JP2017089646A - 高速低圧タービン部を有するガスタービンエンジン - Google Patents

高速低圧タービン部を有するガスタービンエンジン Download PDF

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Abstract

【課題】先行技術のエンジンよりも高圧タービン部の速度と遠心引張応力に対してより高速かつより強い遠心引張応力で低圧タービン部が回転しているガスタービンエンジンが提供される。
【解決手段】本開示のある実施例によるガスタービンエンジン20は特に、1つまたは複数のファンブレードを有するファン42を含む。コンプレッサ部24がファン42と流体連通し、第1のコンプレッサ部44および第2のコンプレッサ部52を含む。タービン部28がコンプレッサ部24と流体連通し、第1のタービン部46および第2のタービン部54を含む。第1のタービン部46は第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転する。第2のタービン部54は第2の出口点において第2の出口面積を有し、第2の速度で回転する。第1の性能量が第1の速度の二乗と第1の面積の積として定められる。第2の性能量が第2の速度の二乗と第2の面積の積として定められる。
【選択図】図1

Description

本出願は、先行技術のエンジンよりも高圧タービン部の速度と遠心引張応力に対してより高速かつより強い遠心引張応力で低圧タービン部が回転しているガスタービンエンジンに関する。
[関連出願の相互参照]
本出願は、2012年1月31日出願の米国特許出願第13/363,154号の一部継続出願であり、2012年2月29日出願の米国仮出願第61/604,653号の優先権を主張する、2012年3月2日出願の米国出願第13/410,776号の一部継続出願である、2014年12月12日出願の米国出願第14/568,167号の一部継続出願である。
ガスタービンエンジンは公知であり、通常は低圧コンプレッサ部に空気を送り込むファンを含む。空気は低圧コンプレッサ部において圧縮され、高圧コンプレッサ部に通される。空気は高圧コンプレッサ部から燃焼部へと導入され、燃焼部において燃料と混合されて点火される。この燃焼生成物は高圧タービン部、その後低圧タービン部へと下流に通過する。
多くの先行技術のエンジンにおいて、低圧タービン部は従来、低圧コンプレッサ部およびファンの両方を直接駆動している。コア径に対してファン径をより大きくすることにより燃費が向上するため、当業界ではファン径を増大させる傾向にある。しかしファン径の増大につれて、ファンブレード先端の高速化が圧縮性の影響により効率の低下につながる可能性がある。したがってファンの速度、ひいては(いずれもこれまでは低圧スプールを介してファンに結合されてきた)低圧コンプレッサ部および低圧タービン部の速度が設計制約となっている。近年ではファンが異なる、より最適な速度で回転することを可能にするために、低圧スプール(低圧コンプレッサ部および低圧タービン部)とファンとの間のギア減速機が提案されている。
本開示のある実施例によるガスタービンエンジンは、1つまたは複数のファンブレードを有するファンを備える。ファンは圧力比を約1.45未満に定める。コンプレッサ部はファンと流体連通している。コンプレッサ部は、第1のコンプレッサ部および第2のコンプレッサ部を含む。タービン部は、コンプレッサ部と流体連通している。タービン部は、第1のタービン部および第2のタービン部を含む。第1のタービン部および第1のコンプレッサ部は、第1の方向に回転するように構成される。第2のタービン部および第2のコンプレッサ部は、第1の方向と逆方向である第2の方向に回転するように構成される。第1のタービン部の前後圧力比は約5:1を上回る。第1のタービン部は第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転する。第2のタービン部は第2の出口点において第2の出口面積を有し、第1の速度より速い第2の速度で回転する。第1の性能量は、第1の速度の二乗と第1の面積の積として定められる。第2の性能量は、第2の速度の二乗と第2の面積の積として定められる。第1の性能量の第2の性能量に対する比は約0.5〜約1.5である。ギア減速機は第1のタービン部よりも低速でファンが回転するように、ファンと第1のタービン部によって駆動する低スプールとの間に含まれる。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、その比は約0.8以上である。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ギア減速機はファンを第2の反対方向に回転させるように構成される。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ギア減速機はファンを第1の方向に回転させるように構成される。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ギア減速機は遊星ギア減速機である。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ギア減速機のギア比は約2.5を上回る。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ファンは空気の一部分をバイパスダクトに送り込むように構成され、バイパス比はバイパスダクトに送り込まれる空気の部分を第1のコンプレッサ部に送り込まれる空気の量で除算したものとして定められ、約10.0を上回る。ファンは26個以下のブレードを有する。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1のタービン部は3〜6段を有する。第2のタービンは1〜2段を有する。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ギア減速機はファンと第1のタービン部によって駆動するコンプレッサロータとの中間に位置する。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1のタービン部は第1のタービン部と第2のタービン部との中間に位置する中間タービンフレームに取り付けられた第1の軸受に支持され、第2のタービン部は中間タービンフレームに取り付けられた第2の軸受に支持される。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1の軸受および第2の軸受は第1の出口面積と第2の出口面積の間に設けられる。
本開示のある実施例によるガスタービンエンジンのためのタービン部を設計する方法は、ファンを駆動するように構成されたファン駆動タービンであって、第1のタービン部の前後圧力比が約5:1を上回る、ファン駆動タービンを提供し、コンプレッサロータを駆動するように構成された第2のタービン部を提供する、ことを含む。ファン駆動タービン部は、第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転するように構成される。第2のタービン部は第2の出口点において第2の出口面積を有し、第1の速度より速い第2の速度で回転するように構成される。第1の性能量は所定の設計目標で、第1の速度の二乗と第1の面積の積として定められる。第2の性能量は所定の設計目標で、第2の速度の二乗と第2の面積の積として定められる。第1の性能量の第2の性能量に対する比は約0.5〜約1.5である。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、所定の設計目標は離陸条件に対応する。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1のタービン部は3〜6段を有する。第2のタービンは1〜2段を有する。
本開示のある実施例によるガスタービンエンジンを設計する方法は、複数のファンブレードを有するファンを提供し、ファンと流体連通しているコンプレッサ部を提供し、ファンを駆動するように構成された第1のタービン部であって、第1のタービン部の前後圧力比が約5:1を上回る、第1のタービン部を提供し、コンプレッサロータを駆動するように構成された第2のタービン部を提供する、ことを含む。第1のタービン部は第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転するように構成される。第2のタービン部は第2の出口点において第2の出口面積を有し、第1の速度より速い第2の速度で回転するように構成される。第1の性能量は所定の設計目標で、第1の速度の二乗と第1の面積の積として定められる。第2の性能量は所定の設計目標で、第2の速度の二乗と第2の面積の積として定められる。第1の性能量の第2の性能量に対する比は約0.8〜約1.5である。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、所定の設計目標は、離陸条件および巡航条件の1つに対応する。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、コンプレッサ部は第1のコンプレッサ部および第2のコンプレッサ部を含み、全体の圧力比は所定の設計目標で、第1のコンプレッサの前後圧力比と第2のコンプレッサの前後圧力比との組み合わせによって提供され、全体の圧力比は約35以上である。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、ファンは26個以下のファンブレードを有する。ファンは、圧力比を約1.45未満に定める。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1のタービン部は第1のタービン部と第2のタービン部との中間に位置する中間タービンフレームに取り付けられた第1の軸受に支持され、第2のタービン部は中間タービンフレームに取り付けられた第2の軸受に支持される。
前記実施例のいずれかのさらなる実施例において、第1の軸受および第2の軸受は第1の出口面積と第2の出口面積の間に設けられる。
ガスタービンエンジンを示す図。 ファンドライブに沿った低スプールおよび高スプールの配置を概略的に示す図。 代替的なドライブ配置を概略的に示す図。 別の実施例を示す図。 さらに別の実施例を示す図。
図1は、ガスタービンエンジン20を概略的に示す。ガスタービンエンジン20は本明細書において、一般的にファン部22、コンプレッサ部24、燃焼器部26およびタービン部28を組み込む2スプールターボファンとして開示される。代替的なエンジンは、他のシステムまたは機能の間のオーグメンタ部(図示せず)を含んでも良い。ファン部22がバイパス流路Bに沿って空気を動かす一方で、圧縮および燃焼器部26への連通ならびにその後のタービン部28を通じた膨張のためにコンプレッサ部24がコア流路Cに沿って空気を動かす。開示される非限定的な実施例においてターボファンガスタービンエンジンとして示されるが、本教示は3スプール構造を含む他の種類のタービンエンジンに応用されてもよいため、本明細書に記載の概念がターボファンを用いた利用に限定されないことが理解されるべきである。
エンジン20は一般的に、いくつかの軸受システム38を介した、エンジン静止構造36に対するエンジン長手方向中心軸Aを中心とする回転のために取り付けられた低速スプール30および高速スプール32を含む。様々な位置における様々な軸受システム38が代替的にまたは追加的に提供されてもよいことが理解されるべきである。
低速スプール30は一般的に、ファン42、低圧(または第1の)コンプレッサ部44および低圧(または第1の)タービン部46を相互接続する内側シャフト40を含む。内側シャフト40は低速スプール30よりも低速でファン42を駆動するために、ギア構造48を通じてファン42に結合される。高速スプール32は、高圧(または第2の)コンプレッサ部52および高圧(または第2の)タービン部54を相互接続する外側シャフト50を含む。燃焼器56は高圧コンプレッサ部52と高圧タービン部54の間に配置される。エンジン静止構造36の中間タービンフレーム57は一般的に、高圧タービン部54と低圧タービン部46の間に配置される。中間タービンフレーム57はさらに、タービン部28において軸受システム38を支持する。本明細書において利用されるように、高圧タービン部は低圧タービン部よりも高い圧力を受ける。低圧タービン部は、ファン42を駆動させる部分である。
図示する実施例において、低圧(または第1の)コンプレッサ44は高圧(または第2の)コンプレッサ52よりも少ない段を含み、またより詳細には、低圧コンプレッサ44は3段を含み、高圧コンプレッサ52は8段を含む(図1)。別の実施例において、低圧コンプレッサ44は4段を含み、高圧コンプレッサ52は4段を含む。図示する実施例において、高圧(または第2の)タービン54は低圧(または第1の)タービン46よりも少ない段を含み、より詳細には、低圧タービン46は5段を含み、高圧タービン54は2段を含む。ある実施例において、低圧タービン46は3段を含み、高圧タービン54は2段を含む。
内側シャフト40および外側シャフト50は同心形状であり、軸受システム38を介して、それらの長手軸と同一直線上にあるエンジン長手方向中心軸Aを中心として回転する。高スプールおよび低スプールは同方向に回転しているか、または逆方向に回転しているかのいずれかとすることができる。
コア空気流Cは、低圧コンプレッサ部44、その後高圧コンプレッサ部52によって圧縮され、燃焼器56において燃料と混合されて燃焼し、その後高圧タービン部54および低圧タービン部46へと拡がる。中間タービンフレーム57は、コア空気流路にあるエアフォイル59を含む。タービン部46、54は、膨張を受けてそれぞれの低速スプール30および高速スプール32を回転駆動する。
ある実施例におけるエンジン20は高バイパスギア式航空機エンジンである。バイパス比は、バイパス経路Bに送り込まれる空気の量をコア経路Cへの空気の量で除算した値である。さらなる実施例において、エンジン20のバイパス比は約6を上回り、約30未満であり、またはより詳細には約20未満であり、例示的な実施例では10を上回り、ギア構造48はギア減速比が約2.3を上回る遊星ギアシステムまたは他のギアシステムなどのエピサイクリックギアトレインであり、低圧タービン部46は約5を上回る圧力比を有する。いくつかの実施例において、ギア減速比は約5.0未満であるか、または約4.0未満である。ある開示された実施例において、エンジン20のバイパス比は約10(10:1)を上回り、ファン径は低圧コンプレッサ部44のそれよりも著しく大きく、低圧タービン部46は約5:1を上回る圧力比を有する。いくつかの実施例において、高圧タービン部は2つ以下の段を有してもよい。対照的に、いくつかの実施例において低圧タービン部46は3〜6段を有する。さらに低圧タービン部46の圧力比は、排気ノズルに先立つ低圧タービン部46出口における全圧に係る低圧タービン部46の入口に先立って測定される全圧である。ギア構造48は、約2.5:1を上回るギア減速比を有する、遊星ギアシステムまたは他のギアシステムなどのエピサイクルギアトレインであってもよい。
ファンが低圧タービン部と同じ方向で回転することが望ましい場合は、遊星ギアシステムを利用してもよい。一方、低圧タービン部の回転方向の反対方向でファンが回転することが望ましい場合は、星形ギア減速機を利用してもよい。当業者は、ガスタービンエンジン設計者が利用可能なギア減速機に関する様々な選択肢を認識するであろう。しかし、上述のパラメータはギア構造エンジンのある実施例の例示にすぎず、本発明が直接駆動式ターボファンを含む他のガスタービンエンジンに応用可能であることが理解されるべきである。
高バイパス比のため、相当量の推力がバイパス流路Bによってもたらされる。エンジン20のファン部22は、特定の飛行条件、通常はマッハ約0.8および約35,000フィートにおける巡航のために設計される。最良燃費のエンジンでのマッハ0.8および35,000フィートの飛行条件は、「バケット巡航推力燃料消費率(「TSFC」)」とも称される。TSFCは、1時間あたりに燃焼される燃料のlbmを、その飛行条件においてエンジンが生成する推力のlbfで除算した比の業界標準パラメータである。「低ファン圧力比」は、ファン出口案内ベーン前のファンブレード前後の全圧のみの比である。本明細書において開示されるように、ある非限定的な実施例による低ファン圧力比は、約1.45未満である。「低補正ファン先端速度」は、フィート/秒の実際のファン先端速度を、[(ラム空気温度 deg R)/518.7)^0.5]の業界標準温度補正で除算した値である。本明細書において開示されるようにある非限定的な実施例による「低補正ファン先端速度」は、約1150フィート/秒未満である。さらにファン42は、26個以下のブレードを有してもよい。
図1および図2では、出口面積400が高圧タービン部54のための出口位置において示される。低圧タービン部のための出口面積は、低圧タービン部のための出口401において定められる。図2において示されるように、タービンエンジン20は逆回転していてもよい。これは、低圧タービン部46および低圧コンプレッサ部44がある方向に回転する一方で、高圧タービン部54および高圧コンプレッサ部52を含む高圧スプール32が反対方向に回転することを意味する。図2で示されるように、高スプール32と同じ方向にファン42が回転するように、ギア減速機48が選択されてもよい。
別の実施例が図3で示される。図3では、低圧スプール30と同じ方向にファンが回転する。この回転を実現するためにギア減速機48を、ファン42を同じ方向に回転させる遊星ギア減速機としてもよい。いずれの配置においても、また様々な量および動作範囲を含む上述の他の構造においても、非常に速い速度を低圧スプールに与えることが可能である。低圧タービン部および高圧タービン部の動作はしばしば、タービン部のための出口面積に、そのそれぞれの速度の二乗を乗算した性能量を見て評価される。この性能量(「PQ」)は、以下のように、
式1: PQltp=(Alpt×Vlpt 2
式2: PQhpt=(Ahpt×Vhpt 2
と定められ、ここで、Alptは低圧タービン部の出口における(たとえば401における)低圧タービン部の面積であり、Vlptは低圧タービン部の速度であり、Ahptは高圧タービン部の出口における(たとえば400における)高圧タービン部の面積であり、Vhptは高圧タービン部の速度である。
したがって、高圧タービン部のための性能量に比較した低圧タービン部のための性能量の比は以下のように、
式3: (Alpt×Vlpt 2)/(Ahpt×Vhpt 2)=PQltp/PQhpt
となる。上述の設計によって作成されたあるタービンの実施例において、低圧タービン部および高圧タービン部の面積はそれぞれ、557.9in2および90.67in2である。さらに低圧および高圧タービン部の速度はそれぞれ、10179rpmおよび24346rpmである。したがって、低圧タービン部および高圧タービン部のための性能量は、上述の式1および2を利用して以下のように、
式1: PQltp=(Alpt×Vlpt 2)=(557.9in2)(10179rpm)2=57805157673.9in2rpm2
式2: PQhpt=(Ahpt×Vhpt 2)=(90.67in2)(24346rpm)2=53742622009.72in2rpm2
となり、また上述の式3を利用して、低圧タービン部の高圧タービン部に対する比は以下のように、
比=PQltp/PQhpt=57805157673.9in2rpm2/53742622009.72in2rpm2=1.075
となる。
別の実施例においてその比は約0.5であったが、別の実施例においては約1.5であった。0.5〜1.5の範囲のPQltp/PQhpt比において、非常に効率的な全体のガスタービンエンジンが実現される。より詳細には、約0.8以上のPQltp/PQhpt比がより効率的である。さらにより詳細には、1.0以上のPQltp/PQhpt比がより一層効率的である。特にこれらのPQltp/PQhpt比の結果として、タービン部は、先行技術よりもはるかに小さい直径および軸方向長さで作成することができる。加えて、全体のエンジンの効率性は大いに改善される。
低圧コンプレッサ部はまたこの配置によっても改善され、従来の低圧コンプレッサ部よりもむしろ高圧コンプレッサ部のように動作する。このことは先行技術よりもさらに効率的であり、より少ない段でほり多くの仕事を提供することができる。低圧コンプレッサ部はより小さい半径およびより短い長さで作成してもよい一方で、エンジンの全体の圧力比設計目標の実現にさらに貢献する。その上、ギア減速機に関連して低圧タービン部および低圧コンプレッサ部における効率性向上の結果として、最大の全体の推進効率性を提供するためにファンの速度を最適化することができる。
いくつかの実施例において、低圧および高圧タービン部46、54のための性能量によって定められる所定の設計目標でエンジン20が設計される。さらなる実施例において、低圧および高圧コンプレッサ44、52の圧力比によって所定の設計目標が定められる。
いくつかの実施例において、所定の設計目標に対応する全体の圧力比は約35:1以上である。すなわち、低圧コンプレッサ44の前のファン42の圧力上昇を考慮した後に、低(または第1の)コンプレッサ部44に入る空気の圧力は、高(または第2の)コンプレッサ部52の出口に到達するまでに35倍以上に圧縮されるべきである。他の実施例において、所定の設計目標に対応する全体の圧力比は、約40:1以上または約50:1以上である。いくつかの実施例において、全体の圧力比は約70:1未満、またはより詳細には、約50:1未満である。いくつかの実施例において、所定の設計目標は、海水面において静止した最大定格の離陸出力条件で定められる。他の実施例において、所定の設計目標は巡航条件において定められる。
図4は、次にファンロータ202を駆動するためにシャフト206を駆動するファン駆動タービン208が存在する実施例200を示す。ギア減速機204はファン駆動タービン208とファンロータ202の間に位置してもよい。このギア減速機204は、上記にて開示するギア減速機のような構造を有し、動作してもよい。コンプレッサロータ210は中間圧タービン212によって駆動し、第2段のコンプレッサロータ214はタービンロータ216によって駆動する。燃焼部218はコンプレッサロータ214とタービン部216との中間に位置する。
図5は、ファンロータ302および第1段のコンプレッサ304が共通の速度で回転する、さらに別の実施例300を示す。(上記で開示するような構造を有してもよい)ギア減速機306は、コンプレッサロータ304と低圧タービン部によって駆動するシャフト308との中間にある。
図4または図5のエンジンは、上記で開示する機能とともに利用されてもよい。
本発明はある実施例を参照して開示されているが、特定の修正が本発明の範囲に該当することが理解されるべきである。したがって、本発明の真の範囲および内容を判断するために以下の請求項を検討するべきである。
20…ガスタービンエンジン
22…ファン部
24…コンプレッサ部
26…燃焼器部
28…タービン部
30…低速スプール
32…高速スプール
42…ファン
44…低圧コンプレッサ部
46…低圧タービン部
48…ギア構造
52…高圧コンプレッサ部
54…高圧タービン部
56…燃焼器

Claims (20)

  1. 1つまたは複数のファンブレードを有し、約1.45未満の圧力比を定めるファンと、
    前記ファンと流体連通しており、第1のコンプレッサ部および第2のコンプレッサ部を含むコンプレッサ部と、
    前記コンプレッサ部と流体連通しているタービン部と、
    を備え、
    前記タービン部が第1のタービン部および第2のタービン部を含み、前記第1のタービン部および前記第1のコンプレッサ部が第1の方向に回転するように構成され、前記第2のタービン部および前記第2のコンプレッサ部が前記第1の方向と逆方向である第2の方向に回転するように構成され、
    前記第1のタービン部の前後圧力比が約5:1を上回り、
    前記第1のタービン部が第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転し、
    前記第2のタービン部が第2の出口点において第2の出口面積を有し、前記第1の速度よりも速い第2の速度で回転し、
    第1の性能量が前記第1の速度の二乗と前記第1の面積の積として定められ、
    第2の性能量が前記第2の速度の二乗と前記第2の面積の積として定められ、
    前記第1の性能量の前記第2の性能量に対する比が約0.5〜約1.5であり、
    前記ファンが前記第1のタービン部よりも低速で回転するように、前記ファンと、前記第1のタービン部によって駆動する低スプールとの間にギア減速機が含まれることを特徴とするガスタービンエンジン。
  2. 前記比が約0.8以上であることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記ギア減速機が前記ファンを前記第2の反対方向に回転させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  4. 前記ギア減速機が前記ファンを前記第1の方向に回転させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  5. 前記ギア減速機が遊星ギア減速機であることを特徴とする請求項4に記載のエンジン。
  6. 前記ギア減速機のギア比が約2.5を上回ることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  7. 前記ファンが空気の一部分をバイパスダクトに送り込むように構成され、前記バイパスダクトに送り込まれる空気の部分を前記第1のコンプレッサ部に送り込まれる空気の量で除算したものとしてバイパス比が約10.0を上回って定められ、
    前記ファンが26個以下のブレードを有することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  8. 前記第1のタービン部が3〜6段を有し、
    前記第2のタービンが1〜2段を有することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  9. 前記ファンと、前記第1のタービン部によって駆動するコンプレッサロータとの中間に前記ギア減速機が位置することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  10. 前記第1のタービン部と前記第2のタービン部との中間に位置する中間タービンフレームに取り付けられた第1の軸受に前記第1のタービン部が支持され、前記中間タービンフレームに取り付けられた第2の軸受に前記第2のタービン部が支持されることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  11. 前記第1の軸受および前記第2の軸受が前記第1の出口面積と前記第2の出口面積の間に設けられることを特徴とする請求項10に記載のエンジン。
  12. ファンを駆動するように構成されたファン駆動タービンであって、前記第1のタービン部の前後圧力比が約5:1を上回る、ファン駆動タービンを提供し、
    コンプレッサロータを駆動するように構成された第2のタービン部を提供する、
    ことを含み、
    前記ファン駆動タービン部が第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転するように構成され、
    前記第2のタービン部が第2の出口点において第2の出口面積を有し、前記第1の速度より速い第2の速度で回転するように構成され、
    第1の性能量が所定の設計目標で、前記第1の速度の二乗と前記第1の面積の積として定められ、
    第2の性能量が前記所定の設計目標で、前記第2の速度の二乗と前記第2の面積の積として定められ、
    前記第1の性能量の前記第2の性能量に対する比が約0.5〜約1.5であることを特徴とする、ガスタービンエンジンのためのタービン部を設計する方法。
  13. 前記所定の設計目標が離陸条件に対応することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のタービン部が3〜6段を有し、
    前記第2のタービンが1〜2段を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 複数のファンブレードを有するファンを提供し、
    前記ファンと流体連通しているコンプレッサ部を提供し、
    前記ファンを駆動するように構成された第1のタービン部であって、第1のタービン部の前後圧力比が約5:1を上回る、第1のタービン部を提供し、
    コンプレッサロータを駆動するように構成された第2のタービン部を提供する、
    ことを含み、
    前記第1のタービン部が第1の出口点において第1の出口面積を有し、第1の速度で回転するように構成され、
    前記第2のタービン部が第2の出口点において第2の出口面積を有し、前記第1の速度より速い第2の速度で回転するように構成され、
    第1の性能量が所定の設計目標で、前記第1の速度の二乗と前記第1の面積の積として定められ、
    第2の性能量が前記所定の設計目標で、前記第2の速度の二乗と前記第2の面積の積として定められ、
    前記第1の性能量の前記第2の性能量に対する比が約0.8〜約1.5であることを特徴とする、ガスタービンエンジンを設計する方法。
  16. 前記所定の設計目標が離陸条件および巡航条件の1つに対応することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記コンプレッサ部が第1のコンプレッサ部および第2のコンプレッサ部を含み、全体の圧力比が前記所定の設計目標で前記第1のコンプレッサの前後圧力比と前記第2のコンプレッサの前後圧力比との組み合わせによって与えられ、前記全体の圧力比が約35以上であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記ファンが26個以下のファンブレードを有し、
    前記ファンが圧力比を約1.45未満に定めることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のタービン部と前記第2のタービン部との中間に位置する中間タービンフレームに取り付けられた第1の軸受に前記第1のタービン部が支持され、前記中間タービンフレームに取り付けられた第2の軸受に前記第2のタービン部が支持されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 前記第1の軸受および前記第2の軸受が前記第1の出口面積と前記第2の出口面積の間に設けられることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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