JP2017070679A - 食器 - Google Patents

Abstract

【課題】蓋は、裏返して皿として代用できる形状とする。且つ、蓋の径より皿の径の方が大きくても使用できる形状とする。
【解決手段】蓋は、凸状の摘みや凹凸状によるずれ止め縁を設けない替りに、およそ同心円の縁２の水平線に対する角度を約６０度にすると、縁２が摘みになり、横ずれしづらく且つ似た縁を形状に持つ蓋や皿に、薄く積み上げ易い。裏返せば皿になる（以後、皿蓋と呼ぶ）。皿蓋の縁に、浅い縁３（水平面までの隙間深さ約５ｍｍ×幅約２０ｍｍ）を設け先端を鋭角にすると、大きな皿７に皿蓋を乗せた時に隙間ができて、浅い縁３に指先がかかり摘み上げる事ができる。隙間が小さい為、密封性への影響が小さく隙間を塞ぐ手間が省ける。この隙間にスプーン８の柄を挟む事もできる。
【選択図】図４

Description

本発明は、料理用皿の蓋の形状に関する。

同心円の料理皿に使用する、従来の蓋には、凸状の摘みや凹凸状のずれ止め縁がついており、皿の径より、蓋の径の方が大きかった。

本発明の蓋は、裏返して皿としても代用でき、且つ 蓋の径より皿の径の方が大きくても使用できる形状とする。多用途に使用できるので、食器の個数を減らす。

本発明の蓋は、同心円状の料理皿を裏返した形状にする為、図６の従来の蓋についていた凸状の摘み１１と凹凸状のずれ止め縁１０を設けない替りに、図１のようにおよそ同心円の縁２の水平面に対する角度を約６０度にすると、図３のように径の小さな皿に乗せた時、縁２が摘みになり、横ずれしづらく 且つ 図５のように似た縁を形状に持つ蓋や皿に、薄く積み上げ易い。図２のように裏返せば、皿になる（以後、皿蓋と呼ぶ）。

皿蓋の縁に、図１のような浅い縁３（水平面までの隙間 深さ約５ｍｍ×幅約２０ｍｍ）を設け 先端を鋭角にすると、図４のように径の大きな皿７に皿蓋を乗せた時に、浅い縁３に指先がかかり摘み上げる事ができる。隙間が小さい為、密封性の影響が小さく隙間を塞ぐ手間が省ける。この隙間にスプーン８を挟む事もできる。浅い縁３は見る角度によって見つけづらい時があるので、目印９を付けると良い。図３のように、径の小さな皿６に皿蓋を乗せた時は、円周状の縁２を摘み上げる事ができる。

本発明の皿蓋 裏返した皿蓋 径の小さな皿に乗せた皿蓋 径の大きな皿に乗せた皿蓋 重ねた皿蓋 従来の蓋の断面図

１ 天井部
２ 円周状の縁
３ 浅い縁
４ 天井部上の枠
５ テーブル
６ 径の小さな皿
７ 径の大きな皿
８ スプーン
９ 浅い縁の目印
１０ 凹凸状のずれ止め縁
１１ 凸状の摘み

Claims (1)

1. 本発明の蓋は、凸状の摘みや凹凸状によるずれ止め縁を設けない替りに、およそ同心円の縁の水平線に対する角度を約６０度にすると、縁が摘みになり、横ずれしづらく 且つ似た縁を形状に持つ蓋や皿に、薄く積み上げ易い。裏返せば皿になる（以後、皿蓋と呼ぶ）。
   皿蓋の縁に、浅い縁（水平面までの隙間 深さ約５ｍｍ×幅約２０ｍｍ）を設け 先端を鋭角にすると、大きな皿に皿蓋を乗せた時に隙間ができて、浅い縁に指先がかかり摘み上げる事ができる。隙間が小さい為、密封性への影響も小さく隙間を塞ぐ手間が省ける。この隙間にスプーンの柄を挟む事もできる。

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