JP2017064316A - 電子機器、記憶装置、および情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信機能を備える記憶装置を用いて電子機器の設定情報を変更可能とする。
【解決手段】本実施形態に係る電子機器は、第1の装着部と、第2の装着部と、第1の制御部と、第2の制御部とを備える。第1の装着部は、物品を装着可能である。第2の装着部は、第1の記憶部と、第1の記憶部を制御する第1のコントローラと、無線アンテナと、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能な第2の記憶部と、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能であり無線アンテナを用いて外部装置と無線通信を行う第2のコントローラと、を備える記憶装置を装着可能である。第1の制御部は、物品の物品識別情報を認識し、記憶装置へ物品識別情報の格納を指示する。第2の制御部は、記憶装置から、物品識別情報に対応し記憶装置が外部装置から無線通信により受信した設定情報を読み出し、設定情報に対応する動作を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態に係る電子機器は、第1の装着部と、第2の装着部と、第1の制御部と、第2の制御部とを備える。第1の装着部は、物品を装着可能である。第2の装着部は、第1の記憶部と、第1の記憶部を制御する第1のコントローラと、無線アンテナと、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能な第2の記憶部と、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能であり無線アンテナを用いて外部装置と無線通信を行う第2のコントローラと、を備える記憶装置を装着可能である。第1の制御部は、物品の物品識別情報を認識し、記憶装置へ物品識別情報の格納を指示する。第2の制御部は、記憶装置から、物品識別情報に対応し記憶装置が外部装置から無線通信により受信した設定情報を読み出し、設定情報に対応する動作を実行する。
【選択図】図1
Description
本実施形態は、電子機器、記憶装置、および情報処理システムに関する。
例えば、記憶装置を着脱可能な電子機器に記憶装置を装着すると、電子機器は、記憶装置にデータを格納することができ、または、記憶装置に格納されているデータを読み出すことができる。
記憶装置の一例として、無線アンテナを備え、無線通信機能を備えるメモリカードがある。
本実施形態は、無線通信機能を備える記憶装置を装着可能な電子機器、電子機器に装着可能な無線通信機能を備える記憶装置、および電子機器と記憶装置とを含む情報処理システムを提供する。
本実施形態によれば、電子機器は、第1の装着部と、第2の装着部と、第1の制御部と、第2の制御部とを備える。第1の装着部は、物品を装着可能である。第2の装着部は、第1の記憶部と、第1の記憶部を制御する第1のコントローラと、無線アンテナと、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能な第2の記憶部と、無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能であり無線アンテナを用いて外部装置と無線通信を行う第2のコントローラと、を備える記憶装置を装着可能である。第1の制御部は、物品の物品識別情報を認識し、記憶装置へ物品識別情報の格納を指示する。第2の制御部は、記憶装置から、物品識別情報に対応し記憶装置が外部装置から無線通信により受信した設定情報を読み出し、設定情報に対応する動作を実行する。
以下、図面を参照しながら各実施形態について説明する。以下の説明において、略または実質的に同一の機能および構成要素については、同一符号を付し、必要に応じて説明を行う。
[第1の実施形態]
本実施形態においては、無線通信機能を備える記憶装置(以下、無線記憶装置と称する)を装着可能な電子機器、電子機器に装着可能な無線記憶装置、および電子機器と無線記憶装置とを含む情報処理システムについて説明する。本実施形態において、識別情報はIDと表記する。
本実施形態においては、無線通信機能を備える記憶装置(以下、無線記憶装置と称する)を装着可能な電子機器、電子機器に装着可能な無線記憶装置、および電子機器と無線記憶装置とを含む情報処理システムについて説明する。本実施形態において、識別情報はIDと表記する。
本実施形態においては、情報処理装置から無線記憶装置へ電子機器の設定情報を送ることで、電子機器の設定を変更する情報処理システムについて説明する。本実施形態では、電子機器の設定の変更の例として、電子機器で出力(再生)されるコンテンツの変更、より具体的には、電子機器で出力される音データの変更を説明する。しかしながら、電子機器の設定の変更としては、電子機器が、無線記憶装置が格納している設定情報に基づいて様々に動作を変更することを含む。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
情報処理システム1は、電子機器2と、無線記憶装置3と、情報処理装置4と、サーバ装置6とを含む。
電子機器2は、例えば、玩具、スマートウォッチ、ゲーム機器、携帯電話機、コンピュータ、ウェアラブル端末などでもよい。本実施形態では、電子機器2が玩具の場合を例として説明する。例えば、電子機器2は、時計型玩具でもよい。
電子機器2は、無線記憶装置3を着脱可能とするための装着部23bを備える。
ユーザは、装着部23bに無線記憶装置3を挿入可能であり、また、装着部23bから無線記憶装置3を取り外し(引き出し)可能である。
電子機器2は、装着部23bに無線記憶装置3が装着されると、無線記憶装置3と電気的に接続し、無線記憶装置3とコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを送受信する。
電子機器2は、アクセサリ5を着脱可能とするための装着部23aを備える。
ユーザは、電子機器2の装着部23aにアクセサリ5を装着可能であり、装着したアクセサリ5を取り替え可能である。
アクセサリ5は、例えば、電子機器2に適用または付属する物品である。アクセサリ5は、例えば、メダル、キーホルダ、ストラップ、カードなどである。本実施形態では、アクセサリ5がメダルの場合を例として説明する。
例えば、アクセサリ5は、アクセサリ5を識別するためのアクセサリIDを示すコードまたは溝などの情報を持つ。電子機器2は、アクセサリIDを読み取り可能である。アクセサリIDは、例えば、ビットコード、バーコード、QRコード(登録商標)でアクセサリ5に付されていてもよい。
アクセサリIDは、アクセサリ5に固有のIDでもよく、アクセサリ5の種別(例えばバージョンなど)を示すIDでもよい。
さらに、アクセサリ5は、アクセサリIDに加えて電子機器IDを備えるとしてもよい。この場合、アクセサリIDに加えて、電子機器IDも、電子機器2によって読み取られる。
本実施形態において、アクセサリIDは、電子機器IDを含むとしてもよい。このように、アクセサリIDが電子機器IDを含む場合には、データの管理およびデータの通信を、効率化および簡略化することができる。
電子機器IDは、電子機器2に固有のIDでもよく、電子機器2の種別(例えばバージョンなど)を示すIDでもよい。電子機器2が電子機器IDを管理しており、電子装置2が無線記憶装置3へ電子機器IDを送信してもよい。
電子機器2は、無線記憶装置3に格納されているデータに基づいて、当該データに応じた動作を実行する。例えば、電子機器2は、ユーザによる操作に応じて、無線記憶装置3に格納されているコンテンツを出力し、または、コンテンツに対応するステータスを変更する。
ユーザによる操作としては、例えば、電子機器2の電源ON、電源OFF、アクセサリの装着、アクセサリの取り外し、または、動作ボタンの押下などがある。
コンテンツは、画像データ(静止画像データ、動画像データ)、音データ(音楽データ、音声データなど)、映像データなどでもよい。コンテンツは、キャラクターを表してもよい。本実施形態では、コンテンツが音データの場合を例として説明する。
ステータスは、コンテンツに対応するキャラクターの成長情報などでもよい。
電子機器2は、ポーリングにより、または、ユーザによる操作に応じて、無線記憶装置3をアクセスし、設定情報の変更を認識し、変更後の設定情報に基づいてコンテンツを出力してもよい。
電子機器2は、ポーリングにより、または、ユーザによる操作に応じて、無線記憶装置3をアクセスし、設定情報の変更を認識し、電子機器2内のメモリに変更後の設定情報を格納してもよい。
電子機器2は、ポーリングにより、または、ユーザによる操作に応じて、無線記憶装置3をアクセスし、設定情報の変更を認識し、電子機器2内のメモリに変更後の設定情報に対応するコンテンツを格納してもよい。
電子機器2は、無線記憶装置3の所定のメモリ領域に格納されている変更後のコンテンツを読み出し、変更後のコンテンツを出力してもよい。
電子機器2は、無線記憶装置3の所定のメモリ領域に格納されている変更後のコンテンツを読み出し、電子機器2内のメモリの所定のメモリ領域に変更後のコンテンツを格納してもよい。
電子機器2は、無線記憶装置3に加えて、アクセサリ5と双方向に通信してもよい。なお、電子機器2とアクセサリ5との間の通信は双方向通信に限定されない。例えば、電子機器2はアクセサリ5に付された情報を読み出してもよい。アクセサリ5に付された情報は、例えば、アクセサリID、アクセサリ5に対応する音データとしてもよい。
電子機器2は、アクセサリ制御部21と動作制御部22とを含む。
アクセサリ制御部21は、電子機器2に装着されたアクセサリ5を示すアクセサリIDを認識し、無線記憶装置3の不揮発性メモリ32へアクセサリIDを格納する。
動作制御部22は、例えば、無線記憶装置3に格納されている情報に基づいて、電子機器2に装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDと、当該アクセサリIDに対応する出力対象のコンテンツを示すコンテンツIDまたはアドレスとを認識し、認識したコンテンツIDまたはアドレスに対応するコンテンツを無線記憶装置3から読み出し、読み出されたコンテンツを出力する。
無線記憶装置3は、例えば、メモリカード(SDメモリカードまたはマルチメディアカードなど)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、ストレージ装置など、様々な記憶装置でもよい。本実施形態では、無線記憶装置3がメモリカードの場合を例として説明する。
本実施形態では、無線記憶装置3は、例えば13.56MHzなどの周波数で近距離無線通信規格であるNFC(Near Field Communication)に準拠した無線通信を行う。しかしながら、無線記憶装置3による無線通信は、例えば無線LAN(Local Area Network)など他の無線通信でもよい。NFCは、一般的な無線LANより低電力で通信可能である。
電子機器2が無線記憶装置3を装着すると、無線記憶装置3は、電子機器2と電気的に接続され、電子機器2から電力の供給を受ける。無線記憶装置3は、電子機器2からのデータを格納する機能と電子機器2へ読み出したデータを送る機能とを含む。また、無線記憶装置3は、電子機器2から電力の供給を受けていなくても、無線アンテナ31の電磁誘導によって発生(誘起)される電力によりデータを通信する機能を備える。すなわち、無線記憶装置3は、例えば、無線通信を行い、情報処理装置4に対してデータを送信または受信する。無線記憶装置3は、電子機器2から電力の供給を受けなくても、情報処理装置4からの電波に基づいて電磁誘導によって発生された電力に基づいて少なくとも一部の構成要素で動作可能である。
本実施形態において、無線記憶装置3は、例えばSDインタフェースなどの有線インタフェースにしたがって電子機器2とデータを送受信するが、他のインタフェースを用いてもよい。また、無線記憶装置3は、例えばNFCインタフェースを使用して情報処理装置4とデータを送受信するが、他の無線通信インタフェースを用いてもよい。
無線記憶装置3は、無線アンテナ31と、不揮発性メモリ32と、コントローラ33と、通信コントローラ34と、メモリコントローラ35と、接続部36とを備える。通信コントローラ34は、無線通信メモリ37と電圧検波器38とを備える。なお、通信コントローラ34と無線通信メモリ37とは分離した構成としてもよい。コントローラ33と、通信コントローラ34と、メモリコントローラ35とは、自由に組み合わせ、または、分離することができる。
コントローラ33、メモリコントローラ35、不揮発性メモリ32は、無線記憶装置3が電子機器2から電力の供給を受けている場合に動作する。無線記憶装置3が無線アンテナ31を介してのみ電力の供給を受けており、電子機器2から電力を受けていない場合には、コントローラ33、メモリコントローラ35、不揮発性メモリ32は、必ずしも動作しなくともよい。他方、通信コントローラ34は、無線記憶装置3が無線アンテナ31を介して電力の供給を受けており、電子機器2から電力の供給を受けていない場合であっても動作可能である。つまり、無線アンテナ31がNFCに対応する所定の周波数の無線電波を受信すると、通信コントローラ34は動作可能となり、無線記憶装置3はNFCによる通信が可能となる。
不揮発性メモリ32は、例えば、不揮発性の半導体メモリとしてもよい。不揮発性メモリ32は、例えばNAND型フラッシュメモリとするが、NOR型フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory:磁気抵抗メモリ)、PRAM(Phase change Random Access Memory:相変化メモリ)、ReRAM(Resistive Random Access Memory:抵抗変化型メモリ)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)など他の不揮発性半導体メモリでもよい。例えば、不揮発性メモリ32は、他の不揮発性メモリ、磁気メモリなどでもよい。例えば、不揮発性メモリ32は、3次元構造のフラッシュメモリでもよい。
不揮発性メモリ32は、例えば、電子機器2が無線記憶装置3へ電力を供給している場合に動作する。
本実施形態において、不揮発性メモリ32は、例えば、現在の電子機器2が使用しているアクセサリを示すアクセサリID101、出力対象のコンテンツを示すコンテンツID102、電子機器2で出力される各種のコンテンツ103、変更フラグ104(変更情報)を格納する。本実施形態において、各種のコンテンツ103は、コンテンツID102と関連付けられており、コンテンツID102に基づいて読み出し可能としてもよい。各種のコンテンツ103は、所定のメモリ領域に格納されており、所定のメモリ領域を指すアドレスに基づいて読み出し可能としてもよい。
変更フラグ104は、例えば、コンテンツ103の変更(更新)があったか否かを示す。
不揮発性メモリ32は、後述するように、コンテンツID102の示すコンテンツ103の格納位置を示すアドレスを含むとしてもよい。
なお、不揮発性メモリ32は、例えば、現在の電子機器2を示す電子機器ID(電子機器2のバージョン情報)を格納するとしてもよい。
不揮発性メモリ32の情報を参照することで、電子機器2は、アクセサリID101毎にどのコンテンツ103を出力するかを認識可能である。
コントローラ33は、電子機器2、メモリコントローラ35、通信コントローラ34からコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを受信する。
コントローラ33は、受信したコマンドに基づき、メモリコントローラ35、通信コントローラ34、電子機器2にコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを出力する。
本実施形態において、コントローラ33は、ファームウェア、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどのソフトウェアに基づいて動作してもよい。
コントローラ33は、不揮発性メモリ32に、アクセサリID101、コンテンツID102、コンテンツ103、変更フラグ104、アクセサリIDの格納された時刻データ、コピーフラグ、を格納する。
コピーフラグは、不揮発性メモリ32に格納されているデータが、無線通信メモリ37にコピー(移動または転写としてもよい)されたか否かの状態を示す。
コントローラ33は、例えば、不揮発性メモリ32と無線通信メモリ37との間で同一とすべきデータを同じ内容とするミラーリングを行う。
コントローラ33は、ミラーリングにより、例えば、不揮発性メモリ32と無線通信メモリ37のうちの一方のメモリでミラーリング対象のデータが格納または変更された場合に、同じ内容で他方のメモリでデータを格納または変更する。本実施形態において、ミラーリング対象のデータは、例えば、アクセサリID101、コンテンツID102、コンテンツ103、変更フラグ104、アクセサリIDの格納された時刻データなどである。
コントローラ33は、ミラーリングを、無線記憶装置3の給電状態で、例えばユーザが電子機器2に無線記憶装置3を装着した状態で、実行する。コントローラ8は、無線記憶装置3が給電状態となった場合は必ずミラーリングを行うとしてもよい。これにより、電子機器2の電源をONした直後に必ずミラーリングが行われるため、電子機器2は電子機器2の電源OFF時の無線通信メモリ37の変化を漏れなく不揮発性メモリ32に反映させることができる。電子機器2が無線記憶装置3へ電力を供給しない場合であっても、無線記憶装置3は情報処理装置4からデータを受信するため、コントローラ33は、例えば、ミラーリングなどの処理を実行可能としてもよい。
ミラーリングのタイミングは、無線記憶装置3の給電時に限定されない。例えば、ミラーリングは、無線記憶装置3が情報処理装置4から無線通信指示を受けた場合に実行されてもよく、無線記憶装置3の電源OFFのタイミングで実行されてもよく、所定時間経過するごとに実行されてもよく、アクセサリ5の装着時に実行されてもよく、または、アクセサリ5の取り外し時に実行されてもよい。
コントローラ33は、無線通信メモリ37に格納するデータを圧縮して保存してもよい。コントローラ33は、例えば、ハフマン符号を使用して圧縮を実行する。コントローラ33は、無線通信メモリ37に格納されているデータを読み出す場合は、圧縮されたデータを伸張し、伸張されたデータを読み出しデータとして出力する。データの圧縮、伸張はコントローラ33が実行してもよいし、無線記憶装置3が圧縮器、伸張器を備え、コントローラ33が、圧縮器にデータを圧縮させ、伸張器にデータを伸張させてもよい。
メモリコントローラ35は、不揮発性メモリ32を制御する。メモリコントローラ35は、例えば、コントローラ33から入力されたコマンドなどに基づいて、不揮発性メモリ32へデータを格納する。また、メモリコントローラ35は、例えば、コントローラ33から入力されたコマンドなどに基づいて、不揮発性メモリ32からデータを読み出し、コントローラ33へデータを出力する。また、メモリコントローラ35は、コントローラ33を経由せずに、通信コントローラ34または電子機器2と通信してもよい。
無線アンテナ31は、例えば、PCBパターンアンテナである。無線アンテナ31の動作可能な周波数帯は、NFCに対応する所定の周波数帯としてもよい。
無線アンテナ31は、例えば、情報処理装置4からの電波に基づき、電磁誘導による電力を発生できる。無線アンテナ31は、発生した電力を通信コントローラ34に供給する。
無線アンテナ31は、情報処理装置4からコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを受信する。無線アンテナ31は、受信したコマンドなどを、通信コントローラ34に出力する。
通信コントローラ34は、無線アンテナ31を介した情報処置装置4などとの通信を行う。通信コントローラ34は、コントローラ33、無線アンテナ31からコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを受信する。通信コントローラ34は、受信したコマンドなどに基づいて、例えば、コントローラ33、無線アンテナ31へデータなどを出力する。また、通信コントローラ34は、受信したコマンド、アドレスなどに基づいて、無線通信メモリ37からデータを読み出して、コントローラ33、無線アンテナ31へデータを出力する。さらに、通信コントローラ34は、受信したコマンド、アドレス、データなどに基づいて、無線通信メモリ37へデータを格納する。
本実施形態において、通信コントローラ34は、情報処理装置4から無線アンテナ31経由で、アクセサリIDに対応し情報処理装置4によって決定された変更後のコンテンツIDを受信し、受信された変更後のコンテンツIDを出力対象のコンテンツを指定するコンテンツID102として無線通信メモリ37に格納する。アクセサリIDに対応する変更後のコンテンツID102は、ミラーリングにより、不揮発性メモリ32に格納される。
なお、電子機器2、コントローラ33、メモリコントローラ35、通信コントローラ34、無線アンテナ31などの間で通信されるコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などは、必ずしもその形式が一致する必要はない。通信する両者が認識可能なコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などであれば、他の部分で通信される際のコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などと形式的に一致する必要はない。
通信コントローラ34は、コントローラ33または無線アンテナ31を介してコマンドとデータを受信した場合、データを無線通信メモリ37に格納する。通信コントローラ34は、無線通信メモリ37のデータの書き込みを必ずしも行わなくともよい。
無線通信メモリ37は、例えば不揮発性メモリである。無線通信メモリ37は、通信コントローラ34またはメモリコントローラ35による制御にしたがってデータを格納する。なお、無線通信メモリ37におけるデータの格納は、一時的でもよい。無線通信メモリ37としては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)が用いられるが、上記不揮発性メモリ32と同様に各種のメモリを用いることができる。
なお、無線アンテナ31から供給される電力で動作可能とするため、無線通信メモリ37に用いられる不揮発性メモリは、単位容量当たりの消費電力が不揮発性メモリ32よりも低消費電力であるほうが望ましい。具体的には、NOR型のメモリを用いてもよい。
本実施形態において、無線通信メモリ37は、不揮発性メモリ32が格納するデータの一部または全部を格納する。例えば、無線通信メモリ37は、アクセサリID101、コンテンツID102、コンテンツ103、変更フラグ104、アクセサリIDの格納された時刻データ、送信フラグを格納する。
送信フラグは、無線記憶装置3が、無線通信メモリ37が格納するアクセサリID、コンテンツID、コンテンツ、変更フラグ、アクセサリIDの格納された時刻データを情報処理装置4へ送信したか否かを示す。
なお、無線通信メモリ37は、例えば、無線記憶装置3の関連データ(不揮発性メモリ32に格納されるデータ(例えば画像データ、音データ(音楽データまたは音声データなど)、映像データなど)の一部、不揮発性メモリ32に格納されるデータに関連するデータ、不揮発性メモリ32、無線記憶装置3に関するデータ)、情報処理装置4に関連するデータ、または、電子機器2に装着されたアクセサリ5に関連するデータ、コントローラ33または情報処理装置4などから受信したコマンドを、格納してもよい。
具体例を挙げて説明する。なお、これらは一例であって、無線通信メモリ37に格納されるデータはこれらに制限されない。
不揮発性メモリ32に格納される画像データに関連するデータは、例えば、ファイル名データ、画像データのうちの最初または最後の部分、または画像データのサムネイル画像データ、ファイル生成時間データ、撮影時刻データ、データIDなどである。
不揮発性メモリ32に格納される音データに関連するデータは、例えば、ファイル名データ、音データのうちの最初または最後の部分、または音データの出力時間データ、ファイル生成時間データ、データIDなどである。
不揮発性メモリ32に関連するデータは、不揮発性メモリ32のメモリ容量のデータ、残り容量のデータ、ファイル数のデータなどである。
無線記憶装置3に関するデータは、認識IDデータ(各無線記憶装置3に任意に割り当てられる識別用の番号、例えば製造時に割り当てられる固有の製品ID、または、後で無線記憶装置3ごとに任意に割り付けられたIDなど)、または、コメント(ユーザが、電子機器2を介して、無線記憶装置3に格納させた、無線記憶装置3に関連付けられたテキストデータ)などである。
電子機器2に関連するデータは、電子機器2の認識IDデータ、電子機器2のファームウェアの変更情報、または、これらの情報に基づいて生成されたフラグ情報などである。
アクセサリ5に関連するデータは、アクセサリ5の認識IDデータ、アクセサリ5に備えられたコードに含まれるデータ、または、そのデータから生成されたフラグ情報などである。
電圧検波器38は、無線アンテナ31と電気的に接続されている。電圧検波器38は、無線アンテナ31から通信コントローラ34に供給される電圧を検知する。そして、電圧検波器38は、通信コントローラ34が動作可能な所定の電圧に達するまで、NFCによる通信のリセットコマンドを出す。通信コントローラ34は、このリセットコマンドを受信している間は、NFCによる通信を行わない。このリセットコマンドにより、NFCによる通信の異常起動・動作を防止することができる。電圧検波器38は所定の電圧に達している場合に、動作可能コマンドを通信コントローラ34に出力するとしてもよい。通信コントローラ34は、動作可能コマンドを受信している場合のみ、NFCによる通信を行う。
接続部36は、例えば規格化された接続端子であり、電子機器2と電気的に接続可能である。
情報処理装置4は、例えば、携帯電話機、コンピュータ、ゲーム機器、ステーション装置、ウェアラブル端末、ステーション装置などでもよい。ステーション装置とは、例えば、ショッピングモール、電気店、玩具店などに配置される装置である。情報処理装置4は、無線記憶装置3とコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを送受信可能である。
情報処理装置4は、例えば、記憶部41と受信部42と動作決定部43とコンテンツ生成部44とを含む。
記憶部41は、カレンダー情報45、位置情報46、個人情報47、履歴情報48を格納する。
カレンダー情報45は、日付と日付に対応するイベントとを関連付けている。イベントとしては、例えば、正月、節分、ひな祭り、こどもの日、クリスマス、大晦日などがある。
位置情報46は、情報処理装置4の位置を示す情報であり、例えばGPS(Global Positioning System)によって得られる情報である。
個人情報47は、情報処理装置4のユーザまたは電子機器2のユーザの誕生日、年齢、住所、スケジュールなどの情報を含む。
履歴情報48は、アクセサリIDごとの受信履歴、アクセサリIDごとのステータス、ユーザの電子機器の使用履歴などの情報を含む。
受信部42は、電子機器に装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDを、無線記憶装置3から受信する。
動作決定部43は、記憶部41に格納されているカレンダー情報45、位置情報46、個人情報47、履歴情報48に基づいて、電子機器2に装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDに対応するコンテンツID(例えば、変更後のコンテンツID)を決定する。そして、動作決定部43は、決定されたコンテンツIDを無線記憶装置3へ送信する。
コンテンツ生成部44は、ユーザの操作、または、記憶部41に格納されているカレンダー情報45、位置情報46、個人情報47、履歴情報48に基づいて、コンテンツを生成し、生成したコンテンツを示すコンテンツIDを決定する。そして、コンテンツ生成部44は、生成したコンテンツと当該コンテンツを示すコンテンツIDとを無線記憶装置3へ送信する。
例えば、コンテンツ生成部44は、音データを合成し、新規のコンテンツを生成する。
情報処理装置4は、サーバ装置6と無線または有線でコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを送受信する。情報処理装置4とサーバ装置6との間の通信では、例えば、無線LAN、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)などの無線通信規格が用いられる。
サーバ装置6は、各ユーザに各種のサービスを提供するサービスサイトとしての機能を実現する。なお、本実施形態においてサーバ装置6は省略してもよい。
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、電子機器2は、アクセサリ5を装着する。
ステップS202において、電子機器2のアクセサリ制御部21は、アクセサリ5のアクセサリIDを認識する。
ステップS203において、アクセサリ制御部21は、無線記憶装置3に対してアクセサリIDの格納を指示する。
ステップS204において、電子機器2の動作制御部22は、アクセサリIDに対応するコンテンツを出力する。
ステップS203で電子機器2よりアクセサリIDの格納が指示されると、ステップS205において、無線記憶装置3は、電子機器2からのアクセサリIDの格納指示に基づいて、不揮発性メモリ32にアクセサリIDを格納する。
ステップS206において、無線記憶装置3は、不揮発性メモリ32と無線通信メモリ37と間でミラーリングを行うことより、アクセサリIDを無線通信メモリ37に格納する。
ステップS207において、無線記憶装置3は、情報処理装置4との間で無線通信を行うことにより、情報処理装置4に対してアクセサリIDを送信する。
ステップS208において、情報処理装置4の受信部は、無線記憶装置3からのアクセサリIDを受信する。
ステップS209において、情報処理装置4の動作決定部43は、記憶部41に格納されている情報に基づいて、アクセサリIDに対応するコンテンツIDを決定し、無線記憶装置3との間で無線通信を行うことにより、コンテンツの変更指示(変更フラグ104)とともに、アクセサリID101に対して決定されたコンテンツID102を無線記憶装置3へ送信する。
ステップS210において、無線記憶装置3は、情報処理装置4からのコンテンツ変更指示(変更フラグ104)、アクセサリID101に対して決定されたコンテンツID102を受信し、無線通信メモリ37に格納する。
ステップS211において、無線記憶装置3は、不揮発性メモリ32と無線通信メモリ37との間でミラーリングを行うことより、コンテンツの変更指示(変更フラグ104)、アクセサリID101に対して決定されたコンテンツID102を不揮発性メモリ32に格納する。
ステップS212において、電子機器2の動作制御部22は、無線記憶装置3の不揮発性メモリ32に格納されているコンテンツ変更指示に基づいて、アクセサリID101に対応する決定されたコンテンツID102の示すコンテンツを認識し、不揮発性メモリ32から認識されたコンテンツ103を読み出す。
ステップS213において、電子機器の動作制御部22は、認識されたコンテンツを出力する。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム1における電子機器2のコンテンツ変更動作を例示する概念図である。
電子機器2は、アクセサリ5と無線記憶装置3とを装着している。例えば、情報処理装置4は、ユーザ指定、ランダム、リピートなどの各種決定方法に基づいて、電子機器2で出力すべき音データを示すコンテンツIDを決定する。あるいは、情報処理装置4は、カレンダー情報45、位置情報46、個人情報47、履歴情報48のうちの少なくとも1つの情報に基づいて、アクセサリIDに対応するコンテンツIDを決定する。
ユーザは、情報処理装置4を、無線記憶装置3を装着している電子機器2にかざす。すると、情報処理装置4は、無線記憶装置3と無線通信を行い、無線記憶装置3内に格納されているアクセサリID101に対応するコンテンツID102を変更する。電子機器2は、装着されているアクセサリ5を示すアクセサリID101に対応する変更されたコンテンツID102の示すコンテンツ103を無線記憶装置3から読み出し、読み出されたコンテンツ103である音データを出力することにより、音データを切り替えることができる。
例えば、ユーザが電子機器2を使用する日付が1月1日であれば、電子機器は、「あけましておめでとう」という音声データを出力する。例えば、ユーザが電子機器2を使用する日付がユーザの誕生日であれば、電子機器2は、「誕生日おめでとう」という音データを出力する。
図4は、本実施形態に係るコントローラ33で実行されるミラーリングを例示するフローチャートである。
ステップS401において、コントローラ33は、無線通信メモリ37の空き領域の位置、空き領域のデータ容量、無線通信メモリ37に格納されたアクセサリIDの個数などに基づいて、無線通信メモリ37がデータを格納可能か否かを示すステータスを管理する。例えば、コントローラ33は、空き領域のデータ容量が第1のしきい値以上の場合に、無線通信メモリ37はデータを格納可能なステータスを持つとする。また、例えば、コントローラ33は、無線通信メモリ37に格納されたアクセサリIDの個数が第2のしきい値以下の場合に、無線通信メモリ37がデータを格納可能なステータスを持つとする。
ステップS402において、コントローラ33は、不揮発性メモリ32と無線通信メモリ37とのうち少なくとも一方のメモリでミラーリング対象のデータが格納または変更されたか判断する。
少なくとも一方のメモリでミラーリング対象のデータが格納または変更されていない場合、処理は終了する。
少なくとも一方のメモリでミラーリング対象のデータが格納または変更されている場合、ステップS403において、コントローラ33は、ステータスに基づいて、無線通信メモリ37がデータを格納可能か判断する。
無線通信メモリ37がデータを格納可能でない場合、コントローラ33は、ステップS404において、終了またはエラー処理を実行する。エラー処理は、例えば電子機器2または情報処理装置4に対して、データが正常に変更されなかった旨の音の出力または画面の表示を指示する処理としてもよい。
無線通信メモリ37がデータを格納可能な場合、コントローラ33は、ステップS405において、ミラーリングを実行する。
図5は、本実施形態に係る電子機器2の構成を例示するブロック図である。
電子機器2は、アクセサリ保持部1310と、コード認識部1320と、メモリカード格納部1330と、スピーカ1340と、制御部1390を含む。
メモリカード格納部1330には、外部から記憶装置、例えばメモリカードを挿入可能である。本実施形態では、メモリカード格納部1330は、無線記憶装置3、例えば、NFCチップ搭載のメモリカードを保持する。メモリカード格納部1330は、上記図1の装着部23bに相当する。
アクセサリ保持部1310は、例えば、外部から挿入されたアクセサリ5を保持する。なお、アクセサリ保持部1310は、外部から挿入されずにアクセサリ5を保持してもよい。例えば、アクセサリ保持部1310は、キーホルダのアクセサリ5を保持するリング状の保持具でもよい。アクセサリ保持部1310は、上記図1の装着部23aに相当する。
アクセサリ5は、例えば、キャラクターが描かれたカードである。1枚のアクセサリ5には、例えば1つのキャラクターが描かれている。しかしながら、この場合に限定されることなく、1枚のアクセサリ5に複数のキャラクターが描かれていてもよい。1枚のアクセサリ5には、描かれたキャラクターに関する情報が記憶されている。アクセサリ5は、この情報を例えばコードの形式で持つ。しかしながら、この場合に限定されず、例えばアクセサリ5がNFCチップを含み、キャラクターに関する情報はNFCチップに格納されていてもよい。キャラクターに関する情報がNFCチップまたはNFCタグに格納される場合、後からデータの変更が可能であり、例えば、情報処理システム1上でのキャラクターのアップグレードなどが容易に行える。
描かれたキャラクターに関する情報がコードで格納されている場合には、アクセサリ5がアクセサリ保持部1310に保持されると、アクセサリ5のコードはコード認識部1320と対向する(向き合う)。
コード認識部1320は、外部から指示を受けて、アクセサリ5のコードから、描かれたキャラクターに関する情報を読み出し、キャラクターに関する情報を無線記憶装置3に送信する。例えば、キャラクターに関する情報は、無線記憶装置3に含まれる不揮発性メモリ32の読み出すべきアドレス情報を含むとしてもよい。
無線記憶装置3のコントローラ33は、キャラクターに関する情報を受けて、対応する情報を読み出す。具体的には、コントローラ33は、メモリコントローラ35に読み出し指示、アドレスを出力し、メモリコントローラ35はキャラクターに関する情報に対応するアドレスのメモリからデータを読み出し、コントローラ33に出力する。無線記憶装置3は、このデータをスピーカ1340に出力する。
スピーカ1340は、DA変換器(図示略)を介してデータを音声データに変換して
外部に出力する。ユーザは、電子機器2に装着したアクセサリ5に対応する音データを聞くことができる。
外部に出力する。ユーザは、電子機器2に装着したアクセサリ5に対応する音データを聞くことができる。
なお、スピーカ1340は、単にアクセサリ5から読み出したデータに基づいて音データを外部に出力してもよい。
電子機器2は表示部(ディスプレイ)1350を含むとしてもよい。電子機器2は、読み出されたデータに音データと動画データが含まれる場合には、音データをスピーカ1340から出力し、動画データを表示部1350で表示してもよい。電子機器2は、音データをスピーカ1340から出力することなく、動画データを表示部1350に表示してもよい。
電子機器2は、電子機器2の電源をONまたはOFFすることができる電源スイッチ1360、および入力部1370を含むとしてもよい。入力部1370は、複数の入力手段を含んでいてもよく、例えばボタン、スイッチなどでもよい。
制御部1390は、コード認識部1320、スピーカ1340、表示部1350、電源スイッチ1360、入力部1370を制御する。また、制御部1390は、無線記憶装置3と通信する。
本実施形態において、制御部1390は、上記図1のアクセサリ制御部21と動作制御部22とを含むとしてもよい。制御部1390は、ハードウェアによって実装されてもよく、プロセッサがソフトウェアを実行することで実現さえてもよい。
制御部1390は、メモリ1395を含むとしてもよい。メモリ1395は、例えば、制御部1390に含まれることなく、別構成としてもよい。メモリ1395は、例えば、一時的にデータを格納するキャッシュメモリとして用いられてもよい。メモリ1395は、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface)フラッシュメモリとしてもよい。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置4の第1の構成を例示するブロック図である。情報処理装置4は、例えばスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、コンピュータなどの無線通信機能を備える装置である。
情報処理装置4は、バッテリ部1070と、無線アンテナ1075と、通信コントローラ1080と、制御部1085と、記憶部1090と、表示部1095と、入力部1100と、無線通信部1105と、撮影部1110と、スピーカ1115と、GPS1120を備える。なお、通信コントローラ1080と制御部1085とは1つのコントローラとして実現されてもよい。
情報処理装置4は、バッテリ部1070から供給される電力により、動作および通信可能である。
情報処理装置4は、例えばNFCインタフェースに沿って、データを送受信可能である。なお、情報処理装置4は、他の無線通信インタフェースを用いてもよい。
バッテリ部1070は、情報処理装置4に電力を供給する電源である。バッテリ部1070は、例えば電池である。バッテリ部1070は、乾電池、蓄電池、燃料電池などでもよい。より具体的には、バッテリ部1070は、リチウムイオン電池などを用いてもよい。バッテリ部1070は、情報処理装置4の外部にあってもよく、例えば商用電源に接続されたACアダプタなどでもよい。
無線アンテナ1075の動作可能な周波数帯は、NFCに対応する所定の周波数帯に設定されている。
無線アンテナ1075は、コマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを受信し、通信コントローラ1080に受信したコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを出力する。無線アンテナ1075は、通信コントローラ1080から入力されたコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号など出力する。無線アンテナ1075は、例えば、PCBパターンアンテナである。
通信コントローラ1080は、無線アンテナ1075を制御する。通信コントローラ1080は、制御部1085から受信したコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを、無線アンテナ1075経由で出力可能である。通信コントローラ1080は、無線アンテナ1075が受信したデータを制御部1085へ出力可能である。
制御部1085は、例えば、入力部1100、無線通信部1105、撮影部1110、無線記憶装置3からの入力に基づいて、各部の諸動作を制御する。制御部1085は、入力されたデータ、またはそれらのデータの計算結果に基づいて、各部を制御し、必要に応じて各部にコマンドなどを出力する。
制御部1085は、例えば、半導体チップ、基板上に形成された回路、またはそれらの1つまたは複数の組合せである。なお、制御部1085は、一時的にデータを蓄えるキャッシュメモリとレジスタとのうちの少なくとも一方を備えてもよい。
制御部1085は、通信コントローラ1080経由でコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などを無線アンテナ1075へ出力可能である。制御部1085は、無線アンテナ1075が受信したコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号など、無線記憶装置3から読み取ったコマンド、アドレス、データ、情報、指示、信号などをを通信コントローラ1080経由で受け取る。
制御部1085は、無線記憶装置3へデータを書き込む際に、各部から入力されたデータ、またはそれらのデータの計算結果と、書込みコマンド、アドレスを通信コントローラ1080に出力する。
制御部1085は、各部と電気的につながっており、各部と電気的に通信する。つまり、制御部1085は、各部からデータを受け取り、そのデータまたはそのデータの計算結果を出力することが可能である。例えば、制御部1085は、撮影部1110が撮影した撮影データに強調表示を施した合成画像データを計算(生成)し、表示部1095へ出力可能である。例えば、制御部1085は、記憶部1090から読み出した画像データを基に合成画像データを計算(生成)し、表示部1095へ出力可能である。これらは一例であって、制御部1085は、各部からのデータを受け取り、そのデータの計算結果を出力可能である。
本実施形態において、制御部1085は、上記図1の受信部42と動作決定部43とコンテンツ生成部44とを含むとしてもよい。制御部1085は、ハードウェアによって実装されてもよく、プロセッサがソフトウェアを実行することで実現さえてもよい。
記憶部1090は、制御部1085との通信に基づいて、記憶したデータを制御部1085へ出力する。また、記憶部1090は、制御部1085との通信に基づいて制御部1085から受信したデータを記憶する。記憶部1090は、例えばメモリコントローラと不揮発性メモリである。不揮発性メモリとしては、不揮発性メモリ32と同様に、様々なメモリが用いられる。メモリコントローラは、不揮発性メモリを制御する。記憶部1090は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、または、SSD(Solid State Disk)などでもよい。本実施形態において、記憶部1090は、上記図1の記憶部41を含むとしてもよい。
表示部1095は、制御部1085から受け取ったデータをユーザが認識できる形式で出力する。表示部1095は、例えばディスプレイである。ユーザは、ディスプレイの表示を視覚により認識可能である。表示部1095は、具体的には、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、三次元ディスプレイなど、種々のディスプレイを用いてもよい。表示部1095は、制御部1085から受けたデータをディスプレイに表示する。表示部1095は、例えば、撮影部1110が撮影した画像または動画データを、およそリアルタイムに表示可能である。
入力部1100は、ユーザの入力を入力データとして、制御部1085へ出力する。入力部1100は、例えばディスプレイに設けられたタッチパネルである。ユーザがディスプレイ上の表示を押すと、入力部1100はタッチパネル上の押された位置を検知し、その位置情報を入力データとして制御部1085へ出力する。入力部1100は、具体的には、マトリクス状に配置されたスイッチ、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などの各種のタッチパネル、を用いてもよい。
入力部1100は、例えばマイクでもよい。ユーザが音声を発すると、入力部1100は、音声を検知し、音声変換により入力データを抽出し、制御部1085へ出力してもよい。
無線通信部1105は、無線アンテナおよび無線コントローラを含む。無線通信部1105は、外部と無線通信により、データの送受信を行う。無線通信部1105は、外部から受信したデータを制御部1085に出力する。無線通信部1105は、制御部1085から受けたデータを外部へ送信する。
撮影部1110は、静止画、動画、またはその両方を撮影可能である。撮影部1110は、撮影データ(画像データ)、つまり静止画または動画データを制御部1085に出力する。撮影部1110は、無線記憶装置3の表面に配置されたコードを撮影可能としてもよい。撮影部1110は、例えばカメラである。より具体的には、撮影部1110は、固体撮影素子、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを用いたカメラである。
スピーカ1115は、制御部1085から入力された音データを出力する。
GPS1120は、情報処理装置4の位置情報を取得し、制御部1085に出力する。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置4の第2の構成を例示するブロック図である。この図7に例示される情報処理装置4は、ステーション装置である。
情報処理装置4は、NFC送受信部1610、表示部(ディスプレイ)1620、スピーカ1630、入力部1640、記憶部1650、通信部1660、制御部1670を含む。
NFC送受信部1610は、制御部1670の指示にしたがって、情報処理装置4の外部とNFC通信する。例えば、NFC送受信部1610は、無線記憶装置3とNFC通信する。
表示部1620は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど、任意のディスプレイである。表示部1620は、例えばNFC通信中にNFC通信中である旨を表示し、通信が完了したときに通信が完了した旨を表示する。
スピーカ1630は、制御部1670の指示にしたがって、音を鳴らす。
入力部1640は、例えば、キーボードまたはボタンである。または、表示部1620がディスプレイであり、タッチパネルが入力部1640としてもよい。
記憶部1650は、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリなど任意の記憶素子である。記憶部1650は、例えば、外部に送信するデータを格納する。このデータとしては、例えばキャラクターの音声データ、動画データなどが挙げられる。本実施形態において、記憶部1650は、上記図1の記憶部41を含むとしてもよい。
通信部1660は、制御部1670の指示にしたがって、有線または無線の通信を介して、例えば、情報処理装置4の外部のサーバ装置6と通信する。通信部1660は、外部のサーバ装置6から記憶部1650へ格納されるデータを取得する。
制御部1670は、NFC送受信部1610、表示部1620、スピーカ1630、入力部1640、記憶部1650、通信部1660を制御する。
本実施形態において、制御部1670は、上記図1の受信部42と動作決定部43とコンテンツ生成部44とを含むとしてもよい。制御部1085は、ハードウェアによって実装されてもよく、プロセッサがソフトウェアを実行することで実現されてもよい。
図8は、本実施形態に係るアクセサリ5を例示するブロック図である。
図8(a)は、アクセサリ5の一方の面(表面)を例示する平面図である。
図8(b)は、アクセサリ5の他方の面(裏面)を例示する平面図である。
アクセサリ5は、例えば、キャラクターとコード1710を備える。コード1710は、電子機器2に備えられているコード認識部1320を用いて検知可能である。
以上説明した本実施形態においては、電子機器2からのデータを無線記憶装置3に格納することができ、情報処理装置4から無線記憶装置3へ所定の指示を与えることにより、能動的に無線記憶装置3を装着する電子機器2の設定を変更することができる。例えば、電子機器2で出力されるコンテンツをカレンダー情報、位置情報、個人情報、履歴情報に応じて切り換えることができる。
本実施形態においては、電子機器3がたとえ通信機能を持たないスタンドアローンの機器であっても、電子機器2が無線記憶装置3を装着することにより、情報処理装置4から電子機器2で用いられる設定情報を変更することができる。このように、電子機器2と情報処理装置4とを連携可能とすることによりユーザにより魅力的なサービスを実現することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態においては、上記第1の実施形態に係る電子機器2の動作をより詳細に説明する。
本実施形態においては、上記第1の実施形態に係る電子機器2の動作をより詳細に説明する。
図9は、本実施形態に係る電子機器2によるコンテンツ取得の第1の例を示すブロック図である。
情報処理装置4は、無線通信を用いて、無線記憶装置3の無線通信メモリ37に格納されている設定情報Tを変更する。
不揮発性メモリ32は、ミラーリングにより、無線通信メモリ37における変更された設定情報Tを格納する。
設定情報Tは、例えば、アクセサリIDとコンテンツIDとアドレスとを関連付けている。この図9では、例えば、アクセサリIDとしてのM1、アクセサリIDに対応するコンテンツIDとしてのC1、コンテンツIDに対応するアドレスとしてのA1が関連付けられている。アクセサリIDは、複数のコンテンツIDと関連付けられていてもよい。
不揮発性メモリ32は、設定情報Tに含まれる各アドレスの示す領域に、対応するコンテンツCO1,CO2を格納している。
電子機器2の動作制御部22は、不揮発性メモリ32の設定情報Tと、装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDM1と、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDC1とに基づいて、不揮発性メモリ32に格納されているコンテンツCO1を読み出し、コンテンツCO1を出力する。
なお、情報処理装置4でコンテンツCO2が生成された場合、情報処理装置4は、無線通信を用いて、生成したコンテンツCO2を無線記憶装置3の無線通信メモリ37に格納する。また、情報処理装置4は、無線通信を用いて、無線記憶装置3の無線通信メモリ37に格納されている設定情報Tに対して、生成したコンテンツCO2に対応するアクセサリIDM1,コンテンツIDC2、アドレスA2を加える。不揮発性メモリ32は、ミラーリングにより、無線通信メモリ37におけるコンテンツと変更された設定情報Tとを格納する。その後、動作制御部22は、不揮発性メモリ32の設定情報Tと、装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDM1と、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDC2とに基づいて、生成したコンテンツCO2を読み出し、生成したコンテンツCO2を出力する。
図10は、本実施形態に係る電子機器2によるコンテンツ取得の第2の例を示すブロック図である。
情報処理装置4は、無線通信を用いて、無線記憶装置3の無線通信メモリ37に格納されている設定情報Tを変更し、設定情報Tを変更したことを示す変更フラグ104をONに設定する。
不揮発性メモリ32は、ミラーリングにより、無線通信メモリ37における変更フラグ104と変更された設定情報Tとを格納する。
動作制御部22は、不揮発性メモリ32の変更フラグ104をポーリングし、変更フラグ104がONの場合に、不揮発性メモリ32の設定情報Tを電子機器2のメモリ1395に格納し、変更フラグ104をOFFに設定する。
動作制御部22は、メモリ1395に格納されている設定情報Tと、装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDM1と、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDC1とに基づいて、不揮発性メモリ32に格納されているコンテンツCO1を読み出し、コンテンツCO1を出力する。
なお、動作制御部22は、不揮発性メモリ32に格納されているコンテンツCO1を読み出した場合に、メモリ1395のうち装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDM1と指示されたコンテンツIDC1とに対応する所定のメモリ領域に、読み出したコンテンツCO1を格納してもよい。そして、動作制御部22は、装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDM1と指示されたコンテンツIDC1に基づいて、メモリ1395における所定のメモリ領域からコンテンツCO1を読み出すとしてもよい。
この図10の例では、動作制御部22は、変更フラグ104に基づいて、設定情報Tの変更を判断している。しかしながら、動作制御部22は、例えば、不揮発性メモリ32に格納されている設定情報Tと、メモリ1395に格納されている設定情報Tとを比較し、一致しない場合に設定情報Tが変更されたことと検出してもよい。
また、動作制御部22は、不揮発性メモリ32の設定情報Tのうち、メモリ1395に格納されている設定情報Tと相違する部分を抽出し、この抽出された部分に基づいてメモリ1395に格納されている設定情報Tを変更してもよい。
図11は、本実施形態に係る電子機器2によるコンテンツ取得の第3の例を示すブロック図である。
例えば、動作制御部22は、アクセサリIDとコンテンツIDに対して、出力対象のコンテンツを格納する所定のメモリ領域AR1(所定のアドレス)を予め定めている。
この場合、情報処理装置4は、無線通信を用いて、無線記憶装置3の無線通信メモリ37のうち所定のメモリ領域AR2に、出力対象のコンテンツを格納することを指示する。
無線通信メモリ37は、情報処理装置4からの指示に基づいて、所定のメモリ領域AR2に出力対象のコンテンツCO1を格納する。
不揮発性メモリ32は、ミラーリングにより、無線通信メモリ37の所定のメモリ領域AR2における出力対象のコンテンツCO1を、不揮発性メモリ32の所定のメモリ領域AR1に格納する。
電子機器2の動作制御部22は、装着されているアクセサリ5のアクセサリIDと、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDとに基づいて、不揮発性メモリ32の所定のメモリ領域AR1に格納されているコンテンツCO1を読み出し、コンテンツCO1を出力する。
なお、情報処理装置4でコンテンツCO2が生成された場合、情報処理装置4は、無線通信を用いて、生成したコンテンツCO2を無線通信メモリ37の所定のメモリ領域AR2に格納することを指示すればよい。
図12は、本実施形態に係る電子機器2によるコンテンツ取得の第4の例を示すブロック図である。
例えば、動作制御部22は、アクセサリIDとコンテンツIDに対して、電子機器2のメモリ1395における所定のメモリ領域AR3に、出力対象のコンテンツCO1を格納することを予め定めている。
例えば、情報処理装置4は、無線通信を用いて、出力対象のコンテンツを変更することを示す変更フラグ104をONにすることを指示し、無線記憶装置3の無線通信メモリ37のうち所定のメモリ領域AR2に出力対象のコンテンツCO1を格納することを指示する。
無線通信メモリ37は、情報処理装置4からの指示に基づいて、コンテンツを変更することを示す変更フラグ104を格納し、所定のメモリ領域AR2に出力対象のコンテンツCO1を格納する。
不揮発性メモリ32は、ミラーリングにより、無線通信メモリ37における変更フラグ104を格納し、無線通信メモリ37の所定のメモリ領域AR2における出力対象のコンテンツCO1を不揮発性メモリ32の所定のメモリ領域AR1に格納する。
電子機器2の動作制御部22は、不揮発性メモリ32の変更フラグ104をポーリングし、変更フラグ104がONの場合に、不揮発性メモリ32の所定のメモリ領域AR1のコンテンツCO1を電子機器2のメモリ1395の所定のメモリ領域AR3に格納し、変更フラグ104をOFFに設定する。
動作制御部22は、装着されているアクセサリ5のアクセサリIDと、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDとに基づいて、メモリ1395の所定のメモリ領域AR3に格納されているコンテンツCO1を読み出し、コンテンツCO1を出力する。
以上説明した本実施形態においては、電子機器2が、当該電子機器2に装着されているアクセサリ5を示すアクセサリIDと、情報処理装置4から無線記憶装置3経由で指示されたコンテンツIDとに対応するコンテンツCO1を出力することができる。
[第3の実施形態]
本実施形態は、上記第1および第2の実施形態の変形例について説明する。
本実施形態は、上記第1および第2の実施形態の変形例について説明する。
図13は、本実施形態に係るミラーリング対象データを例示するデータ構造図である。
ミラーリング対象データは、例えば、現在の電子機器2のバージョン情報を示す電子機器ID1710、現在電子機器2が使用しているアクセサリID1730、データ1740を含む。
データ1740は、変更フラグ1750、設定情報1760を含む。変更フラグ1750は、電子機器2がミラーリング対象データの変更をポーリングする際に参照するフラグである。
設定情報1760は、電子機器2が出力するコンテンツのアドレスを例えばアクセサリIDおよびコンテンツが出力されるパターン(以下、出力パターンと呼ぶ)と紐づけて管理する情報である。
例えば、電子機器2がアクセサリIDM1のアクセサリを使用している場合、出力パターンIDP1で出力されるコンテンツは、音声データS1と動画データD1である。他のアクセサリID、および他の出力パターンIDについても同様に、出力されるコンテンツのアドレスが紐づけられる。なお、図13では設定情報に紐づけられるコンテンツは音声データおよび動画データであるとして例示しているが、例えば音楽データまたは画像データなど他の種類のコンテンツが紐づけられていてもよい。
ミラーリング対象データは、設定ファイルの形式で保持されていてもよい。この場合、不揮発性メモリ32および無線通信メモリ37には、任意のファイルシステムが実装される。また、ミラーリング対象データには、図13で示していない他のデータが含まれていてもよい。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置4のユーザインタフェースを例示するブロック図である。図14は、例えば情報処理装置4がスマートフォンなどの携帯電話機である場合のユーザインタフェースを例示するが、情報処理装置4が例えばステーション装置などの場合も同様である。
情報処理装置4は、無線記憶装置3との無線通信により、無線記憶装置3の無線通信メモリ37に格納されたミラーリング対象データを取得する。
情報処理装置4のユーザインタフェース1810は、例えば電子機器ID表示1820、キャラクター表示1830、出力パターン表示1840を含む。
電子機器ID表示1820は、情報処理装置4が無線記憶装置3との無線通信により取得した電子機器ID1710の表示である。
キャラクター表示1830は、情報処理装置4が無線記憶装置3との無線通信により取得したアクセサリID1730に紐づけられている画像データまたは映像データの表示である。アクセサリID1730とキャラクターの画像データまたは映像データとの紐づけは、情報処理装置4またはサーバ装置6が行ってもよい。キャラクター表示1830により、ユーザは現在電子機器2がどのアクセサリを使用しているかを知ることができる。
出力パターン表示1840は、電子機器2の出力パターンID1850毎に、情報処理装置4が無線記憶装置3との無線通信により取得した設定情報1760の変更可否を表示する。
出力パターン表示1840内には、出力パターンID毎に設定情報1760の変更の可否を選択する変更許可ボタン1860を設ける。これにより、ユーザが出力パターンID毎に設定情報1760を変更するか否かを選択することができる。
情報処理装置4は、出力パターンID毎に変更許可ボタン1860を設定した後、無線記憶装置3と無線通信を行うことにより、選択された出力パターンの変更された設定情報1760を無線記憶装置3に送信することができる。
以下、出力パターンID毎の設定情報1760の変更について、具体例を挙げて説明する。
出力パターンIDP1および出力パターンIDP2は、例えば電子機器2の状態変化を検知した場合に紐づけられる。例えば、出力パターンIDP1は電源スイッチ1360のON/OFFなどが行われる際に出力するコンテンツの組み合わせであり、出力パターンID2はアクセサリ5の着脱または入力部1370の操作が行われた場合に出力するコンテンツの組み合わせであってもよい。
出力パターンIDP1の変更許可ボタン1861がONに設定されている場合、情報処理装置4は設定情報1760のうち、現在のアクセサリIDに紐づけられている出力パターンIDP1のコンテンツのアドレスを変更する。出力パターンID2および選択ボタン1862についても同様である。情報処理装置4は、変更に必要な情報を、例えばサーバ装置6または所定のウェブサイトにアクセスすることにより取得してもよい。なお、情報処理装置4が変更に必要な情報を保持していない場合は、変更を行わなくてもよい。
出力パターンIDP3は、例えば情報処理装置4の保持する位置または時刻情報に連動して出力されるコンテンツの組み合わせであってもよい。情報処理装置4は、情報処理装置4が保持するGPS1120より得られた位置情報に関連したコンテンツを選択してもよい。また、情報処理装置4は、情報処理装置4の制御部1085が保持する時刻情報に関連したコンテンツを選択してもよい。なお、情報処理装置4はコンテンツを選択するために様々な情報を使用可能である。
出力パターンIDP3の変更許可ボタン1863がONに設定される場合、情報処理装置4は設定情報1760のうち、現在のアクセサリIDに紐づけられている出力パターンIDP3のコンテンツのアドレスを、選択したコンテンツのアドレスで変更する。
出力パターンIDP4は、例えばユーザが情報処理装置4上で選択したコンテンツの組み合わせであってもよい。例えば、情報処理装置4上にコンテンツ選択ボタン1870を設け、別画面のコンテンツ選択画面1880にて音声データまたは動画データなどのコンテンツを選択するとしてもよい。または、コンテンツを選択できる方法であれば、コンテンツ選択ボタン1870を設けなくともよい。
出力パターンID4の変更許可ボタン1864がONに設定される場合、情報処理装置4は設定情報1760のうち、現在のアクセサリIDに紐づけられている出力パターンIDP4のコンテンツのアドレスを、選択したコンテンツのアドレスで変更する。
なお、電子機器2がそれぞれの出力パターンに対応したコンテンツを出力する状態にする方法は、電子機器2側で任意に定められているものとする。
また、出力パターンの割り当ては、上記例に限定されるものではない。出力パターン数は電子機器2により予め固定されていてもよく、アクセサリID毎に異なってもよい。出力パターン数がアクセサリID毎に異なる場合は、情報処理装置4は、無線通信により取得した現在のアクセサリID1730と設定情報1760のアクセサリIDとを照合し、一致したアクセサリIDの出力パターン数分のボタン1850を表示させるとしてもよい。
図15は、本実施形態に係るコンテンツ出力処理を例示するフローチャートであり、図2のステップS204の手順の一例である。
電子機器2はコンテンツの出力を行う際、ステップS1501において、無線記憶装置3へ対応するコンテンツの読み出し要求を行う。電子機器2は、出力パターン毎にコンテンツの読み出しアドレスを保持しており、読み出し要求とともに無線記憶装置3へ読み出しアドレスを送信する。
次に、無線記憶装置3は、ステップS1502において、電子機器2からのコンテンツ読み出し要求と読み出しアドレスを受信する。
そして、無線記憶装置3は、ステップS1503において、指定アドレスのコンテンツの読み出しを行い、電子機器2へ読み出したコンテンツを送信する。
電子機器2は、ステップS1504において、無線記憶装置3よりコンテンツを受信し、受信したコンテンツの出力を行う。
図16は、本実施形態に係る変更された設定情報の取得処理を例示するフローチャートであり、図2のステップS212およびS213の手順の一例である。
本実施形態においては、電子機器2は、変更された設定情報1760を、例えばポーリングなどにより能動的に取得できるものとする。
ステップS1601において、電子機器2は、無線記憶装置3の不揮発性メモリ32の変更フラグ1750をポーリングする。変更フラグ1750が立っていない場合は、変更フラグ1750が変化するまでポーリングを続ける。
変更フラグ1750が立った場合、電子機器2は、ステップS1601において、無線記憶装置3の不揮発性メモリ32より、設定情報1760を取得し、必要であればアクセサリID1730を取得し、ステップS1601において、変更フラグ1750を落とす。
電子機器2は、ステップS1604において、取得した設定情報1760より、現在のアクセサリIDに対応したコンテンツのアドレスを全ての出力パターンについて取得し、ステップS1605において、取得したコンテンツのアドレスに基づいて、現在電子機器2が保持しているコンテンツの読み出しアドレスを変更する。
ステップS1606において、電子機器2は、上記図15に示す処理と同様の処理が行われることにより、コンテンツを出力する。
本実施形態において、電子機器2はポーリングにより設定情報の変更を認識することにより、設定情報の変更と同時に、変更されたコンテンツのアドレスに基づいてコンテンツの出力を行う。これにより、電子機器は、変更されたコンテンツをユーザの操作なしに直ちに出力することができ、また変更が行われたことをユーザに示すことができる。
なお、電子機器2がポーリングを行うことができない場合は、例えばユーザが電子機器2に対し、電子機器2が保持するコンテンツの読み出しアドレスを変更すべきタイミングを通知してもよい。
本実施形態において、情報処理装置4が無線記憶装置3と無線通信を行うことで、電子機器2が参照する設定情報を変更する。これにより、ユーザは任意のタイミングで電子機器2が出力するコンテンツを変更することができる。
本実施形態において、情報処理装置4は、情報処理装置4が保持するカレンダー情報45、位置情報46、またはユーザの個人情報47を用いて電子機器2が出力するコンテンツを決定する。例えば従来の玩具は固定されたコンテンツを出力していたが、本実施形態の一例である玩具では、ユーザの扱い方に応じて異なったコンテンツを出力することができる。
本実施形態において、情報処理装置4は、出力パターン毎に設定情報の変更を行う。これにより、ユーザが、電子機器2が出力するコンテンツのうち、変更したいコンテンツのみを選択して変更することができる。
[第4の実施形態]
本実施形態においては、上記の第1ないし第3の実施形態の変形例について説明する。
本実施形態においては、上記の第1ないし第3の実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、電子機器2が保持するコンテンツの読み出しアドレスを変更することができない場合、または設定情報の変更が行われた後、電子機器2がコンテンツの読み出しアドレスを変更するまでの間にコンテンツを出力する場合のコンテンツ出力処理について説明する。すなわち、本実施形態では、上記図2のS212において、電子機器2が設定情報1760の取得を行わないで変更されたコンテンツの出力を行う場合について説明する。
図17は、本実施形態に係るコンテンツ出力処理を例示するフローチャートである。
ステップS1701、S1702は、上記図15のS1501,S1502と同様の処理である。すなわち、電子機器2は無線記憶装置3へ対応するコンテンツの読み出し要求および読み出しアドレスを送信する。無線記憶装置3は、電子機器2からのコンテンツ読み出し要求と読み出しアドレスを受信する。
無線記憶装置3は、ステップS1703において、不揮発性メモリ32の変更フラグ1750の状態をチェックする。
無線記憶装置3は、ステップS1704において、変更フラグ1750が立っていない場合は、電子機器2より受信した読み出しアドレスを変更する必要はないため、ステップS1707およびステップS1708のコンテンツ出力処理へ進む。変更フラグが立っている場合は、ステップS1705において、無線記憶装置3は、変更後の設定情報に対応したコンテンツのアドレスを取得する。例えば、無線記憶装置3は、あらかじめ変更前の設定情報と変更後の設定情報とを変換テーブルなどを作成して対応付けておき、電子機器2より受信した読み出しアドレスを、変換テーブルを用いて変更後のアドレスに変換するとしてもよい。なお、無線記憶装置3が現在の出力パターンIDを認識できる場合は、無線記憶装置3は変更後の設定情報より現在のアクセサリIDおよび出力パターンIDに対応したコンテンツのアドレスを取得するとしてもよい。
無線記憶装置3は、ステップS1706において、電子機器2から受信した読み出しアドレスを、変更後のアドレスへ変更する。
ステップS1707,S1708は、上記図15のS1503,S1504と同様の処理である。すなわち、無線記憶装置3は指定アドレスのコンテンツを読み出し、電子機器2へ送信する。電子機器2は、無線記憶装置3よりコンテンツを受信し、受信したコンテンツの出力を行う。
本実施形態において、設定情報の変更が行われた場合かつ電子機器2が設定情報の変更を行っていない場合は、無線記憶装置3が、電子機器2より受信したコンテンツの読み出しアドレスを、変更後のコンテンツのアドレスに変換する。これにより、例えば電子機器2が設定情報の変更を行うことができない場合であっても、変更後のコンテンツを出力することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理システム、2…電子機器、3…無線記憶装置、4…情報処理装置、5…アクセサリ、6…サーバ装置、21…アクセサリ制御部、22…動作制御部、23a,23b…装着部、31…無線アンテナ、32…不揮発性メモリ、33…コントローラ、34…通信コントローラ、35…メモリコントローラ、36…接続部、37…無線通信メモリ、41…記憶部、42…受信部、43…動作決定部、44…コンテンツ生成部、45…カレンダー情報、46…位置情報、47…個人情報、48…履歴情報、101…アクセサリID、102…コンテンツID、103…コンテンツ、104…変更フラグ。
Claims (11)
- 物品を装着可能な第1の装着部と、
第1の記憶部と、前記第1の記憶部を制御する第1のコントローラと、無線アンテナと、前記無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能な第2の記憶部と、前記無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能であり前記無線アンテナを用いて外部装置と無線通信を行う第2のコントローラと、を備える記憶装置を装着可能な第2の装着部と、
前記物品の物品識別情報を認識し、前記記憶装置へ前記物品識別情報の格納を指示する第1の制御部と、
前記記憶装置から、前記物品識別情報に対応し前記記憶装置が前記外部装置から前記無線通信により受信した設定情報を読み出し、前記設定情報に対応する動作を実行する第2の制御部と、
を具備する、電子機器。 - 前記第2の制御部は、
前記記憶装置に格納されており前記設定情報が変更されたか否かを示す変更情報を読み出し、
読み出した前記変更情報が前記設定情報が変更されたことを示す場合に、前記記憶装置から前記物品識別情報に対応する変更後の設定情報を読み出し、前記変更後の設定情報に対応する動作を実行する、
請求項1に記載の電子機器。 - メモリをさらに具備し、
前記第2の制御部は、
読み出した前記設定情報を前記メモリのうちの所定のメモリ領域に格納し、前記所定のメモリ領域に格納されている前記設定情報に基づいて前記動作を実行し、
読み出した前記変更情報が前記設定情報が変更されたことを示す場合に、前記変更後の設定情報を前記所定のメモリ領域に格納し、前記所定のメモリ領域に格納されている前記変更後の設定情報に基づいて前記動作を実行する、
請求項2に記載の電子機器。 - 前記第2の制御部は、
前記物品識別情報に対応する前記設定情報を前記記憶装置のうちの所定のメモリ領域から読み出し、読み出した前記設定情報に対応する前記動作を実行し、
前記設定情報が変更された場合に、前記物品識別情報に対応する変更後の設定情報を前記所定のメモリ領域から読み出し、読み出した前記変更後の設定情報に対応する前記動作を実行する、
請求項1に記載の電子機器。 - 前記設定情報は、前記物品識別情報に対応するコンテンツを格納する前記記憶装置の前記第1の記憶部のアドレスを含み、
前記第2の制御部は、前記設定情報に含まれる前記アドレスに基づいて、前記コンテンツを前記記憶装置から読み出し、前記コンテンツを出力する、
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 物品が装着された第1の外部装置と装着可能であって、
不揮発性メモリと、
前記不揮発性メモリを制御する第1のコントローラと、
無線アンテナと、
前記無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能なメモリと、
前記無線アンテナより供給される電力に基づいて動作可能であり、前記無線アンテナを用いて第2の外部装置と無線通信を行う第2のコントローラと、
前記不揮発性メモリと前記メモリとの間でデータのコピーまたは移動を制御する第3のコントローラと、
を具備し、
前記第1のコントローラは、第1の外部装置から格納を指示された前記物品の物品識別情報を前記不揮発性メモリに格納し、
前記第3のコントローラは、前記不揮発性メモリに格納された前記物品識別情報を前記メモリへ格納し、
前記第2のコントローラは、前記メモリに格納されている前記物品識別情報を第2の外部装置へ送信し、前記第2の外部装置から前記物品識別情報に対応する設定情報を受信し、受信した前記設定情報を前記メモリに格納し、
前記第3のコントローラは、前記メモリに格納された前記設定情報を前記不揮発性メモリへ格納する、
記憶装置。 - 前記第2のコントローラは、前記第2の外部装置から前記設定情報と前記設定情報が変更されたことを示す変更情報とを受信し、受信した前記設定情報と前記変更情報とを前記メモリに格納し、
前記第3のコントローラは、前記メモリに格納された前記設定情報と前記変更情報とを前記不揮発性メモリへ格納する、
請求項6に記載の記憶装置。 - 前記第1のコントローラは、前記不揮発性メモリに前記変更情報が格納されている場合に、前記不揮発性メモリに格納されている前記設定情報を前記第1の外部装置へ提供する、
請求項7に記載の記憶装置。 - 前記第3のコントローラは、前記メモリに格納された前記設定情報を前記不揮発性メモリのうちの所定のメモリ領域に格納し、
前記第1のコントローラは、前記所定のメモリ領域に格納されている前記設定情報を前記第1の外部装置へ提供する、
請求項6に記載の記憶装置。 - 無線通信機能を備える記憶装置と、
前記記憶装置を装着可能であり、物品を装着可能な電子機器と、
前記記憶装置と無線通信を実行可能な情報処理装置と
を具備し、
前記電子機器は、前記電子機器に対して装着した前記物品の物品識別情報を認識し、前記記憶装置へ前記物品識別情報の格納を指示し、
前記記憶装置は、前記電子機器から格納を指示された前記物品識別情報を格納し、格納した前記物品識別情報を前記無線通信により前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記記憶装置から前記無線通信により前記物品識別情報を受信し、受信した前記物品識別情報に対応する設定情報を決定し、決定した前記設定情報を前記無線通信により前記記憶装置に送信し、
前記記憶装置は、前記情報処理装置から前記無線通信により前記設定情報を受信し、受信した前記設定情報を格納し、
前記電子機器は、前記記憶装置に格納されている前記設定情報に対応する動作を実行する、
情報処理システム。 - 前記情報処理装置は、前記情報処理装置に格納されている前記情報処理装置の位置情報、カレンダー情報、個人情報、前記物品識別情報の受信履歴を含む履歴情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記設定情報を決定する、
請求項10に記載の情報処理システム。
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