JP2017080395A - 可動式傘立て - Google Patents
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Abstract
【解決手段】傘挿入開口部を有する複数の傘保持枠と、該傘保持枠を支持する支持脚とを備え、
前記複数の傘保持枠は、格納時に重なり、展開時に面一又は略面一状態となるように構成されていることを特徴とする、傘立て。
【選択図】図12
Description
従って、天候や人の集まりに応じてフレキシブルに傘の本数に対応できることが好ましい。
例えば、前記スライド式吊り下げ傘立ては、傘をシャフトに吊り下げるタイプの傘立てであって、傘の収容本数に応じてシャフトをスライドさせ、横方向に伸縮できるものである。
ここで、「傘保持枠」とは、例えば複数のロッドを縦と横に組み合わせて形成された空間(以下、「傘挿入開口部」ということがある)に、傘をしっかり収納できるように前記ロッドを固定する枠をいう。
前記傘保持枠は、縦方向及び/又は横方向にスライド可能であることが好ましい。
また、前記傘保持枠は、入れ子状に格納可能であってもよい。
更に、前記傘保持枠は、観音開き状に展開可能であってもよい。前記傘保持枠は、入れ子構造と観音開き構造を組み合わせた構成にしてもよい。
前記傘保持枠は、任意の位置に該傘保持枠を保持するストッパーを備えていることが好ましい。ストッパーは前記支持脚にあってもよい。
更に、前記支持脚の下方に受け皿保持枠及び/又は受け皿が設置されていてもよい。
前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は複数でもよく、この場合、格納時に重なり、展開時に面一又は略面一状態となるように構成される。
前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は、縦方向及び/又は横方向にスライド可能であることが好ましい。
前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は、入れ子状に格納可能であってもよい。
前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は、観音開き状に展開可能であってもよい。前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は、入れ子構造と観音開き構造を組み合わせた構成にしてもよい。
更に、前記受け皿保持枠及び/又は受け皿は、任意の位置に、該受け皿保持枠及び/又は受け皿を保持するストッパーを備えていることが好ましい。ストッパーは前記支持脚にあってもよい。
更にまた、前記支持脚に移動用部品が備えられていることが好ましい。
前記傘挿入開口部は、傘を挿入し、立てておくことができる部分である。傘挿入開口部の形状は、上から見て四角形等の多角形や円形等、様々な形状をとることでき、特に限定されない。
傘挿入開口部が例えば四角である場合、縦ロッド、横ロッドを交差させることで形成でき、若しくは、板を交差させることで形成することができる。傘挿入開口部が例えば円である場合、樹脂板等を、傘を挿入できる大きさに円状に貫通することで形成できる。
複数の傘保持枠を完全に重ねた場合、傘保持枠1つ分の大きさの傘立てになり、傘挿入開口部の数も1つの傘保持枠にある数になる。
2つの傘保持枠を重ならないようにし、2つの傘保持枠が連なるようにした場合、傘保持枠2つ分の大きさの傘立てになり、傘挿入開口部の数も2倍となる。
あるいは、2つの傘保持枠を半分だけ重なるようにすると、傘保持枠1つ半の大きさの傘立てになる。例えば、上となる傘挿入開口部に対して、下となる傘挿入開口部が半分だけ重なるようにすれば、1つの傘挿入開口部を2つに分けることができ、1つの傘挿入開口部あたりの面積は小さくなるが、傘挿入開口部の数は増やすことができる。
この場合、形状が同一で大きさが異なる複数の傘立てを、そのうちで最も大きい傘立てに、入れ子式にスライドしてすべて収納すれば、1つの傘立てとして使用できる。あるいは、入れ子式に収納された傘立てを、伸長するようにスライドして完全に外し、ばらばらにして、1つ1つを傘立てとして使用することもできる。完全に外さずに、少しの段差がある略面一状態にして使用することもできる。
傘保持枠をスライドした際に指等を挟まないように数センチの隙間を空けることや、枠の厚みを増すこと等の工夫により、本発明の傘立てによる怪我を防止する構造にすることが好ましい。入れ子式傘立ても観音開き式傘立ても同様である。
また、別のストッパーとしては、傘保持枠にくぼみをつけてノッチにしたものや、傘保持枠を入れ子状からスライドしたときに傘保持枠同士が外れない様に、傘保持枠の隅や支持脚に、傘保持枠同士がひっかかるものでもよい。
受け皿保持部は、前述の傘保持枠と同様に、受け皿保持枠ごとに高さが異なるように支持脚に設置することにより、受け皿保持部及び受け皿を重ねて入れ子状に収納することができる。また、受け皿保持部及び/又は受け皿を任意の位置に保持できるようストッパーを設けてもよい。
すなわち、傘挿入開口部を有する傘保持枠の上に、観音開き式に開閉可能な右傘保持枠と左傘保持枠とが取り付けられた傘立てである。
以下、本発明の傘立ての例を、図面を参照しながら説明する。
図2に、当該傘立ての試作品を伸長したときの写真を示す。
支持脚がストッパーの役目を果たす場合の構造の例を図4(上からみたところ)及び図5(下からみたところ)に示す。
図7に、傘立ての試作品を途中まで入れ子状にしたときの様子を示す。
図9に、傘立ての試作品を入れ子に収納したときの写真を示す。
傘立ての基本構造は実施形態1と同様であるが、入れ子式に収納した傘立ての伸長を途中で止めて、上の傘挿入開口部と下の傘挿入開口部が半分重なるようにした例を示す。
傘保持枠をスライドして、傘保持枠の一部を重ねた状態にすると、例えば図12に示すように、傘保持枠が重なっている部分は、傘挿入開口部あたりの面積は狭くなるが、傘挿入開口部の数は多くなる。
当該傘立てを完全に伸長した場合を図13に示す。
観音開きの傘立ての例を示す。
図14は、第一の傘保持枠の左半分の上に第二の傘保持枠が重なり、第一の傘保持枠の右半分の上に第三の傘保持枠が重なった状態を示す。このとき、傘挿入開口部は16個である。
当該傘立ては、例えば図16に示すように受け皿を配置してよく、傘立てを収納しているときは、図14に示すように受け皿を重ねて収納することができ、傘立てを開いたときは、重ねた受け皿を外して、図15及び図16に示すように、第二及び第三の傘保持枠の下に配置することができる。
21 傘保持枠
22 傘挿入開口部
24 縦ロッド
25 横ロッド
31 支持脚
41 受け皿保持枠
42 受け皿
Claims (12)
- 傘挿入開口部を有する複数の傘保持枠と、該傘保持枠を支持する支持脚とを備え、
前記複数の傘保持枠は、格納時に重なり、展開時に面一又は略面一状態となるように構成されていることを特徴とする、傘立て。 - 前記傘保持枠は、縦方向及び/又は横方向にスライド可能である、請求項1に記載の傘立て。
- 前記傘保持枠は、入れ子状に格納可能である、請求項1又は2に記載の傘立て。
- 前記傘保持枠は、観音開きに展開可能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の傘立て。
- 前記傘保持枠は、任意の位置を保持するストッパーを備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の傘立て。
- 前記支持脚の下方に受け皿保持部及び/又は受け皿が設置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の傘立て。
- 前記受け皿保持部及び/又は受け皿が複数あり、格納時に重なり、展開時に面一又は略面一状態となるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の傘立て。
- 前記受け皿保持部及び/又は受け皿は、縦方向及び/又は横方向にスライド可能である、請求項7に記載の傘立て。
- 前記受け皿保持部及び/又は受け皿は、入れ子状に格納可能である、請求項7又は8に記載の傘立て。
- 前記受け皿保持部及び/又は受け皿は、観音開きに展開可能である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の傘立て。
- 前記受け皿保持部及び/又は受け皿は、任意の位置を保持するストッパーを備えている、請求項7〜10のいずれか1項に記載の傘立て。
- 前記支持脚に移動用部品が備えられている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の傘立て。
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