JP2017131063A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017131063A
JP2017131063A JP2016009998A JP2016009998A JP2017131063A JP 2017131063 A JP2017131063 A JP 2017131063A JP 2016009998 A JP2016009998 A JP 2016009998A JP 2016009998 A JP2016009998 A JP 2016009998A JP 2017131063 A JP2017131063 A JP 2017131063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground fault
detection circuit
current
fault detection
zero
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016009998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6484570B2 (ja
Inventor
健司 小方
Kenji Ogata
健司 小方
倫宏 澤野
Michihiro Sawano
倫宏 澤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2016009998A priority Critical patent/JP6484570B2/ja
Publication of JP2017131063A publication Critical patent/JP2017131063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6484570B2 publication Critical patent/JP6484570B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】直流地絡を検出する検出回路自体の異常を検出する機能を付加することで、直流地絡検出回路の状態を常に監視し、断線等の異常が発生した場合には、スイッチング動作を直ちに停止する。
【解決手段】入力電力を整流する整流器12と、整流器12の出力側に接続された直流電力を交流電力に変換するスイッチング素子15と、整流器12とスイッチング素子15との間に設けられた零相変流器13を有する地絡検出回路22と、スイッチング素子15を制御する制御部23と、制御部23からの断線検知用信号S1に基づいて零相変流器13に微弱電流を供給する微弱電流供給回路24と、を備え、制御部23は、微弱電流によって零相変流器13に発生する微小電流を地絡検出回路22を通じて検出することで、地絡検出回路22が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、整流器とスイッチング素子との間に設けられた零相変流器を有する地絡検出回路と、スイッチング素子を制御する制御部と、を備えた電力変換装置に係り、より詳細には、地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認する手段を備えた電力変換装置に関する。
従来、電源側である例えば太陽光発電や風力発電等で発電した直流電力を交流電力に変換して電力会社の送電線に接続するための電力変換装置が提供されている。
図3は、このような電力変換装置100の電気的構成の一例を示すブロック図である。
この電力変換装置100は、電源側である入力端子部11に接続された入力電力を整流する整流器12と、整流器12の後段側に接続された電力を平滑化する電解コンデンサ14と、電解コンデンサ14の後段側に接続された各種スイッチング素子により直流電力を3相の交流電力に変換するインテリジェントパワーモジュール(以下、単にスイッチング素子ともいう。)15と、スイッチング素子15の後段側に接続されたLC回路を構成するリアクトル16及びコンデンサ17と、LC回路の後段側に接続された各相の電流を検出するシャント抵抗18と、シャント抵抗18の後段側に接続されたノイズフィルタ19と、ノイズフィルタ19の後段側に並列に接続された系統側電磁開閉器(系統側リレー回路)20a及び自立側電磁開閉器(自立側リレー回路)20bと、系統側電磁開閉器20aの後段側に接続されて電力会社の送電線に接続される系統側出力端子部21aと、自立側電磁開閉器20bの後段側に接続された自立側出力端子部21bと、スイッチング素子15を制御する各種コントローラA〜Cと、を備えて構成されている。なお、図中の記号CTで示すブロックは、必要に応じて挿入されている変流器である。
上記構成において、整流器12とスイッチング素子15との間の直流ラインには、貫通型の電流センサである零相変流器13が設けられており、零相変流器13の二次側の出力がコントローラBの直流地絡検出回路22に入力され、直流地絡検出回路22からコントローラAのCPU23に対して、直流地絡の検出値が入力される構成となっている。
零相変流器13は、電力変換装置100が正常に動作している場合にはほとんど電流が流れない状態となるセンサである。従って、電力変換装置100が正常に動作している場合には、直流地絡検出回路22は基本的に何も検出せず、CPU23への信号入力も無い状態が続くことになる。
一方、直流地絡が発生すると、整流器12とスイッチング素子15との間の直流ラインのバランスが崩れることから直流ラインの周囲に磁界が発生して、零相変流器13に電流が流れることになる。その電流値を直流地絡検出回路22で検出すると、コントローラBからコントローラAのCPU23に対して直流地絡の電流値が入力される。CPU23は、この電流値が判定値を超えたときに、コントローラCを介してスイッチング素子15のスイッチング制御を停止するようになっている。
このような直流地絡の検出回路を備えた電力変換装置として、例えば特許文献1には、直流入力端子と交流出力端子の間にインバータ主回路及びACリレーを介在させ、インバータ主回路へ流れ込む電流をDC電流センサによって検出し、主制御回路は、ACリレーを開いた状態でインバータ主回路を動作させ、この期間にDC電流センサによって電流が検出されるかどうかにより、インバータ主回路の故障を自己診断し、故障のないときに限りACリレーを閉じて、連系運転を開始する構成の系統連系電源システム(電力変換装置)が開示されている。
特開平6−117066号公報
このように、従来の電力変換装置は、直流地絡を検出する検出回路を備えている。しかし、直流地絡を検出するための零相変流器13は、電力変換装置が正常に動作している場合にはほとんど電流が流れない状態となるセンサであるため、直流地絡検出回路22は基本的に何も検出せず、CPU23への信号入力も無い状態が続くことになる。
この状態は、直流地絡検出回路22の信号系統で断線等が生じた場合でも同じ状態となるため、この状態で電力変換装置に直流地絡が発生した場合には、直流地絡検出回路22によって直流地絡を検出できず、電力変換装置を停止することができないといった問題が発生することになる。しかし、直流地絡検出回路の断線等の異常を検出する機能(いわゆる安全機能)を備えた電力変換装置は、現在のところ提案されていない。
本発明はかかる実情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、直流地絡を検出する検出回路自体の異常を検出する機能を付加することで、直流地絡検出回路の状態を常に監視し、断線等の異常が発生した場合には、動作を直ちに停止することのできる電力変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の電力変換装置は、入力電力を整流する整流器と、前記整流器の出力側に接続された直流電力を交流電力に変換するスイッチング素子と、前記整流器と前記スイッチング素子との間に設けられた零相変流器を有する地絡検出回路と、前記スイッチング素子を制御する制御部と、を備えた電力変換装置であって、前記制御部からの断線検知用信号に基づいて前記零相変流器に微弱電流を供給する微弱電流供給回路を備え、前記制御部は、前記微弱電流によって前記零相変流器に発生する微小電流を前記地絡検出回路を通じて検出することで、前記地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認することを特徴としている。
この構成によれば、微弱電流供給回路から零相変流器に微弱電流を供給することで、地絡検出回路は、微弱電流によって零相変流器に発生する微小電流を常に検出し、この微小電流の電流値を制御部に入力する。従って、制御部は、電力変換装置が動作中、常に、この微小電流の電流値を監視することで、地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認できるので、地絡検出回路が直流地絡を検出不可能な状態にあると判断した場合には、直ちに電力変換装置を停止することが可能となる。
また、本発明の電力変換装置によれば、前記制御部は、前記スイッチング素子に出力するスイッチング信号と同期したゲートブロック信号を前記微弱電流供給回路に出力し、前記微弱電流供給回路は、前記ゲートブロック信号を受信している場合にのみ、前記断線検知用信号に基づいて前記零相変流器に微弱電流を供給する構成としてもよい。
この構成によれば、無駄な電力消費を抑えることができる。
また、本発明の電力変換装置によれば、前記断線検知用信号は、方形波または正弦波の交流信号とすることができる。すなわち、地絡検出回路が検出可能な交流信号であれば、どのような波形の信号であってもよい。
また、本発明の電力変換装置によれば、前記微小電流の電流値は、地絡を検出したときの電流値より低い電流値に設定されている。これにより、微小電流を地絡と誤って検出することを防止することができる。
また、本発明の電力変換装置によれば、前記制御部は、前記地絡検出回路から入力される前記微小電流の電流値が検出できなくなると、前記地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態に無いと判断して前記スイッチング素子の制御を停止する構成としている。
この構成によれば、地絡検出回路等の断線等による異常が生じた状態で、地絡が発生した場合にそのまま動作を継続してしまうといった不測の事態を回避することができる。
本発明の電力変換装置によれば、電力変換装置の動作中に微小電流の電流値を常に監視することで、地絡検出回路等が正常に動作しているか否か、すなわち断線の有無等の異常を常に監視することができる。従って、地絡検出回路等に断線等の異常が発生した場合には、電力変換装置の動作を直ちに停止することができる。
本発明の実施の形態に係る電力変換装置の電気的構成を示すブロック図である。 電力変換装置による直流地絡検出回路の監視動作及び直流地絡の検出動作の処理手順を示すフローチャートである。 従来の電力変換装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態の電力変換装置1も、その基本構成は図3に示す従来の電力変換装置100の構成と同じであり、入力端子部11、整流器12、電解コンデンサ14、スイッチング素子15、整流器12とスイッチング素子15との間の直流ラインに設けられた貫通型の電流センサである零相変流器13、LC回路を構成するリアクトル16及びコンデンサ17、シャント抵抗18、ノイズフィルタ19、系統側電磁開閉器20a及び自立側電磁開閉器20b、系統側出力端子部21a及び自立側出力端子部21b、スイッチング素子15を制御する各種コントローラA〜C、を備えて構成されている。
そして、零相変流器13の二次側の出力がコントローラBの直流地絡検出回路22に入力され、直流地絡検出回路22からコントローラAのCPU23に対して、直流地絡の検出値(電流値)が入力される構成となっている。
上記構成により、電力変換装置1が動作中に直流地絡が発生すると、整流器12とスイッチング素子15との間の直流ラインのバランスが崩れることから、直流ラインの周囲に磁界が発生し、零相変流器13に電流が流れる。その電流を直流地絡検出回路22で検出すると、直流地絡検出回路22からコントローラAのCPU23に対して直流地絡の検出値(電流値)が入力される。CPU23は、この電流値が判定値を超えたときに、コントローラCを介してスイッチング素子15のスイッチング制御を直ちに停止して、電力変換装置1を緊急停止する構成とされている。
この場合、上記従来技術でも説明したように、零相変流器13は、電力変換装置1が正常に動作している場合にはほとんど電流を検出しないセンサである。そのため、電力変換装置1が動作中、直流地絡検出回路22が正常に機能しているかどうか(すなわち、直流地絡を検出可能な状態にあるかどうか)を確認する方法がなかった。
そこで、本実施形態の電力変換装置1は、電力変換装置1が動作中、直流地絡検出回路22が正常に機能しているかどうか(すなわち、直流地絡を検出可能な状態にあるかどうか)を確認する手段を付加したものである。
具体的には、本実施形態の電力変換装置1は、上記構成に加え、コントローラAに、CPU23からの断線検知用信号S1に基づいて零相変流器13に微弱電流を供給する微弱電流供給回路24を設けている。すなわち、零相変流器13に補助巻線を巻き付けて、微弱電流供給回路24からこの補助巻線に微弱電流を常時供給する構成としている。
ここで、断線検知用信号S1は、方形波または正弦波の一定周波数の交流信号である。ただし、直流地絡検出回路22が検出可能な交流信号であれば、どのような交流波形の信号であってもよい。
一方、CPU3は、微弱電流によって零相変流器13に発生する微小電流を直流地絡検出回路22を通じて検出することで、直流地絡検出回路22が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認する構成としている。
この場合、微弱電流によって零相変流器13に発生する微小電流の電流値は、直流地絡を検出するための判定値より低い電流値となるように、微弱電流の電流値が設定されている。これにより、微弱電流によって零相変流器13に発生する微小電流を、直流地絡により発生した電流値であると誤って検出することを防止することができる。
従って、CPU23は、直流地絡検出回路22を通じて微小電流の電流値を常時監視することで、直流地絡検出回路22が正常に機能しているかどうか(すなわち、直流地絡を検出可能な状態にあるかどうか)を確認することが可能となる。
また、本実施形態の電力変換装置1では、CPU23は、スイッチング素子15に出力するスイッチング信号と同期したゲートブロック信号S2を微弱電流供給回路24に出力する構成としている。このゲートブロック信号S2は、電力変換装置1の動作中において常時出力される一定電圧(例えば、5V等)の信号である。
微弱電流供給回路24は、断線検知用信号S1とゲートブロック信号S2の2つの信号が入力されていることを条件として、零相変流器13への微弱電流の供給を開始し、直流地絡検出回路22の監視動作を開始する。すなわち、微弱電流供給回路24は、ゲートブロック信号S2を受信している場合にのみ、断線検知用信号S1に基づいて零相変流器13に微弱電流を供給し、ゲートブロック信号S2が入力されていない場合には、CPU23からの断線検知用信号S1を受け付けず、零相変流器13に微弱電流を供給しない構成とされている。この構成によれば、電力変換装置1の動作中にのみ直流地絡検出回路22の監視を行うので無駄な電力消費を抑えることができる。
次に、上記構成の電力変換装置1による直流地絡検出回路22の監視動作及び直流地絡の検出動作について説明する。
上記したように、本実施形態の電力変換装置1では、電力変換装置1の動作中、零相変流器13に微小電流を常時供給する構成としている。そのため、CPU23には、電力変換装置1が正常に動作している場合にも、直流地絡検出回路22を通じて微小電流の電流値が常に入力されることになる。そのため、CPU23では、この微小電流の電流値と、直流地絡により発生する電流値とを区別して判別する必要がある。
そこで、本実施形態では、直流地絡検出回路22から入力される電流値に2つの閾値を設定し、それぞれの閾値との比較によって、直流地絡検出回路22の異常であるのか、直流地絡が発生しているのかを判断する構成としている。
具体的には、微小電流より若干低い電流値を第1の閾値Iaとして設定し、微小電流より若干高く、かつ、直流地絡により生じる電流値より低い値の電流値を第2の閾値Ibとして設定(Ia<Ib)する。
CPU23では、これらの閾値Ia,Ibに基づき、図2に示すフローチャートに従って以下のように動作制御を行う。
電力変換装置1の動作中において、CPU23は、直流地絡検出回路22から入力される電流値を常に監視する。すなわち、入力電流値と第1の閾値Iaとを比較して(ステップS1)、入力電流値が第1の閾値Ia以下になっているか否かを確認する。この場合、電力変換装置1が正常に動作し、かつ、直流地絡検出回路22も正常に動作している場合の入力電流値は微小電流の電流値であり、第1の閾値Iaよりも高い電流値である。従って、この場合には、ステップS1でNoと判断され、ステップS2へと処理を進める。
次のステップS2では、CPU23は、入力電流値と第2の閾値Ibとを比較し、入力電流値が第2の閾値Ibを超えているか否かを確認する。この場合、入力電流値は微小電流の電流値であり、第2の閾値Ibより低いので、ステップS2においてNoと判断され、ステップS1に戻ることになる。
すなわち、直流地絡検出回路22から入力される入力電流値が第1の閾値Iaと第2の閾値Ibとの間にある場合には、そのまま動作を継続する。つまり、電力変換装置1が正常に動作し、直流地絡検出回路22も正常に動作している場合には、電力変換装置1の動作をそのまま継続することになる。
一方、このような電力変換装置1の動作中において、零相変流器13から直流地絡検出回路22を経てコントローラAのCPU23に至る系に断線等の異常が発生した場合には、零相変流器13に微弱電流を供給していても、CPU23にはこの微弱電流により発生した微小電流の電流値が入力されないことになる。また、CPU23から微弱電流供給回路24を経て零相変流器13に至る系に断線等の異常が発生した場合には、そもそも零相変流器13に微弱電流が供給されないので、この場合もCPU23には微弱電流により発生するはずの微小電流の電流値が入力されないことになる。
従って、これらの場合には、CPU23は、ステップS1において入力電流値が第1の閾値Ia以下であると判断(Yesと判断)し、ステップS3へと処理を進める。すなわち、零相変流器13から直流地絡検出回路22を経てコントローラAのCPU23に至る系、または、CPU23から微弱電流供給回路24を経て零相変流器13に至る系に断線等の異常が発生したと判断する。別言すれば、直流地絡検出回路22が直流地絡の発生を検出できない状態であると判断する。そして、ステップS5へと処理を進めて、電力変換装置1の動作を緊急停止(すなわち、スイッチング素子15のスイッチング制御を停止)する。
一方、電力変換装置1の動作中において、直流地絡が発生した場合には、整流器12とスイッチング素子15との間の直流ラインのバランスが崩れ、直流ラインの周囲に磁界が発生して、零相変流器13に大きな電流が流れることになる。この電流値は、第2の閾値Ibより高いので、CPU23では、ステップS2での判断がYesとなり、ステップS4へと処理を進める。すなわち、この場合には電力変換装置1に直流地絡が発生していると判断する。そして、ステップS5へと処理を進めて、電力変換装置1の動作を緊急停止(すなわち、スイッチング素子15のスイッチング制御を停止)する。
このように、本発明によれば、微弱電流供給回路24から零相変流器13に微弱電流を常に供給することで、直流地絡検出回路22は、微弱電流によって零相変流器13に発生する微小電流を常に検出し、この微小電流の電流値をCPU23に入力する構成としている。従って、CPU23は、電力変換装置1が動作中、常に、この微小電流の電流値を監視することで、直流地絡検出回路22が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かをリアルタイムで確認できるので、直流地絡検出回路22が直流地絡を検出不可能な状態にあると判断した場合には、直ちに電力変換装置1を停止することが可能となっている。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲に示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 電力変換装置
11 入力端子部
12 整流器
13 零相変流器
14 電解コンデンサ
15 インテリジェントパワーモジュール(スイッチング素子)
16 リアクトル
17 コンデンサ
18 シャント抵抗
19 ノイズフィルタ
20a 系統側電磁開閉器
20b 自立側電磁開閉器
21a 系統側出力端子部
21b 自立側出力端子部
22 直流地絡検出回路(地絡検出回路)
23 CPU(制御部)
24 微弱電流供給回路

Claims (5)

  1. 入力電力を整流する整流器と、前記整流器の出力側に接続された直流電力を交流電力に変換するスイッチング素子と、前記整流器と前記スイッチング素子との間に設けられた零相変流器を有する地絡検出回路と、前記スイッチング素子を制御する制御部と、を備えた電力変換装置であって、
    前記制御部からの断線検知用信号に基づいて前記零相変流器に微弱電流を供給する微弱電流供給回路を備え、
    前記制御部は、前記微弱電流によって前記零相変流器に発生する微小電流を前記地絡検出回路を通じて検出することで、前記地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態にあるか否かを確認することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記制御部は、前記スイッチング素子に出力するスイッチング信号と同期したゲートブロック信号を前記微弱電流供給回路に出力し、
    前記微弱電流供給回路は、前記ゲートブロック信号を受信している場合にのみ、前記断線検知用信号に基づいて前記零相変流器に微弱電流を供給することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電力変換装置であって、
    前記断線検知用信号は、方形波または正弦波の交流信号であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の電力変換装置であって、
    前記微小電流の電流値は、地絡を検知したときの電流値より低い電流値であることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の電力変換装置であって、
    前記制御部は、前記地絡検出回路から入力される前記微小電流の電流値が検出できなくなると、前記地絡検出回路が直流地絡を検出可能な状態に無いと判断して前記スイッチング素子の制御を停止することを特徴とする電力変換装置。
JP2016009998A 2016-01-21 2016-01-21 電力変換装置 Active JP6484570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009998A JP6484570B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009998A JP6484570B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017131063A true JP2017131063A (ja) 2017-07-27
JP6484570B2 JP6484570B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=59395862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016009998A Active JP6484570B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6484570B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021234867A1 (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 三菱電機株式会社 充放電システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135537U (ja) * 1984-08-03 1986-03-05 株式会社明電舎 地絡継電器
JP2000152446A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2006025500A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Ebara Densan Ltd 分散電源装置およびその直流地絡の検出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135537U (ja) * 1984-08-03 1986-03-05 株式会社明電舎 地絡継電器
JP2000152446A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2006025500A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Ebara Densan Ltd 分散電源装置およびその直流地絡の検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021234867A1 (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 三菱電機株式会社 充放電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6484570B2 (ja) 2019-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6703154B2 (ja) コンバータ装置及び交流機駆動装置
EP3024134B1 (en) Parallel inverter system, and shutdown control method and shutdown control device for parallel inverter system
US9581656B2 (en) Inverter and method for detecting a phase failure in an energy supply grid
US9257829B2 (en) Grounding apparatus
US10536071B2 (en) Detecting ground faults on non-isolated DC systems
US9692314B2 (en) Detection circuit and three-phase AC-to-AC power converting apparatus incorporating the same
CN108666966B (zh) 具备短路故障检测功能的变换装置及其短路故障检测方法
CN109655757B (zh) 一种ups制式的检测方法及系统
JP2011063431A (ja) エレベータの安全回路
JP6133827B2 (ja) 電磁接触器の溶着検出機能を有するモータ駆動装置
US9928955B2 (en) Zero-phase-sequence current transformer, ground fault current detection device, power conditioner, and method for detecting malfunction of zero-phase-sequence current transformer
KR101370490B1 (ko) 순간 전압 강하 보상 장치와 보상 방법
JP6484570B2 (ja) 電力変換装置
JP6385269B2 (ja) 系統連系インバータ装置
JP2005045859A (ja) 分散型電源システムにおける変流器の異常検出装置
JP6203012B2 (ja) 系統連系インバータ装置
CN102832798B (zh) 一种上电缓冲控制电路及其控制方法
CN107276416B (zh) 开关电源设备以及系统
KR101032487B1 (ko) 태양광 발전 전력제어장치
JP2019047617A (ja) 電力変換装置の単独運転誤検出防止装置および単独運転誤検出防止方法
CA3060181C (en) Method for detecting formation of a separate system
JP5169060B2 (ja) 電源回生インバータ装置の停電検出装置
JP2013229960A (ja) 電力変換装置
JP2012065438A (ja) 電気車制御装置
JP5873425B2 (ja) 無停電電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6484570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350