JP2017086646A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)に代表される遊技台に関し、表示に特徴を持った遊技台を提供する。【解決手段】演出ボタン136が連打操作されると、連打操作演出におけるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が開始される場合がある。下ボタン137bが複数回操作されると、メニュー画面において「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が表示開始される場合がある。演出ボタン136が長押し操作されると、連打操作演出におけるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が開始される場合がある。下ボタン137bが長押し操作されたことでは、メニュー画面における「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が表示開始されない。【選択図】図11

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)に代表される遊技台に関する。
パチンコ機などの遊技台では、遊技盤の遊技領域に遊技球の落下の方向に変化を与える障害物や、遊技球が入賞可能な入賞口、始動口、可変入賞口などを設けているのが一般的である。これらに遊技球が入賞すると賞球を払い出すなど遊技者に特典が与えられるようになっている(例えば、特許文献1等参照)。
また、こういった遊技台では、表示を行うものが知られている。
特開2008−200302号公報
しかしながら、従来の遊技台では、表示に改良の余地がある。
本発明は上記事情に鑑み、表示に特徴を持った遊技台を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の遊技台は、
第一の操作手段と、
第二の操作手段と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の表示を表示可能に構成されており、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり、
前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第二の表示の表示が開始される場合があり、
前記第二の表示の表示態様は、前記第一の表示の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり、
前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示の表示が開始されない、
ことを特徴とする。
本発明の遊技台によれば、表示に特徴を持った遊技台を実現できる。
本実施形態に係るパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機を背面側から見た外観図である。 遊技盤を正面から見た略示正面図である。 制御部の回路ブロック図を示したものである。 (a)特図の停止図柄態様の一例を示したものである。(b)装飾図柄の停止図柄態様の一例を示したものである。(c)普図の停止表示図柄の一例を示したものである。 主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 (a)第1副制御部のCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。(b)第1副制御部のコマンド受信割込み処理のフローチャートである。(c)第1副制御部のタイマ割込処理のフローチャートである。(c)第1副制御部の画像制御処理のフローチャートである。 (a)第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。(b)第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。(c)第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。 (a)は、図1に示す操作キーユニット137を示す図であり、(b)は、操作キーユニット137を模式的に示す図である。 メニュー画面における表示例を示す図である。 図11に示すメニュー画面における表示例の続きを示す図である。 疑似連演出の一例について説明する図である。 チャンス目演出の一例について説明する図である。 カットイン演出の一例について説明する図である。 カットイン演出の一例について説明する図である。 保留変化予告の一例について説明する図である。 演出可動体を用いた演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの連打操作による演出において長押しオート連打が行われている様子を示す図である。 演出ボタンの連打操作による演出において長押しオート連打が行われている様子を示す図である。 演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの連打操作による演出中に保留変化予告が行われている様子を示す図である。 演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの長押し操作による演出において連打操作が行われている様子を示す図である。 本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 リズムに合わせて演出ボタンを操作する演出の一例について示す図である。 本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 2つの演出ボタンを用いた具体的演出例の一例を示す図である。 キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。 キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。 キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。 キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。 図柄変動表示中に実行される選択演出の一例を示す図である。 演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。 裏ボタン演出の一例について説明する図である。 演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。 本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。 チャンス目演出の一例について説明する図である。 メニュー画面の他の表示例について説明する図である。 演出可動物の初期設定が行われている様子を示す図である。 本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、第1実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、本実施形態に係るパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する前面枠扉開放センサ109を備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与える操作手段の一例としての演出ボタン136と、演出ボタン136に内蔵され、その演出ボタン136を発光させる演出ボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する不図示の球貸表示部と、を備える。演出ボタンランプ138は、例えば、フルカラーLEDにより構成され、多数色による発光が可能である。本実施形態において、演出ボタンランプ138は、操作手段の内側から光を照射可能な発光手段の一例である。さらに、操作手段の一例としての操作キーユニット137も備えている。なお、本実施形態では、演出ボタン136を第一の操作手段という場合があり、操作キーユニット137を構成する各ボタンを第二の操作手段という場合がある。操作キーユニット137の具体的構成については、後述する。また、下皿128が遊技球によって満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図3のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。本実施形態では、装飾図柄表示装置208は、複数種類の演出を実行可能な演出手段として機能する。また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208は、複数種類の表示を実行可能な表示手段として機能する。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。本実施形態では、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214は、図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段として機能する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208、演出可動体225および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208、演出可動体225および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
演出可動体225は、家紋を模して円形状に形成され、遊技盤200の裏面側に配置されており、不図示の家紋モータによって上下方向に移動することができる。演出可動体225は、装飾図柄表示装置208の上方に退避する位置(退避位置)と、装飾図柄表示装置208の表示画面の前面側で重なる位置(進出位置)とに変位可能となっている。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。ここで、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。なお、主制御部300と第1副制御部400とを双方向通信により構成してもよいし、主制御部300と払出制御部600とを双方向通信により構成してもよい。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、演出ボタン136の内部に設けられた演出ボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、演出ボタン136及び操作キーユニット137が有する各種ボタン(詳細は後述)の押下を検出する操作部センサ426と、遮蔽装置センサ430や操作部センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。
また、第1副制御部400には、電源制御部660から第1副制御部400に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路(図示省略)を設けており、この電圧監視回路は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路402に出力する。
また、第1副制御部400には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路。図示省略)を設けており、CPU404は、この起動信号出力回路から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する第1副制御部メイン処理を開始する)。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、この基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224,225の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224,225の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
同図(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本発明にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本発明にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。同図(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図J」までの10種類の特図が示されており、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後および15R大当り遊技終了後はいずれも時短状態に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、時短状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当り図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に付与する利益量が相対的に大きな利益量になる図柄である。
「特図C」は突然確変と称される2R大当り図柄であり、特図高確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図A」と比べて、「特図C」は2Rである点が異なる。「特図D」は突然時短と称される2R大当り図柄であり、特図低確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。
「特図E」は隠れ確変と称される2R大当り図柄であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図F」は突然通常と称される2R大当り図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。これら「特図E」および「特図F」はいずれも、2Rであるとともに、時短状態に移行しない状態である。
「特図G」は第1小当り図柄であり、「特図H」は第2小当り図柄であり、何れも特図低確率普図低確率状態である。ここにいう小当りは、2R時短無し大当りと同じものに相当する。すなわち、この「特図G」、「特図H」は「特図F」と同じ状態であるが、両者では装飾図柄表示装置208に表示される演出が異なり、あえて、同じ状態でも「特図G」、「特図H」と「特図F」を設けておくことで、遊技の興趣を高めている。
また、「特図I」は第1はずれ図柄であり、「特図J」は第2はずれ図柄であり、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる図柄である。
なお、本実施形態のパチンコ機100には、15R特別大当り図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当り図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。そして、「特図B」の15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに15R大当りに対応する、同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当りを報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の隠れ確変と称される2R大当り、「特図F」の突然通常と称される2R大当り、あるいは「特図G」の第1小当り、「特図H」の第2小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。さらに、「特図C」の突然確変と称される2R大当り、あるいは「特図D」の突然時短と称される2R大当りを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。
一方、「特図I」の第1はずれ、「特図J」の第2はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、外れ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技の外れを報知する場合には「普図B」を停止表示する。この同図(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、電源基板に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタと、普図タイマ乱数値、および特図タイマ乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図タイマ乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図タイマ乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップS207でも更新する。
主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施形態では特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特別図柄表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS203における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)および外れ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の8つの処理のうちの1つの処理を行う。例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当りフラグ、第1小当りフラグ、第2小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図C、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図D、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオンの場合には特図E、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグもオフの場合には特図F、第1小当りフラグがオンの場合には特図G、第2小当りフラグがオンの場合には特図H、第1はずれフラグがオンの場合には特図I、第2はずれフラグがオンの場合には特図Iそれぞれの態様となるように、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図A)、15R大当り図柄(特図B)、突然確変図柄(特図C)、突然時短図柄(特図D)、隠れ確変図柄(特図E)、突然通常図柄(特図F)、第1小当り図柄(特図G)、第2小当り図柄(特図H)、第1はずれ図柄(特図I)、および第2はずれ図柄(特図J)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施例では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数100回をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンすることもない。ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に大当りする可能性が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間および特図変動遊技の変動時間は短くなる。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、第2特別始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなりやすい。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開きやすい。また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に第2特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、はずれフラグがオンされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
ステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。
ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、主制御部メイン処理に復帰する。
一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、主制御部メイン処理に復帰する。
<第1副制御部400の処理>
図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
パチンコ機100に電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップSC05の処理に移行する。ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS309では、演出制御処理を行う。この演出制御処理では、例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS311では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の各種ボタンの押下を検出していた場合、ステップS309で更新した演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS313では、画像制御処理を行う。詳細は後述するが、この画像制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する。ステップS315では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS317では、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。ステップS319では、ステップS309で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS321では、ステップS309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS303へ戻る。
ステップS323では、ミッション達成判定処理(詳細は後述)を行い、ステップS325では、オリジナルモード制御処理(詳細は後述)を行った後に処理を終了する。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS401では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第1副制御部タイマ割込処理のステップS501では、第1副制御部メイン処理におけるステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS503では、ステップS321で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、演出用乱数値の更新処理等を行う。
また、ステップS505では、上述の低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS507に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)には処理を終了する。ステップS507では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM408の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行う。
<画像制御処理>
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS313の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
ステップS601では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP436は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS603では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS605に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。ステップS605では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS601でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434はアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS607では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS609では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS611に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。ステップS611では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
<第2副制御部500の処理>
次に、図9を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
パチンコ機100に電源投入が行われると、まずステップS701で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS703では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS705の処理に移行する。ステップS705では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS707では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400のCPU404からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS709では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS707で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS711では、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。ステップS713では、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力し、ステップS703に戻る。
次に、同図(b)を用いて、第2副制御部500のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が、第1副制御部400が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS801では、第1副制御部400が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第2副制御部500のCPU504によって実行する第2副制御部タイマ割込処理について説明する。第2副制御部500は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第2副制御部タイマ割込処理のステップS901では、第2副制御部メイン処理におけるステップS703において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS703において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS903では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、操作キーユニット137の具体的構成について、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は、図1に示す操作キーユニット137を示す図であり、(b)は、操作キーユニット137を模式的に示す図である。
図10(a)に示すように、操作キーユニット137は、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c、右ボタン137d、OKボタン137e及びクリアボタン137fの6つのボタンを有して構成されている。なお、以下の説明では、説明を簡略化するために、操作キーユニット137の構成部分のうち、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c、右ボタン137d及びOKボタン137eについては、図10(b)に示す態様で表す場合がある。
本実施形態におけるパチンコ機100は、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンの長押し操作により、疑似的に連打操作を行う長押しオート連打機能を有している。ここで、長押し操作とは、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンが押下操作されている状態が所定時間(例えば、0.5秒)以上維持されている操作態様のことであり、連打操作とは、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンによる押下操作を複数回行う操作態様のことである。本実施形態では、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンを用いた演出の内容に応じて長押しオート連打機能を有効又は無効にしている。本実施形態において、長押しオート連打機能が有効な状態では、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンが継続して押下されている間、一定間隔(例えば、100ms間隔)による連打操作が疑似的に行われるように構成されている。また、本実施形態では、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンによる1回の押下操作(単発操作)を行わせる演出において、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンによる単発操作を適切に行わせるために、長押しオート連打機能は、演出ボタン136や操作キーユニット137を構成する各ボタンの押下操作が開始されてから所定時間(例えば、500ms)が経過するまでは疑似的な連打操作が開始されないように構成されている。
続いて、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例について説明する。
図11は、メニュー画面における表示例を示す図であり、図12は、図11に示すメニュー画面における表示例の続きを示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に画面が遷移する様子を示す。図11及び図12は、例えば、図柄変動表示が行われていない待機状態であるときに実行可能なメニュー画面において、各種設定が行われる様子を示している。
なお、本実施形態におけるメニュー画面は、遊技者による設定の変更を可能とするものであるが、このメニュー画面の他、例えば、遊技店側用の設定メニュー画面を表示し、これによって、遊技店側による各種設定の変更が可能に構成されてもよく、例えば、マスター音量や、店名の入力等ができるように構成されてもよい。また、スロットマシンにあっては、例えば、BBやRB等の確率を定めるための設定変更をメニュー画面で行うことができるようにしてもよい。
また、本実施形態では、待機状態であれば、メニュー画面を表示可能に構成されているが、例えば、電サポ状態(確変、時短)では、メニュー画面を表示することができないように構成されてもよい。
図11(a)に示される装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が停止表示されている。なお、図示はしていないが、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214は、いずれもはずれの表示態様で停止表示されており、特図1第四図柄t1及び特図2第四図柄t2も、それぞれ第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で停止表示されている。また、図示はしないが、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0である。すなわち、図11(a)に示される装飾図柄表示装置208では、待機状態の演出表示が行われている。
また、表示画面の下部には、演出ボタン136を表すアイコンとともに「でメニュー画面表示」という文字が表示されており、演出ボタン136が操作されることによりメニュー画面に移行することができることを報知している。
そして、図11(a)に示すように、遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(b)に示されるようなメニュー画面(「設定画面」という場合もある。)が表示される。具体的には、メニュー画面では、音量及び光量の調整を行うための「音量光量調整」、パスワードを入力することで遊技者の遊技履歴を登録する「会員登録」、予告等の演出の出現頻度を設定するための「演出カスタマイズ」及び後述する長押しオート連打機能やオートボタン機能の設定を行う「操作補助設定」の4つのメニューが選択可能に表示されている。これらのメニューの下方には、上ボタン137a及び下ボタン137bのアイコンとともに「で選択」の文字が表示され、さらにその右側には、OKボタン137eのアイコンとともに「で決定」の文字が表示され、さらにその右側には、演出ボタン136のアイコンとともに「で戻る」の文字が表示されており、上ボタン137a及び下ボタン137bを操作することにより、カーソルCLを移動させ、OKボタン137eを操作することにより、カーソルCLで示されたメニューを実行可能であることが報知されている。また、図11(b)では、演出ボタン136が操作されると、図11(a)に示される待機状態の演出表示に戻ることも報知されている。
本実施形態では、音量光量調整において、音量及び光量は、例えば、それぞれ0〜10の11段階から設定することができる。音量及び光量は、電源投入時にはデフォルトの値に設定され、デフォルトの値は、例えば、「5」に設定されている。なお、デフォルトの値は適宜設定可能であることは言うまでもない。また、本実施形態では、遊技者がメニュー画面における設定操作により、音量及び光量の設定変更を可能にしたが、遊技者による音量及び光量の少なくともいずれか一方について設定変更ができないようにしてもよい。
また、本実施形態では、メニュー画面における設定画面においてのみ音量や光量の設定変更が可能に構成されているが、例えば、設定画面を介することなく音量や光量の設定変更が可能に構成されてもよく、例えば、装飾図柄の変動表示中や装飾図柄の停止表示直後においては、設定画面を表示させることなく、操作キーユニット137を操作することにより、音量や光量の設定変更ができるようにしてもよい。
本実施形態では、メニュー画面において、上ボタン137aあるいは下ボタン137bの1回の操作毎にカーソルCLを1つずつ移動させることができ、また、メニュー画面では、後述する長押しオート連打機能が無効とされているので、長押し操作をしたことでは、カーソルCLを2以上移動させることができないようになっている。なお、メニュー画面において上ボタン137aあるいは下ボタン137bを長押し操作した場合に、カーソルCLを2以上移動させることができるようにしてもよい。
なお、待機状態の演出表示が行われている場合において、演出ボタン136の他にも、操作キーユニット137を構成する各ボタンのいずれかあるいは特定のボタン(例えば、OKボタン137e等)が押下された場合にもメニュー画面が表示されるようにしてもよい。また、メニュー画面が表示されている場合において、演出ボタン136の他にも、例えば、クリアボタン137fが押下された場合にもメニュー画面から待機状態の演出表示に戻るようにしてもよい。
そして、図11(c)に示すように、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者により下ボタン137bが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(d)に示すように、「会員登録」がカーソルCLで選択されてことを示す表示が行われる。
その後、遊技者により下ボタン137bがさらに1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(e)に示すように、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が行われる。すなわち、この演出例では、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、「演出カスタマイズ」のメニューは、下ボタン137bを2回操作(あるいは、上ボタン137aを2回操作)することにより選択可能な表示である。換言すれば、本実施形態において、メニュー画面では、長押しオート連打機能が無効とされている。そのため、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、「演出カスタマイズ」のメニューは、下ボタン137bを2回操作(あるいは、上ボタン137aを2回操作)しないと選択されない表示であるということもできる。
このように、本実施形態では、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示(第二の表示の一例)は、下ボタン137b(上ボタン137a)が複数回(例えば、2回)操作(第一の操作態様で操作)されたことに応じて表示される場合がある表示であり、下ボタン137b(上ボタン137a)が長押し操作(第二の操作態様で操作)されたことでは、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示が開始されないということができる。
また、本実施形態では、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示は、複数の選択肢のうちの一の選択肢が選択されている際の表示であるということもできる。
また、本実施形態では、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示は、メニュー画面(設定画面)において表示される表示であるということもできる。
また、本実施形態では、メニュー画面は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示を含む画面であり、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている表示(第三の表示の一例)が表示されている場合に、下ボタン137b(上ボタン137a)が複数回操作(第一の操作態様で操作)されると、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示(第二の表示の一例)の表示が開始される場合があり、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている表示(第三の表示の一例)が表示されている場合に、下ボタン137b(上ボタン137a)が長押し操作(第二の操作態様で操作)されたことでは、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示(第二の表示の一例)の表示が開始されないということもできる。
また、本実施形態では、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示は、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている表示が表示されている場合に、下ボタン137b(上ボタン137a)によってN回(N≧2)の操作があった場合に表示が開始される表示であるということもできる。
また、本実施形態では、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている表示は、図柄変動表示の表示中に開始されない表示であるということもできる。
続いて、図11(e)に示すように、装飾図柄表示装置208において、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている状態において、遊技者によりOKボタン137eが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(f)に示すような演出カスタマイズ設定画面が表示される。演出カスタマイズ設定画面では、予告等の演出の出現頻度をデフォルトの設定にする「通常モード」、偽の大当り予告報知を行わず、出現することにより大当りとなることが確定される大当り確定の予告のみを行う設定にする「一発告知モード」、「通常モード」では出現頻度の低い大当り確定のプレミア予告の出現頻度を向上させる設定にする「プレミアアップモード」の3つのメニューが選択可能に表示されている。
そして、図11(g)に示すように、「通常モード」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者によりOKボタン137eが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(h)に示すように、チビ姫のキャラクタとともに、「通常モードです」「いつもの演出が見れます」と表示して通常モードが設定されたことを報知するとともに、予告等の演出の出現頻度がデフォルトに設定される。
本実施形態では、上述したように、メニュー画面では長押しオート連打機能が無効とされているので、図11(e)に示されるように、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者によりOKボタン137eが長押し操作されたとしても、「通常モード」が設定されることはなく、演出カスタマイズ設定画面に表示画面が遷移した後に改めてOKボタン137eが操作されることにより「通常モード」が設定される。
一方、図11(f)に示されるように、「通常モード」がカーソルCLで選択されている場合において、下ボタン137bが2回押下操作されると、図11(g1)に示されるように、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が行われる。本実施形態では、上述したように、メニュー画面では長押しオート連打機能が無効とされているので、「通常モード」がカーソルCLで選択されている場合において、「プレミアアップモード」のメニューは、下ボタン137bを2回操作することにより選択可能な表示であり、換言すれば、下ボタン137bを2回操作しないと選択されない表示であるということもできる。すなわち、本実施形態において、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、第二の表示の一例ということができ、「通常モード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、第三の表示の一例ということができる。
そして、図11(g1)に示すように、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者によりOKボタン137eが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図11(h1)に示すように、チビ姫のキャラクタとともに、「プレミア演出がたくさん見れます」と表示してプレミアアップモードが設定されたことを報知するとともに、プレミア予告の出現頻度が高くなるように設定される。
また、図11(e)に示されるように、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている場合において、下ボタン137bがさらに1回押下操作されると、図12(e2)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、「操作補助設定」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が行われる。本実施形態では、上述したように、メニュー画面では長押しオート連打機能が無効とされているので、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、「操作補助設定」のメニューは、下ボタン137bを3回操作することにより選択可能な表示であり、換言すれば、下ボタン137bを3回操作しないと選択されない表示であるということもできる。すなわち、本実施形態において、「操作補助設定」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、第二の表示の一例ということができる。
そして、図12(e2)に示すように、「操作補助設定」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者によりOKボタン137eが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図12(f2)に示すような操作補助設定画面が表示される。操作補助設定画面では、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137を構成する各ボタンの連打操作の補助を行わない「補助なし」、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137を構成する各ボタンを長押し操作することにより連打の補助を行う「長押しオート連打」、演出ボタン136等の操作に係る演出の実行中に、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137を構成する各ボタンの操作が行われなくても、単発操作、長押し操作及び連打操作を疑似的に行う「オートボタン」の3つのメニューが選択可能に表示されている。
そして、図12(f2)に示すように、「補助なし」がカーソルCLで選択されている場合において、遊技者により下ボタン137bが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図12(g2)に示すように、「長押しオート連打」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が行われる。
その後、図12(h2)に示すように、遊技者によりOKボタン137eが1回押下操作されると、装飾図柄表示装置208では、図12(i2)に示すように、「長押しすると連打機能が発動します」と表示して長押しオート連打機能が有効となったことを報知するとともに、長押しオート連打機能が有効となるように設定される。本実施形態では、このようにして、長押しオート連打機能が有効となるように設定されることを条件として、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137を構成する各ボタンの長押し操作による連打補助機能が発動するように構成されている。なお、この明細書において説明する実施形態において、長押しオート連打機能の設定を設けないようにして、長押しオート連打機能が常に有効な状態となるように構成されてもよい。
本実施形態では、メニュー画面では、長押しオート連打機能が無効となるように構成されているが、メニュー画面において長押しオート連打機能が有効となるように構成してもよく、例えば、上ボタン137a又は下ボタン137bが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせてカーソルCLを移動させるようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者の選択の対象であるメニューが変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。また、この場合において、例えば、メニュー画面から演出カスタマイズ設定画面に遷移する等、設定画面が切り替わる前から上ボタン137a、下ボタン137bあるいはOKボタン137eが押下され続けている場合には、設定画面が切り替わった後は、疑似的な連打操作を行わず、設定画面が切り替わった後で上ボタン137a、下ボタン137bあるいはOKボタン137eを押し直すことにより疑似的な連打操作が再び行われるように構成されてもよい。また、カーソルCLの移動の際及び設定画面の遷移の際の少なくともいずれか一方では長押し操作による疑似的な連打操作が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、メニュー画面において設定した結果が後述する長押しオート連打が機能する演出に影響する場合がある。例えば、メニュー画面において連打操作を行う演出についての難易度が設定でき、難易度が高い場合には、連打操作よりも長押しオート連打を機能させる方が成功する演出が行われやすいようにすることができる。また、音量光量設定画面で設定した音量及び光量は、長押しオート連打が機能する演出に反映される。
図13は、疑似連演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図13は、疑似連演出において複数回の演出ボタン136を操作する演出が行われる様子を示している。ここで、疑似連とは、特図の変動表示に応じて装飾図柄表示装置208で装飾図柄が変動表示されるが、1回分の特図の変動表示に対して、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cの全てにおいて装飾図柄の変動表示を仮停止させた後に、全ての装飾図柄を再度変動表示させる再変動表示を1回または複数回実行する装飾図柄の変動パターンを指す。すなわち、疑似連とは、1回の特図の変動表示に対して、装飾図柄が複数回変動しているように見せかける疑似変動のことである。
図13(a)に示すように、第1特図表示装置212において、特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、これに対応して装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、第1特図表示装置212の表示状態に対応して可変表示する特図1第四図柄t1が表示されている。特図1第四図柄t1では、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、例えば、丸印内に表されている色が複数種類に変化する態様で変動表示が行われている。なお、特図1第四図柄t1は、図13以下では、説明の便宜のため、停止表示された図柄が認識できる態様で装飾図柄表示装置208に表示されているが、実際には、停止表示された図柄が遊技者に認識困難な態様で表示されている。なお、特図1第四図柄t1が遊技者に認識可能な態様で表示されていてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の下部には、特図1の保留数をアイコンの数で表す保留表示領域が設けられている。この保留表示領域には、特図1の一つ目の保留に対応する第1の特図1保留表示h11と、特図1の二つ目の保留に対応する第2の特図1保留表示h12と、特図1の三つ目の保留に対応する第3の特図1保留表示h13と、特図1の四つ目の保留に対応する第4の特図1保留表示h14とが表示されている。図13(a)では、特図1の変動表示の保留数は1つであるので、第1特図保留ランプ218における1つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、装飾図柄表示装置208の保留表示領域では、これに対応して、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のうち、第1の特図1保留表示h11のみがデフォルトの表示態様(デフォルトの保留アイコン)で表示されており、その他の特図1保留表示については、保留されていない態様(例えば、グレーアウトされた態様の保留アイコン)で表示されている。なお、保留されていない態様での表示に代えて、保留アイコンを非表示とする態様としてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域284が設けられている。変動アイコンは、例えば、特図の保留表示と関連した表示態様からなり、保留表示と同様の表示態様で表示される。変動アイコンは、例えば、その表示態様によって当該変動表示の表示結果についての予告(当該変動予告)を実行可能なものである。変動アイコンは、当該変動表示が開始された後で消去される。なお、変動アイコンの消去タイミングはこれに限定されず、例えば、当該変動表示の終了とともに消去されるようにしてもよい。
図13(b)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾3」が揺れ変動の態様で停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図13(c)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾4」が揺れ変動の態様で停止表示される。なお、中図柄表示装置208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図13(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「継続」の文字表示を含む疑似連図柄GGが揺れ変動の態様で停止表示される。この疑似連図柄GGが停止表示されることにより、疑似連が発生するか否かについて遊技者に期待させることができる。
続いて、図13(e)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示される。演出ボタン画像BT及び残時間メーターMTは、疑似連図柄GGに重ねて表示されている。これにより、演出ボタン136による操作を受付可能な状態であることが遊技者に報知される。
その後、図13(f)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図13(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作の結果、演出に成功して、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される旨の演出表示が行われる。具体的には、2回目の装飾図柄の変動表示の実行中であることを示す「×2」の表示が装飾図柄の上方に表示される。
そして、図13(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ停止表示されていた装飾図柄が再び変動し、1回目の疑似連演出が開始される。すなわち、2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、装飾図柄表示装置208では、同図(b)〜(c)において上述したのと同様にして、第1停止及び第2停止が行われた後、図13(i)に示すように、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに疑似連図柄GGが揺れ変動の態様で停止表示される。この疑似連図柄GGが停止表示されることにより、2回目の疑似連が発生するか否かについて遊技者に期待させることができる。
その後、図13(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、同図(e)に示して上述したのと同様に、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTも表示される。これにより、演出ボタン136による操作を受付可能な状態であることが遊技者に報知される。
その後、図13(k)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図13(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作の結果、演出に成功して、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始される旨の演出表示が行われる。具体的には、3回目の装飾図柄の変動表示の実行中であることを示す「×3」の表示が装飾図柄の上方に表示される。その後は、図13(m)に示すように、2回目の疑似連演出が開始される。
上述した演出例では、疑似連を発生させるか否かを煽る演出(疑似連発生演出ということがある)が実行される毎に演出ボタン画像BTが表示され、また、疑似連発生演出が複数回実行されるため、演出ボタン画像BTも複数回表示されるが、一度に表示される演出ボタン画像BTは一つであり、演出ボタン画像BTの表示は疑似連発生演出の発生毎に断続的に行われることを示している。
また、上述した演出例では、演出ボタン136が押下されて演出に成功した例を示したが、疑似連演出を開始しない場合には、例えば、演出ボタン136の操作の結果、演出に失敗した旨の演出表示を実行し、はずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示するようにしてもよい。また、演出に失敗した旨の演出表示を実行した後、大当りの装飾図柄の組み合わせで停止表示するようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による所定時間(例えば、3秒)以上の長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例では、単発操作による演出ボタン136の演出を複数回行うものとしたが、複数回の演出を、単発操作による演出、長押し操作による演出及び連打操作による演出のうちの2以上の組み合わせによって構成してもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、演出ボタン136が継続的に押下され続けている場合には、演出ボタン136による押下操作に伴う演出を疑似的な連打操作に合わせて順次行うようにしてもよい。すなわち、この演出例では、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されるということができる。また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。この場合において、演出ボタン136の操作を受け付け可能な状態となっても演出ボタンランプ138を消灯させた状態としてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態における発光態様(例えば、赤色で発光)とは異なる発光態様(例えば、青色で発光)で演出ボタンランプ138を発光させるようにしてもよい。
このように、本実施形態において、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)は、第一の操作態様の一例である。また、演出ボタン136による所定時間以上の長押し操作は、第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い第二の操作態様の一例である。
そして、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、2回目以降に発生する演出ボタン136の操作の結果実行される疑似連による演出表示は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、2回目以降に発生する演出ボタン136の操作の結果実行される疑似連による演出表示は、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい第二の演出の一例ということができる。また、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない第二の演出の一例ということもできる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合で、演出ボタン136の連打操作の結果実行される疑似連による演出表示は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
図14は、チャンス目演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図14は、チャンス目演出において複数回の演出ボタン136を操作する演出が行われた後、スーパーリーチに移行する様子を示している。ここで、チャンス目とは、装飾図柄が特定の組み合わせ(例えば、同色の異なる図柄の組み合わせ)で停止表示する態様のことであり、予告演出の一態様である。
図14(a)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われた後、左図柄表示領域208aにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「A」が停止表示され、中図柄表示領域208bにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「B」が停止表示され、右図柄表示領域208cにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「C」が停止表示され、チャンス目である装飾図柄の組み合わせで停止表示される。なお、第1特図表示装置212は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。
また、図14(a)では、特図1の変動表示の保留数は1つであるので、第1特図保留ランプ218における1つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、装飾図柄表示装置208の保留表示領域では、これに対応して、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のうち、第1の特図1保留表示h11のみがデフォルトの表示態様で表示されており、その他の特図1保留表示については、保留されていない態様で表示されている。
続いて、図14(b)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aに停止表示されたチャンス図柄「A」に重なるようにして、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BT1とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT1が演出ボタン画像BT1の下方に表示される。また、中図柄表示領域208bに停止表示されたチャンス図柄「B」に重なるようにして、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BT2とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT2が演出ボタン画像BT2の下方に表示される。また、右図柄表示領域208cに停止表示されたチャンス図柄「C」に重なるようにして、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BT3とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT3が演出ボタン画像BT3の下方に表示される。
その後、図14(c)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図14(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aに停止表示されていたチャンス図柄「A」が、殿様の顔を模した殿様図柄YM1に変更される。このとき、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1は殿様図柄YM1に重ねて表示されたままとなっているが、「PUSH」の文字表示は消去され、また、残時間メーターMT1は、ゲージが残り0秒である態様で表示される。
その後、図14(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様図柄YM1に重ねて表示されていた演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去され、殿様図柄YM1が視認容易な態様で表示される。なお、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去されるタイミングは適宜に設定することができ、例えば、チャンス図柄「A」から殿様図柄YM1に表示を変更するタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、チャンス図柄「A」から殿様図柄YM1に表示を変更するタイミングと同時のタイミングであってもよい。このことは、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいても同様である。また、残時間メーターMT2及び残時間メーターMT3に示された残り時間の表示は、上述した演出表示が行われている間にも引き続き更新されている。
また、図14(e)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図14(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bに停止表示されていたチャンス図柄「B」が、殿様図柄YM2に変更される。このとき、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2は殿様図柄YM2に重ねて表示されたままとなっているが、「PUSH」の文字表示は消去され、また、残時間メーターMT2は、ゲージが残り0秒である態様で表示される。なお、図14(e)では、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去される様子と、演出ボタン136による押下操作が行われた様子とが同時に表されているが、実際には、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去された後で、演出ボタン136による押下操作が行われている。なお、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1の消去と、演出ボタン136による押下操作とが同時のタイミングとなってもよいし、演出ボタン136による押下操作があった後で、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去されてもよい。また、演出ボタン136による押下操作があっても、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去されないようにしてもよいし、演出ボタン画像BT1のみが消去されてもよいし、残時間メーターMT1のみが消去されてもよい。
その後、図14(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様図柄YM2に重ねて表示されていた演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去され、殿様図柄YM2が視認容易な態様で表示される。また、残時間メーターMT3に示された残り時間の表示は、上述した演出表示が行われている間にも引き続き更新されている。
また、図14(g)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図14(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右図柄表示領域208cに停止表示されていたチャンス図柄「C」が、殿様図柄YM3に変更される。このとき、演出ボタン画像BT3及び残時間メーターMT3は殿様図柄YM3に重ねて表示されたままとなっているが、「PUSH」の文字表示は消去され、また、残時間メーターMT3は、ゲージが残り0秒である態様で表示される。なお、図14(g)では、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去される様子と、演出ボタン136による押下操作が行われた様子とが同時に表されているが、実際には、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去された後で、演出ボタン136による押下操作が行われている。なお、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2の消去と、演出ボタン136による押下操作とが同時のタイミングとなってもよいし、演出ボタン136による押下操作があった後で、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去されてもよい。また、演出ボタン136による押下操作があっても、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去されないようにしてもよいし、演出ボタン画像BT2のみが消去されてもよいし、残時間メーターMT2のみが消去されてもよい。
その後、図14(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様図柄YM3に重ねて表示されていた演出ボタン画像BT3及び残時間メーターMT3が消去され、殿様図柄YM3が視認容易な態様で表示され、殿様図柄YM1〜YM3が揃った態様となる。すると、図14(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cが表示画面の左上隅に移動するとともに、スーパーリーチに移行した旨を示す「SPリーチ」の表示が行われる。なお、演出ボタン136による押下操作があっても、演出ボタン画像BT3及び残時間メーターMT3が消去されないようにしてもよいし、演出ボタン画像BT3のみが消去されてもよいし、残時間メーターMT3のみが消去されてもよい。
上述した演出例では、装飾図柄毎に演出ボタン画像BT1〜BT3が表示され、これらの演出ボタン画像BT1〜BT3は同時に複数表示されるとともに、演出ボタン136が操作される毎に演出ボタン画像BT1〜BT3が一つずつ消去されることを示している。
また、上述した演出例では、演出ボタン136が押下されて演出に成功し、全てのチャンス図柄が殿様図柄に変更されてスーパーリーチに移行する例を示したが、チャンス目演出が行われた後にスーパーリーチに移行しない場合には、例えば、演出ボタン136の操作の結果、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cに表示されたチャンス図柄のうちの少なくとも一つについて、チャンス図柄から殿様図柄とは異なる図柄(例えば、悪代官の顔を模した悪代官図柄)に変更する表示をして、スーパーリーチに移行しない旨を報知し、その後、はずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示するようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例では、単発操作による演出ボタン136の演出を複数回行うものとしたが、複数回の演出を、単発操作による演出、長押し操作による演出及び連打操作による演出のうちの2以上の組み合わせによって構成してもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、演出ボタン136が継続的に押下され続けている場合には、演出ボタン136による押下操作に伴う演出を疑似的な連打操作に合わせて順次行うようにしてもよい。すなわち、この演出例では、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されるということができる。また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、チャンス図柄「B」が殿様図柄YM2に変更される演出、及び、チャンス図柄「C」が殿様図柄YM3に変更される演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、チャンス図柄「B」が殿様図柄YM2に変更される演出、及び、チャンス図柄「C」が殿様図柄YM3に変更される演出は、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい第二の演出の一例ということができる。また、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない第二の演出の一例ということもできる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合で、演出ボタン136の連打操作の結果チャンス図柄が殿様図柄に変更される演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
図15は、カットイン演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図15は、装飾図柄の変動表示中に複数回の演出ボタン136を操作する演出が行われる様子を示している。この演出例では、演出ボタン136による押下操作が行われる毎にカットイン画像を表示するカットイン演出が行われる。
図15(a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。なお、第1特図表示装置212は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。また、装飾図柄表示装置208の中央左側には、演出ボタン画像BT1とともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMT1が演出ボタン画像BT1の下方に表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BT2とともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMT2が演出ボタン画像BT2の下方に表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央右側には、演出ボタン画像BT3とともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMT3が演出ボタン画像BT3の下方に表示されている。
また、図15(a)では、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208における保留表示を行っていないが、上述したようにして保留表示を行うようにしてもよい。
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図15(b)に示すように、残時間メーターMT1〜MT3が、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。
そして、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図15(c)に示すように、装飾図柄表示装置208の中央左側に表示された演出ボタン画像BT1とともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMT1が表示される。このとき、残時間メーターMT2及び残時間メーターMT3の更新表示は停止される。すなわち、演出ボタン136の操作受付残り時間は減少しない。なお、残時間メーターMT2及び残時間メーターMT3の更新表示を停止させない(演出ボタン136の操作受付残り時間を減少させる)ようにしてもよい。
その後、図15(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン画像BT1及び残時間メーターMT1が消去される。
続いて、図15(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一のカットイン画像CI1が表示される。第一のカットイン画像CI1は、演出ボタン画像BT2及び演出ボタン画像BT3に重なるようにして表示される。
その後、図15(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一のカットイン画像CI1が消去されて、残時間メーターMT2及び残時間メーターMT3の更新表示が再開され、演出ボタン136の操作受付が再開される。
その後、例えば、さらに1秒が経過したタイミングとなると、図15(g)に示すように、残時間メーターMT2及び残時間メーターMT3が、さらに1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージがさらに1秒分減少した態様で表示される。
そして、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図15(h)に示すように、装飾図柄表示装置208の中央に表示されていた演出ボタン画像BT2とともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMT2が表示される。このとき、残時間メーターMT3の更新表示は停止される。なお、残時間メーターMT3の更新表示を停止させない(演出ボタン136の操作受付残り時間を減少させる)ようにしてもよい。
その後、図15(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン画像BT2及び残時間メーターMT2が消去される。
続いて、図15(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第二のカットイン画像CI2が表示される。第二のカットイン画像CI2は、演出ボタンBT3に重なるようにして表示される。また、第二のカットイン画像CI2は、第一のカットイン画像CI1よりも表示される範囲が上下方向に拡大している。
その後、図15(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第二のカットイン画像CI2が消去されて、残時間メーターMT3の更新表示が再開され、演出ボタン136の操作受付が再開される。
その後、例えば、さらに1秒が経過したタイミングとなると、図15(m)に示すように、残時間メーターMT3が、さらに1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージがさらに1秒分減少した態様で表示される。
そして、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図15(n)に示すように、装飾図柄表示装置208の中央右側に表示されていた演出ボタン画像BT3とともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMT3が表示される。
その後、図15(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン画像BT3及び残時間メーターMT3が消去される。
続いて、図15(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第三のカットイン画像CI3が表示される。第三のカットイン画像CI3は、装飾図柄表示装置208の表示画面全体にわたって表示される画像である。
上述した演出例では、3回の演出ボタン136の押下操作を行い、演出ボタン136が押下される毎に、演出に成功したとしてカットイン画像が表示される例を示したが、3回の演出ボタン136の押下操作のうちのいずれか一つ又は二つについてのみカットイン画像が表示されるようにしてもよく、また、3回の演出ボタン操作136eの押下操作のいずれの場合もカットイン画像が表示されないようにしてもよい。
また、これらのカットイン画像は、演出ボタン136の押下操作が行われない場合にも表示されるようにしてもよい。このとき、演出ボタン136の押下操作が行われた場合と、行われない場合とで異なる表示態様としてもよいし、同じ表示態様としてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例では、単発操作による演出ボタン136の演出を複数回行うものとしたが、複数回の演出を、単発操作による演出、長押し操作による演出及び連打操作による演出のうちの2以上の組み合わせによって構成してもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、演出ボタン136が継続的に押下され続けている場合には、演出ボタン136による押下操作に伴う演出を疑似的な連打操作に合わせて順次行うようにしてもよい。このとき、演出ボタン136の操作を受け付け可能な状態となると、すぐに演出ボタン136による疑似的な押下操作が行われるので、残時間メーターの更新が演出ボタン136の操作を受け付け可能な状態で行われる場合には、残時間メーターの残り時間の表示態様がほとんど変化しないで3つのカットイン画像を表示させることができる場合がある。すなわち、この演出例では、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されるということができる。また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、第二のカットイン画像CI2が表示される演出、及び、第三のカットイン画像CI3が表示される演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、第二のカットイン画像CI2が表示される演出、及び、第三のカットイン画像CI3が表示される演出は、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい第二の演出の一例ということができる。また、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない第二の演出の一例ということもできる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合で、演出ボタン136の連打操作の結果カットイン画像が表示される演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
図16は、カットイン演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。図16(a−1)〜(a−6)は、装飾図柄の変動表示中において演出ボタン136の単発操作による演出が行われる様子を示しており、図16(b−1)〜(b−6)は、オートボタン機能が有効な状態となっているときに、演出ボタン136の単発操作による演出が行われる様子を示している。ここで、オートボタン機能とは、演出ボタン136の操作に係る演出の実行中に、演出ボタン136の操作が行われなくても、単発操作、長押し操作及び連打操作を疑似的に行う機能である。本実施形態では、演出ボタン136を用いた演出の内容に応じてオートボタン機能を有効又は無効にしている。また、オートボタン機能が有効となっている状態において、演出ボタン136を用いた演出の内容に応じて、単発操作、長押し操作及び連打操作のうちのいずれか一つ又は二つの機能だけ有効となるように構成されていてもよい。
図16(a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾4」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果(例えば、白色丸印)で確定表示されている。なお、演出ボタンランプ138は消灯している。すなわち、演出ボタンランプ138が消灯とされることで、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示される。なお、演出ボタン136の操作受付状態でない場合には、特定の色(例えば、青色)で演出ボタンランプ138を発光させるようにしてもよい。ここで、発光する色は青に限らず、適宜の色に設定することができる。このように、本実施形態では、演出ボタン136は、操作受付状態でない場合には、第二の状態となるということができる。
特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図16(a−2)に示すように、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅に表示されている。
その後、図16(a−3)に示されるタイミングで演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。なお、発光する色は赤に限らず、適宜の色に設定することができる。このように、本実施形態では、演出ボタン136は、操作受付状態となった場合には、第一の状態となるということができる。
そして、図16(a−4)に示されるタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図16(a−5)に示すように、演出ボタン画像BTとともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMTが表示される。
続いて、図16(a−6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI4が表示される。
なお、上述した演出例では、演出ボタン136による押下操作がなされた後、図16(a−5)に示すように、演出ボタン画像BTとともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMTが表示されるようにしたが、このような表示を行わないようにしてもよい。
一方、図16(b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾4」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果(例えば、白色丸印)で確定表示されている。なお、演出ボタンランプ138は、オートボタン機能が有効な状態となっていることを示す緑色に発光している。なお、発光する色は緑に限らず、適宜の色に設定することができる。このように、本実施形態では、演出ボタン136は、オートボタン機能が有効な状態である場合には、第三の状態となるということができる。
特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図16(b−2)に示すように、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅に表示されている。
その後、図16(b−3)に示されるタイミングで演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。
その後、演出ボタン136押下の受付期間の半分の期間が経過すると、オートボタン機能により、図16(b−4)に示されるタイミングで、演出ボタン136による単発操作が疑似的に行われる。
すると、図16(b−5)に示すように、演出ボタン画像BTとともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMTが表示される。
続いて、図16(b−6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI4が表示される。
なお、上述した演出例では、オートボタン機能により演出ボタン136の操作が疑似的に行われた後、図16(b−5)に示すように、演出ボタン画像BTとともに表示されていた「PUSH」という文字が消去されるとともに、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMTが表示されるようにしたが、このような表示を行わないようにしてもよい。
上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作を行い、単発操作が行われると、演出に成功したとしてカットイン画像が表示される例を示したが、単発操作が行われても、演出に失敗したとしてカットイン画像を表示しないようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよいし、無効な状態にしてもよい。
また、上述した演出例において、オートボタン機能により演出ボタン136の操作が疑似的に行われた場合に実行される演出内容(カットイン画像CI4の表示)は、演出ボタン136による単発操作が行われた場合に実行される演出内容と同じとなっているが、オートボタン機能により演出ボタン136の操作が疑似的に行われた場合に実行される演出内容が、演出ボタン136による単発操作が行われた場合に実行される演出内容と異なる場合があってもよいし、必ず異なってもよい。
図16に示す演出例は、単発操作の演出における演出ボタン136の通常の操作を受け付け可能な状態と、オートボタン機能が有効になっている状態とで、演出ボタンランプ138の発光態様が異なることを示している。
図17は、保留変化予告の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。図17(a−1)〜(a−7)及び図17(b−1)〜(b−8)は、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様が変化する保留変化予告が行われている様子を示している。
図17(a−1)に示すように、第1特図表示装置212において、特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、これに対応して装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1第四図柄t1が表示されている。特図1第四図柄t1では、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、上述したようにして変動表示が行われている。
図17(a−1)では、特図1の変動表示の保留数は3つであるので、第1特図保留ランプ218における3つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、装飾図柄表示装置208の下部の保留表示領域では、これに対応して、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のうち、第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12及び第3の特図1保留表示h13がデフォルトの表示態様で表示されており、第4の特図1保留表示h14については、保留されていない態様で表示されている。なお、装飾図柄表示装置208の左下隅には、変動アイコン表示領域284が設けられている。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入球すると、図17(a−2)に示すように、特図1の変動表示の保留数が4に増加し、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯する。そして、装飾図柄表示装置208の下部の保留表示領域では、これに対応して、第4の特図1保留表示h14がデフォルトの表示態様で表示される。このとき、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンの上端部分に重なるようにして、演出ボタン画像BTHが小さく表示される。
その後、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図17(a−3)に示すように、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンが変形するアニメーション表示が開始される。図17(a−3)では、円形で表示された保留アイコンが横方向に伸びて楕円形に変化するアニメーションが表示されている。なお、このとき、演出ボタン画像BTHは引き続き表示されているが、演出ボタン136が操作されたタイミングで消去するようにしてもよい。その後は、図17(a−3)〜同図(a−5)に示すように、所定の演出実行期間(例えば、2秒間)だけ、保留アイコンが縦方向に伸びたり横方向に伸びたりするアニメーションが続けられる。
その後、図17(a−6)に示すように、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンが破裂するアニメーションが表示された後、図17(a−7)に示すように、保留アイコンが殿様の顔を模した予告表示態様に変化する。
一方、図17(b−1)では、特図1の図柄変動表示中の様子が示されている。このとき、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14は、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。このとき、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンの上端部分に重なるように、演出ボタン画像BTHが小さく表示されている。
その後、図柄停止表示のタイミングとなると、図17(b−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の組み合わせが、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾2」−「装飾3」−「装飾3」で確定表示される。また、第1特図表示装置212では、はずれの表示結果で確定表示され、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。
この状態で、例えば、演出ボタン136による1回の押下操作がなされても、図17(b−3)に示すように、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンが変形するアニメーション表示は開始されない。すなわち、この演出例では、図柄の停止表示中では、演出ボタン136の操作を受け付けないようにしている。なお、図柄の停止表示中においても、演出ボタン136の操作を受け付けるようにしてもよい。ここで、図柄の停止表示中とは、特図の停止表示中であってもよいし、装飾図柄の停止表示中であってもよい。
その後、図17(b−4)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に消去するとともに、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンは、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。
上述したようにして図柄変動表示が開始された後、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図17(b−5)に示されるタイミングで、第3の特図1保留表示h13における保留アイコンが変形するアニメーション表示が開始され、その後は、図17(b−5)〜同図(b−6)に示すように、所定の演出実行期間だけ、保留アイコンが縦方向に伸びたり横方向に伸びたりするアニメーション表示が続けられる。
その後、図17(b−7)に示すように、第3特図1保留表示h13における保留アイコンが破裂するアニメーションが表示された後、図17(b−8)に示すように、保留アイコンが殿様の顔を模した予告表示態様に変化する。
なお、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作を行い、単発操作が行われると、演出に成功したとして保留アイコンを変化させる表示を行う例を示したが、単発操作が行われても、演出に失敗したとして保留アイコンを変化させる表示を行わないようにしてもよく、例えば、演出ボタン136による単発操作が行われると、保留アイコンが変形するアニメーション表示を行った後、再びデフォルトの表示態様となる演出表示を行うようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。この場合、例えば、長押し操作中に図柄の変動表示が終了して停止表示された場合には、次の図柄変動表示が開始した後で、演出ボタン136を押しなおして長押し操作を行うことを要するようにしてもよいし、図柄の停止表示中においても引き続き長押し操作を有効なものとしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。この場合、例えば、長押し操作中に図柄の変動表示が終了して停止表示された場合には、次の図柄変動表示が開始した後で、長押しオート連打機能を有効にさせるために演出ボタン136を押しなおすことを要するようにしてもよいし、図柄の停止表示中においても引き続き長押し操作を継続した場合でも長押しオート連打機能を継続して有効なものとしてもよい。また、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。また、オートボタン機能を有効にして演出ボタン136の操作が疑似的に行われるようにしてもよい。
図18は、演出可動体を用いた演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図18は、スーパーリーチにおいて演出ボタン136を操作する演出が行われる様子を示している。なお、図18に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220を装飾図柄表示装置208の右側下方に示している。
図18(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。
特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図保留表示h14は、いずれも保留されていない態様で表示されている。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の右側端部に重なるようにして演出可動体224が配置されている様子が示されている。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図18(b)に示すように、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。
そして、図18(c)に示すようにしてスーパーリーチに移行した後、装飾図柄表示装置208では、図18(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す「ボタンを押せ」の文字表示が行われる。
そして、図18(e)に示すタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図18(f)に示すように、演出可動体224が鎖線で示される初期位置(第一の位置)から、実線で示される位置(第二の位置)に変位する。
なお、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作を行い、単発操作が行われると、演出に成功したとして演出可動体224が移動する例を示したが、単発操作が行われても、演出に失敗したとして演出可動体224が移動しないようにしてもよい。また、単発操作が行われると、演出可動体224が第二の位置に向かって移動するが、演出に失敗したとして移動の途中で第一の位置に戻るように動作してもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が演出されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が演出されるようにしてもよい。このとき、例えば、演出ボタン136が押下される毎に、徐々に位置が変わるようにしてもよいし、第一の位置で搖動するようにしてもよいし、第一の位置から第二の位置に向けて徐々に移動するようにしてもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、例えば、図18(d)に示すような表示が行われて演出ボタン136の操作の受け付けが可能となるよりも前から演出ボタン136が継続的に押下され続けている場合には、演出ボタン136の操作の受け付けが可能となったときに疑似的に演出ボタン136が押下されたとして演出可動体224が移動するように構成されてもよい。その後、演出ボタン136が継続して押下され続けている状態で、さらに、演出ボタン136を操作する他の演出が発生した場合には、当該発生した演出において、疑似的に演出ボタン136が押下されたとして操作の結果が表示あるいは演出されるようにしてもよい(換言すれば、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果が表示あるいは演出され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示あるいは演出されるようにしてもよい)し、長押しオート連打機能を無効化して疑似的に演出ボタン136が押下されたものとしないようにしてもよい。また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。
図19は、演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図19は、リーチ演出において、演出ボタン136の単発操作による演出が行われる様子を示している。
図19(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。また、この演出例では、特図1第四図柄t1の下方に特図2第四図柄t2が表示されている。特図2第四図柄t2では、第2特図表示装置214の図柄変動表示に対応して、例えば、四角印内に表されている色が複数種類に変化する態様で変動表示が行われるものである。図19(a)に示すように、第2特図表示装置214が、はずれの表示結果で確定表示されているので、特図2第四図柄t2は、第2特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果(例えば、白色四角印)で確定表示されている。図19以下では、説明の便宜のため、特図2第四図柄t2について、停止表示された図柄が認識できる態様で装飾図柄表示装置208に表示されているが、実際には、停止表示された図柄が遊技者に認識困難な態様で表示されている。なお、特図2第四図柄t2が遊技者に認識可能な態様で表示されていてもよい。なお、図19(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図19(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図19(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。この演出例では、変動アイコンh00が消去されるタイミングを、装飾図柄が確定表示するタイミングとしたが、適宜のタイミングに設定することができ、例えば、装飾図柄が確定表示するよりも前のタイミングであってもよく、また、リーチ演出が開始されるよりも前のタイミングであってもよい。なお、変動アイコンh00は、デフォルトの表示態様で表示する場合には、デフォルトの表示態様である保留アイコンと同じ表示態様で表示される。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図19(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図19(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「押せ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。
そして、図19(e)に示されるタイミングで演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図19(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI5が表示される。
上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作を行い、単発操作が行われると、演出に成功したとしてカットイン画像が表示される例を示したが、単発操作が行われても、演出に失敗したとしてカットイン画像を表示しないようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよいし、無効な状態にしてもよい。また、上述した演出例において、オートボタン機能を有効な状態にしてもよいし、無効な状態にしてもよい。
図20は、演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図20は、リーチ演出において、演出ボタン136の単発操作による演出が行われる様子を示している。
図20(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。また、第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。なお、本実施形態において、演出ボタンランプ138が点灯している状態では、基本的に操作受付状態とするようにしてもよい。この場合において、演出ボタンランプ138が消灯している場合でも操作受付状態であったり、演出ボタンランプ138が点灯している場合でも操作受付状態であったりしてもよい。また、演出ボタンランプ138が点灯している場合は常に操作受付状態であるが、演出ボタンランプ138が消灯している場合であっても常に操作非受付状態であるとは限らないようにしてもよい。
また、図20(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けているが、長押しオート連打機能は無効の状態とされている。
その後、図20(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様である変動アイコンh00に変化する。また、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図20(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図20(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「押せ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、このとき、長押しオート連打機能が無効の状態となっているので、演出ボタン136の操作が受け付けられていない。操作が受け付けられるようにするには、一度演出ボタン136の押下を解除して、再度、演出ボタン136を押下する必要がある。
そして、図20(e)〜同図(f)に示すように、演出ボタン136の操作受付期間の間も演出ボタン136が引き続き押下され続けた後、図20(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メーターMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。その後、図20(h)に示すように、最終的にはカットイン画像CI5が表示される。
なお、この演出例において、演出ボタン136が有効に操作されなかった場合には、カットイン画像CI5を表示しないようにしてもよいし、図19(f)に示されるカットイン画像CI5とは異なる表示態様のカットイン画像が表示されるようにしてもよい。
図21は、演出ボタンの単発操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図21は、リーチ演出において、演出ボタン136の単発操作による演出が行われる様子を示している。
図21(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。また、第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図21(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、オートボタン機能が有効な状態であり、装飾図柄表示装置208の左下には、その旨を示す「オート設定」の文字表示が行われている。なお、この演出例では、演出ボタンランプ138は消灯された状態となっているが、上述したようにして緑色に発光させるようにしてもよい。また、この演出例では、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けているが、長押しオート連打機能は無効の状態とされている。
その後、図21(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様である変動アイコンh00に変化する。また、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図21(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図21(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「押せ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。なお、オートボタン機能が有効な状態であることを示す緑色の発光態様であってもよい。
そして、図21(e)〜同図(f)に示すように、演出ボタン136が引き続き押下され続けた後、図21(g)のタイミングで所定のオートボタン機能発動時間(例えば、演出ボタン136が操作受付状態となってから2.5秒経過したタイミング)となると、オートボタン機能が発動して演出ボタン136による単発操作が疑似的に行われる。すると、図21(h)に示すように、カットイン画像CI5が表示される。
なお、この演出例において、オートボタン機能が発動して演出ボタン136が疑似的に操作された場合には、図19(f)や図20(h)に示されるカットイン画像CI5とは異なる表示態様のカットイン画像が表示されるようにしてもよい。
図22は、演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図22は、リーチ演出において、演出ボタン136の連打操作による演出が行われる様子を示している。
図22(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図22(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図22(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図22(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図22(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図22(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。すなわち、連打操作演出が開始される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、装飾図柄表示装置208の左側に、連打メーターRDが表示されている。この連打メーターRDは、演出ボタン136の操作回数に応じてゲージが増加するように表示されるものであり、ゲージが満タンになると、演出に成功したとして、予告演出が実行されるように構成されている。
そして、図22(e)〜同図(g)に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされると、演出ボタン136の操作回数に応じて連打メーターRDのゲージが増加していく。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
そして、図22(g)に示すタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、連打メーターRDは、満タンとなっておらず、3/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図22(h)に示すように、連打メーターRDのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、演出ボタン136による連打操作を行い、連打操作が行われた結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。なお、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能とするか否かについては、特図の表示結果に基づいて決定される。すなわち、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能としない場合には、いくら演出ボタン136を連打したとしても、ゲージが満タンとなることはない。
また、上述した演出例では、演出ボタン136(第一の操作手段の一例)による連打操作が行われて演出に成功した場合に、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしたが、例えば、OKボタン137e(第二の操作手段の一例)による連打操作が行われた場合でも、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われるようにしてもよい。このとき、OKボタン137eによる長押しオート連打機能は無効として、OKボタン137eによる長押し操作では、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われないようにしてもよい。また、OKボタン137eによる長押しオート連打機能を有効として、OKボタン137eによる長押し操作によっても、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われるようにしてもよく、この場合、ボタンの大きさの違いやストロークの違い等、演出ボタン136とOKボタン137eとの操作性に違いがあるので、遊技者は、好みのボタンを選択して操作することができる場合がある。また、OKボタン137eは演出ボタン136よりも小さく、演出ボタンランプ138等の発光手段を備えていないので、遊技者はOKボタン137eが操作有効状態であるのか否かがわかりにくく、OKボタン137eによる操作は、例えば、攻略誌やインターネット等でその情報を得ている上級者向けであるということができる。ここで、OKボタン137eを、演出ボタン136よりも左側や下方等に設けて、左手でOKボタン137eを操作しやすくするようにしてもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136(第一の操作手段の一例)による連打操作が行われて演出に成功した場合に、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしたが、例えば、OKボタン137e(第二の操作手段の一例)を1回操作しただけで、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われるようにしてもよい。この場合、OKボタン137eの1回操作で演出が行われる旨を報知しないようにしてもよい。その結果、裏ボタン演出の存在を知っている遊技の熟練者に優越感を与えることができる場合がある。
この演出例において、連打操作演出は、図柄変動表示の実行中において開始可能な演出であり、操作手段を第一の操作態様で連続的に操作させることを促す第三の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい第二の演出の一例ということができる。また、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない第二の演出の一例ということもできる。
なお、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、演出ボタン136の操作受付期間において、演出ボタンランプ138を第二の状態としてもよい。すなわち、演出ボタンランプ138を発光していない状態としてもよいし、青色に発光させるようにしてもよい。
図23は、演出ボタンの連打操作による演出において長押しオート連打が行われている様子を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図23は、リーチ演出において、演出ボタン136の連打操作による演出が行われる様子を示している。
図23(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図23(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図23(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図23(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図23(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図23(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、装飾図柄表示装置208の左側に、連打メーターRDが表示されている。
この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっており、遊技者は、図23(d)に示すような表示が行われた後、演出ボタン136の長押し操作を開始する。
そして、図23(e)〜同図(g)に示すように、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、連打メーターRDのゲージが増加していく。この場合、長押し操作の開始時には、演出ボタン136が押下されたことによる1回の操作が受け付けられ、その後、上述したように所定時間(例えば、0.5秒)操作が維持されると、疑似的な連打操作が開始される。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
そして、図23(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、連打メーターRDは、満タンとなっておらず、4/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図23(h)に示すように、連打メーターRDのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、長押しオート連打機能による演出ボタン136の疑似的な連打操作を行い、その結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、例えば、長押し操作を4秒間行って連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。すなわち、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数(例えば、20回)操作されたものとして第一の演出が開始可能に構成されているということができる。
この演出例において、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。換言すれば、この演出例では、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果(第一の演出)が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果(第一の演出)が表示されるということができる。
このように、本実施形態では、連打操作演出に成功して表示されるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知は、演出ボタン136が複数回操作(第一の操作態様で操作)されたことに応じて実行される場合がある演出であり、演出ボタン136の長押し操作(第二の操作態様で操作)されると、連打操作演出に成功して表示されるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が開始される場合があるということができる。
また、本実施形態では、連打操作演出に成功して表示されるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知は、図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であるということもできる。
図24は、演出ボタンの連打操作による演出において長押しオート連打が行われている様子を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図24は、リーチ演出において、演出ボタン136の連打操作による演出が行われる様子を示している。
図24(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図24(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図24(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっており、遊技者は、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136を継続的に押下し続けている。
その後、図24(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図24(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図24(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、装飾図柄表示装置208の左側に、連打メーターRDが表示されている。
そして、図24(e)〜同図(g)に示すように、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、連打メーターRDのゲージが増加していく。この演出例では、遊技者によって、既に演出ボタン136の長押し操作が開始されているので、演出ボタン136が操作受付状態となったときから疑似的な連打操作が開始される。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
そして、図24(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、連打メーターRDは、満タンとなっておらず、5/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図24(h)に示すように、連打メーターRDのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、長押しオート連打機能による演出ボタン136の疑似的な連打操作を行い、その結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。すなわち、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして第一の演出が開始可能に構成されているということができる。
この演出例において、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
図25は、演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図25は、リーチ演出において、演出ボタン136の連打操作による演出が行われる様子を示している。
図25(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図25(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図25(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図25(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図25(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図25(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、装飾図柄表示装置208の左側に、連打メーターRDが表示されている。
そして、図25(e)〜同図(h)に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされると、演出ボタン136の操作回数に応じて連打メーターRDのゲージが増加していく。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の押下操作がある毎に消灯し、押下操作が解除されると再び赤色に発光するので、遊技者に演出ボタン136が押下されていることを容易に認識させることができる場合がある。また、演出ボタン136の押下操作がある毎に異なる色(例えば、青色)に発光するようにしてもよい。
そして、図25(h)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、連打メーターRDは、満タンとなっておらず、3/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図25(i)に示すように、連打メーターRDのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、演出ボタン136による連打操作を行い、連打操作が行われた結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。なお、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能とするか否かについては、特図の表示結果に基づいて決定される。すなわち、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能としない場合には、いくら演出ボタン136を連打したとしても、ゲージが満タンとなることはない。
また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、この場合、最初に演出ボタン136が押下操作されたタイミングで1回だけ演出ボタンランプ138を点滅させるようにしてもよい。
図26は、演出ボタンの連打操作による演出中に保留変化予告が行われている様子を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図26は、リーチ演出において、演出ボタン136の連打操作による演出が行われるとともに、保留変化予告が同時に行われている様子を示している。
図26(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図26(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図26(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図26(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図26(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図26(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、装飾図柄表示装置208の左側に、連打メーターRDが表示されている。
この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっており、遊技者は、図26(d)に示すような表示が行われた後、演出ボタン136の長押し操作を開始する。
そして、図26(e)〜同図(g)に示すように、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、連打メーターRDのゲージが増加していく。この場合、長押し操作の開始時には、演出ボタン136が押下されたことによる1回の操作が受け付けられ、その後、上述したように所定時間(例えば、0.5秒)操作が維持されると、疑似的な連打操作が開始される。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
また、この演出例では、上述した連打演出の実行中において第1特図始動口230に遊技球が入球し、特図1の変動表示の保留数が4に増加し、図26(f)に示すように、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯する。そして、装飾図柄表示装置208の保留表示領域では、これに対応して、第4の特図1保留表示h14がデフォルトの表示態様で表示される。このとき、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンの上端部分に重なるようにして、演出ボタン画像BTHが小さく表示される。すなわち、保留変化予告が開始される。しかしながら、この演出例では、実行中であった連打演出を優先し、演出ボタン136の操作は、連打演出に係る連打操作のみを受け付け、保留変化予告に係る演出ボタン136の操作は、少なくとも連打演出が終了するまでは受け付けないようになっている。
そして、図26(h)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、連打メーターRDは、満タンとなっておらず、4/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図23(i)に示すように、連打メーターRDのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
この演出例では、このようにして連打演出が終了した後に、保留変化予告に係る演出ボタン136の操作が受付可能な状態となる。このとき、長押しオート連打機能を引き続き有効な状態としておいて、演出ボタン136が引き続き押下されている場合には、演出ボタン136の疑似的な操作により、保留変化予告を開始するようにしてもよいし、連打演出が終了したときに長押しオート連打機能を無効な状態とし、演出ボタン136の押しなおしを要するように構成してもよい。なお、連打演出の実行中に、保留変化予告に係る演出ボタン136の操作を受付可能な状態として、連打演出と保留変化予告を同時に実行するようにしてもよい。このとき、長押しオート連打機能の作動により保留変化予告に係る演出ボタン136の操作が受け付けられるようにしてもよいし、保留変化予告が開始された後で、演出ボタン136の長押し操作を一旦解除して、再度演出ボタン136の押下操作を行うことにより保留変化予告を実行可能に構成されてもよい。
上述した演出例では、長押しオート連打機能による演出ボタン136の疑似的な連打操作を行い、その結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。
また、この演出例において、例えば、演出ボタンを2つ設け、連打演出においては、第一の演出ボタン及び第二の演出ボタンの操作が受付可能であり、第一の演出ボタンの操作でのみ保留変化予告を開始可能に構成されていてもよい。この場合、例えば、第二の演出ボタンについて、長押しオート連打機能を有効にすると、第二の演出ボタンを長押し操作して連打演出を行いながら、第一の演出ボタンを操作して保留変化予告を開始させることができる。
図27は、演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図27は、リーチ演出において、演出ボタン136の長押し操作による演出が行われる様子を示している。
図27(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図27(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図27(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図27(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図27(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図27(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「長押しでメーターを貯めろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、変動アイコン表示領域284の左側に、長押しメーターNOが表示されている。この長押しメーターNOは、演出ボタン136が押下されている累積時間に応じてゲージが増加するように表示されるものであり、ゲージが満タンになると、演出に成功したとして、予告演出が実行されるように構成されている。
そして、図27(e)〜同図(g)に示すように、演出ボタン136による長押し操作がなされると、演出ボタン136の押下時間に応じて長押しメーターNOのゲージが増加していく。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
そして、図27(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、長押しメーターNOは、満タンとなっておらず、5/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図27(h)に示すように、長押しメーターNOのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、演出ボタン136による長押し操作を行い、長押し操作が行われた結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、長押しメーターNOのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。なお、長押しメーターNOのゲージを満タンにすることを可能とするか否かについては、特図の表示結果に基づいて決定される。すなわち、長押しメーターNOのゲージを満タンにすることを可能としない場合には、いくら演出ボタン136を長押しし続けたとしても、ゲージが満タンとなることはない。
また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効の状態としたが、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよい。この場合、例えば、長押し演出中に演出ボタン136を長押しした場合には、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われるようにしてもよい。
図28は、演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図28は、リーチ演出において、演出ボタン136の長押し操作による演出が行われる様子を示している。
図28(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図28(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図28(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、図28(a)に示すように、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けている。
その後、図28(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図28(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図28(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「長押しでメーターを貯めろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、変動アイコン表示領域284の左側に、長押しメーターNOが表示されている。この演出例では、長押し演出の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けていたので、演出ボタン136の操作は受け付けられず、長押しメーターNOのゲージが増加しない。操作が受け付けられるようにするには、一度演出ボタン136の押下を解除して、再度、演出ボタン136を操作(長押し)する必要がある。
そして、図28(e)、同図(f)・・・に示すように、演出ボタン136の操作受付期間の間も演出ボタン136が引き続き押下され続けた後、図28(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メーターMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、長押しメーターNOは、0であることが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図28(h)に示すように、長押しメーターNOのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、演出ボタン136が継続的に押下されている状態で長押し演出が開始された場合には、当該演出ボタン136の操作を有効に取り扱わないようにしたが、演出ボタン136が継続的に押下されている状態で長押し演出が開始された場合でも、当該演出ボタン136の操作を有効に取り扱うようにしてもよい。
また、上述した演出例では、長押しオート連打機能を無効の状態としたが、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよい。この場合、例えば、長押し演出中に演出ボタン136を長押しした場合には、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われるようにしてもよい。
図29は、演出ボタンの長押し操作による演出において連打操作が行われている様子を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図29は、リーチ演出において、演出ボタン136の長押し操作による演出が行われる様子を示している。
図29(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図29(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図29(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。
その後、図29(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図29(c)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、装飾図柄表示装置208では、図29(d)に示すタイミングで、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「長押しでメーターを貯めろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。また、変動アイコン表示領域284の左側に、長押しメーターNOが表示されている。
そして、この演出例では、図29(e)〜同図(g)に示すように、遊技者により、演出ボタン136による長押し操作ではなく、連打操作が行われている。このような連打操作が行われた場合でも、実際に演出ボタン136が押下されている時間に応じて長押しメーターNOのゲージが増加していく。この演出例では、図27に示すように、長押し操作が行われるよりも、実際に演出ボタン136が押下されている時間は短いので、長押しメーターNOのゲージの増加量は少ない。なお、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136の操作の有無にかかわらず、演出ボタン136の操作受付期間では、赤色に発光したままとなっている。
そして、図29(g)のタイミングとなって演出ボタン136の操作受付期間(例えば、5秒)が経過すると、残時間メータMTのゲージの表示態様が残り0秒である態様となる。このとき、長押しメーターNOは、満タンとなっておらず、3/6まで増加したことが示されている。また、このとき、演出ボタン136の操作受付期間が経過したため、演出ボタンランプ138は消灯した状態となる。すると、図29(h)に示すように、長押しメーターNOのゲージが満タンとならなかったので、装飾図柄表示装置208では、演出に失敗したとして、その旨の「残念・・・」の表示が行われる。
上述した演出例では、長押し演出において演出ボタン136による連打操作を行い、その結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、長押しメーターNOのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。
図30は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。図30(a−1)〜同図(a−4)は、演出ボタン136が操作されることにより会話予告演出が実行される様子を示しており、図30(b−1)〜同図(b−2)は、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様が変化する保留変化予告が行われている様子を示している。ここで、会話予告演出とは、例えば、キャラクタの会話内容による予告演出である。
図30(a−1)に示すように、第1特図表示装置212において、特図1の図柄変動表示が開始されるとともに、これに対応して装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われている。なお、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅に表示されている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1第四図柄t1が表示されている。特図1第四図柄t1では、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、上述したようにして変動表示が行われている。また、特図1第四図柄t1の下方には、特図2第四図柄t2が表示されており、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央下部には変動アイコン表示領域284が設けられており、この変動アイコン表示領域284には、予告表示態様としての六芒星の形状である変動アイコンh00が表示されている。
図30(a−1)では、特図1の変動表示の保留数は3つであるので、第1特図保留ランプ218における3つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、装飾図柄表示装置208の保留表示領域では、これに対応して、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のうち、第1の特図1保留表示h11、第2の特図1保留表示h12及び第3の特図1保留表示h13がデフォルトの表示態様で表示されており、第4の特図1保留表示h14については、保留されていない態様で表示されている。
そして、この演出例では、図30(a−1)に示すように、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTが装飾図柄表示装置208の中央に表示されている。また、演出ボタン136は、操作受付状態となっているので、演出ボタンランプ138は赤色に発光している。なお、この演出例では、残時間メーターが表示されていない。
その後、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図30(a−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チビ姫のキャラクタ画像CHとともに、「Aリーチは発展に期待よ」という文字を含む吹き出しFD1が表示される。すなわち、1段階目の会話予告が実行される。このとき、スピーカ120から、演出ボタン136が押されたことを報知する確認音が出力される。なお、確認音は、チビ姫のキャラクタ画像CH及び吹き出しFD1の表示と同時に出力されてもよい(表示制御、音声出力制御及び信号の送受信のタイミング等により、表示のタイミングと音声出力のタイミングとが前後する場合もある)し、チビ姫のキャラクタ画像CH及び吹き出しFD1の表示よりも前のタイミングで出力されてもよいし、チビ姫のキャラクタ画像CH及び吹き出しFD1の表示よりも後のタイミングで出力されてもよい。また、確認音を出力しないようにしてもよい。また、この演出例では、チビ姫のキャラクタ画像CHと吹き出しFD1とを同時に表示するようにしたが、チビ姫のキャラクタ画像CHが表示された後で吹き出しFD1が表示されるようにしてもよい。
その後、図30(a−3)に示すように、チビ姫のキャラクタ画像CH及び吹き出しFD1が表示された後も演出ボタン画像BTが引き続き表示されている。これにより、遊技者は、演出ボタン136の操作による演出がさらに行われることを認識することができる場合がある。
そして、演出ボタン136による1回の押下操作がさらになされると、図30(a−4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、爺のキャラクタ画像GYとともに、「爺出現でチャンスアップじゃ」という文字を含む吹き出しFD2が表示される。すなわち、2段階目の会話予告が実行される。このとき、スピーカ120から、演出ボタン136が押されたことを報知する確認音が出力される。なお、確認音は、爺のキャラクタ画像GY及び吹き出しFD2の表示と同時に出力されてもよいし、爺のキャラクタ画像GY及び吹き出しFD2の表示よりも前のタイミングで出力されてもよいし、爺のキャラクタ画像GY及び吹き出しFD2の表示よりも後のタイミングで出力されてもよい。また、この演出例では、爺のキャラクタ画像GYと吹き出しFD2とを同時に表示するようにしたが、爺のキャラクタ画像GYが表示された後で吹き出しFD2が表示されるようにしてもよい。そして、2段階目の会話予告が実行されると、演出ボタン画像BTは消去される。
なお、会話予告演出において出現するキャラクタ画像や吹き出しの内容は上述したものに限定されず、種々のものを採用することができることは言うまでもない。また、1回の会話予告演出において実行する会話予告の回数も2回に限らず、1回だけ実行するものであってもよいし、3回以上実行するものであってもよい。
また、上述した演出例では、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136による所定時間(例えば、3秒)以上の長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、上述した演出例では、単発操作による演出ボタン136の演出を複数回行うものとしたが、複数回の演出を、単発操作による演出、長押し操作による演出及び連打操作による演出のうちの2以上の組み合わせによって構成してもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、演出ボタン136が継続的に押下され続けている場合には、演出ボタン136による押下操作に伴う演出を疑似的な連打操作に合わせて順次行うようにしてもよい。すなわち、疑似的な連打操作の間隔で会話予告が次々と実行されるようにしてもよい。また、長押しオート連打機能により、会話予告が実行される場合には、上述した確認音が出力されないようにしてもよい。また、会話予告演出におけるキャラクタ画像及び吹き出しが表示されるタイミングと、確認音が出力されるタイミングとのずれ幅が大きくなるようにしてもよい。
また、上述した演出例では、会話予告の実行毎に、キャラクタ画像及び吹き出しが追加して表示されるように構成されているが、キャラクタ画像及び吹き出しの追加を行わず、吹き出しに含まれる文字のみが変更されるようにしてもよい。例えば、1回目の演出ボタン136の操作で、チビ姫のキャラクタ画像CHと「Aリーチは発展に期待よ」という文字を含む吹き出しFD1の表示が行われ、その後、2回目の演出ボタン136の操作で、吹き出しFD1に表示される文字を「爺出現でチャンスアップよ」に変更するようにしてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、2段階目の会話予告は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。すなわち、この演出例では、演出ボタン136が連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されるということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、2段階目の会話予告は、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい第二の演出の一例ということができる。また、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない第二の演出の一例ということもできる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合で、演出ボタン136の連打操作の結果実行される会話予告は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能であり、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な第一の演出の一例ということができる。
一方、図30(b−1)では、特図1の図柄変動表示中の様子が示されている。このとき、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。一方、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14は、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。このとき、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンの上端部分に重なるように、演出ボタン画像BTHが小さく表示されている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1第四図柄t1が表示されている。特図1第四図柄t1では、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して、上述したようにして変動表示が行われている。また、特図1第四図柄t1の下方には、特図2第四図柄t2が表示されており、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。また、装飾図柄表示装置208の中央下部には変動アイコン表示領域284が設けられており、この変動アイコン表示領域284には、予告表示態様としての六芒星の形状である変動アイコンh00が表示されている。なお、この演出例では、演出ボタン136は、操作受付状態となっているが、演出ボタンランプ138は消灯されている。なお、演出ボタンランプ138を、例えば、赤色に点灯させるようにしてもよい。
そして、図30(b−1)に示すように、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、装飾図柄表示装置208では、図30(b−2)に示すタイミングで、第4の特図1保留表示h14が殿様の顔を模した予告表示態様の保留アイコンに変化する。なお、このとき、演出ボタン画像BTHを表示させたままにしてもよい。
図31は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。図31(a−1)〜同図(a−4)、及び、図31(b−1)〜同図(b−4)は、装飾図柄の変動表示中に演出ボタン136を操作する演出が同時期に複数行われる様子を示している。
図31(a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図31(a−1)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図31(a−1)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けている。
その後、図31(a−2)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図31(a−3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の演出ボタン演出に係る演出ボタン画像BTと、第二の演出ボタン演出に係る演出ボタン画像BTHとが表示されて、第一の演出ボタン演出と第二の演出ボタン演出とが同時期に実行されている様子が示されている。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。ここで、第一の演出ボタン演出は、例えば、会話予告演出が実行される演出であり、第二の演出ボタン演出は、例えば、保留変化予告が実行される演出である。また、この演出例では、第一の演出ボタン演出及び第二の演出ボタン演出の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けているので、演出ボタン136の操作を有効と扱わず、図31(a−4)に示すように、いずれの演出ボタン演出についても操作の結果が演出されない。なお、第一の演出ボタン演出は、第二の演出ボタン演出の開始よりも前のタイミングで開始されていてもよいし、第二の演出ボタン演出の開始と同じタイミングで開始されていてもよいし、第二の演出ボタン演出の開始よりも後のタイミングで開始されていてもよい。
図31(b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図31(b−1)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図31(b−1)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けている。また、この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっている。
その後、図31(b−2)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図31(b−3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の演出ボタン演出に係る演出ボタン画像BTと、第二の演出ボタン演出に係る演出ボタン画像BTHとが表示されて、第一の演出ボタン演出と第二の演出ボタン演出とが同時期に実行されている様子が示されている。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。この演出例では、第一の演出ボタン演出及び第二の演出ボタン演出の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けているが、長押しオート連打機能が有効な状態となっているので、図31(b−4)に示すように、第一の演出ボタン演出及び第二の演出ボタン演出のうち、第一の演出ボタン演出に係る演出ボタン136の操作の結果のみが表示される。なお、第一の演出ボタン演出及び第二の演出ボタン演出のうち、第二の演出ボタン演出に係る演出ボタン136の操作の結果のみが表示されるようにしてもよい。いずれの演出ボタン演出に係る演出ボタン136の操作の結果を表示させるかについては、例えば、早く開始した方の演出についてだけ行うようにしてもよいし、優先して実行される演出が予め定められていてもよい。
図32は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図32は、演出ボタン136を操作する演出の実行中に演出ボタン136を操作する他の演出が開始された様子を示している。
図32(a)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図2第四図柄t2も、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。なお、図32(a)では、演出ボタンランプ138は消灯しており、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示されている。
また、図32(a)では、特図1の変動表示の保留数は4つであるので、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の中央下部に変動アイコン表示領域284が設けられ、この変動アイコン表示領域284の右側に特図1の保留表示領域が設けられている。そして、この保留表示領域では、第1の特図1保留表示h11〜第4の特図1保留表示h14のいずれもデフォルトの表示態様で保留アイコンの表示が行われている。この演出例では、図柄変動表示の開始前から演出ボタン136が継続的に押下され続けている。また、この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっている。
その後、図32(b)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始される。すなわち、第1特図表示装置212において特図1の変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、第1の特図1保留表示h11に表示されていた保留アイコンは、変動アイコン表示領域284に移動した後に、予告表示態様として六芒星の形状である変動アイコンh00に変化する。また、装飾図柄表示装置208では、第2の特図1保留表示h12〜第4の特図1保留表示h14にそれぞれ表示されていた保留アイコンが、第1の特図1保留表示h11〜第3の特図1保留表示h13に移動するアニメーション表示が行われる。そして、第4の特図1保留表示h14には、保留されていない態様の保留アイコンが表示される。
その後、図32(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が表示画面の左上隅に移動するとともに、表示画面の中央に演出ボタン画像BTが表示される。このとき、演出ボタンランプ138は、演出ボタン136が操作受付状態であることを示す赤色に発光する。
そして、演出ボタン136による長押し操作が開始されると、演出ボタン136による1回の押下操作があったとして、図32(d)に示すように、第一の演出ボタン演出として、装飾図柄表示装置208では、チビ姫のキャラクタ画像CHとともに、「Aリーチは発展に期待よ」という文字を含む吹き出しFD1が表示される。すなわち、1段階目の会話予告が実行される。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入球すると、図32(e)に示すように、特図1の変動表示の保留数が4に増加し、第1特図保留ランプ218における4つの保留ランプが点灯する。そして、装飾図柄表示装置208の下部の保留表示領域では、これに対応して、第4の特図1保留表示h14がデフォルトの表示態様の保留アイコンで表示される。このとき、第4の特図1保留表示h14における保留アイコンの上端部分に重なるようにして、演出ボタン画像BTHが小さく表示される。この演出ボタン画像BTHの表示は、第二の演出ボタン演出の一例である。しかしながら、この演出例では、第二の演出ボタン演出は、第一の演出ボタン演出の後で開始された演出であるので、演出ボタン136の長押し操作が継続されている場合には、この演出ボタン画像BTHに係る演出ボタン136の操作の結果は表示されない。
その後、装飾図柄表示装置208では、長押しオート連打機能により、図32(f)のタイミングで、爺のキャラクタ画像GYとともに、「爺出現でチャンスアップじゃ」という文字を含む吹き出しFD2が表示される。すなわち、2段階目の会話予告が実行される。そして、2段階目の会話予告が実行されると、演出ボタン画像BTは消去される。
なお、この演出例では、会話予告演出だけ実行して、保留変化予告については実行しないようにしたが、長押しオート連打機能により、会話予告演出が終了した後で保留変化予告を引き続き実行するようにしてもよいし、会話予告演出が終了した後で、演出ボタン136の押下操作を一旦解除した後で、再度押下操作することで、保留変化予告を実行するようにしてもよい。
図33は、リズムに合わせて演出ボタンを操作する演出の一例について示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図33は、スーパーリーチにおいて、リズムに合わせて演出ボタン136を操作する演出が実行されている様子を示している。
図33(a)に示すように、第1特図表示装置212において、特図1の図柄変動表示が実行されているとともに、これに対応して装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図33(a)に示すように、左図柄表示領域208aに示される装飾図柄と、右図柄表示領域208cに示される装飾図柄とが同一の「7」の図柄で停止表示されており、中図柄表示領域208bでは、未だ装飾図柄の変動表示が行われており、リーチ状態となっている。図33(a)では、リーチ状態となった後、スーパーリーチに移行した様子が示されている。装飾図柄表示装置208では、移行したスーパーリーチの種類を示す「姫様ダンスSPリーチ」とともに、演出内容を説明する「流れてくるボタンをタイミングよく押せ」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の左下隅には、この演出の難易度を示す「モード3」の表示が行われている。難易度は複数種類あり、例えば、大当りに対する期待度によって変更するように構成されている。
また、図33(a)では、特図1の変動表示の保留数は2つであるので、第1特図保留ランプ218における2つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっている。
そして、「姫様ダンスSPリーチ」が開始された後は、図33(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側に姫のキャラクタ画像HMが音楽に合わせて踊っているアニメーション表示が行われる。また、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側に、「CHANCE」の文字を含むタイミング画像TMが表示画面の上方から下方に向けて移動する表示が行われるとともに、タイミング画像TMの移動経路上にヒット画像HTが表示される。このタイミング画像TMは、音楽に合わせてヒット画像HTに重なるタイミングで移動表示されている。
図33(c)に示すように、遊技者は、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なる位置で演出ボタン136を押下操作すると、図33(d)に示すように、タイミング画像TMが、演出ボタン136の操作のタイミングに応じた結果表示RSに変化する。結果表示RSは、例えば、タイミング画像TMがヒット画像HTに完全に一致するタイミングで演出ボタン136の押下操作が受け付けられた場合には「PERFECT」の文字表示を含む態様で表示され、わずかにずれたタイミングで演出ボタン136の押下操作が受け付けられた場合には「GOOD」の文字表示を含む態様で表示され、大きくずれたタイミングで演出ボタン136の押下操作が受け付けられた場合には「BAD」の文字表示を含む態様が表示される。この演出例では、演出ボタン136の押下操作のタイミングに応じてポイントが加算あるいは減算され、最終的なポイントに応じた予告演出が実行されるように構成されている。なお、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なるタイミングにおいて演出ボタン136による操作が行われなかった場合には、結果表示RSに変化せずに、表示画面の下方へスクロールアウトされる。
なお、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態としてもよい。この場合、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なるタイミングとは関係なく、一定間隔で疑似的な演出ボタン136の連打操作が行われるようにしてもよく、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なるタイミング以外のタイミングで疑似的な演出ボタン136の操作が行われた場合には、ポイントが減算されて、予告演出の実行される可能性が低減するようにしてもよい。これにより、遊技者が、長押しオート連打機能に頼らずに、遊技者自身のタイミングでの演出ボタン136の操作を行わせるインセンティブにもなり、演出効果を向上させることができるようになる。また、長押しオート連打機能により、タイミング画像TMがヒット画像HTに完全に一致するタイミング(「PERFECT」となるタイミング)、あるいは、わずかにずれたタイミング(「GOOD」となるタイミング)のときだけ、疑似的に演出ボタン136が操作されるように構成されてもよい。
図34は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。図34(a−1)〜同図(a−4)は、オートボタン機能が解除される様子を示しており、図34(b)は、オートボタン機能が設定されている様子を示しており、図34(c)は、演出ボタン136の操作の好ましいタイミングを報知する様子を示しており、図34(d−1)〜同図(d−3)は、オートボタン機能が有効となっている状態で、裏ボタン演出が実行されている様子を示している。ここで、裏ボタン演出とは、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137の操作が有効とされていることを報知しないが、当該期間において演出ボタン136あるいは操作キーユニット137が操作された場合に行われる特定の演出のことをいう。遊技者は、このような裏ボタン演出の存在を攻略誌やインターネット上等で知ることができる場合がある。裏ボタン演出は、主として予告演出に用いられる場合が多いが、これに限定されない。ここで、操作が有効とされていることを報知する態様とは、例えば、演出ボタンランプ138が発光し、あるいは、演出ボタンランプ138の発光態様が有効であることを示す発光態様となること、所定の音声(例えば、「ボタンを押せ」という音声)が出力されること、所定の画像(例えば、「押せ」という文字表示)が表示されることのうちの1つ又は2つ以上の組み合わせのことをいう。一方、操作が有効とされていることを報知しない態様とは、例えば、演出ボタンランプ138の発光、あるいは、演出ボタンランプ138の発光態様が有効であることを示す発光態様となること、所定の音声が出力されること、所定の画像が表示されることのうちの少なくとも1つ又は全部を行わないことである。また、操作が有効とされていることを報知しない態様とは、少なくとも所定の画像が表示されないことであってもよい。また、操作が有効とされていることをN個の報知手段で報知を行う場合において、N個の報知手段で報知を行わない態様を、操作が有効とされていることを報知しない態様としてもよい。
図34(a−1)に示すように、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果(例えば、白色丸印)で確定表示されている。また、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。すなわち、図34(a−1)は、図柄変動が行われていない待機状態を表している。なお、演出ボタンランプ138は消灯している。すなわち、演出ボタンランプ138が消灯とされることで、演出ボタン136が操作受付状態でないことが示される。この演出例では、例えば、図12を参照して上述した要領でオートボタン設定を行うほか、待機状態において、左ボタン137cと右ボタン137dとを同時に押下操作することで、オートボタン機能を有効な状態に設定することができる。
オートボタン機能が有効な状態となると、図34(a−2)に示すように、演出ボタンランプ138が緑色に発光する。
一方、図34(a−3)に示すように、例えば、オートボタン機能が有効な状態となっているときに、演出ボタン136以外のボタン(例えば、左ボタン137c)が操作されると、図34(a−4)に示すように、オートボタン機能が解除される。すなわち、オートボタン機能が無効な状態となる。なお、オートボタン機能が有効な状態において、演出ボタン136が操作されることにより、オートボタン機能が解除されるように構成されてもよいし、左ボタン137cと右ボタン137dとが同時に押下操作されることによりオートボタン機能が解除されるように構成されてもよい。また、図12を参照して上述した要領で「補助なし」や「長押しオート連打」に設定された場合にもオートボタン機能が解除されるように構成されてもよい。
また、図34(b)に示すように、オートボタン機能が有効な状態となったときには、例えば、装飾図柄表示装置208に、「オートボタン設定中」の表示を行って、遊技者に、オートボタン機能が有効な状態であることを認識容易に報知するようにしてもよい。
オートボタン機能が有効な状態であるときにおける動作については、上述した通りであるが、例えば、図34(c)に示すように、演出ボタン136に係る演出が実行されているときにおいて、オートボタン機能により疑似的に演出ボタン136が操作される場合よりも、演出ボタン136を操作する有利なタイミングを報知するようにし、このタイミングで演出ボタンが136eが操作された場合には、オートボタン機能により疑似的に演出ボタン136が操作されて実行される演出とは異なる演出が実行されるように構成されてもよい。
なお、本実施形態では、演出ボタン136の押下操作により演出が行われる場合には、演出ボタン136の操作を促す画像を表示するようにしたが、例えば、演出ボタン136の操作を促す画像を表示することなく、演出ボタン136の操作が行われた場合に、裏演出が実行される場合があってもよい。
図34(d−1)に示す装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が確定表示されている。なお、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で確定表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で確定表示されている。第2特図表示装置214も、はずれの表示結果で確定表示されている。また、図34(d−1)では、特図1の変動表示の保留数は1つであるので、第1特図保留ランプ218における1つの保留ランプが点灯しており、特図2の変動表示の保留数は0であるので、第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、図34(d−1)では、演出ボタンランプ138は緑色に発光しており、オートボタン機能が有効な状態であることを示している。
その後、図34(d−2)に示すタイミングで、特図1の1つ目の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が開始されるとともに、これに対応して、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始され、特図1第四図柄t1も変動表示が開始される。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅に表示されている。また、この演出例では、演出ボタン136の操作を促す表示は行われていないが、演出ボタン136が操作された場合には、裏ボタン演出が実行可能な状態となっている。なお、裏ボタン演出は、例えば、図柄の変動表示の結果に基づいて、実行するか否かが決定され、裏ボタン演出を実行すると決定されたことを条件として実行可能となっている。
その後、所定のオートボタン機能の発動タイミングとなると、オートボタン機能により、演出ボタン136による単発操作が疑似的に行われる。
すると、図34(d−3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、裏ボタン演出としてのカットイン画像CI6の表示が行われる。
上述した演出例では、オートボタン機能が有効となっている場合でも、演出ボタン136の操作を促す表示が行われていることを示している。
上述した演出例では、演出ボタン136による単発操作により、裏ボタン演出が実行されるようにしたが、例えば、演出ボタン136による長押し操作がなされることにより、裏ボタン演出がされるようにしてもよい。また、例えば、演出ボタン136による連打操作がなされることにより、裏ボタン演出が実行されるようにしてもよい。また、上述した演出例において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよいし、無効な状態にしてもよい。また、演出ボタン136の操作に係る演出が開始される前から演出ボタン136が継続して押下操作された状態である場合において、当該演出において演出ボタン136の操作が受け付けられない場合があり、その場合には、演出ボタン136の操作を促す旨の演出を見ることができる場合がある。一方、演出ボタン136の操作に係る演出が開始される前から演出ボタン136が継続して押下操作された状態である場合において、当該演出において演出ボタン136の操作が受け付けられる場合があり、その場合には、演出ボタン136の操作を促す旨の演出を見ることができない場合がある。
また、上述した演出例において、オートボタン機能により演出ボタン136の操作が疑似的に行われた場合に実行される演出内容(カットイン画像CI6の表示)は、演出ボタン136による単発操作が行われた場合に実行される演出内容と同じであってもよいし、オートボタン機能により演出ボタン136の操作が疑似的に行われた場合に実行される演出内容が、演出ボタン136による単発操作が行われた場合に実行される演出内容と異なる場合があってもよいし、必ず異なってもよい。
図35は、2つの演出ボタンを用いた具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図35に示す演出例では、演出ボタンとして第一の演出ボタン136Aと第二の演出ボタン136Bとが設けられており、これらの操作に応じて演出ボタンに係る演出が実行されるように構成されている。ここで、図35(a−1)〜同図(a−7)、図35(b−1)〜同図(b−4)及び図35(c−1)〜同図(c−6)は、装飾図柄の変動表示中において第一の演出ボタン136Aあるいは第二の演出ボタン136Bの単発操作による演出が行われる様子を示している。なお、この演出例では、第一の演出ボタン136Aと第二の演出ボタン136Bとでボタンの形状を異ならせているが、同じ形状であってもよい。
図35(a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。なお、第1特図表示装置121は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。また、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示されている。
また、図35(a−1)では、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208における保留表示を行っていないが、上述したようにして保留表示を行うようにしてもよい。なお、第一の演出ボタン136Aの演出ボタンランプも第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプも消灯している。
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図35(a−2)に示すように、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。
そして、図35(a−3)に示すように、第一の演出ボタン136Aによる1回の押下操作がなされたが、図35(a−4)に示すように、操作の結果は表示されず、演出ボタン画像BT及び残時間メーターMTが引き続き表示された状態となっている。すなわち、この演出例では、第一の演出ボタン136Aの操作では、演出ボタンに関する演出が実行されない演出が実行されるものである。なお、図35(a−3)では、第一の演出ボタン136Aの演出ボタンランプも第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプも消灯しているので、いずれの演出ボタンにより操作の結果が表示されるかについての期待感を遊技者に与えることができ、演出効果を向上させることができる場合がある。
その後、図35(a−5)に示すように、第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプが赤色に発光する。これにより、第二の演出ボタン136Bが操作されることにより、操作の結果が表示されることを遊技者が認識できる場合がある。
そして、図35(a−6)に示すように、第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作がなされると、図35(a−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI7が表示される。
上述した演出例では、第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、第二の演出ボタン136Bによる長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、第二の演出ボタン136Bによる連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。
また、上述した演出例において、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bのいずれか一方又は両方について、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよいし、無効な状態としてもよい。長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、例えば、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。すなわち、第二の演出ボタン136Bが連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されてもよい。また、例えば、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、長押しオート連打機能による疑似的な第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、再度、第二の演出ボタン136Bの押下を要するようにしてもよい。
また、例えば、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。また、例えば、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(a−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、第二の演出ボタン136Bの押しなおしを要するようにしてもよい。
図35(b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。なお、第1特図表示装置212は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。また、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示されている。
また、図35(b−1)では、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208における保留表示を行っていないが、上述したようにして保留表示を行うようにしてもよい。なお、この演出例では、図35(b−2)に示すように、第一の演出ボタン136Aの演出ボタンランプが赤色に発光しており、第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプは消灯している。
そして、図35(b−3)に示すように、演出ボタンランプが発光していない第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作がなされると、図35(b−4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI7が表示される。このように、この演出例では、操作の結果が表示されることとなる演出ボタンの演出ボタンランプを消灯し、操作をしてもその結果が表示されない演出ボタンの演出ボタンランプを発光させることにより、遊技者に演出の意外性を抱かせることができ、演出効果を向上させることができる場合がある。
上述した演出例では、第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、第二の演出ボタン136Bによる長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、第二の演出ボタン136Bによる連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。
また、上述した演出例において、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bのいずれか一方又は両方について、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよいし、無効な状態としてもよい。長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、例えば、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。すなわち、第二の演出ボタン136Bが連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されてもよい。また、例えば、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、長押しオート連打機能による疑似的な第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、再度、第二の演出ボタン136Bの押下を要するようにしてもよい。
また、例えば、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。また、例えば、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(b−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、第二の演出ボタン136Bの押しなおしを要するようにしてもよい。
図35(c−1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。なお、第1特図表示装置212は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。また、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示されている。
また、図35(c−1)では、特図1及び特図2の変動表示の保留数はいずれも0であるので、第1特図保留ランプ218における保留ランプ及び第2特図保留ランプ220における保留ランプはいずれも消灯している。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208における保留表示を行っていないが、上述したようにして保留表示を行うようにしてもよい。なお、第一の演出ボタン136Aの演出ボタンランプも第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプも消灯している。
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図35(c−2)に示すように、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。
そして、図35(c−3)に示すように、第一の演出ボタン136Aによる1回の押下操作がなされたが、図35(a−4)に示すように、操作の結果は表示されず、演出ボタン画像BT及び残時間メーターMTが引き続き表示された状態となっている。すなわち、この演出例では、第一の演出ボタン136Aの操作では、演出ボタンに関する演出が実行されない演出が実行されるものである。なお、図35(c−3)では、第一の演出ボタン136Aの演出ボタンランプも第二の演出ボタン136Bの演出ボタンランプも消灯しているので、いずれの演出ボタンにより操作の結果が表示されるかについての期待感を遊技者に与えることができ、演出効果を向上させることができる場合がある。
図35(c−5)に示すように、この演出例では、その後も、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bのいずれの演出ボタンランプも消灯したままとなっている。
そして、図35(c−5)に示すように、第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作がなされると、図35(c−6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI7が表示される。
上述した演出例では、第二の演出ボタン136Bによる1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、第二の演出ボタン136Bによる長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、第二の演出ボタン136Bによる連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。
また、上述した演出例において、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bのいずれか一方又は両方について、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよいし、無効な状態としてもよい。長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、例えば、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。すなわち、第二の演出ボタン136Bが連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されてもよい。また、例えば、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、長押しオート連打機能による疑似的な第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、再度、第二の演出ボタン136Bの押下を要するようにしてもよい。
また、例えば、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136Bが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。また、例えば、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bが継続的に押下され続けている場合には、図35(c−1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第一の演出ボタン136A及び第二の演出ボタン136Bの押下を解除して、第二の演出ボタン136Bの押しなおしを要するようにしてもよい。
図36は、キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図36は、例えば、大当り遊技中に行われるキャラクタ選択演出が行われる様子を示している。キャラクタ選択演出は、例えば、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタを選択する演出である。
図36(a)に示すように、キャラクタ選択演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタ画像Yが表示画面の中央に明るく表示され、姫のキャラクタ画像Hが表示画面の右側にやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが表示画面の左側にやや暗く表示されている。殿様のキャラクタ画像Yは、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gよりも前側に配置されており、殿様のキャラクタ画像Yが選択可能な状態であることが報知される。例えば、殿様のキャラクタ画像Yが選択可能な状態となったときに、演出ボタン136が操作されると、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタが殿様のキャラクタに決定され、姫のキャラクタ画像Hが選択可能な状態となったときに、演出ボタン136が操作されると、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタが姫のキャラクタに決定され、爺のキャラクタ画像Gが選択可能な状態となったときに、演出ボタン136が操作されると、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタが爺のキャラクタに決定されることとなる。また、これらのキャラクタ画像の下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンが左右に並べられるとともに、「ボタンを押してキャラを選べ」という文字表示を含む吹き出しが表示されている。なお、演出ボタンランプ138は消灯している。すなわち、演出ボタンランプ138は、第二の状態となっている。
そして、図36(b)に示すタイミングで、右ボタン137dによる1回の押下操作がなされると、図36(c)に示すように、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gが円を描くように反時計回りに回転する表示が開始される。このとき、殿様のキャラクタ画像Yがやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが明るく表示され、爺のキャラクタ画像Gが選択可能な状態であることが報知される。その後は、図36(c)〜同図(f)に示すようにして各キャラクタ画像の回転表示が行われ、図36(f)に示すように、爺のキャラクタ画像Gが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央となると、回転表示が終了する。姫のキャラクタ画像Hを選択可能な状態とする場合には、図36(f)に示す状態で右ボタン137dによる1回の押下操作をさらに行うことにより実現することができる。すなわち、この演出例において、姫のキャラクタ画像Hは、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができる。また、姫のキャラクタ画像Hは、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われたのみでは選択されない画像であるということもできる。なお、左ボタン137cによる1回の押下操作がなされると、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gが円を描くように時計回りに回転する表示が行われる。
なお、この演出例では、各キャラクタ画像の回転表示中に、左ボタン137c又は右ボタン137dが操作されると、操作された時点での各キャラクタ画像が表示されている位置はそのままでキャラクタ画像のみが入れ替わるキャラクタ選択キャンセル表示を行うことができる。なお、キャラクタ選択キャンセル表示を行わないようにしてもよい。また、各キャラクタ画像の回転表示中に、左ボタン137c又は右ボタン137dが操作されると、回転表示のアニメーションが省略され、選択可能な状態となっているキャラクタ画像が表示画面の正面の位置となるように表示するようにしてもよく、例えば、図36(c)に示されるタイミングで、右ボタン137dによる1回の押下操作がなされた場合には、図36(d)〜図36(e)に示される回転表示のアニメーションが省略されて、図36(f)に示される態様で表示されるようにしてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、キャラクタ選択演出は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。
また、この演出例において、大当り遊技の終了後に登場する姫のキャラクタによる演出は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始可能な第四の演出の一例ということができる。
また、この演出例では、長押しオート連打機能が無効な状態とされており、長押し操作を行っても、選択可能な状態となるキャラクタ画像は1つしか移行しないため、第一の選択表示の実行中では、操作手段が操作されている状態が第一の時間以上維持された場合であっても、操作手段により1回の操作が行われたものとされるように構成されているということができる。
図37は、キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図37は、例えば、大当り遊技中に行われるキャラクタ選択演出が行われる様子を示している。キャラクタ選択演出は、例えば、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタを選択する演出である。
図37(a)に示すように、キャラクタ選択演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタ画像Yが表示画面の中央に明るく表示され、姫のキャラクタ画像Hが表示画面の右側にやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが表示画面の左側にやや暗く表示されている。殿様のキャラクタ画像Yは、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gよりも前側に配置されており、殿様のキャラクタ画像Yが選択可能な状態であることが報知される。また、これらのキャラクタ画像の下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンが左右に並べられるとともに、「ボタンを押してキャラを選べ」という文字表示を含む吹き出しが表示されている。なお、演出ボタンランプ138は消灯している。この演出例では、長押しオート連打機能が有効な状態となっており、遊技者は、キャラクタ選択演出の開始前から右ボタン137dを継続的に押下し続けている。
その後、図37(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gが円を描くように反時計回りに回転する表示が開始される。このとき、殿様のキャラクタ画像Yがやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが明るく表示され、爺のキャラクタ画像Gが選択可能の状態であることが報知される。
そして、この演出例では、右ボタン137dの押下が継続的に行われているので、長押しオート連打機能により右ボタン137dの連打操作が疑似的に行われる。その結果、図37(b)〜同図(e)に示すように、疑似的な右ボタン137dの操作毎(例えば、200ms毎)に上述したキャラクタ選択キャンセル表示が行われることとなる。すなわち、例えば、図37(b)に示されるタイミングで、キャラクタ選択キャンセル表示が行われると、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gのそれぞれの表示位置を維持しながら、図37(c)に示すように、殿様のキャラクタ画像Yの表示されていた位置に爺のキャラクタ画像Gが表示され、姫のキャラクタ画像Hの表示されていた位置に殿様のキャラクタ画像Yが表示され、爺のキャラクタ画像Gの表示されていた位置に姫のキャラクタ画像Hが表示される。そして、選択可能な状態にあったキャラクタ画像は、爺のキャラクタ画像Gから姫のキャラクタ画像Hに変更され、姫のキャラクタ画像Hが明るく表示される。すなわち、この演出例では、右ボタン137dが連打された場合にも姫のキャラクタ画像Hが選択され、長押しされた場合にも姫のキャラクタ画像Hが選択されるということができる。
なお、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な場合であっても、キャラクタ選択演出の開始前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、長押しオート連打機能による疑似的な連打操作を行わないようにしてもよく、長押しオート連打機能による疑似的な連打操作を行わせる場合には、キャラクタ選択演出が開始した後で、左ボタン137cあるいは右ボタン137dを押しなおすことを要するようにしてもよい。また、キャラクタ選択演出においては、長押しオート連打機能を制限するようにしてもよい。このように、本実施形態では、演出ボタン136以外にも操作キーユニット137を構成する各ボタンについても長押しオート連打機能が有効となる場合がある。
この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、キャラクタ選択演出は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第二の選択表示の一例ということができる。
そして、この演出例において、姫のキャラクタ画像Hは、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合に選択可能であり、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な第二の画像の一例ということができる。
また、この演出例において、大当り遊技の終了後に登場する姫のキャラクタによる演出は、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合に開始可能な第五の演出の一例ということができる。
図38は、キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図38は、例えば、大当り遊技中に行われるキャラクタ選択演出が行われる様子を示している。キャラクタ選択演出は、例えば、大当り遊技の終了後に登場するキャラクタを選択する演出である。
図38(a)に示すように、キャラクタ選択演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタ画像Yが表示画面の中央に明るく表示され、姫のキャラクタ画像Hが表示画面の右側にやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが表示画面の左側にやや暗く表示されている。殿様のキャラクタ画像Yは、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gよりも前側に配置されており、殿様のキャラクタ画像Yが選択可能な状態であることが報知される。また、これらのキャラクタ画像の下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンが左右に並べられるとともに、「ボタンを押してキャラを選べ」という文字表示を含む吹き出しが表示されている。この演出例では、オートボタン機能が有効な状態となっており、演出ボタンランプ138が緑色に発光している。
その後、図38(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gが円を描くように反時計回りに回転する表示が開始される。このとき、殿様のキャラクタ画像Yがやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが明るく表示され、爺のキャラクタ画像Gが選択可能の状態であることが報知される。
そして、この演出例では、オートボタン機能が有効な状態となっており、右ボタン137dの連打操作が疑似的に行われる。その結果、図38(b)〜同図(e)に示すように、疑似的な右ボタン137dの操作毎(例えば、200ms毎)に上述したキャラクタ選択キャンセル表示が行われることとなる。なお、オートボタン機能が有効な状態となったときに、左ボタン137cの連打操作が疑似的に行われるようにしてもよい。
図39は、キャラクタ選択演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図39は、例えば、大当り開始時に行われるキャラクタ選択演出が行われる様子を示している。このキャラクタ選択演出は、例えば、大当り遊技中に登場するキャラクタを選択する演出である。
図39(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「キャラを選択しろ」という文字表示が行われて、キャラクタ選択演出における説明表示が行われる。また、殿様のキャラクタ画像Yが表示画面の中央に明るく表示され、姫のキャラクタ画像Hが表示画面の右側にやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが表示画面の左側にやや暗く表示されている。殿様のキャラクタ画像Yは、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gよりも前側に配置されており、殿様のキャラクタ画像Yが選択可能な状態であることが報知される。これらのキャラクタ画像は、上述した文字表示により一部が覆われた態様で表示されている。この演出例では、演出ボタン136の操作により選択可能な状態であるキャラクタを変更することができ、キャラクタ選択演出の終了タイミングで選択可能な状態であるキャラクタ(明るく表示されたキャラクタ画像に対応するキャラクタ)が大当り遊技中に登場するキャラクタとして決定されるように構成されている。
その後、図39(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「START」という文字表示が行われた後、図39(c)に示すように、キャラクタ選択演出を開始する。図39(c)に示される装飾図柄表示装置208では、これらのキャラクタ画像の下方に、演出ボタン画像136eの押下を促す演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示画面の左下隅部に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示されている。また、演出ボタン画像BT及び残時間メーターMTの右側には、「ボタンを押してキャラを選べ」という文字表示を含む吹き出しが表示されている。
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図39(d)に示すように、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。
そして、図39(e)に示されるタイミングで、演出ボタン136による1回の押下操作がなされると、図39(f)に示すように、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gが円を描くように反時計回りに回転する表示が開始される。このとき、殿様のキャラクタ画像Yがやや暗く表示され、爺のキャラクタ画像Gが明るく表示され、爺のキャラクタ画像Gが選択可能の状態であることが報知される。その後は、図39(f)〜同図(i)に示すようにして各キャラクタ画像の回転表示が行われ、図39(i)に示すように、爺のキャラクタ画像Gが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央となると、回転表示が終了する。この動作は、演出ボタン136による押下操作がなされる毎に実行される。
なお、この演出例では、各キャラクタ画像の回転表示中に、演出ボタン136が操作されると、操作された時点での各キャラクタ画像が表示されている位置はそのままでキャラクタ画像のみが入れ替わるキャラクタ選択キャンセル表示を行うことができる。なお、キャラクタ選択キャンセル表示を行わないようにしてもよい。
キャラクタ選択キャンセル表示が実行可能である場合において、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよい。例えば、キャラクタ選択演出が開始された後、演出ボタン136の長押し操作が行われると、長押しオート連打機能により演出ボタン136の連打操作が疑似的に行われ、その結果、疑似的な演出ボタン136の操作毎(例えば、200ms毎)に上述したキャラクタ選択キャンセル表示が行われるようにしてもよい。また、キャラクタ選択演出においては、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよい。
また、この演出例では、残時間メーターMTは、キャラクタ選択演出が開始されると、キャラクタ選択演出が終了するまで、ゲージの更新表示を停止させない(キャラクタ選択演出の残り時間の減少を停止させない)ようにしているが、キャラクタ画像の回転表示が行われている間は、ゲージの更新表示を停止させる(キャラクタ選択演出の残り時間の減少を停止させる)ようにしてもよい。すなわち、殿様のキャラクタ画像Y、姫のキャラクタ画像H及び爺のキャラクタ画像Gのうちのいずれかのキャラクタ画像が正面で停止表示されている間だけ、ゲージの更新表示をさせるようにしてもよい。
また、演出ボタン136による長押し操作が行われている間は、残時間メーターMTのゲージの更新表示を停止させるようにしてもよい。これによれば、遊技者による無用な演出ボタン136の操作を抑制することができる場合がある。
また、この演出例では、大当り遊技中に登場するキャラクタを選択するものに適用したが、例えば、複数種類の楽曲から大当り遊技中や通常遊技状態において出力する楽曲を選択するものや、複数種類のストーリーから大当り遊技中において実行するストーリーを選択するものについても適用が可能である。
図40は、図柄変動表示中に実行される選択演出の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図40は、装飾図柄の変動表示中に実行される選択演出の一例であって、左ボタン137c及び右ボタン137dを操作していずれかの宝箱を選択する演出(宝箱選択演出)が実行されている様子を示している。
図40(a)に示すように、宝箱選択演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左右中央には、それぞれ右宝箱画像BG1と左宝箱画像BG2とが表示され、また、右宝箱画像BG1と左宝箱画像BG2との間には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンが左右に並べられて表示されるとともに、その下方には、残時間メーターMTが表示される。右宝箱画像BG1及び左宝箱画像BG2は、例えば、水色で表されており、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンは、例えば、白色で表されている。そして、表示画面の上部には、「方向キーで開ける宝箱を選べ」という文字表示が行われ、宝箱選択演出が開始されたことが報知される。なお、表示画面の右上隅部では、装飾図柄の変動表示が行われている。この宝箱選択演出では、操作受付期間が経過するまでに左ボタン137c及び右ボタン137dを操作して右宝箱画像BG1又は左宝箱画像BG2を選択し、操作受付期間が経過した時点で選択された宝箱画像からアイテムが出現することがある演出が実行される。
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図40(b)に示すように、残時間メーターMTが1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。このとき、まだ左ボタン137c及び右ボタン137dによる操作は行われていない。
そして、左ボタン137cによる1回の押下操作がなされると、図40(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左ボタン137cを示すアイコンの色が白色から赤色に変化するとともに、左宝箱画像BG2の色が水色から赤色に変化する。すなわち、左宝箱画像BG2が選択中であることが報知される。このとき、確認音が1回出力され、ボタンの操作が行われたことが報知される。なお、音声出力のタイミングは、表示が変化するタイミングと同じタイミングであってもよいし、表示が変化するタイミングよりも後のタイミングでもよいし、表示が変化するタイミングよりも前のタイミングであってもよい。また、図40(c)に示すタイミングでは、操作受付期間が開始してから、例えば、3秒が経過した様子が示されている。
その後、操作受付期間が経過すると、装飾図柄表示装置208では、図40(d)に示すように、ゲージが残り0秒である態様で残時間メーターMTが表示されるとともに、左宝箱画像BG2が赤色で表示されて左宝箱画像BG2が選択されたことが報知される。
その後、装飾図柄表示装置208では、図40(e)に示すタイミングで、左宝箱画像BG2が拡大表示された後に、蓋が開放し、中からアイテムの一例としての冊子が飛び出す演出表示が行われる。なお、左宝箱画像BG2の中から出現するアイテムは上述した冊子に限らず、例えば、図40(e1)に示すような姫のキャラクタHM等、種々のアイテムを出現させることも可能である。また、図40(e2)に示すように、宝箱画像が選択されたが、蓋が開放せず、アイテムも出現しない場合があってもよい。また、左宝箱画像BG2が選択された場合と右宝箱画像BG1が選択された場合とで同一のアイテムが出現するようにしてもよいし、異なるアイテムが出現するようにしてもよい。
上述した演出例では、左ボタン137c又は右ボタン137dの1回の押下操作で左宝箱画像BG2及び右宝箱画像BG1のいずれか一方を選択することができるが、例えば、選択の対象がループとなっていてもよい。具体的には、例えば、図40(c)に示される状態で、左ボタン137cの1回の押下操作が行われた場合には、選択の対象がループになっていることにより、右宝箱画像BG1が選択され、その状態で、さらに左ボタン137cの1回の押下操作が行われた場合には、左宝箱画像BG2が選択されるように構成されてもよい。また、この場合において、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせて選択の対象である宝箱を順次変更するようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者が選択の対象である宝箱が変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ選択の対象である宝箱を順次変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、宝箱選択演出が開始されるよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、宝箱選択演出が開始された後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
また、選択の対象がループとなっていなくてもよく、例えば、図40(c)に示される状態で、左ボタン137cの1回の押下操作が行われた場合には、選択の対象が左宝箱画像BG2から変化しないように構成されてもよい。この場合、左ボタン137cの1回の押下操作による確認音だけ出力するようにしてもよい。また、この場合において、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作は行われるが、選択の対象である宝箱画像は変化しないように構成されてもよい。さらに、この場合、疑似的な連打操作毎に確認音だけ出力するようにしてもよい。
図41は、演出ボタンの連打操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。ここで、図41に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他、装飾図柄表示装置208の左端部の前方に重なる位置に左画像表示装置209Lと、装飾図柄表示装置208の右端部の前方に重なる位置に右画像表示装置209Rとが配置されている。左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、それぞれ第四の演出手段(第二の画像表示手段)として機能している。左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、例えば、それぞれにリンク部材を介して図示しないスライド用駆動モータに接続されており、装飾図柄表示装置208の表示面に沿って、互いに近接する方向に移動することが可能である。また、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、例えば、リンク部材を介して図示しない回転駆動用モータに接続されており、互いに近接する位置となった場合に、装飾図柄表示装置208の表示面に沿って回転することが可能である。さらに、左画像表示装置209Lは、その外周にフルカラーLEDが並べて配置された発光部LLが設けられ、また、右画像表示装置209Rは、その外周にLEDが並べて配置された発光部LRが設けられている。本実施形態では、発光部LL,LRは、第二の演出手段の一例として機能している。また、発光部LL,LRが設けられた左画像表示装置109L及び右画像表示装置209Rを可動する手段は、第三の演出手段(可動手段)の一例として機能している。また、透明板部材118(図1参照)には、透過領域に所定のレンズカットが施されるとともに、透明板部材118の側端部近傍の適宜位置に発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。なお、発光部LL,LRを構成する発光体は、LEDに限らず、例えば、ランプであってもよいし、EL等の他の発光デバイスを適用してもよい。また、図41に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の図示を省略している。また、長押しオート連打機能が有効に設定されていても、図41に示される演出例では、長押しオート連打機能は無効とされている。すなわち、図41に示される演出ボタンの連打操作による演出は、第二の演出の一例ということができる。なお、図41に示される演出ボタンの連打操作による演出において、長押しオート連打機能が有効とされてもよい。
図41(a)に示すように、右画像表示装置209Rの表示画面の下部では、装飾図柄の変動表示が行われている。そして、演出ボタン136による連打演出が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに、この演出ボタン画像BTの下方に、残時間メーターMTが表示される。なお、図41(a)に示されるタイミングでは、操作有効期間が開始する前であり、演出ボタン136を操作しても無効として取り扱われることとなる。また、演出ボタンランプ138は、消灯状態とされている。また、発光部LL,LRは、いずれもすべてのLEDが消灯している。本実施形態では、通常時では、発光部LL,LRは、いずれもすべてのLEDを消灯するようにしているが、所定の態様で発光するようにしてもよく、例えば、通常時では、白色で点滅するようにしてもよい。なお、本実施形態では、発光部LL,LRにおけるすべてのLEDが消灯している態様も発光態様の一態様に含まれる。
その後、装飾図柄表示装置208では、図41(b)に示されるタイミングで、演出ボタン画像BTの上部に「連打しろ」という文字が表示されるとともに、演出ボタンランプ138が赤色に発光し、操作有効期間が開始したことが報知される。すると、これを見た遊技者は、演出ボタン136による連打操作を開始するのである。
遊技者により演出ボタン136の連打操作が継続して行われると、演出ボタン136の操作回数に応じて、発光部LL,LRは、下部からLEDを発光する数を漸次増加する。図41(c)に示すタイミングでは、発光部LL,LRの下端からおよそ1/4の高さまでLEDが黄色で発光している様子が示されている。本実施形態において、このような発光態様は、第二の発光態様の一例ということができる。また、装飾図柄表示装置208では、経過時間に応じて残時間メーターMTのゲージが減少する表示が行われている。なお、本実施形態では、発光部LLと発光部LRとで同時に同じ数だけLEDを発光させるようにしたが、例えば、発光部LLを先に発光させ、発光部LLの全てのLEDが発光した後で、発光部LRの発光を開始するようにしてもよいし、発光部LRを先に発光させ、発光部LRの全てのLEDが発光した後で、発光部LLの発光を開始するようにしてもよい。また、発光部LLと発光部LRとでLEDを発光させる数を交互に増加させるようにしてもよい。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作がさらに継続し、図41(d)に示されるタイミングとなると、発光部LL,LRの下端からおよそ2/3の高さまでLEDが緑色で発光する。本実施形態において、このような発光態様は、第二の発光態様の一例ということができる。また、装飾図柄表示装置208では、発光部LL,LRに沿う領域で緑色のエフェクト画像が表示され、LEDからの光が画像に影響しているかのような演出表示が行われている。このように、発光部LL,LRは、LEDの発光個数、すなわち、演出ボタン136の操作回数に応じて発光色が変化している。なお、LEDの発光個数のみ変化し、発光色を変化させないようにしてもよい。また、LEDの発光色のみ変化し、発光個数を変化させないようにしてもよい。また、エフェクト画像が表示されるタイミングは、発光部LL,LRのLEDの色が変化するタイミングと同時であってもよいし、エフェクト画像が表示されてからLEDの色が変化してもよいし、LEDの色が変化してからエフェクト画像が表示されてもよい。また、本実施形態では、エフェクト画像の表示色を発光部LL,LRのLEDの発光色と同じにしたが、異なるようにしてもよい。この場合、LEDの発光色とエフェクト画像の表示色とが対応付けられてもよいし、対応付けられていなくてもよい。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作がさらに継続し、図41(e)に示されるタイミングとなると、発光部LL,LRのすべてのLEDが赤色で発光する。本実施形態において、このような発光態様は、第二の発光態様の一例ということができる。また、装飾図柄表示装置208では、発光部LL,LRに沿う領域で赤色のエフェクト画像が表示され、LEDからの光が画像に影響しているかのような演出表示が行われている。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作がさらに継続すると、図41(f)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが表示されて連打操作による演出に成功した旨が報知されるとともに、発光部LL,LRが虹色で発光しているように見えるように、発光部LL,LRの全てのLEDについて発光色が変化する態様(以下、「虹色発光態様」という場合がある。)で点灯する。また、これに応じて、装飾図柄表示装置208では、発光部LL,LRに沿う領域で虹色で視認されるような表示態様であるエフェクト画像が表示される。なお、姫のキャラクタが表示されるタイミングは、エフェクト画像が虹色で視認されるような表示態様であるエフェクト画像が表示されるタイミングと同じであってもよいし、姫のキャラクタが表示されるタイミングの方が先でもよいし、姫のキャラクタが表示されるタイミングの方が後でもよい。
その後、図41(g)に示されるタイミングで、左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rとが互いに近接する方向に移動して、装飾図柄表示装置208の略中央の前方に重なる位置で左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rとが最も近接する位置となる。なお、発光部LL,LRは、引き続き虹色発光態様ですべてのLEDが点灯している。
すると、図41(h)に示されるタイミングで、左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rとが一体となって装飾図柄表示装置208の表示面に沿って時計方向に90度回転した後、図41(i)に示されるタイミングで、大当りとなることを祝福する「祝」の文字が左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rに跨って表示される。このとき、変動表示中の装飾図柄は、右画像表示装置209Rの左下部分に右画像表示装置209Rの向きに合わせて表示される。
その後、図41(j)に示されるタイミングで、透過板部材118の側端部近傍に配置された発光体が発光して、透過板部材118の透過領域に所定の模様が形成される。これにより、左画像表示装置209L、右画像表示装置209Rと、透過板部材118に形成された模様とで奥行きのある演出を行うことができる場合がある。なお、透過板部材118の透過領域に所定の模様が形成される演出を行わないようにしてもよい。
本実施形態では、上述したように、連打操作が行われることにより、図41(b)〜同図(f)に示すように、発光部LL,LRの発光態様が演出ボタン136の操作回数に応じて変化していく演出やエフェクト画像を見ることができるが、例えば、連打操作による演出が開始された後、遊技者が連打操作を行わない場合には、これらの演出が行われることなく、操作有効期間が経過するタイミングで、図41(g)に示されるように、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rが移動する。すなわち、遊技者は、連打操作を行わなくても、図41(g)〜同図(j)に示される演出を視認することができるが、発光部LL,LRの発光態様が変化していく演出やエフェクト画像を視認することができないので、演出ボタン136の連打は、このような演出を楽しむインセンティブとして寄与することができる場合がある。
このように、本実施形態では、例えば、図41(c)〜同図(e)に示される態様で発光部LL,LRが点灯する演出は、演出ボタン136が複数回操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、演出ボタン136が長押しされたことでは、開始されない演出であるということができる。
また、本実施形態では、図41(c)〜同図(e)に示される連打操作演出は、図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であるということもできる。
また、本実施形態において、左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rとが近接する位置となったときにおける発光部LL,LRの発光態様(発光色)は、演出ボタン136の連打操作に応じて変化した発光部LL,LRの発光態様(発光色)と関連性を有してもよいし、関連性を有しないものであってもよい。また、左画像表示装置209Lと右画像表示装置209Rとが近接する位置となったときにおける発光部LL,LRの発光態様(発光色)を、連打操作による演出に成功した場合と、連打操作が行われない場合とで異ならせてもよいし、同じにしてもよい。
また、上述した発光部LL,LR以外にも、演出内容に応じて位置が変化する発光手段を備えてもよい。この場合、図41に示される連打操作による演出に関連して発光態様が変化するものであってもよいし、変化しないものであってもよいし、他の連打操作による演出に関連して発光態様が変化するものであってもよい。また、上述した発光部LL,LR以外に、演出内容に応じて位置が変化する発光手段を備えないものであってもよい。
また、発光部LL,LRは、図41に示される連打操作による演出以外の演出(例えば、図柄変動表示中や大当り遊技中における演出)の実行中においても所定の発光態様(第一の発光態様)で点灯するように構成されているが、図41に示される連打操作による演出の実行中においてのみ点灯するように構成されてもよい。本実施形態では、第一の発光態様は、第二の発光態様とは異なる発光態様としているが、同じ発光態様としてもよい。
なお、図41に示される演出例において、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rに換えて、画像表示装置を備えない遮蔽装置246(図3参照)を適用してもよく、この場合、遮蔽装置246の左扉246a及び右扉246bにそれぞれ発光部LL,LRを設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rとを一体に回転可能に構成したが、回転しない構成であってもよい。また、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、装飾図柄表示装置208の表示面に沿って移動可能に構成したが、移動しない構成であってもよい。
また、本実施形態では、第二の画像表示手段として、2つの画像表示装置(左画像表示装置209L、右画像表示装置209R)を適用したが、1つの画像表示装置によって構成されてもよいし、3つ以上の画像表示装置によって構成されてもよい。
また、本実施形態では、発光部LL,LRを遊技盤200の演出装置206に設けられる構成としたが、遊技盤200の演出装置206以外に設けられる構成であってもよいし、遊技盤200ではなく、前面枠扉106に設けられる構成であってもよい。例えば、発光部LL,LRに換えて、演出ボタンランプ138を適用してもよい。この場合、例えば、演出ボタンランプ138を、LEDなどの発光素子をマトリクス状に配置した構成として、連打操作に応じて表示態様が変化するものとしてもよい。また、発光部LL,LRが遊技盤200と前面枠扉106の両方に設けられた構成であってもよい。この場合、例えば、遊技盤200に設けられた発光部から、前面枠扉106に設けられた発光部にかけて連動して発光するように発光制御すると、演出効果が向上する場合がある。また、これらの態様の発光部はいずれも可動手段により可動するものであってもよいし、可動しないものであってもよい。また、可動手段に設けられた発光部と可動しない発光部とを備えている場合には、最初に可動しない発光部を発光させた後、ステップアップして可動手段に設けられた発光部を発光させるように発光制御してもよい。また、発光部LL,LRに換えて、図41(j)を参照して上述した、透明板部材118の側端部に設けられた発光体を適用し、透過領域に形成された模様における発光態様を変化させることで実現するようにしてもよい。
図42は、裏ボタン演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。ここで、図42に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他、装飾図柄表示装置208の下方に、第二の演出手段として機能する演出ランプSL1〜SL4が設けられており、それぞれで点灯制御を行うことができるように構成されている。演出ランプSL1〜SL4は、発光手段としていずれもフルカラーLEDが内蔵され、レンズカバーに覆われている。演出ランプSL1のレンズカバーには、「八」の文字が描かれており、演出ランプSL2のレンズカバーには、「代」の文字が描かれており、演出ランプSL3のレンズカバーには、「将」の文字が描かれており、演出ランプSL4のレンズカバーには、「軍」の文字が描かれている。また、透明板部材118(図1参照)には、透過領域に所定のレンズカットが施されるとともに、透明板部材118の側端部近傍の適宜位置に発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。なお、演出ランプSL1〜SL4を構成する発光手段としては、LEDに限らず、例えば、ランプであってもよいし、EL等の他の発光デバイスを適用してもよい。また、図42に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の図示を省略している。また、長押しオート連打機能が有効に設定されていても、図42に示される演出例では、長押しオート連打機能は無効とされるが、長押しオート連打機能が有効とされてもよい。本実施形態では、裏ボタン演出を実行可能な期間(裏ボタン演出を行うための操作受付期間)においては、演出ボタン136あるいは操作キーユニット137の操作が有効とされていることを報知しないが、例えば、「・・・の時にボタンを操作すると・・・だぞ」などといった裏ボタン演出の存在を示唆するようなチュートリアル表示を行ってもよく、そして、このチュートリアル表示が、たまたま裏ボタン演出を実行可能な期間において表示する場合があってもよいし、意図的に表示する場合があってもよい。このようなチュートリアル表示による裏ボタン演出の示唆が行われているときに演出ボタン136等の操作によって行われる演出も裏ボタン演出という場合があってもよいし、裏ボタン演出に含まれないものであってもよい。
図42(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の中央には、方形状の枠内に「家紋を探せ」というリーチタイトルTTが表示され、スーパーリーチ演出が開始されることを報知している。このリーチタイトルTTの枠内は、例えば、緑色の配色が施されている。また、演出ランプSL1〜SL4及び演出ボタンランプ138は、いずれも消灯している。ここで、演出ランプSL1〜SL4は、通常時において、消灯してもよいし、所定の発光態様(例えば、白色で点灯する態様)で発光させるようにしてもよい。
その後、図42(b)に示されるタイミングで、裏ボタン演出の存在を知っている遊技者が演出ボタン136を1回押下操作すると、図42(c)に示すように、リーチタイトルTTの枠内の配色が緑色から赤色に変化する。すなわち、演出ボタン136を操作することを報知していないが、リーチタイトルTTが表示されている期間(第二の期間)では、演出ボタン136の操作が有効とされており、この期間において演出ボタン136を操作することにより裏ボタン演出が行われる。なお、リーチタイトルTTの枠内の配色の変化は、演出ボタン136の1回の押下操作により行われるようにしてもよいし、複数回の操作があった場合に行われるようにしてもよいし、所定時間の長押し操作が行われた場合に行われるようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作されると、裏ボタン演出としてリーチタイトルTTの枠内の配色を変化させるようにしたが、例えば、文字の色を変化させるようにしたり、背景の色や表示態様を変化させるようにしてもよい。また、裏ボタン演出として、リーチタイトルTTの表示態様を1回だけ変化するようにしてもよいし、演出ボタン136が押下される毎にリーチタイトルTTの表示態様が変化するようにしてもよい。また、リーチタイトルTTが表示されている状態で演出ボタン136を操作することにより、裏ボタン演出を必ず行うようにしてもよいし、行わない場合があってもよく、例えば、演出ボタン136が操作される毎に抽選を行い、当選した場合に裏ボタン演出を行うようにしてもよい。なお、図42(c)に示す例において、演出ボタン136が操作されたときに、リーチタイトルTTの枠内の配色の変化の他にも、所定の効果音を出力するようにしてもよい。また、図42(c)に示す例において、操作受付期間において演出ボタン136が操作されなかった場合も、リーチタイトルTTの枠内の配色が緑色から赤色に変化する場合があってもよい。また、、操作受付期間において演出ボタン136が操作されなかった場合は、赤色以外の色に変化する場合があってもよい。この場合において、演出ボタン136をさらに押下操作した場合には、リーチタイトルTTの枠内の配色がさらに変化するようにしてもよい(例えば、緑色>黄色>赤色等)。
その後、図42(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が開始されている。スーパーリーチ演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側端において「家紋落下で発展」という文字表示が行われ、家紋を模した演出可動体225が装飾図柄表示装置208の上方から降ってくることにより大当りの信頼度のより高い発展演出が開始されることが報知される。
スーパーリーチ演出が開始された後、図42(d)に示すように、裏ボタン演出(裏ボタン連打演出)の存在を知っている遊技者が、演出ボタン136による連打操作を開始し、所定回数の押下操作がなされると、図42(e)に示すように、演出ランプSL1が緑色に点灯する。すなわち、演出ボタン136を操作することを報知していないが、スーパーリーチ演出が行われている期間(第二の期間)では、演出ボタン136の操作が有効とされており、この期間において演出ボタン136を連打操作することにより裏ボタン連打演出が行われる。また、装飾図柄表示装置208では、演出ランプSL1が緑色に点灯するのに応じて、表示画面の下端縁に沿う領域で緑色のエフェクト画像が表示され、演出ランプSL1からの光が画像に影響しているかのような演出表示が行われる。なお、エフェクト画像が表示されるタイミングは、演出ランプSL1が緑色に点灯するタイミングと同時であってもよいし、エフェクト画像が表示された後で演出ランプSL1を点灯させるようにしてもよいし、演出ランプSL1が点灯した後でエフェクト画像を表示するようにしてもよい。また、本実施形態では、エフェクト画像の表示色を演出ランプSL1の発光色と同じにしたが、異なるようにしてもよい。この場合、LEDの発光色とエフェクト画像の表示色とが対応付けられてもよいし、対応付けられていなくてもよい。また、エフェクト画像を表示しないようにしてもよい。また、本実施形態では、演出ボタン136の連打操作により、演出ランプSL1が点灯し、それに付随してエフェクト画像が表示される構成としているが、演出ボタン136の連打操作により、エフェクト画像が表示され、それに付随して演出ランプSL1が点灯する構成であってもよい。
その後、遊技者により演出ボタン136の連打操作が継続して行われると、演出ボタン136の操作回数に応じて、演出ランプSL1、演出ランプSL2、演出ランプSL3、演出ランプSL4の順で緑色による点灯を開始する。図42(f)は、演出ランプSL1〜SL4のすべてが緑色で点灯している様子を示している。なお、エフェクト画像の表示態様に変化はないが、変化するようにしてもよく、例えば、演出ランプの点灯数に応じて、エフェクト画像の表示領域が大きくなるようにしてもよい。また、演出ランプSL1〜SL4の点灯順序は上述したものに限定されず、適宜設定することができる。さらに、演出ランプSL1〜SL4の点灯順序を通常と異ならせる場合があるようにすることで大当り予告を行うようにしてもよい。
その後、遊技者により演出ボタン136の連打操作がさらに継続し、図42(g)に示されるタイミングとなると、演出ランプSL1が緑色から赤色に発光態様が変化する。また、装飾図柄表示装置208では、エフェクト画像の表示色が緑色から赤色に変化し、表示領域も上方に拡大している。
その後、遊技者により演出ボタン136の連打操作がさらに継続して行われると、演出ボタン136の操作回数に応じて、演出ランプSL1、演出ランプSL2、演出ランプSL3、演出ランプSL4の順で緑色から赤色に発光態様が変化する。図42(h)は、演出ランプSL1〜SL4のすべてが緑色から赤色に発光態様が変化した様子を示している。本実施形態では、裏ボタン連打演出では、長押しオート連打機能が無効とされているので、演出ボタン136が長押し操作されたことでは、演出ランプSL1〜SL4の点灯は開始されない。このように、裏ボタン連打演出において、演出ランプSL1〜SL4が点灯する演出やエフェクト画像を表示する演出は、第二の演出の一例ということができる。また、裏ボタン連打演出におけるエフェクト画像は、第二の表示の一例ということができる。また、裏ボタン連打演出において、演出ランプSL1〜SL4のうちの少なくとも一つが点灯する態様は、第二の発光態様の一例ということができる。
その後、スーパーリーチ演出が開始してから所定の演出時間が経過すると、図42(i)に示すように、装飾図柄表示装置208の上方に配置されていた演出可動体225が下降し、装飾図柄表示装置208の中央の前方に重なる位置まで移動する。このとき、演出ランプSL1〜SL4は、いずれも虹色発光態様となっている。この演出可動体225の降下動作は、裏ボタン演出によるものではなく、スーパーリーチ演出において実行される演出である。また、演出ランプSL1〜SL4による虹色発光態様は、演出可動体225が移動したことに伴う発光態様であり、裏ボタン演出とは別個のものである。なお、演出ランプSL1〜SL4の虹色発光態様による点灯を開始するタイミングは、演出可動体225の降下動作の完了と同時であってもよいし、演出可動体225の降下動作の完了よりも前のタイミングであってもよいし、演出可動体225の降下動作の完了よりも後のタイミングであってもよい。
その後、図42(j)に示されるタイミングで、透過板部材118の側端部近傍に配置された発光体が発光して、透過板部材118の透過領域に所定の模様が形成される。また、装飾図柄表示装置208では、背景画像が変化し、透過板部材118に形成された模様を引き立たせている。これにより、演出可動体225と、透過板部材118に形成された模様とで奥行きのある演出を行うことができる場合がある。なお、透過板部材118の透過領域に所定の模様が形成される演出を行わないようにしてもよい。
本実施の形態では、上述したように、連打操作が行われることにより、図42(e)〜同図(h)に示すように、裏ボタン連打演出として、演出ランプSL1〜SL4の発光態様が演出ボタン136の操作回数に応じて変化していく演出やエフェクト画像を見ることができるが、遊技者が連打操作を行わない場合には、これらの演出が行われることなく、操作有効期間が経過するタイミングで、図42(i)に示されるように、演出可動体225の降下動作が行われる。すなわち、遊技者は、裏ボタン操作としての連打操作を行わなくても、図42(i)〜同図(j)に示される演出を視認することができるが、上述した裏ボタン演出を視認することができないので、演出ボタン136の連打は、このような演出を楽しむインセンティブとして寄与することができる場合がある。
また、上述した演出ランプSL1〜SL4以外にも、演出内容に応じて発光態様が変化する発光手段を備えてもよい。この場合、図42に示される連打操作による演出に関連して発光態様が変化するものであってもよいし、変化しないものであってもよいし、他の連打操作による演出に関連して発光態様が変化するものであってもよい。また、上述した演出ランプSL1〜SL4以外に、演出内容に応じて発光態様が変化する発光手段を備えないものであってもよい。また、演出ランプSL1〜SL4が演出内容に応じて可動する構成であってもよい。
また、本実施形態では、演出ランプSL1〜SL4を遊技盤200の演出装置206に設けられる構成としたが、遊技盤200の演出装置206以外に設けられる構成であってもよいし、遊技盤200ではなく、前面枠扉106に設けられる構成であってもよい。また、演出ランプSL1〜SL4が遊技盤200と前面枠扉106の両方に設けられた構成であってもよい。この場合、例えば、遊技盤200に設けられた演出ランプから、前面枠扉106に設けられた演出ランプにかけて連動して発光するように発光制御すると、演出効果が向上する場合がある。また、これらの態様の演出ランプはいずれも可動手段により可動するものであってもよいし、可動しないものであってもよい。また、可動手段に設けられた演出ランプと可動しない演出ランプとを備えている場合には、最初に可動しない演出ランプを発光させた後、ステップアップして可動手段に設けられた演出ランプを発光させるように発光制御してもよい。また、演出ランプSL1〜SL4に換えて、図42(j)を参照して上述した、透明板部材118の側端部に設けられた発光体を適用し、透過領域に形成された模様における発光態様を変化させることで実現するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、裏ボタン連打演出における演出ランプSL1〜SL4の発光は、演出ボタン136が複数回操作(第一の操作態様で操作)されたことに応じて実行される場合がある演出であり、演出ボタン136が長押し操作(第二の操作態様で操作)されたことでは、演出ランプSL1〜SL4の発光が開始されないということができる。
また、本実施形態では、裏ボタン連打演出におけるエフェクト画像の表示は、演出ボタン136が複数回操作(第一の操作態様で操作)されたことに応じて実行される場合がある表示であり、演出ボタン136が長押し操作(第二の操作態様で操作)されたことでは、エフェクト画像の表示が開始されないということができる。
また、本実施形態では、裏ボタン連打演出における演出ランプSL1〜SL4が点灯する演出やエフェクト画像を表示する演出は、図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であるということもできる。
図43は、演出ボタンの長押し操作による演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。ここで、図43に示す演出例では、演出ボタン136に換えて演出ボタンユニット1360が設けられている。演出ボタンユニット1360は、ボタン部136Pと、ジョグダイヤル部136Jとを備えて構成されている。ボタン部136Pは、例えば、モータ等のアクチュエータにより、上方に突出可能とされており、演出内容に応じてその位置が変位する。ジョグダイヤル部136Jは、円環状に形成されてボタン部136Pの外側を囲むようにして配置されている。ジョグダイヤル部136Jは、遊技者によって円周方向に沿って正逆転方向に回転させることが可能となっており、操作量に応じた信号が第1副制御部400のセンサ回路428(図4参照)に入力される。また、図43に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の図示を省略している。特図1第四図柄t1は、第1特図表示装置212における図柄の変動表示に対応して変動表示が行われ、特図2第四図柄t2は、第2特図表示装置214の表示結果に対応してはずれの表示結果で停止表示されている。
図43(a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われ、「装飾3」でリーチ状態が形成され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)演出が行われている。図43(a)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されており、図43(a)に示すタイミングでは、まさに勝負が決せられようとする様子が示されている。なお、演出内容が容易に認識できるように、大当りとなる演出結果が何であるかを表示(例えば、「剣豪に勝てば大当り」等の文字を表示)するようにしてもよい。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央では、決闘シーンのアニメーションに重ねて、演出ボタンユニット1360を模した演出ボタン画像BTとともに、「PUSH」という文字が表示され、この演出ボタン画像BTの下方に、残時間メーターMTが表示され、ボタン部136Pの操作を促す報知が行われている。また、ボタン部136Pの内部に設けられた演出ボタンランプ138は、赤色に発光している。なお、図43(a)では、操作有効期間が開始してから所定時間(例えば、1秒)が経過した様子が示されている。そして、遊技者は、ボタン部136Pを押下操作すると、装飾図柄表示装置208では、図43(b)に示すように、主人公が剣豪に敗北した様子を示す表示が行われる。
その後、図43(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、復活演出が開始され、演出ボタン画像BTとともに、「ジョグを回転させて時間を巻き戻せ」という文字が表示され、ジョグダイヤル136Jを回転させることを報知する。
遊技者は、図43(d)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示に従って、ジョグダイヤル136Jを回転させると、剣豪リーチ演出における決闘シーンの表示までアニメーションが巻き戻されていく表示が行われる場合がある。ここで、ジョグダイヤル136Jの回転操作に応じて、エフェクト画像やランプの発光等の所定の演出が行われてもよい。
その後、図43(e)に示されるタイミングになると、装飾図柄表示装置208では、再び決闘シーンのアニメーションが開始されるとともに、演出ボタンユニット1360を模した大きな画像であるデカボタン画像LBTが表示され、デカボタン画像LBTの下方に残時間メーターMTが表示されてボタン部136Pの押下を促す報知が行われる。また、演出ボタンユニット1360は、ボタン部136Pが突出し、大当りに対する期待度が高いことを演出している。このとき、演出ボタンランプ138は、赤色に発光している。なお、ボタン部136Pが突出するタイミングは、デカボタン画像LBTの表示が開始されるタイミングと同じでもよいし、デカボタン画像LBTの表示が開始された後でもよいし、デカボタン画像LBTの表示が開始される前であってもよい。本実施形態では、デカボタン画像LBTの表示が開始されると、ボタン部136Pの操作有効期間が開始されるようにしているが、ボタン部136Pが突出したときに、ボタン部136Pの操作有効期間が開始されるようにしてもよい。また、図43(e)で、デカボタン画像LBTの表示に換えて、演出ボタン画像BTが表示される場合があってもよく、この場合では、ボタン部136Pは突出しないようにしてもよい。
図43(f)は、デカボタン画像LBTの表示が開始されてから所定時間(例えば、1秒)が経過した様子が示されている。遊技者は、図43(f)に示すように、ボタン部136Pを押下操作すると、図43(g)に示すように、装飾図柄表示装置208の上方に配置されていた演出可動体225が下降し、装飾図柄表示装置208の中央の前方に重なる位置まで移動する。このとき、装飾図柄表示装置208では、演出可動体225が下降してきたことを引き立たせるために、所定のエフェクト画像を表示している。
その後、図43(h)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208の左右両側に配置されている、左装飾部材225Lと右装飾部材225Rとが互いに近接する位置まで移動し、演出可動体225の左右両側を囲う形態となる。左装飾部材225L及び右装飾部材225Rは、半円形状の板状部材の一部を円弧状に切り欠いて形成され、演出可動体225の外周に略沿うような形状をなしている。本実施形態では、演出可動体225が動作することにより大当りとなることを報知し、遊技者は、この演出を見ることによって、大当りとなることを認識することができる場合がある。なお、図43(g)〜同図(h)に示される演出は必ず行われるものでなくてもよく、例えば、ボタン部136Pが操作されても、演出可動体225が下降せず、はずれの結果が表示されるようにしてもよい。
その後、左装飾部材225L及び右装飾部材225Rが装飾図柄表示装置208の左右両側に退避し、演出可動体225が装飾図柄表示装置208の上方に退避すると、図43(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公が剣豪に勝利した様子を示す表示が行われる。
また、本実施形態では、剣豪リーチ演出においては、長押しオート連打機能が有効とされており、図43(c)に示される演出が行われた後、ジョグダイヤル136Jを回転させず、図43(d´)に示すように、ボタン部136Pを長押し操作することによっても、ジョグダイヤル136Jを回転させたものとして、図43(e)に示される演出が行われる場合もある。
このように、本実施形態では、ボタン部136Pで長押し操作を行うことにより、ジョグダイヤル136Jの回転操作が行われたとして、所定の演出を開始するように構成している。すなわち、本実施形態では、演出ボタン以外の他の操作デバイスによる所定の操作を、演出ボタンの長押し操作によって代替しているということができる。演出ボタン以外の他の操作デバイスとしては、例えば、タッチパネルやタッチセンサ等が挙げられる。例えば、タッチセンサの場合は、センサの上で手をこするような動作を行ってセンサの検知/非検知を複数回繰り返すことを要求する演出を行う場合において、この動作を演出ボタンの長押し操作によって代替するようにしてもよい。
また、演出ボタンの長押し操作に換えて、演出ボタン以外の操作デバイスによる長押し操作によって長押しオート連打機能を有効とするように構成してもよく、例えば、タッチパネルに対する長押し操作や、タッチセンサの長時間検出によって長押しオート連打機能を発揮するように構成してもよい。
図44は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図44に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の図示を省略している。図44(a1)〜同図(e1)は、スーパーリーチにおいて、リズムに合わせて演出ボタン136を操作する演出が実行されている様子を示している。なお、このスーパーリーチでは、長押しオート連打機能が設定されている場合には、長押しオート連打機能は有効とされるが、長押しオート連打機能を無効としてもよい。
図44(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われ、「装飾3」でリーチ状態が形成され、スーパーリーチ(姫様ダンスSPリーチ)演出が行わわれている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部には、この演出の難易度を示す「ステップ1」の表示が行われている。難易度は複数種類あり、例えば、大当りに対する期待度や、この姫様ダンスSPリーチにおける演出の成功の度合いに応じて変更するように構成されている。
また、図44(a1)に示される装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側に「CHANCE」の文字を含むタイミング画像TMが表示画面の上方から下方に向けて移動する表示が行われるとともに、タイミング画像TMの移動経路上にヒット画像HTが表示されている。このタイミング画像TMは、音楽に合わせてヒット画像HTに重なるタイミングで移動表示されている。また、演出ボタンランプ138は、赤色に発光しており、操作受付状態であることを報知している。
その後、図44(b1)に示すように、遊技者は、演出ボタン136の長押し操作を開始する。すると、長押しオート連打機能が作動し、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なるタイミングとは無関係に、一定間隔で疑似的な演出ボタン136の連打操作が行われる。なお、長押しオート連打機能の作動中は、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なるタイミングでのみ疑似的な演出ボタン136の操作が行われるようにしてもよい。一方、熟練の遊技者にあっては、演出ボタン136を長押し操作して長押しオート連打機能を作動させるといった初心者向けの遊技は行わず、タイミング画像TMがヒット画像HTに重なる位置で演出ボタン136を操作する遊戯を行うことで、高得点を狙うこともできる。なお、この「姫様ダンスSPリーチ」の遊戯方法は、図33に示して上述したのと同様である。
その後、姫様ダンスSPリーチにおける1ターン目の遊技が終了し、1ターン目における遊戯の結果を判定する。判定結果が、レベルアップの判定結果であった場合は、図44(c1)に示すように、「NICE」という文字表示が行われ、難易度が「ステップ2」に移行することが報知される。なお、図44(c1)に示されるタイミングでは、操作有効期間外となっているので、演出ボタンランプ138は消灯している。
その後、難易度が「ステップ2」での遊戯が開始される。図44(d1)は、難易度が「ステップ2」での遊戯が行われている様子が示されている。その後、図44(e1)に示されるタイミングで、遊技者が演出ボタン136の長押し操作を開始すると、長押しオート連打機能が再び作動し、疑似的な演出ボタン136の連打操作が再開される。
本実施形態では、長押しオート連打機能が有効とされる期間が繰り返し行われているが、例えば、長押しオート連打機能が有効な第一の期間(例えば、図44(a1)〜同図(b1)に示される期間)から長押しオート連打機能が無効とされるインターバル期間(例えば、図44(c1)に示される期間)を挟んで長押しオート連打機能が有効な第二の期間(例えば、図44(d1)〜同図(e1)に示される期間)に亘って演出ボタン136の長押し操作が行われた場合には、いったん長押しオート連打機能が無効となった後の第二の期間では、演出ボタン136を押し直さない限り、長押しオート連打機能は有効とならないように構成されている。なお、第一の期間からインターバル期間を挟んで第二の期間に亘って演出ボタン136の長押し操作が行われた場合において、演出ボタン136を押し直さなくても第二の期間で長押しオート連打機能が有効となるようにしてもよい。
図44(a2)〜同図(d2)は、図11を参照して上述したようにして、演出カスタマイズ設定画面において、プレミアアップモードが選択された場合の動作の一例を示している。
図44(a2)は、図11(h1)に示して上述したように、プレミアアップモードが設定された様子が示されている。
上述したように、プレミアアップモードに設定された後、連打操作演出が開始されると、図44(b2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が画面の中央に表示され、演出ボタン画像BTの下方には、残時間メーターMTが表示される。なお、この連打操作演出では、長押しオート連打機能が設定されている場合には、長押しオート連打機能が有効とされる。遊技者は、連打操作演出が開始されたのを認識すると、演出ボタン136による連打操作を開始する。
その後、演出ボタン136の連打操作により複数回の操作が行われると、装飾図柄表示装置208では、図44(c2)に示すように、殿様のキャラクタと「鉄板」という文字からなるカットイン画像が表示され、大当り確定であることを報知するプレミア予告が行われる場合がある。本実施形態では、プレミアアップモードに設定されていることにより、このプレミア予告が発生しやすくなっており、演出カスタマイズ設定画面において、プレミアアップモード以外に設定されている場合は、プレミア予告以外の予告が発生しやすくなる。
その後、図44(d2)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、大当りの装飾図柄の組み合わせである「装飾5」−「装飾5」−「装飾5」で確定表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部では、ミッション(課題)達成を表すミッション達成表示が表示されている。ミッション達成表示は、これまで表示された演出発生表示(ここでは、「NO92:鉄板予告をみた」と表示される演出発生表示)の履歴のようなものである。なお、期待度が高い演出に対応する演出発生表示ほど、長い時間表示されるようにしてもよい。一方、期待度が低い演出に対応する演出発生表示は、すぐに消え、演出が次から次へと実行される場合には、次から次へと上書き表示されるようにしてもよい。さらに、演出発生表示には、演出の期待度や出現頻度を表す表示が付されていてもよく、例えば、Aランク〜Cランクのランク表示が付されていてもよい。また、このミッション達成表示は、会員制サービス用の隠し演出の開放用の表示であってもよい。すなわち、例えば、図44(c2)に示されるプレミア予告が行われたことにより、特定の隠し演出(例えば、特定のキャラクタが選択できるようになる等)が実行可能な状態となり、これをミッション達成表示で表示するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、プレミアアップモードに設定することで、プレミア予告が発生しやすくなるので、例えば、遊技者の遊技履歴としてのポイントがたまりやすくなったり、ミッションが与えられている場合には、ミッションが達成しやすくなったりすることができる場合がある。
また、本実施形態では、図11〜図12を参照して上述したメニュー画面において、操作キーユニット137を構成する各ボタンを1回ずつ押下操作してカーソルCLの移動、及び、設定画面の遷移を行い、プレミアアップモードに設定するといった労力の恩恵としてプレミア予告(プレミア演出)を発生させやすくしている。
また、本実施形態では、上述したメニュー画面において設定した結果が、長押しオート連打機能が有効である演出において反映されるということができる。
図45は、チャンス目演出の一例について説明する図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子を示す。図45は、チャンス目演出において複数回の演出ボタン136を操作する演出が行われた後、スーパーリーチに移行する様子を示している。なお、図44に示す演出例では、説明の便宜のため、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の図示を省略している。また、このチャンス目演出では、長押しオート連打機能が設定されている場合でも、長押しオート連打機能は無効とされるが、長押しオート連打機能を有効としてもよい。
図45(a1)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われた後、左図柄表示領域208aにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「A」が停止表示され、中図柄表示領域208bにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「B」が停止表示され、右図柄表示領域208cにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「C」が停止表示され、チャンス目である装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。そして、左図柄表示領域208aに停止表示されたチャンス図柄「A」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT1とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT1が演出ボタン画像BT1の下方に表示されている。また、中図柄表示領域208bに停止表示されたチャンス図柄「B」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT2とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT2が演出ボタン画像BT2の下方に表示されている。また、右図柄表示領域208cに停止表示されたチャンス図柄「C」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT3とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT3が演出ボタン画像BT3の下方に表示されている。このように、図45(a1)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を3回押下操作すべきことを認識することができる場合がある。すなわち、本実施形態では、チャンス目演出が開始されたときから演出ボタン136を押下操作すべき回数を認識することができる場合がある。本実施形態では、予め演出ボタン136を押下操作すべき回数を認識可能とする演出については、遊技者による慎重な操作を行わせるために、長押しオート連打機能を無効としている。そして、図45(a1)に示される演出表示を視認した遊技者によって演出ボタン136が複数回操作されると、操作する毎に、チャンス図柄に換えて殿様図柄YM1〜YM3がこの順で表示される場合がある。図45(b1)は、装飾図柄表示装置208において、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様で表示された様子が示されている。本実施形態では、このように殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示が第二の表示(第二の演出)の一例ということができる。一方、複数回操作の途中で表示される、例えば、殿様図柄YM1のみの態様での表示や、殿様図柄YM1及び殿様図柄YM2が揃って表示され、殿様図柄YM3が表されていない態様での表示は、第二の表示以外の表示ということができる。すなわち、演出ボタン136の操作毎に何かしらの演出(効果音の出力等)が行われ、それが複数回行われた後に第二の表示(第二の演出)が表示(あるいは、実行)されるということができる。
すると、図45(c1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「熱」という文字表示を含むカットイン演出が行われた後、図45(d1)に示すタイミングで、スーパーリーチ演出が開始される。なお、チャンス目演出において、演出ボタン136を3回押下操作することなく操作有効期間が経過した場合には、図45(b1)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示や、図45(c1)に示されるカットイン演出が行われることなく、図45(d1)に示されるスーパーリーチ演出が開始することとなる。また、チャンス目演出において、演出ボタン136を3回押下操作することなく操作有効期間が経過した場合には、図45(b1)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を行うことなく、図45(c1)に示されるカットイン演出が行われた後、図45(d1)に示されるスーパーリーチ演出を開始するようにしてもよい。
このように、図45(a1)〜同図(d1)に示されるチャンス目演出では、演出ボタン136を複数回操作することにより、図45(b1)に示すような、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を視認できる場合がある。換言すれば、演出ボタン136を操作しないで操作有効期間が経過した場合には、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を視認することができない。このことは、図45(c1)に示されるカットイン演出についても同様ということができる。
また、例えば、チャンス目演出において、演出ボタン136を3回押下操作することなく操作有効期間が経過した場合には、図45(b1)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を行うようにしてもよい。この場合には、例えば、長押しオート連打機能が無効とされている演出においては、上級者は素早く複数回の演出ボタン136の操作を行うことで、初級者よりも早く演出を見ることができるのでより達成感を覚えることができる場合がある。
図45(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ装飾図柄の変動表示が行われた後、左図柄表示領域208aにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「A」が停止表示され、中図柄表示領域208bにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「B」が停止表示され、右図柄表示領域208cにチャンス目の一部を構成するチャンス図柄「C」が停止表示され、チャンス目である装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。そして、左図柄表示領域208aに停止表示されたチャンス図柄「A」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT1とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT1が演出ボタン画像BT1の下方に表示されている。また、中図柄表示領域208bに停止表示されたチャンス図柄「B」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT2とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT2が演出ボタン画像BT2の下方に表示されている。また、右図柄表示領域208cに停止表示されたチャンス図柄「C」に重なるようにして、演出ボタン136eの押下を促す演出ボタン画像BT3とともに「PUSH」という文字が表示され、演出ボタン押下の受付期間の残り時間を表す残時間メーターMT3が演出ボタン画像BT3の下方に表示されている。このように、図45(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を3回押下操作すべきことを認識することができる場合がある。すなわち、本実施形態では、チャンス目演出が開始されたときから演出ボタン136を押下操作すべき回数を認識することができる場合がある。本実施形態では、予め演出ボタン136を押下操作すべき回数を認識可能とする演出については、遊技者による慎重な操作を行わせるために、長押しオート連打機能を無効としている。そして、図45(a2)に示される演出表示を視認した遊技者によって演出ボタン136が複数回操作されると、操作する毎に、チャンス図柄に換えて殿様図柄YM1〜YM3がこの順で表示される場合がある。図45(b2)は、装飾図柄表示装置208において、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様で表示された様子が示されている。
ところが、この演出例では、図45(c2−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン画像BTとともに残時間メーターMTが表示され、演出ボタン136をさらにもう1回押下操作させることを促すボタン操作追加演出が行われている。さらに、図45(c2−1)に示される装飾図柄表示装置208では、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示の上方に「気合を入れて押せ」という文字が表示されるとともに、所定のエフェクト画像が表示されている。また、演出ボタンランプ138は、赤色に発光して操作有効期間が開始されていることを報知している。
そして、図45(c2−2)に示されるタイミングで遊技者が演出ボタン136を1回押下操作すると、図45(d2)に示すように、装飾図柄表示措置208では、スーパーリーチ演出が開始されるが、このとき、このスーパーリーチ演出の大当りに対する信頼度が高いことを示す「激アツ」の文字表示が付加されている。なお、チャンス目演出において、演出ボタン136を3回押下操作することなく操作有効期間が経過した場合には、図45(b2)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示や、図45(c2−1)〜同図(c2−2)に示されるボタン操作追加演出が行われることなく、図45(d2)に示されるスーパーリーチ演出が開始することとなる。この場合において、例えば、「激アツ」の文字表示の付加がなされなくてもよい。
このように、図45(a2)〜同図(d2)に示されるチャンス目演出では、演出ボタン136を複数回操作することにより、図45(b2)に示すような、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を視認できる場合がある。換言すれば、演出ボタン136を操作しないで操作有効期間が経過した場合には、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を視認することができない。このことは、図45(c2−1)〜同図(c2−2)に示されるボタン操作追加演出についても同様ということができる。
また、例えば、チャンス目演出において、演出ボタン136を3回押下操作することなく操作有効期間が経過した場合には、図45(b2)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示を行うようにしてもよい。この場合には、例えば、長押しオート連打機能が無効とされている演出においては、上級者は素早く複数回の演出ボタン136の操作を行うことで、初級者よりも早く演出を見ることができるのでより達成感を覚えることができる場合がある。
また、この演出例では、予め演出ボタン136の操作回数を認識可能に報知した後、さらに追加して演出ボタン136を操作する演出が行われるので、演出ボタン136を操作すべき回数が最初から明確でない場合があり、遊技者に対する期待感をより高めることができる場合がある。
図46は、メニュー画面の他の表示例を示す図である。図46は、例えば、図柄変動表示が行われていない待機状態であるときに実行可能なメニュー画面において、各種設定が行われる様子を示している。
図46(a)に示される装飾図柄表示装置208では、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾3」−「装飾4」−「装飾1」が停止表示されている。なお、図示はしていないが、第1特図表示装置212は、はずれの表示結果で停止表示されており、また、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の表示結果に対応してはずれの表示結果で停止表示されている。また、特図1の変動表示の保留数は0であるので、第1の特図1保留表示h11〜第四の特図保留表示h14は、いずれも保留されていない態様で表示されている。さらに、図46(a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上隅部に、特図1の変動表示の保留数を数字で表す特図1保留数表示部281Aが表示されており、特図1保留数表示部281Aには、保留数が0である旨の「0」の表示が行われている。すなわち、図46(a)に示される装飾図柄表示装置208では、待機状態の演出表示が行われている。
また、表示画面の上部には、演出ボタン136を表すアイコンとともに「でメニュー画面表示」という文字が表示されており、演出ボタン136が操作されることによりメニュー画面に移行することができることを報知している。
そして、演出ボタン136による1回の押下操作が行われると、装飾図柄表示装置208では、図46(b)に示されるようなメニュー画面が表示される。具体的には、メニュー画面では、音量及び光量の調整を行うための「音量光量調整」、パスワードを入力することで遊技者の遊技履歴を登録する「会員登録」及び遊技者の遊技履歴を取得する「遊技履歴」の3つのメニューが選択可能に表示されている。これらのメニューの下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンとともに「で選択」の文字が表示され、さらにその右側には、演出ボタン136のアイコンとともに「で決定」の文字が表示されており、左ボタン137c及び右ボタン137dを操作することにより、カーソルCLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより、カーソルCLで示されたメニューを実行可能であることが報知されている。この演出例において、「遊技履歴」のメニューは、右ボタン137dを2回操作することにより選択可能な表示であり、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合には、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができる。また、この演出例において、メニュー画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。
このメニュー画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせてカーソルCLを移動させるようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者が選択の対象であるメニューが変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ選択の対象であるメニューを順次変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、メニュー画面に移行するよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、メニュー画面に移行した後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
上述したようにして「音量光量調整」が選択されると、装飾図柄表示装置208では、図46(c)に示すような調整画面が表示される。すなわち、表示画面の上部には、音量及び光量の調整が可能である旨の「調整画面」の表示が行われており、その下方には、音量を示す0〜10の11段階のゲージと、装飾図柄表示装置208における表示画面の明るさや遊技盤用ランプ532及び遊技台枠用ランプ542の光量を示す0〜10の11段階のゲージとが表示されている。そして、これらのゲージの下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンとともに「で変更」の文字が表示され、さらにその右側には、演出ボタン136のアイコンとともに「で決定」の文字が表示されており、左ボタン137c及び右ボタン137dを操作することにより、カーソルCLで示された項目(音量及び光量)についての設定を変更でき、演出ボタン136を操作することにより、変更後の音量設定及び光量設定で演出が実行されるように決定するとともに、調整画面を終了することができることが報知されている。この調整画面では、上ボタン137a及び下ボタン137bを操作することにより、カーソルCLを音量又は光量に移動させることができ、上ボタン137a及び下ボタン137bを操作してカーソルCLを音量又は光量に移動させた後、左ボタン137cを押下操作する毎に音量又は光量を小さくする方向に設定を変更させることができ、右ボタン137dを押下操作する毎に音量又は光量を大きくする方向に設定を変更することができる。
この調整画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせて音量及び光量の設定を変更することができるようにしてもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ音量及び光量の設定を変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、調整画面に移行するよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、調整画面に移行した後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、上ボタン137a及び下ボタン137bも同様に、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよいし、無効な状態にしてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、音量設定を行うための表示は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。そして、例えば、音量設定において設定が「0」となっている場合において、設定「10」の表示態様は、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができ、また、音量設定が「10」で実行される音声出力は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始可能な第四の演出の一例ということができる。光量設定についても同様である。
また、メニュー画面で「会員登録」が選択されると、装飾図柄表示装置208では、図46(d)に示すようなパスワード入力画面が表示される。すなわち、表示画面の上部には、パスワードの入力が可能である旨の「パスワードを入力してください」の表示が行われており、その下方には、入力された文字を表示する4ケタの入力文字表示領域が設けられている。そして、入力文字表示領域の下方には、A〜Zまでのアルファベットと、下線の表示態様であるカーソルUBが表示されている。カーソルUBは、A〜Zまでのアルファベットのうちのいずれか一つのみを指し示しており、図46(d)に示す表示画面では、「S」を指し示している。このパスワード入力画面では、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c及び右ボタン137dが押下操作されると、カーソルUBが移動し、演出ボタン136が押下操作されると、カーソルUBの指し示しているアルファベットを入力対象文字として、入力文字表示領域に当該アルファベットが表示される。そして、4ケタの入力文字表示領域にそれぞれアルファベットが入力された結果、入力されたパスワードが正しい場合には、入力されたパスワードに対応する遊技履歴が入力される。なお、パスワード入力画面を終了させる場合には、例えば、キャンセルボタン136fを押下操作することにより実行することができる。
このパスワード入力画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせてカーソルUBを移動させることができるようにしてもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみカーソルUBを移動させることができるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、パスワード入力画面に移行するよりも前から上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、パスワード入力画面に移行した後で上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、パスワード入力画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。そして、例えば、カーソルUBの指し示しているアルファベットが「S」となっている場合において、カーソルUBがアルファベット「K」を指し示す表示態様は、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、パスワード入力画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第二の選択表示の一例ということができる。そして、例えば、カーソルUBの指し示しているアルファベットが「S」となっている場合において、カーソルUBがアルファベット「K」を指し示す表示態様は、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合に選択可能であり、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な第二の画像の一例ということができる。換言すれば、左ボタン137cが連打された場合にもアルファベット「K」を指し示す表示態様が表示され、長押しされた場合にもアルファベット「K」を指し示す表示態様が表示されるということができる。
また、メニュー画面で「遊技履歴」が選択されると、装飾図柄表示装置208では、図46(e)に示すようなコード発行画面が表示される。すなわち、表示画面の上部には、撮像手段を備えた携帯端末等で二次元コードを読み取ることにより遊技履歴を取得することができる旨の「コード発行画面」の表示が行われており、その下方には、遊技者の遊技履歴がコード化された二次元コードCDが表示されるとともに、当該二次元コードCDの読み取りを促す「読み取ってください」の文字表示が行われている。この演出例では、コード発行画面は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始可能な演出の一例ということができる。
なお、上述したメニュー画面で選択可能なメニューは上述したものに限らず、種々のメニューを設定することが可能である。例えば、図46(f)に示すように、大当り中や通常遊技状態において登場させるキャラクタを選択するお気に入り選択画面を表示させるようにしてもよい。すなわち、お気に入り選択画面では、表示画面の上部に、キャラクタを選択可能である旨の「お気に入り選択画面」の表示が行われており、その下方には、キャラクタAを登場させるための「キャラA」、キャラクタBを登場させるための「キャラB」及びキャラクタCを登場させるための「キャラC」の3つの選択項目から選択可能に表示されている。これらの選択項目の下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンとともに「で選択」の文字が表示され、さらにその右側には、演出ボタン136のアイコンとともに「で決定」の文字が表示されており、左ボタン137c及び右ボタン137dを操作することにより、カーソルCLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより、カーソルCLで示されたキャラクタを登場させることができることが報知されている。
このお気に入り選択画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせてカーソルCLを移動させるようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者が選択の対象である選択項目が変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ選択の対象である選択項目を順次変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、お気に入り選択画面に移行するよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、お気に入り選択画面に移行した後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、お気に入り選択画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。そして、「キャラC」の選択項目は、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができる。そして、「キャラC」が選択されて登場するキャラクタCによる演出は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始可能な第四の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、お気に入り選択画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第二の選択表示の一例ということができる。そして、「キャラC」の選択項目は、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合に選択可能であり、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な第二の画像の一例ということができる。そして、「キャラC」が選択されて登場するキャラクタCによる演出は、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合に開始可能な第五の演出の一例ということができる。
また、図46(g)に示すように、大当り中や通常遊技状態において出力する楽曲を選択する曲選択画面を表示させるようにしてもよい。すなわち、曲選択画面では、楽曲Aを出力させるための「曲A」、楽曲Bを出力させるための「曲B」及び楽曲Cを出力させるための「曲C」の3つの選択項目から選択可能に表示されている。これらの選択項目の下方には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンとともに「で選択」の文字が表示され、さらにその右側には、演出ボタン136のアイコンとともに「で決定」の文字が表示されており、左ボタン137c及び右ボタン137dを操作することにより、カーソルCLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより、カーソルCLで示された楽曲を出力させることができることが報知されている。
この曲選択画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせてカーソルCLを移動させるようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者が選択の対象である選択項目が変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ選択の対象である選択項目を順次変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、曲選択画面に移行するよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、曲選択画面に移行した後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
なお、図46(g)に示される曲選択画面は、例えば、大当り開始演出において実行されるものであってもよい。
この演出例において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、曲選択画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第一の選択表示の一例ということができる。そして、「曲C」の選択項目は、第一の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、第一の操作態様で操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい第一の画像の一例ということができる。そして、「曲C」が選択されて出力される楽曲Cは、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始可能な第四の演出の一例ということができる。
また、この演出例において、長押しオート連打機能が有効な状態とされている場合では、曲選択画面は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な第二の選択表示の一例ということができる。そして、「曲C」の選択項目は、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合に選択可能であり、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な第二の画像の一例ということができる。そして、「曲C」が選択されて出力される楽曲Cは、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合に開始可能な第五の演出の一例ということができる。
また、図46(h)に示すように、遊技における各種設定を個別に設定するためのカスタマイズ画面を表示させるようにしてもよい。すなわち、表示画面の上部には、遊技における各種設定を個別に設定することが可能である旨の「カスタマイズ画面」の表示が行われており、その下方には、機能1、機能2、機能3・・・の各設定項目と、設定項目毎の設定内容とが表示されている。そして、これらの表示の下方には、上ボタン137a及び下ボタン137bのアイコンとともに「で選択」の文字が表示され、さらにその右側には、左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンとともに「で変更」の文字が表示されており、上ボタン137a及び下ボタン137bを押下操作して設定変更する機能を選択し、左ボタン137c及び右ボタン137dで選択された機能についての設定を変更することができることが報知されている。なお、選択された機能は太枠で囲まれている。
このカスタマイズ画面において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよく、上ボタン137a又は下ボタン137bが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせて太枠を移動させるようにしてもよい。このとき、疑似的な連打操作の間隔を、例えば、遊技者が選択の対象である機能が変更されたことを容易に認識できる間隔(例えば、0.5秒)に設定してもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、上ボタン137a及び下ボタン137bの1回の押下操作毎にのみ選択の対象である機能を順次変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打を有効な状態とする場合において、カスタマイズ画面に移行するよりも前から上ボタン137aあるいは下ボタン137bが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、カスタマイズ画面に移行した後で上ボタン137a又は下ボタン137bを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
また、長押しオート連打機能が有効な状態において、左ボタン137c又は右ボタン137dが継続的に押下され続けている場合には、疑似的な連打操作に合わせて設定を変更することができるようにしてもよい。あるいは、長押しオート連打機能を無効な状態としてもよく、左ボタン137c及び右ボタン137dの1回の押下操作毎にのみ機能を変更できるように構成されてもよい。また、長押しオート連打を有効な状態とする場合において、カスタマイズ画面に移行するよりも前から左ボタン137cあるいは右ボタン137dが押下され続けている場合には、疑似的な連打操作を行わず、カスタマイズ画面に移行した後で左ボタン137c又は右ボタン137dを押しなおすことにより疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。
なお、図46(b)〜同図(h)に示される各種設定画面が表示されているときにおいて、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c、右ボタン137d又は演出ボタン136が長押しされている状態で、装飾図柄の変動表示が開始し、上述した演出ボタン136等の操作に係る演出が開始された場合には、長押しオート連打機能を有効な状態にして、当該操作しているボタンの疑似的な連打操作を行うようにしてもよいし、当該演出が開始された後でボタンを押しなおすことを条件として長押しオート連打機能による疑似的な連打操作を行うようにしてもよいし、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。
また、図46(b)〜同図(h)に示される各種設定画面は、装飾図柄表示装置208の表示画面いっぱいに表示するように構成されているが、例えば、図46(b)〜同図(h)に示される各種設定画面を表示画面全体よりも小さい画面にして、図46(a)に示される待機状態の演出表示に重ねて表示するようにしてもよい。
また、図46(a)に示される待機状態の演出表示において、演出ボタン136による1回の押下操作が行われた場合に、図46(b)に示されるメニュー画面の表示を経由しないで、例えば、図46(c)〜同図(h)に示されるような各種設定画面を直接表示するようにしてもよい。
また、本実施形態において、長押しオート連打機能を有効にすることを可能にするか否かについて予め設定できるようにしてもよい。例えば、図46(b)に示されるメニュー画面において、長押しオート連打機能のON/OFFの設定メニューを設け、この設定メニューにおいて、長押しオート連打機能をONにしたことを条件として、演出ボタン136を長押しした場合に長押しオート連打機能が有効となるようにし、長押しオート連打機能をOFFにした場合には、演出ボタン136を長押しした場合でも長押しオート連打機能を有効にしないようにしてもよい。また、操作キーユニット137による所定の操作により長押しオート連打機能のON/OFFを設定できるようにしてもよい。
また、これまでに説明した演出例において、連打操作演出を実行するときにおいて、演出ボタン136を連打すると演出ボタン画像もこれに応じて連打しているような動画を表示してもよい。また、長押し操作演出を実行するときにおいて、演出ボタン136を長押しすると演出ボタン画像もこれに応じて長押ししているかのような動画を表示してもよい。また、長押しオート連打機能が有効となって演出ボタン136で長押しされていることにより疑似的な連打操作が行われている場合には、演出ボタン画像もこれに応じて長押しではなく連打しているような動画を表示するようにしてもよいし、長押ししているかのような動画を表示してもよい。このような操作に応じた動画表示は、演出ボタン136に限らず、例えば、図46に示される左ボタン137c及び右ボタン137dのアイコンに適用してもよく、また、上ボタン137a及び下ボタン137bのアイコンに適用してもよい。
図47は、演出可動物の初期設定が行われている様子を示す図である。
図47に示すパチンコ機100は、図47(a)に示すように、遊技盤200に演出可動物GM1が設けられており、同図中、鎖線で示された位置(装飾図柄表示装置208の上方であって、装飾図柄表示装置208に重ならない位置)から、実線で示された位置(装飾図柄表示装置208に重なる位置)に移動することが可能に構成されている。また、図47(c)に示すように、前面枠扉106の左下には、演出可動部材GM2が設けられ、前面枠扉106の右上には、演出可動部材GM3が設けられている。演出可動部材GM2は、前面枠扉106の回動支軸側を支軸として前面側に回動可能に取り付けられており、演出可動部材GM3は、前面枠扉106の上端辺に沿うように支持軸が設けられ、この支持軸を支軸として上方に回動可能に取り付けられている。これらの演出可動部材GM1,GM2,GM3は、例えば、ステッピングモータにより駆動される。
これらの演出可動部材GM1,GM2,GM3は、正常に動作させるために、初期動作を行って、初期位置を認識させておく必要がある。しかしながら、前面枠扉106に設けられた演出可動部材GM2,GM3は、例えば、開店作業を行っている遊技店員の意図しないタイミングで動作されることにより、遊技店員にぶつかってしまう可能性があるため、これらの演出可動部材GM2,GM3は、遊技店員の意図したタイミングで初期動作が行われる必要がある。
そのため、本実施形態では、電源が投入されると、まず、図47(a)に示すように、遊技店員にぶつかってしまう可能性のない遊技盤200に設けられた演出可動部材GM1の初期動作が行われる。その後、例えば、図47(b)に示すように、電源の投入があってから1分以内の間で、演出ボタン136による長押し操作が行われると、図47(c)に示すように、演出可動部材GM2,GM3の初期動作が行われる。これにより、遊技店員の開店作業中に、遊技店員が初期動作を行っている演出可動部材にぶつかってしまうおそれを低減することができる場合がある。
ここで、演出可動部材GM2,GM3の初期動作を行わせるために演出ボタン136の長押し操作が行われ、演出ボタン136が継続して押下され続けている状態で、装飾図柄の変動表示が開始し、上述した演出ボタン136の操作に係る演出が開始された場合には、長押しオート連打機能を有効な状態にして、演出ボタン136の疑似的な連打操作を行うようにしてもよいし、当該演出が開始された後で演出ボタン136を押しなおすことを条件として長押しオート連打機能による疑似的な連打操作を行うようにしてもよいし、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよい。
なお、演出ボタン136による長押し操作により演出可動部材GM2,GM3の初期動作を開始するようにしたが、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)により演出可動部材GM2,GM3の初期動作を開始するようにしてもよいし、演出ボタン136による連打操作により演出可動部材GM2,GM3の初期動作を開始するようにしてもよい。
図48は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図48に示す封入式のパチンコ機1000では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段1001から遊技領域1002に発射された遊技媒体が、遊技領域1002から排出されて再び発射手段1001へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段1003が遊技台前面の遊技領域1002の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段1003がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段1003にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段1003に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図48に示すパチンコ機1000は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
なお、これまでに説明した選択演出のうちの一部のみ長押しオート連打機能を有効にしてもよいし、全部について長押しオート連打機能を有効にしてもよい。また、これまでに説明した選択演出のうちの一部のみ長押しオート連打機能を有効にしないようにしてもよいし、全部について長押しオート連打機能を有効にしないようにしてもよい。
また、前面枠扉106の開放中において、演出ボタン136が所定回数操作された場合に、遊技店員により設定するための特定のメニューを実行可能に構成されていてもよい。この場合において、長押しオート連打機能を無効な状態にしてもよいし、有効な状態にしてもよい。
また、上述した長押しオート連打機能は、複数の図柄変動に跨って有効な状態にするようにしてもよいし、図柄が停止表示されたときに無効な状態にして、複数の図柄変動に跨って機能しないようにしてもよい。
また、演出ボタンを複数備えた場合において、一方の演出ボタンについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、他方の演出ボタンに対する操作については受け付けないようにしてもよいし、一方の演出ボタンについての操作の受け付けをいったん中止し、他方の演出ボタンに対する操作を受け付けた後、当該一方の演出ボタンについての操作の受け付けを再開するようにしてもよい。
また、例えば、演出ボタン136の他に、演出用のレバーや、タッチセンサ等を設け、演出用のレバーやタッチセンサについて、長押しオート連打機能やオートボタン機能を有効にしてもよい。
また、例えば、長押しオート連打機能が無効とされる演出に規則性を持たせるようにしてもよく、例えば、スーパーリーチ演出の開始以降は長押しオート連打機能が有効となる演出を行わないようにしてもよい。また、スーパーリーチ演出の開始以降は、連打演出を行わにようにしてもよい。
また、実行可能な連打演出のうち、長押しオート連打機能が有効とされる演出よりも長押しオート連打機能が無効とされる演出の方が多くなるようにしてもよいし、少なくなるようにしてもよい。
また、長押しオート連打機能が有効とされる演出よりも長押しオート連打機能が無効とされる演出の方が大当りに対する期待度が高いようにしてもよいし、低いようにしてもよい。
また、第二の演出の他にも、第Nの演出が長押しオート連打機能が無効とされる演出とされてもよい。
また、第一の演出の他にも、第Mの演出が長押しオート連打機能が有効とされる演出とされてもよい。
また、長押しオート連打機能が無効とされる演出が第二の演出のみであってもよい。
また、長押しオート連打機能が有効とされる演出が第一の演出のみであってもよい。
また、例えば、操作の結果、何を表示するか決まっているものは長押しオート連打機能が有効とされるようにしてもよい。
また、「連打」の文字表示が行われている演出においては長押しオート連打機能が有効とされるようにしてもよい。
また、大当りの当否に関する連打操作演出(あるいは、複数回操作演出)は、長押しオート連打機能が有効とされるようにしてもよい。
また、これまでに説明した実施形態において、長押しオート連打機能による演出ボタン136の疑似的な連打操作に合わせて、例えば、エフェクト等の演出を行ってもよいが、このような演出は、本発明でいう第一の演出とは異なる演出ということができる。換言すれば、第一の演出とは、長押しオート連打機能による演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果として表示される演出のことということができる。
また、長押しオート連打機能が無効とされる連打操作演出において、遊技者による演出ボタン136の連打操作(複数回操作)に合わせて、例えば、エフェクト演出を行ってもよいが、このような演出は、本発明でいう第二の演出とは異なる演出ということができる。換言すれば、第二の演出とは、演出ボタン136の連打操作(複数回操作)が行われた結果として表示される演出のことということができる。
また、当否判定を行う制御手段(例えば、主制御部300)が主体となって実行が決定される連打操作(複数回操作)演出に対して、長押しオート連打機能が有効となるようにされてもよいし、長押しオート連打機能が無効となるようにされてもよい。
また、当否判定を行う制御手段(例えば、主制御部300)ではなく、これとは異なる制御手段(例えば、第1副制御部400、第2副制御部500)が主体となって実行が決定される連打操作(複数回操作)演出に対して、長押しオート連打機能が有効となるようにされてもよいし、長押しオート連打機能が無効となるようにされてもよい。
また、これまでに説明した実施例も含めて、演出ボタン136と演出ボタン136に係る演出(ボタン演出)との関係について例示すると、以下のようになる。
(1)演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)を実行させるボタン演出(単発操作演出)が開始された後で、単発操作が行われた場合は、操作の結果に関する演出が実行される。
(2)単発操作演出が連続で複数回実行される場合において、演出ボタン136による長押し操作が行われた場合は、最初のボタン演出に係る操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、全てのボタン演出に係る操作の結果に関する演出が実行される。
(3)演出ボタン136による複数回の押下操作(連打操作)を実行させるボタン演出(連打操作演出)が開始された後で、連打操作が行われた場合は、操作の結果に関する演出が実行される。また、連打操作演出が開始された後で、演出ボタン136による長押し操作が行われた場合は、長押しオート連打機能が有効である場合には、操作の結果に関する演出が実行される。
(4)長押し操作演出が開始された後で、連打操作が行われた場合は、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合がある。また、長押し操作演出が開始された後で、長押し操作が行われた場合は、操作の結果に関する演出が実行される。この場合、例えば、長押しオート連打機能が有効である場合には、疑似的な連打操作が行われることにより、それなりに演出が進むようにしてもよいし、演出ボタン136が長押し操作されたとして操作を受け付けるようにしてもよい。
(5)演出ボタン136が継続的に押下されている状態(継続押下状態)において、単発操作演出が開始された場合は、継続押下状態が維持されている限りでは、演出ボタン136による操作を受け付けない。
(6)継続押下状態において、連打操作演出が開始された場合は、長押しオート連打機能が有効である場合には、疑似的な連打操作が行われることにより、操作の結果に関する演出が実行される。この場合において、連打操作演出が開始された時から疑似的な連打操作が行われる。また、継続押下状態において、連打操作演出が開始された場合は、疑似的な単発操作が行われてから所定時間後(例えば、0.5秒後)に疑似的な連打操作が行われるようにしてもよい。また、継続押下状態において、連打操作演出が開始された場合は、継続押下状態が維持されている限りでは、演出ボタン136による操作を受け付けない。
(7)継続押下状態において、長押し操作演出が開始された場合は、継続押下状態が維持されている限りでは、演出ボタン136による操作を受け付けない。
(8)継続押下状態において、単発操作演出が開始され、その後に単発操作演出が開始された場合は、これらの単発操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、先に開始された単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、後に開始された単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、予め定められた優先順位の高い単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(9)継続押下状態において、単発操作演出が開始され、その後に連打操作演出が開始された場合は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出及び連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(10)継続押下状態において、単発操作演出が開始され、その後に長押し操作演出が開始された場合は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出及び長押し操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(11)継続押下状態において、連打操作演出が開始され、その後に単発操作演出が開始された場合は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出及び連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(12)継続押下状態において、連打操作演出が開始され、その後に連打操作演出が開始された場合は、これらの連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、先に開始された連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、後に開始された連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、予め定められた優先順位の高い連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(13)継続押下状態において、連打操作演出が開始され、その後に長押し操作演出が開始された場合は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出及び長押し操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(14)継続押下状態において、長押し操作演出が開始され、その後に単発操作演出が開始された場合は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出及び単発操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、単発操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(15)継続押下状態において、長押し操作演出が開始され、その後に連打操作演出が開始された場合は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出及び連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(16)継続押下状態において、長押し操作演出が開始され、その後に長押し操作演出が開始された場合は、これらの長押し操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。又は、先に開始された長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、後に開始された長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、予め定められた優先順位の高い長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行される。又は、継続押下状態が維持されている限りでは、いずれの演出についても実行されない。
(17)長押し操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で単発操作演出が開始された場合は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、単発操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出及び単発操作演出についての操作の結果に関する演出の両方が実行される。また、長押し操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で単発操作演出が開始された場合は、長押し操作演出については、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合があり、単発操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。
(18)長押し操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で連打操作演出が開始された場合は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、連打操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出及び連打操作演出についての操作の結果に関する演出の両方が実行される。また、長押し操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で連打操作演出が開始された場合は、長押し操作演出については、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合があり、連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行される。
(19)長押し操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で長押し操作演出が開始された場合は、先に開始された長押し操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、後に開始された長押し操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、いずれの長押し操作演出についての操作の結果に関する演出についても実行される。また、長押し操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で長押し操作演出が開始された場合は、先に開始された長押し操作演出については、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合があり、後に開始された長押し操作演出についても、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合がある。
(20)連打操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で単発操作演出が開始された場合は、長押しオート連打機能が有効となって、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、単発操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出及び単発操作演出についての操作の結果に関する演出の両方が実行される。また、連打操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で単発操作演出が開始された場合は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出及び単発操作演出についての操作の結果に関する演出の両方が実行される。
(21)連打操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で連打操作演出が開始された場合は、長押しオート連打機能が有効となって、先に開始された連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、後に開始された操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、いずれの連打操作演出についての操作の結果に関する演出についても実行される。また、連打操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で連打操作演出が開始された場合は、いずれの連打操作演出についての操作の結果に関する演出についても実行される。
(22)連打操作演出が開始された後で、長押し操作が行われ、その状態で長押し操作演出が開始された場合は、長押しオート連打機能が有効となって、連打操作演出についての操作の結果に関する演出のみが実行され、長押し操作が一旦解除されない限りでは、長押し操作演出についての操作の結果に関する演出については実行されない。又は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出及び長押し操作演出についての操作の結果に関する演出の両方が実行される。また、連打操作演出が開始された後で、連打操作が行われ、その状態で長押し操作演出が開始された場合は、連打操作演出についての操作の結果に関する演出が実行され、長押し操作演出については、例えば、演出ボタン136の押下累積時間に応じた演出が実行される等、それなりに演出が進む場合がある。
以上の記載では、
『遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、操作部136]と、
複数種類の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]であり、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第二の演出[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図13に示される、2回目以降に発生する演出ボタン136の操作の結果実行される疑似連による演出表示]であり、
前記第二の演出は、前記第一の演出とは異なる演出であり、
前記第一の演出は、第一の操作態様[例えば、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)]で前記操作手段により第一の回数[例えば、20回]の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、第二の操作態様[例えば、演出ボタン136による長押し操作]で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記第二の演出は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい演出であり[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図13に示される、2回目以降に発生する演出ボタン136の操作の結果実行される疑似連による演出表示は、演出ボタン136による長押し操作では開始されない]、
前記第二の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、演出手段は、複数種類の演出のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の演出以外を実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の演出を実行しない場合があってもよい。
また、演出手段は、第一の演出及び第二の演出のみ実行可能なものであってもよいし、第一の演出及び第二の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出及び第二の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出及び第二の演出を実行しない場合があってもよい。
ここで、第一の演出は、例えば、「ドレミ」のうちの「レ」に対応する演出ということができる場合があり、第二の演出は、例えば、「あいう」のうちの「い」に対応する演出ということができる場合がある。
また、第一の演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に必ず開始するものであってもよいし、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に開始しない場合があってもよい。
また、『図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214]を備え、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第三の演出[例えば、図23(d)〜同図(g)に示される、連打操作演出]であり、
前記第三の演出は、前記図柄変動表示の実行中において開始可能な演出であり、
前記第三の演出は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す演出[例えば、図23(d)〜同図(g)に示されるように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が表示される演出]であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により前記第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみ実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、第三の演出は、図柄変動表示の実行中においてのみ開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行中以外にも開始可能なものであってもよい。また、第三の演出は、図柄変動表示の実行中において必ず開始するものであってもよいし、図柄変動表示の実行中において開始しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に必ず開始するものであってもよいし、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に開始しない場合があってもよい。
また、『前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間維持されている操作態様のことである[例えば、演出ボタン136が押下操作されている状態が0.5秒以上維持されている操作態様]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記操作手段が操作されている状態が第二の時間[例えば、4秒]維持された場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数操作されたものとして前記第一の演出が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合にのみ、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして開始可能なものであってもよいし、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合以外でも、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして必ず開始するものであってもよいし、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合でも開始しない場合があってもよい。
また、『前記第二の演出は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の演出は、第二の操作態様で操作手段により2回以上の操作が行われた場合に開始可能なものであってもよい。
また、『発光手段[例えば、演出ボタンランプ138]を備え、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第一の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第一の状態[例えば、赤色に発光した状態]となる手段であり、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第二の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第二の状態[例えば、消灯した状態、あるいは、青色に発光した状態]となる手段であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、発光している状態であり、
前記第二の状態は、発光していない状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、第一の態様で発光している状態であり、
前記第二の状態は、第二の態様で発光している状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様と、第二の態様とは、発光する色、点灯・消灯及び点滅パターン、発光する素子の箇所、輝度のうちの、少なくとも一つが異なる態様である。
また、『前記第一の態様は、第一の色[例えば、赤色]であり、
前記第二の態様は、第二の色[例えば、青色]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、発光手段は、操作手段の内側からのみ光を照射可能なものであってもよいし、操作手段の内側以外からも光を照射可能なものであってもよい。また、発光手段は、操作手段の内側から必ず光を照射するものであってもよいし、操作手段の内側から光を照射しない場合があってもよい。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の説明では、
『遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、操作部136]と、
複数種類の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]であり、
前記第一の演出は、第一の操作態様[例えば、演出ボタン136による1回の押下操作(単発操作)]で前記操作手段により第一の回数[例えば、20回]の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、第二の操作態様[例えば、演出ボタン136による長押し操作]で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の選択表示[例えば、図36に示されるキャラクタ選択演出]であり、
前記第一の選択表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第一の画像[例えば、図36に示される姫のキャラクタ画像H]であり、
前記第一の画像は、前記第一の選択表示の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい画像であり[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図36に示される姫のキャラクタ画像Hは、演出ボタン136による長押し操作では選択されない]、
前記第二の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、演出手段は、複数種類の演出のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の演出以外を実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の演出を実行しない場合があってもよい。
また、演出手段は、第一の演出のみ実行可能なものであってもよいし、第一の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外を実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の表示を実行しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に必ず開始するものであってもよいし、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合及び第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に開始しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の選択表示のみ実行可能なものであってもよいし、第一の選択表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の選択表示を必ず実行するのであってもよいし、第一の選択表示を実行しない場合があってもよい。
また、第一の選択表示は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像のみを選択可能なものであってもよいし、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像以外も選択可能なものであってもよい。また、第一の選択表示は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を必ず選択するものであってもよいし、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択しない場合があってもよい。
また、『前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第四の演出[例えば、大当り遊技の終了後に登場する姫のキャラクタによる演出]であり、
前記第四の演出は、前記第一の演出[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]とは異なる演出であり、
前記第四の演出は、前記第一の選択表示において、前記第一の画像が選択された場合[例えば、図36に示されるキャラクタ選択演出において、姫のキャラクタ画像Hが選択された場合]に開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第四の演出は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第四の演出は、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に必ず開始するものであってもよいし、第一の選択表示において、第一の画像が選択された場合に開始しない場合があってもよい。
また、『図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214]を備え、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第三の演出[例えば、図23(d)〜同図(g)に示される、連打操作演出]であり、
前記第三の演出は、前記図柄変動表示の実行中において開始可能な演出であり、
前記第三の演出は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す演出[例えば、図23(d)〜同図(g)に示されるように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が表示される演出]であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により前記第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみ実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、第三の演出は、図柄変動表示の実行中においてのみ開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行中以外にも開始可能なものであってもよい。また、第三の演出は、図柄変動表示の実行中において必ず開始するものであってもよいし、図柄変動表示の実行中において開始しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に必ず開始するものであってもよいし、第三の演出の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第一の回数の操作が行われた場合、及び、第三の演出の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に開始しない場合があってもよい。
また、『前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間維持されている操作態様[例えば、演出ボタン136が押下操作されている状態が0.5秒以上維持されている操作態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記操作手段が操作されている状態が第二の時間[例えば、4秒]維持された場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数操作されたものとして前記第一の演出が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合にのみ、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして開始可能なものであってもよいし、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合以外でも、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして開始可能なものであってもよい。また、第一の演出は、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、操作手段が疑似的に第一の操作態様で第一の回数操作されたものとして必ず開始するものであってもよいし、操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合でも開始しない場合があってもよい。
また、『前記第一の選択表示の実行中では、前記操作手段が操作されている状態が前記第一の時間以上維持された場合であっても、該操作手段により1回の操作が行われたものとされるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の画像は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは選択されない画像である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の画像は、第二の操作態様で操作手段により2回以上の操作が行われた場合に選択可能なものであってもよい。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の選択表示[例えば、図46(f)に示されるお気に入り選択画面]であり、
前記第二の選択表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な選択表示であり、
前記第二の選択表示は、前記第一の選択表示とは異なる選択表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第二の画像[例えば、「キャラC」の選択項目]であり、
前記第二の画像は、前記第二の選択表示の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により第三の回数[例えば、2回]の操作が行われた場合に選択可能な画像であり、
前記第二の画像は、前記第二の選択表示の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な画像であり、
前記第三の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の選択表示は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像のみを選択可能なものであってもよいし、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像以外のものも選択可能なものであってもよい。また、第二の選択表示は、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を必ず選択するものであってもよいし、操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択しない場合があってもよい。
また、第二の画像は、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合、及び、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合にのみ選択可能なものであってもよいし、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合、及び、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合以外にも選択可能なものであってもよい。また、第一の演出は、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合、及び、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に必ず選択するものであってもよいし、第二の選択表示の実行中において、第一の操作態様で操作手段により第三の回数の操作が行われた場合、及び、第二の選択表示の実行中において、第二の操作態様で操作手段により1回の操作が行われた場合に選択しない場合があってもよい。
また、『前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第五の演出であり、
前記第五の演出は、前記第二の選択表示において、前記第二の画像が選択された場合に開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第五の演出は、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合以外の場合にも開始可能なものであってもよい。また、第五の演出は、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合に必ず開始するものであってもよいし、第二の選択表示において、第二の画像が選択された場合に開始しない場合があってもよい。
また、『発光手段[例えば、演出ボタンランプ138]を備え、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第一の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第一の状態[例えば、赤色に発光した状態]となる手段であり、
前記発光手段は、前記第一の選択表示の実行中では、第二の状態[例えば、消灯した状態、あるいは、青色に発光した状態]となる手段であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、発光している状態であり、
前記第二の状態は、発光していない状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、第一の態様で発光している状態であり、
前記第二の状態は、第二の態様で発光している状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様と、第二の態様とは、発光する色、点灯・消灯及び点滅パターン、発光する素子の箇所、輝度のうちの、少なくとも一つが異なる態様である。
また、『前記第一の態様は、第一の色[例えば、赤色]であり、
前記第二の態様は、第二の色[例えば、青色]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、発光手段は、操作手段の内側からのみ光を照射可能なものであってもよいし、操作手段の内側以外からも光を照射可能なものであってもよい。また、発光手段は、操作手段の内側から必ず光を照射するものであってもよいし、操作手段の内側から光を照射しない場合があってもよい。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、操作部136]と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様での表示(以下、「第一の表示[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示態様での表示(以下、「第二の表示[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図13に示される、2回目以降に発生する演出ボタン136の操作の結果実行される疑似連による演出表示]」という。)であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を連打させることを促す表示(以下、「第三の表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示される、連打操作演出]」という。)であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第一の状態」という。)で表示される表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示されるように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が表示される演出]であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が開始された後で、前記操作手段が連打された場合に開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、前記操作手段が長押しされた場合にも開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記操作手段が長押しされた場合よりも、前記操作手段が連打された場合の方が開始されやすい表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第二の状態」という。)で表示されない表示である[例えば、図13に示す例では、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字は表示されない]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外を実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の表示を実行しない場合があってもよい
また、表示手段は、第一の表示、第二の表示及び第三の表示のみ実行可能なものであってもよいし、第一の表示、第二の表示及び第三の表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示、第二の表示及び第三の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示、第二の表示及び第三の表示のうちの一部又は全部を実行しない場合があってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態でのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態以外の状態でも実行可能なものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第三の表示が開始された後で、操作手段が連打された場合及び操作手段が長押しされた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、操作手段が連打された場合及び操作手段が長押しされた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、操作手段が連打された場合及び操作手段が長押しされた場合に必ず開始するものであってもよいし、操作手段が連打された場合及び操作手段が長押しされた場合に開始しない場合があってもよい。
また、『発光手段[例えば、演出ボタンランプ138]を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記発光手段は、前記第一の状態では、第一の発光状態[例えば、赤色に発光した状態]となる手段であり、
前記発光手段は、前記第二の状態では、第二の発光状態[例えば、消灯した状態、あるいは、青色に発光した状態]となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、発光手段は、操作手段の内側からのみ光を照射可能なものであってもよいし、操作手段の内側以外からも光を照射可能なものであってもよい。また、発光手段は、操作手段の内側から必ず光を照射するものであってもよいし、操作手段の内側から光を照射しない場合があってもよい。
また、発光手段は、第一の状態でのみ第一の発光状態となってもよいし、第一の状態以外の状態でも第一の発光状態となってもよい。
また、発光手段は、第二の状態でのみ第二の発光状態となってもよいし、第二の状態以外の状態でも第二の発光状態となってもよい。
また、『前記第一の発光状態は、点灯状態であり、
前記第二の発光状態は、消灯状態であり、
前記発光手段が前記点灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付ける状態であることを表しており[例えば、図16(a−3)及び同図(a−4)に示すように、操作手段の操作を受け付ける状態では、演出ボタンランプ138が点灯状態とされている]、
前記発光手段が前記消灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付けない状態であることを表している[例えば、図16(a−1)及び同図(a−2)に示すように、操作手段の操作を受け付けない状態では、演出ボタンランプ138が消灯状態とされている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の発光状態は、第一の発光態様で発光[例えば、赤色で発光]している状態であり、
前記第二の発光状態は、第二の発光態様で発光[例えば、青色で発光]している状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、図柄変動表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示であり[例えば、特図1及び装飾図柄の変動表示中に操作の結果に関する表示が行われる]、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示であり[例えば、特図1及び装飾図柄の変動表示中に操作の結果に関する表示が行われる]、
前記第三の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示である[例えば、図22(d)〜同図(g)に示すように、特図1及び装飾図柄の変動表示中に連打操作演出が行われる]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、図柄変動表示の表示中でのみ表示を開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外でも表示を開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、図柄変動表示の表示中で必ず表示を開始するものであってもよいし、図柄変動表示の表示中で表示を開始しない場合があってもよい。
また、第二の表示は、図柄変動表示の表示中でのみ表示を開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外でも表示を開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、図柄変動表示の表示中で必ず表示を開始するものであってもよいし、図柄変動表示の表示中で表示を開始しない場合があってもよい。
また、第三の表示は、図柄変動表示の表示中でのみ表示を開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外でも表示を開始可能なものであってもよい。また、第三の表示は、図柄変動表示の表示中で必ず表示を開始するものであってもよいし、図柄変動表示の表示中で表示を開始しない場合があってもよい。
また、『前記第二の表示は、前記操作手段が長押しされたことのみでは開始されない表示である[例えば、図13(l)に示される表示は、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、演出ボタン136が2回操作されないと表示されない]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、操作手段が長押しされたこと以外でも開始されない表示であってもよい。
また、『前記操作手段が長押しされた場合に[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合]、前記操作手段が連打されたものとして前記第一の表示が開始可能に構成されている[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段が長押しされた場合にのみ、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始可能であってもよいし、操作手段が長押しされた場合以外でも、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始可能であってもよい。また、操作手段が長押しされた場合に、操作手段が連打されたものとして第一の表示が必ず開始されてもよいし、操作手段が長押しされた場合に、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始されない場合があってもよい。
また、『前記長押しとは、前記操作手段が操作されている状態が予め定められた時間[例えば、4秒]にわたって維持されていることである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、操作部136]と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様での表示(以下、「第一の表示[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示態様での表示(以下、「第四の表示[例えば、図36に示されるキャラクタ選択演出]」という。)であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、演出表示であり、
前記第四の表示は、選択表示であり、
前記第四の表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択させる際に表示される表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第一の画像[例えば、図36に示される姫のキャラクタ画像H]であり、
前記第一の表示は、前記操作手段が連打された場合に開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、前記操作手段が長押しされた場合にも開始可能な表示であり、
前記第一の画像は、前記操作手段が長押しされた場合よりも、前記操作手段が複数回操作された場合の方が選択されやすい画像である[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図36に示される姫のキャラクタ画像Hは、演出ボタン136による長押し操作では選択されない]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外を実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の表示を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示及び第四の表示のみ実行可能なものであってもよいし、第一の表示及び第四の表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示及び第四の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示及び第四の表示を実行しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、操作手段により連打された場合及び操作手段が長押しされた場合にのみ開始可能なものであってもよいし、操作手段により連打された場合及び操作手段が長押しされた場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、操作手段により連打された場合及び操作手段が長押しされた場合に必ず開始するものであってもよいし、操作手段により連打された場合及び操作手段が長押しされた場合に開始しない場合があってもよい。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[例えば、大当り遊技の終了後に登場する姫のキャラクタによる演出]であり、
前記第五の表示は、前記第一の表示[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出]とは異なる表示であり、
前記第五の表示は、前記第四の表示の実行中において、前記第一の画像[例えば、図36に示される姫のキャラクタ画像H]が選択された場合に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第五の表示は、第四の表示の実行中において、第一の画像が選択された場合にのみ開始可能なものであってもよいし、第四の表示の実行中において、第一の画像が選択された場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第五の表示は、第四の表示の実行中において、第一の画像が選択された場合に必ず開始するものであってもよいし、第四の表示の実行中において、第一の画像が選択された場合に開始しない場合があってもよい。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を連打させることを促す表示(以下、「第三の表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示される、連打操作演出]」という。)であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第一の状態」という。)で表示される表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示されるように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が表示される演出]であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が開始された後で、前記操作手段が連打された場合に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、第三の表示は、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態でのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態以外の状態でも実行可能なものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示を開始させるための操作手段の操作を受付可能な状態で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第三の表示が開始された後で、操作手段が連打された場合にのみ開始可能なものであってもよいし、操作手段が連打された場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、操作手段が連打された場合に必ず開始するものであってもよいし、操作手段が連打された場合に開始しない場合があってもよい。
また、『発光手段[例えば、演出ボタンランプ138]を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記発光手段は、前記第一の状態では、点灯状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、発光手段は、操作手段の内側からのみ光を照射可能なものであってもよいし、操作手段の内側以外からも光を照射可能なものであってもよい。また、発光手段は、操作手段の内側から必ず光を照射するものであってもよいし、操作手段の内側から光を照射しない場合があってもよい。
また、発光手段は、第一の状態でのみ第一の発光状態となってもよいし、第一の状態以外の状態でも第一の発光状態となってもよい。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、図柄変動表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示である[例えば、特図1及び装飾図柄の変動表示中に操作の結果に関する表示が行われる]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、図柄変動表示の表示中でのみ表示を開始可能なものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外でも表示を開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、図柄変動表示の表示中で必ず表示を開始するものであってもよいし、図柄変動表示の表示中で表示を開始しない場合があってもよい。
また、『前記第一の画像は、前記操作手段が長押しされたことのみでは選択されない画像である[例えば、図36に示される表示において、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合では、演出ボタン136が2回操作されないと姫のキャラクタ画像Hは表示されない]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の画像は、操作手段が長押しされたこと以外でも選択されない画像であってもよい。
また、『前記操作手段が長押しされた場合に[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合]、前記操作手段が連打されたものとして前記第一の表示が開始可能に構成されている[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段が長押しされた場合にのみ、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始可能であってもよいし、操作手段が長押しされた場合以外でも、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始可能であってもよい。また、操作手段が長押しされた場合に、操作手段が連打されたものとして第一の表示が必ず開始されてもよいし、操作手段が長押しされた場合に、操作手段が連打されたものとして第一の表示が開始されない場合があってもよい。
また、『前記長押しとは、前記操作手段が操作されている状態が予め定められた時間[例えば、4秒]にわたって維持されていることである、
ことを特徴とする遊技台。』

また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208等]と、
遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、操作部136等]と、
複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様での表示(以下、「第一の表示[例えば、図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出等]」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示態様での表示(以下、「第二の表示[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図14に示されるチャンス目演出において殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃う表示]」という。)であり、
前記第二の表示は、第一の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に表示が開始される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を連打することを促す表示(以下、「第三の表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示される、連打操作演出等]」という。)であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が連打された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が長押しされた場合にも表示が開始される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を操作することを促す表示(以下、「第四の表示[例えば、図14(b)〜同図(h)に示される、チャンス目演出等]」という。)であり、
前記第四の表示は、前記第三の表示とは異なる表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が2以上の回数[例えば、3回等]操作された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が一回長押しされたことのみでは表示が開始されない表示である[例えば、図14(i)に示される殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃った態様での表示は、演出ボタン136が3回操作されないと表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『複数種類の発光状態で発光可能な発光手段[例えば、演出ボタンランプ138等]を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第一の発光状態[例えば、赤色に発光した状態等]であり、
前記発光手段は、前記操作手段の操作を受け付ける状態では、前記第一の発光状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第二の発光状態[例えば、消灯した状態、あるいは、青色に発光した状態等]であり、
前記第一の発光状態は、点灯状態であり、
前記第二の発光状態は、消灯状態であり、
前記発光手段が前記点灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付ける状態であることを表しており[例えば、図16(a−3)及び同図(a−4)に示すように、操作手段の操作を受け付ける状態では、演出ボタンランプ138が点灯状態とされている等]、
前記発光手段が前記消灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付けない状態であることを表している[例えば、図16(a−1)及び同図(a−2)に示すように、操作手段の操作を受け付けない状態では、演出ボタンランプ138が消灯状態とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第二の発光状態[例えば、消灯した状態、あるいは、青色に発光した状態等]であり、
前記第一の発光状態は、第一の発光態様で発光[例えば、赤色で発光等]している状態であり、
前記第二の発光状態は、第二の発光態様で発光[例えば、青色で発光等]している状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の表示は、予告表示[例えば、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等]であり、
前記第二の表示は、予告表示[例えば、図14(i)に示すように、殿様図柄YM1〜YM3が3つ揃うことでスーパーリーチに移行することを予告している等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記複数種類の表示のうちの一の表示は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示(以下、「選択表示[例えば、図36に示されるキャラクタ選択演出や、図46(c)に示される調整画面においてカーソルCLで音量が示されたときの表示、あるいは、カーソルCLで光量が示されたときの表示等]」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記複数の選択肢のうちの第一の選択肢[例えば、図36に示される姫のキャラクタ画像Hや、音量「10」の設定あるいは光量「10」の設定等]が選択された際に表示される表示(以下、「第五の表示[例えば、図36に示される姫のキャラクタ画像Hが表示画面の中央に明るく表示される表示や、音量の設定が「10」の表示態様での表示、あるいは、光量の設定が「10」の表示態様での表示等]」という。)であり、
前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段が2以上の回数[例えば、2回や5回等]操作された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段が一回長押しされたことのみでは表示が開始されない表示である[例えば、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図36に示される姫のキャラクタ画像Hは、演出ボタン136による長押し操作だけでは選択されない、また、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図46(c)に示される音量の設定が「10」の表示態様での表示は、右ボタン137dによる長押し操作だけでは選択されない、あるいは、長押しオート連打機能が無効な状態とされている場合において、図46(c)に示される光量の設定が「10」の表示態様での表示は、右ボタン137dによる長押し操作だけでは選択されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段の操作回数が第一の回数[例えば、2回や5回等]の場合に表示が開始される表示であり、
前記第一の回数は、2以上の回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が長押しされた場合に[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合等]、前記操作手段が連打されたものとして前記第一の表示の表示が開始される場合があるように構成されている[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『長押しとは、前記操作手段が操作されている状態が予め定められた時間[例えば、4秒等]にわたって維持されていることである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記操作手段の操作を受け付ける複数の状態のうちの一の状態は、第一の状態であり、
前記操作手段の操作を受け付ける複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは別の状態であり、
前記第三の表示は、前記第一の状態で表示される表示[例えば、図23(d)〜同図(g)に示されるように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字が表示される演出等]であり、
前記第四の表示は、前記第二の状態で表示される表示[例えば、図14(b)〜同図(h)に示される、演出ボタン画像BT1〜BT3のそれぞれに「PUSH」という文字が表示された表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、前記第一の表示の表示を開始させるための操作を受け付ける状態である[換言すれば、前記第一の状態は、前記操作手段の操作を受け付ける状態であり、前記第一の状態において、前記操作手段が連打された場合に前記第一の表示の表示が開始される場合がある。]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第二の状態は、前記第二の表示の表示を開始させるための操作を受け付ける状態である[換言すれば、前記第二の状態は、前記操作手段の操作を受け付ける状態であり、前記第二の状態において、前記操作手段が2以上の回数操作された場合に前記第二の表示の表示が開始される場合がある。]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第一の状態は、該第一の状態となってから予め定められた時間[例えば、5秒等]が経過すると終了する状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第二の状態は、該第二の状態となってから予め定められた時間[例えば、図14に示される残時間メーターMT1〜MT3に示される残り時間]が経過すると終了する状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段の操作回数が第二の回数[例えば、3回等であって、第一の回数(2回や5回)とは異なる回数]の場合に表示が開始される表示であり、
前記第二の回数は、2以上の回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第三の表示は、第一の画像を含む表示であり、
前記第一の画像は、前記操作手段の外観を示す画像[例えば、図23(d)に示される、演出ボタン画像BT等]を含む画像[例えば、図23(d)に示すように、演出ボタン画像BTとともに「連打しろ」という文字を含む画像等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第四の表示は、複数の第二の画像を含む表示であり、
前記第二の画像は、前記操作手段の外観を示す画像[例えば、図14(b)に示される、演出ボタン画像BT1,BT2,BT3等]を含む画像[例えば、図14(b)に示すように、演出ボタン画像BT1とともに「PUSH」という文字を含む画像、演出ボタン画像BT2とともに「PUSH」という文字を含む画像及び演出ボタン画像BT3とともに「PUSH」という文字を含む画像を含む画像等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記第二の画像は、前記第一の画像と表示態様が異なる画像である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備えた遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出等]であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出[例えば、図41(c)〜同図(e)に示される連打操作演出において、発光部LL,LRが点灯する演出等]であり、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、連打操作あるいは複数回操作(連打操作による操作態様と複数回操作による操作態様とは同じ操作態様を含んでいる。以下同じ。)等]されると、前記第一の演出が開始される場合があり[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる場合がある等]、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、複数回操作等]されると、前記第二の演出が開始される場合があり[例えば、図41(e)に示すように、遊技者による演出ボタン136の連打操作がなされると、発光部LL,LRのすべてのLEDが赤色に発光する場合がある等]、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作[例えば、長押し操作等]されると、前記第一の演出が開始される場合があり[例えば、図23に示すように、演出ボタン136による長押し操作がなされると、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、その結果、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる場合がある等]、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の演出が開始されず[例えば、図41に示される連打操作演出では、長押しオート連打機能が無効とされているので、演出ボタン136が長押し操作されたことでは、発光部LL,LRのすべてのLEDは赤色に発光しない等]、
前記第二の演出は、第二の演出手段[例えば、発光部LL,LR等]によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、演出に改良の余地があったが、本発明によれば、演出に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても実行される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合にのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合以外の場合にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたこと以外でも開始されない場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは必ず開始されないものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に開始する場合があってもよい。
また、第二の演出は、第二の演出手段によってのみ実行されるものであってもよいし、第二の演出手段以外にも実行されるものがあってもよい。また、第二の演出は、第二の演出手段によって必ず実行されるものであってもよいし、第二の演出手段によって実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第二の演出手段を少なくとも含んで実行される演出であって、第二の演出手段のみにより実行される演出であってもよいし、第二の演出手段の他、第二の演出手段以外の演出手段も含んで実行される演出であってもよい。また、第二の演出が複数の演出手段で実行される場合において、第二の演出は、第二の演出手段と第二の演出手段以外の演出手段とが同時に実行される演出であってもよい。なお、エフェクトは演出に含まれる概念であるものとする(以下、同じ)。
また、『 前記第二の演出手段は、発光手段であり、
「第二の演出手段によって実行される演出」とは、「第二の演出手段が第二の発光態様[例えば、図41(c)に示される、発光部LL,LRの下端からおよそ1/4の高さまでLEDが黄色で発光する態様や、同図(d)に示される、発光部LL,LRの下端からおよそ2/3の高さまでLEDが緑色で発光する態様や、同図(e)に示される、発光部LL,LRのすべてのLEDが赤色で発光する態様等]で発光することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の演出手段は、第一の発光態様[例えば、図柄変動表示中や大当り遊技中における所定の発光態様等]で発光可能な手段であり、
前記第一の発光態様は、前記第二の発光態様とは異なる発光態様である[例えば、図41(c)〜同図(e)に示される発光部LL,LRの発光態様は、図柄変動表示中や大当り遊技中の演出における発光態様とは異なる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の演出手段は、第一の発光態様でのみ発光可能なものであってもよいし、第一の発光態様以外の態様も発光可能なものであってもよい。また、第二の演出手段は、第一の発光態様で必ず発光するものであってもよいし、第一の発光態様で発光しない場合があってもよい。
また、第一の発光態様は、第二の発光態様と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、『 第一の演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の演出手段は、第一の画像表示手段であり、
前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして実行される、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知は装飾図柄表示装置208で行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、第一の演出手段のみによって実行されるものであってもよいし、第一の演出手段以外の演出手段によっても実行されるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の演出手段によって必ず実行されるものであってもよいし、第一の演出手段によって実行されない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第一の演出手段を少なくとも含んで実行される演出であって、第一の演出手段のみにより実行される演出であってもよいし、第一の演出手段の他、第一の演出手段以外の演出手段も含んで実行される演出であってもよい。また、第一の演出が複数の演出手段で実行される場合において、第一の演出は、第一の演出手段と第一の演出手段以外の演出手段とが同時に実行される演出であってもよい。
また、『 第三の演出手段を備え、
前記第三の演出手段は、可動手段であり、
前記第二の演出手段は、前記第三の演出手段に設けられた手段である[例えば、図41に示されるように、発光部LL,LRが設けられた左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、スライド用駆動モータによって可動する手段である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の演出手段は、可動手段のみからなるものであってもよいし、可動手段以外の手段を含んだものであってもよい。また、第三の演出手段は、可動手段を必ず含んだものであってもよいし、可動手段を含まない場合があってもよい。
また、第二の演出手段は、第三の演出手段にのみ設けられたものであってもよいし、第三の演出手段以外にも設けられたものであってもよい。また、第二の演出手段は、第三の演出手段に必ず設けられたものであってもよいし、第三の演出手段に設けられない場合があってもよい。
また、『 第四の演出手段[例えば、図41に示される左画像表示装置209L及び右画像表示装置209R等]を備え、
前記第四の演出手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第四の演出手段は、前記第三の演出手段に設けられた手段である[例えば、図41に示されるように、左画像表示装置209L及び右画像表示装置209Rは、スライド用駆動モータによって可動する手段である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第四の演出手段は、第二の画像表示手段のみからなるものであってもよいし、第二の画像表示手段以外の手段を含んだものであってもよい。また、第四の演出手段は、第二の画像表示手段を必ず含んだものであってもよいし、第二の画像表示手段を含まない場合があってもよい。
また、第四の演出手段は、第三の演出手段にのみ設けられたものであってもよいし、第三の演出手段以外にも設けられたものであってもよい。また、第四の演出手段は、第三の演出手段に必ず設けられたものであってもよいし、第三の演出手段に設けられない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であり[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、図柄変動表示中に開始される等]、
前記第二の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出である[例えば、図41(c)〜同図(e)に示される連打操作演出において、発光部LL,LRが点灯する演出は、図柄変動表示中に開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、図柄変動表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも開始される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、図柄変動表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に開始されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、図柄変動表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、図柄変動表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合等]、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、『 「第一の操作態様で操作」とは、「複数回操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、連打操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということができる。
また、さらに換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、複数回操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということもできる。
また、『 「第二の操作態様で操作」とは、「長押し操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記長押し操作とは、操作されている状態があらかじめ定められた時間[例えば、4秒等]にわたって維持されている操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の演出の演出態様は、前記第一の演出の演出態様とは異なる演出態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の演出の演出態様は、第一の演出の演出態様と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備えた遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出等]であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において、演出ランプSL1〜SL4が緑色あるいは赤色に発光する演出や、装飾図柄表示装置208にエフェクト画像が表示される演出等]であり、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、連打操作あるいは複数回操作(連打操作による操作態様と複数回操作による操作態様とは同じ操作態様を含んでいる。以下同じ。)等]されると、前記第一の演出が開始される場合があり[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる等]、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、複数回操作等]されると、前記第二の演出が開始される場合があり[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において、遊技者による演出ボタン136の連打操作がなされると、演出ランプSL1〜SL4が緑色あるいは赤色に発光したり、装飾図柄表示装置208にエフェクト画像が表示される等]、
前記第二の演出の演出態様は、前記第一の演出の演出態様とは異なる演出態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作[例えば、長押し操作等]されると、前記第一の演出が開始される場合があり[例えば、図23に示すように、演出ボタン136による長押し操作がなされると、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、その結果、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる等]、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の演出が開始されず[例えば、図42に示される裏ボタン連打演出では、長押しオート連打機能が無効とされているので、演出ボタン136が長押し操作されたことでは、演出ランプSL1〜SL4が緑色あるいは赤色に発光せず、また、装飾図柄表示装置208にエフェクト画像が表示されない等]、
前記第二の演出は、裏ボタン演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、演出に改良の余地があったが、本発明によれば、演出に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても実行される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出の演出態様は、第一の演出の演出態様と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第一の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合にのみ実行される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合以外の場合にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に必ず実行されるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたこと以外でも開始されない場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは必ず開始されないものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に開始する場合があってもよい。
また、『 第一の演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の演出手段は、画像表示手段であり、
前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして実行される、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知は装飾図柄表示装置208で行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、第一の演出手段のみによって実行されるものであってもよいし、第一の演出手段以外の演出手段によっても実行されるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の演出手段によって必ず実行されるものであってもよいし、第一の演出手段によって実行されない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第一の演出手段を少なくとも含んで実行される演出であって、第一の演出手段のみにより実行される演出であってもよいし、第一の演出手段の他、第一の演出手段以外の演出手段も含んで実行される演出であってもよい。また、第一の演出が複数の演出手段で実行される場合において、第一の演出は、第一の演出手段と第一の演出手段以外の演出手段とが同時に実行される演出であってもよい。なお、エフェクトは演出に含まれる概念であるものとする(以下、同じ)。
また、『 「前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である」とは、「前記第一の演出は、前記第一の演出手段が第一の表示[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして実行される、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等]を表示することによって実行される演出である」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において装飾図柄表示装置208に表示されるエフェクト画像等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の演出は、第一の演出手段のみによって実行されるものであってもよいし、第一の演出手段以外の演出手段によっても実行されるものであってもよい。また、第二の演出は、第一の演出手段によって必ず実行されるものであってもよいし、第一の演出手段によって実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第一の演出手段を少なくとも含んで実行される演出であって、第一の演出手段のみにより実行される演出であってもよいし、第一の演出手段の他、第一の演出手段以外の演出手段も含んで実行される演出であってもよい。また、第二の演出が複数の演出手段で実行される場合において、第二の演出は、第一の演出手段と第一の演出手段以外の演出手段とが同時に実行される演出であってもよい。
また、『 「前記第二の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である」とは、「前記第二の演出は、前記第一の演出手段が第二の表示[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において装飾図柄表示装置208に表示されるエフェクト画像等]を表示することによって実行される演出である」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 第二の演出手段[例えば、演出ランプSL1〜SL4等]を備え、
前記第二の演出手段は、発光手段であり、
前記第二の演出は、前記第二の演出手段によって実行される演出である[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において、装飾図柄表示装置208にエフェクト画像が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の演出は、第二の演出手段のみによって実行されるものであってもよいし、第二の演出手段以外の演出手段によっても実行されるものであってもよい。また、第二の演出は、第二の演出手段によって必ず実行されるものであってもよいし、第二の演出手段によって実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、第二の演出手段を少なくとも含んで実行される演出であって、第二の演出手段のみにより実行される演出であってもよいし、第二の演出手段の他、第二の演出手段以外の演出手段も含んで実行される演出であってもよい。また、第二の演出が複数の演出手段で実行される場合において、第二の演出は、第二の演出手段と第二の演出手段以外の演出手段とが同時に実行される演出であってもよい。
また、『 「前記第二の演出は、前記第二の演出手段によって実行される演出である」とは、「前記第二の演出は、前記第二の演出手段が第二の発光態様[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出において、演出ランプSL1〜SL4が緑色や赤色で発光する態様等]で発光することによって実行される演出である」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 報知手段[例えば、装飾図柄表示装置208、演出ボタンランプ138等]を備え、
前記報知手段は、前記第一の操作手段に対する操作を促す報知(以下、「操作報知[例えば、図22(d)に示される、装飾図柄表示装置208による、演出ボタン136の押下を促す演出ボタン画像BTの表示、「連打しろ」という文字表示、残時間メーターMTの表示や、演出ボタンランプ138による、赤色の発光等]」という。)を行う手段であり、
前記裏ボタン演出とは、前記操作報知が行われない第二の期間[例えば、図42(d)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出に係る操作受付期間等]において、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、連打操作等]されたことに応じて開始される場合がある演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、報知手段は、第一の操作手段に対する操作を促す報知のみを行うものであってもよいし、第一の操作手段に対する操作以外のことを促す報知も行うものであってもよい。また、報知手段は、第一の操作手段に対する操作を促す報知を必ず行うものであってもよいし、第一の操作手段に対する操作を促す報知を行わない場合があってもよい。
また、裏ボタン演出は、操作報知が行われない第二の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、操作報知が行われない第二の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じて開始される場合もあるものであってもよい。また、操作報知が行われない第二の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず開始するものであってもよいし、操作報知が行われない第二の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて開始されない場合があってもよい。
また、『 前記操作報知が行われる第一の期間[例えば、図22(d)〜同図(g)に示される連打操作演出に係る操作受付期間等]において、前記第一の操作手段が第一の操作態様[例えば、連打操作等]で操作されたことに応じて前記第一の演出が開始される場合があり、
前記第一の期間において、前記第一の操作手段が第二の操作態様[例えば、長押し操作等]で操作されると、前記第一の演出が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、操作報知が行われる第一の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、操作報知が行われる第一の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても開始される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、操作報知が行われる第一の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず開始されるものであってもよいし、操作報知が行われる第一の期間において、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出は、第一の期間において、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の期間において、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、また、第一の演出は、第一の期間において、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に必ず開始されるものであってもよし、第一の期間において、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことに応じて開始されない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であり[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、図柄変動表示中に開始される等]、
前記第二の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出である[例えば、図42(e)〜同図(h)に示される裏ボタン連打演出における演出ランプSL1〜SL4が緑色あるいは赤色に発光する演出、装飾図柄表示装置208にエフェクト画像が表示される演出は、図柄変動表示中に開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出は、図柄変動表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも開始される場合があるものであってもよい。また、第一の演出は、図柄変動表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に開始されない場合があってもよい。
また、第二の演出は、図柄変動表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、図柄変動表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合等]、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、『 「第一の操作態様で操作」とは、「複数回操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、連打操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということができる。
また、さらに換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、複数回操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということもできる。
また、『 「第二の操作態様で操作」とは、「長押し操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記長押し操作とは、操作されている状態があらかじめ定められた時間[例えば、4秒等にわたって維持されている操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
また、以上の記載では、
『 第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]と、
第二の操作手段[例えば、上ボタン137a、下ボタン137b、左ボタン137c、右ボタン137d、OKボタン137e、クリアボタン137f等]と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の表示を表示可能に構成されており、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に表示される表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図11(e)に示される、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示、同図(g1)に示される、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示等]であり、
前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、連打操作あるいは複数回操作(連打操作による操作態様と複数回操作による操作態様とは同じ操作態様を含んでいる。以下同じ。)等]されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図22に示すように、演出ボタン136による連打操作がなされ、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる等]、
前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作[例えば、連打操作あるいは複数回操作等]されると、前記第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図11(b)〜同図(e)に示すように、メニュー画面で「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、下ボタン137bを2回操作することにより表示され、図11(f)及び同図(g1)に示すように、演出カスタマイズ設定画面で「通知モード」がカーソルCLで選択されている場合において、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、下ボタン137bを2回操作することにより表示される等]、
前記第二の表示の表示態様は、前記第一の表示の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作[例えば、長押し操作等]されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図23に示すように、演出ボタン136による長押し操作がなされると、長押しオート連打機能により連打操作が疑似的に行われ、その結果、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知が行われる等]、
前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示の表示が開始されない[例えば、図11(b)〜同図(e)に示すように、メニュー画面で「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合において、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、下ボタン137bが長押し操作されたことでは表示されず、図11(f)及び同図(g1)に示すように、演出カスタマイズ設定画面で「通知モード」がカーソルCLで選択されている場合において、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、下ボタン137bが長押し操作されたことでは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示に改良の余地があったが、本発明によれば、表示に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の表示は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず表示されるものであってもよいし、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じてのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の操作手段が第一の操作態様で操作されたこと以外のことに応じても表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第二の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて必ず表示されるものであってもよいし、第二の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示態様は、第一の表示の表示態様と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第一の表示は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合以外の場合にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に表示開始されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたこと以外でも表示開始されない場合があるものであってもよいし、第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは必ず表示開始されないものであってもよいし、第二の操作手段が第二の操作態様で操作された場合に表示開始する場合があってもよい。
なお、エフェクトは演出に含まれる概念であるものとする(以下、同じ)。
また、『 前記第二の表示は、複数の選択肢のうちの一の選択肢が選択されている際の表示である[例えば、図11(e)に示されるメニュー画面における、「音量光量調整」、「会員登録」、「演出カスタマイズ」、「操作補助設定」のうちの「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている際の表示、同図(g1)に示される演出カスタマイズ設定画面における、「通常モード」、「一発告知モード」、「プレミアアップモード」のうちの「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されている際の表示等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、設定画面[例えば、図11に示されるメニュー画面等]において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、設定画面においてのみ表示されるものであってもよいし、設定画面以外においても表示されるものであってもよい。また、第二の表示は、設定画面において必ず表示されるものであってもよいし、設定画面において表示されない場合があってもよい。
また、『 前記設定画面は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示を含む画面であり[例えば、図11に示されるメニュー画面は、「音量光量調整」、「会員登録」、「演出カスタマイズ」、「操作補助設定」から一の選択肢を選択することを指示する表示を含み、「通常モード」、「一発告知モード」、「プレミアアップモード」から一の選択肢を選択することを指示する表示を含む等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、
前記第三の表示は、前記複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際に表示される表示[例えば、図11(e)に示されるメニュー画面における、「音量光量調整」、「会員登録」、「演出カスタマイズ」、「操作補助設定」のうちの「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている際の表示、あるいは、同図(f)に示される演出カスタマイズ設定画面における、「通常モード」、「一発告知モード」、「プレミアアップモード」のうちの「通常モード」がカーソルCLで選択されている際の表示等]であり、
前記第二の表示は、前記複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際に表示される表示[例えば、図11(e)に示されるメニュー画面における、「音量光量調整」、「会員登録」、「演出カスタマイズ」、「操作補助設定」のうちの「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されている際の表示、あるいは、同図(g1)に示される演出カスタマイズ設定画面における、「通常モード」、「一発告知モード」、「プレミアアップモード」のうちの「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されている際の表示等]であり、
前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図11(b)〜同図(e)に示すように、メニュー画面で「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合に、下ボタン137bが2回操作されると、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が開始され、図11(f)及び同図(g1)に示すように、演出カスタマイズ設定画面で「通知モード」がカーソルCLで選択されている場合に、下ボタン137bが2回操作されると、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が開始される等]、
前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示の表示が開始されない[例えば、図11(b)〜同図(e)に示すように、メニュー画面で「音量光量調整」がカーソルCLで選択されている場合に、下ボタン137bが長押し操作されたことでは、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は表示開始されず、図11(f)及び同図(g1)に示すように、演出カスタマイズ設定画面で「通知モード」がカーソルCLで選択されている場合に、下ボタン137bが長押し操作されたことでは、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は表示開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、設定画面は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示のみを含むものであってもよいし、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、設定画面は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示を必ず含むものであってもよいし、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示を含まない場合があってもよい。
また、第三の表示は、複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際にのみ表示されるものであってもよいし、複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際以外にも表示されるものであってもよい。また、第三の表示は、複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際に必ず表示されるものであってもよいし、複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際にのみ表示されるものであってもよいし、複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際以外にも表示されるものであってもよい。また、第二の表示は、複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際に必ず表示されるものであってもよいし、複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第一の操作態様で操作された場合にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第一の操作態様で操作された場合以外の場合にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第一の操作態様で操作された場合に必ず表示開始されるものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第一の操作態様で操作された場合に表示開始されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたこと以外にも表示開始されないものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは必ず表示開始されないものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことで表示開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示は、前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段によってN回(N≧2[例えば、2回等])の操作があった場合に表示が開始される表示である[例えば、図11(b)〜同図(e)に示されるメニュー画面において、「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、「音量光量調整」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が表示されている場合に、下ボタン137bによって2回の押下操作があった場合に表示開始される、あるいは、演出カスタマイズ設定画面において、「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、「通知モード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示が表示されている場合に、下ボタン137bによって2回の押下操作があった場合に表示開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段によってN回の操作があった場合にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段によってN会の操作があった場合以外の場合にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段によってN回の操作があった場合に必ず表示開始されるものであってもよいし、第三の表示が表示されている場合に、第二の操作手段によってN会の操作があった場合に表示開始されない場合があってもよい。
また、『 画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の表示は、前記画像表示手段によって表示される表示であり[例えば、図22に示すように、連打操作演出におけるカットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知は、装飾図柄表示装置208に表示されている等]、
前記第二の表示は、前記画像表示手段によって表示される表示である[例えば、図11(b)〜同図(e)に示される、メニュー画面における「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示や、図11(f)及び同図(g1)に示される、演出カスタマイズ設定画面における「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、装飾図柄表示装置208に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、画像表示手段によってのみ表示されるものであってもよいし、画像表示手段以外によっても表示されるものであってもよい。また、第一の表示は、画像表示手段によって必ず表示されるものであってもよいし、画像表示手段によって表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、画像表示手段によってのみ表示されるものであってもよいし、画像表示手段以外によっても表示されるものであってもよい。また、第二の表示は、画像表示手段によって必ず表示されるものであってもよいし、画像表示手段によって表示されない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある表示であり[例えば、図22や図23に示される、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合に実行される演出は、図柄変動表示中に開始される等]、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始されない表示である[例えば、図11(b)〜同図(e)に示される、メニュー画面における「演出カスタマイズ」がカーソルCLで選択されていることを示す表示や、図11(f)及び同図(g1)に示される、演出カスタマイズ設定画面における「プレミアアップモード」がカーソルCLで選択されていることを示す表示は、図柄変動表示中には開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、図柄変動表示の表示中にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、図柄変動表示の表示中に必ず表示開始されるものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に表示開始されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、図柄変動表示の表示中にのみ表示開始されないものであってもよいし、図柄変動表示の表示中以外にも表示開始されないものであってもよい。また、第二の表示は、図柄変動表示の表示中に必ず表示開始されないものであってもよいし、図柄変動表示の表示中に表示開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると[例えば、演出ボタン136が4秒操作された場合等]、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして前記第一の表示が開始される場合がある[例えば、図23に示すように、演出ボタン136が4秒操作された場合に、操作手段が疑似的に20回操作されたものとして操作の結果に関する表示(カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知等)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の表示のみが表示開始される場合があってもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の表示以外の表示も表示開始される場合があってもよい。また、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の表示が必ず表示開始されてもよいし、第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして第一の表示が表示開始されない場合があってもよい。
また、『 「第一の操作態様で操作」とは、「複数回操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、連打操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということができる。
また、さらに換言すれば、『 「前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり」における「第一の操作態様で操作」とは、複数回操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
ということもできる。
また、『 「第二の操作態様で操作」とは、「長押し操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記長押し操作とは、操作されている状態があらかじめ定められた時間[例えば、4秒等]にわたって維持されている操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を連打させることを促す表示(以下、「第三の表示」という。)であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第一の状態」という。)で表示される表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が開始された後で、前記操作手段が連打された場合に開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、前記操作手段が長押しされた場合にも開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記操作手段が長押しされた場合よりも、前記操作手段が連打された場合の方が開始されやすい表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第二の状態」という。)で表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記2)
付記1に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記発光手段は、前記第一の状態では、点灯状態となる手段であり、
前記発光手段は、前記第二の状態では、消灯状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記3)
付記1に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記発光手段は、前記第一の状態では、第一の発光態様で発光する状態となる手段であり、
前記発光手段は、前記第二の状態では、第二の発光態様で発光する状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記1乃至3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段を備え、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の実行中に開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の実行中に開始可能な表示であり、
前記第三の表示は、前記図柄変動表示の実行中に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記操作手段が長押しされたことのみでは開始されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記操作手段が長押しされた場合に、前記操作手段が連打されたものとして前記第一の表示が開始可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記長押しとは、前記操作手段が操作されている状態が予め定められた時間にわたって維持されていることである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様での表示(以下、「第一の表示」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示態様での表示(以下、「第二の表示」という。)であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、第一の操作態様で前記操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい表示であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記第二の回数は、1を超える回数であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示態様での表示(以下、「第三の表示」という。)であり、
前記第三の表示態様は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す表示態様であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第一の状態」という。)で表示される表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受付可能な状態(以下、「第二の状態」という。)で表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記8に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記第一の状態では、発光状態となる手段であり、
前記発光手段は、前記第二の状態では、非発光状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記10)
付記8に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記第一の状態では、第一の発光態様で発光している状態であり、
前記発光手段は、前記第二の状態では、第二の発光態様で発光している状態であり、
前記第二の発光態様は、前記第一の発光態様とは異なる発光態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
付記9又は10に記載の遊技台であって、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記8乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、図柄変動表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示であり、
前記第三の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記8乃至12のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
付記8乃至13のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間にわたって維持されている操作態様のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記15)
付記14に記載の遊技台であって、
前記操作手段が操作されている状態が第二の時間にわたって維持された場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数の操作があったものとして前記第一の表示が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記16)
付記8乃至15のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記8乃至16のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の演出を実行可能な演出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、
前記第二の演出は、前記第一の演出とは異なる演出であり、
前記第一の演出は、第一の操作態様で前記操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記第二の演出は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が開始されやすい演出であり、
前記第二の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記18に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段を備え、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、
前記第三の演出は、前記図柄変動表示の実行中において開始可能な演出であり、
前記第三の演出は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により前記第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記20)
付記18又は19に記載の遊技台であって、
前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間維持されている操作態様のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記21)
付記20に記載の遊技台であって、
前記操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数操作されたものとして前記第一の演出が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記22)
付記18乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の演出は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは開始されない演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記23)
付記18乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第一の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第一の状態となる手段であり、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第二の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第二の状態となる手段であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記24)
付記23に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、発光している状態であり、
前記第二の状態は、発光していない状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記25)
付記23に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、第一の態様で発光している状態であり、
前記第二の状態は、第二の態様で発光している状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記26)
付記25に記載の遊技台であって、
前記第一の態様は、第一の色であり、
前記第二の態様は、第二の色である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記27)
付記23乃至26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記28)
付記18乃至27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記29)
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様の表示(以下、「第一の表示」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示態様の表示(以下、「第四の表示」という。)であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、第一の操作態様で前記操作手段による第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、演出表示であり、
前記第四の表示は、選択表示であり、
前記第四の表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択させる際に表示される表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第一の画像であり、
前記第一の画像は、前記第四の表示の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい画像であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記第二の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記30)
付記29に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第五の表示は、前記第四の表示の実行中において、前記第一の画像が選択された場合に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記31)
付記29又は30に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示態様の表示(以下、「第三の表示」という。)であり、
前記第三の表示態様は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す表示態様であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示を開始させるための前記操作手段の操作を受け付け可能な状態(以下、「第一の状態」という。)で表示された表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記32)
付記31に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記第一の状態では、発光状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記33)
付記29乃至32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、図柄変動表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記34)
付記29乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の画像は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは選択されない画像である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記35)
付記29乃至34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間にわたって維持されている操作態様のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記36)
付記35に記載の遊技台において、
前記操作手段が操作されている状態が第二の時間にわたって維持されてた場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数の操作があったものとして前記第一の表示が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記37)
付記29乃至36のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記38)
付記29乃至36のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記39)
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の演出を実行可能な演出手段と、
複数種類の表示を実行可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、
前記第一の演出は、第一の操作態様で前記操作手段により第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出であり、
前記第二の操作態様は、前記第一の操作態様よりも操作が継続している期間が長い操作態様であり、
前記第一の回数は、1を超える回数であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の選択表示であり、
前記第一の選択表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第一の画像であり、
前記第一の画像は、前記第一の選択表示の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合よりも、前記第一の操作態様で前記操作手段により第二の回数の操作が行われた場合の方が選択されやすい画像であり、
前記第二の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記40)
付記39に記載の遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第四の演出であり、
前記第四の演出は、前記第一の演出とは異なる演出であり、
前記第四の演出は、前記第一の選択表示において、前記第一の画像が選択された場合に開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記41)
付記39又は40に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段を備え、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、
前記第三の演出は、前記図柄変動表示の実行中において開始可能な演出であり、
前記第三の演出は、前記操作手段を前記第一の操作態様で連続的に操作させることを促す演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により前記第一の回数の操作が行われた場合に開始可能な演出であり、
前記第一の演出は、前記第三の演出の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合にも開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記42)
付記39乃至41のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の操作態様とは、前記操作手段が操作されている状態が第一の時間維持されている操作態様のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記43)
付記42に記載の遊技台であって、
前記操作手段が操作されている状態が第二の時間維持された場合に、該操作手段が疑似的に前記第一の操作態様で前記第一の回数操作されたものとして前記第一の演出が開始可能に構成されており、
前記第二の時間は、前記第一の時間以上の時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記44)
付記42又は43に記載の遊技台であって、
前記第一の選択表示の実行中では、前記操作手段が操作されている状態が前記第一の時間以上維持された場合であっても、該操作手段により1回の操作が行われたものとされるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記45)
付記39乃至44のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の画像は、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われたのみでは選択されない画像である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記46)
付記39乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の選択表示であり、
前記第二の選択表示は、前記操作手段の操作に応じて複数種類の画像のうちの一の画像を選択可能な選択表示であり、
前記第二の選択表示は、前記第一の選択表示とは異なる選択表示であり、
前記複数種類の画像のうちの一の画像は、第二の画像であり、
前記第二の画像は、前記第二の選択表示の実行中において、前記第一の操作態様で前記操作手段により第三の回数の操作が行われた場合に選択可能な画像であり、
前記第二の画像は、前記第二の選択表示の実行中において、前記第二の操作態様で前記操作手段により1回の操作が行われた場合に選択可能な画像であり、
前記第三の回数は、1を超える回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記47)
付記46に記載の遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第五の演出であり、
前記第五の演出は、前記第二の選択表示において、前記第二の画像が選択された場合に開始可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記48)
付記39乃至47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
発光手段を備え、
前記発光手段は、前記操作手段による前記第一の演出を開始させるための操作を受付可能な状態では、第一の状態となる手段であり、
前記発光手段は、前記第一の選択表示の実行中では、第二の状態となる手段であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記49)
付記48に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、発光している状態であり、
前記第二の状態は、発光していない状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記50)
付記48に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、第一の態様で発光している状態であり、
前記第二の状態は、第二の態様で発光している状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記51)
付記50に記載の遊技台であって、
前記第一の態様は、第一の色であり、
前記第二の態様は、第二の色である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記52)
付記39乃至51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記53)
付記39乃至51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記54)
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段と、
遊技者により操作が可能な操作手段と、
複数種類の表示を表示可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示態様での表示(以下、「第一の表示」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示態様での表示(以下、「第二の表示」という。)であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に表示が開始される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を連打することを促す表示(以下、「第三の表示」という。)であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が連打された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が長押しされた場合にも表示が開始される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技者に前記操作手段を操作することを促す表示(以下、「第四の表示」という。)であり、
前記第四の表示は、前記第三の表示とは異なる表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が2以上の回数操作された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が一回長押しされたことのみでは表示が開始されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記55)
付記54に記載の遊技台であって、
複数種類の発光状態で発光可能な発光手段を備え、
前記発光手段は、前記操作手段の内側から光を照射可能な手段であり、
前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第一の発光状態であり、
前記発光手段は、前記操作手段の操作を受け付ける状態では、前記第一の発光状態となる手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記56)
付記55に記載の遊技台であって、
前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第二の発光状態であり、
前記第一の発光状態は、点灯状態であり、
前記第二の発光状態は、消灯状態であり、
前記発光手段が前記点灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付ける状態であることを表しており、
前記発光手段が前記消灯状態とされることで、前記操作手段の操作を受け付けない状態であることを表している、
ことを特徴とする遊技台。
(付記57)
付記55に記載の遊技台であって、
前記複数種類の発光状態のうちの一の発光状態は、第二の発光状態であり、
前記第一の発光状態は、第一の発光態様で発光している状態であり、
前記第二の発光状態は、第二の発光態様で発光している状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記58)
付記54乃至57のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、予告表示であり、
前記第二の表示は、予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記59)
付記54乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示(以下、「選択表示」という。)であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際に表示される表示(以下、「第五の表示」という。)であり、
前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段が2以上の回数操作された場合に表示が開始される場合がある表示であり、
前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段が一回長押しされたことのみでは表示が開始されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記60)
付記59に記載の遊技台であって、
前記第五の表示は、前記選択表示の表示が開始された後で、前記操作手段の操作回数が第一の回数の場合に表示が開始される表示であり、
前記第一の回数は、2以上の回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記61)
付記54乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第三の表示の表示が開始された後で、前記操作手段が長押しされた場合に、前記操作手段が連打されたものとして前記第一の表示の表示が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記62)
付記54乃至61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
長押しとは、前記操作手段が操作されている状態が予め定められた時間にわたって維持されていることである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記63)
付記54乃至62のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記操作手段の操作を受け付ける複数の状態のうちの一の状態は、第一の状態であり、
前記操作手段の操作を受け付ける複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態とは別の状態であり、
前記第三の表示は、前記第一の状態で表示される表示であり、
前記第四の表示は、前記第二の状態で表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記64)
付記63に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、前記第一の表示の表示を開始させるための操作を受け付ける状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記65)
付記63又は64に記載の遊技台であって、
前記第二の状態は、前記第二の表示の表示を開始させるための操作を受け付ける状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記66)
付記63乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の状態は、該第一の状態となってから予め定められた時間が経過すると終了する状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記67)
付記63乃至66のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の状態は、該第二の状態となってから予め定められた時間が経過すると終了する状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記68)
付記54乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記第四の表示の表示が開始された後で、前記操作手段の操作回数が第二の回数の場合に表示が開始される表示であり、
前記第二の回数は、2以上の回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記69)
付記54乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、第一の画像を含む表示であり、
前記第一の画像は、前記操作手段の外観を示す画像を含む画像である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記70)
付記69に記載の遊技台であって、
前記第四の表示は、複数の第二の画像を含む表示であり、
前記第二の画像は、前記操作手段の外観を示す画像を含む画像である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記71)
付記70に記載の遊技台であって、
前記第二の画像は、前記第一の画像と表示態様が異なる画像である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記72)
付記54乃至71のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記73)
第一の操作手段と、
第二の演出手段と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、
前記第一の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出の演出態様は、前記第一の演出の演出態様とは異なる演出態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の演出が開始されず、
前記第二の演出手段は、発光手段であり、
前記第二の演出は、前記第二の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記74)
付記73に記載の遊技台であって、
付記73に記載の「前記第二の演出手段によって実行される演出」とは、「前記第二の演出手段が第二の発光態様で発光することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記75)
付記73又は74に記載の遊技台であって、
第一の演出手段を備え、
前記第一の演出手段は、画像表示手段であり、
前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記76)
付記73乃至75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第三の演出手段を備え、
前記第三の演出手段は、可動可能な手段であり、
前記第二の演出手段は、前記第三の演出手段に設けられた手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記77)
付記76に記載の遊技台であって、
前記第三の演出手段は、画像表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記78)
付記73乃至77に記載の遊技台であって、
前記第二の演出手段は、第一の発光態様で発光可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記79)
第一の操作手段を備えた遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出であり、
前記第一の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出の演出態様は、前記第一の演出の演出態様とは異なる演出態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の演出が開始されず、
前記第二の演出は、第二の演出手段によって実行される演出であり、
前記第二の演出手段は、発光手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記80)
付記79に記載の遊技台であって、
付記79に記載の「第二の演出手段によって実行される演出」とは、「第二の演出手段が第二の発光態様で発光することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記81)
付記81に記載の遊技台であって、
前記第二の演出手段は、第一の発光態様で発光可能な手段であり、
前記第一の発光態様は、前記第二の発光態様とは異なる発光態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記82)
付記79乃至81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第一の演出手段を備え、
前記第一の演出手段は、第一の画像表示手段であり、
前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記83)
付記79乃至82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第三の演出手段を備え、
前記第三の演出手段は、可動手段であり、
前記第二の演出手段は、前記第三の演出手段に設けられた手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記84)
付記83に記載の遊技台であって、
第四の演出手段を備え、
前記第四の演出手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第四の演出手段は、前記第三の演出手段に設けられた手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記85)
付記79乃至84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段を備え、
前記第一の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出であり、
前記第二の演出は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記86)
付記79乃至85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして前記第一の演出が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記87)
付記79乃至86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
請求項1に記載の「第一の操作態様で操作」とは、「複数回操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記88)
付記79乃至87のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
請求項1に記載の「第二の操作態様で操作」とは、「長押し操作」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記89)
付記88に記載の遊技台であって、
前記長押し操作とは、操作されている状態があらかじめ定められた時間にわたって維持されている操作のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記79)
第一の操作手段を備えた遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、
前記第一の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて実行される場合がある演出であり、
前記第二の演出の演出態様は、前記第一の演出の演出態様とは異なる演出態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の演出が開始される場合があり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の演出が開始されず、
前記第二の演出は、裏ボタン演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記80)
付記79に記載の遊技台であって、
第一の演出手段を備え、
前記第一の演出手段は、画像表示手段であり、
前記第一の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記81)
付記80に記載の遊技台であって、
付記80に記載の「前記第一の演出手段によって実行される演出」とは、「前記第一の演出手段が第一の表示を表示することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記82)
付記79乃至81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の演出は、前記第一の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記83)
付記82に記載の遊技台であって、
付記82に記載の「前記第一の演出手段によって実行される演出」とは、「前記第一の演出手段が第二の表示を表示することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記84)
付記79乃至81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の演出手段を備え、
前記第二の演出手段は、発光手段であり、
前記第二の演出は、前記第二の演出手段によって実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記85)
付記84に記載の遊技台であって、
付記84に記載の「前記第二の演出手段によって実行される演出」とは、「前記第二の演出手段が第二の発光態様で発光することによって実行される演出」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記86)
第一の操作手段と、
第二の操作手段と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の表示を実行可能に構成されており、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて表示される場合がある表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作されたことに応じて表示される場合がある表示であり、
前記第二の表示の表示態様は、前記第一の表示の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の表示が開始される場合があり、
前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記87)
付記86に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、設定画面において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記88)
付記86又は87に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、複数の選択肢のうちの一の選択肢が選択されている際に表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した実施形態や変形例や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や変形例や付記に適用してもよい。
100 パチンコ機
136 演出ボタン
137 操作キーユニット
137a 上ボタン
137b 下ボタン
137c 左ボタン
137d 右ボタン
137e OKボタン
138 演出ボタンランプ
208 装飾図柄表示装置
212 第1特図表示装置
214 第2特図表示装置
230 第1特図始動口
232 第2特図始動口
234 可変入賞口
300 主制御部
304 CPU
306 ROM
308 RAM
400 第1副制御部
404 CPU
406 ROM
408 RAM
500 第2副制御部
600 払出制御部

Claims (13)

  1. 第一の操作手段と、
    第二の操作手段と、
    を備えた遊技台であって、
    複数種類の表示を表示可能に構成されており、
    前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
    前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
    前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり、
    前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第二の表示の表示が開始される場合があり、
    前記第二の表示の表示態様は、前記第一の表示の表示態様とは異なる表示態様であり、
    前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の表示の表示が開始される場合があり、
    前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示の表示が開始されない、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第二の表示は、複数の選択肢のうちの一の選択肢が選択されている際の表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技台であって、
    前記第二の表示は、設定画面において表示される表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項3に記載の遊技台であって、
    前記設定画面は、複数の選択肢の中から一の選択肢を選択することを指示する表示を含む画面であり、
    前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、
    前記第三の表示は、前記複数の選択肢のうちの第一の選択肢が選択された際に表示される表示であり、
    前記第二の表示は、前記複数の選択肢のうちの第二の選択肢が選択された際に表示される表示であり、
    前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段が第一の操作態様で操作されると、前記第二の表示の表示が開始される場合があり、
    前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段が第二の操作態様で操作されたことでは、前記第二の表示の表示が開始されない、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項4に記載の遊技台であって、
    前記第二の表示は、前記第三の表示が表示されている場合に、前記第二の操作手段によってN回(N≧2)の操作があった場合に表示が開始される表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    画像表示手段を備え、
    前記第一の表示は、前記画像表示手段によって表示される表示であり、
    前記第二の表示は、前記画像表示手段によって表示される表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段を備え、
    前記第一の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始される場合がある表示であり、
    前記第二の表示は、前記図柄変動表示の表示中に開始されない表示である、
    ことを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の操作手段が第二の操作態様で操作されると、前記第一の操作手段が第一の操作態様で操作されたものとして前記第一の表示が開始される場合がある、
    ことを特徴とする遊技台。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    請求項1に記載の「第一の操作態様で操作」とは、「複数回操作」のことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  10. 請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    請求項1に記載の「第二の操作態様で操作」とは、「長押し操作」のことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  11. 請求項10に記載の遊技台であって、
    前記長押し操作とは、操作されている状態があらかじめ定められた時間にわたって維持されている操作のことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  12. 請求項1乃至11のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、ぱちんこ機である、
    ことを特徴とする遊技台。
  13. 請求項1乃至11のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、スロットマシンである、
    ことを特徴とする遊技台。
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