JP2017078816A - Image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、人体検出機能を備える画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus having a human body detection function.
近年、人体検出センサによって画像形成装置に近接した人を検出し、自動で省電力状態から通常電力状態に復帰する画像形成装置が提案されている。 In recent years, there has been proposed an image forming apparatus that detects a person close to the image forming apparatus using a human body detection sensor and automatically returns from the power saving state to the normal power state.
特許文献1には、検出範囲が異なる2つの人体検出センサを用いて、画像処理装置を省電力状態から通常電力状態に復帰させる技術が開示されている。具体的には、広範囲の検出範囲を有する第1の人体検出センサによって画像処理装置に近接する人が検出されると、第1の人体検出センサより検出範囲が狭い第2の人体検出センサが起動する。そして、起動した第2の人体検出センサによって人が検出されると、画像処理装置が省電力状態から通常電力状態に復帰する。 Patent Document 1 discloses a technique for returning an image processing apparatus from a power saving state to a normal power state using two human body detection sensors having different detection ranges. Specifically, when a person close to the image processing apparatus is detected by the first human body detection sensor having a wide detection range, the second human body detection sensor having a detection range narrower than that of the first human body detection sensor is activated. To do. Then, when a person is detected by the activated second human body detection sensor, the image processing apparatus returns from the power saving state to the normal power state.
特許文献2では、人体検知センサで検知してから一定時間経過した場合に限り、省電力状態から通常電力状態に復帰させることで、通りすがりの人により通常電力状態に復帰してしまうのを防ぐ画像形成装置が提案されている。 In Patent Document 2, an image that prevents a passing person from returning to the normal power state by returning from the power saving state to the normal power state only when a certain time has elapsed after detection by the human body detection sensor. A forming apparatus has been proposed.
特許文献3では、人体検出センサを複数設けることで、通りすがりの人を識別する精度を向上させる画像形成装置が提案されている。 Patent Document 3 proposes an image forming apparatus that improves the accuracy of identifying a passing person by providing a plurality of human body detection sensors.
しかしながら、画像形成装置が例えばオフィスで使用される場合、室内の消灯時は、非就業時間帯や休憩時間帯などであることが想定されるため、画像形成装置の周囲にいる人が画像形成装置を使用する意図がない人である場合がしばしばある。特許文献1〜3の構成では、画像形成装置の周囲にいる人を検出する度に、画像形成装置が省電力状態から通常電力状態に復帰する。そのため、画像形成装置の周囲にいる人に画像形成装置の使用を意図していない可能性が高い場合であっても、画像形成装置が通常電力状態へ復帰してしまうので、不要な電力を消費してしまうという課題があった。 However, when the image forming apparatus is used in an office, for example, it is assumed that when the room is turned off, it is assumed that it is a non-working time period or a resting time period. Often a person who does not intend to use. In the configurations of Patent Documents 1 to 3, the image forming apparatus returns from the power saving state to the normal power state every time a person around the image forming apparatus is detected. Therefore, even if there is a high possibility that the person around the image forming apparatus does not intend to use the image forming apparatus, the image forming apparatus returns to the normal power state, and thus unnecessary power is consumed. There was a problem of doing it.
そこで、本発明は、画像形成装置が不要な電力を消費することを抑制することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that it suppresses an image forming apparatus from consuming unnecessary power.
上記の目的を達成するために、第1の発明は、
画像形成処理を実行する画像形成装置であって、
操作者から画像形成命令の指示を受ける操作部と、
前記画像形成装置の周囲の所定の領域に人体が存在することを検出する人体検出部と、
前記画像形成装置の周囲の照度を検出する照度検出部と、
前記人体検出部が人体を検出したことに伴い前記操作部の起動処理を実行する実行部と、
前記照度検出部が検出した照度が所定の照度以下になったことに応じて、前記人体検出部への通電を停止するように制御する制御部と、
を有することを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the first invention provides:
An image forming apparatus that executes an image forming process,
An operation unit for receiving an image forming instruction from the operator;
A human body detection unit that detects the presence of a human body in a predetermined area around the image forming apparatus;
An illuminance detector that detects the illuminance around the image forming apparatus;
An execution unit that executes a startup process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body;
A control unit that controls to stop energization of the human body detection unit in response to the illuminance detected by the illuminance detection unit being equal to or lower than a predetermined illuminance;
It is characterized by having.
また、第2の発明は、
画像形成処理を実行する画像形成装置であって、
操作者から画像形成命令の指示を受ける操作部と、
前記画像形成装置の周囲の所定の領域に人体が存在することを検出する人体検出部と、
前記画像形成装置の周囲の照度を検出する照度検出部と、
前記照度検出部が検出した照度に応じて、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行するか否かを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記照度検出部が検出した照度が所定の照度以上の場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行し、前記照度検出部が検出した照度が前記所定の照度未満である場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行しないことを特徴とするものである。
In addition, the second invention,
An image forming apparatus that executes an image forming process,
An operation unit for receiving an image forming instruction from the operator;
A human body detection unit that detects the presence of a human body in a predetermined area around the image forming apparatus;
An illuminance detector that detects the illuminance around the image forming apparatus;
A control unit that controls whether or not to execute the start-up process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body according to the illuminance detected by the illuminance detection unit,
When the illuminance detected by the illuminance detection unit is greater than or equal to a predetermined illuminance, the control unit executes a startup process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body, and the illuminance detection unit detects When the illuminance is less than the predetermined illuminance, the human body detecting unit does not execute the activation process of the operation unit when the human body is detected.
本発明によれば、画像形成装置が不要な電力を消費することを抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to prevent the image forming apparatus from consuming unnecessary power.
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明を実施形態に記載されたものだけに限定するものではない。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. However, the components described in this embodiment are merely examples, and the present invention is not limited to only those described in the embodiment.
〔実施例1〕
(1−1)MFP全体構成
図1は画像形成装置の外観の一例を示す斜視図である。本実施例では、画像形成装置の一例としてのMFP(Multi Function Peripheral)100を用いて説明する。MFP(画像形成装置)100は、記録材に画像を形成する画像形成部としてのプリンタ部115を備えており、画像形成処理を実行する。またMFP100は、スキャナ部116、操作部111を備える。MFP100は、コピー機能や、プリンタ機能を備える。
[Example 1]
(1-1) MFP Overall Configuration FIG. 1 is a perspective view showing an example of the appearance of an image forming apparatus. In this embodiment, a description will be given using an MFP (Multi Function Peripheral) 100 as an example of an image forming apparatus. An MFP (image forming apparatus) 100 includes a
プリンタ部115は、記録材に画像を形成する画像形成部として機能する。本例では、原稿の画像データに対応する画像を電子写真方式で記録材に形成する。具体的な構成については、(1−3)で後述する。プリンタ部115の上面には、スキャナ部116と操作部111が配設されている。
The
スキャナ部116は、原稿(記録材に形成された画像)を読み取る読み取り部として機能する。スキャナ部116は、原稿の画像情報を読み取るための光電変換素子としてイメージセンサと、原稿台と、ADF(Auto Document Feeder)とを備える。そして、イメージセンサを用いて原稿台もしくはADFにセットされた原稿の画像データを取得する。スキャナ部116で取得された画像データは、図2に示すようにスキャナコントローラ109に送信される。スキャナコントローラ109は、スキャナ部116で取得された画像データを、バス106を介してスキャナコントローラ109と接続されている各部(例えば、プリンタコントローラ108)へ送信することができる。コピー機能においては、スキャナ部116が読み取った原稿に対応する画像をプリンタ部115が記録材に形成する。
The
操作部111は、表示パネルと操作キーとを備えている。操作部111は、操作キーを通じてMFP100の各種設定及び動作の指示の入力を操作者から受け付ける。また、操作部111は、表示パネルに表示することにより、MFP100の動作状態やエラーを操作者へ報知する。尚、操作部111の表示パネルをタッチパネル方式として、表示パネルが操作キーの機能を果たす構成としてもよい。操作部111にて行われる設定や指示の例としては、プリンタ部115による画像形成処理の実行命令(画像形成命令)や、照度センサ113の判定閾値の調整等が挙げられる。例えば、コピー(スキャンして印刷)の実行命令も、画像形成命令の一例である。
The
また、MFP100は、操作部111の操作パネルの横にスリープボタン118(ハードキー)を備えている。スリープボタン(切り替え部)118は、MFP100をスタンバイモードや省電力モードに切り替えるトリガーの1つとして機能する。詳しくは、(1−4)で後述する。尚、スリープボタン118の位置はこれに限らず、操作部111上に表示パネルと操作キーと併設する構成としてもよい。ただし、本例の説明においては、スリープボタン118が操作部111上に配置されている場合であっても、操作部111はMFP100の各種設定及び動作の指示の入力を操作者から受け付けるものであって、スリープボタン118とは区別されるものとする。
また、MFP100は、操作部111の操作パネルの横に人体検出部としての人体検出センサ112、MFP100の装置側面部には照度検出部としての照度センサ113、を備えている。人体検出センサ112については(1−5)、照度センサ113については(1−6)で後述する。
In addition,
(1−2)MFP内部のハードウェア構成
図2はMFP内部のハードウェア構成の一例を示した図である。
(1-2) Hardware Configuration Inside MFP FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration inside the MFP.
CPU101、メモリ102は、バス106に接続されている。同様に、HDD(Hard Disk Drive)103、電源制御部104、ネットワークコントローラ107、プリンタコントローラ108、スキャナコントローラ109、I/Oコントローラ110は、バス106に接続されている。バス106に接続されているこれらの各種ユニットはバス106を介して相互に通信することができる。バス106に接続されているこれらの各種ユニットは、MFP100を制御する制御部105として機能する。
The
具体的には、CPU101は、メモリ102に保存されているプログラムをCPU101内部にあるレジストリと呼ばれる一次メモリに展開して実行する。CPU101は、MFP100全体のコントローラとして機能する。CPU101は、バス106を介して、HDD103、電源制御部104、ネットワークコントローラ107、プリンタコントローラ108、スキャナコントローラ109、I/Oコントローラ110に対して制御命令等を送信する。CPU101は、バス106を介して、HDD103、電源制御部104、ネットワークコントローラ107、プリンタコントローラ108、スキャナコントローラ109、I/Oコントローラ110から各ユニットの状態を示す信号や画像等のデータを受信する。
Specifically, the
メモリ102と比較して記録容量の多いHDD103は、主にMFP100の内部で保持される画像データの保存に利用する。
The
ネットワークコントローラ107は、外部の機器と通信するための処理回路であり、CPU101から送信される信号を変調して各種規格に準じた信号に変換する。本実施例において、ネットワークコントローラ107はIEEE803.2規格に準じた多値の信号に変換し、I/F114を介して外部のネットワークNに送信する。また、ネットワークコントローラ107は、I/F114を介してネットワークNから受信した多値の信号を復調し、CPU101に送信する。尚、図2では、MFP100は、USB/IF117を介して、外部の情報処理装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)200又は外部コントローラとしてのMFPコントローラ300と接続可能な例を示している。しかしながら、MFP100は、ネットワークNを介してPC200又はMFPコントローラ300と通信してもよい。
The
CPU101がプリンタコントローラ108を介して画像形成部としてのプリンタ部115へ送信する画像データはラスターイメージである。その為、画像形成する原稿のデータとして、PC200からMFP100にPDL(Page Description Language)が入力された場合、CPU101は、RIP(Raster Image Processor)を分担して実行する。CPU101は、RIPによってPDLから変換した画像データを、プリンタコントローラ108を介してプリンタ部115へ送信する。
The image data that the
プリンタコントローラ108は、制御部105において、プリンタ部115を制御する制御回路である。プリンタ部115はプリンタコントローラ108を介して受信した画像データに基づき画像形成処理(印刷処理)を実行し、印刷物を出力する。プリンタコントローラ108は、CPU101から受信した画像データを元にプリンタ部115に対して画像データに応じたトナー像を記録材に形成し、定着させることができる。
The
スキャナコントローラ109は、スキャナ部116が備えるイメージセンサの原稿イメージ取り込み動作及びADF(Auto Document Feeder)の動作を制御する制御回路である。
A
スキャナ部116が取得した画像データをMFP100内のHDD103に画像を保存するボックスモードが選択された場合、スキャナコントローラ109は、スキャナ部116が取得した画像データをHDD103に保存する。スキャナ部116が取得した画像データをプリンタ部115で出力するコピーモードが選択された場合、スキャナコントローラ109は、スキャナ部116が取得した画像データをプリンタコントローラ108に送信する。これによりプリンタコントローラ108は受信した画像データをプリンタ部115に出力させる。
When the box mode in which the image data acquired by the
I/Oコントローラ110は、USB I/F117、操作部111、人体検出センサ112、照度センサ113、スリープボタン118を制御する制御回路である。
The I /
I/Oコントローラ110は、USB I/F117を介して接続される外部装置との通信を行う通信回路である。図2では、USB I/F117が、外部のPC200又はMFPコントローラ300と接続可能な例を示している。
The I /
また、I/Oコントローラ110は、操作部111に接続しており、操作部111を介して操作者からの指示を受け付けたり、操作部111の表示パネルにMFP100の状態等を表示したりする。
In addition, the I /
また、I/Oコントローラ110は、スリープボタン118と接続しており、操作者からの省電力モードの切り替えの指示を受け付ける。
In addition, the I /
また、I/Oコントローラ110は、人体検出センサ112及び照度センサ113と接続している。CPU101は、操作者が操作部111に入力した情報や、人体検出センサ112や照度センサ113によって検出された情報を、I/Oコントローラ110を介して取得することができる。
The I /
電源制御部104は、電源部210と接続しており、電源部210がMFP100の各部に供給を制御している。電源制御部104は、CPU101からのコマンドによって電源部210に伝達される電源制御信号を送信或いは変化させる。例えば、スタンバイモードから省電力モードに移行する場合(詳細は、後述する。)のように、電力状態の異なるモードを切り替える場合には、移行するモードに応じた電力を各部に供給(あるいは停止)するように、電源制御信号を送信する。信号線304は電源制御部104が電源部210の出力のON/OFFに関する制御を行うための信号である電源制御信号が伝達する信号線である。
The power
電源部210は、MFP100内の各ユニットに電力を供給する。具体的には、電源部210は、プラグ301と、電源部210の内部にヒューズ211とリレー212を有する。リレー212は、電源部210からMFP100内部の各ユニットへの電力の供給や停止を行うためのスイッチングの役割を果たす。リレー212は、電源制御部104からの制御信号に応じてスイッチする。
Power supply unit 210 supplies power to each unit in
また、プラグ301は商用交流電源のコンセントに差し込むものであり、コンセントから電源部210に交流電源を供給する。電源部210は、商用交流電源から得た交流電力の電圧を各ユニットに適した電圧に変換し、電力供給先のユニットによっては必要に応じて交流から直流に変換する。ヒューズ211は、電源部210内に過電流や短絡電流が流れたときに、内部の可溶体が溶断あるいは遮断することで電源部210或いは電源部210が電力を供給するMFP100の各ユニットを保護する。
The
(1−3)プリンタ部の構成
図3はプリンタ部の断面構成の一例を示す図である。プリンタ部115は、記録材に画像を形成する画像形成部として機能する。本実施例のプリンタ部115は、電子写真方式で記録材に画像を形成する。以下、図3を用いて、MFP100のプリンタ部115における画像形成処理の動作を説明する。
(1-3) Configuration of Printer Unit FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a cross-sectional configuration of the printer unit. The
CPU101により画像形成するための信号がプリンタコントローラ108に送信されると、プリンタコントローラ108は、プリンタ部115の各ユニットを制御し、画像形成処理を実行する。
When a signal for image formation is transmitted from the
画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルト(中間転写体)130に形成する。尚、各色の順はこの限りでない。画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdでは、帯電器2a、2b、2c、2dにより感光ドラム(像担持体)3a、3b、3c、3dが帯電される。レーザースキャナによるレーザ出力により、帯電された感光ドラム(像担持体)3a、3b、3c、3d上に、画像データに対応する潜像(電位差による目に見えない像)を形成する。
The image forming stations Pa, Pb, Pc, and Pd form yellow, magenta, cyan, and black toner images on an intermediate transfer belt (intermediate transfer member) 130, respectively. The order of each color is not limited to this. In the image forming stations Pa, Pb, Pc, and Pd, the photosensitive drums (image carriers) 3a, 3b, 3c, and 3d are charged by the
各感光ドラム3a、3b、3c、3d上に形成された潜像は、感光ドラム3a、3b、3c、3dが図の矢印の方向に回転することにより現像部1a、1b、1c、1dに搬送される。現像部1a、1b、1c、1dでは、現像スリーブ上の電荷を帯びたトナーと高圧の作用によって、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像として、潜像を現像する。
The latent images formed on the
そして、感光ドラム3a、3b、3c、3d上に形成された各色のトナー像は、感光ドラム3a、3b、3c、3dに接触して駆動する中間転写ベルト130上に順次、一次転写され、4色の合成トナー像を形成する。合成されたトナー像は、二次転写ローラ11により記録材P上に転写される。
The toner images of the respective colors formed on the
記録材Pは、トナー像を形成することができるシートであり、例えば普通紙、光沢紙、封筒、はがき、OHPシートなどである。プリンタ部115は、画像形成処理に使用する記録材Pを収容する収容部10a、10bを備える。収容部10a、10bに収容されている記録材Pは、それぞれピックアップローラ6a、6bにより搬送路へ供給される。収容部10a又は収容部10bから供給された記録材Pは、二次転写ローラ11へと搬送され、トナー像が転写される。
The recording material P is a sheet on which a toner image can be formed, such as plain paper, glossy paper, envelope, postcard, OHP sheet, and the like. The
転写によりトナー像を担持した記録材Pは、定着部9を通過する。定着部9は、加熱・加圧によって記録材P上のトナー像を定着する。定着部9を通過した記録材Pは、成果物としてプリンタ部115の外に排出される。
The recording material P carrying the toner image by the transfer passes through the fixing unit 9. The fixing unit 9 fixes the toner image on the recording material P by heating and pressing. The recording material P that has passed through the fixing unit 9 is discharged out of the
CPU101の制御に基づき、電源制御部104が電源部210へ電源制御信号を送信することで、プリンタ部115の各ユニットの駆動や高圧印加、加熱・加圧を行うための電圧の供給/停止を制御する。
Based on the control of the
図4はプリンタ部に備わる定着部の断面構成一例を示す図である。 FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a cross-sectional configuration of the fixing unit provided in the printer unit.
未定着トナー像を保持した記録材Pは、図4中の矢印の方向に搬送される。定着ニップ部で加熱及び加圧されることで、記録材P上のトナー像が定着される。定着ローラ(定着部材)51は、外径φ72mmのFe製の円筒芯金上に、4mm厚のシリコンゴムの弾性体層を保持し、その外側の表層には離型性層としての厚み30μmのPFAチューブを被覆している。定着ローラ51に圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラ52は、外径φ76mmのFe製の円筒芯金上に、2mm厚のシリコンゴムの弾性体層、その外側の表層には離型性層としての厚み30μmのPFAチューブ離型層を有している。
The recording material P holding the unfixed toner image is conveyed in the direction of the arrow in FIG. The toner image on the recording material P is fixed by being heated and pressurized at the fixing nip portion. A fixing roller (fixing member) 51 holds an elastic body layer of silicon rubber of 4 mm thickness on a cylindrical core metal made of Fe having an outer diameter of φ72 mm, and has a thickness of 30 μm as a release layer on the outer surface layer thereof. The PFA tube is covered. A
定着ローラ51の内部には、加熱源としてのハロゲンヒーター201(900W)が設けられている。また、定着ローラ51の表面には、温度検出部としての温度センサ205が設けられている。CPU101は、プリンタコントローラ108を介して送信される温度センサ205の出力に基づいて、ハロゲンヒーター201への電圧供給を制御することにより定着ローラ51の表面温度を調整している。尚、記録材Pを加熱する手段としては、定着部材の内外部に配置した誘導加熱装置により定着部材の金属部分を発熱させる構成でも良い。
Inside the fixing
定着ローラ51の芯金端部は回転自在に定着器側板に固定されており、加圧ローラ52を回転自在に支持した加圧フレームを不図示の加圧手段によって押圧することで、定着ニップ部を形成している。本実施例の定着部9は、定着ニップ圧が約60kgf、定着ニップ幅が約10mm幅になるように設定している。
The end of the cored bar of the fixing
本実施例のプリンタ部115では、定着処理時の定着ローラ51の温度を185℃に設定している。定着部9の構成では、常温の定着ローラ51(約30℃)の加熱を開始してから185℃に到達するまでの時間(ウォームアップタイム)は約2分間を要する。そこで、MFP100が次の画像形成命令を待っている状態であるスタンバイモードにおいても、定着ローラ51の表面温度が185℃を維持するように制御している。MFP100が画像形成命令を受信してから受信した命令に対する1枚目の記録材Pが印刷されるまでの時間(ファーストプリントアウトタイム)を短縮するためである。スタンバイモードでは、定着ローラ51の表面温度を周方向で均一にするために低速で回転する。尚、温度の値(185℃)は一例であり、スタンバイモードにおける定着ローラ51の温度は、この数値に限定されるものではない。
In the
しかしながら、スタンバイモードが長く続くと、その間、定着ローラ51の温度を維持するために電力を消費し続けてしまう。本実施例のMFP100では、MFP100全体の消費電力のうち約半分を定着部9の加熱に使用する。具体的には、定着部9で消費する最大電力が1100W、プリンタ部115の定着部9以外の部分で消費する最大電力が900Wである。また、スキャナ部116の最大電力は150W、操作部111は50W、人体検出センサ112と照度センサ113およびその制御部の消費電力は合計20W、である。
However, if the standby mode continues for a long time, power is continuously consumed to maintain the temperature of the fixing
そこで、本実施例のMFP100では、省電力モードの位置づけとして、定着ローラ51の温度調整および定着ローラ51の駆動に電力を供給しない、スリープモードやディープスリープモードを有している。スリープモードやディープスリープモードについては、(1−4)で後述する。
Therefore, the
(1−4)省電力モードと電力制御
本実施例のMFP100は、使用電力状態の異なる少なくとも3つのモードを備える。1つ目は、MFP100が次の画像形成命令を待っている状態であるスタンバイモードである。スタンバイモードでは、MFP100内すべてのユニットに電力を供給した状態で、すばやく次の画像形成処理を開始できるように待機する。
(1-4) Power Saving Mode and Power
尚、例えば人体検出センサ112など、スタンバイモードで使用しない一部のユニットへの通電をしない構成としてもよい。ただし、この場合においても少なくともプリンタ部115と操作部111とそれらの制御に係る制御部105への通電は行う。
For example, a configuration may be adopted in which power is not supplied to some units that are not used in the standby mode, such as the human
2つ目は、プリンタ部115の電力は切断するが、操作部111には電力を供給する省電力モードである(以下、スリープモードと称する。)。スリープモードでは、操作部111への通電により、表示パネルや操作キーの動作が可能な状態であるが、プリンタ部115への電力が切断されるので、定着部9における定着ローラ51の温度調整および定着ローラ51の駆動は行われない。
The second is a power saving mode in which power is supplied to the
3つ目は、スリープモードからさらに操作部111への電力も切断する省電力モードである(以下、ディープスリープモードと称する)。ディープスリープモードでは、プリンタ部115も操作部111も電力を切断するが、人体検出センサ112と照度センサ113には電力を供給する。また、人体検出センサ112と照度センサ113を制御するCPU101とI/Oコントローラ110にも電力を供給する。ここで、I/Oコントローラ110は、操作部111の制御に係る部分への通電を切断し、人体検出センサ112と照度センサ113の制御に係る部分への通電を維持する。ディープスリープモードでは操作部111への通電はないためである。
The third is a power saving mode in which power to the
消費電力量は大きい順に、スタンバイモード、スリープモード、ディープスリープモード、となる。 In order of increasing power consumption, the standby mode, the sleep mode, and the deep sleep mode are selected.
電源制御部104は、前述した3つのモードのそれぞれに合わせた電力供給を行うように電源部210を制御する。画像形成命令を待つスタンバイモードから、節電するためのスリープモード、さらに節電するディープスリープモードに移行するには、次の2つの方法がある。1つ目は、操作者がスリープボタン118を押す方法である。2つ目の方法は、操作部111において操作者により予め設定された移行時間に亘って画像形成処理が行われない場合に、自動的にスタンバイモード、スリープモード、ディープスリープモードの順に移行するようにCPU101が制御する方法である。
The power
尚、2つ目の方法は、スリープモードを介さずにスタンバイモードからディープスリープモードへ移行する構成としてもよい。また、2つ目の方法により、自動的にスタンバイモードからディープスリープモードへ移行する制御を実行させるか否かの設定は、操作者により操作部111から設定可能な構成としてもよい。
The second method may be configured to shift from the standby mode to the deep sleep mode without going through the sleep mode. Further, the setting of whether or not to execute control for automatically shifting from the standby mode to the deep sleep mode by the second method may be configured to be set by the operator from the
ディープスリープモードの状態であるMFP100は、人体検出センサ112による人物検出をトリガーとして、操作部111を利用できるスリープモードへ移行する。すなわち、ディープスリープ状態から、操作部111を立ち上げる。具体的には、人体検出センサ112による人物検出をトリガーとして、操作部111に係るI/Oコントローラ110が起動し、操作部111における操作者による操作を受け付け可能な状態にする。ここで、ディープスリープモードからスリープモードへの立ち上げには、例えば約30秒の時間を要する。
The
MFP100を使用しようとMFP100に近づく操作者にとっては、ディープスリープモードのMFP100ができるだけ早く操作部111の操作が可能な状態に復帰する(スリープモードに移行する)ことが望ましい。そこで、人体検出センサ112により、操作者がMFP100に近づいたことを検出することをトリガーとして、操作部111の起動処理(スリープモードへの移行)を開始する。これにより、操作者がMFP100に触れたこと(例えば、スリープボタン118を押すこと)をトリガーとする場合と比較して、ディープスリープモードからスリープモードとなるまでに操作者が体感する待ち時間を短縮する効果が得られる。また、操作者がMFP100に触れる(例えば、スリープボタン118を押す)ことなく、操作部111を起動させることができるので、ユーザビリティが向上する。
It is desirable for an operator who approaches the
尚、ディープスリープモードからスリープモードへ移行するトリガーは人体検出センサ112による人体検出に加えて、次のトリガーを有する構成としてもよい。本実施例では、人体検出センサ112による人体検出の他に、スリープボタン118を操作された(押された)ことをトリガーとして、ディープスリープモードからスリープモードへ移行する。ディープスリープモードにおいても、スリープボタン118及びI/Oコントローラ110のスリープボタン118に係る部分に通電している。人体検出センサ112以外のトリガーを備えることにより、人体検出センサ112が機能しない場合であっても、操作者の意図(スリープボタン118を押すこと)に応じてディープスリープモードからスリープモードへ移行することができる。これによりユーザビリティを向上させることができる。
The trigger for shifting from the deep sleep mode to the sleep mode may have the following trigger in addition to the human body detection by the human
また、ディープスリープモードからスリープモードへ移行するための人体検出以外のトリガーは、スリープボタン118の操作に限らない。例えば、CPU101がネットワークNからのプリントジョブの受信を検出することをトリガーとする構成である。この場合、ディープスリープモードにおいても、ネットワークNからのプリントジョブの受信に必要なI/F114及びネットワークコントローラ107は通電している構成とする。
The trigger other than the human body detection for shifting from the deep sleep mode to the sleep mode is not limited to the operation of the
上記のトリガーによって、電源制御部104は、ディープスリープモードからスリープモードに遷移するように、電源部210へ伝達する電源制御信号を送信或いは変化させて制御している。
By the above trigger, the power
(1−5)人体検出センサ
人体検出センサ112について説明する。人体検出センサ112は、MFP100の周囲(所定の領域)に人が存在することを検出する人体検出部として機能する。本実施例の人体検出センサ112はパッシブ式焦電型赤外線センサをアレイ状に複数並べた焦電アレイセンサである。パッシブ式焦電型赤外線センサは、人体等の温度を持つ物体から放射される赤外線量の変化を検出する。検出領域内に人体が出現すると赤外線量の変化が生じるので、人体検出センサ112は、MFP100の周囲に人体(人)がいることを検出することができる。焦電型赤外線センサは、消費電力が小さく、検出領域が比較的広いということも特徴である。また、パッシブ式焦電型赤外線センサをアレイ状に複数並べることにより、人体検出センサ112は検出領域内での赤外線量の分布からMFP100から人体までの距離や、その分布の時間的変化から人体の移動方向や移動速度を検出することもできる。
(1-5) Human Body Detection Sensor The human
本実施例では、人体検出センサ112の検出値が、MFP100の周囲で一定時間停止した(立ち止った)ことを示したことを以て、人体がMFP100の周囲にいると検出する。人体検出センサ112の検出値が、MFP100の周囲で一定時間停止した(立ち止った)ことを示したか否かは、I/Oコントローラ110を介して取得した人体検出センサ112の検出値を基に、CPU101が判定する。
In the present embodiment, it is detected that the human body is around the
尚、人体検出センサ112の検出値が、MFP100への人体の接近を示したことを以て、人体がMFP100の周囲にいると検出する構成としてもよい。また、人体検出センサ112の検出値が、MFP100に接近した人体がMFP100の周囲で一定時間停止したことを以て、人体がMFP100の周囲にいると検出する構成としてもよい。
The detection value of the human
図5は、人体検出センサが赤外線を検出する検出領域を示す図である。図5は、設置時のMFP100を上から見た様子を模式的に示したものである。MFP100の周囲とは、図5に示すような、操作者がMFP100の前で操作部111を操作すると予想される位置を含む所定の領域を指す。MFP100の周囲にいる人体を検出する人体検出センサ112は、図5に示すように、操作者がMFP100の前に立って操作部111を操作すると予想される位置を含む方向、つまり操作部111の正面方向、にいる人を検出可能な位置に設ける。
FIG. 5 is a diagram illustrating a detection region in which the human body detection sensor detects infrared rays. FIG. 5 schematically shows the
尚、人体検出センサ112の検出方式はこれに限らない。例えば、人などから放射される赤外線を受光する赤外線受光素子がマトリクス状に配列された赤外線センサアレイでも良い。また、CCDカメラ等で連続撮影した画像の変化から人物を検出する画像認識型や、光源から照射した光(例えば赤外線)の反射光の光量の変化から人物を検出する反射型、超音波により物体への距離と方向を検出し人物検出する超音波型、等であってもよい。また、例えばより広範囲をパッシブ式焦電型赤外線センサで検出し、狭い範囲を反射型センサで検出するといったように、複数のセンサを組み合わせて人体を検出する構成としてもよい。
The detection method of the human
また、本実施例では、操作部111の近傍に人体検出センサ112を備える構成としたが、MFP100の周囲にいる人体を検出でき、かつ、人体を検出したことをCPU101へ伝達できるように構成すれば、MFP100の他の箇所に備えていてもよい。例えば、操作部111内に設ける構成としてもよい。また、MFP100は、人体検出センサ112を複数備えている構成としても良い。
In the present embodiment, the human
(1−6)照度センサ
照度センサ113について説明する。照度センサ113は、MFP100の周囲の照度を検出する照度検出部として機能する。本実施例の照度センサ113は、フォトダイオードにアンプ回路を追加した、フォトIC型の照度センサである。フォトIC型照度センサは、出力電流が大きく、感度の温度特性や分光特性の素子間ばらつきが安定しているといった特徴がある。この他、アンプ回路のないものや、安価なフォトトランジスタ型等を使用してもよい。照度センサ113は、受光部に入射する光エネルギーを、内部の光電変換素子により電流に変換することで、受光部が面している環境の照度を検出することができる。すなわち、照度センサ113を備えるMFP100が設置されている空間の照度を検出することができる。
(1-6) Illuminance Sensor The
例えば一般的なオフィス環境では、日中の就業時間帯は800lx(ルクス)、照明が間引かれて薄暗くなる休憩時間帯では40lx、消灯される夜間では10lx、といった照度情報を照度センサ113により検出し、CPU101へと伝達する。
For example, in a general office environment, the
尚、本実施形態では、図1に示すように、MFP100の正面に照度センサ113を備える構成とした。ここで正面とは、MFP100を設置した時、床面と、床面と対向する上面とを除く面のうち、操作部111を正面から見る側に位置する面である。尚、照度センサ113の配置はこれに限らない。例えば、正面からみたとき右側に位置する右側面など、MFP100の周囲の照度(環境照度)を検出できる構成であれば別の配置としてもよい。
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the
尚、照度センサ113を、床面と対向する上面を除く側面(正面、右側面、背面、左側面)に設ける構成とするとより好ましい。MFP100が窓際に設置された場合でも、太陽光などの外光の影響を比較的受けにくい構成とすることができる。また、照度センサ113を正面側に設ける構成とするとより好ましい。MFP100の配置場所における影響を受けにくいためである。例えば、MFP100を室内の壁際に設置された場合、背面は壁との間に位置するため、MFP100の周囲の明るさに関係なく、低い照度を検出してしまう恐れがある。
It is more preferable that the
尚、本実施例では、人体検出センサ112と照度センサ113について、各々別の2つのセンサを用いたが、1つのセンサで人体の検出と照度の検出の両機能を兼ね備える一体のセンサを用いる構成としてもよい。例えば、反射型のセンサを用いて、人体を検出するか照度を検出するかに応じて、発光条件や検出判定条件を変える構成である。具体的には、光源からの光に対する反射光を受光素子で検出することにより人体を検出し、光源からの光を発しない状態で受光素子への入射光量を所定時間に亘って積算することにより周囲の照度を検出する方法である。
In this embodiment, two different sensors are used for the human
(1−7)人体検出センサによる操作部の復帰
(1−4)で説明したように、ディープスリープモードのMFP100は、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして、操作部111が起動する。以下では、その詳細について説明する。本実施例では、操作部111に電力供給していないディープスリープモードにおいて、人体検出センサ112により人体検出をしたときに、操作部111へ電力を供給し、スリープモードへの移行を開始する。具体的には、電源制御部104が、操作部111と、操作部111を制御するCPU101及びI/Oコントローラ110と、に電源部210から電力を供給する。そして、CPU101及びI/Oコントローラ110は、操作部111の起動処理を実行する実行部として機能する。操作部111の起動処理には、操作部111を制御するCPU101及びI/Oコントローラ110の起動処理を含む。操作部111は起動処理の途中または、起動処理の完了後に操作部111の表示パネルに画面が表示される。操作部111は、起動処理が完了すると、操作者による操作部111上での各種操作(例えば、画像形成処理の設定変更や画像形成命令等)が可能になる。操作部111は、起動処理が完了に伴い、操作部111の操作キーが点灯する構成としてもよい。MFP100では、スリープモードへの移行が完了する時間(操作部111の起動時間)は約30秒である。
(1-7) Return of the operation unit by the human body detection sensor As described in (1-4), in the
尚、本実施例ではディープスリープモードからスリープモードへ移行するので、操作部111の起動処理が完了した時点では、定着部9を含むプリンタ部115には電力供給しない。操作部111の起動後に、操作者から受け付ける操作は必ずしも画像形成処理の実行とは限らない。そこで、本実施例では、CPU101がプリント開始命令を受け付けたこと(具体的には、操作部111による操作や、ネットワークNからのプリント信号受信等)に応じて、定着部9を含むプリンタ部115への電力供給を開始するようにしている。これにより操作部111が起動してから、プリント開始命令の受け付けるまでの間の消費電力を低減させることができる。
In this embodiment, since the transition from the deep sleep mode to the sleep mode is made, power is not supplied to the
(1−8)人体検出センサOFFモード
本実施例のMFP100は、ディープスリープモードにおいて、照度センサ113により検出した環境照度が所定の閾値(所定の照度)以下である場合に、人体検出センサ112への通電をOFFにする、人体検出センサOFFモードを持つ。
(1-8) Human Body Detection Sensor OFF Mode In the deep sleep mode, the
MFP100の設置箇所の環境照度が低い場合とは、例えば室内の照明が落とされている場合である。MFP100は、オフィスで使用されることが多いため、室内の照明が落とされている場合とは非就業時間帯や休憩時間等である。そのため、室内の照明が落とされている場合は、MFP100の稼働率が低い状態であると言い換えることができる。このような状況下で人体検出センサ112により操作部111の復帰機能が働くと、装置を使用する意思のない人が、MFP100の周囲を通ったり、偶然MFP100の前で立ち止まったりした場合にも、操作部111を立ち上げてしまう。つまり、装置を使用する意思のない人を検出してしまうことにより、不要に操作部111を立ち上げる確率が増えてしまう。これは、操作部111の不要な立ち上げに伴う電力を無駄に消費してしまう。
The case where the ambient illuminance at the place where the
そこで、本実施例のMFP100は、照度センサ113による検出値が所定の閾値以下を示した場合、人体検出センサ112への通電をOFF状態にするOFFモードに遷移する。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
Therefore, when the detection value by the
(1−9)フローチャート
図6に示すフローチャートに沿って、人体検出センサOFFモードについて説明する。図6は実施例1における処理の一例を示すフローチャートであり、人体検出センサOFFモードを備えるMFP100がディープスリープモードにおいて実行する処理の一例を示している。このフローは、制御部105によって実行される。より具体的には、ディープスリープモードにおいて通電しているCPU101が、メモリ102の保持するプログラムを実行することにより行われる。
(1-9) Flowchart The human body detection sensor OFF mode will be described along the flowchart shown in FIG. FIG. 6 is a flowchart illustrating an example of processing in the first embodiment, and illustrates an example of processing executed by the
操作者により操作部111のスリープボタン118が押されるなどして、MFP100がディープスリープモードになると、人体検出センサ112をOFFにするか否かの処理フローを開始する。
When the
S101において、CPU101は、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値以下か否かを判定する。上述したように、照度センサ113は、MFP100の環境照度を検出する。CPU101は、I/Oコントローラ110を介して、照度センサ113が検出した照度の値を取得する。本実施例では、所定の閾値は、50lxとした。50lxは、薄暗いが、人の動作は可能なレベルであり、オフィスの休憩時間帯に消灯された室内を想定した明るさである。尚、この所定の閾値は、50lxに限定されるものではなく、MFP100が使用される環境を想定した値を適宜設定し、予めメモリ102に格納しておく。また、操作部111から操作者が予め設定・変更できる構成としてもよい。
In S101, the
CPU101は、S101において、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値(本実施例では、50lx)以下である場合はS102に移行する。CPU101は、S102において、人体検出センサ112への通電をOFFにする。より具体的には、CPU101は電源制御部104にコマンドを送信し、電源制御部104が人体検出センサ112への通電をOFFするよう電源部210を制御する。尚、S101でYes、S102、S105でNoのフローを経てS101でYesとなった場合のように、人体検出センサ112が既にOFF状態である場合には、OFF状態を維持する。つまり、MFP100の環境照度が所定の照度以下である間は、人体検出センサ112の通電をOFF状態のままにする。
If the illuminance detected by the
これにより、MFP100の周囲が所定の照度以下の場合、すなわち非就業時間帯や休憩時間等のようにMFP100の稼働率が低いと想定される状況の場合に、人体検出センサ112による操作部111の復帰機能を停止させることができる。結果、MFP100の周囲に、装置を使用する意思のない人がいる場合に操作部111が不要に立ち上がってしまうことに伴う電力消費を抑制することができる。また、照度センサ113が所定の閾値以下を検出したときは、人体検出センサ112自体への電源供給を停止させるので、不必要な人体検出センサ112の電力消費も抑制できる。
As a result, when the surroundings of the
CPU101は、S101において、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値(本実施例では、50lx)より大きい場合は、S103に移行する。CPU101は、S103において、人体検出センサ112への通電をONにする。より具体的には、CPU101は電源制御部104にコマンドを送信し、電源制御部104が人体検出センサ112への通電をONするよう電源部210を制御する。尚、例えばS101でNo、S103、S104でNo、S105でNoのフローを経てS101でNoとなった場合のように、人体検出センサ112が既にON状態である場合には、ON状態を維持する。
If the illuminance detected by the
S104は、I/Oコントローラ110が取得する人体検出センサ112の出力を基に、人体検出センサ112が人体を検出したか否かをCPU101が判定するステップである。
In step S <b> 104, the
CPU101は、S104において、人体検出センサ112が人体を検出したと判定した場合は、S106へ移行する。S106において、CPU101は、操作部111の起動処理を実行し、スリープモードへと移行する。具体的には、CPU101は、電源制御部104にコマンドを送信し、電源制御部104がディープスリープモードからスリープモードに移行するよう電源部210を制御する。電源部210より電力が供給されたI/Oコントローラ110が起動し、操作部111を操作可能な状態にする。起動が完了すると、MFP100はスリープモードとなる。
If the
照度センサ113が検出した照度が所定の閾値より大きい場合には、人体検出センサ112の通電をOFF状態にしない(ON状態にする)。これにより、環境照度が所定の照度より明るい場合(S101でNo)、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして操作部111の起動処理を開始することができる。人がMFP100に触れる前に操作部111の起動処理を開始するので、スリープモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
When the illuminance detected by the
CPU101は、S104において人体検出センサ112が人体を検出していないと判定した場合、又は、S102において人体検出センサ112をOFFにした場合、S105へ移行する。S105は、CPU101がディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーであって人体検出センサ112による人体検出以外のトリガーを検出したか否かを判定するステップである。具体的には、CPU101は、S105において、スリープボタン118の操作がされたか(スリープボタン118が押されたか)否か判定する。
If the
CPU101は、S105において、スリープボタン118の操作を検出した場合、S106に移行する。S106において、CPU101は、操作部111の起動処理を実行し、スリープモードへと移行する。
If the
一方CPU101は、S105において、スリープボタン118の操作を検出しない場合、S101に移行し、ディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーを検出するまで(S104又はS105にて、Yesとなるまで)フローを繰り返す。
On the other hand, if the
S105でNoの場合に、S101に戻ってフローを繰り返すことにより、次のような効果が得られる。ディープスリープモードの実行中(つまり、スリープモードへ復帰するトリガーを検出しない間)に、MFP100の周囲が所定の照度以下になった(明るい状態から暗くなった)ことに応じて、人体検出センサ112への通電をOFFする。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
In the case of No in S105, the following effects can be obtained by returning to S101 and repeating the flow. During the execution of the deep sleep mode (that is, while the trigger for returning to the sleep mode is not detected), the human
また、ディープスリープモードの実行中(つまり、スリープモードへ復帰するトリガーを検出しない間)に、MFP100の周囲が所定の照度より大きくなった(暗い状態から明るくなった)ことに応じて、人体検出センサ112への通電をONする。これにより、人体検出センサ112の機能が復帰し、人体検出センサ112による人体検出をトリガーに操作部111の起動処理を開始することができる。人がMFP100に触れる前に操作部111の立ち上げを開始するので、スリープモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
Further, when the deep sleep mode is being executed (that is, while the trigger for returning to the sleep mode is not detected), the human body is detected in response to the surroundings of the
尚、S105におけるトリガー(ディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーであって、人体検出センサ112による人体検出以外のトリガー)は、スリープボタン118の操作に限らない。例えば、CPU101がネットワークNからの印刷ジョブの受信したことをトリガーとする構成であってもよい。この場合、CPU101は、S105において、ネットワークNからプリントジョブを受信した場合、S106に移行する。また、CPU101は、ネットワークNからプリントジョブを受信しなかった場合、S101に移行し、ディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーを検出するまで(S104又はS105にてYesとなるまで)、フローを繰り返す。尚、この場合、ディープスリープモードにおいても、ネットワークNからのプリントジョブの受信に必要なI/F114及びネットワークコントローラ107は通電している構成とする。
Note that the trigger in S105 (a trigger for returning from the deep sleep mode to the sleep mode and other than the human body detection by the human body detection sensor 112) is not limited to the operation of the
以上のように、照度センサ113による検出値が所定の閾値以下である場合、人体検出センサ112への通電をOFF状態にする。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
As described above, when the value detected by the
[実施例2]
実施例1では、ディープスリープモードのMFP100は、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして、操作部111が起動する。本実施例では、ディープスリープモードのMFP100は、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして、操作部111だけでなく、プリンタ部115も起動する。
[Example 2]
In the first embodiment, in the
以下では、実施例1との差を中心に、実施例2の構成の詳細について説明する。尚、実施例1と同じ構成には同符号を付すことにより、詳細な説明を省略する。 Hereinafter, the details of the configuration of the second embodiment will be described focusing on the difference from the first embodiment. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
(2−1)人体検出センサによるプリンタ部の復帰
本実施例では、ディープスリープモードのMFP100は、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして、操作部111だけでなく、定着部9を含むプリンタ部115も起動させ、前述したスタンバイモードへ移行する。
(2-1) Printer Unit Return Using Human Body Detection Sensor In this embodiment,
操作部111及びプリンタ部115に電力供給していないディープスリープモードにおいて、人体検出センサ112が人体を検出したことに応じて、MFP100は、操作部111及びプリンタ部115へ電力を供給し、スタンバイモードへの移行を開始する。尚、本実施例においけるディープスリープモードからスタンバイモードへ移行するトリガーは、実施例1のトリガー(ディープスリープモードからスリープモードへ移行するトリガー)と同様である。
In the deep sleep mode in which power is not supplied to the
本実施例でのMFP100は、操作部111の起動とプリンタ部115の起動とを並行して処理する。スタンバイモードは、プリンタ部115の立ち上げ及び操作部111の起動処理が完了している状態である。
In this embodiment, the
具体的には、ディープスリープモードにおいて、人体検出センサ112により人体検出をしたことに応じて、実施例1と同様に操作部111へ電力供給を開始する。操作部111は、起動処理が完了すると、操作者による操作部111上での各種操作(例えば、印刷処理の設定変更や印刷の実行命令等)が可能になる。
Specifically, in the deep sleep mode, in response to the detection of the human body by the human
また、ディープスリープモードにおいて、人体検出センサ112により人体検出をしたことに応じて、電源制御部104が、プリンタ部115に電源部210から電圧を供給することで、プリンタ部115の起動処理(立ち上げ)を開始する。定着部9の加熱制御(ウォームアップ制御)などの立ち上げが完了し、次の画像形成命令を開始可能な状態となったことで、プリンタ部115の立ち上げが完了する。プリンタ部115の立ち上げには、プリンタコントローラ108の起動処理を含む。
In addition, in the deep sleep mode, the power
プリンタ部115の立ち上げにおいて、MFP100は、実施例1で説明した定着部9のハロゲンヒーター201に電源部210から電圧を供給することで、定着ローラ51の加熱制御を開始する。定着部9においては、温度センサ205による検出値を基に、定着ローラ51の表面温度がスタンバイモードの温調温度である185℃に到達したことに応じて定着部9の起動が完了する。
In starting up the
尚、プリンタ部115の起動にかかる時間は、定着部9の放冷時間(MFP100がディープスリープモードに移行してからの経過時間)に依存するため一様ではないが、常温状態の定着部9の加熱制御をする場合、プリンタ部115の起動に約2分を要する。この場合、人体検出センサ112により人体検出をしたことに応じて、ディープスリープモードから、まず操作部111の起動(約30秒)が完了し、続いてプリンタ部115の起動(約2分)が完了し、スタンバイモードとなる。
The time required for starting up the
このように、人体検出センサ112による人体検出をトリガーとして操作部111とプリンタ部115とを起動させることにより、MFP100に接近した操作者が操作部111を操作する前に、プリンタ部115の起動処理を開始する。これにより、画像形成処理の実行を目的としてMFP100に接近した操作者にとっては、1枚目の画像形成が開始されるまでに体感する待ち時間を短縮することができ、より利便性を向上することができる。
In this way, by starting the
(2−2)人体検出センサOFFモード
本実施例では、人体検出センサ112による人体検出に伴いディープスリープモードからスタンバイモードへ移行するMFP100に、照度センサ113を用いた人体検出センサOFFモードを適用する。つまり、MFP100は、ディープスリープモードにおいて、照度センサ113により検出した環境照度が所定の閾値(所定の照度)以下である場合に、人体検出センサ112への通電をOFFにする人体検出センサOFFモードを持つ。
(2-2) Human Body Detection Sensor OFF Mode In this embodiment, the human body detection sensor OFF mode using the
(1−8)にて述べたように、MFP100の周囲の環境照度が低い場合には、装置を使用する意思のない人を検出してしまうことにより、不要に操作部111を立ち上げる確率が増えてしまう。これは、操作部111の不要な立ち上げに伴う電力を無駄に消費してしまう。
As described in (1-8), when the ambient illuminance around the
そこで、本実施例のMFP100は、照度センサ113による検出値が所定の閾値以下を示した場合、人体検出センサ112への通電をOFF状態にするOFFモードに遷移する。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。さらに、本実施例のMFP100は、不必要な操作部111の起動だけでなく、不必要なディープスリープからのプリンタ部115の起動も防ぐことができるので、MFP100の消費電力をさらに低減することができる。
Therefore, when the detection value by the
(2−3)フローチャート
図7は実施例2における処理の一例を示すフローチャートであり、人体検出センサOFFモードを備えるMFP100がディープスリープモードにおいて実行する処理の一例を示している。
(2-3) Flowchart FIG. 7 is a flowchart illustrating an example of processing in the second embodiment, and illustrates an example of processing executed by the
このフローは、制御部105によって実行される。より具体的には、ディープスリープモードにおいて通電しているCPU101が、メモリ102の保持するプログラムを実行することにより行われる。
This flow is executed by the control unit 105. More specifically, the
S201〜S205は、それぞれ実施例1のS101〜S105(図6)と同様であるから詳細な説明を省略する。実施例1の図6の説明においてスリープモードをスタンバイモードに読みかえることで理解されるものである。 Since S201 to S205 are the same as S101 to S105 (FIG. 6) of the first embodiment, detailed description thereof will be omitted. In the description of FIG. 6 of the first embodiment, it can be understood by replacing the sleep mode with the standby mode.
実施例1と同様に、環境照度が所定の照度より明るい場合(S201でNo)、人体検出センサ112の通電をOFF状態にしない(S203)。これにより、環境照度が所定の照度より明るい場合、人体検出センサ112により、人がMFP100に触れる前に操作部111及びプリンタ部115の立ち上げを開始できる。よって、スタンバイモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
Similarly to the first embodiment, when the environmental illuminance is brighter than the predetermined illuminance (No in S201), the human
実施例1と同様に、環境照度が所定の照度以下である場合(S201でYes)、人体検出センサ112の通電をOFF状態にする(S202)。ここで、人体検出センサ112が既にOFF状態である場合には、OFF状態を維持する。つまり、MFP100の環境照度が所定の照度以下である間は、人体検出センサ112の通電をOFF状態のままにする。これにより、MFP100の周囲に、装置を使用する意思のない人がいる場合に操作部111が不要に立ち上がってしまうことに伴う電力消費を抑制することができる。また、照度センサ113が所定の閾値以下を検出したときは、人体検出センサ112自体への電源供給を停止させるので、不必要な人体検出センサ112の電力消費も抑制できる。
Similarly to the first embodiment, when the environmental illuminance is equal to or lower than the predetermined illuminance (Yes in S201), the human
また、S205においてNoの場合、S201に戻ってフローを繰り返すことで次のような効果が得られる。ディープスリープモードの実行中(つまり、スタンバイモードへ復帰するトリガーを検出しない間)に、MFP100の周囲が所定の照度以下になった(明るい状態から暗くなった)場合、人体検出センサ112への通電をOFFする。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111及びプリンタ部115の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
In the case of No in S205, the following effects can be obtained by returning to S201 and repeating the flow. When the deep sleep mode is being executed (that is, while the trigger for returning to the standby mode is not detected), if the surroundings of the
また、ディープスリープモードの実行中(つまり、スタンバイモードへ復帰するトリガーを検出しない間)に、MFP100の周囲が所定の照度より大きくなった(暗い状態から明るくなった)場合、人体検出センサ112への通電をONする。これにより、人体検出センサ112の機能が復帰し、人体検出センサ112による人体検出をトリガーに操作部111及びプリンタ部115の起動処理を開始することができる。人がMFP100に触れる前に操作部111及びプリンタ部115の立ち上げを開始するので、スタンバイモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
Further, when the periphery of the
本実施例では、人体検出センサ112で人体がMFP100の周囲にいると判定した場合(S204でYes)、CPU101は、操作部111の起動処理(S206)及びプリンタ部115の起動処理(S207)を実行する。そしてMFP100は、スタンバイモードとなる。
In this embodiment, when the human
また、本実施例では、人体検出センサ112による人体検出以外のトリガーを検出した場合(S204でYes)、CPU101は、操作部111の起動処理(S206)及びプリンタ部115の起動処理(S207)を実行する。具体的には、スリープボタン118の操作を検出した場合(S204でYes)、S206、S207へ移行する。そしてMFP100は、スタンバイモードとなる。
In this embodiment, when a trigger other than the human body detection by the human
S206及びS207において、CPU101は、電源制御部104にコマンドを送信し、電源制御部104がディープスリープモードからスタンバイモードに移行するよう電源部210を制御する。S206では、電源部210より電力が供給されたI/Oコントローラ110が起動し、操作部111を操作可能な状態にする。S207では、プリントコントローラ108と、プリンタ部115とに電源部210より電力が供給される。プリンタコントローラ108が起動すると、プリンタコントローラ108はプリンタ部115を次の画像形成命令を開始可能な状態にする。これらの起動が完了すると、MFP100はスタンバイモードとなる。
In S206 and S207, the
尚、操作部111の起動処理(S206)及びプリンタ部115の起動処理(S207)は、同時並行で実行してもよいし、順番に実行してもよい。
Note that the startup process (S206) of the
以上により、MFP100の周囲が所定の照度以下の場合、すなわちMFP100の稼働率が低いと想定される場合に、人体検出センサ112による操作部111及びプリンタ部115の復帰機能を停止させることができる。結果、MFP100の周囲に装置を使用する意思のない人がいる場合に、操作部111及びプリンタ部115の不要な立ち上げに伴う電力消費を抑制することができる。また、照度センサ113が所定値以下を検出したときは、人体検出センサ112自体への電源供給を停止させるので、不必要な人体検出センサ112の消費電力も低減することができる。
As described above, when the periphery of the
[実施例3]
実施例1、2では、人体検出センサOFFモードによって、人体検出センサ112による人体検出に伴うディープスリープモードからスリープモード(実施例1)/スタンバイモード(実施例2)への移行をしない構成について説明した。
[Example 3]
In the first and second embodiments, a configuration is described in which the human body detection sensor OFF mode does not shift from the deep sleep mode to the sleep mode (first embodiment) / standby mode (second embodiment) associated with the human body detection by the human
本実施例では、人体検出センサ112をON状態のまま、人体検出センサ112による人体検出に伴うディープスリープモードからスリープモード/スタンバイモードへの移行をさせない構成について説明する。
In the present embodiment, a configuration in which the transition from the deep sleep mode to the sleep mode / standby mode accompanying the human body detection by the human
以下では、実施例1の構成に対して人体検出センサOFFモードの代わりに人体検出センサ無効モードを適用する場合を例として、実施例1との差を中心に本実施例の構成を説明する。つまり、ディープスリープモードからスリープモードへ移行する場合を例に説明する。実施例1と同じ構成には同符号を付すことにより、詳細な説明を省略する。 In the following, the configuration of the present embodiment will be described focusing on the difference from the first embodiment, taking as an example the case where the human body detection sensor invalid mode is applied instead of the human body detection sensor OFF mode to the configuration of the first embodiment. That is, the case where it shifts from deep sleep mode to sleep mode will be described as an example. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
(3−1)人体検出センサ無効モード
人体検出センサ無効モードとは、照度センサ113により検出した環境照度が所定の閾値(所定の照度)以下である場合に、人体検出センサ112が人物を検知したか否かに関係なく、ディープスリープモードからスリープモードへ移行させないように制御する。つまり、本実施例のCPU101は、ディープスリープモードにおいて照度センサ113により検出した環境照度に応じて、実施例1のように人体検出センサ112のON/OFFを制御するのではない。本実施例では、実際にはMFP100の周囲に人体がいることにより人体検出センサ112が出力する信号の変化があったとしても、CPU101は、それを無視して(無効化して)制御する。
(3-1) Human Body Detection Sensor Invalid Mode The human body detection sensor invalid mode is a human
(1−8)にて述べたように、MFP100の周囲の環境照度が低い場合には、装置を使用する意思のない人を検出してしまうことにより、不要に操作部111を立ち上げる確率が増えてしまう。これは、操作部111の不要な立ち上げに伴う電力を無駄に消費してしまう。
As described in (1-8), when the ambient illuminance around the
そこで、本実施例のMFP100は、照度センサ113による検出値が所定の閾値以下を示した場合、人体検出センサ112による人体検出に伴う操作部111の起動処理を実行しない。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
Therefore, when the detection value by the
尚、ディープスリープモードでの通電状態、スリープモードでの通電状態は、実施例1と同様である。 The energization state in the deep sleep mode and the energization state in the sleep mode are the same as those in the first embodiment.
(3−2)フローチャート
図8に示すフローチャートに沿って、人体検出センサ無効モードについて説明する。図8は、図8は実施例3における処理の一例を示すフローチャートであり、人体検出センサ無効モードを備えるMFP100における処理の一例を示すフローチャートである。このフローは、制御部105によって実行される。より具体的には、ディープスリープモードにおいて通電しているCPU101が、メモリ102の保持するプログラムを実行することにより行われる。なお、実施例1と重複するものは説明を省略する。
(3-2) Flowchart The human body detection sensor invalid mode will be described along the flowchart shown in FIG. FIG. 8 is a flowchart illustrating an example of processing in the third embodiment, and is a flowchart illustrating an example of processing in the
操作者により操作部111のスリープボタン118が押されるなどして、MFP100がディープスリープモードになると、人体検出センサ112による人体検出を無効にするか否かの処理フローを開始する。
When the
S301において、CPU101は、人体検出センサ112をON状態にする。より具体的には、CPU101は電源制御部104にコマンドを送信し、電源制御部104が人体検出センサ112への通電がON状態となるように電源部210を制御する。尚、ディープスリープモードの開始前の時点で既に人体検出センサ112がON状態になっている場合には、ON状態を維持する。
In S301, the
S302において、CPU101は、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値(本例では、50lx)以下か否かを判定する。照度センサ113は、MFP100の環境照度を検出する。
In S302, the
S302において、CPU101は、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値(本実施例では、50lx)より大きい場合はS303に移行する。
In S302, if the illuminance detected by the
S303は、I/Oコントローラ110が取得する人体検出センサ112の出力を基に、人体検出センサ112が人体を検出したか否かをCPU101が判定するステップである。CPU101は、S303において、人体検出センサ112が人体を検出したと判定した場合は、S305へ移行し、人体検出センサ112が人体を検出していないと判定した場合は、S304へ移行する。
S303 is a step in which the
一方、CPU101は、S302において、照度センサ113が検出した照度が所定の閾値(本実施例では、50lx)以下である場合はS304に移行する。すなわち、S303のステップを飛ばす。これにより、MFP100の周囲が所定の照度以下の場合、すなわち非就業時間帯や休憩時間等のようにMFP100の稼働率が低いと想定される状況の場合に、人体検出センサ112による操作部111の復帰を停止させることができる。結果、MFP100の周囲に装置を使用する意思のない人がいる場合、操作部111の不要な立ち上げに伴う電力消費を抑制することができる。
On the other hand, if the illuminance detected by the
S305において、CPU101は、操作部111の起動処理を実行し、スリープモードへと移行する。S305は、図6のS106と同様であるから説明を省略する。
In step S <b> 305, the
照度センサ113が検出した照度が所定の閾値より大きい(S302でNo)場合には、人体検出センサ112による人体検出をトリガーに操作部111の立ち上げを開始する(S303でYes、S305)。人がMFP100に触れる前に操作部111の立ち上げを開始するので、スリープモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
When the illuminance detected by the
CPU101は、S303において人体検出センサ112が人体を検出していないと判定した場合、又は、S302において照度センサ113の検出した照度が所定の閾値以下と判定した場合、S304へ移行する。S304は、図6のS105と同様に、CPU101がディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーであって人体検出センサ112による人体検出以外のトリガーを検出したか否かを判定するステップである。
If the
CPU101は、S304において、スリープモードへ復帰する人体検出以外のトリガーを検出した場合S305に移行する。CPU101は、S304において、スリープモードへ復帰する人体検出以外のトリガーを検出しない場合S302に戻る。そしてCPU101は、ディープスリープモードからスリープモードへ復帰するトリガーを検出するまで(S303又はS304にて、Yesとなるまで)、フローを繰り返す。
If the
S304においてNoの場合、S302に戻ってフローを繰り返すことで次のような効果が得られる。ディープスリープモードの実行中(つまり、スリープモードへ復帰するトリガーを検出しない間)にMFP100の周囲が所定の照度以下になった(明るい状態から暗くなった)場合、S303のステップを飛ばす。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
In the case of No in S304, the following effects can be obtained by returning to S302 and repeating the flow. When the deep sleep mode is being executed (that is, while the trigger for returning to the sleep mode is not detected), if the surrounding area of the
また、ディープスリープモードの実行中(つまり、スリープモードへ復帰するトリガーを検出しない間)にMFP100の周囲が所定の照度以下である間、S303のステップを飛ばして制御する。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
Further, during the execution of the deep sleep mode (that is, while the trigger for returning to the sleep mode is not detected), the control is performed by skipping step S303 while the periphery of the
また、ディープスリープモードの実行中(つまり、スリープモードへ復帰するトリガーを検出しない間)に、MFP100の周囲が所定の照度より大きくなった(暗い状態から明るくなった)場合、S303のステップを飛ばさない。これにより、人体検出センサ112による人体検出をトリガーに操作部111の立ち上げを開始することができる。人がMFP100に触れる前に操作部111の立ち上げを開始するので、スリープモードとなるまでの操作者の体感待ち時間を短縮でき、ユーザビリティが向上する。
Further, when the periphery of the
以上により、MFP100の周囲が所定の照度以下の場合、すなわちMFP100の稼働率が低いと想定される場合に、人体検出センサ112による操作部111の復帰を停止させることができる。結果、MFP100の周囲に装置を使用する意思のない人がいる場合、操作部111の不要な立ち上げに伴う電力消費を抑制することができる。
As described above, when the periphery of the
(3−3)その他のフローチャート
尚、図8のフローでは照度センサ113が検出した照度に応じて(S302)、人体検出センサ112による人体検出のステップ(S303)を飛ばすか否かを制御したが、図9のようなフローで制御する構成としてもよい。
(3-3) Other Flowchart In the flow of FIG. 8, it is controlled whether or not to skip the human body detection step (S303) by the human
図9は、実施例3における処理の一例を示すフローチャートであり、人体検出センサ無効モードを備えるMFP100における処理の一例を示すフローチャートである。このフローは、制御部105によって実行される。より具体的には、ディープスリープモードにおいて通電しているCPU101が、メモリ102の保持するプログラムを実行することにより行われる。
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of processing in the third embodiment, and is a flowchart illustrating an example of processing in the
ディープスリープモードにおいて、人体検出センサ112はON状態である(S401)。CPU101は、人体検出センサ112が人体を検出したら(S402 Yes)、照度センサ113が検出する照度が所定の閾値以下であるかを判定する(S403)。CPU101は、照度センサ113が検出する照度が所定の閾値より大きい場合には、操作部111を起動させ(S405)、スリープモードへ移行する。一方、CPU101は、照度センサ113が検出する照度が所定の閾値以下である場合には、S404に移行する。人体検出センサ112による人体検出以外のトリガーを検出したら(S404 Yes)、操作部111を起動させ(S405)、スリープモードへ移行する。人体検出センサ112による人体検出以外のトリガーを検出しない場合(S404 No)、S402に戻る。一方、CPU101は、人体検出センサ112が人体を検出しない場合(S402 No)、S403のステップを飛ばし、S404に移行する。
In the deep sleep mode, the human
尚、各ステップの詳細については、上述の(3−2)と同様であるから詳細な説明は省略する。このようなフローでの制御においても、図8のフローと同様の効果を得ることができる。 The details of each step are the same as in (3-2) above, and detailed description thereof is omitted. Also in the control by such a flow, the same effect as the flow of FIG. 8 can be acquired.
照度センサ113による検出値が所定の閾値以下を示した場合には、人体検出センサ112が人体検出をした場合であっても、人体検出センサ112による人体検出に伴う操作部111の起動処理を実行しない。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
When the detection value by the
さらに、この構成(図9のフロー)においては、人体検出センサ112が人体を検出した場合にのみ照度センサ113に通電し、それ以外の場合には照度センサ113に通電しない構成としてもよい。具体的には、S402でNoの場合に、CPU101が照度センサ113をONにして照度センサを機能させてから、S403の判定をする。そして、S403からS404(又はS405)に移行する前にCPU101が照度センサ113をOFFにする。これにより、ディープスリープモードにおける照度センサ113の消費電力をも削減することができる。
Further, in this configuration (flow of FIG. 9), the
尚、本実施例3では、実施例1に人体検出センサ無効モードを適用する場合を例に説明したが、実施例2に人体検出センサ無効モードを適用する構成としてもよい。すなわち、ディープスリープモードにおいて、照度センサ113による検出値が所定の閾値より大きい場合、人体検出センサ112による人体検出に伴い操作部111及びプリンタ部115を起動し、スタンバイモードへ移行する構成に適用するとしてもよい。この場合、照度センサ113による検出値が所定の閾値以下を示した場合には、人体検出センサ112に通電した状態で、人体検出センサ112による人体検出に伴う操作部111及びプリンタ部115の起動処理を実行しない。これにより、不必要なディープスリープからの操作部111及びプリンタ部115の起動を防ぐことができ、MFP100の消費電力を低減することができる。
In the third embodiment, the case where the human body detection sensor invalid mode is applied to the first embodiment has been described as an example. However, the human body detection sensor invalid mode may be applied to the second embodiment. That is, in the deep sleep mode, when the detection value by the
[その他の例]
以上の説明では、ディープスリープモードにおいてトリガー(人体検出センサ112による人体検出等)を検出することで、操作部111、又は、操作部111とプリンタ部115が起動する構成を例に説明した。しかしながら、操作部111の他に、スキャナ部116も併せて起動する構成としてもよい。
[Other examples]
In the above description, the
また、以上では、プリンタ部115としてカラー方式、中間転写方式の電子写真装置を例に説明したが、プリンタ部115の構成はこれに限られない。モノクロの電子写真装置であってもよいし、直接転写方式の電子写真装置であってもよい。さらに、プリンタ部115は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式など、他の画像形成方式で記録材に画像を形成する装置であってもよい。
In the above description, the color and intermediate transfer type electrophotographic apparatus has been described as an example of the
100 MFP
105 制御部
111 操作部
112 人体検出センサ
113 照度センサ
100 MFP
105
Claims (8)
操作者から画像形成命令の指示を受ける操作部と、
前記画像形成装置の周囲の所定の領域に人体が存在することを検出する人体検出部と、
前記画像形成装置の周囲の照度を検出する照度検出部と、
前記人体検出部が人体を検出したことに伴い前記操作部の起動処理を実行する実行部と、
前記照度検出部が検出した照度が所定の照度以下になったことに応じて、前記人体検出部への通電を停止するように制御する制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 An image forming apparatus that executes an image forming process,
An operation unit for receiving an image forming instruction from the operator;
A human body detection unit that detects the presence of a human body in a predetermined area around the image forming apparatus;
An illuminance detector that detects the illuminance around the image forming apparatus;
An execution unit that executes a startup process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body;
A control unit that controls to stop energization of the human body detection unit in response to the illuminance detected by the illuminance detection unit being equal to or lower than a predetermined illuminance;
An image forming apparatus comprising:
前記実行部は、前記人体検出部が人体を検出したことに伴い、前記画像形成部の起動処理を実行することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像形成装置。 An image forming unit that forms an image on a recording material,
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the execution unit executes an activation process of the image forming unit when the human body detecting unit detects a human body.
操作者から画像形成命令の指示を受ける操作部と、
前記画像形成装置の周囲の所定の領域に人体が存在することを検出する人体検出部と、
前記画像形成装置の周囲の照度を検出する照度検出部と、
前記照度検出部が検出した照度に応じて、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行するか否かを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記照度検出部が検出した照度が所定の照度より高い場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行し、前記照度検出部が検出した照度が前記所定の照度以下である場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記操作部の起動処理を実行しないことを特徴とする画像形成装置。 An image forming apparatus that executes an image forming process,
An operation unit for receiving an image forming instruction from the operator;
A human body detection unit that detects the presence of a human body in a predetermined area around the image forming apparatus;
An illuminance detector that detects the illuminance around the image forming apparatus;
A control unit that controls whether or not to execute the start-up process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body according to the illuminance detected by the illuminance detection unit,
When the illuminance detected by the illuminance detection unit is higher than a predetermined illuminance, the control unit executes a startup process of the operation unit when the human body detection unit detects a human body, and the illuminance detection unit detects When the illuminance is equal to or less than the predetermined illuminance, the image forming apparatus is characterized in that the operation unit activation process is not executed when the human body detection unit detects a human body.
前記制御部は、前記照度検出部が検出した照度が前記所定の照度より高い場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記画像形成部の起動処理を実行し、前記照度検出部が検出した照度が前記所定の照度以下である場合、前記人体検出部が人体を検出したことに伴う前記画像形成部の起動処理を実行しないことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 An image forming unit that forms an image on a recording material,
When the illuminance detected by the illuminance detection unit is higher than the predetermined illuminance, the control unit executes activation processing of the image forming unit when the human body detection unit detects a human body, and the illuminance detection unit The image forming apparatus according to claim 6, wherein when the detected illuminance is equal to or less than the predetermined illuminance, the human body detecting unit does not execute the start process of the image forming unit when the human body is detected.
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