JP2017124927A - Image formation apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、給紙カセット内に載置された用紙を給送する画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus that feeds a sheet placed in a sheet feeding cassette.
従来、画像形成装置において、給紙カセットに既に積載されている用紙束(以下、下位の用紙束という)の上に、新たな用紙束(以下、上位の用紙束という)が補充された場合、上位の用紙束と下位の用紙束に境目(以下、冊間という)が生じる。例えば、特許文献1には、上位の用紙束の側面にマーク付けを行う構成が開示されている。そして、用紙の給紙中にマークを検知するセンサによって、用紙に付加されたマークを検知することで、冊間を検知するという構成が開示されている。
Conventionally, in an image forming apparatus, when a new sheet bundle (hereinafter referred to as an upper sheet bundle) is replenished on a sheet bundle (hereinafter referred to as a lower sheet bundle) already loaded in a paper feed cassette, There is a boundary (hereinafter referred to as “book space”) between the upper sheet bundle and the lower sheet bundle. For example,
しかし、従来の画像形成装置では、冊間を検知するために、マーク付け手段といった特別な構成や、マーク付けを行うための塗料を必要としており、コストの面で課題がある。また、用紙に対して、直接マーク付けを行うため、不要なマークが用紙の側面に残ってしまうという課題もある。 However, the conventional image forming apparatus requires a special configuration such as a marking unit and a coating material for marking in order to detect a book space, which is problematic in terms of cost. In addition, since the paper is directly marked, there is a problem that unnecessary marks remain on the side surface of the paper.
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、給紙部に積載された用紙束の冊間を検知することを目的とする。 The present invention has been made under such circumstances, and an object thereof is to detect an interval between a bundle of sheets stacked on a sheet feeding unit.
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。 In order to solve the above-described problems, the present invention has the following configuration.
(1)シートを積載するシート積載部と、前記シート積載部に積載されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラにより給送されるシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラに当接してニップ部を形成し、前記ニップ部に1枚のシートが給送された場合には前記搬送ローラに従動し、前記ニップ部に複数のシートが給送された場合には回転を停止する分離ローラと、前記分離ローラの回転状態を検知する検知手段と、前記給送ローラ、前記搬送ローラ、及び前記分離ローラを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、シートの給送開始から、後続のシートが前記ニップ部に給送され、前記分離ローラが回転停止したことを前記検知手段が検知するまでの回転時間に基づいて、前記シート積載部に積載された複数のシートからなる第一の束と、前記第一の束の上に積載された複数のシートからなる第二の束との境目である冊間を検知することを特徴とする画像形成装置。 (1) A sheet stacking unit that stacks sheets, a feed roller that feeds the sheets stacked on the sheet stacking unit, a transport roller that transports a sheet fed by the feed roller, and the transport roller To form a nip portion. When a single sheet is fed to the nip portion, it is driven by the conveying roller, and when a plurality of sheets are fed to the nip portion, it rotates. A separation roller that stops, a detection unit that detects a rotation state of the separation roller, and a control unit that controls the feeding roller, the conveyance roller, and the separation roller. A plurality of sheets stacked on the sheet stacking unit based on a rotation time from the start of feeding until the subsequent sheet is fed to the nip unit and the detection unit detects that the separation roller has stopped rotating. Ranaru a first bundle, the image forming apparatus and detecting the between the a boundary between the second bundle of a plurality of sheets stacked on the first bundle Saku.
本発明によれば、給紙部に積載された用紙束の冊間を検知することができる。 According to the present invention, it is possible to detect an interval between a bundle of sheets stacked on a sheet feeding unit.
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。 Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[画像形成装置の構成]
図1は、実施例1の画像形成装置であるレーザビームプリンタ101の全体構成を示す概略断面図である。レーザビームプリンタ101は、画像形成部120、定着部である定着装置114、露光部であるレーザスキャナ113、及び給紙カセット102等を備えている。また、画像形成部120は、像担持体である感光ドラム109、転写ローラ110、帯電ローラ111、現像部である現像装置112を備えている。
[Configuration of Image Forming Apparatus]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view illustrating an overall configuration of a
レーザビームプリンタ101は、ビデオ信号の生成やプリント指示を行うビデオコントローラ202(図2参照)と、ビデオコントローラ202からの指示に基づいて、画像形成動作を制御するエンジン制御部201を有している。エンジン制御部201は、ビデオコントローラ202からプリント指示を受けると、プリント(印刷動作)の前準備を開始する。ここで、プリントの前準備とは、各アクチュエータ、レーザスキャナ113、画像形成部120、定着装置114の起動を行うことを指している。なお、エンジン制御部201は、後述するCPU201a、ROM201b、RAM201cを有している。
The
プリントの前準備(画像形成準備)が完了すると、エンジン制御部201は、シート(記録材ともいう)である用紙Sをシート積載部である給紙カセット102から給紙(給送)する。給紙カセット102には、用紙Sの載置位置(後端の位置)を規制する規制板126が設けられている。規制板126は、給紙カセット102に載置された用紙Sの搬送方向の後端部の位置を揃えると共に、搬送方向の先端部の位置を給紙カセット102内の所定の位置(後述する図3の位置Ps)に合わせるために設けられている。エンジン制御部201は、給紙カセット102から用紙Sを給紙する際に、ピックアップローラ103を駆動し、用紙Sの給紙を開始する。なお、給紙カセット102では、用紙Sが載置された不図示の積載部材である底板が上昇することにより、最上位の用紙Sが給送ローラであるピックアップローラ103に当接する構成となっている。給紙された用紙Sは、搬送ローラであるフィードローラ106にて搬送路下流へと搬送され、搬送された用紙は搬送ローラ104、107によりトップセンサ108に到達する。トップセンサ108にて用紙Sの先端を検知するとエンジン制御部201に通知し、用紙Sは画像形成部120へ搬送される。
When preparation for printing (image formation preparation) is completed, the
フィードローラ106に対向する分離ローラ105は、用紙Sの重送を防止するために設けられている分離手段である。分離ローラ105は、不図示のトルクリミッタを介して、用紙Sの搬送方向とは逆方向にトルクを受けている。そのため、1枚の用紙Sがピックアップローラ103から給送されて来た場合には、トルクリミッタにより駆動力が断たれて、フィードローラ106により搬送される用紙Sに合わせて従動回転する。一方、2枚以上の用紙Sが給紙された場合には、フィードローラ106と用紙Sとの摩擦係数の方が、用紙S間の摩擦係数よりも大きいので、分離ローラ105は、用紙Sの搬送方向とは逆方向に回転する。その結果、フィードローラ106により搬送される最上位の用紙Sと、最上位の用紙Sと共に給紙された他の用紙Sとは、分離ローラ105により分離される。このように、分離ローラ105により、最上位の用紙Sと共に給紙された用紙Sは最上位の用紙Sから分離され、搬送路には最上位の用紙Sのみが搬送され、複数の用紙Sが重送されることを防止することができる。
The
画像形成部120では、感光ドラム109は帯電ローラ111によって均一に帯電された後、ビデオコントローラ202からの画像信号に対応したレーザ光Lがレーザスキャナ113から照射され、感光ドラム109の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム109の表面に形成された静電潜像は、現像装置112によってトナーが付着され、トナー像として可視化される。そして、感光ドラム109が図中、矢印方向(時計回り方向)に回転して転写ローラ110までトナー像が搬送され、感光ドラム109の回転に同期して用紙Sも転写ローラ110に搬送される。感光ドラム109と転写ローラ110が当接する転写部では、転写ローラ110にトナー像とは逆極性の電圧が印加されることにより、感光ドラム109上(像担持体上)のトナー像が用紙Sに転写される。
In the
トナー像が転写された用紙Sは、定着装置114へ搬送され、定着装置114にて加熱・加圧されて、トナー像が用紙Sに定着される。トナー像が定着された用紙Sは、三連ローラ116、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118によって搬送され、排紙トレイ121に排紙され、印刷動作を終了する。
The sheet S on which the toner image is transferred is conveyed to the
[エンジン制御部の用紙搬送制御]
次に、本実施例の画像形成装置のエンジン制御部201における、用紙Sの搬送制御に関係する機能をブロック化した制御ブロック図を図2に示す。エンジン制御部201の用紙の搬送制御は、回転検知部204、回転状態判断部205、停止タイミング計測部206、給紙駆動制御部208によって制御される。また、エンジン制御部201には、ビデオコントローラ202、トップセンサ108、分離ローラ105の回転状態を検知する回転検知素子203が接続されている。
[Paper transport control of engine control unit]
Next, FIG. 2 shows a control block diagram in which functions related to the conveyance control of the sheet S in the
エンジン制御部201は、用紙の搬送制御を含む、画像形成装置の画像形成全体を制御するCPU201a、制御プログラムが書き込まれたROM201b、制御に用いるデータや画像データを保存するRAM201cを有している。また、エンジン制御部201は、停止タイミング計測部206により制御される、時間を計測するためのタイマを有しており、タイマ値の設定や取得(タイマ値の読み出し)を行う。なお、上述した回転検知部204、回転状態判断部205、停止タイミング計測部206、用紙状況判断部207、給紙駆動制御部208は、エンジン制御部201により実行される機能を示している。以下では、これらの実行機能の名称を用いて、エンジン制御部201の制御内容について説明する。
The
回転検知部204は、回転検知素子203による分離ローラ105の回転状態の検知結果に基づいて、分離ローラ105の回転状態(回転開始、回転中、停止等)を検知する。回転状態判断部205は、回転検知部204の検知結果に基づいて、分離ローラ105の回転開始、回転停止を判断する。停止タイミング計測部206は、タイマを有し、回転状態判断部205からの指示に応じて、タイマのスタート、停止を行う。給紙駆動制御部208は、給紙機構による駆動を制御して、ピックアップローラ103、フィードローラ106、分離ローラ105の回転制御を行う。ここで、給紙機構は、不図示のモータと、モータの駆動をピックアップローラ103、フィードローラ106.分離ローラ105に伝達したり、伝達を遮断したりするクラッチから構成されている。給紙駆動制御部208は、クラッチを操作することにより、不図示のモータの回転を各ローラに伝達したり、不図示のモータの回転を各ローラに伝達しないように制御する。なお、回転状態判断部205は、分離ローラ105が回転を停止したと判断した場合には、給紙駆動制御部208を介して、クラッチを操作し、各ローラへのモータの駆動の伝達を遮断する。これにより、ピックアップローラ103、フィードローラ106、分離ローラ105の回転が停止する。
The
[給紙部の動作]
次に、図3を用いて本実施例における給紙部の動作について説明する。ここで、給紙部とは、給紙カセット102に積載された用紙Sの給送を行う機構であり、給紙カセット102、ピックアップローラ103、フィードローラ106、分離ローラ105から構成される。図3(a−1)、(b−1)、(c−1)は、給紙部における用紙Sの搬送状態を説明する模式図である。また、図3(a−2)、(b−2)、(c−2)は、それぞれ図3(a−1)、(b−1)、(c−1)に対応する、分離ローラ105の回転状態を示す図であり、横軸は回転時間(t)を示し、縦軸は分離ローラ105の回転速度(v)を示す。各図において、分離ローラ105の回転速度が0以外の場合には、分離ローラ105は、フィードローラ106又は用紙Sに従動して、用紙Sを画像形成部120に搬送する方向に回転していることを示す。また、分離ローラ105の回転速度が0の場合には、分離ローラ105は、分離ローラに当接している用紙Sを搬送しないように、回転を停止している状態を示している。
[Paper Feeder Operation]
Next, the operation of the sheet feeding unit in this embodiment will be described with reference to FIG. Here, the paper feed unit is a mechanism that feeds the paper S stacked in the
図3(a−1)は、給紙カセット102に用紙Sが積載された後の最初の用紙Sの給紙、即ち給紙カセット102に積載された用紙S1の給紙を開始するタイミングでの給紙部の状態を示す模式図である。用紙S1は、給紙カセット102に積載された最上位の用紙であり、用紙S2は、用紙S1の下に積載された用紙であり、用紙S1の後続紙である。また、位置Psは、給紙カセット102に用紙Sが積載されて、給紙カセット102からの給紙が可能な状態になったときの用紙Sの搬送方向の先端部がセットされる位置である。図3(a−1)では、規制板126により、用紙Sの後端部が揃えられると共に、用紙Sの先端部は、所定の位置である位置Psに揃えられている。位置Ppは、ピックアップローラ103が用紙Sに当接する位置であり、ピックアップローラ103が回転駆動することにより、用紙Sの給紙が行われる。また、位置Pfrは、フィードローラ106と分離ローラ105が当接する位置であり、用紙Sの搬送時には、用紙Sが挟持されるニップ部の位置でもある。位置Ppから位置Pfrまでの距離をL1、位置Ppから位置Psまでの距離をL2とする。
FIG. 3A-1 illustrates a timing at which feeding of the first sheet S after the sheet S is loaded on the
エンジン制御部201の給紙駆動制御部208により、用紙Sの給紙動作が開始されると、不図示のモータの駆動が不図示のクラッチを介して伝達され、ピックアップローラ103、フィードローラ106、分離ローラ105は、回転を開始する。その結果、ピックアップローラ103により、給紙カセット102の最上位の用紙S1の搬送が開始され、用紙S1の先端は位置Psから、フィードローラ106に向かって進み始める。図3(a−2)は、このときの分離ローラ105の回転状態を示す図である。分離ローラ105は、不図示のモータの駆動が伝達されて回転を開始したフィードローラ106に従動して回転を開始し、用紙S1の搬送方向に回転する。
When the sheet feeding operation of the sheet S is started by the sheet feeding
次に、図3(b−1)は、給紙された用紙S1の後端部がピックアップローラ103のニップ部Ppを通過するタイミングでの給紙部の状態を示す模式図である。搬送中の用紙S1の後端がピックアップローラ103を通過すると、ピックアップローラ103は、後続紙である用紙S2に当接し、用紙S2の給紙を開始する。図3(b−1)に対応する分離ローラ105の回転状態を示す(b−2)では、分離ローラ105は、フィードローラ106によって搬送される用紙S1に追従して、用紙S1の搬送方向に回転している。
Next, FIG. 3B-1 is a schematic diagram illustrating a state of the paper feeding unit at the timing when the rear end portion of the fed paper S1 passes through the nip portion Pp of the
そして、図3(c−1)では、用紙S1の後続紙である用紙S2が、フィードローラ106と分離ローラ105のニップ部である位置Pfrに到達したタイミングでの給紙部の状態を示す模式図である。このとき、分離ローラ105は、用紙S2が用紙S1と共に搬送されないように、用紙S2を用紙S1から分離させるため、回転挙動が変化する。そのときの分離ローラ105の回転状態を示した図が(c−2)である。図3(c−2)に示すように、用紙S2の先端が位置Pfrに到達するまでは、分離ローラ105は、フィードローラ106によって搬送される用紙S1に従動して、用紙S1の搬送方向に回転している。分離ローラ105は、不図示のトルクリミッタを介して、用紙Sの搬送方向とは逆方向にトルクを受けている。用紙S1に続き、後続紙である用紙S2が給紙された場合には、フィードローラ106と用紙S1との摩擦係数の方が、用紙S1と用紙S2間の摩擦係数よりも大きいので、用紙S1はフィードローラ106により搬送される。一方、分離ローラ105は、用紙S2が用紙S1と共に搬送されることを防ぐため、回転が遅くなり、回転停止、又は逆回転して、用紙S2を搬送方向とは逆方向に戻す状態に至る。本実施例では、分離ローラ105は、用紙S2が位置Pfrより搬送方向下流に搬送されないように、回転停止するものとする。このように、エンジン制御部201の回転状態判断部205は、回転検知部204から出力される分離ローラ105の回転状態に基づいて、用紙S2が位置Pfrに達したタイミングを判断する(検知する)ことができる。
3C-1 schematically illustrates the state of the sheet feeding unit at the timing when the sheet S2, which is the succeeding sheet of the sheet S1, reaches the position Pfr that is the nip portion between the
用紙S2が位置Pfrに達したタイミングで、エンジン制御部201は、給紙機構を停止させるため、給紙駆動制御部208を制御して、不図示のモータの駆動を各ローラに伝達しないよう、不図示のクラッチを操作する。これにより、不図示のモータによる、ピックアップローラ103、フィードローラ106、分離ローラ105の駆動が切断される。その結果、ピックアップローラ103にて用紙S2が搬送され、分離ローラ105に押し込まれることによって用紙Sのたわみが発生することを防止できる。更に、後続の用紙S2の先端部の位置を位置Pfrに揃えることが可能となり、用紙S2の先端位置がばらつくことにより、用紙S2の搬送状況がばらつく給紙ばらつきを低減することができる。また、用紙Sの先端部が位置Pfrにあり、先端位置がばらつかないことにより紙間を縮めることが可能となるため、次回以降の用紙Sの画像形成部120への搬送時間が短縮され、生産性を向上させることができる。
At the timing when the sheet S2 reaches the position Pfr, the
なお、用紙S2が位置Pfrに達したタイミングで、分離ローラ105の回転が停止すると共に、フィードローラ106の回転も停止する。このとき、搬送中の用紙S1の一部が搬送ローラ104に挟持された状態となるような搬送路上の位置に、搬送ローラ104が配置されている。そのため、フィードローラ106の回転が停止しても、用紙S1はそのまま、画像形成部120へと搬送される。
At the timing when the sheet S2 reaches the position Pfr, the rotation of the
[冊間の検知]
給紙カセット102に用紙を補充する場合に、一般的にひとまとまりの束として販売されている用紙を束ごと、給紙カセットに積載することがある。このような場合、同一の束内の用紙間の摩擦力は、束をばらして積載された場合の用紙間の摩擦力よりも高いため、給紙時に複数枚の用紙が重なって給紙される重送が生じやすい。また、補充された用紙の前後では、用紙の状況(例えば摩擦係数や含水量等)が変化する場合があり、用紙束(シート束ともいう)と用紙束の境目である冊間を検知し、画像形成条件を用紙の状況に応じて調整する必要がある。図4は給紙カセット102に用紙S4を含む下位の用紙束の上に、用紙S1、S2、S3を含む上位の用紙束が補充された状態を示している。ここで冊間とは、用紙S3と用紙S4の境目である。
[Detection between books]
When paper is replenished to the
本実施例における給紙カセット102に積載された用紙の冊間の検知方法について、図5を用いて説明する。図5(a−1)、(b−1)、(c−1)は、図4に示す給紙カセット102から、給紙部によって用紙Sを給紙した状態を示す図である。また、図5(a−2)、(b−2)、(c−2)は、それぞれ図5(a−1)、(b−1)、(c−1)に対応する、分離ローラ105の回転状態を示す図であり、横軸は回転時間(t)を示し、縦軸は分離ローラ105の回転速度(v)を示す。図5(a−2)、(b−2)、(c−2)の見方は、実施例1の図3(a−2)、(b−2)、(c−2)と同様であり、ここでの説明は省略する。
A method for detecting the volume of sheets stacked on the
図5では、用紙S4を含む下位の用紙束の上に用紙S1、S2、S3を含む上位の用紙束が補充されることにより、冊間がある状態で、最上位の用紙である用紙S1の給紙を開始する。そして、用紙S1の後端部がピックアップローラ103を通過すると、後続紙である用紙S2の給紙が開始される。用紙S4の上に、用紙S1、S2、S3から構成される上位の用紙束が補充されたため、用紙S3と用紙S4の間の摩擦力は、用紙S2と用紙S3の間の摩擦力より低い状態になっている。その結果、用紙S1の給紙動作中に、ピックアップローラ103と用紙S2が接触して、用紙S2が給紙される際に、用紙S2と共に、用紙S3も搬送されてしまう。すなわち、用紙S1の給紙動作中に、本来連れ出されない用紙S3も連れ出されてしまう。前述したように、分離ローラ105は、不図示のトルクリミッタを介して、用紙Sの搬送方向とは逆方向にトルクを受けている。そのため、2枚以上の用紙Sが給紙された場合には、フィードローラ106と当接した用紙S1以外の用紙が搬送されないようにするため、回転を停止する。図5(a−1)は、このときの給紙部の状態を示した図である。また、図5(a−2)に示すように、分離ローラ105は、用紙S2、S3の先端部がフィードローラ106と分離ローラ105とのニップ部である位置Pfrに到達したため、回転を停止した状態になる。
In FIG. 5, the upper sheet bundle including the sheets S1, S2, and S3 is supplemented on the lower sheet bundle including the sheet S4, so that the sheet S1, which is the uppermost sheet, is present in a state where there is a book space. Start feeding paper. When the trailing edge of the sheet S1 passes through the
続いて、図5(b−1)は、用紙S2の給紙が開始された後の給紙部の状態を示す模式図である。用紙S2の搬送が開始されると、用紙S2を給紙するために、ピックアップローラ103、フィードローラ106は回転を開始する。一方、分離ローラ105は、位置Pfrに2枚の用紙S2、S3があるため、用紙S3が搬送されないように、回転を停止した状態となっている。そして、ピックアップローラ103、フィードローラ106により搬送される用紙S2の後端部がピックアップローラ103を通過すると、ピックアップローラ103は後続紙である用紙S3の給紙を開始する。ところが、分離ローラ105は、用紙S3が用紙S2と共に搬送されることを防ぐため、回転を停止している状態であるため、用紙S2だけが搬送され、用紙S3の先端部は位置Pfrに停止した状態のままで保持される。したがって、図5(b−2)に示すように、分離ローラ105は、この間、回転が停止した状態のままである。
FIG. 5B-1 is a schematic diagram illustrating a state of the paper feeding unit after the paper S2 is started to be fed. When the conveyance of the sheet S2 is started, the
続いて、図5(c−1)は、用紙S3の給紙が開始された後の給紙部の状態を示す模式図である。前述したように、用紙S3の給紙が開始されたときは、用紙S3と用紙S4の間の摩擦力は、用紙S4と用紙S4の下に積載された用紙Sの間の摩擦力より低い。そのため、用紙S3がピックアップローラ103により搬送されても、用紙S4は用紙S3の搬送に伴って、搬送されることはない。そして、ピックアップローラ103、フィードローラ106により搬送される用紙S3の後端がピックアップローラ103を通過すると、ピックアップローラ103は後続紙である用紙S4の給紙を開始する。その後、用紙S4の先端部が位置Pfrに到達すると、分離ローラ105は、用紙S4が位置Pfrより下流に搬送されないように、回転を停止する。したがって、図5(c−2)に示すように、分離ローラ105は、用紙S3の給紙開始と共に、回転を開始し、後続紙である用紙S4の先端部が位置Pfrに到達すると、回転を停止させる。
Next, FIG. 5C-1 is a schematic diagram illustrating a state of the sheet feeding unit after the sheet S3 starts to be fed. As described above, when feeding of the sheet S3 is started, the frictional force between the sheet S3 and the sheet S4 is lower than the frictional force between the sheet S4 and the sheet S stacked under the sheet S4. For this reason, even when the sheet S3 is conveyed by the
以上説明したように、図5(b−1)では、用紙S2、S3の先端部が位置Pfrに停止した状態であるため、用紙S2の給紙開始直後に、分離ローラ105の回転は停止状態になる。続いて、後続紙である用紙S3の給紙開始時には、分離ローラ105の回転が再開され、後続紙である用紙S4の先端部が位置Pfrに到達することにより、再度回転を停止する。このように、連続する2つの用紙の給紙時に、分離ローラ105の回転が1枚目の用紙の場合には回転停止の状態であり、2枚目の用紙の場合には回転を再開する場合には、1枚目の用紙と2枚目の用紙との間が冊間であることを検知することができる。
As described above, in FIG. 5 (b-1), since the leading ends of the sheets S2 and S3 are stopped at the position Pfr, the rotation of the
[冊間検知の制御シーケンス]
図6は、上述した冊間を検知する制御シーケンスを示すフローチャートである。図6の処理は、レーザビームプリンタ101が不図示の操作部を介してプリント指示を受けたり、レーザビームプリンタ101が接続されたネットワーク上のパーソナルコンピュータから印刷指示を受けたときに起動される。そして、図6の処理はエンジン制御部201により実行される。
[Control sequence for inter-booklet detection]
FIG. 6 is a flowchart showing a control sequence for detecting the above-described book space. The processing in FIG. 6 is started when the
エンジン制御部201は、ビデオコントローラ202からプリント開始要求を受けると、プリントを開始するために前述した前準備を行う。そして、プリント開始準備が終わると、ステップ(以下、Sと示す)601にて、エンジン制御部201は、給紙駆動制御部208を制御して、給紙カセット102に積載された最上位の用紙である用紙S1の給紙動作を開始する。
When the
S602では、エンジン制御部201は、用紙S1の給紙が開始されると、停止タイミング計測部206のタイマをリセットし、スタートさせて、分離ローラ105の回転時間の計測を開始する。S603では、エンジン制御部201は、回転検知部204を介して、用紙S1の後続紙である用紙S2がフィードローラ106と分離ローラ105のニップ部である位置Pfrに到達し、分離ローラ105の回転が停止したかどうかを判断する。エンジン制御部201は、分離ローラ105の回転が停止したと判断した場合には、処理をS604に進め、分離ローラ105の回転が停止していないと判断した場合には、処理をS603に戻す。S604では、エンジン制御部201は、停止タイミング計測部206のタイマを停止して分離ローラ105の回転時間の計測を終了させ、タイマ値を読み出す。
In step S <b> 602, when the sheet feeding of the sheet S <b> 1 is started, the
S605では、エンジン制御部201は、前回給紙(前回給送)した用紙と今回給紙(今回給送)した用紙との間が冊間かどうかを判断するため、前回給紙時のタイマ値(分離ローラ105の回転時間)を読み出し、読み出したタイマ値が0かどうかを判断する。即ち、前回給紙時には分離ローラ105は回転を開始せず、給紙直後からずっと停止状態であったかどうかを判断する。エンジン制御部201は、読み出したタイマ値が0の場合には、処理をS606に進め、タイマ値が0でない場合には、処理をS608に進める。S606では、エンジン制御部201は、S604で読み出した今回給紙時のタイマ値(分離ローラ105の回転時間)が0かどうか、即ち、今回も分離ローラ105は回転を開始せず、給紙直後からずっと停止状態であったかどうかを判断する。エンジン制御部201は、タイマ値が0の場合には、冊間ではないと判断し処理をS608に進め、タイマ値が0でない場合には、冊間であると判断し、処理をS607に進める。
In step S <b> 605, the
S607では、エンジン制御部201は、次回給紙(次回給送)する用紙の種類(普通紙、厚紙、薄紙など)に応じた画像形成条件の調整、例えば用紙の種類(紙種)に応じた搬送速度の変更や、定着装置114の定着温度の変更等の準備を必要に応じて行う。すなわち下位の用紙束と上位の用紙束が異なる紙種である可能性を考慮し、エンジン制御部201はレーザビームプリンタ101に設けられたメディアセンサ(不図示)によって下位の用紙束の中の一枚目の用紙を検知する。ここで、下位の用紙束の一枚目の用紙とは、図5におけるS4である。これにより、上位の用紙束と下位の用紙束の紙種が異なる場合であっても、下位の用紙束に含まれる用紙Pに高品質な画像を形成することができる。なお、メディアセンサとしては、例えば、用紙に光を照射しその反射光を受光することによって用紙の表面性を検知する光センサを用いることができる。もしくは、用紙に超音波を照射し用紙を透過した超音波を受信することによって用紙の坪量を検知する超音波センサを用いることができる。
In step S <b> 607, the
S608では、エンジン制御部201は、S604で読み出したタイマ値、即ち、今回の給紙開始から分離ローラ105が回転停止するまでの時間をRAM201cに保存し、処理を終了する。
In step S608, the
上述したように、本実施例では、連続して給紙を行っている中で、分離ローラ105の停止タイミングの変化を検知することで、冊間となる最上位の用紙Sを画像形成のための給紙前に判断することが可能となる。これにより、給紙された用紙Sの種類等に合わせたプリントを継続することが可能となる。
以上、本実施例によれば、給紙部に積載された用紙束の冊間を検知することができる。
As described above, in this embodiment, while the paper is continuously fed, the uppermost paper S that is the space between the books is detected by detecting a change in the stop timing of the
As described above, according to this embodiment, it is possible to detect the interval between the bundles of sheets stacked on the sheet feeding unit.
実施例1において、エンジン制御部201は、前回給紙時の分離ローラ105の回転時間が0であり、今回給紙時の分離ローラ105の回転時間が0でない場合に、冊間であると判断していた。しかし、これに限定されない。
In the first exemplary embodiment, the
図5(a−1)では、用紙S2の先端が位置Pfrに到達した状態で、用紙S3の先端も位置Pfrに到達していた。しかしながら、本来連れ出されない用紙S3が少しでも搬送方向の下流側に連れ出していればよく、必ずしも用紙S3の先端が位置Pfrに到達していなくてもよい。したがって、前回給紙時の分離ローラ105の回転時間は0でなくてもよい。
In FIG. 5A-1, the leading edge of the sheet S3 has also reached the position Pfr in a state where the leading edge of the sheet S2 has reached the position Pfr. However, it is only necessary that the sheet S3 that is not originally taken out is taken to the downstream side in the transport direction, and the leading end of the sheet S3 does not necessarily reach the position Pfr. Therefore, the rotation time of the
より詳細には、用紙S3の先端が位置Pfrに到達するまでの時間、すなわち前回給紙時の分離ローラ105の回転時間が所定の閾値よりも短い。そして、用紙S4の先端が位置Pfrに到達するまでの時間、すなわち今回給紙時の分離ローラ105の回転時間が所定の閾値よりも長い場合に、用紙S3と用紙S4の間に冊間があると判断する。ここで、所定の閾値とは、例えば後続紙の先端が位置Psと位置Pfrの中点にある時に、先行紙をピックアップローラ103によって給紙してから、先行紙の後端が位置Psを通過して後続紙の先端が位置Pfrに到達するまでの時間に設定する。
More specifically, the time until the leading edge of the sheet S3 reaches the position Pfr, that is, the rotation time of the
このように、所定の閾値は搬送方向における用紙長Lsによって変化する。用紙長Lsは例えばトップセンサ108によって求めることができる。トップセンサ108を用いた用紙長Lsの測定は、次のようにして行われる。エンジン制御部201は、トップセンサ108が搬送された用紙Sの先端を検知すると、タイマをリセット後、スタートさせ、トップセンサ108が用紙Sの後端が通過したことを検知すると、タイマを停止する。エンジン制御部201は、タイマからタイマ値を読み出し、用紙Sの搬送速度Vを乗ずることにより、用紙Sの用紙長Lsを算出し、用紙長Lsを確定させる。
As described above, the predetermined threshold value varies depending on the sheet length Ls in the transport direction. The sheet length Ls can be obtained by the
なお、用紙Sの用紙長Lsは、トップセンサ108を用いた実長検知に基づいて算出する方法の他に、次のような方法がある。例えば、不図示の操作部を介してユーザが設定する方法、ビデオコントローラ202から通知される用紙指定情報に基づく方法、給紙カセット102による自動検知などの方法がある。給紙カセット102による自動検知とは、次のような方法を指す。規制板126のように、給紙カセット102に設けられた用紙の搬送方向、及び搬送方向と直交する方向(幅方向)の位置を規制する規制板の状態をセンサで読み取る。そして、センサで読み取られた規制板が設定された位置に基づいて、用紙Sのサイズを判断し、判断された用紙サイズに基づいて、用紙長Lsを確定させる方法である。
In addition to the method of calculating the paper length Ls of the paper S based on the actual length detection using the
さらに、用紙Sの用紙長Lsは、分離ローラ105の回転状態に基づいて算出することもできる。すなわち、エンジン制御部201は用紙Sの給紙開始(給送開始)から、後続の用紙Sの先端部が位置Pfrに到達するまでの時間を測定することにより、搬送される用紙Sの用紙長を検知することができる。この方法について図3を用いて詳細に説明する。
Further, the sheet length Ls of the sheet S can be calculated based on the rotation state of the
図3(a−1)、(b−1)、(c−1)において、用紙S1の給紙開始から用紙S2の先端が位置Pfrに到達するまでの時間をT1、位置Ppから位置Pfrまでの距離をL1、位置Ppから位置Psまでの距離をL2とする。用紙S1の用紙長をLs、搬送速度をVとすると、時間T1の間に用紙S1が搬送される距離、即ち時間T1に用紙S1の搬送速度Vを乗じて求められる搬送距離は、次の式(1)により表される。
T1×V=(Ls−L2)+(L1−L2) (1)
ここで、(Ls−L2)は、図3(a−1)に示す状態の用紙S1の搬送が開始されてから、用紙Sの後端部が規制板126の位置からピックアップローラ103のニップ部である位置Ppに到達するまでに、用紙S1が搬送される距離を示している。また、(L1−L2)は、用紙S1の後端部が位置Ppを通過したことにより、用紙S2がピックアップローラ103により搬送を開始し、用紙S2の先端部が位置Psから位置Pfrに到達するまでに、用紙S2が搬送される距離を示している。
3 (a-1), (b-1), and (c-1), the time from the start of feeding of the sheet S1 until the leading edge of the sheet S2 reaches the position Pfr is T1, from the position Pp to the position Pfr. Is L1, and the distance from the position Pp to the position Ps is L2. When the sheet length of the sheet S1 is Ls and the conveyance speed is V, the distance that the sheet S1 is conveyed during the time T1, that is, the conveyance distance obtained by multiplying the time T1 by the conveyance speed V of the sheet S1 is given by It is represented by (1).
T1 * V = (Ls-L2) + (L1-L2) (1)
Here, (Ls−L2) indicates the nip portion of the
そして、式(1)を変形し、用紙長Lsを算出する式を求めると、以下の式(2)で表される。
Ls=T1×V−L1+2×L2 (2)
Then, when the equation (1) is modified to obtain an equation for calculating the paper length Ls, it is expressed by the following equation (2).
Ls = T1 * V-
搬送速度V、及び距離L1、L2は、レーザビームプリンタ101の装置仕様から決められている。したがって、用紙S1の給紙開始から用紙S2の先端が位置Pfrに到達するまでの時間T1を測定することで、式(2)により、給紙カセット102に積載された用紙Sの長さを算出することが可能となる。
The conveyance speed V and the distances L1 and L2 are determined from the apparatus specifications of the
従来、搬送される用紙の長さは、例えばトップセンサにおいて、用紙の先端部を検知してから用紙の後端部が通過するまでの時間に基づいて、算出される。本実施例では、用紙の給紙開始から、後続紙による分離ローラの回転停止までの時間を求めることにより、給紙対象の用紙の長さを、トップセンサで検知する場合に比べて、より早いタイミングで算出することができる。その結果、用紙サイズの自動検知ができない場合でも、用紙長に応じた画像形成動作をより早く実行することができるため、用紙長が算出されるまで用紙搬送を止めることなく、その後のプリントについても生産性を向上させてプリントを行うことが可能となる。更に、算出された用紙の長さに基づいて、冊間を検知するための所定の閾値を決定し、決定された閾値に基づいて、冊間を検知することができる。 Conventionally, the length of a sheet to be conveyed is calculated based on the time from the detection of the leading edge of the sheet to the passage of the trailing edge of the sheet, for example, by a top sensor. In this embodiment, by obtaining the time from the start of paper feeding until the rotation of the separation roller stops by the subsequent paper, the length of the paper to be fed is faster than when the top sensor detects it. It can be calculated at the timing. As a result, even if the paper size cannot be automatically detected, the image forming operation corresponding to the paper length can be executed earlier, so that the paper can be printed without stopping the paper conveyance until the paper length is calculated. It becomes possible to improve productivity and perform printing. Furthermore, it is possible to determine a predetermined threshold value for detecting the book space based on the calculated sheet length, and to detect the book space based on the determined threshold value.
以上、本実施例によれば、給紙部に積載された用紙束の冊間を検知することができる。 As described above, according to this embodiment, it is possible to detect the interval between the bundles of sheets stacked on the sheet feeding unit.
102 給紙カセット
103 ピックアップローラ
105 分離ローラ
106 フィードローラ
201 エンジン制御部
204 回転検知部
102
Claims (7)
前記シート積載部に積載されたシートを給送する給送ローラと、
前記給送ローラにより給送されるシートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラに当接してニップ部を形成し、前記ニップ部に1枚のシートが給送された場合には前記搬送ローラに従動し、前記ニップ部に複数のシートが給送された場合には回転を停止する分離ローラと、
前記分離ローラの回転状態を検知する検知手段と、
前記給送ローラ、前記搬送ローラ、及び前記分離ローラを制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、シートの給送開始から、後続のシートが前記ニップ部に給送され、前記分離ローラが回転停止したことを前記検知手段が検知するまでの回転時間に基づいて、前記シート積載部に積載された複数のシートからなる第一の束と、前記第一の束の上に積載された複数のシートからなる第二の束との境目である冊間を検知することを特徴とする画像形成装置。 A sheet stacking unit for stacking sheets;
A feeding roller for feeding the sheets stacked on the sheet stacking unit;
A conveying roller for conveying a sheet fed by the feeding roller;
A nip portion is formed in contact with the conveyance roller. When a single sheet is fed to the nip portion, the conveyance roller is driven, and when a plurality of sheets are fed to the nip portion. A separation roller that stops rotating;
Detecting means for detecting a rotation state of the separation roller;
Control means for controlling the feed roller, the transport roller, and the separation roller;
With
The control unit is configured to perform the sheet stacking based on a rotation time from the start of sheet feeding until a subsequent sheet is fed to the nip portion and the detection unit detects that the separation roller has stopped rotating. Detecting an interval between a booklet that is a boundary between a first bundle of a plurality of sheets stacked on a part and a second bundle of a plurality of sheets stacked on the first bundle. Image forming apparatus.
前記積載部材は、積載された最上位のシートが前記給送ローラに当接するように上昇することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 The sheet stacking unit has a stacking member on which sheets are stacked,
The image forming apparatus according to claim 4, wherein the stacking member is lifted so that a stacked uppermost sheet comes into contact with the feeding roller.
前記シートの長さLsは、Ls=T1×V−L1+2×L2により算出されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 The length of the sheet is Ls, the rotation time is T1, the conveyance speed of the sheet is V, the distance from the position where the feeding roller is in contact with the sheet to the nip portion is L1, and the position from the position where the sheet is stacked is the sheet stacking unit. L2 is the distance to the leading edge in the conveyance direction of the sheets stacked on
6. The image forming apparatus according to claim 5, wherein the length Ls of the sheet is calculated by Ls = T1 × V−L1 + 2 × L2.
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