JP2017076100A - 球状ヒンジ眼鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】球状ヒンジ眼鏡(特許第4609795号)の特徴を活かしつつ使い易さを向上させる。普通に使用する場合には球面の摩擦トルクが大きくないのでテンプル折り畳みは容易であるが、激しい運動の際のずれ防止にはには大きな摩擦トルクが必要となり、テンプル折り畳みが円滑に行えなくなる。 経年変化による掛け心地が劣化した一般の眼鏡の改善策として球状ヒンジ眼鏡に置換し易くする。掛け心地の調整は本来販売店が行うものであるが,使う人自身が行えるようにしたい。【解決手段】球状ヒンジ眼鏡(特許第4609795号)の特徴を活かし、ヒンジ部を持った球と摩擦トルクを規定するための調整ねじを持った左右のソケットで構成される球状ヒンジ構造と該球状ヒンジ構造にテンプルを一体化させた構成部分を枠のヒンジ部にネジで連結する。【選択図】図1
Description
本発明は眼鏡の構造に関する。
一般的な眼鏡は人それぞれの顔形に合わせるよう努力して作られているが、眼鏡が完全に適合された寸法に製作される事は不可能に近い。それは鼻を中心にして左右の耳が完全にシンメトリーに配置されていない事が大きな要因である。 又経年変化により眼鏡自体の弾力が低下したり、人の顔も変化するのでメンテナンスが不可欠である。
この問題に対応したのが特許第4609795号である。
この問題に対応したのが特許第4609795号である。
[眼鏡フレームにおける掛け心地開発] 日本機械学会誌 2009.12 p36〜37
球状ヒンジ眼鏡(特許第4609795号)の特徴を活かしつつ使い易さを向上させる。
一般の眼鏡のテンプルは枠のヒンジ部にネジで連結されているが、このヒンジ部に球状ヒンジ構造を介してテンプルを連結する。
特許第4609795号の球状ヒンジ眼鏡は普通に使用する場合には球面の摩擦トルクが大きくないのでテンプル折り畳みは容易であるが、激しい運動の際のずれ防止にはには大きなトルクが必要となり、テンプル折り畳みは円滑に行えなくなる。本発明によればテンプル折り畳みが容易になる。
一般の眼鏡を長年使用すると左右何れかのテンプルがしっくりした掛け心地を損なうようになる場合が生ずる。その際に掛け心地を損なったほうのテンプルを本発明によるものとすれば掛け心地が向上すると共に眼鏡の保持力が改善される。
一般の眼鏡の枠やレンズは変えずにテンプルのみを球状ヒンジ構造を介したテンプルに置き換える事により、球状ヒンジ眼鏡に改造する事ができる。この事は経年変化によるテンプルの開きや顔かたちの変化にも対応させる事ができ、掛け心地の向上が得られる。
その上、従来から市販されている眼鏡と違って、使う人自身が掛け心地を調整する事ができるようになるという大きな効果が得られる。
その上、従来から市販されている眼鏡と違って、使う人自身が掛け心地を調整する事ができるようになるという大きな効果が得られる。
以下は本発明を実施の形態を図に基づいて説明する。
図1において、1は枠、2は球、3はソケットA、4はソケットB、5は右テンプル、6は調整ねじ、7は止めねじ、8はレンズである。枠1には鼻パッド1a及び1bがあり、ヒンジ部1c及び1dがある。 球2にはロッド部2aがありヒンジ部2bに一体化されている。ヒンジ部1cとヒンジ部2bはネジ9で連結されている。 Aソケット3は半割れで、ねじ孔3a及び3bがある。Bソケット4は半割れで孔4a及び4bがある。右テンプル5には調整ねじ6及び止めねじ7を貫通させるためのU溝5aがある。 半割れのAソケット3は止めねじ7により右テンプル5と一体化され、Aソケット3及びBソケット4は、調整ねじ6により、一体化されると共に球2を内蔵し球状ヒンジを形成する。
調整ねじ6の締付力により球状ヒンジの摩擦トルクが規定される。
調整ねじ6の締付力により球状ヒンジの摩擦トルクが規定される。
Bソケット4には雨天の屋外作業その他、球状ヒンジの摩擦力が減少する恐れがある場合に備えて、Bソケット4と球2を固定するためのロックねじ4dとそのねじ孔4cがある。
11は左テンプルで右テンプル5と同様に球状ヒンジ構造を介しヒンジ部1dとネジ10で連結されている。 球状ヒンジ構造の詳細は省略する。
図3において、21は枠、22はレンズである。枠21にはヒンジ部21a及び21bがある。24は右テンプル、26は左テンプルである。 右テンプル24は[実施例1]の右テンプル5と同様に球状ヒンジ構造を介しヒンジ部21aとネジ23で連結されている。球状ヒンジ構造の詳細は省略する。左テンプル26は一般の眼鏡のテンプルでヒンジ部21bとネジ25で連結されている。
図4において、31は枠、32はレンズである。枠31にはヒンジ部31aがある。
34は球、35はAソケット、36はBソケット、37はテンプルである。これらAソケット、Bソケット、テンプルの三者は接合部38で一体化された構造となっている。
39は調整ねじ、40はロックねじである。球34にはヒンジ部34aがあり、ヒンジ部31aとネジ33で連結されている。
球状ヒンジ構造の機能は他の実施例と同様なので詳細は省略する。
34は球、35はAソケット、36はBソケット、37はテンプルである。これらAソケット、Bソケット、テンプルの三者は接合部38で一体化された構造となっている。
39は調整ねじ、40はロックねじである。球34にはヒンジ部34aがあり、ヒンジ部31aとネジ33で連結されている。
球状ヒンジ構造の機能は他の実施例と同様なので詳細は省略する。
眼鏡を製造する産業で利用する。
1枠 2球 3Aソケット 4左ソケット 5右テンプル 6調整ねじ 7止めねじ
8レンズ 9ネジ 10ネジ 11左テンプル 21枠 22レンズ 24右テンプル
26左テンプル 23ネジ 25ネジ 31枠 32レンズ 33ネジ 34球
35Aソケット 36Bソケット 37テンプル 39調整ねじ
8レンズ 9ネジ 10ネジ 11左テンプル 21枠 22レンズ 24右テンプル
26左テンプル 23ネジ 25ネジ 31枠 32レンズ 33ネジ 34球
35Aソケット 36Bソケット 37テンプル 39調整ねじ
Claims (1)
- ヒンジ部を持った球と摩擦トルクを規定するための調整ねじを持った左右のソケットで構成される球状ヒンジ構造と該球状ヒンジ構造にテンプルを一体化させた構成部分を枠のヒンジ部にネジで連結したことを特徴とする球状ヒンジ眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015213435A JP2017076100A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 球状ヒンジ眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015213435A JP2017076100A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 球状ヒンジ眼鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017076100A true JP2017076100A (ja) | 2017-04-20 |
Family
ID=58551270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015213435A Pending JP2017076100A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 球状ヒンジ眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017076100A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021058544A (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-15 | 株式会社谷沢製作所 | 眼保護具 |
JP2021089406A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 山崎 勇 | ユニバーサルヒンジ眼鏡 |
-
2015
- 2015-10-13 JP JP2015213435A patent/JP2017076100A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021058544A (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-15 | 株式会社谷沢製作所 | 眼保護具 |
JP2021089406A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 山崎 勇 | ユニバーサルヒンジ眼鏡 |
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