JP2017118859A - 滅菌型液体成分検査装置及び滅菌型液体成分検査装置の使用方法 - Google Patents

滅菌型液体成分検査装置及び滅菌型液体成分検査装置の使用方法 Download PDF

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浩志 渡辺
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知徳 成田
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Abstract

【課題】携帯型ウィルス検査装置を、生体検査後に容易に廃棄可能にすること。【解決手段】血液、唾液、汗等、生体から取得する検体と生理食塩水を混合した検体混合溶液を、抗体抗原反応を利用した検体検査後に、複数の小容器の内部容積の差と、各小容器に設置した弁の開閉操作の方法によって、検査装置本体の最奥部に集め、少なくともこの集めたところを加熱するように設置した加熱装置を使用することによって、効率よく検体混合液中に存在すると思われる、ウィルス等の病原菌を滅菌することを特徴とする、携帯型ウィルス検査装置の滅菌方法に関する。【選択図】図4

Description

本発明は、滅菌型液体成分検査装置及び滅菌型液体成分検査装置の使用方法に関する。
現在、インフルエンザなどの感染症の迅速検査の重要性が急速に高まってきているが、病原体処理の安全性や検査装置の普及の問題から、病院や医療検査機関でないと診断が出来ない状況が続いている。こうした中で、郵送による迅速診断キットの市場が拡大している。
しかしながら、検体を検査機関に輸送する時間、検査に掛かる時間、検査結果を通知してから患者が病院に赴くまでの時間、病院での待ち時間等を考慮すると、患者が病院で適切な処置を受けるのに必要な日数は、都市部でも2日程度、それ以外の地域ではそれ以上かかると考えられる。
一方、インフルエンザの場合、最初の48時間がゴールデンタイムである。48時間以上経過するとインフルエンザ薬の効果が期待できないと考えられており、高熱などの症状が見られた場合24時間以内に検査を受けることが重要とされている。
高熱などの症状がみられてから24時間以内に検査するには、職場、学校、家庭などで検査キットを常備しておくことが望ましい。そうした状況にない場合、検査キットを購入する時間や検査機関から家庭などに郵送する時間も考慮に加える必要がある。
そこで、高熱などの症状を訴える患者が発見される現場で検査し、その場で即座に結果の出る検査キットを用いることによって、郵送の時間を節約し、適切な処理をするための時間を稼ぐことが重要となる。
しかしながら、ここで重要な問題は、検査した後のウィルスに感染した検体(血液、唾液、汗、涙等の体液)を一般ごみとして廃棄出来ないということである。それゆえ、郵送による診断サービスが行われている次第である。
検査後の検体を滅菌するのに、医療機関などではオートクレープという装置を使うのが一般的である。これは、高圧蒸気でウィルスを滅菌する方法である。蒸気は隅々に残留している検体を捉えて効果的に殺菌できるので信頼性は高いが、すべての一般家庭や職場・学校などで、このような装置を常設することは現実的でない。
そこで考えられるのが、半導体チップを用いた電子式検査装置に自動滅菌システムを搭載する方法である。
半導体チップを用いた電子式検査装置の最大のメリットの一つは、検査に必要な検体の量が非常に少なくて済むということである。微量検体を狭い領域に閉じ込め、そこで加熱殺菌する方法を兼ね備えた携帯型検査装置が望ましい。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、自動滅菌装置を搭載した携帯型ウィルス検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本体、および、外部突出部と、から構成され、前記外部突出部は、第一の流路によって前記本体内部の第一のバルブと接続し、前記第一のバルブは、第二の流路によって第一の容器と接続し、前記第一の容器は、第三の流路によって第二のバルブと接続し、前記第二のバルブは、第四の流路によって第二の容器に接続し、前記第二の容器の内部容積は前記第一の容器の内部容積より大きく、前記第二の容器の内部には液体成分検査用チップが設置され、前記第二の容器の内部には、生理食塩水が充填され、前記第二の容器は、第五の流路によって第三のバルブに接続し、前記第三のバルブは、第六の流路によって第三の容器に接続し、前記第三の容器の内部容積および前記第六の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さく、少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路が、発熱装置により覆われており、前記外部突出部の先端は、検体採取のための末端装置であり、装着、もしくは、加工により設置され、前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、前記第一のバルブを開放し、前記第二のバルブを開放し、前記末端装置を前記対象体から取り出し、前記第三のバルブを開放し、前記発熱装置により、少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路を加熱する、ことを特徴とする。
あるいは、本体、および、外部突出部と、から構成され、前記外部突出部は、第一の流路によって前記本体内部の第一のバルブと接続し、前記第一のバルブは、第二の流路によって第一の容器と接続し、前記第一の容器は、第三の流路によって第二のバルブと接続し、前記第二のバルブは、第四の流路によって第二の容器に接続し、前記第二の容器の内部容積は前記第一の容器の内部容積より大きく、前記第二の容器の内部には液体成分検査用チップが設置され、前記第二の容器の内部には、生理食塩水が充填され、前記第二の容器は、第五の流路によって第三のバルブに接続し、前記第三のバルブは、第六の流路によって第三の容器に接続し、前記第三の容器は、第七の流路によって第四のバルブに接続し、前記第四のバルブは、第八の流路によって第四の容器に接続し、前記第四の容器の内部容積が、前記外部突出部の内部容積、前記第一の容器および前記第二容器の内部容積、前記第三の容器の内部容積、前記第一から第8の流路の総内部容積、の和、より大きく、前記第三の容器の内部容積、前記第六の流路の内部容積、および前記第七の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さく、少なくとも、前記第四の容器が、発熱装置に覆われており、前記外部突出部の先端は、検体採取のための末端装置であり、装着、もしくは、加工により設置され、前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、前記第一のバルブを開放し、前記第二のバルブを開放し、前記第三のバルブを開放し、前記末端装置を、検体を採取する対象体から取り出し、前記第四のバルブを開放し、前記発熱装置により前記第四の容器を加熱する、ことを特徴とする。
本発明によれば、検査後一般ごみとして廃棄可能にするための自動滅菌機能を、携帯型ウィルス検査装置に、安価に搭載することができる。
本発明に係る実施形態について、以下図面を参照して説明する。

(第一の実施形態)
図1は、本発明を搭載する携帯型検査装置(POINT−OF−CARETESTING、以下POCT)の一般的な形状を説明するための図である。本体2、外部突出部1と、両者を接続する第一の流路81から構成される。外部突出部は、注射針状に加工され、生体から直接血液などの検体を採取するのに用いられる。あるいは、図21で示すように、ジョイント部9を備え、その先に検体採取装置10を装着できるようになっている。粘膜から検体を採取する場合に用いることが可能である。また、必要に応じて針を着脱可能とすることもできる。
いずれにしろ、検体中の抗原の有無を調べるため、抗体・抗原反応の試験を本体2の内部で電子的に行う。第一の流路81は、検体を本体内部に運ぶためのものである。これが、POCTの最小構成となる。

(第二の実施形態)
本願のPOCTは、更に、図2に示すように、本体2の内部に、第一のバルブ31と、第二の流路82と、第一の容器41と、第三の流路83と、第二のバルブ32と、第四の流路84と、からなる。
第一の容器41は、POCT使用前(検査前)の状態では真空である。また、第一のバルブ、および、第二のバルブは、検査前は閉じている。外部突出部1により、検体を採取する際、第一のバルブを開けると第一の容器41の真空に吸引されて、検体が第一の流路81および第二の流路82を通過し、第一の容器41に充填される。続いて、第二のバルブを開けると、検体は第四の流路84を通過して、更に本体2の内部に輸送可能となる。このように、本願では、流路とバルブと真空容器を組み合わせて、検体を本体2の内部に自在に輸送することが可能である。
図3は、更に、本体2の内部構造を詳しく説明する図である。
第四の流路84は、更に、第二の容器42に接続し、第二の容器42は、第五の流路85によって第三のバルブ33に接続し、第三のバルブ33は、第六の流路86によって第三の容器43に接続し、第三の容器43は、第七の流路87によって第四のバルブ34に接続し、第四のバルブ34は、第八の流路88によって第四の容器44に接続している。
第二の容器42は、抗体抗原反応を電子的にセンスするための、バイオセンサーチップ7を含んでいる。また、検査前は、たとえば、燐酸緩衝生理食塩水(PhosphateBUFFEREDSaline、以後PBS)などの生理食塩水で充填されている。また、第三のバルブ33および第四のバルブ34は、検査前は閉じている。
バイオセンサーチップ7は、現在各種提案されているものの中から、種々検査の目的に応じて都合の良いものを選べばよい。たとえば、非特許文献2参照。
M. S. Makowski, A. Ivanisevic, SMALL2011、7、No.14、1863−1875 (2011).
第三の容器43および第四の容器44は、POCT使用前(検査前)の状態では真空である。第二のバルブ32および第三のバルブ33を開けると、第五の流路85および第六の流路86を通り、第二の容器内のPBSが第三の容器43に流れ込む。同時に、検体が、第三の流路83および第四の流路84を通り、第一の容器41から第二の容器42に転送される。ここで、第三の容器43の内部容積が第二の容器42の内部容積より十分小さければ、検体とPBSが第二の容器42内で混ざる。第三の容器43の内部容積が第二の容器42の内部容積より十分大きければ、第二の容器42内は検体で満たされる。
通常、バイオセンサーチップ7は、PBSに検体を混入させて動作するよう調整されているので、流路の内部容積まで考慮に入れると、第三の容器43の内部容積、第六の流路86の内部容積、および第七の流路87の内部容積の和は、第二の容器42の内部容積、第四の流路84の内部容積、および第五の流路85の内部容積の和より小さいことが好ましい。
また、流路の内部容積を考慮に入れて、第二の容器42の内部容積と、第三の容器43の内部容積の割合を調節することによって、検体とPBSを所望の濃度で混ぜ合わせることが可能となる。こうして、バイオセンサーチップ7は、適度な濃度で検体溶液の試験を行うことが可能となる。
しかしながら、一連の動作の最中、人為的なエラーで外部突出部1を、検体を採取する対象から外してしまう危険性もある。たとえば、図22のように、外部突出部1を針20であるとし、検体を採取する対象を人体(たとえば腕)とすると、第三のバルブ33を開け、第三の容器43が第二の容器42からPBSを吸い込んでいる途中に誤って腕から針を抜いてしまう可能性がある。このとき、もし第三の容器43の内部容積が大きすぎると、第二の容器42に空気が入り込む可能性がある。したがって、外部突出部1の内部容積、第一から第四の流路81−84の総内部容積、および、第一の容器41の内部容積、の和は、第三の容器43の内部容積、第六の流路86の内部容積、および第七の流路87の内部容積の和より、大きいことが好ましい。
バイオセンサーチップ7による検査が終了した後、第四のバルブ34を開ける。このとき、第四の容器44の内部容積が十分大きければ、外部突出部1から第三の容器43および第七の流路87に残っている全溶液(PBS、検体、PBSと検体の混合溶液)を、第四の容器に吸い取ることが可能となる。
流路まで考慮に入れると、第四の容器44の内部容積は、外部突出部1、第一から第七の流路81―87、および第一から第三の容器41−43の内部容量の和より、大きいことが望ましい。
この条件を満たすとき、検査後、すべての溶液(PBS、検体、あるいは、PBSと検体の混合溶液)が、第四の容器44に収まるので、検査後の滅菌をするための処置を、第四の容器44に対して行えばよいことになる。
これは、予期せぬ部位に検体混合溶液が残っている危険性を抑制し、確実に滅菌するために必要な特徴である。
一例として、図4のように、発熱コイル52を、第四の容器44の周りに巻きつけておけばよい。検査後(廃棄前)に、発熱コイル52に通電し、第四の容器44に集められた検体混合溶液を熱して、可能な限りウィルスを死滅させればよい。このように、発熱するために消費する電力を抑えるには、発熱コイルの大きさをできる限り小さくすることが必要である。
発熱コイル52は、図5のように、少なくとも、第四の容器44の周囲を覆うように、本体2の外周を覆うように設置することが望ましい。
また、なんらかの理由により、第四の容器44の吸引力が十分でない場合、図6および図7のように、本体2の外周全体を、発熱コイル51で覆うことが望ましい。
また、何らかの理由により、第四の容器44内部容量は、外部突出部1、第一から第七の流路81―87、および第一から第三の容器41−43の内部容量の和より、大きいという条件を満たせない場合、図6および図7のように、本体2の外周全体を、発熱コイル51で覆うことが望ましい。また、第一の容器41および第一のバルブ31は、必ずしも本体2に含まなくても良い。これは、本体の定義によるものであって、本発明に関する具体的な実施形態に関係ない。たとえば、図31では、第一のバルブ31と第一の容器41は、本体2の外にあるが、図31に示す装置の一連の構造は、図3に示す装置の一連の構造とまったく同じである。こうして、第一のバルブ31および第一の容器41は、本体から着脱式にすることも可能である。この場合、たとえば、検体溶液を含んだ第一の容器41を、第二のバルブ32を介して、バイオセンサーチップ7を含む第二の容器42に接続すればよい。この場合、外部突出部1は必ずしも必要ではない。更にこの場合、第一の流路81および第一のバルブ31も必ずしも必要ではない。

(第三の実施形態)
図8は、検体採取、検体検査、滅菌(加熱)からなる、本願によるPOCT利用手順をまとめたものである。
まず、外部突出部1を、検体を採取する対象物に挿入する。続いて、第一のバルブ31を開け、第二のバルブ32を開け、第三のバルブ33を開け、外部突出部1を、検体を採取する対象物から取り外し(検体採取装置取り外し)、第二の容器42で反応検査を行う。続いて、第四のバルブ34を開け、発熱コイル51あるいは52を用いて、加熱殺菌する。検査結果を出力した後、必要に応じて出力データを保存・転送し、その後でPOCTを適切に廃棄する。
あるいは、図9のように、外部突出部1を、検体を採取する対象物に挿入する。続いて、第一のバルブ31を開け、第二のバルブ32を開け、第三のバルブ33を開け、第二の容器42で反応検査を行い、外部突出部1を、検体を採取する対象物から取り外し(検体採取装置取り外し)、第四のバルブ34を開ける。続いて、発熱コイル51あるいは52を用いて、加熱殺菌する。検査結果を出力した後、必要に応じて出力データを保存・転送し、その後でPOCTを適切に廃棄する。
図8と図9の手順の違いは、(検体採取装置の取り外し)の工程と、反応検査の工程の順序を入れ替えたところである。すなわち、上述したように、本願では、反応検査前に誤って検体採取装置を取り外しても、空気が第二の容器42に混入しないように設計されている。
これは、「外部突出部1の内部容積、第一の流路81の内部容積、第二の流路82の内部容積、第一の容器41の内部容積、第三の流路83の内部容積、および、第四の流路84の内部容積、の和は、第三の容器43の内部容積、第六の流路86の内部容積、および第七の流路87の内部容積の和より、大きい」という条件を満たすことにより可能となる。

(第四の実施形態)
第四の容器44を省略した場合の実施形態を、図10−図13を用いて説明する。
図12は、本実施形態における、一連の作業手順を簡単に示したものである。ここでの特徴は、(検体採取装置の取り外し)工程の後に、第三のバルブ33を開けることである。
ここで、第六の流路86および第三の容器43の内部容積の和は、外部突出部1、第一から第四の流路81−84、および、第一の容器41の内部容積の和より、小さいとする。これは、検査時にバイオセンシングチップ7が空気に触れないようにするためである。
図11に示すように、少なくとも、第二の容器42、第三の容器43、および、第四から第六の流路84−86が、発熱コイル51により覆われていることが望ましい。
より安全には、図6のように、本体2の全体が、発熱コイル51により覆われていることが望ましい。

(第五の実施形態)
図10の第一から第三の容器41−43、もしくは、図3の第一から第四の容器41−44は、全体像を説明するために、矩形であった。しかしながら、これは本願の本質にかかわる特徴ではない。
本願では、バルブを順次開けることにより、真空容器の吸引力を用いて、検体を含む混合溶液を、検査後効率よく所望の部位に集めることを目的としている。
この目的のためには、図10の第一から第三の容器41−43、もしくは、図3の第一から第四の容器41−44は、図13の容器40に代表されるように、丸みを帯びた形状とすることが望ましい。この容器40は、本願を構成するすべての容器を代表するものである。また、容器40の両端は、流路801および流路802に接続している。流路801は、バルブ301に接続し、バルブ301は、流路800に接続している。一方、流路802は、バルブ302に接続し、バルブ302は、流路803に接続している。
容器が丸みを帯びている必要を、図14から図17を用いて説明する
図14に示すように、容器400の一角を矩形に変形する。検査ターゲット6(アミノ酸やウィルスなどの抗原)が、この矩形部分に付着すると、直に交わった垂直面が検査ターゲット6を固定させるため、流路を通じて真空容器につながるバルブを開き、吸引してもウィルス等が容器内に残留しやすくなる。
たとえば、図15のように、ある角度で流れが検査ターゲット6にあたるとしよう。図中矢印のように接触面に垂直に反発力が働くが、二つの接触面が垂直であるため、どの角度で流れが来ても検査ターゲットがはがれにくい。図16のように、接触面同士の法線の交わる角度(α)が、90度より小さくなると、同じ流れに対しても、検査ターゲットに働く反発力が接触面に対して垂直でなくなるため、はがれやすくなる。こうして、図17に示すように、容器のすべての内壁が滑らかに丸みを帯びるとき、検査ターゲットが容器内に残留しにくくなると言える。

(第六の実施形態)
バルブが4つある上記実施形態において、検体を含む溶液をすべて第四の容器に集めた後、加熱する前に、少なくとも第四のバルブを閉じることが望ましい。加熱す前に、さらに、第一から第三のバルブを閉じることが望ましい。図23には、加熱前に、第一から第四のバルブを閉じる工程の実施例を示している。検体採取装置取り外しの前の工程は、図8および図9に示したのと、同様である。
この工程は、針から逆流して、検体を含む溶液が漏れ出るのを防ぐためである。ただし、この工程を採用する場合、沸騰して本体内部の圧力が上昇すると破裂の危険性があるので、加熱温度は100℃より低く設定するものとする。

(第七の実施形態)
バルブが3つある上記実施形態において、検体を含む溶液をすべて第三の容器に集めた後、加熱する前に、少なくとも第三のバルブを閉じることが望ましい。加熱す前に、さらに、第一および第二のバルブを閉じることが望ましい。図24には、加熱前に、第一から第三のバルブを閉じる工程の実施例を示している。検体採取装置取り外しの前の工程は、図12に示したのと、同様である。ただし、この工程を採用する場合、沸騰して本体内部の圧力が上昇するのを防ぐため、加熱温度は100℃より低く設定するものとする。
こうして、本願によれば、生体検査後の検体を含む混合溶液を、本体2の最奥部に集め、効率良く滅菌することが可能となる。
本体2内部の装置を構成する容器、例えば、容器40−44の内壁の曲率を測定すれば、検査ターゲット6に対する接触面同士の法線のなす角(α)の度数分布が得られる。図18のように、この度数分布が、−90度から+90度の間に収まる場合、検査ターゲット6が容器内壁に残留する確率が抑えられる。言い換えると、検査ターゲット6に対する接触面同士の法線のなす角(α)の度数分布が、−90度から+90度の間に収まるように、容器内壁の形状を設計することが望ましい。図19および図20は、この条件を満たす度数分布の他の例である。このように、分布のピークの数によらず、分布が−90度から+90度の間に収まっていることが望ましい。すなわち、本体2を構成するすべての容器の内壁の任意の距離にある2点での法線のなす角(α)の最小値が、―90度より大きく、最大値が+90度より小さい、ことが望ましい。
本体2内部の装置を構成する部品、例えば、流路81−88、および、800−802、バルブ31−34、301、および、302、容器40−44、などの基本構造は、MICRO ELECTRO MECHANICAL SYSTEMS (MEMS)などの方法を使って加工・作成可能である。
この発明によれば、生体検査後の検体混合溶液を、POCT本体の最奥部に集め、効率よく滅菌することが可能となる。

(第八の実施形態)
上記のように、発熱コイル51、52を用いて、本発明の実施形態のいくつかを説明してきた。しかしながら、本発明は、発熱コイル51、52によって限定されるものでなく、上記発熱コイル51、52を、たとえば、シリコーンラバーベルトヒーター、セラミックファイバーヒーター、MIEバンドヒーター、電磁誘導加熱装置などの各種発熱装置に置き換えることも可能である。これらの変更においても、本発明の本質にはなんら影響はなく、そのほかの対応する詳細な条件に変更はないので、細かい説明は割愛する。図25は、発熱コイル51を、シリコーンラバーベルトヒーター510に置き換えたものである。図26は、発熱コイル52を、シリコーンラバーベルトヒーター520に置き換えたものである。図27は、発熱コイル51を、セラミックファイバーヒーター511に置き換えたものである。図28は、発熱コイル52を、セラミックファイバーヒーター521に置き換えたものである。シリコンラバーヒーター510、520と、セラミックファイバーヒーター511、521との差は、図面上ヒーターの厚みのみであるが、シリコンラバーに比べてセラミックファイバーはより硬質である点で異なる。図29は、発熱コイル51を、バンドヒーターに置き換えたものである。図30は、発熱コイル52を、バンドヒーターに置き換えたものである。バンドヒーターは、耐久性を上げるために発熱バンドを更にステンレス等の金属コイルでカバーした構造を持っている。MIEバンドヒーターと呼ばれることもある。電磁誘導加熱装置は、図面上は、発熱コイル51、52を示す図6、図5と変わりがないので図面は省略する。発熱コイルと異なる点は、高周波交流電流を印加するところである。高周波電流によって電磁誘導を起こし、コイルに囲まれた容器内部の液体の温度を上昇させるものである。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
滅菌機能を搭載することにより、携帯型ウィルス検査装置の使い勝手を大幅に改善することが可能となる。
本願の全体像の一例を示す図である。 POCTの内部構造の一部を示す図である。 POCTの内部構造の一例を示す図である。 POCTの内部構造の一例と、滅菌装置の一例(発熱コイル)を示す図である。 滅菌装置の一例(発熱コイル)を示す図である。 滅菌装置の一例(発熱コイル)を示す図である。 滅菌装置の一例(発熱コイル)を示す図である。 本願のPOCTを用いた検査の工程の一例を示す図である 本願のPOCTを用いた検査の工程の一例を示す図である。 POCTの内部構造の一例を示す図である。 POCTの内部構造の一例と、滅菌装置の一例(発熱コイル)を示す図である。 本願のPOCTを用いた検査の工程の一例を示す図である。 POCTの内部構造の一部を示す図である。 本願の効果の一例を説明するための構造を示す図である。 本願の効果の一例を説明するための構造を示す図である。 本願の効果の一例を説明するための構造を示す図である。 POCTの内部構造の一部を示す図である 本願の効果を発揮するための条件を説明するための図である。 本願の効果を発揮するための条件を説明するための図である。 本願の効果を発揮するための条件を説明するための図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の検査方法の一例を示す図である。 本願の検査方法の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。 本願の全体像の一例を示す図である。
1 外部突出部
2 本体
31 第一のバルブ
32 第二のバルブ
33 第三のバルブ
34 第四のバルブ
301 一方のバルブ
302 他方のバルブ
40、400 容器
41 第一の容器
42 第二の容器
43 第三の容器
44 第四の容器
51、52 発熱コイル
6 検査ターゲット
7 バイオセンサーチップ
800、801、802 流路
81 第一の流路
82 第二の流路
83 第三の流路
84 第四の流路
85 第五の流路
86 第六の流路
87 第七の流路
88 第八の流路
9 ジョイント部
10 検体採取装置
20 針
510、520 シリコンラバーヒーター
511、521 セラミックファイバーヒーター
512、522 バンドヒーター

Claims (15)

  1. 第三の流路によって第二のバルブに接続する第一の容器と、内部には液体成分検査用チップが設置される第二の容器と、少なくとも前記第二のバルブを有する本体と発熱装置とから構成され、前記第二の容器は、第四の流路によって前記第二のバルブに接続し、第五の流路によって第三のバルブに接続し、前記第三のバルブは、第六の流路によって第三の容器に接続し、前記本体は前記発熱装置により覆われていることを特徴とする、液体成分検査装置。
  2. 前記第一の容器と、第二の流路によって前記第一の容器と接続する第一のバルブと、第一の流路によって前記第一のバルブと接続する外部突出部と、を構成要素とすることを特徴とする、請求項1記載の液体成分検査装置。
  3. 前記外部突出部は、検体採取装置、および、前記検体採取装置を装着するためのジョイント部と、を構成要素とする、ことを特徴とする、請求項2記載の液体成分検査装置。
  4. 前記外部突出部の先端は、針状に加工されている、ことを特徴とする、請求項2記載の液体成分検査装置。
  5. 前記第二の容器の内部容積は前記第一の容器の内部容積より大きいことを特徴とする、請求項1記載の液体成分検査装置。
  6. 前記第二の容器の内部には、生理食塩水が充填されている、ことを特徴とする、請求項5記載の液体成分検査装置。
  7. 前記第三の容器の内部容積および前記第六の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さい、ことを特徴とする、請求項5記載の液体成分検査装置。
  8. 少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路が、前記発熱装置により覆われていることを特徴とする、請求項6記載の液体成分検査装置。
  9. 前記第三の容器は、第七の流路によって第四のバルブに接続し、前記第四のバルブは、第八の流路によって第四の容器に接続し、
    前記第四の容器の内部容積が、前記外部突出部の内部容積、前記第一の容器の内部容積、前記第二の容器の内部容積、前記第三の容器の内部容積、前記第一から第8の流路の総内部容積、の和、より大きく、
    前記第三の容器の内部容積、前記第六の流路の内部容積、および前記第七の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さい、
    ことを特徴とする、請求項6記載の液体成分検査装置。
  10. 少なくとも、前記第四の容器が、前記発熱装置により覆われていることを特徴とする、請求項9記載の液体成分検査装置。
  11. 本体、および、外部突出部と、から構成され、前記外部突出部は、第一の流路によって前記本体内部の第一のバルブと接続し、前記第一のバルブは、第二の流路によって第一の容器と接続し、前記第一の容器は、第三の流路によって第二のバルブと接続し、

    前記第二のバルブは、第四の流路によって第二の容器に接続し、前記第二の容器の内部容積は、前記第一の容器の内部容積より大きく、前記第二の容器の内部には液体成分検査用チップが設置され、

    前記第二の容器の内部には、生理食塩水が充填され、

    前記第二の容器は、第五の流路によって第三のバルブに接続し、前記第三のバルブは、第六の流路によって第三の容器に接続し、
    前記第三の容器の内部容積および前記第六の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さく、

    少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路が、前記発熱装置により覆われており、

    前記外部突出部の先端は、装着、もしくは、加工により設置される、検体採取のための末端装置であり、液体成分検査装置の一部を構成し、

    前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、
    前記第一のバルブを開放し、
    前記第二のバルブを開放し、
    前記末端装置を前記対象体から取り出し、
    前記第三のバルブを開放し、
    前記発熱装置により、少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路
    を加熱する、

    ことを特徴とする、液体成分検査装置の使用方法。
  12. 本体、および、外部突出部と、から構成され、前記外部突出部は、第一の流路によって前記本体内部の第一のバルブと接続し、前記第一のバルブは、第二の流路によって第一の容器と接続し、前記第一の容器は、第三の流路によって第二のバルブと接続し、

    前記第二のバルブは、第四の流路によって第二の容器に接続し、前記第二の容器の内部容積は前記第一の容器の内部容積より大きく、前記第二の容器の内部には液体成分検査用チップが設置され、

    前記第二の容器の内部には、生理食塩水が充填され、

    前記第二の容器は、第五の流路によって第三のバルブに接続し、前記第三のバルブは、第六の流路によって第三の容器に接続し、

    前記第三の容器は、第七の流路によって第四のバルブに接続し、前記第四のバルブは、第八の流路によって第四の容器に接続し、
    前記第四の容器の内部容積が、前記外部突出部の内部容積、前記第一の容器の内部容積、および前記第二容器の内部容積、前記第三の容器の内部容積、前記第一から第8の流路の総内部容積、の和、より大きく、
    前記第三の容器の内部容積、前記第六の流路の内部容積、および前記第七の流路の内部容積の和は、前記外部突出部の内部容積、前記第一から第四の流路の総内部容積、および前記第一の容器の内部容積の和、より小さく、

    少なくとも、前記第四の容器が、前記発熱装置に覆われており、

    前記外部突出部の先端は、装着、もしくは、加工により設置される、検体採取のための末端装置であり、液体成分検査装置の一部を構成し、

    前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、
    前記第一のバルブを開放し、
    前記第二のバルブを開放し、
    前記第三のバルブを開放し、
    前記末端装置を、検体を採取する対象体から取り出し、
    前記第四のバルブを開放し、
    前記前記発熱装置により前記第四の容器を加熱する、

    ことを特徴とする、液体成分検査装置の使用方法。
  13. 複数の流路、複数のバルブ、複数の容器からなる本体、および、外部突出部と、から構成され、前記外部突出部は、第一の流路によって前記本体内部の第一のバルブと接続し、前記第一のバルブは、第二の流路によって第一の容器と接続し、前記第一の容器は、第三の流路によって第二のバルブと接続し、前記第二のバルブは、第四の流路によって、さらに、本体内部構造と接続し、前記本体を構成するすべての容器の内壁の任意の距離にある2点での法線のなす角の最小値が−90度より大きく、最大値が+90度より小さい、
    ことを特徴とする、請求項1記載の液体成分検査装置。
  14. 前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、
    前記第一のバルブを開放し、
    前記第二のバルブを開放し、
    前記末端装置を前記対象体から取り出し、
    前記第三のバルブを開放し、
    少なくとも前記第三のバルブを閉じ、
    前記発熱装置により、少なくとも、前記第二の容器、前記第三の容器、および、前記第四から第六の流路
    を加熱し、
    ただし、加熱設定温度を100℃以下とする、

    ことを特徴とする請求項11記載の液体成分検査装置の使用方法。
  15. 前記末端装置を、検体を採取する対象体に挿入し、
    前記第一のバルブを開放し、
    前記第二のバルブを開放し、
    前記第三のバルブを開放し、
    前記末端装置を、検体を採取する対象体から取り出し、
    前記第四のバルブを開放し、
    少なくとも、前記第四のバルブを閉じ、
    前記発熱装置により前記第四の容器を加熱し、
    ただし、加熱温度を100℃以下とする、
    ことを特徴とする請求項12記載の液体成分検査装置の使用方法。


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