JP2017077828A - Vehicle instrument panel structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用インストルメントパネル構造に関する。 The present invention relates to a vehicle instrument panel structure.
例えば、特許文献1には、センターコンソールの上部において、エアーコンディショナー装置やナビゲーションシステムなどを操作するためのスイッチ部(タッチトレーサ)と、当該スイッチ部を操作する際に掌(手首)を載置させるためのパームレストと、が一体に形成された技術が開示されている。これにより、スイッチ部を操作する際に、操作者の手首の負担を軽減するというものである。 For example, in Patent Document 1, a switch unit (touch tracer) for operating an air conditioner device, a navigation system, and the like and a palm (wrist) when operating the switch unit are placed on the center console. Therefore, a technology in which a palm rest is integrally formed is disclosed. This reduces the burden on the operator's wrist when operating the switch unit.
しかしながら、この先行技術では、スイッチ部がセンターコンソールの上部に配置されているため、当該スイッチ部の位置は運転者の視認領域から外れてしまう。このため、スイッチ部を操作する際、運転者は当該スイッチ部の位置を手探りで探す必要があり、この点においてさらなる改善の余地がある。 However, in this prior art, since the switch part is arrange | positioned at the upper part of the center console, the position of the said switch part will remove | deviate from a driver | operator's visual recognition area. For this reason, when operating a switch part, a driver | operator needs to look for the position of the said switch part by fumbling, and there exists room for the further improvement in this point.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、タッチトレーサが運転者の視認領域内に配置され、かつパームレストを備えている車両用インストルメントパネル構造を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said subject, and it aims at providing the instrument panel structure for vehicles in which a touch tracer is arrange | positioned in a driver | operator's visual recognition area, and is provided with the palm rest.
請求項1記載の発明に係る車両用インストルメントパネル構造は、車室内の前部に配設されたインストルメントパネルにおいて運転者の視認領域内に設けられた台座に配置され、前記インストルメントパネルに設けられた表示画面に表示される制御装置の設定を変更可能な操作部と、前記台座の内部又は当該台座の下方側へ退避され、前記車室内側へ突出された状態で前記操作部を操作する際に手首が支持可能とされるパームレストと、を有している。 The instrument panel structure for a vehicle according to the invention described in claim 1 is disposed on a pedestal provided in a driver's visual recognition area in an instrument panel disposed in a front portion of a vehicle interior, and the instrument panel includes An operation unit capable of changing the setting of the control device displayed on the provided display screen, and the operation unit is operated while being retracted to the inside of the pedestal or the lower side of the pedestal and protruded toward the vehicle interior side And a palm rest that can be supported by the wrist.
請求項1記載の発明に係る車両用インストルメントパネル構造では、車室内の前部に配設されたインストルメントパネルにおいて、運転者の視認領域内に設けられた台座に操作部が配置されている。この操作部を操作することによって、インストルメントパネルに設けられた表示画面に表示される制御装置の設定が変更可能とされる。ここで、パームレストは、操作部を操作しないときは台座の内部又は当該台座の下方側へ退避され、操作部を操作する際に車室内側へ突出された状態で操作部を操作する操作者の手首が支持されるようになっている。 In the vehicle instrument panel structure according to the first aspect of the present invention, in the instrument panel disposed in the front portion of the vehicle interior, the operation portion is disposed on a pedestal provided in the driver's visual recognition area. . By operating this operation unit, the setting of the control device displayed on the display screen provided on the instrument panel can be changed. Here, the palm rest is retracted to the inside of the pedestal or to the lower side of the pedestal when the operation unit is not operated, and is operated by the operator who operates the operation unit in a state of protruding to the vehicle interior side when operating the operation unit. The wrist is supported.
つまり、パームレストは必要に応じて適切な位置に配置され、操作部を操作しない不使用時は台座の内部又は当該台座の下方側に配置されるため、車室内における意匠性を確保することができる。そして、操作部を操作する際は、パームレストによって手首が支持されるため、操作者の手首の負担が軽減される。 That is, the palm rest is disposed at an appropriate position as necessary, and when not in use, the palm rest is disposed inside the pedestal or on the lower side of the pedestal, thereby ensuring design in the vehicle interior. . And when operating an operation part, since a wrist is supported by a palm rest, the burden of an operator's wrist is reduced.
以上説明したように、請求項1記載の発明に係る車両用インストルメントパネル構造は、タッチトレーサが運転者の視認領域内に配置され、かつパームレストを備えている、という優れた効果を有する。 As described above, the vehicle instrument panel structure according to the first aspect of the invention has an excellent effect that the touch tracer is disposed in the driver's visual recognition area and includes the palm rest.
本発明の実施の形態に係る車両用インストルメントパネル構造について、以下、図面に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP及び矢印Wは、それぞれ車両用インストルメントパネル構造11が適用された自動車(車両)12の前方向、上方向及び車両幅方向を示しており、以下単に上下前後及び車両幅方向を示す場合は上記各矢印方向に対応している。
Hereinafter, an instrument panel structure for a vehicle according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The arrow FR, arrow UP, and arrow W appropriately described in each figure indicate the front direction, the upward direction, and the vehicle width direction of the automobile (vehicle) 12 to which the vehicle
(車両用インストルメントパネル構造の構成)
まず、本実施の形態に係る車両用インストルメントパネル構造の構成について説明する。図1及び図2に示されるように、インストルメントパネル10は車両12の車室内14の前部15を構成しており、図示しない左右のフロントピラー間を車両幅方向に沿って架け渡すインストルメントパネルリインフォースメントに取り付けられ、空調装置(図示省略)等を上側から覆っている。なお、ここでは、インストルメントパネル10の車幅方向右側にコンビネーションメータ16が設けられており、この車両12は右ハンドル仕様となっているが、左ハンドル仕様でも良い。
(Configuration of vehicle instrument panel structure)
First, the configuration of the vehicle instrument panel structure according to the present embodiment will be described. As shown in FIGS. 1 and 2, the
インストルメントパネル10は、当該インストルメントパネル10の前部10Aに設けられ車両幅方向かつ車両前後方向に延在された天板部18と、当該インストルメントパネル10の後部10Bに設けられ車両幅方向かつ車両上下方向に延在された縦壁部20と、を含んで構成されている。
The
天板部18は後方側へ向かうにつれて下方側へ向かって緩やかに傾斜するように形成されており、天板部18の前方側には、フロントウインドシールドガラス(図示省略)が設けられている。また、天板部18の前端には、フロントデフロスタ22が設けられており、当該フロントデフロスタ22を通じて、図示しない空調装置によって温度調節された空気がフロントウインドシールドガラス(図示省略)側へ送出されるようになっている。
The
さらに、天板部18の後端側の車両幅方向の中央部には、例えば、後述するオーディオ装置24、エアーコンディショナー装置26の設定状況やナビゲーションシステム27(図6参照)の案内地図画面等が表示されるディスプレイ28が起立した状態で配置されている。なお、このディスプレイ28は、当該ディスプレイ28の下部28Aに位置し車両幅方向に沿った軸線Qを中心に、自動又は手動により、使用時(操作時)は起立し不使用時は前倒するようになっていてもよい。
Further, in the central portion of the rear end side of the
一方、縦壁部20は、図示しない運転席及び助手席の前方側において、下方側へ向かうにつれて前方側へ向かって傾斜するように形成されており、運転席、助手席に着座している乗員のスペースが十分に確保されるように形成されている。
On the other hand, the
また、縦壁部20の車両幅方向の中央部には、後方側へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜する傾斜部30が設けられている。この傾斜部30は運転席と助手席の間に車両前後方向に沿って配置されたセンターコンソール32と繋がっている。センターコンソール32の傾斜部30側には、車両前方側へ向かって大きく膨らむ湾曲部34が設けられている。つまり、傾斜部30の下方側には湾曲部34が形成されることになる。そして、湾曲部34の後方側には、カップホルダ31及びアームレスト33が設けられている。
In addition, an
また、傾斜部30には、車室内14の環境を設定するための制御装置36が設けられている。例えば、傾斜部30の上部には、前述のオーディオ装置24が配設され、オーディオ装置24の下方側にはエアーコンディショナー装置26が配設されている。エアーコンディショナー装置26の下方側には、傾斜部30の車両幅方向の左側に小物入れ38(図1参照)が設けられており、傾斜部30の車両幅方向の右側にシフトレバー40が配設されている。
Further, the
前述のように、傾斜部30は、後方側へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜すると共に、傾斜部30の下方側には車両前方側へ向かって大きく膨らむ湾曲部34が設けられている。このため、傾斜部30の下部30Aは、湾曲部34から車両後方側へ張り出した状態となっている。
As described above, the
また、湾曲部34からは、車両後方側へ向かって略水平に張り出した板状の台座42が形成されている。この台座42は平面視で略矩形状を成しており、台座42の後部42Aには、平面視で矩形状を成すタッチトレーサ(操作部)44が埋没されている。タッチトレーサ44は、タッチ操作入力によって、上述のオーディオ装置24、エアーコンディショナー装置26、ナビゲーションンシステム27(図6参照)等の付帯装備の操作を行うものである。このため、ディスプレイ28では、タッチトレーサ44からの操作入力情報に応じて所定の画面が表示される。
A plate-
ここで、一般に、車両上下方向における運転者Dの視認領域θは、運転者DのアイポイントEPを基準とする基準線PからアイポイントEPを中心として下側へ向かって成す角度であり、θは約40度以下となる範囲である。このため、本実施形態では、タッチトレーサ44はこの範囲内に収まるように配設されている。
Here, in general, the visual recognition area θ of the driver D in the vertical direction of the vehicle is an angle formed downward from the reference line P based on the eye point EP of the driver D about the eye point EP, and θ Is a range of about 40 degrees or less. For this reason, in this embodiment, the
図3(A)は、図1に示す台座42の後部42Aを拡大した拡大図であり、図4(A)は、図3で示す4(A)−4(A)線に沿って切断したときの断面図である。図3(A)及び図4(A)に示されるように、台座42の後部42Aには、台座42の内部に収容部46が設けられている。また、図3(B)に示されるように、台座42の後端面42Bには、台座42の車両幅方向の外側に当該収容部46と繋がる一対の開口部48が形成されている。
3A is an enlarged view of the
図4(B)に示されるように、収容部46内には、パームレスト50における後述する支持片52、54が収容可能とされている(パームレスト50の退避位置;P0)。そして、当該パームレスト50は、タッチトレーサ44を操作する際、車室内14側に突出して(露出して)、図2に示されるように、運転者Dの手首を支持するようになっている(パームレスト50の突出位置;P1)。なお、ここでは、タッチトレーサ44を操作する者(操作者)として運転者Dとして説明したが、操作者は必ずしも運転者Dに限るものではない。しかし、操作者と運転者が同じ方が分かりやすいため、操作者を「運転者D」として以下に説明する。
As shown in FIG. 4B,
図3(B)に示されるように、パームレスト50は、平面視で前方側を開口とする略U字状を成しており、タッチトレーサ44の車両幅方向の両外側にそれぞれ配置可能とされる支持片52、54と、支持片52と支持片54を繋ぎ、運転者D(図2参照)の手首を載せて支持する支持部56と、を含んで構成されている。支持片52、54が収容部46内に収容された状態で、支持片52と支持片54の間には台座42に埋没されたタッチトレーサ44が配置され、支持部56は車室内14側に露出している。
As shown in FIG. 3 (B), the
図3(B)及び図4(B)に示されるように、収容部46内には、正逆回転可能なモータ58が配設されており、モータ58の軸部60にはピニオン62が固定されている。一方、パームレスト50の支持片52、54とそれぞれ対向する収容部46の側壁46A(図4(A)参照)には、上下一対のガイドレール64、66が前後方向に沿ってそれぞれ設けられている。
As shown in FIG. 3B and FIG. 4B, a
このガイドレール64とガイドレール66の間に、支持片52、54が前後方向に沿ってスライド可能にそれぞれ配置されるようになっている。なお、ガイドレール66は、ピニオン62との干渉を回避するため、ガイドレール64よりも短く形成されている。
Between the
また、支持片52の下端には前後方向に沿ってラック部68が形成されており、支持片52がガイドレール64とガイドレール66の間に配置された状態で、ラック部68の一部がピニオン62と噛合可能となっている。このため、モータ58を正転駆動させると、モータ58及び軸部60を介してピニオン62が正回転する。
A
前述のように、ピニオン62には支持片52のラック部68が噛合されているため、ピニオン62が正回転すると、ラック部68及び支持片52を介してパームレスト50が車室内14側へ突出するようになっている。
As described above, since the
ところで、モータ58はECU(Elecgtronic Control Unit)70と電気的に接続されている。ECU70は、タッチトレーサ44と電気的に接続されており、タッチトレーサ44に指が接触している時間を検出可能としている。
Incidentally, the
(車両用インストルメントパネル構造の作用・効果)
次に、本実施の形態に係る車両用インストルメントパネル構造の作用・効果について説明する。
(Operation and effect of instrument panel structure for vehicles)
Next, functions and effects of the vehicle instrument panel structure according to the present embodiment will be described.
本実施形態では、図1及び図2に示されるように、インストルメントパネル10に台座42を形成し、当該台座42にディスプレイ28に表示される制御装置36の設定を操作するタッチトレーサ44が設けられている。このタッチトレーサ44は、運転者DのアイポイントEPを基準とする基準線PからアイポイントEPを中心として下側へ向かって成す角度が約40度以下となる位置に配設されている。つまり、当該タッチトレーサ44は、運転者Dの視認領域θ内に配置されている。
In this embodiment, as shown in FIG. 1 and FIG. 2, a
ところで、図示はしないが、例えば、センターコンソール32上にタッチトレーサ44が配設された場合、運転者Dは、手首を支持するための支持部として当該センターコンソール32の上面に手首を載置(支持)させることができる。しかし、この場合、タッチトレーサ44は、運転者Dの視認領域θ外に配置されることになる。一方、インストルメントパネル10上にタッチトレーサ44が配設された場合、タッチトレーサ44は、運転者Dの視認領域θ内に配置されることになるが、運転者Dの手首の下方側には当該支持部に相当する部材がないため、手首は支持されない状態となってしまう。
By the way, although not shown, for example, when the
これらに対して、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、インストルメントパネル10に台座42を形成し、当該台座42にタッチトレーサ44が設けられている。そして、このタッチトレーサ44は、運転者Dの視認領域θ内に配置されている。さらに、図3(A)に示されるように、台座42の内部には収容部46が設けられ、当該収容部46内にパームレスト50の支持片52、54が収容可能とされている。そして、当該パームレスト50はタッチトレーサ44を操作する際、図3(B)に示されるように、車室内14側に突出して運転者Dの手首を支持するようになっている(図2参照)。
In contrast, in this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, a
ここで、タッチトレーサ44の動作について、図2及び図6を参照してフローチャートを使って説明する。
Here, the operation of the
例えば、ステップ100では、タッチトレーサ44に指を接触させると、ステップ102へ移行する。ステップ102では、ECU70によって、タッチトレーサ44に指を接触させている接触時間が所定時間t1を経過したか否かの判断が行われる。つまり、ここでは、タッチトレーサ44への接触時間が所定時間t1が経過するまで繰り返し実行される。なお、ここでの「所定時間t1」は、例えば、オーディオ装置24において、現在流れている曲を次の曲に変更する場合や音声のボリュームを上げる等、短時間で終わるような操作に要する時間のことである。
For example, in
そして、ステップ102において、ECU70により、タッチトレーサ44への接触時間が所定時間t1が経過したと判断されると、ステップ104へ移行する。ステップ104では、ECU70の制御により、モータ58が所定時間t2正転駆動する。これにより、ステップ106において、パームレスト50が車室内14側へ突出する(図3(B)参照)。なお、ここでの「所定時間t2」は、パームレスト50がその退避位置P0(図3(A)参照)から突出位置P1(図3(B)参照)に到達するまでに要する時間のことである。
If the
次に、ステップ108において、タッチトレーサ44から指を離すと、ステップ108へ移行する。ステップ108では、ECU70によって、タッチトレーサ44から指を離した非接触時間が所定時間t3を経過したか否かの判断が行われる。つまり、ここでは、タッチトレーサ44への非接触時間が所定時間t3が経過するまで繰り返し実行される。なお、ここでの「所定時間t3」とは、タッチトレーサ44による操作が終了したと判断される時間のことである。
Next, when the finger is released from the
そして、ステップ110において、ECU70により、タッチトレーサ44への非接触時間が所定時間t3が経過したと判断されると、ステップ112へ移行する。ステップ112では、ECU70の制御により、モータ58が所定時間t4逆転駆動する。これにより、ステップ114において、パームレスト50の支持片52、54が退避位置P0へ退避する(図3(A)参照)。なお、ここでの「所定時間t4」は、パームレスト50がその突出位置P1(図3(B)参照)から退避位置P0(図3(A)参照)に到達するまでに要する時間のことであり、所定時間t3と略同じ時間となっている。
In
以上のように、本実施形態では、タッチトレーサ44を操作しないとき(不使用時)は、図3(A)に示されるように、パームレスト50は退避位置P0に配置され、タッチトレーサ44を操作する際は、図3(B)に示されるように、パームレスト50は突出位置P1へ突出するようになっている。つまり、パームレスト50は必要に応じて適切な位置に配置され、不使用時は退避するため、車室内14の意匠性を確保することができる。そして、タッチトレーサ44を操作する際は、パームレスト50によって手首が支持されるため、運転者Dの手首の負担が軽減される。
As described above, in this embodiment, when the
なお、本実施形態では、インストルメントパネル10に台座42が形成され、当該台座42にタッチトレーサ44が設けられている。このため、本発明の請求項1に係る天井用空調レジスタには含まれないが、台座42の後部側をパームレストとして形成することも考えられる。但し、この場合、パームレストは車室内14側へ常時露出した状態となってしまう。
In the present embodiment, a
また、本実施形態では、図1に示されるように、インストルメントパネル10に台座42を形成し、当該台座42にタッチトレーサ44が設けられると共に、台座42の内部にはパームレスト50の支持片52、54が収容可能とされている。つまり、本発明の実施の形態に係るインストルメントパネル構造では、センターコンソール32は必ずしも必要ではない。したがって、本実施の形態に係る車両用インストルメントパネル構造11では、車両幅方向の中央部にセンターコンソール32が配設されていない車両であっても適用は可能である。
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, a
(本実施形態の変形例)
(1)本実施形態では、図1に示されるように、インストルメントパネル10にシフトレバー40が配設された車種(いわゆるシフトバイワイヤが適用された車種)に適用された例について説明したが、これに限るものではない。例えば、図7に示されるように、シフトレバー72がセンターコンソール74に配設された車種に適用されてもよい。
(Modification of this embodiment)
(1) In the present embodiment, as illustrated in FIG. 1, the example applied to a vehicle type in which the
但し、この場合、台座42とシフトレバー72が干渉しないよう、右ハンドル仕様の車両12では、センターコンソール74の車両幅方向の右側にシフトレバー72が配設されるため、台座42はセンターコンソール74の車両幅方向の左側に設けられるようにする。
However, in this case, in order to prevent the
(2)また、本実施形態では、図4(B)に示すモータ58は正逆回転可能とし、パームレスト50を車室内14側へ突出させる場合、及びパームレスト50を退避位置P0へ配置させる場合において、モータ58を駆動させるようにしているが、これに限るものではない。
(2) In the present embodiment, the
例えば、パームレスト50を突出させる場合のみモータ58を駆動させるようにしてもよい。この場合、パームレスト50の退避は手動で行われることになるが、パームレスト50を退避させる際は、軸部60に対してピニオン62を空転させる必要がある。また、パームレスト50を突出させる場合について、モータ58以外にも、図示はしないが、ラッチ機構を利用するいわゆるプッシュオープン構造としてもよい。
For example, the
(3)さらに、上記以外にも、例えば、図8(A)、(B)に示されるように、手動によりパームレスト50を前後方向に沿って移動させるようにしてもよい。なお、ここでは、パームレスト50の突出位置P1は、図8(A)では二点鎖線で示され、図8(B)では実線で示されている。
(3) Further, in addition to the above, for example, as shown in FIGS. 8A and 8B, the
本実施形態では、パームレスト50において、手首を載せて支持する支持部56は、いわゆる手掛かり部として指が掛かるようになっている。つまり、支持部56と台座42の後端面42Bとの間には、指が進入可能な隙間76が設けられるようになっており、当該隙間76内に指を進入させ、支持部56を介してパームレスト50を車室内14側へ引き出し(突出させ)、パームレスト50が突出位置P1に配置されるようにする。
In the present embodiment, in the
そして、ここでは、パームレスト50の支持片52の前端には、パームレスト50が車室内14側へ突出位置P1へ突出した状態で、パームレスト50の車両後方側への移動を規制するストッパ78が設けられている。なお、図示はしないが、支持部56の車両幅方向の中央部に台座42の後端面42Bとの隙間76を大きくする凹部を形成してもよい。
Here, the front end of the
また、パームレスト50を手動で移動させる場合、パームレスト50が突出位置P1に配置された状態で、当該パームレスト50が移動しないようにする必要がある。このため、例えば、図示はしないが、台座42にロックピンが設けられ、当該ロックピンをパームレスト50に係合させるなどして、パームレスト50が突出位置P1に配置された状態が維持されるようになっている。なお、以下の構成においても、同様である。
Moreover, when moving the
(4)また、上記の実施形態以外にも、本実施形態では、図3(A)、(B)に示されるように、パームレスト50が前後方向に沿って移動可能となっているが、これに限るものではない。例えば、図9(A)に示されるように、パームレスト80が上下方向に移動可能となっていてもよい。この場合、パームレスト80は、二点鎖線で示されるようにセンターコンソール82の上面82Aに凹設された収容部83(退避位置P0)において収容されるようにする。そして、タッチトレーサ44の操作時にパームレスト80を上方側へ向かって突出させ、実線で示されるように突出位置P1に配置させるようにする。
(4) In addition to the above embodiment, in this embodiment, the
(5)さらに、図9(B)に示されるように、パームレスト84が、台座42に対して前後方向に沿って回動可能となるようにしてもよい。この場合、台座42の後端側の車両幅方向の両外側にそれぞれ軸部86が設けられ、当該軸部86にそれぞれアーム部88の長手方向の一端部88Aを接続させ、アーム部88の長手方向の他端部88Bにパームレスト84の支持片90をそれぞれ接続させる。そして、退避位置P0では、パームレスト84は台座42の下方側に配置され、軸部86を中心にアーム部88を後方側かつ上方側へ向かって回動させることによって、当該パームレスト84が突出位置P1に配置されるようにする。
(5) Furthermore, as shown in FIG. 9B, the
(5)さらにまた、以上の実施形態では、パームレスト50は、平面視で前方側を開口とする略U字状を成し、支持片52、54及び支持部56で構成されているが、パームレスト50の形状及び構成についてはこれに限るものではない。例えば、矩形板状を成した形状でもよいし、上方へ向かって湾曲状に形成された形状でもよい。
(5) Furthermore, in the above embodiment, the
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。 Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above, and other various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. It is.
10 インストルメントパネル
11 車両用インストルメントパネル構造
12 車両
14 車室内
24 オーディオ装置(制御装置)
26 エアーコンディショナー装置(制御装置)
28 ディスプレイ(制御装置)
36 制御装置
42 台座
44 タッチトレーサ(操作部)
50 パームレスト
80 パームレスト
84 パームレスト
θ 視認領域
D 運転者(操作者)
P0 退避位置
P1 突出位置
DESCRIPTION OF
26 Air conditioner device (control device)
28 Display (control device)
36
50
P0 Retraction position P1 Projection position
Claims (1)
前記台座の内部又は当該台座の下方側へ退避され、前記車室内側へ突出された状態で前記操作部を操作する際に手首が支持可能とされるパームレストと、
を有するインストルメントパネル構造。 The instrument panel located in the front of the passenger compartment is placed on the pedestal provided in the driver's visual recognition area, and the settings of the control device displayed on the display screen provided on the instrument panel can be changed. The operation part,
A palm rest that is retractable to the inside of the pedestal or to the lower side of the pedestal, and is capable of supporting a wrist when operating the operation unit in a state of protruding to the vehicle interior side;
Instrument panel structure with
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207368A JP2017077828A (en) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | Vehicle instrument panel structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207368A JP2017077828A (en) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | Vehicle instrument panel structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017077828A true JP2017077828A (en) | 2017-04-27 |
Family
ID=58665783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015207368A Pending JP2017077828A (en) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | Vehicle instrument panel structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017077828A (en) |
-
2015
- 2015-10-21 JP JP2015207368A patent/JP2017077828A/en active Pending
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