JP2017139595A - データ伝送制御システム及び方法、並びに、データ伝送制御プログラム - Google Patents

データ伝送制御システム及び方法、並びに、データ伝送制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のネットワークを同時に使用する環境において、無線LANのような通信エリアの境界部分でパケットロスが発生するネットワークを使用している場合に、ネットワークの品質劣化を検出し、品質の良いネットワークのパスに直ちに切り替えることで、アプリケーションに対して、安定して低遅延な通信路を提供する。
【解決手段】送受信端末100・200間でハートビート・パケットを定期的に送信する。データパケット送信部112は、ハートビート・パケットの受信状況に基づき各ネットワークの品質劣化を検出し、品質劣化を検出すると品質劣化が生じたネットワーク以外の中からデータパケットの送信先ネットワークを選択し、データパケットの送信先ネットワークを前記選択したネットワークに切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、トランスポート層におけるデータ伝送制御の技術に関する。
従来、PC(Personal Computer)や携帯電話等の端末はある特定のネットワークを介して、インターネットや社内ネットワーク等に接続することが一般的であったが、近年の技術進歩により、端末が複数のネットワークに同時に接続することが可能になっている。例としては、スマートフォン等の端末がLTE(Long Term Evolution)やWiFi(登録商標)等の通信技術を用いて、モバイル網と固定網に同時接続することが可能になっている。
そして、このような複数のネットワークに同時接続可能な通信環境を前提に、複数のネットワークを同時使用することで、データ転送を効率化させるトランスポートレイヤの通信方式として、MultipathTCP(Multipath Transmission Control Protocol)が提案されている(非特許文献1参照)。図7にMultipathTCPによるデータ伝送の例を示す。図7の例では、端末1とサーバ4との間には、モバイル網2a及びインターネット3を経路とする第1のTCPコネクション5aと、固定網2b及びインターネット3を経路とする第2のTCPコネクション5bとが形成されている。トランスポート層における端末1・サーバ4間のデータ伝送は、第1のTCPコネクション5aと第2のTCPコネクション5bとを同時に利用して行われる。
A. Ford、他2名、"TCP Extensions for Multipath Operation with Multiple Addresses"、 RFC6824、Internet Engineering Task Force (IETF)、2013年1月
近年、ロボットの遠隔制御や道路交通システムが将来の通信ネットワークのユースケースとして議論されており、ネットワークに対する要求は、広帯域化だけでなく、低遅延化が求められている。
このような要求に対して、複数のネットワークを同時に利用し、データ転送の効率化を図るMultipathTCPは有効な手段として考えられる。Multipath TCPでは、最もRTT(Round Trip Time)が小さいパスを優先的に使用するスケジューラが採用されている。
通常のネットワークでは前述のスケジューラにより低遅延の通信が実現できるが、無線LAN(Local Area Network)等を使用している場合、無線エリアの端においては、電波強度が弱くなるため、ネットワーク環境としては、伝送遅延は小さいが、パケットロスが発生する。このような環境では、遅延が小さいため、前述のスケジューラにより無線LANを優先的に使用することになるが、パケットロスが発生するため、TCPの再送制御により、トランスポートレイヤにおける遅延の増加が起き、結果として、低遅延通信が実現できない課題がある。
本発明の目的は、複数のネットワークを同時に使用する環境において、無線LANのような通信エリアの境界部分でパケットロスが発生するネットワークを使用している場合に、ネットワークの品質劣化を検出し、品質の良いネットワークのパスに直ちに切り替えることで、アプリケーションに対して、安定して低遅延な通信路を提供することである。
上記目的を達成するために、本願発明は、複数のネットワークに接続した送信端末及び受信端末を備え、上位層からのデータの伝送要求に対して前記データをトランスポート層における1つ以上のデータパケットに格納して前記1つ以上のデータパケットを前記送信端末から前記受信端末に転送するトランスポート層におけるデータ伝送制御システムであって、各ネットワークを介してハートビート・パケットを定期的に送信するハートビート送信手段と、各ネットワークを介してハートビート・パケットを受信するハートビート受信手段と、前記ハートビート受信手段で受信するハートビート・パケットの受信状況に基づき各ネットワークの品質劣化を検出し、品質劣化を検出すると品質劣化が生じたネットワーク以外の中からデータパケットの送信先ネットワークを選択し、データパケットの送信先ネットワークを前記選択したネットワークに切り替えるデータパケット送信手段を備えたことを特徴とする
本発明によれば、複数のネットワークを同時に利用する環境において、無線エリアの端においてパケットロスが発生し、再送による遅延増加が起こる場合であっても、ネットワークの品質劣化をハートビート・パケットにより直ちに検出することができる。これにより、高速なパス切替を実現することができる。
本願発明の基本的概念を説明する図 データ伝送制御システムの構成図 マルチパスデータ送信部の構成図 パケットデータ格納部のデータ構造の一例 ネットワーク品質情報格納部のデータ構造の一例 マルチパスデータ受信部の構成図 MultipathTCPを説明する図
まず、本願発明の基本概念について図1を参照して説明する。本願発明は、図1に示すように、送信端末100と受信端末200が複数のパケット型のネットワーク300を介して接続されている環境を前提とする。
なお、本明細書では、説明の簡単のため、送信端末100と受信端末200とをそれぞれ別端末として分けて記載しているが、一つの端末が送信端末100と受信端末200の機能を持つ形態においても本発明は実現可能であることに留意されたい。
また、本明細書では、複数のネットワークを総括して記載する場合には単にネットワーク300と表記し、それぞれのネットワークを特定する場合及び図面においては各ネットワークの参照符号300の後ろに枝番1,2,…,N(Nは自然数)を付して表記する。また、必要に応じて、ネットワーク300だけでなく他の構成要素についても同様の表記方法をとる。
また、本発明はトランスポート層におけるデータ伝送制御に関するものであり、本明細書では特に断りが無い限り「パケット」はトランスポート層におけるパケットを意味し、伝送対象の「データ」はトランスポート層より上位層(通常アプリケーション層)から渡されたデータを意味する。
本願発明に係るデータ伝送制御システムは、図1に示すように、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのトランスポート層において、送信端末100・受信端末200間でのハートビート送信によるネットワーク300の品質劣化の検出と、品質劣化が検出された際に、他のパスに切り替えると共に、既に送信済みのパケットで且つ受信確認ができていないパケットを直ちに再送することで、高速なパス切替と再送による遅延増加を抑制することを特徴とする。
ハートビートの送信は、受信端末200から、一定間隔で送信端末100にハートビート・パケットを送信することにより行う。送信端末100は、ハートビート・パケットが一定間隔で到着することを期待するが、予め決められた個数以上届かない場合は、ネットワーク300が品質劣化したと判断する。なお、ハートビート・パケットは、送信端末100から送信し、受信端末200がネットワークの品質劣化を検出し、送信端末100に通知することも可能である。但し、この場合、通知にパケット転送が伴い、時間を要するため、高速にパス切替を行う観点では、受信端末200からハートビート・パケットを送信する形態が望ましい。
ネットワークの品質劣化が検出された場合、送信端末100は、品質劣化が起きていないパスの中で、最も遅延が短いパスに切り替える。各パスの遅延は、送信端末100・受信端末200間で定期的に遅延測定を行うことで計測されるものとする。
送信端末100は、パケットの転送において、各パケットにシーケンス番号を付与し、受信端末200において欠番を発見した場合には、受信端末200が送信端末100に再送要求を出し、送信端末100がパケットの再送を行う。正常に受信できたパケットは、到達確認を送信端末100に送信する。
ネットワーク300の品質劣化によりパス切替を行った場合、送信端末100は受信確認ができていないパケットについて、切り替えたパスを使用して、すべて受信端末200に再送を行う。これはネットワーク300の品質劣化によって、送信したパケットがネットワーク300で損失したとみなし、再送要求を待たずに前もって再送を行うものである。これにより、再送により発生する遅延時間を抑制することができる。
このように、本発明では、複数のネットワーク300を同時に利用する環境において、無線エリアの端においてパケットロスが発生し、再送による遅延増加が起こる場合であっても、ネットワーク300の品質劣化をハートビート・パケットにより直ちに検出することができる。これにより、高速なパス切替を実現することができる。さらに、パケットの再送要求を待たずに切替後のパスを使用して再送を行うことで、ネットワーク300の品質劣化により再送が必要なパケットに対して、高速な再送を実現することができる。これにより、パケットの転送遅延を短縮することができる。
以下、本実施の形態に係るデータ伝送制御システムについて図2を参照してより詳細に説明する。図2はデータ伝送制御システムの構成図である。
送信端末100は、図2に示すように、マルチパスデータ送信部110と、それぞれネットワーク300−1〜300−Nに接続するネットワークI/F(Interface)部120−1〜120−Nとを備えている。また、受信端末200は、マルチパスデータ受信部210と、それぞれネットワーク300−1〜300−Nに接続するネットワークI/F部220−1〜220−Nとを備えている。マルチパスデータ送信部110及びマルチパスデータ受信部210は、トランスポート層の処理機能部に相当する。またネットワークI/F部120,220は、データリンク層以下の処理機能部に相当する。なお、マルチパスデータ送信部110及びマルチパスデータ受信部210と、ネットワークI/F部120,220との間には、ネットワーク層の処理機能部が介在しているが本願発明の要旨とは関連しないので、ここでは記載を省略する。
前述の冗長データ転送機能は、送信端末100のマルチパスデータ送信部110と受信端末200のマルチパスデータ受信部210にて行われる。すなわち、送信端末100のアプリケーション130からのデータは、マルチパスデータ送信部110にて処理され、各ネットワーク300に接続されているネットワークI/F部120を介して、データパケットと冗長パケットが送信される。データパケットと冗長パケットは受信端末200のネットワークI/F部220にて受信され、マルチパスデータ受信部210にて処理され、アプリケーション230に渡される。冗長データ転送機能の詳細については後述する。
前述のネットワーク品質測定機能についても、送信端末100のマルチパスデータ送信部110と受信端末200のマルチパスデータ受信部210にて行われる。ネットワーク品質測定機能の詳細についても後述する。
送信端末100のマルチパスデータ送信部110は、図3に示すように、ネットワークI/F部120にパケットを送信するパケット送受信部111と、アプリケーションからのデータパケットをパケット送受信部111に送るデータパケット送信部112と、受信端末200からのハートビート・パケットを受信するハートビート受信部113と、送信端末100・受信端末200の遅延測定を行う遅延測定部114と、後述する再送処理用にデータパケットを格納しておくデータパケット格納部115と、ネットワーク品質情報を格納するネットワーク品質情報格納部116とを備えている。
データパケット格納部115に格納するデータパケットの一例を図4に示す。図4の例に示すデータパケットは、パケットのシーケンス番号と、当該パケットのデータを含む。シーケンス番号は、データパケット送信部112で送信するデータパケットを特定可能な情報である。
ネットワーク品質情報格納部116に格納されているネットワーク品質情報の一例を図5に示す。ネットワーク品質情報格納部116は、ネットワーク300毎にネットワーク品質を格納する。図5の例に示すネットワーク品質報は、ネットワーク300の遅延差と状態情報を含む。ネットワーク300の状態情報は、ネットワーク300の品質を示す情報であり、本実施の形態では「正常」と「劣化」の2つの値をとるものとする。
受信端末200のマルチパスデータ受信部210は、図6に示すように、ネットワークI/F部220からパケットを受信するパケット送受信部211と、パケット送受信部211で受信したデータパケットをアプリーションに送るデータパケット受信部212と、送信端末100に対してハートビート・パケットを送信するハートビート送信部213と、送信端末100・受信端末200の遅延測定を行う遅延測定部214とを備えている。
なお、送信端末100及び受信端末200の各部の実装形態は不問であり、それぞれハードウェアによって実装して所定の機能を発揮させるようにしてもよいし、各部のプログラムをインストールして所定の機能を発揮させるようにしてもよい。
次に、本実施の形態に係るデータ伝送制御システムの動作について説明する。
まず、送信端末100の遅延測定部114及び受信端末200の遅延測定部214におけるネットワーク300の遅延測定機能について説明する。
送信端末100の遅延測定部114は、一定間隔で遅延測定用のパケットをパケット送受信部111を介して送信する。遅延測定用パケットは、接続している各ネットワーク300−1〜300−Nに対して同時に送信される。
受信端末200は、データパケット送受信部211にて、遅延測定用パケットを識別し、遅延測定部214に渡す。遅延測定部214では、各ネットワーク300−1〜300−Nから到着する遅延測定用パケットについて、最も到着時刻の早いパケットの時刻を基準として、それより後に届いたパケットの到着時刻差を計算する。例えば、ネットワーク1=0ms、ネットワーク2=20msというものである。
計算結果は、パケット送受信部211を介して、送信端末100に送られ、送信端末100の遅延測定部114にて、計算結果をネットワーク品質情報格納部116に遅延差として記録する。
次に、データパケットの送信処理について説明する。
送信端末100は、アプリケーションからのデータをデータパケット送信部112にて受け取り、データパケット格納部115にシーケンス番号を付与してデータパケットとして格納する。
次にデータパケット送信部112は、ネットワーク品質情報格納部116から状態が「正常」であり、遅延差が最も小さいネットワーク300を選択し、前述のデータパケットをパケット送受信部111を介して受信端末200に送信する。
受信端末200は、パケット送受信部211にて、データパケットを識別し、データパケット受信部212に渡す。データパケット受信部212は、データパケットのシーケンス番号から、既に受信しているパケットに対して、番号飛び(欠番)が発生していないかを確認する。欠番が発生している場合は、パケットロスが発生したとみなし、送信端末100に対して、シーケンス番号を指定してデータパケットの再送要求を送信する。欠番が発生していない場合は、送信端末100に対して、受信確認を送信する。
送信端末100は、パケット送受信部111にて、パケットの再送要求/受信確認のパケットを識別し、データパケット送信部112に渡す。データパケット送信部112は、パケットの再送要求の場合は、指定されたシーケンス番号のパケットをデータパケット格納部115から読み出し、前述のデータパケット送信と同じ手順にて再送を行う。受信確認の場合、データパケット格納部115の該当パケットのデータを削除する。
次に、ネットワーク品質劣化の検出処理について説明する。
受信端末200のハートビート送信部213は、ハートビート・パケットをパケット送受信部211を介して送信する。ハートビート・パケットは、予め決められた間隔で、接続している各ネットワーク300−1〜300−Nに対して送信される。
送信端末100は、パケット送受信部111にて、ハートビート・パケットを識別し、ハートビート受信部113に渡す。
ハートビート受信部113は、タイマー(図示省略)を保持し、ハートビート・パケットの送信間隔と同じ間隔でタイマー処理を行い、ハートビート・パケットが到着しているかの判定を行う。ハートビート・パケットが予め決められた個数連続して到着した場合は、ネットワーク品質情報格納部116の該当するネットワークの状態を「正常」に設定する。
一方、ハートビート・パケットが予め決められた個数連続して到着しない場合、ネットワークに品質劣化が発生したと判断し、ネットワーク品質情報格納部116の該当するネットワークの状態を「劣化」に設定する。次に、受信確認が取れていないパケットを再送するために、データパケット格納部115に記録されているパケットをすべてデータパケット送信部112から送信する。前述したように、データパケット送信部112は、ネットワーク品質情報格納部116で、状態が「正常」であり、且つ最も遅延差が小さいネットワークを送信先ネットワークとして選択するため、前述のネットワーク品質劣化検出時に「劣化」と設定されているネットワークは使用されず、他の「正常」と設定されているネットワークを用いて、パケットは再送される。
以上、本発明の一実施の形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、送信端末100と受信端末200によりネットワーク300の品質測定処理を行っていたが、他の装置がネットワーク300の品質を測定するようにしてもよい。
100…送信端末
110…マルチパスデータ送信部
111…パケット送受信部
112…データパケット送信部
113…ハートビート受信部
114…遅延測定部
115…データパケット格納部
116…ネットワーク品質情報格納部
200…受信端末
210…マルチパスデータ受信部
211…パケット送受信部
212…データパケット受信部
213…ハートビート送信部
214…遅延測定部

Claims (8)

  1. 複数のネットワークに接続した送信端末及び受信端末を備え、上位層からのデータの伝送要求に対して前記データをトランスポート層における1つ以上のデータパケットに格納して前記1つ以上のデータパケットを前記送信端末から前記受信端末に転送するトランスポート層におけるデータ伝送制御システムであって、
    各ネットワークを介してハートビート・パケットを定期的に送信するハートビート送信手段と、
    各ネットワークを介してハートビート・パケットを受信するハートビート受信手段と、
    前記ハートビート受信手段で受信するハートビート・パケットの受信状況に基づき各ネットワークの品質劣化を検出し、品質劣化を検出すると品質劣化が生じたネットワーク以外の中からデータパケットの送信先ネットワークを選択し、データパケットの送信先ネットワークを前記選択したネットワークに切り替えるデータパケット送信手段を備えた
    ことを特徴とするデータ伝送制御システム。
  2. 前記データパケット送信手段は、あるネットワークを介したハートビート・パケットが所定の個数以上届かない場合には当該ネットワークに品質劣化が生じたと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送制御システム。
  3. 前記ハートビート送信手段を前記受信端末に設け、前記ハートビート受信手段を前記送信端末に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ伝送制御システム。
  4. 前記送信端末及び受信端末間の各ネットワークの品質を測定する品質測定手段を備え、
    前記データパケット送信手段は、品質劣化が生じたネットワーク以外の中から、前記品質測定手段した最も遅延の小さいネットワークをデータパケットの送信先ネットワークとして選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のデータ伝送制御システム。
  5. 前記送信端末は、前記受信端末に送信したデータパケットを格納するデータパケット格納手段を備え、
    前記データパケット送信手段は、データパケットの送信先ネットワークの切り替えを行うと、前記受信端末からデータパケット受領確認を受領していないデータパケットをデータパケット格納手段から取得して切り替え後のネットワークを介して前記受信端末に再送する
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載のデータ伝送制御システム。
  6. 前記データパケット送信手段による前記再送処理を、前記受信端末からのデータパケット再送要求とは独立して実施する
    ことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載のデータ伝送制御システム。
  7. 複数のネットワークに接続した送信端末及び受信端末を備え、上位層からのデータの伝送要求に対して前記データをトランスポート層における1つ以上のデータパケットに格納して前記1つ以上のデータパケットを前記送信端末から前記受信端末に転送するトランスポート層におけるデータ伝送制御方法であって、
    ハートビート送信手段が、各ネットワークを介してハートビート・パケットを定期的に送信するステップと、
    ハートビート受信手段が、各ネットワークを介してハートビート・パケットを受信するステップと、
    データパケット送信手段が、前記ハートビート受信手段で受信するハートビート・パケットの受信状況に基づき各ネットワークの品質劣化を検出し、品質劣化を検出すると品質劣化が生じたネットワーク以外の中からデータパケットの送信先ネットワークを選択し、データパケットの送信先ネットワークを前記選択したネットワークに切り替えるステップとを備えた
    ことを特徴とするデータ伝送制御方法。
  8. コンピュータを請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ伝送制御システムの各部として機能させる
    ことを特徴とするデータ伝送制御プログラム。
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