JP2017098927A - ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるd2d通信での受付制御方法及びシステム - Google Patents

ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるd2d通信での受付制御方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス(D2D)通信での受付制御方法及びシステムに関する。【解決手段】D2D通信での受付制御方法であって、ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのD2Dディスカバリ要求を受信し、受信した近接度ベースのD2Dディスカバリ要求をビンへと分類する。更に、ハードウェア・プロセッサを介して、ビンについての優先度レベルを決定し、これらのビンのうち、最も高い優先度レベルを持つもの1つを選択してもよい。また、ハードウェア・プロセッサを介して、選択されたビンへと分類された、近接度ベースのD2Dディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別し、識別された近接度ベースのD2Dディスカバリ要求に対して、近接度ベースのD2Dディスカバリ応答を生成し提供してもよい。【選択図】図7

Description

優先権の主張
本米国特許出願は、米国特許法第119条の下、DATEに出願された、インド出願第TBD号の優先権を主張するものである。上記出願の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるD2D通信での受付制御(admission control)方法及びシステムに関する。
デバイス・ツー・デバイス(「D2D:device−to−device」)通信は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)のロング・ターム・エボリューション・アドバンスド(LTE−A:Long Term Evolution Advanced)標準における主要技術の1つと見なされており、近接したユーザ機器(「UE:user equipment」)間の直接通信を可能にする。3GPP標準TS23.303のリリース12によると、UE間のD2D通信は、近接度サービス(「ProSe:Proximity Service」)機能サーバによって可能となる。
ここに本発明者らは、こうした従来のシステムに伴う、以下に説明する数点の技術的問題を認識している。3GPP標準TS23.303のリリース12では、UE間のD2D通信に向けた受付制御機構が存在しない。受付制御機構が存在しないために、3GPP標準TS23.303のリリース12で規定される既存のProSe機能サーバは、デバイス数及び同時に確立されるD2D通信リンク数がネットワーク内で増加すると、過負荷状態に陥ってしまう。結果、パケットの欠落が生じ、サービス品質(「QoS:Quality of Service」)が低下する。
複数のUEからのD2Dディスカバリ要求メッセージが幾つかProSe機能サーバに到着するというシナリオでは、ProSe機能サーバにおけるシグナリング負荷が増大する。また、ProSe機能サーバが受信ディスカバリ要求メッセージに対する応答に失敗してしまうと、D2D対応UEは通信を行うことができなくなり、よってQoSの低下が引き起こされる。
現在、ProSe機能サーバは、各UEのサブスクリプション情報(エンタイトルメント)に基づいてディスカバリ要求を一手に担っているが、そのことにより、以下の制限が生じる。第1に、ProSe機能サーバは、複数のディスカバリ要求を任意の瞬間に処理するよう設計されてはいない。これは、いかなる瞬間においても、ProSe機能サーバが受け取るのは単一のディスカバリ要求であり、残りは拒否する/取り落とすことになってしまい、多数の発信側UEがD2D通信を開始することはできない、ということを意味する。
第2に、ProSe機能サーバは、重要度(criticality)のレベルが異なるUEからのディスカバリ要求を区別できない。結果、不適当/不適切な発信側UEにD2D通信を許可し、任意の瞬間において同時にディスカバリ要求を送信中の発信側UEのセットの中で、より重要な発信側UEを見落とすおそれがある。
しかし、ネットワーク内で発信側UEのQoSを維持するためには、ProSe機能サーバが以下の機能を持つことが望ましい。第1に、ProSe機能サーバは、複数のディスカバリ要求を任意の瞬間に処理できるものであることが望ましい。第2に、ProSe機能サーバは、重要度のレベルが異なる発信側UEからのディスカバリ要求を区別することができると共に、QoSを維持するために、最適なディスカバリ要求が許容されることを保証できるものであることが望ましい。
本開示の実施例は、従来のシステムについて本発明者らが認識する上記技術的問題の1つ又は複数に対し、その解決策としての技術的改良を提示するものである。例えば、一実施例では、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御のためのシステムが開示され、このシステムには、ハードウェア・プロセッサと、このハードウェア・プロセッサによって実行可能な方法を実行するための命令を記憶するメモリとが含まれる。この方法には、ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、ハードウェア・プロセッサを介して、受信した近接度ベース(proximity-based)のデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、複数のビン(bin)へと分類することとが含まれてよい。この方法には更に、ハードウェア・プロセッサを介して、ビンについての優先度レベルを決定することと、ハードウェア・プロセッサを介して、これらのビンのうち、最も高い優先度レベルを持つもの1つを選択することとが含まれてよい。この方法にはまた、ハードウェア・プロセッサを介して、選択されたビンへと分類された、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出(first-in-first-out)法により識別することと、ハードウェア・プロセッサを介して、識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することとが含まれてよい。
別の実施例では、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御のための方法が開示される。この方法には、ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、ハードウェア・プロセッサを介して、受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、ビンへと分類することとが含まれてよい。この方法には更に、ハードウェア・プロセッサを介して、ビンについての優先度レベルを決定することと、ハードウェア・プロセッサを介して、これらのビンのうち、最も高い優先度レベルを持つもの1つを選択することとが含まれてよい。この方法にはまた、ハードウェア・プロセッサを介して、選択されたビンへと分類された、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別することと、ハードウェア・プロセッサを介して、識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することとが含まれてよい。
更に別の実施例では、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御のための、プロセッサが実行可能な命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体が開示され、この命令には、方法を実行するための命令が含まれる。この方法には、ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、ハードウェア・プロセッサを介して、受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、ビンへと分類することとが含まれてよい。この方法には更に、ハードウェア・プロセッサを介して、ビンについての優先度レベルを決定することと、ハードウェア・プロセッサを介して、これらのビンのうち、最も高い優先度レベルを持つもの1つを選択することとが含まれてよい。この方法にはまた、ハードウェア・プロセッサを介して、選択されたビンへと分類された、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別することと、ハードウェア・プロセッサを介して、識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することとが含まれてよい。
以上の概要、及び以下の詳細な説明は、共に例示的、且つ説明的なものに過ぎず、特許請求される発明を限定するものではない、ということを理解されたい。
本開示に組み込まれ、その一部を成す添付図面は、例示的実施例を図解すると共に、その説明と併せることで、開示される原理の説明に役立つ。
先行技術による、ワイヤレス通信システムの態様を示すブロック図である。 先行技術による、近接度ベース・サービス(ProSe)機能サーバの態様を示すブロック図である。 先行技術による、ProSeサービスを使用するデバイス・ツー・デバイス(「D2D」)通信のための方法を示すフロー図である。 幾つかの実施例による、改良型ワイヤレス通信システムの態様を示すブロック図である。 幾つかの実施例による、改良型近接度ベース・サービス(ProSe)機能サーバの態様を示すブロック図である。 幾つかの実施例による、ProSe機能サーバ用受付制御システムの態様を示すブロック図である。 幾つかの実施例による、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるD2D通信での受付制御方法を示すフロー図である。 幾つかの実施例による、D2Dディスカバリ要求の分類方法を示すフロー図である。 幾つかの実施例による、D2Dディスカバリ要求の微分処理方法を示すフロー図である。 本開示に則った実施例を実装するための、例示的コンピュータ・システムのブロック図である。
添付図面を参照しながら、例示的実施例が説明される。各図において、参照番号の左端の桁は、その参照番号が初出となる図を示している。便宜上、同一又は類似部分の参照には、各図面で一貫して同一の参照番号が使用される。開示される原理の実例及び特徴が本明細書で説明されるが、その修正、改作、及び異なる実装形態も、開示される実施例の趣旨及び範囲から逸脱することなく可能である。以下の詳細な説明が単なる例示と見なされ、真の範囲及び趣旨は、続く特許請求の範囲によって示されることが意図される。
本開示の実施例は、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるD2D受付制御が可能にした、改良型ProSe機能を提供する。この改良型ProSe機能は、重要度のレベルが異なる複数のディスカバリ要求 (DR:Discovery Request)を任意の瞬間に処理し、QoSを維持するために、最適なディスカバリ要求が許容されることを保証する能力を持つ。
更に、幾つかの実施例において、D2D受付制御(D2DAC:D2D admission control)機構は、各ディスカバリ要求を複合階層的に分類し、それらをバッファすることにより、複数のディスカバリ要求を処理することができる。保留中のディスカバリ要求は、即座に拒否されることはない。代わりに、ProSe機能サーバは、プロセスの次のラウンドでの処理が見込まれることになる、ディスカバリ要求のバックログを維持することができる。
更に、幾つかの実施例において、D2DACは、重要度、D2D通信モード(例えば、1対1、1対多)、及びアプリケーションの要求(リアルタイム/非リアルタイム)に基づき、受信ディスカバリ要求の分類を複合階層的に行うことができる。この分類は、複合階層的分類指標(「CHCI:composite−hierarchical−classification−index」)の形式で表されてよい。ディスカバリ要求の処理は、CHCI値に基づき、D2DACによって実行されてよい。
図1は、先行技術によるワイヤレス通信システム100の態様を示すブロック図である。幾つかの実施例では、より広範囲のインターネット110に接続されるのは、エボルブド・パケット・コア(「EPC:evolved packet core」)120であってよい。1つ又は複数のユーザ機器(UE)133、134、15、及び136が、E−UTRANネットワーク130を介して、EPC120に接続されてよい。マクロ・エボルブドNodeB基地局(eNB:Evolved NodeB station)1 132は、LTE無線用の基地局として機能してよい。EPC120は、4つのネットワーク要素、即ち、サービング・ゲートウェイ(サービングGW123、124)、公衆データ網(「PDN:public data network」)ゲートウェイ(PDN GW121)、MME(123、124)、及びホーム加入者サーバ(「HSS:Home Subscriber Server」)125から構成されるものであってよい。
ゲートウェイ(サービングGW及びPDN GW)は、ユーザ・プレーン(plane)を処理する。これらは、ユーザ機器(UE)と外部ネットワークの間のIPデータ・トラフィックを転送する。サービングGW123、124は、無線側とEPCとを相互に接続するポイントとなる。その名称が示す通り、このゲートウェイは、発着信IPパケットをルーティングすることにより、UEのために動作(サービング)する。
PDN GW121は、EPCと外部IPネットワークとを相互に接続するポイントとなる。この名称は、これらのネットワークがパケット・データ・ネットワーク(PDN:Packet Data Network)と呼ばれることに由来する。PDN GW121は、PDNとの間で行き来するパケットのルーティングを行う。PDN GW121はまた、IPアドレス/IPプレフィックスの割り当てや、ポリシーの制御及び課金等、様々な機能も実行する。
MME(モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)を表す)123、124は、コントロール・プレーンを処理し、E−UTRANアクセスのために、モビリティ及びセキュリティに関するシグナリングを扱う。MMEは、アイドルモードにあるUEのトラッキング及びページングを担うものであり、非アクセス層(NAS:Non−Access Stratum)の終端ポイントとなる。
HSS125は、ユーザ関連情報及び加入者関連情報を含むデータベースであってよい。HSS125はまた、モビリティ管理、呼(call)及びセッションのセットアップ、ユーザ認証、及びアクセス承認をサポートする機能を提供してもよい。
EPCは外部ネットワークに接続され、これにはIPマルチメディア・コア・ネットワーク・サブシステム(IMS:IP Multimedia Core Network Subsystem)を含めることができる。また、ワイヤレス通信システム100には、ポリシー及び課金ルール機能(「PCRF:Policy and Charging Rules Function」)122が含まれてよい。PCRF122は、マルチメディア・ネットワーク内でポリシー・ルールを決定するために、リアルタイムで指定されるソフトウェア・ノードであってよい。ポリシー・ツールとして、PCRF122は、次世代ネットワークにおいて中心的役割を果たし得る。ポリシー実施のために既存のネットワークに追加された、これまでのポリシー・エンジンとは異なり、PCRF122はソフトウェア・コンポーネントとなるのが普通であり、ネットワーク・コアにおいて動作し、加入者データベースや他の専用機能(課金システム等)に、中央集中的な仕方でアクセスする。
ProSeアプリケーション・サーバ126及びProSe機能サーバ131は、UE向けに近接度ベース・サービスを提供してよい。ProSeアプリケーション・サーバ126は、アプリケーション及びユーザ識別子の記憶及びマッピング機能をサポートしてよい。ProSeアプリケーション・サーバ126とProSeアプリケーションの間における、特定アプリケーション・レベルのシグナリングは、PC1を介して行われてよい。ProSeアプリケーション・サーバ126は、PC2参照ポイントを介して、ProSe機能サーバ131と相互作用してよい。ProSe機能サーバ131は、ProSeに必要なネットワーク関連操作に使用される論理機能を実行してよい。以下で図2を参照しながら説明するように、ProSe機能サーバ131は、ProSeの特徴に応じた異なる役割を果たす、3つの主要な副機能からなってよい。
図2は、先行技術による近接度ベース・サービス(ProSe)機能サーバ131の態様を示すブロック図である。幾つかの実施例において、ProSe機能サーバ131には、ハードウェア240(例えば、図10の例示的ハードウェア及びソフトウェア・コンポーネントについての説明を参照)、IPトランスポート層230(インターネット・プロトコルを通じたパケット転送のため)、及びインタフェース層220(例えば、PC3、PC4a、PC4b、PC6、PC7)が含まれてよい。更に、ProSe機能サーバ131にはProSe機能層210が含まれてよく、この層には、直接プロビジョニング・モジュール212、直接ディスカバリ・ネーム管理モジュール214、及びEPCレベル・ディスカバリ・モジュール216が含まれ得る。
直接プロビジョニング・モジュール212は、ProSe直接ディスカバリ及びProSe直接通信を使用するために、必要なパラメータをUEに提供(provision)するのに使用されてよい。UEには、公衆携帯電話網(「PLMN:Public land mobile network」)固有のパラメータが提供されてよく、それによってこれらのUEは、特定のPLMNにおけるProSeの使用が可能になる。このパラメータには、Useが直接ディスカバリを実行可能なPLMNのリストや、UEがネットワーク・カバレッジ外にあるときの直接通信に必要なパラメータ等の情報を含めることができる。
直接ディスカバリ・ネーム管理モジュール214は、ProSe直接ディスカバリを開いて、ProSeアプリケーションID及びProSeアプリケーション・コードのマッピングを割り当て、処理するために使用されてよい。このモジュールは、各ディスカバリ要求を承認するために、ホーム加入者サーバ(「HSS」)に記憶された、ProSe関連加入者データを使用してよい。直接ディスカバリ・ネーム管理モジュール214はまた、エア・インタフェースを介してやり取りされるディスカバリ・メッセージを保護するのに必要なセキュリティ・データを、UEに提供してもよい。
EPCレベル・ディスカバリ・モジュール216は、位置情報を使用するネットワーク支援型ディスカバリを、UEに提供するために使用されてよい。
図3は、先行技術による、ProSeサービスを使用する際の、デバイス・ツー・デバイス(「D2D」)通信の方法300を示すフロー図である。幾つかの実施例において、UE310は、ProSeアプリケーションID構成320を利用して、D2Dディスカバリ要求330を生成してよい。D2Dディスカバリ要求330には、例えば、ProSeアプリケーションID、UE ID、アプリケーションIP、及び「ANNOUNCE」コマンドが含まれる。ProSe機能サーバ312はディスカバリ要求を受信してよく、また各ディスカバリ要求を承認するために、ホーム加入者サーバ(「HSS」)314を用いてディスカバリ承認シーケンスを開始してよい。この承認シーケンスに基づき、ProSe機能サーバ312は、ProSeアプリケーション・コード及び有効性タイマを含むディスカバリ応答メッセージ350を、UE310向けに生成してよい。このディスカバリ応答メッセージ350に基づき、UE310は、D2D通信のための無線リソース割り当て360に関与してよい。
図4は、幾つかの実施例による、改良型ワイヤレス通信システム400の態様を示すブロック図である。幾つかの実施例において、システム400は、図1の先行技術によるシステムに関連して、上に説明したものと同様の構成要素110〜136を有してよい。しかし、システム400には、「D2D受付制御(D2DAC)」という名称の新たなモジュールを備えた、改良型ProSe機能サーバ431が更に含まれてよい。D2DACについての説明は、図5を参照しながら進行し得る。
図5は、幾つかの実施例による、改良型近接度ベース・サービス(ProSe)機能サーバ431の態様を示すブロック図である。図5に示すように、ProSe機能サーバ431には、図2の先行技術によるシステム131に関連して、上に説明したものと同様の構成要素210〜240が含まれてよい。しかし、ProSe機能サーバには、これらに加えて、(D2DAC)受付制御モジュール518が含まれてよい。D2DAC518は、システムのスタートアップ中に構成の詳細を受信するため、当業者とコマンド・ライン・インタフェースを介したやり取りを行ってもよい。構成の詳細は、D2DAC518によって受信された後、D2DAC518の持続性メモリに記憶されてよい。ProSeシステムが安定状態にある間、D2DAC518は、ディスカバリ要求メッセージを分析することによる受付制御を実行するために、インタフェース層220と優先的に相互作用してよい。提案される「D2D受付制御」モジュールの例示的実施例が持つシステム・アーキテクチャは、図6において示される。
図6は、幾つかの実施例による、ProSe機能サーバ用受付制御システム600の態様を示すブロック図である。幾つかの実施例において、D2DACモジュール630は、インタフェース層620から受信したディスカバリ要求メッセージの各々を分析することにより、D2D UEの受付制御の実行を担うものであってよい。構成モジュール632は、D2DACが持つ、その他のモジュールにとって必要な環境及び構成パラメータの記憶を担うものであってよい。D2DACは、コマンド・ライン・インタフェース610を介して、当業者から自身の構成パラメータを取得してよく、またその構成パラメータを、自身のローカルなデータ構造に記憶してよい。記憶される構成パラメータの例としては、下記のものが挙げられる。
幾つかの実施例において、各D2Dディスカバリ要求メッセージは、1つ又は複数のアプリケーション・カテゴリ・ビンに分類されてよい。アプリケーション・カテゴリ・ビン毎に、システム容量閾値(SCthreshold)が定義されてよく、この閾値は、システムの初期化中にコマンド・ライン・インタフェース610から受信した閾値であってよい。この値は、アプリケーション・カテゴリ・ビン毎に、ディスカバリ・アナウンスを要求するD2Dデバイスの数を制限するために使用されてよい。システム容量閾値は、決定モジュール638によって使用されてよい。例えば、定義されたビンが5つ存在する場合、以下に示すような、5つの異なるシステム容量閾値が得られてよい。
SCthreshold(1)、SCthreshold(2)、SCthreshold(3)、SCthreshold(4)、SCthreshold(5)
周期タイマ値(Tthreshold)が定義されてよく、この値は、システムの初期化中にコマンド・ライン・インタフェース610から受信した周期タイマであってよい。この値は、アプリケーション・カテゴリ・ビンの各々に関する計算を開始するためのトリガとして使用されてよい。周期タイマ値は、決定モジュール638によって使用されてよい。例えば、定義されたアプリケーション・カテゴリ・ビンが5つ存在する場合、1つの周期タイマ値(Tthreshold(1))が得られてよい。
幾つかの実施例において、分類モジュール636は、受信ディスカバリ要求の複合階層的な分類を担うものであってよい。分類モジュール636は、インタフェース層620からのパケットを、重要度、D2D通信モード(例えば、1対1、1対多)、及びアプリケーションの要求(例えば、リアルタイム/非リアルタイム)に基づき、動的に分類してよい。この分類は、複合階層的分類指標(CHCI)の形式で表されてよく、パラメータ計算モジュール634によって計算される。パラメータ計算モジュール634はまた、受付制御システム600がディスカバリ応答メッセージを用いてUEに返答するのを容易にするために、選択された要求メッセージについての有効性タイマを計算してもよい。
幾つかの実施例において、決定モジュール638は、アプリケーション・カテゴリ・ビンを動的に選択してよく、そこから処理するD2D要求メッセージが選択される。決定モジュール638は、各アプリケーション・カテゴリ・ビンについての複合階層的分類指標(CHCI)を計算するために、パラメータ計算モジュール634を使用してよい。CHCI値を決定した後、最も高いCHCIを有するアプリケーション・カテゴリ・ビンが選択されてよく、受け取るべき要求は、その中から選択される。
図7は、幾つかの実施例による、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるD2D通信での受付制御方法700を示すフロー図である。幾つかの実施例において、ステップ710では、ProSe機能サーバ431が、1つ又は複数のUE(例えば、UE2 134)から、1つ又は複数のD2Dディスカバリ要求メッセージを受信してよい。ProSe機能サーバ431は、ProSe機能層210内の受付制御モジュール518を呼び出してよい。受付制御モジュール518には、D2D受付制御モジュール630が含まれてよく、このモジュールには分類モジュール636が含まれる。ステップ720では、図8を参照しながら説明するように、分類モジュール636が、ディスカバリ要求を1つ又は複数のアプリケーション・カテゴリ・ビンに分類してよい。
図8は、幾つかの実施例による、D2Dディスカバリ要求の分類方法800を示すフロー図である。幾つかの実施例において、分類モジュール636は、ディスカバリ要求からアプリケーション・コードとUE IDとを抽出してよい。次いで、分類モジュール636は、UE IDを有するUEが、D2D直接ディスカバリにサブスクライブされているかどうかをチェックしてよい。サブスクライブされていなければ、そのディスカバリ要求は落とされて(drop)よい。その後、分類モジュール636は更に、アプリケーションIDによって表されるアプリケーションが、直接ディスカバリのための権限を付与されているかどうかをチェックしてよい。権限が付与されていなければ、そのディスカバリ要求は落とされてよい。
幾つかの実施例において、ステップ805では、分類モジュール636が、受信ディスカバリ要求がミッション・クリティカルである(例えば、緊急事態又は優先度の高い状況に関する)と見なされているかどうかを判断してよい。そのように見なされているのであれば、分類モジュール636は、そのディスカバリ要求を、アプリケーション・カテゴリ1ビン810に分類してよい。受信ディスカバリ要求がミッション・クリティカルと見なされてはいないと判断した場合、分類モジュール636は、ステップ815において、その受信ディスカバリ要求がブロードキャスト(例えば、1対多)通信向けのものか、ユニキャスト(例えば、1対1)通信向けのものかを判断してよい。
ディスカバリ要求がブロードキャスト通信向けのものである場合、ステップ820において、分類モジュール636は、その通信タイプがリアルタイムか否かを判断してよい。通信タイプがリアルタイムであれば、分類モジュール636は、その受信ディスカバリ要求をアプリケーション・カテゴリ2ビン825に分類してよく、そうでない場合には、アプリケーション・カテゴリ3ビン830に分類してよい。
ディスカバリ要求がユニキャスト通信向けのものである場合、ステップ835において、分類モジュール636は、その通信タイプがリアルタイムか否かを判断してよい。通信タイプがリアルタイムであれば、分類モジュール636は、その受信ディスカバリ要求をアプリケーション・カテゴリ4ビン840に分類してよく、そうでない場合には、アプリケーション・カテゴリ5ビン845に分類してよい。
図7に戻り、ステップ730では、パラメータ計算モジュール634が、図9を参照しながら説明するように、各アプリケーション・カテゴリ・ビンについて、複合階層的分類指標(CHCI)を計算する。更に、ステップ740では、決定モジュール638が、同じく図9を参照しながら説明するように、受信ディスカバリ要求の微分処理(differential processing)を実行してよい。
図9は、幾つかの実施例による、D2Dディスカバリ要求の微分処理方法900を示すフロー図である。ステップ910では、決定モジュール638が、アプリケーション・カテゴリ1ビンが空かどうかを判断してよい。空でなければ、ステップ920において、決定モジュール638はアプリケーション・カテゴリ1ビンを選択し、そこから処理するディスカバリ要求メッセージを選択してよい。例えば、決定モジュール638は、アプリケーション・カテゴリ1ビンから処理するディスカバリ要求メッセージを選択する際に、先入先出(「FIFO:first−in−first−out」)法を採用してよい(ステップ960参照)。
アプリケーション・カテゴリ1ビンが空であれば、ステップ930において、決定モジュール638がパラメータ計算モジュール634を呼び出し、空でないアプリケーション・カテゴリ・ビンの各々(例えば、アプリケーション・カテゴリ2〜5ビン)について、複合階層的分類指標(CHCI)を計算してよい。例えば、パラメータ計算モジュール634は、空でないアプリケーション・カテゴリ・ビンの各々についてのCHCI値を、周期タイマ(Tthreshold)毎に、以下のようなパラメータを使用して計算してよい。(1)ビン内で保留されている要求の数。(2)ビンから落とされた直接ディスカバリ要求の数。(3)アプリケーション・カテゴリ・ビンの各々についてのシステム容量閾値。例えば、パラメータ計算モジュール634は、空でないアプリケーション・カテゴリ・ビンの各々についてのCHCI値を、上記パラメータの加重和として計算してよい。
ステップ940では、決定モジュール638が、アプリケーション・カテゴリ・ビンを、それらに関連付けられたCHCI値の高い順に並べ替えてよい。ステップ950では、決定モジュール638が、最も高いCHCI値を有するアプリケーション・カテゴリ・ビンを選択してよい。ステップ960では、決定モジュール638が、ステップ920又はステップ950で選択されたビンから、処理するディスカバリ要求メッセージを選択してよい。例えば、決定モジュール638は、選択されたアプリケーション・カテゴリ・ビンから、処理するディスカバリ要求メッセージを選択する際に、先入先出(「FIFO」)法を採用してよい(ステップ960参照)。
図7に戻り、ステップ750では、D2D受付制御モジュール630が、例えば3GPPのリリース12の標準に従って、選択されたディスカバリ要求に対してディスカバリ応答を生成及び提供してよい。
以上から、一部の実施例で得られる幾つかの利点として、以下のものが考えられる。
多重DR(ディスカバリ要求)処理
幾つかの実施例において、D2D受付制御(D2DAC)機構は、各ディスカバリ要求を複合階層的に分類し、それらのディスカバリ要求をバッファすることにより、複数のディスカバリ要求を処理することが可能であってよい。保留中のディスカバリ要求は、即座に拒否されなくてもよい。続くサイクルでの処理が見込まれ得る、ディスカバリ要求のバックログは維持されてよい。
分類に基づく微分操作
幾つかの実施例において、D2DACは、重要度、D2D通信モード(1対1、1対多)、及びアプリケーションの要求(リアルタイム/非リアルタイム)に基づき、受信ディスカバリ要求の分類を複合階層的に行ってよい。この分類は、複合階層的分類指標(CHCI)の形式で表されてよい。ディスカバリ要求の処理は、D2D通信におけるDRの効果的な微分操作のためのCHCIに基づき、D2DACによって実行されてよい。
コンピュータ・システム
図10は、本開示に則った実施例を実装するための、例示的コンピュータ・システムのブロック図である。本明細書に開示されるデバイス及びシステムを実装するために、コンピュータ・システム1001の変形形態が使用されてもよい。コンピュータ・システム1001は、中央処理ユニット(「CPU:central processing unit」又は「プロセッサ」)1002を備えてよい。プロセッサ1002は、ユーザ又はシステムが生成した要求を実行するために、プログラム・コンポーネントを実行する少なくとも1つのデータ・プロセッサを備えてよい。ユーザには、ある人物、本開示に含まれるようなデバイスを使用する人物、又はそのようなデバイス自体が含まれてよい。プロセッサには、一体化されたシステム(バス)コントローラ、メモリ管理制御ユニット、浮動小数点ユニット、グラフィック処理ユニット、デジタル信号処理ユニット等、専用の処理ユニットが含まれてよい。プロセッサには、AMD Athlon、Duron若しくはOpteron、ARMのアプリケーション、埋込型若しくはセキュア・プロセッサ、IBM PowerPC、IntelのCore、Itanium、Xeon、Celeron、又はその他のプロセッサのラインナップ等のマイクロプロセッサが含まれてよい。プロセッサ1002は、メインフレーム、分散型プロセッサ、マルチコア、並列、グリッド、又はその他のアーキテクチャを使用して実装されてよい。幾つかの実施例では、特定用途向け集積回路(ASIC:application−specific integrated circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)等の埋込型技術を利用してよい。
プロセッサ1002は、入出力(I/O:input/output)インタフェース1003を介して、1つ又は複数のI/Oデバイスと通信状態で配置されてよい。I/Oインタフェース1003は、限定するものではないが、オーディオ、アナログ、デジタル、モノラル、RCA、ステレオ、IEEE−1394、シリアル・バス、ユニバーサル・シリアル・バス(USB:universal serial bus)、赤外線、PS/2、BNC、同軸、コンポーネント、複合、デジタル・ビジュアル・インタフェース(DVI:digital visual interface)、高精細度マルチメディア・インタフェース(HDMI(登録商標):high−definition multimedia interface)、RFアンテナ、S−Video、VGA、IEEE802.11a/b/g/n/x、Bluetooth(登録商標)、セルラ(例えば、符号分割多元接続(CDMA:code−division multiple access)、高速パケット・アクセス(HSPA+:high−speed packet access)、モバイル通信向け全地球システム(GSM(登録商標):global system for mobile communications)、ロング・ターム・エボリューション(LTE:long−term evolution)、WiMax等)等の通信プロトコル/方法を採用してよい。
I/Oインタフェース1003を使用することにより、コンピュータ・システム1001は、1つ又は複数のI/Oデバイスと通信してよい。例えば、入力デバイス1004は、アンテナ、キーボード、マウス、ジョイスティック、(赤外線)リモコン、カメラ、カード・リーダ、ファックス、ドングル、バイオメトリック・リーダ、マイク、タッチ・スクリーン、タッチパッド、トラックボール、センサ(例えば、加速度計、光センサ、GPS、ジャイロスコープ、近接センサ等)、スタイラス、スキャナ、ストレージ・デバイス、トランシーバ、ビデオ・デバイス/ソース、バイザ等であってよい。出力デバイス1005は、プリンタ、ファックス、ビデオ・ディスプレイ(例えば、ブラウン管(CRT:cathode ray tube)、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)、発光ダイオード(LED:light−emitting diode)、プラズマ等)、オーディオ・スピーカ等であってよい。幾つかの実施例では、トランシーバ1006は、プロセッサ1002と接続状態で配置されてよい。トランシーバは、様々なタイプのワイヤレス送信又はワイヤレス受信を容易にし得る。例えば、トランシーバには、IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth、FM、全地球測位システム(GPS:global positioning system)、2G/3G HSDPA/HSUPA通信等を提供する、トランシーバ・チップ(例えば、Texas Instruments WiLink WL1283、Broadcom BCM4750IUB8、Infineon Technologies X−Gold 618−PMB9800等)に動作可能に接続されたアンテナが含まれてよい。
幾つかの実施例において、プロセッサ1002は、ネットワーク・インタフェース1007を介して、通信ネットワーク1008と通信状態で配置されてよい。ネットワーク・インタフェース1007は、通信ネットワーク1008と通信してよい。ネットワーク・インタフェースは、限定するものではないが、直接接続、イーサネット(登録商標)(例えば、ツイスト・ペア10/100/1000Base T)、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP:transmission control protocol/internet protocol)、トークン・リング、IEEE802.11a/b/g/n/x等を含む、接続プロトコルを採用してよい。通信ネットワーク1008には、限定するものではないが、直接相互接続、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN:local area network)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN:wide area network)、ワイヤレス・ネットワーク(例えば、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコルを使用)、インターネット等が含まれてよい。ネットワーク・インタフェース1007及び通信ネットワーク1008を使用することにより、コンピュータ・システム1001は、デバイス1010、1011、及び1012と通信してよい。これらのデバイスには、限定するものではないが、パーソナル・コンピュータ、サーバ、ファックス、プリンタ、スキャナ、携帯電話やスマートフォン(例えば、Apple iPhone(登録商標)、Blackberry、Androidベースの電話等)といった様々なモバイル・デバイス、タブレット・コンピュータ、eBookリーダ(Amazon Kindle、Nook等)、ラップトップ・コンピュータ、ノートブック、ゲーム・コンソール(Microsoft Xbox、Nintendo DS、Sony PlayStation等)等が含まれてよい。幾つかの実施例において、コンピュータ・システム1001は、それ自体で、これらのデバイスのうちの1つ又は複数を体現してもよい。
幾つかの実施例において、プロセッサ1002は、ストレージ・インタフェース1012を介して、1つ又は複数のメモリ・デバイス(例えば、RAM1013、ROM1014等)と通信状態で配置されてよい。ストレージ・インタフェースは、限定するものではないが、シリアルATA(SATA:serial advanced technology attachment)、統合ドライブ・エレクトロニクス(IDE:integrated drive electronics)、IEEE−1394、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、ファイバ・チャネル、小型コンピュータ・システム・インタフェース(SCSI:small computer systems interface)等の接続プロトコルを採用する、メモリ・ドライブ、リムーバブル・ディスク・ドライブ等を含むメモリ・デバイスに接続してよい。メモリ・ドライブには更に、ドラム、磁気ディスク・ドライブ、光磁気ドライブ、光学ドライブ、個別ディスクからなる冗長アレイ(RAID:redundant array of independent discs)、固体メモリ・デバイス、固体ドライブ等が含まれてよい。例えば、本明細書に開示されるデータベースを実装するために、様々なメモリ・デバイスが使用されてよい。
メモリ・デバイスは、限定するものではないが、オペレーティング・システム1016、ユーザ・インタフェース・アプリケーション1017、ウェブ・ブラウザ1018、メール・サーバ1019、メール・クライアント1020、ユーザ/アプリケーション・データ1021(例えば、本開示で論じられる任意のデータ変数又はデータ記録)等を含む、プログラム・コンポーネント又はデータベース・コンポーネントのコレクションを記憶してよい。オペレーティング・システム1016は、コンピュータ・システム1001のリソース管理及び動作を容易にし得る。オペレーティング・システムの例としては、限定するものではないが、Apple Macintosh OS X、Unix(登録商標)、Unix系システムのディストリビューション(例えば、Berkeley Software Distribution(BSD)、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD等)、Linux(登録商標)のディストリビューション(例えば、Red Hat、Ubuntu、Kubuntu等)、IBM OS/2、Microsoft Windows(登録商標)(XP、Vista/7/8等)、Apple iOS、Google Android、Blackberry OS等が挙げられる。ユーザ・インタフェース1017は、プログラム・コンポーネントの表示、実行、対話、操作、又は動作を、テキスト又はグラフィック・ファシリティを通じて容易にし得る。例えば、ユーザ・インタフェースは、コンピュータ・システム1001に動作可能に接続されたディスプレイ・システム上に、コンピュータ対話インタフェース要素(カーソル、アイコン、チェック・ボックス、メニュー、スクロールバー、ウインドウ、ウィジェット等)を提供してよい。限定するものではないが、Apple Macintoshオペレーティング・システムのAqua、IBM OS/2、Microsoft Windows(登録商標)(例えば、Aero、Metro等)、Unix(登録商標) X−Windows、ウェブ・インタフェースのライブラリ(例えば、ActiveX、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、AJAX、HTML、Adobe Flash等)等を含む、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI:graphical user interface)が採用されてよい。
幾つかの実施例において、コンピュータ・システム1001は、ウェブ・ブラウザ1018が記憶されたプログラム・コンポーネントを実装してよい。ウェブ・ブラウザは、Microsoft Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari等のハイパーテキスト閲覧アプリケーションであってよい。HTTPS(secure hypertext transport protocol)、セキュア・ソケット・レイヤ(SSL:secure sockets layer)、Transport Layer Security(TLS)等を使用することにより、セキュアなウェブ閲覧が提供され得る。ウェブ・ブラウザは、AJAX、DHTML、Adobe Flash、JavaScript、Java(登録商標)、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API:application programming interface)等のファシリティを利用してよい。幾つかの実施例において、コンピュータ・システム1001は、メール・サーバ1019が記憶されたプログラム・コンポーネントを実装してよい。メール・サーバは、Microsoft Exchange等のインターネット・メール・サーバであってよい。メール・サーバは、ASP、ActiveX、ANSI C++/C#、Microsoft .NET、CGIスクリプト、Java(登録商標)、JavaScript、PERL、PHP、Python、WebObjects等のファシリティを利用し得る。メール・サーバは、インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP:internet message access protocol)、メッセージング・アプリケーション・プログラミング・インタフェース(MAPI:messaging application programming interface)、Microsoft Exchange、ポスト・オフィス・プロトコル(POP:post office protocol)、簡易メール転送プロトコル(SMTP:simple mail transfer protocol)等の通信プロトコルを利用してよい。幾つかの実施例において、コンピュータ・システム1001は、メール・クライアント1020が記憶されたプログラム・コンポーネントを実装してよい。メール・クライアントは、Apple Mail、Microsoft Entourage、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird等のメール閲覧アプリケーションであってよい。
幾つかの実施例において、コンピュータ・システム1001は、本開示において説明される、データ、変数、記録等のユーザ/アプリケーション・データ1021を記憶してよい。そのようなデータベースは、OracleやSybase等の、フォールト・トレラント、リレーショナル、スケーラブル、セキュアなデータベースとして実装されてよい。或いは、そのようなデータベースが、アレイ、ハッシュ、リンク・リスト、構造体、構造化テキスト・ファイル(例えば、XML)、テーブル等の標準化データ構造を使用して、又はオブジェクト指向データベース(例えば、ObjectStore、Poet、Zope等を使用)として、実装されてもよい。そのようなデータベースは、本開示における上述の様々なコンピュータ・システム間で、時として統合や分散がなされてよい。あらゆるコンピュータ又はデータベース・コンポーネントの構造及び動作は、稼働する取り合わせであれば、どのように組み合わされ、統合され、また分散されてもよいことを理解されたい。
本明細書は、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるD2D通信での受付制御方法及びシステムを説明した。例示されたステップは、示された例示的実施例の説明のために記載されたものであり、進みゆく技術的発展が、特定の機能の実行様式を変化させるであろうことは見込まれるべきである。これらの実例は、例示を目的として本明細書に提示されたものであり、限定ではない。更に、機能を構築する諸要素が持つ境界は、説明の便宜のため、本明細書では恣意的に定められている。それらが持つ指定の機能及び関係が適切に機能する限りにおいて、代替的境界を定めることも可能である。当業者にとっては、本明細書に含まれる教示を基にした代替形態(本明細書で説明された要素の等価形態、拡張形態、変形形態、仕様変更形態等を含む)も明らかであろう。そのような代替形態は、開示された実施例の範囲及び趣旨の範囲内にある。また、「備える」、「有する」、「含有する」、「含む」、及びその他類似の言葉は、その意味するところにおいて同義であること、また、これらの言葉のいずれか1つに続く項目が、かかる項目の総記を意味するものでも、列挙された項目のみに限定することを意味するものでもないという点において、オープン・エンドなものとなることが意図されている。本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される単数的表現「a」、「an」、及び「the」は、その文脈において別段の明確な指示がない限り、複数物の参照も含んでいることにも留意されたい。
更に、本開示に沿った実施例を実装する際に、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体が使用されてよい。コンピュータ可読記憶媒体とは、プロセッサによって読み取り可能な情報やデータを記憶可能な、あらゆるタイプの物理メモリのことを指す。よって、コンピュータ可読記憶媒体は、本明細書で説明された実施例に沿うステップ又はステージをプロセッサに実行させる命令も含めて、1つ又は複数のプロセッサが実行するための命令を記憶し得る。「コンピュータ可読媒体」という用語は、有形の品目を含み搬送波及び過渡信号、すなわち非一時的なもの、は除外すると理解されるべきである。例としては、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)、リード・オンリ・メモリ(ROM:read only memory)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ハード・ドライブ、CD ROM、DVD、フラッシュ・ドライブ、ディスク、及びその他あらゆる既知の物理的記憶媒体が挙げられる。
本開示及び実例が単なる例示と見なされ、開示された実施例の真の範囲及び趣旨は、続く特許請求の範囲によって示されることが意図される。

Claims (21)

  1. ハードウェア・プロセッサと、
    メモリであって、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、ビンへと分類することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンのうち、最も高い優先度レベルを持つものを1つ選択することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記選択されたビンへと分類された、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することと
    のための、前記ハードウェア・プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと
    を備える、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御システム。
  2. 前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求が、3GPPロング・ターム・エボリューション標準に従って構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、
    前記少なくとも1つの受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に関するデバイス・ツー・デバイス通信の重要度、
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、ブロードキャストなものと、ユニキャストなものとの、どちらであるか、又は
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、リアルタイムなものかどうか
    に基づく、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、更に、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、ビン毎のシステム容量閾値に基づき、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数を、ビン毎に制限すること
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記メモリが、更に、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、周期タイマに基づき、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求をビンへと分類する前記ステップをトリガすること
    のための命令を記憶する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、
    前記ビン内の近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンから落とされた近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンについてのシステム容量閾値と
    の加重和に基づき、各ビンについての複合階層的分類指標を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、各ビンについての前記計算された複合階層的分類指標に応じた優先度により、前記ビンを並べ替えることと
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対応するビンのデフォルト・タイマ値と、前記ビンについてのシステム容量閾値との比である、有効性タイマ値を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記有効性タイマ値が含まれるよう、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することと
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、ビンへと分類することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンのうち、最も高い優先度レベルを持つものを1つ選択することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記選択されたビンへと分類された、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することと
    を含む、ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御方法。
  9. 前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求が、3GPPロング・ターム・エボリューション標準に従って構成される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、
    前記少なくとも1つの受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に関するデバイス・ツー・デバイス通信の重要度、
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、ブロードキャストなものと、ユニキャストなものとの、どちらであるか、又は
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、リアルタイムなものかどうか
    に基づく、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、更に、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、ビン毎のシステム容量閾値に基づき、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数を、ビン毎に制限すること
    を含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、周期タイマに基づき、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求をビンへと分類する前記ステップをトリガすること
    を更に含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、
    前記ビン内の近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンから落とされた近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンについてのシステム容量閾値と
    の加重和に基づき、各ビンについての複合階層的分類指標を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、各ビンについての前記計算された複合階層的分類指標に応じた優先度により、前記ビンを並べ替えることと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対応するビンのデフォルト・タイマ値と、前記ビンについてのシステム容量閾値との比である、有効性タイマ値を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記有効性タイマ値が含まれるよう、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  15. ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるデバイス・ツー・デバイス通信での受付制御のための、プロセッサが実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、
    ハードウェア・プロセッサを介して、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を受信することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求を、ビンへと分類することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンのうち、最も高い優先度レベルを持つものを1つ選択することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記選択されたビンへと分類された、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの1つを、先入先出法により識別することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成し提供することと
    のための命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  16. 前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求が、3GPPロング・ターム・エボリューション標準に従って構成される、請求項15に記載の媒体。
  17. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、
    前記少なくとも1つの受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に関するデバイス・ツー・デバイス通信の重要度、
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、ブロードキャストなものと、ユニキャストなものとの、どちらであるか、又は
    前記デバイス・ツー・デバイス通信が、その性質において、リアルタイムなものかどうか
    に基づく、請求項15に記載の媒体。
  18. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求のうちの少なくとも1つを、前記ビンのうちの1つへ分類することが、更に、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、ビン毎のシステム容量閾値に基づき、近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数を、ビン毎に制限すること
    を含む、請求項15に記載の媒体。
  19. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、周期タイマに基づき、前記受信した近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求をビンへと分類する前記ステップをトリガすること
    のための命令を更に記憶する、請求項15に記載の媒体。
  20. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記ビンについての優先度レベルを決定することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、
    前記ビン内の近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンから落とされた近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求の数と、
    前記ビンについてのシステム容量閾値と
    の加重和に基づき、各ビンについての複合階層的分類指標を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、各ビンについての前記計算された複合階層的分類指標に応じた優先度により、前記ビンを並べ替えることと
    を含む、請求項15に記載の媒体。
  21. 前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対し、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することが、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記識別された近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ要求に対応するビンのデフォルト・タイマ値と、前記ビンについてのシステム容量閾値との比である、有効性タイマ値を計算することと、
    前記ハードウェア・プロセッサを介して、前記有効性タイマ値が含まれるよう、前記近接度ベースのデバイス・ツー・デバイス・ディスカバリ応答を生成することと
    を含む、請求項15に記載の媒体。
JP2016036433A 2015-11-26 2016-02-26 ワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークにおけるd2d通信での受付制御方法及びシステム Active JP6804202B2 (ja)

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