JP2017110484A - 全災害対応型地下シェルター - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の避難所や避難用シェルターは、限定的な災害しか対応できないもので、避難できた場合でも少人数で短期間の避難生活に対応する設備でしかないこと。
【解決手段】全災害対応型地下シェルターは、大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の複合的な大規模災害に対応するため、地中に掘られたトンネル内に耐震性と機密性と防水性の機能を備えた大型シェルターで、ユニットを連結・延長する工法により多人数の収容に対応できる。
さらに、居住ユニットや設備ユニットが完備されているので長期間の避難生活に対応できる。
【選択図】図2
【解決手段】全災害対応型地下シェルターは、大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の複合的な大規模災害に対応するため、地中に掘られたトンネル内に耐震性と機密性と防水性の機能を備えた大型シェルターで、ユニットを連結・延長する工法により多人数の収容に対応できる。
さらに、居住ユニットや設備ユニットが完備されているので長期間の避難生活に対応できる。
【選択図】図2
Description
本願発明は、大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害発生時におい多人数が安全な地中に避難できる大型の地下シェルターに関するものである。
尚、本願の説明において、全災害対応型地下シェルターとシェルターとは同義語であって、以下の説明では、本願の全災害対応型地下シェルターを単にシェルターと表現することがある。
尚、本願の説明において、全災害対応型地下シェルターとシェルターとは同義語であって、以下の説明では、本願の全災害対応型地下シェルターを単にシェルターと表現することがある。
大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災等の大規模災害が発生したとき、地上にある従来の避難所や避難シェルターでは、多人数が長期間に亘り安全に避難できないことが起こり得る。
又、地上にある従来の避難所や避難シェルターでは、複合的な大規模災害が発生したときにも相応な避難対応が困難なので、多人数の命が失われる危険があり得る。
将来、原子力発電所の被災や核戦争による放射能の拡散・宇宙や太陽からの宇宙線等の飛来や隕石の落下・寒冷化に伴なう大寒波等の大規模災害が発生したとき、地上にある従来の避難所や避難シェルターでは、殆んど避難対応が困難なので、多人数の命が失われる危険があり得る。
本願発明は、大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害発生時に、多人数が長期間に亘り安全な地中で避難生活ができる大型の地下シェルターを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
尚、本願発明は、大地震・大津波・大型台風・大津波・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害発生時に適用される全災害対応型地下シェルターを対象としている。
尚、本願発明は、大地震・大津波・大型台風・大津波・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害発生時に適用される全災害対応型地下シェルターを対象としている。
「本願請求項の発明」
本願請求項の発明の全災害対応型地下シェルターは、トンネル工法で掘られた地中のトンネル内に円筒型の居住ユニットや設備ユニットを連結・延長する工法で建設するため短期間で建設又は増設することができるので、多人数(例えば480人以上)が長期間(例えば30日以上)に亘り、避難生活ができるものであることを特徴としている。
本願請求項の発明の全災害対応型地下シェルターは、トンネル工法で掘られた地中のトンネル内に円筒型の居住ユニットや設備ユニットを連結・延長する工法で建設するため短期間で建設又は増設することができるので、多人数(例えば480人以上)が長期間(例えば30日以上)に亘り、避難生活ができるものであることを特徴としている。
上記の居住ユニットや設備ユニットやスロープ式通路は、円筒型でユニット本体の壁部分に高反発素材・FRP・鋼板・FRPの4重構造にすることにより、外部からの衝撃吸収や断熱効果や気密効果や防水効果を発揮することができる。
上記の居住ユニットや設備ユニットやスロープ式通路は、連結する部分に免震効果や防水効果のある厚めのゴム素材を挟んで定間隔にボルト締めすることにより、確りと連結するものである。
居住ユニットのエリアは、住居・運動・医療・教育・娯楽・食堂・温泉等を個別に備えたユニットを連結・延長する施設である。
住居ユニットは、1ユニット(4人用/長5m)を20ユニット(全長100m)連結する。20ユニットを6住居ユニット配備することで、480人を収容することができる。
収容人数を増やすには、住居ユニットを増設すると共に全長を延長することにより対応できる。
例えば、10住居ユニット(800人/全長100m)を全長500mに延長すると4000人を収容することができる。
全長1kmに延長すると8000人を収容することができる。
収容人数を増やすには、住居ユニットを増設すると共に全長を延長することにより対応できる。
例えば、10住居ユニット(800人/全長100m)を全長500mに延長すると4000人を収容することができる。
全長1kmに延長すると8000人を収容することができる。
設備ユニットのエリアは、空気清浄・地下水浄水・食料貯蔵・厨房・植物栽培・水産養殖・発電・消防・下水・廃棄物処理設備等を備えたユニットを連結・延長する施設である。
設備ユニットの空気清浄設備は、既存の有害な空気を清浄する設備と酸素ボンベ貯蔵設備等を備えている。
例えば、有害な空気には生物化学兵器や核兵器で汚染された空気も含まれる。
例えば、有害な空気には生物化学兵器や核兵器で汚染された空気も含まれる。
設備ユニットの地下水浄化設備は、既存の有害な地下水を浄化する設備を備えている。
例えば、有害な地下水には放射能で汚染された地下水も含まれる。
例えば、有害な地下水には放射能で汚染された地下水も含まれる。
設備ユニットの食料貯蔵設備は、既存の低温・冷凍貯蔵設備と保存水貯蔵設備等を備えている。
設備ユニットの植物栽培設備は、既存の野菜・果物等の電照栽培設備を備えている。
設備ユニットの水産養殖設備は、既存の海水・淡水魚等を水槽で養殖する設備を備えている。
設備ユニットの発電設備は、既存の太陽光発電・風力発電・地熱(バイナリー)発電・水素発電等の設備を備えている。
設備ユニットの消防設備は、既存の消火設備・防火扉・排煙設備・消火器等の設備を備えている。
設備ユニットの下水・廃棄物処理設備は、既存の下水・廃棄物処理設備等を備えている。
本願請求項の全災害対応型地下シェルターは、大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害が複合的に発生したときでも、安全な地中の大型シェルターに多人数(480人以上)が避難できると共に長期間(30日以上)の避難生活に対応できる居住施設と設備施設が完備できる効果がある。
又、本願請求項の全災害対応型地下シェルターは、居住ユニットと設備ユニット(長5m以上)を連結・延長する工法なので短期間に建設・増設することが可能なため多人数の収容が可能である。
地震等によるシェルター本体の破損や経年劣化による交換が必要な場合、破損あるいは劣化したユニットだけを交換することが可能な構造なため半永久的に使用することが可能である。
地震等によるシェルター本体の破損や経年劣化による交換が必要な場合、破損あるいは劣化したユニットだけを交換することが可能な構造なため半永久的に使用することが可能である。
さらに、本願請求項の全災害対応型地下シェルターは、自然災害以外にも、例えば核兵器攻撃や生物化学兵器攻撃等の避難時にも使用することができる。
以下、図1〜図4を参照して本願の好適な実施例を説明すると、この実施例の全災害対応型地下シェルターは、ユニット1を連結・延長したものである。
図2にあるシェルター2は、ユニット1を連結・延長して全長100mしたものである。このシェルター2を図2の八角形状に配置し、スロープ式通路3を定間隔(50m)に連結することにより十分な耐震性を確保できる。又、シェルター2にスロープ式通路3を設置することによりシェルター2間を安全に移動することができる。
図2にある空調・消防・照明設備4は、シェルター2の天井部分に配置して、ユニットルーム5と通路6を中心部分に配置して、電気・給排水設備7は床部分に配置することで限られたスペースを効率的に使用することができる。
図3にある居住ユニットと設備ユニットは、各種設備を機能的に配置することにより、快適な避難生活に対応するものである。
図4にあるシェルターの増設・延長の想定図が示すように、シェルター2の増設や延長することより収容人数を大幅に増加させることが可能である。
1はユニット、2はシェルター、3はスロープ式通路、4は空調・消防・照明設備、5はユニットルーム、6は通路、7は電気・給排水設備である。
Claims (1)
- 大地震・大津波・大型台風・大竜巻・大洪水・火山噴火・大火災・放射能拡散・宇宙線飛来・隕石落下・大寒波等の大規模災害に対応するため、地中に掘られたトンネル内に耐震性と機密性と防水性の機能を備えた大型の防災シェルターとしての特徴をもつ全災害対応型地下シェルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015257812A JP2017110484A (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 全災害対応型地下シェルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015257812A JP2017110484A (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 全災害対応型地下シェルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017110484A true JP2017110484A (ja) | 2017-06-22 |
Family
ID=59081748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015257812A Pending JP2017110484A (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 全災害対応型地下シェルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017110484A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109386303A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-02-26 | 云南省交通投资建设集团有限公司 | 一种用于公路双幅隧道的折线式疏散通道构建方法 |
JP2019183432A (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 横浜ゴム株式会社 | 地中埋設型核シェルター |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007297898A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Nihon Shelter System Co Ltd | 地下シェルターおよび地下シェルター耐力間仕切壁形成方法 |
JP2013083066A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | 筒状構造物の施工方法 |
-
2015
- 2015-12-18 JP JP2015257812A patent/JP2017110484A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP7114999B2 (ja) | 2018-04-04 | 2022-08-09 | 横浜ゴム株式会社 | 地中埋設型核シェルター |
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