JP2017117569A - 電力供給システム及び電力供給方法 - Google Patents

電力供給システム及び電力供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力線に直列接続されている複数のスレーブECU(監視ECU)に、電力線と通信線を用いて、接続順に識別値を設定できる電力供給システム及び電力供給方法を提供する。【解決手段】電力線7a、7b、7cに直列接続されるマスタECU1aとスレーブECU1b、1c、1dとを備える電力供給システムであって、スレーブECU1b、1c、1dは、電力線の接続と遮断をする切替部4b、4c、4dと、電力供給がされると、マスタECU1a又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECU1b、1c、1dから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定し、切替部4b、4c、4dを接続させて隣接する下流側のスレーブECU1b、1c、1dに電力供給をさせる処理部2a、2b、2c、2dと、を備える電力供給システムである。【選択図】図1

Description

本発明は、電力線に直列接続させる複数のECU(Electronic Control Unit)を備える電力供給システム及び電力供給方法に関する。
従来、電池パックは電池を監視するために複数のECUを有し、それらのECUは電力線に直列接続(デイジーチェーン)されている。複数のECUへの電力供給は、電力線の一方端に接続され、電力源から電力供給される上流側ECUから、電力線の他方端に向かい、上流側ECUより下流に設けられている下流側ECUそれぞれに接続順に電力供給がされる。なお、電池パックでは、上流側ECUを制御ECUとし、下流側ECUを監視ECUとして用いている。監視ECUは電池の状態を監視し、制御ECUは監視ECUから受信した電池の状態情報に基づいて監視ECUを制御する。
また、制御ECUと監視ECUとの通信は、例えば、CAN(Controller Area Network)などを用いて行われている。ところが、電力線に直列接続される監視ECUに、接続順に識別値(監視ECUを識別するための情報)を設定することは、CANを用いた通信だけではできない。そこで、従来の電力供給システムでは、監視ECUに識別値を設定するための専用信号線を設け、制御ECUと監視ECUそれぞれを、電力線に接続したのと同じ接続順で専用信号線に接続し、接続順に監視ECUに識別値を設定する方法が提案されている。
関連する技術として、例えば特許文献1、2には、専用信号線を用いて監視ECUに識別値を設定する電力供給システムについての記載がある。
特開2012−244794号公報 特開2015−055503号公報
しかしながら、専用信号線を用いると、電力線及び通信線(CANなど)の他に配線が増えるため、専用信号線を設けるために必要な部材費、及び、組み立て後に専用信号線を検査する検査費が発生し、電池パックの価格上昇につながる。
本発明の一側面に係る目的は、電力線に直列接続されている複数のスレーブECU(監視ECU)に、電力線と通信線だけを用いて、接続順に識別値を設定できる電力供給システム及び電力供給方法を提供することである。
本発明に係る一つの形態である、電力線に直列接続されるマスタECUとスレーブECUとを備える電力供給システムにおいて、スレーブECUは切替部と処理部を有する。
切替部は、電力線の接続と遮断をする。
処理部は、電力供給がされると、マスタECU又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECUから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定し、切替部を接続させて隣接する下流側のスレーブECUに電力供給をさせる。
また、スレーブECUに設定される識別値は、スレーブECUが電力線に接続される接続順に基づいて識別値を増加又は減少させて設定される。
スレーブECUに設定される識別値は、識別値とスレーブECUが電力線に接続される接続順を示す接続値とが関連付けられた識別値設定情報を用いて設定される。
また、スレーブECUは電池の状態監視をする監視ECUで、マスタECUは監視ECUを制御する制御ECUである。
本発明に係る他の形態である、電力線に直列接続されるマスタECUとスレーブECUとを備える電力供給システムの電力供給方法では、スレーブECUは、電力供給がされると、マスタECU又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECUから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定し、スレーブECUに備えられる電力線の接続と遮断をする切替部を接続し、隣接する下流側のスレーブECUに電力供給をする。
電力線に直列接続されている複数のスレーブECU(監視ECU)に、電力線と通信線だけを用いて、接続順に識別値を設定できる。
電池パックにおける電力供給システムの構成の一実施例を示す図である。 識別値設定情報のデータ構造の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、電池パックにおける電力供給システムの一実施例を示す図である。図1の電力供給システムは、不図示の電池の状態監視をするスレーブECU1b、1c、1d(監視ECU)と、スレーブECU1b、1c、1dを制御するマスタECU1a(制御ECUあるいはマスタ監視ECU)と、電力配線7a、7b、7cと、を用いて電力線を直列接続する構成である。電力供給システムでは、上流側に設けられているマスタECU1aから、マスタECU1aより下流側に設けられているスレーブECU1b、1c、1dに、接続順に電力供給がされる。
また、マスタECU1aが制御ECUである場合、マスタECU1aは自身が直接電池の状態監視をせず、監視ECUから受信した電池の状態情報に基づいて、監視ECUの制御を行う。マスタECU1aが監視ECUの一つである場合(マスタ監視ECU)、マスタECU1aは電池の状態監視をするとともに、他の監視ECUの制御を行う。ここで、マスタECU1aとスレーブECU1b、1c、1dとは通信配線10を介して通信をする。通信として、例えば、CANを用いた通信などが考えられる。
なお、実施形態1ではマスタECU1a、スレーブECU1b、1c、1dを用いて説明をするが、ECUの数は四つに限定されるものではない。
マスタECU1aについて説明する。
マスタECU1aは、処理部2a、電力部3a、切替部4a、電力配線5a、コネクタ6aを有する。
処理部2aは、不図示の電力源から電力供給がされると立ち上がり、マスタECU1aに設けられる切替部4aを制御するための不図示の制御配線を用いて、切替部4aを遮断から接続にさせる。
また、処理部2aは、電力供給がされたスレーブECU1b、1c、1dの処理部2b、2c、2dと通信可能で、スレーブECU1b、1c、1dに識別値を設定するための識別値設定指示を送信する。
電力部3aは、電力配線5aと接続され、不図示の電力源から電力供給される電圧を変換して処理部2aなどの周辺回路に電力供給をする。
切替部4aは、一方の端子が電力配線5aを介してコネクタ6aと接続され、他方の端子が電力配線5aを介して電力部3aに接続される。また、切替部4aは、処理部2aにより接続と遮断が切り替えられる。なお、切替部4aは、例えば、スイッチ、リレーなどである。
電力配線5aは、電力線の一部を構成する配線で、例えば、マスタECU1aが有する基板上に配線される配線パターンなどである。
コネクタ6aは、電力配線7aのコネクタ8aと接続される。
通信部9aは、処理部2aに設けられ、通信配線10を介してスレーブECU1b、1c、1dの通信部9b、9c、9dと通信をする。
スレーブECU1b、1c、1dについて説明する。
スレーブECU1bは、処理部2b、電力部3b、切替部4b、電力配線5b、コネクタ6b1、6b2を有する。
処理部2bは、切替部4aが接続され、マスタECU1aからスレーブECU1bに電力供給がされると立ち上がり、マスタECU1aから通信配線10を介して送信される識別値設定指示(スレーブECU1bに識別値を設定するための指示)を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。このとき、切替部4bは遮断状態であり、下流のスレーブECU1c、1dにはまだ電力供給がされていないため、マスタECU1aに接続されているスレーブECU1bのみが識別値設定指示を受信できる。従って、スレーブECU1bに接続順に識別値が設定できる。
続いて、処理部2bは、切替部4bを遮断から接続にさせ、隣接する下流側のスレーブECU1cに、スレーブECU1bから電力供給をさせる。処理部2bは、スレーブECU1bに設けられる切替部4bを制御するための不図示の制御配線を用いて、切替部4bを接続させる。
また、処理部2bは、電力供給がされたマスタECU1a、スレーブECU1c、1dの処理部2a、2c、2dと通信をする。
電力部3bは、電力配線5bと接続され、電力線から電力供給される電圧を変換して処理部2bなどの周辺回路に電力供給をする。
切替部4bは、一方の端子が電力配線5bを介してコネクタ6b1と接続され、他方の端子が電力配線5bを介して電力部3b及びコネクタ6b2と接続される。また、切替部4bは、処理部2bにより接続と遮断が切り替えられる。なお、切替部4bは、例えば、スイッチ、リレーなどである。
電力配線5bは、電力線の一部を構成する配線で、例えば、スレーブECU1bが有する基板上に配線される配線パターンなどである。
コネクタ6b1は、電力配線7bのコネクタ8b1と接続される。コネクタ6b2は、電力配線7aのコネクタ8b2と接続される。
通信部9bは、処理部2bに設けられ、処理部2a、2c、2dの通信部9a、9c、9dと通信をする。
スレーブECU1bの動作について説明する。
スレーブECU1bは、マスタECU1aから電力供給がされると、マスタECU1aから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。すなわち接続順にスレーブECU1bに識別値が設定できる。
続いて、スレーブECU1bは、スレーブECU1bに備えられる電力線の接続と遮断をする後述する切替部4bを接続し、スレーブECU1bに隣接する下流側のスレーブECU1cに電力供給をする。
スレーブECU1cは、処理部2c、電力部3c、切替部4c、電力配線5c、コネクタ6c1、6c2を有する。
処理部2cは、切替部4bが接続され、スレーブECU1bからスレーブECU1cに電力供給がされると立ち上がり、マスタECU1a又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECU1bから通信配線10を介して送信される識別値設定指示(スレーブECU1cに識別値を設定するための指示)を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。このとき、スレーブECU1bには既に識別値が設定され、切替部4cは遮断状態であり、下流のスレーブECU1dにはまだ電力供給がされていないため、識別値の設定対象はスレーブECU1bに接続されているスレーブECU1cのみとなる。従って、スレーブECU1cに接続順に識別値が設定される。
続いて、処理部2cは、切替部4cを接続させて隣接する下流側のスレーブECU1dに、スレーブECU1cから電力供給をさせる。処理部2cは、スレーブECU1cに設けられる切替部4cを制御するための不図示の制御配線を用いて、切替部4cを遮断から接続にさせる。
また、処理部2cは、電力供給がされたマスタECU1a、スレーブECU1b、1dの処理部2a、2b、2dと通信をする。
電力部3cは、電力配線5cと接続され、電力線から電力供給される電圧を変換して処理部2cなどの周辺回路に電力供給をする。
切替部4cは、一方の端子が電力配線5cを介してコネクタ6c1と接続され、他方の端子が電力配線5cを介して電力部3c及びコネクタ6c2と接続される。また、切替部4cは、処理部2cにより接続と遮断が切り替えられる。なお、切替部4cは、例えば、スイッチ、リレーなどである。
電力配線5cは、電力線の一部を構成する配線で、例えば、スレーブECU1cが有する基板上に配線される配線パターンなどである。
コネクタ6c1は、電力配線7cのコネクタ8c1と接続される。コネクタ6c2は、電力配線7bのコネクタ8c2と接続される。
通信部9cは、処理部2cに設けられ、処理部2a、2b、2dの通信部9a、9b、9dと通信をする。
スレーブECU1cの動作について説明する。
スレーブECU1cは、スレーブECU1bから電力供給がされると、マスタECU1a又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECU1bから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。すなわち接続順にスレーブECU1cに識別値が設定できる。
続いて、スレーブECU1cは、スレーブECU1cに備えられる電力線の接続と遮断をする後述する切替部4cを接続し、スレーブECU1cに隣接する下流側のスレーブECU1dに電力供給をする。 スレーブECU1dは、処理部2d、電力部3d、切替部4d、電力配線5d、コネクタ6d1、6d2を有する。
処理部2dは、切替部4cが接続され、スレーブECU1cからスレーブECU1dに電力供給がされると立ち上がり、マスタECU1a又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECU1cから通信配線10を介して送信された識別値設定指示(スレーブECU1dに識別値を設定するための指示)を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。このとき、スレーブECU1b、1cは既に識別値が設定されているので、識別値の設定対象はスレーブECU1cに接続されているスレーブECU1dのみとなる。従って、スレーブECU1dに接続順に識別値が設定される。
また、処理部2dは、電力供給がされたマスタECU1a、スレーブECU1b、1cの処理部2a、2b、2dと通信をする。
電力部3dは、電力配線5dと接続され、電力線から電力供給される電圧を変換して処理部2dなどの周辺回路に電力供給をする。
切替部4dは、一方の端子が電力配線5dを介してコネクタ6d1と接続され、他方の端子が電力配線5dを介して電力部3d及びコネクタ6d2と接続される。また、切替部4dは、処理部2dにより接続と遮断が切り替えられる。なお、切替部4dは、例えば、スイッチ、リレーなどである。また、図1では切替部4dが示されているが、スレーブECU1d(最下流に配置されるスレーブECU)においては、電力線を直列接続する場合、切替部4dは設けなくてもよい。
電力配線5dは、電力線の一部を構成する配線で、例えば、スレーブECU1dが有する基板上に配線される配線パターンなどである。
コネクタ6d2は、電力配線7cのコネクタ8d2と接続される。なお、図1ではコネクタ6d1が示されているが、スレーブECU1d(最下流に配置されるスレーブECU)においては、電力線を直列接続する場合、コネクタ6d1は設けなくてもよい。
通信部9dは、処理部2dに設けられ、処理部2a、2b、2cの通信部9a、9b、9cと通信をする。
スレーブECU1dの動作について説明する。
スレーブECU1dは、スレーブECU1cから電力供給がされると、マスタECU1a又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECU1cから送信される識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に基づいて識別値を設定する。すなわち接続順にスレーブECU1dに識別値を設定できる。
なお、以上の説明では電力線を直列接続にする場合について説明したが、電力線を環状接続してもよい(環状デイジーチェーン)。その場合には、マスタECU1aの回路構成をスレーブECU1b、1c、1dと同じ構成にし、スレーブECU1dのコネクタ6d1と、マスタECU1aのコネクタ6aの他に設ける電力線に接続されるコネクタと、を電力配線を用いて接続する。
また、スレーブECU1b、1c、1dに設定される識別値は、スレーブECU1b、1c、1dが電力線に接続される接続順に基づいて識別値を増加又は減少させて設定してもよい。識別値を増加させる場合、スレーブECU1b、1c、1dに設定する識別値は、例えば、スレーブECU1b→識別値「1」、スレーブECU1c→識別値「2」、スレーブECU1d→識別値「3」などが考えられる。ただし、識別値は必ずしも「1」増加させる必要はなく、予め決められた値増加させてもよい。また、識別値を減少させる場合、スレーブECU1b、1c、1dに設定する識別値は、例えば、スレーブECU1b→識別値「3」、スレーブECU1c→識別値「2」、スレーブECU1d→識別値「1」などが考えられる。ただし、識別値は必ずしも「1」減少させる必要はなく、予め決められた値減少させてもよい。
次に識別値設定情報を用いた識別値の設定方法について説明する。
スレーブECU1b、1c、1dに設定される識別値は、識別値とスレーブECU1b、1c、1dが電力線に接続される接続順(電力供給される順)を示す接続値とが関連付けられた識別値設定情報を用いて設定される。その場合、識別値の設定方法として、以下の(1)−(4)の方法が考えられる。(1)(2)の方法では、マスタECU1aだけが識別値設定情報を有する。(3)(4)の方法では、マスタECU1a及びスレーブECU1b、1c、1dそれぞれが識別値設定情報を有する。
(1)の方法では、電力源からマスタECU1aに電力供給がされると、処理部2aが立ち上がる。処理部2aは、スレーブECU1bに電力供給をするために切替部4aを接続させる。スレーブECU1bにはマスタECU1aから電力供給がされ、処理部2bが立ち上がる。
処理部2aは、接続値(初期値)を用いて、自身の識別値設定情報を参照し、処理部2bに設定する識別値を検出する。例えば、図2に示すように識別値設定情報201が、接続値「1」「2」「3」に、識別値「3」「5」「2」が関連付けられている場合、接続値の初期値として接続値「1」を用いて、接続値「1」に関連付けられる識別値「3」を検出する。図2は、識別値設定情報201のデータ構造の一実施例を示す図である。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2bに送信する。
処理部2bは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、処理部2bに識別値が設定されたことを示す識別値設定完了指示を、処理部2bから処理部2aに送信する。また、処理部2bはスレーブECU1cに電力供給をするために切替部4bを接続させる。
処理部2aは、処理部2bから識別値設定完了指示を受信すると、処理部2aは識別値設定完了指示に基づいて、電力供給がされたスレーブECU1cに設定する識別値を検出する。例えば、識別値設定完了指示を受信すると、初期値だった接続値を「1」から「2」に変更し、接続値「2」に関連付けられる識別値「5」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2cに送信する。
処理部2cは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、処理部2cに識別値が設定されたことを示す識別値設定完了指示を、処理部2cから処理部2aに送信する。また、処理部2cはスレーブECU1dに電力供給をするために切替部4cを接続させる。
処理部2aは、処理部2cから識別値設定完了指示を受信すると、処理部2aは識別値設定完了指示に基づいて、電力供給がされたスレーブECU1dに設定する識別値を検出する。例えば、識別値設定完了指示を受信すると、現在の接続値を「2」から「3」に変更し、接続値「3」に関連付けられる識別値「2」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2dに送信する。
処理部2dは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、処理部2dに識別値が設定されたことを示す識別値設定完了指示を、処理部2dから処理部2aに送信する。
(2)の方法では、電力源からマスタECU1aに電力供給がされると、処理部2aが立ち上がり、処理部2aはスレーブECU1bに電力供給をするために切替部4aを接続させる。スレーブECU1bにはマスタECU1aから電力供給がされ、処理部2bが立ち上がる。
処理部2bが立ち上がると、処理部2bは識別値を送るよう設定要求指示を処理部2aに送信する。
処理部2aは、処理部2bから最初の設定要求指示を受信すると、接続値(初期値)を用いて、識別値設定情報を参照し、スレーブECU1bに設定する識別値を検出する。例えば、図2に示すように識別値設定情報201が、接続値「1」「2」「3」に、識別値「3」「5」「2」が関連付けられている場合、接続値の初期値として接続値「1」を用いて、接続値「1」に関連付けられる識別値「3」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2bに送信する。
処理部2bは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、スレーブECU1cに電力供給をするために切替部4bを接続させる。スレーブECU1cにはスレーブECU1bから電力供給がされ、処理部2cが立ち上がる。
処理部2cが立ち上がると、処理部2cは識別値を送るよう設定要求指示を処理部2aに送信する。
処理部2aは、処理部2cから二番目の設定要求指示を受信すると、処理部2aは設定要求指示に基づいて、電力供給がされたスレーブECU1cに設定する識別値を検出する。例えば、設定要求指示を受信すると、初期値だった接続値を「1」から「2」に変更し、接続値「2」に関連付けられる識別値「5」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2cに送信する。
処理部2cは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、スレーブECU1dに電力供給をするために切替部4cを接続させる。スレーブECU1dにはスレーブECU1cから電力供給がされ、処理部2dが立ち上がる。
処理部2dが立ち上がると、処理部2dは識別値を送るよう設定要求指示を処理部2aに送信する。
処理部2aは、処理部2dから三番目の設定要求指示を受信すると、処理部2aは設定要求指示に基づいて、電力供給がされたスレーブECU1dに設定する識別値を検出する。例えば、設定要求指示を受信すると、現在の接続値を「2」から「3」に変更し、接続値「3」に関連付けられる識別値「2」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2dに送信する。
処理部2dは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定する。
(3)の方法では、電力源からマスタECU1aに電力供給がされると、処理部2aが立ち上がり、処理部2aはスレーブECU1bに電力供給をするために切替部4aを接続させる。スレーブECU1bにはマスタECU1aから電力供給がされ、処理部2bが立ち上がる。
処理部2aは、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、スレーブECU1bに設定する識別値(初期値)を検出する。例えば、図2に示すように識別値設定情報201が、接続値「1」「2」「3」に、識別値「3」「5」「2」が関連付けられている場合、識別値として初期値「3」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2bに送信する。
処理部2bは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、スレーブECU1cに電力供給するために切替部4bを接続させる。スレーブECU1cにはスレーブECU1bから電力供給がされ、処理部2cが立ち上がる。
処理部2bは、設定した識別値を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2cに設定する識別値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した識別値「3」に関連付けられる接続値は接続値「1」なので、接続値「1」の次の接続値である接続値「2」に関連付けられる識別値「5」を検出する。
続いて、処理部2bは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2cに送信する。
処理部2cは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定すると、スレーブECU1dに電力供給するために切替部4cを接続させる。スレーブECU1dにはスレーブECU1cから電力供給がされ、処理部2dが立ち上がる。
処理部2cは、設定した識別値を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2dに設定する識別値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した識別値「5」に関連付けられる接続値は接続値「2」なので、接続値「2」の次の接続値である接続値「3」に関連付けられる識別値「2」を検出する。
続いて、処理部2cは、検出した識別値を有する識別値設定指示を処理部2dに送信する。
処理部2dは、識別値設定指示を受信し、受信した識別値設定指示に含まれる識別値を設定する。
(4)の方法では、電力源からマスタECU1aに電力供給がされると、処理部2aが立ち上がり、処理部2aはスレーブECU1bに電力供給をするために切替部4aを接続させる。スレーブECU1bにはマスタECU1aから電力供給がされ、処理部2bが立ち上がる。
処理部2aは、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2bに送信する接続値(初期値)を検出する。例えば、図2に示すように識別値設定情報201が、接続値「1」「2」「3」に、識別値「3」「5」「2」が関連付けられている場合、接続値として初期値「1」を検出する。
続いて、処理部2aは、検出した接続値を有する識別値設定指示を処理部2bに送信する。
処理部2bは、識別値設定指示を受信し、受信した接続値(初期値)を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2bに設定する識別値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した接続値「1」に関連付けられる識別値「3」を検出する。そして、処理部2bは、検出した識別値を設定すると、スレーブECU1cに電力供給するために切替部4bを接続させる。
また、処理部2bは、識別値設定指示を受信し、受信した接続値(初期値)を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2cに送信する接続値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した接続値「1」の次の接続値である接続値「2」を検出する。
続いて、処理部2bは、検出した接続値を有する識別値設定指示を処理部2cに送信する。
処理部2cは、識別値設定指示を受信し、受信した接続値を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2cに設定する識別値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した接続値「2」に関連付けられる識別値「5」を検出する。そして、処理部2cは、検出した識別値を設定すると、スレーブECU1dに電力供給するために切替部4cを接続させる。
また、処理部2cは、識別値設定指示を受信し、受信した接続値を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2dに送信する接続値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した接続値「2」の次の接続値である接続値「3」を検出する。
続いて、処理部2cは、検出した接続値を有する識別値設定指示を処理部2dに送信する。
処理部2dは、識別値設定指示を受信し、受信した接続値を用いて、自身が記憶している識別値設定情報を参照し、処理部2dに設定する識別値を検出する。例えば、自身が記憶している識別値設定情報が識別値設定情報201である場合、受信した接続値「3」に関連付けられる識別値「2」を検出する。そして、処理部2dは、検出した識別値を設定する。
以上で説明したように、本実施形態によれば、電力線に直列接続されているマスタECU1a、スレーブECU1b、1c、1dに、電力線と通信線だけで、接続順に識別値を設定することができる。従って、識別値を設定するために専用信号線を設けなくてよいので、専用信号線を設けるために必要な部材費、及び、組み立て後に専用信号線を検査する検査費を削減できる。その結果、電池パックの価格上昇を抑止できる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1a マスタECU(制御ECU)
1b、1c、1d スレーブECU(監視ECU)
2a、2b、2c、2d 処理部
3a、3b、3c、3d 電力部
4a、4b、4c、4d 切替部
5a、5b、5c、5d 電力配線
6a、6b1、6b2、6c1、6c2、6d1、6d2 コネクタ
7a、7b、7c 電力配線
8a、8b1、8b2、8c1、8c2、8d1、8d2 コネクタ
9a、9b、9c、9d 通信部
10 通信配線

Claims (5)

  1. 電力線に直列接続されるマスタECUとスレーブECUとを備える電力供給システムであって、
    前記スレーブECUは、
    前記電力線の接続と遮断をする切替部と、
    電力供給がされると、前記マスタECU又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECUから送信される識別値設定指示を受信し、受信した前記識別値設定指示に基づいて前記識別値を設定し、前記切替部を接続させて隣接する下流側のスレーブECUに電力供給をさせる処理部と、
    を備えることを特徴とする電力供給システム。
  2. 請求項1に記載の電力供給システムであって、
    前記スレーブECUに設定される前記識別値は、前記スレーブECUが前記電力線に接続される接続順に基づいて前記識別値を増加又は減少させて設定される、
    ことを特徴とする電力供給システム。
  3. 請求項1に記載の電力供給システムであって、
    前記スレーブECUに設定される前記識別値は、前記識別値と前記スレーブECUが前記電力線に接続される接続順を示す接続値とが関連付けられた識別値設定情報を用いて設定される、
    ことを特徴とする電力供給システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の電力供給システムであって、
    前記スレーブECUは電池の状態監視をする監視ECUで、前記マスタECUは前記監視ECUを制御する制御ECUである、
    ことを特徴とする電力供給システム。
  5. 電力線に直列接続されるマスタECUとスレーブECUとを備える電力供給システムの電力供給方法であって、
    前記スレーブECUは、電力供給がされると、前記マスタECU又は既に識別値が設定された上流側のスレーブECUから送信される識別値設定指示を受信し、受信した前記識別値設定指示に基づいて前記識別値を設定し、前記スレーブECUに備えられる前記電力線の接続と遮断をする切替部を接続し、隣接する下流側のスレーブECUに電力供給をする、
    ことを特徴とする電力供給方法。
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