JP2017122540A - Burner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、灯油や重油等の液体燃料を噴霧して燃焼させるバーナに関する。 The present invention relates to a burner that sprays and burns liquid fuel such as kerosene or heavy oil.
従来から、燃料を下方に噴霧する燃料ノズルと、この燃料ノズルの周囲に配置され下方に向かって空気を噴射する複数の空気ノズルと、を備えるバーナにおいて、空気ノズルから高速で空気を噴射して負圧を発生させることにより、炉内ガスを再循環させて低NOx化を実現する技術が知られている。この種のバーナを開示するものとしては例えば特許文献1がある。
2. Description of the Related Art Conventionally, in a burner that includes a fuel nozzle that sprays fuel downward and a plurality of air nozzles that are arranged around the fuel nozzle and inject air downward, air is injected from the air nozzle at high speed. There is known a technique for realizing low NOx by recirculating in-furnace gas by generating a negative pressure. For example,
特許文献1に開示されるような技術では、炉内ガスを再循環させることにより、低NOx化を実現している。しかしながら、その燃焼形態がいわゆる空間保炎であるため、空気噴流が圧力噴霧された燃料液滴と混合・燃焼する位置がバーナからある程度離れた位置となり、保炎位置が揺らぐ傾向がある。そのため、定常燃焼中も大きな燃焼音や振動が発生しやすく、燃焼状態を安定化させるという観点から改善の余地があった。
In the technique disclosed in
本発明は、灯油や重油等の液体燃料を噴霧して燃焼させるバーナにおいて、低NOx化を実現しつつ、燃焼状態を安定化させることができる構成を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a burner that sprays and burns liquid fuel such as kerosene or heavy oil, and that can achieve a reduction in NOx while stabilizing the combustion state.
本発明は、液体燃料を下方に向かって噴霧する燃料ノズルと、前記燃料ノズルを囲むように複数配置され、下方に向かって空気を供給する空気ノズルと、前記燃料ノズルを囲むように複数配置され、下方に向かって水素を供給する水素ノズルと、を備え、前記水素ノズルは、前記空気ノズルの内側に位置するバーナに関する。 In the present invention, a plurality of fuel nozzles for spraying liquid fuel downward, a plurality of air nozzles arranged to surround the fuel nozzle, a plurality of air nozzles for supplying air downward, and a plurality of fuel nozzles are arranged to surround the fuel nozzle. A hydrogen nozzle for supplying hydrogen downward, wherein the hydrogen nozzle relates to a burner located inside the air nozzle.
前記空気ノズルは、その先端が前記燃料ノズルの先端よりも下流側に位置し、前記水素ノズルは、その先端が前記燃料ノズルの先端よりも下流側に位置することが好ましい。 It is preferable that the tip of the air nozzle is located downstream of the tip of the fuel nozzle, and the tip of the hydrogen nozzle is located downstream of the tip of the fuel nozzle.
前記水素ノズルは、前記空気ノズルの中心軸上に配置されることが好ましい。 The hydrogen nozzle is preferably disposed on a central axis of the air nozzle.
前記バーナは、前記空気ノズルの先端及び前記水素ノズルの先端よりも下流側に配置される整流筒を更に備えることが好ましい。 It is preferable that the burner further includes a rectifying cylinder disposed downstream of the tip of the air nozzle and the tip of the hydrogen nozzle.
本発明によれば、灯油や重油等の液体燃料を噴霧して燃焼させるバーナにおいて、低NOx化を実現しつつ、燃焼状態を安定化させることができる構成を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the burner which sprays and burns liquid fuels, such as kerosene and heavy oil, the structure which can stabilize a combustion state can be provided, implement | achieving low NOx.
以下、本発明のバーナの好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るバーナ1の内部の様子を示す縦断面図である。図2は、第1実施形態のバーナ1を下から見た様子を示す底面図であり、図1のA−A線矢視図である。
Hereinafter, preferred embodiments of the burner of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing the inside of the
本実施形態のバーナ1は、ボイラ装置に適用されるものであり、重油や灯油等の液体の燃料を燃焼させて水を加熱し、蒸気又は温水を生成するものである。バーナ1が適用されるボイラ装置の缶体100の内部には燃焼室22が形成される。
The
バーナ1は燃焼室22の上方に配置される。この燃焼室22では、後述するバーナ1の第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14から噴霧された燃料が燃焼され、燃焼ガスが発生する。
The
バーナ1の構成について説明する。図1及び図2に示すように、バーナ1は、内筒部11と、この内筒部11の外側に配置される外筒部12と、内筒部11の内部に配置される第1燃料ノズル13、第2燃料ノズル14と及び着火部15と、複数の空気ノズル16と、複数の水素ノズル17と、整流部60と、を備える。
The configuration of the
内筒部11は、円筒形状に構成される。この内筒部11の底部110には、燃焼室22と連通する開口111が形成される。本実施形態の開口111は、略楕円状になっている。
The
外筒部12は、内筒部11の直径よりも大きな直径を有する円筒形状に形成される。この外筒部12は、中心軸が内筒部11の中心軸と一致するように配置される。外筒部12の内面と内筒部11の外面との間には、空間が形成されており、この空間には、外筒部12の上部に接続された空気供給装置(図示省略)から空気が供給される。
The
外筒部12の底面には、複数の開口121が形成されている。図2に示すように、複数の開口121は、内筒部11を囲うように環状に配置される。
A plurality of
第1燃料ノズル13は、第1燃料供給管131と、第1ノズルチップ132と、を備える。第1燃料供給管131は、内筒部11の内部に鉛直方向(上下方向)に延びて配置される。第1燃料供給管131の基端部(上端部)は、燃料供給装置(図示省略)に接続される。
The
第1ノズルチップ132は、第1燃料供給管131の先端部(下端部)に配置される。図1の破線に示すように、第1ノズルチップ132は、鉛直方向下方を中心として、所定の範囲に液体の燃料を噴霧可能に構成される。
The
以上の第1燃料ノズル13によれば、燃料供給装置から第1燃料供給管131に供給された液体の燃料は、第1ノズルチップ132から鉛直方向下方を中心として所定の範囲に略円錐状に噴霧される。
According to the
第2燃料ノズル14は、第1燃料ノズル13に近接して配置される。第2燃料ノズル14は、第2燃料供給管141と、第2ノズルチップ142と、を備える。第2燃料供給管141は、内筒部11の内部に鉛直方向(上下方向)に延びて配置される。第2燃料供給管141の基端部(上端部)は、燃料供給装置(図示省略)に接続される。
The
第2ノズルチップ142は、第2燃料供給管141の先端部(下端部)に配置される。図1の破線に示すように、第2ノズルチップ142は、鉛直方向下方を中心として、所定の範囲に液体の燃料を噴霧可能に構成される。
The
以上の第2燃料ノズル14によれば、燃料供給装置から第2燃料供給管141に供給された液体の燃料は、第2ノズルチップ142から鉛直方向下方を中心として所定の範囲に略円錐状に噴霧される。なお、第2ノズルチップ142が噴霧する所定範囲は、第1ノズルチップ132が噴霧する所定範囲の一部と重なるようになっている。
According to the
図2に示すように、着火部15は、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14に近接配置される。着火部15は、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の軸方向と同じ方向に延びている。この着火部15の先端部(下端部)は、第1ノズルチップ132に近接して配置される。着火部15は、火花を発生させることで、第1燃料ノズル13から噴霧された燃料に着火し、燃料の燃焼を開始させる。
As shown in FIG. 2, the
複数の空気ノズル16は、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14を囲むように配置される。より具体的には、複数の空気ノズル16は、外筒部12の底面における複数の開口が形成された位置に対応しており、周方向で等間隔に配置されている。
The plurality of
複数の空気ノズル16は、空気供給装置(図示省略)から外筒部12の内面と内筒部11の外面との間の空間に供給された空気を、下方に向けて噴射する。
The plurality of
複数の水素ノズル17は、その外径が空気ノズル16の内径よりも小さくなっており、各空気ノズル16の内側に配置される。ここでいう空気ノズル16の内側とは、空気の経路となる空気ノズル16の内部空間のことを意味する。本実施形態では、1つの空気ノズル16に対して1つの水素ノズル17が配置されている。従って、水素ノズル17についても、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14を囲むように配置されることになる。
The plurality of
水素ノズル17は、その上流側から気体燃料室175を介して水素が供給され、下流側の端部に形成される噴射口172を通じて水素を燃焼室22側に送る。気体燃料室175は、外筒部12の外周面に設けられるガス室であり、均圧室としての機能を有する構成としてもよい。
The
水素供給管171は、缶体100の外側に配置される水素供給装置(図示省略)から水素ノズル17に水素を供給する配管である。本実施形態では、複数の水素供給管171が気体燃料室175に接続されており、気体燃料室175を介して水素ノズル17に水素が供給される。この構成により、水素ノズル17に対する水素供給管171の本数を減らすことができるとともに、レイアウトの自由度をひろげることができる。また、気体燃料室175を介して水素ノズル17に水素が供給されることにより、水素のガス圧力に偏りが生じる事態を防止でき、後述の燃焼状態をより一層安定化させることができる。
The
水素ノズル17は、外筒部12の内側面から水平方向に延出した後、湾曲しながら鉛直下方向に延出する。水素ノズル17における鉛直方向に延びる部分は、空気ノズル16の同軸上を通過するよう配置される。
The
水素ノズル17は、その先端側の噴射口172が空気ノズル16の先端と略同じ位置である。従って、空気ノズル16の先端(下流側の端部)及び水素ノズル17の先端(下流側の端部)は、いずれも第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の先端よりも下流側に位置している。
The
整流部60は、複数の空気ノズル16から下方に向かって噴射された空気の流れを整流する。この整流部60は、複数の空気ノズル16の外方に配置され、これら複数の空気ノズル16よりも下方に延びる。
The rectifying
図3は、本実施形態のバーナ1の整流部60の外観を示す斜視図である。図3に示すように、整流部60は、外筒部12の下方に配置される整流筒61と、整流筒61を支持する複数の支持部62と、を備える。整流筒61は、上面及び下面が開放された円筒形状に形成されており、複数の支持部62を介して外筒部12に支持される。
FIG. 3 is a perspective view showing an appearance of the rectifying
図1の破線に示すように、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14から噴霧される燃料の範囲が、整流筒61の内側に収まるように設定されている。なお、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14によって噴射させる燃料の所定範囲は、事情に応じて適宜変更することができる。
As shown by the broken line in FIG. 1, the range of fuel sprayed from the
第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14から噴霧される燃料を調整することにより、燃焼状態を切り替えることができる。本実施形態のバーナ1は、第1燃料ノズル13のみから燃料を噴霧させて燃料を燃焼させる第1燃焼状態としての低燃焼状態、及び第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の両方のノズルから燃料を噴霧させる第2燃焼状態としての高燃焼状態、並びに、燃料を燃焼させない停止状態の3つの燃焼状態(3位置)を切り替え可能に構成される。
By adjusting the fuel sprayed from the
次に、バーナ1の燃焼時の動作について説明する。燃焼状態では、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14から燃料を噴射するとともに、複数の空気ノズル16から下方に向かって空気が高速で噴射される。
Next, the operation | movement at the time of combustion of the
また、空気ノズル16の内側に配置される水素ノズル17からも下方に向かって水素が放出される。なお、灯油と水素の合計の発熱量に対する水素ガスの割合は、例えば、バーナ1が通常稼動中(定格)の燃焼量の5%から30%の範囲内、より好ましくは10%から20%に設定される。なお、水素の供給量は、水素の燃焼によるホットスポットでのNOx生成量が多くならないように調整される。本実施形態では、水素の供給量は、低燃焼状態と高燃焼状態で同じ量の水素が供給される。なお、水素の供給量は低燃焼状態と高燃焼状態で変更するように構成してもよい。
Hydrogen is also released downward from a
本実施形態では、蒸気負荷に応じて着火時の水素を噴射するタイミングが制御される。蒸気負荷が高燃焼状態に移行する必要がない範囲にある場合は、第1燃料ノズル13から燃料を噴射し、着火部15による着火によって燃焼を開始する。そして、所定時間後に水素ノズル17から水素を噴射して燃焼範囲の広い水素による水素燃焼を行う。これに対して蒸気負荷が高燃焼状態を要求する範囲にある場合は、第1燃料ノズル13から燃料を噴射し、着火部15の着火によって燃焼を開始する。その後、第2燃料ノズル14からも燃料を噴射し燃焼を行う。そして、所定時間後に水素ノズル17から水素を噴射して水素燃焼を行う。本実施形態のように、圧力噴霧された燃料液滴と空気噴流が混合・燃焼する位置が第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14から離れた位置にある場合でも、噴射口172から噴射される水素によって噴射口172の近傍で保炎源となる火炎を生じさせることができるので、保炎位置の揺らぎを効果的に防止でき、空間保炎を安定的に実現することができる。
In this embodiment, the timing for injecting hydrogen during ignition is controlled according to the steam load. When the steam load is in a range where it is not necessary to shift to the high combustion state, fuel is injected from the
また、空気ノズル16から高速で燃焼用の空気が噴出されることにより、空気噴流の近傍に負圧が生じ、炉(缶体100)内の排ガスを第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14側に引き込む吸引力が生じ、排ガス循環が生じる。本実施形態では、整流筒61と外筒部12の間には隙間が形成されている。この隙間から第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14側に排ガスを効率的に引き込むことができる。更に、水素ノズル17は、空気ノズル16の内側に配置されているので、排ガスを引き込む流れを妨げることもない。
Further, the combustion air is ejected from the
以上説明した第1実施形態のバーナ1によれば、以下のような効果を奏する。
即ち、第1実施形態のバーナ1は、液体燃料を下方に向かって噴霧する第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14と、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14を囲むように複数配置され、下方に向かって空気を供給する空気ノズル16と、燃料ノズルを囲むように複数配置され、下方に向かって水素を供給する水素ノズル17と、を備え、水素ノズル17は、空気ノズル16の内側に位置する。
According to the
That is, a plurality of
これにより、水素の燃焼によって保炎位置が安定するので、保炎の揺らぎに伴って生じる大きな燃焼音や振動の発生を効果的に低減し、空気噴流による炉内ガス誘因効果を維持してNOx低減効果を達成しつつ、燃料状態の安定化を実現できる。また、空気と灯油(燃料液滴)が混ざり合うまでに水素火炎という高温部ができるので、燃料の気化・混合促進効果によってCOも低減できる。また、空気ノズル16の内側に水素ノズル17が位置するので、燃焼室22側に送り出される空気流によって水素ノズル17が冷却され、水素ノズル17を熱的に保護にする点からも本実施形態の構成は有効である。更に、水素ノズル17が空気ノズル16の内側に位置することにより、炉内再循環を妨げる障害ともならず、低NOx化及び燃焼制御の安定化の両方を実現できる。
As a result, the flame holding position is stabilized by the combustion of hydrogen, so that the generation of loud combustion noise and vibration caused by the fluctuation of the flame holding is effectively reduced, and the gas inducing effect in the furnace by the air jet is maintained and NOx is maintained. The fuel state can be stabilized while achieving the reduction effect. In addition, since a high-temperature portion called a hydrogen flame is formed before air and kerosene (fuel droplets) are mixed, CO can also be reduced by the fuel vaporization / mixing promoting effect. In addition, since the
空気ノズル16は、その先端が第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の先端よりも下流側に位置し、水素ノズル17は、その先端が第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の先端よりも下流側に位置する。これにより、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の先端から間隔をあけて保炎状態を良好に維持することができ、NOx低減効果及び燃焼状態の安定化をより高度な水準で達成することができる。
The tip of the
水素ノズル17は、空気ノズル16の中心軸上に配置される。これにより、空気ノズル16から噴射される空気の流れを妨げることなく、水素ノズル17から噴射される水素ノズルを空気ノズル16から噴流される空気の中に効率的に混合することができる。
The
バーナ1は、空気ノズル16の先端及び水素ノズル17の先端よりも下流側に配置される整流筒61を更に備える。これにより、空気ノズル16の先端及び水素ノズル17の先端よりも先で整流を行うことができ、保炎状態をより一層安定的に維持することができる。
The
次に、第2実施形態のバーナ201について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るバーナ201の内部の様子を示す拡大縦断面図である。図5は、第2実施形態のバーナ201を下から見た様子を示す底面図である。図5では缶体100等の図示を省略している。また、以下の説明において上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略することがある。
Next, the
第2実施形態のバーナ201は、液体燃料を噴射するための構成が第1実施形態と異なっている。図5及び図6に示すように、第2実施形態のバーナ201は、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14に替えて、内筒部11の内側に配置されるリターンフローノズル213を燃料ノズルとして備える。本実施形態では、リターンフローノズル213は、内筒部11の略中心軸上に位置している。
The
リターンフローノズル213の先端にはノズルチップ220が配置されている。リターンフローノズル213には、液体燃料の供給経路215が接続されるとともに、戻し経路216が接続される。戻し経路216には、流量調整弁(図示省略)が配置されており、戻し経路の流量を調整して噴霧量を調整できるように構成される。図4の破線に示すように、ノズルチップ220から所定の範囲に液体燃料が噴霧される。
A
リターンフローノズル213の周囲には、複数の空気ノズル16と、空気ノズル16の内側に配置される複数の水素ノズル17が配置される。空気ノズル16及び水素ノズル17の構成は第1実施形態と同様である。第2実施形態のバーナ201のように、燃焼制御における液体燃料の量を連続的に調整できる構成においても、空気ノズル16の内側に配置される水素ノズル17から噴射される水素によって空間保炎を安定的なものにすることができ、低NOx化及び燃焼制御の安定化の両方を実現できる。
Around the
以上、本発明のバーナの好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。 As mentioned above, although preferable embodiment of the burner of this invention was described, this invention is not restrict | limited to embodiment mentioned above, It can change suitably.
上記実施形態では、水素ノズル17が空気ノズル16の中心軸上に位置するように構成されているが、この構成に限定されない。水素ノズル17が空気ノズル16の内側で偏芯するように配置されてもよい。
In the above-described embodiment, the
上記実施形態では、整流筒61を備える構成を例に説明したが、整流筒61を省略することもできる。
In the above-described embodiment, the configuration including the rectifying
上記実施形態では、各空気ノズル16に水素ノズル17が配置される構成であるが、一部の空気ノズル16に水素ノズル17を配置する構成としてもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、空気ノズル16及び水素ノズル17の先端が、第1燃料ノズル13及び第2燃料ノズル14の先端やリターンフローノズル213の先端よりも下流側に位置する構成であるが、この構成に限定されない。空気ノズル及び水素ノズルの先端位置が燃料ノズルの先端位置と略一致するように構成してもよい。
In the above embodiment, the tips of the
上記実施形態では、ボイラ装置に適用されるバーナを例に説明したが、ボイラ装置以外の構成にも本発明を適用することができる。 In the said embodiment, although the burner applied to a boiler apparatus was demonstrated to the example, this invention is applicable also to structures other than a boiler apparatus.
1 バーナ
13 第1燃料ノズル(燃料ノズル)
14 第2燃料ノズル(燃料ノズル)
16 空気ノズル
17 水素ノズル
61 整流筒
201 バーナ
213 リターンフローノズル(燃料ノズル)
1
14 Second fuel nozzle (fuel nozzle)
16
Claims (4)
前記燃料ノズルを囲むように複数配置され、下方に向かって空気を供給する空気ノズルと、
前記燃料ノズルを囲むように複数配置され、下方に向かって水素を供給する水素ノズルと、
を備え、
前記水素ノズルは、前記空気ノズルの内側に位置するバーナ。 A fuel nozzle for spraying liquid fuel downward;
A plurality of air nozzles arranged so as to surround the fuel nozzle and supplying air downward;
A plurality of hydrogen nozzles arranged so as to surround the fuel nozzle and supplying hydrogen downward;
With
The hydrogen nozzle is a burner located inside the air nozzle.
前記水素ノズルは、その先端が前記燃料ノズルの先端よりも下流側に位置する請求項1に記載のバーナ。 The tip of the air nozzle is located downstream of the tip of the fuel nozzle,
The burner according to claim 1, wherein the tip of the hydrogen nozzle is positioned downstream of the tip of the fuel nozzle.
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JP2016001623A JP2017122540A (en) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | Burner |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017138017A (en) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | 三菱重工業株式会社 | Burner, boiler including the same and ship including the same |
-
2016
- 2016-01-07 JP JP2016001623A patent/JP2017122540A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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