JP2017139751A - 通信装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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周治 石川
恭弘 伊東
Takahiro Ito
恭弘 伊東
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Tomoya KAMIJO
智哉 上條
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英孝 林
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晃平 道上
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一生 大西
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Abstract

【課題】ユーザが意図しないデータ通信により発生するデータ量を低減できる通信装置、通信制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能(101)を備え、データ通信の要求を受け、該要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能(101)のものであってもデータ通信を規制する。
【選択図】図11

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法、及びプログラムに関する。
従来、データ通信可能な携帯端末等の通信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。通信装置においては、通信装置上で稼働するアプリケーションによるデータ通信がデフォルトで許可される一方で、ユーザによって選択されたアプリケーションによるデータ通信のみが禁止されるという構成が採用されることがある。この場合、ユーザは、自らが把握できる範囲で、アプリケーションによるデータ通信を抑制できる。
特開2015−162701号公報
しかし、ユーザは、通信装置においてどのようなアプリケーションが稼働しているか完全に把握できるとは限らない。特に、通信装置のシステムのバックグラウンドで稼働するアプリケーションは、ユーザにより把握されない可能性が高い。よって、ユーザによって動作が把握されればデータ通信の禁止が選択されるような場合でも、ユーザによって動作が把握されないことにより、アプリケーションのデータ通信の禁止が選択されない場合がある。また、通信装置のシステムが行うデータ通信については、そもそも通信装置のシステム仕様として、ユーザが選択できないようになっている場合もある。これらの場合、ユーザの意図しないデータ通信が行われて、通信されるデータ量が意図せず増加することがある。
そこで本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが意図しないデータ通信により発生するデータ量を低減できる通信装置、通信制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の一実施形態に係る通信装置は、
複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備え、
データ通信の要求を受け、
前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る通信装置は、
前記コネクティビティマネージャ機能は各通信方法のスコア評価に基づき通信方法を選択するものであって、前記セルラ通信のスコア評価を行なわないことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る通信装置は、
前記コネクティビティマネージャ機能は、前記セルラ通信のスコアを固定値とすることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る通信装置は、
前記コネクティビティマネージャ機能は、使用する通信方法が前記セルラ通信としてユーザにより指定されている場合は、他の通信方法のスコアにかかわらず、前記セルラ通信を選択することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る通信制御方法は、
複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備える通信装置において、
データ通信の要求を受けるステップと、
前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るプログラムは、
複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備える通信装置として機能するコンピュータに、
データ通信の要求を受けるステップと、
前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制するステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る通信装置、通信制御方法、及びプログラムによれば、ユーザが意図しないデータ通信により発生するデータ量を低減できる。
実施形態1に係る通信装置の概略構成例を示す機能ブロック図である。 実施形態1に係る通信装置の一例の外観を示す図である。 実施形態1に係るデータの流れの一例を示すブロック図である。 実施形態1に係るフィルタリング処理のシーケンスを説明する図である。 アプリケーションからデータを送信するシーケンスの一例を説明する図である。 実施形態1の比較例に係るフィルタリング処理のシーケンスを説明する図である。 実施形態2に係る通信装置の概略構成例を示す機能ブロック図である。 各通信方法のON/OFFの切り替え画面の一例である。 記憶部に記憶されたON/OFFに係る情報の一例である。 各通信方法のスコアに係る情報の一例である。 実施形態2に係る通信装置が通信要求を受けた場合の動作の概略を示すフローチャートである。 通信規制処理の内容を示すフローチャートである。
(実施形態1)
以下、一実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係る通信装置は、携帯電話、又はスマートフォンなどの携帯機器とすることができる。しかしながら、本実施形態に係る通信装置は、携帯機器に限定されるものではなく、デスクトップPC、ノートPC、タブレット型PC、家電製品、産業用機器(FA機器)、専用端末等、データ通信を行う種々の電子機器とすることができる。
[装置構成]
図1は、本実施形態に係る通信装置1の概略構成例を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、通信装置1は、制御部10と、通信部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14とを備える。制御部10は、通信部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14とに接続され、これらを制御する。
制御部10は、オペレーティングシステム(以下、OSともいう)、及び、アプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションともいう)を実行可能なプロセッサ又はマイコン等により構成されうる。OSは、例えばAndroid(登録商標)である。アプリケーションについては後述する。
通信部11は、セルラ通信、又は無線LAN通信等を行う通信インタフェースとして、I/F(インタフェース)デバイス111を備える。I/Fデバイス111は、モデム112と無線LANデバイス113とを含む。通信部11は、I/Fデバイス111を用いてインターネット等のネットワーク側に接続され、ネットワーク側との間でデータ通信を行う。これにより、通信装置1はネットワーク側との間でデータ通信可能となる。通信部11は、制御部10に接続され、ネットワーク側へ出力するデータを制御部10から取得する。制御部10は、通信部11に対して出力するデータをフィルタリング処理によって選択する。フィルタリング処理については後述する。また制御部10は、ネットワーク側から受信したデータを通信部11から取得する。
セルラ通信方式によりネットワーク側と接続される場合、一般的に、通信されるデータ(パケット)の量の増大に応じて通信料金が増大する従量課金制の料金体系が採用される。一方で、無線LAN通信等の方式によりネットワーク側と接続される場合、一般的に、そのような料金体系ではない。
記憶部12は、例えば半導体メモリ等によって構成されうる。記憶部12には、各種情報若しくはデータ、又は、制御部10が実行するOS若しくはアプリケーション等のプログラムが格納される。制御部10は、記憶部12に格納されたプログラムを取得し、実行する。制御部10は、プログラムの実行により生成されるデータを記憶部12に格納する。また記憶部12は、ワークメモリとしても機能しうる。
表示部13は、制御部10から取得した情報に基づき、文字、画像、操作用オブジェクト、ポインタ等を表示する。表示部13は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ等の表示デバイスであるが、これらに限られるものではない。
操作部14は、テンキー等の物理キー、タッチパッド、又はタッチパネル等によって構成される。制御部10は、操作部14から取得した入力内容に応じて、表示部13に表示されるポインタ等を移動させたり、操作用オブジェクトを選択したりする。
図2は、本実施形態に係る通信装置1の一例の外観を示す図である。図2に示す通り、本実施形態に係る通信装置1は、いわゆる折りたたみ式(フリップ型又はクラムシェル型等)のフィーチャーフォンである。通信装置1は、上部筐体2と下部筐体3とが、ヒンジ部4によって回動可能に接続される。上部筐体2は表示部13を備え、下部筐体3は操作部14を備える。操作部14は、テンキー等の物理キーの他、物理キーが設けられていない部位にタッチパッド141を備える。通信装置1は、例えば物理キーにより操作用のオブジェクトの選択操作を受け付け、またタッチパッド141によりポインタ等の移動操作を受け付ける。
[アプリケーション]
アプリケーションは、制御部10で実行可能となるように通信装置1にインストールされ、記憶部12に格納される。アプリケーションが通信装置1にインストールされる際、各アプリケーションに固有のユーザ識別子(以下、UIDともいう)が割り当てられる。アプリケーションは、制御部10によって、OS上においてUIDに対応づけられるプロセスとして実行される。
アプリケーションは、制御部10で実行される際に、ファイルシステムなどのリソースに対してアクセスする。各アプリケーションが無制限にリソースにアクセスすると、各アプリケーションによるリソースの使用領域が重複することがあり、この場合アプリケーションが正常に実行されなくなることがある。そこで、OS上で実行されるプロセスに対応づけられるUIDによってリソースに対するアクセスを制限し、アプリケーションによるリソース使用が互いに影響を及ぼさないようにする。つまり、各プロセスからアクセス可能なリソースは、同一のUIDに対応づけられるプロセスのリソースに制限される。
各アプリケーションには、グループ識別子(以下、GID又はグループのIDともいう)がさらに割り当てられてもよい。GIDは、各アプリケーションに割り当てられる固有のUIDが属するグループを特定するものである。一つのグループに一個のUIDだけが属してもよいし、一つのグループに複数のUIDが属してもよい。アプリケーションがUIDに対応づけられるプロセスとして実行される際、このプロセスはGIDにも対応づけられるようにしてもよい。また、各プロセスからアクセス可能なリソースは、同一のUIDだけでなく同一のGIDに対応づけられるプロセスのリソースにまで対象を広げて制限されるようにしてもよい。
アプリケーションは、フォアグラウンド(以下、FGともいう)、又は、バックグラウンド(以下、BGともいう)で実行される。アプリケーションがFGで実行されている状態は、例えば、ユーザが確認可能なように実行状況が表示部13に表示される、又は、ユーザが操作部14を用いて操作可能な状態である。アプリケーションがBGで実行されている状態は、例えば、実行状況が表示部13に表示されず、ユーザが操作可能ではない状態、又は、ユーザが意図せずに動作している状態である。
[データ通信の制御]
制御部10によって実行されるアプリケーションは、通信部11を用いて、インターネット等のネットワーク側とのデータ通信を行う。上述の通り、アプリケーションはOS上においてUIDに対応づけられるプロセスとして実行される。そして、アプリケーションから送信されるデータにはUIDが対応づけられる。制御部10は、データに対応づけられたUIDに基づいてデータの送信を許可するか禁止(制限)するか決定することにより、各アプリケーションから送信されるデータに係るデータ通信を許可するか禁止するか制御できる。以下、本実施形態に係る説明においては、データ通信は、原則的に通信部11がネットワーク側との間で行うデータ通信のことを指すものとする。
図3は、本実施形態に係るデータの流れの一例を示すブロック図である。図3において、制御部10と通信部11とが端末側に設けられる。そして、通信部11がネットワーク側と接続され、ネットワーク側との間でデータ通信を行う。
図3において、制御部10は、アプリケーションA16aとアプリケーションB16bとをOS上におけるプロセスとして実行する。制御部10によって実行されるアプリケーションは、必要に応じてネットワーク側とのデータ通信を要求する。例えば、アプリケーションA16aは、ネットワーク側へ向けてデータの送信を要求する。この場合、アプリケーションA16aからネットワーク側へ向けて送信するデータは、制御部10で稼働するパケットフィルタ15に入力される。また、アプリケーションB16bからも同様に、アプリケーションB16bからネットワーク側へ向けて送信するデータがパケットフィルタ15に入力される。
パケットフィルタ15は、制御部10からネットワーク側へ向かうデータのフィルタリング処理を行う。フィルタリング処理は、設定されたフィルタリング条件に基づいて、アプリケーションから要求されたデータの送信を許可するか禁止するか決定する処理である。フィルタリング条件は、例えば、ip_rule又はip_route等を含む。これらのフィルタリング条件は、記憶部12に格納されており、パケットフィルタ15によって参照される。以下、フィルタリング条件を設定する動作は、フィルタリング条件を記憶部12に格納する動作を含むものとする。なお、フィルタリング条件は、記憶部12に格納されずに制御部10に保持されていてもよい。
ip_ruleは、例えば、送信元がXであるデータをネットワーク側へ送信してよいか決定するための条件を含む。ip_routeは、例えば、送信先としてYが指定されたデータをネットワーク側へ送信するルート(中継ルータ等)を決定するための条件を含む。
図3において、アプリケーションA16aから送信されるデータの流れが実線の矢印で示され、アプリケーションB16bから送信されるデータの流れが破線の矢印で示される。このうち、アプリケーションA16aから送信されるデータは、パケットフィルタ15におけるフィルタリング処理によって送信が禁止されず、通信部11に送られる。一方、アプリケーションB16bから送信されるデータは、パケットフィルタ15におけるフィルタリング処理によって送信が禁止され、通信部11に送られない。この動作は、図3において破線の矢印がrejectという記載に向けられることで示される。
パケットフィルタ15を通過したデータ(図3の場合、実線の矢印で示されるアプリケーションA16aから送信されるデータ)は、通信部11に入力される。通信部11は、I/Fデバイス111を用いて、ネットワーク側へデータを送信する。通信部11は、ネットワーク側へデータを送信するに際して、モデム112によるセルラ通信を用いるか、無線LANデバイス113による無線LAN通信を用いるか、又は、他の通信方式を用いるか適宜決定しうる。
[フィルタリング処理]
アプリケーションから送信されるデータについてのデータ通信を許可するか禁止するかは、データ送信元のアプリケーションに割り当てられるUIDに基づいて決定される。以下、UIDとしてXが割り当てられるアプリケーション(以下、UIDがXのアプリケーションともいう)から送信されるデータのことを、UIDがXのデータともいう。また、UIDがXのデータのフィルタリング処理を行うために用いられるフィルタリング条件を、UIDがXのデータのフィルタリング条件ともいう。
パケットフィルタ15は、例えば、UIDが1のアプリケーションから送信されるデータに係るデータ通信のみ許可するというフィルタリング条件を有する。また、フィルタリング条件は、複数の条件をあわせたものであってもよい。
ここで、本実施形態に係るフィルタリング処理が行われる場合のデータ通信のシーケンスを説明する。本実施形態に係るフィルタリング処理は、BG動作しているアプリケーションが送信するデータに係るデータ通信の許可又は禁止を決定することを前提とする。以下の本実施形態に係るフィルタリング処理の説明は上記前提に基づく。
本実施形態に係るフィルタリング処理は、デフォルトでデータ通信を禁止するというフィルタリング条件(以下、デフォルト通信禁止条件ともいう)が設定されている。デフォルト通信禁止条件が設定されていることにより、他のフィルタリング条件がさらに設定されない限り、全てのデータ通信が禁止される。デフォルト通信禁止条件は、通信装置1の出荷時に設定されたり、通信装置1の初期化時に設定されたりする。すなわち、本実施形態において、「デフォルト」とは、所定のタイミング(例えば、通信装置1の出荷時、通信装置1の初期化時、等)で、標準の動作として予め設定されていることを意味するものとする。
本実施形態においては、必要なデータ通信を実行するために、デフォルト通信禁止条件に加えて、データ通信を許可するための条件(以下、通信許可条件ともいう)が設定されたフィルタリング条件が用いられる。この場合、通信許可条件は、デフォルト通信禁止条件に優先する。
図4は、本実施形態に係るフィルタリング処理のシーケンスを説明する図である。図4には、アプリケーションA16a、アプリケーションB16b、フレームワーク、通信制御部、カーネル、及びモデム112のシーケンスが示されている。
モデム112は、上述の通り、セルラ通信を行う通信インタフェースとして機能するハードウェアである。図4においては、モデム112を用いたセルラ通信によるデータ通信について説明しているが、モデム112ではなく、無線LANデバイス113等の他のI/Fデバイス111に置き換えて、他の通信方式によるデータ通信を行ってもよい。
カーネル、通信制御部、及びフレームワークはソフトウェアであり、制御部10で実行される。図4において、通信制御部にはUIDとして0が割り当てられる。
フレームワークは、OS上においてアプリケーションを動作させるための機能群を含むソフトウェアである。一般的に、フレームワークで準備された機能群を組み合わせることによって、各アプリケーションの機能が実現される。
カーネルは、OSの中核をなすソフトウェアであり、アプリケーション等のソフトウェアによる処理に基づき、通信部11等のハードウェアにおける処理を管理して、ハードウェアの機能を利用できるようにする。
通信制御部は、ネットワーク関連の処理を行うデーモンプログラムであり、フレームワークとカーネルとの間をつなぐ処理をする。通信制御部は、特に、カーネルが通信部11の機能を利用できるようにするためのデータを処理する。本実施形態において、通信制御部は、カーネルが通信部11へのデータ出力を許可するか禁止するか決定するための条件をカーネルに出力する。
本実施形態において、フィルタリング処理はパケットフィルタ15により行われるものとして説明する。ここで、パケットフィルタ15は仮想的な処理ユニットであり、実際のフィルタリング処理は、通信制御部とカーネルとにより行われる。
アプリケーションA16a及びアプリケーションB16bは、OS上において動作するプロセスである。図4において、アプリケーションA16aにはUIDとして1が割り当てられ、アプリケーションB16bにはUIDとして2が割り当てられる。
以下、図4に示されるシーケンスを説明する。BG動作するアプリケーションがデータを送信する場合、デフォルトでセルラ通信によるデータ通信が禁止されている(ステップS1)。つまり、フィルタリング条件として、BG動作するアプリケーションから送信されるデータに係るデフォルト通信禁止条件が設定されている。図4において、デフォルト通信禁止条件が設定されていることは、カーネル、通信制御部、及びフレームワークにより認識されている。特に、カーネルは、デフォルト通信禁止条件が設定されていることを認識している場合、モデム112に対するデータの送信を行わない。
続いて、アプリケーションがBGで動作する場合のUIDが1のデータに係るデータ通信の許可要求(以下、UIDが1のデータの通信許可要求ともいう)を、フレームワークが取得する(ステップS2)。続いて、フレームワークは、UIDが1のデータの通信許可要求を通信制御部に出力する(ステップS3)。
通信制御部は、UIDが1のデータの通信許可要求を取得する(ステップS4)。続いて通信制御部は、UIDが1のデータの通信許可要求をカーネルに出力する(ステップS5)。
カーネルは、UIDが1のデータの通信許可要求を取得する(ステップS6)。以上のステップS3〜S6の動作により、カーネルにUIDが1のデータの通信許可要求が伝達される。つまり、フィルタリング条件として、UIDが1のデータに係る通信許可条件が設定される。
続いて、アプリケーションA16aがBG動作においてデータ通信を要求する場合(ステップS7)、カーネルは、UIDが1のデータに係る通信許可条件が設定されていることを認識しているので、データ通信を許可する(ステップS8)。そして、モデム112は、UIDが1のデータをネットワーク側へ送信するデータ通信を行う(ステップS9)。
一方、UIDとして2が割り当てられるアプリケーションB16bがBG動作においてデータ通信を要求する場合(ステップS10)、カーネルは、UIDが2のデータに係る通信許可条件が設定されていないことを認識している。よって、カーネルは、デフォルト通信禁止条件に基づいて、データ通信を禁止する(ステップS11)。
<アプリケーションからのデータ送信シーケンス>
図4のステップS7〜S9において、アプリケーションがデータ通信を要求してモデム112がデータ通信を行うことを説明した。以下、図5を用いて、これらのシーケンスをより具体的に説明する。図5には、アプリケーションA16a、フレームワーク、カーネル、及びモデム112のシーケンスが示されている。アプリケーションA16a、フレームワーク、カーネル、及びモデム112については、図4と同様であるため説明を省略する。
アプリケーションA16aは、FG又はBGのいずれで動作する場合であっても、アプリケーションA16aから送信されるデータ(UIDが1のデータ)に係るデータ通信の要求(以下、UIDが1のデータ通信要求ともいう)をアプリケーションA16aが動作しているOS上のフレームワークに対して出力する(ステップS101)。
フレームワークは、UIDが1のデータ通信要求を取得する(ステップS102)。続いてフレームワークは、UIDが1のデータ通信要求をカーネルに出力する(ステップS103)。
カーネルは、UIDが1のデータ通信要求を取得する(ステップS104)。続いてカーネルは、モデム112に対してUIDが1のデータ通信要求に基づいてデータを出力する(ステップS105)。そしてモデム112は、UIDが1のデータをネットワーク側へ送信するデータ通信を行う(ステップS106)。
以上説明してきた図5に示されるシーケンスの動作により、アプリケーションから送信するデータが通信部11に出力され、ネットワーク側へ送信される。
<比較例>
ここまで説明してきた本実施形態に係るフィルタリング処理によれば、デフォルト通信禁止条件に加えて、通信許可条件がユーザにより明示的に追加されるので、ユーザの意図しないデータ通信を禁止できる可能性が高くなる。以下、本実施形態の比較例に係るフィルタリング処理について説明する。比較例に係るフィルタリング処理で用いられるフィルタリング条件には、デフォルトで全てのデータに係るデータ通信を許可するという条件(以下、デフォルト通信許可条件ともいう)が設定される。このように全てのデータに係るデータ通信が許可された上で、ユーザにより指定されたUIDのデータに係るデータ通信を禁止するという条件(以下、通信禁止条件ともいう)がさらに設定される。
図6は、比較例に係るフィルタリング処理のシーケンスを説明する図である。アプリケーションA16a、アプリケーションB16b、フレームワーク、通信制御部、カーネル、及びモデム112については、図4及び図5と同様であるため説明を省略する。
図6において、BG動作するアプリケーションがデータを送信する場合であっても、デフォルトでセルラ通信によるデータ通信が許可されている(ステップS201)。つまり、フィルタリング条件として、BG動作するアプリケーションから送信されるデータに係るデフォルト通信許可条件が設定されている。
続いて、アプリケーションA16aがBG動作する場合におけるUIDが1のデータに係るデータ通信の禁止要求(以下、UIDが1のデータの通信禁止要求ともいう)を、フレームワークが取得する(ステップS202)。この時点においては、アプリケーションA16aがBG動作していないため、UIDが1のデータに係る通信禁止条件は設定されない。
続いて、アプリケーションA16aがBG動作に移行した通知(以下、BG移行通知ともいう)をフレームワークが取得する(ステップS203)。通知を受けたフレームワークは、UIDが1のデータの通信禁止要求を通信制御部に出力する(ステップS204)。
通信制御部は、UIDが1のデータの通信禁止要求を取得する(ステップS205)。続いて通信制御部は、UIDが1のデータの通信禁止要求をカーネルに出力する(ステップS206)。
カーネルは、UIDが1のデータの通信禁止要求を取得する(ステップS207)。以上のステップS202〜S207の動作により、カーネルにUIDが1のデータの通信禁止要求が伝達される。つまり、フィルタリング条件として、UIDが1のデータに係る通信禁止条件が設定される。
続いて、アプリケーションA16aがBG動作においてデータ通信を要求する場合(ステップS208)、カーネルは、UIDが1のデータに係る通信禁止条件が設定されていることを認識しているので、データ通信を禁止する(ステップS209)。
一方、UIDとして2が割り当てられるアプリケーションB16bがBG動作においてデータ通信を要求する場合(ステップS210)、カーネルは、UIDが2のデータに係る通信禁止条件が設定されていないことを認識している。よって、カーネルは、デフォルト通信許可条件に基づいて、データ通信を許可する(ステップS211)。そして、モデム112は、UIDが2のデータをネットワーク側へ送信するデータ通信を行う(ステップS212)。
以上、比較例に係るフィルタリング処理について説明してきた。比較例では、デフォルト通信許可条件が設定されているため、ユーザにより明示的に追加のフィルタリング条件が設定されていないアプリケーションB16bのBG動作におけるデータ通信は許可される。よって、ユーザがアプリケーションB16bの動作を認識しない場合、ユーザが意図しないデータ通信が行われることがある。
一方、本実施形態においては、フィルタリング条件として、デフォルト通信禁止条件が設定される。その上で、ユーザが指定したUIDのデータに係る通信許可条件がさらに設定される。この場合、デフォルトで全てのデータについてデータ通信が禁止されていることにより、ユーザが意図しないデータ通信を禁止できる可能性が高くなる。
以上、本実施形態及びその比較例に係るフィルタリング処理について説明してきた。本実施形態に係るフィルタリング処理においては、比較例に係るフィルタリング処理と異なり、デフォルトで全てのデータについてデータ通信が禁止されている。そして、ユーザにより明示的に、フィルタリング条件としてユーザが指定したUIDのデータに係る通信許可条件が設定されることにより、ユーザが意図するデータ通信を可能としている。
以上のような構成をとる本実施形態に係るフィルタリング処理によれば、ユーザにより明示的にフィルタリング条件が設定されていないアプリケーションB16bから送信されるデータに係るデータ通信を禁止できる。つまり、ユーザの意図しないデータ通信は禁止される可能性が高くなる。
本実施形態において、I/Fデバイス111としてモデム112を用いるセルラ通信方式によるデータ通信を禁止する方法について主に説明してきた。しかし、I/Fデバイス111はモデム112に限られず、無線LANデバイス113等であってもよい。つまり、本実施形態に係る通信装置1のデータ通信の制御方法は、セルラ通信方式によるデータ通信に限られず、無線LAN通信方式等の他の通信方式によるデータ通信においても適用されうる。
また本実施形態において、データ通信が許可されたデータを送信するために必要となる機能については、デフォルトでデータ通信を許可するようにしてもよい。デフォルトでデータ通信を許可される機能は、例えば、VPN(Vertual Private Network)のトンネリング機能、DNS(Domain Name System)の名前解決機能、又はテザリング機能等である。これらの機能に係るデータ通信は、ユーザが意図した場合に動作するものに限り、許可されてもよい。これらの機能に係るデータ通信を許可する条件は、デフォルト通信禁止条件に優先するフィルタリング条件として設定されてもよい。
また、本実施形態に係るフィルタリング処理は、BG動作しているアプリケーションのデータ通信について行われたが、これには限られず、FG動作しているアプリケーションのデータ通信について行われてもよい。つまり、本実施形態に係るフィルタリング処理は、FG動作しているアプリケーションが送信するデータに係るデータ通信の許可又は禁止を決定してもよい。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について説明をする。実施の形態2では、概略として、Android(登録商標)プラットフォーム上のConnectivity Manager機能(以下、コネクティビティマネージャ機能という)に関して通信規制を行なう。
コネクティビティマネージャ機能は、通信装置の通信状態が変化するたびに、複数の通信方法(セルラ通信、無線LAN通信、Bluetooth(登録商標)(以下、BTという)、Ethernet(登録商標)(以下、Ethという)のうち最良の通信方法への自動切換えを行なう機能である。コネクティビティマネージャ機能によりユーザが特別に意識することなく、自動的に通信品質の良い通信方法によって通信することができる。
コネクティビティマネージャ機能により通信方法の自動切換えを行なう際には、セルラ通信のスコア評価を行なうためにモデムを用いて通信を行なう。しかし外部通信に関する通信状態が変化するたびにコネクティビティマネージャ機能が動作すると、ユーザが意図しない通信量の増大を招いてしまう。そこで実施の形態2においては、当該通信を抑制する。
図7は本発明の実施の形態2の通信装置1bの構成を示すブロック図である。実施の形態2に係る通信装置1bは、制御部10bがコネクティビティマネージャ機能101を備える。また、I/Fデバイス111bとして実施の形態1ではモデム112及び無線LANデバイス113のみを例示していたが、実施の形態2では、BTデバイス114及びEthデバイス115も備えている。BTデバイス114は、BT通信をするためのデバイスであり、Ethデバイス115はEth通信をするためのデバイスである。実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。コネクティビティマネージャ機能101は、複数の通信方法によりデータ通信し、最適な通信方法を選択する。通信装置1bは、選択された最適な通信方法により通信を行なう。以下、コネクティビティマネージャ機能101について詳細に説明する。
コネクティビティマネージャ機能101は、各デバイス(モデム112、無線LANデバイス113、BTデバイス114、Ethデバイス115)による通信のうち、ONの通信方法から最適な通信方法を選択する。各デバイスによる通信方法のON/OFFの切り替えは、ユーザが選択可能である。図8に、各通信方法のON/OFFの切り替え画面を示す。切り替え画面は、通信装置1bの表示部13に表示される。操作部14は、切り替え画面中に表示されているON/OFFボタン142に対するユーザの操作を受け付け、各通信方法のON/OFFを切り替える。制御部10bは、ON/OFFに係る情報を記憶部12に記憶する。図9に記憶部に記憶された情報の一例を示す。ここでは、セルラ通信、無線LAN、及びBTがONであり、EthがOFFである例を示している。
コネクティビティマネージャ機能101は、各通信方法のスコア評価処理を行なう。当該スコア評価処理は、コネクティビティマネージャ機能101のConnectivity Check機能により行なう。具体的にはコネクティビティマネージャ機能101は、通信装置1bの通信状態が変化した場合、通信方法のうちONと設定されているものに係る各デバイス(図9の例では、モデム112、無線LANデバイス113、及びBTデバイス114)を用いて所定量のパケットを通信する。そしてコネクティビティマネージャ機能101は、当該通信の品質を判定し、各通信方法のスコアを算出する。続いてコネクティビティマネージャ機能101は、算出したスコアを記憶部12に格納する。図10に当該スコアに係る情報の一例を示す。図10に示す例では、セルラ通信のスコアが100で最高である。そのためコネクティビティマネージャ機能101は、最適な通信方法としてセルラ通信を選択する。通信装置1bは、選択された通信方法であるセルラ通信により通信を行なう。
制御部10bは、コネクティビティマネージャ機能101によるスコア評価の際の通信量を低減するために、セルラ通信がONである場合、データ通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のものであってもデータ通信を規制する。具体的には制御部10bは、通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のもの(1000)である場合、セルラ通信以外の通信方法について、所定量のパケットを通信してスコア評価を実施する。一方で制御部10bは、セルラ通信については、パケットを通信せずにスコアを決定する。具体的にはセルラ通信のスコアを固定値とする。すなわち制御部10bは、スコア評価の際にセルラ通信を行なわずセルラ通信のスコアは固定値とし、当該固定値を用いてその他の通信方法とのスコアの比較を行なって通信方法を選択する。
このように本実施の形態2では、コネクティビティマネージャ機能101が、スコア評価の際にセルラ通信を行なわないため、セルラ通信による通信を抑制することができる。なおコネクティビティマネージャ機能101はシステム通信に固定のUID(1000)が割り当てられている。
本発明の実施の形態2に係る通信装置1bについて、図11及び図12に示すフローチャートによりその動作を説明する。図11は、本実施形態2に係る通信装置1bが通信要求を受けた場合の動作の概略を示すフローチャートである。まず通信装置1bの制御部10bは、データ通信要求を受ける(ステップS100)。次に制御部10bは、セルラ通信がONであるか否かを判定する(ステップS200)。セルラ通信がONである場合、通信規制処理を行う(S300)。一方、セルラ通信がOFFである場合(ステップS200:いいえ)、通信規制処理をスキップする。
図12は、ステップS300における通信規制処理の内容を示すフローチャートである。はじめに制御部10bは、通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のものであるか否かを判定する(ステップS301)。通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のものである場合、制御部10bは、コネクティビティマネージャ機能101によりセルラ通信以外の通信方法のスコア評価を実施する(ステップS302)。また制御部10bは、セルラ通信のスコアを固定値のまま変更しない(ステップS303)。そして制御部10bは、スコアが最高の通信方法を選択し(ステップS304)、通信規制処理が完了する。
一方、ステップS301において通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のものでない場合、制御部10bはパケットフィルタ処理を行う(ステップS305)。つまり実施の形態1で示したように、明示的に許可したUIDのアプリケーションの通信のみを許可する通信規制を行なう。
このように本発明の実施の形態2に係る通信装置1bは、セルラ通信をONにしたときにデータ通信要求を受けた場合、データ通信要求のUIDがコネクティビティマネージャ機能101のものであってもデータ通信を規制する。そのため、コネクティビティマネージャ機能101による通信量の増加を抑制することができる。
なお、使用する通信方法がセルラ通信としてユーザにより指定されている場合は、他の通信方法のスコアにかかわらず、セルラ通信を選択するようにしてもよい。このように、ユーザがセルラ通信を使うことを所望する場合、セルラ通信を選択可能なようにしているため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、ステップS305において、明示的に許可したUIDのアプリケーションの通信のみを許可する通信規制を行なうとしたがこれに限られず、他のいかなるパケットフィルタ処理を行ってもよい。例えば実施の形態1の比較例に示したように、明示的に禁止したUIDのアプリケーションの通信のみを禁止する通信規制を行なってもよい。
ここで、通信装置1又は通信装置1bとして機能させるために、コンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、通信装置1又は通信装置1bの各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの記憶部に格納しておき、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上記の実施形態では、従量課金制ではない方式によるデータ通信の方式として無線LANを例示したが、これに限定されず、従量課金制ではない方式は、Bluetooth(登録商標)やEthernet(登録商標)等のデータ通信方式であってもよい。
1、1b 通信装置
2 上部筐体
3 下部筐体
4 ヒンジ部
10、10b 制御部
11 通信部
12 記憶部
13 表示部
14 操作部
141 タッチパッド
142 ON/OFFボタン
15 パケットフィルタ
16a アプリケーションA
16b アプリケーションB
101 コネクティビティマネージャ機能
111、111b I/Fデバイス
112 モデム
113 無線LANデバイス
114 BTデバイス
115 Ethデバイス

Claims (6)

  1. 複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備え、
    データ通信の要求を受け、
    前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制する、通信装置。
  2. 前記コネクティビティマネージャ機能は各通信方法のスコア評価に基づき通信方法を選択するものであって、前記セルラ通信のスコア評価を行なわないことを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記コネクティビティマネージャ機能は、前記セルラ通信のスコアを固定値とすることを特徴とする、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記コネクティビティマネージャ機能は、使用する通信方法が前記セルラ通信としてユーザにより指定されている場合は、他の通信方法のスコアにかかわらず、前記セルラ通信を選択することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備える通信装置において、
    データ通信の要求を受けるステップと、
    前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制するステップと、
    を含む通信制御方法。
  6. 複数の通信方法によりデータ通信して最適な通信方法を選択するコネクティビティマネージャ機能を備える通信装置として機能するコンピュータに、
    データ通信の要求を受けるステップと、
    前記要求がセルラ通信をONにしたときに受けたものであれば、前記要求のUIDが前記コネクティビティマネージャ機能のものであってもデータ通信を規制するステップと、
    を実行させるプログラム。
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