JP2017070822A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パチンコ遊技機や回胴式遊技機(パチスロ遊技機)等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine or a revolving type gaming machine (pachislot gaming machine).
従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機では、入球口(始動口)への遊技球の入球に基づいて数値情報(乱数値)が取得される。そして取得された数値情報に基づいて当たり(大当たり)か否かの当否判定が行われ、当否判定の結果を示す識別図柄(特別図柄)が変動表示を経て停止表示される。このとき、識別図柄が当たりを示す特定の停止態様(大当たり停止態様)で停止表示されると、遊技領域に設けられた特別入賞口(大入賞口)が開放する特別遊技が実行される。 Conventionally, in a pachinko gaming machine which is an example of a gaming machine, numerical information (random number value) is acquired based on the entrance of the game ball into the entrance (starting entrance). Then, based on the acquired numerical information, whether or not it is a win (big win) is determined, and an identification symbol (special symbol) indicating the result of the determination is stopped and displayed through a variable display. At this time, when the identification symbol is stopped and displayed in a specific stop mode (hit stop mode) indicating a win, a special game in which a special winning port (large winning port) provided in the game area is opened is executed.
ここで下記特許文献1に記載の遊技機は、表示装置とその表示装置の表示画面よりも前方で変位可能な演出可動体とを備え、識別図柄の変動表示に同期して、表示画面上で所定の演出図柄を変動表示したあと当否判定の結果を示す停止態様で停止表示する変動演出を実行するようになっている。そして、当選期待度が低い変動演出を実行する場合には、演出可動体を所定の待機位置(原点位置)で待機させておく。一方、当選期待度が高い変動演出を実行する場合には、演出可動体を待機位置から表示画面の隠れる領域が多い動作位置へ駆動させる。よって遊技者には、当選期待度が高い変動演出の実行に伴って、演出可動体が動作位置へ駆動したことによる高揚感を与えるようになっている。
Here, the gaming machine described in
しかしながら、上記特許文献1に記載の遊技機では、演出可動体を用いた演出が、遊技中に当該演出可動体が待機位置から動作位置に駆動するという一瞬の動作だけの演出であって、演出可動体が動作位置にある状態は、遊技者による遊技が行われている間のごく短時間だけであった。そこで所定の間、演出可動体が動作位置にある状態が維持されるという演出が新たに考えられる。遊技前の遊技者に予め動作位置に駆動している演出可動体を見せることにより、インパクトを与え得るためである。しかしながら仮にこの演出を実行する都度、遊技場の従業員による設定が別途必要になると、忙しい遊技場の従業員の作業負担を増加させることになってしまう。
However, in the gaming machine described in
本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわちその課題とするところは、作業負担を増加させることなく演出可動体を用いた新たな演出を実行することが可能な遊技機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances. That is, the subject is to provide a gaming machine capable of executing a new production using a production movable body without increasing the work load.
本発明の遊技機は、
予め定められた制御条件の成立に基づいて遊技者に有利な特別遊技状態に制御される遊技機において、
所定の原点位置から所定の動作位置へ駆動可能であると共に、前記動作位置から前記原点位置へ復帰可能な演出可動体と、
特定操作がされると電源を投入することが可能な電源投入手段と、
前記電源投入手段により電源が投入されたことに基づいて、少なくとも前記演出可動体の初期動作を実行する初期動作実行手段と、を備え、
前記初期動作実行手段は、前記演出可動体の初期動作として、
前記演出可動体が前記原点位置にあることを確認した後に、前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記動作位置にある前記演出可動体を前記原点位置へ復帰させる通常初期動作と、
前記通常初期動作の後に前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記演出可動体が前記動作位置にある状態を所定の終了条件が成立するまで維持させる特別初期動作と、を実行可能なものであることを特徴とする遊技機である。
The gaming machine of the present invention is
In a gaming machine controlled to a special gaming state advantageous to a player based on establishment of a predetermined control condition,
An effect movable body capable of being driven from a predetermined origin position to a predetermined operation position and capable of returning from the operation position to the origin position,
A power-on means capable of powering on when a specific operation is performed;
An initial operation executing means for executing at least an initial operation of the effect movable body based on being powered on by the power-on means,
The initial operation execution means, as an initial operation of the effect movable body,
After confirming that the effect movable body is at the origin position, the effect movable body at the origin position is driven to the operating position, and the effect movable body at the operation position is returned to the origin position. Normal initial operation,
A special initial operation for driving the effect movable body at the origin position to the operation position after the normal initial operation and maintaining the state in which the effect movable body is at the operation position until a predetermined end condition is satisfied; This is a gaming machine characterized by being capable of executing.
本発明の遊技機によれば、作業負担を増加させることなく演出可動体を用いた新たな演出を実行することが可能である。 According to the gaming machine of the present invention, it is possible to execute a new effect using the effect movable body without increasing the work load.
1.遊技機の構造
本発明の実施形態であるパチンコ遊技機について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の各部の左右方向は、そのパチンコ遊技機に対面する遊技者にとっての左右方向に一致させて説明する。また、パチンコ遊技機の各部の前方向をパチンコ遊技機に対面する遊技者に近づく方向とし、パチンコ遊技機の各部の後方向をパチンコ遊技機に対面する遊技者から離れる方向として、説明する。
1. Structure of gaming machine A pachinko gaming machine according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the left-right direction of each part of a pachinko gaming machine as an example of a gaming machine will be described in accordance with the left-right direction for a player facing the pachinko gaming machine. In addition, the front direction of each part of the pachinko gaming machine will be described as a direction approaching a player facing the pachinko gaming machine, and the backward direction of each part of the pachinko gaming machine will be described as a direction away from the player facing the pachinko gaming machine.
図1に示すように、本形態のパチンコ遊技機1は、遊技機枠50と、遊技機枠50内に取り付けられた遊技盤2(図4参照)とを備えている。遊技機枠50は、図2に示すように、外枠51と内枠52と前枠(ガラス扉枠)53とを備えている。外枠(基枠部)51は、パチンコ遊技機1の外郭部を形成する縦長方形状の枠体である。内枠(保持枠部)52は、外枠51の内側に配置されていて、遊技盤2を取付ける縦長方形状の枠体である。前枠(前枠部)53は、外枠51及び内枠52の前面側に配置されていて、遊技盤2を保持する縦長方形状のものである。
As shown in FIG. 1, the
遊技機枠50は、左端側にヒンジ部54を備えて構成されている。このヒンジ部54により、前枠53は、外枠51及び内枠52に対してそれぞれ回動自在になっていて、内枠52は、外枠51及び前枠53に対してそれぞれ回動自在になっている。前枠53の中央部には開口部53aが形成されていて、遊技者が後述する遊技領域3を視認できるように透明のガラス板55が開口部53aに取付けられている。
The
前枠53は、図1に示すように、上側に上側装飾ユニット200を備え、左側に左側装飾ユニット210を備え、右側に右側装飾ユニット220を備え、下側に操作機構ユニット230を備えて構成されている。左側装飾ユニット210及び右側装飾ユニット220の各上側には、音を出力するスピーカ67が設けられている。操作機構ユニット230には、回転角度に応じた発射強度で遊技球を発射させるためのハンドル(発射操作部)60、遊技球を貯留する打球供給皿(上皿)61、及び打球供給皿61に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿(下皿)62が設けられている。また操作機構ユニット230には、遊技の進行に伴って実行される演出時などに遊技者が操作し得る演出ボタン63やセレクトボタン(十字キー)68が設けられている。なおセレクトボタン68は、上方向ボタンと下方向ボタンと左方向ボタンと右方向ボタンとによって構成されている。
As shown in FIG. 1, the
上側装飾ユニット200は、図3(A)(B)に示すように、上側が開放した箱状の収容部290と、この収容部290に収容された左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rとを備えている。収容部290の左右方向の中央には前後方向に略沿った回転軸441が前方に向かって傾斜した状態で取付けられている。左側枠可動体600Lと右側枠可動体600Rとは、回転軸441に対して回転可能に取付けられている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
具体的には、左側枠可動体600Lは、図3(A)に示す収納位置(原点位置)から時計方向に90度回転することにより、図3(B)に示す突出位置に変位する。このような左側枠可動体600Lの変位に伴って、右側枠可動体600Rは、図3(A)に示す収納位置から反時計方向に90度回転することにより、図3(B)に示す突出位置に変位する。左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rがそれぞれ収納位置にあるときに上側装飾ユニット200の上壁面の一部を形成していた面612L,612R(図3(A)参照)は、左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rがそれぞれ突出位置にあるときには鉛直方向に略沿って互いに係合し、露出していない状態となる(図3(B)参照)。
Specifically, the left frame
左側枠可動体600Lの前面側には犬の顔の左半分の意匠が施されていて、右側枠可動体600Rの前面側には犬の顔の右半分の意匠が施されている。このため、左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rがそれぞれ突出位置にあるときには、犬の顔の装飾形態が形成される。なお、左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rには、犬の耳を模した耳部材614L,614Rがそれぞれ設けられている。耳部材614L,614Rは、左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rがそれぞれ突出位置に変位した後に、各枠可動体600L,600Rの内部に格納された非突出状態から外部(上方)へ突出した突出状態になるものである。
The left half design of the dog's face is provided on the front side of the left frame
ここで、本形態の左側枠可動体600Lと右側枠可動体600Rとは、図3(A)に示すように遊技機枠50(前枠53)の上縁50Uよりも下方に位置する収納位置から、図3(B)に示すように遊技機枠50の上縁50Uよりも上方に位置する突出位置に駆動(変位)可能となっている。そのため、左側枠可動体600Lと右側枠可動体600Rがそれぞれ突出位置にあることで、遊技者に強いインパクトを与えることが可能となっている。なお、左側枠可動体600L及び右側枠可動体600Rをまとめて「枠可動体600(演出可動体)」と呼ぶことにする。図3及び図5に示すように、遊技機枠50の外縁部分である枠縁50Wは、上側の上縁50Uと下側の下縁50Dと左側の左縁50Lと右側の右縁50Rとで構成されている。
Here, the left frame
また図3(A)(B)に示すように、収容部290の左部には、枠可動体復帰ボタン323が設けられている。枠可動体復帰ボタン323は、遊技者等の操作により、突出位置(動作位置)にある枠可動体600を収納位置(原点位置)に復帰(変位)させるためのボタンである。上述したように本パチンコ遊技機1では、枠可動体600が遊技機枠50の上縁50Uよりも上方に突出するため、遊技場(ホール)において当該パチンコ遊技機1の上方に設置された上方設置物(大当たり回数等を表示するデータカウンタ160等)と遊技者との間に、枠可動体600が位置することになる(図3(B)参照)。そのため、遊技者が上方設置物をほとんど視認できなくなるおそれがある。そこで枠可動体復帰ボタン323を設けることにより、遊技者等による任意の操作に基づいて突出位置にある枠可動体600を収納位置に復帰させ得るようにしている。
Further, as shown in FIGS. 3A and 3B, a frame movable
また図3(A)(B)に示すように、収容部290の前壁部291には、枠ランプ66が設けられている。具体的には、枠ランプ66は左側から右側に向かって順番に第1発光部66aと第2発光部66bと第3発光部66cと第4発光部66dとを備えている。第1発光部66aは正面視で「L」字形状であり、第2発光部66bは正面視で「O」字形状であり、第3発光部66cは正面視で「G」字形状であり、第4発光部66dは正面視で「O」字形状である。このようにアルファベット形状に形成された各発光部66a,66b,66c,66dによって、枠ランプ66は「LOGO」から成る一連の意味ある文字列を形成している。この「LOGO」とは、本パチンコ遊技機1の機種名の略称(「ロゴ」)であると共に、主人公キャラの名称を意味している。なお前枠53には、枠ランプ66の他に、後述する初期動作の実行中に点灯する初期動作用ランプ65(図9参照)が設けられている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, a
次に、図4を参照して遊技盤2について説明する。図4に示すように、遊技盤2には、ハンドル60の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域3が、レール部材4で囲まれて形成されている。また遊技盤2には、装飾用の盤ランプ5(図9参照)が設けられている。遊技領域3には、遊技球を誘導する複数の遊技釘(符号省略)が突設されている。
Next, the
また遊技領域3の中央付近には、液晶表示装置である画像表示装置7が設けられている。画像表示装置7の表示画面7aには、後述の第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示(可変表示)及び停止表示に同期した演出図柄(装飾図柄)8L,8C,8R等の変動表示及び停止表示を行う表示領域がある。表示領域は、例えば「左」「中」「右」の3つの図柄表示エリアからなる。左の図柄表示エリアには左演出図柄8Lが表示され、中の図柄表示エリアには中演出図柄8Cが表示され、右の図柄表示エリアには右演出図柄8Rが表示される。演出図柄はそれぞれ、例えば「1」〜「8」までの数字をあらわした複数の図柄(数字図柄)からなる。画像表示装置7は、左、中、右の演出図柄の組み合わせによって、後述の第1特別図柄表示器41aおよび第2特別図柄表示器41b(図7参照)にて表示される第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示の結果(つまりは大当たり抽選の結果)を、わかりやすく表示する。
An image display device 7 that is a liquid crystal display device is provided near the center of the
例えば大当たりに当選した場合には「777」などのゾロ目(大当たり停止態様)で演出図柄を停止表示する。また、はずれであった場合には「637」などのバラケ目(ハズレ停止態様)で演出図柄を停止表示する。これにより、遊技者にとっては遊技の進行状況の把握が容易となる。つまり遊技者は、一般的には大当たり抽選の結果を第1特別図柄表示器41aや第2特別図柄表示器41bにより把握するのではなく、画像表示装置7にて把握する。なお、図柄表示エリアの位置は固定的でなくてもよい。また、演出図柄の変動表示の態様としては、例えば上下方向にスクロールする態様がある。また、各抽選結果に応じてどのような演出図柄の組み合わせを停止表示するかは任意に変更可能である。
For example, when the jackpot is won, the effect symbol is stopped and displayed with a double eye (a jackpot stop mode) such as “777”. Further, if it is out of place, the effect symbol is stopped and displayed with a break (such as a loss stop mode) such as “637”. This makes it easy for the player to grasp the progress of the game. That is, the player generally grasps the result of the jackpot lottery with the image display device 7 rather than with the first
画像表示装置7は、上記のような演出図柄を用いた演出図柄変動演出(「演出図柄可変表示演出」や単に「変動演出」ともいう)のほか、大当たり遊技に並行して行われる大当たり遊技演出や、客待ち用の客待ち演出などを表示画面7aに表示する。
The image display device 7 is a jackpot game effect performed in parallel with the jackpot game in addition to the effect symbol variation effect using the effect symbol as described above (also referred to as “effect symbol variable display effect” or simply “variable effect”). Or a customer waiting effect for waiting for a customer is displayed on the
また画像表示装置7の表示画面7aには、後述の第1特図保留の記憶数に応じて演出保留9Aを表示する第1演出保留表示エリアと、後述する第2特図保留の記憶数に応じて演出保留9Bを表示する第2演出保留表示エリアとがある。演出保留の表示により、後述の第1特図保留表示器43a(図7参照)にて表示される第1特図保留の記憶数および第2特図保留表示器43bにて表示される第2特図保留の記憶数を、遊技者にわかりやすく示すことが可能となっている。
In addition, the
遊技領域3の中央付近であって画像表示装置7の前方には、センター装飾体10が配されている。センター装飾体10の下部には、上面を転動する遊技球を、後述の第1始動口20へと誘導可能なステージ部11が形成されている。またセンター装飾体10には、画像表示装置7の表示画面7aよりも前方で変位可能な盤可動体(演出可動体)15が設けられている。
A center
盤可動体15は、図5(A)(B)に示すように、上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15Rとを備えて構成されている。上側盤可動体15Uは、遊技盤2の上部の後方(背後)に隠れるように取付けられている。そして上側盤可動体15Uは、図5(A)に示す待機位置(原点位置)から下方に向かって移動して、図5(B)に示す動作位置まで変位可能となっている。また左下盤可動体15Lは、遊技盤2の左下部の後方に隠れるように取付けられている。そして左下盤可動体15Lは、図5(A)に示す待機位置(原点位置)から右斜め上方に向かって移動して、図5(B)に示す動作位置まで変位可能となっている。また右下盤可動体15Rは、遊技盤2の右下部の後方に隠れるように取付けられている。そして右下盤可動体15Rは、図5(A)に示す待機位置(原点位置)から左斜め上方に向かって移動して、図5(B)に示す動作位置まで変位可能となっている。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the panel
上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15Rとは、連動して(同じタイミングで)変位可能になっていて、図5(B)に示すように表示画面7aの大部分の領域(半分以上の領域)が隠れるようになっている。そのため、上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15Rとがそれぞれ動作位置にあることで、遊技者に強いインパクトを与えることが可能となっている。
The upper panel
また、上側盤可動体15Uの表面側(前面側)には犬の顔の上部分の意匠が施されている。左下盤可動体15Lの表面側には犬の顔の左下部分の意匠が施されている。右下盤可動体15Rの表面側には犬の顔の右下部分の意匠が施されている。このため、上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15Rがそれぞれ動作位置になるときには、まとまりのある犬の顔の装飾形態が形成される。
Moreover, the design of the upper part of a dog's face is given to the surface side (front side) of the upper board
ここで、盤可動体15(上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15R)が動作位置にあるときに形成される犬の顔は、本パチンコ遊技機1の主人公キャラの顔を示している。また図3(B)で示したように、枠可動体600が突出位置にあるときに形成される犬の顔も、本パチンコ遊技機1の主人公キャラの顔を示している。つまり、盤可動体15が動作位置にあるときに形成される装飾形態と、枠可動体600が突出位置にあるときに形成される装飾形態とは同じ形態(関連性のある形態)となっている。よって、盤可動体15が動作位置にあると共に、枠可動体600が突出位置にあるときには、遊技者に対して本パチンコ遊技機1を強くアピールすることが可能となっている(図10参照)。
Here, the face of the dog formed when the board movable body 15 (the upper board
図4に示す遊技盤2の説明に戻る。図4に示すように、遊技領域3における画像表示装置7の下方には、遊技球の入球し易さが常に変わらない第1始動口(第1始動入賞口、入球口)20を備える固定入賞装置19が設けられている。第1始動口20への遊技球の入賞は、第1特別図柄の抽選(大当たり抽選、すなわち大当たり乱数等の取得と判定)の契機となっている。
Returning to the description of the
また遊技領域3における第1始動口20の下方には、第2始動口(第2始動入賞口、入球口)21を備える普通可変入賞装置(いわゆる電チュー、可変入球手段)22が設けられている。第2始動口21への遊技球の入賞は、第2特別図柄の抽選(大当たり抽選、すなわち大当たり乱数等の取得と判定)の契機となっている。
Also, below the first start opening 20 in the
電チュー22は、可動部材(入球口開閉部材)23を備え、可動部材23の作動によって第2始動口21を開閉するものである。可動部材23は、電チューソレノイド24(図8参照)により駆動される。第2始動口21は、可動部材23が開状態であるときのみ遊技球が入球可能となる。つまり、第2始動口21は、遊技球の入球し易さが変化可能な始動口である。
The
また遊技領域3における第1始動口20の右上方には、第1大入賞口(特別入賞口)30を備えた第1大入賞装置(第1特別可変入賞装置、特別入賞手段)31が設けられている。第1大入賞装置31は、開閉部材(第1特別入賞口開閉部材)32を備え、開閉部材32の作動により第1大入賞口30を開閉するものである。開閉部材32は、第1大入賞口ソレノイド33(図8参照)により駆動される。第1大入賞口30は、開閉部材32が開いているときだけ遊技球が入球可能となる。
Also, in the
また遊技領域3における第1大入賞口30の上方には、遊技球が通過可能なゲート(通過領域)28が設けられている。ゲート28への遊技球の通過は、電チュー22を開放するか否かを決める普通図柄抽選(すなわち普通図柄乱数(当たり乱数)の取得と判定)の実行契機となっている。
In addition, a gate (passage area) 28 through which a game ball can pass is provided above the first
また遊技領域3における第1大入賞口30の右上方には、第2大入賞口(特別入賞口)35を備えた第2大入賞装置(第2特別可変入賞装置、特別入賞手段)36が設けられている。第2大入賞装置36は、開閉部材(第2特別入賞口開閉部材)37を備え、開閉部材37の作動により第2大入賞口35を開閉するものである。開閉部材37は、第2大入賞口ソレノイド38(図8参照)により駆動される。第2大入賞口35は、開閉部材37が開いているときだけ遊技球が入球可能となる。
In the upper right of the first grand prize opening 30 in the
より詳細には、図6(A)に示すように、第2大入賞装置36の内部には、第2大入賞口35を通過した遊技球が通過可能な特定領域(V領域)39及び非特定領域70が形成されている。なお、第2大入賞装置36において、特定領域39及び非特定領域70の上流には、第2大入賞口35への遊技球の入賞を検知する第2大入賞口センサ35aが配されている。また、特定領域39には、特定領域39への遊技球の通過を検知する特定領域センサ39aが配されている。また、非特定領域70には、非特定領域70への遊技球の通過を検知する非特定領域センサ70aが配されている。また、第2大入賞装置36は、第2大入賞口35を通過した遊技球を特定領域39または非特定領域70のいずれかに振り分ける振分部材71と、振分部材71を駆動する振分部材ソレノイド73(図8参照)とを備えている。
More specifically, as shown in FIG. 6A, inside the second grand
図6(A)は、振分部材ソレノイド73の通電時を示している。図6(A)に示すように、振分部材ソレノイド73の通電時には、振分部材71は特定領域39への遊技球の通過を許容する第1の状態(退避状態)にある。振分部材71が第1の状態にあるときは、第2大入賞口35に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ35aを通過したあと特定領域39を通過する。この遊技球のルートを第1のルートという。
FIG. 6A shows when the
図6(B)は、振分部材ソレノイド73の非通電時を示している。図6(B)に示すように、振分部材ソレノイド73の非通電時には、振分部材71は特定領域39への遊技球の通過を妨げる第2の状態(進出状態)にある。振分部材71が第2の状態にあるときは、第2大入賞口35に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ35aを通過したあと非特定領域70を通過する。この遊技球のルートを第2のルートという。
FIG. 6B shows a state where the
なお本パチンコ遊技機1では、特定領域39への遊技球の通過が後述の高確率状態への移行の契機となっている。つまり特定領域39は、確変作動口となっている。これに対して非特定領域70は、確変作動口ではない。
In the
遊技領域3の下部には、普通入賞口27が設けられている。また遊技領域3の最下部には、遊技領域3へ打ち込まれたもののいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域3外へ排出するアウト口16が設けられている。
In the lower part of the
このように各種の入賞口等が配されている遊技領域3には、左右方向の中央より左側の左遊技領域(第1遊技領域)3Aと、右側の右遊技領域(第2遊技領域)3Bとがある。左遊技領域3Aを遊技球が流下するように遊技球を発射する打方を、左打ちという。一方、右遊技領域3Bを遊技球が流下するように遊技球を発射する打方を、右打ちという。
In this way, the
また図4および図7に示すように、遊技盤2の右側中央には表示器類40が配置されている。表示器類40には、第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器41b、及び、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器42が含まれている。また表示器類40には、第1特別図柄表示器41aの作動保留(第1特図保留)の記憶数を表示する第1特図保留表示器43a、第2特別図柄表示器41bの作動保留(第2特図保留)の記憶数を表示する第2特図保留表示器43b、および普通図柄表示器42の作動保留(普図保留)の記憶数を表示する普図保留表示器44が含まれている。
Further, as shown in FIGS. 4 and 7, a
第1特別図柄の可変表示は、第1始動口20への遊技球の入賞を契機として行われる。第2特別図柄の可変表示は、第2始動口21への遊技球の入賞を契機として行われる。なお以下の説明では、第1特別図柄および第2特別図柄を総称して特別図柄ということがある。また、第1特別図柄表示器41aおよび第2特別図柄表示器41bを総称して特別図柄表示器(識別図柄表示手段)41ということがある。また、第1特図保留表示器43aおよび第2特図保留表示器43bを総称して特図保留表示器43ということがある。
The variable display of the first special symbol is performed in response to the winning of a game ball at the
特別図柄表示器41では、特別図柄(識別情報)を可変表示(変動表示)したあと停止表示することにより、第1始動口20又は第2始動口21への入賞に基づく抽選(特別図柄抽選、大当たり抽選)の結果を報知する。停止表示される特別図柄(停止図柄、可変表示の表示結果として導出表示される特別図柄)は、特別図柄抽選によって複数種類の特別図柄の中から選択された一つの特別図柄である。停止図柄が予め定めた大当たり停止態様の特別図柄(大当たり図柄)である場合には、停止表示された大当たり図柄の種類(つまり当選した大当たりの種類)に応じた開放パターンにて第1大入賞口30又は第2大入賞口35を開放させる大当たり遊技(特別遊技)が行われる。
In the special symbol display 41, the special symbol (identification information) is variably displayed (variable display) and then stopped to display a lottery based on winning the
具体的には特別図柄表示器41は、例えば横並びに配された8個のLEDから構成されており、その点灯態様によって大当たり抽選の結果に応じた特別図柄を表示するものである。例えば大当たり(後述の複数種類の大当たりのうちの一つ)に当選した場合には、「○○●●○○●●」(○:点灯、●:消灯)というように左から1,2,5,6番目にあるLEDが点灯した大当たり図柄を表示する。また、ハズレである場合には、「●●●●●●●○」というように一番右にあるLEDのみが点灯したハズレ図柄を表示する。ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。また、特別図柄が停止表示される前には所定の変動時間にわたって特別図柄の変動表示(可変表示)がなされるが、その変動表示の態様は、例えば左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯するという態様である。 Specifically, the special symbol display 41 is composed of, for example, eight LEDs arranged side by side, and displays a special symbol corresponding to the result of the jackpot lottery depending on the lighting mode. For example, if you win a jackpot (one of several types of jackpots to be described later), 1, 2, from the left such as “○ ●●● ○○ ●●” (○: lit, ●: unlit) The jackpot symbol in which the fifth and sixth LEDs are lit is displayed. In the case of a loss, a lost symbol in which only the rightmost LED is lit, such as “●●●●●●● ○”, is displayed. You may employ | adopt the aspect which light-extinguishes all LED as a loss pattern. In addition, before the special symbol is stopped and displayed, the special symbol variation display (variable display) is performed over a predetermined variation time. The variation display mode is, for example, such that light repeatedly flows from left to right. In this mode, the LED is turned on.
本パチンコ遊技機1では、第1始動口20または第2始動口21への遊技球の入賞があると、その入賞に対して取得した大当たり乱数等の各種乱数の値(数値情報)は、特図保留記憶部85(図8参照)に一旦記憶される。詳細には、第1始動口20への入賞であれば第1特図保留として第1特図保留記憶部85aに記憶され、第2始動口21への入賞であれば第2特図保留として第2特図保留記憶部85bに記憶される。
In this
特図保留記憶部85に記憶された特図保留は、その特図保留に基づく特別図柄の可変表示が可能となったときに消化される。特図保留の消化とは、その特図保留に対応する大当たり乱数等を判定して、その判定結果を示すための特別図柄の可変表示を実行することをいう。従って本パチンコ遊技機1では、第1始動口20または第2始動口21への遊技球の入賞に基づく特別図柄の可変表示がその入賞後にすぐに行えない場合、すなわち特別図柄の可変表示の実行中や大当たり遊技の実行中に入賞があった場合であっても、所定個数を上限として、その入賞に対する大当たり抽選の権利を留保することができるようになっている。
The special figure hold stored in the special figure
そしてこのような特図保留の数は、特図保留表示器43に表示される。具体的には特図保留表示器43は、例えば4個のLEDで構成されており、特図保留の数だけLEDを点灯させることにより特図保留の数を表示する。 The number of special figure hold is displayed on the special figure hold display 43. Specifically, the special figure hold indicator 43 is composed of, for example, four LEDs, and displays the number of special figure holds by turning on the LEDs by the number of special figure holds.
普通図柄の可変表示は、ゲート28への遊技球の通過を契機として行われる。普通図柄表示器42では、普通図柄を可変表示(変動表示)したあと停止表示することにより、ゲート28への遊技球の通過に基づく普通図柄抽選の結果を報知する。停止表示される普通図柄(普図停止図柄、可変表示の表示結果として導出表示される普通図柄)は、普通図柄抽選によって複数種類の普通図柄の中から選択された一つの普通図柄である。停止表示された普通図柄が予め定めた特定普通図柄(所定の停止態様の普通図柄すなわち普通当たり図柄)である場合には、現在の遊技状態に応じた開放パターンにて第2始動口21を開放させる補助遊技が行われる。なお、第2始動口21の開放パターンについては後述する。
The variable display of the normal symbol is performed with the passage of the game ball to the
具体的には普通図柄表示器42は、例えば2個のLEDから構成されており(図7参照)、その点灯態様によって普通図柄抽選の結果に応じた普通図柄を表示するものである。例えば抽選結果が当たりである場合には、「○○」(○:点灯、●:消灯)というように両LEDが点灯した普通当たり図柄を表示する。また抽選結果がハズレである場合には、「●○」というように右のLEDのみが点灯した普通ハズレ図柄を表示する。普通ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。普通図柄が停止表示される前には所定の変動時間にわたって普通図柄の変動表示(可変表示)がなされるが、その変動表示の態様は、例えば両LEDが交互に点灯するという態様である。
Specifically, the
本パチンコ遊技機1では、ゲート28への遊技球の通過があると、その通過に対して取得した普通図柄乱数(当たり乱数)の値は、普図保留記憶部86(図8参照)に普図保留として一旦記憶される。普図保留記憶部86に記憶可能な普図保留の数には上限があり、本形態における上限値は4個となっている。
In the
普図保留記憶部86に記憶された普図保留は、その普図保留に基づく普通図柄の可変表示が可能となったときに消化される。普図保留の消化とは、その普図保留に対応する普通図柄乱数(当たり乱数)を判定して、その判定結果を示すための普通図柄の可変表示を実行することをいう。
The general map reservation stored in the general
そしてこのような普図保留の数は、普図保留表示器44に表示される。具体的には普図保留表示器44は、例えば4個のLEDで構成されており、普図保留の数だけLEDを点灯させることにより普図保留の数を表示するものである。
The number of the general map hold is displayed on the general
2.遊技機の電気的構成
次に図8及び図9に基づいて、本パチンコ遊技機1における電気的な構成を説明する。図8及び図9に示すようにパチンコ遊技機1は、大当たり抽選や遊技状態の移行などの遊技利益に関する制御を行う主制御基板(遊技制御基板)80、遊技の進行に伴って実行する演出に関する制御を行うサブ制御基板(演出制御基板)90、遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御基板110等を備えている。主制御基板80は、メイン制御部を構成し、サブ制御基板90は、後述する画像制御基板100、ランプ制御基板107、および音声制御基板106とともにサブ制御部を構成する。なお、サブ制御部は、少なくともサブ制御基板90を備え、演出手段(画像表示装置7や盤ランプ5、枠ランプ66、スピーカ67、盤可動体15、枠可動体600等)を用いた遊技演出を制御可能であればよい。
2. Next, the electrical configuration of the
またパチンコ遊技機1は、電源基板150を備えている。電源基板150は、主制御基板80、サブ制御基板90、及び払出制御基板110に対して電力を供給するとともに、これらの基板を介してその他の機器に対して必要な電力を供給する。電源基板150には、バックアップ電源回路151が設けられている。バックアップ電源回路151により、本パチンコ遊技機1に対して電力が供給されていない場合に、後述する主制御基板80のRAM84やサブ制御基板90のRAM94に記憶されている情報は、パチンコ遊技機1の電断時であっても保持される。また、電源基板150には、電源スイッチ(電源投入手段)155が接続されている。電源スイッチ155のON/OFF操作により、電源の投入/遮断が切換えられる。なお、主制御基板80のRAM84に対するバックアップ電源回路を主制御基板80に設けたり、サブ制御基板90のRAM94に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板90に設けたりしても良い。
The
図8に示すように、主制御基板80には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)81が実装されている。遊技制御用マイコン81には、遊技の進行を制御するためのプログラム等を記憶したROM83、ワークメモリとして使用されるRAM84、ROM83に記憶されたプログラムを実行するCPU82、データや信号の入出力を行うためのI/Oポート部(入出力回路)87が含まれている。RAM84には、上述した特図保留記憶部85と普図保留記憶部86とが設けられている。なお、ROM83は外付けであってもよい。
As shown in FIG. 8, a game control one-chip microcomputer (hereinafter “game control microcomputer”) 81 that controls the progress of the game of the
また主制御基板80には、RAM84に記憶されている情報をCPU82にクリアさせるためのRAMクリアスイッチ89が実装されている。主制御基板80を含めて本パチンコ遊技機1が備えている各種の基板は、本パチンコ遊技機1の裏面側(後面側)に配されている。従って、遊技機枠50を開放することが可能な遊技場の従業員等でなければ、電源スイッチ155やRAMクリアスイッチ89を操作することはできない。すなわち、電源投入手段としての電源スイッチ155は、実質的に遊技者による操作が不可能な操作手段といえる。
Further, a RAM
また主制御基板80には、中継基板88を介して各種センサやソレノイドが接続されている。そのため、主制御基板80には各センサから信号が入力され、各ソレノイドには主制御基板80から信号が出力される。具体的にはセンサ類としては、第1始動口センサ20a、第2始動口センサ21a、ゲートセンサ28a、第1大入賞口センサ30a、第2大入賞口センサ35a、特定領域センサ39a、非特定領域センサ70a、および普通入賞口センサ27aが接続されている。
Various sensors and solenoids are connected to the main control board 80 via a
第1始動口センサ20aは、第1始動口20内に設けられて第1始動口20に入賞した遊技球を検出するものである。第2始動口センサ21aは、第2始動口21内に設けられて第2始動口21に入賞した遊技球を検出するものである。ゲートセンサ28aは、ゲート28内に設けられてゲート28を通過した遊技球を検出するものである。第1大入賞口センサ30aは、第1大入賞口30内に設けられて第1大入賞口30に入賞した遊技球を検出するものである。第2大入賞口センサ35aは、第2大入賞口35内に設けられて第2大入賞口35に入賞した遊技球を検出するものである。特定領域センサ39aは、第2大入賞口35内の特定領域39に設けられて特定領域39を通過した遊技球を検出するものである。非特定領域センサ70aは、第2大入賞口35内の非特定領域70に設けられて非特定領域70を通過した遊技球を検出するものである。普通入賞口センサ27aは、各普通入賞口27内にそれぞれ設けられて普通入賞口27に入賞した遊技球を検出するものである。
The first
またソレノイド類としては、電チューソレノイド24、第1大入賞口ソレノイド33、第2大入賞口ソレノイド38、および振分部材ソレノイド73が接続されている。電チューソレノイド24は、電チュー22の可動部材23を駆動するものである。第1大入賞口ソレノイド33は、第1大入賞装置31の開閉部材32を駆動するものである。第2大入賞口ソレノイド38は、第2大入賞装置36の開閉部材37を駆動するものである。振分部材ソレノイド73は、第2大入賞装置36の振分部材71を駆動するものである。
Further, as the solenoids, the
さらに主制御基板80には、第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b、普通図柄表示器42、第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b、および普図保留表示器44が接続されている。すなわち、これらの表示器類40の表示制御は、遊技制御用マイコン81によりなされる。
Further, the main control board 80 includes a first
また主制御基板80は、払出制御基板110に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板110から信号を受信する。払出制御基板110には、賞球払出装置120、貸球払出装置130およびカードユニット135(パチンコ遊技機1に隣接して設置され、挿入されたプリペイドカード等の情報に基づいて球貸しを可能にするもの)が接続されているとともに、発射制御回路111を介して発射装置112が接続されている。発射装置112には、ハンドル60(図1参照)が含まれる。
The main control board 80 transmits various commands to the
払出制御基板110は、遊技制御用マイコン81からの信号や、パチンコ遊技機1に接続されたカードユニット135からの信号に基づいて、賞球払出装置120の賞球モータ121を駆動して賞球の払い出しを行ったり、貸球払出装置130の球貸モータ131を駆動して貸球の払い出しを行ったりする。払い出される賞球は、その計数のため賞球センサ122により検知される。また払い出される貸球は、その計数のため球貸センサ132により検知される。なお遊技者による発射装置112のハンドル60(図1参照)への操作があった場合には、タッチスイッチ114がハンドル60への接触を検知し、発射ボリューム115がハンドル60の回転量を検知する。そして、発射ボリューム115の検知信号の大きさに応じた強さで遊技球が発射されるよう発射モータ113が駆動されることとなる。
The
また主制御基板80は、サブ制御基板90に対し各種コマンドを送信する。主制御基板80とサブ制御基板90との接続は、主制御基板80からサブ制御基板90への信号の送信のみが可能な単方向通信接続となっている。すなわち、主制御基板80とサブ制御基板90との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。 The main control board 80 transmits various commands to the sub control board 90. The connection between the main control board 80 and the sub control board 90 is a unidirectional communication connection that can only transmit signals from the main control board 80 to the sub control board 90. That is, between the main control board 80 and the sub-control board 90, a unidirectional circuit (not shown) as a communication direction regulating means (for example, a circuit using a diode) is interposed.
図9に示すように、サブ制御基板90には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン(以下「演出制御用マイコン」)91が実装されている。演出制御用マイコン91には、遊技の進行に伴って演出を制御するためのプログラム等を記憶したROM93、ワークメモリとして使用されるRAM94、ROM93に記憶されたプログラムを実行するCPU92、データや信号の入出力を行うためのI/Oポート部(入出力回路)97が含まれている。なお、ROM93は外付けであってもよい。
As shown in FIG. 9, an effect control one-chip microcomputer (hereinafter referred to as “effect control microcomputer”) 91 that controls the effect of the
また、サブ制御基板90には、リアルタイムクロック(RTC)99が実装されている。RTC99は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測するものである。RTC99は、図示しない外部電源供給装置(島電源供給装置)から電力が供給(投入)されているときには、その電力によって動作し、外部電源供給装置からから電力が供給されていないときには、電源基板150が備えるバックアップ電源回路151から供給される電力によって動作する。このため、RTC99は、パチンコ遊技機1に対して電源が投入されていないときにも現在の日時を計測することが可能である。なお、RTC99に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板90に設けてもよい。バックアップ電源回路には、コンデンサや内臓電池(ボタン電池等)を含む回路を採用することができる。
In addition, a real time clock (RTC) 99 is mounted on the sub control board 90. The
サブ制御基板90には、画像制御基板100、音声制御基板106、ランプ制御基板107が接続されている。サブ制御基板90の演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、画像制御基板100のCPU102に画像表示装置7の表示制御を行わせる。画像制御基板100のRAM104は、画像データを展開するためのメモリである。画像制御基板100のROM103には、画像表示装置7に表示される静止画データや動画データ、具体的にはキャラクタ、アイテム、図形、文字、数字および記号等(演出図柄を含む)や背景画像等の画像データが格納されている。画像制御基板100のCPU102は、演出制御用マイコン91からの指令に基づいてROM103から画像データを読み出す。そして、読み出した画像データに基づいて表示制御を実行する。
The sub control board 90 is connected to the
また演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、音声制御基板106を介してスピーカ67から音声、楽曲、効果音等を出力する。スピーカ67から出力する音声等の音声データは、サブ制御基板90のROM93に格納されている。なお、音声制御基板106にCPUを実装してもよく、その場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、音声制御基板106にROMを実装してもよく、そのROMに音声データを格納してもよい。また、スピーカ67を画像制御基板100に接続し、画像制御基板100のCPU102に音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板100のROM103に音声データを格納してもよい。
Further, the effect control microcomputer 91 outputs voice, music, sound effect, and the like from the
また演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、ランプ制御基板107を介して枠ランプ66、盤ランプ5等のランプの点灯制御を行う。詳細には演出制御用マイコン91は、各ランプの発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を作成し、発光パターンデータに従って枠ランプ66、盤ランプ5等のランプの発光を制御する。なお、発光パターンデータの作成にはサブ制御基板90のROM93に格納されているデータを用いる。
The effect control microcomputer 91 performs lighting control of lamps such as the
さらに演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、ランプ制御基板107に中継基板108を介して接続された盤可動体15を動作させる。つまり、上側盤可動体15Uと左下盤可動体15Lと右下盤可動体15Rを駆動するための各モータ(図示省略)を作動させる。詳細には演出制御用マイコン91は、盤可動体15の動作態様を決める盤可動体動作パターンデータに基づいて、盤可動体15の動作を制御する。
Further, the effect control microcomputer 91 operates the
本形態において盤可動体動作パターンデータには、盤可動体駆動データと、盤可動体復帰データとがある。演出制御用マイコン91は、RAM94の所定の駆動データバッファに盤可動体駆動データをセットすると、盤可動体15を図5(A)に示す待機位置から図5(B)に示す動作位置へ駆動(変位)させることが可能である。一方、演出制御用マイコン91は、RAM94の所定の復帰データバッファに盤可動体復帰データをセットすると、盤可動体15を動作位置から待機位置へ復帰(変位)させることが可能である。なお盤可動体15が動作位置に駆動された後に、盤可動体復帰データがセットされない限り、盤可動体15が動作位置にある状態が維持されるようになっている。盤可動体動作パターンデータとしてその他に、朝ロゴ用盤可動体初期動作データと通常盤可動体初期動作データがあるが、後に詳しく説明する。
In this embodiment, the board movable body operation pattern data includes board movable body drive data and board movable body return data. When the effect control microcomputer 91 sets the panel movable body drive data in a predetermined drive data buffer of the
また演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、枠中継基板98を介して接続された枠可動体600を動作させる。つまり、左側枠可動体600Lと右側枠可動体600Rを駆動するための各モータ(図示省略)を作動させる。詳細には演出制御用マイコン91は、枠可動体600の動作態様を決める枠可動体動作パターンデータに基づいて、枠可動体600の動作を制御する。
The effect control microcomputer 91 operates the
本形態において枠可動体動作パターンデータには、枠可動体駆動データと、枠可動体復帰データとがある。演出制御用マイコン91は、RAM94の所定の駆動データバッファに枠可動体駆動データをセットすると、枠可動体600を図3(A)に示す収納位置から図3(B)に示す突出位置へ駆動(変位)させることが可能である。一方、演出制御用マイコン91は、RAM94の所定の復帰データバッファに枠可動体復帰データをセットすると、枠可動体600を突出位置から格納位置へ復帰(変位)させることが可能である。なお枠可動体600が突出位置に駆動された後に、枠可動体復帰データがセットされない限り、枠可動体600が突出位置にある状態が維持されるようになっている。枠可動体動作パターンデータとしてその他に、朝ロゴ用枠可動体初期動作データと通常枠可動体初期動作データがあるが、後に詳しく説明する。
In this embodiment, the frame movable body operation pattern data includes frame movable body drive data and frame movable body return data. When the effect control microcomputer 91 sets the movable frame body drive data in a predetermined drive data buffer of the
なお変形例として、ランプ制御基板107にCPUを実装してもよく、そのCPUにランプの点灯制御を実行させてもよい。またランプ制御基板107に枠可動体600を接続して、ランプ制御基板107に枠可動体600の動作を制御させてもよい。さらにこの場合、ランプ制御基板107にROMを実装してもよく、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。
As a modification, a CPU may be mounted on the
サブ制御基板90には、枠中継基板98を介して、収納位置検出センサ74a、突出位置検出センサ74b、演出ボタン検出SW(スイッチ)63a、セレクトボタン検出スイッチ68a、及び枠可動体復帰ボタン検出スイッチ323aが接続されている。収納位置検出センサ74aは、枠可動体600が図3(A)に示す収納位置に復帰していることを検出するものである。突出位置検出センサ74bは、枠可動体600が図3(B)に示す突出位置に駆動されていることを検出するものである。演出ボタン検出スイッチ63aは、演出ボタン63(図1参照)が押下操作されたことを検出するものである。セレクトボタン検出スイッチ68aは、セレクトボタン68(図1参照)が押下操作されたことを検出するものである。詳細には、セレクトボタン検出スイッチ68aは、上方向ボタンが押下操作されたことを検出する上方向検出スイッチと、下方向ボタンが押下操作されたことを検出する下方向検出スイッチと、左方向ボタンが押下操作されたことを検出する左方向検出スイッチと、右方向ボタンが押下操作されたことを検出する右方向検出スイッチとから構成されている。枠可動体復帰ボタン検出スイッチ323aは、枠可動体復帰ボタン323(図3(A)(B)参照)が押下操作されたことを検出するものである。各ボタン(演出ボタン63、セレクトボタン68、枠可動体復帰ボタン323)が押下操作されると、各スイッチ(演出ボタン検出スイッチ63a、セレクトボタン検出スイッチ68a、枠可動体復帰ボタン検出スイッチ323a)からサブ制御基板90に対して信号が入力される。
The sub-control board 90 has a storage
またサブ制御基板90には、ランプ制御基板107を介して、待機位置検出センサ64a及び動作位置検出センサ64bが接続されている。待機位置検出センサ64aは、盤可動体15が図5(A)に示す待機位置に復帰していることを検出するものである。動作位置検出センサ64bは、盤可動体15が図5(B)に示す動作位置に駆動されていることを検出するものである。
Further, a standby
3.大当たり等の説明
本形態のパチンコ遊技機1では、大当たり抽選(特別図柄抽選)の結果として、「大当たり」と「はずれ」がある。「大当たり」のときには、特別図柄表示器41に「大当たり図柄」が停止表示される。「はずれ」のときには、特別図柄表示器41に「ハズレ図柄」が停止表示される。大当たりに当選すると、停止表示された特別図柄の種類(大当たりの種類)に応じた開放パターンにて、大入賞口(第1大入賞口30および第2大入賞口35)を開放させる「大当たり遊技」が実行される。大当たり遊技は、特別遊技の一例である。
3. Description of jackpot etc. In the
大当たり遊技は、本形態では、複数回のラウンド遊技(単位開放遊技)と、初回のラウンド遊技が開始される前のオープニング(OPとも表記する)と、最終回のラウンド遊技が終了した後のエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各ラウンド遊技は、OPの終了又は前のラウンド遊技の終了によって開始し、次のラウンド遊技の開始又はEDの開始によって終了する。ラウンド遊技間の大入賞口の閉鎖の時間(インターバル時間)は、その閉鎖前の開放のラウンド遊技に含まれる。 In this embodiment, the jackpot game is a multi-round game (unit open game), an opening before the first round game is started (also referred to as OP), and an ending after the last round game is completed (Also expressed as ED). Each round game starts with the end of OP or the end of the previous round game, and ends with the start of the next round game or the start of ED. The closing time (interval time) of the big prize opening between round games is included in the open round game before the closing.
大当たりには複数の種別がある。大当たりの種別は図11に示す通りである。図11に示すように、本形態では大きく分けて2つの種別がある。特定大当たりと通常大当たりである。特定大当たりを「Vロング大当たり」ともいい、通常大当たりを「Vショート大当たり」ともいう。「Vロング大当たり」は、その大当たり遊技中に特定領域39への遊技球の通過が容易に可能な第1開放パターン(Vロング開放パターン)で開閉部材32及び開閉部材37を作動させる大当たりである。「Vショート大当たり」は、その大当たり遊技中に特定領域39への遊技球の通過が不可能又は困難な第2開放パターン(Vショート開放パターン)で開閉部材32及び開閉部材37を作動させる大当たりである。
There are several types of jackpots. The types of jackpots are as shown in FIG. As shown in FIG. 11, there are roughly two types in this embodiment. A specific jackpot and a regular jackpot. The specific jackpot is also called “V long jackpot”, and the normal jackpot is also called “V short jackpot”. The “V long jackpot” is a jackpot for operating the opening / closing
より具体的には、「Vロング大当たり」は、総ラウンド数が16Rである。1Rから13Rまでと15Rでは、第1大入賞口30を1R当たり最大29.5秒にわたって開放する。14Rと16Rでは第2大入賞口35を1R当たり最大29.5秒にわたって開放する。
More specifically, “V long jackpot” has a total number of rounds of 16R. From 1R to 13R and 15R, the first
これに対して、「Vショート大当たり」は、総ラウンド数は16Rであるものの、実質的な総ラウンド数は13Rである。つまり、1Rから13Rまでは第1大入賞口30を1R当たり最大29.5秒にわたって開放するが、15Rでは第1大入賞口30を1R当たり0.1秒しか開放せず、14Rと16Rでも第2大入賞口35を1R当たり0.1秒しか開放しない。なお、Vショート大当たりにおける14R及び16Rでは、第2大入賞口35の開放時間が短いことだけでなく、第2大入賞口35の開放タイミングと振分部材71の作動タイミング(第2の状態(図6(B)参照)から第1の状態(図6(A)参照)に制御されるタイミング)との関係からも、特定領域39に遊技球が通過することはほぼ不可能となっている。
On the other hand, “V short jackpot” has a total number of rounds of 16R, but a substantial total number of rounds of 13R. In other words, from 1R to 13R, the first
本形態のパチンコ遊技機1では、大当たり遊技中の特定領域39への遊技球の通過に基づいて、その大当たり遊技の終了後の遊技状態を、後述の高確率状態に移行させる。従って、上記のVロング大当たりに当選した場合には、大当たり遊技の実行中に特定領域39へ遊技球を通過させることで、大当たり遊技後の遊技状態を高確率状態に移行させ得る。これに対して、Vショート大当たりに当選した場合には、その大当たり遊技の実行中に特定領域39へ遊技球を通過させることができないため、その大当たり遊技後の遊技状態は、後述の通常確率状態(非高確率状態)となる。
In the
但し、通常確率状態に制御された場合であっても、後述する時短状態が付与される。この場合の時短回数は100回に設定される。時短回数とは、時短状態における特別図柄の変動表示の上限実行回数のことである。 However, even when controlled to the normal probability state, a short time state described later is given. In this case, the number of time reductions is set to 100. The number of time reductions is the upper limit number of executions of the special symbol variation display in the time reduction state.
図11に示すように、第1特別図柄(特図1)の抽選における大当たりの振分率は、Vロング大当たりが50%、Vショート大当たりが50%となっている。これに対して、第2特別図柄(特図2)の抽選において当選した大当たりは、全てVロング大当たりとなっている。 As shown in FIG. 11, in the lottery of the first special symbol (Special Figure 1), the jackpot distribution rate is 50% for the V long jackpot and 50% for the V short jackpot. On the other hand, the jackpots won in the lottery of the second special symbol (special chart 2) are all V long jackpots.
特図1の抽選によって「Vロング大当たり」に当選した場合には、第1特別図柄表示器41aに「特図1_特定図柄」が停止表示され、「Vショート大当たり」に当選した場合には、第1特別図柄表示器41aに「特図1_通常図柄」が停止表示される。これに対して特図2の抽選によって当選した場合には、必ずVロング大当たりであって、第2特別図柄表示器41bに「特図2_特定図柄」が停止表示される。
When “V Long Jackpot” is won by lottery of Special Figure 1, “Special Figure 1_Specific Symbol” is stopped and displayed on the first
ここで本パチンコ遊技機1では、大当たりか否かの抽選は「大当たり乱数」に基づいて行われ、当選した大当たりの種別の抽選は「当たり種別乱数」に基づいて行われる。図12(A)に示すように、大当たり乱数は0〜65535までの範囲で値をとる。当たり種別乱数は、0〜9までの範囲で値をとる。なお、第1始動口20又は第2始動口21への入賞に基づいて取得される乱数には、大当たり乱数および当たり種別乱数の他に、「リーチ乱数」および「変動パターン乱数」がある。
Here, in the
リーチ乱数は、大当たり判定の結果がはずれである場合に、その結果を示す演出図柄変動演出においてリーチを発生させるか否かを決める乱数である。リーチとは、複数の演出図柄のうち変動表示されている演出図柄が残り一つとなっている状態であって、変動表示されている演出図柄がどの図柄で停止表示されるか次第で大当たり当選を示す演出図柄の組み合わせとなる状態(例えば「7↓7」の状態)のことである。なお、リーチ状態において停止表示されている演出図柄は、表示画面7a内で多少揺れているように表示されていたり、拡大と縮小を繰り返すように表示されていたりしてもよい。このリーチ乱数は、0〜255までの範囲で値をとる。
The reach random number is a random number that determines whether or not a reach is generated in the effect design variation effect indicating the result when the result of the jackpot determination is out of place. Reach is a state in which there is only one effect symbol that is variably displayed among a plurality of effect symbols, and depending on which symbol the effect symbol that is variably displayed is stopped and displayed, It is a state (for example, a state of “7 ↓ 7”) that is a combination of the production symbols shown. It should be noted that the effect symbols that are stopped and displayed in the reach state may be displayed so as to be slightly shaken in the
また、変動パターン乱数は、変動時間を含む変動パターンを決めるための乱数である。変動パターン乱数は、0〜99までの範囲で値をとる。また、ゲート28への通過に基づいて取得される乱数には、図12(B)に示す普通図柄乱数(当たり乱数)がある。普通図柄乱数は、電チュー22を開放させる補助遊技を行うか否かの抽選(普通図柄抽選)のための乱数である。普通図柄乱数は、0〜65535までの範囲で値をとる。
The variation pattern random number is a random number for determining a variation pattern including a variation time. The fluctuation pattern random number takes a value in the range of 0 to 99. In addition, the random number acquired based on the passage to the
4.遊技状態の説明
次に、本形態のパチンコ遊技機1の遊技状態に関して説明する。パチンコ遊技機1の特別図柄表示器41および普通図柄表示器42には、それぞれ、確率変動機能と変動時間短縮機能がある。特別図柄表示器41の確率変動機能が作動している状態を「高確率状態」といい、作動していない状態を「通常確率状態(非高確率状態)」という。高確率状態では、大当たり確率が通常確率状態よりも高くなっている。つまり、特別図柄表示器41の確率変動機能が作動すると、作動していないときに比して、特別図柄表示器41による特別図柄の可変表示の表示結果(すなわち停止図柄)が大当たり図柄となる確率が高くなる。
4). Description of the gaming state Next, the gaming state of the
また、特別図柄表示器41の変動時間短縮機能が作動している状態を「時短状態」といい、作動していない状態を「非時短状態」という。時短状態では、特別図柄の変動時間(変動表示開始時から表示結果の導出表示時までの時間)が、非時短状態よりも短くなっている。つまり、特別図柄表示器41の変動時間短縮機能が作動すると、作動していないときに比して、特別図柄の可変表示の変動時間として短い変動時間が選択されやすくなる。 In addition, a state in which the function for reducing the variation time of the special symbol display 41 is in operation is referred to as “time-short state”, and a state in which the special symbol display 41 is not in operation is referred to as “non-time-short state”. In the short-time state, the variation time of the special symbol (the time from the start of variation display to the time when the display result is derived and displayed) is shorter than in the non-short-time state. That is, when the function for shortening the variation time of the special symbol display device 41 is activated, it is easy to select a short variation time as the variation time of the variable symbol special display, compared to when the special symbol display 41 is not activated.
特別図柄表示器41の確率変動機能と変動時間短縮機能とは同時に作動することもあるし、片方のみが作動することもある。そして、普通図柄表示器42の確率変動機能および変動時間短縮機能は、特別図柄表示器41の変動時間短縮機能に同期して作動するようになっている。すなわち、普通図柄表示器42の確率変動機能および変動時間短縮機能は、時短状態において作動し、非時短状態において作動しない。よって、時短状態では、普通図柄抽選における当選確率が非時短状態よりも高くなっている。つまり、普通図柄表示器42の確率変動機能が作動すると、作動していないときに比して、普通図柄表示器42による普通図柄の可変表示の表示結果が、普通当たり図柄となる確率が高くなる。
The probability variation function and the variation time shortening function of the special symbol display 41 may be activated at the same time, or only one of them may be activated. The probability variation function and the variation time shortening function of the
また時短状態では、普通図柄の変動時間が非時短状態よりも短くなっている。本形態では、普通図柄の変動時間は非時短状態では10秒であるが、時短状態では1秒である(図13(E)参照)。さらに時短状態では、補助遊技における電チュー22の開放時間が、非時短状態よりも長くなっている(図15参照)。すなわち、電チュー22の開放時間延長機能が作動している。加えて時短状態では、補助遊技における電チュー22の開放回数が非時短状態よりも多くなっている(図15参照)。すなわち、電チュー22の開放回数増加機能が作動している。
In the short time state, the normal symbol fluctuation time is shorter than in the non-short time state. In this embodiment, the variation time of the normal symbol is 10 seconds in the non-short-time state, but is 1 second in the short-time state (see FIG. 13E). Furthermore, in the time-saving state, the opening time of the
普通図柄表示器42の確率変動機能と変動時間短縮機能、および電チュー22の開放時間延長機能と開放回数増加機能が作動している状況下では、これらの機能が作動していない場合に比して、電チュー22が頻繁に開放され、第2始動口21へ遊技球が頻繁に入賞することとなる。その結果、発射球数に対する賞球数の割合であるベースが高くなる。従って、これらの機能が作動している状態を「高ベース状態」といい、作動していない状態を「低ベース状態」という。高ベース状態では、手持ちの遊技球を大きく減らすことなく大当たりを狙うことができる。なお、高ベース状態とは、いわゆる電サポ制御(電チュー22により第2始動口21への入賞をサポートする制御)が実行されている状態である。よって、高ベース状態を電サポ制御状態や入球容易状態ともいう。これに対して、低ベース状態を非電サポ制御状態や非入球容易状態ともいう。
In the situation where the probability variation function and the variation time shortening function of the
高ベース状態は、上記の全ての機能が作動するものでなくてもよい。すなわち、普通図柄表示器42の確率変動機能、普通図柄表示器42の変動時間短縮機能、電チュー22の開放時間延長機能、および電チュー22の開放回数増加機能のうち一つ以上の機能の作動によって、その機能が作動していないときよりも電チュー22が開放され易くなっていればよい。また、高ベース状態は、時短状態に付随せずに独立して制御されるようにしてもよい。
In the high base state, not all the functions described above may operate. That is, the operation of one or more of the probability variation function of the
本形態のパチンコ遊技機1では、Vロング大当たりへの当選による大当たり遊技後の遊技状態は、その大当たり遊技中に特定領域39への通過がなされていれば、高確率状態かつ時短状態かつ高ベース状態である。この遊技状態を特に、「高確高ベース状態」という。高確高ベース状態は、所定回数(本形態では160回)の特別図柄の可変表示が実行されるか、又は、大当たりに当選してその大当たり遊技が実行されることにより終了する。
In the
また、Vショート大当たりへの当選による大当たり遊技後の遊技状態は、その大当たり遊技中に特定領域39の通過がなされていなければ(なされることは略ない)、通常確率状態(非高確率状態すなわち低確率状態)かつ時短状態かつ高ベース状態である。この遊技状態を特に、「低確高ベース状態」という。低確高ベース状態は、所定回数(本形態では100回)の特別図柄の可変表示が実行されるか、又は、大当たりに当選してその大当たり遊技が実行されることにより終了する。
In addition, the game state after the jackpot game by winning the V short jackpot is a normal probability state (non-high probability state, i.e., if the
なお、パチンコ遊技機1を初めて遊技する場合において電源投入後の遊技状態は、通常確率状態かつ非時短状態かつ低ベース状態である。この遊技状態を特に、「低確低ベース状態」という。低確低ベース状態を「通常遊技状態」と称することもある。また、大当たり遊技の実行中の状態を「特別遊技状態(大当たり遊技状態)」と称することとする。
When the
高確高ベース状態や低確高ベース状態といった高ベース状態では、右打ちにより右遊技領域3B(図4参照)へ遊技球を進入させた方が有利に遊技を進行できる。電サポ制御により低ベース状態と比べて電チュー22が開放されやすくなっており、第1始動口20への入賞よりも第2始動口21への入賞の方が容易となっているからである。そのため、普通図柄抽選の契機となるゲート28へ遊技球を通過させつつ、第2始動口21へ遊技球を入賞させるべく右打ちを行う。これにより左打ちをするよりも、多数の始動入賞(始動口への入賞)を得ることができる。なお本パチンコ遊技機1では、大当たり遊技中も右打ちにて遊技を行う。
In a high base state such as a high-accuracy high-base state or a low-accuracy high-base state, it is possible to advance the game more advantageously if the game ball is advanced to the
これに対して、低ベース状態では、左打ちにより左遊技領域3A(図4参照)へ遊技球を進入させた方が有利に遊技を進行できる。電サポ制御が実行されていないため、高ベース状態と比べて電チュー22が開放されにくくなっており、第2始動口21への入賞よりも第1始動口20への入賞の方が容易となっているからである。そのため、第1始動口20へ遊技球を入賞させるべく左打ちを行う。これにより右打ちするよりも、多数の始動入賞を得ることができる。
On the other hand, in the low base state, the game can proceed more advantageously if the game ball is advanced to the
5.遊技制御用マイコン81の動作
[主制御メイン処理]次に図16〜図34に基づいて遊技制御用マイコン81の動作について説明する。なお、遊技制御用マイコン81の動作説明にて登場するカウンタ、タイマ、フラグ、ステータス、バッファ等は、RAM84に設けられている。カウンタの初期値は「0」であり、フラグの初期値は「0」つまり「OFF」であり、ステータスの初期値は「1」である。主制御基板80に備えられた遊技制御用マイコン81は、パチンコ遊技機1の電源が投入されると、ROM83から図16に示した主制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、主制御メイン処理では、まず後述する電源投入時処理(S001)を行う。
5. Operation of Game Control Microcomputer 81 [Main Control Main Process] Next, the operation of the game control microcomputer 81 will be described with reference to FIGS. The counter, timer, flag, status, buffer, and the like that appear in the description of the operation of the game control microcomputer 81 are provided in the
そして、電源投入時処理(S001)に次いで、割り込みを禁止し(S002)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)では、図12に示した種々の乱数カウンタ値を1加算して更新する。各乱数カウンタ値は上限値に至ると「0」に戻って再び加算される。なお各乱数カウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。また各乱数は、カウンタIC等からなる公知の乱数生成回路を利用して生成される所謂ハードウェア乱数であってもよい。 Then, following the power-on process (S001), interrupts are prohibited (S002), and the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) is executed. In this normal symbol / special symbol main random number update process (S003), the various random number counter values shown in FIG. When each random number counter value reaches the upper limit value, it returns to “0” and is added again. The initial value of each random number counter may be a value other than “0” or may be changed randomly. Each random number may be a so-called hardware random number generated using a known random number generation circuit including a counter IC or the like.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)が終了すると、割り込みを許可する(S004)。割り込み許可中は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行が可能となる。メイン側タイマ割り込み処理(S005)は、例えば4msec周期でCPU82に繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。すなわち、例えば4msec周期で実行される。そして、メイン側タイマ割り込み処理(S005)が終了してから、次にメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)による各種カウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。なお、割り込み禁止状態のときにCPU82に割り込みパルスが入力された場合は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)はすぐには開始されず、割り込み許可(S004)がされてから開始される。
When the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) is completed, the interruption is permitted (S004). While the interrupt is permitted, the main timer interrupt process (S005) can be executed. The main timer interrupt process (S005) is executed based on an interrupt pulse that is repeatedly input to the
[電源投入時処理]図17に示すように、電源投入時処理(S001)では、まずRAM84へのアクセスの許可設定を行う(S011)。これにより、RAM84に対する情報の書き込みや読み出しが可能になる。続いて、遊技制御用マイコン81は、RAMクリアスイッチ89が操作されたか否か(ONか否か)を判定する(S012)。RAMクリアスイッチ89がONであれば(S012でYES)、ステップS018に進む。これに対して、ONでなければ(S012でNO)、続いて電源断フラグがONであるか否かを判定する(S013)。電源断フラグは、電断の発生を示すフラグであり、後述する電源断監視処理(図34参照)でONにされるフラグである。
[Power-On Processing] As shown in FIG. 17, in the power-on processing (S001), first, permission setting for access to the
電源断フラグがONでなければ(S013でNO)、正常に電源が遮断されていない可能性があるため、ステップS018に進む。一方、電源断フラグがONであれば(S013でYES)、チェックサムを算出して(S014)、これを電断時に算出しておいたチェックサム(図34のステップS2902参照)と比較する(S015)。チェックサムは、RAM84に記憶されている遊技情報を数値とみなしてその合計が算出されたものである。チェックサムの値が一致しなければ(S015でNO)、RAM84の記憶内容が正常でないため、ステップS018に進む。これに対して、チェックサムの値が一致すれば(S015でYES)、RAM84の記憶内容が正常であると判断し、ステップS016に進む。
If the power-off flag is not ON (NO in S013), there is a possibility that the power has not been cut off normally, and the process proceeds to step S018. On the other hand, if the power-off flag is ON (YES in S013), a checksum is calculated (S014) and compared with the checksum calculated at the time of power-off (see step S2902 in FIG. 34) ( S015). The checksum is calculated by considering the game information stored in the
ステップS016では、復電時におけるRAM84の作業領域の設定管理を行う。この設定処理では、ROM83から復電時情報を読み出し、この復電時情報をRAM84の作業領域にセットする。その後、遊技制御用マイコン81は、電源断フラグをOFFして(S017)、ステップS021に進む。
In step S016, setting management of the work area of the
一方、ステップS018では、RAM84に記憶されている全ての遊技情報をクリアする(S018)。その後、遊技制御用マイコン81は、RAM84の作業領域の初期設定を行う(S019)。この初期設定の処理では、ROM83から読み出された初期設定情報がRAM84の作業領域にセットされる。続いて遊技制御用マイコン81は、RAMクリアを行ったことを通知するためのRAMクリア通知コマンドをサブ制御基板90に対して出力して(S020)、ステップS021に進む。
On the other hand, in step S018, all game information stored in the
ステップS021では、遊技制御用マイコン81は、電源投入コマンド設定処理を行う。電源投入コマンド設定処理(S021)では、所定時間(本形態では3秒)経過後にサブ制御基板90に電源投入コマンドを出力するための設定処理を行う。具体的には、電源投入コマンドを出力するまでの所定時間をタイマにセットして、そのタイマにセットされた時間の減算を開始する。そして減算されたタイマの値が「0」になったとき、所定時間が経過したことになるため、電源投入コマンドをRAM84の所定の出力バッファにセットする。これにより、セットされた電源投入コマンドは、後述する出力処理(S101)にてサブ制御基板90に出力されるようになっている。電源投入コマンド設定処理(S021)の後、ステップS022ではその他の初期設定として、例えばCPU82の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)の設定等を行って、本処理を終える。
In step S021, the game control microcomputer 81 performs a power-on command setting process. In the power-on command setting process (S021), a setting process for outputting a power-on command to the sub control board 90 is performed after a predetermined time (3 seconds in this embodiment) has elapsed. Specifically, a predetermined time until the power-on command is output is set in the timer, and subtraction of the time set in the timer is started. When the value of the subtracted timer becomes “0”, it means that a predetermined time has elapsed, so the power-on command is set in a predetermined output buffer of the
[メイン側タイマ割り込み処理]次に、メイン側タイマ割り込み処理(S005)について説明する。図18に示すように、メイン側タイマ割り込み処理(S005)では、まず出力処理(S101)を実行する。出力処理(S101)では、以下に説明する各処理において主制御基板80のRAM84に設けられた出力バッファにセットされたコマンド等を、サブ制御基板90や払出制御基板110等に出力する。
[Main-side timer interrupt processing] Next, the main-side timer interrupt processing (S005) will be described. As shown in FIG. 18, in the main timer interrupt process (S005), first, an output process (S101) is executed. In the output process (S101), commands set in the output buffer provided in the
出力処理(S101)に次いで行われる入力処理(S102)では、主にパチンコ遊技機1に取り付けられている各種センサ(第1始動口センサ20a,第2始動口センサ21a、第1大入賞口センサ30a、第2大入賞口センサ35a、普通入賞口センサ27a等(図8参照))が検知した検出信号を読み込み、入賞口の種類に応じた賞球を払い出すための払い出しデータをRAM84の出力バッファにセットする。
In the input process (S102) performed after the output process (S101), various sensors (a first
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)は、図16の主制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)と同じである。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)に次いで、後述する始動口センサ検出処理(S104)、普通動作処理(S105)、特別動作処理(S106)、特定領域センサ検出処理(S107)、電源断監視処理(S108)を実行する。その後、その他の処理(S109)を実行して、メイン側タイマ割り込み処理(S005)を終了する。そして、次にCPU82に割り込みパルスが入力されるまでは主制御メイン処理のステップS002〜S004の処理が繰り返し実行され(図16参照)、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再びメイン側タイマ割り込み処理(S005)が実行される。
The normal symbol / special symbol main random number update process (S103) performed next is the same as the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) performed in the main control main process of FIG. Following normal symbol / special symbol main random number update processing (S103), starting port sensor detection processing (S104), normal operation processing (S105), special operation processing (S106), specific area sensor detection processing (S107), power supply described later Disconnect monitoring processing (S108) is executed. Thereafter, other processing (S109) is executed, and the main timer interrupt processing (S005) is terminated. Then, until the next interrupt pulse is input to the
[始動口センサ検出処理]図19に示すように、始動口センサ検出処理(S104)ではまず、ゲート28に遊技球が通過したか否か、即ち、ゲートセンサ28aによって遊技球が検出されたか否か判定する(S201)。ゲート28を遊技球が通過していれば(S201でYES)、後述のゲート通過処理(S202)を行う。一方、遊技球がゲート28を通過していなければ(S201でNO)、ゲート通過処理(S202)をパスしてステップS203に進む。
[Starting Port Sensor Detection Process] As shown in FIG. 19, in the starting port sensor detection process (S104), first, whether or not a game ball has passed through the
ステップS203では、第2始動口21に遊技球が入賞したか否か、即ち、第2始動口センサ21aによって遊技球が検出されたか否か判定する(S203)。第2始動口21に遊技球が入賞していない場合(S203でNO)にはステップS207に進むが、第2始動口21に遊技球が入賞した場合には(S203でYES)、特図2保留球数(第2特図保留の数、具体的にはRAM84に設けた第2特図保留の数をカウントするカウンタの数値)が「4」(上限記憶数)に達しているか否か判定する(S204)。そして、特図2保留球数が「4」に達している場合(S204でYES)には、ステップS207に進むが、特図2保留球数が「4」未満である場合には(S204でNO)、特図2保留球数に1を加算する(S205)。
In step S203, it is determined whether or not a game ball has won the
続いて特図2関係乱数取得処理(S206)を行う。特図2関係乱数取得処理(S206)では、大当たり乱数カウンタ値(ラベル−TRND−A)、当たり種別乱数カウンタ値(ラベル−TRND−AS)、リーチ乱数カウンタ値(ラベル−TRND−RC)及び変動パターン乱数カウンタ値(ラベル−TRND−T1)を取得し(つまり図12(A)に示す乱数値群を取得し)、それら取得乱数値を第2特図保留記憶部85bのうち現在の特図2保留球数に応じた第2特図保留記憶部85bの記憶領域に格納する。
Subsequently, special figure 2 related random number acquisition processing (S206) is performed. In the special figure 2 related random number acquisition process (S206), the jackpot random number counter value (label-TRND-A), the hit type random number counter value (label-TRND-AS), the reach random number counter value (label-TRND-RC), and the fluctuation The pattern random number counter value (label-TRND-T1) is acquired (that is, the random value group shown in FIG. 12A is acquired), and the acquired special random number value is stored in the second special
続いて始動口センサ検出処理(S104)では、第1始動口20に遊技球が入賞したか否か、即ち、第1始動口センサ20aによって遊技球が検出されたか否かを判定する(S207)。第1始動口20に遊技球が入賞していない場合(S207でNO)には処理を終えるが、第1始動口20に遊技球が入賞した場合には(S207でYES)、特図1保留球数(第1特図保留の数、具体的にはRAM84に設けた第1特図保留の数をカウントするカウンタの数値)が「4」(上限記憶数)に達しているか否か判定する(S208)。そして、特図1保留球数が「4」に達している場合(S208でYES)には、処理を終えるが、特図1保留球数が「4」未満である場合には(S208でNO)、特図1保留球数に「1」を加算する(S209)。
Subsequently, in the start port sensor detection process (S104), it is determined whether or not a game ball has won the
続いて特図1関係乱数取得処理(S210)を行って、本処理を終える。特図1関係乱数取得処理(S210)では、特図2関係乱数取得処理(S206)と同様に、大当たり乱数カウンタ値(ラベル−TRND−A)、当たり種別乱数カウンタ値(ラベル−TRND−AS)、リーチ乱数カウンタ値(ラベル−TRND−RC)及び変動パターン乱数カウンタ値(ラベル−TRND−T1)を取得し(つまり図12(A)に示す乱数値群を取得し)、それら取得乱数値を第1特図保留記憶部85aのうち現在の特図1保留球数に応じた第1特図保留記憶部85aの記憶領域に格納する。
Subsequently, special figure 1 related random number acquisition processing (S210) is performed, and this processing ends. In the special figure 1 related random number acquisition process (S210), similarly to the special figure 2 related random number acquisition process (S206), the jackpot random number counter value (label-TRND-A) and the hit type random number counter value (label-TRND-AS) The reach random number counter value (label-TRND-RC) and the fluctuation pattern random number counter value (label-TRND-T1) are acquired (that is, the random value group shown in FIG. 12A is acquired), and the acquired random number values are obtained. It stores in the storage area of the 1st special figure
[ゲート通過処理]図20に示すようにゲート通過処理(S202)では、普通図柄保留球数(普図保留の数、具体的にはRAM84に設けた普図保留の数をカウントするカウンタの値)が4以上であるか否かを判定し(S301)、普通図柄保留球数が4以上であれば(S301でYES)、処理を終了する。一方、普通図柄保留球数が4以上でなければ(S301でNO)、普通図柄保留球数に「1」を加算し(S302)、普通図柄乱数取得処理(S303)を行う。普通図柄乱数取得処理(S303)では、普通図柄乱数カウンタ値(ラベル−TRND−Hの値、図12(B))を取得し、その取得乱数値をRAM84の普図保留記憶部86のうち現在の普通図柄保留球数に応じた記憶領域に格納する。
[Gate-passing process] As shown in FIG. 20, in the gate-passing process (S202), the number of normal symbol reservation balls (the number of normal figure reservations, specifically, the value of a counter for counting the number of general figure reservations provided in the RAM 84) ) Is 4 or more (S301), and if the number of normal symbol holding balls is 4 or more (YES in S301), the process is terminated. On the other hand, if the number of normal symbol reservation balls is not 4 or more (NO in S301), “1” is added to the number of normal symbol reservation balls (S302), and normal symbol random number acquisition processing (S303) is performed. In the normal symbol random number acquisition process (S303), the normal symbol random number counter value (label-TRND-H value, FIG. 12B) is acquired, and the acquired random number value is stored in the general symbol
[普通動作処理]遊技制御用マイコン81は、始動口センサ検出処理(S104)に次いで普通動作処理(S105)を行う(図18参照)。図21に示すように、普通動作処理(S105)ではまず、電チュー22の作動中か否かを判定する(S401)。電チュー22の作動中でなければ(S401でNO)、続いて、普通図柄の停止表示中か否かを判定する(S402)。普通図柄の停止表示中でなければ(S402でNO)、続いて、普通図柄の変動表示中か否かを判定する(S403)。普通図柄の変動表示中でなければ(S403でNO)、続いて、普通図柄の保留球数が「0」か否かを判定する(S404)。普通図柄の保留球数が「0」であれば(S404でYES)、本処理を終える。
[Normal Operation Processing] The game control microcomputer 81 performs normal operation processing (S105) following the start port sensor detection processing (S104) (see FIG. 18). As shown in FIG. 21, in the normal operation process (S105), it is first determined whether or not the
ステップS404において普通図柄の保留球数が「0」でなければ(S404でNO)、当たり判定処理(S405)を行う。当たり判定処理(S405)では、普図保留記憶部86に格納されている普通図柄乱数カウンタ値(ラベル−TRND−Hの値)を読み出し、図13(D)に示す普通図柄当たり判定テーブルに基づいて当たりか否か判定する。そして、当たり判定の結果に応じた普図停止図柄データをRAM84の所定の記憶領域にセットする図柄決定処理を行う(S406)。つまり図柄決定処理(S406)では、「ハズレ」であれば「普図ハズレ図柄」に応じたデータをセットし、「当たり」であれば「普通当たり図柄」に応じたデータをセットする。
If the number of reserved balls of the normal symbol is not “0” in step S404 (NO in S404), a hit determination process (S405) is performed. In the hit determination process (S405), the normal symbol random number counter value (label-TRND-H value) stored in the general symbol
続いて遊技制御用マイコン81は、普通図柄変動時間決定処理(S407)を行う。普通図柄変動時間決定処理(S407)では、図13(E)に示す普通図柄変動パターン選択テーブルを参照して、遊技状態が時短状態であれば、普通図柄の変動時間が1秒の普通図柄変動パターンを選択する。一方、遊技状態が非時短状態であれば、普通図柄の変動時間が10秒の普通図柄変動パターンを選択する。 Subsequently, the game control microcomputer 81 performs a normal symbol variation time determination process (S407). In the normal symbol variation time determination process (S407), with reference to the ordinary symbol variation pattern selection table shown in FIG. 13E, if the gaming state is a short time state, the variation rate of the ordinary symbol is 1 second. Select a pattern. On the other hand, if the gaming state is a non-time-short state, a normal symbol variation pattern with a normal symbol variation time of 10 seconds is selected.
次いで遊技制御用マイコン81は、普通図柄保留球数を1ディクリメントする(S408)。そして、普図保留記憶部86における各普図保留の格納場所(記憶領域)を現在の位置から読み出される側に一つシフトするとともに、普図保留記憶部86における保留4個目に対応する記憶領域(読み出される側から最も遠い記憶領域)をクリアする(S409)。このようにして、普図保留が保留された順に消化されるようにしている。その後、遊技制御用マイコン81は、ステップS407で選択した普通図柄変動パターンにて普通図柄の変動表示を開始する(S410)。なおこれに伴い、サブ制御基板90に普通図柄の変動開始を知らせるため、普通図柄変動開始コマンドをセットする。
Next, the game control microcomputer 81 decrements the number of normal symbol reserved balls by 1 (S408). Then, the storage location (storage area) of each normal map storage in the general
上述のステップS403にて普通図柄の変動表示中であれば(S403でYES)、続いて、普通図柄の変動時間が経過したか否か判定し(S411)、経過していなければ処理を終える。一方、経過していれば(S411でYES)、普通図柄の変動表示を、普通図柄乱数の判定結果に応じた表示結果(普通当たり図柄又は普通ハズレ図柄)で停止させる(S412)。そして、サブ制御基板90に普通図柄の変動停止を知らせるための普通図柄変動停止コマンドをセットするとともに(S413)、普通図柄の停止時間をセットして(S414)本処理を終える。 If the normal symbol variation display is being performed in step S403 described above (YES in S403), it is then determined whether or not the regular symbol variation time has elapsed (S411), and if not, the process ends. On the other hand, if it has elapsed (YES in S411), the normal symbol variation display is stopped at the display result (ordinary winning symbol or normal lose symbol) according to the determination result of the normal symbol random number (S412). Then, a normal symbol fluctuation stop command for notifying the sub-control board 90 of the normal symbol fluctuation stop is set (S413), and the normal symbol stop time is set (S414), and this process is finished.
また、上述のステップS402にて普通図柄の停止表示中であれば(S402でYES)、続いて、ステップS414でセットした普通図柄の停止時間が経過したか否か判定し(S415)、経過していなければ処理を終える。一方、経過していれば(S415でYES)、普通当たり図柄の普図停止図柄データがセットされているか否かを判定し(S416)、普通当たり図柄のデータでなければ(つまり当たりでなければ(S416でNO))、本処理を終える。一方、普通当たり図柄のデータであれば(つまり当たりであれば(S416でYES))、電チュー22の開放パターンをセットする(S417)。そして、ステップS417でセットした開放パターンに従って、電チュー22を作動させる(S418)。
Also, if the normal symbol stop display is being performed in step S402 described above (YES in S402), then it is determined whether or not the normal symbol stop time set in step S414 has elapsed (S415). If not, the process ends. On the other hand, if it has elapsed (YES in S415), it is determined whether or not the common symbol stop symbol data is set (S416). (NO in S416)), this process is finished. On the other hand, if it is data of a normal winning symbol (that is, if it is a winning symbol (YES in S416)), the opening pattern of the
また、上述のステップS401にて電チュー22の作動中であれば(S401でYES)、続いて、電チュー22の作動時間が経過したか否かを判定し(S419)、経過していなければ処理を終える。一方、経過していれば(S419でYES)、電チュー22の作動を終了させる(S420)。
Further, if the
[特別動作処理]図22に示すように特別動作処理(S106)では、特別図柄表示器41および大入賞装置(第1大入賞装置31および第2大入賞装置36)に関する処理を4つの段階に分け、それらの各段階に「特別動作ステータス1,2,3,4」を割り当てている。そして、遊技制御用マイコン81は、「特別動作ステータス」が「1」である場合には(S1301でYES)、特別図柄待機処理(S1302)を行い、「特別動作ステータス」が「2」である場合には(S1301でNO、S1303でYES)、特別図柄変動中処理(S1304)を行い、「特別動作ステータス」が「3」である場合には(S1301,S1303で共にNO、S1305でYES)、特別図柄確定処理(S1306)を行い、「特別動作ステータス」が「4」である場合には(S1301,S1303,S1305の全てがNO)、特別電動役物処理(S1307)を行う。なお特別動作ステータスは、初期設定では「1」である。
[Special Operation Processing] As shown in FIG. 22, in the special operation processing (S106), the processing related to the special symbol display 41 and the big prize device (the first
[特別図柄待機処理]図23に示すように、特別図柄待機処理(S1302)ではまず、第2始動口21の保留球数(即ち特図2保留球数)が「0」であるか否かを判定する(S1401)。特図2保留球数が「0」である場合(S1401でYES)、即ち、第2始動口21への入賞に起因して取得した乱数カウンタ値群の記憶がない場合には、第1始動口20の保留球数(即ち特図1保留球数)が「0」であるか否かを判定する(S1407)。そして、特図1保留球数も「0」である場合(S1407でYES)、即ち、第1始動口20への入賞に起因して取得した乱数カウンタ値群の記憶もない場合には、客待ちフラグがONか否かを判定し(S1415)、ONであれば(S1415でYES)本処理を終え、ONでなければ(S1415でNO)、客待ちコマンドを出力バッファにセットするとともに(S1416)、客待ちフラグをONにして(S1417)本処理を終える。
[Special Symbol Waiting Process] As shown in FIG. 23, in the special symbol waiting process (S1302), first, whether or not the number of reserved balls (that is, the number of reserved figure 2 reserved balls) at the
ステップS1401において特図2保留球数が「0」でない場合(S1401でNO)、即ち、第2始動口21への入賞に起因して取得した乱数カウンタ値群の記憶(特図2の保留情報)が1つ以上ある場合には、後述の特図2大当たり判定処理(S1402)及び特図2変動パターン選択処理(S1403)を行う。その後、遊技制御用マイコン81は、特図2保留球数を1ディクリメントする(S1404)。そして、第2特図保留記憶部85bにおける各種カウンタ値の格納場所(記憶領域)を、現在の位置から読み出される側に一つシフトするとともに、第2特図保留記憶部85bにおける保留1個目に対応する記憶領域をクリアする(S1405)。続いて遊技制御用マイコン81は、特図2変動開始処理(S1406)を実行して、ステップS1413に進む。特図2変動開始処理(S1406)では、特別動作ステータスを「2」にセットするとともに変動開始コマンドをRAM84の出力バッファにセットして、第2特別図柄の変動表示を開始する。なお、特図2変動開始処理(S1406)でセットされる変動開始コマンド(特図2変動開始コマンドともいう)には、特図2大当たり判定処理(S1402)でセットされた特図停止図柄データの情報や特図2変動パターン選択処理(S1403)でセットされた変動パターンの情報(変動時間の情報を含む情報)が含まれている。
In step S1401, if the number of reserved balls in Special Figure 2 is not “0” (NO in S1401), that is, storing a random number counter value group acquired due to winning at the second starting port 21 (holding information in Special Figure 2) ) Is performed, a special figure 2 jackpot determination process (S1402) and a special figure 2 fluctuation pattern selection process (S1403) described later are performed. Thereafter, the game control microcomputer 81 decrements the special figure 2 reserved ball number by one (S1404). Then, the storage location (storage area) of various counter values in the second special figure
また、特図2保留球数が「0」であるが特図1保留球数が「0」でない場合(S1401でYES且つS1407でNO)、即ち、特図2の保留情報はないが、第1始動口20への入賞に起因して取得した乱数カウンタ値群の記憶(特図1の保留情報)が1つ以上ある場合には、後述の特図1大当たり判定処理(S1408)及び特図1変動パターン選択処理(S1409)を行う。その後、遊技制御用マイコン81は、特図1保留球数を1ディクリメントする(S1410)。そして、第1特図保留記憶部85aにおける各種カウンタ値の格納場所(記憶領域)を、現在の位置から読み出される側に一つシフトするとともに、第1特図保留記憶部85aにおける保留4個目に対応する記憶領域(読み出される側から最も遠い記憶領域)をクリアする(S1411)。このようにして、第1特図保留が保留された順に消化されるようにしている。続いて遊技制御用マイコン81は、特図1変動開始処理(S1412)を実行して、ステップS1413に進む。特図1変動開始処理(S1412)では、特別動作ステータスを「2」にセットするとともに変動開始コマンドをRAM84の出力バッファにセットして、第1特別図柄の変動表示を開始する。なお、特図1変動開始処理(S1412)でセットされる変動開始コマンド(特図1変動開始コマンドともいう)には、特図1大当たり判定処理(S1408)でセットされた特図停止図柄データの情報や特図1変動パターン選択処理(S1409)でセットされた変動パターンの情報(変動時間の情報を含む情報)が含まれている。
Also, when the figure 2 reserved ball number is “0” but the figure 1 reserved ball number is not “0” (YES in S1401 and NO in S1407), that is, there is no hold information of the special figure 2, When there is one or more random number counter value group storages (holding information of special figure 1) acquired due to winning at one
ステップS1413に進むと客待ちフラグがONか否かを判定し、ONであれば客待ちフラグをOFFして(S1414)、処理を終える。上記のように本形態では、第1特図保留に基づく特別図柄の変動表示は、第2特図保留が「0」の場合(S1401でYESの場合)に限って行われる。すなわち第2特図保留の消化は、第1特図保留の消化に優先して実行される。 In step S1413, it is determined whether the customer waiting flag is ON. If the customer waiting flag is ON, the customer waiting flag is turned OFF (S1414), and the process ends. As described above, in the present embodiment, the special symbol change display based on the first special figure hold is performed only when the second special figure hold is “0” (YES in S1401). That is, the digestion of the second special figure hold is executed in preference to the digestion of the first special figure hold.
[特図2大当たり判定処理(特図1大当たり判定処理)]特図2大当たり判定処理(S1402)と特図1大当たり判定処理(S1408)とは、処理の流れが同じであるため図24に基づいてまとめて説明する。図24に示すように、特図2大当たり判定処理(S1402)又は特図1大当たり判定処理(S1408)ではまず、判定値として、大当たり乱数カウンタ値(ラベル−TRND−Aの値)を読み出す(S1501)。 [Special Figure 2 Big Hit Determination Process (Special Figure 1 Big Hit Determination Process)] The special figure 2 big hit determination process (S1402) and the special figure 1 big hit determination process (S1408) are based on FIG. It explains collectively. As shown in FIG. 24, in the special figure 2 jackpot determination process (S1402) or the special figure 1 jackpot determination process (S1408), first, a jackpot random number counter value (label-TRND-A value) is read as a determination value (S1501). ).
次に、大当たり判定テーブル(図13(A))をセットする(S1502)。次いで、確変フラグがONであるか否か、すなわち高確率状態であるか否かを判定する(S1503)。そして、高確率状態でなければ(S1503でNO)、すなわち通常確率状態(非高確率状態)であれば、大当たり判定テーブル(図13(A))のうち非高確率状態用のテーブルに基づいて大当たりか否かを判定する(S1504)。一方、高確率状態であれば(S1503でYES)、大当たり判定テーブル(図13(A))のうち高確率状態用のテーブルに基づいて大当たりか否かを判定する(S1505)。 Next, a jackpot determination table (FIG. 13A) is set (S1502). Next, it is determined whether or not the probability variation flag is ON, that is, whether or not it is in a high probability state (S1503). If it is not a high probability state (NO in S1503), that is, if it is a normal probability state (non-high probability state), based on the table for non-high probability state in the jackpot determination table (FIG. 13A). It is determined whether or not it is a big hit (S1504). On the other hand, if it is a high probability state (YES in S1503), it is determined whether or not it is a big hit based on a table for a high probability state in the big hit determination table (FIG. 13A) (S1505).
大当たり判定(S1504,S1505)の結果が「大当たり」であれば、当たり種別乱数カウンタ値(ラベル−TRND−ASの値)を読み出して、図13(B)に示す当たり種別判定テーブルに基づいて当たり種別を判定する(S1506)。当たり種別を判定した後(S1506)、大当たりフラグをONにするとともに(S1507)、当たり種別に応じた特図停止図柄データ(図11参照)を、RAM84に設けた当たり種別バッファにセットして(S1508)処理を終える。一方、大当たり判定(S1504,S1505)の結果が「ハズレ」であれば、ハズレ図柄に応じた特図停止図柄データ(01H)をセットして(S1508)処理を終える。 If the result of the big hit determination (S1504, S1505) is “big hit”, the hit type random number counter value (label-TRND-AS value) is read out and the win type is determined based on the hit type determination table shown in FIG. The type is determined (S1506). After determining the hit type (S1506), the jackpot flag is turned ON (S1507), and special figure stop symbol data (see FIG. 11) corresponding to the hit type is set in the hit type buffer provided in the RAM 84 ( S1508) The process ends. On the other hand, if the result of the jackpot determination (S1504, S1505) is “lost”, the special figure stop symbol data (01H) corresponding to the lost symbol is set (S1508) and the processing is terminated.
[特図2変動パターン選択処理(特図1変動パターン選択処理)]特図2変動パターン選択処理(S1403)と特図1変動パターン選択処理(S1409)とは、処理の流れが同じであるため図25及び図26に基づいてまとめて説明する。図25に示すように、特図2変動パターン選択処理(S1403)又は特図1変動パターン選択処理(S1409)ではまず、遊技状態が時短状態か否か(時短フラグがONか否か)を判定する(S1601)。 [Special Figure 2 Fluctuation Pattern Selection Process (Special Figure 1 Fluctuation Pattern Selection Process)] The special figure 2 fluctuation pattern selection process (S1403) and the special figure 1 fluctuation pattern selection process (S1409) have the same process flow. A description will be given based on FIGS. 25 and 26. As shown in FIG. 25, in the special figure 2 fluctuation pattern selection process (S1403) or the special figure 1 fluctuation pattern selection process (S1409), first, it is determined whether or not the gaming state is the short-time state (whether or not the short-time flag is ON). (S1601).
時短状態でなければ(S1601でNO)、すなわち非時短状態であれば、続いて大当たりフラグがONか否かを判定する(S1602)。ONであれば(S1602でYES)、非時短状態中大当たりテーブル(図14に示す特図変動パターン判定テーブルのうち非時短状態且つ大当たりに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル−TRND−T1の値)に基づいて変動パターンを選択する(S1603)。図14に示すように、変動パターンが決まれば変動時間も決まる。なおSPリーチ(スーパーリーチ)とは、ノーマルリーチよりもリーチ後の変動時間が長いリーチであり、当選期待度(大当たり当選に対する期待度)がノーマルリーチよりも高くなるようにテーブルの振分率が設定されている。従って遊技者から見れば、変動時間が長いほど当選期待度が高いことを把握できるようになっている。 If it is not the time saving state (NO in S1601), that is, if it is not the time saving state, it is subsequently determined whether or not the jackpot flag is ON (S1602). If it is ON (YES in S1602), the fluctuation pattern random number counter value (the portion corresponding to the non-time reduction state and jackpot in the special figure fluctuation pattern determination table shown in FIG. 14) is referred to. A variation pattern is selected based on (label-TRND-T1 value) (S1603). As shown in FIG. 14, if the variation pattern is determined, the variation time is also determined. Note that SP reach (super reach) is a reach that has a longer variation time after reach than normal reach, and the table allocation rate is set so that the winning expectation (expectation for jackpot winning) is higher than normal reach. ing. Therefore, from the player's point of view, the longer the variation time, the higher the winning expectation can be grasped.
ここで変動演出には、SPリーチに発展しない変動演出(第1態様演出)とSPリーチに発展することになる変動演出(第2態様演出)とがある。第1態様演出は、ノーマルリーチやドハズレといったSPリーチに発展する前の演出(第1段階演出)のみで構成されている変動演出といえる。一方、第2態様演出は、第1段階演出と第1段階演出後のSPリーチ(第2段階演出)とを含む変動演出といえる。 Here, the fluctuation effects include a fluctuation effect that does not develop into SP reach (first aspect effect) and a change effect that develops into SP reach (second aspect effect). It can be said that the first aspect effect is a variable effect composed only of effects (first stage effects) before developing into SP reach such as normal reach and dohazure. On the other hand, the second aspect effect can be said to be a variable effect including the first stage effect and the SP reach (second stage effect) after the first stage effect.
ステップS1602において、大当たりフラグがONでなければ、リーチ乱数カウンタ値(ラベル−TRND−RCの値)がリーチ成立乱数値か否かを判定する(S1604)。リーチ乱数カウンタ値がリーチ成立乱数値である場合(S1604でYES)、即ち、リーチ有りハズレの場合には、非時短状態中リーチ有りハズレテーブル(図14に示す特図変動パターン判定テーブルのうち非時短状態且つリーチ有りハズレに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値に基づいて変動パターンを選択する(S1605)。 If the jackpot flag is not ON in step S1602, it is determined whether or not the reach random number counter value (label-TRND-RC value) is a reach-achieved random value (S1604). When the reach random number counter value is a reach establishment random number value (YES in S1604), that is, when there is a reach loss, the reach table with reach during the non-short-time state (not shown in the special pattern fluctuation pattern determination table shown in FIG. 14). A variation pattern is selected on the basis of the variation pattern random number counter value with reference to the short-time state and the reach corresponding to loss with reach (S1605).
一方、リーチ乱数カウンタ値がリーチ成立乱数値でない場合(S1604でNO)、即ち、リーチ無しハズレの場合には、非時短状態中リーチ無しハズレテーブル(図14に示す特図変動パターン判定テーブルのうち非時短状態且つリーチ無しハズレに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値に基づいて変動パターンを選択する(S1606)。このリーチ無しハズレ時には、保留球数に応じた短縮変動の機能が働くようになっている On the other hand, when the reach random number counter value is not the reach establishment random number value (NO in S1604), that is, when there is no reach loss, the reach-less loss table during the non-short-time state (of the special figure fluctuation pattern determination table shown in FIG. 14). A variation pattern is selected based on the variation pattern random number counter value with reference to a non-time-short state and a reach corresponding to non-reach loss (S1606). At the time of this lossless reach, the function of shortening variation according to the number of balls held is working
またステップS1601において、遊技状態が時短状態であると判定した場合(S1601でYES)には、図26に示すように、参照する特図変動パターン判定テーブルを時短状態中のテーブル(図14に示す特図変動パターン判定テーブルのうち時短状態に該当する部分)にする事以外は上記ステップS1602〜S1606と同様の流れで処理(S1607〜S1611)を行う。 If it is determined in step S1601 that the gaming state is the short-time state (YES in S1601), as shown in FIG. 26, the special figure variation pattern determination table to be referred to is a table in the short-time state (shown in FIG. 14). The processing (S1607 to S1611) is performed in the same flow as steps S1602 to S1606 except that the special figure variation pattern determination table is set to a portion corresponding to the short time state.
上記のようにして変動パターンの選択を行った後は、図25に示すように、選択した変動パターンをセットして(S1612)、本処理を終える。ステップS1612でセットした変動パターンの情報は、特別図柄待機処理(S1302)におけるステップS1406又はS1412でセットされる変動開始コマンドに含められて、出力処理(S101)によりサブ制御基板90に送られる。 After the variation pattern is selected as described above, the selected variation pattern is set as shown in FIG. 25 (S1612), and this process is terminated. The information on the variation pattern set in step S1612 is included in the variation start command set in step S1406 or S1412 in the special symbol standby processing (S1302), and is sent to the sub-control board 90 by the output processing (S101).
[特別図柄変動中処理]図27に示すように、特別図柄変動中処理(S1304)ではまず、特別図柄の変動時間(ステップS1403又はS1409で選択された変動パターンに応じて決まる変動時間、図14参照)が経過したか否かを判定する(S1801)。経過していなければ(S1801でNO)、直ちにこの処理を終える。これにより特別図柄の変動表示が継続される。 [Special Symbol Fluctuation Processing] As shown in FIG. 27, in the special symbol variation processing (S1304), first, the special symbol variation time (variation time determined according to the variation pattern selected in step S1403 or S1409, FIG. It is determined whether or not (see) has elapsed (S1801). If it has not elapsed (NO in S1801), this process is immediately terminated. Thereby, the variable display of the special symbol is continued.
一方、変動時間が経過していれば(S1801でYES)、変動停止コマンドをセットするとともに(S1802)、特別動作ステータスを「3」にセットする(S1803)。そして、特別図柄の変動表示を、セットされている特図停止図柄データに応じた図柄(大当たり図柄又はハズレ図柄)で停止させる等のその他の処理を行ってから(S1804)、この処理を終える。 On the other hand, if the variation time has elapsed (YES in S1801), the variation stop command is set (S1802), and the special operation status is set to “3” (S1803). Then, after performing other processing such as stopping the special symbol variation display with a symbol (hit or jackpot symbol) corresponding to the set special symbol stop symbol data (S1804), this processing is ended.
[特別図柄確定処理]図28に示すように、特別図柄確定処理(S1306)ではまず、特別図柄の停止時間(ステップS1403又はS1409で選択された変動パターンに応じて決まる停止時間、図14参照)が経過したか否かを判定する(S1901)。経過していなければ(S1901でNO)、直ちにこの処理を終える。これにより特別図柄の停止表示が継続される。一方、停止時間が経過していれば(S1901でYES)、後述の遊技状態管理処理を行う(S1902)。次に、大当たりフラグがONであるか否かを判定する(S1903)。大当たりフラグがONであれば(S1903でYES)、当選した大当たりの種別に応じた開放パターン(詳しくは図11参照)をセットする(S1904)。 [Special Symbol Confirmation Processing] As shown in FIG. 28, in the special symbol confirmation processing (S1306), first, the special symbol stop time (stop time determined according to the variation pattern selected in step S1403 or S1409, see FIG. 14). It is determined whether or not elapses (S1901). If it has not elapsed (NO in S1901), the process is immediately terminated. Thereby, the stop display of the special symbol is continued. On the other hand, if the stop time has elapsed (YES in S1901), a game state management process described later is performed (S1902). Next, it is determined whether or not the jackpot flag is ON (S1903). If the jackpot flag is ON (YES in S1903), an opening pattern (refer to FIG. 11 for details) corresponding to the type of jackpot that has been won is set (S1904).
遊技制御用マイコン81は、ステップS1904に続いて、後述の遊技状態リセット処理を行う(S1905)。その後、大当たり遊技を開始するべく、大当たりのオープニングコマンドをセットするとともに(S1906)、大当たり遊技のオープニングを開始する(S1907)。そして特別動作ステータスを「4」にセットして(S1908)、処理を終える。 The game control microcomputer 81 performs a game state reset process described later (S1905) following step S1904. Thereafter, in order to start the jackpot game, a jackpot opening command is set (S1906), and the opening of the jackpot game is started (S1907). Then, the special operation status is set to “4” (S1908), and the process ends.
また、ステップS1903において大当たりフラグがONでなければ(S1903でNO)、大当たり遊技を開始しないため、特別動作ステータスを「1」にセットして(S1909)、処理を終える。 If the jackpot flag is not ON in step S1903 (NO in S1903), since the jackpot game is not started, the special operation status is set to “1” (S1909), and the process ends.
[遊技状態管理処理]図29に示すように、遊技状態管理処理(S1902)ではまず、確変フラグがONか否かを判定する(S2001)。ONであれば(S2001でYES)、高確率状態中に実行した特別図柄の変動回数をカウントする確変カウンタの値を1ディクリメントして(S2002)、確変カウンタの値が「0」か否かを判定する(S2003)。「0」であれば(S2003でYES)、確変フラグをOFFする(S2004)。ステップS2001又はS2003の判定結果がNOであれば、ステップS2005に進む。 [Game State Management Process] As shown in FIG. 29, in the game state management process (S1902), it is first determined whether or not the probability change flag is ON (S2001). If it is ON (YES in S2001), the value of the probability variation counter that counts the number of fluctuations of the special symbol executed during the high probability state is decremented by 1 (S2002), and whether or not the value of the probability variation counter is “0”. Is determined (S2003). If it is “0” (YES in S2003), the probability variation flag is turned OFF (S2004). If the determination result in step S2001 or S2003 is NO, the process proceeds to step S2005.
続いて、時短フラグがONか否か判定する(S2005)。ONであれば(S2005でYES)、時短状態中に実行した特別図柄の変動回数をカウントする時短カウンタの値を1ディクリメントして(S2006)、時短カウンタの値が「0」か否か判定する(S2007)。「0」であれば(S2007でYES)、時短フラグをOFFして(S2008)、処理を終える。ステップS2005又はS2007の判定結果がNOであれば、処理を終える。 Subsequently, it is determined whether or not the time reduction flag is ON (S2005). If it is ON (YES in S2005), the value of the time-counter that counts the number of fluctuations of special symbols executed during the time-saving state is decremented by 1 (S2006), and it is determined whether or not the value of the time-counter is “0”. (S2007) If it is “0” (YES in S2007), the time reduction flag is turned off (S2008), and the process is terminated. If the determination result in step S2005 or S2007 is NO, the process ends.
[遊技状態リセット処理]図30に示すように、遊技状態リセット処理(S1905)ではまず、確変フラグがONか否かを判定し(S2101)、ONであれば確変フラグをOFFする(S2102)。また、時短フラグがONか否かを判定し(S2103)、ONであれば時短フラグをOFFする(S2104)。 [Game State Reset Process] As shown in FIG. 30, in the game state reset process (S1905), it is first determined whether or not the probability change flag is ON (S2101), and if it is ON, the probability change flag is turned OFF (S2102). In addition, it is determined whether or not the time reduction flag is ON (S2103). If it is ON, the time reduction flag is turned OFF (S2104).
[特別電動役物処理(大当たり遊技)]図31に示すように、特別電動役物処理(S1307)ではまず、大当たり終了フラグがONであるか否かを判定する(S2201)。大当たり終了フラグは、実行中の大当たり遊技において大入賞口(第1大入賞口30又は第2大入賞口35)の開放が全て終了したことを示すフラグである。
[Special Electric Charging Object Processing (Big Bonus Game)] As shown in FIG. 31, in the special electric character processing (S1307), it is first determined whether or not the big winning end flag is ON (S2201). The jackpot end flag is a flag that indicates that the opening of the big prize opening (the first
大当たり終了フラグがONでなければ(S2201でNO)、大入賞口の開放中か否かを判定する(S2202)。開放中でなければ(S2202でNO)、大入賞口を開放させる時間に至ったか否か、すなわち大当たり遊技のオープニングの時間が経過して初回のラウンド遊技における開放開始の時間に至ったか、又は、一旦閉鎖した大入賞口を再び開放させるまでのインターバル時間(閉鎖時間)が経過して開放開始の時間に至ったか否かを判定する(S2203)。 If the jackpot end flag is not ON (NO in S2201), it is determined whether or not the big winning opening is being opened (S2202). If it is not open (NO in S2202), whether or not it has reached the time to open the big winning opening, that is, the opening time of the jackpot game has passed and the opening time of the first round game has been reached, or It is determined whether or not an interval time (closing time) until the once closed big winning opening is opened again has reached the opening start time (S2203).
ステップS2203の判定結果がNOであれば、そのまま処理を終える。一方、ステップS2203の判定結果がYESであれば、現在実行中の大当たり遊技がVロング大当たりとしての大当たり遊技か否かを判定する(S2204)。Vロング大当たりでなければステップS2207に進むが、Vロング大当たりであれば、特定領域39への遊技球の通過が可能な第14ラウンド又は第16ラウンドを開始するタイミングであるか否かを判定する(S2205)。第14ラウンド又は第16ラウンドを開始するタイミングでなければ(S2205でNO)、そのままステップS2207に進む。これに対して、第14ラウンド又は第16ラウンドを開始するタイミングであれば(S2205でYES)、V有効期間設定処理(S2206)を行う。
If the decision result in the step S2203 is NO, the process is finished as it is. On the other hand, if the decision result in the step S2203 is YES, it is judged whether or not the currently executed jackpot game is a jackpot game as a V long jackpot (S2204). If it is not the V long jackpot, the process proceeds to step S2207. If it is the V long jackpot, it is determined whether it is the timing to start the 14th round or the 16th round in which the game ball can pass to the
V有効期間設定処理(S2206)では、Vロング大当たりの第14ラウンド又は第16ラウンドにおける第2大入賞口35の開放中及び第2大入賞口35の閉塞後の数秒間を、特定領域センサ39aによる遊技球の検知を有効と判定するV有効期間に設定する。なお本形態ではこれ以外の期間(大当たり遊技を実行していないときも含む)を、特定領域センサ39aによる遊技球の検知を無効と判定するV無効期間に設定している。
In the V valid period setting process (S2206), the
ステップS2207では、大当たりの種類に応じた開放パターン(図11参照)に従って大入賞口(第1大入賞口30又は第2大入賞口35)を開放させる。なお、振分部材71は、ラウンド遊技(又は大当たり遊技)の開始から常に一定の動作で動いている。
In step S2207, the big prize opening (the first
続くステップS2208では、ラウンド指定コマンド送信判定処理を行う。ラウンド指定コマンド送信判定処理(S2208)では、ステップS2207での大入賞口の開放が1回のラウンド遊技中での初めての開放か否かを判定し、そうであれば、実行中の大当たり遊技のラウンド数の情報を含むラウンド指定コマンドを、RAM84の出力バッファにセットする。
In a succeeding step S2208, a round designation command transmission determination process is performed. In the round designation command transmission determination process (S2208), it is determined whether or not the opening of the big winning opening in step S2207 is the first release in one round game. A round designation command including information on the number of rounds is set in the output buffer of the
特別電動役物処理(S1307)のステップS2202において、大入賞口の開放中であれば(S2202でYES)、大入賞口の閉鎖条件が成立しているか否かを判定する(S2209)。本形態では、閉鎖条件は、そのラウンド遊技における大入賞口への入賞個数が規定の最大入賞個数(本形態では1R当たり8個)に達したこと、又は、大入賞口を閉鎖させる時間に至ったこと(すなわち大入賞口を開放してから所定の開放時間(図11参照)が経過したこと)のいずれかが満たされていることである。そして、大入賞口の閉鎖条件が成立していなければ(S2209でNO)、処理を終える。 In step S2202 of the special electric accessory processing (S1307), if the special prize opening is being opened (YES in S2202), it is determined whether or not the special prize closing condition is satisfied (S2209). In this embodiment, the closing condition is that the number of winning prizes in the round winning game has reached the specified maximum winning quantity (8 pieces per 1R in this embodiment) or the time for closing the winning prize opening. (That is, a predetermined opening time (see FIG. 11) has passed since the special winning opening was opened). If the closing condition for the special prize opening is not satisfied (NO in S2209), the process ends.
これに対して、大入賞口の閉鎖条件が成立している場合(S2009でYES)には、大入賞口を閉鎖(閉塞)する(S2210)。そしてステップS2210の閉鎖によって1回のラウンド遊技が終了する場合には(S2211でYES)、ラウンドカウンタの値を1ディクリメントし(S2212)、ラウンドカウンタの値が「0」であるか否か判定する(S2213)。「0」でなければ(S2013でNO)、次のラウンド遊技を開始するためにそのまま処理を終える。 On the other hand, if the conditions for closing the special prize opening are satisfied (YES in S2009), the special prize opening is closed (closed) (S2210). When one round game is ended by closing step S2210 (YES in S2211), the value of the round counter is decremented by 1 (S2212), and it is determined whether or not the value of the round counter is “0”. (S2213). If it is not “0” (NO in S2013), the process is finished as it is to start the next round game.
一方「0」であれば(S2213でYES)、大当たり遊技を終了させる大当たり終了処理として、大当たりのエンディングコマンドをセットするとともに(S2214)、大当たりのエンディングを開始する(S2215)。そして、大当たり終了フラグをセットして処理を終える(S2216)。 On the other hand, if it is “0” (YES in S2213), a jackpot ending command is set as a jackpot ending process for ending the jackpot game (S2214), and the jackpot ending is started (S2215). Then, the jackpot end flag is set and the process ends (S2216).
またステップS2201において大当たり終了フラグがONであれば(S2201でYES)、最終ラウンドが終了しているので、大当たりのエンディング時間が経過したか否かを判定し(S2217)、エンディング時間が経過していなければ(S2217でNO)処理を終える。一方、エンディング時間が経過していれば(S2217でYES)、大当たり終了フラグをOFFするとともに(S2218)、大当たりフラグをOFFし(S2219)、特別動作ステータスを「1」にセットする(S2220)。その後、後述の遊技状態設定処理(S2221)を行って、本処理を終える。 If the jackpot end flag is ON in step S2201 (YES in S2201), the final round has ended, so it is determined whether the jackpot ending time has passed (S2217) and the ending time has passed. If not (NO in S2217), the process ends. On the other hand, if the ending time has elapsed (YES in S2217), the jackpot end flag is turned off (S2218), the jackpot flag is turned off (S2219), and the special operation status is set to “1” (S2220). Thereafter, a game state setting process (S2221) described later is performed, and the present process ends.
[遊技状態設定処理]図32に示すように、遊技状態設定処理(S2221)ではまず、VフラグがONか否かを判定する(S2301)。VフラグがONでなければ(S2301でNO)、時短フラグをONするとともに(S2307)、時短カウンタに「100」をセットして(S2308)、処理を終える。これにより、今回の大当たり遊技後の遊技状態が通常確率状態且つ時短状態且つ高ベース状態(すなわち低確高ベース状態)になる。 [Game State Setting Process] As shown in FIG. 32, in the game state setting process (S2221), it is first determined whether or not the V flag is ON (S2301). If the V flag is not ON (NO in S2301), the hour / hour flag is turned ON (S2307), “100” is set in the hour / hour counter (S2308), and the process is terminated. As a result, the gaming state after the current jackpot game becomes the normal probability state, the short time state, and the high base state (that is, the low probability high base state).
一方、ステップS2301においてVフラグがONであれば、確変フラグをONするとともに(S2302)、確変カウンタの値に「160」をセットする(S2303)。その後、VフラグをOFFする(S2304)。続いて、時短フラグをONするとともに(S2305)、時短カウンタの値に「160」をセットして(S2306)、処理を終える。これにより、今回の大当たり遊技後の遊技状態が、高確率状態且つ時短状態且つ高ベース状態(すなわち高確高ベース状態)になる。 On the other hand, if the V flag is ON in step S2301, the probability variation flag is turned on (S2302), and the value of the probability variation counter is set to “160” (S2303). Thereafter, the V flag is turned OFF (S2304). Subsequently, the time reduction flag is turned on (S2305), the value of the time reduction counter is set to “160” (S2306), and the processing is ended. As a result, the gaming state after the current jackpot game becomes a high probability state, a short time state, and a high base state (that is, a highly accurate high base state).
[特定領域センサ検出処理]遊技制御用マイコン81は、特別動作処理(S106)に次いで特定領域センサ検出処理(S107)を行う(図18参照)。特定領域センサ検出処理(S107)では、図33に示すように、まず特定領域センサ39aによる遊技球の検知があったか否かを判定する(S2401)。ステップS2401にて検知がなければ(S2401でNO)処理を終えるが、検知があれば(S2401でYES)V有効期間中か否かを判定する(S2402)。V有効期間中であると判定した場合には(S2402でYES)、VフラグをONするとともに(S2403)、V通過コマンドをセットして(S2404)、本処理を終える。
[Specific Area Sensor Detection Process] The game control microcomputer 81 performs a specific area sensor detection process (S107) after the special operation process (S106) (see FIG. 18). In the specific area sensor detection process (S107), as shown in FIG. 33, it is first determined whether or not a game ball has been detected by the
[電源断監視処理]遊技制御用マイコン81は、特定領域センサ検出処理(S107)に次いで電源断監視処理(S108)を行う(図18参照)。電源断監視処理(S108)では、図34に示すように、まず電源断信号の入力の有無を判定し(S2901)、入力がなければ(S2901でNO)処理を終了する。電源断信号は、電断により電源電圧が低下し始めたときに遊技制御用マイコン81に入力される信号である。ステップS2901において電源断信号の入力があれば(S2901でYES)、チェックサムを算出してRAM84の所定の記憶領域に格納するとともに(S2902)、電源断フラグをONする(S2903)。そして、RAM84へのアクセスの禁止設定を行う(S2904)。これにより、RAM84に対する情報の書き込みや読み出しが不可能になる。その後はメイン側タイマ割り込み処理(図18参照)に戻ることなくループ処理を行う。
[Power-off Monitoring Process] The game control microcomputer 81 performs a power-off monitoring process (S108) following the specific area sensor detection process (S107) (see FIG. 18). In the power-off monitoring process (S108), as shown in FIG. 34, first, it is determined whether or not a power-off signal is input (S2901). If there is no input (NO in S2901), the process is terminated. The power-off signal is a signal that is input to the game control microcomputer 81 when the power supply voltage starts to decrease due to power interruption. If a power-off signal is input in step S2901 (YES in S2901), a checksum is calculated and stored in a predetermined storage area of the RAM 84 (S2902), and a power-off flag is turned on (S2903). Then, prohibition of access to the
6.朝ロゴモードでの演出
次に演出制御用マイコン91の動作を説明する前に、本形態の朝ロゴモードでの演出について説明する。本形態のパチンコ遊技機1では、演出モードとして朝ロゴモード(特殊モード)又は通常モードがある。朝ロゴモードに設定されている間は原則的に、盤可動体15が図5(B)に示す動作位置にある状態が維持されると共に、枠可動体600が図3(B)に示す突出位置にある状態が維持されるようになっている。その後、朝ロゴモードの設定が終了すると、即ち通常モードに設定されると、盤可動体15が図5(B)に示す動作位置から図5(A)に示す待機位置へ復帰すると共に、枠可動体600は図3(B)に示す突出位置から図3(A)に示す収納位置に復帰するようになっている。こうして、枠可動体600が突出位置にあると共に盤可動体15が動作位置にある状態を見た遊技者に対して、強いインパクトを与えることが可能であると共に、特殊な演出モード(朝ロゴモード)に設定されているのを把握させることが可能である。
6). Production in Morning Logo Mode Next, before explaining the operation of the production control microcomputer 91, production in the morning logo mode of this embodiment will be described. In the
続いて、朝ロゴモードへの設定が開始される条件(所定の開始条件)について説明する。本形態では、朝ロゴ演出がONに設定されていて、予め定められた5時から12時までの間(朝ロゴモード設定期間)にパチンコ遊技機1に対して電源が投入されることに基づいて、朝ロゴモードが設定されるようになっている。すなわち、遊技場の営業開始時間が例えば9時である場合、遊技場の従業員は9時になる前に電源スイッチ155をONにする。これにより、パチンコ遊技機1に電源が投入されて、当該パチンコ遊技機1が稼働状態になる。このとき、電源が投入されたタイミングが5時から12時までの間であることから、朝ロゴモードが設定される。このようにして、営業開始時間において既に盤可動体15が動作位置にあると共に枠可動体600が突出位置にある状態にしておき、本パチンコ遊技機1を目立たせることが可能である。なお電源の投入は通常、遊技場の従業員だけが行うことができて、遊技者が行うことができない。よって朝ロゴモードの設定は、遊技者による遊技が行われる前に遊技場の従業員が行うことになる。
Next, a condition (predetermined start condition) for starting the setting to the morning logo mode will be described. In this embodiment, the morning logo production is set to ON, and the
ところで朝ロゴモードに設定されているときには、図5(B)に示すように、表示画面7aの大部分が動作位置にある盤可動体15によって隠れてしまう。そこで朝ロゴモードに設定されているときには、表示画面7aのうち動作位置にある盤可動体15によって隠れていない表示領域、即ち表示画面7aの一部である左下部領域(第2表示領域)7dにて演出図柄6L,6C,6Rの変動演出を実行するようにしている。ここで、左下部領域7dで表示される演出図柄6L,6C,6Rを「左下用演出図柄(第2演出図柄)6」と呼び、左下部領域7dで実行される左下用演出図柄6の変動演出を「左下用変動演出」と呼ぶことにする。こうして朝ロゴモードの設定中でも遊技者には、左下用変動演出により、当否判定の結果を把握させることが可能である。なお左下用変動演出は、縮小表示態様且つ簡易表示態様となっている。つまり表示画面7aの左下部領域7dでは、数字図柄のみで構成された小さい左下用演出図柄6の変動表示及び停止表示のみが行われて、背景画像やキャラクタ画像等が表示されないようになっている。
By the way, when the morning logo mode is set, as shown in FIG. 5B, most of the
一方、通常モードに設定されているときには、図5(A)に示すように、表示画面7aの大部分が待機位置にある盤可動体15によって隠れていない。そのため通常モードに設定されているときには、表示画面7aのうち待機位置にある盤可動体15によって隠れていない表示領域、即ち表示画面7aの大部分である中央部領域(メイン第1表示領域)7bにて演出図柄8L,8C,8Rの変動演出を実行するようにしている。ここで、中央部領域7bで表示される演出図柄8L,8C,8Rを「中央用演出図柄(第1演出図柄、メイン第1演出図柄)8」と呼び、中央部領域7bで実行される中央用演出図柄8の変動演出を「中央用変動演出」と呼ぶことにする。中央用演出図柄8は、左下用演出図柄6と異なり、数字図柄の他にキャラクタが示されている表示態様となっている(図4参照)。但し本形態では後述するように、朝ロゴモードに設定されていても、中央用変動演出が実行される場合があり得る。この場合の中央用変動演出(特別中央用変動演出)では、中央用演出図柄8(図4参照)ではなく、数字図柄のみで構成された特別中央用演出図柄(第1演出図柄)8La,8Ca,8Ra(図75(C)参照)を変動表示させることにしている。
On the other hand, when the normal mode is set, as shown in FIG. 5A, most of the
また通常モードに設定されているときには、表示画面7aの一部である左上部領域(サブ第1表示領域)7cにて演出図柄12L,12C,12Rの変動演出を実行するようにしている。ここで、左上部領域7cで表示される演出図柄12L,12C,12Rを「左上用演出図柄(サブ第1演出図柄)12」と呼び、左上部領域7cで実行される左上用演出図柄12の変動演出を「左上用変動演出」と呼ぶことにする。ここで中央部領域(第1表示領域)7bのうち左上部領域7cを除いた表示領域7e(図78(D)参照)が、中央用演出図柄8又は特別中央用演出図柄8aの変動演出が実行される表示領域(メイン第1表示領域)といえる。なお左上用変動演出は、縮小表示態様且つ簡易表示態様となっている。つまり表示画面7aの左上部領域7cでは、数字図柄のみで構成された小さい左上用演出図柄12の変動表示及び停止表示のみが行われて、背景画像やキャラクタ画像等が表示されないようになっている。
Further, when the normal mode is set, the fluctuating effects of the
こうして本形態では原則的に、通常モードに設定されている場合には、中央用変動演出が実行されると共に、左上用変動演出が実行されるのに対して、朝ロゴモードに設定されている場合には、左下用変動演出が実行される。要するに、盤可動体15が動作位置にあるときに仮に中央用変動演出及び左上部用変動演出を実行しても、中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12が見えないため、朝ロゴモードに設定されているときに限って左下用変動演出を実行することにしている。なお図5(A)(B)に示すように、中央部領域7bと左下部領域7dとはそれぞれ別個の表示領域であって、中央部領域7bは動作位置にある盤可動体15(図5(B)参照)によって隠れるようになっている。但し中央部領域7bはその一部が動作位置にある盤可動体15によって隠れる表示領域であっても良い。
Thus, in this embodiment, in principle, when the normal mode is set, the center variation effect is executed and the upper left variation effect is executed, whereas the morning logo mode is set. In this case, the lower left variation effect is executed. In short, since the
次に、朝ロゴモードへの設定が終了する条件(所定の終了条件)について説明する。終了条件としては、以下に示す4つの終了条件がある。先ず第1の終了条件は、少なくとも10回にわたって特別図柄の変動表示が行われて、且つその後に変動時間が12秒である特別図柄の変動表示が実行されたことである。つまり、朝ロゴモードの設定中に特別図柄の変動表示が10回行われた後(図66(A)参照)、変動パターンP7又はP34(図14参照)に基づく特別図柄の変動表示(12秒変動)が実行されたことである(図66(B)(C)参照)。こうして朝ロゴモードが設定されているときに、遊技者による遊技がある程度進めば、自然と朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わるようになっている。 Next, a condition (predetermined termination condition) for completing the setting to the morning logo mode will be described. As the end conditions, there are the following four end conditions. First, the first end condition is that the special symbol variation display is performed at least 10 times, and then the special symbol variation display having a variation time of 12 seconds is executed. That is, after the special symbol change display is performed 10 times during the morning logo mode setting (see FIG. 66A), the special symbol change display based on the change pattern P7 or P34 (see FIG. 14) (12 seconds). Fluctuation) is executed (see FIGS. 66B and 66C). Thus, when the morning logo mode is set, if the game by the player progresses to some extent, the setting is automatically switched from the setting of the morning logo mode to the setting of the normal mode.
次に、第2の終了条件は、当否判定の結果が大当たり当選であることを報知する当選報知演出が開始されることである。本形態の当選報知演出とは、演出図柄8L,8C,8Rを「333」などのゾロ目で表示画面7a内にて左右に揺れているように表示する演出のことである(図67(B)参照)。すなわち、当選報知演出が実行されるタイミングにおいては、演出図柄8L,8C,8Rが未だ変動表示中であって、停止表示(確定表示)される前である。しかし当選報知演出が実行されるタイミングで朝ロゴモードを終了して、動作位置にある盤可動体15を待機位置に復帰させる。これにより遊技者には、中央部領域7bで実行される当選報知演出を見せる。その結果、表示画面7aの左下部領域7dで仮に当選報知演出を実行するような場合に比べて、大当たりへの当選を把握し易くして、当選時の高揚感を与えることが可能となっている。
Next, the second end condition is that a winning notification effect for notifying that the result of the determination of winning / winning is a big win is started. The winning notification effect of this embodiment is an effect of displaying the
続いて、第3の終了条件は、SPリーチとして特殊SPリーチが実行されることである。本形態のSPリーチ(第2段階演出)には、通常SPリーチ(通常2段階演出)と特殊SPリーチ(特殊2段階演出)とがある。通常SPリーチ又は特殊SPリーチは何れもノーマルリーチから発展して実行される。通常SPリーチでは、敵キャラと主人公キャラとが戦う画像(図示省略)が表示される。一方、特殊SPリーチでは、通常SPリーチでは登場しない特殊な敵キャラと主人公キャラとが戦う画像G1(図68(B)参照)が表示されるようになっている。こうして、朝ロゴモードに設定されているときにSPリーチに発展する前であれば、朝ロゴモードが終了することはない。またSPリーチに発展しても通常SPリーチであれば、朝ロゴモードが終了しない。なお朝ロゴモードの設定中に通常SPリーチが実行されても、盤可動体15が動作位置にあるため、表示画面7aの左下部領域7dにて演出図柄6L,6C,6Rの変動演出が行われる。これらに対して、ノーマルリーチから特殊SPリーチに発展すれば、そのタイミングで朝ロゴモードを終了して、動作位置にある盤可動体15を待機位置に復帰させる。その結果、遊技者には朝ロゴモードの終了と同時に、特殊SPリーチを中央部領域7bで堪能させることが可能である。特に本形態では、特殊SPリーチは朝ロゴモードの終了時でしか実行される可能性がないように設定している。従って遊技者には、朝ロゴモードの終了と同時に希少な特殊SPリーチの実行を期待させることが可能となっている。
Subsequently, the third end condition is that special SP reach is executed as SP reach. The SP reach (second stage effect) of this embodiment includes a normal SP reach (normal two stage effect) and a special SP reach (special two stage effect). Both normal SP reach and special SP reach are developed and executed from normal reach. In normal SP reach, an image (not shown) in which an enemy character and a hero character fight is displayed. On the other hand, in the special SP reach, an image G1 (see FIG. 68B) in which a special enemy character that does not appear in the normal SP reach and the hero character fight is displayed. Thus, if the morning logo mode is set and before the SP reach is developed, the morning logo mode will not end. Even if it is developed into SP reach, the morning logo mode will not end if it is normally SP reach. Even if normal SP reach is executed during the setting of the morning logo mode, since the
最後に、第4の終了条件は、予め定められた朝ロゴモード終了時間を迎えることである。本形態では朝ロゴモード終了時間は12時である。すなわち、朝ロゴモードが設定されているときに、上記した第1の終了条件、第2の終了条件、及び第3の終了条件のいずれも成立しない場合、12時になると朝ロゴモードから通常モードに切替わるようになっている。こうして本パチンコ遊技機1に対して、営業開始時間から12時まで遊技が行われなくても、12時になるタイミングで朝ロゴモードが必ず終了する。これにより、動作位置にある盤可動体15が待機位置に復帰し得ると共に、突出位置にある枠可動体600が収納位置に復帰し得る。但し本形態では、12時になって朝ロゴモードから通常モードに切替わっても、12時になったタイミングで必ず盤可動体15を待機位置に復帰させると共に、枠可動体600を収納位置に復帰させるようにしていない。この理由については後に詳しく説明する。
Finally, the fourth end condition is to reach a predetermined morning logo mode end time. In this embodiment, the morning logo mode end time is 12:00. That is, when the morning logo mode is set, if none of the first termination condition, the second termination condition, and the third termination condition described above is satisfied, the morning logo mode is changed to the normal mode at 12 o'clock. It is designed to switch. Thus, even if no game is played from the business start time to 12:00 on this
ところで、遊技場では複数台のパチンコ遊技機1が並設されて1つの遊技島が構成される。図10では、5台の本パチンコ遊技機1を1つの遊技機グループ170として遊技島を構成している。この遊技機グループ170において、営業開始時間前に各パチンコ遊技機1の電源スイッチ155をONにすれば、5台のパチンコ遊技機1全てで朝ロゴモードに設定される。これにより営業開始時間では既に、5台のパチンコ遊技機1で枠可動体600を予め突出位置にある状態にしておくと共に、盤可動体15を予め動作位置にしておくことが可能である。よって遊技場でどのパチンコ遊技機で遊技を行うかを迷っている遊技者に対して、遊技機グループ170を目立たせることが可能であり、午前中での集客効果を高めることが可能である。なお各パチンコ遊技機1に対する電源の投入は、各パチンコ遊技機1の個別の電源スイッチ155をONにしている状態で、遊技島に設けられている共通の島電源供給装置によって行われるようにしても良い。
By the way, in the game hall, a plurality of
また5台のパチンコ遊技機1のうち何れかで上記した第1の終了条件、第2の終了条件、或いは第3の終了条件が成立すれば、そのパチンコ遊技機1では12時になる前に、朝ロゴモードが終了して、枠可動体600が収納位置に復帰すると共に、盤可動体15が待機位置に復帰することになる。よって遊技機グループ170の傍にいる遊技者や遊技場の従業員に対して、5台のパチンコ遊技機1のうち未だ朝ロゴモードが設定されているパチンコ遊技機1と設定されていないパチンコ遊技機1とを容易に判別させることが可能である。
In addition, if the first end condition, the second end condition, or the third end condition described above is satisfied in any one of the five
なお本形態では、朝ロゴモードに設定されている間、スピーカ67から本パチンコ遊技機1のメインテーマ曲が繰り返し流れると共に、盤ランプ5等が特殊な発光態様で発光し続けるようになっている。従って朝ロゴモードの設定中に、各枠可動体600及び各盤可動体15の位置だけでなく、各スピーカ67から流れる音楽及び盤ランプ5の発光によっても、遊技機グループ170(5台の本パチンコ遊技機1)をまとまりとして目立たせることが可能となっている。
In this embodiment, while the morning logo mode is set, the main theme song of the
7.各種の設定変更
次に、各種の設定変更について説明する。本形態では、電源が投入されたときにRAM94の初期化(ラムクリア)が実行されると、図70(A)に示すように、表示画面7aにラムクリア報知画像S1が表示される。そして、ラムクリアの実行後の所定時間(本形態では30秒)内に、所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作、表示開始操作)を行うと、図70(B)に示すように、表示画面7aに初期機能設定画像S2が表示される。なお上記した所定操作は、演出ボタン63を5回連続押下操作に限られるものではなく、適宜変更可能である。この初期機能設定画像S2の表示から、ホールコードの設定、枠可動体駆動のON/OFF設定、朝ロゴ演出のON/OFF設定といった初期機能の設定変更を行うことが可能となっている。
7). Various setting changes Next, various setting changes will be described. In this embodiment, when initialization (ram clear) of the
すなわち、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルをホールコード設定の「設定画面へ切替」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図70(C)に示すように、表示画面7aにホールコード入力画像S3が表示される。これにより、各遊技場に対応した4桁の数字からなるホールコード情報を入力することが可能である。
That is, while the initial function setting image S2 shown in FIG. 70B is displayed, the
ホールコード情報が入力されると、図71(C)に示すように、客待ち演出中にホールコード情報に基づくホールコード対応画像T3が表示画面7aに表示される。つまり、ホールコード対応画像T3の「○○○○○○○○」の部分に、ホールコード情報に対応した遊技場の名称が示されることになる。これにより、客待ち演出中に遊技場の名称を遊技者にアピールすることが可能である。なお初期設定では、ホールコード情報として「0000」が入力されていて、ホールコード対応画像T3の「○○○○○○○○」の部分には何も表示されない。図70(C)に示すように、カーソルを「終了」に合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すると、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻ることになる。
When the hall code information is input, as shown in FIG. 71 (C), a hall code corresponding image T3 based on the hall code information is displayed on the
また、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルを枠可動体駆動設定の「設定画面へ切替」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図70(D)に示すように、表示画面7aに枠可動体駆動設定画像S4が表示される。これにより、「ON」にカーソルを合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すれば、枠可動体駆動がONに設定され、「OFF」にカーソルを合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すれば、枠可動体駆動がOFFに設定される。よって枠可動体駆動をOFFに設定した場合には、枠可動体600を図3(B)に示す突出位置へ駆動させないことが可能である。
Further, while the initial function setting image S2 shown in FIG. 70B is displayed, the
こうして、遊技場の状況に応じて例えば枠可動体600が突出位置へ駆動すると、枠可動体600がデータカウンタ160等の上方設置物に干渉するおそれがある場合には、遊技場の従業員は枠可動体駆動をOFFに設定することが可能である。なお初期設定では、枠可動体駆動はOFFに設定されている。図70(D)に示す枠可動体駆動設定画像S4の表示中に、枠可動体駆動をON又はOFFに設定すると、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻ることになる。
Thus, for example, when the
また、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルを朝ロゴ演出設定の「設定画面へ切替」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図70(E)に示すように、表示画面7aに朝ロゴ演出設定画像S5が表示される。これにより、「ON」にカーソルを合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すれば、朝ロゴ演出がONに設定され、「OFF」にカーソルを合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すれば、朝ロゴ演出がOFFに設定される。よって朝ロゴ演出をOFFに設定した場合には、上述した朝ロゴモードでの演出を行わないことが可能である。
While the initial function setting image S2 shown in FIG. 70B is displayed, the
すなわち、朝ロゴ演出をOFFに設定すれば、遊技を行う前の遊技者に対して、盤可動体15が予め動作位置にある状態、及び枠可動体600が予め突出位置にある状態を見せないことにより、本パチンコ遊技機1を目立たせないことが可能である。こうして例えば、本パチンコ遊技機1が遊技場に導入されてから長い年月が経過した場合には、遊技者が朝ロゴモードでの演出に飽きているおそれがあるため、遊技場の従業員は朝ロゴ演出をOFFに設定することが可能である。なお初期設定では、朝ロゴ演出はOFFに設定されている。また朝ロゴ演出がONに設定されていても、枠可動体駆動がOFFに設定されていれば、枠可動体600は突出位置へ全く駆動しないようになっている。図70(E)に示す朝ロゴ演出設定画像S5の表示中に、朝ロゴ演出をON又はOFFに設定すると、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻ることになる。
That is, if the morning logo effect is set to OFF, the state that the board
ところで、朝ロゴ演出がONに設定されていれば、上述したように、電源の投入に基づいて、盤可動体15が図5(A)に示す待機位置から図5(B)に示す動作位置へ駆動して、動作位置にある状態が維持されることになる。このとき、盤可動体15が動作位置にあり続けると、表示画面7aがほとんど見えないため、初期機能の設定変更を行うことが難しい。
By the way, if the morning logo effect is set to ON, as described above, the
そこで本形態では、図73(A)に示すように、盤可動体15が動作位置にあっても、ラムクリアの実行後の所定時間(本形態では30秒)内に、所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作、表示開始操作)を行えば、図73(B)に示すように、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させると共に、初期機能設定画像S2を表示させることが可能である。よって、後述する初期動作で盤可動体15が動作位置へ駆動されていても、ホールコードの設定、枠可動体駆動のON/OFF設定、朝ロゴ演出のON/OFF設定といった初期機能の設定変更を行うことが可能である。そして図73(B)に示す初期機能設定画像S2の表示中に、カーソルを「戻る」に合わせて演出ボタン63を押下操作(表示終了操作)すれば、待機位置にある盤可動体15を図73(C)に示すように動作位置へ駆動させて、盤可動体15が動作位置にある状態に戻すことが可能である。つまり、朝ロゴモードでの演出を再開することが可能である。
Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 73 (A), even if the panel
次に、携帯端末連係機能について説明する。携帯端末連係機能は、本パチンコ遊技機1と携帯端末(例えば携帯電話)とを連係して利用することで、本パチンコ遊技機1の初期設定では見ることができない演出を見れたり、携帯端末で遊技履歴等を見ることができる機能である。ここでは携帯端末連係機能の利用方法の流れを簡単に説明する。先ず、携帯電話やパソコンで本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイト(図示省略)を開き、必要事項を入力して新規登録を完了させる。次に、本パチンコ遊技機1で遊技を開始する遊技者は、携帯端末にて上記のインターネットサイトでパスワードを発行する。続いて、発行したパスワードを本パチンコ遊技機1に入力する。これにより、パスワードに応じた設定変更が行われたことになり、初期設定では実行されることがない演出等を実行可能なパチンコ遊技機1になる。その後、遊技を終了する際に、本パチンコ遊技機1で2次元コードを表示させて、その2次元コードを携帯端末で読み込む。こうして、今回の遊技履歴等が携帯端末に記憶されて、携帯端末で遊技履歴を見ることが可能となる。
Next, the mobile terminal link function will be described. The mobile terminal linking function uses the
本形態では、客待ち演出中で図71(B)に示す選択待機画像T2が表示画面7aに表示されているときに、セレクトボタン68の上方向ボタン又は下方向ボタンを押下操作すれば、携帯端末連係機能を利用することが可能である。そこで以下では、本形態における客待ち演出について説明する。
In this embodiment, if the selection waiting image T2 shown in FIG. 71B is displayed on the
客待ち演出は、特図保留が無くて変動演出が実行されない場合に、表示画面7a上で当該変動演出が実行されていないことを示す演出である。本形態では通常モードに設定されている場合に、客待ち演出により表示される待機画像が5段階にわたって変化するようになっている。具体的には図71に示すように、(A)通常待機画像T1⇒(B)選択待機画像T2⇒(C)ホールコード対応画像T3⇒(D)新規登録画像T4⇒(E)デモ画像T5の順番に、時間の経過に伴って表示される。
The customer waiting effect is an effect indicating that the change effect is not executed on the
図71(A)に示すように、通常待機画像T1は、演出図柄8L,8C,8R(中央用演出図柄8)が停止表示されていることを示す待機画像である。言い換えれば、演出図柄8L,8C,8Rが停止表示されたままの画像が、通常待機画像T1である。なお、左上部領域7cでは演出図柄12L,12C,12R(左上用演出図柄12)も併せて停止表示されている。通常待機画像T1は、演出図柄8L,8C,8Rが停止表示されてから第1待機時間(本形態では60秒)の間だけ、表示される。そして、第1待機時間が経過すると、選択待機画像T2が表示されるようになっている。
As shown in FIG. 71A, the normal standby image T1 is a standby image indicating that the
図71(B)に示すように、選択待機画像T2は、セレクトボタン68の上方向ボタン又は下方向ボタンを押下操作すれば携帯端末連係機能を利用するための画像(後述する図72(A)に示す連係機能設定画像R1)に移行することを示す待機画像である。また選択待機画像T2は、セレクトボタン68の左方向ボタン又は右方向ボタンを押下操作すれば設定音量を変更できることを示す待機画像でもある。なお、停止表示された演出図柄8L,8C,8R及び演出図柄12L,12C,12Rも併せて示されている。選択待機画像T2は、セレクトボタン68を操作しなければ、第2待機時間(本形態では30秒)の間、表示される。そして、第2待機時間が経過すると、ホールコード対応画像T3が表示されるようになっている。
As shown in FIG. 71B, the selection standby image T2 is an image for using the mobile terminal link function when the
図71(C)に示すように、ホールコード対応画像T3は、主人公キャラを示すと共に、上述したようにホールコード情報に対応した遊技場の名称を示す待機画像である。ホールコード対応画像T3は、第3待機時間(本形態では30秒)の間だけ、表示される。そして、第3待機時間が経過すると、新規登録画像T4が表示されるようになっている。 As shown in FIG. 71 (C), the hole code corresponding image T3 is a standby image indicating the main character and the name of the game hall corresponding to the hole code information as described above. The hall code corresponding image T3 is displayed only during the third standby time (in this embodiment, 30 seconds). Then, when the third waiting time has elapsed, a new registration image T4 is displayed.
図71(D)に示すように、新規登録画像T4は、携帯端末連係機能を利用するための新規登録を促す待機画像である。この新規登録画像T4では、右側に2次元コードが表示される。そのため、表示されている2次元コードを携帯端末で読み込めば、本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイトにすぐにアクセスすることができる。そして、そのインターネットサイトで必要事項を入力すれば、新規登録を完了させることができる。なお新規登録を完了しなければ、本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイトで、パスワードが発行されないようになっている。新規登録画像T4は、第4待機時間(本形態では30秒)の間だけ、表示される。そして、第4待機時間が経過すると、デモ画像T5が表示されるようになっている。
As illustrated in FIG. 71D, the new registration image T4 is a standby image that prompts new registration for using the mobile terminal link function. In the newly registered image T4, a two-dimensional code is displayed on the right side. Therefore, if the displayed two-dimensional code is read by a portable terminal, it is possible to immediately access an Internet site showing related information of the
図71(E)に示すように、デモ画像T5は、主人公キャラと敵キャラとの戦いを示す待機画像である。デモ画像T5は、第5待機時間(本形態では30秒)の間だけ、表示される。そして、第5待機時間が経過すると、図71(B)に示す選択待機画像T2が表示されるようになっている。すなわち、変動演出が終了して客待ち演出が開始されると、1周目では(A)通常待機画像T1⇒(B)選択待機画像T2⇒(C)ホールコード対応画像T3⇒(D)新規登録画像T4⇒(E)デモ画像T5が表示され、2周目以降では、(B)選択待機画像T2⇒(C)ホールコード対応画像T3⇒(D)新規登録画像T4⇒(E)デモ画像T5が表示されることになる。 As shown in FIG. 71 (E), the demo image T5 is a standby image showing a battle between the main character and the enemy character. The demo image T5 is displayed only during the fifth waiting time (in this embodiment, 30 seconds). When the fifth standby time has elapsed, a selection standby image T2 shown in FIG. 71 (B) is displayed. That is, when the changing effect is finished and the customer waiting effect is started, in the first lap, (A) normal standby image T1⇒ (B) selection standby image T2⇒ (C) hall code corresponding image T3⇒ (D) new Registered image T4⇒ (E) Demo image T5 is displayed, and in the second and subsequent rounds, (B) selection standby image T2⇒ (C) hole code compatible image T3⇒ (D) new registered image T4⇒ (E) demo image T5 is displayed.
次に、図71(B)に示す選択待機画像T2の表示中に、セレクトボタン68の上方向ボタン又は下方向ボタンを押下操作した場合について説明する。この場合には、図72(A)に示す連係機能設定画像R1が表示される。この連係機能設定画像R1の表示から、2次元コードの表示、新規登録、パスワード入力を行うことが可能となっている。
Next, a case will be described in which the up button or the down button of the
すなわち、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルを「2次元コード表示」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図72(B)に示すように、表示画面7aに2次元コードを示す2次元コード画像R2が表示される。この2次元コード画像R2で表示される2次元コードには、後述するパスワードが入力されてから2次元コード画像R2が表示されるまでの遊技中の履歴情報等が含まれている。こうして、表示された2次元コードを携帯端末で読み込めば、今回の遊技履歴が携帯端末に記憶されて、携帯端末で遊技履歴を見ることが可能となる。図72(B)に示すように、演出ボタン63を押下操作すると、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻ることになる。
That is, during the display of the linkage function setting image R1 shown in FIG. 72A, the
また、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルを「新規登録」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図72(C)に示すように、表示画面7aに新規登録画像R3が表示される。この新規登録画像R3は、客待ち演出でホールコード対応画像T3の次に表示される新規登録画像T4(図71(D)参照)とほとんど同じ画像である。但し、図72(C)に示す新規登録画像R3には、連係機能設定画像R1に戻るための「戻る」の選択表示がある。上述したように、新規登録画像R3の右側に表示されている2次元コードを携帯端末で読み込めば、本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイトにすぐにアクセスすることができる。図72(C)に示すように、カーソルを「戻る」に合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すると、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻ることになる。
While the linkage function setting image R1 shown in FIG. 72A is displayed, the
また、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示中に、セレクトボタン68を操作して、カーソルを「パスワード入力」に合わせる。そして、演出ボタン63を押下操作すると、図72(D)に示すように、表示画面7aにパスワード入力画像R4が表示される。これにより遊技者は、本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイトで発行された5文字のパスワードを入力することが可能である。こうして、入力されたパスワードに応じた演出の設定変更が行われる。その結果遊技者は、例えばSPリーチや大当たり演出等において初期設定では実行されることがない演出を見ることが可能である。図72(D)に示すように、カーソルを「やめる」に合わせた状態で演出ボタン63を押下操作すると、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻ることになる。
While the linkage function setting image R1 shown in FIG. 72A is displayed, the
ところで、本形態では朝ロゴモードに設定されていると、上述した各終了条件の何れかが成立するまで原則的に、盤可動体15が図5(B)に示す動作位置にある状態が維持されることになる。そのため、仮に盤可動体15が図5(A)に示す待機位置に全く復帰しないと、表示画面7aがほとんど見えないことにより、上述した携帯端末連係機能を利用することが難しい。
By the way, in this embodiment, when the morning logo mode is set, in principle, the state where the
そこで本形態では、図74(A)に示すように、盤可動体15が動作位置にあっても、演出ボタン63を押下操作(表示開始操作)すれば、図74(B)に示すように、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させると共に、連係機能設定画像R1を表示させることが可能である。よって、朝ロゴモードの終了条件が成立する前でも、2次元コードの表示、新規登録、パスワード入力を行うことが可能である。そして図74(B)に示す連係機能設定画像R1の表示中に、カーソルを「戻る」に合わせて演出ボタン63を押下操作(表示終了操作)すれば、待機位置にある盤可動体15を図74(C)に示すように動作位置へ駆動させて、盤可動体15が動作位置にある状態に戻すことが可能である。つまり、朝ロゴモードでの演出を再開することが可能である。
Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 74 (A), as shown in FIG. 74 (B), if the
8.演出図柄の視認性
次に演出図柄の視認性について説明する。本形態では、朝ロゴモードに設定されていても、上述したように、初期機能設定画像S2又は連係機能設定画像R1の表示開始に伴って盤可動体15が復帰し、初期機能設定画像S2又は連係機能設定画像R1の表示終了に伴って盤可動体15が駆動するようになっている。
8). Visibility of production symbol Next, the visibility of the production symbol will be described. In the present embodiment, even if the morning logo mode is set, as described above, the
ここで、朝ロゴモードに設定されているときに変動演出が開始されると、図5(B)に示すように、左下部領域7dにて左下用演出図柄6が変動表示及び停止表示されることになる。しかしながら、朝ロゴモードの設定中で盤可動体15の復帰途中又は駆動途中で、変動演出が開始されると、以下の問題点が生じるおそれがある。すなわち、仮に盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されると、盤可動体15によって左下部領域7dが隠れてしまう可能性がある。つまり、待機位置へ復帰する途中の左下盤可動体15Lによって、変動表示を開始した左下用演出図柄6が隠れてしまうおそれがある(図75(B)参照)。
Here, when the changing effect is started when the morning logo mode is set, as shown in FIG. 5B, the lower
また、仮に盤可動体15が動作位置へ駆動する途中で変動演出が開始されると、盤可動体15によって左下部領域7dが隠れてしまう可能性がある。つまり、動作位置へ駆動する途中の左下盤可動体15Lによって、変動表示を開始した左下用演出図柄6が隠れてしまうおそれがある(図76(B)参照)。こうして変動演出が開始されたにも拘わらず、変動表示の開始タイミングで遊技者が演出図柄を視認できなくなる可能性があった。
Further, if the changing effect is started while the
そこで本形態では、上記した問題点に対処すべく、朝ロゴモードの設定中に盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されたときには、左下部領域7dにて左下用演出図柄6の変動表示を開始させるだけでなく、中央部領域7bにて特別中央用演出図柄8La,8Ca,8Ra(以下単に「特別中央用演出図柄8a」と呼ぶ)の変動表示を開始させることにしている(図75(C)参照)。こうして、2つの表示領域7b,7dでそれぞれ演出図柄の変動表示を開始することで、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されても、変動表示を開始した左下用演出図柄6又は特別中央用演出図柄8aのうち少なくとも一方を遊技者に視認させることが可能である。なお、朝ロゴモードの設定中に表示される特別中央用演出図柄8aは、通常モードの設定中に表示される中央用演出図柄8(図4参照)と異なり、数字図柄のみで構成されているが、中央用演出図柄8の表示態様と同じであっても良い。
Therefore, in the present embodiment, in order to deal with the above-described problems, when the changing effect is started while the
また、朝ロゴモードの設定中に盤可動体15が動作位置へ駆動する途中で変動演出が開始されたときにも、左下部領域7dにて左下用演出図柄6の変動表示を開始させるだけでなく、中央部領域7bにて特別中央用演出図柄8aの変動表示を開始させることにしている(図76(C)参照)。こうして、2つの表示領域7b,7dでそれぞれ演出図柄の変動表示を開始することで、盤可動体15が動作位置へ駆動する途中で変動演出が開始されても、変動表示を開始した左下用演出図柄6又は特別中央用演出図柄8aの少なくとも一方を遊技者に視認させることが可能である。
In addition, when a variation effect is started while the
ここで、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わった後に、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始される場合について説明する。この場合には、既に通常モードの設定に切替わっているため、中央部領域7bにて中央用演出図柄8の変動表示が開始されると共に、左上部領域7cにて左上用演出図柄12の変動表示が開始されることになる。しかしながら、変動演出が開始されるタイミングによっては、待機位置へ復帰する途中の盤可動体15によって、変動表示を開始した中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12が隠れてしまうおそれがある(図78(B)参照)。
Here, a case will be described in which the fluctuating effect is started while the
そこで本形態では、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わった後に、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始された場合に限って、中央部領域7bにて中央用演出図柄8の変動表示を開始させると共に、左上部領域7cにて左上用演出図柄12の変動表示を開始させるだけでなく、左下部領域7dにて左下用演出図柄6の変動表示を開始させることにしている(図78(C)参照)。こうして、3つの表示領域7b,7c,7dでそれぞれ演出図柄の変動表示を開始することで、通常モードの設定に切替わって盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されても、変動表示を開始した中央用演出図柄8、左上用演出図柄12、左下用演出図柄6の少なくとも1つを遊技者に視認させることが可能である。
Therefore, in the present embodiment, only when the moving effect is started in the middle of returning to the standby position after the morning logo mode setting is switched from the morning logo mode setting to the normal mode setting, In addition to starting the variable display of the
ところで本形態では、朝ロゴモードの設定中で盤可動体15が動作位置にないときに変動演出が開始されると、盤可動体15が動作位置へ駆動されるようになっている。すなわち、初期機能設定画像S2又は連係機能設定画像R1の表示中であっても、変動演出の開始を契機として、盤可動体15を動作位置へ駆動させることにしている。朝ロゴモードでの演出は、原則的に盤可動体15が動作位置にある状態が維持される演出だからである。
By the way, in this embodiment, when the changing effect is started when the
ここで、朝ロゴモードの設定中で図75(A)に示すように、盤可動体15が動作位置にある状態で演出ボタン63を押下操作すれば、図75(B)に示すように、連係機能設定画像R1が表示されると共に、盤可動体15が待機位置へ復帰し始める。このとき仮に、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されたこととする。この場合に、変動演出を契機として復帰途中の盤可動体15を動作位置へ戻す制御が考えられる。しかしながら、仮に盤可動体15を動作位置へ戻してしまうと、遊技者には一旦変動演出(中央用変動演出)の開始を把握させたにも拘わらず、すぐに動作位置へ駆動した盤可動体15によって表示画面7aがほとんど見えなくなり、違和感を与えるおそれがある。
Here, as shown in FIG. 75 (A), if the
そこで本形態では、上記した場合に、変動演出を契機として盤可動体15を動作位置へ戻すことよりも、盤可動体15の待機位置への復帰を優先するように制御している。そのため、図75(C)に示すように、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始されても、盤可動体15がそのまま待機位置へ復帰することになる。その結果、復帰途中の盤可動体15がすぐに動作位置に戻ってしまって、表示画面7aの視認性が良くなる途中で急に悪くなるという違和感を遊技者に与えるのを回避することが可能である。
Therefore, in this embodiment, in the above-described case, control is performed so that the return of the
図75(D)に示すように、盤可動体15の待機位置への復帰が優先された後には、朝ロゴモードの設定中にも拘わらず、盤可動体15が待機位置へ復帰したままになる。しかしながら、次の変動演出の開始で、待機位置にある盤可動体15は動作位置へ駆動することになる。また特図保留が無くて、次の変動演出が開始されなくても、客待ち演出の選択待機画像T2の表示開始タイミングになれば、待機位置にある盤可動体15を動作位置へ駆動させることにしている。なお本形態では、朝ロゴモードの設定中に、客待ち演出の各待機画像(通常待機画像T1、選択待機画像T2、ホールコード対応画像T3、新規登録画像T4、デモ画像T5)を表示画面7aに表示しないように制御している。朝ロゴモードの設定中に遊技されていなければ、原則的に盤可動体15は動作位置にある状態が維持されるため、ほとんど見えない表示画面7aで各待機画像T1,T2,T3,T4,T5を表示しても無意味であるためである。
As shown in FIG. 75 (D), after priority is given to returning the
次に、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わった後に、客待ち演出が実行される場合について説明する。本形態では、12時になって通常モードの設定に切替わっても、必ずこのタイミングで動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させると共に、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させるわけではない。すなわち、12時になって通常モードの設定に切替わった後に、ホールコード対応画像T3の表示開始タイミング、新規登録画像T4の表示開始タイミング、デモ画像T5の表示開始タイミングのうち何れかになれば、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させると共に、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させるようにしている。これは、以下の理由に基づく。
Next, a case will be described in which a customer waiting effect is executed after reaching 12:00 and switching from the morning logo mode setting to the normal mode setting. In this embodiment, even when the normal mode is set at 12:00, the
12時になる前に、変動演出が開始されていないことに基づいて、左下用演出図柄6が停止表示されたままになっていることとする。このとき、朝ロゴモードの設定中で、表示画面7a上で待機画像を表示しないものの、制御的に客待ち演出を実行している状態になっている。そして、12時になって朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わったタイミングで、仮に、動作位置にある盤可動体15が待機位置に復帰すると共に、客待ち演出により通常待機画像T1(図71(A)参照)又は選択待機画像T2(図71(B)参照)が表示された場合を想定する。通常待機画像T1又は選択待機画像T2には、停止表示された中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12が示されている。
Before 12 o'clock, based on the fact that the fluctuating effect has not been started, it is assumed that the lower
この場合、左下用演出図柄6が停止表示された状態から、通常待機画像T1又は選択待機画像T2の表示に切替わる。これにより、左下用演出図柄6の停止表示から中央用演出図柄8又は左上用演出図柄12の停止表示への切替わりが、演出図柄の変動表示の開始と誤認されるおそれがある。
In this case, the display is switched from the state in which the lower
そこで本形態では、12時になったときに朝ロゴモードの設定から通常モードに切替わった後、何れの演出図柄の停止表示も示されていないホールコード対応画像T3、新規登録画像T4、デモ画像T5の表示開始タイミングでなければ、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させないようにしている。なお盤可動体15が復帰するタイミングで、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させるようにしている。
Therefore, in this embodiment, after switching from the setting of the morning logo mode to the normal mode at 12 o'clock, the hall code corresponding image T3, the newly registered image T4, and the demonstration image, in which no stop display of any effect symbols is shown. If it is not the display start timing of T5, the
これにより、例えば12時になって通常モードに切替わったときに通常待機画像T1が表示されるタイミングであれば、しばらく盤可動体15は動作位置にある状態が維持される。そして、選択待機画像T2の表示開始タイミングになっても、未だ盤可動体15は動作位置にある状態が維持される。その後、ホールコード対応画像T3の表示開始タイミングになると、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させると共に、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させることにしている。
Accordingly, for example, if the normal standby image T1 is displayed at the time of switching to the normal mode at 12:00, the panel
このとき、図77(B)に示すように、先ず表示画面7aに「朝LOGO終了」の文字画像E1が表示され、続けて図77(C)に示すように、表示画面7aにホールコード対応画像T3が表示されることになる。なお、「朝LOGO終了」の文字画像E1が表示されているときには、停止表示された左下用演出図柄6が未だ示されている。こうして、左下用演出図柄6が停止表示された状態から、何れの演出図柄の停止表示も示されていないホールコード対応画像T3の表示に切替わることにより、上述したような演出図柄の変動表示の開始と誤認されるのを防ぐことが可能である。
At this time, as shown in FIG. 77 (B), a character image E1 of “Morning LOGO end” is first displayed on the
その後、ホールコード対応画像T3が第3待機時間(30秒)の間だけ表示され、新規登録画像T4が第4待機時間(30秒)の間だけ表示され、デモ画像T5が第5待機時間(30秒)だけ表示された後に、図77(D)に示すように、選択待機画像T2が表示される。こうして、停止表示された中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12を示す選択待機画像T2を見た遊技者には、通常モードに切替わったことをより認識させることが可能である。
9.演出可動体の初期動作
次に、演出可動体としての盤可動体15及び枠可動体600の初期動作について説明する。演出可動体の初期動作は、電源が投入されたときに1度だけ実行される動作であり、盤可動体15又は枠可動体600を駆動させるモータを制御するために必要となる位置情報を取得する目的として実行される。盤可動体15の初期動作と枠可動体600の初期動作とは、移動対象の位置が異なるだけであるため、以下では盤可動体15の初期動作を代表して説明する。盤可動体15の初期動作では、電源が投入されたときに先ず当該盤可動体15が原点位置である待機位置にあるか否かが判断される。そして、盤可動体15が待機位置にいなければ、盤可動体15を待機位置へ復帰させて、盤可動体15が待機位置にあることが確認される。つまり、盤可動体15の原点位置となる位置情報が取得される。その後、盤可動体15の実際の動作を確認すべく、待機位置にある盤可動体15を動作位置へ駆動させて、続いて、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させる。この一連の動作が、通常の盤可動体15の初期動作である。
Thereafter, the hall code corresponding image T3 is displayed only during the third standby time (30 seconds), the newly registered image T4 is displayed only during the fourth standby time (30 seconds), and the demo image T5 is displayed during the fifth standby time ( 30 seconds), the selection standby image T2 is displayed as shown in FIG. 77 (D). In this way, it is possible for the player who has seen the selected standby image T2 showing the
9. Next, the initial operation of the
ところで本形態では、朝ロゴモードでの演出として主に、盤可動体15を動作位置にある状態に維持させることにしている。そのため、盤可動体15を動作位置へ駆動させる作動契機が必要になる。例えば電源が投入された後に、遊技場の従業員が或るボタン等の設定操作を行うことによって、盤可動体15を動作位置へ駆動させるような構成が考えられる。しかしこの構成の場合、遊技場の従業員による設定操作が別途必要であるため、営業開始時間前に忙しい遊技場の従業員の作業負担を増加させることになってしまう。
By the way, in this embodiment, as a production in the morning logo mode, the board
そこで本形態では、盤可動体15の初期動作の一環として、盤可動体15を動作位置へ駆動させ得るようにしている。すなわち、本形態の盤可動体15の初期動作では、上述したように盤可動体15が待機位置にあることを確認した後に、待機位置にある盤可動体15を動作位置へ駆動させて、続いて、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させる(通常初期動作を実行する)。その後更に、待機位置にある盤可動体15を動作位置へ駆動させ、盤可動体15が動作位置へ駆動した後は、盤可動体15が動作位置にある状態を維持(特別初期動作を実行)するようにしている。このように、待機位置(原点位置)の確認⇒動作位置への駆動⇒待機位置への復帰⇒動作位置への駆動⇒動作位置での維持までの一連の動きを、電源の投入に基づく初期動作として行うようにしている。なお上述した盤可動体15の初期動作において一連の動きに要する時間は、例えば20秒程度である。
Therefore, in this embodiment, as a part of the initial operation of the
その結果、遊技場の従業員は、本パチンコ遊技機1に対して電源を投入するだけであって、特別の設定操作を行うことなく盤可動体15が動作位置にある状態を維持する演出を開始することが可能である。従って、営業開始時間前に忙しい遊技場の従業員の作業負担を増加させることなく、朝ロゴモードでの演出を実行することが可能である。なお本パチンコ遊技機1には、朝ロゴ演出のON/OFF設定がある。そのため、朝ロゴ演出がONに設定されていれば、上述したように盤可動体15の初期動作が行われる。一方、朝ロゴ演出がOFFに設定されていれば、通常の盤可動体15の初期動作として、待機位置(原点位置)の確認⇒動作位置への駆動⇒待機位置への復帰までが行われる。なお、朝ロゴ演出がONに設定されているときの盤可動体15の初期動作において、待機位置へ復帰した後の動作位置への駆動は、続けざまに行う必要はなく、所定時間空けて行うようにしても良い。
As a result, the game hall employee only turns on the power to the
10.演出制御用マイコン91の動作
[サブ制御メイン処理]次に図35〜図65に基づいて演出制御用マイコン91の動作について説明する。なお、演出制御用マイコン91の動作説明にて登場するカウンタ、タイマ、フラグ、ステータス、バッファ等は、RAM94に設けられている。サブ制御基板90に備えられた演出制御用マイコン91は、パチンコ遊技機1の電源がオンされると、ROM93から図35に示したサブ制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。
10. Operation of effect control microcomputer 91 [Sub-control main process] Next, the operation of the effect control microcomputer 91 will be described with reference to FIGS. Note that the counter, timer, flag, status, buffer, and the like that appear in the explanation of the operation of the effect control microcomputer 91 are provided in the
同図に示すように、サブ制御メイン処理では、サブ側電源断フラグ(電断時にONされるフラグ)がONで且つRAM94の内容が正常であるか否かを判定する(S4001)。そしてこの判定結果がNOであれば、つまり、サブ側電源断フラグがONでない場合、又はサブ側電源断フラグがONであってもRAM94の内容が正常でない場合には、RAM94の初期化をして(S4002)、ステップS4003に進む。
As shown in the figure, in the sub-control main process, it is determined whether or not the sub-side power-off flag (the flag that is turned on at the time of power-off) is ON and the contents of the
一方、判定結果がYESであれば(S4001でYES)、つまり、電断によりサブ側電源断フラグがONとなったがRAM94の内容が正常に保たれている場合には、続いて、RAMクリア通知コマンドを受信しているか否かを判定する(S4011)。RAMクリア通知コマンドを受信していれば(S4011でYES)、主制御基板80のRAM84はクリアされている。そのため、サブ制御基板90のRAM94をクリアして(S4002)、ステップS4003に進む。これに対して、RAMクリア通知コマンドを受信していなければ(S4011でNO)、RAM94をクリアすることなく、ステップS4003に進む。
On the other hand, if the determination result is YES (YES in S4001), that is, if the sub-side power-off flag is turned on due to power interruption, but the contents of the
ステップS4003では、その他の初期設定を行う。その他の初期設定では例えば、CPU92の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)等の設定等を行う。また、サブ側電源断フラグがONであればOFFにする。
In step S4003, other initial settings are performed. In other initial settings, for example, settings of the
ステップS4004では、割り込みを禁止する。次いで、乱数シード更新処理を実行する(S4005)。乱数シード更新処理(S4005)では、種々の演出決定用乱数カウンタの値を更新する。なお演出決定用乱数には、演出図柄を決定するための演出図柄決定用乱数、変動演出パターンを決定するための変動演出パターン決定用乱数、種々の予告演出を決定するための予告演出決定用乱数等がある。乱数の更新方法は、前述の主制御基板80が行う乱数更新処理と同様の方法をとることができる。更新に際して乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。これは、前述の主制御基板80が行う乱数更新処理においても同様である。 In step S4004, interrupts are prohibited. Next, random number seed update processing is executed (S4005). In the random number seed update process (S4005), the values of various effect determination random number counters are updated. It should be noted that the effect determination random number includes an effect design determination random number for determining the effect design, a change effect pattern determination random number for determining the change effect pattern, and a notice effect determination random number for determining various notification effects. Etc. The random number update method may be the same as the random number update process performed by the main control board 80 described above. Random values may not be added one by one at the time of update, but may be added two by two. The same applies to the random number update process performed by the main control board 80 described above.
乱数シード更新処理(S4005)が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4006)。コマンド送信処理(S4006)では、サブ制御基板90のRAM94内の出力バッファに格納されている各種のコマンドを、画像制御基板100に送信する。コマンドを受信した画像制御基板100は、コマンドに従い画像表示装置7を用いて各種の演出(変動演出や、オープニング演出、ラウンド演出およびエンディング演出からなる大当たり演出等)を実行する。なお、画像制御基板100による各種の演出の実行に伴ってサブ制御基板90は、音声制御基板106を介してスピーカ67から音声を出力したり、ランプ制御基板107を介して盤ランプ5、枠ランプ66、初期動作用ランプ65を発光させる。また、枠中継基板98を介して枠可動体600を駆動させたり、ランプ制御基板107を介して盤可動体15を駆動させたりする。演出制御用マイコン91は続いて、割り込みを許可する(S4007)。以降、ステップS4004〜S4007をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4008)、1msタイマ割り込み処理(S4009)および10msタイマ割り込み処理(S4010)の実行が可能となる。
When the random number seed update process (S4005) is completed, a command transmission process is executed (S4006). In the command transmission process (S4006), various commands stored in the output buffer in the
[受信割り込み処理]受信割り込み処理(S4008)では、図36に示すように、ストローブ信号(STB信号)がONか否か、即ち主制御基板80から送られたストローブ信号が演出制御用マイコン91の外部INT入力部に入力されたか否かを判定する(S4101)。そして、ストローブ信号がONでなければ処理を終え、ONであれば主制御基板80から送信されてきた各種のコマンドをRAM94の受信バッファに格納する(S4102)。この受信割り込み処理は、他の割り込み処理(S4009,S4010)に優先して実行される処理である。 [Reception Interrupt Process] In the reception interrupt process (S4008), as shown in FIG. It is determined whether or not it has been input to the external INT input unit (S4101). If the strobe signal is not ON, the processing is terminated, and if it is ON, various commands transmitted from the main control board 80 are stored in the reception buffer of the RAM 94 (S4102). This reception interrupt process is a process executed in preference to other interrupt processes (S4009, S4010).
[1msタイマ割り込み処理]1msタイマ割り込み処理(S4009)は、サブ制御基板90に1msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。図37に示すように、1msタイマ割り込み処理(S4009)ではまず、入力処理(S4201)を行う。入力処理(S4201)では、演出ボタン検出スイッチ63a(図9参照)、セレクトボタン検出スイッチ68a、枠可動体復帰ボタン検出スイッチ323aからの検知信号に基づいてスイッチデータ(エッジデータおよびレベルデータ)を作成する。
[1 ms Timer Interrupt Process] The 1 ms timer interrupt process (S4009) is executed each time an interrupt pulse with a 1 msec cycle is input to the sub-control board 90. As shown in FIG. 37, in the 1 ms timer interrupt process (S4009), an input process (S4201) is first performed. In the input process (S4201), switch data (edge data and level data) is created based on detection signals from the effect
続いて、ランプデータ出力処理(S4202)を行う。ランプデータ出力処理(S4202)では、演出に合うタイミングで盤ランプ5や枠ランプ66を発光させるべく、後述の10msタイマ割り込み処理におけるその他の処理(S4613)で作成したランプデータをランプ制御基板107に出力する。また朝ロゴモードが設定されたタイミングでは、盤ランプ5を特殊な発光態様で発光させるべく、後述の朝ロゴモード設定処理(S4703)でセットされたランプデータ(朝ロゴモード用ランプデータ)をランプ制御基板107に出力する。また盤可動体15及び枠可動体600の初期動作の実行中には、初期動作用ランプ65を発行させるべく、後述の初期動作処理(S4303)でセットされたランプデータ(初期動作用ランプデータ)をランプ制御基板107に出力する。このようにして、ランプデータに従って盤ランプ5、枠ランプ66、初期動作用ランプ65を所定の発光態様で発光させる。
Subsequently, lamp data output processing (S4202) is performed. In the lamp data output process (S4202), the lamp data created in the other process (S4613) in the 10 ms timer interrupt process (to be described later) is sent to the
次いで、後述する駆動制御処理(S4203)を行う。そして、ウォッチドッグタイマのリセット設定を行うウォッチドッグタイマ処理(S4204)を行って、本処理を終える。 Next, drive control processing (S4203) described later is performed. Then, the watchdog timer process (S4204) for setting the reset of the watchdog timer is performed, and this process is finished.
[駆動制御処理]駆動制御処理(S4203)は、盤可動体動作パターンデータ(盤可動体駆動データ、盤可動体復帰データ)に従って、盤可動体15を所定の動作態様で変位させたり、枠可動体動作パターンデータ(枠可動体駆動データ、枠可動体復帰データ)に従って、枠可動体600を所定の動作態様で変位させる処理である。図38に示すように、駆動制御処理(S4203)ではまず、後述する動作確認処理(S4301)を行う。動作確認処理(S4301)は、盤可動体15が動作位置又は待機位置にあるのか否かを確認すると共に、枠可動体600が突出位置又は収納位置にあるのか否かを確認する処理である。
[Driving control process] The driving control process (S4203) is the
ステップS4301の後、初期動作フラグがONであるか否かを判定する(S4302)。初期動作フラグは、後述するように、主制御基板80から電源投入コマンドを受信したときにONになるフラグである。初期動作フラグがONであれば(S4302でYES)、演出制御用マイコン91は、サブ制御基板90に実装されているRTC99からRTC情報を取得してRAM94に格納する(S4333)。RTC情報は、現時点の日時(日付及び時刻)を示す情報である。よって、取得したRTC情報により現時点が何時何分何秒であるかを把握することができる。RTC情報を取得した後、後述する初期動作処理(S4303)を実行する。一方、初期動作フラグがOFFであれば(S4302でNO)、ステップS4304に進む。
After step S4301, it is determined whether or not the initial operation flag is ON (S4302). As will be described later, the initial operation flag is a flag that is turned ON when a power-on command is received from the main control board 80. If the initial operation flag is ON (YES in S4302), the effect control microcomputer 91 acquires RTC information from the
ステップS4304では、盤可動体復帰データがRAM94の所定の復帰データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4304でNO)、盤可動体15の待機位置への復帰を行う必要がないため、ステップS4311に進む。一方、セットされていれば(S4304でYES)、次に盤可動体復帰中フラグがONされているか否かを判定する(S4305)。盤可動体復帰中フラグは、盤可動体15が動作位置から待機位置へ復帰する途中であることを示すフラグである。盤可動体復帰中フラグがONであれば(S4305でYES)、既に盤可動体15の待機位置への復帰が行われているため、ステップS4311に進む。
In step S4304, it is determined whether or not the panel movable body return data is set in a predetermined return data buffer of the
盤可動体復帰中フラグがONでなければ(S4305でNO)、盤可動体駆動中フラグがONであるか否かを判定する(S4306)。盤可動体駆動中フラグは、盤可動体15が待機位置から動作位置へ駆動する途中であることを示すフラグである。盤可動体駆動中フラグがONでなければ(S4306でNO)、ステップS4309に進む。一方、盤可動体駆動中フラグがONであれば(S4306でYES)、盤可動体15が既に駆動中であるにも拘わらず、盤可動体15を待機位置へ復帰させるために、盤可動体駆動データをクリアし(S4307)、盤可動体駆動中フラグをOFFして(S4308)、ステップS4309に進む。
If the panel movable body returning flag is not ON (NO in S4305), it is determined whether the panel movable body driving flag is ON (S4306). The panel movable body driving flag is a flag indicating that the panel
ステップS4309では、盤可動体復帰処理を行う。すなわち、セットされている盤可動体復帰データに基づいて、盤可動体15を待機位置へ復帰させる。そして、盤可動体復帰中フラグをONにして(S4310)、ステップS4311に進む。
In step S4309, a panel movable body return process is performed. That is, the
ステップS4311では、盤可動体駆動データがRAM94の所定の駆動データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4311でNO)、盤可動体15の動作位置への駆動を行う必要がないため、ステップS4318に進む。一方、セットされていれば(S4311でYES)、次に盤可動体駆動中フラグがONであるか否かを判定する(S4312)。盤可動体駆動中フラグがONであれば(S4312でYES)、既に盤可動体15の動作位置への駆動が行われているため、ステップS4318に進む。
In step S4311, it is determined whether or not the panel movable body drive data is set in a predetermined drive data buffer of the
盤可動体駆動中フラグがONでなければ(S4312でNO)、盤可動体復帰中フラグがONであるか否かを判定する(S4313)。盤可動体復帰中フラグがONでなければ(S4313でNO)、盤可動体駆動処理を行う(S4314)。すなわち、セットされている盤可動体駆動データに基づいて、盤可動体15を動作位置へ駆動させる。そして、盤可動体駆動中フラグをONにして(S4315)、ステップS4318に進む。
If the panel movable body driving flag is not ON (NO in S4312), it is determined whether or not the panel movable body returning flag is ON (S4313). If the panel movable body returning flag is not ON (NO in S4313), a panel movable body drive process is performed (S4314). That is, the board
一方、盤可動体復帰中フラグがONであれば(S4313でYES)、盤可動体15が既に復帰途中であるときに、盤可動体15を動作位置へ駆動させる駆動条件が成立したことになる。この場合には上述したように、盤可動体15の動作位置への駆動よりも、盤可動体15の待機位置への復帰を優先させるため、盤可動体駆動データをクリアし(S4316)、盤可動体駆動中フラグをOFFして(S4317)、ステップS4318に進む。これにより、復帰中の盤可動体15はそのまま待機位置に向かって復帰することになる。
On the other hand, if the panel movable body returning flag is ON (YES in S4313), the drive condition for driving the panel
図39に示すように、ステップS4318では、枠可動体駆動がONに設定されているか否かを判定する。すなわち、枠可動体駆動ON設定情報が記憶されているか否かを判定する。枠可動体駆動がONに設定されていなければ(S4318でNO)、枠可動体600が動作位置へ駆動することがないため、本処理を終える。一方、枠可動体駆動がONに設定されていれば(S4318でYES)、続いて、枠可動体復帰データがRAM94の所定の復帰データバッファにセットされているか否かを判定する(S4319)。セットされていなければ(S4319でNO)、枠可動体600の収納位置への復帰を行う必要がないため、ステップS4326に進む。一方、セットされていれば(S4319でYES)、次に枠可動体復帰中フラグがONであるか否かを判定する(S4320)。枠可動体復帰中フラグは、枠可動体600が突出位置から収納位置へ復帰する途中であることを示すフラグである。枠可動体復帰中フラグがONであれば(S4320でYES)、既に枠可動体600の収納位置への復帰が行われているため、ステップS4326に進む。
As shown in FIG. 39, in step S4318, it is determined whether or not the frame movable body drive is set to ON. That is, it is determined whether or not frame movable body drive ON setting information is stored. If the frame movable body drive is not set to ON (NO in S4318), the frame
枠可動体復帰中フラグがONでなければ(S4315でNO)、枠可動体駆動中フラグがONであるか否かを判定する(S4321)。枠可動体駆動中フラグは、枠可動体600が収納位置から突出位置へ駆動する途中であることを示すフラグである。枠可動体駆動中フラグがONでなければ(S4321でNO)、ステップS4324に進む。一方、枠可動体駆動中フラグがONであれば(S4321でYES)、枠可動体600が既に駆動途中であるにも拘わらず、枠可動体600を収納位置へ復帰させるために、枠可動体駆動データをクリアし(S4322)、枠可動体駆動中フラグをOFFして(S4323)、ステップS4324に進む。
If the frame movable body returning flag is not ON (NO in S4315), it is determined whether or not the frame movable body driving flag is ON (S4321). The frame movable body driving flag is a flag indicating that the frame
ステップS4324では、枠可動体復帰処理を行う。すなわち、セットされている枠可動体復帰データに基づいて、枠可動体600を収納位置へ復帰させる。そして、枠可動体復帰中フラグをONにして(S4325)、ステップS4326に進む。
In step S4324, frame movable body return processing is performed. That is, the frame
ステップS4326では、枠可動体駆動データがRAM94の所定の駆動データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4326でNO)、枠可動体600の突出位置への駆動を行う必要がないため、本処理を終える。一方、セットされていれば(S4326でYES)、次に枠可動体駆動中フラグがONされているか否かを判定する(S4327)。枠可動体駆動中フラグがONであれば(S4327でYES)、既に枠可動体600の突出位置への駆動が行われているため、本処理を終える。
In step S4326, it is determined whether frame movable body drive data is set in a predetermined drive data buffer of
枠可動体駆動中フラグがONでなければ(S4327でNO)、枠可動体復帰中フラグがONであるか否かを判定する(S4328)。枠可動体復帰中フラグがONでなければ(S4328でNO)、枠可動体駆動処理を行う(S4329)。すなわち、セットされている枠可動体駆動データに基づいて、枠可動体600を突出位置へ駆動させる。そして、枠可動体駆動中フラグをONにして(S4330)、本処理を終える。
If the frame movable body driving flag is not ON (NO in S4327), it is determined whether or not the frame movable body returning flag is ON (S4328). If the frame movable body returning flag is not ON (NO in S4328), frame movable body drive processing is performed (S4329). That is, the frame
一方、枠可動体復帰中フラグがONであれば(S4328でYES)、枠可動体600が既に復帰途中であるときに、枠可動体600を突出位置へ駆動させる駆動条件が成立したことになる。この場合には、盤可動体15の場合と同様に、枠可動体600の突出位置への駆動よりも、枠可動体600の収納位置への復帰を優先させるため、枠可動体駆動データをクリアし(S4331)、枠可動体駆動中フラグをOFFして(S4332)、本処理を終える。これにより、復帰中の枠可動体600はそのまま収納位置に向かって復帰することになる。
On the other hand, if the frame movable body returning flag is ON (YES in S4328), the drive condition for driving the frame
[動作確認処理]図40に示すように、動作確認処理(S4301)ではまず、盤可動体駆動データがRAM94の所定の駆動データバッファにセットされているか否かを判定する(S4401)。セットされていなければ(S4401でNO)、ステップS4405に進む。一方、セットされていれば(S4401でYES)、動作位置検出センサ64bがONであるか否かを判定する(S4402)。即ち、盤可動体15が動作位置にあるか否かを判定する。動作位置検出センサ64bがONでなければ(S4402でNO)、未だ盤可動体15が駆動中であるため、ステップS4405に進む。動作位置検出センサ64bがONであれば(S4402でYES)、盤可動体駆動中フラグをOFFし(S4403)、盤可動体駆動データをクリアして(S4404)、ステップS4405に進む。
[Operation Confirmation Process] As shown in FIG. 40, in the operation confirmation process (S4301), it is first determined whether or not the movable panel drive data is set in a predetermined drive data buffer of the RAM 94 (S4401). If not set (NO in S4401), the process proceeds to step S4405. On the other hand, if it is set (YES in S4401), it is determined whether or not the operation
ステップS4405では、盤可動体復帰データがRAM94の所定の復帰データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4405でNO)、ステップS4409に進む。一方、セットされていれば(S4405でYES)、待機位置検出センサ64aがONであるか否かを判定する(S4406)。即ち、盤可動体15が待機位置にあるか否かを判定する。待機位置検出センサ64aがONでなければ(S4406でNO)、未だ盤可動体15が復帰中であるため、ステップS4409に進む。待機位置検出センサ64aがONであれば(S4406でYES)、盤可動体復帰中フラグをOFFし(S4407)、盤可動体復帰データをクリアして(S4408)、ステップS4409に進む。
In step S4405, it is determined whether or not the panel movable body return data is set in a predetermined return data buffer of the
図41に示すように、ステップS4409では、枠可動体駆動データがRAM94の所定の駆動データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4409でNO)、ステップS4413に進む。一方、セットされていれば(S4409でYES)、突出位置検出センサがONであるか否かを判定する(S4410)。即ち、枠可動体600が突出位置にあるか否かを判定する。突出位置検出センサがONでなければ(S4410でNO)、未だ枠可動体600が駆動中であるため、ステップS4413に進む。突出位置検出センサがONであれば(S4410でYES)、枠可動体駆動中フラグをOFFし(S4411)、枠可動体駆動データをクリアして(S4412)、ステップS4413に進む。
As shown in FIG. 41, in step S4409, it is determined whether or not the frame movable body drive data is set in a predetermined drive data buffer of the
ステップS4413では、枠可動体復帰データがRAM94の所定の復帰データバッファにセットされているか否かを判定する。セットされていなければ(S4413でNO)、本処理を終える。一方、セットされていれば(S4413でYES)、収納位置検出センサがONであるか否かを判定する(S4414)。即ち、枠可動体600が収納位置にあるか否かを判定する。収納位置検出センサがONでなければ(S4414でNO)、未だ枠可動体600が復帰中であるため、本処理を終える。収納位置検出センサがONであれば(S4414でYES)、枠可動体復帰中フラグをOFFし(S4415)、枠可動体復帰データをクリアして(S4416)、本処理を終える。
In step S4413, it is determined whether the frame movable body return data is set in a predetermined return data buffer of the
[初期動作処理]初期動作処理(S4303)は、演出可動体(盤可動体15及び枠可動体600)の初期動作を行うための処理である。図42に示すように、初期動作処理(S4303)ではまず、初期動作用ランプデータをRAM94の所定のランプデータバッファにセットする(S4501)。これにより、初期動作用ランプ65が点灯(発光)して、演出可動体の初期動作が開始されたことが報知される。次に、盤可動体原点位置確認フラグがONであるか否かを判定する(S4502)。盤可動体原点位置確認フラグは、盤可動体15の初期動作で盤可動体15が待機位置(原点位置)にあることが確認されたことを示すフラグである。
[Initial Operation Process] The initial operation process (S4303) is a process for performing an initial operation of the production movable body (the
盤可動体原点位置確認フラグがONであれば(S4502でYES)、ステップS4510に進む。一方、盤可動体原点位置確認フラグがONでなければ(S4502でNO)、待機位置検出センサ64aがONであるか否かを判定する(S4503)。待機位置検出センサ64aがONでなければ(S4503でNO)、盤可動体15が待機位置にいないため、盤可動体復帰処理を行う(S4509)。盤可動体復帰処理(S4509)は、盤可動体15が待機位置へ復帰するように作動させる処理である。ステップS4503で待機位置検出センサ64aがONであれば、盤可動体15が待機位置(原点位置)にあることが確認されたことになり、ステップS4504に進む。
If the panel movable body origin position confirmation flag is ON (YES in S4502), the process proceeds to step S4510. On the other hand, if the panel movable body origin position confirmation flag is not ON (NO in S4502), it is determined whether or not the standby
ステップS4504では、朝ロゴ演出がONに設定されているか否か、即ち朝ロゴ演出ON設定情報がセットされているかを判定する。朝ロゴ演出がONに設定されていなければ(S4504でNO)、ステップS4507に進む。朝ロゴ演出がONに設定されていれば(S4504でYES)、次にRAM94に格納されているRTC情報に基づいて、現時点での時刻が朝ロゴモード設定期間(5時から12時までの間)であるか否かを判定する(S4505)。朝ロゴモード設定期間でなければ(S4505でNO)、ステップS4507に進む。一方、朝ロゴモード設定期間であれば(S4505でYES)、ステップS4506に進む。
In step S4504, it is determined whether the morning logo effect is set to ON, that is, whether the morning logo effect ON setting information is set. If the morning logo production is not set to ON (NO in S4504), the process proceeds to step S4507. If the morning logo production is set to ON (YES in S4504), the current time is based on the RTC information stored in the
ステップS4506では、朝ロゴ用盤可動体初期動作処理を行って、ステップS4508に進む。朝ロゴ用盤可動体初期動作処理(S4506)は、朝ロゴ用盤可動体初期動作データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットすることにより、盤可動体15が動作位置への駆動⇒待機位置への復帰⇒動作位置への駆動⇒動作位置での維持を行うように作動させる処理である。一方ステップS4507では、通常盤可動体初期動作処理を行って(S4507)、ステップS4508に進む。通常盤可動体初期動作処理(S4507)は、通常盤可動体初期動作データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットすることにより、盤可動体15が動作位置への駆動⇒待機位置への復帰を行うように作動させる処理である。ステップS4508では、盤可動体原点位置確認フラグをONにして、ステップS4510に進む。
In step S4506, morning logo board movable body initial operation processing is performed, and the flow proceeds to step S4508. In the morning logo panel movable body initial operation process (S4506), the morning logo panel movable body initial operation data is set in a predetermined drive data buffer of the
図43に示すように、ステップS4510では、枠可動体原点位置確認フラグがONであるか否かを判定する。枠可動体原点位置確認フラグは、枠可動体600の初期動作で枠可動体600が収納位置(原点位置)にあることが確認されたことを示すフラグである。枠可動体原点位置確認フラグがONでなければ(S4510でNO)、収納位置検出センサがONであるか否かを判定する(S4511)。収納位置検出センサがONでなければ(S4511でNO)、枠可動体600が収納位置にいないため、枠可動体復帰処理を行う(S4518)。枠可動体復帰処理(S4518)は、枠可動体600が収納位置へ復帰するように作動させる処理である。ステップS4511で収納位置検出センサがONであれば、枠可動体600が収納位置(原点位置)にあることが確認されたことになり、ステップS4512に進む。
As shown in FIG. 43, in step S4510, it is determined whether the frame movable body origin position confirmation flag is ON. The frame movable body origin position confirmation flag is a flag indicating that the frame
ステップS4512では、朝ロゴ演出がONに設定されているか否かを判定する。朝ロゴ演出がONに設定されていなければ(S4512でNO)、ステップS4516に進む。朝ロゴ演出がONに設定されていれば(S4512でYES)、次にRAM94に格納されているRTC情報に基づいて、現時点での時刻が朝ロゴモード設定期間(5時から12時までの間)であるか否かを判定する(S4513)。朝ロゴモード設定期間でなければ(S4513でNO)、ステップS4516に進む。一方、朝ロゴモード設定期間であれば(S4513でYES)、続いて枠可動体駆動がONに設定されているか否か、即ち枠可動体駆動ON設定情報がセットされているか否かを判定する(S4514)。枠可動体駆動がONに設定されていれば(S4514でYES)、ステップS4515に進む。一方、枠可動体駆動がONに設定されていなければ(S4514でNO)、ステップS4516に進む。 In step S4512, it is determined whether or not the morning logo effect is set to ON. If the morning logo production is not set to ON (NO in S4512), the process proceeds to step S4516. If the morning logo production is set to ON (YES in S4512), the current time is set to the morning logo mode setting period (between 5 o'clock and 12 o'clock) based on the RTC information stored in the RAM 94. ) Is determined (S4513). If it is not the morning logo mode setting period (NO in S4513), the process proceeds to step S4516. On the other hand, if it is the morning logo mode setting period (YES in S4513), it is subsequently determined whether or not the frame movable body drive is set to ON, that is, whether or not the frame movable body drive ON setting information is set. (S4514). If frame movable body drive is set to ON (YES in S4514), the process proceeds to step S4515. On the other hand, if the frame movable body drive is not set to ON (NO in S4514), the process proceeds to step S4516.
ステップS4515では、朝ロゴ用枠可動体初期動作処理を行って、ステップS4517に進む。朝ロゴ用枠可動体初期動作処理(S4515)は、朝ロゴ用枠可動体初期動作データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットすることにより、枠可動体600が突出位置への駆動⇒収納位置への復帰⇒突出位置への駆動⇒突出位置での維持を行うように作動させる処理である。一方ステップS4516では、通常枠可動体初期動作処理を行って、ステップS4517に進む。通常枠可動体初期動作処理(S4516)は、通常枠可動体初期動作データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットすることにより、枠可動体600が突出位置への駆動⇒収納位置への復帰を行うように作動させる処理である。ステップS4517では、枠可動体原点位置確認フラグをONにして、本処理を終える。
In step S4515, morning logo frame movable body initial operation processing is performed, and the flow proceeds to step S4517. In the morning logo frame movable body initial operation process (S4515), the morning logo frame movable body initial operation data is set in a predetermined drive data buffer of the
またステップS4510で枠可動体原点位置確認フラグがONであれば、次に盤可動体原点位置確認フラグがONであるか否かを判定する(S4519)。ONでなければ(S4519でNO)、本処理を終える。ONであれば(S4519でYES)、演出可動体の初期動作が終了したか否かを判定する(S4520)。つまり、朝ロゴ用盤可動体初期動作処理(S4506)又は通常盤可動体初期動作処理(S4507)のいずれかが終了し、且つ朝ロゴ用枠可動体初期動作処理(S4515)又は通常枠可動体初期動作処理(S4516)のいずれかが終了したか否かを判定する。演出可動体の初期動作が終了していなければ(S4520でNO)、本処理を終える。 If the frame movable body origin position confirmation flag is ON in step S4510, it is next determined whether or not the panel movable body origin position confirmation flag is ON (S4519). If it is not ON (NO in S4519), this process ends. If it is ON (YES in S4519), it is determined whether or not the initial operation of the effect movable body has ended (S4520). That is, either the morning logo panel movable body initial operation process (S4506) or the normal panel movable body initial operation process (S4507) ends, and the morning logo frame movable body initial operation process (S4515) or the normal frame movable body. It is determined whether any of the initial operation processing (S4516) has been completed. If the initial operation of the effect movable body is not completed (NO in S4520), the process is terminated.
一方、演出可動体の初期動作が終了していれば(S4520でYES)、初期動作フラグをOFFする(S4521)。そして、盤可動体原点位置確認フラグをOFFし(S4522)、枠可動体原点位置確認フラグをOFFする(S4523)。更に、初期動作用ランプデータをクリアして(S4524)、本処理を終える。これにより、初期動作用ランプ65が消灯して、演出可動体の初期動作が終了したことが報知される。つまり、演出可動体の初期動作は、初期動作用ランプ65が点灯してから消灯するまでの演出可動体(盤可動体15、枠可動体600)の一連の動作となっている。
On the other hand, if the initial operation of the effect movable body is completed (YES in S4520), the initial operation flag is turned OFF (S4521). Then, the panel movable body origin position confirmation flag is turned off (S4522), and the frame movable body origin position confirmation flag is turned off (S4523). Further, the initial operation lamp data is cleared (S4524), and this process is terminated. Thereby, the
[10msタイマ割り込み処理]10msタイマ割り込み処理(S4010)は、サブ制御基板90に10msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。図44に示すように、10msタイマ割り込み処理(S4010)では、後述する受信コマンド解析処理(S4601)、変動演出中止処理(S4602)、発展タイミング管理処理(S4603)、当選報知タイミング管理処理(S4604)、終了時間管理処理(S4605)を行う。 [10 ms Timer Interrupt Processing] The 10 ms timer interrupt processing (S4010) is executed every time an interrupt pulse with a 10 msec cycle is input to the sub-control board 90. As shown in FIG. 44, in the 10 ms timer interrupt process (S4010), a received command analysis process (S4601), a change effect stop process (S4602), an expansion timing management process (S4603), and a winning notification timing management process (S4604) described later. Then, end time management processing (S4605) is performed.
続いて、1msタイマ割り込み処理で作成したスイッチデータを10msタイマ割り込み処理用のスイッチデータとしてRAM94に格納するスイッチ状態取得処理を行う(S4606)。そして、後述するスイッチ処理(S4607)、初期機能設定処理(S4608)、携帯端末連係機能設定処理(S4609)を行う。
Subsequently, switch state acquisition processing is performed in which the switch data created in the 1 ms timer interrupt processing is stored in the
続いて、音声制御処理(S4610)を行う。音声制御処理(S4610)では、後述するその他の処理(S4613)で作成した音声データ(スピーカ67から音声の出力を制御するデータ)を音声制御基板106に出力したり、音声演出の時間管理等を行う。これにより、実行する演出に合った音声がスピーカ67から出力される。また朝ロゴモードが設定されたタイミングでは、本パチンコ遊技機1のメインテーマ曲をスピーカ67で流すべく、後述の朝ロゴモード設定処理(S4703)でセットされた朝ロゴ用音声データを音声制御基板106に出力する。
Subsequently, voice control processing (S4610) is performed. In the audio control process (S4610), the audio data (data for controlling the audio output from the speaker 67) created in the other process (S4613) to be described later is output to the
続いて、後述する客待ち演出処理(S4611)、設定音量変更処理(S4612)を行う。その後、演出制御用マイコン91は、ランプデータを作成したり、音声データを作成したり、各種の演出決定用乱数を更新したりするなどのその他の処理を実行する(S4313)。 Subsequently, a customer waiting effect process (S4611) and a set volume change process (S4612) described later are performed. Thereafter, the effect control microcomputer 91 executes other processes such as creating lamp data, creating sound data, and updating various effect determining random numbers (S4313).
[受信コマンド解析処理]図45に示すように、受信コマンド解析処理(S4601)ではまず、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から電源投入コマンドを受信したか否か判定し(S4701)、受信していれば初期動作フラグをONにして(S4702)、後述する朝ロゴモード設定処理を行う(S4703)。 [Reception Command Analysis Processing] As shown in FIG. 45, in the reception command analysis processing (S4601), the effect control microcomputer 91 first determines whether or not a power-on command has been received from the main control board 80 (S4701). If it is received, the initial operation flag is turned ON (S4702), and morning logo mode setting processing described later is performed (S4703).
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から変動開始コマンドを受信したか否かを判定し(S4704)、受信していれば後述する変動演出開始処理を行う(S4705)。 Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not a variation start command has been received from the main control board 80 (S4704), and if received, performs a variation effect start process described later (S4705).
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から変動停止コマンドを受信したか否か判定し(S4706)、受信していれば後述する変動演出終了処理を行う(S4707)。 Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not a change stop command has been received from the main control board 80 (S4706), and if received, performs a change effect end process to be described later (S4707).
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80からオープニングコマンドを受信したか否か判定し(S4708)、受信していればオープニング演出選択処理を行う(S4709)。オープニング演出選択処理(S4709)では、オープニングコマンドを解析して、その解析結果に基づいて、大当たり遊技のオープニング中に実行するオープニング演出のパターン(内容)を選択する。そして、選択したオープニング演出パターンにてオープニング演出を開始するためのオープニング演出開始コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。
Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not an opening command has been received from the main control board 80 (S4708), and if received, performs an opening effect selection process (S4709). In the opening effect selection process (S4709), the opening command is analyzed, and an opening effect pattern (contents) to be executed during the opening of the jackpot game is selected based on the analysis result. Then, an opening effect start command for starting the opening effect with the selected opening effect pattern is set in the output buffer of the
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80からラウンド指定コマンドを受信したか否か判定し(S4710)、受信していればラウンド演出選択処理を行う(S4711)。ラウンド演出選択処理(S4711)では、ラウンド指定コマンドを解析して、その解析結果に基づいて、大当たり遊技のラウンド遊技中に実行するラウンド演出のパターン(内容)を選択する。そして、選択したラウンド演出パターンにてラウンド演出を開始するためのラウンド演出開始コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。
Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not a round designation command is received from the main control board 80 (S4710), and if received, performs a round effect selection process (S4711). In the round effect selection process (S4711), the round designation command is analyzed, and the pattern (contents) of the round effect to be executed during the round game of the jackpot game is selected based on the analysis result. Then, a round effect start command for starting the round effect with the selected round effect pattern is set in the output buffer of the
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80からエンディングコマンドを受信したか否か判定し(S4712)、受信していればエンディング演出選択処理を行う(S4713)。エンディング演出選択処理(S4413)では、エンディングコマンドを解析して、その解析結果に基づいて、大当たり遊技のエンディング中に実行するエンディング演出のパターン(内容)を選択する。そして、選択したエンディング演出パターンにてエンディング演出を開始するためのエンディング演出開始コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。
Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not an ending command has been received from the main control board 80 (S4712), and if received, performs an ending effect selection process (S4713). In the ending effect selection process (S4413), the ending command is analyzed, and the ending effect pattern (contents) to be executed during the jackpot game ending is selected based on the analysis result. Then, an ending effect start command for starting the ending effect with the selected ending effect pattern is set in the output buffer of the
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から客待ちコマンドを受信したか否か判定し(S4714)、受信していれば後述する客待ち開始処理を行う(S4715)。 Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not a customer wait command has been received from the main control board 80 (S4714), and if received, performs a customer wait start process described later (S4715).
続いて、演出制御用マイコン91は、主制御基板80からV通過コマンドを受信したか否か判定し(S4716)、受信していればV通過報知演出開始処理を行う(S4717)。V通過報知演出開始処理では、V通過報知演出を開始するためのV通過報知演出開始コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。V通過報知演出とは、V通過(特定領域39への通過)があったことを遊技者に報知するための演出である。
Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not a V pass command has been received from the main control board 80 (S4716), and if received, performs a V pass notification effect start process (S4717). In the V pass notification effect start process, a V pass notification effect start command for starting the V pass notification effect is set in the output buffer of the
続いて、その他の処理(S4718)として上記のコマンド以外の受信コマンド(例えば、上述したステップS413でセットされた普通図柄変動停止コマンド)に基づく処理を行って、受信コマンド解析処理を終える。 Subsequently, as other processing (S4718), processing based on a received command other than the above command (for example, the normal symbol variation stop command set in step S413 described above) is performed, and the received command analysis processing is completed.
[朝ロゴモード設定処理]図46に示すように、朝ロゴモード設定処理(S4703)ではまず、演出制御用マイコン91は、サブ制御基板90に実装されているRTC99からRTC情報を取得してRAM94に格納する(S4801)。次に、朝ロゴ演出がONに設定されているか否かを判定する(S4802)。ONに設定されていなければ(S4802でNO)、ステップS4808に進む。ONに設定されていれば(S4802でYES)、RAM94に格納したRTC情報に基づいて現時点での時刻が朝ロゴモード設定期間(5時から12時までの間)であるか否かを判定する(S4803)。朝ロゴモード設定期間でなければ(S4803でNO)、ステップS4808に進む。
[Morning Logo Mode Setting Process] As shown in FIG. 46, in the morning logo mode setting process (S4703), the effect control microcomputer 91 first obtains the RTC information from the
一方、朝ロゴモード設定期間であれば(S4803でYES)、モードフラグに「2」をセットして(S4804)、ステップS4805に進む。モードフラグは設定されている演出モードを示すフラグであり、モードフラグの値が「1」であれば「通常モード」であり、モードフラグの値が「2」であれば「朝ロゴモード」であることを示している。なおモードフラグの初期設定は「1」である。こうして演出制御用マイコン91は、朝ロゴ演出がONに設定されていて、電源投入コマンドを受信したタイミングが5時から12時までの間であれば、モードフラグに「2」をセットして、朝ロゴモードに設定することになる。 On the other hand, if it is the morning logo mode setting period (YES in S4803), the mode flag is set to “2” (S4804), and the process proceeds to step S4805. The mode flag is a flag indicating the set production mode. If the mode flag value is “1”, it is “normal mode”, and if the mode flag value is “2”, it is “morning logo mode”. It shows that there is. The initial setting of the mode flag is “1”. Thus, if the morning logo production is set to ON and the timing when the power-on command is received is between 5 o'clock and 12 o'clock, the production control microcomputer 91 sets “2” in the mode flag, The morning logo mode will be set.
ステップS4805では、演出制御用マイコン91は、ROM93に予め記憶されている朝ロゴ用ランプデータを読み出して、その朝ロゴ用ランプデータをRAM94の所定のランプデータバッファにセットする。これにより、盤ランプ5は特殊な発光態様で発光する。なおセットされた朝ロゴ用ランプデータがランプデータバッファからクリアされない限り、盤ランプ5が特殊な発光態様で発光し続ける。
In step S4805, the effect control microcomputer 91 reads the morning logo lamp data stored in the
続いてステップS4806では、演出制御用マイコン91は、ROM93に予め記憶されている朝ロゴ用音声データを読み出して、その朝ロゴ用音声データをRAM94の所定の音声データバッファにセットする。これにより、スピーカ67から本パチンコ遊技機1のメインテーマ曲が流れる。なおセットされた朝ロゴ用音声データが音声データバッファからクリアされない限り、本パチンコ遊技機1のメインテーマ曲が繰り返し流される。
Subsequently, in step S4806, the effect control microcomputer 91 reads the morning logo audio data stored in advance in the
そしてステップS4807では、残変動回数カウンタに「10」をセットして、本処理を終える。残変動回数カウンタは、朝ロゴモードに設定されてから特別図柄の変動表示が行われた回数をカウントするためのものである。本形態では朝ロゴモードに設定されてから特別図柄の変動表示が10回行われると、残変動回数カウンタの値が「0」になるようにしている。 In step S4807, “10” is set in the remaining fluctuation number counter, and the present process ends. The remaining fluctuation count counter is for counting the number of times the special symbol fluctuation display has been performed since the morning logo mode was set. In this embodiment, when the special symbol variation display is performed ten times after the morning logo mode is set, the value of the remaining variation counter is set to “0”.
一方、ステップS4802又はS4803でNOと判定されれば、ステップS4504〜S4507の処理を行うことなく、背景表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S4808)、本処理を終える。背景表示コマンドがコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御基板100のCPU102は、所定の背景画像を表示画面7aに表示する。こうして電源が投入されたときに朝ロゴモードに設定されない場合には、表示画面7aに何も表示されないのを回避すべく、所定の背景画像が表示される。一方、朝ロゴモードに設定される場合には、表示画面7aに何も表示されないことになる。
On the other hand, if NO is determined in step S4802 or S4803, the background display command is set in the output buffer of the
[変動演出開始処理]図47に示すように、変動演出開始処理(S4705)ではまず、演出制御用マイコン91は、変動開始コマンドを解析する(S4901)。変動開始コマンドには、特図2変動パターン選択処理(S1403)でセットされた変動パターンの情報、又は、特図1変動パターン選択処理(S1409)でセットされた変動パターンの情報が含まれている。なお、ここで演出制御用マイコン91が取得した変動パターンの情報は、これ以降に実行する処理においても適宜利用可能である。 [Variation Effect Start Process] As shown in FIG. 47, in the change effect start process (S4705), the effect control microcomputer 91 first analyzes the change start command (S4901). The fluctuation start command includes information on the fluctuation pattern set in the special figure 2 fluctuation pattern selection process (S1403) or information on the fluctuation pattern set in the special figure 1 fluctuation pattern selection process (S1409). . It should be noted that the information on the variation pattern acquired by the effect control microcomputer 91 can be used as appropriate in subsequent processing.
続いて、演出制御用マイコン91は、モードフラグの値が「2」であるか否かを判定する(S4902)。モードフラグの値が「2」であれば(S4902でYES)、朝ロゴモードの設定中であるため、後述する盤可動体復帰確認処理(S4903)を行って、ステップS4906に進む。盤可動体復帰確認処理(S4903)は、朝ロゴモードの設定中で盤可動体15が動作位置にいない状態で、変動演出が開始された場合又は客待ち演出の選択待機画像T2の表示開始タイミングになった場合に、盤可動体15を動作位置に駆動させる処理である。
Subsequently, the effect control microcomputer 91 determines whether or not the value of the mode flag is “2” (S4902). If the value of the mode flag is “2” (YES in S4902), the morning logo mode is being set, so a panel movable body return confirmation process (S4903) described later is performed, and the process proceeds to step S4906. The board movable body return confirmation processing (S4903) is a display start timing of the selection waiting image T2 of the waiting effect when the variable effect is started in the state where the morning movable logo mode is set and the panel
モードフラグの値が「2」でなければ(S4902でNO)、終了時間到達フラグがONであるか否かを判定する(S4904)。終了時間到達フラグは、朝ロゴモード終了時間である12時に到達したことを示すフラグである。終了時間到達フラグがONでなければ(S4904でNO)、ステップS4906に進み、終了時間到達フラグがONであれば(S4904でYES)、後述する朝ロゴモード終了処理を行って(S4905)、ステップS4906に進む。 If the value of the mode flag is not “2” (NO in S4902), it is determined whether or not the end time arrival flag is ON (S4904). The end time arrival flag is a flag indicating that the morning logo mode end time has reached 12 o'clock. If the end time arrival flag is not ON (NO in S4904), the process proceeds to step S4906, and if the end time arrival flag is ON (YES in S4904), morning logo mode end processing described later is performed (S4905), step Proceed to S4906.
ステップS4906では、後述する変動演出パターン選択処理を行う。そして、選択した変動演出パターンにて変動演出を開始するための変動演出開始コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S4907)。続いて、客待ち演出中フラグがONであるか否かを判定する(S4908)。客待ち演出中フラグは、客待ち演出の実行中であることを示すフラグである。なお朝ロゴモードの設定中では、待機画像(通常待機画像T1、選択待機画像T2、ホールコード対応画像T3、新規登録画像T4、デモ画像T5)が表示されることはないが、演出制御用マイコン91は客待ち演出の実行中であるか否かは判断している。客待ち演出中フラグがONであれば(S4908でYES)、客待ち演出中フラグをOFFして(S4909)、本処理を終える。 In step S4906, a variation effect pattern selection process described later is performed. Then, a change effect start command for starting the change effect with the selected change effect pattern is set in the output buffer of the RAM 94 (S4907). Subsequently, it is determined whether or not the customer waiting effect flag is ON (S4908). The customer waiting effect flag is a flag indicating that the customer waiting effect is being executed. While the morning logo mode is being set, standby images (normal standby image T1, selection standby image T2, hall code corresponding image T3, newly registered image T4, demo image T5) are not displayed, but the effect control microcomputer 91 determines whether or not the customer waiting effect is being executed. If the customer waiting effect flag is ON (YES in S4908), the customer waiting effect flag is turned OFF (S4909), and the process ends.
[盤可動体復帰確認処理]盤可動体復帰確認処理は、上述した変動演出開始処理(S4705)の中の一処理(S4903)である他に、後述する客待ち演出処理(S4611)の中の一処理(S7209)でもあるため、以下にまとめて説明する。図48に示すように、演出制御用マイコン91はまず、動作位置検出センサ64bがONであるか否かを判定する(S5001)。動作位置センサがONでなければ(S5001でNO)、盤可動体15が待機位置に復帰している、又は待機位置と動作位置との間にいるため、盤可動体15を動作位置へ駆動させるべく、盤可動体駆動データをセットする(S5002)。これにより、朝ロゴモードの設定中に、動作位置にいない盤可動体15が動作位置へ駆動されることになる。
[Vehicle movable body return confirmation process] The board movable body return confirmation process is a process (S4903) in the above-described variation effect start process (S4705), and in a customer waiting effect process (S4611) described later. Since this is also one process (S7209), it will be described collectively below. As shown in FIG. 48, the production control microcomputer 91 first determines whether or not the operation
[朝ロゴモード終了処理]朝ロゴモード終了処理は、上述した変動演出開始処理(S4705)の中の一処理(S4905)である他に、後述する変動演出終了処理(S4707)の中の一処理(5206)、後述する発展タイミング管理処理(S4603)の中の一処理(S6204)、後述する当選報知タイミング管理処理(S4604)の中の一処理(S6304)、後述する客待ち演出(S4611)の中の各処理(S7214)(S7223)(S7232)でもあるため、以下にまとめて説明する。図49に示すように、演出制御用マイコン91はまず、モードフラグに「1」をセットする(S6001)。これにより朝ロゴモードから通常モードに変更される。次に、盤可動体復帰データをRAM94の所定の復帰データバッファにセットする(S6002)。これにより、盤可動体15は動作位置から待機位置へ復帰する。
[Morning logo mode end process] The morning logo mode end process is one process (S4905) in the above-described change effect start process (S4705), and one process in the change effect end process (S4707) described later. (5206), one process (S6204) in the development timing management process (S4603) to be described later, one process (S6304) in the winning notification timing management process (S4604) to be described later, and a customer waiting effect (S4611) to be described later Since these processes are also (S7214), (S7223), and (S7232), they will be collectively described below. As shown in FIG. 49, the production control microcomputer 91 first sets “1” to the mode flag (S6001). As a result, the morning logo mode is changed to the normal mode. Next, the panel movable body return data is set in a predetermined return data buffer of the RAM 94 (S6002). Thereby, the board
続いて、枠可動体復帰データをRAM94の所定の復帰データバッファにセットする(S6003)。これにより、枠可動体600は突出位置から収納位置へ復帰する。そして、RAM94の所定のランプデータバッファにセットされている朝ロゴ用ランプデータをクリアする(S6004)。これにより、盤ランプ5が特殊な発光態様で発光しなくなる。最後に、RAM94の所定の音声データバッファにセットされている朝ロゴ用音声データをクリアする(S6005)。これにより、スピーカ67から本パチンコ遊技機1のメインテーマ曲が流されなくなる。
Subsequently, the frame movable body return data is set in a predetermined return data buffer of the RAM 94 (S6003). Thereby, the frame
[変動演出パターン選択処理]図50に示すように、変動演出パターン選択処理(S4906)ではまず、演出制御用マイコン91は、モードフラグの値が「2」であるか否かを判定する(S5101)。モードフラグの値が「2」でなければ(S5101でNO)、通常モードに設定されていることになり、中央用変動演出パターンを選択する(S5102)。中央用変動演出パターンとは、表示画面7aの中央部領域7bで実行される演出図柄8(図5(A)参照)の変動演出(中央用変動演出)における演出パターンである。具体的にステップS5102においては、変動演出パターン決定用乱数の取得及び判定や、演出決定用乱数の取得及び判定等が行われ、いわゆるステップアップ予告演出やチャンスアップ予告演出などの予告演出の内容や、停止表示する演出図柄8の組み合わせなどを含めて、中央用変動演出としてどのような演出を行うかが決定される。なお携帯端末連係機能の利用によりパスワードが入力されていれば(図72(D)参照)、ステップS5102でパスワードの入力に応じた特別な中央用変動演出パターンが選択され得るようになる。
[Variation Effect Pattern Selection Processing] As shown in FIG. 50, in the variation effect pattern selection processing (S4906), the effect control microcomputer 91 first determines whether or not the value of the mode flag is “2” (S5101). ). If the value of the mode flag is not “2” (NO in S5101), it means that the normal mode is set, and the central variation effect pattern is selected (S5102). The center variation effect pattern is an effect pattern in the variation effect (center variation effect) of the effect symbol 8 (see FIG. 5A) executed in the
ステップS5102に続いて、ステップS5103では、左上用変動演出パターンを選択する。左上用変動演出パターンとは、表示画面7aの左上部領域7cで実行される左上用演出図柄12(図5(A)参照)の変動演出(左上用変動演出)における演出パターンである。なお、ステップS5103で決定される左上用演出図柄12が示す数字図柄と、ステップS5102で決定される中央用演出図柄8が示す数字図柄とは同じになる。こうして通常モードに設定されているときに、中央用変動演出パターン及び左上用変動演出パターンにて変動演出を開始するための変動演出開始コマンドがセットされると(S4907)、中央用変動演出及び左上用変動演出が実行されることになる。ステップS5103の後、図51に示すステップS5121に進むが、ステップS5221以降の処理のついては後述する。
Subsequent to step S5102, in step S5103, the upper left variation effect pattern is selected. The upper left variation effect pattern is an effect pattern in the variation effect (upper left variation effect) of the upper left effect symbol 12 (see FIG. 5A) executed in the upper
ステップS5101でモードフラグの値が「2」であれば(S5101でYES)、朝ロゴモードに設定されていることになり、ステップS4601で変動開始コマンドにより取得した変動パターンが、SPリーチB(図14参照)の実行を示すものであるか否かを判定する(S5104)。即ち、変動パターンP2,P5,P12,P15のいずれかであるか否かを判定する。後述するように、本形態では朝ロゴモードの設定中に、SPリーチBの実行を示す変動パターンP2,P5,P12,P15が決定されている場合に限って、SPリーチBに換えて特殊SPリーチを実行するようになっている。 If the value of the mode flag is “2” in step S5101 (YES in S5101), it means that the morning logo mode is set, and the fluctuation pattern acquired by the fluctuation start command in step S4601 is SP reach B (FIG. 14) is determined (S5104). That is, it is determined whether or not the variation pattern is P2, P5, P12, or P15. As will be described later, in this embodiment, the special SP is used instead of SP reach B only when the fluctuation patterns P2, P5, P12, and P15 indicating execution of SP reach B are determined during the setting of the morning logo mode. Reach is to be executed.
ステップS5104でSPリーチBの実行を示す変動パターンP2,P5,P12,P15でなければ、次に大当たり当選を示す変動パターン(具体的には変動パターンP1,P3,P11,P13,P31,P41)であるか否かを判定する(S5105)。大当たり当選を示す変動パターンであれば(S5105でYES)、当選報知フラグをONにする(S5106)。当選報知フラグは、当選報知演出に係る変動演出の実行中であることを示すフラグでる。そして、残時間タイマの値に当選報知タイミングまでの時間をセットすると共に(S5107)、当選報知演出パターンを選択して(S5108)、ステップS5109に進む。当選報知タイミングまでの時間とは、変動演出の実行開始から上述した当選報知演出(図67(B)参照)の実行開始までの時間であり、本形態では35秒に設定される。一方、ステップS5105で大当たり当選を示す変動パターンでなければ、ステップS5109に進む。 Unless the fluctuation pattern P2, P5, P12, P15 indicating execution of SP reach B in step S5104, the fluctuation pattern indicating the next jackpot winning (specifically, the fluctuation patterns P1, P3, P11, P13, P31, P41) It is determined whether or not (S5105). If the variation pattern indicates a big win (YES in S5105), the winning notification flag is turned ON (S5106). The winning notification flag is a flag indicating that the variation effect related to the winning notification effect is being executed. Then, the time until the winning notification timing is set as the value of the remaining time timer (S5107), the winning notification effect pattern is selected (S5108), and the process proceeds to step S5109. The time until the winning notification timing is the time from the start of execution of the variation effect until the start of the above-described winning notification effect (see FIG. 67B), and is set to 35 seconds in this embodiment. On the other hand, if it is not the fluctuation pattern indicating the big win in step S5105, the process proceeds to step S5109.
これらに対して、ステップS5104でSPリーチBの実行を示す変動パターンP2,P5,P12,P15であれば、特殊SPリーチフラグをONにする(S5110)。特殊SPリーチフラグは、特殊SPリーチに係る変動演出の実行中であることを示すフラグである。そして、残時間タイマの値にSPリーチ発展タイミングまでの時間をセットすると共に(S5111)、特殊SPリーチパターンを選択して(S5112)、ステップS5109に進む。SPリーチ発展タイミングまでの時間とは、変動演出の実行開始からノーマルリーチを経て特殊SPリーチに発展するタイミングまでの時間であり、本形態では20秒に設定される。 On the other hand, if the variation patterns P2, P5, P12, and P15 indicate execution of SP reach B in step S5104, the special SP reach flag is turned ON (S5110). The special SP reach flag is a flag indicating that the variation effect related to the special SP reach is being executed. Then, the time until the SP reach development timing is set as the value of the remaining time timer (S5111), a special SP reach pattern is selected (S5112), and the process proceeds to step S5109. The time until the SP reach development timing is the time from the start of execution of the fluctuating effect to the timing of developing to the special SP reach through the normal reach, and is set to 20 seconds in this embodiment.
なお、当否判定の結果が大当たり当選であることを示す変動パターンP2又はP12であれば、主人公キャラが特殊な敵キャラに勝利するバトル勝利演出を実行する特殊SPリーチパターンが選択される。一方、当否判定の結果がハズレであることを示す変動パターンP5又はP15であれば、主人公キャラが特殊な敵キャラに敗北するバトル敗北演出を実行する特殊SPリーチパターンが選択されることになる。また本形態では、遊技制御用マイコン81により決定された変動パターンに基づいて特殊SPリーチパターンを決定するようにしたが、演出制御用マイコン91が抽選により特殊SPリーチパターンを決定するようにしても良い。 Note that if the result of the determination of success / failure is the variation pattern P2 or P12 indicating that the jackpot is won, a special SP reach pattern for executing a battle victory effect in which the hero character wins against a special enemy character is selected. On the other hand, if the result of the determination is a variation pattern P5 or P15 indicating a loss, a special SP reach pattern for executing a battle defeat effect in which the main character loses to a special enemy character is selected. In this embodiment, the special SP reach pattern is determined based on the variation pattern determined by the game control microcomputer 81. However, the effect control microcomputer 91 may determine the special SP reach pattern by lottery. good.
ステップS5109では、左下用変動演出パターンを選択して、ステップS5113に進む。左下用変動演出パターンとは、表示画面7aの左下部領域7dで実行される左下用演出図柄6(図5(B)参照)の変動演出(左下用変動演出)における変動演出パターンである。こうして朝ロゴモードの設定中に、選択された当選報知演出パターン及び左下用変動演出パターンにて変動演出を開始するための変動演出開始コマンドがセットされる場合がある。この場合には先ず、図67(A)に示すように、盤可動体15が動作位置にある状態で、表示画面7aの左下部領域7dで左下用演出図柄6の変動演出が実行される。そして、当選報知演出が実行されるタイミングになると、後述するように動作位置にある盤可動体15が待機位置に復帰して、図67(B)に示すように、表示画面7aの中央部領域7bにて当選報知演出が実行されることになる。その後、図67(C)に示すように、中央用演出図柄8が停止表示(確定表示)されることになる。
In step S5109, a lower left variation effect pattern is selected, and the flow advances to step S5113. The lower left variation effect pattern is a variation effect pattern in the variation effect (lower left variation effect) of the lower left effect symbol 6 (see FIG. 5B) executed in the lower
また朝ロゴモードの設定中に、選択された特殊SPリーチパターン及び左下用変動演出パターンにて変動演出を開始するための変動演出開始コマンドがセットされる場合がある。この場合には先ず、図68(A)に示すように、盤可動体15が動作位置にある状態で、表示画面7aの左下部領域7dで左下用演出図柄6の変動演出が実行される。そして、特殊SPリーチに発展するタイミングになると、動作位置にある盤可動体15が待機位置に復帰して、図68(B)に示すように、表示画面7aの全域にて特殊SPリーチが実行されることになる。
In addition, during the setting of the morning logo mode, there may be a case where a change effect start command for starting a change effect with the selected special SP reach pattern and the lower left change effect pattern is set. In this case, first, as shown in FIG. 68 (A), in the state where the panel
また朝ロゴモードの設定中に、左下用変動演出パターンのみで変動演出を開始するための変動演出開始コマンドがセットされる場合がある。この場合には、盤可動体15が動作位置にある状態で、表示画面7aの左下部領域7dで左下用演出図柄6の変動演出が実行される。そして、盤可動体15が動作位置にある状態のまま、左下用演出図柄6がハズレ停止態様で停止表示されることになる。
In addition, during the setting of the morning logo mode, there may be a case where a variation effect start command for starting a variation effect only with the lower left variation effect pattern is set. In this case, the variation effect of the lower
図51に示すように、ステップS5113では、盤可動体駆動中フラグがONであるか否かを判定する。盤可動体駆動中フラグがONでなければ(S5113でNO)、ステップS5117に進む。一方、盤可動体駆動中フラグがONであれば(S5113でYES)、盤可動体15が待機位置から動作位置へ駆動する途中であることになり、特別中央用変動演出パターンの選択を行う(S5114)。特別中央用変動演出パターンとは、表示画面7aの中央部領域7bで実行される特別中央用演出図柄8a(図76(C)参照)の変動演出における変動演出パターンである。なお、ステップS5114で決定される特別中央用演出図柄8aが示す数字図柄と、ステップS5109で決定される左下用演出図柄6が示す数字図柄とは同じになる。こうして通常モードに設定されているときに、盤可動体15が動作位置へ駆動する途中で変動演出を開始する場合に限って、左下用演出図柄6だけでなく特別中央用演出図柄8aも変動表示を行うことになる。これにより、盤可動体15の駆動中で変動表示を開始した左下用演出図柄6及び特別中央用演出図柄8aの両方が視認できなくなるのを回避することが可能である。
As shown in FIG. 51, in step S5113, it is determined whether or not the panel movable body driving flag is ON. If the panel movable body driving flag is not ON (NO in S5113), the process proceeds to step S5117. On the other hand, if the panel movable body driving flag is ON (YES in S5113), the panel
ステップS5114の後、変動中止タイマに、変動表示を開始した特別中央用演出図柄8aを消すまでの時間(本形態では2秒)をセットする(S5115)。後述するように本形態では、朝ロゴモードの設定中にも拘わらず特別中央用演出図柄8aの変動表示を開始した場合には、その変動表示の開始から2秒後に特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止することにしている。ステップS5115の後、中央用変動演出中止フラグをONにして(S5116)、ステップS5117に進む。中央用変動演出中止フラグは、特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止することを示すフラグである。
After step S5114, a time (2 seconds in this embodiment) until the special
ステップS5117では、盤可動体復帰中フラグがONであるか否かを判定する。盤可動体復帰中フラグがONでなければ(S5117でNO)、本処理を終える。一方、盤可動体復帰中フラグがONであれば(S5117でYES)、盤可動体15が動作位置から待機位置へ復帰する途中であることになり、特別中央用変動演出パターンの選択を行う(S5118)。こうして、朝ロゴモードに設定されているときに、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で変動演出を開始する場合に限って、左下用演出図柄6だけでなく特別中央用演出図柄8aも変動表示を行うことになる。これにより、盤可動体15の復帰中で変動表示を開始した左下用演出図柄6及び特別中央用演出図柄8aの両方が視認できなくなるのを回避することが可能である。
In step S5117, it is determined whether the panel movable body returning flag is ON. If the panel movable body returning flag is not ON (NO in S5117), the process is terminated. On the other hand, if the panel movable body returning flag is ON (YES in S5117), the panel
ステップS5118の後、ステップS5119では、変動中止タイマに、変動表示を開始した特別中央用演出図柄8aを消すまでの時間(本形態では2秒)をセットする。そして、中央用変動演出中止フラグをONにして(S5120)、本処理を終える。
After step S5118, in step S5119, the time (2 seconds in this embodiment) until the special
ここで、ステップS5121以降の処理の説明に戻る。ステップS5121以降の処理は、通常モードに設定されている場合の処理である。ステップS5121では、終了時間到達フラグがONであるか否かを判定する。このとき終了時間到達フラグがONであるという状況は、以下の状況である。すなわち、図47に示すステップS4905で上述した朝ロゴモード終了処理を実行して、朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替えられる。そして、朝ロゴモード終了時間である12時になった後に変動演出を契機として、動作位置にある盤可動体15が待機位置へ復帰し始めるという状況である。
Here, the description returns to the processing after step S5121. The processing after step S5121 is processing when the normal mode is set. In step S5121, it is determined whether the end time arrival flag is ON. At this time, the situation where the end time arrival flag is ON is as follows. That is, the morning logo mode end process described above is executed in step S4905 shown in FIG. 47 to switch the setting from the morning logo mode to the normal mode. Then, after 12 o'clock, which is the morning logo mode end time, the
こうして、終了時間到達フラグがONであれば(S5121でYES)、特別左下用変動演出パターンの選択を行う(S5123)。特別左下用変動演出パターンとは、表示画面7aの左下部領域7dで実行される左下用演出図柄6の変動演出における変動演出パターンである。なお、ステップS5123で決定される左下用演出図柄6が示す数字図柄と、ステップS5102で決定される中央用演出図柄8が示す数字図柄とは同じになる。こうして朝ロゴモード終了時間である12時になった後に変動演出を契機として、動作位置にある盤可動体15が待機位置へ復帰し始めるときには、中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12だけでなく、更に左下用演出図柄6も変動表示を行うことになる。これにより、盤可動体15が待機位置へ復帰し始めるときに、変動表示を開始した中央用演出図柄8と左上用演出図柄12と左下用演出図柄6の何れも視認できなくなるのを回避することが可能である。
Thus, if the end time arrival flag is ON (YES in S5121), a special lower left variation effect pattern is selected (S5123). The special lower left variation effect pattern is a variation effect pattern in the variation effect of the lower
またステップS5121で終了時間到達フラグがONでなければ、盤可動体復帰中フラグがONであるか否かを判定する(S5122)。盤可動体復帰中フラグがONでなければ(S5122でNO)、本処理を終える。一方、このときに盤可動体復帰中フラグがONであるという状況は、以下の状況である。すなわち、上述したように12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わった後に、ホールコード対応画像T3又は新規登録画像T4或いはデモ画像T5の何れかの表示開始タイミングになると、動作位置にある盤可動体15は待機位置へ復帰する(図78(B)参照)。そして、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で、変動演出が開始されたという状況である(図78(C)参照)。
If the end time arrival flag is not ON in step S5121, it is determined whether or not the panel movable body returning flag is ON (S5122). If the panel movable body returning flag is not ON (NO in S5122), the process is terminated. On the other hand, the situation in which the movable panel returning flag is ON at this time is as follows. In other words, as described above, after reaching 12:00 and switching from the morning logo mode setting to the normal mode setting, when the display start timing of the hall code corresponding image T3, the newly registered image T4, or the demo image T5 is reached. The
従ってこの状況では、盤可動体復帰中フラグがONであるため(S5122)、演出制御用マイコン91は、特別左下用変動演出パターンの選択を行う(S5123)。こうして朝ロゴモード終了時間である12時になった後に盤可動体15が動作位置から待機位置へ復帰する途中で変動演出が開始された場合には、中央用演出図柄8及び左上用演出図柄12だけでなく、更に左下用演出図柄6も変動表示を行うことになる。これにより、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で、変動表示を開始した中央用演出図柄8と左上用演出図柄12と左下用演出図柄6の何れも視認できなくなるのを回避することが可能である。
Therefore, in this situation, since the movable board returning flag is ON (S5122), the effect control microcomputer 91 selects a special lower left variation effect pattern (S5123). In this way, after the morning logo mode end time of 12:00, when the fluctuating effect is started while the
ステップS5123の後、変動中止タイマに、変動表示を開始した左下用演出図柄6を消すまでの時間(本形態では1秒)をセットする(S5124)。後述するように本形態では、通常モードに設定されているにも拘わらず左下用演出図柄6の変動表示を開始した場合には、その変動表示の開始から1秒後に左下用演出図柄6の変動表示を中止することにしている。そして、左下用変動演出中止フラグをONにし(S5125)、終了時間到達フラグをOFFにして(S5126)、本処理を終える。左下用変動演出中止フラグは、左下用演出図柄6の変動表示を中止することを示すフラグである。
After step S5123, the time (1 second in this embodiment) until the lower
[変動演出終了処理]図52に示すように、変動演出終了処理(S4707)ではまず、演出制御用マイコン91は、変動停止コマンドを解析する(S5201)。そして、変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S5202)。セットした変動演出終了コマンドがコマンド送信処理(S4006)によって画像制御基板100に送信されると、画像制御基板100のCPU102は、演出図柄(中央用演出図柄8、左上用演出図柄12、左下用演出図柄6)を所定の停止態様で停止表示する。
[Variation Effect End Process] As shown in FIG. 52, in the change effect end process (S4707), the effect control microcomputer 91 first analyzes a change stop command (S5201). Then, a change effect end command for ending the change effect is set in the output buffer of the RAM 94 (S5202). When the set variable effect end command is transmitted to the
続いてステップS5203では、モードフラグの値が「2」であるか否か、即ち朝ロゴモードに設定されているか否かを判定する。通常モードに設定されていれば(S5203でNO)、本処理を終える。一方、朝ロゴモードに設定されていれば(S5203でYES)、残変動消化フラグがONであるか否かを判定する(S5204)。残変動消化フラグは、朝ロゴモードに設定されてから特別図柄の変動表示が10回行われたことを示すフラグである。残変動消化フラグがONでなければ(S5204でNO)、残変動回数カウンタの値を1だけ減算して(S5208)、残変動回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S5209)。「0」でなければ(S5209でNO)、本処理を終える。一方、「0」であれば(S5209でYES)、残変動消化フラグをONにして(S5210)、本処理を終える。 In step S5203, it is determined whether the value of the mode flag is “2”, that is, whether the morning logo mode is set. If the normal mode is set (NO in S5203), the process is terminated. On the other hand, if the morning logo mode is set (YES in S5203), it is determined whether the remaining change digest flag is ON (S5204). The remaining variation digest flag is a flag indicating that the special symbol variation display has been performed ten times since the morning logo mode was set. If the remaining fluctuation digest flag is not ON (NO in S5204), the value of the remaining fluctuation counter is decremented by 1 (S5208), and it is determined whether or not the value of the remaining fluctuation counter is “0” (S5208). S5209). If it is not “0” (NO in S5209), this process is terminated. On the other hand, if it is “0” (YES in S5209), the remaining fluctuation digest flag is set to ON (S5210), and this process ends.
またステップS5204で残変動消化フラグがONであれば、12秒変動が実行されたか否かを判定する(S5205)。12秒変動とは、変動時間が12秒である特別図柄の変動表示のことである。つまりステップS5205では、実行した特別図柄の変動表示に係る変動パターンが、変動パターンP7又はP34(図14参照)であるか否かを判定する。12秒変動でなければ(S5205でNO)、本処理を終える。一方、12秒変動であれば(S5205でYES)、上述した朝ロゴモード終了処理を行う(S5206)。そして、朝ロゴモード終了演出コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S5207)、処理を終える。セットした朝ロゴモード終了演出コマンドがコマンド送信処理(S4006)によって画像制御基板100に送信されると、朝ロゴモード終了演出が実行される。朝ロゴモード終了演出は、朝ロゴモードの終了を遊技者に報知するための演出であり、図66(D)に示すように表示画面7aに「朝LOGO終了」の文字画像E1を表示するようになっている。
If the remaining fluctuation digest flag is ON in step S5204, it is determined whether or not a 12-second fluctuation has been executed (S5205). The 12-second fluctuation is a fluctuation display of a special symbol whose fluctuation time is 12 seconds. That is, in step S5205, it is determined whether or not the variation pattern related to the variation display of the executed special symbol is the variation pattern P7 or P34 (see FIG. 14). If the fluctuation is not 12 seconds (NO in S5205), the process is terminated. On the other hand, if the fluctuation is 12 seconds (YES in S5205), the morning logo mode end process described above is performed (S5206). Then, the morning logo mode end effect command is set in the output buffer of the RAM 94 (S5207), and the process ends. When the set morning logo mode end effect command is transmitted to the
[客待ち開始処理]客待ち開始処理(S4715)は、演出制御用マイコン91が客待ちコマンドの受信に基づいて、客待ち演出を開始するための処理である。客待ち開始処理(S4715)ではまず、客待ち演出中フラグをONにする(S5301)。客待ち演出中フラグは、客待ち演出の実行中であることを示すフラグである。次に、客待ちタイマに第1待機時間(本形態では60秒)をセットする(S5302)。第1待機時間は、後述する客待ちフラグが「1」から「2」に切替わるまでの時間である。続いて、客待ちフラグに「1」をセットして(S5303)、本処理を終える。客待ちフラグの値については後述する。 [Customer wait start process] The customer wait start process (S4715) is a process for the effect control microcomputer 91 to start a customer wait effect based on reception of a customer wait command. In the customer waiting start process (S4715), first, a customer waiting effect flag is set ON (S5301). The customer waiting effect flag is a flag indicating that the customer waiting effect is being executed. Next, the first waiting time (60 seconds in this embodiment) is set in the customer waiting timer (S5302). The first waiting time is a time until a customer waiting flag (to be described later) is switched from “1” to “2”. Subsequently, “1” is set in the customer waiting flag (S5303), and this processing is completed. The value of the customer waiting flag will be described later.
[変動演出中止処理]演出制御用マイコン91は、受信コマンド解析処理(S4601)に次いで変動演出中止処理(S4602)を行う(図44参照)。図54に示すように、変動演出中止処理(S4602)ではまず、中央用変動演出中止フラグがONであるか否かを判定する(S6101)。中央用変動演出中止フラグがONでなければ(S6101でNO)、ステップS6106に進む。一方、中央用変動演出中止フラグがONであれば(S6101でYES)、変動中止タイマの値を減算する(S6102)。そして、変動中止タイマの値が「0」であるか否かを判定する(S6103)。「0」でなければ(S6103でNO)、特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止するタイミングではないため、ステップS6106に進む。一方、「0」であれば(S6103でYES)、中央用変動演出中止処理を行い(S6104)、中央用変動演出中止フラグをOFFして(S6105)、ステップS6106に進む。
[Variation Effect Cancellation Processing] The effect control microcomputer 91 performs the variation effect cancellation processing (S4602) after the reception command analysis processing (S4601) (see FIG. 44). As shown in FIG. 54, in the variation effect cancellation process (S4602), it is first determined whether or not the central variation effect cancellation flag is ON (S6101). If the central variation effect stop flag is not ON (NO in S6101), the process proceeds to step S6106. On the other hand, if the central variation effect stop flag is ON (YES in S6101), the value of the change stop timer is subtracted (S6102). Then, it is determined whether or not the value of the change suspension timer is “0” (S6103). If it is not “0” (NO in S6103), since it is not the timing to stop the variation display of the special
中央用変動演出中止処理(S6104)は、実行中の特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止する処理である。これにより、図75(C)に示すように、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で開始された特別中央用演出図柄8aの変動表示は、図75(D)に示すように、盤可動体15が待機位置に復帰した後に中止することになる。つまり、特別中央用演出図柄8aは、停止表示する前の変動表示中に消えて見えなくなる。なお盤可動体15が動作位置から待機位置に復帰するまでの時間は、特別中央用演出図柄8aが変動表示を開始してから消えるまでの時間(本形態では2秒)よりも十分短くて、1秒未満である。このように盤可動体15の復帰途中に開始した特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止するのは、以下の理由に基づく。すなわち、朝ロゴモードの設定中に特別中央用演出図柄8aの変動表示は、あくまで復帰途中の盤可動体15によって演出図柄が見えなくなるのを担保する例外的な変動表示であって、盤可動体15が復帰した後で左下用演出図柄6の変動表示により視認性が担保されているのも拘わらず、更に特別中央用演出図柄8aの変動表示を行うのは、ほとんど無意味だからである。
The center variation effect cancellation process (S6104) is a process of canceling the variable display of the special
また、中央用変動演出中止処理(S6104)により、図76(C)に示すように、盤可動体15が動作位置へ駆動する途中で開始された特別中央用演出図柄8aの変動表示は、図76(D)に示すように、盤可動体15が動作位置に駆動した後に中止することになる。なお盤可動体15が待機位置から動作位置に駆動するまでの時間は、特別中央用演出図柄8aが変動表示を開始してから消えるまでの時間(本形態では2秒)よりも十分短くて、1秒未満である。このように盤可動体15の駆動途中に開始した特別中央用演出図柄8aの変動表示を中止するのは、以下の理由に基づく。
Further, as shown in FIG. 76 (C), the change display of the special center
先ず、上記した理由と同様に、朝ロゴモードの設定中に特別中央用演出図柄8aの変動表示は、あくまで駆動途中の盤可動体15によって演出図柄が見えなくなるのを担保する例外的な変動表示であるためである。加えて、盤可動体15が動作位置へ駆動した後に仮に特別中央用演出図柄8aが停止表示してしまうと、特別中央用演出図柄8aが盤可動体15によって隠れたまま停止表示されたことになる。そのため、盤可動体15によって隠れたまま特別中央用演出図柄8aが停止表示されるのを回避すべく、特別中央用演出図柄8aの変動表示を敢えて中止することにしている。
First, for the same reason as described above, during the setting of the morning logo mode, the special
図54に示す変動演出中止処理(S4602)の説明に戻る。ステップS6106では、左下用変動演出中止フラグがONであるか否かを判定する(S6106)。左下用変動演出中止フラグがONでなければ(S6106でNO)、本処理を終える。一方、左下用変動演出中止フラグがONであれば(S6106でYES)、変動中止タイマの値を減算する(S6107)。そして、変動中止タイマの値が「0」であるか否かを判定する(S6108)。「0」でなければ(S6108でNO)、左下用演出図柄6の変動表示を中止するタイミングではないため、本処理を終える。一方、「0」であれば(S6108でYES)、左下用変動演出中止処理を行い(S6109)、左下用変動演出中止フラグをOFFして(S6110)、本処理を終える。
Returning to the description of the variation effect stop process (S4602) shown in FIG. In step S6106, it is determined whether or not the lower left variation effect stop flag is ON (S6106). If the lower left variation effect stop flag is not ON (NO in S6106), the process ends. On the other hand, if the lower left change effect stop flag is ON (YES in S6106), the value of the change stop timer is subtracted (S6107). Then, it is determined whether or not the value of the change suspension timer is “0” (S6108). If it is not “0” (NO in S6108), it is not the timing to stop the variation display of the lower
左下用変動演出中止処理(S6109)は、実行中の左下用演出図柄6の変動表示を中止する処理である。これにより、図78(C)に示すように、盤可動体15が待機位置へ復帰する途中で開始された左下用演出図柄6の変動表示は、図78(D)に示すように、盤可動体15が待機位置に復帰した後に中止することになる。つまり、左下用演出図柄6は、停止表示する前の変動表示中に消えて見えなくなる。このように盤可動体15の復帰途中に開始した左下用演出図柄6の変動表示を中止するのは、以下の理由に基づく。すなわち、朝ロゴモードから通常モードに切替わった後の左下用演出図柄6の変動表示は、あくまで復帰途中の盤可動体15によって演出図柄が見えなくなるのを担保する例外的な変動表示であって、盤可動体15が復帰した後で中央用演出図柄8又は左上用演出図柄12の変動表示により視認性が担保されているのも拘わらず、更に左下用演出図柄6の変動表示を行うのは、ほとんど無意味だからである。
The lower left variation effect cancellation process (S6109) is a process of canceling the variation display of the lower
[発展タイミング管理処理]演出制御用マイコン91は、変動演出中止処理(S4602)に次いで発展タイミング管理処理(S4603)を行う(図44参照)。発展タイミング管理処理(S4302)では、図55に示すように、先ず特殊SPリーチフラグがONであるか否かを判定する(S6201)。ONでなければ(S6201でNO)、本処理を終える。一方、ONであれば(S6201でYES)、残時間タイマの値を減算する。なお上述したように、特殊SPリーチに係る変動演出の開始時点で、残時間タイマの値には特殊SPリーチに発展するタイミングまでの時間(20秒)がセットされている(S5111参照)。そして、残時間タイマの値が「0」であるか否かを判定する(S6203)。「0」でなければ(S6203でNO)、特殊SPリーチに発展するタイミングではないため、本処理を終える。一方、「0」であれば(S6203でYES)、上述した朝ロゴモード終了処理(S6204)を行う。その後、特殊SPリーチフラグをOFFして(S6205)、本処理を終える。 [Development Timing Management Process] The production control microcomputer 91 performs an evolution timing management process (S4603) following the fluctuation production stop process (S4602) (see FIG. 44). In the development timing management process (S4302), as shown in FIG. 55, it is first determined whether or not the special SP reach flag is ON (S6201). If it is not ON (NO in S6201), this process is terminated. On the other hand, if it is ON (YES in S6201), the value of the remaining time timer is subtracted. As described above, at the start of the fluctuating effect related to the special SP reach, the remaining time timer value is set to the time (20 seconds) until the timing at which the special SP reach is developed (see S5111). Then, it is determined whether or not the value of the remaining time timer is “0” (S6203). If it is not “0” (NO in S6203), it is not the timing to develop into special SP reach, and thus this processing ends. On the other hand, if it is “0” (YES in S6203), the morning logo mode end processing (S6204) described above is performed. Thereafter, the special SP reach flag is turned off (S6205), and this process is terminated.
[当選報知タイミング管理処理]演出制御用マイコン91は、発展タイミング管理処理(S4603)に次いで当選報知タイミング管理処理(S4604)を行う(図44参照)。当選報知タイミング管理処理(S4604)では、図56に示すように、先ず当選報知フラグがONであるか否かを判定する(S6301)。ONでなければ(S6301でNO)、本処理を終える。一方、ONであれば(S6301でYES)、残時間タイマの値を減算する。なお上述したように、当選報知演出に係る変動演出の開始時点で、残時間タイマの値には当選報知タイミングまでの時間(35秒)がセットされている(S5107参照)。そして、残時間タイマの値が「0」であるか否かを判定する(S6303)。「0」でなければ(S6303でNO)、当選報知演出の実行開始のタイミングではないため、処理を終える。一方、「0」であれば(S6303でYES)、上述した朝ロゴモード終了処理(S6304)を行う。その後、当選報知フラグをOFFして(S6305)、本処理を終える。 [Winning Notification Timing Management Process] The effect control microcomputer 91 performs a winning notification timing management process (S4604) after the development timing management process (S4603) (see FIG. 44). In the winning notification timing management process (S4604), as shown in FIG. 56, it is first determined whether or not the winning notification flag is ON (S6301). If it is not ON (NO in S6301), this process is terminated. On the other hand, if it is ON (YES in S6301), the value of the remaining time timer is subtracted. As described above, the time (35 seconds) until the winning notification timing is set as the value of the remaining time timer at the start of the variation effect related to the winning notification effect (see S5107). Then, it is determined whether or not the value of the remaining time timer is “0” (S6303). If it is not “0” (NO in S6303), since it is not the timing for starting the execution of the winning notification effect, the process ends. On the other hand, if it is “0” (YES in S6303), the morning logo mode end processing (S6304) described above is performed. Thereafter, the winning notification flag is turned off (S6305), and this process is terminated.
[終了時間管理処理]演出制御用マイコン91は、当選報知タイミング管理処理(S4604)に次いで終了時間管理処理(S4605)を行う(図44参照)。終了時間管理処理(S4605)では、図57に示すように、先ずモードフラグの値が「2」であるか否か、即ち朝ロゴモードに設定されているか否かを判定する(S6401)。朝ロゴモードに設定されていなければ(S6401でNO)、本処理を終える。一方、朝ロゴモードに設定されていれば(S6401でYES)、サブ制御基板90に実装されているRTC99からRTC情報を取得してRAM94に格納する(S6402)。そして、RAM94に格納したRTC情報に基づいて、現時点での時刻が朝ロゴモード終了時間(12時)であるか否かを判定する(S6403)。朝ロゴモード終了時間でなければ(S6403でNO)、処理を終える。一方、朝ロゴモード終了時間であれば(S6403でYES)、モードフラグに「1」をセットする。これにより、12時に到達すると朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替わる。そして、終了時間到達フラグをONにして(S6405)、本処理を終える。
[End Time Management Process] The production control microcomputer 91 performs an end time management process (S4605) after the winning notification timing management process (S4604) (see FIG. 44). In the end time management process (S4605), as shown in FIG. 57, it is first determined whether or not the value of the mode flag is “2”, that is, whether or not the morning logo mode is set (S6401). If the morning logo mode is not set (NO in S6401), the process ends. On the other hand, if the morning logo mode is set (YES in S6401), RTC information is acquired from the
[スイッチ処理]演出制御用マイコン91は、終了時間管理処理(S4605)及びスイッチ状態取得処理(S4606)に次いで、スイッチ処理(S4607)を行う(図44参照)。スイッチ処理(S4607)では、図58に示すように、先ず枠可動体復帰ボタン検出スイッチ323aがONされているか否か、即ち枠可動体復帰ボタン323が押下操作されたか否かを判定する(S6501)。押下操作されていなければ(S6501でNO)、本処理を終える。一方、押下操作されていれば(S6501でYES)、次に突出位置検出センサ74bがONであるか否かを判定する(S6502)。ONされていれば(S6502でYES)、ステップS6504に進み、ONされていなければ(S6502でNO)、枠可動体駆動中フラグがONであるか否かを判定する(S6503)。ONでなければ(S6503でNO)、枠可動体600は収納位置にあることになり、本処理を終える。これに対してONであれば(S6503でYES)、ステップS6504に進む。ステップS6504では、枠可動体復帰データをRAM94の所定の復帰データバッファにセットする(S6504)。これにより、枠可動体600が突出位置にあるとき又は収納位置と突出位置との間にあるときに、枠可動体復帰ボタン323を押下操作することで、枠可動体600を収納位置へ復帰させることが可能である。
[Switch Process] The effect control microcomputer 91 performs a switch process (S4607) after the end time management process (S4605) and the switch state acquisition process (S4606) (see FIG. 44). In the switch process (S4607), as shown in FIG. 58, first, it is determined whether or not the frame movable body return
[初期機能設定処理]演出制御用マイコン91は、スイッチ処理(S4607)に次いで、初期機能設定処理(S4608)を行う(図44参照)。初期機能設定処理(S4608)では、図59に示すように、先ず初期機能設定中フラグがONであるか否かを判定する(S7001)。初期機能設定中フラグは、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示が開始されたことを示すフラグである。初期機能設定中フラグがONでなければ(S7001でNO)、ラムクリアの実行後の所定時間(本形態では30秒)内であるか否かを判定する。所定時間内でなければ(S7002でNO)、本処理を終える。一方、所定時間内であれば(S7002でYES)、所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)されたか否かを判定する(S7003)。所定操作されていなければ(S7003でNO)、本処理を終える。所定操作されていれば(S7003でYES)、初期機能設定画像表示処理を行う(S7004)。
[Initial Function Setting Process] The production control microcomputer 91 performs an initial function setting process (S4608) after the switch process (S4607) (see FIG. 44). In the initial function setting process (S4608), as shown in FIG. 59, it is first determined whether or not the initial function setting flag is ON (S7001). The initial function setting flag is a flag indicating that the display of the initial function setting image S2 shown in FIG. If the initial function setting flag is not ON (NO in S7001), it is determined whether or not it is within a predetermined time (30 seconds in this embodiment) after execution of ram clear. If it is not within the predetermined time (NO in S7002), the process is terminated. On the other hand, if it is within the predetermined time (YES in S7002), it is determined whether or not a predetermined operation has been performed (operation for pressing the
初期機能設定画像表示処理(S7004)では、図70(B)に示す初期機能設定画像(設定画像)S2を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに初期機能設定画像S2を表示させる。初期機能設定画像S2が表示されているときには、遊技場の従業員は、ホールコードの設定、枠可動体駆動のON/OFF設定、朝ロゴ演出のON/OFF設定といった初期機能の設定変更を行うことが可能である。
In the initial function setting image display process (S7004), a display command for displaying an initial function setting image (setting image) S2 shown in FIG. Thus, the
ステップS7004の後、ステップS7005では、初期機能設定中フラグをONにする。そして、モードフラグの値が「2」であるか否かを判定する。モードフラグの値が「2」でなければ(S7006でNO)、本処理を終える。モードフラグの値が「2」であれば(S7006でYES)、即ち朝ロゴモードに設定されていれば、次に初期動作フラグがOFFであるか否かを判定する(S7007)。初期動作フラグがOFFでなければ(S7007でNO)、本処理を終える。一方、初期動作フラグがOFFであれば(S7007でYES)、即ち演出可動体の初期動作が終了していれば、続いて動作位置検出センサ64bがONであるか否かを判定する(S7008)。動作位置検出センサ64bがONでなければ(S7008でNO)、本処理を終える。これに対して、動作位置検出センサ64bがONであれば(S7008でYES)、盤可動体復帰データをRAM94の所定の復帰データバッファにセットして(S7009)、本処理を終える。これにより、動作位置にある盤可動体15を待機位置に復帰させることが可能である。
After step S7004, in step S7005, the initial function setting flag is turned ON. Then, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”. If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7006), this process is terminated. If the value of the mode flag is “2” (YES in S7006), that is, if the morning logo mode is set, it is next determined whether or not the initial operation flag is OFF (S7007). If the initial operation flag is not OFF (NO in S7007), this process is terminated. On the other hand, if the initial operation flag is OFF (YES in S7007), that is, if the initial operation of the effect movable body is finished, it is subsequently determined whether or not the operation
要するに、ラムクリアの実行後の所定時間内で、朝ロゴモードに設定されていて、演出可動体の初期動作が終了した状態で盤可動体15が動作位置にあるときに、所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)すれば、動作位置にある盤可動体15を待機位置に復帰させるのと同時に、初期機能設定画像S2を表示させることが可能である。こうして、朝ロゴモードの設定中でも初期機能設定画像S2を見えるようにして、初期機能の設定変更を行うことが可能である。なお、演出可動体(盤可動体15、枠可動体600)の初期動作の実行途中で所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)したときには、初期動作を中断して盤可動体15を待機位置へ復帰させるようにしても良い。
In short, the predetermined operation (effect button 63) is performed when the panel
またステップS7001で、初期機能設定中フラグがONであれば、初期機能設定画像S2の表示中に「ホールコード設定」が選択されたか否かを判定する(S7010)。「ホールコード設定」の選択は、セレクトボタン68の操作によりカーソルをホールコード設定の「設定画面へ切替」に合わせて、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。以下、各項目の選択は、セレクトボタン68の操作と演出ボタン63の押下操作で行われるため、説明を適宜省略する。
If the initial function setting flag is ON in step S7001, it is determined whether or not “Hall code setting” is selected during display of the initial function setting image S2 (S7010). The selection of “hole code setting” is performed by depressing the
ホールコード設定が選択されれば(S7010でYES)、ホールコード入力画像表示処理を行う(S7011)。ホールコード入力画像表示処理(S7011)では、図70(C)に示すホールコード入力画像(設定画像)S3を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aにホールコード入力画像S3を表示させる。
If hall code setting is selected (YES in S7010), hall code input image display processing is performed (S7011). In the hall code input image display process (S7011), a display command for displaying the hall code input image (setting image) S3 shown in FIG. Thus, the
続いてステップS7012では、ホールコード入力画像S3の表示中にホールコード情報が入力されたか否かを判定する。ホールコード情報は、予め各遊技場に対応して設定されている4桁の数字である。ホールコード情報の入力は、セレクトボタン68の操作により各桁の数字を選択して、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。ホールコード情報が入力されれば(S7012でYES)、入力されたホールコード情報をRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7013)。これにより客待ち演出の実行中に、ホールコード情報に対応したホールコード対応画像T3が表示されることになる(図71(C)参照)。
Subsequently, in step S7012, it is determined whether or not hall code information is input during display of the hall code input image S3. The hall code information is a 4-digit number set in advance corresponding to each amusement hall. The input of the hall code information is performed by selecting a digit of each digit by operating the
続いてステップS7014では、ホールコード入力画像S3の表示中にホールコード入力終了操作があったか否かを判定する。ホールコード入力終了操作は、セレクトボタン68の操作により「終了」を選択して、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。ホールコード入力終了操作があれば(S7014でYES)、ホールコード入力画像終了処理を行う(S7015)。ホールコード入力画像終了処理(S7015)では、図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻るための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに初期機能設定画像S2を表示させる。
Subsequently, in step S7014, it is determined whether or not a hall code input end operation has been performed during the display of the hall code input image S3. The hall code input end operation is performed by selecting “End” by operating the
続いてステップS7016では、初期機能設定画像S2の表示中に「枠可動体駆動設定」が選択されたか否かを判定する。枠可動体駆動設定が選択されれば(S7016でYES)、枠可動体駆動設定画像表示処理を行う(S7017)。枠可動体駆動設定画像表示処理(S7017)では、図70(D)に示す枠可動体駆動設定画像(設定画像)S4を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに枠可動体駆動設定画像S4を表示させる。
Subsequently, in step S7016, it is determined whether “frame movable body drive setting” is selected during display of the initial function setting image S2. If frame movable body drive setting is selected (YES in S7016), frame movable body drive setting image display processing is performed (S7017). In the frame movable body drive setting image display process (S7017), a display command for displaying the frame movable body drive setting image (setting image) S4 shown in FIG. As a result, the
続いてステップS7018では、枠可動体駆動設定画像S4の表示中に、「ON」を選択して演出ボタン63が押下操作されたか否かを判定する。「ON」を選択して演出ボタン63が押下操作されれば(S7018でYES)、枠可動体駆動ON設定情報をRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7019)。こうして枠可動体駆動がONに設定される。なおこのとき、表示画面7aで図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻る表示コマンドが、RAM94の出力バッファにセットされるようになっている。
Subsequently, in step S7018, while the frame movable body drive setting image S4 is displayed, it is determined whether “ON” is selected and the
図60に示すように、ステップS7020では、枠可動体駆動設定画像S4の表示中に、「OFF」を選択して演出ボタン63が押下操作されたか否かを判定する。「OFF」を選択して演出ボタン63が押下操作されれば(S7020でYES)、枠可動体駆動OFF設定情報をRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7021)。こうして枠可動体駆動がOFFに設定される。なおこのとき、表示画面7aで図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻る表示コマンドが、RAM94の出力バッファにセットされるようになっている。
As shown in FIG. 60, in step S7020, it is determined whether or not the
続いてステップS7022では、初期機能設定画像S2の表示中に「朝LOGO演出設定」が選択されたか否かを判定する。朝LOGO演出設定が選択されれば(S7022でYES)、朝ロゴ演出設定画像表示処理を行う(S7023)。朝ロゴ演出設定画像表示処理(S7023)では、図70(E)に示す朝ロゴ演出設定画像(設定画像)S5を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに朝ロゴ演出設定画像S5を表示させる。
Subsequently, in step S7022, it is determined whether or not “morning LOGO effect setting” is selected during display of the initial function setting image S2. If morning LOGO effect setting is selected (YES in S7022), morning logo effect setting image display processing is performed (S7023). In the morning logo effect setting image display process (S7023), a display command for displaying the morning logo effect setting image (setting image) S5 shown in FIG. Thus, the
続いてステップS7024では、朝ロゴ演出設定画像S5の表示中に、「ON」を選択して演出ボタン63が押下操作されたか否かを判定する。「ON」を選択して演出ボタン63が押下操作されれば(S7024でYES)、朝ロゴ演出ON設定情報をRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7025)。こうして朝ロゴ演出がONに設定される。なおこのとき、表示画面7aで図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻る表示コマンドが、RAM94の出力バッファにセットされるようになっている。
Subsequently, in step S7024, while the morning logo effect setting image S5 is being displayed, it is determined whether or not the
続いてステップS7026では、朝ロゴ演出設定画像S5の表示中に、「OFF」を選択して演出ボタン63が押下操作されたか否かを判定する。「OFF」を選択して演出ボタン63が押下操作されれば(S7026でYES)、朝ロゴ演出OFF設定情報をRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7026)。こうして朝ロゴ演出がOFFに設定される。なおこのとき、表示画面7aで図70(B)に示す初期機能設定画像S2の表示に戻る表示コマンドが、RAM94の出力バッファにセットされるようになっている。
Subsequently, in step S7026, during the display of the morning logo effect setting image S5, it is determined whether or not the
続いてステップS7028では、初期機能設定画像S2の表示中に、セレクトボタン68の操作により「戻る」を選択して、演出ボタン63が押下操作(表示終了操作)されたか否かを判定する。「戻る」を選択して演出ボタン63が押下操作されていれば(S7028でYES)、ステップS7030に進む。一方、「戻る」を選択して演出ボタン63が押下操作されていなければ(S7028でNO)、変動演出が開始されたか否かを判定する(S7029)。変動演出が開始されていれば(S7029でYES)、ステップS7030に進み、変動演出が開始されていなければ(S7029でNO)、本処理を終える。
Subsequently, in step S7028, while the initial function setting image S2 is being displayed, “return” is selected by operating the
ステップS7030では、モードフラグの値が「2」であるか否か、即ち朝ロゴモードに設定されているか否かを判定する。朝ロゴモードに設定されていなければ(S7030でNO)、ステップS7032に進む。一方、朝ロゴモードに設定されていれば(S7030でYES)、盤可動体駆動データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットして(S7031)、ステップS7032に進む。これにより、待機位置にある盤可動体15は動作位置に駆動することになる。
In step S7030, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”, that is, whether or not the morning logo mode is set. If the morning logo mode is not set (NO in S7030), the process proceeds to step S7032. On the other hand, if the morning logo mode is set (YES in S7030), the movable board drive data is set in a predetermined drive data buffer of the RAM 94 (S7031), and the process proceeds to step S7032. Thereby, the board
ステップS7032では、初期機能設定画像終了処理を行う(S7032)。初期機能設定画像終了処理(S7032)では、表示中の初期機能の各画像(初期機能設定画像S2、ホールコード入力画像S3、枠可動体駆動設定画像S4、朝ロゴ演出設定画像S5)を終了するための終了コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その終了コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aで上記した各画像S2〜S5の表示を終了させる。ステップS7033では、初期機能設定中フラグをOFFして、本処理を終える。
In step S7032, initial function setting image end processing is performed (S7032). In the initial function setting image end process (S7032), each image of the initial function being displayed (initial function setting image S2, hall code input image S3, frame movable body drive setting image S4, morning logo effect setting image S5) is ended. An end command is set in the output buffer of the
こうして朝ロゴモードに設定されているときには、初期機能設定画像S2の表示を終了させるのと同時に、待機位置にある盤可動体15を動作位置に駆動させることが可能である。よって、初期機能設定画像S2の表示を終了させる操作と、盤可動体15を動作位置へ駆動させる操作とを別々に行う必要がなくて、一度で済ますことが可能である。また朝ロゴモードに設定されているときに、初期機能設定画像S2、ホールコード入力画像S3、枠可動体駆動設定画像S4、朝ロゴ演出設定画像S5の表示中に変動演出が開始されても、上記した各画像S2,S3,S4,S5の表示が終了するのと同時に、待機位置にある盤可動体15を動作位置に駆動させることが可能である。なお初期機能の設定は、遊技機枠50を開放させてラムクリアを実行可能な遊技場の従業員のみによって行われるため、上記した各画像S2,S3,S4,S5の表示中に変動演出が開始されることはほぼあり得ない状況である。
Thus, when the morning logo mode is set, it is possible to drive the
[携帯端末連係機能設定処理]演出制御用マイコン91は、初期機能設定処理(S4608)に次いで、携帯端末連係機能設定処理(S4609)を行う(図44参照)。携帯端末連係機能設定処理(S4609)では、図61に示すように、先ず連係機能設定中フラグがONであるか否かを判定する(S7101)。連係機能設定中フラグは、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示が開始されたことを示すフラグである。連係機能設定中フラグがONでなければ(S7101でNO)、図71(B)に示す選択待機画像T2の表示中であるか否かを判断する(S7102)。表示中でなければ(S7102でNO)、ステップS7107に進む。表示中であれば(S7102でYES)、次にセレクトボタン検出スイッチ68aの上方向検出スイッチ又は下方向検出スイッチがONであるか(S7103)、即ちセレクトボタン68の上方向ボタン又は下方向ボタンが押下操作されたか否かを判定する。押下操作されていなければ(S7103でNO)、ステップS7107に進む。押下操作されていれば(S7103でYES)、連係機能設定画像表示処理(S7104)を行う。
[Mobile Terminal Linkage Function Setting Process] The effect control microcomputer 91 performs the mobile terminal link function setting process (S4609) after the initial function setting process (S4608) (see FIG. 44). In the mobile terminal link function setting process (S4609), as shown in FIG. 61, it is first determined whether or not the link function setting flag is ON (S7101). The linkage function setting in progress flag is a flag indicating that the display of the linkage function setting image R1 shown in FIG. If the linkage function setting flag is not ON (NO in S7101), it is determined whether the selection standby image T2 shown in FIG. 71B is being displayed (S7102). If not displayed (NO in S7102), the process proceeds to step S7107. If it is being displayed (YES in S7102), then whether the upper direction detection switch or the lower direction detection switch of the select
連係機能設定画像表示処理(S7104)では、図72(A)に示す連係機能設定画像(設定画像)R1を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに連係機能設定画像R1を表示させる。そして、連係機能設定中フラグをONにし(S7105)、待機画像中断フラグをONにして(S7106)、ステップS7107に進む。待機画像中断フラグは、客待ち演出中で選択待機画像T2の表示を中断したことを示すフラグである。なお後述するように、選択待機画像T2の表示から連係機能設定画像R1の表示に切替わった後、再び客待ち演出に戻る場合には、選択待機画像T2の表示が行われるようになっている。
In the linkage function setting image display process (S7104), a display command for displaying the linkage function setting image (setting image) R1 shown in FIG. 72A is set in the output buffer of the
ステップS7107では、モードフラグの値が「2」であるか否か、即ち朝ロゴモードに設定されているか否かを判定する。朝ロゴモードに設定されていなければ(S7107でNO)、本処理を終える。朝ロゴモードに設定されていれば(S7107でYES)、次にラムクリアの実行後の所定時間が経過したか否かを判定する(S7108)。経過していなければ(S7108でNO)、本処理を終える。経過していれば(S7108でYES)、次に変動演出中であるか否かを判定する(S7109)。変動演出中であれば(S7109でYES)、本処理を終える。変動演出中でなければ(S7109でNO)、続いて演出ボタン検出スイッチ63a及び動作位置検出センサ64bが共にONであるか否かを判定する(S7110)。共にONでなければ(S7110でNO)、本処理を終える。一方、共にONであれば(S7110でYES)、連係機能設定画像表示処理(S7111)を行う。ステップS7111の連係機能設定画像表示処理は、上述したステップS7104の連係機能設定画像表示処理と同様である。よって、表示画面7aに連係機能設定画像R1が表示される。そして、連係機能設定中フラグをONにし(S7112)、盤可動体復帰データをRAM94の所定の復帰データバッファにセットして(S7113)、本処理を終える。
In step S7107, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”, that is, whether or not the morning logo mode is set. If the morning logo mode is not set (NO in S7107), the process ends. If the morning logo mode is set (YES in S7107), it is next determined whether or not a predetermined time has elapsed after the execution of the ram clear (S7108). If it has not elapsed (NO in S7108), the process is terminated. If it has elapsed (YES in S7108), it is next determined whether or not a variation effect is being performed (S7109). If the variation effect is being performed (YES in S7109), the process is terminated. If the change effect is not in progress (NO in S7109), it is subsequently determined whether or not both the effect
要するに朝ロゴモードに設定されているときに、ラムクリアの実行後の所定時間が経過していて、変動演出が実行されておらず、且つ盤可動体15が動作位置にある状態で演出ボタン63を押下操作すれば、動作位置にある盤可動体15を待機位置に復帰させるのと同時に、連係機能設定画像R1を表示させることが可能である。こうして、朝ロゴモードの設定中でも連係機能設定画像R1を見えるようにして、携帯端末連係機能を利用することが可能である。そして、連係機能設定画像R1を表示させる操作と、盤可動体15を待機位置へ復帰させる操作とを別々に行う必要がなくて、一度で済ますことが可能である。
In short, when the morning logo mode is set, the
またステップS7101で、連係機能設定中フラグがONであれば、連係機能設定画像R1の表示中に「2次元コード表示」が選択されたか否かを判定する(S7114)。2次元コード表示が選択されれば(S7114でYES)、2次元コード画像表示処理を行う(S7115)。2次元コード画像表示処理(S7115)では、図72(B)に示す2次元コード画像R2を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPUは、表示画面7aに2次元コード画像R2を表示させる。
If the linkage function setting flag is ON in step S7101, it is determined whether or not “two-dimensional code display” is selected during display of the linkage function setting image R1 (S7114). If two-dimensional code display is selected (YES in S7114), two-dimensional code image display processing is performed (S7115). In the two-dimensional code image display process (S7115), a display command for displaying the two-dimensional code image R2 shown in FIG. 72B is set in the output buffer of the
続いてステップS7116では、2次元コード画像R2の表示中に、2次元コード表示終了操作があるか否かを判定する。本形態では演出ボタン63の押下操作が、2次元コード表示終了操作である。2次元コード表示終了操作があれば(S7116でYES)、2次元コード画像終了処理を行う(S7117)。2次元コード画像終了処理(S7117)では、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻るための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに連係機能設定画像R1を表示させる。
Subsequently, in step S7116, it is determined whether there is a two-dimensional code display end operation during the display of the two-dimensional code image R2. In this embodiment, the pressing operation of the
続いてステップS7118では、連係機能設定画像R1の表示中に「新規登録」が選択されたか否かを判定する。新規登録が選択されれば(S7118でYES)、新規登録画像表示処理を行う(S7119)。新規登録画像表示処理(S7119)では、図72(C)に示す新規登録画像R3を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPUは、表示画面7aに新規登録画像R3を表示させる。
Subsequently, in step S7118, it is determined whether or not “new registration” is selected during display of the linkage function setting image R1. If new registration is selected (YES in S7118), newly registered image display processing is performed (S7119). In the newly registered image display process (S7119), a display command for displaying the newly registered image R3 shown in FIG. 72C is set in the output buffer of the
続いてステップS7120では、新規登録画像R3の表示中に新規登録終了操作があるか否かを判定する。新規登録終了操作は、セレクトボタン68の操作により「戻る」を選択して、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。新規登録終了操作があれば(S7020でYES)、新規登録画像終了処理を行う(S7121)。新規登録画像終了処理(S7121)では、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻るための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに連係機能設定画像R1を表示させる。
Subsequently, in step S7120, it is determined whether or not there is a new registration end operation while the new registration image R3 is being displayed. The new registration end operation is performed by selecting “Return” by operating the
続いてステップS7122では、連係機能設定画像R1の表示中に「パスワード入力」が選択されたか否かを判定する。パスワード入力が選択されれば(S7122でYES)、パスワード入力画像表示処理を行う(S7123)。パスワード入力画像表示処理(S7123)では、図72(D)に示すパスワード入力画像(設定画像)R4を表示するための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPUは、表示画面7aにパスワード入力画像R4を表示させる。
Subsequently, in step S7122, it is determined whether or not “password input” is selected during display of the linkage function setting image R1. If password input is selected (YES in S7122), password input image display processing is performed (S7123). In the password input image display process (S7123), a display command for displaying the password input image (setting image) R4 shown in FIG. 72 (D) is set in the output buffer of the
続いてステップS7124では、パスワード入力画像R4の表示中にパスワードが入力されたか否かを判定する。パスワードは、本パチンコ遊技機1の関連情報を示すインターネットサイトで発行された5文字のひらがなである。パスワードの入力は、セレクトボタン68の操作により、ひらがなを選択して、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。パスワードが入力されれば(S7124でYES)、入力されたパスワードをRAM94の所定の記憶領域に記憶する(S7125)。これにより、初期設定では実行されることがない演出等を実行し得るように演出の設定変更が行われる。
Subsequently, in step S7124, it is determined whether or not a password has been input while the password input image R4 is being displayed. The password is a five-character hiragana issued on the Internet site showing the related information of the
続いてステップS7126では、パスワード入力画像R4の表示中にパスワード入力終了操作があるか否かを判定する。パスワード入力終了操作は、セレクトボタン68の操作により「やめる」を選択して、演出ボタン63を押下操作することにより行われる。パスワード入力終了操作があれば(S7126でYES)、パスワード入力画像終了処理を行う(S7127)。パスワード入力画像終了処理(S7127)では、図72(A)に示す連係機能設定画像R1の表示に戻るための表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに連係機能設定画像R1を表示させる。
Subsequently, in step S7126, it is determined whether or not there is a password input end operation while the password input image R4 is being displayed. The password input end operation is performed by selecting “stop” by operating the
図62に示すように、ステップS7128では、連係機能設定画像R1の表示中に、セレクトボタン68の操作により「戻る」を選択して、演出ボタン63が押下操作(表示終了操作)されたか否かを判定する。「戻る」を選択して演出ボタン63が押下操作されていれば(S7128でYES)、ステップS7130に進む。一方、「戻る」を選択して演出ボタン63が押下操作されていなければ(S7128でNO)、変動演出が開始されたか否かを判定する(S7129)。変動演出が開始されていれば(S7129でYES)、ステップS7030に進み、変動演出が開始されていなければ(S7129でNO)、本処理を終える。
As shown in FIG. 62, in step S7128, “return” is selected by operating the
ステップS7130では、連係機能設定画像終了処理を行う。連係機能設定画像終了処理(S7130)では、表示中の携帯端末連係機能の各画像(連係機能設定画像R1、2次元コード画像R2、新規登録画像R3、パスワード入力画像R4)を終了するための終了コマンドをRAM94の出力バッファにセットする。これにより、その終了コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aで上記した各画像R1〜R4の表示を終了させる。ステップS7131では、連係機能設定中フラグをOFFして、ステップS7132に進む。
In step S7130, linkage function setting image end processing is performed. In the linkage function setting image termination process (S7130), the termination for terminating each image (linkage function setting image R1, two-dimensional code image R2, new registration image R3, password input image R4) of the mobile terminal linkage function being displayed. The command is set in the output buffer of the
ステップS7132では、モードフラグの値が「2」であるか否か、即ち朝ロゴモードに設定されているか否かを判定する。朝ロゴモードに設定されていなければ(S7032でNO)、変動演出が開始されたか否かを判定する(S7134)。変動演出が開始されていれば(S7134でYES)、本処理を終える。一方、変動演出が開始されていなければ(S7134でNO)、選択待機画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S7135)。これにより、その選択待機画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(B)に示す選択待機画像T2を表示させる。そして、待機画像中断フラグをOFFにし(S7136)、客待ちタイマに第2待機時間(本形態では30秒)をセットして(S7137)、本処理を終える。こうして、通常モードに設定されているときに選択待機画像T2から連係機能設定画像R1の表示へ切り替えた後、再び客待ち演出に戻る場合には、選択待機画像T2の表示が行われるようになっている。
In step S7132, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”, that is, whether or not the morning logo mode is set. If it is not set to the morning logo mode (NO in S7032), it is determined whether or not the changing effect is started (S7134). If the variation effect has been started (YES in S7134), this process is terminated. On the other hand, if the changing effect has not been started (NO in S7134), the selected standby image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7135). Thereby, the
ステップS7132でモードフラグの値が「2」であれば、盤可動体駆動データをRAM94の所定の駆動データバッファにセットして(S7133)、本処理を終える。これにより、待機位置にある盤可動体15は動作位置に駆動することになる。こうして朝ロゴモードに設定されているときには、連係機能設定画像R1の表示を終了させるのと同時に、待機位置にある盤可動体15を動作位置に駆動させることが可能である。よって、連係機能設定画像R1の表示を終了させる操作と、盤可動体15を動作位置へ駆動させる操作とを別々に行う必要がなくて、一度で済ますことが可能である。また朝ロゴモードに設定されているときに、連係機能設定画像R1、2次元コード画像R2、新規登録画像R3、パスワード入力画像R4の表示中に変動演出が開始されても、上記した各画像R1,R2,R3,R4の表示が終了するのと同時に、待機位置にある盤可動体15を動作位置に駆動させることが可能である。
If the value of the mode flag is “2” in step S7132, the board movable body drive data is set in a predetermined drive data buffer of the RAM 94 (S7133), and this process is terminated. Thereby, the board
[客待ち演出処理]演出制御用マイコン91は、携帯端末連係機能設定処理(S4609)及び音声制御処理(S4610)に次いで、客待ち演出処理(S4611)を行う(図44参照)。客待ち演出処理(S4611)では、図63に示すように、先ず客待ち演出中フラグがONであるか否かを判定する(S7201)。客待ち演出中フラグがONであれば(S7201でYES)、次に待機画像中断フラグがOFFであるか否かを判定する(S7202)。待機画像中断フラグがOFFであれば(S7202でYES)、続いて客待ちタイマの値が「0」より大きいか否かを判定する(S7203でYES)。客待ちタイマの値が「0」より大きければ(S7203でYES)、客待ちタイマの値を減算する(S7204)。一方、ステップS7201,S7202,S7203の何れかでNOと判定されれば、本処理を終える。 [Staff waiting effect process] The effect controlling microcomputer 91 performs a customer waiting effect process (S4611) following the portable terminal link function setting process (S4609) and the voice control process (S4610) (see FIG. 44). In the customer waiting effect process (S4611), as shown in FIG. 63, it is first determined whether or not the customer waiting effect flag is ON (S7201). If the customer waiting effect flag is ON (YES in S7201), it is next determined whether or not the standby image interruption flag is OFF (S7202). If the standby image interruption flag is OFF (YES in S7202), it is subsequently determined whether or not the value of the customer waiting timer is greater than “0” (YES in S7203). If the value of the customer waiting timer is larger than “0” (YES in S7203), the value of the customer waiting timer is subtracted (S7204). On the other hand, if it is determined NO in any of steps S7201, S7202, and S7203, this process ends.
ステップS7205では、客待ちタイマの値が「0」であるか否かを判定する。「0」でなければ(S7205でNO)、客待ち演出の待機画像を切替えるタイミングではないため、本処理を終える。一方、「0」であれば(S7205でYES)、客待ちフラグの値が「1」であるか否かを判定する(S7206)。 In step S7205, it is determined whether the value of the customer waiting timer is “0”. If it is not “0” (NO in S7205), it is not the timing to switch the standby image of the customer waiting effect, and thus this processing is finished. On the other hand, if it is “0” (YES in S7205), it is determined whether or not the value of the customer waiting flag is “1” (S7206).
ここで客待ちフラグの値について説明する。客待ちフラグは、客待ち演出で通常待機画像T1、選択待機画像T2、ホールコード対応画像T3、新規登録画像T4、デモ画像T5のうちどの待機画像を表示する状況であるかを示すフラグである(図71参照)。客待ちフラグが「1」であれば通常待機画像T1を表示する状況を示し、客待ちフラグが「2」であれば選択待機画像T2を表示する状況であるこを示し、客待ちフラグが「3」であればホールコード対応画像T3を表示する状況であることを示し、客待ちフラグが「4」であれば新規登録画像T4を表示する状況であることを示し、客待ちフラグが「5」であればデモ画像T5を表示する状況を示していることになる。但し朝ロゴモードの設定中に、客待ちフラグが「1」〜「5」にセットされていても、待機画像T1〜T5が表示画面7aに表示されることはない。
Here, the value of the customer waiting flag will be described. The customer waiting flag is a flag indicating which waiting image is displayed among the normal waiting image T1, the selection waiting image T2, the hall code corresponding image T3, the newly registered image T4, and the demo image T5 in the customer waiting effect. (See FIG. 71). If the customer waiting flag is “1”, the normal waiting image T1 is displayed. If the customer waiting flag is “2”, the selected waiting image T2 is displayed. The customer waiting flag is “3”. "Indicates that the hall code-corresponding image T3 is being displayed. If the customer waiting flag is" 4 ", it indicates that the newly registered image T4 is being displayed. The customer waiting flag is" 5 ". If so, this indicates a situation in which the demo image T5 is displayed. However, even if the customer waiting flag is set to “1” to “5” during the setting of the morning logo mode, the standby images T1 to T5 are not displayed on the
ステップS7206で客待ちフラグの値が「1」であれば、次にモードフラグの値が「2」であるか否かを判定する(S7207)。モードフラグの値が「2」でなければ(S7207でNO)、通常モードに設定されていることになり、選択待機画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S7208)。これにより、その選択待機画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(B)に示す選択待機画像T2を表示させる。
If the value of the customer waiting flag is “1” in step S7206, it is next determined whether or not the value of the mode flag is “2” (S7207). If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7207), it means that the normal mode is set, and the selection standby image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7208). Thereby, the
一方、モードフラグの値が「2」であれば(S7207でYES)、盤可動体復帰確認処理を行う(S7209)。つまり、朝ロゴモードに設定されているときに選択待機画像T2の表示開始タイミングになれば、選択待機画像T2の表示を行わないものの、盤可動体復帰確認処理を行う(S7209)。そして、この盤可動体復帰確認処理(S7209)では、上述したように、盤可動体15が動作位置にいなければ、盤可動体15を動作位置へ駆動させることになる(図48参照)。ステップS7210では、客待ちタイマに第2待機時間(本形態では30秒)をセットする。第2待機時間は、客待ちフラグが「2」から「3」に切替わるまでの時間である。そして客待ちフラグに「2」をセットして(S7211)、本処理を終える。
On the other hand, if the value of the mode flag is “2” (YES in S7207), a panel movable body return confirmation process is performed (S7209). In other words, if the selection standby image T2 comes to the display start timing when the morning logo mode is set, the display of the selection standby image T2 is not performed, but the panel movable body return confirmation process is performed (S7209). In this panel movable body return confirmation process (S7209), as described above, if the panel
またステップS7206で客待ちフラグの値が「1」でなければ、次に客待ちフラグの値が「2」であるか否かを判定する(S7212)。客待ちフラグの値が「2」であれば(S7212でYES)、次に終了時間到達フラグがONであるか否かを判定する(S7213)。このとき終了時間到達フラグがONであるという状況は、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替えられた後に、後述するホールコード対応画像T3の表示開始タイミングになったという状況である。終了時間到達フラグがONであれば(S7213でYES)、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させるべく、上述した朝ロゴモード終了処理を行う(S7214)。そして、朝ロゴモード終了演出コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S7215)。これにより、図78(D)に示すように表示画面7aに「朝LOGO終了」の文字画像E1が表示される。続いて、終了時間到達フラグをOFFにして(S7216)、ステップS7217に進む。一方、終了時間到達フラグがONでなければ(S7213でNO)、直ちにステップS7217に進む。
If the value of the customer waiting flag is not “1” in step S7206, it is next determined whether or not the value of the customer waiting flag is “2” (S7212). If the value of the customer waiting flag is “2” (YES in S7212), it is next determined whether or not the end time arrival flag is ON (S7213). At this time, the situation that the end time arrival flag is ON is that the display start timing of the hall code corresponding image T3 described later is reached after reaching 12:00 and switching from the setting of the morning logo mode to the setting of the normal mode. Is the situation. If the end time arrival flag is ON (YES in S7213), the morning logo mode end process described above is performed in order to return the
ステップS7217では、モードフラグの値が「2」であるか否かが判定される。モードフラグの値が「2」でなければ(S7217でNO)、通常モードに設定されているため、ホールコード対応画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S7218)、ステップS7219に進む。これにより、そのホールコード対応画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(C)に示すホールコード対応画像T3を表示させる。一方、モードフラグの値が「2」であれば(S7217でYES)、ホールコード対応画像T3を表示させないため、ステップS7219に進む。ステップS7219では、客待ちタイマに第3待機時間(本形態では30秒)をセットする。第3待機時間は、客待ちフラグが「3」から「4」に切替わるまでの時間である。そして客待ちフラグに「3」をセットして(S7220)、本処理を終える。
In step S7217, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”. If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7217), since the normal mode is set, the hall code corresponding image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7218), and the process proceeds to step S7219. Thus, the
またステップS7212で客待ちフラグの値が「2」でなければ、次に客待ちフラグの値が「3」であるか否かを判定する(S7221)。客待ちフラグの値が「3」であれば(S7221でYES)、次に終了時間到達フラグがONであるか否かを判定する(S7222)。このとき終了時間到達フラグがONであるという状況は、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替えられた後に、後述する新規登録画像T4の表示開始タイミングになったという状況である。終了時間到達フラグがONであれば(S7222でYES)、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させるべく、上述した朝ロゴモード終了処理を行う(S7223)。そして、朝ロゴモード終了演出コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S7224)。これにより、表示画面7aに「朝LOGO終了」の文字画像E1(図78(B)参照)が表示される。続いて、終了時間到達フラグをOFFにして(S7225)、ステップS7226に進む。一方、終了時間到達フラグがONでなければ(S7222でNO)、直ちにステップS7226に進む。
If the value of the customer waiting flag is not “2” in step S7212, it is next determined whether or not the value of the customer waiting flag is “3” (S7221). If the value of the customer waiting flag is “3” (YES in S7221), it is next determined whether or not the end time arrival flag is ON (S7222). At this time, the situation that the end time arrival flag is ON is a situation in which the display start timing of a new registered image T4 to be described later is reached after reaching 12:00 and switching from the setting of the morning logo mode to the setting of the normal mode. It is. If the end time arrival flag is ON (YES in S7222), the morning logo mode end process described above is performed to return the
ステップS7226では、モードフラグの値が「2」であるか否かが判定される。モードフラグの値が「2」でなければ(S7226でNO)、通常モードに設定されているため、新規登録画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S7227)、ステップS7228に進む。これにより、その新規登録画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(D)に示す新規登録画像T4を表示させる。一方、モードフラグの値が「2」であれば(S7226でYES)、新規登録画像T4を表示させないため、ステップS7228に進む。ステップS7228では、客待ちタイマに第4待機時間(本形態では30秒)をセットする。第4待機時間は、客待ちフラグが「4」から「5」に切替わるまでの時間である。そして客待ちフラグに「4」をセットして(S7229)、本処理を終える。
In step S7226, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”. If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7226), since the normal mode is set, a newly registered image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7227), and the process proceeds to step S7228. Thus, the
またステップS7221で客待ちフラグの値が「3」でなければ、図64に示すように、客待ちフラグの値が「4」であるか否かを判定する(S7230)。客待ちフラグの値が「4」であれば(S7230でYES)、次に終了時間到達フラグがONであるか否かを判定する(S7231)。このとき終了時間到達フラグがONであるという状況は、12時に到達して朝ロゴモードの設定から通常モードの設定に切替えられた後に、後述するデモ画像T5の表示開始タイミングになったという状況である。終了時間到達フラグがONであれば(S7231でYES)、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させるべく、上述した朝ロゴモード終了処理を行う(S7232)。そして、朝ロゴモード終了演出コマンドをRAM94の出力バッファにセットする(S7233)。これにより、表示画面7aに「朝LOGO終了」の文字画像E1(図78(B)参照)が表示される。続いて、終了時間到達フラグをOFFにして(S7234)、ステップS7235に進む。一方、終了時間到達フラグがONでなければ(S7231でNO)、直ちにステップS7235に進む。
If the value of the customer waiting flag is not “3” in step S7221, it is determined whether the value of the customer waiting flag is “4” as shown in FIG. 64 (S7230). If the value of the customer waiting flag is “4” (YES in S7230), it is next determined whether or not the end time arrival flag is ON (S7231). At this time, the situation where the end time arrival flag is ON is a situation in which the display timing of the demo image T5 described later is reached after reaching 12:00 and switching from the morning logo mode setting to the normal mode setting. is there. If the end time arrival flag is ON (YES in S7231), the morning logo mode end process described above is performed in order to return the
ステップS7235では、モードフラグの値が「2」であるか否かが判定される。モードフラグの値が「2」でなければ(S7235でNO)、通常モードに設定されているため、デモ画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S7236)、ステップS7237に進む。これにより、そのデモ画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(E)に示すデモ画像T5を表示させる。一方、モードフラグの値が「2」であれば(S7235でYES)、デモ画像T5を表示させないため、ステップS7237に進む。ステップS7237では、客待ちタイマに第5待機時間(本形態では30秒)をセットする。第5待機時間は、客待ちフラグが「5」から「2」に切替わるまでの時間である。そして客待ちフラグに「5」をセットして(S7238)、本処理を終える。
In step S7235, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”. If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7235), since the normal mode is set, the demo image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7236), and the process proceeds to step S7237. Accordingly, the
またステップS7230で客待ちフラグの値が「4」でなければ、客待ちフラグの値は「5」であることになり、ステップS7239に進む。ステップS7239では、モードフラグの値が「2」であるか否かを判定する。モードフラグの値が「2」でなければ(S7239でNO)、通常モードに設定されているため、選択待機画像表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S7240)、ステップS7241に進む。これにより、その選択待機画像表示コマンドを受信した画像制御基板100のCPU102は、表示画面7aに図71(B)に示す選択待機画像T2を表示させる。つまり、デモ画像T5が第5待機時間だけ表示された後は、選択待機画像T2の表示に切替わることになる。一方、モードフラグの値が「2」であれば(S7239でYES)、選択待機画像T2を表示させないため、ステップS7241に進む。ステップS7241では、客待ちタイマに第2待機時間(本形態では30秒)をセットする。そして客待ちフラグに「2」をセットして(S7242)、本処理を終える。
If the value of the customer waiting flag is not “4” in step S7230, the value of the customer waiting flag is “5”, and the process proceeds to step S7239. In step S7239, it is determined whether or not the value of the mode flag is “2”. If the value of the mode flag is not “2” (NO in S7239), since the normal mode is set, the selection standby image display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S7240), and the process proceeds to step S7241. Thereby, the
[設定音量変更処理]演出制御用マイコン91は、客待ち演出処理(S4611)に次いで、設定音量変更処理(S4612)を行う(図44参照)。設定音量変更処理(S4612)では、図65に示すように、先ず図71(B)に示す選択待機画像T2の表示中であるか否かを判定する(S8001)。選択待機画像T2の表示中でなければ(S8001でNO)、ステップS8008に進む。 [Set Volume Change Process] The effect control microcomputer 91 performs a set volume change process (S4612) after the customer waiting effect process (S4611) (see FIG. 44). In the set volume changing process (S4612), as shown in FIG. 65, it is first determined whether or not the selection standby image T2 shown in FIG. 71 (B) is being displayed (S8001). If the selection standby image T2 is not being displayed (NO in S8001), the process proceeds to step S8008.
選択待機画像T2の表示中であれば(S8001でYES)、次にセレクトボタン検出スイッチ68aの右方向検出スイッチがONされたか否かを判定する(S8002)。つまり、セレクトボタン68の右方向ボタンが押下操作されたか否かを判定する。ONされていなければ(S8002でNO)、ステップS8005に進む。一方、ONされていれば(S8002でYES)、現時点で設定されている設定音量を「1」だけ増加させる(S8003)。またステップS8003では、設定音量に対応する音声データがセットされる。これにより、設定音量の大きさに対応したボリュームの効果音がスピーカ67から出力されて、遊技者に設定音量が増加したことを聴覚により把握させることが可能である。なお設定音量(音量レベル)は、最小である「0」(無音)から最大である「9」までの範囲の中から設定されるようになっている。従って現時点での設定音量が「9」であれば、更に設定音量が増加することはない。
If the selection standby image T2 is being displayed (YES in S8001), it is next determined whether or not the right direction detection switch of the select
ステップS8003の後、設定音量増加表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S8004)、ステップS8005に進む。設定音量増加表示コマンドが画像制御基板100に送信されると、画像制御基板100のCPU102は、増加された設定音量の数字を示すと共に設定音量が大きいほど大きくなる音符を示す画像(図示省略)を表示するようになっている。これにより、遊技者に設定音量が増加したこと視覚により把握させることが可能である。
After step S8003, the set volume increase display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S8004), and the process proceeds to step S8005. When the set volume increase display command is transmitted to the
ステップS8005では、セレクトボタン検出スイッチ68aの左方向検出スイッチがONされたか否かを判定する。つまり、セレクトボタン68の左方向ボタンが押下操作されたか否かを判定する。ONされていなければ(S8005でNO)、ステップS8008に進む。一方、ONされていれば(S8005でYES)、現時点で設定されている設定音量を「1」だけ減少させる(S8006)。またステップS8006では、設定音量に対応する音声データがセットされる。これにより、設定音量の大きさに対応したボリュームの効果音がスピーカ67から出力されて、遊技者に設定音量が減少したことを聴覚により把握させることが可能である。なお現時点での設定音量が「0」であれば、更に設定音量が減少することはない。
In step S8005, it is determined whether the left direction detection switch of the select
ステップS8006の後、設定音量減少表示コマンドをRAM94の出力バッファにセットして(S8007)、ステップS8008に進む。設定音量減少表示コマンドが画像制御基板100に送信されると、画像制御基板100のCPU102は、減少された設定音量の数字を示すと共に設定音量が小さいほど小さくなる音符を示す画像(図示省略)を表示するようになっている。これにより、遊技者に設定音量が減少したこと視覚により把握させることが可能である。
After step S8006, the set volume decrease display command is set in the output buffer of the RAM 94 (S8007), and the process proceeds to step S8008. When the set volume decrease display command is transmitted to the
ステップS8008では、初期動作フラグがONであるか否かを判定する。即ち、演出可動体(盤可動体15、枠可動体600)の初期動作の実行中であるか否かを判定する。ONであれば(S8008でYES)、本処理を終える。一方、ONでなければ(S8008でNO)、次にモードフラグの値が「2」であるか否かを判定する(S8009)。モードフラグの値が「2」でなければ(S8009でNO)、本処理を終える。モードフラグの値が「2」であれば(S8009でYES)、続いて変動演出中であるか否かを判定する(S8010)。変動演出中であれば(S8010でYES)、本処理を終える。これに対して、変動演出中でなければ(S8010でNO)、動作位置検出センサ64bがONであるか否かを判定する(S8011)。つまり、盤可動体15が動作位置にあるか否かを判定する。ONでなければ(S8011でNO)本処理を終え、ONであれば(S8011でYES)、ステップS8012に進む。
In step S8008, it is determined whether the initial operation flag is ON. That is, it is determined whether or not the initial operation of the effect movable body (board
ステップS8012では、セレクトボタン検出スイッチ68aの右方向検出スイッチがONされたか否かを判定する。ONされていなければ(S8012でNO)、ステップS8014に進む。一方、ONされていれば(S8012でYES)、現時点で設定されている設定音量を「1」だけ増加させる(S8013)。またステップS8013では、設定音量に対応する音声データがセットされる。これにより、設定音量の大きさに対応したボリュームの効果音がスピーカ67から出力されて、遊技者に設定音量が増加したことを聴覚により把握させることが可能である。
In step S8012, it is determined whether the right direction detection switch of the select
ステップS8014では、セレクトボタン検出スイッチ68aの左方向検出スイッチがONされたか否かを判定する。ONされていなければ(S8014でNO)、本処理を終える。一方、ONされていれば(S8014でYES)、現時点で設定されている設定音量を「1」だけ減少させる(S8015)。またステップS8015では、設定音量に対応する音声データがセットされる。これにより、設定音量の大きさに対応したボリュームの効果音がスピーカ67から出力されて、遊技者に設定音量が減少したことを聴覚により把握させることが可能である。
In step S8014, it is determined whether the left direction detection switch of the select
以上により、朝ロゴモードの設定中に盤可動体15が動作位置にある状態で、演出可動体の初期動作の実行中ではなく且つ変動演出の実行中ではないときに、セレクトボタン68の右方向ボタンを押下操作すれば、設定音量を増加させることが可能である。一方、セレクトボタン68の左方向ボタンを押下操作すれば、設定音量を減少させることが可能である。そしてこのときには、動作位置にある盤可動体15により表示画面7aがほとんど見えないが、設定音量の大きさに対応したボリュームの効果音により、遊技者は増加又は減少した設定音量の大きさを認識することが可能である。こうして本形態では、朝ロゴモードの設定中でも設定音量を変更することが可能である。
As described above, when the
11.本形態の効果
以上詳細に説明したように、本形態のパチンコ遊技機1によれば、遊技場での営業開始時間前に、遊技場の従業員が電源を投入すれば、演出可動体(盤可動体15、枠可動体600)の初期動作が実行されることになる。このとき図69(A)に示すように、先ず盤可動体15が待機位置(原点位置)にあることが確認されると共に、枠可動体600が収納位置(原点位置)にあることが確認される。その後、図69(B)(C)(D)に示すように、初期動作の一環として、盤可動体15が動作位置へ駆動⇒待機位置へ復帰⇒動作位置へ駆動⇒動作位置で維持となるように動作する。また枠可動体600が突出位置へ駆動⇒収納位置へ復帰⇒突出位置へ駆動⇒突出位置で維持となるように動作する。こうして遊技者に予め動作位置にある盤可動体15及び予め突出位置にある枠可動体600を見せる演出を、電源の投入に基づく演出可動体の初期動作で行うことにより、遊技場の従業員の作業負担を増加させることなく行うことが可能である。つまり遊技場の従業員が当該パチンコ遊技機1に対して電源を投入するだけで、特別の操作を行わずに上記した演出を開始することが可能である。
11. Advantages of the present embodiment As described in detail above, according to the
また本形態のパチンコ遊技機1によれば、電源の投入に基づく盤可動体15の初期動作中には、遊技者による遊技が通常行われないため、変動演出が実行されることはほぼあり得ない。そして、初期動作後に盤可動体15が動作位置にある状態では、表示画面7aの表示領域のうち動作位置にある盤可動体15により隠れていない左下部領域7dにて、左下用演出図柄6の変動演出(左下用変動演出)が実行される。こうして盤可動体15が動作位置にあっても、演出図柄が変動開始タイミング又は変動停止タイミングで、盤可動体15により隠れるのを回避することが可能であり、演出図柄の視認性を担保することが可能である。
Further, according to the
また本形態のパチンコ遊技機1によれば、朝ロゴモードの設定中に仮に盤可動体15が動作位置にある状態が維持され続けると、初期機能の設定変更を行うための各画像(初期機能設定画像S2、ホールコード入力画像S3、枠可動体駆動設定画像S4、朝ロゴ演出設定画像S5)が見えなくなってしまう。そこで本形態では、初期動作で盤可動体15が動作位置に駆動された後でも、ラムクリアの実行後の所定期間内に所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)を行えば、盤可動体15が待機位置に復帰すると共に、初期機能設定画像S2が表示画面7aに表示される。よって、初期機能の設定変更を行いたい場合には、上述した各画像S2,S3,S4,S5を見えるようにして、設定変更を行うことが可能である。
Further, according to the
また本形態のパチンコ遊技機1によれば、図70(B)に示すように、初期機能設定画像S2の表示中に、「戻る」を選択して演出ボタン63を押下操作すれば、初期機能設定画像S2の表示が終了すると共に、盤可動体15が動作位置へ駆動する。よって、初期機能の設定変更を終えるのと同時に、盤可動体15が動作位置にある状態が維持される演出を再開することが可能である。
Further, according to the
また本形態のパチンコ遊技機1によれば、図70(C)に示すように、朝ロゴ演出をONに設定すれば、電源の投入に基づく初期動作により、盤可動体15が動作位置にある状態が維持される。一方、朝ロゴ演出をOFFに設定すれば、電源の投入に基づく初期動作により、盤可動体15が待機位置にある状態が維持される。こうして遊技場の従業員に、盤可動体15を予め動作位置にしておく演出の有無を任意に選択させることが可能である。
Also, according to the
12.変更例
以下、変更例について説明する。なお、変更例の説明において、上記形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
12 Modification Example A modification example will be described below. In the description of the modified example, the same reference numerals are given to the same configurations as those of the
上記形態では、演出可動体の初期動作により、盤可動体15は動作位置にある状態が維持されると共に、枠可動体600は突出位置にある状態が維持されるようにした。しかしながら、盤可動体15は動作位置にある状態が維持される一方、枠可動体600は突出位置にある状態が維持されないようにしても良い。その反対に、枠可動体600は突出位置にある状態が維持される一方、盤可動体15が動作位置にある状態が維持されないようにしても良い。要するに朝ロゴモードでの演出を、盤可動体15又は枠可動体600の何れか一方を用いる演出としても良い。なお盤可動体15と枠可動体600以外の演出可動体を設けて、初期動作によりその演出可動体を動作位置にある状態が維持されるようにしても良い。
In the above embodiment, the
また上記形態では、演出可動体の初期動作により、盤可動体15は待機位置(原点位置)にあることが確認された後、動作位置への駆動⇒待機位置への復帰⇒動作位置への駆動⇒動作位置での維持となるように動作し、枠可動体600は収納位置(原点位置)にあることが確認された後、突出位置への駆動⇒収納位置への復帰⇒突出位置への駆動⇒突出位置での維持となるように動作した。しかしながら、盤可動体15は上記したように動作する一方、枠可動体600は収納位置にあることが確認された後、突出位置への駆動⇒突出位置での維持となるように動作させても良い。その反対に、枠可動体600は上記したように動作する一方、盤可動体15は待機位置にあることが確認された後、動作位置への駆動⇒動作位置での維持となるように動作させても良い。また盤可動体15は待機位置にあることが確認された後、動作位置への駆動⇒動作位置での維持となるように動作させ、枠可動体600は収納位置にあることが確認された後、突出位置への駆動⇒突出位置での維持となるように動作させても良い。上記した変更例は、ステップS4506の朝ロゴ用盤可動体初期動作処理、又はステップS4515の朝ロゴ用枠可動体初期動作処理で行うことにすれば良い。
Further, in the above embodiment, after confirming that the
また上記形態では、演出制御用マイコン91が主制御基板80から送信される電源投入コマンドの受信に基づいて、演出可動体の初期動作を実行するようにした。しかしながら、演出制御用マイコン91は電源投入コマンドの受信に基づかないで、演出可動体の初期動作を実行するようにしても良い。例えば電源が投入されてから割り込み処理(10mタイマ割り込み処理(S4010))が実行される度にカウントするカウンタ(計時手段)を設けて、演出制御用マイコン91がそのカウンタの値に基づいて予め定められた規定時間に達したと判断したときに演出可動体の初期動作を実行するようにしても良い。 In the above embodiment, the production control microcomputer 91 executes the initial operation of the production movable body based on the reception of the power-on command transmitted from the main control board 80. However, the production control microcomputer 91 may execute the initial operation of the production movable body without being based on reception of the power-on command. For example, a counter (timer) is provided that counts every time interrupt processing (10m timer interrupt processing (S4010)) is executed after the power is turned on, and the production control microcomputer 91 determines in advance based on the value of the counter. The initial operation of the effect movable body may be executed when it is determined that the prescribed time has been reached.
また上記形態では、盤可動体15が動作位置にあるときには、図5(B)に示すように、表示画面7aの半分以上の領域が隠れるようになっていた。しかしながら、盤可動体15が待機位置よりも動作位置にあるときの方が、表示画面7aの隠れる領域が多くなれば、盤可動体15が動作位置にあるときに表示画面7aの半分よりも少ない一部の領域だけが隠れるようにしても良い。
Moreover, in the said form, when the board
また上記形態では、朝ロゴモードの設定中で盤可動体15が動作位置にあるときに、演出ボタン63を押下操作(表示開始操作)すれば、盤可動体15が待機位置に復帰すると共に、設定変更としてホールコード設定、枠可動体駆動設定、朝ロゴ演出設定、携帯端末連係機能のパスワード入力が可能となった。しかしながら、その他に音量変更画像(設定画像)の表示から音量変更や、盤ランプ5又は枠ランプ66の光度変更画像(設定画像)の表示から光度変更をできるようにしても良い。更に、予告演出の頻度や演出可動体の駆動で当選確定となる一発告知モード等の演出変更をできるようにしても良い。そして、演出ボタン63を押下操作(表示終了操作)すれば、上記した各設定変更が終了すると共に、盤可動体15が動作位置に駆動するようにしても良い。なお表示開始操作又は表示終了操作は、演出ボタン63の押下操作に限られるものではなく、セレクトボタン68の押下操作やその他のボタンの操作であっても良く、適宜変更可能である。
In the above embodiment, when the
また上記形態では、盤可動体15が動作位置にあるときには、表示画面7aの表示領域のうち動作位置にある盤可動体15によって隠れていない左下部領域7dにて、変動演出を実行するようにした。しかしながら、盤可動体15が動作位置にあるときに変動演出が実行される表示領域は、左下部領域7dに限られるものではなく、動作位置にある盤可動体15によって隠れていない表示領域であれば適宜変更可能であり、例えば表示画面7aの右下部領域であっても良い。また画像表示装置7の他にサブ画像表示装置が設けられていて、動作位置にある盤可動体15によって隠れていないサブ画像表示装置の表示領域にて、変動演出を実行するようにしても良い。
In the above embodiment, when the
また上記形態では、朝ロゴモードの設定が終了する第1の終了条件を、特別図柄の変動表示が10回(所定の上限回数)行われた後、12秒(特定時間)での特別図柄の変動表示が実行されたこととした。しかしながら、所定の上限回数は10回よりも多い回数、又は10回よりも少ない回数としても良い。また特定時間も適宜変更可能であり、例えば5秒変動が実行されたこととしても良い。また第1の終了条件を、所定の上限回数にわたって特別図柄の変動表示が実行されたことだけとしても良く、例えば朝ロゴモードの設定中に特別図柄の変動表示が1回実行されたこととしても良い。更に、特別図柄の変動表示が初めて開始された時点としても良い。つまり、盤可動体15が動作位置にある状態が維持される演出、及び枠可動体600が突出位置にある状態が維持される演出は、最初の特別図柄の変動表示が開始される時点までとしても良い。
In the above embodiment, the first end condition for completing the setting of the morning logo mode is that the special symbol is displayed 10 times (predetermined maximum number of times) after the special symbol is displayed 10 times (a predetermined upper limit number of times). It was assumed that variable display was executed. However, the predetermined upper limit number may be more than 10 times or less than 10 times. Also, the specific time can be changed as appropriate, for example, a 5-second fluctuation may be executed. Further, the first end condition may be that the special symbol variation display is executed for a predetermined upper limit number of times, for example, the special symbol variation display is executed once during the setting of the morning logo mode. good. Furthermore, it is good also as the time when the change display of the special symbol is started for the first time. That is, the effect that the state in which the
また上記形態では、電源が投入されることに基づいて朝ロゴモードに設定され得るようにしたが、電源が投入されても演出モードが切替わらないようにしても良い。つまり、演出モードに拘わらず、盤可動体15が動作位置にある状態が維持されると共に、枠可動体600が突出位置にある状態が維持される演出を実行するようにしても良い。この場合、電源が投入されることに基づいて、演出可動体の初期動作により盤可動体15が動作位置にある状態が維持されると共に、枠可動体600が突出位置にある状態が維持される。このとき通常モードに設定されたままである。その後、上述したように特別図柄の変動表示が初めて開始された時点で、動作位置にある盤可動体15が待機位置に復帰すると共に、突出位置にある枠可動体600が収納位置に復帰するようにすれば良い。こうすれば、最初の変動演出の開始に伴って盤可動体15が待機位置に復帰するため、中央用演出図柄8の変動演出が見え難いのを回避することが可能である。
In the above embodiment, the morning logo mode can be set based on the power being turned on. However, the effect mode may not be switched even when the power is turned on. That is, regardless of the effect mode, an effect may be executed in which the state in which the
また上記形態では、朝ロゴモードの設定が終了する第2の終了条件を、演出図柄8L,8C,8Rをゾロ目で表示画面7a内にて左右に揺れているように表示する当選報知演出が実行されることとした。しかしながら当選報知演出は、例えば表示画面7aの縁部分の表示色が虹色になる演出や、特定の効果音をスピーカ67から出力する演出等であっても良く、遊技者に当否判定の結果が当たりであると認識できるような演出であれば適宜変更可能である。
Further, in the above embodiment, the winning notification effect that displays the second end condition for setting the morning logo mode as if the
また上記形態では、朝ロゴモードの設定が終了する第3の終了条件を、特殊SPリーチの実行開始とした。しかしながら、特殊SPリーチだけでなく、通常SPリーチの実行開始であっても良い。つまりどのSPリーチが実行されても、朝ロゴモードが終了するようにしても良い。また特殊SPリーチは、朝ロゴモードの終了に限って実行開始されるものではなく、通常モードに設定されているときでも実行開始されるものとしても良い。 Moreover, in the said form, the 3rd completion | finish conditions which complete | finish the setting of a morning logo mode were made into execution start of special SP reach. However, not only special SP reach but also normal SP reach execution may be started. That is, the morning logo mode may be ended regardless of which SP reach is executed. The special SP reach is not started only when the morning logo mode is ended, but may be started even when the normal mode is set.
また上記形態では、朝ロゴモードの設定が終了する第4の終了条件を、12時(予め定められた終了時間)になったこととした。しかしながら、終了時間は12時に限られるものではなく、12時よりも前の時間、又は12時以降の時間であっても良く、適宜変更可能である。この場合には、演出制御用マイコン91は、RTC(計時手段)99から取得した現時点の日時の情報に基づいて、終了時間(12時)になったか否かを判定しないで、電源投入から割り込み処理(10msタイマ割り込み処理)が実行される度にカウントするカウンタ(計時手段)の値に基づいて、終了時間になったか否かを判定するようにしても良い。 In the above embodiment, the fourth end condition for completing the setting of the morning logo mode is 12:00 (predetermined end time). However, the end time is not limited to 12:00, may be a time before 12:00, or a time after 12:00, and can be changed as appropriate. In this case, the production control microcomputer 91 does not determine whether or not the end time (12 o'clock) has been reached based on the current date and time information acquired from the RTC (time measuring means) 99, and interrupts from turning on the power. It may be determined whether or not the end time has been reached based on the value of a counter (time measuring means) that is counted each time the process (10 ms timer interrupt process) is executed.
また上記形態では、上述した4つの終了条件(第1の終了条件、第2の終了条件、第3の終了条件、第4の終了条件)が設けられていたが、4つの終了条件の中から何れか3つの終了条件、何れか2つの終了条件、何れかの1つの終了条件が設けらていても良い。 In the above embodiment, the above-described four end conditions (first end condition, second end condition, third end condition, and fourth end condition) are provided. Any three end conditions, any two end conditions, or any one end condition may be provided.
また上記形態では、ラムクリアの実行後の所定期間内に所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)が行われると、初期機能設定画像S2が表示されて、朝ロゴ演出のON又はOFFを設定することが可能になった。しかしながら朝ロゴ演出のON又はOFFの設定は、初期機能設定画像S2の表示を契機として可能になるものでなくても良い。例えば、客待ち演出の待機画像の表示中や、朝ロゴモードの設定中であっても演出ボタン63を押下操作して、連係機能設定画像R1の表示を契機として可能になるものであっても良い。
Further, in the above embodiment, when a predetermined operation (operation for pressing the
また上記形態では、高確率状態に制御されたあと特別図柄の変動表示の回数が所定回数に達すると、通常確率状態に制御される所謂「STタイプ」のパチンコ遊技機であった。しかしながら、高確率状態に制御されたあと実質的に次回の大当たりに当選するまで高確率状態が継続する所謂「ループタイプ」のパチンコ遊技機であっても良い。また特別図柄の抽選で大当たりに当選すると大当たり遊技が実行される所謂「1種タイプ」のパチンコ遊技機であったが、その他(例えば所謂1種2種混合機)のタイプのパチンコ遊技機であっても良い。 Further, in the above embodiment, a so-called “ST type” pachinko gaming machine is controlled which is controlled to the normal probability state when the number of times of the special symbol variation display reaches a predetermined number after being controlled to the high probability state. However, it may be a so-called “loop type” pachinko gaming machine in which the high probability state continues substantially until the next jackpot is won after being controlled to the high probability state. In addition, it was a so-called “single-type” pachinko gaming machine in which a jackpot game is executed when a big win is won in a special symbol lottery. May be.
また上記形態では、特定領域39への遊技球の通過に基づいて高確率状態に移行するパチンコ遊技機であったが、停止表示される特別図柄の種類に応じて高確率状態に移行するパチンコ遊技機や、高確率状態に移行しないパチンコ遊技機であっても良い。
In the above embodiment, the pachinko gaming machine shifts to the high probability state based on the passing of the game ball to the
また上記形態では、第1始動口20又は第2始動口21への入賞に基づいて取得する乱数(数値情報)として、大当たり乱数等の4つの乱数を取得することとしたが、一つの乱数を取得してその乱数に基づいて、大当たりか否か、大当たりの種類、リーチの有無、及び変動パターンの種類を決めるようにしてもよい。すなわち、始動入賞に基づいて取得する乱数の個数および各乱数において何を決定するようにするかは任意に設定可能である。
In the above embodiment, four random numbers such as jackpot random numbers are acquired as random numbers (numerical information) acquired based on winning to the
また上記形態では、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させる終了条件(第1〜第4の終了条件)と、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させる終了条件(第1〜第4の終了条件)は同じであった。つまり、盤可動体15を待機位置へ復帰させるのと同時に、枠可動体600を収納位置へ復帰させた。しかしながら、動作位置にある盤可動体15を待機位置へ復帰させる終了条件と、突出位置にある枠可動体600を収納位置へ復帰させる終了条件を異なるようにしても良い。例えば盤可動体15を待機位置へ復帰させる終了条件は上述した第1〜第4の終了条件にしつつ、枠可動体600を収納位置へ復帰させる終了条件は電源が投入されてから最初の特別図柄の変動表示が開始されることに基づいて成立するものとしても良い。この場合には、以下の発明が包含されていることになる。そして、以下の発明によれば従来にない斬新な演出を実行可能としつつ、演出可動体による演出効果を高めることが可能な遊技機を提供するという課題を解決することが可能である。
Moreover, in the said form, the termination conditions (1st-4th termination conditions) which return the board
遊技領域に設けられた入球口への遊技球の入球に基づいて数値情報を取得する数値情報取得手段と、
前記数値情報取得手段により取得された数値情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果を示す識別図柄が変動表示したあと停止表示する識別図柄表示手段と、
前記識別図柄が当たりを示す特定の停止態様で停止表示されたあと、前記遊技領域に設けられた特別入賞口を開放させる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
第1演出可動体及び第2演出可動体と、
前記第1演出可動体を所定の第1待機位置から所定の第1動作位置へ駆動可能であると共に、前記第1動作位置から前記第1待機位置へ復帰させることが可能であり、且つ前記第2演出可動体を所定の第2待機位置から所定の第2動作位置へ駆動可能であると共に、前記第2動作位置から前記第2待機位置へ復帰させることが可能な可動体制御手段と、
電源を投入することが可能な電源投入手段と、を備える遊技機において、
前記可動体制御手段は、
前記電源投入手段により電源が投入されることに基づいて前記第1待機位置にある前記第1演出可動体を前記第1動作位置へ駆動させた後に、前記第1演出可動体が前記第1動作位置にある状態を所定の第1終了条件が成立するまで維持する第1駆動維持演出実行手段と、
前記電源投入手段により電源が投入されることに基づいて前記第2待機位置にある前記第2演出可動体を前記第2動作位置へ駆動させた後に、前記第2演出可動体が前記第2動作位置にある状態を所定の第2終了条件が成立するまで維持する第2駆動維持演出実行手段と、を備え、
前記第1終了条件は、前記電源投入手段により電源が投入されてから最初の前記識別図柄の変動表示が開始されることに基づいて少なくとも成立するものである一方、
前記第2終了条件は、前記電源投入手段により電源が投入されてから最初の前記識別図柄の変動表示が開始されることに基づいて成立しないものであることを特徴とする遊技機。
Numerical information acquisition means for acquiring numerical information based on the entrance of the game ball to the entrance provided in the game area;
A go / no-go determination means for making a go / no-go determination based on the numerical information acquired by the numerical information acquisition means;
An identification symbol display means for displaying a stop after the identification symbol indicating the result of the determination of validity is variably displayed;
Special game execution means for executing a special game for opening a special winning opening provided in the game area after the identification symbol is stopped and displayed in a specific stop mode indicating winning;
A first effect movable body and a second effect movable body;
The first effect movable body can be driven from a predetermined first standby position to a predetermined first operation position, and can be returned from the first operation position to the first standby position. A movable body control means capable of driving the two-effects movable body from a predetermined second standby position to a predetermined second operation position, and capable of returning from the second operation position to the second standby position;
In a gaming machine comprising a power-on means capable of powering on,
The movable body control means includes
After the first effect movable body in the first standby position is driven to the first operation position based on power being turned on by the power-on means, the first effect movable body is moved to the first action. First driving maintenance effect executing means for maintaining the state at the position until a predetermined first end condition is satisfied;
After the second effect movable body in the second standby position is driven to the second operation position based on power being turned on by the power supply means, the second effect movable body is moved to the second operation position. Second driving maintenance effect execution means for maintaining the state at the position until a predetermined second end condition is satisfied,
While the first end condition is satisfied at least based on starting the first variable display of the identification symbol after the power is turned on by the power-on means,
2. The gaming machine according to
上記した構成の遊技機によれば、電源が投入されてから第1演出可動体(例えば枠可動体600)が第1動作位置(突出位置)にある状態が維持されると共に、第2演出可動体(例えば盤可動体15)が第2動作位置(動作位置)にある状態が維持されるため、遊技者には斬新な演出が実行されている印象を与えることが可能である。そして、電源が投入されてから最初の識別図柄の変動表示が開始されると、第1演出可動体は第1動作位置から第1待機位置(収納位置)へ復帰する一方、第2演出可動体は第2動作位置から第2待機位置(待機位置)へ復帰しない。つまり、遊技者による遊技が開始されると第1演出可動体を第1待機位置へ復帰させつつ、その後しばらく第2演出可動体が第2動作位置にある状態を維持させることが可能である。そのため、第1演出可動体(枠可動体600)が第1待機位置へ復帰した後、第1演出可動体をSPリーチの実行中や当選報知演出の実行中に第1動作位置へ駆動させて利用することが可能であり、更に第2動作位置にある第2演出可動体を朝ロゴモードの設定中であること(演出モード)を把握させるのに利用することが可能である。こうして、2つの演出可動体の復帰条件を異ならせることにより、演出可動体の活用方法の幅が増えて、演出可動体による演出効果をより一層高めることが可能である。 According to the gaming machine having the above-described configuration, the state where the first effect movable body (for example, the frame movable body 600) is in the first operation position (projecting position) after the power is turned on is maintained and the second effect movable. Since the state where the body (for example, the board movable body 15) is in the second operation position (operation position) is maintained, it is possible to give the player an impression that a novel effect is being executed. When the first identification symbol variation display is started after the power is turned on, the first effect movable body returns from the first operation position to the first standby position (storage position), while the second effect movable object. Does not return from the second operating position to the second standby position (standby position). That is, when the game by the player is started, it is possible to return the first effect movable body to the first standby position and maintain the second effect movable body in the second operation position for a while after that. Therefore, after the first effect movable body (frame movable body 600) returns to the first standby position, the first effect movable body is driven to the first operation position during the execution of the SP reach or the winning notification effect. Further, the second effect movable body at the second operation position can be used for grasping that the morning logo mode is being set (effect mode). Thus, by making the return conditions of the two effect movable bodies different, the width of the method of using the effect movable body is increased, and the effect of the effect movable body can be further enhanced.
また上記形態では、パチンコ遊技機1として構成したが、遊技者による遊技が行われる前に演出可動体が表示画面7aの少なくとも一部を隠すような動作位置にあるスロットマシン(回胴式遊技機、パチスロ遊技機)や、演出可動体が遊技機枠50の枠縁50Wよりも外側にあるスロットマシンとして構成しても良い。この場合、ビッグボーナスやレギュラーボーナスへの入賞によって獲得メダルを増やす所謂ノーマル機であれば、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等のボーナスを実行している状態が特別遊技状態に相当する。また、小役に頻繁に入賞可能なART(アシストリプレイタイム)やAT(アシストタイム)等の特別な遊技期間にて獲得メダルを増やす所謂ART機やAT機であれば、ARTやAT中の状態が特別遊技状態に相当する。またノーマル機では特別遊技状態への制御条件は、ビッグボーナスやレギュラーボーナスに当選した上で、有効化された入賞ライン上に、ビッグボーナスやレギュラーボーナスへの移行契機となる図柄の組合せが各リールの表示結果として導出表示されることである。また、ART機やAT機では特別遊技状態への制御条件は、例えばARTやATの実行抽選に当選した上で、規定ゲーム数を消化するなどしてARTやATの発動タイミングを迎えることである。
In the above embodiment, the
なお、この[発明を実施するための形態]における上記までの記載内容には、以下の〈A〉〜〈E〉の発明が示されている。以下の説明では、上記までの記載内容における対応する構成名や表現、図面に使用した符号等を参考のためにかっこ書きで付記している。但し、各発明の構成要素はこの付記に限定されるものではない。 In addition, the invention described in the following <A> to <E> is shown in the above description in [Mode for Carrying Out the Invention]. In the following description, corresponding configuration names and expressions in the above description, reference numerals used in the drawings, and the like are added in parentheses for reference. However, the component of each invention is not limited to this supplementary note.
<A>本発明に係る遊技機は、
予め定められた制御条件の成立に基づいて遊技者に有利な特別遊技状態に制御される遊技機において、
所定の原点位置(待機位置,収納位置)から所定の動作位置(動作位置,突出位置)へ駆動可能であると共に、前記動作位置から前記原点位置へ復帰可能な演出可動体(盤可動体15,枠可動体600)と、
特定操作(ON操作)がされると電源を投入することが可能な電源投入手段(電源スイッチ155)と、
前記電源投入手段により電源が投入されたことに基づいて、少なくとも前記演出可動体の初期動作を実行する初期動作実行手段(ステップS4303を実行する演出制御用マイコン91)と、を備え、
前記初期動作実行手段は、前記演出可動体の初期動作として、
前記演出可動体が前記原点位置にあることを確認した後に、前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記動作位置にある前記演出可動体を前記原点位置へ復帰させる通常初期動作と、
前記通常初期動作の後に前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記演出可動体が前記動作位置にある状態を所定の終了条件が成立するまで維持させる特別初期動作と、を実行(ステップS4506,S4515を実行)可能なものであることを特徴とする遊技機である。
<A> The gaming machine according to the present invention is
In a gaming machine controlled to a special gaming state advantageous to a player based on establishment of a predetermined control condition,
An effect movable body (board
Power-on means (power switch 155) capable of turning on the power when a specific operation (ON operation) is performed;
Based on the fact that the power is turned on by the power-on means, at least initial operation execution means for executing the initial operation of the effect movable body (production control microcomputer 91 that executes step S4303),
The initial operation execution means, as an initial operation of the effect movable body,
After confirming that the effect movable body is at the origin position, the effect movable body at the origin position is driven to the operating position, and the effect movable body at the operation position is returned to the origin position. Normal initial operation,
A special initial operation for driving the effect movable body at the origin position to the operation position after the normal initial operation and maintaining the state in which the effect movable body is at the operation position until a predetermined end condition is satisfied; This is a gaming machine that can execute (steps S4506 and S4515).
この構成の遊技機によれば、遊技場での営業開始時間前に、遊技場の従業員が電源を投入すれば、演出可動体の初期動作が実行されることになる。この初期動作では先ず、演出可動体が原点位置にあることを確認した後、原点位置にある演出可動体を動作位置へ駆動させ、続いて動作位置にある演出可動体を原点位置へ復帰させる通常初期動作が実行される。その後、初期動作の一環として、原点位置にある演出可動体を動作位置へ駆動させて、演出可動体が動作位置にある状態が所定の終了条件が成立するまで維持される特別初期動作を実行することが可能である。こうして、遊技者に予め動作位置にある演出可動体を見せる演出を、電源の投入に基づく初期動作で行うことにより、遊技場の従業員の作業負担を増加させることなく行うことが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, the initial operation of the effect movable body is executed if the employee of the game hall turns on the power before the business start time at the game hall. In this initial operation, first, after confirming that the effect movable body is at the origin position, the effect movable body at the origin position is driven to the operation position, and then the effect movable body at the operation position is returned to the origin position. Initial operation is performed. After that, as a part of the initial operation, the effect movable body at the origin position is driven to the operation position, and a special initial operation is performed in which the state where the effect movable body is in the operation position is maintained until a predetermined end condition is satisfied. It is possible. In this way, it is possible to perform an effect that causes the player to show the effect movable body at the operation position in advance by the initial operation based on the power-on without increasing the work burden of the game hall employee.
<B>上記構成の遊技機を次のように構成するとよい。
遊技領域(3)に設けられた入球口(第1始動口20,第2始動口21)と、
前記入球口への遊技球の入球に基づいて数値情報(大当たり乱数等の乱数値)を取得する数値情報取得手段(ステップS206,S210を実行する遊技制御用マイコン81)と、
前記数値情報取得手段により取得された数値情報に基づいて当たりか否かの当否判定を行う当否判定手段(ステップS1402,S1408を実行する遊技制御用マイコン81)と、
前記当否判定の結果を示す識別図柄(特別図柄)を変動表示したあと停止表示する識別図柄表示手段(特別図柄表示器41)と、
前記識別図柄が当たりを示す特定の停止態様(大当たり停止態様)で停止表示されたあと、前記遊技領域に設けられた特別入賞口(第1大入賞口30,第2大入賞口35)を開放する特別遊技(大当たり遊技)を実行する特別遊技実行手段(ステップS1307を実行する遊技制御用マイコン81)と、
表示画面(7a)を有する表示装置(画像表示装置7)と、
前記識別図柄の変動表示に同期して、前記表示画面上で演出図柄(中央用演出図柄8等の演出図柄)を変動表示したあと、前記当否判定の結果を示す停止態様で停止表示させる変動演出を実行する変動演出実行手段(ステップS4705を実行する演出制御用マイコン91)と、を備え、
前記演出可動体(盤可動体15)は、前記表示画面よりも前方で変位可能であり、前記動作位置にあるときには前記原点位置にあるときよりも前記表示画面の隠れる領域を多くするものであり、
前記変動演出実行手段は、
前記演出可動体が前記動作位置にある状態が維持されているときには、前記表示画面の表示領域のうち当該演出可動体により隠れていない表示領域(左下部領域7d)にて前記変動演出(左下用変動演出)を実行可能なものであることを特徴とする遊技機。
<B> The gaming machine having the above configuration may be configured as follows.
The entrance (
Numerical information acquisition means (game control microcomputer 81 for executing steps S206 and S210) for acquiring numerical information (random numbers such as jackpot random numbers) based on the entrance of the game ball into the entrance,
A determination unit for determining whether or not to win based on the numerical information acquired by the numerical information acquisition unit (game control microcomputer 81 executing steps S1402 and S1408);
Identification symbol display means (special symbol display device 41) for stopping and displaying an identification symbol (special symbol) indicating the result of the determination of success or failure;
After the identification symbol is stopped and displayed in a specific stop mode indicating a win (a jackpot stop mode), the special winning ports (the first big winning
A display device (image display device 7) having a display screen (7a);
Synchronizing with the variation display of the identification symbol, the variation effect is displayed in the stop mode indicating the result of the determination of success / failure after the effect symbol (the effect symbol such as the central effect symbol 8) is variably displayed on the display screen. Fluctuating effect execution means for executing (effect control microcomputer 91 for executing step S4705),
The production movable body (panel movable body 15) is displaceable in front of the display screen, and increases the area where the display screen is hidden when in the operating position than when in the origin position. ,
The variation production execution means
When the state where the effect movable body is in the operation position is maintained, the variation effect (for the lower left) is displayed in a display area (lower left
この構成の遊技機によれば、電源の投入に基づく初期動作中には、遊技者による遊技が通常行われないため、変動演出が実行されることはほぼあり得ない。そして、初期動作後に演出可動体が動作位置にある状態では、表示画面の表示領域のうち演出可動体により隠れていない表示領域にて変動演出が実行されることになる。こうして演出可動体が動作位置にあっても、演出図柄が変動開始タイミング又は変動停止タイミングで、演出可動体により隠れるのを回避することが可能であり、演出図柄の視認性を担保することが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, during the initial operation based on the power-on, a game by the player is not normally performed, so that it is almost impossible to execute a variation effect. Then, in a state where the effect movable body is in the operation position after the initial operation, the variable effect is executed in a display area that is not hidden by the effect movable object in the display area of the display screen. In this way, even if the production movable body is in the operating position, it is possible to avoid the production symbol from being hidden by the production movable body at the fluctuation start timing or the fluctuation stop timing, thereby ensuring the visibility of the production symbol. It is.
<C>上記構成の遊技機を次のように構成するとよい。
操作可能な操作手段(演出ボタン63とセレクトボタン68)と、
前記電源投入手段により電源が投入された後に前記操作手段への所定操作(演出ボタン63を5回連続押下操作)に基づいて前記表示画面にて所定の設定画像(初期機能設定画像S2等)の表示を開始する設定表示開始手段(ステップS7004を実行する演出制御用マイコン91)と、
前記設定画像が表示されているときに前記操作手段への設定操作に応じた設定変更を実行可能な設定変更実行手段(ステップS7013等を実行する演出制御用マイコン91)と、
前記演出可動体が前記動作位置にある状態が維持されているときに前記操作手段への所定操作に基づいて、前記動作位置にある前記演出可動体を前記原点位置に復帰させる表示開始用復帰手段(ステップS7007を実行する演出制御用マイコン91)と、を備えていることを特徴とする遊技機。
<C> The gaming machine having the above configuration may be configured as follows.
Operable operating means (
After the power is turned on by the power-on means, a predetermined setting image (such as an initial function setting image S2) is displayed on the display screen based on a predetermined operation on the operating means (the
Setting change execution means (production control microcomputer 91 that executes step S7013 etc.) capable of executing a setting change according to a setting operation on the operation means when the setting image is displayed;
Display start return means for returning the effect movable body at the operation position to the origin position based on a predetermined operation on the operation means when the state where the effect movable body is at the operation position is maintained. (Game control microcomputer 91 for executing step S7007).
初期動作後に、仮に演出可動体が動作位置にある状態が維持され続けると、設定変更を行うための設定画像が見え難くなってしまう。そこでこの構成の遊技機によれば、初期動作で演出可動体が動作位置に駆動された後でも、操作手段に対して所定操作を行うと、演出可動体が原点位置に復帰すると共に、設定画像が表示される。よって、設定変更を行う場合には、設定画像を見え易い状態にして設定変更を行うことが可能である。 If the state where the effect movable body is in the operation position is maintained after the initial operation, the setting image for changing the setting becomes difficult to see. Therefore, according to the gaming machine having this configuration, when the predetermined operation is performed on the operation unit even after the production movable body is driven to the operation position in the initial operation, the production movable body returns to the origin position and the setting image is displayed. Is displayed. Therefore, when changing the setting, it is possible to change the setting while making the setting image easy to see.
<D>上記構成の遊技機を次のように構成するとよい。
前記設定画像が表示されているときに前記操作手段への表示終了操作(「戻る」を選択して演出ボタン63を押下操作)に基づいて、前記設定画像の表示を終了する設定表示終了手段(ステップS7032を実行する演出制御用マイコン91)と、
前記表示開始用復帰手段により前記演出可動体が前記原点位置に復帰した後に前記操作手段への表示終了操作に基づいて、前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて前記演出可動体が前記動作位置にある状態を前記終了条件が成立するまで維持する表示終了用駆動手段(ステップS7031を実行する演出制御用マイコン91)と、を備えていることを特徴とする遊技機。
<D> The gaming machine configured as described above may be configured as follows.
A setting display ending means for ending the display of the setting image based on a display ending operation (selecting “return” and pressing the effect button 63) on the operation means when the setting image is displayed. Effect control microcomputer 91) for executing step S7032;
After the display movable body returns to the origin position by the display start return means, the display movable body is driven to the operation position based on the display end operation to the operation means, and the production movable body operates the operation. A gaming machine, comprising: a display ending drive means (an effect control microcomputer 91 that executes step S7031) that maintains the position at a position until the ending condition is satisfied.
この構成の遊技機によれば、設定画像が表示されているときに、操作手段に対して表示終了操作を行うと、設定画像の表示が終了すると共に、演出可動体が動作位置へ駆動する。こうして設定変更を終えるのと同時に、演出可動体が動作位置にある状態が維持される演出を再開することが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, when the display end operation is performed on the operation means while the setting image is displayed, the display of the setting image is ended and the effect movable body is driven to the operating position. At the same time as the setting change is completed in this way, it is possible to resume the production in which the production movable body is maintained in the operating position.
<E>上記構成の遊技機を次のように構成するとよい。
前記設定変更実行手段は、駆動演出有り(朝ロゴ演出のON設定)又は駆動演出無し(朝ロゴ演出のOFF設定)のいずれかに設定可能なものであり、
前記初期動作実行手段は、
前記駆動演出有りに設定されている場合には、前記演出可動体の初期動作として前記通常初期動作と前記特別初期動作とを実行(ステップS4506を実行)するものである一方、
前記駆動演出無しに設定されている場合には、前記演出可動体の初期動作として前記通常初期動作を実行した後に前記特別初期動作を実行しない(ステップS4507を実行する)ものであることを特徴とする遊技機。
<E> The gaming machine configured as described above may be configured as follows.
The setting change execution means can be set to either drive effect present (morning logo effect ON setting) or no drive effect (morning logo effect OFF setting),
The initial operation executing means includes
When the drive effect is set to be present, the normal initial operation and the special initial operation are executed as the initial operation of the effect movable body (step S4506 is executed),
In the case where the drive effect is not set, the special initial operation is not executed after the normal initial operation is executed as the initial operation of the effect movable body (step S4507 is executed). To play.
この構成の遊技機によれば、駆動演出無しに設定すれば、電源の投入に基づく演出可動体の初期動作では、通常初期動作のみが実行される。すなわち、通常初期動作の後に特別初期動作が実行されないため、演出可動体が動作位置にある状態が維持されないようにすることが可能である。よって遊技場の従業員に、演出可動体を予め動作位置にしておく演出の有無を任意に選択させることが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, if no drive effect is set, only the normal initial operation is executed in the initial operation of the effect movable body based on power-on. That is, since the special initial operation is not executed after the normal initial operation, it is possible to prevent the state where the effect movable body is in the operation position. Therefore, it is possible for the game hall employee to arbitrarily select the presence / absence of the production in which the production movable body is placed in the operating position in advance.
なお、本発明の「予め定められた制御条件」とは、上記形態では、特図1の抽選又は特図2の抽選において大当たりに当選し、その当選を示す大当たり図柄が停止表示されることである。
また上記形態の特徴及び上記した変形例の特徴をそれぞれ組み合わせて実施することは勿論可能である。
In the above embodiment, the “predetermined control condition” of the present invention means that a big win is won in the lottery shown in FIG. 1 or the lottery shown in FIG. 2, and the jackpot symbol indicating the win is stopped and displayed. is there.
Of course, it is possible to combine the features of the above-described embodiment and the features of the above-described modification.
1…パチンコ遊技機
3…遊技領域
6…左下用演出図柄
7…画像表示装置
7a…表示画面
7d…左下部領域
15…盤可動体
63…演出ボタン
68…セレクトボタン
81…遊技制御用マイコン
91…演出制御用マイコン
155…電源スイッチ
600…枠可動体
DESCRIPTION OF
Claims (1)
所定の原点位置から所定の動作位置へ駆動可能であると共に、前記動作位置から前記原点位置へ復帰可能な演出可動体と、
特定操作がされると電源を投入することが可能な電源投入手段と、
前記電源投入手段により電源が投入されたことに基づいて、少なくとも前記演出可動体の初期動作を実行する初期動作実行手段と、を備え、
前記初期動作実行手段は、前記演出可動体の初期動作として、
前記演出可動体が前記原点位置にあることを確認した後に、前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記動作位置にある前記演出可動体を前記原点位置へ復帰させる通常初期動作と、
前記通常初期動作の後に前記原点位置にある前記演出可動体を前記動作位置へ駆動させて、前記演出可動体が前記動作位置にある状態を所定の終了条件が成立するまで維持させる特別初期動作と、を実行可能なものであることを特徴とする遊技機。 In a gaming machine controlled to a special gaming state advantageous to a player based on establishment of a predetermined control condition,
An effect movable body capable of being driven from a predetermined origin position to a predetermined operation position and capable of returning from the operation position to the origin position,
A power-on means capable of powering on when a specific operation is performed;
An initial operation executing means for executing at least an initial operation of the effect movable body based on being powered on by the power-on means,
The initial operation execution means, as an initial operation of the effect movable body,
After confirming that the effect movable body is at the origin position, the effect movable body at the origin position is driven to the operating position, and the effect movable body at the operation position is returned to the origin position. Normal initial operation,
A special initial operation for driving the effect movable body at the origin position to the operation position after the normal initial operation and maintaining the state in which the effect movable body is at the operation position until a predetermined end condition is satisfied; A gaming machine that is capable of executing
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JP2018175786A (en) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 株式会社三共 | Game machine |
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- 2017-01-18 JP JP2017006342A patent/JP2017070822A/en active Pending
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