JP2017084279A - 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報処理装置における帳票の記入不備チェックを好適に行う仕組みを提供する。【解決手段】 撮像装置を備える情報処理装置であって、帳票を撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む。取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する。受信された認識領域と認識条件とを用いて、取込まれた電子データに含まれる、認識領域に記入された内容が、認識条件に適合しているか否かをチェックする。行われた帳票への記入内容のチェック結果を出力することを特徴とする情報処理装置。【選択図】図7
Description
本発明は、記入不備チェックを行うための情報処理装置と、その処理方法及びプログラムに関する。
従来より、利用者端末から帳票サーバに帳票データを送信して、帳票サーバ側で記入内容に不備が無いかをチェックし、利用者端末にチェック結果を返す仕組みがある。
特許文献1には、利用者端末から送信された帳票の記入内容の判定、オペレータの操作によるエラー修正、修正結果のメッセージを付与した処理結果の作成などの処理すべてを帳票サーバ側で行う電子処理システムの技術が記載されている。
しかし、特許文献1のシステム構成では、記入不備チェックを行うためには、必ず帳票サーバに帳票の記入内容を送らなければならず、モバイル端末のようにネットワークの上り回線速度が低い場合、記入不備チェックが完了するまでに時間がかかってしまうという課題がある。
また、記入不備チェックに利用する帳票フォーム定義情報が利用者端末に記憶されている場合は、帳票サーバに帳票の記入内容を送ることなく記入不備チェックを行うことができるため、帳票サーバに帳票の記入内容を送る処理に無駄が生じてしまうという課題がある。
また、帳票上の文言やデザインの変更等により、帳票のバージョンが上がった場合、撮像した帳票のバージョンと利用者端末に記憶されている帳票フォーム定義情報とバージョンとが異なるため、記入不備チェックを正しく行えないという課題がある。また、帳票の変更が単なる文言の変更のみ等である場合、バージョンが異なる場合であっても、記入不備チェックを正しく行うことができるケースもあるため、バージョンが異なることをトリガーにして、帳票フォーム定義情報をダウンロードしてしまうと、無駄なダウンロード処理が発生してしまうという課題もある。
また、バージョンは異なるが、記入不備チェックを正しく行うことができるケースの場合であっても、ユーザに通知せずに記入不備チェックを行ってしまうことで、バージョンが同じかどうかについてユーザが不安に思ってしまうという課題もある。
また、サーバから帳票フォーム定義情報をダウンロードして記入不備チェックを行う場合、ダウンロードせずに記入不備チェックを行う場合に比べ、チェック結果が表示されるまで時間がかかってしまう。そのため、ユーザに通知せずにダウンロード処理を行ってしまうと、ユーザが思いがけず待たされてしまうという課題がある。
また、サーバから帳票フォーム定義情報をダウンロードして記入不備チェックを行う場合、ダウンロードせずに記入不備チェックを行う場合に比べ、チェック結果が表示されるまで時間がかかってしまう。そのため、ユーザに通知せずにダウンロード処理を行ってしまうと、ユーザが思いがけず待たされてしまうという課題がある。
そこで、本発明の目的は、情報処理装置における帳票の記入不備チェックを好適に行う仕組みを提供することである。
撮像装置を備える情報処理装置であって、帳票を前記撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む取込手段と、前記取込手段により取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する帳票フォーム定義情報受信手段と、前記帳票フォーム定義情報受信手段により受信された認識領域と認識条件とを用いて、前記取込手段により取込まれた電子データに含まれる、前記認識領域に記入された内容が、前記認識条件に適合しているか否かをチェックする記入不備チェック手段と、前記記入不備チェック手段により行われた前記帳票への記入内容のチェック結果を出力する記入不備チェック結果出力手段とを備ることを特徴とする情報処理装置。
本発明によれば、情報処理装置における帳票の記入不備チェックを好適に行う仕組みを提供することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に帳票システム100は、情報処理装置101、およびサーバ102が、ネットワーク103により通信可能に接続された構成をとる。情報処理装置101は、カメラ等を用いて帳票の画像を取り込み、帳票の記入不備チェックを行う。サーバ102は、帳票の記入不備チェックに必要な記入内容の認識領域と認識条件を帳票フォーム識別情報(以下、フォームIDと記す)毎に管理している。情報処理装置101は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、およびPDA端末などの持ち運び可能な端末であって、ブラウザまたは帳票システムのアプリケーションがインストールされており、無線通信によりネットワーク103を介して、サーバ102と通信可能である。
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置101に適用可能なハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ212には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ212には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ212からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、タッチセンサ210からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ211等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、ディスプレイ211と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて情報処理装置101のユーザが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ212へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク103を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ211上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ211上のタッチセンサ210におけるユーザのタッチ操作指示を受付けることを可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ212に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルや地図データ等も、外部メモリ212に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
209は撮影画像入力コントローラで、撮影画像入力処理部214を介してカメラ215からの入力を制御する。カメラ215から入力された撮影画像を認識することが可能となっている。
図3は、情報処理装置101とサーバ102の機能構成の一例を示すブロック図である。
取込部301は、帳票を撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む機能部である。
帳票フォーム定義情報受信部302は、取込部301により取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する機能部である。
取込部301は、帳票を撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む機能部である。
帳票フォーム定義情報受信部302は、取込部301により取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する機能部である。
記入不備チェック部303は、帳票フォーム定義情報受信部302により受信された認識領域と認識条件とを用いて、取込部301により取込まれた電子データに含まれる、認識領域に記入された内容が、認識条件に適合しているか否かをチェックする機能部である。
記入不備チェック結果出力部304は、記入不備チェック部303により行われた帳票への記入内容のチェック結果を出力する機能部である。
電子データ送信部305は、取込部301により取込まれた電子データをサーバに送信する機能部である。
記入不備チェック結果出力部304は、記入不備チェック部303により行われた帳票への記入内容のチェック結果を出力する機能部である。
電子データ送信部305は、取込部301により取込まれた電子データをサーバに送信する機能部である。
帳票フォーム定義情報受信部302は、電子データ送信部305により送信された電子データに含まれる帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信する機能部である。
取得部306は、取込部301により取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報を取得する機能部である。
帳票フォーム識別情報送信部307は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報をサーバに送信する機能部である。
取得部306は、取込部301により取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報を取得する機能部である。
帳票フォーム識別情報送信部307は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報をサーバに送信する機能部である。
帳票フォーム定義情報受信部302は、帳票フォーム識別情報送信部307により送信された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信する機能部である。
記憶部308は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報を記憶する機能部である。
記憶部308は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報を記憶する機能部である。
第1の判定部309は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報が、記憶部308により記憶されているか否かを判定する機能部である。
記入不備チェック部303は、第1の判定部309により記憶されていると判定された場合、記憶部308により記憶されている当該帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする機能部である。
記憶部308は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを記憶する機能部である。
記憶部308は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを記憶する機能部である。
取得部306は、取込部301により取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを取得する機能部である。
帳票フォーム識別情報送信部307は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとをサーバに送信する機能部である。
帳票フォーム定義情報受信部302は、帳票フォーム識別情報送信部307により送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信するする機能部である。
第2の判定部310は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と、取得部306により取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとの組み合わせが、記憶部308により記憶されているか否かを判定する機能部である。
記入不備チェック部303は、第2の判定部310により記憶されていると判定された場合、記憶部308により記憶されている、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報と取得部306により取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとに対応する、帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックし、一方、第2の判定部310により記憶されていないと判定された場合、帳票フォーム識別情報送信部307により送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信し、当該帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする機能部である。
第3の判定部311は、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報が、記憶部308により記憶されているか否かを判定する機能部である。
記入不備チェック部303は、第2の判定部310により記憶されていないと判定された場合であっても、第3の判定部311により記憶されていると判定された場合は、記憶部308により記憶されている、取得部306により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする機能部である。
図4は、情報処理装置101がサーバ102からフォーム定義情報をダウンロードする画面の一例を示す図である。画面には「フォームID」「ローカルバージョン」「サーバ最新バージョン」「個別ダウンロードボタン」「フォーム名」を表示する。また、この画面でチェックされているフォームについて、ダウンロードボタンでダウンロードを行う。
図5は、サーバ102から情報処理装置101にフォーム定義ダウンロードを行う処理(以下、フォーム定義ダウンロード処理)の一例を示すフローチャートである。
また、図11は、サーバ102および情報処理装置101において帳票フォームを管理するテーブルの一例を示す図である。フォームテーブル(サーバ)1120にはサーバで管理されているフォームの「フォームID」「バージョン」「フォーム名」「フォーム画像のファイル名」が記憶されており、フォームテーブル(クライアント)1110には、情報処理装置101の外部メモリ212に記憶されているフォームについてのみ記憶されている。
なお、フォームテーブル(サーバ)1120のレコードは、システム管理者が登録し、システム管理者がメンテナンス画面(不図示)を用いてメンテナンスを行う。具体的には、帳票フォームが新規作成された、またはレイアウト変更や文言変更によってバージョンアップされた場合は、フォームテーブル(サーバ)1120の新規レコードを登録する。
なお、この実施形態においては、帳票フォームの大幅な刷新を行った場合はバージョンの1つ目の数字(バージョン1.2.3の場合の1)をカウントアップし、記入不備チェックの認識領域やチェック方法に影響を及ぼすレイアウト変更はバージョンの2つ目の数字(バージョン1.2.3の場合の2)をカウントアップし、記入不備チェックの認識領域やチェック方法に影響を及ぼさない文言変更はバージョンの3つ目の数字(バージョン1.2.3の場合の3)をカウントアップするとするが、これに限定するものではなく、レイアウト変更の日付をフォームテーブル(サーバ)1120に記憶し、かつフォーム定義情報をダウンロードした日付をフォームテーブル(クライアント)1110に記憶する等、であってもよい。つまり、フォームIDが同一かつバージョンの3つ目の数字のみが異なる場合(例えば、ショッピングクレジット申込書バージョン1.2.1とショッピングクレジット申込書バージョン1.2.3)は、フォーム定義情報は同一である。
また、図13は、図11のテーブルを用いて作成したフォームリストの一例を示す図である。フォームリストビュー1300は、「フォームID」「バージョン」「フォーム名」「フォーム画像」のカラムを持ち、後述するステップS504において、フォームテーブル(サーバ)1120から「フォームID」が同一のレコードのうち「バージョン」の値が最大のレコードを抽出することによって作成する。
ステップS501において、情報処理装置101は、帳票システムのユーザによって行われる帳票システムへのログインを受け付ける。なお、このフォーム定義ダウンロード処理においてユーザインターフェースとなる帳票アプリケーションは、情報処理装置101にインストールされたアプリケーションであってもよいし、ブラウザに表示されるWebアプリケーションなどのアプリケーションであってもよい。
ステップS502において、情報処理装置101は、サーバ102に対して、ユーザによって入力されたユーザIDおよびパスワードを送信すると同時に、フォームリストビューの要求を行う。
ステップS503において、サーバ102は、ユーザIDおよびパスワードを受信してログイン処理を行い、フォームリストビューの要求を受け付ける。
ステップS503において、サーバ102は、ユーザIDおよびパスワードを受信してログイン処理を行い、フォームリストビューの要求を受け付ける。
ステップS504において、サーバ102は、受信したユーザIDを条件にして、フォームテーブル(サーバ)1120を用いて、フォームリストビュー1300を作成する。
ステップS505において、サーバ102は、作成したフォームリストビュー1300を情報処理装置101に送信する。
ステップS506において、情報処理装置101は、フォームリストビュー1300を受信する。
ステップS505において、サーバ102は、作成したフォームリストビュー1300を情報処理装置101に送信する。
ステップS506において、情報処理装置101は、フォームリストビュー1300を受信する。
ステップS507において、情報処理装置101は、受信したフォームリストビュー1300をフォーム定義ダウンロード画面400(図4)として表示する。ここで、図4について説明しておく。
図4は、情報処理装置101がサーバ102からフォーム定義情報をダウンロードする画面の一例を示す図である。このフォーム定義ダウンロード画面400には、フォームテーブル(クライアント)1110(図11)の全レコードと、フォームリストビュー1300の全レコードを照合し、フォームID毎にフォームテーブル(クライアント)1110の「バージョン」を「ローカルバージョン」として、フォームリストビュー1300の「バージョン」を「サーバ最新バージョン」として表示する。
なお、この実施形態においては、フォームテーブル(クライアント)1110およびフォーム定義テーブル(クライアント)1210には、フォームID毎に1種類のバージョンのレコードしか持てないとしたが、これに限定するものではなく、フォームID毎に複数種類のバージョンのレコードを持てるとしてもよい。
ステップS508において、情報処理装置101は、フォーム定義ダウンロード画面400に表示したレコードのうち、フォームテーブル(クライアント)1110に存在するレコードの「フォームID」については、削除ボタン401を表示する。
また、フォームテーブル(クライアント)1110に存在するバージョン=フォームリストビュー1300のバージョンのレコードの場合、サーバに存在する最新バージョンのフォーム画像および当該フォーム定義が情報処理装置101の外部メモリに存在し、改めてダウンロードする必要はないため、ダウンロードに使用するチェックボックス402は表示しない。一方、フォームリストビュー1300のレコードのうち、フォームテーブル(クライアント)1110に存在しないレコードの場合、ダウンロードに使用するチェックボックス402を表示する。
ステップS509において、情報処理装置101は、ユーザによるチェックボックスのON・OFFの操作を受け付ける。ユーザが情報処理装置101にダウンロードしたいフォームにチェックを入れ、ダウンロードしないフォームのチェックを外す。なお、後述するステップS518において、ユーザによってチェックが入れられたフォームIDに対応する帳票フォーム定義情報はダウンロードし、ユーザによってチェックが外されたフォームIDに対応する帳票フォーム定義情報はダウンロードしない。
ステップS510において、情報処理装置101は、フォーム定義ダウンロード画面におけるボタンの押下を受け付け、押下されたボタンの判定を行う。
キャンセルボタン404が押下された場合は、フォーム定義ダウンロード処理を終了する。
ステップS510において、情報処理装置101は、フォーム定義ダウンロード画面におけるボタンの押下を受け付け、押下されたボタンの判定を行う。
キャンセルボタン404が押下された場合は、フォーム定義ダウンロード処理を終了する。
削除ボタン401が押下された場合は、ステップS511に進む。ステップS511において、情報処理装置101は、フォームテーブル(クライアント)1110から、当該フォームレコードを削除する。ステップS512において、情報処理装置101は、外部メモリ212からフォーム画像を削除する。
「ダウンロードボタン403」、「チェック入フォーム定義ダウンロードボタン405」、または「ローカルにあるフォームのバージョンを最新にするボタン406」の押下を受け付けた場合は、ステップS513に進む。
ステップS513において、情報処理装置101は、フォーム情報を取得するフォームIDリストを作成する。具体的には、「ダウンロードボタン403」の押下を受け付けた場合は、押下された「ダウンロードボタン403」のフォームIDを用いて、フォーム情報を取得するフォームIDリストを作成する(フォームID=200の「ダウンロードボタン403」が押下された場合、リストの要素は(2000)の1件となる)。
「チェック入フォーム定義ダウンロードボタン405」の押下を受け付けた場合は、フォーム定義ダウンロード画面400のチェックボックス402がチェックされているレコードのフォームIDを用いて、フォーム情報を取得するフォームIDリストを作成する(フォーム定義ダウンロード画面400の場合、リストの要素は(2000,6000)の2件となる)。
「ローカルにあるフォームのバージョンを最新にするボタン406」の押下を受け付けた場合は、ローカルバージョン<サーバ最新バージョンとなっているレコードのフォームIDを用いて、フォーム情報を取得するフォームIDリストを作成する(フォーム定義ダウンロード画面400の場合、リストの要素は(1000,3000,7000)の3件となる)。これにより、帳票上の文言やデザインの変更等により、帳票のバージョンが上がった場合、撮像した帳票のバージョンと利用者端末に記憶されている帳票フォーム定義情報とバージョンとが異なったとしても、記入不備チェックを正しく行えないという課題を解決することができる。
ステップS514において、情報処理装置101は、ステップS513にて作成したフォームIDリストをサーバ102に送信する。
ステップS515において、サーバ102は、フォームIDリストを受信する。
ステップS514において、情報処理装置101は、ステップS513にて作成したフォームIDリストをサーバ102に送信する。
ステップS515において、サーバ102は、フォームIDリストを受信する。
ステップS516において、サーバ102は、フォームIDリストに含まれるフォームIDを検索キーとして、フォームテーブル(サーバ)1120とフォーム定義テーブル(サーバ)1220をそれぞれ検索し、フォーム情報とフォーム定義情報を取得する。また、フォーム情報におけるフォーム画像の値にはフォーム画像ファイルが記憶されているディレクトリパスが記憶されているため、そのファイルパスを用いて、フォーム画像ファイルを取得する。
ステップS517において、サーバ102は、取得したフォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を情報処理装置101に送信する。
ステップS518において、情報処理装置101は、フォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を受信する。
ステップS519において、情報処理装置101は、フォームテーブル(クライアント)1110に受信したフォーム情報を追加する。
ステップS517において、サーバ102は、取得したフォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を情報処理装置101に送信する。
ステップS518において、情報処理装置101は、フォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を受信する。
ステップS519において、情報処理装置101は、フォームテーブル(クライアント)1110に受信したフォーム情報を追加する。
ステップS520において、情報処理装置101は、外部メモリ212に受信したフォーム画像を記憶し、記憶したディレクトリのパスをステップS519にてフォームテーブル(クライアント)1110に追加したフォーム情報の「フォーム画像」カラムに記憶する。
ステップS521において、情報処理装置101は、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に受信したフォーム定義レコードを追加する。また、受信したフォーム定義レコードのバージョンをフォーム定義ダウンロード画面400に反映する(図5の410)。
なお、この実施形態においては、「ダウンロードボタン403」「チェック入フォーム定義ダウンロードボタン405」「ローカルにあるフォームのバージョンを最新にするボタン406」の押下を受け付けた場合に、フォーム定義情報を更新するとしたが、これに限定するものではなく、情報処理装置101には常に最新のフォーム定義情報をダウンロードしておくという運用である場合は、ステップS501のログイン受付後、ステップS507のフォームダウンロード画面を表示することなく、ステップS513のフォーム定義情報を取得するフォームIDリストを自動で作成し、ステップS518のフォーム定義情報を自動受信し更新するとしてもよい。これにより、帳票上の文言やデザインの変更等により、帳票のバージョンが上がった場合、撮像した帳票のバージョンと利用者端末に記憶されている帳票フォーム定義情報とバージョンとが異なったとしても、記入不備チェックを正しく行えないという課題を解決することができる。
以上で、図5のフォーム定義ダウンロード処理の説明を終了する。
以上で、図5のフォーム定義ダウンロード処理の説明を終了する。
図6は、第1の実施形態における記入不備チェック全体処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態は、情報処理装置101で撮影する帳票は常に最新バージョンであるというケースを想定している。具体的には、クレジット会社の顧客担当者が持ち歩く帳票は常に最新バージョンであって、顧客が申込書に申込内容を記入する際には最新バージョンの帳票を渡して記入してもらうというケース等である。ただし、情報処理装置101には、最新のフォーム定義情報がダウンロードされているとは限らないため、後述するステップS604にて、情報処理装置101は、撮影した帳票のフォームIDが特定できた場合、サーバに登録されている最新バージョンのフォーム定義情報を取得する。
第1の実施形態は、情報処理装置101で撮影する帳票は常に最新バージョンであるというケースを想定している。具体的には、クレジット会社の顧客担当者が持ち歩く帳票は常に最新バージョンであって、顧客が申込書に申込内容を記入する際には最新バージョンの帳票を渡して記入してもらうというケース等である。ただし、情報処理装置101には、最新のフォーム定義情報がダウンロードされているとは限らないため、後述するステップS604にて、情報処理装置101は、撮影した帳票のフォームIDが特定できた場合、サーバに登録されている最新バージョンのフォーム定義情報を取得する。
図10の記入不備チェック結果画面(不備なし)1010は、情報処理装置101において表示する記入不備チェック結果画面の一例で、記入不備がないケースである。画面上部に「記入不備はありませんでした」を表示し、その下に撮影した帳票画像を表示する。
また、図10の記入不備チェック結果画面(不備あり)1020は、情報処理装置101において表示する記入不備チェック結果画面の一例で、記入不備があるケースである。画面上部に「記入不備があります」を表示し、その下に撮影した帳票画像の記入不備箇所1021を赤で塗りつぶした画像を表示する。なお、記入不備箇所1021の表示は、赤による塗りつぶしに限定するものではなく、赤以外の色による塗りつぶし、枠による囲み、点滅、拡大、反転表示など、ユーザによる識別が可能となる表示であればよい。また、識別可能となる表示に限定するものではなく、音声による記入不備箇所の読み上げなど音声による識別方法であってもよい。
図6の第1の実施形態における記入不備チェック全体処理について、説明する。
ステップS601において、情報処理装置101は、帳票システムのユーザによって行われる帳票システムへのログインを受け付ける。なお、この記入不備チェック結果取得処理においてユーザインターフェースとなる帳票アプリケーションは、情報処理装置101にインストールされたアプリケーションであってもよいし、ブラウザに表示されるWebアプリケーションなどのアプリケーションであってもよい。
ステップS601において、情報処理装置101は、帳票システムのユーザによって行われる帳票システムへのログインを受け付ける。なお、この記入不備チェック結果取得処理においてユーザインターフェースとなる帳票アプリケーションは、情報処理装置101にインストールされたアプリケーションであってもよいし、ブラウザに表示されるWebアプリケーションなどのアプリケーションであってもよい。
ステップS602において、情報処理装置101は、カメラ215を用いて記入不備チェックを行う記入済帳票を撮影し、撮影された画像(以下、撮影画像)を外部メモリ212に記憶する。すなわち、ステップS602は、帳票を撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む処理の一例を示すステップである。なお、この実施形態においては、情報処理装置101のカメラ215を用いて撮影画像を得るとしたが、デジタルカメラなどを用いて撮影された画像やスキャナーなどを用いてスキャンされた画像を情報処理装置101に取り込むとしてもよい。
ステップS603において、情報処理装置101は、撮影した帳票のフォームIDを特定する。すなわち、ステップS603は、取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報を取得する処理の一例を示すステップである。具体的には、フォームテーブル(クライアント)1110の全レコードを検索し、「フォーム画像」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取り出したフォーム画像を順番に撮影画像を比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームのフォームIDを特定する。
外部メモリ212から取り出したフォーム画像と撮影画像を比較し、所定の値以上の割合で画像が一致した場合、撮影画像は外部メモリ212から取り出したフォーム画像の帳票フォームであると判定し、撮影した帳票のフォームIDは、画像比較で一致したフォーム画像に対応するフォームIDであると特定する。
なお、この画像比較に用いる2つの画像は未加工のまま画像を比較してよいし、画像比較の精度を上げるために、輪郭を抽出するなどの画像加工を施した後に画像比較を行うとしてもよい。また、その際、検索結果であるフォームテーブル(クライアント)1110の全レコードのフォームIDをリスト化し、RAM202に記憶しておく。
なお、この実施形態においては、撮影画像とサーバ102から入手したフォーム画像を比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームの特定を行ったが、この方法に限定するものではなく、帳票にフォームIDを示すバーコードや番号を記しておき、撮影時の読み取りまたは撮影画像の解析から帳票のフォームIDを特定する方法であってもよい。本実施例においては、撮影画像からフォームID=1000の「ショッピングクレジット申込書」が特定されたとする。
ステップS604において、情報処理装置101は、ステップS603にて撮影した帳票のフォームIDが特定できたか否かを判定する。特定できた場合はステップS608に進み、特定できなかった場合はステップS605に進む。なお、特定できなかった場合とは、外部メモリ212から取り出したフォーム画像と撮影画像を比較しても、所定の値以上の割合で一致するフォーム画像がなかった場合や、帳票にフォームIDを示すバーコードや番号を記されていなかった場合、撮影時の読み取りまたは撮影画像の解析からフォームIDを特定することができなかった場合などが考えられる。
ステップS605において、情報処理装置101は、撮影画像と比較済フォームIDリストをサーバ102に送信する。すなわち、ステップS605は、取込まれた電子データをサーバに送信する処理の一例を示すステップである。ここで、比較済フォームIDリストとは、ステップS603にてフォームIDを特定するために撮影画像と画像比較をした、フォームテーブル(クライアント)1110の全レコードのフォームIDのリストである。
ステップS606において、サーバ102は、撮影画像と比較済フォームIDリストを受信する。
ステップS606において、サーバ102は、撮影画像と比較済フォームIDリストを受信する。
ステップS607において、サーバ102は、フォームテーブル(サーバ)1120から、ステップS606にて受信した比較済フォームIDリストに含まれるフォームIDを除くレコードを取得し、「フォーム画像」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取り出したフォーム画像を順番に撮影画像と比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームを特定する。なお、比較済フォームIDリストに含まれるフォームIDを除くことにより、ステップS603にて画像比較したフォームIDについて、再度の画像比較を省略することができるため、フォームID特定に要する時間を短縮できる。
なお、この実施形態においては、撮影画像とサーバ102から入手したフォーム画像を比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームの特定を行ったが、この方法に限定するものではなく、帳票にフォームIDを示すバーコードや番号を記しておき、撮影時の読み取りまたは撮影画像の解析から帳票のフォームIDを特定する方法であってもよい。
ステップS608において、情報処理装置101は、ステップS603にて特定されたフォームIDを送信する。すなわち、ステップS608は、取得された帳票フォーム識別情報をサーバに送信する処理の一例を示すステップである。これにより、記入不備チェックを行うためには、必ず帳票サーバに帳票の記入内容を送らずに記入不備チェックができるため、モバイル端末のようにネットワークの上り回線速度が低い場合、記入不備チェックが完了するまでに時間がかかってしまうという課題を解決することができる。
ステップS609において、サーバ102は、特定されたフォームIDを受信する。
ステップS609において、サーバ102は、特定されたフォームIDを受信する。
ステップS610において、サーバ102は、ステップS604またはステップS609にて特定されたフォームIDを検索キーとして、フォームテーブル(サーバ)1120とフォーム定義テーブル(サーバ)1220をそれぞれ検索し、フォーム情報とフォーム定義情報を取得する。また、フォーム情報におけるフォーム画像の値にはフォーム画像ファイルが記憶されているファイルパスが記憶されているため、そのファイルパスを用いて、フォーム画像ファイルを取得する。
ステップS611において、サーバ102は、取得したフォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を情報処理装置101に送信する。
ステップS611において、サーバ102は、取得したフォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を情報処理装置101に送信する。
ステップS612において、情報処理装置101は、フォーム情報、フォーム画像ファイル。およびフォーム定義情報を受信し、それぞれをフォームテーブル(クライアント)1110、外部メモリ212、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に記憶する。
すなわち、ステップS612は、取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する処理の一例を示すステップである。また、ステップS612は、送信された電子データに含まれる帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信する処理の一例を示すステップである。
また、ステップS612は、送信された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信する処理の一例を示すステップである。また、ステップS612は、送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信する処理の一例を示すステップである。
ステップS613において、情報処理装置101は、記入不備チェック処理(図9)を行う。すなわち、ステップS613は、受信された認識領域と認識条件とを用いて、取込まれた電子データに含まれる、認識領域に記入された内容が、認識条件に適合しているか否かをチェックする処理の一例を示すステップである。
図9は、情報処理装置101において行う記入不備チェック処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、情報処理装置101において行う記入不備チェック処理の一例を示すフローチャートである。
また、図12は、サーバ102および情報処理装置101においてフォームごとの記入不備チェック認識領域およびチェック方法を管理するテーブルの一例を示す図である。
フォーム定義テーブル(クライアント)1210、およびフォーム定義テーブル(サーバ)1220には「フォームID」「バージョン」「(記入不備チェックの認識領域につけられた)チェックID」「(記入不備チェックの)認識条件」「(認識領域の)起点座標(X、Y))」と「終点座標(X、Y)」が記憶されている。すなわち、フォーム定義テーブル(クライアント)1210は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報を記憶する手段の一例である。また、フォーム定義テーブル(クライアント)1210は、帳票フォーム識別情報に対応づけて、帳票フォーム定義情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを記憶する手段の一例である。
また、フォーム定義テーブル(クライアント)1210には、フォーム定義テーブル(サーバ)1220に無い、記入不備チェック処理結果を記憶するための「結果カラム1211」が存在するが、図9の記入不備チェック処理において、「結果カラム1211」はまだ使用しないため、この時点ではnullである。
また、フォーム定義テーブル(サーバ)1220は、帳票システム100で使用する帳票の定義情報(フォームIDと記入内容の認識領域と認識条件)として、システム管理者によって作成・メンテナンスされるテーブルである。
なお、図11の説明にて、記入不備チェックの認識領域やチェック方法に影響を及ぼすレイアウト変更はバージョンの2つ目の数字(バージョン1.2.3の場合の2)をカウントアップし、記入不備チェックの認識領域やチェック方法に影響を及ぼさない文言変更はバージョンの3つ目の数字(バージョン1.2.3の場合の3)をカウントアップするとしたため、フォーム定義テーブル(クライアント)1210およびフォーム定義テーブル(サーバ)1220に登録されるレコードの「バージョン」の3つ目の数字は、常に“0”のみである。
図9の記入不備チェック処理について説明する。なお、ステップS901〜ステップS912の処理は、情報処理装置101が行う。
ステップS901において、ステップS612にて受信したフォーム定義情報を取得する。
なお、後述する第2の実施形態において、図7のステップS612の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS612にて受信したフォーム定義情報を、図7のステップS709の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS709にて有ると判定されたフォーム定義情報を、図7のステップS711の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS711にてローカルにあるバージョンのフォーム定義情報とされたフォーム定義情報を、それぞれ取得する。
ステップS902において、変数iに1を代入し、RAM202に記憶する。
ステップS901において、ステップS612にて受信したフォーム定義情報を取得する。
なお、後述する第2の実施形態において、図7のステップS612の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS612にて受信したフォーム定義情報を、図7のステップS709の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS709にて有ると判定されたフォーム定義情報を、図7のステップS711の次にこの記入不備チェック処理を行う場合はステップS711にてローカルにあるバージョンのフォーム定義情報とされたフォーム定義情報を、それぞれ取得する。
ステップS902において、変数iに1を代入し、RAM202に記憶する。
ステップS903において、フォーム定義レコードのi番目から、記入不備チェック認識領域の起点(X座標、Y座標)と終点(X座標、Y座標)と記入不備チェック認識条件を取得する。
ステップS904において、記入不備チェック認識条件の値について判定する。
ステップS904において、記入不備チェック認識条件の値について判定する。
記入不備チェック認識条件が「必須」の場合は、入力必須の項目であるため、ステップS905において、撮影画像のチェック認識領域に文字や記号が記入されているか否かを判定する。なお、この判定処理は、OCR等による解析技術を用いるが、既知の技術であるため、説明は省略する。
文字や記号が記入されている場合は、ステップS906において、チェック結果をRAM202に記憶する変数result[i]に「OK」を代入する。
文字や記号が記入されていない場合は、ステップS907において、変数result[i]に「NG」を代入する。
文字や記号が記入されている場合は、ステップS906において、チェック結果をRAM202に記憶する変数result[i]に「OK」を代入する。
文字や記号が記入されていない場合は、ステップS907において、変数result[i]に「NG」を代入する。
記入不備チェック認識条件が「丸囲み」の場合は、複数の選択肢のうち1つを丸印で囲む項目であるため、ステップS908において、撮影画像のチェック認識領域に丸印が記入されているか否かを判定する。この判定処理は、OCR等による解析技術を用いるが、既知の技術であるため、説明は省略する。なお、本実施例では丸印の存在有無を判定しているが、丸印に限定するものではなく、レ点やその他の図形の判定であってもよい。
また、上記において、丸印の数を「1つ」としたが、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に「上限値」や「チェック数」カラムを設け、上限値を超えた場合「NG」、印の個数が「チェック数」以外の場合「NG」と判定するとしてもよい。また、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に「桁数」カラムを設け、記入された文字が許可された桁数であれば「OK」、許可されていない桁数であれば「NG」と判定してもよい。また、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に「文字属性」カラムを設け、記入された文字の属性、例えば「数字」「ひらがな」「カタカナ」「英数字」などによって、OK・NGの判定をしてもよい。
また、OCR等による解析結果で、記入された文字を認識できなかった場合、「NG」と判定するとしてもよい。また、変数result[i]の値は、「OK」「NG」の2つに限定するものではなく、「不明瞭」「認識不可」「矛盾」などの値を持つとしてもよい。
丸印が記入されている場合は、ステップS909において、変数result[i]に「OK」を代入する。
丸印が記入されていない場合は、ステップS910において、変数result[i]に「NG」を代入する。
丸印が記入されている場合は、ステップS909において、変数result[i]に「OK」を代入する。
丸印が記入されていない場合は、ステップS910において、変数result[i]に「NG」を代入する。
ステップS911において、変数iをインクリメントする。ステップS912において、チェックID=iのフォーム定義レコードが存在するか否かを判定する。存在しない場合は、この記入不備チェック処理を終了し、存在する場合はステップS903に戻る。
以上で、図9の記入不備チェック処理の説明を終了する。図9の記入不備チェック処理によって、撮影画像のフォームIDに対応するフォーム定義レコードについてのチェック結果が変数result[i]に記憶されたことになる。具体的には、本実施例では、変数result[i]には、[OK、NG、OK、NG、OK・・・]の値が格納されている。
図6の記入不備チェック結果取得処理の説明に戻る。
ステップS614において、情報処理装置101は、図9の記入不備チェック処理にて設定されたチェック結果リスト(result)をRAM202から取得し、ステップS901で取得したフォーム定義情報に対応するフォーム定義テーブル(クライアント)1210のレコードの「チェックID」=iの「結果カラム1211」に、変数result[i]の値をそれぞれ登録する。本実施例においては、フォーム定義テーブル(クライアント)1210のフォームID=1000、バージョン=1.2.0のレコードの「結果カラム1211」に、変数result[i]=[OK、NG、OK、NG、OK・・・]の値を登録する(図12の1211)。
ステップS615において、情報処理装置101は、ディスプレイ211に撮影画像を表示する。
ステップS616において、情報処理装置101は、変数result[i]にNGが存在するか判定する。
ステップS614において、情報処理装置101は、図9の記入不備チェック処理にて設定されたチェック結果リスト(result)をRAM202から取得し、ステップS901で取得したフォーム定義情報に対応するフォーム定義テーブル(クライアント)1210のレコードの「チェックID」=iの「結果カラム1211」に、変数result[i]の値をそれぞれ登録する。本実施例においては、フォーム定義テーブル(クライアント)1210のフォームID=1000、バージョン=1.2.0のレコードの「結果カラム1211」に、変数result[i]=[OK、NG、OK、NG、OK・・・]の値を登録する(図12の1211)。
ステップS615において、情報処理装置101は、ディスプレイ211に撮影画像を表示する。
ステップS616において、情報処理装置101は、変数result[i]にNGが存在するか判定する。
NGが存在しない場合は、ステップS617において、情報処理装置101は、「記入不備はありませんでした。」のメッセージが記された記入不備チェック結果画面(不備なし)1010を表示する。
NGが存在する場合は、ステップS618において、情報処理装置101は、「記入不備があります。」のメッセージが記された記入不備チェック結果画面(不備あり)1020を表示する。
ステップS619において、情報処理装置101は、ステップS901で取得したフォーム定義情報に対応するフォーム定義テーブル(クライアント)1210のレコードのうち、結果カラム1211=NGのレコードについて、そのレコードの記入不備チェック認識領域の起点座標(X、Y)と終点座標(X、Y)を取得する。
ステップS620において、情報処理装置101は、取得した記入不備チェック認識領域の起点座標(X、Y)と終点座標(X、Y)を対角とする矩形を撮影画像上に描き、赤で塗りつぶす。これにより、記入不備の領域を識別可能に表示することができる。すなわち、ステップS620は、帳票への記入内容のチェック結果を出力する処理の一例を示すステップである。
以上で、図6の記入不備チェック結果取得処理の説明を終了する。この処理によって、撮影画像の記入不備チェックの結果がディスプレイ211に表示されたことになる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態は、撮影する帳票は常に最新バージョンであるというケースを想定した。第2の実施形態では、撮影する帳票は常に最新バージョンとは限らず、様々なバージョンがありえるというケースを想定している。具体的には、顧客が記入した申込書は、以前に顧客担当者が渡した申込書や店舗等に設置されていた申込書であって、情報処理装置101で撮影する時にそれらの申込書が古いバージョンとなっているケース、情報処理装置101に古いフォーム定義情報を記憶したまま、最新の申込書を撮影したケース等である。
第1の実施形態は、撮影する帳票は常に最新バージョンであるというケースを想定した。第2の実施形態では、撮影する帳票は常に最新バージョンとは限らず、様々なバージョンがありえるというケースを想定している。具体的には、顧客が記入した申込書は、以前に顧客担当者が渡した申込書や店舗等に設置されていた申込書であって、情報処理装置101で撮影する時にそれらの申込書が古いバージョンとなっているケース、情報処理装置101に古いフォーム定義情報を記憶したまま、最新の申込書を撮影したケース等である。
つまり、情報処理装置101に記憶されているフォーム定義情報が、撮影した帳票と比べてバージョンが古いケース、同じケース、新しいケースすべて発生する。よって、後述するステップS709〜ステップS710にて、情報処理装置101は、撮影した帳票の「フォームID」と「バージョン」の組み合わせのフォーム定義情報がローカルに無い場合であっても、ローカルにあるフォーム定義情報が使用できるか否かを判定している。
第2の実施形態の詳細について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態の図6を図7に置き換える。また、第1の実施形態のステップと同じ処理については、同じステップ番号を付与する。
以下、図7を参照しながら、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態の図6と同様の処理、構成については説明を省略する。
以下、図7を参照しながら、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態の図6と同様の処理、構成については説明を省略する。
ステップS701において、情報処理装置101は、撮影した帳票の「フォームID」と「バージョン」を特定する。すなわち、ステップS701は、取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報を取得する処理の一例を示すステップである。また、ステップS701は、取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを取得する処理の一例を示すステップである。
具体的には、フォームテーブル(クライアント)1110の全レコードを検索し、「フォーム画像」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取り出したフォーム画像を順番に撮影画像を比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームの「フォームID」と「バージョン」を特定する。
外部メモリ212から取り出したフォーム画像と撮影画像を比較し、所定の値以上の割合で画像が一致した場合、撮影画像は外部メモリ212から取り出したフォーム画像の帳票フォームであると判定し、撮影した帳票の「フォームID」と「バージョン」は、画像比較で一致したフォーム画像に対応する「フォームID」と「バージョン」であると特定する。
なお、この画像比較に用いる2つの画像は未加工のまま画像を比較してよいし、画像比較の精度を上げるために、輪郭を抽出するなどの画像加工を施した後に画像比較を行うとしてもよい。また、その際、検索結果であるフォームテーブル(クライアント)1110の全レコードのフォームIDをリスト化し、RAM202に記憶しておく。
なお、この実施形態においては、撮影画像とサーバ102から入手したフォーム画像を比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームの特定を行ったが、この方法に限定するものではなく、帳票に「フォームID」と「バージョン」を示すバーコードや番号を記しておき、撮影時の読み取りまたは撮影画像の解析から帳票の「フォームID」と「バージョン」を特定する方法であってもよい。本実施例においては、撮影画像からフォームID=1000、バージョン1.2.3のショッピングクレジット申込書が特定されたとする。
ステップS702において、情報処理装置101は、ステップS603にて記入不備チェックを行う帳票フォームの「フォームID」と「バージョン」を特定できたか否かを判定する。特定できた場合はステップS704に進み、特定できなかった場合はステップS605(図7)に進む。なお、特定できなかった場合とは、外部メモリ212から取り出したフォーム画像と撮影画像を比較しても、所定の値以上の割合で一致するフォーム画像がなかった場合や、帳票に「フォームID」と「バージョン」を示すバーコードや番号を記されていなかった場合、撮影時の読み取りまたは撮影画像の解析から「フォームID」と「バージョン」を特定することができなかった場合などが考えられる。
ステップS703において、サーバ102は、フォームテーブル(サーバ)1120から、ステップS606にて受信した比較済フォームIDリスト(比較済バージョンも含む)に含まれる「フォームID」と「バージョン」の組み合わせを除くレコードを取得し、「フォーム画像」カラムに記憶されているファイルパスを用いて外部メモリ212から取り出したフォーム画像を順番に撮影画像と比較することで、記入不備チェックを行う帳票フォームを特定する。なお、比較済フォームIDリストに含まれる「フォームID」と「バージョン」の組み合わせを除くことにより、ステップS701にて画像比較した「フォームID」と「バージョン」の組み合わせについて、再度の画像比較を省略することができるため、「フォームID」と「バージョン」の特定に要する時間を短縮できる。
ステップS704において、情報処理装置101は、ステップS701にて特定した「フォームID」のフォーム定義情報がフォーム定義テーブル(クライアント)1210に存在するか否かを判定する。有る場合はステップS709に進み、無い場合はステップS705に進む。すなわち、ステップS704は、取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報が、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に記憶されているか否かを判定する処理の一例を示すステップである。また、ステップS704にて「有る」と判定後、ステップS613の記入不備チェックを行った場合のステップS613は、帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報が、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に記憶されていると判定された場合、記憶されている帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする処理の一例を示すステップである。
ステップS705において、情報処理装置101は、「撮影した帳票のバージョンに対応するフォーム定義情報をダウンロードする」のメッセージ(図8の801)を表示する。なお、ステップS710からステップS705に来た場合は、図8の802のメッセージを表示する。このメッセージを表示することにより、ユーザに通知せずにダウンロード処理を行ってしまうと、ユーザが思いがけず待たされてしまうという課題を解決することができる。
ステップS706において、情報処理装置101は、ステップS701にて特定した「フォームID」と「バージョン」をサーバ102に送信する。すなわち、ステップS706は、取得された帳票フォーム識別情報をサーバに送信する処理の一例を示すステップである。また、ステップS706は、取得された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとをサーバに送信する処理の一例を示すステップである。これにより、記入不備チェックを行うためには、必ず帳票サーバに帳票の記入内容を送らずに記入不備チェックができるため、モバイル端末のようにネットワークの上り回線速度が低い場合、記入不備チェックが完了するまでに時間がかかってしまうという課題を解決することができる。
ステップS707において、サーバ102は、「フォームID」と「バージョン」を受信する。
ステップS707において、サーバ102は、「フォームID」と「バージョン」を受信する。
ステップS708において、サーバ102は、ステップS701またはステップS703にて特定された「フォームID」と「バージョン」を検索キーとして、フォームテーブル(サーバ)1120とフォーム定義テーブル(サーバ)1220をそれぞれ検索し、フォーム情報とフォーム定義情報を取得する。また、フォーム情報におけるフォーム画像の値にはフォーム画像ファイルが記憶されているファイルパスが記憶されているため、そのファイルパスを用いて、フォーム画像ファイルを取得する。
ステップS709において、情報処理装置101は、ステップS701にて特定した「フォームID」と「バージョン」の組み合わせのフォーム定義情報がフォーム定義テーブル(クライアント)1210に存在するか否かを判定する。有る場合はステップS613(図7)に進み、無い場合はステップS710に進む。すなわち、ステップS709は、取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と、取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとの組み合わせが、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に記憶されているか否かを判定する処理の一例を示すステップである。
また、ステップS709にて「有る」と判定後にステップS613にて記入不備チェック処理を行ったステップS613、およびステップS709にて「無い」と判定後にステップS706の後にステップS613にて記入不備チェック処理を行ったステップS613は、記憶されていると判定された場合、取得された帳票フォーム識別情報と取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとに対応する、帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックし、一方、記憶されていないと判定された場合、送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報をサーバから受信し、当該帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする処理の一例を示すステップである。
これにより、記入不備チェックに利用する帳票フォーム定義情報が利用者端末に記憶されている場合は、帳票サーバに帳票の記入内容を送ることなく記入不備チェックを行うことができるため、帳票サーバに帳票の記入内容を送る処理に無駄が生じてしまうという課題を解決することができる。
ステップS710において、情報処理装置101は、ステップS701にて特定した「フォームID」と「バージョン」の組み合わせのフォーム定義情報と、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に存在するステップS701にて特定した「フォームID」のフォーム定義情報とについて、差分の有無を判定する。すなわち、ステップS710は、取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報が、フォーム定義テーブル(クライアント)1210に記憶されているか否かを判定する処理の一例を示すステップである。
差分有の場合はステップS705に進み、差分無の場合はステップS711に進む。具体的には、2つのフォーム定義情報のバージョン番号のうち、1つ目と2つ目の数字は同じで、3つ目の数字のみが異なる場合、フォーム定義情報の差分は無と判定し、そうでない場合は有と判定する。すなわち、ステップS710にて差分無と判定後、ステップS613の記入不備チェックを行った場合のステップS613は、フォーム定義テーブル(クライアント)1210により記憶されている、取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックする処理の一例を示すステップである。
これにより、ステップS710において差分有の場合は、帳票上の文言やデザインの変更等により、帳票のバージョンが上がった場合、撮像した帳票のバージョンと利用者端末に記憶されている帳票フォーム定義情報とバージョンとが異なったとしても、記入不備チェックを正しく行えないという課題を解決することができる。
なお、この実施形態においては、フォーム定義情報の差分の有無判定をバージョンの数字で判定するとしたが、これに限定するものではなく、フォームテーブル(クライアント)1110に「バージョン」だけでなく「互換バージョン」も記憶することで、撮影した帳票が、フォーム定義テーブル(クライアント)1210にあるフォーム定義情報と互換性があるか否かによって、差分の有無判定をする等としてもよい。
ステップS711において、情報処理装置101は、「ローカルにあるバージョンのフォーム定義情報を使用する」のメッセージ(図8の803)を表示し、ユーザによる「はいボタン804」または「いいえボタン805」の押下を受け付ける。「はいボタン804」が押下された場合はステップS613(図7)に進み、「いいえボタン805」が押下された場合はステップS706に進む。
図8の803のメッセージを表示することにより、バージョンは異なるが、記入不備チェックを正しく行うことができるケースの場合であっても、ユーザに通知せずに記入不備チェックを行ってしまうことで、バージョンが同じかどうかについてユーザが不安に思ってしまうという課題を解決することができる。また、ユーザに通知せずにダウンロード処理を行ってしまうと、ユーザが思いがけず待たされてしまうという課題を解決することができる。
また、「はいボタン804」が押下された場合、記入不備チェックに利用する帳票フォーム定義情報が利用者端末に記憶されている場合は、帳票サーバに帳票の記入内容を送ることなく記入不備チェックを行うことができるため、帳票サーバに帳票の記入内容を送る処理に無駄が生じてしまうという課題を解決することができる。また、バージョンが異なることをトリガーにして、帳票フォーム定義情報をダウンロードしてしまうと、無駄なダウンロード処理が発生してしまうという課題も解決することができる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
Claims (9)
- 撮像装置を備える情報処理装置であって、
帳票を前記撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む取込手段と、
前記取込手段により取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する帳票フォーム定義情報受信手段と、
前記帳票フォーム定義情報受信手段により受信された認識領域と認識条件とを用いて、前記取込手段により取込まれた電子データに含まれる、前記認識領域に記入された内容が、前記認識条件に適合しているか否かをチェックする記入不備チェック手段と、
前記記入不備チェック手段により行われた前記帳票への記入内容のチェック結果を出力する記入不備チェック結果出力手段と
を備ることを特徴とする情報処理装置。 - 前記取込手段により取込まれた電子データを前記サーバに送信する電子データ送信手段
を更に備え、
前記帳票フォーム定義情報受信手段は、
前記電子データ送信手段により送信された電子データに含まれる帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報を前記サーバから受信すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記取込手段により取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報を前記サーバに送信する帳票フォーム識別情報送信手段と
を更に備え、
前記帳票フォーム定義情報受信手段は、
前記帳票フォーム識別情報送信手段により送信された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報を前記サーバから受信すること
を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記帳票フォーム識別情報に対応づけて、前記帳票フォーム定義情報を記憶する記憶手段と、
前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報が、前記記憶手段により記憶されているか否かを判定する第1の判定手段と、
前記記入不備チェック手段は、
前記第1の判定手段により記憶されていると判定された場合、前記記憶手段により記憶されている当該帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックすること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段は、
前記帳票フォーム識別情報に対応づけて、前記帳票フォーム定義情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを記憶し、
前記取得手段は、
前記取込手段により取込まれた電子データの帳票を識別する帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを取得し、
前記帳票フォーム識別情報送信手段は、
前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンとを前記サーバに送信し、
前記帳票フォーム定義情報受信手段は、
前記帳票フォーム識別情報送信手段により送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報を前記サーバから受信すること
を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と、前記取得手段により取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとの組み合わせが、前記記憶手段により記憶されているか否かを判定する第2の判定手段と、
前記記入不備チェック手段は、
前記第2の判定手段により記憶されていると判定された場合、前記記憶手段により記憶されている、前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報と前記取得手段により取得された当該帳票フォーム定義情報のバージョンとに対応する、帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックし、一方、前記第2の判定手段により記憶されていないと判定された場合、前記帳票フォーム識別情報送信手段により送信された帳票フォーム識別情報と当該帳票フォーム定義情報のバージョンの組み合わせに対応する帳票フォーム定義情報を前記サーバから受信し、当該帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックすること
を特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報が、前記記憶手段により記憶されているか否かを判定する第3の判定手段と、
前記記入不備チェック手段は、
前記第2の判定手段により記憶されていないと判定された場合であっても、前記第3の判定手段により記憶されていると判定された場合は、前記記憶手段により記憶されている、前記取得手段により取得された帳票フォーム識別情報に対応する帳票フォーム定義情報と同じ帳票フォーム定義情報に含まれる認識領域と認識条件を用いてチェックすること
を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 撮像装置を備える情報処理装置における処理方法であって、
前記情報処理装置が、
帳票を前記撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む取込ステップと、
前記取込ステップにより取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する帳票フォーム定義情報受信ステップと、
前記帳票フォーム定義情報受信ステップにより受信された認識領域と認識条件とを用いて、前記取込ステップにより取込まれた電子データに含まれる、前記認識領域に記入された内容が、前記認識条件に適合しているか否かをチェックする記入不備チェックステップと、
前記記入不備チェックステップにより行われた前記帳票への記入内容のチェック結果を出力する記入不備チェック結果出力ステップと
を実行することを特徴とする処理方法。 - 撮像装置を備える情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を、
帳票を前記撮像装置で撮像することにより電子データとして取込む取込手段と、
前記取込手段により取込まれた電子データから特定された帳票の認識領域と認識条件とを含む帳票フォーム定義情報をサーバから受信する帳票フォーム定義情報受信手段と、
前記帳票フォーム定義情報受信手段により受信された認識領域と認識条件とを用いて、前記取込手段により取込まれた電子データに含まれる、前記認識領域に記入された内容が、前記認識条件に適合しているか否かをチェックする記入不備チェック手段と、
前記記入不備チェック手段により行われた前記帳票への記入内容のチェック結果を出力する記入不備チェック結果出力手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015214814A JP2017084279A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015214814A JP2017084279A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017084279A true JP2017084279A (ja) | 2017-05-18 |
Family
ID=58714163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015214814A Pending JP2017084279A (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017084279A (ja) |
-
2015
- 2015-10-30 JP JP2015214814A patent/JP2017084279A/ja active Pending
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