JP2017107408A - ファイル転送システム、転送制御装置、転送元装置、転送先装置及び転送制御方法 - Google Patents

ファイル転送システム、転送制御装置、転送元装置、転送先装置及び転送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信したファイルを逐次加工し別の形式のデータファイルを格納する装置へのファイル転送において、ファイル転送が中断された場合、適切な位置から転送を再開する。【解決手段】ファイル転送システム1は、転送元装置2からファイル転送されたMXFファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部を有する転送先装置3と、ファイル転送が中断した際に中断前にファイル転送されたMXFファイルのフレーム数を転送先装置3から取得するフレーム数取得部41と、フレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する転送制御部42と、を有する転送制御装置4と、指定されたフレーム数に基づいてファイル転送を再開するファイル転送部23を有する転送元装置を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイル転送システム、転送制御装置、転送元装置、転送先装置及び転送制御方法に関する。
ファイル転送処理が中断された後に転送を再開する場合、中断される前に転送済みのデータに続く部分のみを転送する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されているファイル転送システムでは、ファイル転送処理が中断された場合、ファイル要求元であるクライアントが、中断前に転送済みデータ量の情報を設定したファイル再転送要求命令をサーバに送信する。これに対し、サーバは、中断前転送済みデータ量の情報を参照し、当該ファイルのデータのうち中断前に転送済みのデータの後に続く部分のみをクライアントに転送する。
また特許文献2には、MXF(Material eXchange Format)ファイル化されたストリームデータファイルの任意の場所から読み出して収録又は転送する映像記録再生装置が開示されている。特許文献2に開示されている映像記録再生装置では、映像記録再生装置の制御部が、FTP(File Transfer Protocol)コマンドをFTPサーバに送信し、MXFファイルのRandom Index Pack情報を取得する。また制御部はPartition Pack情報の記述位置情報を取得して管理テーブルに記憶保存する。さらに制御部は、その位置情報からIndex Table Segment情報を取得し、フレームオフセット情報をリスト化した情報を管理テーブルに記憶保存する。これらの予備手順が終了後、ユーザIFから入力されるコマンドに対応する場所からMXFファイルをダウンロードする。
特開2001−249857号公報 特開2010−98514号公報
MXFファイルを扱う装置には、受信したMXFファイルを逐次加工し別の形式のデータファイルをストレージ装置に格納するものがある。この方式の機器においては、特許文献1に開示されている構成では、ストレージ装置に格納されたデータ量と転送済みデータ量とが必ずしも符合しない。このため、ストレージ装置に格納されたファイルサイズを基準として転送再開位置を指定すると指定位置ずれが発生する。なお特許文献2には、ファイル転送処理が中断された場合については開示されていない。特許文献2にも、転送が中断された場合に適切な位置から転送を再開する構成は開示されていない。
中断したファイルをはじめから転送しなければならないとすると、再度転送する時間のロスが大きい。
本発明は、受信したファイルを逐次加工し別の形式のデータファイルを格納する装置へのファイル転送において、ファイル転送が中断された場合、適切な位置から転送を再開することが可能なファイル転送システム、転送制御装置、転送元装置、転送先装置及び転送制御方法を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面によるファイル転送システムは、転送元装置からファイル転送されたファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部を有する転送先装置と、ファイル転送が中断した際にファイル転送された前記ファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得するフレーム数取得部と、フレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する転送制御部と、を有する転送制御装置と、指定された前記フレーム数に基づいてファイル転送を再開するファイル転送部、を有する転送元装置と、を有する。
本発明の他の側面による転送制御装置は、転送元装置から転送先装置へのファイルのファイル転送が中断した際に、ファイル転送された前記ファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得するフレーム数取得部と、転送元装置にフレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する転送再開制御部と、を有する。
本発明のさらに他の側面による転送先装置は、転送元装置から転送先装置にファイル転送されるファイルを受信するファイル受信部と、受信した前記ファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部と、加工された前記データを格納する記憶部と、前記転送元装置から前記ファイルのファイル転送が中断した際に、前記転送先装置からファイル転送された前記ファイルのフレーム数を調べる制御部と、を有する。
本発明のさらに他の側面による転送元装置は、指定されたフレーム数に基づいてファイルの読み出しポジションを取得する制御部と、前記読み出しポジションから前記ファイルを読み出し転送先装置にファイル転送するファイル転送部と、を有する。
本発明のさらに他の側面による転送制御方法は、転送元装置から転送先装置へのファイルのファイル転送が中断した際に、ファイル転送された前記ファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得し、前記転送元装置にフレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する。
本発明によれば、受信したファイルを逐次加工し別の形式のデータファイルを格納する装置へのファイル転送において、ファイル転送が中断された場合、適切な位置から転送を再開することができる。
図1は、第1の実施形態のファイル転送システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、MXFファイルの構成を示す図である。 図3は、転送先装置で生成される別形式のデータファイルの一例を示す図である。 図4は、転送先装置で生成されるインデックスファイルの一例を示す図である。 図5は、図1の転送開始、中断及び再開の動作を示すシーケンス図である。 図6は、図1の転送先装置の転送中断時の受信データ終端処理及びメタデータ更新の動作を示すフローチャートである。 図7は、図1の転送元装置の転送再開時の動作を示すフローチャートである。 図8は、図1の転送先装置のMXFファイルの保存の動作を示す図である。
次に第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態のファイル転送システム1の全体構成を示すブロック図である。
例えばネットワーク障害等の要因で転送元装置2から転送先装置3へのMXFファイルの転送が中断し、その際、中断したファイル転送の再開を転送制御装置4から要求するファイル転送システム1について説明する。
図1に示すように、本実施形態のファイル転送システム1は、同一ネットワークに属する転送元装置2と転送先装置3と転送制御装置4を備えている。
転送元装置2は、例えば、サーバであり、MXFファイルを保持し、FTP転送(送信)を行う。転送元装置2は、図1に示すように、ファイル転送の対象であるMXFファイルを格納しているファイル記憶部21と、指定されたフレーム数に基づいてMXFファイルの読み出しポジションを取得する制御部22と、読み出しポジションからMXFファイルを読み出し、転送先装置3にファイル転送するファイル転送部23を備えている。転送元装置2は、フレーム数とファイル名を指定して転送再開要求を受けると、指定フレームの先頭から転送を再開する機能を備える。
転送先装置3は、例えばサーバであり、転送先装置3は、図1に示すように、転送元装置2からファイル転送されるMXFファイルを受信するファイル受信部31と、受信したMXFファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部32と、別の形式に加工されたデータを格納するファイル記憶部33を備える。さらに転送先装置3は、MXFファイルのファイル転送が中断した際に、ファイル転送されたMXFファイルのフレーム数を調べる制御部34を備える。転送元装置2のファイル転送部23は、転送先装置3のファイル受信部31に接続され、転送元装置2から転送先装置3へファイル転送される。
転送制御装置4は、図1に示すように、フレーム数取得部41と、転送制御部42と、指示入力部43を備えている。フレーム数取得部41は、転送元装置2から転送先装置3へのMXFファイルのファイル転送が中断した際に、ファイル転送されたMXFファイルのフレーム数を転送先装置3から取得する。転送制御部42は、転送元装置2にフレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する。指示入力部43には、ユーザからの転送指示等が入力される。転送制御装置4のフレーム数取得部41は、転送先装置3の制御部34と接続され、転送制御装置4の転送制御部42は、転送元装置2の制御部22と接続されている。
図2は、MXFファイルの構成を示す図である。MXFファイルは、SMPTE ST 336に準拠するKLV(Key−Length−Value)符号で符号化されたデータ群で構成される。MXFファイルは、ヘッダ部5と1つ以上のボディ部6a、6b・・・6nとフッタ部7が図2に示すように並べられた構成をもつ。ヘッダ部5、ボディ部6a、6b・・・6n、及びフッタ部7の先頭には、データの区切りを示すヘッダパーティションパック8、ボディパーティションパック9a、9b・・・9n、及びフッタパーティションパック10がそれぞれ備えられている。
ヘッダ部5は、ヘッダパーティションパック8と、ヘッダメタデータ11から構成される。ヘッダメタデータ11は、メタデータを格納する。
各ボディ部6a、6b・・・6nは、ボディパーティションパック9と、インデックステーブル12と、1つ以上のフレーム13が並べられて構成される。インデックステーブル12は、1つ前のボディ部に含まれているフレーム13を管理するための情報、例えば1つ前のボディ部に含まれている各フレーム13のファイルオフセットを保持している。例えば図2に示すように、ボディ部6bに含まれているインデックステーブル12は、1つ前のボディ部6aに含まれている各フレーム13のファイルオフセットを保持している。各フレーム13は、転送の対象となる実メディアデータを格納する。各フレーム13に1フレーム分のメディアデータが格納される。
フッタ部7は、フッタパーティションパック10と、インデックステーブル12と、Random Index Pack(RIP)14から構成される。MXFファイル終端に配置されているRIP14は、ヘッダ部5/ボディ部6a、6b・・・6n/フッタ部7の先頭ファイルポジションを保持している。すなわちRIP14は、ヘッダ部5のヘッダパーティションパック8、各ボディ部6a、6b・・・6nのボディパーティションパック9a、9b・・・9n、フッタ部7のフッタパーティションパック10のファイルオフセットを保持している。
図3は、転送先装置3のデータ加工部32がMXFファイルを逐次加工し生成する別の形式のデータファイルの構成の一例を示す図である。フレーム13は、それぞれ図3に示すようにシステムデータ15、映像データ16、音声データ17、18、アンシラリデータ19を含んでいる。転送先装置3のデータ加工部32は、受信したMXFファイルの各フレーム13に含まれているシステムデータ15、映像データ16、音声データ17、18、アンシラリデータ19の各種メディアファイルを種類別に分けたファイルに再構成する。すなわち転送先装置3のデータ加工部32は、各フレーム13から一種類のフレームを取り出して順に並べたシステムデータファイル50、映像データファイル51、音声データファイル52、アンシラリデータファイル53を生成する。
また転送先装置3のデータ加工部32は、各種メディアファイル(システムデータファイル50、映像データファイル51、音声データファイル52、アンシラリデータファイル53)の各フレームについてのファイルポジション及びフレームサイズを記述するインデックスファイル54を生成する。図4は、インデックスファイル54の構成を示す図である。図4に示すように、インデックスファイル54は1以上のフレーム情報55から構成される。各フレーム情報55は、例えば各種メディアファイル中のフレームの先頭位置を示す8バイトのファイルポジションブロック56と、フレームの全体バイトサイズを示す4バイトのフレームサイズブロック57と、フラグ情報を示す4バイトのフラグ情報ブロック58から構成されている。
また転送先装置3のデータ加工部32は、この他にメタデータファイルを生成する。メタデータファイルは、素材の実フレーム数、素材内で再生可能な先頭フレーム、素材内で再生可能な最終フレーム等、素材に関する情報を記述したファイルである。
次に図1の動作について説明する。図5は、図1の転送開始、中断及び再開の動作を示すシーケンス図である。
まず転送制御装置4から転送元装置2に転送要求を送信し(ステップS1)、転送先装置3に受信要求を送信する(ステップS2)ことでファイル転送がスタートする。転送元装置2は転送制御装置4からの転送要求に基づき、ファイル転送を行う(ステップS3)。転送先装置3は、転送制御装置4からの受信要求に基づき、転送元装置2からファイル転送されたファイルを受信する(ステップS4)。
ファイル転送中に、ネットワーク障害等の要因でFTPによるファイル転送が中断した場合、転送先装置3は、受信データ終端処理(ステップS5)及びメタデータ更新の処理(ステップS6)を行う。転送先装置3は、ステップS5において、受信バッファのデータを破棄し、各種ファイルからXフレーム分の書き込み済みデータを削除する。また転送先装置3は、ステップS6において、メタファイルの実フレーム数を更新する。
ステップS5及びS6の詳細について図面を参照して説明する。図6は、図1の転送先装置3の転送中断時の受信データ終端処理及びメタデータ更新の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず転送先装置3は、転送中断時、受信済みデータの終端処理、メタデータ更新を行う。具体的には、制御部34は、ファイル記憶部33に記憶されているメタデータファイルを読み、中断時の実フレーム数を取得する(ステップS21)。
制御部34は、システム、映像、音声、データのうちいずれか1つ、例えばシステムを選択し(ステップS22)、ファイル記憶部33に記憶されているシステムデータファイル50のインデックスファイルを読む。次に制御部34は、[実フレーム数−X]フレームの先頭ファイルポジションを取得する(ステップS23)。ここでXは予め定められた自然数である。受信が中断したときメタデータファイルに書き込まれている実フレーム数には、受信の中断によって未完成のフレームの数が含まれる。このため制御部34は、中断時に未完成のおそれがあるフレームの数Xを予め設定する。なお転送先装置3により実フレーム数を更新するタイミングが異なるため、削除するフレーム数Xは転送先装置3によって可変とする。
次に制御部34は、ファイル記憶部33に記憶されているシステムデータファイル50を開き、システムデータファイル50から取得したファイルポジション以降を削除する(ステップS24)。そして制御部34は、インデックスファイルからも、[実フレーム数−X]フレーム以降に対応する情報を削除する(ステップS25)。制御部34は、システムのファイルと同様に、映像/音声/データについて、順次、インデックスファイルを読み、[実フレーム数−X]フレームの先頭ファイルポジションを取得し、ファイルを開く。そして、制御部34は、取得したファイルポジション以降を削除し、インデックスファイルからも、[実フレーム数−X]フレーム以降を削除する処理を行う。
システム、映像、音声、データの全てについて、上記の処理が完了したか判断し(ステップS26)、完了していなければ、ステップS22に戻る。完了していれば、転送先装置3は、メタデータファイルの実フレーム数を、[実フレーム数−X]に変更する(ステップS27)。
図5に戻り、図1の転送の再開の動作を説明する。ユーザの操作等により指示入力部43から転送再開要求が入力される(ステップS7)。転送制御装置4のフレーム数取得部41は、転送を再開するために、転送先装置3に保存されたファイルの実フレーム数を転送先装置の制御部34に要求する(ステップS8)。
転送先装置3の制御部34は、転送制御装置4のフレーム数取得部41から実フレーム数の要求を受けると、実フレーム数取得の処理を行う。転送先装置3の制御部34は、ファイル記憶部33に記憶されているメタデータファイルを読み込んでシステム、映像、音声、データの全ての実フレーム数を取得する。そして制御部34は、転送先装置3に転送済みのフレーム数を転送制御装置4のフレーム数取得部41へ応答する(ステップS9)。
転送先装置3の制御部34から中断したフレーム数の応答が返ると、転送制御装置4は転送先装置3に対し、ファイルを指定して追記を要求する(ステップS10)。
転送先装置3は、転送制御装置4から追記要求を受けると、指定の中断されたファイルを追記モードでオープンする(ステップS11)。
一方、転送制御装置4の転送制御部42は、転送先装置3の制御部34から取得したフレーム数から中断したフレーム数を算出する。そして転送制御装置4の転送制御部42は、転送元装置2に対し、指定の中断されたファイルのファイルパスと中断したフレーム数を指定し、中断したフレーム以降のデータの転送再開要求を行う(ステップS12)。
要求をうけた転送元装置2は、指定の中断されたファイルを解析し、指定フレームの先頭ポジションから、転送先装置3に対して指定の中断されたファイルの転送を再開する(ステップS13)。転送先装置3は、転送元装置2からファイル転送されたファイルを受信する(ステップS14)。
ステップS13の詳細について図面を参照して説明する。図7は、図1の転送元装置2の転送再開の動作を示すフローチャートである。
転送制御装置4の転送制御部42は、転送が中断したファイルのファイルパス、フレーム数を引数として転送再開コマンドを送信する。転送元装置2の制御部22は、転送再開コマンドを受信すると(ステップS31)、指定されたファイルパスに、ファイルが存在するか確認する(ステップS32)。ファイルがなければ不正なパラメータとして応答を返す。
ファイルが存在すると転送元装置2の制御部22は、指定されたファイルパスのMXFファイルをオープンする(ステップS33)。そしてMXFファイルのメタデータから抽出した尺長が指定フレームより大きいか判断し(ステップS34)、大きくなければ不正なパラメータとして応答を返す。
尺長が指定フレームより大きければ、転送元装置2の制御部22は、ファイル終端のRIP14を参照し、各ボディ部6a、6b・・・6nのインデックステーブル9a、9b・・・9nを取得する。転送元装置2の制御部22は、インデックステーブル9a、9b・・・9nから指定フレームの先頭ファイルポジションを取得する(ステップS35)。
次に転送元装置2のファイル転送部23は、読み出し位置を、取得した指定フレームの先頭ファイルポジションに移動する(ステップS36)。そして転送元装置2のファイル転送部23は、ファイル記憶部21からファイル転送するMXFファイルを順次読み出し、読み出したデータをパケットに格納して転送先装置3に転送する(ステップS37)。
転送先装置3のデータ加工部32は、図5のステップS14において、ファイル受信部32が受信したデータを解析して各種メディアファイルの終端に追記する。また転送先装置3の制御部34は、インデックスファイル及びメタデータファイルを更新する。
転送元装置2のファイル転送部23は、転送元ファイル終端を読み込んだか判断し、終端を読み込んでいなければステップS37に戻り、上記の処理を繰り返し行う(ステップS38)。
転送元ファイル終端を読み込んだら、転送元装置2のファイル転送部23は、転送元ファイルをファイルクローズして転送を完了する(ステップS39)。
以上説明したように、本実施形態のファイル転送システムは、ファイル転送中断時、転送先装置が未完成ファイルを削除して実フレーム数を更新する。そして、ファイル転送システムは、転送再開時、転送先装置から実フレーム数を取得し、転送元装置に転送を再開するフレームを指定して転送再開する。したがってMXFファイルを別の形式に逐次加工して保存する機器へのファイル転送が中断した際に、受信済みのデータの続きから転送を再開することが可能となり、再転送にかかる時間を短縮できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、転送元装置は、転送先装置の機能の一部または全部を備えてもかまわない。
また転送先装置は、MXFファイルをファイル記憶部33に一旦保存し、データ加工部32は、一旦保存されたMXFファイルを逐次加工し、各種メディアファイルを種類別に分けたファイルに再構成するとしてもよい。この様な構成の場合、データ加工部32がファイル転送の中断時にMXFファイルを保存するとき、MXFファイルの末端にフッタ部7を挿入してもよい。
図8は、転送先装置3のフッタ部挿入の動作を示す図である。まず転送先装置3のデータ加工部32は、MXFファイル転送が中断した場合、受信したファイル終端で未完成となっているフレームを同ファイルから除去する(ステップS41)。この動作は図5のステップS5と同様である。
次にデータ加工部32は、終端のボディ部のインデックステーブル12及びRIP14を作成する(ステップS42)。ファイル終端のボディ部のインデックステーブル以外は転送済みなので、ファイル先頭から順に生成済みのインデックステーブル12を取得する。ファイル終端のボディ部のみインデックステーブル12が欠落しているため、解析してインデックステーブル12を生成する。ヘッダ部5、ボディ部6a、6b・・・の先頭ファイルポジションをそれぞれ取得し、フッタ部7は、ファイル終端のファイルポジションを使用し、RIPを生成する。
データ加工部32は、不要なフレームを除去したファイル終端から、作成したフッタ部7を挿入する(ステップS43)。
そして転送中断によりファイルの尺長が変わっているため、MXFファイルのヘッダ部のメタデータの尺長を変更する(ステップS44)。
このように転送が中断することで欠落していたRIPをファイル終端に挿入することで、ファイルの各フレームへのランダムアクセスが可能になるため、MXFファイルを途中から再生することが可能となる。再転送を行う際は、ステップS43で挿入したフッタ部の先頭に書き込みポジションを移動して追記することで、同様に転送再開することが可能となる。
1 ファイル転送システム
2 転送元装置
3 転送先装置
4 転送制御装置
21 ファイル記憶部
22 制御部
23 ファイル転送部
31 ファイル受信部
32 データ加工部
33 ファイル記憶部
34 制御部
41 フレーム数取得部
42 転送制御部
43 指示入力部
5 ヘッダ部
6a、6b・・・6n ボディ部
7 フッタ部
8 ヘッダパーティションパック
9a、9b・・・9n ボディパーティションパック
10 フッタパーティションパック
11 ヘッダメタデータ
12 インデックステーブル
13 フレーム
14 Random Index Pack(RIP)
15 システムデータ
16 映像データ
17、18 音声データ
19 アンシラリデータ
50 システムデータファイル
51 映像データファイル
52 音声データファイル
53 アンシラリデータファイル
54 インデックスファイル
55 フレーム情報
56 ファイルポジションブロック
57 フレームサイズブロック
58 フラグ情報ブロック

Claims (10)

  1. 転送元装置からファイル転送されたファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部を有する転送先装置と、
    ファイル転送が中断した際に中断前にファイル転送された前記ファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得するフレーム数取得部と、フレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する転送制御部と、を有する転送制御装置と、
    指定された前記フレーム数に基づいてファイル転送を再開するファイル転送部、を有する転送元装置と、
    を有するファイル転送システム。
  2. 転送元装置から転送先装置へのファイルのファイル転送が中断した際に、中断前にファイル転送されたファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得するフレーム数取得部と、
    前記転送元装置にフレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する転送再開制御部と、
    を有する転送制御装置。
  3. 転送元装置からファイル転送されるファイルを受信するファイル受信部と、
    受信した前記ファイルを逐次加工し別の形式のデータに加工するデータ加工部と、
    前記ファイルのファイル転送が中断した際に、中断前に前記転送先装置からファイル転送された前記ファイルのフレーム数を調べる制御部と、
    を有する転送先装置。
  4. 前記データ加工部は、加工されたデータの実フレーム数を含むメタデータファイルを生成する、請求項3に記載の転送先装置。
  5. 前記制御部は、ファイル転送が中断した場合、中断前に受信した前記ファイルを加工したデータから予め設定されたフレーム数分のデータを削除し、メタデータファイルの実フレーム数を更新する、請求項4に記載の転送先装置。
  6. 前記データ加工部は、ファイル転送が再開されると、受信した前記ファイルを逐次加工し中断前に加工された別の形式のデータから前記予め設定されたフレーム数分のデータを削除した終端に追記する、請求項5に記載の転送先装置。
  7. 前記ファイルは、MXFファイルであり、
    前記制御部は、ファイル転送が中断した場合、中断前に受信したMXFファイルを加工したデータから予め設定されたフレーム数分のデータを削除し、終端のボディ部のインデックステーブル及びRandom Index Packを作成して前記MXFファイルにフッタ部を挿入する、請求項3から6のいずれかに記載の転送先装置。
  8. 指定されたフレーム数に基づいて前記ファイルの読み出しポジションを取得する制御部と、
    前記読み出しポジションから前記ファイルを読み出し転送先装置にファイル転送するファイル転送部と、
    を有する転送元装置。
  9. 前記ファイルは、MXFファイルであり、
    前記制御部は、MXFファイルのRandom Index Packを参照し、前記フレーム数のフレームの先頭ポジションを読み出しポジションとして取得する制御部と、
    前記読み出しポジションからMXFファイルを読み出し転送先装置にファイル転送するファイル転送部と、
    請求項8に記載の転送元装置。
  10. 転送元装置から転送先装置へのファイルのファイル転送が中断した際に、中断前にファイル転送された前記ファイルのフレーム数を前記転送先装置から取得し、
    前記転送元装置にフレーム数を指定してファイル転送の再開を指示する、
    転送制御方法。
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