JP2017102583A - 全要素生産性計測装置、全要素生産性計測方法及び全要素生産性計測プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
・設備M1が加工を開始した時点(時刻)および加工を終了した時点。
・設備M1において工員H1が作業を開始した時点及び作業を終了した時点。なお、これら2つの時点は、それぞれ、携帯端末装置CC1と設備端末装置C1との間の通信が開始された時点、及び、その通信が終了された時点であってもよい。この2時点間の時間が、工員H1の労働時間に相当する。
・設備M1が加工の対象とする原料W1の種類及び投入量
・設備M1が加工の成果物とする中間原料W2の種類及び産出量
マクロ経済学の分野では、式1の“コブ・ダグラス型”の生産関数が多用される。
Y=A×Kα×L1−α (式1)
式1において、Yは、製品の産出量であり、より正確には、実質GDPである。Kは、資本の投入量であり、より正確には、実質資本ストックと稼働率との積である。Lは、労働の投入量であり、より正確には、就業者数と労働時間との積である。αは、資本分配率であり、0<α<1である。なお、“1−α”は、労働分配率と呼ばれる。そして、Aが、全要素生産性(TFP:Total Factor Productivity)である。式1の各辺の自然対数をとり、移項すると式2が得られる。
InA=InY−[α×InK+(1−α)×InL] (式2)
所与の観測値であるY、K、L及びαの値を右辺に代入することによって、未知数Aが求められる。
Y=Kα×L1−α (式3)
しかしながら現実には、例えば、ある時点と次の時点において、式3の右辺の値が全く同じであるにもかかわらず、当該ある時点から次の時点にかけて、左辺の値が増加することがあり得る。このように有形の生産要素だけでは説明し切れない要因を表現するために、非負の調整係数として全要素生産性Aを導入した生産関数が式1である。全要素生産性Aは、量的には直接観測することができない一国全体の技術水準を示す指標であると看做される。
本実施形態の生産関数の例の1つは、式4で示される。そして、式4のベクトルY、Q、P及びA、並びに、行列Xを成分表示したものが式5である。
Y×Q=X×P+A (式4)
A=YT×Q−X×P (式6)
より精緻に全要素生産性を算出する手法として、“中島隆信著、「日本経済の生産性分析」、日本経済新聞社、2001年6月4日、53頁〜90頁”に記載の手法がある。詳細は省略するが、当該手法において使用される生産関数は、コブ・ダグラス型の生産関数をより一般化した“トランスログ生産関数”である。当該手法において、全要素生産性は、全産出を全投入で除算した値である。そして、全産出及び全投入として、ディビジア積分指数の、Theil=Tornqvist型の離散近似により集計された値が使用される。すると、全要素生産性は、トランスログ型生産関数上で費用最小化行動を取る生産者の行動であると解釈し得る。トランスログ型生産関数から以下の式7〜式11が導出される。
全要素生産性の変化率については、対基準時点比を使用することを前記した。しかしながら、比較時点“t”における全要素生産性の値から前時点“t−1”における全要素生産性の値を減算し、減算結果を前時点“t−1”における全要素生産性の値で除算した比率(対前期比)として比較時点“t”における全要素生産性の変化率を算出することも可能である。
産出量情報31、投入量情報32、販売単価情報33、調達単価情報34及び全要素生産性情報35は、“全要素生産性の第1の算出例”において前記したそれぞれ、産出量ベクトルY、投入量行列X、販売単価ベクトルQ、調達単価ベクトルP及び全要素生産性ベクトルAに相当する。
生産性計測部21は、使用者端末装置2の出力装置43に、算出された全要素生産性情報35を表示する。または、生産性計測部21は、全要素生産性計測装置1が受信したデータを加工し、加工したデータを出力装置43に画面表示する。
図4に沿って、全体処理手順を説明する。なお、図4の工作機械生産者サーバ5は、工作機械生産者が運用する一般的な管理用のサーバである(図3には図示せず)。
ステップS101において、全要素生産性計測装置1のライセンス管理部22は、工作機械生産者サーバ5にネットワーク利用サービスを販売する。ネットワーク利用サービスとは、企業同士がネットワークを介してデータを相互に送受信するためのサービスであり、工作機械生産者と生産性計測サービス提供者との間で締結される契約に基づき提供される。ネットワーク利用サービスは、設備端末装置3を一意に特定する認証情報を含み、工作機械生産者が設備端末装置3にこの認証情報を付加する機能を有する。さらに、ネットワーク利用サービスは、設備端末装置3に対して付加済の認証情報を、生産性計測サービス提供者に送信する機能も有する。なお、図4において、破線の矢印は情報の流れを示している。
ステップS105において、全要素生産性計測装置1のライセンス管理部22は、工作機械使用者を認証する。具体的には、全要素生産性計測装置1は、ステップS104において受信した認証情報が、ネットワーク利用サービスに含まれていた認証情報であることを確認する。
ステップS106において、全要素生産性計測装置1のライセンス管理部22は、使用者端末装置2にライセンス許可を送信する。ライセンス許可とは、使用者端末装置2が全要素生産性計測装置1にアクセスし、製品の生産性を計測するサービスを使用することに対する許可である。
ステップS109において、生産性計測部21は、使用者端末装置2に表示画面を送信する。
ステップS110において、使用者端末装置2は、画面を表示する。当該ステップが終了した時点で、全体処理手順は一旦中断する。なお、次のステップS111以降が再開される前の段階で、ステップS103〜S110の処理が繰り返されてもよい。
なお、ライセンス管理部22は、前回のタイミング以降今回のタイミングまでの期間において使用者端末装置2が使用した製品の生産性計測サービスの量(課金根拠となる情報処理時間、表示画面数等)も同時に送信するものとする。
ステップS113において、使用者端末装置2は、工作機械生産者サーバ5に支払完了通知を送信する。支払完了通知とは、工作機械生産者名義の金融機関口座に請求金額を入金した旨の通知である。
図5〜図11に沿って、全要素生産性計測装置1の生産性計測部21が表示画面を作成する処理を詳述する。本実施形態の表示画面は全部で7種類存在するので、以下にステップS108の詳細をケース1〜ケース7として記述する。生産性計測部21は、7つのケースのうちの任意の1つを単独で、又は、任意の2つ以上を任意の順序で連続的に実行することができる。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、任意の製品n、任意の時点t(例えば、過去の年月日)及び任意の期間(例えば、開始時点としての過去の年月日及び終了時点としての過去の年月日)を入力するのを受け付ける。
第2に、生産性計測部21は、受け付けた製品n及び受け付けた時点tについての産出量情報31、投入量情報32、販売単価情報33、調達単価情報34を使用し式6に基づいて、時点tにおける製品nの全要素生産性を算出する。そのうえで、グラフ511を作成する。なお、グラフ511の生産要素m(図5では、“資源”、“エネルギー”、“資本”及び“労働”となっている)の横幅は、“xnmtpmt/yntqnt×100(%)”である。また、全要素生産性の横幅は、“ant/yntqnt×100(%)”である。なお、数式を見やすくするために、誤解のない限り乗算記号“×”を省略する。
第4に、生産性計測部21は、任意の生産要素(例えば、“資本”)の投入量、他の任意の生産要素(例えば、“労働”)の投入量、及び、残りのすべての生産資本の合計投入量(例えば、“資源+エネルギー”)を軸とする座標空間内に、製品nについての球を受け付けた期間内の時系列でプロットする(グラフ513)。その球の大きさ(例えば、直径、体積等)は、yntpntの値に比例している。さらに、生産性計測部21は、時点の前後関係を示す矢印を球の間に配置する。
なお、生産性計測部21は、グラフ513において、すべての製品の平均値を示す球514を作成してもよい。
なお、図5等における“製品A”の“A”は、“全要素生産性ベクトルA”の“A”とは無関係である。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、任意の生産要素m、及び、任意の期間を入力するのを受け付ける。工作機械使用者がこのような入力を行う前提として、生産要素mの投入量を減少させ、他の生産要素の投入量を増加させたという事実がある。
第4に、生産性計測部21は、同様にして、当該区間における、産出の変化率を算出する。つまり、生産性計測部21は、式7の右辺の第1項に基づいて、産出の変化率を各区間について算出する(グラフ化してもよいが、図6では簡略化のためグラフ化していない)。
第6に、生産性計測部21は、生産性の変化と比較されるべき別途入手可能な任意の値を時系列でプロットし折れ線グラフ化する(グラフ524)。ここでの任意な値は、良品率(良品の数量/[良品の数量+不良品の数量]×100(%))である。生産された製品候補は、検収時、良品又は不良品に分けられる。そして、良品だけが正式な製品となる。なお、良品率の縦軸目盛は、その時点における絶対値である(変化率ではない)。また、良品率の縦軸目盛は、良品率の基準値からの差異を示している。つまり、基準値が80%である場合、ある時点の良品率82%は、縦軸上の目盛が“2%”の位置にプロットされる。
・応急処置は、即時的には分母に対してはほとんど影響を与えない一方で、分子を即時的に増加させる。したがって資源の生産性は、応急処置があっただけで先行的に増加する。
・これに対し、全要素生産性は、単に資源から労働への代替があっただけでは増減せず、有効な恒久対策があって初めて後発的に増加する。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、任意の製品n及び累積生産台数vを入力するのを受け付ける。
第3に、生産性計測部21は、式7の右辺の第1項に基づき、それぞれの区間における産出の変化率を算出し時系列で折れ線グラフ化する(グラフ535)。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、複数の任意の期間を入力するのを受け付ける。ここで、“2014年1月1日から2014年12月31日まで”及び“2013年1月1日から2013年12月31日まで”が入力されたものとして以下の説明を続ける。
第4に、生産性計測部21は、2014年における製品nの産出シェア(式7及び式9における“wi”)を算出する。
第7に、生産性計測部21は、原点541と、プロットされた点のうち最も右の点542(産出シェア累積値“1”に対応する点であり、前記製品Dに対応する)とを線分543で結ぶ。そして、線分543とプロットされた点の軌跡544とで囲まれる領域を強調表示する。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、複数の任意の製品n及び複数の任意の生産要素mを入力するのを受け付ける。ここで受け付けた生産要素が“資源”及び“エネルギー”であるとして以降の説明を続ける。資源及びエネルギーの単価は、生産者にとっては制御不可能であるので、生産者にとって資源及びエネルギーは“外部環境”であると言える。もちろん、他の生産要素(特定ブランドの設備、特定地域で雇用される労働力等)が入力されてもよい。
第3に、生産性計測部21は、製品nのそれぞれについての産出量情報31及び販売単価情報33を取得し、製品nのそれぞれについての“産出量変化率”を算出する。ここで、算出量変化率=(yntqnt−ynt−1qnt−1)/(ynt−1qnt−1)×100(%)である。
第5に、生産性計測部21は、横軸を外部コスト率とし、縦軸を産出量変化率とする座標平面内に、円をプロットする。さらに、すべての製品の外部コスト率の平均値を示す垂直線551、及び、すべての製品の産出量変化率の平均値を示す水平線552を引く。
生産性計測部21は、時点tを1、2、3、・・・というように連続的に動かしたうえで、第2〜第5の処理を繰り返す。すると、あたかも複数の惑星が大きさを変化させながら、時系列で座標平面上を不規則に移動する様子が製品ごとに観察できる(図9においては、“製品A”以外の製品の円を省略した)。なお、図9においては、時点tの変化を白抜き矢印で示している。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、任意の製品n及び任意の期間を入力するのを受け付ける。
第2に、生産性計測部21は、受け付けた期間を均等な長さの複数の区間に分割し、当該区間における、製品nについての技術進歩の偏りを算出する。つまり、生産性計測部21は、“(ant−ant−1)/ant−1×100(%)”を、各区間について算出し時系列でプロットし折れ線グラフ化する(グラフ561)。
第1に、生産性計測部21は、工作機械使用者が使用者端末装置2の入力装置42を介して、生産要素のうちの任意の設備mを入力するのを受け付ける。ここでは、生産要素として設備mが投入されることが前提になっている。なお、補助記憶装置15は、設備のそれぞれに関連付けて、設備年齢起算時点を記憶している(図示せず)。設備年齢起算時点は、例えば当該設備が初めて投入(使用)された時点でもよいし、当該設備が直近の保守を受けた時点でもよいし、当該設備の異常を示す予兆が検出された時点でもよい。なお、設備mの設備年齢起算時点から現在時点までの期間を以降“診断対象期間”とも呼ぶ。
ステップS108(図4)において、いずれのケースであっても、全要素生産性計測装置1の生産性計測部21は、使用者端末装置2の出力装置43に表示するのと同じ画面を、全要素生産性計測装置1の出力装置13に同時に表示できる。例えば、工作機械使用者が全要素生産性の考え方に習熟していない場合もあり得る。そこで、工作機械使用者が入力装置42(マイクロフォン、ポインティングデバイス等)を介して表示画面の不明点を質問する。すると、生産性計測サービス提供者(のオペレータ)は、同一の画面を出力装置13で視認しつつ、入力装置12(マイクロフォン、ポインティングデバイス、キーボード等)を介して当該質問に回答する。
生産現場における経営視点の改革は、単に過去を反省するだけではなく、将来に向かってなされるべきものである。そこで、全要素生産性計測装置1は、計測された産出量及び投入量に基づいて任意の方法で産出量及び投入量の予測値を算出してもよい。そして、算出した予測値に基づいて、将来の全要素生産性を算出してもよい。
本実施形態の全要素生産性計測装置は、以下の効果を奏する。
(1)製品の生産者は、生産現場において使用可能な測定値をそのまま使用して、簡便に全要素生産性を算出し可視化できる。
(2)生産者は、全要素生産性及び生産要素の投入量を時点ごとに容易に比較でき、かつ全要素生産性及び生産要素の投入量の時系列変化を容易に視認できる。
(3)生産者は、生産要素間の代替の評価を時系列で容易に視認できる。
(4)生産者は、製品の累積生産台数の系列で、全要素生産性の変化率等を視認できる。
(5)生産者は、複数の期間における全要素生産性の製品間のばらつきの大小を容易に視認できる。
(6)生産者は、例えば、外部環境の影響を受けやすい製品、及び、その影響を受けやすくなる時点を容易に視認できる。
(7)生産者は、生産要素が使用(節約)される様子を生産要素ごとかつ時系列で容易に視認できる。
(8)生産者は、設備の更新時期を容易に視認できる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
2 使用者端末装置
3 設備端末装置
4 ネットワーク
11、41 中央制御装置(制御部)
12、42 入力装置
13、43 出力装置
14、44 主記憶装置
15、45 補助記憶装置
16、46 通信装置
21 生産性計測部
22 ライセンス管理部
31 産出量情報
32 投入量情報
33 販売単価情報
34 調達単価情報
35 全要素生産性情報
51 生産要素構成比率表示画面
52 代替効果表示画面
53 累積生産台数生産性表示画面
54 製品ポートフォリオの全要素生産性への寄与表示画面
55 外部環境感度表示画面
56 技術進歩偏り表示画面
57 設備年齢生産性表示画面
Claims (10)
- 同期計測された生産要素の投入量及び前記生産要素を使用して産出される製品の産出量を端末装置から受信し、
前記生産要素の投入量、前記製品の産出量及び全要素生産性の関係を定義する計算式に対して前記受信した生産要素の投入量及び前記受信した製品の産出量を代入することによって前記全要素生産性を算出し、
前記算出した全要素生産性を画面表示する制御部を備えること、
を特徴とする全要素生産性計測装置。 - 前記制御部は、
前記全要素生産性、前記生産要素の投入量、及び、前記製品の産出量を、相互に比較可能な状態かつ時系列で画面表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の全要素生産性計測装置。 - 前記制御部は、
前記生産要素のうち投入量が減少した生産要素の寄与の変化率、前記生産要素のうち投入量が増加した生産要素の寄与の変化率、及び、前記全要素生産性の変化率を、相互に比較可能な状態かつ時系列で画面表示すること、
を特徴とする請求項2に記載の全要素生産性計測装置。 - 前記制御部は、
前記全要素生産性の変化率及び前記生産要素の寄与の変化率を、相互に比較可能な状態かつ前記製品の累積生産台数の系列で画面表示すること、
を特徴とする請求項3に記載の全要素生産性計測装置。 - 前記制御部は、
所定の期間において、前記製品のうちの所定の製品の産出量が、すべての製品の産出量に占める比率を産出シェアとして算出し、
前記期間における前記全要素生産性の変化率が大きい順に前記所定の製品を並び替え、
前記並び替えた順に前記産出シェアを累積した産出シェア累積値を前記所定の製品ごとに算出し、
前記産出シェア累積値を示す軸、及び、前記産出シェア累積値に対応する製品の前記全要素生産性の変化率を累積した値を示す軸を有する座標平面において、前記所定の製品ごとに点をプロットし、
前記座標平面の原点と前記並び替えられた最後の所定の製品に対応する点とを線分で結び、前記線分と前記プロットの軌跡とが囲む領域を、前記所定の期間ごとに強調表示すること、
を特徴とする請求項4に記載の全要素生産性計測装置。 - 任意の前記生産要素の投入量がすべての前記生産要素の投入量に占める比率を示す軸、及び、前記製品の産出量の変化率を示す軸を有する座標平面において、
前記製品の産出量の大きさを示す図形を、前記製品ごとにプロットし、
前記プロットした図形を、前記製品ごとに時系列で移動して画面表示すること、
を特徴とする請求項5に記載の全要素生産性計測装置。 - 前記生産要素の投入量の偏りを、相互に比較可能な状態かつ時系列で、正負の象限に区分して画面表示すること、
を特徴とする請求項6に記載の全要素生産性計測装置。 - 前記時系列は、
前記生産要素が初めて投入された時点を起点とする時系列であること、
を特徴とする請求項7に記載の全要素生産性計測装置。 - 制御部は、
同期計測された生産要素の投入量及び前記生産要素を使用して産出される製品の産出量を端末装置から受信し、
前記生産要素の投入量、前記製品の産出量及び全要素生産性の関係を定義する計算式に対して前記受信した生産要素の投入量及び前記受信した製品の産出量を代入することによって前記全要素生産性を算出し、
前記算出した全要素生産性を画面表示すること、
を特徴とする、前記制御部を備える全要素生産性計測装置の全要素生産性計測方法。 - 全要素生産性計測装置の制御部に対し、
同期計測された生産要素の投入量及び前記生産要素を使用して産出される製品の産出量を端末装置から受信し、
前記生産要素の投入量、前記製品の産出量及び全要素生産性の関係を定義する計算式に対して前記受信した生産要素の投入量及び前記受信した製品の産出量を代入することによって前記全要素生産性を算出し、
前記算出した全要素生産性を画面表示する処理を実行させること、
を特徴とする全要素生産性計測プログラム。
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