮想線VLbは、案内レール6の長手方向と平行な直線となる。
Further, the two
Therefore, the imaginary line VLb connecting the two
なお、図9中では、仮想線VLbを二点鎖線で表す。
各位置合わせ突起40の形状は、案内レール6の長手方向から見て、曲面を案内レール6側に配置した半球状に形成する。
各位置合わせ突起40の案内レール6側への突出量は、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、予め設定した位置合わせ間隔となる値に設定する。
In FIG. 9, the virtual line VLb is represented by a two-dot chain line.
Each alignment protrusion 40 is formed in a hemispherical shape having a curved surface arranged on the
The amount of protrusion of each alignment protrusion 40 toward the
位置合わせ間隔は、案内レール6の外面に対するシールリップ44の位置を、予め設定した位置とする値である。
第三実施形態では、一例として、位置合わせ間隔を、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる値に設定した場合を説明する。
各位置合わせ突起40の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
The alignment interval is a value that sets the position of the
In the third embodiment, as an example, a case will be described in which the alignment interval is set to a value at which the pressing force with which the
As a material of each alignment protrusion 40, for example, a hard material is used.
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
第三実施形態では、一例として、位置合わせ板58の材料としてポリアセタールを用いているため、位置合わせ突起40の材料としても、ポリアセタールを用いた場合を説明する。
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
In the third embodiment, as an example, since polyacetal is used as the material of the
以上により、位置合わせ突起40は、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
また、位置合わせ板58は、第三取付けねじ62を用いて、アタッチメント28に取り付けられている。
As described above, the alignment protrusion 40 has a distance (alignment interval) set in advance between the distance between the portion of the second side seal 30 (side seal) facing the outer surface of the
Further, the
第三取付けねじ62は、位置合わせ板58をアタッチメント28に取り付けるためのねじである。
第三取付けねじ62の先端側には、第二ねじ受孔60の内径面に形成されている雌ねじと嵌合する雄ねじ(図示せず)が形成されている。
第三取付けねじ62の基端部(頭部)の外径は、第四ねじ貫通孔66の内径よりも大きい値に設定されている。また、第三取付けねじ62の基端部には、プラスドライバー等の工具を挿入可能な形状(十字状)の凹部が形成されている。
The
On the distal end side of the third mounting
The outer diameter of the base end (head) of the third mounting
(テーブルTの組み立て)
図1から図10を参照して、第三実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTの組み立てについて説明する。
まず、案内レール6に対し、スライダ8と独立シール部品1を、案内レール6と相対移動可能に跨架させる(図1、2参照)。
(Assembly of table T)
With reference to FIGS. 1 to 10, assembly of the table T including the
First, the
ここで、第三実施形態では、図9及び図10中に表すように、独立シール部品1が備える位置合わせ板58に、複数の位置合わせ突起40が形成されている。これに加え、各位置合わせ突起40は、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるように形成されている。
したがって、案内レール6に対して、独立シール部品1を跨架させることで、案内レール6とアタッチメント28との間隔が、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となる間隔となる。このため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
Here, in the third embodiment, as shown in FIGS. 9 and 10, a plurality of alignment protrusions 40 are formed on the
Therefore, by spanning the
案内レール6に対して、スライダ8と独立シール部品1を跨架した後、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32と機台貫通孔34とを連通させた状態で、スライダ8及び独立シール部品1に機台4を載せる(図1、2参照)。そして、各機台貫通孔34に機台取付ボルト18を挿入し、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16及びシール側挿入孔32に嵌合させる(図2参照)。これにより、テーブルTを組み立てる。
After the
なお、第三実施形態の構成では、テーブルTを組み立てた状態で、案内レール6とアタッチメント28との間隔が変化せず、案内レール6に対する独立シール部品1の位置関係が変化することはない。このため、第三実施形態では、テーブルTを組み立てた後に、第三取付けねじ62を外して、位置合わせ板58をアタッチメント28から取り外してもよい。
In the configuration of the third embodiment, in the state where the table T is assembled, the distance between the
テーブルTを組み立てた後に位置合わせ板58をアタッチメント28から取り外すと、直動案内装置2の使用時に、位置合わせ突起40と案内レール6との間で摩擦が発生しないため、位置合わせ突起40による案内レール6の損傷を防止することが可能となる。これに加え、直動案内装置2の使用時に、独立シール部品1と案内レール6との間で発生する摺動抵抗を減少させることが可能となる。
When the
(作用)
図1から図10を参照して、第三実施形態の作用を説明する。
第三実施形態では、位置合わせ突起40が、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるように形成されている。
これにより、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となるため、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。このため、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。
(Function)
The operation of the third embodiment will be described with reference to FIGS.
In the third embodiment, the alignment protrusion 40 is formed so that the pressing force with which the
Thereby, since the pressing force by which the
なお、上述した第三実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第三実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。 The above-described third embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described third embodiment, and the present invention is not limited to the above-described third embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第三実施形態の効果)
第三実施形態では、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)独立シール部品1が、第二サイドシール30(サイドシール)のアタッチメント28と対向する面と反対側の面に取り付けられた状態で、案内レール6へ相対移動可能に跨架される位置合わせ部材である位置合わせ板58を備える。これに加え、位置合わせ板58に形成されている位置合わせ突起40が、第二サイドシール30(サイドシール)の案内レール6の外面と対向する部分と、案内レール6の外面との距離を、予め設定した距離(位置合わせ間隔)とする位置合わせ部を形成する。
(Effect of the third embodiment)
In the third embodiment, the following effects can be obtained.
(1) A position where the
このため、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させることで、シールリップ44が案内レール6の外面を押圧する押圧力が均一となり、案内レール6に対する独立シール部品1の位置を調整する作業が不要となる。
その結果、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となる。これに加え、案内レール6に対して独立シール部品1を跨架させるだけで、シールリップ44と案内レール6の外面との接触状態を、所望の状態とすることが可能となる。
For this reason, by straddling the
As a result, the replacement work of the
(2)位置合わせ部(位置合わせ突起40)を、第二サイドシール30(サイドシール)のアタッチメント28と対向する面と反対側の面に取り付けられた状態で、案内レール6へ相対移動可能に跨架される位置合わせ部材(位置合わせ板58)に形成している。
このため、テーブルTを組み立てた後に、位置合わせ板58をアタッチメント28から取り外すことが可能となる。
その結果、直動案内装置2の使用時に、位置合わせ突起40による案内レール6の損傷を防止することが可能となる。これに加え、直動案内装置2の使用時に、独立シール部品1と案内レール6との間で発生する摺動抵抗を減少させることが可能となるため、テーブルT及び直動案内装置2の作動性を向上させることが可能となる。
(2) Relative movement to the
For this reason, it is possible to remove the
As a result, it is possible to prevent the
(変形例)
(1)第三実施形態では、位置合わせ板58を、第二サイドシール30に取り付けたが、これに限定するものではない。すなわち、位置合わせ板58を、アタッチメント28に取り付けてもよい。
(第四実施形態)
以下、本発明の第四実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(Modification)
(1) Although the
(Fourth embodiment)
Hereinafter, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(構成)
図1から図10を参照しつつ、図11及び図12を用いて、第四実施形態の独立シール部品1と、直動案内装置2を備えたテーブルTの構成を説明する。なお、直動案内装置2の構成は、上述した第一実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
(テーブルTの構成)
まず、図1から図3を参照しつつ、図11を用いて、テーブルTの詳細な構成を説明する。
(Constitution)
The configuration of the table T including the
(Configuration of table T)
First, a detailed configuration of the table T will be described with reference to FIGS. 1 to 3 and FIG. 11.
図11中に表すように、第四実施形態のテーブルTは、機台4の構成が、上述した第一実施形態と異なる。
具体的に、第四実施形態の機台4には、複数箇所の機台貫通孔34と、複数箇所の機台ボルト受孔68が形成されている。
各機台貫通孔34は、機台取付ボルト18を挿入する貫通孔である。
As shown in FIG. 11, the table T of the fourth embodiment is different from the first embodiment described above in the configuration of the
Specifically, the
Each machine base through
また、各機台貫通孔34は、機台4のうち、スライダ8を固定するための任意の位置に形成されている。
機台取付ボルト18は、機台4をスライダ8に固定するためのボルトである。
機台取付ボルト18の外径面には、スライダ側挿入孔16の内径面に形成されている雌ねじと嵌合する雄ねじが形成されている。
Further, each machine base through
The machine
On the outer diameter surface of the machine
機台ボルト受孔68は、後述するシール取付ボルト70の先端側を挿入可能なねじ孔である。
また、機台ボルト受孔68の内径面には、雌ねじ(図示せず)が形成されている。
また、機台ボルト受孔68は、機台4のうち、機台4を案内レール6の長手方向から見た面(以降の説明及び図11中では、「移動方向端面4a」と表す)に開口している。
The machine base
A female screw (not shown) is formed on the inner diameter surface of the machine base
Further, the machine base
シール取付ボルト70は、機台4を独立シール部品1に固定するためのボルトである。
シール取付ボルト70の外径面には、機台ボルト受孔68の内径面に形成されている雌ねじと嵌合する雄ねじ(図示せず)が形成されている。
シール取付ボルト70の基端部(頭部)の外径は、後述するシール側貫通孔72の内径よりも大きい値に設定されている。
The
On the outer diameter surface of the
The outer diameter of the base end (head) of the
図11中に表すように、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16に嵌合させることで、機台4がスライダ8に固定された状態となる。
また、各シール側貫通孔72に挿入したシール取付ボルト70を、それぞれ、機台ボルト受孔68に嵌合させることで、機台4が独立シール部品1に固定された状態となる。
As shown in FIG. 11, the machine
Further, the
機台4が、全てのスライダ8と全ての独立シール部品1に固定された状態では、全てのスライダ8及び全ての独立シール部品1の、案内レール6との相対移動に伴い、機台4も案内レール6と相対移動する。
なお、テーブルTの構成を、機台4と、機台4とは別個に形成して機台4に取り付けたカバー部材(図示せず)を備える構成とし、機台ボルト受孔68を、カバー部材に形成してもよい。
In a state where the
The table T is configured to include a
(独立シール部品1の詳細な構成)
図1から図11を参照しつつ、図12を用いて、独立シール部品1の詳細な構成を説明する。
図12中に表すように、独立シール部品1は、アタッチメント28と、第二サイドシール30と、第二プロテクタ36を備えている。なお、第二サイドシール30と第二プロテクタ36の構成は、上述した第一実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
(Detailed configuration of independent seal part 1)
A detailed configuration of the
As shown in FIG. 12, the
第四実施形態のアタッチメント28は、上述した第一実施形態と異なり、アタッチメント28の高さが、スライダ本体12の高さよりも大きい値に設定されている(図2参照)。また、第四実施形態のアタッチメント28は、上述した第一実施形態と比較して、アタッチメント28の厚さ(アタッチメント28の、案内レール6の長手方向に沿った長さ)が小さい値に設定されている。
In the
また、アタッチメント28には、複数個所のシール側貫通孔72が形成されている。第一実施形態では、アタッチメント28に、二箇所のシール側貫通孔72が形成されている場合について説明する。
シール側貫通孔72は、シール取付ボルト70を挿入する貫通孔である。
また、シール側貫通孔72は、アタッチメント28のうち、案内レール6の長手方向から見て、スライダ本体12よりも案内レール6から離れる方向へ突出した部分に形成されている。
In addition, a plurality of seal side through
The seal side through
The seal-side through
また、シール側貫通孔72は、アタッチメント28を案内レール6の長手方向に貫通している。
また、アタッチメント28に形成されている各シール側貫通孔72は、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部を形成している。
また、アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部は、アタッチメント28の機台4と対向する面を貫通する貫通孔であるシール側貫通孔72を含む。
Further, the seal-side through
Further, each seal-side through
Further, the machine base fixing portion for fixing the
(テーブルTの組み立て)
図1から図12を参照して、第四実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTの組み立てについて説明する。
まず、案内レール6に対し、スライダ8と独立シール部品1を、案内レール6と相対移動可能に跨架させる(図1、2参照)。
(Assembly of table T)
With reference to FIGS. 1 to 12, assembly of the table T including the
First, the
案内レール6に対して、スライダ8と独立シール部品1を跨架した後、スライダ側挿入孔16と機台貫通孔34とを連通させた状態で、スライダ8に機台4を載せる(図1、2参照)。そして、各機台貫通孔34に機台取付ボルト18を挿入し、各機台貫通孔34に挿入した機台取付ボルト18を、それぞれ、スライダ側挿入孔16に嵌合させる(図2参照)。
After the
また、機台ボルト受孔68とシール側貫通孔72とを連通させた状態で、各シール側貫通孔72にシール取付ボルト70を挿入し、各シール側貫通孔72に挿入したシール取付ボルト70を、それぞれ、機台ボルト受孔68に嵌合させる(図11、12参照)。これにより、テーブルTを組み立てる。
ここで、第四実施形態では、シール側貫通孔72が、アタッチメント28を厚さ方向に貫通している(図11、12参照)。したがって、第四実施形態では、アタッチメント28が、機台4と案内レール6の長手方向で対向した状態で、機台4に固定される(図11参照)。
Further, in a state where the machine base
Here, in 4th embodiment, the seal side through-
(独立シール部品1の交換)
図1から図12を参照して、第四実施形態の独立シール部品1及び直動案内装置2を備えたテーブルTに対し、独立シール部品1の交換について説明する。
直動案内装置2の使用に伴い、シールリップ44が摩耗すると、シールリップ44が有する防塵性能が低下する。このため、防塵性能を維持するためには、摩耗したシールリップ44を有する独立シール部品1を取り外して、健全なシールリップ44を有する独立シール部品1に交換する必要がある。
(Replacement of independent seal part 1)
With reference to FIGS. 1-12, replacement | exchange of the independent seal |
When the
ここで、第四実施形態では、アタッチメント28が、機台4と案内レール6の長手方向で対向した状態で、機台4に固定されている(図11参照)。
したがって、周辺の構造物等との関係により、機台4の上面側に空間を確保することが困難な場合であっても、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。このため、独立シール部品1の交換が容易となる。
Here, in 4th embodiment, the
Therefore, the
独立シール部品1を交換する際には、まず、機台ボルト受孔68に嵌合させているシール取付ボルト70を取り外す(図11参照)。そして、シールリップ44が摩耗している独立シール部品1を機台4から取り外す。さらに、機台4から取り外した独立シール部品1を、案内レール6から取り外す。
次に、健全なシールリップ44を備える独立シール部品1を、案内レール6に対して跨架させる(図11参照)。さらに、健全なシールリップ44を備える独立シール部品1に形成されたシール側貫通孔72と機台ボルト受孔68を連通させた状態で、シール側貫通孔72に挿入したシール取付ボルト70を、機台ボルト受孔68(図11参照)に嵌合させる。これにより、独立シール部品1を交換する。
When replacing the
Next, the
(動作・作用)
図1から図12を参照して、第四実施形態の動作・作用を説明する。
テーブルT及び直動案内装置2の作動(使用)時には、案内レール6とスライダ8が、案内レール6の軸方向に相対移動し、複数の転動体が、転動体転動路内を回転しながら移動(転動)する(図1から3参照)。
(Operation / Action)
The operation / action of the fourth embodiment will be described with reference to FIGS.
When the table T and the linear
上記のようなテーブルT及び直動案内装置2の作動(使用)を継続すると、シールリップ44が摩耗し、シールリップ44が有する防塵性能が低下するため、防塵性能を維持するために、独立シール部品1を交換する必要がある。
ここで、第四実施形態では、上述したように、アタッチメント28が、機台4と案内レール6の長手方向で対向した状態で、機台4に固定されている(図11参照)。このため、機台4の上面側に空間を確保することが困難な場合であっても、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。
When the operation (use) of the table T and the linear
Here, in the fourth embodiment, as described above, the
これにより、独立シール部品1の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
なお、上述した第四実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第四実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
As a result, the replacement work of the
Note that the above-described fourth embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described fourth embodiment, and the present invention is not limited to the above-described fourth embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第四実施形態の効果)
第四実施形態では、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)アタッチメント28を、スライダ8から独立して機台4へ固定するための機台固定部が、アタッチメント28の機台4と対向する面を貫通する貫通孔であるシール側貫通孔72を含む。これに加え、アタッチメント28を、機台4と案内レール6の長手方向で対向した状態で、機台4に固定する。
その結果、機台4の上面側に空間を確保することが困難な場合であっても、独立シール部品1を機台4から取り外すことが可能となる。
(Effect of the fourth embodiment)
In the fourth embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The machine base fixing portion for fixing the
As a result, even when it is difficult to secure a space on the upper surface side of the
(2)シール取付ボルト70を挿入する貫通孔であるシール側貫通孔72が、アタッチメント28を案内レール6の長手方向に貫通している。
その結果、アタッチメント28の上面にシール側挿入孔32が形成されている構成と比較して、アタッチメント28の厚さを小さくすることが可能となり、独立シール部品1のコンパクト化が可能となる。
(2) A seal side through
As a result, the thickness of the
(第五実施形態)
以下、本発明の第五実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1から図12を参照しつつ、図13を用いて、第五実施形態の直動案内装置2について説明する。なお、第五実施形態の直動案内装置2は、独立シール部品1の構成を除き、上述した第一実施形態と同様の構成である。このため、以降の説明は、独立シール部品1についてのみ記載する。
(Fifth embodiment)
Hereinafter, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
A linear
図13中に表すように、独立シール部品1は、アタッチメント28と、第二サイドシール30と、含油部材74と、ケース76を備えている。なお、アタッチメント28及び第二サイドシール30の構成は、上述した第一実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
含油部材74は、ケース76の内部に収容された状態で、アタッチメント28と第二サイドシール30との間に配置される。これに加え、含油部材74は、案内レール6へ相対移動可能に跨架される(図2参照)。
As shown in FIG. 13, the
The oil impregnated
また、含油部材74は、第二サイドシール30と同様、略コ字形に形成されている。
また、含油部材74は、案内レール6の外面(図1、2参照)と摺動自在に接触する。
第五実施形態では、一例として、含油部材74の構成を、案内レール6の外面のうち、全てのレール側軌道面10を含む部分と摺動自在に接触する構成とした場合について説明する。
In addition, the
The oil-impregnated
In the fifth embodiment, as an example, a case will be described in which the oil-retaining
含油部材74の材料としては、例えば、ゴムや合成樹脂に潤滑油を含浸させた繊維交絡体や、潤滑油を含浸させた合成樹脂等を用いる。
潤滑油としては、例えば、鉱油、合成油、グリース等を用いる。
合成樹脂としては、例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いる。
As the material of the oil-impregnated
As the lubricating oil, for example, mineral oil, synthetic oil, grease or the like is used.
For example, polyurethane, polyethylene, polypropylene, or the like is used as the synthetic resin.
繊維交絡体としては、例えば、羊毛フェルト、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維等を用いる。
ケース76は、アタッチメント28と第二サイドシール30との間に配置された状態で、案内レール6へ相対移動可能に跨架される。
また、ケース76は、アタッチメント28と同様、断面コ字形に形成されている。
As the fiber entangled body, for example, wool felt, polyester fiber, nylon fiber, acrylic fiber or the like is used.
The
Further, the
ケース76の材料としては、例えば、硬質材料を用いる。
なお、硬質材料としては、金属材料(鋼、ステンレス、アルミ、真鍮等)や、樹脂材料(ポリアミド、ポリアセタール等)を用いる。
第五実施形態では、一例として、ケース76を、樹脂材料を用いた射出成形により形成した場合を説明する。
As a material of the
In addition, as a hard material, metal materials (steel, stainless steel, aluminum, brass, etc.) and resin materials (polyamide, polyacetal, etc.) are used.
In the fifth embodiment, a case where the
また、ケース76は、第二サイドシール30と対向する面と、案内レール6と対向する面が開口する形状に形成されている。
また、ケース76は、収容部78と、複数箇所のケース中実部80を備えている。
収容部78は、ケース76の外面で包囲された空間であり、含油部材74を収容可能な形状に形成されている。
The
In addition, the
The
各ケース中実部80は、ケース76の外面から収容部78内へ突出する形状に形成されている。
第五実施形態では、一例として、ケース76に、四箇所のケース中実部80が形成されている場合を説明する。
また、各ケース中実部80には、それぞれ、第五ねじ貫通孔82が形成されている。
Each case
In the fifth embodiment, as an example, a case where four case
Each case
各第五ねじ貫通孔82は、第二取付けねじ42を貫通可能な形状に形成されている。また、各第五ねじ貫通孔82は、アタッチメント28の第一ねじ受孔38と重なる位置に形成されている。したがって、各ケース中実部80は、アタッチメント28の第一ねじ受孔38と重なる位置に形成されている。
Each fifth screw through
(動作・作用)
図1から図13を参照して、第五実施形態の動作・作用を説明する。
テーブルT及び直動案内装置2の作動(使用)時には、案内レール6とスライダ8が、案内レール6の軸方向に相対移動し、複数の転動体が、転動体転動路内を回転しながら移動(転動)する(図1から3参照)。
(Operation / Action)
With reference to FIGS. 1 to 13, the operation and action of the fifth embodiment will be described.
When the table T and the linear
ここで、第五実施形態では、上述したように、アタッチメント28と第二サイドシール30との間に、含油部材74を収容したケース76が配置されている(図13参照)。このため、テーブルT及び直動案内装置2の作動時には、レール側軌道面10(図3参照)に対し、含油部材74が含浸している潤滑油を供給することが可能となる。
これにより、シールリップ44の摩耗を抑制することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
Here, in the fifth embodiment, as described above, the
Thereby, since it becomes possible to suppress wear of the
また、含油部材74が含浸している潤滑油が減少し、レール側軌道面10に対する潤滑油の供給量が減少すると、シールリップ44と案内レール6との間で発生する摩擦抵抗が増加する。このため、防塵性能や作動性を維持するためには、含油部材74を交換する必要がある。
ここで、第五実施形態では、上述したように、アタッチメント28と第二サイドシール30との間に、含油部材74を収容したケース76が配置されている(図13参照)。このため、第二取付けねじ42を取り外すことで、アタッチメント28を機台4に取り付けた状態のまま、ケース76に収容した含油部材74を交換することが可能となる(図13参照)。
Further, when the lubricating oil impregnated in the
Here, in the fifth embodiment, as described above, the
これにより、含油部材74の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
なお、上述した第五実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第五実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
As a result, it is possible to simplify the replacement work of the oil-impregnated
The fifth embodiment described above is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described fifth embodiment, and the present invention is not limited to the fifth embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第五実施形態の効果)
第五実施形態では、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)アタッチメント28と第二サイドシール30との間に、含油部材74を収容したケース76を配置している。
このため、テーブルT及び直動案内装置2の作動時には、レール側軌道面10に対し、含油部材74が含浸している潤滑油を供給することが可能となる。
(Effect of the fifth embodiment)
In the fifth embodiment, the following effects can be obtained.
(1) Between the
For this reason, it is possible to supply the lubricating oil impregnated with the oil impregnated
その結果、シールリップ44の摩耗を抑制することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
また、第二取付けねじ42を取り外すことで、アタッチメント28を機台4に取り付けた状態のまま、ケース76に収容した含油部材74を交換することが可能となる。
これにより、含油部材74の交換作業を簡略化することが可能となるため、シールリップ44が有する防塵性能の低下や、テーブルT及び直動案内装置2の作動性が低下することを、抑制することが可能となる。
As a result, since it becomes possible to suppress wear of the
Further, by removing the second mounting
As a result, it is possible to simplify the replacement work of the oil-impregnated
1…独立シール部品、2…直動案内装置、4…機台、4a…、6…案内レール、6a…案内レールの底面、8…スライダ、10…レール側軌道面、12…スライダ本体、12a…スライダ本体の上面、14…エンドキャップ、16…スライダ側挿入孔、18…機台取付ボルト、20…第一サイドシール、22…第一プロテクタ、24…第一取付けねじ、26…給油孔、28…アタッチメント、28a…アタッチメントの下面、28b…アタッチメントの内側面、28c…アタッチメントの上面、30…第二サイドシール、32…シール側挿入孔、34…機台貫通孔、36…第二プロテクタ、38…第一ねじ受孔、40…位置合わせ突起、42…第二取付けねじ、44…シールリップ、46…第一ねじ貫通孔、48…第二ねじ貫通孔、50…レール対向孔、50a…雌ねじ、52…位置合わせねじ、54…本体部、54a…雄ねじ、56…先端部、58…位置合わせ板、58a…位置合わせ板の下面、58b…位置合わせ板の内側面、60…第二ねじ受孔、62…第三取付けねじ、64…第三ねじ貫通孔、66…第四ねじ貫通孔、68…機台ボルト受孔、70…シール取付ボルト、72…シール側貫通孔、74…含油部材、76…ケース、78…収容部、80…ケース中実部、82…第五ねじ貫通孔、T…テーブル、VLa…案内レールの長手方向と平行な仮想線、VLb…案内レールの長手方向と平行な仮想線、VLs…案内レール側から見て四角形となる仮想線
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記案内レールへ相対移動可能に跨架されるアタッチメントと、前記アタッチメントに取り付けられ、且つ前記案内レールの外面のうち少なくとも前記レール側軌道面と摺動自在に接触するシールリップを有するサイドシールと、を備え、
前記アタッチメントは、前記スライダから独立して前記機台へ固定するための機台固定部を備えるシール部品。 Longitudinal rail-side track surface extending in the longitudinal direction is extended to a guide rail that is relatively movable, and is used in a linear motion guide device having a slider to which a machine base is fixed. It is a spanned seal part,
An attachment straddling the guide rail so as to be relatively movable; a side seal attached to the attachment and having a seal lip slidably contacting at least the rail-side raceway surface of the outer surface of the guide rail; With
The attachment is a seal component including a machine base fixing part for fixing to the machine base independently of the slider.
前記位置合わせ部は、前記位置合わせ部材に形成される請求項2または請求項3に記載したシール部品。 An alignment member attached to at least one of the attachment and the side seal and straddling the guide rail so as to be relatively movable;
The seal part according to claim 2, wherein the alignment portion is formed on the alignment member.
前記機台固定部は、前記アタッチメントの前記機台と対向する面に開口する開口部を含む請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載したシール部品。 The attachment is fixed to a machine base in a state of being arranged between the guide rail and the machine base,
6. The seal component according to claim 1, wherein the machine base fixing portion includes an opening that opens to a surface of the attachment that faces the machine base. 7.
前記機台固定部は、前記アタッチメントの前記機台と対向する面を貫通する貫通孔を含む請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載したシール部品。 The attachment is fixed to the machine base in a state of facing the machine base in the longitudinal direction,
The said base fixing | fixed part is a sealing component described in any one of Claims 1-5 containing the through-hole which penetrates the surface facing the said base of the said attachment.
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