JP2017139562A - 通信機、通信方法、および通信機のプログラム - Google Patents

通信機、通信方法、および通信機のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デバイスノイズが発生しても、デバイスの動作を停止したりデバイスの機能を制限したりせずに、通信を可能とする通信機を提供する。【解決手段】接続先と通信する通信部201と、動作するとノイズを発生する少なくとも1つのデバイス204と、前記ノイズと通信品質値の劣化量とを関連付けた情報と、通信の複数のデータレートの各所要通信品質値とを関連付けた情報とを記憶する記憶部203と、前記デバイス204が起動することを検知し、通信部201が検知する通信中の電波の通信品質値と前記通信品質値の劣化量に基づいてデバイス204起動後の通信品質値を算出し、デバイス204起動後の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを通信部201に指示する制御部202とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、通信機、通信方法、および通信機のプログラムに関するものである。
近年、無線通信以外の様々な機能を有する無線通信機が多くなり、これらの様々な機能を実現するためのデバイス、例えばカメラ等が、無線通信の障害となるノイズを発生する場合も多くなっている。
これらのデバイスのノイズ(デバイスノイズ)が無線通信に障害を及ぼさないように、一般的にデバイスのノイズ源を電磁シールド(shield;遮蔽)するなどの対策が実施されている。しかし、移動端末などの無線通信機は装置寸法が小さいのでノイズ源とアンテナとの距離が近く、アンテナから侵入するノイズを低減しきれない場合がある。
そこで、特許文献1の無線通信機では、デバイスを動作する場合に、デバイスノイズが無線通信の周波数と一致すると、デバイスを停止したり、デバイスの機能を制限したりすることで、通信に支障を与えるノイズの発生を抑制している。
特開2012−074789号公報
ここで、例えばセンサデバイスを内蔵した無線通信機が、センサデバイスによって一定時間間隔で、ある計測を実施して、無線通信によって他の無線通信機に計測結果を送信する様な場合を想定する。この場合、計測の度にセンサデバイスがノイズを発生するとしても、無線通信機はセンサデバイスの機能を制限したり、センサデバイスの動作を途絶えさせることは出来ない。従って、この例の様な用途には、特許文献1に示される無線通信機では対応できない。
本発明の通信機は、デバイスノイズが発生しても、デバイスの機能を制限したりデバイスの動作を停止したりせずに、通信を可能とすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の通信機は、接続先と通信する通信部と、動作するとノイズを発生する少なくとも1つのデバイスと、前記ノイズと前記通信の通信品質値の劣化量とを関連付けた情報と、前記通信の複数のデータレートの各所要通信品質値とを関連付けた情報とを記憶する記憶部と、前記デバイスが起動することを検知し、前記通信部が検知する通信中の電波の通信品質値と前記通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを前記無線部に指示する制御部とを備える。
上記の目的を達成するために、本発明の通信方法は、ノイズを発生するデバイスが起動することを検知し、通信中の電波の通信品質値と予め認識するノイズによる通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が所要通信品質値を満足するデータレートで通信する。
上記の目的を達成するために、本発明の通信機のプログラムは、ノイズを発生するデバイスが起動することを検知し、通信中の電波の通信品質値と予め認識するノイズによる通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が所要通信品質値を満足するデータレートで通信する。
本発明の通信機、通信方法、および通信機のプログラムによれば、デバイスノイズが発生しても、デバイスの動作を停止したりデバイスの機能を制限したりせずに通信が可能である。
第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作を示す図である。 第1の実施形態の動作を補足する図である。 第1の実施形態の動作を補足する図である。 第2の実施形態の動作を示す図である。 第1および第2の実施形態の構成の変形例を示す図である 第3の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作を補足する図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1に第1の実施形態の構成を示す。
本実施形態の無線通信機10は、無線LAN(Local Area Network)や、LTE(Long Term Evolution)などの無線通信システムを用いて、基地局などの他の無線通信機と無線通信を行う無線端末である。この無線端末は、例えばセンサデバイスを内蔵して一定時間間隔でセンサの計測データを送る無線機や、スマートホン、タブレット、携帯電話機などである。
無線通信機10は、アンテナ部11、無線部12、制御部13、記憶部14、およびデバイス21〜デバイス2nによって構成される。
アンテナ部11は無線基地局などの他の無線通信機と電波をやりとりするアンテナである。スマートホンや携帯電話などの様に小型無線端末では、アンテナは筐体内部に組み込まれている場合が多い。
無線部12は無線通信を行うための無線回路である。制御部13は、無線通信機10の各構成要素を制御するCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)である。記憶部14は、情報を記憶する記憶素子である。
また、デバイス21〜デバイス2nは、計測用センサ、カメラ、ワンセグ(1seg、One seg)テレビ受信機などの無線通信機10の付加機能を実現するための、部品やモジュールである。
[動作の説明]
次に本実施形態の動作について、図2および図8を参照して説明する。
無線通信機10が動作を開始すると、無線通信機10は、はじめにキャリアセンス(carrier sense)を実行して、近くで他の無線通信機が使用していない周波数(空きチャンネル)があるかどうかを判断する(S101)。
キャリアセンスは、近くで他の通信機が使用していない周波数を探知する一般的な通信手順である。具体的には、制御部13は、アンテナ部11を経由して無線部21が受信した、ある周波数(チャンネル)の受信電力が一定の閾値未満であれば、そのチャンネルは空きチャンネルであると判断する。また、閾値以上であれば、そのチャンネルは空きチャンネルで無いと判断する。そして、制御部13は、無線部21の受信チャンネルを順次変えて、空きチャンネルを把握する。
そして、ステップS101で、空きチャンネルがあると判断されれば(S101でY)、ステップS102にすすむ。また、ステップS101で、空きチャンネルが無いと判断されれば(S101でN)、ステップS101に戻る。
ステップS102で制御部13は、無線通信機10が使用する通信周波数帯のそれぞれについて、少なくとも1つの空きチャンネルにおける無線部12の受信電力強度を、ベースノイズレベルとして記憶部14に記憶する(S102)。
続いて、制御部13は無線部21を制御してステップS102で記憶したベースノイズレベルと同一のチャンネル、若しくは同一の通信周波数帯の他のチャンネルにおいて、接続しようとする無線通信機から発せられるビーコン(beacon)を受信する。そして、制御部13は、無線部21で受信したビーコンの受信電力強度を検知する(S103)。
続いて、制御部13は、ステップS103で検知した受信電力強度と、ステップS102で記憶部14に記憶したベールノイズレベルの値に基づいて、S/N(signal-to-noise ratio;信号対雑音比 )を算出する(S104)。ステップS104におけるS/Nはデシベル[dB]表記による次式によって求められる。ここで、ビーコンの電力強度とベースノイズレベルの電力値は[dBm]表示である。尚、[dBm]は、1mW(ミリワット)を0dBmとして電力の大きさをデシベルで表示したものである。
S/N[dB]=(受信電力強度[dBm])−(ベースノイズレベル[dBm])

記憶部14には、図3に示すように、予めデータレート毎の所要S/Nの情報が保存されている。制御部13は、記憶部14に保存されているデータレート毎の所要S/Nの情報を参照して、ステップS104で算出したS/Nで所要データレートを満足する最高のデータレートを選択する(S105)。
制御部13は無線部21を制御して、ステップS103で受信したビーコンを送信する無線通信機と接続し、ステップS105で選択したデータレートで通信を開始する(S106)。
続いて、制御部13は、デバイス21〜2nが動作を開始するかどうかを判断する(S107)。ステップS107で、制御部13がデバイス21〜2nの少なくとも1つが動作を開始すると判断すると(S107でY)、ステップS108に進む。また、ステップS107でデバイス21〜2nのいずれも動作を開始しないと判断すると(S107でN)、ステップS107に戻る。
ステップS108では、制御部13は記憶部14を参照して、これから動作するデバイスの発するノイズ(デバイスノイズ)が、現在通信中の電波の周波数と一致するかどうかを判断する(S108)。
ここで、記憶部14には、図4に示す様に、デバイス21〜2nのそれぞれが動作した際に発生するデバイスノイズの周波数と、デバイスノイズによる周波数毎の通信品質劣化量の情報が予め記憶されている。デバイスノイズによる周波数毎の通信品質劣化量は、無線通信機10の設計時点で把握して、記憶部14に記憶されている。
ステップS108で、デバイスノイズが通信周波数と一致すれば(S108でY)、ステップS109に進み、一致しなければ(S108でN)、ステップS107に戻る。
ステップS109で、制御部13は以下のパラメータに基づいて、S/Nを算出する(S109)。即ち、記憶部14に記憶される、通信周波数におけるデバイスノイズによる通信品質劣化量、ステップS102で記憶部14に記憶したノイズレベル、およびステップS103で検知した信号強度をパラメータとする。
ステップS109における、S/Nの算出は次式に従う。ここでは、S/Nはデシベル[dB]、接続相手の信号強度、およびベースノイズレベルは[dBm]、デバイスノイズによる通信品質劣化量は[dB]で表されるものとする。
S/N[dB]=(接続相手の信号強度[dBm])−(ノイズレベル[dBm])−(デバイスノイズによる通信品質劣化量[dB])

ここで、後述のステップS111の後に、ステップS107に戻り、新たなデバイスが起動して(S107でY)、更にステップS108で新たなデバイスのデバイスノイズが通信周波数と一致した場合(S108でY)について説明する。この場合は、通信周波数と一致する、各デバイスノイズの通信品質劣化量[dB]を加算した値を、上式のデバイスノイズによる通信品質劣化量[dB]としてS/N[dB]を算出する。
ステップS109に続いて、ステップS110で制御部13は、記憶部14に記憶されている前述の図3の情報を参照して、ステップS109で求めたS/Nが、現在通信中のデータレートの所要S/Nを満足しているか否かを判断する(S110)。
ステップS110で所要S/Nを満足していると判断されると(S110でY)、ステップS107に戻る。ステップS110で所要S/Nを満足していないと判断されると(S110でN)、ステップS111へ進む。
ステップS111では、制御部13は記憶部14に保存されているデータレート毎の所要S/Nの情報を参照して、ステップS109で算出したS/Nで所要データレートを満足する最高のデータレートを選択する。そして、制御部13は無線部21を制御して、選択したデータレートに変更する(S111)。
尚、ステップS111で、制御部13は、ステップS109で算出したS/Nで所要データレートを満足する最高のデータレートを選択した。しかし、必ずしも最高のデータレートである必要は無く、ステップS109で算出したS/Nで所要データレートを満足していれば、他のデータレートを選択しても良い。
ステップS111を終えると、ステップS107に戻る。
以上説明した様に、本実施形態の無線通信機10は、デバイスが起動する前に、予め記憶するデバイスノイズによる通信品質劣化量による通信品質の劣化を推定し、デバイスノイズが発生しても通信が継続できるデータレートに変更する。
その結果、本実施形態の無線通信機10は、ノイズを発生するデバイスが動作すると、通信速度は低下するが、デバイスの動作を停止したりデバイスの機能を制限せずに通信が可能である。
(ノイズの周波数毎の通信品質劣化量に関する補足)
本実施形態では、記憶部14には、図4に示す様に、デバイス21〜2nのそれぞれが動作した際に発生するノイズの周波数と、ノイズの周波数毎の通信品質劣化量の情報が予め記憶されている。
しかし、無線通信機10の個体差がある様な場合を想定して、無線通信機毎にデバイスノイズによる通信品質劣化量の測定方法の例として図8を参照して説明する。尚、近隣の無線通信機が通信で使用している周波数については、近隣の無線通信機の通信が終了するまで測定は完了しないので、電波暗室などで測定することが望ましい。
図8において、ノイズ測定開始後、制御部13は無信号時のノイズ(ベースノイズ)の未測定周波数(未測定チャンネル)の有無を判断する(S301)。
S301でベースノイズの未測定チャンネルがあると判断されると(S301でY)、制御部13は無線部12を制御して未測定チャンネルの受信電力強度を、ベースノイズレベルとしてチャンネルと関連付けて記憶部14に記憶する(S305)。ステップS305を終えるとステップS301に戻る。
また、ステップS301でベースノイズの未測定チャンネルが無いと判断されると(S301でN)、ステップS302に進む。
ステップS302で、制御部13は、デバイス21〜デバイス2nの内、未測定のデバイスがあるかどうかを判断する(S302)。ステップS302で未測定デバイスが無いと判断されると(S302でN)、制御部13はデバイスノイズによる通信品質劣化量の測定を終了する。
ステップS302で未測定デバイスがあると判断されると(S302でY)、制御部13はデバイス21〜デバイス2nの未測定のデバイスを1つ動作させる(S303)。
続いて、制御部13は、ステップS303で動作させたデバイスについて、デバイスノイズの未測定チャンネルがあるかどうかを判断する(S304)。
ステップS304で未測定チャネルがあると判断されると(S304でY)、ステップS306に進む。
また、ステップS304で未測定チャネルが無いと判断されると(S304でN)、デバイスの動作を停止して、ステップS302に戻る。
ステップS306では、制御部13は無線部12を制御して未測定チャンネルの受信電力強度を検知する。そして、制御部13は、検知した受信電力強度と、ステップS305で記憶部14に記憶した、対応チャンネルのベースノイズレベルとの差を算出する。そして、制御部13は算出結果をデバイスノイズによる通信品質劣化量として、チャンネルと関連付けて記憶部14に記憶する(S308)。ステップS308を終えるとステップS304に戻る。
以上の補足の様に、無線通信機100は、デバイスノイズによる通信品質劣化量を測定することも可能である。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図1、図5および図2を参照して説明する。
[構成の説明]
第2の実施形態の構成は、第1の実施形態の構成を示す図1と同じであるが、制御部13の動作が異なる。
[動作の説明]
次に、第2の実施形態の動作を図5に示す。
第2の実施形態の動作は、第1の実施形態の動作を示す図2のステップS106とステップS107の間に、ステップS207が追加されている。
図5において、はじめに、無線通信機10が動作を開始した後、ステップS201からステップS206までは、図2のステップS101からステップS106までと同一の動作であるので、説明を省略する。
ステップS207では、制御部13はデバイス21〜2nの内で、動作が終了したデバイスがあるかどうかを判断する(S207)。
ステップS207で動作が終了したデバイスが無いと判断されると(S207でN)、ステップS208に進む。
ステップS208からステップS212は、第1の実施形態のステップS107からステップS111までと同じであるので、説明を省略する。
また、ステップS207で、動作が終了したデバイスがあると判断されると(S207でY)、ステップS213に進む。
ステップS213では、制御部13は、無線部12が通信中の電波の信号強度を検知する。
次に、ステップS214で、制御部13は、無線部12を操作して無線通信機10も接続先も電波を送信していない状態にして、無線部12が受信する受信電力をベースノイズレベルとして検知する(S214)。
そして、ステップS213で検知した信号強度と、ステップS214で検知したベースノイズレベルから、S/Nを算出する(S215)。S/Nの算出方法は、図2のステップS104と同じである。
S215に続きステップS216では、制御部13は記憶部14に記憶されている図3の情報を参照して、ステップS215で求めたS/Nで、所要S/Nを満足する現在通信中より上位(高速)のデータレートがあるかどうかを判断する(S216)。
ステップS216で、所要S/Nを満足する上位のデータレートがあると判断されると(S216でY)、ステップS212に進む。
ステップS216で、所要S/Nを満足する上位のデータレートがないと判断されると(S216でN)、ステップS207に戻る。
以上説明した様に、本実施形態の無線通信機10は、デバイスの動作が終了すると、通信中の信号強度と無送信状態のベースノイズレベルに基づいて、S/Nを再計算する。そして、所要S/Nを満足する現在通信中のデータレートより、上位(高速)のデータレートがあれば、無線通信機10は上位のデータレートに変更して通信する。
第1の実施形態の無線通信機は、デバイスの動作が終了しても、データレートを上げることは出来なかったが、本実施形態の無線通信機は、デバイスの動作が終了すると、データレートを上げることが可能である。従って、本実施形態の無線通信機は、第1の実施形態の無線通信機と比べて、デバイスの動作状況に応じて、より適切なデータレートによる通信が可能となる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について、図7を参照して説明する。
本実施形態の通信機200は、接続先と通信する通信部201と、動作するとノイズを発生するデバイス204を備える。また、通信機200は、前記ノイズの周波数と前記通信の通信品質値の劣化量とを関連付けた情報と、前記通信の複数のデータレートと前記各データレートの所要通信品質値とを関連付けた情報とを記憶する記憶部203を備える。更に通信機200は、制御部202を備える。制御部202は、前記デバイス204が動作することを検知すると、前記通信部201が検知する通信中の電波の通信品質値と前記通信中の電波の周波数における前記通信品質値の劣化量に基づいてデバイス204の起動後の通信品質値を算出する。そして、制御部202は、前記デバイス起動後の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを前記無線部に指示する。
以上の様に、本実施形態の無線通信機200は、ノイズを発生するデバイス204が動作すると、通信速度は低下するが、デバイス204の動作を停止したりデバイス204の機能を制限せずに通信が可能である。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように拡張または変形できる。
第1の実施形態では、制御部13は、データレートと所要S/Nの関連づけに基づいてデータレートを選択していた。しかし、データレートに関連付ける値を、S/Nではなく、例えばビットエラーレート(Bit error rate;符号誤り率)を利用した通信品質値などの様に、他の通信品質値としても良い。
第2の実施形態の動作の説明で、図5のステップS214において、無送信状態にしてベースノイズレベルを検知している。ここで、ステップS214を省略して、ステップS202で記憶したベースノイズレベルを用いてステップS215のS/Nを算出することも可能である。しかし、ステップS214を省略しない動作の方が、ステップS202でベースノイズレベルを検知してから、ステップS207で動作終了デバイスを認識するまでの時間にベースノイズレベルの変動があっても、正しいS/Nが得られる。
また、図6に示す様な有線通信機100であっても、各実施形態に示した無線通信機と同様の動作をすることにより、各実施形態に示した無線通信機と同様の効果を得られる。即ち、デバイスが動作してノイズを発生すると、有線通信機100の通信速度は低下するが、デバイスの動作を停止したりデバイスの機能を制限せずに通信が可能である。
また、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給される場合にも適用可能である。
10 無線通信機
11 アンテナ部
12 無線部
13 制御部
14 記憶部
21、2n デバイス
100 有線通信機
112 通信部
113 制御部
114 記憶部
121、12n デバイス
200 通信機
201 通信部
202 制御部
203 記憶部
204 デバイス

Claims (9)

  1. 接続先と通信する通信部と、
    動作するとノイズを発生する少なくとも1つのデバイスと、
    前記ノイズと前記通信の通信品質値の劣化量とを関連付けた情報と、前記通信の複数のデータレートの各所要通信品質値とを関連付けた情報とを記憶する記憶部と、
    前記デバイスが起動することを検知し、前記通信部が検知する通信中の電波の通信品質値と前記通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを前記無線部に指示する制御部とを備えることを特徴とする通信機。
  2. 前記制御部は、前記デバイスの動作が停止すると、前記通信部が通信中の電波の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを前記無線部に指示することを特徴とする請求項1に記載の通信機。
  3. 前記通信品質値はS/Nであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信機。
  4. ノイズを発生するデバイスが起動することを検知し、通信中の電波の通信品質値と予め認識するノイズによる通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が所要通信品質値を満足するデータレートで通信する通信方法。
  5. 前記デバイスの動作が停止すると、前記通信部が通信中の電波の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを特徴とする請求項4に記載の通信方法。
  6. 前記通信品質値はS/Nであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の通信方法。
  7. ノイズを発生するデバイスが起動することを検知し、通信中の電波の通信品質値と予め認識するノイズによる通信品質値の劣化量に基づいて前記デバイス起動後の通信品質値を算出し、前記デバイス起動後の通信品質値が所要通信品質値を満足するデータレートで通信する通信機のプログラム。
  8. 前記デバイスの動作が停止すると、前記通信部が通信中の電波の通信品質値が前記所要通信品質値を満足する前記データレートで通信することを特徴とする請求項7に記載の通信機のプログラム。
  9. 前記通信品質値はS/Nであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の通信機のプログラム。
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