JP2017136879A - Flight safety system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、飛行安全システムに関する。 The present invention relates to a flight safety system.
近年、ドローンと称される無人の飛行装置の普及が進んでいる。ドローンを用いることにより、例えばこれまで人の侵入が困難であった構造物や自然環境の検査や調査が可能となっている。このような無人の飛行装置には、例えばGPS信号などを受信することによって自己の位置を特定しながら自立的に飛行するものがある。このように、自立的に飛行する飛行装置の場合、GPS信号などで特定した自己の位置に対して、継続して飛行する飛行方向を正確に特定することが求められる。飛行方向は、一般に地磁気センサや高度センサなどの飛行方向取得手段で地磁気を検出することにより特定される(特許文献1参照)。 In recent years, unmanned flying devices called drones have been popularized. By using a drone, for example, it is possible to inspect and investigate structures and natural environments that have been difficult for humans to enter. Some of these unmanned flying devices fly autonomously while specifying their own position by receiving, for example, GPS signals. As described above, in the case of a flying device that flies autonomously, it is required to accurately specify the flight direction in which the aircraft continuously flies with respect to its own position specified by a GPS signal or the like. The flight direction is generally specified by detecting the geomagnetism with a flight direction acquisition means such as a geomagnetic sensor or an altitude sensor (see Patent Document 1).
しかしながら、この飛行方向を検出する飛行方向取得手段に異常が生じると、飛行装置の自立的な飛行は維持できない。すなわち、飛行方向取得手段に異常が生じると、飛行装置は自己の飛行方向を特定できず、飛行装置の制御が不安定になるという問題がある。 However, if an abnormality occurs in the flight direction acquisition means for detecting the flight direction, the flying device cannot be maintained independently. That is, when an abnormality occurs in the flight direction acquisition means, there is a problem that the flying device cannot specify its own flight direction and the control of the flying device becomes unstable.
そこで、本発明の目的は、飛行方向取得手段の異常の有無を検出することにより、信頼性が向上する飛行安全システムを提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a flight safety system in which reliability is improved by detecting the presence or absence of abnormality in the flight direction acquisition means.
請求項1記載の発明では、飛行方向取得手段の異常の有無を検出する異常検出手段を備えている。機体ユニットに設けられた情報取得手段は、機体ユニットと分離して設けられている方向表示手段から、方向表示手段が表示する方向表示を光学的に取得する。飛行制御手段は、この情報取得手段で取得した方向表示に基づいて、機体ユニットの飛行方向を方向表示が指示する方向へ制御する。異常検出手段は、取得した方向表示と、方向表示に基づいて飛行制御手段によって制御された機体ユニットの実際の飛行方向とから、飛行方向取得手段の異常の有無を検出する。すなわち、飛行方向取得手段が正常であれば、方向表示と、飛行方向取得手段で取得した機体ユニットの実際の飛行方向とは一致する。一方、飛行方向取得手段に異常が生じているとき、方向表示と、飛行方向取得手段で取得した機体ユニットの実際の飛行方向との間にはずれが生じる。異常検出手段は、この方向表示と実際の飛行方向との間のずれに基づいて、飛行方向取得手段の異常の有無を検出する。したがって、方向表示の読み取りという簡単な処理によって、飛行方向取得手段の異常の有無を検出することができ、信頼性を向上することができる。 According to the first aspect of the present invention, there is provided an abnormality detection means for detecting whether or not the flight direction acquisition means is abnormal. The information acquisition means provided in the airframe unit optically acquires the direction display displayed by the direction display means from the direction display means provided separately from the airframe unit. The flight control unit controls the flight direction of the airframe unit in the direction indicated by the direction display based on the direction display acquired by the information acquisition unit. The abnormality detection means detects the presence / absence of an abnormality in the flight direction acquisition means from the acquired direction display and the actual flight direction of the airframe unit controlled by the flight control means based on the direction display. That is, if the flight direction acquisition unit is normal, the direction display matches the actual flight direction of the airframe unit acquired by the flight direction acquisition unit. On the other hand, when an abnormality occurs in the flight direction acquisition means, a deviation occurs between the direction display and the actual flight direction of the airframe unit acquired by the flight direction acquisition means. The abnormality detection means detects the presence / absence of an abnormality in the flight direction acquisition means based on the difference between the direction indication and the actual flight direction. Therefore, the presence / absence of abnormality of the flight direction acquisition means can be detected by a simple process of reading the direction display, and the reliability can be improved.
以下、飛行安全システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように飛行安全システム10は、機体ユニット11および方向表示器12を備えている。機体ユニット11は、本体13および腕部14を有している。本体13は、機体ユニット11の重心位置に設けられている。腕部14は、この本体13から外側へ突出している。本実施形態の場合、機体ユニット11は、本体13の周方向へ等間隔に4本の腕部14を備えている。腕部14の本数は、2本以上であれば、4本に限らず任意に設定することができる。
Hereinafter, an embodiment of a flight safety system will be described with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
機体ユニット11は、スラスタ15を有している。スラスタ15は、腕部14の本体13と反対側の端部に設けられている。このスラスタ15は、いずれもプロペラ16と、このプロペラ16を回転駆動するモータ17とを有している。スラスタ15は、モータ17の駆動力によってプロペラ16が回転することにより推進力を発生する。
The
方向表示器12は、機体ユニット11と分離した別体である。方向表示器12は、地上や構造物の床上など、飛行する機体ユニット11から視認可能な位置に設けられている。一実施形態の場合、方向表示器12は、地面18に設けられている。方向表示器12は、例えばタブレット端末などのように表示画面21を有しており、機体ユニット11に指示する情報を方向表示22として表示する。この方向表示22は、例えば飛行方向を指示するための矢印などの図形、あるいは飛行方向に関するデータが記憶された二次元コードなどを用いることができる。この方向表示器12は、地上や床上などに置かれており、必要に応じて任意の場所に運搬することができる。なお、方向表示器12が表示する方向表示22は、上記の例に限らず、飛行方向を指示することができるものであれば文字や図形など任意に用いることができる。方向表示器12が表示する方向表示22は、機体ユニット11を運用するユーザの遠隔操作によって任意に切り替えられる。
The
機体ユニット11は、制御ユニット30を備えている。制御ユニット30は、本体13に収容されている。図3に示すように制御ユニット30は、演算部31を有している。演算部31は、例えばCPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されている。制御ユニット30は、演算部31のROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、飛行方向取得部32、情報取得部33、飛行制御部34および異常検出部35をソフトウェア的に実現している。なお、これら飛行方向取得部32、情報取得部33、飛行制御部34および異常検出部35は、ソフトウェア的に限らず、ハードウェア的またはソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現してもよい。
The
飛行方向取得部32は、地磁気センサ36、高度センサ37および処理部38を有しており、機体ユニット11の飛行方向を取得する。地磁気センサ36は、地磁気を検出し、検出した地磁気に基づく方位を電気信号として処理部38へ出力する。高度センサ37は、機体ユニット11の飛行高度を検出し、検出した飛行高度を電気信号として処理部38へ出力する。処理部38は、ソフトウェア的、ハードウェア的、またはソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されている。処理部38は、地磁気センサ36および高度センサ37から出力された電気信号に基づいて、機体ユニット11の飛行方向を特定する。この場合、飛行方向取得部32は、飛行方向として、方位および高度を取得する。ここで、飛行方向取得部32は、地磁気センサ36から方位、すなわち水平面方向の飛行方向を取得する。この方位は、北磁極を「0°」とした絶対的な方位から機体ユニット11の飛行方向を取得してもよく、任意に設定した基準方位を「0°」として相対的な方位から機体ユニット11の飛行方位を取得してもよい。本実施形態では、北磁極を「0°」とする絶対的な方位を用いる例について説明する。また、飛行方向取得部32は、高度センサ37から高度、すなわち天地方向の飛行方向を取得する。この高度も、海面を基準とする絶対的な高度、または基準面に対する相対的な高度などいずれを用いてもよい。
The flight
情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示22を光学的に取得する。具体的には、情報取得部33は、カメラ39に接続している。カメラ39は、例えばデジタルのビデオカメラまたはスチルカメラであり、本体13の下部すなわち本体13の地面18側に設けられている。カメラ39は、地面18や床上に設けられている方向表示器12に表示された情報を撮影する。例えば方向表示器12が方向表示22として矢印や二次元コードを表示している場合、カメラ39はこの矢印や二次元コードの方向表示22を撮影する。カメラ39で撮影された方向表示22の電子データは、情報取得部33において処理される。これにより、情報取得部33は、方向表示器12が表示する方向表示22に含まれる情報を取得する。
The
飛行制御部34は、スラスタ15の出力を制御することにより、機体ユニット11の飛行方向、飛行姿勢および飛行高度などを制御する。具体的には、飛行制御部34は、加速度センサ41および角速度センサ42などと接続している、また、飛行制御部34は、飛行方向取得部32を経由して地磁気センサ36および高度センサ37から方位および高度に関する情報も取得する。飛行制御部34は、加速度センサ41、角速度センサ42、地磁気センサ36および高度センサ37から、機体ユニット11の飛行方向および飛行姿勢を取得する。飛行制御部34は、これら各種のセンサから取得した飛行方向および飛行姿勢などを用いて、スラスタ15の出力を制御する。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11の安定した飛行を維持する。
The
本実施形態の場合、飛行制御部34は、情報取得部33で取得した方向表示22に基づいて、機体ユニット11の飛行方向を制御する。すなわち、情報取得部33は、上述のようにカメラ39を用いて方向表示器12に表示された方向表示22を撮影する。情報取得部33は、この撮影した方向表示22に基づいて、機体ユニット11が飛行すべき飛行方向を特定する。つまり、情報取得部33は、機体ユニット11の飛行方向を、方向表示器12に表示された方向表示22として設定する。飛行制御部34は、スラスタ15の出力を制御することにより、機体ユニット11がこの情報取得部33によって設定された飛行方向となるように制御する。このように、飛行制御部34は、情報取得部33で方向表示22が示す飛行方向を取得すると、この方向表示22が示す飛行方向へ飛行するように機体ユニット11を制御する。
In the present embodiment, the
異常検出部35は、飛行方向取得部32の異常の有無を検出する。すなわち、異常検出部35は、飛行方向取得部32を構成する地磁気センサ36および高度センサ37や処理部38の異常の有無を検出する。具体的には、異常検出部35は、情報取得部33で取得した方向表示22と、この方向表示22に基づいて機体ユニット11の飛行方向が制御されたときの機体ユニット11の実際の飛行方向とを取得する。異常検出部35は、機体ユニット11の実際の飛行方向を飛行方向取得部32から取得する。そして、異常検出部35は、方向表示22と実際の飛行方向との間にずれがあるとき、飛行方向取得部32の異常として検出する。
The
飛行方向取得部32を構成する地磁気センサ36、高度センサ37および処理部38がいずれも正常であれば、方向表示器12が表示する方向表示22と、飛行方向取得部32で取得した機体ユニット11の実際の飛行方向とは一致する。ところが、飛行方向取得部32を構成する地磁気センサ36、高度センサ37または処理部38のいずれかに異常が生じているとき、方向表示器12が表示する方向表示22と、飛行方向取得部32で取得した機体ユニット11の実際の飛行方向との間にはずれが生じる。このように、異常検出部35は、方向表示22と実際の飛行方向との間のずれに基づいて、飛行方向取得部32の異常の有無を検出する。
If the
次に、上記の構成による飛行安全システム10における飛行方向取得部32の異常検出の手順について図4〜図9に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1に示すように機体ユニット11のヨー軸に一致する天地方向に上下を設定する。そして、東、西、南、北については、図1に示すように設定する。
Next, an abnormality detection procedure of the flight
異常検出を実行する場合、機体ユニット11は方向表示器12の上方に置かれる(S101)。そして、機体ユニット11の電源がオンされ(S102)、機体ユニット11は方向表示器12の上方へ浮上する(S103)。飛行制御部34は、機体ユニット11が方向表示器12の上方でホバリングするようにスラスタ15を制御する。このとき、飛行制御部34は、機体ユニット11が例えば方向表示器12から約1mほど上方において安定した姿勢でホバリングするように制御する。この方向表示器12の上方でホバリングしている位置は、機体ユニット11の異常検出時における基準の位置となる初期位置である。そして、飛行制御部34は、自動飛行モードに切り替えられる(S104)。自動飛行モードの場合、飛行制御部34は、方向表示器12からの指示にしたがって機体ユニット11の飛行を制御する。
When performing abnormality detection, the
S104において機体ユニット11が自動モードに切り替えられ、機体ユニット11の飛行姿勢が安定すると、方向表示器12は図1に示すように方向表示22として「北」を表示する(S105)。方向表示器12の表示は、機体ユニット11を利用するユーザが遠隔操作によって切り替える。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「北」を取得する(S106)。すなわち、情報取得部33は、カメラ39で方向表示器12に表示された「北」を示す方向表示22を撮影する。飛行制御部34は、S106で読み取られた方向表示「北」に基づいて、図10に示すように機体ユニット11を「北」へ向けて移動する(S107)。飛行制御部34は、スラスタ15の出力を調整し、機体ユニット11を「北」へ向けて移動する。このとき、飛行方向取得部32は、地磁気センサ36から出力される信号に基づいて、機体ユニット11の実際の飛行方向を取得する(S108)。
When the
異常検出部35は、S106で取得した方向表示「北」と、S108で地磁気センサ36から取得した実際の飛行方向とを比較し、方向表示「北」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S109)。すなわち、異常検出部35は、機体ユニット11が方向表示器12に表示された方向表示「北」にしたがって実際に「北」へ飛行したか否かを判断する。異常検出部35は、S109において方向表示「北」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S109:Yes)、その旨をユーザに通知する(S110)。この通知は、例えばユーザが所持している端末への視覚的な報知、あるいはブザーの鳴動による聴覚的な通知など、任意の手段を用いることができる。ユーザは、S110の通知を確認すると、図11に示すように方向表示器12に機体ユニット11を初期位置へ復帰させるための方向表示「復帰」を表示する(S111)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置に移動させる(S112)。すなわち、方向表示器12に「復帰」を示す方向表示22が表示されると、情報取得部33はカメラ39で方向表示22を撮影する。飛行制御部34は、この「復帰」を示す方向表示22に基づいて、スラスタ15を制御し、機体ユニット11を初期位置へ移動させる。
The
S112において機体ユニット11が初期位置に復帰すると、方向表示器12は方向表示22として「東」を表示する(S113)。この場合も、方向表示器12の方向表示22は、ユーザの遠隔操作によって切り替えられる。以下の手順は、上述の飛行方向として「北」を表示する場合と同様であるので簡単に説明する。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「東」を取得する(S114)。飛行制御部34は、S114で読み取られた方向表示「東」に基づいて、機体ユニット11を「東」へ向けて移動する(S115)。このとき、飛行方向取得部32は、地磁気センサ36から機体ユニット11の実際の飛行方向を取得する(S116)。
When the
異常検出部35は、S114で取得した方向表示「東」と、S116で地磁気センサ36から取得した実際の飛行方向とを比較し、方向表示「東」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S117)。異常検出部35は、方向表示「東」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S117:Yes)、その旨をユーザに通知する(S118)。ユーザは、S118の通知を確認すると、方向表示器12に方向表示「復帰」を表示する(S119)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置へ移動させる(S120)。
The
S120において機体ユニット11が初期位置に復帰すると、方向表示器12は方向表示22として「南」を表示する(S121)。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「南」を取得する(S122)。飛行制御部34は、S122で読み取られた方向表示「南」に基づいて、機体ユニット11を「南」へ向けて移動する(S123)。このとき、飛行方向取得部32は、地磁気センサ36から機体ユニット11の実際の飛行方向を取得する(S124)。
When the
異常検出部35は、S122で取得した方向表示「南」と、S124で地磁気センサ36から取得した実際の飛行方向とを比較し、方向表示「南」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S125)。異常検出部35は、方向表示「南」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S125:Yes)、その旨をユーザに通知する(S126)。ユーザは、S126の通知を確認すると、方向表示器12に方向表示「復帰」を表示する(S127)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置へ移動させる(S128)。
The
S128において機体ユニット11が初期位置に復帰すると、方向表示器12は方向表示22として「西」を表示する(S129)。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「西」を取得する(S130)。飛行制御部34は、S130で読み取られた方向表示「西」に基づいて、機体ユニット11を「西」へ向けて移動する(S131)。このとき、飛行方向取得部32は、地磁気センサ36から機体ユニット11の実際の飛行方向を取得する(S132)。
When the
異常検出部35は、S130で取得した方向表示「西」と、S132で地磁気センサ36から取得した実際の飛行方向とを比較し、方向表示「西」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S133)。異常検出部35は、方向表示「西」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S133:Yes)、その旨をユーザに通知する(S134)。ユーザは、S134の通知を確認すると、方向表示器12に方向表示「復帰」を表示する(S135)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置へ移動させる(S136)。
The
S136において機体ユニット11が初期位置に復帰すると、方向表示器12は方向表示22として「上昇」を表示する(S137)。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「上昇」を取得する(S138)。飛行制御部34は、S138で読み取られた方向表示「上昇」に基づいて、機体ユニット11を「上昇」側へ移動する(S139)。このとき、飛行方向取得部32は、高度センサ37から機体ユニット11の実際の飛行方向である高度の変化を取得する(S140)。
When the
異常検出部35は、S138で取得した方向表示「上昇」と、S140で高度センサ37から取得した実際の高度の変化とを比較し、方向表示「上昇」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S141)。異常検出部35は、方向表示「上昇」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S141:Yes)、その旨をユーザに通知する(S142)。ユーザは、S142の通知を確認すると、方向表示器12に方向表示「復帰」を表示する(S143)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置へ移動させる(S144)。
The
S144において機体ユニット11が初期位置に復帰すると、方向表示器12は方向表示22として「下降」を表示する(S145)。情報取得部33は、方向表示器12に表示された方向表示「下降」を取得する(S146)。飛行制御部34は、S146で読み取られた方向表示「下降」に基づいて、機体ユニット11を「下降」側へ移動する(S147)。このとき、飛行方向取得部32は、高度センサ37から機体ユニット11の実際の飛行方向である高度の変化を取得する(S148)。
When the
異常検出部35は、S146で取得した方向表示「下降」と、S148で高度センサ37から取得した実際の高度の変化とを比較し、方向表示「下降」と実際の飛行方向とが一致しているか否かを判断する(S149)。異常検出部35は、方向表示「下降」と実際の飛行方向とが一致しているとき(S149:Yes)、その旨をユーザに通知する(S150)。ユーザは、S150の通知を確認すると、方向表示器12に方向表示「復帰」を表示する(S151)。これにより、飛行制御部34は、機体ユニット11を初期位置へ移動させる(S152)。そして、飛行制御部34は、自動飛行モードとして予め設定された飛行プログラムを実行する(S153)。
The
ところで、異常検出部35は、S109において方向表示「北」と実際の飛行方向とが一致しない(S109:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。
By the way, when it is determined in S109 that the direction display “north” does not match the actual flight direction (S109: No), the
同様に、異常検出部35は、S117において方向表示「東」と実際の飛行方向とが一致しない(S117:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。さらに、異常検出部35は、S125において方向表示「南」と実際の飛行方向とが一致しない(S125:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。
Similarly, when it is determined in S117 that the direction display “east” does not match the actual flight direction (S117: No), the
同様に、異常検出部35は、S133において方向表示「西」と実際の飛行方向とが一致しない(S133:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。また、異常検出部35は、S141において方向表示「上昇」と実際の飛行方向とが一致しない(S141:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。さらに、異常検出部35は、S149において方向表示「下降」と実際の飛行方向とが一致しない(S149:No)と判断されたとき、その旨をユーザに通知する(S154)。そして、飛行制御部34は、機体ユニット11について自動飛行モードを終了して手動飛行モードへ切り替える(S155)。これにより、異常検出部35で異常が検出されたとき、飛行制御部34は、機体ユニット11をユーザから誘導によって飛行を継続する手動飛行モードとして処理を終了する。
Similarly, when it is determined in S133 that the direction indication “west” does not match the actual flight direction (S133: No), the
上記の手順により、異常検出部35は、飛行方向取得部32の異常の有無を検出し、その旨をユーザに通知する。このように、異常検出部35による飛行方向取得部32の異常の検出は、機体ユニット11が飛行を開始してから運用のための自立的な飛行に移行するまでの間に実施される。
By the above procedure, the
以上説明したように一実施形態では、異常検出部35は、情報取得部33で取得した方向表示22と、方向表示22に基づいて飛行制御部34によって制御された機体ユニット11の実際の飛行方向とから、飛行方向取得部32の異常の有無を検出する。すなわち、飛行方向取得部32が正常であれば、方向表示22と、飛行方向取得部32で取得した機体ユニット11の実際の飛行方向とは一致する。一方、飛行方向取得部32に異常が生じているとき、方向表示22と、飛行方向取得部32で取得した機体ユニット11の実際の飛行方向との間にはずれが生じる。異常検出部35は、この方向表示22と実際の飛行方向との間のずれに基づいて、飛行方向取得部32の異常の有無を検出する。したがって、方向表示22の読み取りという簡単な処理によって、飛行方向取得部32の異常の有無を検出することができ、信頼性を向上することができる。
As described above, in one embodiment, the
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
上記の一実施形態では、方向表示器12は、方向表示22を「北」、「東」、「南」、「西」、「上昇」および「下降」の順で規則的に1回ずつ表示する例について説明した。しかし、方向表示器12は、これらの方向表示22を不規則に複数回繰り返して表示する構成としてもよい。また、上記の一実施形態では、機体ユニット11が方向表示22にしたがって移動するごとにユーザが遠隔操作によって方向表示器12の表示を「復帰」や他の方向表示22に切り替える例について説明した。しかし、方向表示器12に対し、方向表示22として移動方向を示す表示と「復帰」を示す表示とを自動的に繰り返すようにプログラミングしてもよい。この場合、方向表示器12は、一連の移動方向を示す方向表示22と復帰を示す方向表示22とを所定の間隔で繰り返す。
The present invention described above is not limited to the above-described embodiment, and can be applied to various embodiments without departing from the gist thereof.
In the above embodiment, the
さらに、一実施形態では、異常検出部35が飛行方向取得部32の異常を検出したとき、自動飛行モードから手動飛行モードへ移行する例について説明した。しかし、機体ユニット11は、飛行方向取得部32の異常が検出されたとき、手動飛行モードへ移行することなく着陸し、飛行を中止する構成としてもよい。
Furthermore, in the embodiment, an example has been described in which the
図面中、10は飛行安全システム、11は機体ユニット、12は方向表示器(方向表示手段)、15はスラスタ、22は方向表示、32は飛行方向取得部(飛行方向取得手段)、33は情報取得部(情報取得手段)、34は飛行制御部(飛行制御手段)、35は異常検出部(異常検出手段)を示す。 In the drawing, 10 is a flight safety system, 11 is an airframe unit, 12 is a direction indicator (direction display means), 15 is a thruster, 22 is direction display, 32 is a flight direction acquisition unit (flight direction acquisition means), and 33 is information. An acquisition unit (information acquisition unit), 34 is a flight control unit (flight control unit), and 35 is an abnormality detection unit (abnormality detection unit).
Claims (2)
前記機体ユニット(11)に設けられ、前記機体ユニット(11)の飛行方向を取得する飛行方向取得手段(32)と、
前記機体ユニット(11)と分離して地上または床上に設けられ、前記機体ユニット(11)の試験時における飛行方向を方向表示(22)として表示する方向表示手段(12)と、
前記機体ユニット(11)に設けられ、飛行中に前記方向表示手段(12)で指示された前記方向表示(22)を光学的に取得する情報取得手段(33)と、
前記機体ユニット(11)に設けられ、前記情報取得手段(33)で取得した前記方向表示(22)に基づいて、前記機体ユニット(11)の飛行方向を前記方向表示(22)が指示する方向へ制御する飛行制御手段(34)と、
前記情報取得手段(33)で取得した前記方向表示(22)と前記飛行方向取得手段(32)で取得した前記機体ユニット(11)の実際の飛行方向とから、前記飛行方向取得手段(32)の異常の有無を検出する異常検出手段(35)と、
を備える飛行安全システム。 A fuselage unit (11) having a plurality of thrusters (15) for generating propulsion,
Flight direction acquisition means (32) provided in the airframe unit (11) for acquiring the flight direction of the airframe unit (11);
Direction display means (12) provided on the ground or floor separately from the airframe unit (11), and displaying the flight direction at the time of the test of the airframe unit (11) as a direction display (22);
Information acquisition means (33) provided in the airframe unit (11) for optically acquiring the direction indication (22) indicated by the direction indication means (12) during flight;
Direction that the direction display (22) indicates the flight direction of the airframe unit (11) based on the direction display (22) that is provided in the airframe unit (11) and acquired by the information acquisition means (33). Flight control means (34) for controlling
From the direction indication (22) acquired by the information acquisition means (33) and the actual flight direction of the airframe unit (11) acquired by the flight direction acquisition means (32), the flight direction acquisition means (32). An abnormality detection means (35) for detecting the presence or absence of an abnormality,
With a flight safety system.
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2016
- 2016-02-01 JP JP2016017101A patent/JP2017136879A/en active Pending
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