JP2017123199A - オンライン・ソーシャル・ネットワーク上のあいまいな構造化検索クエリ - Google Patents

オンライン・ソーシャル・ネットワーク上のあいまいな構造化検索クエリ Download PDF

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Abstract

【課題】ソーシャル・グラフ内で表されている要素を検索するための強力な方法を提供する。
【解決手段】一実施形態においては、ある方法が、複数のノードとエッジとを含むソーシャル・グラフにアクセスする工程と、あいまいなnグラムを含む非構造化テキスト・クエリを受け取る工程と、そのあいまいなnグラムに対応するノードおよびエッジを識別する工程と、識別された第2のノードおよびエッジに対応する構造化クエリの第1のセットを生成する工程と、その第1のセットからの1つの第1の構造化クエリの選択を第1のユーザから受け取る工程と、その選択された第1の構造化クエリに基づいて、構造化クエリの第2のセットを生成する工程とを含む。
【選択図】なし

Description

本開示は一般に、ソーシャル・グラフ、およびソーシャルネットワーキング環境内でオブジェクトを探して検索を実行することに関し、詳細にはコンピュータ実施方法に関する。
ソーシャルネットワーキング・システム(ソーシャルネットワーキング・ウェブサイトを含む)は、そのソーシャルネットワーキング・システムのユーザ(人または組織など)がそのソーシャルネットワーキング・システムと互いに対話すること、およびそのソーシャルネットワーキング・システムを通じて互いに対話することを可能にする。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザに関連付けられているユーザ・プロフィールを作成して、ソーシャルネットワーキング・システム内に記憶する。ユーザ・プロフィールは、人口統計学的情報、通信チャネル情報、およびユーザの個人的な関心に関する情報を含む。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザと、ソーシャルネットワーキング・システムのその他のユーザとの関係のレコードを作成および記憶すること、ならびにサービス(たとえば、ウォール投稿、写真共有、イベント編成、メッセージング、ゲーム、または広告)を提供して、ユーザ同士の間における社会的な交流を容易にすることも可能である。
ソーシャルネットワーキング・システムは、そのサービスに関連したコンテンツまたはメッセージを、1つまたは複数のネットワークを通じて、ユーザのモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイスへ送信する。ユーザは、自分のユーザ・プロフィールおよびソーシャルネットワーキング・システム内のその他のデータにアクセスするためにソフトウェア・アプリケーションを自分のモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイス上にインストールすることもできる。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザにつながっているその他のユーザの集約されたストーリのニュース・フィードなど、ユーザに表示するためのコンテンツ・オブジェクトのパーソナライズされたセットを生成する。
ソーシャル・グラフ分析は、ソーシャルな関係を、ノードおよびエッジから構成されているネットワーク理論の点から見る。ノードは、ネットワーク内の個々の行為主体を表し、エッジは、行為主体同士の間における関係を表す。結果として生じるグラフベースの構造は、しばしば非常に複雑である。多くのタイプのノード、およびノード同士をつなげるための多くのタイプのエッジが存在する。ソーシャル・グラフは、その最も単純な形態においては、調査されているすべてのノードの間における関連があるすべてのエッジのマップである。
ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境を示す図。 例示的なソーシャル・グラフを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示す図。 構造化された検索クエリを生成するためにテキスト・クエリ内の用語のあいまい性を解消するための例示的な方法を示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示す図。 ページ用のデフォルトの構造化された検索クエリを生成するための例示的な方法を示す図。 例示的なコンピュータ・システムを示す図。
特定の実施形態においては、ユーザから受け取られたテキスト・クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システムが、特定のソーシャル・グラフ要素への参照を含む構造化されたクエリを生成することができる。ユーザのテキスト・クエリに応答して、提案される構造化されたクエリを提供することによって、ソーシャルネットワーキング・システムは、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザが、自分のソーシャル・グラフ属性、およびさまざまなソーシャル・グラフ要素に対する自分の関係に基づいて、ソーシャル・グラフ内で表されている要素を検索するための強力な方法を提供することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システムは、構造化されたクエリを用いて、あいまいな用語を含むクエリを解析することができる。ソーシャルネットワーキング・システムは、あいまいなnグラムを含む構造化されていないテキスト・クエリをユーザから受け取ることができる。それに応答して、ソーシャルネットワーキング・システムは、ソーシャル・グラフにアクセスし、次いでテキスト・クエリを解析して、そのテキスト・クエリからのあいまいなnグラムに対応したソーシャル・グラフ要素を識別することができる。クエリ内の用語は、その用語が複数のソーシャル・グラフ要素にマッチしている可能性がある場合には、あいまいであると言える。ソーシャルネットワーキング・システムは、構造化されたクエリのセットを生成することができ、それぞれの構造化されたクエリは、マッチしている可能性があるソーシャル・グラフ要素のうちの1つに対応する。次いで、クエリを行っているユーザは、それらの構造化されたクエリの間で選択を行って、自分があいまいな用語を用いて参照することを意図していたのはどのソーシャル・グラフ要素かを示すことができる。クエリを行っているユーザの選択に応答して、ソーシャルネットワーキング・システムは次いで、あいまいな用語を、クエリを行っているユーザによって選択されたソーシャル・グラフ要素に効果的にロックし、次いで、その選択されたソーシャル・グラフ要素に基づいて、構造化されたクエリの新たなセットを生成することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システムは、オンライン・
ソーシャル・ネットワークのページ用のデフォルトの構造化されたクエリのセットを生成することができる。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザが現在閲覧しているまたはその他の形でアクセスしているページを識別し、次いで、そのページに対応する任意のソーシャル・グラフ要素を識別することができる。ページに対応するソーシャル・グラフ要素は、たとえば、ユーザプロフィール・ページもしくはコンセプトプロフィール・ページに対応するノード、または特定の検索結果ページを生成するために使用された構造化されたクエリにおいて参照されているノード/エッジである場合がある。次いで、ソーシャルネットワーキング・システムは、ページ用のデフォルトの構造化されたクエリのセットを、そのページに関する識別されたソーシャル・グラフ要素に基づいて生成することができる。たとえば、「マーク」というユーザに関するユーザプロフィール・ページにアクセスする場合には、そのページ用のデフォルトの構造化されたクエリのうちのいくつかは、「マークの友達」または「マークの写真」を含むことができる。次いで、これらのデフォルトの構造化されたクエリは、ユーザへ送信されて提示されることが可能である。
本発明による実施形態は、方法、ストレージ・メディア、およびシステムを対象とした添付の特許請求の範囲において詳細に開示されており、1つの請求項カテゴリ、たとえば方法において言及されている任意の特徴が、別の請求項カテゴリ、たとえばシステムにおいて特許請求されることも可能である。
本発明の一実施形態では、方法は、コンピューティング・デバイスが、
複数のノードと、前記ノード同士をつなげる複数のエッジとを備えるソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、前記ノードのうちの2つの間における前記エッジのそれぞれが、それらの間における単一の隔たり度合いを表し、前記ノードが、
オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている第1のユーザに対応する第1のノードと、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているコンセプトまたは第2のユーザにそれぞれが対応する複数の第2のノードとを含む、工程と、
あいまいなnグラムを含む非構造化テキスト・クエリを前記第1のユーザから受け取る工程と、
前記あいまいなnグラムに対応する複数の第2のノードまたは複数のエッジを識別する工程と、
構造化クエリの第1のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第1のセットからの各構造化クエリは、識別された第2のノードまたは識別されたエッジに対応し、前記構造化クエリは、識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジへの参照を含む、工程と、
構造化クエリの前記第1のセットからの1つの第1の構造化クエリの選択を前記第1のユーザから受け取る工程であって、前記第1の構造化クエリは、識別された前記第2のノード識別された前記エッジからの選択された第2のノードまたは選択されたエッジに対応する、工程と、
構造化クエリの第2のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第2のセットの各構造化クエリは、選択された前記第2のノードまたは選択された前記エッジへの参照を含む、工程とを備える。
前記非構造化テキスト・クエリを前記第1のユーザから受け取る工程は、クライアント・システムにおける前記第1のユーザが文字ストリングをグラフィカル・ユーザ・インタフェースに入力する際、前記文字ストリングの1以上の文字を受け取る工程を含んでよい。
前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースはクエリ・フィールドを含んでよく、前記文字ストリングは前記第1のユーザによって前記クエリ・フィールドに入力されてよい。
構造化クエリの前記第1のセットからの各構造化クエリに関して、識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジへの前記参照が、前記参照が前記あいまいなnグラムに対応していることを示すように強調表示されてよい。
構造化クエリの前記第1のセットからの各構造化クエリに関して、前記構造化クエリが、前記構造化クエリに対応する識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジに関するコンテキスト情報を含むスニペットをさらに含んでよい。
方法は、構造化クエリの前記第1のセットを前記第1のユーザへ送信する工程をさらに備え、構造化クエリの前記第1のセットの各構造化クエリは、前記構造化クエリにおいて参照されている識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジが前記あいまいなnグラムに関する前記ユーザの意図にマッチしていることを示すように前記第1のユーザによって選択可能であってよい。
方法は、前記非構造化テキスト・クエリを前記第1のユーザがグラフィカル・ユーザ・インタフェースに入力する際に前記第1のユーザに対する提示用に構造化クエリの前記第1のセットを送信する工程をさらに備え、前記第1のユーザに対する構造化クエリの前記第1のセットの前記提示によって、前記第1のユーザが、構造化クエリの前記第1のセットから前記第1の構造化クエリを選択することが可能となってよい。
方法は、構造化クエリの前記第2のセットからの第2の構造化クエリの選択を前記第1のユーザから受け取る工程をさらに備えてよい。
方法は、前記第2の構造化クエリに対応する1以上の検索結果を生成する工程をさらに備えてよい。
前記第2の構造化クエリは、前記複数の第2のノードのうちの0以上のさらなる第2のノードおよび前記複数のエッジのうちの0以上のさらなるエッジへの参照をさらに含み、各検索結果は、選択された前記エッジと前記さらなるエッジのうちの1つとのいずれかのうちの1以上によって選択された前記第2のノードと前記さらなる第2のノードのうちの1つとのいずれかにつながっている前記複数の第2のノードのうちの1つの第2のノードに対応してよい。
前記非構造化テキスト・クエリは、第3の構造化クエリの一部として受け取られてよく、前記第3の構造化クエリは、
1以上の第2のノードまたは第2のエッジへの参照と、
前記非構造化テキスト・クエリとを含む。
前記あいまいなnグラムは、前記第1のユーザによって入力されたテキストの1以上の文字を含んでよい。
前記あいまいなnグラムは、前記非構造化テキスト・クエリからのn個のアイテムの連続したシーケンスをさらに含んでよい。
構造化クエリの前記第2のセットの前記構造化クエリのうちの1以上は、前記複数の第2のノードのうちの1以上の第2のノードと前記複数のエッジのうちの1以上のエッジとへの参照をさらに含んでよい。
前記あいまいなnグラムに対応する複数の第2のノードまたは複数のエッジを識別する工程は、
前記複数の第2のノードのうちの1つの第2のノードまたは前記複数のエッジのうちの1つのエッジに対応する各nグラムに関するスコアを決定する工程と、
しきい値スコアよりも高いスコアを有する各第2のノードまたは各エッジを識別する工程であって、少なくとも2つの第2のノードまたは2つのエッジは、前記しきい値スコアよりも高いスコアを有する、工程とを含んでよい。
各nグラムに関する前記スコアが、前記nグラムが前記複数の第2のノードのうちの1つの第2のノードまたは前記複数のエッジのうちの1つのエッジに対応する確率であってよい。
前記複数の第2のノードのうちの1つの第2のノードに対応するスコアを特定する工程が、前記第1のノードと前記第2のノードとの間における前記隔たり度合いに基づいてよい。
各nグラムに関するスコアを決定する工程が、前記第1のユーザに関連付けられている検索履歴に基づいてもよい。
やはり特許請求されてよい本発明のさらなる実施形態では、1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体はソフトウェアを具現し、該ソフトウェアは、実行されるとき、
複数のノードと、前記ノード同士をつなげる複数のエッジとを備えるソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、前記ノードのうちの2つの間における前記エッジのそれぞれが、それらの間における単一の隔たり度合いを表し、前記ノードが、
オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている第1のユーザに対応する第1のノードと、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているコンセプトまたは第2のユーザにそれぞれが対応する複数の第2のノードとを含む、工程と、
あいまいなnグラムを含む非構造化テキスト・クエリを前記第1のユーザから受け取る工程と、
前記あいまいなnグラムに対応する複数の第2のノードまたは複数のエッジを識別する識別工程と、
構造化クエリの第1のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第1のセットからの各構造化クエリは、識別された第2のノードまたは識別されたエッジに対応し、前記構造化クエリは、識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジへの参照を含む、工程と、
構造化クエリの前記第1のセットからの1つの第1の構造化クエリの選択を前記第1のユーザから受け取る工程であって、前記第1の構造化クエリは、識別された前記第2のノード識別された前記エッジからの選択された第2のノードまたは選択されたエッジに対応する、工程と、
構造化クエリの第2のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第2のセットの各構造化クエリは、選択された前記第2のノードまたは選択された前記エッジへの参照を含む、工程とを実行するように機能する。
やはり特許請求されてよい本発明のさらなる実施形態では、システムは、1以上のプロセッサと、前記プロセッサによって実行可能な命令を備え前記プロセッサに結合されているメモリとを備え、前記プロセッサは、前記命令を実行するときに、
複数のノードと、前記ノード同士をつなげる複数のエッジとを備えるソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、前記ノードのうちの2つの間における前記エッジのそれぞれが、それらの間における単一の隔たり度合いを表し、前記ノードが、
オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている第1のユーザに対応する第1のノードと、
前記オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているコンセプトまたは第2のユーザにそれぞれが対応する複数の第2のノードとを含む、工程と、
あいまいなnグラムを含む非構造化テキスト・クエリを前記第1のユーザから受け取る
工程と、
前記あいまいなnグラムに対応する複数の第2のノードまたは複数のエッジを識別する識別工程と、
構造化クエリの第1のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第1のセットからの各構造化クエリは、識別された第2のノードまたは識別されたエッジに対応し、前記構造化クエリは、識別された前記第2のノードまたは識別された前記エッジへの参照を含む、工程と、
構造化クエリの前記第1のセットからの1つの第1の構造化クエリの選択を前記第1のユーザから受け取る工程であって、前記第1の構造化クエリは、識別された前記第2のノード識別された前記エッジからの選択された第2のノードまたは選択されたエッジに対応する、工程と、
構造化クエリの第2のセットを生成する工程であって、構造化クエリの前記第2のセットの各構造化クエリは、選択された前記第2のノードまたは選択された前記エッジへの参照を含む、工程とを実行するように構成されている。
本発明のさらなる一実施形態においては、実行されたときに、本発明または上述の実施形態のうちのいずれかによる方法を実行するように構成されるソフトウェアを1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体が具体化している。
本発明のさらなる一実施形態においては、あるシステムは、1以上のプロセッサと、それらのプロセッサによって実行可能な命令を備える、それらのプロセッサに結合されているメモリとを備え、それらのプロセッサは、それらの命令を実行したときに、本発明または上述の実施形態のうちのいずれかによる方法を実行するように構成される。
システムの概観
図1は、ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境100を示している。ネットワーク環境100は、ネットワーク110によって互いにつながっているクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を含む。図1は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の特定の構成を示しているが、本開示は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の任意の適切な構成を想定している。限定ではなく、例として、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、ネットワーク110を迂回して、互いに直接つながる。別の例として、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、物理的にまたは論理的に、全体としてまたは部分的に互いに同一場所に配置される。その上、図1は、特定の数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を示しているが、本開示は、任意の適切な数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク環境100は、複数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を含む。
本開示は、任意の適切なネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク110の1つまたは複数の部分は、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、ワイド・エリア・ネットワ
ーク(WAN)、無線WAN(WWAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの一部分、公衆交換電話網(PSTN)の一部分、セルラー電話ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せを含む。ネットワーク110は、1つまたは複数のネットワーク110を含む。
リンク150は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を通信ネットワーク110に、または互いに接続する。本開示は、任意の適切なリンク150を想定している。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150は、1つもしくは複数の有線リンク(たとえば、デジタル・サブスクライバ・ライン(DSL)もしくはデータ・オーバ・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)など)、無線リンク(たとえば、Wi−Fiもしくはワールドワイド・インターオペラビリティー・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)など)、または光リンク(たとえば、同期光ネットワーク(SONET)もしくは同期デジタル階層(SDH)など)を含む。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150はそれぞれ、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、WWAN、MAN、インターネットの一部分、PSTNの一部分、セルラー・テクノロジーベースのネットワーク、衛星通信テクノロジーベースのネットワーク、別のリンク150、または複数のそのようなリンク150の組合せを含む。リンク150は、ネットワーク環境100の全体を通じて必ずしも同じである必要はない。1つまたは複数の第1のリンク150は、1つまたは複数の点において1つまたは複数の第2のリンク150とは異なる。
特定の実施形態においては、クライアント・システム130は、クライアント・システム130によって実装またはサポートされる適切な機能を実行する、ハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含む電子デバイスである。限定ではなく、例として、クライアント・システム130は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット・コンピュータなどのコンピュータ・システム、eブック・リーダ、GPSデバイス、カメラ、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド電子デバイス、セルラー電話、スマートフォン、その他の適切な電子デバイス、またはそれらの任意の適切な組合せを含む。本開示は、任意の適切なクライアント・システム130を想定している。クライアント・システム130は、クライアント・システム130のネットワーク・ユーザがネットワーク110にアクセスすることを可能にする。クライアント・システム130は、自分のユーザがその他のクライアント・システム130のその他のユーザと通信することを可能にする。
特定の実施形態においては、クライアント130は、MICROSOFT INTERNET EXPLORER、GOOGLE CHROME、またはMOZILLA FIREFOXなどのウェブ・ブラウザ132を含むことができ、1つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはTOOLBARもしくはYAHOO TOOLBARなどのその他の拡張を有する。クライアント・システム130のユーザは、ウェブ・ブラウザ132を特定のサーバ(サーバ162、またはサードパーティ・システム170に関連付けられているサーバなど)へ導くユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)またはその他のアドレスを入力することができ、ウェブ・ブラウザ132は、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP)要求を生成して、そのHTTP要求をサーバに通信する。サーバは、そのHTTP要求を受け入れて、そのHTTP要求に応答して1つまたは複数のハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTML)ファイルをクライアント・システム130に通信する。クライアント・システム130は、ユーザに提示するためにサーバからのHTMLファイルに基づいてウェブページをレンダリングする。本開示は、任意の適切なウェブページ・ファイルを想定している。限定ではなく、例として、ウェブページは、特定の
ニーズに従って、HTMLファイル、拡張可能ハイパー・テキスト・マークアップ言語(XHTML)ファイル、または拡張可能マークアップ言語(XML)ファイルからレンダリングする。そのようなページは、限定ではなく、例として、JAVASCRIPT(登録商標)、JAVA(登録商標)、MICROSOFT SILVERLIGHTで書かれたスクリプトなどのスクリプト、AJAX(Asynchronous JAVASCRIPT(登録商標) and XML)などのマークアップ言語とスクリプトの組合せなどを実行することもできる。本明細書においては、ウェブページへの参照は、適切な場合には、(そのウェブページをレンダリングするためにブラウザが使用する)1つまたは複数の対応するウェブページ・ファイルを含み、その逆もまた同様である。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストするネットワークアドレス可能なコンピューティング・システムである。ソーシャルネットワーキング・システム160は、たとえば、ユーザプロフィール・データ、コンセプトプロフィール・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連したその他の適切なデータなどのソーシャルネットワーキング・データを生成すること、記憶すること、受け取ること、および送信する。ソーシャルネットワーキング・システム160は、ネットワーク環境100のその他の構成要素によって直接、またはネットワーク110を通じてアクセスされる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のサーバ162を含む。それぞれのサーバ162は、1つのサーバ、または複数のコンピュータもしくは複数のデータセンタにわたる分散サーバである。サーバ162は、限定ではなく、例として、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、Exchangeサーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、本明細書において記述されている機能もしくはプロセスを実行するのに適している別のサーバ、またはそれらの任意の組合せなど、さまざまなタイプのものである。特定の実施形態においては、それぞれのサーバ162は、サーバ162によって実装またはサポートされる適切な機能を実行するためのハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのような構成要素の組合せを含む。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム164は、1つまたは複数のデータ・ストア164を含む。データ・ストア164は、さまざまなタイプの情報を記憶するために使用される。特定の実施形態においては、データ・ストア164内に記憶されている情報は、特定のデータ構造に従って編成される。特定の実施形態においては、それぞれのデータ・ストア164は、リレーショナル・データベースである。特定の実施形態は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、またはサードパーティ・システム170が、データ・ストア164内に記憶されている情報を管理すること、取り出すこと、修正すること、追加すること、または削除することを可能にするインタフェースを提供する。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のソーシャル・グラフを1つまたは複数のデータ・ストア164内に記憶する。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフは、複数のノード(複数のユーザ・ノード(それぞれが、特定のユーザに対応している)、または複数のコンセプト・ノード(それぞれが、特定のコンセプトに対応している)を含む)と、ノード同士をつなげる複数のエッジとを含む。ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、その他のユーザと通信および対話する能力を提供する。特定の実施形態においては、ユーザたちは、ソーシャルネットワーキング・システム160を通じてオンライン・ソーシャル・ネットワークに参加し、次いで、自分たちがつながりたいと望むソーシャルネットワーキング・システム160のその他の複数のユーザにつながり(すなわち、関係)を付加する。本明細書においては、「友達」という用語は、ユ
ーザがソーシャルネットワーキング・システム160を通じて、つながり、関連付け、または関係を形成しているソーシャルネットワーキング・システム160のその他の任意のユーザに及ぶ。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャルネットワーキング・システム160によってサポートされるさまざまなタイプのアイテムまたはオブジェクトに関してアクションを取る能力をユーザに提供する。限定ではなく、例として、それらのアイテムおよびオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザが属するグループもしくはソーシャル・ネットワーク、ユーザが関心を抱く可能性があるイベントもしくはカレンダー・エントリー、ユーザが使用するコンピュータベースのアプリケーション、ユーザがサービスを通じてアイテムを購入もしくは販売することを可能にするトランザクション、ユーザが実行する広告との対話、またはその他の適切なアイテムもしくはオブジェクトを含む。ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム160において、またはサードパーティ・システム170の外部システム(ソーシャルネットワーキング・システム160とは別個のものであって、ネットワーク110を通じてソーシャルネットワーキング・システム160に結合されている)によって表される任意のものと対話する。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまなエンティティ同士をリンクできる。限定ではなく、例として、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザたちが互いに対話すること、ならびにサードパーティ・システム170もしくはその他のエンティティからのコンテンツを受け取ることを可能にすることができ、またはユーザたちがアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)もしくはその他の通信チャネルを通じてこれらのエンティティと対話することを可能にする。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、1つもしくは複数のタイプのサーバ、1つもしくは複数のデータ・ストア、1つもしくは複数のインタフェース(APIを含むが、それには限定されない)、1つもしくは複数のウェブ・サービス、1つもしくは複数のコンテンツ・ソース、1つもしくは複数のネットワーク、または(たとえば、サーバが通信する)その他の任意の適切な構成要素を含む。サードパーティ・システム170は、ソーシャルネットワーキング・システム160を運営しているエンティティとは異なるエンティティによって運営される。しかしながら、特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160およびサードパーティ・システム170は、ソーシャルネットワーキング・システム160またはサードパーティ・システム170のユーザにソーシャルネットワーキング・サービスを提供するために互いに連携して機能する。この意味において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、サードパーティ・システム170などのその他のシステムがインターネットを通じてソーシャルネットワーキング・サービスおよび機能をユーザに提供するために使用するプラットフォーム、またはバックボーンを提供する。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含む。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダは、コンテンツ・オブジェクトの1つまたは複数のソースを含むことができ、それらのソースは、クライアント・システム130に通信される。限定ではなく、例として、コンテンツ・オブジェクトは、ユーザにとって関心がある物またはアクティビティに関する情報、たとえば、映画の開始時刻、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品の情報およびレビュー、またはその他の適切な情報などを含む。限定ではなく、別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、インセンティブ・コンテンツ・オブジェクト、たとえば、クーポン、ディスカウント・チケット、ギフト券、ま
たはその他の適切なインセンティブ・オブジェクトを含む。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160はまた、ユーザによって生成されたコンテンツ・オブジェクトを含み、それらのコンテンツ・オブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム160とのユーザの対話を高める。ユーザによって生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム160に付加、アップロード、送信、または「投稿」する任意のものを含む。限定ではなく、例として、ユーザは、クライアント・システム130からソーシャルネットワーキング・システム160へ投稿を通信する。投稿は、ステータス更新もしくはその他のテキスト・データ、ロケーション情報、写真、映像、リンク、音楽、またはその他の類似したデータもしくはメディアなどのデータを含む。コンテンツは、ニュース・フィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を通じてサードパーティによってソーシャルネットワーキング・システム160に付加されることも可能である。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまなサーバ、サブシステム、プログラム、モジュール、ログ、およびデータ・ストアを含む。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、API要求サーバ、関連性およびランキング・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類子、通知コントローラ、アクション・ログ、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト露出ログ、推測モジュール、認可/プライバシー・サーバ、検索モジュール、広告ターゲティング・モジュール、ユーザインタフェース・モジュール、ユーザプロフィール・ストア、つながりストア、サードパーティ・コンテンツ・ストア、またはロケーション・ストアのうちの1つまたは複数を含む。ソーシャルネットワーキング・システム160は、適切な構成要素、たとえば、ネットワーク・インタフェース、セキュリティー・メカニズム、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワークオペレーション・コンソール、その他の適切な構成要素、またはそれらの任意の適切な組合せを含むこともできる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザ・プロフィールを記憶するための1つまたは複数のユーザプロフィール・ストアを含む。ユーザ・プロフィールは、たとえば、経歴情報、人口統計学的情報、挙動情報、ソーシャルな情報、またはその他のタイプの記述的情報、たとえば、職業経験、学歴、趣味もしくは好み、関心、親近感、またはロケーションを含む。関心情報は、1つまたは複数のカテゴリに関連した関心を含む。カテゴリは、一般的または具体的である。限定ではなく、例として、ユーザが、あるブランドの靴に関する記事に対して「いいね!」を表明した場合には、カテゴリは、そのブランド、または「靴」もしくは「衣類」という一般的なカテゴリである。ユーザに関するつながり情報を記憶するために、つながりストアが使用される。つながり情報は、類似のもしくは共通の職業経験、グループ・メンバーシップ、趣味、学歴を有しているか、または何らかの形で関連しているか、もしくは共通の属性を共有しているユーザ同士を示す。つながり情報は、さまざまなユーザおよびコンテンツ(内部および外部の両方)の間におけるユーザ定義のつながりを含むこともできる。ネットワーク110を通じてソーシャルネットワーキング・システム160を1つもしくは複数のクライアント・システム130または1つもしくは複数のサードパーティ・システム170にリンクさせるために、ウェブ・サーバが使用される。ウェブ・サーバは、ソーシャルネットワーキング・システム160と、1つまたは複数のクライアント・システム130との間においてメッセージを受け取って回送するためにメール・サーバまたはその他のメッセージング機能を含む。API要求サーバは、サードパーティ・システム170が、1つまたは複数のAPIを呼び出すことによってソーシャルネットワーキング・システム160からの情報にアクセスすることを可能にする。ソーシャルネットワーキング・システム160の上のまたは外のユーザのアクションに関してウェブ・サーバから通信を受け取るために、アクション・ロガーが使用される。アクション・ログとともに、サードパーティコンテンツ・オブジェクトへのユーザの露出に
ついてのサードパーティコンテンツオブジェクト・ログが保持される。通知コントローラは、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム130に提供する。情報は、通知としてクライアント・システム130へ押し出されることが可能であり、または情報は、クライアント・システム130から受け取られた要求に応答してクライアント・システム130から引き出される。ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を実施するために、認可サーバが使用される。ユーザのプライバシー設定は、ユーザに関連付けられている特定の情報がどのように共有されるかを決定する。認可サーバは、ユーザが、たとえば、適切なプライバシー設定を設定することなどによって、自分のアクションをソーシャルネットワーキング・システム160によって記録されること、またはその他のシステム(たとえば、サードパーティ・システム170)と共有されることのオプトインまたはオプトアウトを行うことを可能にする。サードパーティ・システム170などのサードパーティから受け取られたコンテンツ・オブジェクトを記憶するために、サードパーティコンテンツオブジェクト・ストアが使用される。ユーザに関連付けられているクライアント・システム130から受け取られたロケーション情報を記憶するために、ロケーション・ストアが使用される。広告価格設定モジュールが、ソーシャルな情報、現在時刻、ロケーション情報、またはその他の適切な情報を組み合わせて、関連がある広告を、通知の形式でユーザに提供する。
ソーシャル・グラフ
図2は、例示的なソーシャル・グラフ200を示している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のソーシャル・グラフ200を1つまたは複数のデータ・ストア内に記憶する。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200は、複数のノード(複数のユーザ・ノード202、または複数のコンセプト・ノード204を含む)と、ノード同士をつなげる複数のエッジ206とを含む。図2において示されている例示的なソーシャル・グラフ200は、教示上の目的から、2次元のビジュアル・マップ表示で示されている。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160、クライアント・システム130、またはサードパーティ・システム170は、適切なアプリケーションに関してソーシャル・グラフ200および関連したソーシャル・グラフ情報にアクセスする。ソーシャル・グラフ200のノードおよびエッジは、データ・オブジェクトとして、たとえば(ソーシャル・グラフ・データベースなどの)データ・ストア内に記憶される。そのようなデータ・ストアは、ソーシャル・グラフ200のノードまたはエッジの1つまたは複数の検索可能なまたはクエリ可能なインデックスを含む。
特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザに対応する。限定ではなく、例として、ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム160と、またはソーシャルネットワーキング・システム160を通じて対話または通信する個人(人間のユーザ)、エンティティ(たとえば、企業、ビジネス、もしくはサードパーティ・アプリケーション)、または(たとえば、個人もしくはエンティティの)グループである。特定の実施形態においては、あるユーザがソーシャルネットワーキング・システム160とのアカウントに登録した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザに対応するユーザ・ノード202を作成し、そのユーザ・ノード202を1つまたは複数のデータ・ストア内に記憶する。本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード202は、適切な場合には、登録されているユーザ、および登録されているユーザに関連付けられているユーザ・ノード202に及ぶ。追加として、または代替として、本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード202は、適切な場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160に登録されていないユーザに及ぶ。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ユーザによって提供された情報、またはソーシャルネットワーキング・システム160を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられる。限定では
なく、例として、ユーザは、自分の名前、プロフィール画像、連絡先情報、生年月日、性別、婚姻状況、家族状況、勤務先、学歴、好み、関心、またはその他の人口統計学的情報を提供する。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ユーザに関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられる。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、1つまたは複数のウェブページに対応する。
特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、コンセプトに対応する。限定ではなく、例として、コンセプトは、場所(たとえば、映画館、レストラン、ランドマーク、もしくは都市など)、ウェブサイト(たとえば、ソーシャルネットワーク・システム160に関連付けられているウェブサイト、もしくはウェブアプリケーション・サーバに関連付けられているサードパーティ・ウェブサイトなど)、エンティティ(たとえば、人、企業、グループ、スポーツ・チーム、もしくは有名人など)、ソーシャルネットワーキング・システム160内に、もしくはウェブアプリケーション・サーバなどの外部サーバ上に配置されるリソース(たとえば、オーディオ・ファイル、映像ファイル、デジタル写真、テキスト・ファイル、構造化ドキュメント、もしくはアプリケーションなど)、物的もしくは知的財産(たとえば、彫塑、絵画、映画、ゲーム、曲、アイディア、写真、もしくは執筆作品など)、ゲーム、アクティビティ、アイディアもしくは理論、別の適切なコンセプト、または複数のそのようなコンセプトに対応する。コンセプト・ノード204は、ユーザによって提供されたコンセプトの情報、またはソーシャルネットワーキング・システム160を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられる。限定ではなく、例として、コンセプトの情報は、名前もしくはタイトル、1つもしくは複数のイメージ(たとえば、本の表紙のイメージ)、ロケーション(たとえば、住所もしくは地理的ロケーション)、(URLに関連付けられる)ウェブサイト、連絡先情報(たとえば、電話番号もしくはEメール・アドレス)、その他の適切なコンセプト情報、またはそのような情報の任意の適切な組合せを含む。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、コンセプト・ノード204に関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられる。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、1つまたは複数のウェブページに対応する。
特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200内のノードは、ウェブページ(「プロフィール・ページ」と呼ばれる場合もある)を表すこと、またはウェブページによって表される。プロフィール・ページは、ソーシャルネットワーキング・システム160によってホストされること、またはソーシャルネットワーキング・システム160にとってアクセス可能である。プロフィール・ページは、サードパーティ・サーバ170に関連付けられているサードパーティ・ウェブサイト上にホストされることも可能である。限定ではなく、例として、特定の外部ウェブページに対応するプロフィール・ページは、その特定の外部ウェブページであることが可能であり、そのプロフィール・ページは、特定のコンセプト・ノード204に対応する。プロフィール・ページは、その他のユーザのうちのすべてまたは選択されたサブセットによって閲覧できる。限定ではなく、例として、ユーザ・ノード202は、対応するユーザプロフィール・ページを有することができ、そのユーザプロフィール・ページにおいては、対応するユーザが、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、またはその他の形で自分自身を表現する。限定ではなく、別の例として、コンセプト・ノード204は、対応するコンセプトプロフィール・ページを有することができ、そのコンセプトプロフィール・ページにおいては、1人または複数のユーザが、特にコンセプト・ノード204に対応するコンセプトに関連して、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、または自分自身を表現する。
特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、サードパーティ・システム170によってホストされているサードパーティ・ウェブページまたはリソースを表す。
サードパーティ・ウェブページまたはリソースは、数ある要素の中でも、コンテンツ、選択可能なもしくはその他のアイコン、または、アクションもしくはアクティビティを表す(たとえば、JAVASCRIPT(登録商標)、AJAX、もしくはPHPコードで実装される)その他の対話可能なオブジェクトを含む。限定ではなく、例として、サードパーティ・ウェブページは、「いいね!」、「チェックイン」、「食べる」、「推奨する」、または別の適切なアクションもしくはアクティビティなどの選択可能なアイコンを含む。サードパーティ・ウェブページを閲覧しているユーザは、それらのアイコンのうちの1つ(たとえば、「食べる」)を選択することによってアクションを実行して、クライアント・システム130に、そのユーザのアクションを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム160へ送信させる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザに対応するユーザ・ノード202と、サードパーティ・ウェブページまたはリソースに対応するコンセプト・ノード204との間においてエッジ(たとえば、「食べる」エッジ)を作成して、エッジ206を1つまたは複数のデータ・ストア内に記憶する。
特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200内の1対のノードが、1つまたは複数のエッジ206によって互いにつながる。1対のノードをつなげるエッジ206は、それらの1対のノードの間における関係を表す。特定の実施形態においては、エッジ206は、1対のノードの間における関係に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトまたは属性を含むことまたは表す。限定ではなく、例として、第1のユーザは、第2のユーザが第1のユーザの「友達」であるということを示す。この表示に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「友達要求」を第2のユーザに送信する。第2のユーザがその「友達要求」を承認した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ200内で第1のユーザのユーザ・ノード202を第2のユーザのユーザ・ノード202につなげるエッジ206を作成して、エッジ206をソーシャル・グラフ情報としてデータ・ストア24のうちの1つまたは複数の中に記憶する。図2の例においては、ソーシャル・グラフ200は、ユーザ「A」のユーザ・ノード202と、ユーザ「B」のユーザ・ノード202との間における友達関係を示すエッジ206と、ユーザ「C」のユーザ・ノード202と、ユーザ「B」のユーザ・ノード202との間における友達関係を示すエッジとを含む。本開示は、特定のユーザ・ノード202同士をつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ206を記述している、または示しているが、本開示は、ユーザ・ノード202同士をつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ206を想定している。限定ではなく、例として、エッジ206は、友達関係、家族関係、ビジネスもしくは雇用関係、ファン関係、フォロワー関係、ビジター関係、サブスクライバ関係、上下関係、互恵的関係、非互恵的関係、別の適切なタイプの関係、または複数のそのような関係を表す。その上、本開示は一般に、ノード同士をつながっているものとして記述しているが、本開示はまた、ユーザ同士またはコンセプト同士をつながっているものとして記述している。本明細書においては、つながっているユーザ同士またはコンセプト同士への言及は、適切な場合には、1つまたは複数のエッジ206によってソーシャル・グラフ200内でつながっているそれらのユーザ同士またはコンセプト同士に対応するノード同士に及ぶ。
特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジ206は、ユーザ・ノード202に関連付けられているユーザによって、コンセプト・ノード204に関連付けられているコンセプトに対して実行された特定のアクションまたはアクティビティを表す。限定ではなく、例として、図2において示されているように、ユーザは、コンセプトに対して「いいね!を表明すること」、「通うこと」、「プレイすること」、「聴くこと」、「料理すること」、「勤務すること」、または「観ること」を行った可能性があり、それらのそれぞれは、エッジ・タイプまたはサブタイプに対応する。コンセプト・ノード204に対応するコンセプトプロフィール・ページは
、たとえば、選択可能な「チェックイン」アイコン(たとえば、クリック可能な「チェックイン」アイコンなど)、または選択可能な「お気に入りに追加」アイコンを含む。同様に、ユーザがこれらのアイコンをクリックした後に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して「お気に入り」エッジまたは「チェックイン」エッジを作成する。限定ではなく、別の例として、あるユーザ(ユーザ「C」)が、特定のアプリケーション(オンライン音楽アプリケーションであるSPOTIFY)を使用して特定の曲(「イマジン」)を聴く場合がある。このケースにおいては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザに対応するユーザ・ノード202と、その曲およびアプリケーションに対応するコンセプト・ノード204との間において、(図2に示されているような)「聴いた」エッジ206および「使用した」エッジを作成して、そのユーザがその曲を聴いてそのアプリケーションを使用したということを示す。その上、ソーシャルネットワーキング・システム160は、その曲に対応するコンセプト・ノード204と、そのアプリケーションに対応するコンセプト・ノード204との間において、(図2に示されているような)「再生した」エッジ206を作成して、その特定の曲がその特定のアプリケーションによって再生されたということを示す。このケースにおいては、「再生した」エッジ206は、外部アプリケーション(SPOTIFY)によって外部オーディオ・ファイル(「イマジン」という曲)に関して実行されたアクションに対応する。本開示は、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204とをつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ206について記述しているが、本開示は、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204とをつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ206を想定している。その上、本開示は、単一の関係を表すユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジについて記述しているが、本開示は、1つまたは複数の関係を表すユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジを想定している。限定ではなく、例として、エッジ206は、ユーザが特定のコンセプトに対して「いいね!」を表明しているということ、およびその特定のコンセプトを使用したということの両方を表す。あるいは、別のエッジ206は、(図2において、ユーザ「E」を表すユーザ・ノード202と、「SPOTIFY」を表すコンセプト・ノード204との間において示されているような)ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるそれぞれのタイプの関係(または、単一の関係が複数集まったもの)を表す。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ200内でユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間においてエッジ206を作成する。限定ではなく、例として、(たとえば、ユーザのクライアント・システム130によってホストされているウェブ・ブラウザまたは専用のアプリケーションを使用することなどによって)コンセプトプロフィール・ページを閲覧しているユーザは、「いいね!」アイコンをクリックまたは選択することにより、コンセプト・ノード204によって表されているコンセプトを自分が気に入っているということを示すことができ、その「いいね!」アイコンをクリックまたは選択することは、ユーザのクライアント・システム130に、そのコンセプトプロフィール・ページに関連付けられているそのコンセプトをそのユーザが気に入っているということを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム160へ送信させる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザとコンセプト・ノード204との間における「いいね!」エッジ206によって示されているように、そのユーザに関連付けられているユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間においてエッジ206を作成する。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、エッジ206を1つまたは複数のデータ・ストア内に記憶する。特定の実施形態においては、エッジ206は、特定のユーザ・アクションに応答してソーシャルネットワーキング・システム160によって自動的に形成される。限定ではなく、例として、第1のユーザが、画像をアップロードすること、映画を観ること、または曲を聴くことを行った場
合には、エッジ206は、第1のユーザに対応するユーザ・ノード202と、それらのコンセプトに対応するコンセプト・ノード204との間において形成される。本開示は、特定の様式で特定のエッジ206を形成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なエッジ206を形成することを想定している。
広告
特定の実施形態においては、広告は、テキスト(HTMLにリンクされている)、1もしくは複数のイメージ(HTMLにリンクされている)、1もしくは複数の映像、オーディオ、1もしくは複数のADOBEフラッシュ・ファイル、これらの適切な組合せ、または、1もしくは複数のウェブページ上に、1もしくは複数のEメール内に、もしくはユーザによって要求されている検索結果とともに提示される任意の適切なデジタル・フォーマットでのその他の任意の適切な広告である)。追加として、または代替として、広告は、1または複数のスポンサー付きストーリ(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160上のニュース・フィードまたはティッカー・アイテム)である。スポンサー付きストーリは、ユーザによるソーシャル・アクション(ページに対して「いいね!」を表明すること、ページ上の投稿に対して「いいね!」を表明することまたはコメントすること、ページに関連付けられているイベントへの招待の返事を求めること、ページ上に投稿されている質問に投票すること、場所にチェックインすること、アプリケーションを使用することもしくはゲームをプレイすること、またはウェブサイトに対して「いいね!」を表明することもしくはウェブサイトを共有することなど)であることが可能であり、広告主は、たとえば、そのソーシャル・アクションを、ユーザのプロフィール・ページもしくはその他のページの所定の領域内に提示させること、その広告主に関連付けられているさらなる情報とともに提示させること、その他のユーザのニュース・フィードもしくはティッカー内に飛び出させることもしくはその他の形で強調表示させること、またはその他の形で促進させることによって、そのソーシャル・アクションを促進する。広告主は、ソーシャル・アクションを促進させるために対価を支払う場合がある。
特定の実施形態においては、広告が、ソーシャルネットワーキングシステム・ウェブページ、サードパーティ・ウェブページ、またはその他のページ内に表示されることが要求される場合がある。広告は、ページの最上部のバナー領域の中、ページの側部のカラムの中、ページのGUIの中、ポップアップ・ウィンドウの中、ドロップダウン・メニューの中、ページの入力フィールドの中、ページのコンテンツの最上部を覆って、またはページに関するその他の場所など、ページの専用の部分において表示される。追加として、または代替として、広告は、アプリケーション内に表示される。広告は、専用のページ内に表示されて、その広告と対話することまたはその広告を見ることをユーザに要求することができ、その後に、ユーザがページにアクセスすることまたはアプリケーションを利用することが可能になる。ユーザは、たとえば、ウェブ・ブラウザを通じて広告を閲覧する。
ユーザは、任意の適切な様式で広告と対話する。ユーザは、広告をクリックすることまたはその他の形で選択する。ユーザは、広告を選択することによって、(または、ブラウザもしくはその他のアプリケーションがユーザによって使用されて、)その広告に関連付けられているページへ導かれる。広告に関連付けられているページにおいては、ユーザは、その広告に関連付けられている製品もしくはサービスを購入すること、その広告に関連付けられている情報を受け取ること、またはその広告に関連付けられているニュースレターをサブスクライブすることなど、さらなるアクションを取ることができる。オーディオまたは映像を伴う広告は、(「再生ボタン」のような)その広告の構成要素を選択することによって再生される。あるいは、広告を選択することによって、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザの特定のアクションを実行または修正する。限定ではなく、例として、広告は、検索結果ページの検索結果同士の間に含まれることが可能であり、スポンサー付きコンテンツは、スポンサー付きでないコンテンツに優先して促進され
る。限定ではなく、別の例として、広告は、提案される検索クエリの中に含まれることが可能であり、広告主またはそのコンテンツ/製品を参照する提案されるクエリは、スポンサー付きでないクエリに優先して促進される。
広告は、ユーザが対話するソーシャルネットワーキング・システム機能を含む。たとえば、広告は、ユーザが、支持に関連付けられているアイコンまたはリンクを選択することによって、広告に対して「いいね!」を表明することまたはその他の形で支持を行うことを可能にする。別の例として、広告は、ユーザが、広告主に関連したコンテンツを(たとえば、クエリを実行することによって)検索することを可能にする。同様に、ユーザは、(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160を通じて)広告を別のユーザと共有すること、または(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160を通じて、)広告に関連付けられているイベントへの招待の返事を求めることが可能である。追加として、または代替として、広告は、ユーザを対象にしたソーシャルネットワーキングシステム・コンテキストを含む。たとえば、広告は、その広告の主題に関連付けられているアクションを取ったソーシャルネットワーキング・システム160内のユーザの友達に関する情報を表示する。
タイプ・アヘッド・プロセス
特定の実施形態においては、1または複数のクライアント側および/またはバックエンド(サーバ側)プロセスが、ソーシャル・グラフ要素(たとえば、ユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはエッジ206)を、ソーシャルネットワーキング・システム160によってホストされること、またはソーシャルネットワーキング・システム160においてアクセスできる要求されているウェブページ(たとえば、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザプロフィール・ページ、コンセプトプロフィール・ページ、検索結果ウェブページ、または別の適切なページなど)とともにレンダリングされた入力フォーム内にユーザによって現在入力されている情報にマッチさせることを自動的に試みる「タイプ・アヘッド」機能を実装および利用する。特定の実施形態においては、ユーザが言明を行うためにテキストを入力している際に、タイプ・アヘッド機能は、その言明において入力されているテキスト文字の文字列を、ソーシャル・グラフ200内のユーザ、コンセプト、またはエッジ、およびそれらの対応する要素に対応する文字の文字列(たとえば、名前、記述)にマッチさせることを試みる。特定の実施形態においては、マッチが見つかった場合には、タイプ・アヘッド機能は、既存のソーシャル・グラフ要素のソーシャル・グラフ要素への参照(たとえば、ノードの名前/タイプ、ノードID、エッジの名前/タイプ、エッジID、または別の適切な参照もしくは識別子など)をフォームに自動的に投入する。
特定の実施形態においては、ユーザが、そのユーザのプロフィール・ページ、ホーム・ページ、またはその他のページのさまざまなセクションにおいてコンテンツを付加するまたは言明を行うために使用されるフォーム内にテキストをタイプまたはその他の形で入力する際に、タイプ・アヘッド・プロセスは、ソーシャルネットワーキング・システム160において(またはその中で)(たとえば、サーバ162内で)実行される1または複数のフロントエンド(クライアント側)および/またはバックエンド(サーバ側)タイプ・アヘッド・プロセス(以降では、単に「タイプ・アヘッド・プロセス」と呼ばれる)と連携して機能して、そのユーザがテキストの文字を入力する際にそのユーザによって入力されたそれらのテキストの文字に対する最も関連があるまたはベスト・マッチであると決定された、既存のソーシャル・グラフ要素の名前に対応する1もしくは複数の用語、または既存のソーシャル・グラフ要素に関連付けられている用語をフォームに自動投入することを対話式におよび(ユーザにとってそう見えるように)ほぼ瞬時に試みる。ノードおよびエッジに関連付けられている情報を含めて、ソーシャル・グラフ・データベース内のソーシャル・グラフ情報、またはソーシャル・グラフ・データベースからの抽出およびインデ
ックス付けされた情報を利用して、タイプ・アヘッド・プロセスは、ソーシャル・グラフ・データベースからの情報と連携して、ならびに潜在的には、ソーシャルネットワーキング・システム160内において配置または実行されているその他のさまざまなプロセス、アプリケーション、またはデータベースと連携して、ユーザの意図されている言明を高い精度で予測できる。しかしながら、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザに、自分が望む基本的に任意の言明を入力するための自由を提供して、ユーザが自分自身を自由に表現することを可能にすることもできる。
特定の実施形態においては、ユーザがテキスト文字をフォーム・ボックスまたはその他のフィールド内に入力する際に、タイプ・アヘッド・プロセスは、ユーザが文字を入力している際にユーザの言明において入力された文字の文字列にマッチする既存のソーシャル・グラフ要素(たとえば、ユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはエッジ206)を識別することを試みる。特定の実施形態においては、ユーザが文字をフォーム・ボックス内に入力する際に、タイプ・アヘッド・プロセスは、入力されたテキスト文字の文字列を読み取る。それぞれのキーストロークが行われた際に、フロントエンド・タイプ・アヘッド・プロセスは、入力された文字の文字列を、要求(または呼び出し)として、ソーシャルネットワーキング・システム160内で実行されるバックエンド・タイプ・アヘッド・プロセスに送信する。特定の実施形態においては、タイプ・アヘッド・プロセスは、AJAX(Asynchronous JavaScript(登録商標)and XML)またはその他の適切な技術、特に非同期技術を通じて通信を行う。特定の実施形態においては、要求は、結果を迅速かつ動的に送信およびフェッチすることを可能にするXMLHTTPRequest(XHR)であること、またはXHRを含む。特定の実施形態においては、タイプ・アヘッド・プロセスは、要求の前に、要求の後に、または要求とともに、ユーザが言明を行っている特定のページの特定のセクションを識別するセクション識別子(セクションID)を送信することもできる。特定の実施形態においては、ユーザIDパラメータが送信されることも可能であるが、これは、いくつかの実施形態においては不要である。なぜなら、ユーザは、そのユーザがソーシャルネットワーキング・システム160にログインしていること(またはソーシャルネットワーキング・システム160によってその他の形で認証されていること)に基づいて既に「知られている」場合があるためである。
特定の実施形態においては、タイプ・アヘッド・プロセスは、マッチしているソーシャル・グラフ要素を識別することを試みるために1または複数のマッチング・アルゴリズムを使用する。特定の実施形態においては、1または複数のマッチが見つかった場合には、タイプ・アヘッド・プロセスは、たとえば、マッチしているソーシャル・グラフ要素の名前(名前文字列)または記述、ならびに潜在的には、マッチしているソーシャル・グラフ要素に関連付けられているその他のメタデータを含む(AJAXまたはその他の適切な技術を利用する)応答をユーザのクライアント・システム130へ送信する。限定ではなく、例として、ユーザが、「pok」という文字をクエリ・フィールド内に入力している場合には、タイプ・アヘッド・プロセスは、ドロップダウン・メニューを表示することができ、そのドロップダウン・メニューは、「poker(ポーカー)」もしくは「pokemon(ポケモン)」という名前の、または「poker(ポーカー)」もしくは「pokemon(ポケモン)」専用のプロフィール・ページなど、マッチしている既存のプロフィール・ページおよびそれぞれのユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204の名前を表示し、次いでユーザは、それをクリックまたはその他の形で選択し、それによって、選択されたノードに対応するマッチしたユーザまたはコンセプトの名前を言明したいという要望を確定する。限定ではなく、別の例として、「poker(ポーカー)」をクリックすると、タイプ・アヘッド・プロセスは、「poker(ポーカー)」という言明をクエリ・フィールドに自動投入することができ、またはその自動投入をウェブ・ブラウザ132に行わせる。特定の実施形態においては、タイプ・アヘッド・プロセスは、
ドロップダウン・メニューを表示するよりもむしろ、上位にランク付けされたマッチの名前またはその他の識別子をフィールドに単に自動投入する。次いでユーザは、単に自分のキーボード上の「enter(入力)」キーを押すことによって、またはその自動投入された言明をクリックすることによって、その自動投入された言明を確定することができる。
タイプ・アヘッド・プロセスに関するさらなる情報は、2010年4月19日に出願された米国特許出願第12/763162号、および2012年7月23日に出願された米国特許出願第13/556072号において見つけることができ、それらの米国特許出願は、本願明細書に援用されている。
構造化検索クエリ
図3は、オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示している。特定の実施形態においては、ユーザは、テキストをクエリ・フィールド350内に入力することによって、クエリをソーシャルネットワーク・システム160にサブミットする。オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザは、特定の主題(たとえば、ユーザ、コンセプト、外部コンテンツ、またはリソース)について記述する短いフレーズ(しばしば「検索クエリ」と呼ばれる)を検索エンジンに提供することによって、その主題に関連している情報を検索する。そのクエリは、非構造化テキスト・クエリであることが可能であり、1または複数のテキスト文字列(1または複数のnグラムを含む)を含む。一般には、ユーザは、テキスト・クエリにマッチするソーシャルネットワーキング・システム160上のコンテンツを検索するために、任意の文字の文字列をクエリ・フィールド350内に入力する。次いでソーシャルネットワーキング・システム160は、クエリにマッチするコンテンツを識別するために、データ・ストア164(または、詳細には、ソーシャル・グラフ・データベース)を検索する。検索エンジンは、さまざまな検索アルゴリズムを使用してクエリ・フレーズに基づく検索を行って、検索クエリに関連している可能性が最も高いリソースまたはコンテンツ(たとえば、ユーザプロフィール・ページ、コンテンツプロフィール・ページ、または外部リソース)を識別する検索結果を生成する。検索を行うために、ユーザは、検索クエリを検索エンジンに入力または送信する。それに応答して、検索エンジンは、その検索クエリに関連している可能性が高い1または複数のリソースを識別することができ、それらのリソースのそれぞれは、個別に「検索結果」と呼ばれる場合があり、または、その検索クエリに対応する「検索結果」と総称される場合もある。識別されたコンテンツは、たとえば、ソーシャル・グラフ要素(すなわち、ユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、エッジ206)、プロフィール・ページ、外部ウェブページ、またはそれらの任意の組合せを含む場合がある。次いでソーシャルネットワーキング・システム160は、識別されたコンテンツに対応する検索結果を伴う検索結果ウェブページを生成し、その検索結果ウェブページをユーザに送信する。検索結果は、しばしば検索結果ウェブページ上のリンクのリストという形式で、ユーザに提示されることが可能であり、それぞれのリンクは、識別されたリソースまたはコンテンツのうちのいくつかを含む別のウェブページに関連付けられている。特定の実施形態においては、検索結果内のそれぞれのリンクは、対応するウェブページがどこに配置されているかと、それを取り出すためのメカニズムとを指定するユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)の形式である。次いでソーシャルネットワーキング・システム160は、検索結果ウェブページをユーザのクライアント・システム130上のウェブ・ブラウザ132へ送信する。次いでユーザは、URLリンクをクリックして、または検索結果ウェブページからのコンテンツをその他の形で選択して、ソーシャルネットワーキング・システム160からの、または必要に応じて外部システム(たとえば、サードパーティ・システム170など)からのコンテンツにアクセスする。リソース同士が、検索クエリに対するそれらの相対的な関連度に従ってランク付けされてユーザに提示される。検索結果同士が、ユーザに対するそれらの相対的な関連度に従ってランク付けされてユーザに提示されることも可能であ
る。言い換えれば、検索結果は、クエリを行っているユーザのために、たとえば、そのユーザのソーシャル・グラフ情報、ユーザ情報、検索もしくはブラウジング履歴、またはそのユーザに関連したその他の適切な情報に基づいてパーソナライズされる。特定の実施形態においては、リソースのランキングは、検索エンジンによって実施されるランキング・アルゴリズムによって決定される。限定ではなく、例として、検索クエリに対する、またはユーザに対する関連性の高いリソースは、検索クエリまたはユーザに対する関連性の低いリソースよりも高くランク付けされる。特定の実施形態においては、検索エンジンは、自分の検索を、オンライン・ソーシャル・ネットワーク上のリソースおよびコンテンツに限定する。しかしながら、特定の実施形態においては、検索エンジンは、その他のソース、たとえば、サードパーティ・システム170、インターネットもしくはワールド・ワイド・ウェブ、またはその他の適切なソース上のリソースまたはコンテンツを検索することもできる。本開示は、特定の様式でソーシャルネットワーキング・システム160にクエリを行うことについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式でソーシャルネットワーキング・システム160にクエリを行うことを想定している。
特定の実施形態においては、本明細書において記述されているタイプ・アヘッド・プロセスは、ユーザによって入力された検索クエリに適用される。限定ではなく、例として、ユーザがテキスト文字を検索フィールド内に入力する際に、タイプ・アヘッド・プロセスは、そのユーザが文字を入力している際に検索フィールド内に入力された文字の文字列にマッチする1または複数のユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはエッジ206を識別することを試みる。タイプ・アヘッド・プロセスは、テキスト・クエリからの文字列またはnグラムを含む要求または呼び出しを受け取った際には、入力されたテキストにマッチしているそれぞれの名前、タイプ、カテゴリ、またはその他の識別子を有する既存のソーシャル・グラフ要素(すなわち、ユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、エッジ206)を識別するための検索を実行することができ、またはそうした検索が実行されるようにする。タイプ・アヘッド・プロセスは、マッチしているノードまたはエッジを識別することを試みるために1または複数のマッチング・アルゴリズムを使用する。1または複数のマッチが見つかった場合には、タイプ・アヘッド・プロセスは、たとえば、マッチしているノードの名前(名前文字列)、および潜在的には、マッチしているノードに関連付けられているその他のメタデータを含む応答をユーザのクライアント・システム130へ送信する。次いでタイプ・アヘッド・プロセスは、ドロップダウン・メニュー300を表示することができ、そのドロップダウン・メニュー300は、マッチしている既存のプロフィール・ページおよびそれぞれのユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204の名前を表示し、マッチしているユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204につながるマッチしているエッジ206の名前を表示し、次いでユーザは、それをクリックまたはその他の形で選択し、それによって、選択されたノードに対応するマッチしたユーザもしくはコンセプトの名前を検索したい、またはマッチしているエッジによって、マッチしたユーザもしくはコンセプトにつながっているユーザもしくはコンセプトを検索したいという要望を確定することができる。あるいは、タイプ・アヘッド・プロセスは、ドロップダウン・メニュー300を表示するよりもむしろ、上位にランク付けされたマッチの名前またはその他の識別子をフォームに単に自動投入する。次いでユーザは、単にキーボード上の「enter(入力)」キーを押すことによって、またはその自動投入された言明をクリックすることによって、その自動投入された言明を確定する。マッチしているノードおよびエッジをユーザが確定すると、タイプ・アヘッド・プロセスは、マッチしているソーシャル・グラフ要素を含むクエリをユーザが確定したことをソーシャルネットワーキング・システム160に知らせる要求を送信する。送信された要求に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、マッチしているソーシャル・グラフ要素を探して、または必要に応じて、マッチしているソーシャル・グラフ要素につながっているソーシャル・グラフ要素を探して、ソーシャル・グラフ・データベースを自動的に(または代替として、要求内の命令に基づいて)呼び出しまたはその
他の形で検索する。本開示は、特定の様式でタイプ・アヘッド・プロセスを検索クエリに適用することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式でタイプ・アヘッド・プロセスを検索クエリに適用することを想定している。
検索クエリおよび検索結果に関連して、特定の実施形態は、2006年8月11日に出願された米国特許出願第11/503093号、2010年12月22日に出願された米国特許出願第12/977027号、および2010年12月23日に出願された米国特許出願第12/978265号において開示されている1または複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、オペレーション、または工程を利用することができ、それらの米国特許出願は、本願明細書に援用されている。
要素検知、およびあいまいな用語を解析すること
図4A〜図4Hは、ソーシャル・ネットワークの例示的なクエリを示している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、第1のユーザ(すなわち、クエリを行っているユーザ)から受け取られたテキスト・クエリに応答して、そのテキスト・クエリを解析すること、およびそのテキスト・クエリのうちで、特定のソーシャル・グラフ要素に対応する部分を識別することが可能である。しかしながら、いくつかのケースにおいては、クエリが、あいまいである1以上の用語を含む場合があり、この場合、あいまいな用語とは、複数のソーシャル・グラフ要素に対応する可能性があるかもしれない用語である。あいまいな用語を解析するために、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ200にアクセスし、次いでテキスト・クエリを解析して、そのテキスト・クエリからのあいまいなnグラムに対応したソーシャル・グラフ要素を識別することができる。次いでソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのセットを生成することができ、それぞれの構造化クエリは、マッチしている可能性があるソーシャル・グラフ要素のうちの1つに対応する。これらの構造化クエリは、文法モデルによって生成されたストリングに基づくことが可能であり、それによって、それらの構造化クエリは、関連しているソーシャル・グラフ要素への参照を伴って、自然言語シンタックスでレンダリングされる。これらの構造化クエリは、クエリを行っているユーザに提示されることが可能であり、次いで、そのクエリを行っているユーザは、それらの構造化クエリの間で選択を行って、自分があいまいな用語を用いて参照することを意図していたのはどのソーシャル・グラフ要素かを示すことができる。クエリを行っているユーザの選択に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は次いで、クエリ内のあいまいな用語を、クエリを行っているユーザによって選択されたソーシャル・グラフ要素にロックし、次いで、その選択されたソーシャル・グラフ要素に基づいて、構造化クエリの新たなセットを生成することができる。図4A〜図4Hは、クエリ・フィールド350内のさまざまな例示的なテキスト・クエリ、および応答してドロップダウン・メニュー300内に生成されたさまざまな構造化クエリを示している(ただし、その他の適切なグラフィカル・ユーザ・インタフェースも可能である)。ユーザのテキスト・クエリに応答して、提案される構造化クエリを提供することによって、ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザが、自分のソーシャル・グラフ属性、およびさまざまなソーシャル・グラフ要素に対する自分の関係に基づいて、ソーシャル・グラフ200内で表されている要素を検索するための強力な方法を提供する。構造化クエリは、クエリを行っているユーザが、特定のエッジ・タイプによってソーシャル・グラフ200内の特定のユーザまたはコンセプトにつながっているコンテンツを検索することを可能にする。それらの構造化クエリは、第1のユーザへ送信されて(たとえば、クライアント側タイプ・アヘッド・プロセスを介して)ドロップダウン・メニュー300内に表示されることが可能であり、次いでそのドロップダウン・メニュー300において、第1のユーザは、所望のコンテンツを検索するための適切なクエリを選択することができる。本明細書において記述されている構造化クエリを使用することの利点のうちのいくつかとしては、限られた情報に基づいてオンライン・ソーシャル・
ネットワークのユーザを見つけ出すこと、さまざまなソーシャル・グラフ要素に対するそのコンテンツの関係に基づいてオンライン・ソーシャル・ネットワークからのコンテンツの仮想インデックス同士をまとめること、またはユーザおよび/もしくはユーザの友達に関連したコンテンツを見つけ出すことが含まれる。特定の様式で特定の構造化クエリを生成することについて本開示は記述しており、図4A〜図4Hは示しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切な構造化クエリを生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、非構造化テキスト・クエリを(第1のユーザ・ノード202に対応する)クエリを行っている/第1のユーザから受け取る。限定ではなく、例として、第1のユーザは、(1)第1のユーザの一次友達であって、かつ(2)スタンフォード大学に関連付けられているその他のユーザ(すなわち、ユーザ・ノード202は、エッジ206によって、「スタンフォード」という学校に対応するコンセプト・ノード204につながっている)を検索したいと望む可能性がある。次いで第1のユーザは、図4A〜図4Bにおいて示されているように、「friends Stanford(友達 スタンフォード)」というテキスト・クエリをクエリ・フィールド350内に入力する。クエリを行っているユーザがこのテキスト・クエリをクエリ・フィールド350内に入力する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ドロップダウン・メニュー300において示されているように、さまざまな提案される構造化クエリを提供する。本明細書において使用される際には、非構造化テキスト・クエリとは、ユーザによって入力された単純なテキスト文字列に及ぶ。テキスト・クエリは、もちろん、標準的な言語/文法ルール(たとえば、英語文法)に関して構造化されている場合がある。しかしながら、テキスト・クエリは通常、ソーシャル・グラフ要素に関しては構造化されていないであろう。言い換えれば、単純なテキスト・クエリは通常、特定のソーシャル・グラフ要素への組み込まれた参照を含まないであろう。したがって、本明細書において使用される際には、構造化クエリとは、特定のソーシャル・グラフ要素への参照を含んでいて、識別された要素に基づいて検索エンジンが検索を行うことを可能にするクエリに及ぶ。さらに、テキスト・クエリは、正式なクエリ・シンタックスに関して構造化されていない場合がある。言い換えれば、単純なテキスト・クエリは、検索エンジンによって直接実行可能であるクエリ・コマンドのフォーマットでは必ずしもないであろう(たとえば、「友達 スタンフォード」というテキスト・クエリを解析して、「交わり(学校(スタンフォード大学)、友達(自分))」というクエリ・コマンドを形成することができ、これは、ソーシャル・グラフ・データベース内のクエリとして実行されることが可能である)。本開示は、特定の様式で特定のクエリを受け取ることについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なクエリを受け取ることを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、第1のユーザ(すなわち、クエリを行っているユーザ)から受け取られた非構造化テキスト・クエリ(単に検索クエリとも呼ばれる)を解析して、1または複数のnグラムを識別する。一般には、nグラムとは、テキストまたは話語の所与のシーケンスからのn個のアイテムの連続したシーケンスである。それらのアイテムは、テキストまたは話語のシーケンスからの文字、音素、音節、字、言葉、語基ペア、接頭辞、またはその他の識別可能なアイテムである。nグラムは、クエリを行っているユーザによって入力されたテキストの1または複数の文字(字、数字、句読点など)を含む。サイズ1のnグラムは、「ユニグラム」と呼ばれることが可能であり、サイズ2のnグラムは、「バイグラム」または「ダイグラム」と呼ばれることが可能であり、サイズ3のnグラムは、「トライグラム」と呼ばれる、といった具合である。それぞれのnグラムは、クエリを行っているユーザから受け取られたテキスト・クエリからの1または複数の部分を含む。特定の実施形態においては、それぞれのnグラムは、第1のユーザによって入力された文字の文字列(たとえば、テキストの1または複数の文字)を含む。限定ではなく、例として、ソーシャルネットワーキン
グ・システム160は、「友達 スタンフォード」というテキスト・クエリを解析して、「友達」、「スタンフォード」、「友達 スタンフォード」というnグラムを識別する。限定ではなく、別の例として、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「friends in palo alto(パロアルトの友達)」というテキスト・クエリを解析して、「friends(友達)」、「in(の)」、「palo(パロ)」、「alto(アルト)」、「friends in(の友達)」、「in palo(パロ・・・の)」、「palo alto(パロアルト)」、「friends in palo(パロ・・・の友達)」、「in palo also(パロオルソの)」、「friends in palo alto(パロアルトの友達)」というnグラムを識別する。特定の実施形態においては、それぞれのnグラムは、テキスト・クエリからのn個のアイテムの連続したシーケンスを含む。本開示は、特定の様式で特定のクエリを解析することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なクエリを解析することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、テキスト・クエリのnグラムのうちの1以上に対応する複数のノードまたは複数のエッジを識別することができる。nグラムに対応するソーシャル・グラフ要素を識別することは、たとえば、テキスト・クエリ内で識別されたそれぞれのnグラムに関して、そのnグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するスコアを特定または計算することによってなど、さまざまな様式で行われることが可能である。このスコアは、たとえば、信頼スコア、確率、質、ランキング、別の適切なタイプのスコア、またはそれらの任意の組合せである。限定ではなく、例として、ソーシャルネットワーキング・システム160は、nグラムが、ソーシャル・グラフ200のユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはエッジ206などのソーシャル・グラフ要素に対応する確率スコア(単に「確率」とも呼ばれる)を決定する。確率スコアは、nグラムと特定のソーシャル・グラフ要素との間における類似度または関連度のレベルを示す。確率を計算するための多くの異なる方法が存在する。本開示は、検索クエリ内で識別されたnグラムに関する確率スコアを計算するための任意の適切な方法を想定している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、nグラムが特定のソーシャル・グラフ要素に対応する確率pを決定する。確率pは、特定の検索クエリXを与えられた場合に特定のソーシャル・グラフ要素kに対応する確率として計算される。言い換えれば、確率は、p=(k|X)として計算される。限定ではなく、例として、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応する確率は、pi,j,kとして示される確率スコアとして計算される。入力は、テキスト・クエリX=(x,x,...,x)、およびクラスのセットである。それぞれの(i:j)およびクラスkに関して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、pi,j,k=p(class(xi:j)=k|X)を算出する。限定ではなく、例として、「スタンフォード」というnグラムは、「スタンフォード大学」という学校=0.7、「カリフォルニア州スタンフォード」というロケーション=0.2、「アレン・スタンフォード」というユーザ=0.1のようなソーシャル・グラフ要素に関してスコア付けされる。この例においては、「スタンフォード」というnグラムは、複数のソーシャル・グラフ要素に対応するので、ソーシャルネットワーキング・システム160によってあいまいなnグラムとみなされる場合がある。言い換えれば、このnグラムは、ソーシャルネットワーキング・システム160によって使用される解析アルゴリズムに基づいて単一のソーシャル・グラフ要素にすぐに帰着することはできない。特定の実施形態においては、あいまいなnグラムを識別した後に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、テキスト・クエリ内のそのnグラムを強調表示して、そのnグラムが複数のソーシャル・グラフ要素に対応する可能性があることを示すことができる。限定ではなく、例として、図4Bにおいて示されているように、クエリ・フィールド350内の「スタンフォード」という用語は、前述のように、その用語が複数のソーシャル・グラフ要素に対応する可能性があることを示すために、破線のアンダーラインを用いて強調表示されている。限定ではな
く、別の例として、図4Cおよび図4E〜図4Hにおいて示されているように、「facebook」(登録商標)という用語は、その用語が複数のソーシャル・グラフ要素に対応する可能性があることを示すために、破線のアンダーラインを用いて強調表示されている。本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するか否かを特定の様式で決定することについて記述しているが、本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するか否かを任意の適切な様式で決定することを想定している。その上、本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するか否かを、特定のタイプのスコアを使用して決定することについて記述しているが、本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するか否かを、任意の適切なタイプのスコアを使用して決定することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のnグラムがソーシャル・グラフ要素に対応する確率を、ソーシャル・グラフ情報に基づいて決定することができる。限定ではなく、例として、nグラムが特定のソーシャル・グラフ要素に対応する確率pを決定する際には、その確率の計算は、ソーシャル・グラフ情報を考慮に入れることもできる。したがって、特定の検索クエリXおよびソーシャル・グラフ情報Gが与えられると、特定のソーシャル・グラフ要素kに対応する確率が、p=(k|X,G)として計算されることが可能である。特定の実施形態においては、nグラムが特定のノードに対応する確率は、第1のユーザ・ノード202と、その特定のノードとの間における隔たり度合いに基づくことが可能である。特定のnグラムは、ソーシャル・グラフ200内で、クエリを行っているユーザにさらに近いソーシャル・グラフ要素(すなわち、その要素と、第1のユーザ・ノード202との間における隔たり度合いが低い)に対応する、そのユーザからさらに遠い(すなわち、隔たり度合いが高い)ソーシャル・グラフ要素よりも高い確率を有することができる。限定ではなく、例として、図3を参照すると、ユーザ「B」が「チキン」というテキスト・クエリを入力した場合には、これが、エッジ206によってユーザ「B」につながっている「チキン・パルメザン」というレシピを表すコンセプト・ノード204に対応する計算された確率は、このnグラムが、ソーシャル・グラフ200内でユーザ「B」につながっていないチキンというnグラムに関連付けられているその他のノード(たとえば、「チキン・ナゲット」または「ファンキー・チキン・ダンス」に対応するコンセプト・ノード204)に対応する計算された確率よりも高いことが可能である。特定の実施形態においては、nグラムが特定のノードに対応する確率は、クエリを行っているユーザに関連付けられている検索履歴に基づくことが可能である。クエリを行っているユーザが以前にアクセスしたソーシャル・グラフ要素、またはクエリを行っているユーザが以前にアクセスしたソーシャル・グラフ要素に関連があるソーシャル・グラフ要素は、クエリを行っているユーザの検索クエリのターゲットである可能性がさらに高い場合がある。限定ではなく、例として、第1のユーザが、以前に「Facebook Culinary Team」のプロフィール・ページを訪れたことがあるが、「Facebook Studio」のプロフィール・ページを訪れたことが一度もない場合には、「facebook」というnグラムが、これらのページに対応するコンセプト・ノード204のいずれかに対応する確率を決定する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「Facebook Culinary Team」を表すコンセプト・ノード204が、「facebook」というnグラムに対応する相対的に高い確率を有することを決定することができる。なぜなら、クエリを行っているユーザが、そのコンセプト・ノード204に以前にアクセスしたことがある(そして実際に、「閲覧した」エッジ206でそのノードに既につながっている場合がある)ためである。本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するかどうかを特定の様式で決定することについて記述しているが、本開示は、nグラムがソーシャル・グラフ要素に対応するかどうかを任意の適切な様式で決定することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、エッジの確率しきい値よりも高い確率を有する1または複数のエッジ206を識別する。識別さ
れたエッジ206のそれぞれは、nグラムのうちの少なくとも1つに対応する。限定ではなく、例として、nグラムは、pi,j,k>pエッジ−しきい値である場合に、エッジkに対応するものとして識別されることのみが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のnグラムに対応するものとして、複数のエッジ206(またはエッジ・タイプ)を識別することができる。そのようなケースにおいては、そのnグラムは、ソーシャルネットワーキング・システム160によってあいまいなnグラムとみなされる場合がある。なぜなら、複数のエッジが、pエッジ−しきい値よりも高い確率pi,j,kを有しているためである。限定ではなく、例として、「勤務している」というnグラムは、「〜に勤務している」というエッジ・タイプ=0.6、「〜に勤務していた」というエッジ・タイプ=0.39、「〜に住んでいる」というエッジ・タイプ=0.01のようなソーシャル・グラフ要素に関してスコア付けされることが可能である。エッジしきい値確率が0.25に等しい場合には、「〜に勤務している」および「〜に勤務していた」に対応するエッジ・タイプは、エッジしきい値確率よりも高い確率を有しているので、識別されることが可能であり、その一方で、「〜に住んでいる」に対応するエッジ・タイプは、その確率がエッジしきい値確率よりも高くないので、識別されないであろう。したがって、ソーシャルネットワーキング・システム160が、「勤務している」というnグラムに対応するものとして複数のエッジ・タイプを識別したので、そのnグラムは、あいまいとみなされる可能性がある。特定の実施形態においては、識別されたエッジ206のそれぞれは、識別されたノードのうちの少なくとも1つにつなげられる。言い換えれば、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のnグラムに対応するものとして以前に識別されたユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204につながっているエッジ206またはエッジ・タイプを識別することのみが可能である。本開示は、nグラムに対応するエッジ206を特定の様式で識別することについて記述しているが、本開示は、nグラムに対応するエッジ206を任意の適切な様式で識別することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ノード−確率しきい値よりも高い確率を有する1または複数のユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204を識別する。識別されたノードのそれぞれは、nグラムのうちの少なくとも1つに対応する。限定ではなく、例として、nグラムは、pi,j,k>pノード−しきい値である場合に、ノードkに対応するものとして識別されることのみが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のnグラムに対応するものとして、複数のエッジ206(またはエッジ・タイプ)を識別することができる。そのようなケースにおいては、そのnグラムは、ソーシャルネットワーキング・システム160によってあいまいなnグラムとみなされる場合がある。なぜなら、複数のエッジが、pエッジ−しきい値よりも高い確率pi,j,kを有しているためである。限定ではなく、例として、「facebook」というnグラムは、「Facebook」という会社=0.8、「Facebook Culinary Team」というグループ=0.15、「Facebook Studio」というウェブサイト=0.05のようなソーシャル・グラフ要素に関してスコア付けされることが可能である。ノードしきい値確率が0.1に等しい場合には、「Facebook」および「Facebook Culinary Team」に対応するコンセプト・ノード204は、ノードしきい値確率よりも高い確率を有しているので、識別されることが可能であり、その一方で、「Facebook Studio」に対応するコンセプト・ノード204は、その確率がノードしきい値確率よりも高くないので、識別されないであろう。したがって、ソーシャルネットワーキング・システム160が、「facebook」というnグラムに対応するものとして複数のコンセプト・ノード204を識別したので、そのnグラムは、あいまいとみなされる可能性がある。特定の実施形態においては、さらに、識別されたユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204のそれぞれは、識別されたエッジ206のうちの少なくとも1つにつなげられる。言い換えれば、ソーシャルネットワーキ
ング・システム160は、特定のnグラムに対応するものとして以前に識別されたエッジ206につながっているノードまたはノードタイプを識別することのみが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、第1のユーザ(すなわち、クエリを行っているユーザ)に対応するユーザ・ノード202の隔たり度合いしきい値内にあるノードを識別することのみが可能である。隔たり度合いしきい値は、たとえば、1、2、3、またはすべてである。本開示は、nグラムに対応するノードを特定の様式で識別することについて記述しているが、本開示は、nグラムに対応するノードを任意の適切な様式で識別することを想定している。
構造化された検索クエリを生成すること
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、複数の文法を含むコンテキストフリー文法モデルにアクセスする。この文法モデルのそれぞれの文法は、1または複数の非終端トークン(または「非終端シンボル」)、および1または複数の終端トークン(または「終端シンボル」/「クエリ・トークン」)を含むことができ、特定の非終端トークンは、終端トークンによって置換される。文法モデルとは、形式言語における文字列に関する形成ルールのセットである。本開示は、特定の文法にアクセスすることについて記述しているが、本開示は、任意の適切な文法を想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1または複数の文法を使用して1または複数の文字列を生成する。その言語における文字列を生成するためには、単一の開始シンボルのみから構成されている文字列から開始する。次いで、開始シンボルも指定の非終端シンボルも含まない文字列が生成されるまで、生成ルールが任意の順序で適用される。コンテキストフリー文法においては、文法のそれぞれの非終端シンボルの生成は、文法のその他の非終端シンボルによって生成されるものから独立している。非終端シンボルは、終端シンボル(すなわち、終端トークンまたはクエリ・トークン)と置換される。クエリ・トークンのうちのいくつかは、前述のように、識別されたノードまたは識別されたエッジに対応する。次いで、文法によって生成された文字列が、識別されたノードまたは識別されたエッジへの参照を含む構造化クエリのための基礎として使用される。文法によって生成された文字列は、自然言語シンタックスでレンダリングされることが可能であり、それによって、その文字列に基づく構造化クエリも、自然言語でレンダリングされる。コンテキストフリー文法とは、それぞれの生成ルールの左手側が単一の非終端シンボルのみから構成されている文法である。確率的なコンテキストフリー文法は、タプル〈Σ,N,S,P〉であり、この場合、互いに素な集合ΣおよびNは、それぞれ終端シンボルおよび非終端シンボルを指定し、S∈Nは、開始シンボルである。Pは、生成の集合であり、それらは、E→ξ(p)という形式を取り、E∈N、ξ∈(Σ∪N)であり、p=Pr(E→ξ)は、Eが文字列ξへと展開されるであろう確率である。所与の非終端Eのすべての展開にわたる確率pの合計は、1でなければならない。本開示は、特定の様式で文字列を生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で文字列を生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1以上の構造化クエリを生成することができる。それらの構造化クエリは、前述のように、1以上の文法によって生成された自然言語ストリングに基づくことが可能である。それぞれの構造化クエリは、識別されたノードのうちの1以上または識別されたエッジ206のうちの1以上への参照を含むことができる。このタイプの構造化検索クエリは、ソーシャルネットワーキング・システム160が、識別されたユーザ・ノード202および識別されたエッジ206につながっているまたはその他の形で関連しているコンテンツを検索することによって、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連しているリソースおよびコンテンツ(たとえば、プロフィール・ページなど)をさらに効率よく検索することを可能にする。限定ではなく、例として、「僕のガールフレンドの友達を表示してほしい」という
テキスト・クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「ステファニーの友達」という構造化クエリを生成することができ、この構造化クエリ内の「友達」および「ステファニー」は、特定のソーシャル・グラフ要素に対応する参照である。「ステファニー」への参照は、特定のユーザ・ノード202に対応することになり(この場合、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「僕のガールフレンド」というnグラムが、「ステファニー」というユーザを表すユーザ・ノード202に対応すると解析しており)、その一方で「友達」への参照は、そのユーザ・ノード202をその他のユーザ・ノード202につなげる友達タイプのエッジ206(すなわち、「ステファニーの」一次友達につなげるエッジ206)に対応することになる。この構造化クエリを実行する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「ステファニー」に対応するユーザ・ノード202に友達タイプのエッジ206によってつながっている1または複数のユーザ・ノード202を識別する。限定ではなく、別の例として、図4Eにおいて示されているように、「facebookに対して「いいね!」を表明している友達」というテキスト・クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「Facebookに対して「いいね!」を表明している友達」という構造化クエリを生成することができ、この構造化クエリ内の「友達」、「に対して「いいね!」を表明している」、および「Facebook」は、前述のような特定のソーシャル・グラフ要素(すなわち、友達タイプのエッジ206、「いいね!」タイプのエッジ206、および「Facebook」という会社に対応するコンセプト・ノード204)に対応する参照である。本開示は、特定の様式で特定の構造化クエリを生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切な構造化クエリを生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、生成された構造化クエリをランク付けすることができる。構造化クエリは、さまざまな要因に基づいてランク付けされることが可能である。クエリを行っているユーザから受け取られたテキスト・クエリが、あいまいなnグラムを含んでいる場合には、そのテキスト・クエリに応答して生成された提案される構造化クエリは、たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160によって決定された、それらの構造化クエリにおいて参照されている識別されたノード/エッジが、クエリを行っているユーザの意図にマッチしている確率または可能性の順にランク付けされることが可能である。構造化クエリをランク付けした後に、ソーシャルネットワーキング・システム160は次いで、しきい値ランクよりも高いランクを有する構造化クエリのみを送信することができる(たとえば、トップ7にランク付けされたクエリが、クエリを行っているユーザへ送信されて、ドロップダウン・メニュー300内に表示されることが可能である)。特定の実施形態においては、ある構造化クエリに関するランクは、クエリを行っているユーザのユーザ・ノード202と、その構造化クエリにおいて参照されている特定のソーシャル・グラフ要素との間における隔たり度合いに基づくことが可能である。ソーシャル・グラフ200内で、クエリを行っているユーザにさらに近いソーシャル・グラフ要素(すなわち、その要素と、クエリを行っているユーザのユーザ・ノード202との間における隔たり度合いが低い)を参照している構造化クエリは、そのユーザからさらに遠い(すなわち、隔たり度合いが高い)ソーシャル・グラフ要素を参照している構造化クエリよりも高くランク付けされることが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリを、クエリを行っているユーザに関連付けられている検索履歴に基づいてランク付けすることができる。クエリを行っているユーザが以前にアクセスしたことがあるソーシャル・グラフ要素、またはクエリを行っているユーザが以前にアクセスしたことがあるソーシャル・グラフ要素に関連しているソーシャル・グラフ要素を参照する構造化クエリは、クエリを行っているユーザの検索クエリのターゲットである可能性がより高い場合がある。したがって、これらの構造化クエリは、より高くランク付けされることが可能である。限定ではなく、例として、クエリを行っているユーザが、以前に「スタンフォード大学」のプロフィール・ページを訪れたことがあるが、「カリフォルニア州スタンフォード」の
プロフィール・ページを訪れたことが一度もない場合には、これらのコンセプトを参照する構造化クエリに関するランクを決定する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「スタンフォード大学」を表すコンセプト・ノード204が、相対的に高いランクを有することを決定することができる。なぜなら、クエリを行っているユーザが、その学校を表すコンセプト・ノード204に以前にアクセスしたことがあるためである。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリを広告スポンサーシップに基づいてランク付けすることができる。広告主(たとえば、特定のノードに対応する特定のプロフィール・ページのユーザまたは管理者など)は、特定のノードのスポンサーになることができ、それによって、そのノードを参照する構造化クエリは、より高くランク付けされることが可能になる。本開示は、構造化クエリを特定の様式でランク付けすることについて記述しているが、本開示は、構造化クエリを任意の適切な様式でランク付けすることを想定している。
構造化クエリおよび文法モデルを生成することに関するさらなる情報は、2012年11月12日に出願された米国特許出願第13/674695号、および2012年12月31日に出願された米国特許出願第13/731866号において見つけることができ、それらの米国特許出願のそれぞれは、本願明細書に援用されている。
構造化クエリを用いて用語のあいまい性を解消すること
特定の実施形態においては、あいまいなnグラムを含むテキスト・クエリを受け取ったことに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのセットを生成することができ、このセット内のそれぞれの構造化クエリは、そのあいまいなnグラムに対応する識別されたノードまたは識別されたエッジに対応する。したがって、これらの構造化クエリのそれぞれは、対応する識別されたノードまたは識別されたエッジへの参照を含むことができる。あいまいなnグラムに対応するそれぞれの識別されたノードまたは識別されたエッジに関して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、その識別されたノードまたは識別されたエッジを参照する少なくとも1つの構造化クエリを生成することができる。前述したように、これらの構造化クエリは、クエリを行っているユーザに提示されることが可能であり、次いで、そのクエリを行っているユーザは、それらの構造化クエリの間で選択を行って、自分があいまいな用語を用いて参照することを意図していたのはどのソーシャル・グラフ要素かを示すことができる。クエリを行っているユーザの選択に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は次いで、クエリ内のあいまいな用語を、クエリを行っているユーザによって選択されたソーシャル・グラフ要素にロックし、次いで、その選択されたソーシャル・グラフ要素に基づいて、構造化クエリの新たなセットを生成することができる。限定ではなく、例として、図4Cおよび図4Dを参照すると、クエリ・フィールド350における「facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という非構造化テキスト・クエリを受け取ったことに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのセットを生成することができ、この場合、それぞれの構造化クエリは、「facebook」というあいまいなnグラムに対応する識別されたコンセプト・ノード204のうちの1つに対応するソーシャル・グラフ・エンティティを参照する。この例においては、構造化クエリのセットは、数ある中でも、「Facebook」、「Facebook Culinary Team」、および「Facebook Camera」への参照を含んでおり、それらのそれぞれは、受け取られたテキスト・クエリからの「facebook」というあいまいなnグラムに対応する可能性があるものとしてソーシャルネットワーキング・システム160によって識別されている場合がある。次いで、クエリを行っているユーザは、それらの構造化クエリのうちの1つを選択して、その構造化クエリにおいて参照されている特定のコンセプトを選択し、それによって、その構造化クエリを、その選択されたコンセプトに対応するコンセプト・ノード204にロックすることができる。たとえば、クエリを行っているユーザが、「Facebookに対して「いいね!」を表明している人々
」という、図4Cにおいて示されているドロップダウン・メニュー300からの第1の提案される構造化クエリを選択した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、図4Dにおいて示されているように、この選択に基づいて、構造化クエリの新たなセットを生成することができ、この場合、図4Dのドロップダウン・メニュー300内の構造化クエリの新たなセットはすべて、「Facebook」を表すコンセプト・ノード204を参照している。なぜなら、それは今では、受け取られたテキスト・クエリからの「facebook」という以前にあいまいだったnグラムにロックされているためである。本開示は、特定のあいまいなテキスト・クエリに応答して特定の構造化クエリを生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切なあいまいなテキスト・クエリに応答して任意の適切な構造化クエリを生成することを想定している。
特定の実施形態においては、構造化クエリは、その構造化クエリにおいて参照されているソーシャル・グラフ要素のうちの1以上に関するコンテキスト情報のスニペットを含むことができる。構造化クエリが、あいまいなnグラムを含んでいるテキスト・クエリに応答して生成されている場合には、スニペットは、特定の構造化クエリにおいて参照されているあいまいなnグラムに対応する識別されたノードまたは識別されたエッジに関するコンテキスト情報を提供することができる。構造化クエリとともに含まれているスニペットは、クエリを行っているユーザに(たとえば、ドロップダウン・メニュー300内の構造化クエリに沿って)提示されて、参照されているソーシャル・グラフ要素がそのユーザの意図にマッチしているかどうかをそのユーザが決定する上で役立つことができる。特定の実施形態においては、スニペットは、構造化クエリとともに自動的に含まれることが可能である。構造化クエリのセットを表示する際に、コンテキスト情報のスニペットが、それぞれの構造化クエリとともに自動的に含まれることが可能である。特定の実施形態においては、スニペットは、クエリを行っているユーザが、構造化クエリと対話する際に、その構造化クエリとともに含まれることが可能である。構造化クエリが、クエリを行っているユーザに最初に提示されるときに、スニペットは、それぞれの構造化クエリとともに必ずしも含まれていない場合がある。代わりに、クエリを行っているユーザが、たとえば、特定の構造化クエリにマウスオーバすること、フォーカスすること、またはその構造化クエリとその他の形で対話することなどによって、その構造化クエリと対話した後に、その構造化クエリに関するスニペットが、そのユーザに提示されることが可能である。限定ではなく、例として、図4Cを参照すると、クエリ・フィールド350における「facebookに対して「いいね!」を表明している人々」というテキスト・クエリ(「facebook」というあいまいな用語を含んでいる)に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、数ある中でも、「Facebook」という会社、「Facebook Culinary Team」というグループに対応するコンセプト・ノード204を参照する構造化クエリを生成しており、それらは、ドロップダウン・メニュー300においてユーザに提示されている。図4Cに示されている例においては、クエリを行っているユーザは、「Facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という構造化クエリにフォーカスしており、それに応答して、「製品/サービス − 81,431,771人が、これに対して「いいね!」を表明している」と書かれているスニペットが、その構造化クエリの隣に生成されており、このスニペットは、「Facebook」という会社を表す参照されているコンセプト・ノード204に関するコンテキスト情報を提供して、それが「製品/サービス」に対応していることを示している。さらに、このスニペットは、参照されている「いいね!」タイプのエッジ206に関するコンテキスト情報を提供して、「81,431,771人が、これに対して「いいね!」を表明している」(すなわち、その数のユーザ・ノード202が、「いいね!」タイプのエッジ206によって、「Facebook」を表すコンセプト・ノード204につながっている)ことを示している。同様に、もしもそのユーザが、図4Cのドロップダウン・メニュー300において表示されているその他の構造化クエリにフォーカスするならば、それらの構造化クエリのそれぞれに関して、その特定の構造化クエリにおいて参照されているソーシャ
ル・グラフ要素に基づいて、別々のスニペットが表示されることが可能である。本開示は、構造化クエリに関する特定のスニペットを特定の様式で生成することについて示し、記述しているが、本開示は、構造化クエリに関する任意の適切なスニペットを任意の適切な様式で生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのうちの1または複数を第1のユーザ(すなわち、クエリを行っているユーザ)に送信する。限定ではなく、例として、構造化クエリが生成された後に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのうちの1または複数を、たとえば、参照されるソーシャル・グラフ要素の名前(名前文字列)、その他のクエリ制限(たとえば、ブール演算子など)、ならびに潜在的には、参照されるソーシャル・グラフ要素に関連付けられているその他のメタデータを含む(AJAXまたはその他の適切な技術を利用する)応答としてユーザのクライアント・システム130へ送信する。クエリを行っているユーザのクライアント・システム130上のウェブ・ブラウザ132は、図4A〜図4Hにおいて示されているように、送信された構造化クエリをドロップダウン・メニュー300内に表示する。構造化クエリが、あいまいなnグラムを伴うテキスト・クエリを受け取ったことに応答して生成されている場合には、送信された構造化クエリは、その構造化クエリにおいて参照されている識別されたノードまたは識別されたエッジが、あいまいなnグラムに関する、クエリを行っているユーザの意図にマッチしていることを示すために、そのユーザによって選択できることが可能である。限定ではなく、例として、図4Cを参照すると、クエリ・フィールド350における「facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という非構造化テキスト・クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ドロップダウン・メニュー300において示されている構造化クエリのセットを生成することができる。これらの構造化クエリは、数ある中でも、「Facebook」、「Facebook Culinary Team」、および「Facebook Camera」に対応するコンセプト・ノード204への参照を含んでおり、それらのそれぞれは、受け取られたテキスト・クエリからの「facebook」というあいまいなnグラムに対応する可能性があるものとしてソーシャルネットワーキング・システム160によって識別されている場合がある。次いで、クエリを行っているユーザは、これらの構造化クエリのうちの1つを選択して、その構造化クエリにおいて参照されている特定のコンセプトを選択し、それによって、「facebook」というあいまいなnグラムを、その選択された構造化クエリに対応するコンセプト・ノード204にロックすることができる。特定の実施形態においては、送信されたクエリは、クエリを行っているユーザに、ランク付けされた順序で、たとえば、上述のような以前に決定されたランクなどに基づいて提示される。よりよいランキングを伴う構造化クエリは、より目立つ位置に提示される。さらに、特定の実施形態においては、ランクしきい値を上回る構造化クエリのみが、クエリを行っているユーザに送信または表示される。限定ではなく、例として、図4A〜図4Bにおいて示されているように、構造化クエリは、クエリを行っているユーザにドロップダウン・メニュー300内で提示されることが可能であり、そのドロップダウン・メニュー300では、より高くランク付けされている構造化クエリが、メニューの上位に提示されることが可能であり、より低くランク付けされている構造化クエリが、メニューを下っていく降順で提示される。図4A〜図4Hに示されている例においては、上位7にランク付けされているクエリのみが、ユーザに送信されて表示されている。特定の実施形態においては、構造化クエリ内の1または複数の参照が、特定のソーシャル・グラフ要素に対するその対応を示すために強調表示されること(たとえば、外形を囲まれること、下線を付けること、丸を付けられること、太字にされること、イタリック体にされること、色を付けられること、明るくされること、ずらされること、大文字にされること)が可能である。限定ではなく、例として、図4A〜図4Bにおいて示されているように、「スタンフォード大学」および「カリフォルニア州スタンフォード」への参照は、それが特定のコンセプト・ノード204に対応しているということを示すために、構造
化クエリ内で強調表示されている(外形を囲まれている)。同様に、ドロップダウン・メニュー300において提示されている構造化クエリ内の「の友達」、「に対して「いいね!」を表明している」、「に勤務している」、および「に通った」への参照は、それらが特定のエッジ206に対応しているということを示すために強調表示されることも可能である。本開示は、特定の様式で特定の構造化クエリを送信することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切な構造化クエリを送信することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリのうちの1つの選択を第1のユーザ(すなわち、クエリを行っているユーザ)から受け取る。受け取られた構造化クエリ内で参照されているノードおよびエッジは、それぞれ、選択されたノードおよび選択されたエッジと呼ばれる場合がある。あいまいなnグラムを伴うテキスト・クエリに応答して生成された構造化クエリのうちの1つを選択することによって、クエリを行っているユーザは、その選択された構造化クエリ内で参照されているノードまたはエッジが、あいまいなnグラムに関するそのユーザの意図にマッチしていることを示している場合がある。限定ではなく、例として、クエリを行っているユーザのクライアント・システム130上のウェブ・ブラウザ132は、図4A〜図4Bにおいて示されているように、送信された構造化クエリをドロップダウン・メニュー300内に表示することができ、次いでユーザは、そのドロップダウン・メニュー300をクリックまたはその他の形で(たとえば、自分のキーボード上で単に「enter(入力)」キーを押すことによって)選択して、ソーシャルネットワーキング・システム160に実行してほしいと自分が望んでいる特定の構造化クエリを示す。構造化クエリのうちの1つを選択することによって、クエリを行っているユーザは、それによって、あいまいなnグラムを、その選択された構造化クエリに対応するソーシャル・グラフ要素にロックすることができる。限定ではなく、例として、図4Cを参照すると、クエリを行っているユーザは、「facebookに対して「いいね!」を表明している友達」という非構造化テキスト・クエリをクエリ・フィールド350内に入力していた場合があり、その場合、そのテキスト・クエリ内の「facebook」という用語は、あいまいなnグラムとして識別されている。クエリを行っているユーザが、「Facebook Culinary Team」というグループを表すコンセプト・ノード204に対応する、「Facebook
Culinary Teamに対して「いいね!」を表明している人々」という、図4Cにおいて示されているドロップダウン・メニュー300からの第2の提案される構造化クエリを選択した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、この選択に基づいて、そのテキスト・クエリからの「facebook」というあいまいなnグラムを、「Facebook Culinary Team」を表すコンセプト・ノード204にロックし、構造化クエリの新たなセット(すなわち、「Facebook Culinary Team」を表すコンセプト・ノード204を参照する構造化クエリの新たなセット)を生成することができる。さらに、特定の構造化クエリを選択すると、ユーザのクライアント・システム130は、選択された構造化クエリを実行するようソーシャルネットワーキング・システム160に呼び出しまたはその他の形で命令する。本開示は、特定の様式で特定の構造化クエリの選択を受け取ることについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切な構造化クエリの選択を受け取ることを想定している。
特定の実施形態においては、クエリを行っているユーザからの構造化クエリの選択を受け取ったことに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、その選択に基づいて、構造化クエリの新たなセットを生成することができる。選択された構造化クエリは、あいまいなnグラムに対応する識別されたノードまたは識別されたエッジのうちの1つへの参照を含むことができる。これらの識別されたノードまたは識別されたエッジは、選択されたノードまたは選択されたエッジと呼ばれる場合があり、クエリを行っている
ユーザによって選択された構造化クエリにおいて参照されている特定のソーシャル・グラフ要素が、そのクエリを行っているユーザが具体的に選択しようと意図したソーシャル・グラフ要素を表していることを示している。この新たなセットの構造化クエリは、選択されたノードまたは選択されたエッジへの参照を含むことができ、0以上のさらなるノードおよび0以上のさらなるエッジへの参照をさらに含むことができる。この方法においては、ソーシャルネットワーキング・システム160によって生成された提案される構造化クエリは、ユーザの選択を離れて拡張されることが可能であり、その場合、クエリを行っているユーザは事実上、より複雑なクエリを生成する目的で使用するためのクエリの基礎を選択していることになる。限定ではなく、例として、図4Dにおいて示されているドロップダウン・メニュー300は、クエリを行っているユーザが、図4Cからの「Facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という提案される構造化クエリを選択したことに応答して生成された構造化クエリのセットを示している。「Facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という提案される構造化クエリは、「Facebook」という会社を表すコンセプト・ノード204に対応したものであり、それは、図4Cのクエリ・フィールド350における非構造化テキスト・クエリからの「facebook」というあいまいなnグラムに対応したコンセプト・ノード204として識別されていた。この構造化クエリを選択した後に、「facebook」というあいまいなnグラムは、「Facebook」という会社を表すコンセプト・ノード204にロックされ、次いで、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さらなるソーシャル・グラフ要素とともに、このコンセプト・ノード204を参照した構造化クエリの新たなセットを生成した。選択された構造化クエリは、クエリ・フィールド350において以前に受け取られた非構造化テキスト・クエリに取って代わるために使用されることも可能である。たとえば、クエリを行っているユーザが、図4Cにおけるドロップダウン・メニュー300から「Facebookに対して「いいね!」を表明している人々」という構造化クエリを選択したら、その選択された構造化クエリは、元のテキスト・クエリに取って代わることができ、ソーシャルネットワーキング・システム160は、図4Dにおいて示されているように、選択された構造化クエリをクエリ・フィールド350に自動投入することができ、その場合、クエリ・フィールド350は、前に選択された構造化クエリを投入された状態になっている。特定の実施形態においては、クエリを行っているユーザは次いで、引き続きクエリ・フィールド350内にテキストを入力して、たとえば、クエリ・フィールド350内に投入されている構造化クエリの前に、中に、または後にテキスト・ストリングを追加することによって、クエリをさらに修正することができる。この方法においては、クエリを行っているユーザによって、構造化クエリに対してさらに絞り込みを行うことが可能である。さらに、上述のプロセスは、さらなるあいまいなnグラムの入力に応答して繰り返されることが可能である。したがって、ソーシャルネットワーキング・システム160は、クエリ・フィールド350内に入力されているクエリの非構造化テキスト・クエリの部分を解析することができる。本開示は、ユーザの選択に応答して、構造化クエリを特定の様式で生成することについて記述しているが、本開示は、ユーザの選択に応答して、構造化クエリを任意の適切な様式で生成することを想定している。
図5は、構造化された検索クエリを生成するためにテキスト・クエリ内の用語のあいまい性を解消するための例示的な方法500を示している。この方法は、工程510において開始することができ、工程510では、ソーシャルネットワーキング・システム160が、複数のノードと、それらのノード同士をつなげる複数のエッジ206とを含むソーシャル・グラフ200にアクセスすることができる。それらのノードは、第1のユーザ・ノード202、および複数の第2のノード(1以上のユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはそれらの任意の組合せ)を含むことができる。工程520において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、あいまいなnグラムを含む非構造化テキスト・クエリを第1のユーザから受け取ることができる。工程530において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、あいまいなnグラムに対応する複数の第2
のノードまたは複数のエッジを識別することができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのテキスト・クエリからのあいまいなnグラムにマッチしている2つの異なるノードを識別することができる。工程540において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリの第1のセットを生成することができる。これらの構造化クエリのそれぞれは、識別された第2のノードまたは識別されたエッジに対応することが可能であり、それぞれの構造クエリは、その識別された第2のノードまたは識別されたエッジへの参照を含むことができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のノードへの参照を伴う1つの構造化クエリ、および別のノードへの参照を伴う別の構造化クエリを生成する場合があり、この場合、両方のノードが、あいまいなnグラムにマッチする可能性がある。工程550において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリの第1のセットからの第1の構造化クエリの選択を第1のユーザから受け取ることができる。第1の構造化クエリは、識別された第2のノードからの選択された第2のノード、または識別されたエッジからの選択されたエッジに対応することが可能である。この方法においては、第1のユーザは、あいまいなnグラムが、選択された構造化クエリから参照されている選択されたソーシャル・グラフ要素にマッチしているという意図を示すことによって、そのnグラムのあいまい性を解消することができる。工程560において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、構造化クエリの第2のセットを生成することができる。構造化クエリの第2のセットのそれぞれの構造化クエリは、選択された第2のノードまたは選択されたエッジへの参照を含むことができる。したがって、第1のユーザの選択に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、あいまい性を解消されたnグラムを考慮に入れる構造化クエリの新たなセットを生成することができる。特定の実施形態は、適切な場合には、図5の方法の1以上の工程を繰り返すことができる。本開示は、図5の方法の特定の工程同士を、特定の順序で生じるものとして記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な順序で生じる図5の方法の任意の適切な工程同士を想定している。その上、本開示は、図5の方法の特定の工程を実行する特定のコンポーネント、デバイス、またはシステムについて記述し、示しているが、本開示は、図5の方法の任意の適切な工程を実行する任意の適切なコンポーネント、デバイス、またはシステムの任意の適切な組合せを想定している。
構造化された検索クエリに関するさらなる情報は、2012年7月23日に出願された米国特許出願第13/556072号、および2012年11月12日に出願された米国特許出願第13/674695号において見つけることができ、それらの米国特許出願のそれぞれは、本願明細書に援用されている。
ページ用のデフォルト・クエリを生成すること
図6A〜図6Fは、オンライン・ソーシャル・ネットワークの例示的なウェブページを示している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのページ用のデフォルトの構造化クエリのセットを生成することができる。ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザが現在閲覧しているまたはその他の形でアクセスしているページを識別し、次いで、そのページに対応する任意のソーシャル・グラフ要素を識別することができる。ページに対応するソーシャル・グラフ要素は、たとえば、ユーザプロフィール・ページもしくはコンセプトプロフィール・ページに対応するノード、または特定の検索結果ページを生成するために使用された構造化クエリにおいて参照されているノード/エッジである場合がある。次いで、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ページ用のデフォルトの構造化クエリのセットを、そのページに関する識別されたソーシャル・グラフ要素に基づいて生成することができる。限定ではなく、例として、図6Bを参照すると、「マーク」を表すユーザ・ノード202に対応する、「マーク」というユーザに関するユーザプロフィール・ページにアクセスする場合には、そのページ用のデフォルトの構造化クエリのうちの
いくつかは、ドロップダウン・メニュー300において示されているように、「マークの友達」または「マークの写真」を含むことができ、ドロップダウン・メニュー300では、これらの構造化クエリのそれぞれは、「マーク」というユーザのユーザ・ノード202への参照を含んでいる。次いで、生成されたデフォルトの構造化クエリは、ユーザへ送信されて、たとえば、ドロップダウン・メニュー300内に表示されることが可能である。特定の実施形態においては、クエリ・フィールド350は、そのページを表すタイトル・バーとしての役割を果たすこともできる。言い換えれば、タイトル・バー兼クエリ・フィールド350は、特定のページ上では、事実上、統合されたフィールドであることが可能である。オンライン・ソーシャル・ネットワークのページを表すタイトル・バーは、そのページに対応するソーシャル・グラフ要素への参照を含むことができる。限定ではなく、例として、図6C〜図6Dにおいて示されているユーザプロフィール・ページを参照すると、そのページの最上部に横たわっているタイトル・バーは、そのページに対応するコンセプトの名前である「バラク・オバマ」を含んでいる。限定ではなく、別の例として、図6E〜図6Fにおいて示されている検索結果ページを参照すると、そのページの最上部に横たわっているタイトル・バーは、そのページを生成するために使用された構造化クエリである「現在のFacebookの従業員」を含んでいる。このタイトル・バーは、そのページ用のクエリ・フィールド350としての役割を果たすこともできる。したがって、そのページにアクセスしているユーザは次いで、(たとえば、そのページのタイトルにマウスオーバすること、そのタイトルをクリックすること、またはそのタイトルとその他の形で対話することによって)そのタイトルと対話して、クエリを入力することができる。ユーザがタイトル/クエリ・フィールドと対話したことに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は次いで、ページ用のデフォルトの構造化クエリのセットを生成し、これらのクエリを自動的に送信して、図6Bにおいて示されているようにページ上のドロップダウン・メニュー300内に表示することができ、その場合、ドロップダウン・メニュー300は、クエリ・フィールド350に関連して表示される。本開示は、特定の様式でページ用のデフォルト・クエリを生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式でページ用のデフォルト・クエリを生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザによって現在アクセスされているページに対応するソーシャル・グラフ200のノードを識別することができる。ユーザは、任意の適切なページ、たとえば、ユーザプロフィール・ページ、コンセプトプロフィール・ページ、検索結果ページ、ホーム・ページ、ニュースフィード・ページ、Eメールもしくはメッセージ・ページ、または、オンライン・ソーシャル・ネットワークの別の適切なページなどにアクセスすることができる。オンライン・ソーシャル・ネットワークの特定のページは、特定のソーシャル・グラフ要素に対応することが可能である。特定の実施形態においては、ユーザは、特定のユーザ・ノード202またはコンセプト・ノード204に対応するオンライン・ソーシャル・ネットワークのプロフィール・ページに現在アクセスしている場合がある。オンライン・ソーシャル・ネットワークのそれぞれのユーザは、そのユーザのユーザ・ノード202に対応するユーザプロフィール・ページを有することができる。限定ではなく、例として、「マーク」というユーザに関するユーザプロフィール・ページを示している図6A〜図6Bを参照すると、このページは、「マーク」というユーザのユーザ・ノード202に対応することが可能である。同様に、オンライン・ソーシャル・ネットワークにおいて表されているそれぞれのコンセプトは、そのコンセプトを表しているコンセプト・ノード204に対応するコンセプトプロフィール・ページを有することができる。限定ではなく、例として、「バラク・オバマ」という政治家に関するコンセプトプロフィール・ページを示している図6C〜図6Dを参照すると、このページは、「バラク・オバマ」という政治家を表しているコンセプト・ノード204に対応することが可能である(もちろん、バラク・オバマは、個人のユーザプロフィール・ページを有する場合もあることに留意されたい)。特定の実施形態においては、ユーザは、構造化クエリに対応する検索結果ページに現在アクセスしてい
る場合がある。構造化クエリは、1以上のノードおよび1以上のエッジへの参照を含む場合があり、検索結果ページは、この構造化クエリに応答して生成されている場合がある。このケースにおいては、構造化クエリにおいて参照されているノードのうちの1以上が、ソーシャルネットワーキング・システム160によって、そのページに対応するノードであるとして識別されることが可能である。限定ではなく、例として、(「Facebook」という会社を表すコンセプト・ノード204への参照を含む)「現在のFacebookの従業員」という構造化クエリによって生成された検索結果ページを示している図6E〜図6Fを参照すると、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「Facebook」という会社に対応するコンセプト・ノード204を、この検索結果ページに対応するノードであるとして識別することができる。本開示は、特定のページに対応する特定のノードを特定の様式で識別することについて記述しているが、本開示は、任意の適切なページに対応する任意の適切なノードを任意の適切な様式で識別することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1以上の構造化クエリを生成することができ、それらの構造化クエリはそれぞれ、ユーザによって現在アクセスされているページの識別されたノードへの参照を含む。これらの生成された構造化クエリは、そのページ用のデフォルトの構造化クエリとみなされることが可能である。これらの構造化クエリのそれぞれは、識別されたノードにつながっている1以上のエッジへの参照を含むこともできる。これらのデフォルトの構造化クエリは事実上、ユーザによって現在アクセスされているページに基づいており、そのページを参照している。前述したように、タイトル・バーおよびクエリ・フィールド350のフィールドが、統合されたフィールドである場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は基本的に、ページのタイトル(それ自体が、1以上のソーシャル・グラフ要素への参照とみなされることが可能である)をテンプレート・クエリとして使用することができ、そのテンプレート・クエリの上にクエリ修正が加えられて、デフォルトの構造化クエリが生成される。限定ではなく、例として、図6Dを参照すると、ページのタイトルは「バラク・オバマ」であり、この場合、このタイトルは、クエリ・フィールド350と統合されており、それによってユーザは、そのタイトルと対話して、自分が対話しているページを参照するページに関するデフォルト・クエリのセットを伴うドロップダウン・メニュー300をすぐに持ってくることができる(すなわち、提案されるデフォルト・クエリは、「バラク・オバマ」というコンセプトに関連付けられているコンセプト・ノード204への参照を含む)。特定の実施形態においては、ユーザが検索結果ページにアクセスしている場合に、ソーシャルネットワーキング・システム160によって生成されたデフォルトの構造化クエリは、その検索結果ページを生成するために使用された構造化クエリにおいて参照されているソーシャル・グラフ要素への参照を含むことができる。言い換えれば、特定の検索結果ページを生成するために、1以上のノードおよび1以上のエッジへの参照を含んでいる構造化クエリが使用されている場合には、そのページ用に生成されたデフォルトの構造化クエリはまた、少なくとも、元の構造化クエリの1以上のノードおよび1以上のエッジへの参照を含むことになる。したがって、特定の検索結果ページを生成するために使用される構造化クエリは、基礎として使用されることが可能であり、その基礎に基づいて、その最初のクエリの拡張が、デフォルト・クエリとして提案されることが可能である。限定ではなく、例として、図6Fを参照すると、ページのタイトルは「現在のFacebookの従業員」であり、この場合、このタイトルは、その検索結果ページを生成するために使用された構造化クエリでもあり、今はクエリ・フィールド350内に投入されている。ユーザがクエリ・フィールドと対話する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、元の構造クエリに基づいて、デフォルトの構造化クエリのセットを生成することができ、その場合、デフォルトの構造化クエリのうちのそれぞれは事実上、「現在のFacebookの従業員」という元のクエリの修正である。たとえば、図6Fに示されている例においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、(「〜に住んでいる
」タイプのエッジ206および「テキサス州オースティン」を表すコンセプト・ノード204というさらなるソーシャル・グラフ要素を参照している)「テキサス州オースティンに住んでいる現在のFacebookの従業員」、ならびに、(「いいね!」タイプのエッジ206および「オールド・プロ」を表すコンセプト・ノード204というさらなるソーシャル・グラフ要素を参照している)「オールド・プロに対して「いいね!」を表明している現在のFacebookの従業員」という提案されるデフォルトの構造化クエリを生成しており、これらのそれぞれは、元の構造化クエリからのソーシャル・グラフ要素、ならびに、元のクエリの修正であるさらなるソーシャル・グラフ要素を参照している。本開示は、特定の様式で特定のデフォルトの構造化クエリを生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式での任意の適切なデフォルトの構造化クエリを想定している。その上、本開示は、特定のタイプのページ用のデフォルトの構造化クエリを生成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切なタイプのページ用のデフォルトの構造化クエリを生成することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、デフォルトの構造化クエリのうちの1以上を、クエリを行っているユーザへ、そのユーザによって現在アクセスされているページ上に表示する目的で送信することができる。これらの構造化クエリは、前述のように送信されて表示されることが可能である。限定ではなく、例として、クエリを行っているユーザのクライアント・システム130上のウェブ・ブラウザ132は、図6B、図6D、および図6Fにおいて示されているように、送信された構造化クエリを、ウェブページのクエリ・フィールド350に関連付けられているドロップダウン・メニュー300内に表示することができる。特定のページ用に生成されたデフォルトの構造化クエリは、ユーザが、たとえば、クエリ・フィールド350にマウスオーバすること、またはクエリ・フィールド350をクリックすること(これらは、構造化クエリが送信されてドロップダウン・メニュー300内に表示されるようにすることができる)などによってクエリ・フィールド350と対話するまで、表示されないことが可能である。ドロップダウン・メニュー300内に表示された構造化クエリは、ページにアクセスしているユーザが、構造化クエリのうちの1つを選択して、その選択された構造化クエリがソーシャルネットワーキング・システム160によって実行されるべきであることを示すことを可能にすることができる。本開示は、特定の様式で特定のデフォルトの構造化クエリを送信することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式での任意の適切なデフォルトの構造化クエリを送信することを想定している。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のソーシャル・グラフ要素に対応していないページにユーザがアクセスしたことに応答して、1以上のデフォルトの構造化クエリを生成することができる。ユーザは、いずれかの特定のソーシャル・グラフ要素に必ずしも対応していないオンライン・ソーシャル・ネットワークのページ(たとえば、ソーシャル・グラフ200のいずれかの特定のノードまたはエッジに必ずしも対応していない場合があるニュースフィード・ページなど)にアクセスする場合がある。このケースにおいては、そのページは、そのページに対応するソーシャル・グラフ要素を識別することに関して「ヌル状態」にあるとみなされることが可能である。同様に、1以上のソーシャル・グラフ要素に対応していないページに関して、そのページにアクセスしているユーザは、そのページのクエリ・フィールド350を、たとえば、そのフィールドをそれまで占めていた任意のタイトルまたはクエリを消去または削除することによって、ヌル状態に置くことができる。ヌル状態のページ(または、ヌル状態にあるクエリ・フィールド350)に関して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまな要因、たとえば、ユーザがアクセスしているページのタイプ、ユーザのクエリ履歴、特定のクエリの一般的なもしくは現在の人気、特定のクエリの有用性、その他の適切な要因、またはそれらの任意の組合せなどに基づいてページ用のデフォルトの構造化クエリのセットを生成することができる。これらのデフォルトの構造化クエリは、事
前に生成されてキャッシュからアクセスされること、またはユーザからの入力に応答して動的に生成されることが可能である。特定の実施形態においては、特定のソーシャル・グラフ要素に対応していないページにユーザがアクセスしている場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのページに対応するデフォルトの構造化クエリのセットにアクセスすることができる。これらのデフォルトの構造化クエリのそれぞれは、1以上のエッジ206(もしくはエッジ・タイプ)または1以上のノード(もしくはノードタイプ)への参照を含むことができる。限定ではなく、例として、図3は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによってアクセスされているニュースフィード・ページを示している。このページ用のデフォルトの構造化クエリのうちのいくつかは、ドロップダウン・メニュー300において示されているように、「...の友達」または「...に対して「いいね!」を表明している人々」を含むことができ、この場合、これらの構造化クエリはそれぞれ、友達タイプのエッジ206および「いいね!」タイプのエッジ206への参照を含んでいた。図3に示されている例においては、デフォルトの構造化クエリは、ユーザがそのクエリを完成させるためにクエリ・フィールド350内にテキストを入力することができることを示すために省略記号を含んでいる。限定ではなく、別の例として、図3において示されている同じニュースフィード・ページに関して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「私の友達」、「私の友達の写真」、「私が「いいね!」を表明している写真」、または「私の友達が使用しているアプリ」を含むデフォルトの構造化クエリを生成することができ、この場合、これらの構造化クエリは、エッジおよびノードの両方への参照を含んでいる(たとえば、「私の友達」という構造化クエリに関しては、「私の」という用語は、クエリを行っているユーザのユーザ・ノード202への参照であり、「友達」という用語は、そのノードにつながっている友達タイプのエッジ206への参照である)。本開示は、特定のソーシャル・グラフ要素に対応していないページ用のデフォルトの構造化クエリを特定の様式で生成することについて記述しているが、本開示は、特定のソーシャル・グラフ要素に対応していないページ用のデフォルトの構造化クエリを任意の適切な様式で生成することを想定している。
図7は、ページ用のデフォルトの構造化された検索クエリを生成するための例示的な方法700を示している。この方法は、工程710において開始することができ、工程710では、ソーシャルネットワーキング・システム160が、複数のノードと、それらのノード同士をつなげる複数のエッジ206とを含むソーシャル・グラフ200にアクセスすることができる。それらのノードは、第1のユーザ・ノード202、および複数の第2のノード(1以上のユーザ・ノード202、コンセプト・ノード204、またはそれらの任意の組合せ)を含むことができる。工程720において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、第1のユーザによって現在アクセスされているページに対応する複数のノードのうちの1つのノードを識別することができる。そのページは、たとえば、ユーザプロフィール・ページ、コンセプトプロフィール・ページ、検索結果ページ、または、オンライン・ソーシャル・ネットワークの別の適切なページである場合がある。工程730において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1以上の構造化クエリを生成することができる。これらの構造化クエリのそれぞれは、第1のユーザによって現在アクセスされているページに対応する識別されたノードを参照することができる。それらの構造化クエリは、識別されたノードにつながっている複数のエッジのうちの1以上のエッジを参照することもできる。工程740において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、それらの構造化クエリのうちの1以上を、ページ上に表示するために第1のユーザへ送信することができる。これらは、そのページに関連付けられているソーシャル・グラフ要素に基づいて決定されている、そのページ用のデフォルトの構造化クエリとみなされることが可能である。特定の実施形態は、適切な場合には、図7の方法の1以上の工程を繰り返すことができる。本開示は、図7の方法の特定の工程同士を、特定の順序で生じるものとして記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な順序で生じる図7の方法の任意の適切な工程同士を想定している。その上、本開示は、図7の方法の特定の工
程を実行する特定のコンポーネント、デバイス、またはシステムについて記述し、示しているが、本開示は、図7の方法の任意の適切な工程を実行する任意の適切なコンポーネント、デバイス、またはシステムの任意の適切な組合せを想定している。
検索結果を生成すること
特定の実施形態においては、クエリを行っているユーザから受け取られた構造化クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1以上の検索結果を生成することができ、その場合、それぞれの検索結果は、構造化クエリの用語にマッチする(または実質的にマッチする)。ソーシャルネットワーキング・システム160は、クエリを行っているユーザ(第1のユーザ・ノード202に対応する「第1のユーザ」とも呼ばれる)から、構造化クエリを受け取ることができる。その構造化クエリに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、その構造化クエリに対応する1以上の検索結果を生成することができる。それぞれの検索結果は、プロフィール・ページへのリンク、およびそのプロフィール・ページ(または、そのページに対応するノード)の記述または概要を含むことができる。それらの検索結果は、検索結果ページとして、クエリを行っているユーザに提示および送信されることが可能である。図6Eは、特定の構造化クエリに応答して生成された例示的な検索結果ページを示している。特定の検索結果ページを生成するために使用された構造化クエリが、クエリ・フィールド350において示されており、その構造化クエリに応答して生成されたさまざまな検索結果が、提示される検索結果のためのフィールドにおいて示されている。特定の実施形態においては、クエリ・フィールド350は、そのページを表すタイトル・バーとしての役割を果たすこともできる。言い換えれば、タイトル・バー兼クエリ・フィールド350は、検索結果ページ上では、事実上、統合されたフィールドであることが可能である。例として、図6Eは、クエリ・フィールド350における「現在のFacebookの従業員」という構造化クエリを伴う検索結果ページを示している。この構造化クエリはまた、事実上、生成されたページを表すタイトルとしての役割を果たし、この場合、このページは、「Facebook」という会社の従業員であるオンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザについての複数の検索結果を示している。この検索結果ページは、検索結果を修正するためのフィールド、および提案される検索を提供するためのフィールドを含むこともできる。検索結果を生成する際に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、それぞれの検索結果に関する1以上のスニペットを生成することができ、その場合、それらのスニペットは、検索結果のターゲットに関するコンテキスト情報(すなわち、その特定の検索結果に対応するソーシャル・グラフ・エンティティ、プロフィール・ページ、またはその他のコンテンツに関するコンテキスト情報)である。本開示は、特定の検索結果ページについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な検索結果ページを想定している。
検索結果を生成することに関するさらなる情報は、2012年12月31日に出願された米国特許出願第13/731939号において見つけることができ、その米国特許出願は、本願明細書に援用されている。
システムおよび方法
図8は、例示的なコンピュータ・システム800を示している。特定の実施形態においては、1または複数のコンピュータ・システム800が、本明細書において記述されているまたは示されている1または複数の方法の1または複数の工程を実行する。特定の実施形態においては、1または複数のコンピュータ・システム800が、本明細書において記述されているまたは示されている機能を提供する。特定の実施形態においては、1または複数のコンピュータ・システム800上で稼働するソフトウェアが、本明細書において記述されているもしくは示されている1もしくは複数の方法の1もしくは複数の工程を実行し、または本明細書において記述されているもしくは示されている機能を提供する。特定の実施形態は、1または複数のコンピュータ・システム800の1または複数の部分を含
む。本明細書においては、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、コンピューティング・デバイスを包含することができ、その逆もまた同様である。その上、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、1または複数のコンピュータ・システムを包含する。
本開示は、任意の適切な数のコンピュータ・システム800を想定している。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るコンピュータ・システム800を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム800は、組み込みコンピュータ・システム、システムオンチップ(SOC)、シングルボード・コンピュータ・システム(SBC)(たとえば、コンピュータオンモジュール(COM)もしくはシステムオンモジュール(SOM)など)、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップもしくはノートブック・コンピュータ・システム、インタラクティブ・キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、モバイル電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの複数の組合せである。適切な場合には、コンピュータ・システム800は、1もしくは複数のコンピュータ・システム800を含むこと、単一型もしくは分散型であること、複数のロケーションにわたること、複数のマシンにわたること、複数のデータセンタにわたること、または、クラウド(1もしくは複数のネットワーク内の1もしくは複数のクラウド・コンポーネントを含む)内に常駐する。適切な場合には、1または複数のコンピュータ・システム800は、本明細書において記述されているまたは示されている1または複数の方法の1または複数の工程を、実質的な空間上のまたは時間上の制限を伴わずに実行する。限定ではなく、例として、1または複数のコンピュータ・システム800は、本明細書において記述されているまたは示されている1または複数の方法の1または複数の工程をリアル・タイムで、またはバッチ・モードで実行する。1または複数のコンピュータ・システム800は、適切な場合には、本明細書において記述されているまたは示されている1または複数の方法の1または複数の工程を別々の時点で、または別々のロケーションで実行する。
特定の実施形態においては、コンピュータ・システム800は、プロセッサ802、メモリ804、ストレージ806、入力/出力(I/O)インタフェース808、通信インタフェース810、およびバス812を含む。本開示は、特定の数の特定の構成要素を特定の構成で有する特定のコンピュータ・システムについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な数の任意の適切な構成要素を任意の適切な構成で有する任意の適切なコンピュータ・システムを想定している。
特定の実施形態においては、プロセッサ802は、コンピュータ・プログラムを構成している命令などの命令を実行するためのハードウェアを含む。限定ではなく、例として、命令を実行するために、プロセッサ802は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ804、またはストレージ806から命令を取り出し(またはフェッチし)、それらの命令をデコードして実行し、次いで、1または複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ804、またはストレージ806に書き込む。特定の実施形態においては、プロセッサ802は、データ、命令、またはアドレスのための1または複数の内部キャッシュを含む。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部キャッシュを含むプロセッサ802を想定している。限定ではなく、例として、プロセッサ802は、1または複数の命令キャッシュ、1または複数のデータ・キャッシュ、および1または複数の変換ルックアサイド・バッファ(TLB)を含む。命令キャッシュ内の命令は、メモリ804またはストレージ806内の命令のコピーであることが可能であり、命令キャッシュは、プロセッサ802によるそれらの命令の取り出しを高速化する。データ・キャッシュ内のデータは、プロセッサ802において実行される命令が機能する際に基づくメモリ804もしくはストレージ806内のデータのコピー、プロセッサ802において実行される後続の命令によるアクセスのための、もしくはメモリ804もしくはストレージ806
への書き込みのためのプロセッサ802において実行された以前の命令の結果、またはその他の適切なデータである。データ・キャッシュは、プロセッサ802による読み取りオペレーションまたは書き込みオペレーションを高速化する。TLBは、プロセッサ802のための仮想アドレス変換を高速化する。特定の実施形態においては、プロセッサ802は、データ、命令、またはアドレスのための1または複数の内部レジスタを含む。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部レジスタを含むプロセッサ802を想定している。適切な場合には、プロセッサ802は、1もしくは複数の演算ロジック・ユニット(ALU)を含むこと、マルチコア・プロセッサであること、または1もしくは複数のプロセッサ802を含む。本開示は、特定のプロセッサについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なプロセッサを想定している。
特定の実施形態においては、メモリ804は、プロセッサ802が実行するための命令、またはプロセッサ802が機能する際に基づくデータを記憶するためのメイン・メモリを含む。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム800は、命令をストレージ806または別のソース(たとえば、別のコンピュータ・システム800など)からメモリ804にロードする。次いでプロセッサ802は、命令をメモリ804から内部レジスタまたは内部キャッシュにロードする。命令を実行するために、プロセッサ802は、命令を内部レジスタまたは内部キャッシュから取り出し、それらの命令をデコードする。命令の実行中または実行後に、プロセッサ802は、1または複数の結果(それらは、中間の結果または最終的な結果である場合がある)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込む。次いでプロセッサ802は、それらの結果のうちの1または複数をメモリ804に書き込む。特定の実施形態においては、プロセッサ802は、(ストレージ806またはその他の場所ではなく)1もしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ804内の命令のみを実行し、(ストレージ806またはその他の場所ではなく)1もしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ804内のデータ上でのみ機能する。1または複数のメモリ・バス(それらはそれぞれ、アドレス・バスおよびデータ・バスを含む)は、プロセッサ802をメモリ804に結合する。バス812は、以降で記述されているような1または複数のメモリ・バスを含む。特定の実施形態においては、1または複数のメモリ管理ユニット(MMU)が、プロセッサ802とメモリ804との間に常駐し、プロセッサ802によって要求されるメモリ804へのアクセスを容易にする。特定の実施形態においては、メモリ804は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む。このRAMは、適切な場合には、揮発性メモリであることが可能であり、適切な場合には、このRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM)である。その上、適切な場合には、このRAMは、シングルポートRAMまたはマルチポートRAMである。本開示は、任意の適切なRAMを想定している。メモリ804は、適切な場合には、1または複数のメモリ804を含む。本開示は、特定のメモリについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なメモリを想定している。
特定の実施形態においては、ストレージ806は、データまたは命令のためのマス・ストレージを含む。限定ではなく、例として、ストレージ806は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)ドライブ、またはこれらのうちの複数の組合せを含む。ストレージ806は、適切な場合には、取り外し可能なまたは取り外し不能な(すなわち、固定された)メディアを含む。ストレージ806は、適切な場合には、コンピュータ・システム800の内部または外部に存在する。特定の実施形態においては、ストレージ806は、不揮発性のソリッドステート・メモリである。特定の実施形態においては、ストレージ806は、読み取り専用メモリ(ROM)を含む。適切な場合には、このROMは、マスクプログラムROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可
能PROM(EEPROM)、電気的書替え可能ROM(EAROM)、またはフラッシュ・メモリ、またはこれらのうちの複数の組合せである。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るマス・ストレージ806を想定している。ストレージ806は、適切な場合には、プロセッサ802とストレージ806との間における通信を容易にする1または複数のストレージ・コントロール・ユニットを含む。適切な場合には、ストレージ806は、1または複数のストレージ806を含む。本開示は、特定のストレージについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なストレージを想定している。
特定の実施形態においては、I/Oインタフェース808は、コンピュータ・システム800と1または複数のI/Oデバイスとの間における通信のための1または複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。コンピュータ・システム800は、適切な場合には、これらのI/Oデバイスのうちの1または複数を含む。これらのI/Oデバイスのうちの1または複数は、人とコンピュータ・システム800との間における通信を可能にする。限定ではなく、例として、I/Oデバイスは、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチル・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチ・スクリーン、トラックボール、ビデオ・カメラ、別の適切なI/Oデバイス、またはこれらのうちの複数の組合せを含む。I/Oデバイスは、1または複数のセンサを含む。本開示は、任意の適切なI/Oデバイス、およびそれらのI/Oデバイスのための任意の適切なI/Oインタフェース808を想定している。適切な場合には、I/Oインタフェース808は、プロセッサ802がこれらのI/Oデバイスのうちの1または複数を駆動することを可能にする1または複数のデバイス・ドライバまたはソフトウェア・ドライバを含む。I/Oインタフェース808は、適切な場合には、1または複数のI/Oインタフェース808を含む。本開示は、特定のI/Oインタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なI/Oインタフェースを想定している。
特定の実施形態においては、通信インタフェース810は、コンピュータ・システム800と、1もしくは複数のその他のコンピュータ・システム800または1もしくは複数のネットワークとの間における通信(たとえば、パケットベースの通信など)のための1または複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、通信インタフェース810は、イーサネット(登録商標)もしくはその他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)もしくはネットワーク・アダプタ、またはWI−FIネットワークなどの無線ネットワークと通信するための無線NIC(WNIC)もしくは無線アダプタを含む。本開示は、任意の適切なネットワーク、およびそのネットワークのための任意の適切な通信インタフェース810を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム800は、アド・ホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、またはインターネットの1または複数の部分、またはこれらのうちの複数の組合せと通信する。これらのネットワークのうちの1または複数の1または複数の部分は、有線または無線である。例として、コンピュータ・システム800は、無線PAN(WPAN)(たとえば、ブルートゥース(登録商標)WPANなど)、WI−FIネットワーク、WI−MAXネットワーク、セルラー電話ネットワーク(たとえば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))ネットワークなど)、またはその他の適切な無線ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せと通信する。コンピュータ・システム800は、適切な場合には、これらのネットワークのうちの任意のネットワークのための任意の適切な通信インタフェース810を含む。通信インタフェース810は、適切な場合には、1または複数の通信インタフェース810を含む。本開示は、特定の通信インタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な通信
インタフェースを想定している。
特定の実施形態においては、バス812は、コンピュータ・システム800の構成要素同士を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、バス812は、アクセラレイティッド・グラフィックス・ポート(AGP)もしくはその他のグラフィックス・バス、エンハンスト・インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイド・バス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)インターコネクト、インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンド・インターコネクト、ローピンカウント(LPC)バス、メモリ・バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ(MCA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント(SATA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル(VLB)バス、または別の適切なバス、またはこれらのうちの複数の組合せを含む。バス812は、適切な場合には、1または複数のバス812を含む。本開示は、特定のバスについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なバスまたはインターコネクトを想定している。
本明細書においては、1または複数の非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、1もしくは複数の半導体ベースのもしくはその他の集積回路(IC)(たとえば、フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは特定用途向け集積回路(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスク・ドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスケット、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、ソリッドステート・ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、その他の任意の適切な非一時的コンピュータ可読記憶媒体、またはこれらのうちの複数の組合せを含む。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せである。
雑題
本明細書においては、「または(もしくは)」は、包含的であり、排他的ではない(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AまたはB」は、「A、B、またはその両方」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。その上、「および(ならびに)」は、包括的および個別的の両方である(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AおよびB」は、「まとめて、または個別に、AおよびB」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。
本開示の範囲は、当業者が理解するであろう、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。本開示の範囲は、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に限定されない。その上、本開示は、本明細書におけるそれぞれの実施形態を、特定の構成要素、要素、機能、オペレーション、または工程を含むものとして記述し、示しているが、これらの実施形態のいずれも、当業者が理解するであろう、本明細書の任意の箇所において記述されているまたは示されている構成要素、要素、機能、オペレーション、または工程のうちの任意のものの任意の組合せまたは順列を含む。さらに、特定の機能を実行するように適合されている、実行するようにアレンジされている、実行する、
実行するように構成されている、実行することを可能にされている、実行するように機能できる、または実行するように機能する装置もしくはシステム、または装置もしくはシステムの構成要素への添付の特許請求の範囲における言及は、その装置、システム、構成要素、またはその特定の機能が、アクティブ化されているか否か、オンにされているか否か、またはロック解除されているか否かを問わず、その装置、システム、または構成要素が、そうするように適合されている、そうするようにアレンジされている、そうする、そうするように構成されている、そうすることを可能にされている、そうするように機能できる、またはそうするように機能する限り、その装置、システム、構成要素を包含する。

Claims (20)

  1. コンピューティング・デバイスが、
    第1のユーザのクライアント・システムから、前記第1のユーザがクエリ・フィールド内に入力したn個の文字を有する文字ストリングを受け取る工程であって、前記文字ストリングのn番目の文字を含む用語はあいまいな用語である、工程と、
    前記あいまいな用語がオブジェクトに対応する確率に基づき、前記あいまいな用語に対応する1以上のオブジェクトを識別する識別工程と、
    前記文字ストリングの前記n番目の文字を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、提案されるクエリのセットを前記第1のユーザに提示するための命令を送る工程であって、提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリは、識別された前記オブジェクトのうちの1つに対応し、対応する識別された前記オブジェクトへの参照を含む、工程と、
    識別された前記オブジェクトのうちの第1のオブジェクトに対応する提案されるクエリの選択を前記クライアント・システムから受け取る工程と、
    提案されるクエリの前記選択を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、前記クエリ・フィールドにおける前記あいまいな用語が前記第1のオブジェクトへの参照を含むように前記あいまいな用語を修正するための命令を送る工程と、を備える方法。
  2. 識別された前記オブジェクトのうちの1以上にそれぞれ対応する1以上の提案されるクエリを生成する工程であって、前記第1のユーザに対して提示される提案されるクエリの前記セットは、生成された前記提案されるクエリのうちの1以上を含む、工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のユーザがクエリ・フィールド内に入力したn個の文字を有する文字ストリングを受け取る工程は、前記クライアント・システムにおいて前記第1のユーザが前記文字ストリングを前記クエリ・フィールド内に入力する際、前記文字ストリングの各文字を受け取る工程を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記クエリ・フィールドは、前記第1のユーザの前記クライアント・システムにおけるオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているネイティブ・アプリケーションのユーザ・インタフェースの一部である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記クエリ・フィールドは、前記第1のユーザの前記クライアント・システムのブラウザ・クライアントによってアクセスされるオンライン・ソーシャル・ネットワークのウェブページの一部である、請求項3に記載の方法。
  6. 前記クエリ・フィールドは、前記第1のユーザの前記クライアント・システムのメッセージング・アプリケーションのユーザ・インタフェースの一部である、請求項3に記載の方法。
  7. 提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリに関して、識別された前記オブジェクトへの前記参照は、前記参照が前記あいまいな用語に対応していることを示すように強調表示される、請求項1に記載の方法。
  8. 提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリに関して、前記提案されるクエリは、前記提案されるクエリに対応する識別された前記オブジェクトに関するコンテキスト情報を含むスニペットをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリは、前記提案されるクエリにおいて参照されている識別された前記オブジェクトが前記あいまいな用語に関する前記ユーザの意図にマッチしていることを示すように前記第1のユーザによって選択可能である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記クライアント・システムにおいて、提案されるクエリの前記セットのうちの1以上の提案されるクエリを提示する工程であって、前記1以上の提案されるクエリの前記提示によって、前記第1のユーザが、前記提案されるクエリのうちの1つを選択することが可能となる、請求項1に記載の方法。
  11. 提案されるクエリの更新されたセットを前記第1のユーザに対して提示するための命令を前記クライアント・システムに送る工程であって、提案されるクエリの前記更新されたセットの各提案されるクエリは特定のオブジェクトに対応し、対応する前記特定のオブジェクトへの参照を含む、工程と、
    前記特定のオブジェクトのうちの1つに対応する提案されるクエリの更新されたセットのうちの1つの提案されるクエリの選択を前記クライアント・システムから受け取る工程と、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記あいまいな用語によって修正された前記文字ストリングに対応する1以上の検索結果を生成する工程と、
    前記第1のユーザに対し検索結果インタフェースを提示するための命令を前記クライアント・システムに送る工程であって、前記検索結果インタフェースは前記1以上の検索結果のうちの1または複数を含む、工程と、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  13. 前記識別工程は、
    前記あいまいな用語に少なくとも部分的にマッチする複数のオブジェクトの各々に関して、該オブジェクトに前記あいまいな用語が対応する確率を表す前記オブジェクトのスコアを決定するスコア決定工程と、
    しきい値スコアよりも高いスコアを有する各オブジェクトを識別する工程であって、少なくとも2つのオブジェクトは、前記しきい値スコアよりも高いスコアを有する、工程と、を含む請求項1に記載の方法。
  14. 前記スコア決定工程は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのソーシャル・グラフ内の前記第1のユーザと前記オブジェクトとの間における隔たり度合いに基づく、請求項13に記載の方法。
  15. 前記スコア決定工程は、前記第1のユーザに関連付けられている検索履歴に基づく、請求項13に記載の方法。
  16. オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられており複数のノードと前記複数のノードをつなげる複数のエッジとを含むソーシャル・グラフにアクセスする工程であって、前記複数のノードのうちの2つのノードの間における前記複数のエッジの各々は、前記2つのノードの間における単一の隔たり度合いを表し、前記ノードは、
    前記第1のユーザに対応する第1のノードと、
    前記オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている前記複数のオブジェクトのうちの1つのオブジェクトに各々が対応する複数の第2のノードと、を含む、工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  17. 各提案されるクエリは、前記複数のノードのうちの1または複数のノードへの参照、または前記複数のエッジのうちの1または複数のエッジへの参照をさらに含む、請求項16
    に記載の方法。
  18. 前記あいまいな用語の修正は、第1の識別されたオブジェクトに対応する前記複数のノードのうちの1つのノードへの参照によって前記あいまいな用語を置き換えることを含む、請求項16に記載の方法。
  19. ソフトウェアを具現する1以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、該ソフトウェアは、実行されるとき、
    第1のユーザのクライアント・システムから、前記第1のユーザがクエリ・フィールド内に入力したn個の文字を有する文字ストリングを受け取る工程であって、前記文字ストリングのn番目の文字を含む用語はあいまいな用語である、工程と、
    前記あいまいな用語がオブジェクトに対応する確率に基づき、前記あいまいな用語に対応する1以上のオブジェクトを識別する識別工程と、
    前記文字ストリングの前記n番目の文字を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、提案されるクエリのセットを前記第1のユーザに提示するための命令を送る工程であって、提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリは、識別された前記オブジェクトのうちの1つに対応し、対応する識別された前記オブジェクトへの参照を含む、工程と、
    識別された前記オブジェクトのうちの第1のオブジェクトに対応する提案されるクエリの選択を前記クライアント・システムから受け取る工程と、
    提案されるクエリの前記選択を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、前記クエリ・フィールドにおける前記あいまいな用語が前記第1のオブジェクトへの参照を含むように前記あいまいな用語を修正するための命令を送る工程と、を行うように構成されている、コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 1以上のプロセッサと前記プロセッサに結合されているメモリとを備えるシステムであって、前記メモリは前記プロセッサによって実行可能な命令を備え、前記プロセッサは、前記命令を実行するとき、
    第1のユーザのクライアント・システムから、前記第1のユーザがクエリ・フィールド内に入力したn個の文字を有する文字ストリングを受け取る工程であって、前記文字ストリングのn番目の文字を含む用語はあいまいな用語である、工程と、
    前記あいまいな用語がオブジェクトに対応する確率に基づき、前記あいまいな用語に対応する1以上のオブジェクトを識別する識別工程と、
    前記文字ストリングの前記n番目の文字を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、提案されるクエリのセットを前記第1のユーザに提示するための命令を送る工程であって、提案されるクエリの前記セットの各提案されるクエリは、識別された前記オブジェクトのうちの1つに対応し、対応する識別された前記オブジェクトへの参照を含む、工程と、
    識別された前記オブジェクトのうちの第1のオブジェクトに対応する提案されるクエリの選択を前記クライアント・システムから受け取る工程と、
    提案されるクエリの前記選択を受け取ることに応答して、前記クライアント・システムに、前記クエリ・フィールドにおける前記あいまいな用語が前記第1のオブジェクトへの参照を含むように前記あいまいな用語を修正するための命令を送る工程と、を行うように構成されている、システム。
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