JP2017120001A - Determination device, lock device, attachment, human detection sensor, control method, and control program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、判定装置、錠装置、付加装置、人感センサ、制御方法および制御プログラムに関する。 The present invention relates to a determination device, a lock device, an additional device, a human sensor, a control method, and a control program.
近年、ドアの錠装置の技術分野においては、錠装置に接近するスマートフォンなどの携帯端末から発信される信号に応じて錠装置を開閉する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[特許文献1]特開2004−80720号
In recent years, in the technical field of door locking devices, a technology for opening and closing the locking device in accordance with a signal transmitted from a mobile terminal such as a smartphone approaching the locking device is known (for example, see Patent Document 1).
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-80720
しかしながら、接近する携帯端末からの信号の受信によって単純に錠装置を開けてしまうと、使用者が開錠を意図しない状況にある場合であっても錠装置が勝手に開いてしまう場合があるため、セキュリティの向上が望まれている。 However, if the lock device is simply opened by receiving a signal from an approaching mobile terminal, the lock device may open without permission even if the user does not intend to unlock the device. Security improvement is desired.
本発明の第1の態様においては、判定装置であって、人を検知したか否かを示す検知信号を受信する検知信号受信部と、錠を開錠可能な外部端末から、開錠を要求する開錠要求信号を受信する端末信号受信部と、開錠要求信号を受信したことに応じて、検知信号に基づいて錠を開錠するか否かを判定する判定部と、を備える判定装置、当該判定装置に用いるプログラム、当該判定装置を備える錠装置および付加装置、ならびに、当該付加装置に用いられる人感センサを提供する。 In the first aspect of the present invention, the determination device is a request for unlocking from a detection signal receiving unit that receives a detection signal indicating whether or not a person has been detected and an external terminal that can unlock the lock. A determination apparatus comprising: a terminal signal receiving unit that receives an unlock request signal to perform; and a determination unit that determines whether to unlock the lock based on a detection signal in response to receiving the unlock request signal Provided are a program used for the determination device, a lock device and an additional device including the determination device, and a human sensor used for the additional device.
本発明の第2の態様においては、制御装置が錠を制御する制御方法であって、制御装置が、人を検知したか否かを示す検知信号を受信し、制御装置が、錠を開錠可能な外部端末から、開錠を要求する開錠要求信号を受信し、制御装置が、開錠要求信号を受信したことに応じて、検知信号に基づいて錠を開錠するか否かを判定する制御方法を提供する。 In the second aspect of the present invention, the control device controls the lock, the control device receives a detection signal indicating whether or not a person has been detected, and the control device unlocks the lock. An unlock request signal for requesting unlocking is received from a possible external terminal, and the control device determines whether to unlock the lock based on the detection signal in response to receiving the unlock request signal A control method is provided.
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。 The summary of the invention does not enumerate all the features of the present invention. In addition, a sub-combination of these feature groups can also be an invention.
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。 Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention, but the following embodiments do not limit the invention according to the claims. In addition, not all the combinations of features described in the embodiments are essential for the solving means of the invention.
図1は、本実施形態に係る錠システム1を示す模式図である。錠システム1は、錠の開閉を制御するものであり、錠2と、付加装置3と、外部端末4とを備える。
FIG. 1 is a schematic diagram showing a
錠2は、部屋のドア(図示せず)およびドア枠(図示せず)に設けられており、当該ドアを施錠して開けられないようにする。例えば、錠2は、ドア枠に設けられた受座20と、ドアに設けられた錠本体21とを有する。
The
受座20は、ドア枠の内周面に設けられており、錠本体21と対向している。受座20における錠本体21との対向面には、錠本体21における後述のデッドボルト211と嵌合する凹部200が設けられている。
The
錠本体21は、ドアの揺動する側の端部においてドアハンドル(図示せず)の近傍に設けられており、サムターン210と、デッドボルト211とを有している。
サムターン210は、ドアの室内側に配置されたつまみであり、施錠および開錠を切り替えるために使用者によって回転されるようになっている。サムターン210の裏面側、つまり室外側には、当該サムターンを回転させるための鍵(図示せず)を差し込む鍵穴が設けられている。
The
The
デッドボルト211は、受座20の凹部200と嵌合する柱状の部材であり、サムターン210の回転によって錠本体21から出没する。このデッドボルト211は、錠本体21から突出して受座20の凹部200内に挿入されることで、錠2を施錠するようになっている。
The
付加装置3は、錠2に取り付け可能な装置であり、例えば錠本体21の室内側部分に取り付けられる。一例として、付加装置3は、錠本体21の室内側部分と嵌合する凹部310を有しており、凹部310内に錠本体21を嵌め込むことで錠本体21に取り付けられる。なお、付加装置3はネジ、接着剤などを用いて錠本体21に固定されてもよい。
The
凹部310の底面には、サムターン210を挟んで保持する保持部材320が設けられている。保持部材320と、凹部310の底面との間には、保持部材320を回転させる駆動部31が介在している。駆動部31は、サムターン210を挟んだ保持部材320を回転させることで、当該保持部材320と共にサムターン210を回転させて施錠および開錠を切り替え可能となっている。
A
なお、以上のような付加装置3は、錠2に適合するように、錠2と同一のメーカによって製造されても良いし、錠2とは異なるメーカによって製造されてもよい。また、付加装置3が錠2と同一のメーカによって製造される場合には、予め錠2と一体に形成されてもよい。
The
外部端末4は、付加装置3と協働することで錠2を開錠可能な端末である。本実施の形態においては、一例として外部端末4がスマートフォンである場合を示すが、外部端末4は携帯電話およびPDAなど、データの入出力可能なその他の端末装置であってもよいし、錠2の開閉機能のみを有する鍵端末、或いは開閉機能を主機能とする鍵端末であってもよい。
The
図2は、本実施形態に係る錠システム1を示すブロック図である。この図に示すように、付加装置3は、検知部30と、判定装置(制御装置)5と、駆動部31とを有する。
FIG. 2 is a block diagram showing the
検知部30は、ドア近傍の人を検知可能であり、人を検知したか否かを示す検知信号を送信するようになっている。好ましくは、検知部30は錠2から半径3〜5m程度の範囲内の人を検知可能であり、より好ましくは、錠2によりロックされる空間(「ロック空間」とも称する。本実施の形態においては室内側の空間)内の人を検知可能である。但し、検知部30は、ロック空間の内外の人を検知可能であってもよい。なお、本実施の形態においては、検知部30は、錠本体21の室内側部分に取り付けられた付加装置3に具備されており、ロック空間内に配置されている。
The
検知部30から送信される検知信号は、例えば温度の変化量を示す信号など、人が検知された場合と検知されない場合とで値が相違する信号であり、判定装置5に受信される。本実施の形態においては、一例として検知部30が判定装置5に有線接続された場合を示すが、無線接続されてもよい。
The detection signal transmitted from the
以上の検知部30は、ドア近傍の人を検知する少なくとも1つの人感センサ300を有する。人感センサ300は、一例として付加装置3の外面(室内側の外面)に取り付けられており、例えばロック空間内の人を検知可能な位置に取り付けられている。一例として、上述の図1に示すように、人感センサ300は、錠2のサムターン210の近傍に取り付けられている。なお、ロック空間内の人を確実に検知するべく、複数の人感センサ300が、別々の空間に向けて設けられてもよい。
The
なお、人感センサ300は、付加装置3ではなく、ロック空間内の他の部分に取り付けられてもよい。例えば、人感センサ300は、錠2に取り付けられてもよい。また、ドアの室内側の面、ロック空間内の天井、壁などに取り付けられてもよく、室外側の空間等のロック空間外に取り付けられてもよい。ただし、ロック空間外に人感センサ300を取り付けると破壊される虞があるため、人感センサ300は室内側の空間等のロック空間内に取り付けられることが好ましい。また、人感センサ300が付加装置3に取り付けられていない場合には、検知部30は、無線通信によって検知信号を判定装置5に送信してもよい。
The
以上の人感センサ300は、赤外線センサ、可視光センサ、超音波センサ、画像認識装置、音声認識装置、CO2センサ、錠2などへ接触を検知するタッチセンサ、及び、地面に設けられた圧力センサの少なくとも1つを含む。ここで、赤外線センサは、焦電型などの熱型であってもよいし、量子型であってもよい。人感センサ300は非接触、且つ、低消費電力で広範囲のセンシングが可能なセンサであることが好ましく、赤外線センサ、可視光センサ、超音波センサが特に好ましい。
The
熱型の赤外線センサは、赤外線を受光して熱によりセンサが温められ、素子温度が上昇することで生じる電気的性質の変化を検知するものである。また、量子型の赤外線センサは、光エネルギーによって起こる電気現象を検知するものである。熱型の赤外線センサは、電気的性質の差分(時間変化)を検知するため、静止した人を検知できない虞がある。一方、量子型の赤外線センサでは、時間変化ではなく、絶対値を測定するため、このような問題がなくセキュリティ上、好ましい。 The thermal infrared sensor detects infrared rays, receives the infrared rays, warms the sensor with heat, and detects a change in electrical properties caused by an increase in element temperature. The quantum infrared sensor detects an electrical phenomenon caused by light energy. Since the thermal infrared sensor detects a difference (time change) in electrical properties, there is a possibility that a stationary person cannot be detected. On the other hand, the quantum infrared sensor measures the absolute value, not the time change, and is preferable in terms of security without such a problem.
なお、検知部30は、以上のような人感センサ300に代えて、或いは人感センサ300に加えて、外部端末4に内蔵されたGPSセンサを用いて人の検知を行ってもよい。GPSセンサによって検出される位置情報の信号は、外部端末4を所持している使用者がドア近傍の範囲内で検知されるか否かを示す検知信号として利用可能である。そのため、GPSセンサで検出される位置情報の信号が検知部30に送信されることで、外部端末4の使用者がドア近傍にいるかが検知される。
Note that the
判定装置5は、記憶部50と、通信部51と、判定部55と、センサ起動部56とを有する。
記憶部50は、判定装置5の各種機能を実現するためのプログラムおよびデータを記憶する。例えば、記憶部50は、判定装置5により錠2を制御するための制御プログラムを記憶する。また、記憶部50は、外部端末4を認証するのに必要な、暗号化された鍵情報、電子署名、その他の認証情報を記憶してよい。
The
The
通信部51は、検知信号受信部52と、端末信号受信部53とを有する。
検知信号受信部52は、検知部30から上述の検知信号、例えば人感センサ300の出力に応じた検知信号を受信する。
The
The detection
端末信号受信部53は、無線又は有線により外部端末4と通信を行う。例えば、端末信号受信部53は、外部端末4から、開錠を要求する開錠要求信号を受信する。一例として、開錠要求信号は、外部端末4が錠2から予め定められた距離以内に接近したことに応じて外部端末4から自動的に送信される信号であってよい。
The terminal
また、端末信号受信部53は、外部端末4から、ロック空間内に人を検知したか否かに関わらず開錠を要求する強制開錠要求信号をさらに受信してよい。例えば、強制開錠要求信号は、外部端末4の使用者からの操作を受けて外部端末4から送信される信号であってよい。
Further, the terminal
一例として、端末信号受信部53は、クラス1(通信距離約100m)、クラス2(通信距離約10m)およびクラス3(通信距離約1m)のBluetooth(登録商標)、Wi−fi(通信距離約25〜50m)、ならびに赤外線通信(通信距離約1m未満)などの各種の通信規格の何れかを用いて外部端末4から信号を受信してよい。また、端末信号受信部53は、ロック空間に設けられたWi−fiアンテナを介して、プロバイダ経由で外部端末4から信号を受信しても良い。但し、セキュリティ性と利便性との兼ね合いから、端末信号受信部53は、クラス3のBluetooth(登録商標)規格を用いて約1mの範囲内で信号を受信することが好ましい。通信範囲がこれよりも大きいと、使用者がドアから遠く離れているときに錠2が開錠されてしまう場合があり、セキュリティが低くなる可能性がある。また、通信範囲がこれよりも小さいと、使用者がドアに到達しても錠2が開錠されずに待たされてしまう場合があり、利便性が低くなる可能性がある。
As an example, the terminal
判定部55は、端末信号受信部53が開錠要求信号を受信したことに応じて、検知信号受信部52が受信した検知信号に基づいて、錠2を開錠するか否かを判定する。例えば、時間変化ではなく、絶対値を測定する人感センサ300を用いる場合には、判定部55は、検知部30による最新の検知信号およびそれ以前の検知信号を比較した結果に基づいて、人が検知されたか否かを判定し、この判定結果に基づいて錠を開錠するか否かを判定してよい。
The
そして、判定部55は、検知信号がロック空間内に人を検知しないことを示す場合に、開錠要求信号を受けて錠を開錠することを判定する。また、判定部55は、検知信号がロック空間内に人を検知したことを示す場合に、開錠要求信号を受けても錠を開錠しないことを判定する。また、端末信号受信部53が強制開錠要求信号を受信した場合には、これに応じて判定部55は検知信号の値によらず、錠2を開錠することを判定する。判定部55による開閉の判定内容については、図4を用いて後述する。
Then, when the detection signal indicates that no person is detected in the lock space, the
また、判定部55は、端末信号受信部53が開錠要求信号を受信したことに応じて、送信元の外部端末4の認証を行ってもよい。さらに、判定部55は、認証が成功した場合にのみ錠2を開錠するか否かを判定してよい。
Moreover, the
なお、検知部30がロック空間外の人も検知可能である場合には、判定部55は、検知信号がロック空間外に人がいないことを示す場合に、開錠要求信号を受けても錠2を開錠しないことを判定してもよい。ロック空間外とは、例えば、室外で且つドアの前の空間などが挙げられる。
When the
センサ起動部56は、外部端末4が錠2から予め定められた範囲内に位置した場合に外部端末4から受信する信号に応じて、人感センサ300を起動して人を検知させる。本実施の形態においては、起動の契機となる信号として、上述の開錠要求信号が用いられているが、外部端末4が他の機器との通信を確立するために送信するビーコン信号を用いてもよい。
The
以上のセンサ起動部56は、付加装置3内で有線接続を介して人感センサ300に起動信号を送信してよい。但し、人感センサ300が付加装置3に取り付けられない場合には、センサ起動部56は、無線通信によって起動信号を人感センサ300に送信してもよい。
The
駆動部31は、判定部55が開錠を判定したことに応じて、錠2のサムターン210を駆動して錠2を開錠する。例えば、駆動部31は、サムターン210を挟んだ上述の保持部材320(図1参照)を回転させることで、当該保持部材320と共にサムターン210を回転させて錠2を開錠する。一例として、駆動部31は、モータなどの駆動源によって保持部材320を回転させる。
The
外部端末4は、記憶部40、制御部41、表示部42、操作部43および通信部45を有している。
記憶部40は、外部端末4の各種機能を実現するためのプログラムおよびデータを記憶する。例えば、記憶部40は、付加装置3と協働することで錠2を開錠するための錠連動アプリケーション400を記憶する。この錠連動アプリケーション400は、暗号化された鍵情報、電子署名、その他、錠2の開錠に必要となる認証情報を有してよい。なお、外部端末4と付加装置3の端末信号受信部53とがBluetooth(登録商標)で通信を行う場合には、これらの認証情報として、ペアリング情報を有してもよい。
The
The
制御部41は、記憶部40に格納されたプログラム等に基づいて動作し、各部の制御を行う。表示部42は、制御部41による制御に基づいて様々な表示を行う。操作部43は、タッチスクリーン等に対する使用者の操作に応じて種々の指示を入力する。
The
通信部45は、無線通信により他の機器と通信を行う。例えば、通信部45は、制御部41による制御に応じて、錠2の開錠を要求する上述の開錠要求信号および強制開錠要求信号を端末信号受信部53に送信する。また、通信部45は、外部端末4が他の機器との通信を確立するためのビーコン信号を送信してもよい。
The
続いて、端末信号受信部53による信号(例えば開錠要求信号)の受信可能範囲と、検知部30による人の検知範囲とについて説明する。図3は、開錠要求信号の到達範囲と、検知部30による人の検知範囲とを示す図である。
Subsequently, a receivable range of a signal (for example, unlock request signal) by the terminal
この図に示すように、検知部30は、ロック空間(図中、右側の空間)内における、錠2から予め定められた第1範囲101内に存在する人を検知する。ここで、第1範囲101の大きさは、人感センサ300の種類に依存するが、半径3〜5m程度であることが好ましい。このような検知範囲は、赤外線センサによって実現される。
As shown in this figure, the
一方、端末信号受信部53は、ロック空間内の第1範囲101に含まれる、錠2から予め定められた第2範囲102、および、ロック空間外の、錠2から予め定められた第3範囲103に位置する外部端末4から開錠要求信号を受信し得る。このように、人の検知範囲である第1範囲101内に、開錠要求信号の受信範囲である第2範囲102が含まれるため、ロック空間内に外部端末4の使用者がいる状況で開錠要求信号が受信される場合には、当該使用者は必ず第1範囲101内にいることになる。これらの第2範囲102および第3範囲103の大きさは、外部端末4と端末信号受信部53との通信規格に依存するが、上述したように1m程度であることが好ましい。
On the other hand, the terminal
続いて、判定部55による開閉の判定について説明する。図4は、判定部55による開閉の判定内容を示す図である。
Next, the opening / closing determination by the
この図に示すように、判定部55は、外部端末4から開錠要求信号を受信していない場合には、検知部30による検知信号の値に関わらず、錠2を開錠しないと判定する。本実施の形態においては、開錠要求信号として、例えば、外部端末4が錠2から予め定められた距離以内に接近したことに応じて自動的に送信される信号が用いられる。この場合には、外部端末4が錠2から離れているときに錠2が開錠してしまうことが防止される。
As shown in this figure, when the
また、判定部55は、外部端末4から開錠要求信号を受信した場合には、検知部30による検知信号によりロック空間内で人の検知が示されないときに、錠2を開錠すると判定する。そのため、外部端末4が錠2に接近して開錠要求信号が受信されている場合であって、ロック空間内に人がいない場合、つまり、使用者がドアの外側から錠2に接近したような場合には、錠2が開錠される。
In addition, when receiving the unlock request signal from the
また、判定部55は、外部端末4から開錠要求信号を受信した場合には、検知部30による検知信号によりロック空間内で人の検知が示されるときに、錠2を開錠しないと判定する。そのため、外部端末4が錠2に接近して開錠要求信号が受信されている場合であって、ロック空間内に人がいる場合、つまり、使用者がドアの内側から錠2に接近したような場合には、錠2が開錠してしまうことが防止される。例えば、人の検知範囲である第1範囲101内に、開錠要求信号の受信範囲である第2範囲102が含まれる場合には、ドアの内側から錠2に接近した使用者は必ず第1範囲101内にいて検知部30に検知されるため、錠2の開錠が確実に防止される。これにより、使用者がロック空間内にいて外出を意図していない場合に錠2が勝手に開錠してしまうことを防ぐことができる。
Further, when receiving the unlock request signal from the
さらに、判定部55は、強制開錠要求信号を受信している場合には、検知部30による検知信号の値に関わらず、錠2を開錠すると判定する。そのため、強制開錠要求信号が受信されている場合には、ロック空間内の人の有無に関わらず、錠2が開錠される。これにより、使用者が外出を意図してドアの内側から錠2に接近したような場合に、錠2を強制的に開錠することができる。また、使用者がドアの外側から錠2に接近したものの、ロック空間内に別の人がいて錠2の開錠が防止されているような場合にも、錠2を強制的に開錠することができる。
Further, when receiving the forced unlocking request signal, the
続いて、錠システム1の動作について説明する。図5は、本実施形態に係る錠システムの動作を示すフローチャートである。錠システム1は、S100からS170の処理を実行することにより、ロックされている錠2の開錠を制御する。なお、以下の説明においては、外部端末4は錠2を自動的に開錠するように設定されており、これにより付加装置3との通信を自動的に確立すべくビーコン信号を間欠的に送信することとして説明を行う。
Next, the operation of the
まず、図5のS100、S101において、付加装置3の通信部51と、外部端末4の通信部45との間で通信が確立される。例えば、外部端末4を携帯した使用者が上述の第2範囲102または第3範囲103の内側まで錠2に接近することで、外部端末4から間欠的に送信されるビーコン信号が付加装置3の通信部51に受信されて、通信が確立される。
First, in S100 and S101 in FIG. 5, communication is established between the
次にS115において、外部端末4の通信部45が開錠要求信号を送信する。この開錠要求信号は、付加装置3の端末信号受信部53によって受信されて判定部55およびセンサ起動部56に提供される。
Next, in S115, the
次にS120において、判定部55は、開錠要求信号の受信に応じて、開錠要求信号の送信元の外部端末4の認証を行う。例えば、判定部55は、外部端末4から送信される認証情報と、記憶部50に記憶されている認証情報とが一致するか否かを判断することにより、外部端末4の認証を行ってよい。外部端末4からの認証情報は、開錠要求信号と共に送信されてよい。なお、外部端末4と付加装置3の端末信号受信部53とがBluetooth(登録商標)で通信を行い、認証情報としてペアリング情報を用いる場合には、判定部55は、S100において通信を確立するときに外部端末4の認証を行ってもよい。判定部55は、認証が成功した場合は処理を次に進め、認証が失敗した場合は認証失敗のメッセージを外部端末4に送信して処理を終了してよい。
Next, in S120, the
認証が成功した場合には、次にS125において、センサ起動部56が検知部30に起動信号を送信し、S130において、検知部30が起動される。これにより、検知部30の人感センサ300が、ロック空間内の人の検知を行う。例えば、人感センサ300は、予め定められた時間内だけ、上述の第1範囲101内の人の検知を行う。検知部30は、人を検知したか否かを示す検知信号を判定部55に送信する。なお、センサ起動部56は、外部端末4からのビーコン信号の受信に応じて検知部30に起動信号を送信してもよい。この場合には、開錠要求信号の受信に応じて起動するよりも早いタイミングで検知部30が起動され、S125〜後述のS135の処理が上述のS120よりも前に行われ得る。
If the authentication is successful, the
次にS135において、判定部55が検知信号を受信し、S140において、錠2を開錠するか否かを判定する。例えば、開錠要求信号の受信によって検知部30が起動される場合には、上述の図4の2行目に示したように、判定部55は、ロック空間内で人の検知が示されないときに、錠2を開錠すると判定し、ロック空間内で人の検知が示されるときに、錠2を開錠しないと判定する。また、ビーコン信号の受信によって検知部30が起動される場合には、開錠要求信号の受信を待って同様の判定を行う。
Next, in S135, the
ここで、人感センサ300として、観測対象範囲の温度の差分(時間変化)ではなく絶対値を測定する量子型の赤外線センサ等を用いている場合には、ロック空間内の気温が高いと、ロック空間内の人と周囲の構造物との温度の差異が小さいために人が検知されない虞がある。このような場合に、人の有無を判定するための比較対象として、これまでの起動時の測定結果を用い、最新の測定結果との差分を取れば、人の検知精度を向上させることできる。さらに、人感センサ300を間欠的に起動して前回起動時の測定結果を用いれば、間欠的な起動を行わない場合、すなわち前回の開錠要求信号またはビーコン信号の受信に応じた起動時の測定結果を比較対象として用いる場合と比較して、今回の測定時と比較対象の測定時との間で測定条件を近似させ、人の検知精度をいっそう向上させることができる。
Here, as the
そのため、差分(時間変化)ではなく絶対値を測定する量子型の赤外線センサ等が人感センサ300として用いられる場合には、判定部55は、間欠的に起動された人感センサ300からの検知信号を記憶部50に蓄積記憶させておき、S135では、最新の検知信号と、それ以前(例えば前回)の検知信号を比較した結果に基づいて、ロック空間内に人が検知されたか否かを判定してよい。この場合には、センサ起動部56は、開錠要求信号および強制開錠要求信号に応じて人感センサ300を起動することに加えて、間欠的に人感センサ300を起動する。なお、ロック空間内の気温が低い場合(例えば温度が閾値以下の場合)には、センサ起動部56は、気温が高い場合と比較して人感センサ300の起動間隔を増やしてもよいし、間欠的な起動を行わなくてもよい。
Therefore, when a quantum infrared sensor or the like that measures an absolute value instead of a difference (time change) is used as the
このS140で開錠すると判定した場合(S140;Yes)、つまり開錠要求信号が受信され、かつ、ロック空間内に人がいない場合には、S145において、判定部55は、開錠信号を駆動部31に送信する。そして、S170において、駆動部31が錠2のサムターン210を駆動して錠2を開錠し、錠システム1は処理を終了する。
When it is determined that the unlocking is performed in S140 (S140; Yes), that is, when the unlocking request signal is received and there is no person in the lock space, the
また、S140で開錠しないと判定した場合(S140;No)、つまり開錠要求信号が受信され、かつ、ロック空間内に人がいる場合には、S150において、判定部55は、開錠できないと判定したことを示す開錠不可通知を、通信部51を介して外部端末4に送信する。この開錠不可通知は外部端末4の制御部41により受信される。
When it is determined in S140 that the unlocking is not performed (S140; No), that is, when the unlocking request signal is received and there is a person in the lock space, the
次にS155において、外部端末4の制御部41は、開錠できないことを通知するメッセージと、錠2の強制的な開錠を指示するための指示入力受付部(例えばボタンなど)とを表示部42に表示させる。そして、このボタンに対する操作に応じて、制御部41は、強制開錠要求信号を通信部45から付加装置3に送信させる。例えば、ロック空間内に家族がいる場合には、使用者はボタンを操作して強制開錠要求信号を送信させる。なお、ボタンに対する操作がない場合には、錠システム1は処理を終了してよい。例えば、使用者は、ロック空間内に人がいることに心当たりが無い場合、一例として、ロック空間内に不審者がいると考えられる場合には、錠2を開錠することを先延ばしにしてもよい。また、使用者は、ボタンに対する操作を行わずに、鍵穴に鍵を差し込んで錠2を開錠してもよい。
Next, in S155, the
次にS160において、付加装置3の判定部55は、強制開錠要求信号の受信に応じて、錠2を開錠することを判定し、開錠信号を駆動部31に送信する。そして、S170において、駆動部31が錠2のサムターン210を駆動して錠2を開錠し、錠システム1は処理を終了する。
Next, in S <b> 160, the
続いて、上述の動作において外部端末4に表示される表示画面について説明する。図6は、外部端末の表示画面の一例を示す図である。外部端末4は判定装置5による判定結果を表示部42に表示してよい。
Subsequently, a display screen displayed on the
図6の例では、ロック空間内に人がいる結果、錠2を開錠できないと判定装置5が判定した場合の表示画面の例が示されている。使用者は、「強制開錠する」と表示されたボタンを操作することで、錠2を強制的に開錠することができる。
The example of FIG. 6 shows an example of a display screen when the
なお、上記の説明においては、検知部30、駆動部31および判定装置5を備える付加装置3が錠2に取り付けられることとして説明したが、錠システム1の構成はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、駆動部31および判定装置5のみが錠2に取り付けられてもよいし、錠2に組み込まれて錠装置250を構成してもよい。この場合には、検知部30は、錠2等とは離間してドアの室内側の面、ロック空間内の天井、壁などに取り付けられてもよいし、錠装置250に取り付けられてもよい。或いは、検知部30は、例えば、ドアの室外側の面およびロック空間外の壁など、ロック空間外に配置されてもよい。但し、検知部30は、ロック空間外に配置されると、不審者により破壊される虞があるため、ロック空間内に配置されることが好ましい。
In addition, in said description, although demonstrated that the
また、判定装置5は、錠2を開錠するか否かを判定することとして説明したが、これに加えて、複数の外部端末4を別々のIDに対応付けることで、外部端末4を携帯した複数の使用者を個人ごとに管理し、各使用者の行動の履歴を記録してもよい。例えば、判定装置5は、複数の外部端末4それぞれから送信される開錠要求信号を識別して、それらの受信履歴を、各使用者の行動履歴として記憶部50に記憶させてよい。
Moreover, although the
さらに、判定装置5は、開錠要求信号が受信されたときにロック空間内に人が検知されずに錠2が開錠され、その後にロック空間内に人が検知された場合には、この開錠要求信号の送信元の外部端末4の使用者がロック空間内に入ったとして、記憶部50に記憶させてよい。また、判定装置5は、開錠要求信号が受信されたときにロック空間内に人が検知された場合には、この開錠要求信号の送信元の外部端末4の使用者がロック空間内に居続けているとして、記憶部50に記憶させてよい。
Further, when the unlocking request signal is received, the
また、開錠要求信号が受信されたときにロック空間内に人が検知され、かつ、強制開錠要求信号によって錠2が開錠された後、ロック空間内で人が検知されなくなった場合には、この開錠要求信号の送信元の外部端末4の使用者がロック空間から外出したとして、記憶部50に記憶させてよい。また、開錠要求信号が受信されたときにロック空間内に人が検知され、かつ、強制開錠要求信号によって錠2が開錠された後、ロック空間内で人が検知された場合には、この開錠要求信号の送信元の外部端末4の使用者が友人を招き入れる等してロック空間内に居続けているとして、記憶部50に記憶させてよい。
Further, when a person is detected in the lock space when the unlock request signal is received, and no person is detected in the lock space after the
そして、判定装置5は、記録した各使用者の行動履歴を、錠2を開錠するか否かの判定に用いてよい。例えば、或る外部端末4の使用者がロック空間内に居続けているとして記録されている場合には、この外部端末4から開錠要求信号が受信されたときに、ロック空間内での人の検知結果に関わらず、開錠しないと判定してよい。これにより、検知部30の誤作動などにより、ロック空間内にいるはずの外部端末4の使用者が検知されない場合であっても、錠2が勝手に開錠してしまうことを防ぐことができる。
And the
また、判定装置5は、記録した各使用者の行動履歴を、開錠要求信号の送信元の外部端末4に送信してもよい。これにより、行動履歴を受信した外部端末4の使用者は、ロック空間内に誰がいるかを把握することができる。そのため、錠システム1が家の玄関に設けられている場合には、家の中に誰がいるかを、例えば帰宅時にドアの外から、或いは、外出時に玄関で、把握することができる。
Further, the
図8は、本実施形態に係るコンピュータ1900の構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、外部端末4、判定装置5、またはこれらの一部の要素としてそれぞれ機能する。
FIG. 8 shows an example of the configuration of a
本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フラッシュメモリ・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部を備える。
A
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
The
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030を接続する。通信インターフェイス2030は、有線又は無線によりネットワークを介して他の装置と通信する。また、通信インターフェイスは、通信を行うハードウェアとして機能する。
The input /
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フラッシュメモリ・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フラッシュメモリ・ドライブ2050は、フラッシュメモリ2090からプログラム又はデータを読み取る。入出力チップ2070は、フラッシュメモリ・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続するとともに、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
The input /
プログラムはフラッシュメモリ2090又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内にインストールされ、CPU2000において実行される。
The program is stored in a recording medium such as a
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を外部端末4の少なくとも一部として機能させるプログラムは、記憶モジュール、制御モジュール、表示モジュール、操作モジュールおよび通信モジュールのうち少なくとも1つを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、記憶部40、制御部41、表示部42、操作部43および通信部45としてそれぞれ機能させてよい。
A program installed in the
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段であるCPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、記憶部40、制御部41、表示部42、操作部43および通信部45として機能させる。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の外部端末4が構築される。
When the information processing described in these programs is read into the
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を判定装置5の少なくとも一部として機能させるプログラムは、記憶モジュール、通信モジュール、判定モジュールおよびセンサ起動モジュールのうち少なくとも1つを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、記憶部50、通信部51、判定部55およびセンサ起動部56としてそれぞれ機能させてよい。
The program installed in the
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段であるCPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、記憶部50、通信部51、判定部55およびセンサ起動部56として機能させる。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の判定装置5が構築される。
When the information processing described in these programs is read into the
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020またはフラッシュメモリ2090等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
As an example, when communication is performed between the
また、CPU2000は、フラッシュメモリ・ドライブ2050(フラッシュメモリ2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020及び外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。
Further, the
例えば、記憶部40および記憶部50は、それぞれ外部端末4の要素および判定装置5の要素から受け取った及び/又はこれらへ提供するデータを適宜記憶してよい。外部端末4および判定装置5は、記憶部40および記憶部50以外に、適宜本実施形態の処理前、処理中、処理後のデータを記憶する記憶装置を備えてよい。
For example, the
本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
Various types of information such as various programs, data, tables, and databases in the present embodiment are stored on such a storage device and are subjected to information processing. Note that the
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすか否かを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
In addition, the
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
Further, the
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。 As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various modifications or improvements can be added to the above-described embodiment. It is apparent from the scope of the claims that the embodiments added with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。 The order of execution of each process such as operations, procedures, steps, and stages in the apparatus, system, program, and method shown in the claims, the description, and the drawings is particularly “before” or “prior to”. It should be noted that the output can be realized in any order unless the output of the previous process is used in the subsequent process. Regarding the operation flow in the claims, the description, and the drawings, even if it is described using “first”, “next”, etc. for convenience, it means that it is essential to carry out in this order. It is not a thing.
また、実施形態の説明において複数の要素が列挙された場合には、列挙された要素以外の要素を用いてもよい。例えば、「Xは、A、B及びCを用いてYを実行する」と記載される場合、Xは、A、B及びCに加え、Dを用いてYを実行してもよい。 In addition, when a plurality of elements are listed in the description of the embodiment, elements other than the listed elements may be used. For example, when “X executes Y using A, B, and C”, X may execute Y using D in addition to A, B, and C.
1 錠システム、2 錠、3 付加装置、310 凹部、320 保持部材、4 外部端末、5 判定装置(制御装置)、20 受座、21 錠本体、30 検知部、31 駆動部、40 記憶部、41 制御部、42 表示部、43 操作部、45 通信部、50 記憶部、51 通信部、52 検知信号受信部、53 端末信号受信部、55 判定部、56 センサ起動部、101 第1範囲、102 第2範囲、103 第3範囲、200 凹部、210 サムターン、211 デッドボルト、250 錠装置、300 人感センサ、400 錠連動アプリケーション、1900 コンピュータ、2000 CPU、2010 ROM、2020 RAM、2030 通信インターフェイス、2050 フラッシュメモリ・ドライブ、2070 入出力チップ、2075 グラフィック・コントローラ、2080 表示装置、2082 ホスト・コントローラ、2084 入出力コントローラ、2090 フラッシュメモリ
DESCRIPTION OF
Claims (18)
錠を開錠可能な外部端末から、開錠を要求する開錠要求信号を受信する端末信号受信部と、
前記開錠要求信号を受信したことに応じて、前記検知信号に基づいて前記錠を開錠するか否かを判定する判定部と、
を備える判定装置。 A detection signal receiving unit that receives a detection signal indicating whether or not a person has been detected;
A terminal signal receiving unit for receiving an unlock request signal for requesting unlocking from an external terminal capable of unlocking the lock;
A determination unit that determines whether to unlock the lock based on the detection signal in response to receiving the unlock request signal;
A determination apparatus comprising:
前記判定部は、前記検知信号が前記空間内に人を検知したことを示す場合に、前記開錠要求信号を受けても前記錠を開錠しないことを判定する
請求項1に記載の判定装置。 The detection signal receiving unit receives the detection signal indicating whether or not a person in the space locked by the lock has been detected,
The determination apparatus according to claim 1, wherein the determination unit determines that the lock is not unlocked even when the unlock request signal is received when the detection signal indicates that a person has been detected in the space. .
前記端末信号受信部は、前記空間内における前記予め定められた、前記第1範囲に含まれる第2範囲、および前記空間外における予め定められた第3範囲に位置する前記外部端末から、前記開錠要求信号を受信し得る
請求項2に記載の判定装置。 The detection signal receiving unit receives the detection signal indicating whether or not a person within a predetermined first range has been detected from the lock in the space;
The terminal signal receiving unit receives the opening from the external terminal located in the predetermined second range included in the first range in the space and the predetermined third range outside the space. The determination apparatus according to claim 2, wherein a lock request signal can be received.
前記判定部は、前記強制開錠要求信号を受信したことに応じて、前記検知信号の値によらず前記錠を開錠することを判定する
請求項2または3に記載の判定装置。 The terminal signal receiving unit receives a forced unlocking request signal for requesting unlocking from the external terminal regardless of whether a person is detected in the space,
The determination device according to claim 2, wherein the determination unit determines whether to unlock the lock regardless of a value of the detection signal in response to receiving the forced unlocking request signal.
前記判定部は、最新の前記検知信号およびそれ以前の前記検知信号を比較した結果に基づいて、前記錠を開錠するか否かを判定する
請求項8に記載の判定装置。 The sensor activation unit intermittently activates the human sensor,
The determination apparatus according to claim 8, wherein the determination unit determines whether to unlock the lock based on a result of comparing the latest detection signal and the previous detection signal.
前記判定部は、前記検知信号が前記空間外に人がいないことを示す場合に、前記開錠要求信号を受けても前記錠を開錠しないことを判定する
請求項1から9のいずれか一項に記載の判定装置。 The detection signal receiving unit receives the detection signal indicating whether or not a person outside the space locked by the lock has been detected,
The said determination part determines not to unlock the said lock even if it receives the said unlock request signal, when the said detection signal shows that there is no person outside the said space. The determination apparatus according to item.
請求項1から10のいずれか一項に記載の判定装置と、
前記判定部が開錠を判定したことに応じて、錠を駆動して開錠する駆動部と、
を備える錠装置。 With a lock,
A determination device according to any one of claims 1 to 10,
In response to the determination unit determining unlocking, a driving unit that drives and unlocks the lock;
A locking device comprising:
請求項1から10のいずれか一項に記載の判定装置と、
前記判定部が開錠を判定したことに応じて、前記錠のサムターンを駆動して前記錠を開錠する駆動部と、
を備える付加装置。 An additional device attachable to the lock,
A determination device according to any one of claims 1 to 10,
In response to determining that the determination unit is unlocked, a drive unit that drives the thumb turn of the lock to unlock the lock; and
An additional device comprising:
前記制御装置が、人を検知したか否かを示す検知信号を受信し、
前記制御装置が、錠を開錠可能な外部端末から、開錠を要求する開錠要求信号を受信し、
前記制御装置が、前記開錠要求信号を受信したことに応じて、前記検知信号に基づいて前記錠を開錠するか否かを判定する
制御方法。 A control method in which the control device controls the lock,
The control device receives a detection signal indicating whether or not a person has been detected;
The control device receives an unlock request signal for requesting unlocking from an external terminal capable of unlocking the lock,
A control method for determining whether or not to unlock the lock based on the detection signal in response to the control device receiving the unlock request signal.
当該プログラムは、前記制御装置を、請求項1から10のいずれか一項に記載の判定装置として機能させるための制御プログラム。 A control program for controlling a lock by a control device,
The said program is a control program for functioning the said control apparatus as a determination apparatus as described in any one of Claim 1 to 10.
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