JP2017113265A - Washing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。 Embodiments described herein relate generally to a washing machine.
洗濯機において、液体状衣類処理剤の投入部の開口面積が小さいと、使用者が液体状衣類処理剤を溢しやすい。そのため、液体状衣類処理剤投入部の開口面積は大きい方が良いが、設置スペース上、その開口面積を大きくすることには限界がある。 In the washing machine, if the opening area of the liquid clothing treatment agent charging portion is small, the user tends to overflow the liquid clothing treatment agent. For this reason, it is preferable that the liquid clothing treatment agent charging portion has a large opening area, but there is a limit to increasing the opening area in terms of installation space.
本発明が解決しようとする課題は、使用者が、液体状衣類処理剤投入部の外に液体状衣類処理剤を溢しにくい洗濯機を提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a washing machine in which the user is unlikely to overflow the liquid clothing treatment agent outside the liquid clothing treatment agent charging portion.
上記課題を達成するため、実施形態の洗濯機は、洗濯水が貯留される水槽と、外部の水源から前記水槽へ水を導入する給水路と、前記給水路に設けられ、上部に開口を有する液体状衣類処理剤投入部を有する洗剤ケースと、前記洗剤ケースに設けられ、前記開口の少なくとも一部を開閉するフラップと、を備える。 In order to achieve the above object, a washing machine according to an embodiment includes a water tank in which washing water is stored, a water supply channel that introduces water from an external water source to the water tank, the water supply channel, and an opening in the upper part. A detergent case having a liquid clothing treatment agent charging part, and a flap that is provided in the detergent case and opens and closes at least a part of the opening.
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位については、同一の符号を付し、説明を省略する。 Hereinafter, a plurality of embodiments will be described with reference to the drawings. In addition, about the substantially same component in several embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
<第一の実施形態>
第一の実施形態の洗濯機は、乾燥運転に供する乾燥機構を備えた所謂ドラム式洗濯乾燥機である。以下、第一の実施形態の洗濯機について、図1から図7を参照しながら説明する。
まず、主に図1を参照しながら、ドラム式洗濯機の外部構造について説明する。筺体100は、本実施形態のドラム式洗濯機の外面を形成するとともに、洗濯機本体の骨格構造をなす。筺体100の前面には、上前板101及び下前板102が設けられている。上前板101は、筺体100の前面のうち上側の部分をなす。上前板101には、衣類を出し入れするための衣類投入口が設けられている。また、上前板101には、衣類投入口を開閉する扉116がヒンジ117を介して設けられている。扉116のうち、筺体100前面側から見て右上となる部分には、取手118が設けられている。扉116が閉じられた状態において使用者が取手118を引くと、図示しないロック機構が解除され、扉116を開放することができる。
<First embodiment>
The washing machine according to the first embodiment is a so-called drum-type washing and drying machine provided with a drying mechanism used for a drying operation. Hereinafter, the washing machine of the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 7.
First, the external structure of the drum type washing machine will be described mainly with reference to FIG. The
以下、各部の位置や向きを説明する際は、特に断りのない限り、筺体100の前面側を「手前」、背面側を「奥」として表現し、筺体100の前面側から見て左方を「左」、右方を「右」として表現する。
使用者が洗剤を投入するための洗剤ケース112は、その前面が上前板101と面一となるように設置されている。洗剤ケース112は、手前面に開口部を備えるが、この開口部は、普段は蓋113によって閉じられている。蓋113は、普段は洗剤ケース112の前面と面一となっているが、使用者によって押されると、図示しないヒンジを軸に奥側に回動して開き、使用者が前記開口部の縁に手指を掛けることができるようになる。使用者は、この開口部の縁に手指を掛けて手前に引くことによって、給水装置201の洗剤ケース収容部210(図2参照)から洗剤ケース112を引き出すことができる。
Hereinafter, when describing the position and orientation of each part, unless otherwise specified, the front side of the
The
下前板102は、筺体100の前面のうち下側の部分をなす。下前板102の左側部分には、循環フィルタ扉103が設けられている。詳しい説明は省略するが、本実施形態のドラム式洗濯機では、図示しない循環水路によって水槽200内の水を循環させながら洗濯が行われる。循環フィルタ扉103を開放すると、この循環水路中に設けられた図示しないリントフィルタを取り出せるようになっている。
The
筺体100の上部には、前天板104、後天板107及び操作パネル111が設けられている。前天板104は、筺体100の上部うちの手前側の部位をなし、前天板104の上には、さらに操作パネル111が配されている。操作パネル111は、電源入ボタン105、電源切ボタン106及び静電タッチパネル部120を備える。電源入ボタン105及び電源切ボタン106は、機械式のスイッチであり、使用者に押されることで、それぞれ主電源をオン及びオフにする。図示はしないが、静電タッチパネル部120は、操作面の裏側にLEDと電極フィルムとを備えており、LEDの点灯によって使用者に種々の表示を行い、電極フィルムの静電容量の変化を通じて使用者によるタッチ操作を検知する。
A
後天板107は、筺体100の上面のうち奥側の部位をなす。給水口202及び風呂水口204は、後天板107に設けられた開口を通じて機外に臨んでいる。給水口202は、図示しない給水ホースを介して外部の水道に接続されている。給水弁203a(図3参照)が開かれると、給水装置201に収納された洗剤ケース112の粉末洗剤投入部400及び液体洗剤投入部401(図4参照)を通じて水槽200内へ給水が行われる。給水弁203b(図3参照)が開かれると、洗剤ケース112の柔軟仕上げ剤投入部402(図4参照)を通じて水槽200内へ給水が行われる。給水口202から給水装置201を通って水槽200へ至るこの経路は、外部の水源から水槽200へ水を導入する給水路として機能する。風呂水口204には、図示しない風呂水ホースの一端が接続される。この風呂水ホースの他端を風呂の残水内に導入した状態で風呂水ポンプ205(図3参照)を駆動することによって、前記風呂水ホース及び風呂水口204を通じて風呂の残水を機内に取り込むことができる。
The
後天板107のうち右手前側には、乾燥フィルタ収容部211(図2参照)と機外とを連通する開口部が設けられており、この開口部を通じて乾燥フィルタ収容部211から乾燥フィルタ114を出し入れすることができる。乾燥フィルタ114を乾燥フィルタ収容部211に収容した状態において、乾燥フィルタ114の上面は、後天板107と面一となる。
An opening is provided on the right front side of the
乾燥フィルタ114は、その上面に開口部を備えるが、普段は蓋115によって閉じられている。蓋115は、普段は乾燥フィルタ114の上面と面一となっているが、使用者によって押されると、図示しないヒンジを軸に下方に回動して開き、使用者が前記開口部の縁に手指を掛けることができるようになる。使用者は、この開口部の縁に手指を掛けて上方向に持ち上げることによって、乾燥フィルタ114を乾燥フィルタ収容部211から取り出すことができる。乾燥フィルタ114は、乾燥運転において循環風路を流れる空気中のリントを捕獲する機能を有する。
The
左側板108a及び右側板108bは、それぞれ筺体100の左右の側面をなす。底板109は、筺体100の底面をなすとともに、種々の部品を下方から支持し、特に、図示しないサスペンションを介して水槽200を支持する。後上板110は、筺体100の背面の上部をなす。図示しないが、筺体100の背面の下部は、後下板によって形成される。
The
主に図2及び図3を参照しながら、筐体100の内部の構造について説明する。なお、図2は、筺体100のうち上前板101、前天板104、後天板107、右側板108b、後下板等を外した状態における内部斜視図である。なお、図2は、その内容を見易くするために、水槽200の排気口206と乾燥フィルタケース207とを接続する排気ダクト、水槽200を吊持する吊バネ等が省略されている。
The internal structure of the
筺体100の内部の中心には、有底円筒状に形成された水槽200が、手前側の開口部をやや上方に向けた状態で配されている。図示はしないが、水槽200の内部には、有底円筒状に形成された回転ドラムが配されている。水槽200の開口部及び回転ドラムの開口部は、扉取付板300の開口部119や衣類投入口と連なり、これらを通じて回転ドラム内から衣類を出し入れすることができる。
In the center of the
筺体100の内部において左側上部には、給水装置201が設けられており、給水装置201は、洗剤ケース収容部210と開口部212を備えている。開口部212は、手前側、つまり、筺体100の前面側を向いており、洗剤ケース収容部210と機外とを連通する。この開口を通じて、洗剤ケース112は、洗剤ケース収容部210から出し入れされる。
A
筺体100の内部において右側上部には、乾燥機構の一部を構成する乾燥フィルタケース207が設けられており、乾燥フィルタケース207は、乾燥フィルタ収容部211及び開口部213を備えている。開口部213は、上方を向いており、乾燥フィルタ収容部211と機外とを連通する。開口部213を通じて、乾燥フィルタ114は、乾燥フィルタ収容部211から出し入れされる。乾燥フィルタ114は、水槽200の排気口206に接続された図示しない排気ダクトと接続ダクト209(図2参照)とを接続して乾燥機構の風路の一部をなす。また、乾燥フィルタ114は、風路内の空気中のリントを捕獲し、下流の図示しないヒートポンプユニットをリントから保護する。また、乾燥フィルタケース207の上部には、機外排気口208(図3参照)が開閉可能に設けられており、図示しない制御装置の制御信号に応じて開閉される。
A drying
接続ダクト209の上端は、乾燥フィルタケース207の下部のうち奥側の部位と接続されている。接続ダクト209は、この接続部から下方に伸びており、下端が図示しないヒートポンプユニットと接続されている。接続ダクト209を通じて送られてきた空気は、このヒートポンプユニットによって除湿及び加熱されて、図示しない給気口から再度水槽200内へ導入される。
The upper end of the
上前板101の裏側となる位置には、扉取付板300が設けられている。扉取付板300は、ステンレス鋼板により形成された部材であり、中央には、前記衣類投入口と連なる開口部119が設けられている。扉取付板300は、両側板108a,108bや上前板101とネジ止めされており、ヒンジ117を介して扉116を支持するとともに、筺体100の強度を高めている。
A
第一補強部材301、第二補強部材302及びスプリングホルダ303は、筺体100の強度を高めるとともに、水槽200、給水装置201及び乾燥フィルタケース207の支持構造を形成する。
第一補強部材301は、ステンレス鋼板により形成された部材であり、下側が開口したコの字状の概形を有する。第一補強部材301は、左側板108aの上部のうち手前側の位置と右側板108bの上部のうち手前側の位置との間に架け渡されている。
第二補強部材302は、第一補強部材301と同様に、ステンレス鋼板により形成され、下側が開口したコの字状の概形を有する。第二補強部材302は、左側板108aの上部のうち奥側の位置と右側板108bの上部のうち奥側の位置との間に架け渡されている。
The first reinforcing
The first reinforcing
Similar to the first reinforcing
スプリングホルダ303は、ガラス繊維を含有するポリプロピレンによって形成された部材であり、第一補強部材301と第二補強部材302との間に架け渡されている。
スプリングホルダ303の下部には、引掛け穴311a,311bが設けられている。引掛け穴311aは、水槽200の上部のうち手前側の位置に設けられた引掛け穴311cに、図示しない吊バネを介して接続されている。一方、引掛け穴311bは、水槽200の上部のうち奥側の位置に設けられた引掛け穴311dに、図示しない別の吊バネを介して接続されている。これら2本の吊バネによって、水槽200は筐体100内に吊持されている。
The
At the lower part of the
主に図4から図7を参照しながら、洗剤ケース112及びその周辺の構成について説明する。
図4に示すように、洗剤ケース112は、粉末洗剤投入部400、液体洗剤投入部401及び柔軟仕上剤投入部402を備え、これらの場所には、それぞれ粉末洗剤、液体洗剤及び柔軟洗剤が使用者によって投入される。図示はしないが、給水装置201は、洗剤ケース112が洗剤ケース収容部210に収容された状態において粉末洗剤投入部400、液体洗剤投入部401及び柔軟仕上剤投入部402の直上となる位置に、それぞれ図示しない注水口を備える。給水装置201は、これらの注水口から粉末洗剤投入部400、液体洗剤投入部401及び柔軟仕上剤投入部402に注水する構成である。なお、前述したように、粉末洗剤投入部400と液体洗剤投入部401には、給水弁203bの開閉に応じて同時に給水が行われる。一方、柔軟仕上剤投入部402には、給水弁203aの開閉に応じて給水が行われる。
The configuration of the
As shown in FIG. 4, the
粉末洗剤投入部400は、洗剤ケース112のうち奥側に設けられている。粉末洗剤投入部400は、その手前及び左右が壁面によって仕切られているが、奥側には壁面が設けられていない。給水装置201によって粉末洗剤投入部400に注水がなされると、この奥側部分から水や洗剤が流出して下流へ流れる。
The powder
柔軟仕上剤投入部402は、洗剤ケース112のうち左手前側に設けられており、図示しないサイフォン機構や柔軟仕上剤投入補助部材403を備える。使用者は、柔軟仕上剤投入補助部材403の開口414を通じて、柔軟仕上剤投入部402に柔軟仕上剤を投入することができる。給水装置201によって柔軟仕上剤投入部402に注水がなされると、柔軟剤が水とともにサイフォン機構を通じて下流へと流れる。
The soft finishing
液体洗剤投入部401は、洗剤ケース112のうち右手前側に設けられており、その底部には流出口411が設けられている。液体洗剤投入部401の四方の側面409a〜409dの下部は、テーパ面412a〜412dを形成しており、これらの上方の部分は垂直な壁面となっている。液体洗剤投入部401の側面409a〜409dの下部をテーパ形状とすることにより、液体洗剤投入部401に液体洗剤が残存するのを抑えることができる。
The liquid
液体洗剤投入部401には、その上側の開口408を開閉するフラップ404が設けられている。フラップ404のヒンジ軸は、右側縁部409aに沿って設けられており、ヒンジピン405aによって手前側縁部409cに、ヒンジピン405bによって奥側縁部409dに留められている。これにより、フラップ404は、洗剤ケース112の外側へ向けて開くので、液体洗剤投入部401の開口408よりも広い領域、つまり、開口408及びフラップ404の裏面からなる領域で液体洗剤を受けることができる(図5参照)。よって、例えば図6に示すように、フラップ404の裏面に沿って液体洗剤を投入することができ、使用者が液体洗剤を溢しにくくなる。
The liquid
液体洗剤投入部401は、洗剤ケース112において左右方向に関して右側、つまり、筐体100の中心側に設けられている。そのため、液体洗剤を溢した際には、高い確率で筐体100にかかってしまい、筐体100の意匠面の汚れやソルベントクラックの原因となってしまう。従って、本実施形態のように洗剤ケース中において筐体の中心側に液体洗剤投入部がある構成においては、液体洗剤投入部にフラップを設ける構成は、特に有効である。
The liquid
また、フラップ404の奥側のうち左寄りの位置には、指掛部406が設けられている。使用者は、この指掛部406に指を掛けて、上記ヒンジ軸を中心に上向きにフラップ404を回動させることにより、フラップ404が閉まった状態(図4)から開いた状態(図5)にすることができる。フラップ404が開いた状態においては、洗剤ケース112の左右の幅が洗剤ケース収容部210の開口部212の左右の幅よりも大きいため洗剤ケース収容部210に収容できない。一方、フラップ404が閉まった状態においては、洗剤ケース112の左右の幅が小さくなり、洗剤ケース112が洗剤ケース収容部210に収容可能となる。
In addition, a
図6に示すように、フラップ404を開くと、フラップ404の裏面は、開口408側に向けて下方に傾斜する。使用者が液体洗剤を液体洗剤投入部401に投入するとき、その開口部408に直接液体洗剤を滴下しても良いし、フラップ404の裏面上に滴下しても良い。フラップ404の裏面に液体洗剤を滴下した場合、液体洗剤はフラップ404の裏面上を開口408側に流れ、液体洗剤投入部401内へ導入される。すなわち、フラップ404を開くことにより、液体洗剤の滴下を許容する領域、つまり、開口408及びフラップ404の裏面からなる領域の面積を開口408の面積よりも広くすることができる。これにより、使用者が液体洗剤を溢してしまうのを防ぐことができる。
As shown in FIG. 6, when the
図7に示すように、フラップ404を閉じると、フラップ404において、ヒンジ軸に沿う辺部である基端側辺部416が、これと向かい合う他辺部である自由端側辺部417よりも高い位置となる。これにより、フラップ404の表面は、基端側辺部416の側から自由端側辺部417側へ向けて下方に傾斜する。また、自由端側辺部417と左側の側面409bとの間には、隙間418が形成される。これにより、矢印Pに示すように洗剤ケース112の上方から給水されると、矢印Qに示すように水はフラップ404の表面を自由端側辺部417側へ流れる。そして、自由端側辺部417側へ流れた水は、矢印Rに示すように隙間418を通じて下方へ落ち、その後、流出口411を通じて下流へ流れる。
As shown in FIG. 7, when the
フラップ404を閉じた状態で、液体洗剤を投入すると、液体洗剤は上述した水と同じ経路を通じて下流へ流れる。すなわち、フラップ404を開けなくとも液体洗剤を投入することができる。そのため、使用者は、任意に投入方法、つまり、フラップ404を開けて投入する方法又は閉じた状態で投入する方法を選ぶことができる。フラップ404を開けて投入する場合には、上述したように、洗剤が溢れてしまうのを防ぐことができる。一方、フラップ404を閉じて投入する場合には、フラップ404を開ける操作を要しないため、ワンアクション少ない操作で洗剤を投入できる。
When the liquid detergent is introduced with the
本実施形態によれば、洗剤ケース112に、液体洗剤投入部401を開閉するフラップ404を設けた。これにより、洗剤ケース収容部210内に洗剤ケース112を収容した場合においては、洗剤ケース112が占めるスペースを抑えることができる。一方、洗剤ケース収容部210から洗剤ケース112を引き出した場合においては、フラップ404を開くことにより、液体洗剤投入部401の外に洗剤を溢しにくくすることができる。
According to this embodiment, the
<第二の実施形態>
第二の実施形態の洗濯機について、主に図8及び図9を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図8及び図9に示すように、液体洗剤投入部401の奥側の側面409dは、一部が切り欠かれており、これにより溢水部413が形成されている。溢水部413は、流出口411よりも高い位置に設けられており、液体洗剤投入部401と粉末洗剤投入部400とを繋いでいる。液体洗剤投入部401内の水位が高くなると、液体洗剤投入部401内の水が、この溢水部413を通じて粉末洗剤投入部400へと溢れ出るようになっている。
<Second Embodiment>
The washing machine according to the second embodiment will be described mainly with respect to parts different from the first embodiment with reference to FIGS. 8 and 9.
As shown in FIGS. 8 and 9, a part of the
図9に示すように、溢水部413は、フラップ404が閉じられた状態において、フラップ404の裏面よりも上方に設けられている。これにより、水が溢水部413を通じて流れ出る程度に液体洗剤投入部401内の水位が高くなると、フラップ404の裏面はその水に晒されることとなる。すなわち、フラップ404が開いた状態で投入された際にフラップ404の裏面に付着した液体洗剤が、水によって洗い流される。
As shown in FIG. 9, the
流出口411の開口面積は、液体洗剤投入部401への注水に供する図示しない注水口の開口面積よりも小さくなっている。これにより、注水時において、当該注水口を通じた単位時間当たりの注水量が、流出口411を通じた単位時間当たりの流出量よりも大きくなるため、液体洗剤投入部401に水が溜まっていく。すなわち、溢水部413を通じて水が流れ出る程度に水位が高くなるので、上述したように、フラップ404の洗浄が実現される。
The opening area of the
本実施形態によれば、洗剤ケース112に、液体洗剤投入部401を開閉するフラップ404と、液体洗剤投入部401の内外を連結する溢水部413とを設け、流出口411による流出量を超える量の水を、液体洗剤投入部401に供給することにより、溢水部413を通じて下流に水及び液体洗剤を流す構成とした。この構成によれば、フラップ404に付着した液体洗剤を水で洗い流すことができる。これにより、使用者が、次回の運転において残存する液体洗剤を触ったり視認したりすることで不快に感じるのを防ぐことができる。
According to the present embodiment, the
<第三の実施形態>
第三の実施形態の洗濯機について、主に図10及び図11を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図10に示すように、本実施形態の洗剤ケース112には、手前側から奥側へ向けて順に、柔軟仕上剤投入部402、液体洗剤投入部401及び粉末洗剤投入部400が設けられている。
<Third embodiment>
The washing machine according to the third embodiment will be described mainly with respect to parts different from the first embodiment with reference to FIGS. 10 and 11.
As shown in FIG. 10, the
液体洗剤投入部401には、その上側の開口408を開閉するフラップ404が設けられている。フラップ404のヒンジ軸は、奥側側面409dに沿って設けられており、ヒンジピン405bによって左側側面409bに、ヒンジピン405aによって右側側面409aに留められている。この構成によれば、フラップ404は、図11中に二点鎖線で示すように、液体洗剤投入部401の奥側へ向けて開く。よって、液体洗剤の滴下を許容する領域、つまり、開口408及びフラップ404の裏面からなる領域の面積を開口408の面積よりも広くすることができ、使用者が液体洗剤を溢しにくくなる。
The liquid
液体洗剤投入部401の下面には、流出口411が設けられている。流出口411は、奥側へ続く流出経路415に繋がっている。
図11に示すように、フラップ404を閉じると、フラップ404においてヒンジ軸に沿う基端側辺部416が、これと向かい合う自由端側辺部417よりも高い位置となる。これにより、フラップ404の表面は、基端側辺部416側から、これに向かい合う自由端側辺部417側へ向けて下方に傾斜する。また、自由端側辺部417と、手前側の側面409cとの間には、隙間418が形成される。これにより、矢印Pに示すように洗剤ケース112の上方から給水されると、矢印Qに示すように水はフラップ404の表面を自由端側辺部417側へ流れる。そして、自由端側辺部417側へ流れた水は、矢印Rに示すように隙間418を通じて下方へ落ち、その後、矢印Sに示すように流出口411を通じて流出経路415に流入する。そして、流出経路415に流入した水は、矢印Tに示すように当該流出経路415を通じて下流へと流れる。
An
As shown in FIG. 11, when the
さらに、図12に示すように、本実施形態の給水装置201は、洗剤ケース収容部210内において手前側に突出した当接部214を有し、当接部214の前方にはフラップ避け空間215が設けられている。フラップ404が開いた状態で洗剤ケース112を洗剤ケース収容部210内に挿入すると、当接部214がフラップ404の表面に当たる。そして、洗剤ケース112をさらに奥まで挿入すると、フラップ404は、当接部214に押されてヒンジ軸を中心に回動して閉状態となる。ここで、当接部214に押されるフラップ404は、フラップ避け空間215内において回動する。よって、フラップ404は、その回動の際に他の部分と干渉しない。
Furthermore, as shown in FIG. 12, the
本実施形態の洗濯機によれば、フラップ404の回動軸は、洗剤ケース112の引き出し方向に関して奥側にあり、かつ、前記引き出し方向と直交する向きに設けられている。また、本実施形態の洗濯機は、前記フラップ404を筐体内に収める際に奥側から当接する当接部を備える。この構成によれば、使用者が自らフラップ404を閉じる操作を行わなくとも、洗剤ケース112を洗剤ケース収容部210内に収容することができる。
According to the washing machine of this embodiment, the rotation axis of the
<その他の実施形態>
第一から第三の実施形態は、ドラム式洗濯機として示したが、縦型洗濯機等の他の方式の洗濯機にも応用可能である。
<Other embodiments>
Although the first to third embodiments are shown as drum-type washing machines, they can be applied to other types of washing machines such as a vertical washing machine.
第一から第三の実施形態において、フラップ404は、ヒンジ側の基端側辺部416が、これに向かい合う自由端側辺部417よりも高い位置に設けられた構成となっている。これに代えて、フラップは、逆に、ヒンジ側の基端側辺部をこれと向かい合う自由端側辺部よりも高くした構成としてもよい。また、フラップは、これら2つの辺部を同じ高さとした構成としてもよい。
In the first to third embodiments, the
第二の実施形態において、溢水部413は、その全体がフラップ404の表面よりも高い位置に設けられている。しかし、当該構成は必須ではない。即ち、フラップ404が水に晒されるのであれば、例えば、溢水部413のうち一部がフラップ404よりも低い位置にある構成としてもよい。
In the second embodiment, the
また、第二の実施形態においては、流出口411の開口面積を、液体洗剤投入部401の注水口の開口面積よりも小さくすることによって、液体洗剤投入部401内に水が溜まる構成とした。しかし、当該構成は必須ではない。例えば、当該注水口における水圧が高くなる構成であれば、流出口411の開口面積を、液体洗剤投入部401の注水口の開口面積よりも小さくしなくとも、液体洗剤投入部401内に水を溜めることができる。このような構成によっても、第二の実施形態と同様の効果を得ることができる。
Moreover, in 2nd embodiment, it was set as the structure where water accumulates in the liquid detergent injection | throwing-in
第一から第三の実施形態においては、液体洗剤投入部401にフラップ404を設けているが、柔軟仕上剤投入部402にフラップを設けることもできる。また、液体漂白剤投入部等、他の液体状衣類処理剤の投入部にフラップを設けることもできる。
In the first to third embodiments, the
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、洗剤ケースの液体状衣類処理剤投入部にフラップを設けることにより、使用者が、液体状衣類処理剤投入部の外に液体状衣類処理剤を溢しにくくすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
According to at least one embodiment described above, by providing a flap in the liquid clothing treatment agent charging portion of the detergent case, the user overflows the liquid clothing treatment agent outside the liquid clothing treatment agent charging portion. Can be difficult.
Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
図面中、112は洗剤ケース、200は水槽、201は給水装置(給水路の一部)、214は当接部、400は粉末洗剤投入部、401は液体洗剤投入部、404はフラップ、405a,405bはヒンジピン、408は液体洗剤投入部の開口、411は流出口、413は溢水部、416は基端側辺部(ヒンジ軸に沿う辺)、417は自由端側辺部(ヒンジ軸に沿う辺に向かい合う他辺)、418は隙間を示す。 In the drawings, 112 is a detergent case, 200 is a water tank, 201 is a water supply device (a part of the water supply channel), 214 is a contact portion, 400 is a powder detergent supply portion, 401 is a liquid detergent supply portion, 404 is a flap, 405a, 405b is a hinge pin, 408 is an opening of a liquid detergent charging part, 411 is an outlet, 413 is an overflow part, 416 is a base side part (side along the hinge axis), 417 is a free end side part (along the hinge axis) 418 indicates a gap.
Claims (5)
外部の水源から前記水槽へ水を導入する給水路と、
前記給水路に設けられ、上部に開口を有する液体状衣類処理剤投入部を有する洗剤ケースと、
前記洗剤ケースに設けられ、前記開口の少なくとも一部を開閉するフラップと、
を備える洗濯機。 A water tank in which washing water is stored;
A water supply channel for introducing water from an external water source to the water tank;
A detergent case provided in the water supply channel and having a liquid clothing treatment agent charging part having an opening in the upper part,
A flap that is provided in the detergent case and opens and closes at least a part of the opening;
Washing machine equipped with.
前記フラップは、閉じられた状態において上面となる第一面と、閉じられた状態において下面となる第二面とを有し、
前記注水口は、前記第一面よりも高い位置に設けられており、
前記注水口から出た水は、前記第一面上を流れた後、前記液体状衣類処理剤投入部に流れ込む請求項1に記載の洗濯機。 A water inlet provided in the water supply channel for supplying water to the liquid clothing treatment agent charging unit;
The flap has a first surface that is an upper surface in a closed state, and a second surface that is a lower surface in a closed state,
The water inlet is provided at a position higher than the first surface,
The washing machine according to claim 1, wherein the water discharged from the water injection port flows on the first surface and then flows into the liquid clothing treatment agent charging unit.
前記液体状衣類処理剤投入部に設けられた、水及び液体状衣類処理剤が流出する流出口と、
前記流出口よりも高い位置に設けられ、前記液体状衣類処理剤投入部の内外を繋ぐ溢水部と、
をさらに有し、
前記流出口からの流出量を超える量の水が前記液体状衣類処理剤投入部に供給されると、前記溢水部を通じて下流に水及び液体状衣類処理剤が流れる請求項1から3のうちいずれか一項に記載の洗濯機。 The detergent case is
An outlet through which water and liquid clothing treatment agent flow out, provided in the liquid clothing treatment agent charging portion;
An overflow portion provided at a position higher than the outlet and connecting the inside and outside of the liquid clothing treatment agent charging portion;
Further comprising
The water and the liquid clothing treatment agent flow downstream through the overflow portion when the amount of water exceeding the outflow amount from the outlet is supplied to the liquid clothing treatment agent charging portion. A washing machine according to claim 1.
前記フラップは、前記洗濯機本体の前面側から見て奥側部分に回動軸を有し、
前記フラップが開いた状態で、前記洗濯機本体の前面側から見て手前から奥に前記洗剤ケースが押しこまれると、前記フラップが、前記洗剤ケース以外の部分に当接して閉じられる請求項1から4のうちいずれか一項に記載の洗濯機。 The detergent case is provided so that it can be pulled out to the front side of the washing machine body,
The flap has a rotation shaft in the back side portion as seen from the front side of the washing machine body,
2. When the detergent case is pushed in from the near side when viewed from the front side of the washing machine main body with the flap opened, the flap is closed in contact with a portion other than the detergent case. 5. The washing machine according to any one of 4 to 4.
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- 2015-12-24 JP JP2015251524A patent/JP2017113265A/en active Pending
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